JP2005082302A - 後処理方法、後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

後処理方法、後処理装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005082302A
JP2005082302A JP2003315075A JP2003315075A JP2005082302A JP 2005082302 A JP2005082302 A JP 2005082302A JP 2003315075 A JP2003315075 A JP 2003315075A JP 2003315075 A JP2003315075 A JP 2003315075A JP 2005082302 A JP2005082302 A JP 2005082302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
booklet
post
cutting
pressing
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003315075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4134854B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Wakabayashi
裕之 若林
Toshio Shida
寿夫 志田
Masaaki Uchiyama
正明 内山
Masato Hattori
真人 服部
Kenji Kawatsu
憲治 川津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2003315075A priority Critical patent/JP4134854B2/ja
Priority to US10/851,890 priority patent/US7178799B2/en
Publication of JP2005082302A publication Critical patent/JP2005082302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4134854B2 publication Critical patent/JP4134854B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

【課題】 冊子載置台上に搬送される冊子の曲がりや膨らみを修正して、断裁装置に送り込む。
【解決手段】 画像形成装置から排出される用紙Sに中折り処理と中綴じ処理を行って作製される冊子SAの小口部を断裁装置280により断裁処理して製本物を作製する後処理方法において、冊子SAを冊子載置台250上に搬送し、冊子載置台250上に搬送された冊子SAの搬送方向先端部を冊子搬送手段250の押し当て部材254により受け止め、押し当て部材254を移動させて冊子SAの搬送方向後端部を起倒可能な基準整合部材249に当接させ搬送方向の曲がりを修正し、押圧板257により冊子SAの上面を押圧した姿勢を保持したまま、断裁装置280に挿入して断裁処理を行う後処理方法。
【選択図】 図17

Description

本発明は、画像形成装置から排出される画像記録済みの用紙を、中折り処理及び中綴じ処理した後、小口部を断裁する後処理方法置、後処理装及び後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、中綴じ処理、中折り処理された冊子に対して、冊子の小口部を断裁して小口揃えを行う断裁装置を備えた後処理装置が印刷業界で実用されている。
また、近年、複写機、プリンタ等の画像形成装置により画像が形成された用紙を受容して、中綴じ処理、中折り処理を行い、週刊誌のように製本化した後、断裁装置により冊子の小口部を断裁して小口揃えをする断裁装置を備えた後処理装置が提供されている。
特許文献1に記載の断裁装置は、中綴じ処理、中折り処理された冊子を冊子載置台上に搬送して所定位置に定置し、第1押圧手段により冊子の折り部近傍を押圧し、所定時間経過後、第2押圧手段により冊子の小口部近傍を押圧した後、断裁装置により冊子の小口部を断裁して小口揃えをするものである。
従来の後処理装置では、中綴じ処理、中折り処理されて搬送されてきた冊子は、駆動回転する下側搬送ベルトと、従動回転する上側搬送ベルトにより挟持されて搬送され、冊子の搬送方向先端部がストッパに突き当たってからも一定時間、上下の搬送ベルトを回し続ける事(オーバーラン)により、冊子の先端部をストッパに突き当ててて、冊子の搬送曲がりを修正していた。
登録実用新案第2516010号公報
最近の製本システムでは、高い生産性が要望されるため、上記のオーバーランを行わせる時間を短縮させると、搬送されてきた冊子が大きく曲がっている場合、この曲がりを修正しきれない事が生じる。
また、このオーバーラン方式では、冊子が上下の搬送ベルトの間を滑りながら曲がりが修正されるため、用紙の種類によっては、皺が発生したり、汚れが付着するなどの不具合があった。
更に、上下の搬送ベルトが冊子の最外層の表紙に接しているため、押圧板で押圧する時に、表紙と搬送ベルトが滑り難く、冊子の膨らみが折り目の方向に逃げて、表紙と中身の用紙とがずれる可能性があった。これは、中身の用紙間の摩擦係数は低いため滑るが、搬送ベルトと表紙が滑り難いため、表紙と中身の用紙間でずれを生じるためである。
本発明は、中綴じ処理、中折り処理されて搬送されてきた冊子に対して、冊子載置台上において正確に曲がりを修正した後、小口部を断裁する事により、出来上がった製本の外観品質を向上させる事を目的とする。
上記の目的は、以下の本発明の後処理方法、後処理装置及び画像形成装置により達成される。
(1) 画像形成装置から排出される用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製される冊子の小口部を断裁装置により断裁処理して製本物を作製する後処理方法において、前記冊子を冊子載置台上に搬送し、前記冊子載置台上に搬送された前記冊子の搬送方向先端部を冊子搬送手段の押し当て部材により受け止め、前記押し当て部材を移動させて前記冊子の搬送方向後端部を起倒可能な基準整合部材に当接させて冊子の搬送方向の曲がりを修正し、前記基準整合部材への当接中に押圧手段により前記冊子を押圧し、当接時の姿勢を保持したまま、前記断裁装置に挿入して断裁処理を行うことを特徴とする後処理方法。
(2) 画像形成装置から排出される用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製される冊子の小口部を断裁装置により断裁処理して製本物を作製する後処理装置において、前記冊子を載置する冊子載置台と、前記冊子載置台上に載置される前記冊子の搬送方向の端部を当接可能にする基準整合部材と、前記基準整合部材に冊子を当接させる押し当て部材とから成る冊子整合手段と、前記冊子載置台上に載置された前記冊子の折り目近傍の上面を押圧する押圧手段と、前記押圧手段を用紙搬送方向に移動させる移動手段と、前記断裁装置により断裁処理された前記冊子を搬出する冊子搬送手段と、を有し、前記冊子載置台上に載置された前記冊子を前記押し当て部材により前記基準整合部材に当接した状態で、前記押圧手段及び前記移動手段により前記冊子を押圧した姿勢を保持したまま前記断裁装置に挿入して断裁処理を行うことを特徴とする後処理装置。
(3) 前記基準整合部材は、前記冊子載置台の冊子搬送路から突出及び待避可能であることを特徴とする前記(2)に記載の後処理装置。
(4) 前記冊子搬送手段は、回動可能な無端状の搬送ベルトであり、前記押し当て部材を一体に形成したことを特徴とする前記(2)に記載の後処理装置。
(5) 前記押し当て部材は、前記冊子載置台の冊子搬送路から突出及び待避可能であることを特徴とする前記(2)に記載の後処理装置。
(6) 前記押し当て部材は、前記冊子載置台上に搬送される用紙の進行方向先端部を受け止める第1作動と、前記基準整合部材に冊子を当接させる第2作動と、前記断裁装置により断裁処理された前記冊子を排出させる第3作動とを行うことを特徴とする前記(2)〜(5)の何れか1項に記載の後処理装置。
(7) 前記押し当て部材は、用紙サイズ、用紙厚さ、用紙枚数に対応して所定位置に移動して待機することを特徴とす前記(2),(5),(6)の何れか1項に記載の後処理装置。
(8) 給紙部により給送された用紙に画像情報に応じて画像処理部により画像を形成する画像形成装置に接続され、前記画像形成装置から排出される用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製された冊子を搬送して整合し、前記冊子の小口部を断裁装置により断裁処理して製本物を作製する(2)〜(7)の何れか1項に記載の後処理装置を備えて成ることを特徴とする画像形成装置。
以上述べたように、本発明の後処理装置、後処理方法及び画像形成装置により、以下の効果が得られる。
(1) 請求項1の後処理方法及び請求項2の後処理装置により、冊子載置台上に搬送される冊子の曲がりや膨らみが正確且つ速やかに修正されて、断裁装置に送り込む事ができる。また、上下の搬送ベルトによって挟持される事がないから、搬送された冊子の用紙に皺が発生したり、汚れが付着するなどの不具合が解消され、外観品質の高い製本が作製される。
(2) 請求項3の後処理装置の基準整合部材は、冊子載置台の冊子搬送路から突出及び待避可能であり、冊子の整合時にのみ起立し、冊子が冊子載置台に搬入される時や断裁処理後に搬出される時には待避するから、冊子の通過に支障する事はない。
(3) 請求項4の冊子搬送手段は、回動可能な無端状の搬送ベルトであり、冊子載置台の下方に配置され、押し当て部材のみが冊子載置台面から突出、待避可能であるから、冊子載置台上を搬送される冊子に保持押圧力が掛からず、用紙に皺が発生したり、汚れが付着するなどの不具合が解消される。
(4) 請求項5の押し当て部材は、冊子載置台の冊子搬送路から突出して回動する事により冊子を搬送し、冊子搬送後には冊子搬送路から待避可能であり、押し当て部材を搬送ベルトと一体に形成した事により、冊子搬送機構が簡単になる。
(5) 請求項6の押し当て部材は、冊子載置台上に搬送される用紙の進行方向先端部を受け止める第1作動と、基準整合部材に冊子を当接させる第2作動と、断裁装置により断裁処理された冊子を排出させる第3作動とを行うもので、簡易な機構でこれらの作動を確実且つ迅速に実施可能である。
(6) 請求項7の押し当て部材は、用紙サイズ、用紙厚さ、用紙枚数に対応して所定位置に移動して待機可能であるから、冊子の用紙条件に対応して、速やかに整合処理が行われる。
(7) 請求項8の画像形成装置により、所望のデジタル処理が高速に行われ、片面記録、両面記録、頁編集等の処理後に排出された用紙は、本発明の後処理装置により、中綴じ処理、中折り処理後に、整合処理、断裁処理が正確、且つ高速に行われ、画像形成装置の高速処理生産性に対応可能である。
以下、本発明の後処理装置、及び後処理装置を備えた画像形成装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の後処理装置、及び後処理装置を備えた画像形成装置は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
[画像形成装置]
図1は画像形成装置A、自動原稿送り装置DF、後処理装置B、大容量給紙装置LTから成る画像形成システムの全体構成図である。
図示の画像形成装置Aは、画像読取部1、画像処理部2、画像書込部3、画像形成部4、給紙カセット5A,5B,5C、手差し給紙トレイ5D、第1給紙部6A,6B,6C,6D、第2給紙部6F、定着装置7、排紙部8、自動両面コピー給紙部(ADU)8Bを備えている。
画像形成装置Aの上部には、自動原稿送り装置DFが搭載されている。画像形成装置Aの図示の左側面の排紙部8側には、後処理装置Bが連結されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿は画像読取部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとられ、CCDイメージセンサ1Aにより読み込まれる。
CCDイメージセンサ1Aにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮等の処理を経た後、画像書込部3に送られる。
画像書込部3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。給紙カセット5A〜5C、手差し給紙トレイ5D、大容量給紙装置LTから第1給紙部6A〜6Eの各々により給送された用紙Sは転写手段4Bにより画像が転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置7により定着され、排紙部8から後処理装置Bに送り込まれる。或いは搬送路切換板8Aにより自動両面コピー給紙部8Bに送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再び画像形成部4において、両面画像処理後、排紙部8から排出される。
操作部9は画像形成装置A及び後処理装置B等から成る画像形成システムの処理機能を選択設定する。
[後処理装置]
図2は後処理装置Bの用紙搬送工程を示す模式図である。図3は後処理装置Bの中折り、中綴じ処理工程の用紙搬送を示す模式図である。図4は後処装置Bの正面図、図5は右側面図、図6は左側面図である。
最初に、用紙導入から折り処理前迄の用紙搬送工程を説明する。
図2、図4に示すように、画像形成装置Aから排出された用紙Sは、後処理装置Bの入口部(搬入部)201に導入されると、入口ローラ202により挟持され、搬送路切換手段G1の上方の搬送路r1又は下方の搬送路r2の何れかに搬送される。
〈ストレート排紙〉
搬送路r1に分岐された用紙Sは、搬送ローラ203〜207により挟持されて搬送され、搬送路切換手段G2の上方の搬送路r3又は下方の搬送路r4の何れかに搬送される。
上方の搬送路r3に進行した用紙Sは、排紙ローラ208によって排出され、後処理装置Bの上部に配置されたサブ排紙トレイ(トップトレイ)209上に積載される。
下方の搬送路r4に進行した用紙Sは、搬送ローラ210〜213により挟持されて搬送され、排紙ローラ214によって排出される。
〈第1直角偏向搬送〉
搬送路切換手段G1の下方の搬送路r2に搬送された用紙Sは、ほぼ垂直に下降し、所定位置に一時停止して収納される。この停止位置において、後続の複数枚の用紙Sが重ね合わせられて収容される。
〈第2直角偏向搬送〉
収容された用紙Sは、搬送ローラ215〜218と図示しない案内板によって図2の紙面に対して直角手前方向に偏向移動されて、後処理装置B内部の前面側Bfに回り込む搬送路r5を用紙面を直立させた状態で通過し、所定位置に一時停止する。
〈第3直角偏向搬送〉
次に、用紙Sは搬送ローラ219によって垂直上方に搬送された後、水平方向に偏向され、搬送整合ベルト220、搬送ローラ221によって整合手段に向けて移動される(搬送路r6)。
〈折り処理前の整合〉
整合手段は、搬送路r6の用紙搬送方向下流側に配置され、用紙先端部を当接させて位置決めする整合部材224と、用紙Sの後端部を押圧して移動させる移動可能な整合ブロック(整合爪部)220Aとから成る。整合ブロック220Aは、搬送路r6の用紙搬送方向上流側に配置された搬送ローラ221により搬送された用紙Sの後端部を押圧して整合部材224まで移動させ、用紙先端部を整合部材224に当接させて用紙揃えを行う。
次に、後処理装置Bにおける用紙Sの中折り処理、中綴じ処理、冊子の小口断裁を具体的に説明する。
〈中折り機能〉
搬送整合ベルト220の用紙搬送方向下流側には、折り処理部230が配置されている。折り処理部230は第1折りローラ231、第2折りローラ232、第3折りローラ233、第1折り板部材234、第2折り板部材235から構成されている。
折り処理部230に到達した1枚又は複数枚の用紙Sは、互いに逆方向に回転する第1折りローラ231と第2折りローラ232、及び直進する第1折り板部材234によって挟持され、用紙搬送方向中央で用紙幅方向にわたって折り目aを形成する(図5参照)。
その後、第1折りローラ231、第2折りローラ232を逆回転させる。折り目aが形成された用紙Sは、第1折りローラ231、第2折りローラ232のニップ位置から離間されて元の水平搬送路に戻される。用紙Sは、引き続き、回動する搬送ベルト236に固定された搬送爪236A(図4参照)によって、折り目aの延長線方向(図2、図3参照)の搬送路r7に搬送され、中綴じ処理部240に送り込まれる。
このように、折り処理部230は、1乃至3枚の少数枚の用紙Sを中折り処理して、折り目aをしっかり付け、逐次、中綴じ処理部240に送り込む事により、折り目aの膨らみが少ない高品位の冊子(製本物)SAを作製する事ができる。
〈中綴じ機能〉
折り処理部230において中折り処理された用紙Sは、搬送ベルト236及び図示しない案内手段によって搬送路r7方向に進行し、中綴じ処理部240の鞍掛集積部材241上に載置される。後続の中折り処理された用紙Sも引き続き搬送路r7を通過して鞍掛集積部材241上に積載される。
鞍掛集積部材241は、ほぼ直交する2枚のガイド板から成り、装置本体に固定されている。鞍掛集積部材241の頂部近傍には、バネ付勢されて昇降可能な押圧部材241Aが受針機構244に支持された状態で配置されている。
押圧部材241Aの頂部は、上方にほぼ直角な凸形状をなし、その頂部稜線上に中折り処理された用紙Sの折り目a(図2参照)が載置される。
鞍掛集積部材241及び押圧部材241A上に載置された複数枚の用紙Sは、幅整合手段242によって位置揃えされる。
押圧部材241Aの上方には、打針機構243が固定配置されている。鞍掛集積部材241の内部には、押圧部材241Aと受針機構244が上下方向に移動可能に支持されている。
打針機構243と受針機構244とから成る二分割構造の綴じ手段は、用紙折り目方向に2組配置されている。操作部において、中綴じ処理が設定されると、受針機構244が上昇して中綴じ処理を行う。即ち、2組の綴じ手段は押圧部材241A上の冊子SAの折り目aに沿って、中央振り分け2箇所に綴じ針SPを打針する。中折り処理、中綴じ処理された冊子SAを図3の斜視図に示す。
〈冊子断裁機能〉
中綴じ処理部240において中綴じ処理された冊子SAは、揺動可能な案内部材251に支持されて一点鎖線方向に揺動されて搬送ベルト252上に載置される。搬送ベルト252の回動により冊子SAは斜め下方に搬送され、更に、傾斜状態に保持されて、回動する搬送ベルト253により移送されて所定位置に停止される。
その後、搬送ベルト253は揺動して水平状態になる。この水平状態になった搬送ベルト253上に載置された冊子SAの小口部(折り目の反対側の自由端部)は、冊子SAの用紙枚数によって不揃いになっているから、断裁装置(トリマー)280により断裁して、小口部を揃える。
断裁処理されて作製された冊子SAは、逆回転する搬送ベルト253に載置され、搬送ベルト253に固定された押し当て部材(可動整合部材)254により冊子SAの後端部が押圧された状態で搬送され、搬送ベルト253の先端部から矢示方向に落下する。落下した冊子SAは、回動する排出ベルト255により後処理装置Bの前面側Bfの外方に配置された排紙トレイ256に排出される。
[小口断裁処理]
次に、断裁装置280及び冊子搬送駆動手段の機構を詳細に説明する。
〈冊子搬送駆動手段〉
図7は冊子搬送駆動機構の全体図である。
モータM1は、搬送ベルト253を駆動ローラ回転軸253Aを中心にして揺動させて昇降させる。モータM2は、押し当て部材254と一体構成をなす搬送ベルト253を正逆回動させる。モータM3は冊子SAの折り目近傍を押圧する押圧板257を昇降させる。モータM4は移動体261を冊子搬送方向に直線移動させる(図9において詳述する)。モータM5は駆動ローラ255Aと従動ローラ255Bとを巻回する排出ベルト255の回動と、断裁屑搬送ベルト272の回動と、断裁屑収容箱276の移送部材275の移動とを行う。
図8は、冊子搬送手段250を揺動駆動させる揺動機構の断面図である。
冊子搬送手段250の搬送ベルト253は、駆動ローラ回転軸253Aを中心にして揺動可能に支持されている。冊子搬送手段250の端部(図示の右側)に一端が係止されたワイヤ258は、装置本体に回転可能に支持された中間ローラ259の外周面に沿って偏向され、プーリ260の外周面を巻回した後、ワイヤ末端がプーリ260に固定されて張設される。
プーリ260の回転軸上に固定されたギアZ14は、中間のギアZ13,Z12を介してモータM1の駆動軸に固定されたギアZ11に接続されている。
モータM1の駆動により、プーリ260が回転して、ワイヤ258を巻き上げ、冊子載置台250A、搬送ベルト253等から成る冊子搬送手段250を吊り上げ、駆動ローラ回転軸253Aを中心にして上方に揺動させて上昇させる。冊子搬送手段250の上昇位置を破線で示す。PS1は冊子搬送手段250の下限位置を検知するセンサ、PS2は冊子搬送手段250の下限位置を検知するセンサである。
冊子搬送手段250を水平位置に下降させる場合には、モータM1を逆転駆動して、プーリ260を逆回転させ、ワイヤ258の引っ張り力を解除し、冊子搬送手段250の自重により下降させる。
モータM2は、ギアZ15,Z16を介して駆動ローラ回転軸253Aを回転させ、搬送ベルト253を正逆回動させる。
〈押圧板の昇降駆動手段〉
図9は、押圧板257の昇降駆動手段と、押圧板257を支持する移動体261の冊子搬送方向移動手段とを示す断面図である。
冊子搬送方向移動手段は、移動体261に固定された冊子支持板269、昇降可能な押圧板257、及び移動体駆動手段、押圧板昇降駆動手段を有する。
モータM3は冊子SAの折り目近傍を押圧する押圧板257を昇降させる。押圧板257は移動体261の長溝部261Aに沿って昇降可能に支持されている。
図10は、押圧板257を昇降駆動させる押圧板昇降駆動手段の斜視図である。
押圧板257に一端が係止された第1のワイヤ262Aは、滑車263Aを巻回し、プーリ264Aを巻回し、更にプーリ265の外周面を複数回巻回した後、プーリ266Aを巻回し、滑車263Bを巻回した後、ワイヤ262Aの末端が押圧板257に固定されて張設される。
押圧板257に一端が係止された第2のワイヤ262Bは、プーリ264Bを巻回した後、バネ267Aの一端に接続している。バネ267Aの他端は、装置本体に係止されている。
押圧板257に一端が係止された第3のワイヤ262Cは、プーリ266Bを巻回した後、バネ267Bの一端に接続している。バネ267Bの他端は、装置本体に係止されている。
モータM3の正回転駆動により、ギアZ17,Z18を介してプーリ265が正回転し、ワイヤ262Aが巻き上げられて、滑車263A,263Bを介して押圧板257が引き上げられる。
モータM3の逆回転駆動により、プーリ265が逆回転し、ワイヤ262Aが逆方向に変位して、滑車263A,263Bを介して押圧板257が下降可能になる。押圧板257に係止されたワイヤ262Bは、バネ267Aによって付勢され、押圧板257を引き下げる。同時に、押圧板257に係止されたワイヤ262Cは、バネ267Bによって付勢され、押圧板257を引き下げる。押圧板257の下降により、冊子冊子載置台250A上に載置された冊子SAの折り目近傍が押圧される。
〈押圧板の冊子搬送方向移動駆動手段〉
図9において、モータM4は押圧板257を冊子搬送方向に直線移動させる。モータM4の駆動回転により、ギアZ21,Z22,Z23,Z24,Z25,Z26を介して駆動プーリ268Aを回転させる。駆動プーリ268Aと従動プーリ268Bとを巻回するベルト270には、移動体261が係止されている。移動体261は、冊子冊子載置台250Aに冊子搬送方向と平行に架設されたガイドバー271に摺動可能に支持されている。モータM4の駆動回転により、ベルト270が回動して、移動体261がガイドバー271に沿って往復移動する。
〈基準整合部材の駆動〉
図11は、基準整合部材249の駆動機構の断面図であり、図11(a)は、基準整合部材249が冊子載置台250Aの下方に待機した状態を示し、図11(b)は、基準整合部材249が起立して冊子載置台250Aの上方に突出した状態を示す。
基準整合部材249は、冊子載置台250Aの端部に架設された揺動軸248に固定され、揺動可能に支持されている(図7参照)。基準整合部材249は、初期状態では、冊子載置台250Aの下方に埋設された状態で待機する(図11(a)参照)。
モータM6の起動により、ギアZ19,Z20を介して扇形状のカム247を回転させる。カム247は図示の時計方向に回転して、基準整合部材249の後端部249Aを押圧し、揺動軸248を中心にして基準整合部材249の先端部を図示の一点鎖線に示す方向に揺動させ、起立させる(図11(b)参照)。センサPS3は基準整合部材249の初期位置及び起立位置を検知する。
〈断裁装置〉
図12(a)は断裁装置280の正面図、図12(b)は断裁装置280の側断面図である。
断裁装置280は、冊子搬送方向に交差する幅方向に回転しつつ直線移動する回転上刃281、冊子幅方向に固定された固定下刃282、回転上刃281の回転と直線移動を行う駆動手段、冊子SAの小口部近傍を押圧する冊子押さえ部材290(図13参照)から構成されている。
モータM7は、タイミングベルト283を介して断裁装置本体286に架設したボールネジ284を回転させ、回転上刃281を配設した回転上刃移動体285を直線移動させる。回転上刃移動体285は、初期位置センサ(HPセンサ)PS4とセンサPS5との間を直線移動する。
断裁装置本体286には、ボールネジ284の回転中心線に平行してラックギアZ31が固設されている。回転上刃移動体285に回転自在に配置されたピニオンギアZ32は、ラックギアZ31に噛み合い、回転上刃移動体285の移動により従動回転される。ピニオンギアZ32の回転により、ピニオンギアZ32を保持する駆動伝達軸287に固定されたギアZ27が回転し、ギアZ28,Z29,Z30を介して回転上刃281が回転する。従って、モータM7は、回転上刃281の直線移動と回転とを行う。回転上刃281は、バネ288に付勢され、固定下刃282に押し付けられている。
〈冊子押さえ駆動手段〉
図13は、冊子押さえ部材290の駆動手段を示す断面図である。
冊子SAの小口部近傍を押圧する冊子押さえ部材290は、カム機構で上下駆動され、押圧バネ291で冊子SAを押圧する。冊子SAの厚さの差異は複数の押圧バネ291で吸収する。
モータM8は、ギアZ33を介してピニオンギアZ34を回転させ、ピニオンギアZ34に噛み合うラックギアZ35を有する移動部材292を直線移動させる。移動部材292に穿設されたカム溝部292Aには、冊子押さえ部材290に植設されたコロ293が移動可能に嵌合している。
移動部材292の直線移動によって、カム溝部292Aがコロ293を押し下げると、コロ293を固定している移動部材292が所定の移動長さで下降して冊子SAを押圧する。
冊子押さえ部材290の昇降移動は、移動部材292のカム溝部292Aの垂直方向長さで規制される。従って、移動部材292の直線移動長をセンサPS6,PS7によって検知する事により昇降移動が制御される。
〈断裁屑の排出駆動手段〉
図14は、断裁屑の排出駆動手段の断面図である。
モータM5は排出ベルト255の回動と、断裁屑搬送ベルト272の回動と、断裁屑収容箱276の移送部材275の移動とを行う。
モータM5は、ギアZ36,Z37を介して一方向クラッチを内蔵するギアZ38に噛合している。ワイヤW1は、ギアZ38と同軸上のプーリ273Aと、プーリ273Bとを巻回する。断裁屑搬送ベルト272は、プーリ273Bと同軸上のプーリ274Aと、他方のプーリ274Bとを巻回する。
モータM5の正回転により、ギアZ36〜Z38、ワイヤW1を介して、断裁屑搬送ベルト272が矢印方向に回動される。断裁装置280によって小口部が断裁されて落下する切り屑は、図示しない落下案内板により案内されて、回動する断裁屑搬送ベルト272上に落下して移送され、断裁屑収容箱276内に収容される。
モータM5は、ギアZ36,Z37,一方向クラッチを内蔵するギアZ40、及びギアZ41,Z42を介して回転円盤277を回転させる。回転円盤277の偏芯位置に植設された軸277Aには、クランク278の一端が嵌合している。クランク278の他端は、移送部材275に接続している。移送部材275はガイドバー279に摺接して往復移動可能である。
断裁屑搬送ベルト272により搬送され、断裁屑収容箱276の入口部に落下した切り屑は、往復動する移送部材275によって断裁屑収容箱276の奥側に移送される。
モータM5により駆動される1個のギアZ39に噛み合うギアZ38には一方向クラッチCL1が内蔵され、Z39に噛み合うギアZ40には一方向クラッチCL2が内蔵されている。
断裁処理後の冊子SAを排出させる排出ベルト255の駆動、断裁屑搬送ベルト272の駆動、移送部材275の駆動は、単一のモータM5の正回転で排出ベルト255を駆動し、モータM5の逆回転で断裁屑搬送ベルト272と移送部材275とを駆動するように選択制御される。これにより、冊子SAの排出と、断裁屑搬送とを同一駆動源(モータM5)により選択して駆動制御する事が可能である。
〈排出ベルト駆動手段〉
モータM5によって回転するプーリ273Aには、ワイヤW1と異なる位置に、ワイヤW2が巻回されている。ワイヤW2は、プーリ273A、273Cと、一対のプーリ246A,246Bと、排出ベルト255の駆動ローラ255Aの回転軸に固定されたプーリ245とを巻回している。
モータM5の駆動開始により、ワイヤW2が回動され、駆動ローラ255Aの回転により、排出ベルト255が回動する。
排出ベルト255を電動又は手動によって後処理装置Bの前面側Bfに引き出すと、プーリ245,246A,246Bも駆動ローラ255Aと一体になって引き出され、破線の示す位置に移動する(図7参照)。排出ベルト255の引き出しについては、図25で説明する。
[冊子搬送工程]
図15〜図19は、中折り、中綴じ処理されて作製された冊子SAを搬送して断裁装置280に送り込む工程を示す断面図である。図20、図21は、断裁装置280により冊子SAの小口部を断裁する工程を示す断面図である。図22、図23は、断裁処理した冊子SAを排出する工程を示す断面図である。
(1) 傾斜配置された搬送ベルト252上を滑落する冊子SAは、傾斜位置に保持された冊子載置台250A上を小口部を先頭にして転送される(図15参照)。
(2) 搬送ベルト253が図示の時計方向に回動されて、押し当て部材254が用紙サイズに対応する所定位置に進行する。冊子載置台250A上を滑落する冊子SAの進行方向先端部は、押し当て部材254に当接して停止する(図16参照)。
(3) 冊子整合手段は、起倒可能な基準整合部材249と、回動可能な押し当て部材254とから成る。基準整合部材249が起立した後、押し当て部材254が更に矢印方向に進行して、冊子SAの先端部を押圧して戻し、冊子SAの後端部を起立した基準整合部材249に突き当てて冊子SAの搬送曲がりを修正して整合処理を行う(図17参照)。
(4) 図8、図10に示す駆動手段により、押圧板257を下降させて、押圧板257により冊子支持板269上に載置された冊子SAの折り目a近傍の膨らみを押圧して平坦化する(図18参照)。冊子SAを押圧した後、搬送ベルト253を逆回転し、押し当て部材254を初期位置に復帰させる。
(5) 冊子搬送手段250は、冊子SAを押圧板257と冊子支持板269とから成る押圧手段により折り目a近傍を押圧、保持したまま、傾斜位置から水平位置に揺動させる(図19参照)。
(6) 押圧板257と冊子支持板269とにより折り目a近傍を押圧、保持したまま、押圧板257と冊子支持板269とを有する押圧手段(プレスユニット)を図9に示す駆動手段により、図示左方向に移動させ、冊子SAの小口部を断裁装置280の断裁処理開口部280Aに送り込む(図20参照)。
(7) 断裁装置280の断裁位置に送り込まれた冊子SAは、折り目部近傍を押圧する押圧板257と、小口部近傍を押圧する冊子押さえ部材290とにより押圧されて平坦化された状態で、回転上刃281と固定下刃282とにより断裁処理される(図21参照)。
(8) 断裁処理後、押圧板257、冊子押さえ部材290の押圧を解除する。その後、搬送ベルト253は正回転して、押し当て部材254が冊子SAの小口部を押圧して、冊子載置台250A上を排出方向に移動させる(図22参照)。
(9) 冊子SAの小口部が、搬送ベルト253の図示右端近傍で、押し当て部材254の旋回位置を通過すると、押し当て部材254により押し出されて、冊子搬送手段250上から落下する。落下した冊子SAは、回動する排出ベルト255の上方に放出され、先行の冊子SAの上面に鱗状に積載される。
小サイズの冊子SAを少数部数積載する場合では、後処理装置Bの前面側Bfの扉を開いて、取り出す事が出来る(図23参照)。
(10) 一般に、中折り処理及び中綴じ処理されて作製された冊子SAは、紙種や用紙枚数によって膨らみが異なる。用紙枚数が多い冊子SAは膨らみ易い。この分厚い冊子SAを断裁処理後に、搬送ベルト253により搬送して排出ベルト255上に放出して載置する時に、排出ベルト255上に載置された先行の冊子SAの膨らみに摺接して摩擦抵抗となり、鱗状に整然と積載されない場合がある。
図24は、冊子搬送手段250の傾斜角度を可変にする説明図である。
そのような場合、冊子搬送手段250を、図8に示す昇降手段によりワイヤ258を巻き上げて、搬送部を駆動ローラ回転軸253Aを中心にして図示右側の排出側を持ち上げた状態に設定する。
冊子搬送手段250上を搬送される冊子SAは、図23に示す水平搬送よりやや上方に放出されて、排出ベルト255上に載置される。従って、後続の冊子SAは先行の冊子SAの上方から積載され、冊子間の摩擦抵抗が減少されるから、鱗状に整然と積載される。
用紙枚数が少ない冊子SAの場合には、冊子搬送手段250を駆動ローラ回転軸253Aを中心にして図示右側の排出側を下げた状態に設定する。
冊子搬送手段250の上昇及び下降は、操作部9において、紙種や用紙枚数の設定により制御される。
(11) 図25(a)は、排出ベルト255が後処理装置Bに収容された状態を示す断面図である。図25(b)は、排出ベルト255が後処理装置Bの前面側Bfの前方に引き出された状態を示す断面図である。
排出ベルト255は、後処理装置Bの前面側Bfの前方に引き出し可能である。即ち、排出ベルト255を支持する図示しない枠体の一部を把持して前方に引き出せば、枠体は後処理装置Bの本体に支持されたスライドレール295に摺接して移動する。
枠体の移動により、排出ベルト255を巻回する駆動ローラ255Aも一体となって移動し、駆動ローラ255Aの回転軸に固定されたプーリ245も一体となって移動する。駆動ローラ255Aが移動しても、モータM5の駆動によってプーリ245を巻回するワイヤW2が回動して、駆動ローラ255Aを駆動回転させる事ができる。
(12) 図26は、排出ベルト255上に冊子SAが堆積された状態を示す断面図である。上方の搬送ベルト253から排出されて落下する冊子SAは、下方の排出ベルト255上に載置される。回動する排出ベルト255は、搬送ベルト253から排出されて落下する冊子SAを順次受け取って、鱗状に積載し、後処理装置Bの前面側Bfの前方に送り出す。操作者は送り出された冊子SAを逐次取り出す事が出来る。これにより、排出ベルト255を後処理装置Bの前面側Bfより前方に引き出して回動可能にする。
(13) 図26に示すように、断裁装置280の回転上刃281と固定下刃282によって断裁された冊子SAの小口部から落下する断裁屑は、図14に示すモータM5及び駆動手段により回動する下方の断裁屑搬送搬送ベルト272上に載置されて図示の右方向に搬送され、プーリ274B近傍において放出されて落下し、下方の断裁屑収容箱276の開口部276Aに投入される。
図14に示すモータM5及び駆動手段は、移送部材275をガイドバー279に沿って往復移動させる。断裁屑収容箱276の開口部276A近傍に堆積された断裁屑は、移送部材275の図示の破線で示す右方向に移送され、断裁屑収容箱276の奥側に逐次移送される。断裁屑収容箱276内の断裁屑が満杯になったことをセンサPS8により検知すると、後処理装置Bの駆動の停止又は警告発生をする。操作者は新規の断裁屑収容箱276と交換するか、断裁屑収容箱276内の断裁屑を廃棄して断裁屑収容箱276を再使用する。
なお、本発明の実施の形態では、複写機本体に接続した中折り、中綴じ機能を有する後処理装置について説明したが、中綴じを先行処理した後に中折り処理する後処理装置や、軽印刷機に接続された製本装置にも、本発明の用紙折り装置を備えた後処理装置に選択的に接続して、多目的、多機能の後処理を一貫して処理することも可能である。
また、軽印刷機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に接続して使用する後処理装置にも適用可能である。
更に、画像形成装置から分離した単独の形態の後処理装置として各種折り処理を実施することも可能である。
画像形成装置、自動原稿送り装置、後処理装置、大容量給紙装置から成る画像形成システムの全体構成図。 後処理装置の用紙搬送工程を示す模式図。 後処理装置の中折り、中綴じ処理工程の用紙搬送を示す模式図。 後処理装置の正面図。 後処理装置の右側面図。 後処理装置の左側面図。 冊子搬送駆動機構の全体図。 冊子載置台と搬送ベルトを揺動駆動させる昇降手段の断面図。 押圧板の昇降駆動手段と、押圧板を支持する移動体の冊子搬送方向移動駆動手段とを示す断面図。 押圧板を昇降駆動させる昇降駆動手段の斜視図。 基準整合部材の駆動機構の断面図。 断裁装置の正面図、及び側断面図。 冊子押さえ部材の駆動手段を示す断面図。 断裁屑の排出駆動手段の断面図。 中折り、中綴じ処理されて作製された冊子を搬送して断裁装置に送り込む工程を示す断面図。 冊子を断裁装置に送り込む工程を示す断面図。 冊子を断裁装置に送り込む工程を示す断面図。 冊子を断裁装置に送り込む工程を示す断面図。 冊子を断裁装置に送り込む工程を示す断面図。 断裁装置により冊子の小口部を断裁する工程を示す断面図。 断裁装置により冊子の小口部を断裁する工程を示す断面図。 断裁処理した冊子を排出する工程を示す断面図。 断裁処理した冊子を排出する工程を示す断面図。 冊子載置台及び搬送ベルトから成る搬送部の傾斜角度を可変にする説明図。 排出ベルトが後処理装置に収容された状態を示す断面図、及び排出ベルトが後処理装置の前面側の前方に引き出された状態を示す断面図。 排出ベルト上に冊子が堆積された状態を示す断面図。
符号の説明
230 折り処理部
240 中綴じ処理部
247 カム
249 基準整合部材
250 冊子載置台
252,253 搬送ベルト
254 押し当て部材(可動整合部材)
255 排出ベルト
257 押圧板
261 移動体
280 断裁装置(トリマー)
290 冊子押さえ部材
291 押圧バネ
292 移動部材
A 画像形成装置
B 後処理装置
SA 冊子(製本物)

Claims (8)

  1. 画像形成装置から排出される用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製される冊子の小口部を断裁装置により断裁処理して製本物を作製する後処理方法において、
    前記冊子を冊子載置台上に搬送し、
    前記冊子載置台上に搬送された前記冊子の搬送方向先端部を冊子搬送手段の押し当て部材により受け止め、
    前記押し当て部材を移動させて前記冊子の搬送方向後端部を起倒可能な基準整合部材に当接させて冊子の搬送方向の曲がりを修正し、
    前記基準整合部材への当接中に押圧手段により前記冊子を押圧し、当接時の姿勢を保持したまま、前記断裁装置に挿入して断裁処理を行うことを特徴とする後処理方法。
  2. 画像形成装置から排出される用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製される冊子の小口部を断裁装置により断裁処理して製本物を作製する後処理装置において、
    前記冊子を載置する冊子載置台と、
    前記冊子載置台上に載置される前記冊子の搬送方向の端部を当接可能にする基準整合部材と、
    前記基準整合部材に冊子を当接させる押し当て部材とから成る冊子整合手段と、
    前記冊子載置台上に載置された前記冊子の折り目近傍の上面を押圧する押圧手段と、
    前記押圧手段を用紙搬送方向に移動させる移動手段と、
    前記断裁装置により断裁処理された前記冊子を搬出する冊子搬送手段と、を有し、
    前記冊子載置台上に載置された前記冊子を前記押し当て部材により前記基準整合部材に当接した状態で、前記押圧手段及び前記移動手段により前記冊子を押圧した姿勢を保持したまま前記断裁装置に挿入して断裁処理を行うことを特徴とする後処理装置。
  3. 前記基準整合部材は、前記冊子載置台の冊子搬送路から突出及び待避可能であることを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
  4. 前記冊子搬送手段は、回動可能な無端状の搬送ベルトであり、前記押し当て部材を一体に形成したことを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
  5. 前記押し当て部材は、前記冊子載置台の冊子搬送路から突出及び待避可能であることを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
  6. 前記押し当て部材は、前記冊子載置台上に搬送された用紙の進行方向先端部を受け止める第1作動と、前記基準整合部材に前記冊子を当接させる第2作動と、前記断裁装置により断裁処理された冊子を排出させる第3作動とを行うことを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の後処理装置。
  7. 前記押し当て部材は、用紙サイズ、用紙厚さ、用紙枚数に対応して所定位置に移動して待機することを特徴とする請求項2,5,6の何れか1項に記載の後処理装置。
  8. 給紙部により給送された用紙に画像情報に応じて画像形成部により画像を形成する画像形成装置に接続され、
    前記画像形成装置から排出される用紙に中折り処理と中綴じ処理を行って作製された冊子を搬送して整合し、前記冊子の小口部を断裁装置により断裁処理して製本物を作製する請求項2〜7の何れか1項に記載の後処理装置を備えて成ることを特徴とする画像形成装置。
JP2003315075A 2003-09-08 2003-09-08 後処理方法、後処理装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP4134854B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315075A JP4134854B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 後処理方法、後処理装置及び画像形成装置
US10/851,890 US7178799B2 (en) 2003-09-08 2004-05-21 Post processing device with saddle support

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315075A JP4134854B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 後処理方法、後処理装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005082302A true JP2005082302A (ja) 2005-03-31
JP4134854B2 JP4134854B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=34415443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003315075A Expired - Fee Related JP4134854B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 後処理方法、後処理装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4134854B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018396A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
KR100949617B1 (ko) * 2007-01-31 2010-03-26 캐논 가부시끼가이샤 시트 처리 장치
JP2013119128A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Toppan Forms Co Ltd 製本装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7091008B1 (en) 1994-07-01 2006-08-15 The Board Of Regents Of The University Of Oklahoma Hyaluronan synthase genes and expression thereof in Bacillus hosts
US20060188966A1 (en) 1998-04-02 2006-08-24 Deangelis Paul L Natural, chimeric and hybrid glycosaminoglycan polymers and methods of making and using same
JP2013014388A (ja) 2011-06-30 2013-01-24 Ricoh Co Ltd スキュー補正装置、画像形成システム及びスキュー補正方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100949617B1 (ko) * 2007-01-31 2010-03-26 캐논 가부시끼가이샤 시트 처리 장치
JP2010018396A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP2013119128A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Toppan Forms Co Ltd 製本装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4134854B2 (ja) 2008-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3849334B2 (ja) シート断裁方法、シート断裁装置、シート後処理装置及び画像形成装置
US6532856B2 (en) Paper cutting apparatus and image forming apparatus
JP3918545B2 (ja) 用紙後処理方法及び用紙後処理装置
JP4756584B2 (ja) 製本装置およびこれを用いた画像形成システム
CN1724326A (zh) 薄片处理装置和设有它的图像形成装置
JP2009007117A (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP3832126B2 (ja) 画像形成システム
JP2005212991A (ja) 用紙処理装置及び用紙処理方法
US20050147487A1 (en) Post-processing apparatus and image-forming system
JP2005126237A (ja) 後処理装置及び画像形成システム
US7328893B2 (en) Finisher and image forming apparatus equipped therewith
US7178799B2 (en) Post processing device with saddle support
JP2005041658A (ja) 用紙折り装置、用紙折り方法及び後処理装置
JP4134854B2 (ja) 後処理方法、後処理装置及び画像形成装置
JP3777902B2 (ja) 後処理装置及び画像形成システム
JP2003341930A (ja) 用紙後処理方法及び用紙後処理装置
JP2005089022A (ja) 後処理方法、後処理装置及び画像形成装置
JP3799855B2 (ja) 後処理装置及び画像形成システム
JP2002012364A (ja) 用紙後処理装置を備えた画像形成装置
JP4321341B2 (ja) 用紙後処理装置及び画像形成装置
JP2005088090A (ja) 後処理装置及び画像形成装置
JP4079141B2 (ja) 用紙後処理装置、及び用紙後処理装置を備えた画像形成装置
JP4196905B2 (ja) 用紙断裁装置及び画像形成装置
JP4135590B2 (ja) 後処理装置
JP4134839B2 (ja) 後処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080520

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees