JP2005071468A - 情報記録装置、情報再生装置、情報記録方法および情報再生方法 - Google Patents
情報記録装置、情報再生装置、情報記録方法および情報再生方法Info
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Abstract
【課題】 複数の記録層を有する情報記録媒体を利用して、単純でありながら信頼性を高めた記録を行う。
【解決手段】 情報の記録が可能な記録層を複数有する情報記録媒体に対する情報の記録が可能な情報記録装置において、Lead In20,Lead Out21,アンカーポイント22,ファイルシステム(ボリューム情報)23,データ本体24を含む情報Dの少なくとも一部を複数の記録層(Layer 0およびLayer 1)に重複して記録することで、ユーザの格別な操作を伴うことなく、複数の記録層(Layer 0およびLayer 1)に少なくとも一部の記録情報が重複して記録されるようにした。
【選択図】 図4
【解決手段】 情報の記録が可能な記録層を複数有する情報記録媒体に対する情報の記録が可能な情報記録装置において、Lead In20,Lead Out21,アンカーポイント22,ファイルシステム(ボリューム情報)23,データ本体24を含む情報Dの少なくとも一部を複数の記録層(Layer 0およびLayer 1)に重複して記録することで、ユーザの格別な操作を伴うことなく、複数の記録層(Layer 0およびLayer 1)に少なくとも一部の記録情報が重複して記録されるようにした。
【選択図】 図4
Description
本発明は、情報記録装置、情報再生装置、情報記録方法および情報再生方法に関する。
記録媒体に対する情報の記録に際しては、通常、エラー訂正情報などの情報も含んだ上で、情報は一箇所に一度記録される。この情報の記録に際して、信頼性やセキュリティの向上を図ろうとした場合、情報は複数箇所に複数回記録するべきである。
例えば、大規模なデータの保管を専門に行うデータセンター(データ倉庫)などでは、自然災害やテロなどといった予測不能の事態に対応するため、全く同じ情報を全く違う国や地域に保存しているところがある。
また、例えば、単一の情報記録媒体に対する情報の記録において、ある記録個所にデータを記録することができなくなった場合にも、異なった場所に記録することを可能とするようにした技術がある。このような技術は、欠陥管理や交替機能と呼ばれる。
欠陥管理や交替機能としては、例えば、複数の記録層を持つディスク状の記録媒体において欠陥を検知した場合に行われる交替処理として、ある記録層において欠陥が発生すると、この欠陥が発生したエリアを異なる記録層に用意された交替エリアと交替させ、以降、欠陥が発生したエリアに対するアクセスを交替エリアに対するアクセスに自動的に置き換えるようにした技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、複数の記録層を持つ記録媒体を用いて、データの前半部分を一層目に、後半部分を二層目に振り分けることで、各記録層に対して記録を行うようにした技術がある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2に記載された技術では、データの前半部分を一層目に、後半部分を二層目に振り分けているだけで特に信頼性の向上を目的としてはいない。
これまで、大量消費かつ取り扱いの容易性を目的とした交換可能な情報記録媒体に対する高度な信頼性は、高速演算が可能な汎用コンピュータの普及や、エラー訂正技術の進歩もあって、あまり要求されていない。
そして、情報記録媒体に対しては、高度な信頼性よりも、寧ろ、安価であることや高速性が主眼に置かれてきた。
ところが、近年では通信手段としてインターネットが十分に普及し、生活に欠かせない主役になりつつある。また、法的な裏付けもある電子政府が推進されるというようなデジタル情報化社会が本格的に到来しつつある。
このような背景から、近年では、個人レベルで扱う情報データに対しても高度な信頼性が必要とされてきている。
銀塩写真や本が例えば百年間の情報の保持を実現してきたように、個人レベルで扱う情報データを保持する情報記録媒体に対しても、銀塩写真や本が実現してきた以上に高い信頼性が期待されている。
本発明の目的は、複数の記録層を有する情報記録媒体を利用して、単純でありながら信頼性を高めた記録を行うことを目的とする。
請求項1記載の発明の情報記録装置は、情報の記録が可能な記録層を複数有する情報記録媒体に対する情報の記録が可能な情報記録装置において、記録する情報の少なくとも一部を複数の記録層に重複して記録する重複記録手段を具備する。
したがって、ユーザの格別な操作を伴うことなく、記録する情報の少なくとも一部が複数の記録層に重複して記録される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報記録装置において、前記記録する情報はデータ本体を含み、前記重複記録手段は、複数の記録層にデータ本体の少なくとも一部を重複して記録する。
したがって、ユーザが直接必要とするデータ本体が複数の記録層に重複して記録される。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の情報記録装置において、前記重複記録手段は、データ本体を記録層毎に異なる位置に記録する。
したがって、情報記録媒体が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたデータ本体を再生することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の情報記録装置において、前記記録する情報はデータ本体を含み、前記重複記録手段は、複数の記録層にデータ本体の管理情報もしくは管理プログラムを重複して記録する。
したがって、データ本体の管理情報もしくは管理プログラムが複数の記録層に重複して記録される。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の情報記録装置において、前記重複記録手段は、データ本体の管理情報もしくは管理プログラムを記録層毎に異なる位置に記録する。
したがって、情報記録媒体が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたデータ本体の管理情報もしくは管理プログラムを再生することができる。
請求項6記載の発明の情報再生装置は、請求項1ないし5のいずれか一に記載の情報記録装置を用いて記録された情報を再生する再生手段と、一の前記記録層に記録された前記情報の再生における障害発生の有無を検出するエラー検出手段と、一の前記記録層に記録された前記情報の再生において障害が発生した場合に、この記録層とは異なる前記記録層に重複して記録された情報を再生するエラー復帰手段と、を具備する。
したがって、情報の一部が損傷している場合にも、ユーザによる格別な操作を必要とすることなく、この情報を再生することができる。
請求項7記載の発明の情報記録方法は、情報の記録が可能な記録層を複数有する情報記録媒体に対する情報の記録が可能な情報記録装置を用いた情報の記録に際して、記録する情報の少なくとも一部を複数の記録層に重複して記録する重複記録ステップを実行する。
したがって、ユーザの格別な操作を伴うことなく、記録する情報の少なくとも一部が複数の記録層に重複して記録される。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の情報記録方法において、前記記録する情報はデータ本体を含み、前記重複記録ステップでは、複数の記録層にデータ本体の少なくとも一部を重複して記録する。
したがって、ユーザが直接必要とするデータ本体が複数の記録層に重複して記録される。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の情報記録方法において、前記重複記録ステップでは、データ本体を記録層毎に異なる位置に記録する。
したがって、情報記録媒体が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたデータ本体を再生することができる。
請求項10記載の発明は、請求項7記載の情報記録方法において、前記記録する情報はデータ本体を含み、前記重複記録ステップでは、複数の記録層にデータ本体の管理情報もしくは管理プログラムを重複して記録する。
したがって、データ本体の管理情報もしくは管理プログラムが複数の記録層に重複して記録される。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の情報記録方法において、前記重複記録ステップでは、データ本体の管理情報もしくは管理プログラムを記録層毎に異なる位置に記録する。
したがって、情報記録媒体が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたデータ本体の管理情報もしくは管理プログラムを再生することができる。
請求項12記載の発明の情報再生方法は、複数の記録層を有する情報記録媒体に記録された情報を再生する記録再生装置を用いた前記情報の再生に際して、一の前記記録層に記録された前記情報の再生における障害発生の有無を検出するエラー検出ステップと、一の前記記録層に記録された前記情報の再生において障害が発生した場合に、この記録層とは異なる前記記録層に重複して記録された情報を再生するエラー復帰ステップと、を実行する。
したがって、記録された情報の一部が損傷している場合にも、ユーザによる格別な操作を必要とすることなく、この情報を再生することができる。
請求項1記載の発明の情報記録装置によれば、ユーザの格別な操作を伴うことなく、記録する情報の少なくとも一部が複数の記録層に重複して記録されるので、ユーザに格別意識させることなく高い信頼性を有する情報の記録を行なうことができ、単純でありながら信頼性を高めた記録を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の情報記録装置において、ユーザが直接必要とするデータ本体が複数の記録層に重複して記録されるので、保存状態等情報記録媒体の環境が劣悪であっても、データ本体を損なうことなく、情報を長期に亘って保持することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の情報記録装置において、情報記録媒体が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたデータ本体を再生することができるので、データ本体の一部が消失することを防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の情報記録装置において、データ本体の管理情報もしくは管理プログラムが複数の記録層に重複して記録されるので、保存状態等情報記録媒体の環境が劣悪であっても、目的とするデータ本体の位置を長期に亘って確実に特定することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の情報記録装置において、情報記録媒体が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたデータ本体の管理情報もしくは管理プログラムを再生することができるので、ファイルシステムが消失することを防止することができる。
請求項6記載の発明の情報再生装置によれば、請求項1ないし5のいずれか一に記載の情報記録装置を用いて記録された情報を再生する際に、例えば、この記録媒体の一部が損傷しているために情報の一部が損傷している場合にも、ユーザによる格別な操作を必要とすることなく、この情報を再生することができる
請求項7記載の発明の情報記録方法によれば、ユーザの格別な操作を伴うことなく、記録する情報の少なくとも一部が複数の記録層に重複して記録されるので、ユーザに格別意識させることなく高い信頼性を有する情報記録を行なうことができる。
請求項7記載の発明の情報記録方法によれば、ユーザの格別な操作を伴うことなく、記録する情報の少なくとも一部が複数の記録層に重複して記録されるので、ユーザに格別意識させることなく高い信頼性を有する情報記録を行なうことができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項7記載の情報記録方法において、ユーザが直接必要とするデータ本体が複数の記録層に重複して記録されるので、保存状態等情報記録媒体の環境が劣悪であっても、データ本体を損なうことなく、情報を長期に亘って保持することができる。
請求項9記載の発明によれば、請求項7記載の情報記録方法において、情報記録媒体が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたデータ本体を再生することができるので、データ本体の一部が消失することを防止することができる。
請求項10記載の発明によれば、請求項7記載の情報記録方法において、データ本体の管理情報もしくは管理プログラムが複数の記録層に重複して記録されるので、保存状態等情報記録媒体の環境が劣悪であっても、目的とするデータ本体の位置を長期に亘って確実に特定することができる。
請求項11記載の発明によれば、請求項7記載の情報記録方法において、情報記録媒体が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたデータ本体の管理情報もしくは管理プログラムを再生することができる。
請求項12記載の発明の情報再生方法によれば、記録された情報の一部が損傷している場合にも、ユーザによる格別な操作を必要とすることなく、この情報を再生することができる。
本発明を実施するための最良の一実施の形態について図1ないし図9を参照して説明する。本実施の形態は、情報記録装置および情報再生装置としての情報記録再生装置への適用例を示す。
図1は、本発明を実施するための最良の一実施の形態の情報記録再生装置を示す概略図である。図1に示すように、情報記録再生装置1は、情報記録媒体としての光ディスク2を回転させるスピンドルモータ3、この光ディスク2に対して照射するレーザ光を発光する光ピックアップ4、光ピックアップ4を光ディスクの半径方向に移動させる粗動モータ5を備えている。公知の技術であるため説明を省略するが、光ピックアップ4は、光ディスク2へのレーザ光の照射に際して微小動作を行うことができる。スピンドルモータ3は回転制御系6によって駆動制御され、光ピックアップ4はピックアップ駆動系7によって駆動制御され、粗動モータ5は粗動モータ制御系8によって駆動制御される。なお、光ピックアップ4は、ピックアップ駆動系7に加えて、信号処理系11によっても駆動制御される。
ここで、図2は、本実施の形態の情報記録再生装置1が記録再生の対象とする光ディスク2を例示する説明図である。光ディスク2は、ディスク状の円盤であり、複数の記録層2Aを有している。記録層2Aは、基板に対して同一側となる面(表側・裏側の少なくともどちらか)において、二層またはそれ以上設けられている。光ディスク2は、カバー層2Bに対して積層状態で設けられた複数の記録層を有している。各記録層2Aの間には、各記録層をサンドイッチするようにして、それぞれ保護層2Cが設けられている。
なお、本実施の形態の光ディスク2における記録層2Aは、追記型(ライトワンス:一度だけ記録できる)でも書き換え型(リライタブル:複数回記録できる)でも構わない。
また、本実施の形態の光ディスク2における記録層2Aは、記録機能を担う為に、物理的特性の異なるさらに複数の細かい層に分かれていてもよい。
情報記録再生装置1は、情報記録再生装置1全体を駆動制御するコントローラとCPUとを備えている。なお、図1中では、CPU/コントローラとして示されており、以降、CPU/コントローラとして符号9を付して説明する。特に図示しないが、CPU/コントローラ9は、レジスタなど、少量だが高速のメモリを含み、定型デジタル処理であるバッファメモリ操作やデジタル信号処理を高速に行うことが可能である。
CPU/コントローラ9には、電源が切られても各種の設定を保持する不揮発メモリ12が接続されている。本実施の形態の不揮発メモリ12には、制御プログラム自身や各種媒体に対する制御パラメータなど、長期記憶しなければならないデータが配置される。後述する情報の再生処理も、この不揮発メモリ12に格納される制御プログラムとして実装される。
また、CPU/コントローラ9には、バッファメモリ13が接続されている。バッファメモリ13には、ホストコンピュータHから転送されたデータが格納される
情報記録再生装置1は、ホストコンピュータH等の外部装置との間で通信を行なう外部インタフェース10を備えている。一般的に、パーソナルコンピュータ向けには、ATA/ATAPIインタフェースになることが多いが、SCSI,USB,IEEE1394,IEEE802,Serial ATAなどを用いることも可能である。
情報記録再生装置1は、ホストコンピュータH等の外部装置との間で通信を行なう外部インタフェース10を備えている。一般的に、パーソナルコンピュータ向けには、ATA/ATAPIインタフェースになることが多いが、SCSI,USB,IEEE1394,IEEE802,Serial ATAなどを用いることも可能である。
外部インタフェース10を用いた通信は、ホストから命令データ列(コマンド)を発行し、発行されたコマンドに対して情報記録再生装置1におけるCPU/コントローラ9が応答することで行う。公知の技術であるため説明を省略するが、CPU/コントローラ9は、発行されたコマンドに基づき、記録動作を行なったり再生モードを変更したり、実際に再生や記録を行う記録層の指定や該記録層における場所やサイズなどの特定を行ったりすることができる。
このような光ディスク2において、異なる記録層2Aに対して操作をする際には、光ピックアップ4でのフォーカス動作が必要となる。このため、図2(c)に示すように、リニアなアドレス指示であっても層の切り替えタイミングは明確である。
光ディスク2に対する情報の記録に際しては、ホストコンピュータHから転送されたデータを、外部インタフェース10を介して一旦バッファメモリ13に蓄える。CPU/コントローラ9は、バッファメモリ13に蓄えられたデータに基づく信号処理を施し、ピックアップ制御系7、信号処理系を介して光ピックアップ4からレーザ光を光ディスク2に照射し、情報を記録する。
光ディスク2に記録されたデータの読み取りに際し、光ディスク2から読み出したデータは、バッファメモリ13に蓄えられる。バッファメモリ13に蓄えられたデータは、CPU/コントローラ9、外部インタフェース10を介して、ホストコンピュータHに転送される。
ところで、このような光ディスク2において、光ピックアップ4から遠い位置に位置する(基板に近い)記録層2Aに対してレーザ光を当てるためには、光ピックアップ4から近い所の記録層2Aを通過することになる。なお、レーザ光が通過する記録層2Aは、未記録であるか記録済みであるかなどが一定して保証されている訳ではない。
このため、従来では記録または再生どちらの場合でも信号品質が一定せず、ばらつき易い。また、このように複数の記録層2Aを有する光ディスク2は、層毎に記録特性・再生特性が異なることが多い。
ここで、図3は、標準的に記録された単層の情報記録媒体における情報の構成を示す説明図である。互換性を考慮して記録された情報記録媒体2’には、基本的に、Lead In20,Lead Out21,記録再生起点指示情報としてのアンカーポイント22,ファイルシステム(ボリューム情報)23,データ本体24のように、大きく分けて5つ含む情報Dを記録する情報領域が設けられている。
Lead In20は、記録領域の開始を示す情報が書き込まれている領域である。Lead In20は、光ディスク2の種類やフォーマット等のコントロールデータといった光ディスク2の互換性やドライブの制御に必要なデータ等が記録されている場合もある。Lead In20には、物理的な情報が記録されることもある。
Lead Out21は、記録領域の終了を示す情報が書き込まれている領域である。
アンカーポイント22は、光ディスク2に対する情報Dの記録、あるいは、光ディスク2に記録されている情報Dの再生に際して、記録や再生を開始する際に必ず起点となる位置またはその位置を特定する情報である。アンカーポイント22には、ファイルシステム23の位置が記録されている。
なお、アンカーポイント22は光ディスク2に記録されている情報Dの再生に際しての起点となるため、このアンカーポイント22を任意な場所に記録する訳にはいかないが、信頼性を保つため、複数箇所に記録されることもある。
ファイルシステム23は、光ディスク2に対する記録に際して用いられて、データ本体24以外であってそれに関係する情報である。なお、データ本体24以外であってそれに関係する情報とは、該情報それ自体である場合と、この情報を直接利用するプログラムに関する情報を含む場合もある。ファイルシステム23は、例えば、データ本体24の記録位置、サイズ、名称、属性、タイムスタンプ等の情報を含む。ファイルシステム23は、これらの情報によってファイルやディレクトリを記述する。これによって、パーソナルコンピュータなどで閲覧できるような情報が提供される。なお、ファイルシステム23における情報は、メタデータあるいはFAT等と呼ばれることもある。
データ本体24は、まさしく記録しようとするデータそのものである。ここでは、データ本体24が連続した領域に記録されているが、データ本体24を複数の領域に分散して記録することも可能である。
本実施の形態の情報記録再生装置1は、上述した単層の情報記録媒体2’における記録情報の構成を、CPU/コントローラ9の制御によって以下に示すように配列を制御して光ディスク2に対して記録を行う。ここに、重複記録手段および重複記録ステップが実現される。
図4は、本実施の形態の情報記録再生装置1を用いて情報Dが記録された光ディスク2である。この例では、一層目の記録層(Layer 0)と二層目の記録層(Layer 1)とで全く同じように情報が記録されている。記録方法は単層の時と同じように、一層目の記録層(Layer 0)に対する記録を行った後、フォーカス制御によって二層目の記録層(Layer 1)に焦点を合わせてこの二層目の記録層(Layer 1)に対する記録を行うだけでもよいし、一層目の記録層(Layer 0)に対する記録を途中まで行った後、二層目の記録層(Layer 1)に対して一層目の記録層(Layer 0)に対する記録と同じところまで記録することを繰り返しても良い。
図5は、図4に示す記録方法に対して、情報を記録する位置を、一層目の記録層(Layer 0)と二層目の記録層(Layer 1)とで異なるように配置して記録したものである。上述したように、情報の再生に際して起点となるアンカーポイント23は動かせないが、それ以外の情報(ファイルシステム23,データ本体24A,24B,24C)は、記録再生に際してのレーサ光に対して重なるようには配置しない。
例えば、データ本体24を記録する領域全体を使用するような巨大サイズを持った単一ファイルしかない場合は、図5に示すような記録方法は余り有効ではないが、多くの場合は全容量に対して十分小さいファイルで構成されるため、一層目の記録層(Layer 0)に記録するデータ本体24の位置と二層目の記録層(Layer 1)に記録するデータ本体24の位置とを異なる配置にすることは有効である。
例えば、DVD−Videoでは、最大ファイルサイズが1GBとされ、DVD単層の記録容量に対して十分小さい。
本実施の形態の記録方法は、例えば、ハードディスクのように、固定的に設けられた複数の情報記録媒体を内部に有する情報記録再生装置においても有効である。
ここで、図6は、ハードディスクのように、固定的に設けられた複数の情報記録媒体を内部に有する情報記録再生装置において、従来の記録方法によって情報Dが記録された複数の情報記録媒体を内部に有する情報記録再生装置の一部を示す説明図である。公知の技術であるため、ハードディスクに対して磁気的に情報を記録し、再生する構造および方法については説明を省略するが、図6に示すように、情報記録再生装置内には、複数の情報記録媒体30(30A,30B,30C)が固定的に設けられている。各情報記録媒体30A,30B,30Cは、それぞれの中心に設けられたシャフト31を中心にして回転可能とされている。
各情報記録媒体30A,30B,30Cには、それぞれ同心円状にトラックが設けられており、各情報記録媒体30A,30B,30Cの記録面毎に図示しない記録再生ヘッドが設けられている。各情報記録媒体30A,30B,30Cに対する記録情報の記録や再生に際しては、対応する記録再生ヘッドが用いられる。
従来の記録方法では、図6に示すように、各情報記録媒体30A,30B,30Cの外周側のトラックにはそれぞれ異なるデータA1,A2,A3が記録されており、中程に位置するトラックにはそれぞれ異なるデータB1,B2,B3が記録されており、内周側のトラックにはそれぞれ異なるデータC1,C2,C3が記録されている。
これに対し、本実施の形態の情報記録再生装置は、図7、図8に示すような方法によって情報記録媒体30A,30B,30Cに対する記録情報の記録を行う。図7、図8は、本実施の形態の情報記録再生装置における情報記録媒体30A,30B,30Cに対する記録情報の記録方法を示す説明図である。図7に示すように、本実施の形態の情報記録再生装置では、データA1は多重化され、全ての記録層に記録されている。同様に、データB1、データC1も全ての記録層に記録されている。
このように記録することにより、どこか一部の情報記録媒体30Aまたは30Bまたは30Cでデータが再生できなくなった場合にも、他の情報記録媒体30Aまたは30Bまたは30Cから再生することが可能になる。
図8では、記録する位置をそれぞれ異なる場所にしている。これにより、破損などによって情報記録媒体30Aまたは30Bまたは30Cの一部に記録された記録情報が再生できなくなった場合にも、他の情報記録媒体30Aまたは30Bまたは30Cにデータが記録されているため、他の情報記録媒体30Aまたは30Bまたは30Cに記録されたデータを再生させることが可能である。
図7、図8に示すような記録を行なう場合、記録できる総容量は図6に示すような記録を行なう場合と比較して減少するが、信頼性を向上させることができる。
近年では、固定ディスクの容量あたりの単価も下がっているので、本実施の形態のような情報記録を行なうことも有効な方法になっている。
次に、光ディスク2あるいは情報記録媒体30に記録された記録情報の再生について説明する。本実施の形態では、ここに、再生手段としての機能が実現される。図9は、光ディスク2あるいは情報記録媒体30に記録された記録情報の再生について概略的に示すフローチャートである。ここでは、既に光ディスク2(あるいは情報記録媒体30)がセットされ、媒体の種類も認識されていて、アンカーポイント23も発見されているとする。そして発見されているアンカーポイント23に対する再生命令が来たときをスタートとしている。なお、以降、光ディスク2について説明するが、情報記録媒体30に記録された記録情報の再生についても同様である。
図9に示すように、アンカーポイント23に対する再生命令が来ると、再生しようとする記録層2A,2Bまたは2Cを選択する(ステップS1)。なお、ここで選択される記録層2A,2Bまたは2Cは、デフォルトで決めておいても良いし、優先順位をつけておいても良い。
次に、ファイルシステム23を参照して目的とする再生(開始)アドレスとサイズを得る(ステップS2)。
再生アドレス前に光ピックアップ4の焦点位置を移動させ(ステップS3)、再生アドレスから信号の読み取りを開始する(ステップS4)。
ステップS4において規定サイズ分再生した再生信号からデータ本体24とエラー訂正データとを取り出す(ステップS5)。
そして、取り出したデータ本体24とエラー訂正データとに基づいてエラー発見と訂正処理とを行い、このときの訂正処理でも訂正できないエラーの有無を判断する(ステップS6)。ここに、エラー検出手段およびエラー検出ステップが実現される。
訂正処理でも訂正できないエラーがある場合(ステップ6のY)、他の記録層2A,2Bまたは2Cに記録された情報Dの再生を行なうか否かを判断する(ステップS7)。ステップS9の判断は、読取データの信頼性の精度に応じて適宜設定するようにしてもよい。
他の記録層2A,2Bまたは2Cに記録された記録情報の再生を行なうと判断した場合には(ステップS9のY)、ステップS1に進む。ここに、ステップS7において、他の記録層2A,2Bまたは2Cに記録された情報Dの再生を行なうと判断した以降の処理によって、エラー復帰手段およびエラー復帰ステップが実現される。
他の記録層2A,2Bまたは2Cに記録された記録情報の再生を行なわないと判断した場合には(ステップS7のN)、所定のエラー処理を行なう(ステップS8)。なお、ステップS8で行なうエラー処理については公知の技術であるため説明を省略する。
一方、ステップS6で、訂正処理でも訂正できないエラーはない、すなわち、エラー訂正によりエラーが訂正された場合(ステップ6のN)、再生したデータ本体24をホストコンピュータHに転送する処理を行い処理を終了する。
なお、図示を省略するが、上述と同様に、この他に、再生アドレスすら読み取れなかったり、光ピックアップ4が移動できなかったり、再生信号が得られなかったりした場合にも、他の記録層2A,2Bまたは2Cに移動して同様な処理を行うことが可能である。
このように本実施の形態の情報記録再生装置1によれば、ユーザの格別な操作を伴うことなく、複数の記録層2A,2Bまたは2Cに少なくとも一部の記録情報が重複して記録されるので、ユーザに格別意識させることなく高い信頼性を有する情報記録を行なうことができる。
また、本実施の形態の情報記録再生装置1によれば、ユーザが直接必要とするデータ本体24が複数の記録層に重複して記録されるので、保存状態等情報記録媒体の環境が劣悪であっても、データ本体24を損なうことなく、記録情報を長期に亘って保持することができる。
さらに、本実施の形態の情報記録再生装置1によれば、光ディスク2(または、情報記録媒体30)が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたデータ本体24を再生することができるので、データ本体24の一部が消失することを防止することができる。
加えて、本実施の形態の情報記録再生装置1によれば、メタ情報を記憶するファイルシステム23を複数の記録層2A,2B,2Cに重複して記録することで、保存状態等光ディスク2(または情報記録媒体30)の環境が劣悪であっても、目的とするデータ本体24の位置を長期に亘って確実に特定することができる。
また、本実施の形態の情報記録再生装置1によれば、光ディスク2(または情報記録媒体30)が物理的に破損した場合にも、この破損位置に記録されていたファイルシステムを再生することができるので、ファイルシステム23が消失してしまうことを防止することができる。
そして、本実施の形態の情報記録再生装置1によれば、上述したように、複数の記録層2A,2B,2Cに情報Dを記録することで、この光ディスク2の一部が損傷している場合にも、ユーザによる格別な操作を必要とすることなく、この光ディスク2に記録された情報Dを再生することができる。
このように、本実施の形態の情報記録再生装置1によれば、ユーザによる格別な操作を伴うことなく、記録した情報の信頼性を向上させ、記録した情報Dを長期に亘って確実に保持することができるとともに、万一、光ディスクが一部破損した場合にも、この光ディスク2(または情報記録媒体30)に記録されている情報Dの消失を防止することができる。
1 情報記録装置、情報再生装置
2 情報記録媒体
20 Lead In
21 Lead Out
22 記録再生起点指示情報
23 ファイルシステム
24 データ本体
30 情報記録媒体
D 記録情報
2 情報記録媒体
20 Lead In
21 Lead Out
22 記録再生起点指示情報
23 ファイルシステム
24 データ本体
30 情報記録媒体
D 記録情報
Claims (12)
- 情報の記録が可能な記録層を複数有する情報記録媒体に対する情報の記録が可能な情報記録装置において、
記録する情報の少なくとも一部を複数の記録層に重複して記録する重複記録手段を具備することを特徴とする情報記録装置。 - 前記記録する情報はデータ本体を含み、
前記重複記録手段は、複数の記録層にデータ本体の少なくとも一部を重複して記録することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。 - 前記重複記録手段は、データ本体を記録層毎に異なる位置に記録することを特徴とする請求項2記載の情報記録装置。
- 前記記録する情報はデータ本体を含み、
前記重複記録手段は、複数の記録層にデータ本体の管理情報もしくは管理プログラムを重複して記録することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。 - 前記重複記録手段は、データ本体の管理情報もしくは管理プログラムを記録層毎に異なる位置に記録することを特徴とする請求項4記載の情報記録装置。
- 請求項1ないし5のいずれか一に記載の情報記録装置を用いて記録された情報を再生する再生手段と、
一の前記記録層に記録された前記情報の再生における障害発生の有無を検出するエラー検出手段と、
一の前記記録層に記録された前記情報の再生において障害が発生した場合に、この記録層とは異なる前記記録層に重複して記録された情報を再生するエラー復帰手段と、
を具備する情報再生装置。 - 情報の記録が可能な記録層を複数有する情報記録媒体に対する情報の記録が可能な情報記録装置を用いた情報の記録に際して、記録する情報の少なくとも一部を複数の記録層に重複して記録する重複記録ステップを実行する情報記録方法。
- 前記記録する情報はデータ本体を含み、前記重複記録ステップでは、複数の記録層にデータ本体の少なくとも一部を重複して記録する請求項7記載の情報記録方法。
- 前記重複記録ステップでは、データ本体を記録層毎に異なる位置に記録する請求項8記載の情報記録方法。
- 前記記録する情報はデータ本体を含み、前記重複記録ステップでは、複数の記録層にデータ本体の管理情報もしくは管理プログラムを重複して記録する請求項7記載の情報記録方法。
- 前記重複記録ステップでは、データ本体の管理情報もしくは管理プログラムを記録層毎に異なる位置に記録する請求項10記載の情報記録方法。
- 複数の記録層を有する情報記録媒体に記録された情報を再生する記録再生装置を用いた前記情報の再生に際して、
一の前記記録層に記録された前記情報の再生における障害発生の有無を検出するエラー検出ステップと、
一の前記記録層に記録された前記情報の再生において障害が発生した場合に、この記録層とは異なる前記記録層に重複して記録された情報を再生するエラー復帰ステップと、
を実行する情報再生方法。
Priority Applications (1)
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JP2003299619A JP2005071468A (ja) | 2003-08-25 | 2003-08-25 | 情報記録装置、情報再生装置、情報記録方法および情報再生方法 |
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Cited By (2)
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WO2008102302A1 (en) * | 2007-02-19 | 2008-08-28 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Multi-layer optical discs |
JP2009230794A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Sharp Corp | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体 |
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EP2259257A1 (en) * | 2008-03-21 | 2010-12-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Information processing device, method of controlling information processing device, control program for information processing device, and recording medium wherein control program for information processing device is recorded |
EP2259257A4 (en) * | 2008-03-21 | 2014-06-18 | Sharp Kk | INFORMATION PROCESSING DEVICE, METHOD FOR CONTROLLING INFORMATION PROCESSING DEVICE, CONTROL PROGRAM FOR INFORMATION PROCESSING DEVICE, AND RECORDING MEDIUM HAVING CONTROL PROGRAM FOR PROCESSING DEVICE RECORDED SOME INFORMATION |
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