JP2005077421A - 感光ドラム装置 - Google Patents
感光ドラム装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005077421A JP2005077421A JP2003209522A JP2003209522A JP2005077421A JP 2005077421 A JP2005077421 A JP 2005077421A JP 2003209522 A JP2003209522 A JP 2003209522A JP 2003209522 A JP2003209522 A JP 2003209522A JP 2005077421 A JP2005077421 A JP 2005077421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- sliding contact
- grease
- photosensitive drum
- drum shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
【課題】ドラム軸の削れや、異音等の発生を抑制でき、低コストで寿命の長い感光ドラム装置を提供する。
【解決手段】感光ドラム装置10であって、筒体状の感光ドラム11と、この感光ドラム11の両端の開口部に嵌合して装着された一対のドラムフランジ12と、これらドラムフランジ12の中心に貫通するドラム軸13と、ドラムフランジ12に設けられた一対の摺動接点部材14と、ドラムフランジ12における摺動接点部材14が突設された側面に突設されたグリース案内用突片15と、を備え、グリース案内用突片15が摺接領域からはみだした導電性グリース17を案内するように設定されている。
【選択図】 図1
【解決手段】感光ドラム装置10であって、筒体状の感光ドラム11と、この感光ドラム11の両端の開口部に嵌合して装着された一対のドラムフランジ12と、これらドラムフランジ12の中心に貫通するドラム軸13と、ドラムフランジ12に設けられた一対の摺動接点部材14と、ドラムフランジ12における摺動接点部材14が突設された側面に突設されたグリース案内用突片15と、を備え、グリース案内用突片15が摺接領域からはみだした導電性グリース17を案内するように設定されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、或いはこれらの機能を併有した複合機等の画像形成装置に適用される感光ドラム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真技術を用いた画像形成装置に備えられた感光ドラム装置としては、図5に示すように、筒体状の感光ドラム1の両端にドラムフランジ2が嵌合、装着され、このドラムフランジ2に、画像形成装置本体側に固定されたドラム軸3が貫通されているものがある。この感光ドラム1は、表面に光導電層を有したものであり、この光導電層をアースする必要がある。このため、ドラムフランジ2に設けた導電性を有する摺動接点部材4を介して光導電層とドラム軸3とを短絡させている。この摺動接点部材4は、ドラム軸3と摺接することにより電気的に導通を図っている。また、感光ドラム1及びドラムフランジ2の回転に伴い、摺動接点部材4とドラム軸3との間には摺動性をよくするために、導電性グリース5が塗布されている。この摺動接点部材4としては、含油焼結ブッシュやSUS等の板金が用いられている。
【0003】
このようにドラム軸3に導電性グリース5を留める構造としては、図5に示すように、ドラム軸3の周面に溝6を周回して形成し、この溝6内に導電性グリースを塗布した状態でドラムフランジ2に貫通させたものがある。このように、溝6内に導電性グリース5を塗布しておくことにより、ドラム軸3をドラムフランジ2に挿入する際に、ドラムフランジ2のドラム軸挿入口の端縁で導電性グリース5が掻き取られず、摺動接点部材とドラム軸との間に導電性グリース5を供給できるようにしている。
【0004】
この他に、摺接部にグリース等の潤滑剤を留めるための技術として、ドラム軸の摺動接点部材と摺接する部分に溝状の小径部を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
また、感光ドラム装置としては、摺動接点部材とドラム軸との間にグリースを用いないものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−95428号公報(第3頁、図2)
【特許文献2】
特開平8−305256号公報(第4頁、図3)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では以下に説明するような問題点があった。すなわち、摺動接点部材として含油焼結ブッシュを用いた場合、感光ドラムは安定してアースをとることができるが、含油焼結ブッシュのコストが高く感光ドラム装置全体がコスト高となる問題点があった。
【0008】
また、摺動接点部材にSUS等の板金を用いた場合、動作時間が長くなるに従い、接点部から導電性グリースが離れてしまいドラム軸と摺動接点部材との摺接部で、ドラム軸の削れや、異音が発生するという問題点があった。また、図5に示した感光ドラム装置では、ドラム軸3に形成した溝6が摺動接点部材4と離れた位置であるため、摺動接点部材4とドラム軸3との摺接部に直接導電性グリース5を供給することができないものであった。
【0009】
さらに、上記特許文献1に開示された感光ドラム装置では、ドラム軸と摺動接点部材の摺接部に小径部を設けているため、この摺接部に直接導電性グリースを溜めることができる。しかし、この感光ドラム装置では、摺動接点部材とドラム軸との間の隙間以外にも導電性グリースが溜まってしまうため、摺動接点部材がドラム軸の周りを回転することにより余剰の導電性グリースが摺動接点部材により飛散される可能性がある。このため、摺動接点部材が摺接するドラム軸の摺接部に小径部を設ける構造は、ドラムの回転が高速化する感光ドラム装置に適用することが困難であった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、ドラム軸の削れや、異音等の発生を抑制でき、低コストで寿命の長い感光ドラム装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、感光ドラムの両端にドラムフランジが嵌合され、該ドラムフランジの回転中心に、導電性を有するドラム軸が貫通され、前記感光ドラム及び前記ドラムフランジが前記ドラム軸に対して回転可能に軸支され、前記ドラムフランジの側面に、前記感光ドラムに導通し且つ前記ドラム軸に導電性グリースを介して摺接する摺動接点部材が突設された感光ドラム装置に関するものである。この発明に係る感光ドラム装置は、前記ドラムフランジの前記側面に、前記ドラム軸の周面に沿って突出するグリース案内用突片が突設され、該グリース案内用突片は、前記ドラム軸における前記摺動接点部材が摺接する摺接領域に、前記ドラム軸に対しての回転に伴い該摺接領域からはみだした導電性グリースを案内することを特徴としている。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の感光ドラム装置に関するものである。この発明に係る感光ドラム装置は、前記グリース案内用突片が、前記ドラム軸の周面に摺接若しくは近接して配置されていることを特徴としている。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載された感光ドラム装置に関するものである。この発明に係る感光ドラム装置は、前記グリース案内用突片の自由端における、前記ドラム軸に対する回転方向の下流側の部分に導電性グリースを案内するテーパ面が形成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る感光ドラム装置は、感光ドラムの両端に、ドラムフランジが嵌合され、これらドラムフランジの回転中心に導電性を有するドラム軸が貫通され、感光ドラム及びドラムフランジがドラム軸に対して回転可能に軸支され、ドラムフランジの側面に、感光ドラムに導通し且つドラム軸に導電性グリースを介して摺接する摺動接点部材が突設された構成において、ドラムフランジの側面に、ドラム軸の周面に沿って突出するグリース案内用突片が突設されている。そして、この発明は、グリース案内用突片が、ドラム軸における摺動接点部材が摺接する周面領域に、ドラム軸に対しての回転に伴い周面領域からはみだした導電性グリースを案内するように設定されていることを要旨としている。
【0015】
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置の詳細を図面に基づいて具体的に説明する。なお、図1は感光ドラム装置の要部を示す斜視図、図2は感光ドラム装置を回転軸で切断した状態を示す要部断面図、図3は要部側面図、図4は要部断面図である。ただし、図面は模式的なものであり、各部材の寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
【0016】
(感光ドラム装置の概略構成)
図1及び図2に示すように、感光ドラム装置10は、筒体状の感光ドラム11と、この感光ドラム11の両端の開口部に嵌合して装着された一対のドラムフランジ12と、これらドラムフランジ12の中心に貫通するドラム軸13と、ドラムフランジ12に設けられた一対の摺動接点部材14と、ドラムフランジ12における摺動接点部材14が突設された側面に突設されたグリース案内用突片15と、を備えて大略構成されている。
【0017】
(感光ドラムの構成)
感光ドラム11は、例えばアルミニウム等の導電性金属の筒体の表面に、光導電層、保護層が順次コーティングされてなる。
【0018】
(ドラムフランジの構成)
ドラムフランジ12は、絶縁性樹脂で成形されたものであり、外観は略円柱形状であり内部には軸方向に延びる複数の空間が形成されている。なお、本実施の形態では、ドラムフランジ12に空間が形成されているが、これに限定されるものではなく、実質的には感光ドラム11に嵌合して装着ができる略円柱形状若しくは略円板形状であればよい。
【0019】
このドラムフランジ12の周面における感光ドラム11と嵌合する一方側の部分には、感光ドラム11の内径と略同一の外径に形成された嵌合筒部12Aが形成されている。この嵌合筒部12Aは、ドラムフランジ12の周面の軸方向の略半分の位置まで形成されており、この周面の他の半分の領域には、図示しない画像形成装置本体側の回転駆動機構から回転駆動力が伝達される歯車部12Bが周回して形成されている。
【0020】
そして、これらドラムフランジ12の中心には、ドラム軸13が挿入される軸受け穴12Cが形成されている。なお、図示しないが、対向する一対のドラムフランジ12の間のドラム軸13に導電性グリース17を補給するための開口が適宜設けられている。
【0021】
また、少なくとも一方のドラムフランジ12における感光ドラム11と嵌合する側の面には、摺動接点部材14がドラム軸13に摺接するように突設されている。なお、一対の摺動接点部材14は、ドラム軸13を挟んで互いに反対側に位置するように設けられている。
【0022】
特に、本実施の形態においては、ドラムフランジ12における摺動接点部材14が突設される面に、摺動接点部材14に干渉しない位置にグリース案内用突片15が一体に形成されている。
【0023】
(摺動接点部材の構造)
摺動接点部材14は、SUS等の導電性材料でなる細長い板状の部材である。図1及び図2に示すように、摺動接点部材14は、基端側がドラムフランジ12の側面に固定されると共に、感光ドラム11の光導電層に導通するように接続されている。
【0024】
また、摺動接点部材14の自由端側は、ドラム軸13側へ向けて湾曲する湾曲部14Aが形成されている。そして、この湾曲部14Aの頂部が、ドラム軸13に摺接するようになっている。このように摺動接点部材14は、ドラム軸13と摺接することにより電気的に導通を図っている。
【0025】
そして、感光ドラム11及びドラムフランジ12の回転に伴い、摺動接点部材14とドラム軸3との間には摺動性をよくするために、導電性グリース17が塗布されている。
【0026】
(グリース案内用突片の構造)
図1及び図2に示すように、グリース案内用突片15は、ドラムフランジ12に一体的に形成されたものでありドラムフランジ12の一部である。このグリース案内用突片15は、ドラムフランジ12の軸受け穴12Cの一端側(摺動接点部材14が形成された側)から突出するように延在されている。
【0027】
このグリース案内用突片15は板状体であり、ドラム軸13に対向する面はドラム軸13の周面の曲率と同一に設定されこの周面に摺接するように形成されている。なお、本実施の形態では、グリース案内用突片15をドラム軸13と摺接(密接)するように設定したが、すなわちグリース案内用突片15とドラム軸13とのクリアランスを0としたが、僅かにクリアランスを設定してもよい。
【0028】
また、このグリース案内用突片15の自由端部における、ドラム軸13に対してドラムフランジ12が回転する方向Aの下流側には、導電性グリース17を案内するテーパ面15Aが形成されている。
【0029】
そして、グリース案内用突片15におけるドラムフランジ12側面からの先端位置までの突出長さは、ドラムフランジ12側面から、摺動接点部材14がドラム軸13と接触する位置までの長さより僅かに短くなるように設定されている。
【0030】
(ドラム軸の構造)
本実施の形態に係る感光ドラム装置10に用いたドラム軸13は、導電性グリース17を溜める構造を有している。すなわち、図1〜図3に示すように、ドラム軸13の周面に溝16が周回して形成され、この溝16内に導電性グリース17が塗布されるようになっている。なお、ドラム軸13に形成された溝16は、摺動接点部材14が摺接する部分には形成されていないが、この摺接部の近傍に形成されている。
【0031】
このように、ドラム軸13の溝16内に導電性グリース17を塗布しておくことにより、図1に太い矢印で示す方向に向けて、ドラム軸13をドラムフランジ12に挿入する際に、ドラムフランジ12の軸受け穴12Cの端縁で導電性グリース17が掻き取られず、摺動接点部材14とドラム軸13との間に導電性グリース17を二次的に供給できるようにしている。すなわち、ドラム軸13における摺動接点部材14との摺接部の近傍に溝16を形成したことにより、この溝16に溜められた導電性グリース17が少しずつドラム軸13の周面に沿って展開して摺接部に補給されるようになっている。
【0032】
(感光ドラム装置の作用・動作)
上述した感光ドラム装置10は、以下に説明するような作用・動作を有する。先ず、ドラムフランジ12の軸受け穴12Cにドラム軸13を挿入するときに、ドラム軸13に形成した溝16内に導電性グリース17を塗布しておくことにより、軸受け穴12Cの端縁で導電性グリース17を掻き取られることなく、感光ドラム装置10の組み立てを行うことができる。
【0033】
また、ドラムフランジ12にドラム軸13を挿入していくと、ドラム軸13の溝16に摺動接点部材14の湾曲部14Aが所定のバネ力にて接触する。その後、さらにドラム軸13を送り込むと溝16から摺動接点部材14の湾曲部14Aがずれて摺接位置に移動する。この際、湾曲部14Aは、溝16内の導電性グリース17を適量だけ掻きだして、ドラム軸13と摺動接点部材14との間に介在される導電性グリース17を配置させることができる。
【0034】
そして、画像形成装置本体に装着された感光ドラム装置10は、画像形成装置の稼働に伴い、図示しない回転駆動機構からドラムフランジ12の歯車部12Bに回転力が伝達される。このとき、ドラムフランジ12及び感光ドラム11は、図1に示す矢印Aの方向に回転する。この回転に伴って、グリース案内用突片15もドラム軸13に摺接しつつ矢印Aの方向に回転する。すると、グリース案内用突片15のテーパ面15Aによってドラム軸13の周面に付着している導電性グリース17は傾斜に沿ってグリース案内用突片15の先端へ向けて案内される。
【0035】
そして、グリース案内用突片15によって先端へ案内された導電性グリース17は、テーパ面15Aでの拘束から外れることにより、ドラム軸13の周面に付着する。このように案内された導電性グリース17は、摺動接点部材14の回転動作により摺動接点部材14とドラム軸13との間の潤滑剤及び導電部材としての作用を奏する。
【0036】
上述のように、本実施の形態に係る感光ドラム装置10では、摺動接点部材14とドラム軸13との摺接領域から離れた導電性グリース17を、グリース案内用突片15で受け止めて、再度、摺接領域へ供給することができるため、導電性グリース17が摺接領域から離れることにより発生するドラム軸13の削れや、異音等の発生を抑制することができる。
【0037】
また、本実施の形態では、SUS等の低コストな摺動接点部材14を用いることができるため、寿命の長い低コストな感光ドラム装置10を実現している。
【0038】
(その他の実施の形態)
上述の本発明の実施の形態の開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態及び運用技術が明らかとなろう。
【0039】
例えば、上述の実施の形態では、グリース案内用突片15にテーパ面15Aを形成したが、単に矩形状の突片としても導電性グリース17を捕捉、案内する作用を奏することができる。
【0040】
また、上述の実施の形態では、一対の摺動接点部材14をドラムフランジ12に設けたが、これに限定されるものではない。
【0041】
さらに、上述の実施の形態では、グリース案内用突片15が、ドラムフランジ12に一体的に形成されたものであるが、別体として形成したものをドラムフランジ12に固定した構成としても勿論よい。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、ドラム軸の削れや、異音等の発生を抑制でき、低コストで寿命の長い感光ドラム装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置の要部斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置の要部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置の要部側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置におけるドラム軸13とグリース案内用突片と摺動接点部材との位置関係を示す部分断面図である。
【図5】従来の感光ドラム装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
10……感光ドラム装置、11……感光ドラム、12……ドラムフランジ、13……ドラム軸、14……摺動接点部材、14A……湾曲部、15……グリース案内用突片、15A……テーパ面、16……溝、17……導電性グリース
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、或いはこれらの機能を併有した複合機等の画像形成装置に適用される感光ドラム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真技術を用いた画像形成装置に備えられた感光ドラム装置としては、図5に示すように、筒体状の感光ドラム1の両端にドラムフランジ2が嵌合、装着され、このドラムフランジ2に、画像形成装置本体側に固定されたドラム軸3が貫通されているものがある。この感光ドラム1は、表面に光導電層を有したものであり、この光導電層をアースする必要がある。このため、ドラムフランジ2に設けた導電性を有する摺動接点部材4を介して光導電層とドラム軸3とを短絡させている。この摺動接点部材4は、ドラム軸3と摺接することにより電気的に導通を図っている。また、感光ドラム1及びドラムフランジ2の回転に伴い、摺動接点部材4とドラム軸3との間には摺動性をよくするために、導電性グリース5が塗布されている。この摺動接点部材4としては、含油焼結ブッシュやSUS等の板金が用いられている。
【0003】
このようにドラム軸3に導電性グリース5を留める構造としては、図5に示すように、ドラム軸3の周面に溝6を周回して形成し、この溝6内に導電性グリースを塗布した状態でドラムフランジ2に貫通させたものがある。このように、溝6内に導電性グリース5を塗布しておくことにより、ドラム軸3をドラムフランジ2に挿入する際に、ドラムフランジ2のドラム軸挿入口の端縁で導電性グリース5が掻き取られず、摺動接点部材とドラム軸との間に導電性グリース5を供給できるようにしている。
【0004】
この他に、摺接部にグリース等の潤滑剤を留めるための技術として、ドラム軸の摺動接点部材と摺接する部分に溝状の小径部を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
また、感光ドラム装置としては、摺動接点部材とドラム軸との間にグリースを用いないものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−95428号公報(第3頁、図2)
【特許文献2】
特開平8−305256号公報(第4頁、図3)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では以下に説明するような問題点があった。すなわち、摺動接点部材として含油焼結ブッシュを用いた場合、感光ドラムは安定してアースをとることができるが、含油焼結ブッシュのコストが高く感光ドラム装置全体がコスト高となる問題点があった。
【0008】
また、摺動接点部材にSUS等の板金を用いた場合、動作時間が長くなるに従い、接点部から導電性グリースが離れてしまいドラム軸と摺動接点部材との摺接部で、ドラム軸の削れや、異音が発生するという問題点があった。また、図5に示した感光ドラム装置では、ドラム軸3に形成した溝6が摺動接点部材4と離れた位置であるため、摺動接点部材4とドラム軸3との摺接部に直接導電性グリース5を供給することができないものであった。
【0009】
さらに、上記特許文献1に開示された感光ドラム装置では、ドラム軸と摺動接点部材の摺接部に小径部を設けているため、この摺接部に直接導電性グリースを溜めることができる。しかし、この感光ドラム装置では、摺動接点部材とドラム軸との間の隙間以外にも導電性グリースが溜まってしまうため、摺動接点部材がドラム軸の周りを回転することにより余剰の導電性グリースが摺動接点部材により飛散される可能性がある。このため、摺動接点部材が摺接するドラム軸の摺接部に小径部を設ける構造は、ドラムの回転が高速化する感光ドラム装置に適用することが困難であった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、ドラム軸の削れや、異音等の発生を抑制でき、低コストで寿命の長い感光ドラム装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、感光ドラムの両端にドラムフランジが嵌合され、該ドラムフランジの回転中心に、導電性を有するドラム軸が貫通され、前記感光ドラム及び前記ドラムフランジが前記ドラム軸に対して回転可能に軸支され、前記ドラムフランジの側面に、前記感光ドラムに導通し且つ前記ドラム軸に導電性グリースを介して摺接する摺動接点部材が突設された感光ドラム装置に関するものである。この発明に係る感光ドラム装置は、前記ドラムフランジの前記側面に、前記ドラム軸の周面に沿って突出するグリース案内用突片が突設され、該グリース案内用突片は、前記ドラム軸における前記摺動接点部材が摺接する摺接領域に、前記ドラム軸に対しての回転に伴い該摺接領域からはみだした導電性グリースを案内することを特徴としている。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の感光ドラム装置に関するものである。この発明に係る感光ドラム装置は、前記グリース案内用突片が、前記ドラム軸の周面に摺接若しくは近接して配置されていることを特徴としている。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載された感光ドラム装置に関するものである。この発明に係る感光ドラム装置は、前記グリース案内用突片の自由端における、前記ドラム軸に対する回転方向の下流側の部分に導電性グリースを案内するテーパ面が形成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る感光ドラム装置は、感光ドラムの両端に、ドラムフランジが嵌合され、これらドラムフランジの回転中心に導電性を有するドラム軸が貫通され、感光ドラム及びドラムフランジがドラム軸に対して回転可能に軸支され、ドラムフランジの側面に、感光ドラムに導通し且つドラム軸に導電性グリースを介して摺接する摺動接点部材が突設された構成において、ドラムフランジの側面に、ドラム軸の周面に沿って突出するグリース案内用突片が突設されている。そして、この発明は、グリース案内用突片が、ドラム軸における摺動接点部材が摺接する周面領域に、ドラム軸に対しての回転に伴い周面領域からはみだした導電性グリースを案内するように設定されていることを要旨としている。
【0015】
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置の詳細を図面に基づいて具体的に説明する。なお、図1は感光ドラム装置の要部を示す斜視図、図2は感光ドラム装置を回転軸で切断した状態を示す要部断面図、図3は要部側面図、図4は要部断面図である。ただし、図面は模式的なものであり、各部材の寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
【0016】
(感光ドラム装置の概略構成)
図1及び図2に示すように、感光ドラム装置10は、筒体状の感光ドラム11と、この感光ドラム11の両端の開口部に嵌合して装着された一対のドラムフランジ12と、これらドラムフランジ12の中心に貫通するドラム軸13と、ドラムフランジ12に設けられた一対の摺動接点部材14と、ドラムフランジ12における摺動接点部材14が突設された側面に突設されたグリース案内用突片15と、を備えて大略構成されている。
【0017】
(感光ドラムの構成)
感光ドラム11は、例えばアルミニウム等の導電性金属の筒体の表面に、光導電層、保護層が順次コーティングされてなる。
【0018】
(ドラムフランジの構成)
ドラムフランジ12は、絶縁性樹脂で成形されたものであり、外観は略円柱形状であり内部には軸方向に延びる複数の空間が形成されている。なお、本実施の形態では、ドラムフランジ12に空間が形成されているが、これに限定されるものではなく、実質的には感光ドラム11に嵌合して装着ができる略円柱形状若しくは略円板形状であればよい。
【0019】
このドラムフランジ12の周面における感光ドラム11と嵌合する一方側の部分には、感光ドラム11の内径と略同一の外径に形成された嵌合筒部12Aが形成されている。この嵌合筒部12Aは、ドラムフランジ12の周面の軸方向の略半分の位置まで形成されており、この周面の他の半分の領域には、図示しない画像形成装置本体側の回転駆動機構から回転駆動力が伝達される歯車部12Bが周回して形成されている。
【0020】
そして、これらドラムフランジ12の中心には、ドラム軸13が挿入される軸受け穴12Cが形成されている。なお、図示しないが、対向する一対のドラムフランジ12の間のドラム軸13に導電性グリース17を補給するための開口が適宜設けられている。
【0021】
また、少なくとも一方のドラムフランジ12における感光ドラム11と嵌合する側の面には、摺動接点部材14がドラム軸13に摺接するように突設されている。なお、一対の摺動接点部材14は、ドラム軸13を挟んで互いに反対側に位置するように設けられている。
【0022】
特に、本実施の形態においては、ドラムフランジ12における摺動接点部材14が突設される面に、摺動接点部材14に干渉しない位置にグリース案内用突片15が一体に形成されている。
【0023】
(摺動接点部材の構造)
摺動接点部材14は、SUS等の導電性材料でなる細長い板状の部材である。図1及び図2に示すように、摺動接点部材14は、基端側がドラムフランジ12の側面に固定されると共に、感光ドラム11の光導電層に導通するように接続されている。
【0024】
また、摺動接点部材14の自由端側は、ドラム軸13側へ向けて湾曲する湾曲部14Aが形成されている。そして、この湾曲部14Aの頂部が、ドラム軸13に摺接するようになっている。このように摺動接点部材14は、ドラム軸13と摺接することにより電気的に導通を図っている。
【0025】
そして、感光ドラム11及びドラムフランジ12の回転に伴い、摺動接点部材14とドラム軸3との間には摺動性をよくするために、導電性グリース17が塗布されている。
【0026】
(グリース案内用突片の構造)
図1及び図2に示すように、グリース案内用突片15は、ドラムフランジ12に一体的に形成されたものでありドラムフランジ12の一部である。このグリース案内用突片15は、ドラムフランジ12の軸受け穴12Cの一端側(摺動接点部材14が形成された側)から突出するように延在されている。
【0027】
このグリース案内用突片15は板状体であり、ドラム軸13に対向する面はドラム軸13の周面の曲率と同一に設定されこの周面に摺接するように形成されている。なお、本実施の形態では、グリース案内用突片15をドラム軸13と摺接(密接)するように設定したが、すなわちグリース案内用突片15とドラム軸13とのクリアランスを0としたが、僅かにクリアランスを設定してもよい。
【0028】
また、このグリース案内用突片15の自由端部における、ドラム軸13に対してドラムフランジ12が回転する方向Aの下流側には、導電性グリース17を案内するテーパ面15Aが形成されている。
【0029】
そして、グリース案内用突片15におけるドラムフランジ12側面からの先端位置までの突出長さは、ドラムフランジ12側面から、摺動接点部材14がドラム軸13と接触する位置までの長さより僅かに短くなるように設定されている。
【0030】
(ドラム軸の構造)
本実施の形態に係る感光ドラム装置10に用いたドラム軸13は、導電性グリース17を溜める構造を有している。すなわち、図1〜図3に示すように、ドラム軸13の周面に溝16が周回して形成され、この溝16内に導電性グリース17が塗布されるようになっている。なお、ドラム軸13に形成された溝16は、摺動接点部材14が摺接する部分には形成されていないが、この摺接部の近傍に形成されている。
【0031】
このように、ドラム軸13の溝16内に導電性グリース17を塗布しておくことにより、図1に太い矢印で示す方向に向けて、ドラム軸13をドラムフランジ12に挿入する際に、ドラムフランジ12の軸受け穴12Cの端縁で導電性グリース17が掻き取られず、摺動接点部材14とドラム軸13との間に導電性グリース17を二次的に供給できるようにしている。すなわち、ドラム軸13における摺動接点部材14との摺接部の近傍に溝16を形成したことにより、この溝16に溜められた導電性グリース17が少しずつドラム軸13の周面に沿って展開して摺接部に補給されるようになっている。
【0032】
(感光ドラム装置の作用・動作)
上述した感光ドラム装置10は、以下に説明するような作用・動作を有する。先ず、ドラムフランジ12の軸受け穴12Cにドラム軸13を挿入するときに、ドラム軸13に形成した溝16内に導電性グリース17を塗布しておくことにより、軸受け穴12Cの端縁で導電性グリース17を掻き取られることなく、感光ドラム装置10の組み立てを行うことができる。
【0033】
また、ドラムフランジ12にドラム軸13を挿入していくと、ドラム軸13の溝16に摺動接点部材14の湾曲部14Aが所定のバネ力にて接触する。その後、さらにドラム軸13を送り込むと溝16から摺動接点部材14の湾曲部14Aがずれて摺接位置に移動する。この際、湾曲部14Aは、溝16内の導電性グリース17を適量だけ掻きだして、ドラム軸13と摺動接点部材14との間に介在される導電性グリース17を配置させることができる。
【0034】
そして、画像形成装置本体に装着された感光ドラム装置10は、画像形成装置の稼働に伴い、図示しない回転駆動機構からドラムフランジ12の歯車部12Bに回転力が伝達される。このとき、ドラムフランジ12及び感光ドラム11は、図1に示す矢印Aの方向に回転する。この回転に伴って、グリース案内用突片15もドラム軸13に摺接しつつ矢印Aの方向に回転する。すると、グリース案内用突片15のテーパ面15Aによってドラム軸13の周面に付着している導電性グリース17は傾斜に沿ってグリース案内用突片15の先端へ向けて案内される。
【0035】
そして、グリース案内用突片15によって先端へ案内された導電性グリース17は、テーパ面15Aでの拘束から外れることにより、ドラム軸13の周面に付着する。このように案内された導電性グリース17は、摺動接点部材14の回転動作により摺動接点部材14とドラム軸13との間の潤滑剤及び導電部材としての作用を奏する。
【0036】
上述のように、本実施の形態に係る感光ドラム装置10では、摺動接点部材14とドラム軸13との摺接領域から離れた導電性グリース17を、グリース案内用突片15で受け止めて、再度、摺接領域へ供給することができるため、導電性グリース17が摺接領域から離れることにより発生するドラム軸13の削れや、異音等の発生を抑制することができる。
【0037】
また、本実施の形態では、SUS等の低コストな摺動接点部材14を用いることができるため、寿命の長い低コストな感光ドラム装置10を実現している。
【0038】
(その他の実施の形態)
上述の本発明の実施の形態の開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態及び運用技術が明らかとなろう。
【0039】
例えば、上述の実施の形態では、グリース案内用突片15にテーパ面15Aを形成したが、単に矩形状の突片としても導電性グリース17を捕捉、案内する作用を奏することができる。
【0040】
また、上述の実施の形態では、一対の摺動接点部材14をドラムフランジ12に設けたが、これに限定されるものではない。
【0041】
さらに、上述の実施の形態では、グリース案内用突片15が、ドラムフランジ12に一体的に形成されたものであるが、別体として形成したものをドラムフランジ12に固定した構成としても勿論よい。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、ドラム軸の削れや、異音等の発生を抑制でき、低コストで寿命の長い感光ドラム装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置の要部斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置の要部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置の要部側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る感光ドラム装置におけるドラム軸13とグリース案内用突片と摺動接点部材との位置関係を示す部分断面図である。
【図5】従来の感光ドラム装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
10……感光ドラム装置、11……感光ドラム、12……ドラムフランジ、13……ドラム軸、14……摺動接点部材、14A……湾曲部、15……グリース案内用突片、15A……テーパ面、16……溝、17……導電性グリース
Claims (3)
- 感光ドラムの両端に、ドラムフランジが嵌合され、該ドラムフランジの回転中心に、導電性を有するドラム軸が貫通され、前記感光ドラム及び前記ドラムフランジが前記ドラム軸に対して回転可能に軸支され、前記ドラムフランジの側面に、前記感光ドラムに導通し且つ前記ドラム軸に導電性グリースを介して摺接する摺動接点部材が突設された感光ドラム装置であって、
前記ドラムフランジの前記側面に、前記ドラム軸の周面に沿って突出するグリース案内用突片が突設され、
該グリース案内用突片は、前記ドラム軸における前記摺動接点部材が摺接する摺接領域に、前記ドラム軸に対しての回転に伴い該摺接領域からはみだした導電性グリースを案内することを特徴とする感光ドラム装置。 - 前記グリース案内用突片は、前記ドラム軸の周面に摺接し若しくは近接して配置されていることを特徴とする請求項1記載の感光ドラム装置。
- 前記グリース案内用突片の自由端における、前記ドラム軸に対する回転方向の下流側の部分に導電性グリースを案内するテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された感光ドラム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003209522A JP2005077421A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 感光ドラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003209522A JP2005077421A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 感光ドラム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005077421A true JP2005077421A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34402424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003209522A Pending JP2005077421A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 感光ドラム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005077421A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011013278A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Brother Industries Ltd | 感光体ドラム、および感光体ドラムを備えたカラー画像形成装置 |
JP2013011709A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Kyocera Document Solutions Inc | 感光ドラム及びこれを備えた画像形成装置 |
-
2003
- 2003-08-29 JP JP2003209522A patent/JP2005077421A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011013278A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Brother Industries Ltd | 感光体ドラム、および感光体ドラムを備えたカラー画像形成装置 |
JP2013011709A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Kyocera Document Solutions Inc | 感光ドラム及びこれを備えた画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5699668B2 (ja) | 像担持体ユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置および像担持体ユニットの通電方法 | |
JP5273445B2 (ja) | 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット | |
CN101614994B (zh) | 润滑剂施加装置、图像形成组件及图像形成装置 | |
JP4750469B2 (ja) | ベアリング | |
JP2005077421A (ja) | 感光ドラム装置 | |
JP2005107413A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020160223A (ja) | 現像カートリッジ | |
JP2022117103A (ja) | 現像カートリッジ | |
JP2021117386A (ja) | 現像カートリッジ | |
JP2007057643A (ja) | 定着装置 | |
CN107526261B (zh) | 感光鼓单元及图像形成装置 | |
KR950019991A (ko) | 전자 복사기의 클리닝 장치 | |
JP3575443B2 (ja) | 感光体ドラム | |
US20100021206A1 (en) | Photosensitive body for electro-photography | |
US9760036B2 (en) | Developing cartridge | |
JPH1048950A (ja) | 回転部材のシール構造 | |
JP5127693B2 (ja) | トルクリミッタ、用紙分離機構及び画像形成装置 | |
JP3367217B2 (ja) | 電子写真用感光ドラム装置 | |
JP5195058B2 (ja) | 帯電装置 | |
JP2003042178A (ja) | 駆動入力部材及びその取り付け方法及びそれらを用いた画像形成装置 | |
JPH10307500A (ja) | 加熱ローラ支持装置、定着装置、電子写真装置 | |
JP2011164164A (ja) | 現像ローラー駆動機構、及びそれを備える画像形成装置 | |
US20190064707A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP2000131939A (ja) | 回転体支持装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP4185419B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ |