JP2005064685A - 通信端末装置および通信情報処理のプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作に熟練したユーザおよび操作に不慣れなユーザのいずれに対しても負担をかけることなく、合理的で柔軟な操作メニューを表示できるようにする。
【解決手段】 制御部13は、キー入力部5の操作の熟練度を分析して、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から、分析結果に応じた種類の操作メニューを選択して表示部4に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信端末装置および通信情報処理のプログラムに関し、特に、複数種類の操作メニューの中から特定の操作メニューを選択できる通信端末装置および通信情報処理のプログラムに関するものである。
近年、携帯電話などの通信端末装置においては、通常の通話機能のほかにメールの送受信機能、カメラによる撮影機能およびその撮影画像の伝送機能、データ処理機能、発信や着信の履歴処理機能など、多くの種類の機能を具備したものが急増している。このような多機能の通信端末装置は便利である反面、操作が複雑であるため、ユーザの中にはこれら多くの機能を使いこなせないという問題がある。また、ユーザの中には電話機能とメール送受信機能しか使わないのに、他の機能のために却って電話やメールの操作が煩雑になってしまうという問題がある。
この対策として、多くの機能の中からユーザが所望の機能だけを選択できるという提案がなされている。特に、高齢者のユーザにおいては、カメラによる撮影機能およびその撮影画像の伝送機能、データ処理機能、発信や着信の履歴処理機能などは全く利用しない場合が多い。
ある提案では、簡単メニューと詳細メニューを設けることにより、容易にメニュー操作を行うことができ、高齢者や操作に不慣れなユーザにとって使い勝手に優れる携帯端末を提供する。この提案によれば、複数の機能の中から所望の機能を選択して実行させるために、前記複数の機能をメニューとして表示するようにした携帯端末において、前記メニューには、階層構造を有する第1のメニューと第2のメニューが含まれ、前記第2のメニューは、携帯端末における全機能をサポートするメニューを有し、前記第1のメニューは、前記第2のメニューを構成する機能から抽出された機能により構成されると共に、前記第2のメニューとは異なる階層構造を有し、前記第1のメニューと前記第2のメニューとを切り替えて表示する切替表示手段を備えている。さらにこの場合において、前記第1のメニューを構成する機能は、前記第2のメニューのうち、使用頻度の高い機能として設定される機能とすることができる(特許文献1参照)。
また、他の提案では、高齢者などの機械操作に慣れていない人でも簡単に携帯電話等の通信端末を使えるようにする通信操作ガイダンスシステムを提供する。この提案によれば、端末に専用又は兼用のヘルプボタンを有し、前記ヘルプボタンを押すことによってセンターと接続され、センター側でオペレータが音声によって相談に応じることにより、利用者が簡単に適切な端末の操作方法を知ることができる。さらにこの場合において、利用者がそれまで行った操作の履歴情報を参考にしたり、センターから通信端末に操作情報を送信したり、端末遠隔操作によるガイダンスを行うなどのバリエーションが提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−58292号公報 特開2002−142028号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された提案においては、メニューの切替操作そのものを煩雑であると感じるユーザにとっては、むしろ操作機能が増加したことになり、却って使いにくい操作になってしまう。また、ユーザの中には、自分では詳細メニューを使いこなせると思っていても、実際の操作の熟練度が低いために、所望の操作ができない場合も十分にあり得る。逆に、実際の操作の熟練度が高いにもかかわらず、自己評価を低く見るユーザにおいては、通信端末の機能が生かされない。これらは、操作の熟練度に対する主観的評価と客観的評価との違いによって起こる問題である。
また、上記特許文献2に記載された提案においては、まず、センター側のオペレータに接続するまでに時間がかかってしまう。このため、受信したメールに対して返信メールをすぐに送りたい場合に、センター側のオペレータに接続できなければ、却ってユーザの心理的な負担が増加する結果を招くだけである。また、センター側のオペレータに接続できた場合でも、オペレータによる音声ガイダンスに従った操作がいかに困難であるかは、パソコンなどのIT機器に対するメーカ側のテクニカルサポートを受ける初心者の場合を考えれば明らかである。
本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、操作に熟練したユーザおよび操作に不慣れなユーザのいずれに対しても負担をかけることなく、合理的で柔軟な操作メニューを表示できる通信端末装置および通信情報処理のプログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の通信端末装置の発明は、操作に応じてコマンドおよびデータを入力する入力手段(実施形態においては、図1のキー入力部5に相当する)と、入力手段における操作の熟練度を分析する分析手段(実施形態においては、図1の制御部13に相当する)と、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から分析手段による分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する選択手段(実施形態においては、図1の制御部13に相当する)とを備えた構成になっている。
請求項1の発明において、請求項2に記載したように、分析手段は、電子メールの新規作成の際に入力手段における操作の熟練度を分析し、選択手段は、その分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して所定の表示手段(実施形態においては、図1の表示部4に相当する)に表示するような構成にしてもよい。
請求項3記載の通信端末装置の発明は、操作に応じてコマンドおよびデータを入力する入力手段(実施形態においては、図1のキー入力部5に相当する)と、所定の通信手段(実施形態においては、無線通信路に相当する)を介して接続した外部装置(実施形態においては、サーバーに相当する)に対して入力手段における操作に関する情報を送信するとともに、外部装置から操作に関する情報に基づく操作の熟練度の分析結果を受信する送受信手段(実施形態においては、無線送受信部11に相当する)と、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する選択手段(実施形態においては、図1の制御部13に相当する)とを備えた構成になっている。
請求項1又は請求項3の発明において、請求項4に記載したように、選択手段は、所定の表示手段(実施形態においては、図1の表示部4に相当する)に表示されたアンケートに対する入力手段における操作の熟練度の分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して表示手段に表示するような構成にしてもよい。
請求項5に記載の通信情報処理のプログラムは、入力手段(実施形態においては、図1のキー入力部5に相当する)の操作に応じてコマンドおよびデータを入力する第1のステップと、入力手段における操作の熟練度を分析する第2のステップと、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から第2のステップによる分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する第3のステップとを実行する構成になっている。第1のステップないし第3のステップは、実施形態においては、図1の制御部13の処理に相当する。
請求項5の発明において、請求項6に記載したように、第2のステップは、電子メールの新規作成の際に入力手段における操作の熟練度を分析し、第3のステップは、その分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して所定の表示手段(実施形態においては、図1の表示部4に相当する)に表示するような構成にしてもよい。
請求項7に記載の通信情報処理のプログラムは、入力手段(実施形態においては、図1のキー入力部5に相当する)の操作に応じてコマンドおよびデータを入力する第1のステップと、所定の通信手段(実施形態においては、無線通信路に相当する)を介して接続した外部装置(実施形態においては、サーバーに相当する)に対して入力手段における操作に関する情報を送信するとともに、外部装置から操作に関する情報に基づく操作の熟練度の分析結果を受信する第2のステップと、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する第3のステップとを実行する構成になっている。第1のステップないし第3のステップは、実施形態においては、図1の制御部13の処理に相当する。
請求項5又は請求項7の発明において、第3のステップは、所定の表示手段(実施形態においては、図1の表示部4に相当する)に表示されたアンケートに対する入力手段における操作の熟練度の分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して表示手段に表示するように構成してもよい。
本発明の通信端末装置および通信情報処理のプログラムは、操作に応じてコマンドおよびデータを入力する際の操作の熟練度を分析して、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から、分析結果に応じた種類の操作メニューを選択するので、操作に熟練したユーザおよび操作に不慣れなユーザのいずれに対しても負担をかけることなく、合理的で柔軟な操作メニューを実現するという効果が得られる。
以下、本発明による通信端末装置の第1の実施形態および第2の実施形態について、携帯電話を例に採って図を参照して説明する。
図1は、各実施形態における携帯電話の構成を示すブロック図である。まず、機構的な構成について説明する。携帯電話1の本体ケース(図示せず)には、送受信のアンテナ2、音声発生用のスピーカ3、カラー液晶などからなる表示部4、スイッチ入力部5、音声入力用のマイク6、着脱自在な記憶媒体でデータの読み出しおよび書き込みが可能なメモリカード7、発光で着信を通知する背面表示部8、リンガ音で着信を通知するスピーカ9が設けられている。
スイッチ入力部5には、ダイヤルスイッチと兼用の文字入力スイッチ、クリアスイッチ、カーソルスイッチ、表示されたアイコンに対応するスイッチ(後述するOKスイッチなど)、発信スイッチなど(図示せず)のほかに、オフフックスイッチ51およびオンフックスイッチ52が設けられている。また、背面表示部8は、透明又は半透明の部材で構成され、着信に応じて点滅するLED81を内蔵している。また、振動によって着信を通知するバイブレータ10が本体ケースに内蔵されている。
次に、電気的な構成について説明する。無線送受信部11は、アンテナ2を介して、変調された音声やデータを送信又は受信する。無線信号処理部12は、無線送受信部11によって受信された音声やデータを復調し、無線送受信部11によって送信される音声やデータを変調する。制御部13は、システムバスを介してコマンドおよびデータの授受を行ってこの装置全体を制御する。また、内部にタイマ131を備えている。
加入者情報記憶部14は、アドレス帳エリア、着信履歴エリア、発信履歴エリアなどで構成されている。システムROM15は、制御部13によって実行される通信制御処理のプログラム、合成音声データ、種々の初期データなどを記憶している。メモリ16は、制御部13によって処理されるデータを一時的に記憶するワークエリアであり、各種のレジスタやフラグのエリアが設けられている。
音声信号処理部17は、通話中の音声信号や合成音声データの音声信号をディジタルからアナログに変換してスピーカ3に与えて発音させるとともに、マイク6からの音声信号をアナログからディジタルに変換して制御部13に入力する。ドライバ18は、背面キー8のLED81、スピーカ9、およびバイブレータ10を駆動する。ドライバ19は、表示部4を駆動する。ドライバ20は、メモリカード7を駆動する。
次に、図1の構成による第1の実施形態の動作について、制御部13の動作フローチャートおよび表示部4の画面を参照して説明する。
図2ないし図4は、メインルーチンのフローチャートである。図2において、所定のイニシャライズ(ステップSA1)の後、待受画面を表示する(ステップSA2)。次に、オフフック操作がされたか否かを判別する(ステップSA3)。オフフック操作がされたときは、相手先の電話番号を入力するための番号入力画面を表示する(ステップSA4)。そして、番号入力がされたか否かを判別し(ステップSA5)、電話番号が入力されたときは、その入力番号を表示する(ステップSA6)。
次に、発信スイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSA7)、このスイッチがオンされない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSA8)。クリアスイッチがオンされたときは、ステップSA2に移行して待受画面を表示するが、クリアスイッチがオンされない場合には、ステップSA5に移行して、電話番号の入力を待つ。ステップSA7において、発信スイッチがオンされたときは、発信処理を行う(ステップSA9)。すなわち、表示されている電話番号の相手先に対して発呼する。同時に、スピーカ3によって呼出し音を報知する(ステップSA10)。そして、発呼した相手先と接続が確立したか否かを判別し(ステップSA11)、接続が確立したときは、通話処理に遷移する(ステップSA12)。この通話処理中において、オンフック操作がされたか否かを判別し(ステップSA13)、オンフック操作がされたときは、ステップSA2に移行して待受画面を表示する。
ステップSA3において、オフフック操作がされない場合には、図3のフローチャートにおいて、着信検知があったか否かを判別する(ステップSA14)。着信検知があったときは、LED81とスピーカ9又はバブレータ10とにより着信報知処理を行う(ステップSA15)。そして、オフフック操作がされたか否かを判別し(ステップSA16)、オフフック操作がされたときは、着信報知を停止して通話処理に遷移する(ステップSA17)。この通話処理中において、オンフック操作がされたか否かを判別し(ステップSA18)、オンフック操作がされたときは、ステップSA2に移行して待受画面を表示す。ステップSA14において、着信検知がない場合には、メール着信検知があったか否かを判別する(ステップSA19)。メール着信検知があったときは、LED81とスピーカ9又はバブレータ10とによりメール着信報知を行う(ステップSA20)。そして、一定時間が経過したか否かを判別し(ステップSA21)、一定時間が経過したときは、メール着信報知を停止して、図2のステップSA2に移行して待受画面を表示す。
ステップSA19において、メール着信検知がない場合、すなわち、オフフック操作、電話着信、およびメール着信のいずれもない場合には、図4のフローチャートにおいて、メニュースイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSA22)。メニュースイッチがオンされたときは、モードフラグMODEFが1であるか0であるかを判別する(ステップSA23)。MODEFが1である場合には、簡単メニュー表示処理を行い(ステップSA24)、MODEFが0である場合には、詳細メニュー表示処理を行う(ステップSA25)。ステップSA22において、メニュースイッチがオンでない場合には、アンケートアプリが起動操作されたか否かを判別する(ステップSA26)。アンケートアプリが起動操作されたときは、アンケート処理を実行する(ステップSA27)。アンケート処理の後は、図2のステップSA2に移行して待受画面を表示する。ステップSA26において、アンケートアプリが起動操作されない場合には、図2のステップSA3に移行して、オフフック操作、着信検知、メール着信検知、メニュースイッチのオン操作の有無を判別するループ処理を繰り返す。
図5は、メインルーチンにおけるステップSA27のアンケート処理のフローチャートである。まず、アンケート入力画面を表示する(ステップSB1)。アンケート画面には、スイッチ操作によって誰でもすぐに答えられるような内容を表示したり、ユーザ自身の職業、年齢、性別などを入力するアンケート項目を表示する。すなわち、口頭や紙のアンケートであれば、すぐに答えられるような内容を表示する。次に、必要事項の入力があったか否かを判別し(ステップSB2)、入力があったときはその入力データを表示する(ステップSB3)。そして、入力操作が終了したか否かを判別する(ステップSB4)。入力操作が終了しない場合には、ステップSB2に移行して、必要事項の入力を待つ。
ステップSB4において入力操作が終了したときは分析処理を実行する(ステップSB5)。例えば、スイッチ操作のスピードや誤操作の回数などに基づいて、ユーザのスイッチ操作の熟練度を分析する。そして、分析結果によりユーザがビギナーであるか又はスイッチ操作の熟練者であるか否かを判別する(ステップSB6)。ユーザがビギナーであると判別したときは、モードフラグMODEFを1にセットし(ステップSB7)、ユーザが熟練者であると判別したときは、MODEFを0にリセットする(ステップSB8)。MODEFをセット又はリセットした後は、メインルーチンに戻る。
図6は、メインルーチンにおけるステップSA24の簡単メニュー表示処理のフローチャートである。まず、簡単メニュー画面を表示して(ステップSE1)、選択アイコンを表示する(ステップSE2)。図9は、簡単メニュー画面を示す図である。簡単メニュー画面には、Eメール、発信履歴、着信履歴、アドレス帳、簡単機能、OKスイッチ、詳細スイッチのアイコンが表示されるとともに、アイコンの表示色を変更(反転表示など)する選択アイコンが表示される。最初は、図9に示すように、例えばEメールのアイコンに選択アイコンが表示されている。また、画面の下側における左側の詳細アイコン、中央のOKのアイコン、および右側の空白のアイコンは、キー入力部の上部において左側、中央、および右側に配置されたスイッチに対応している。そして、画面の下側におけるアイコンに対応するスイッチをオンすることによって処理が決定する。図9の例では、キー入力部の中央のスイッチがOKスイッチであり、左側のスイッチが詳細スイッチである。なお、中央のキースイッチの周囲に上下左右のカーソルスイッチが配置されている。これらの対応関係は、後述する図10、図15および図16の表示画面においても同様である。
次に、スイッチ部のカーソルスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSE3)。カーソルスイッチがオンされたときは、選択アイコン位置を移動する(ステップSE4)。すなわち、表示色を変更した現在のアイコンが他のアイコンに変わる。次に、OKスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSE5)、このスイッチがオンされたときは、以下のように、選択アイコンの現在位置に応じた処理を行う。選択アイコンがEメールにあるか否かを判別し(ステップSE6)、この位置にある場合にはEメール処理を実行する(ステップSE7)。この位置にない場合には、選択アイコンが発信履歴にあるか否かを判別し(ステップSE8)、この位置にある場合には発信履歴処理を実行する(ステップSE9)。この位置にない場合には、選択アイコンが着信履歴にあるか否かを判別し(ステップSE10)、この位置にある場合には着信履歴処理を実行する(ステップSE11)。この位置にない場合には、選択アイコンがアドレス帳にあるか否かを判別し(ステップSE12)、この位置にある場合にはアドレス帳処理を実行する(ステップSE13)。この位置にない場合には、選択アイコンが簡単機能にあるか否かを判別し(ステップSE14)、この位置にある場合には簡単機能処理を実行する(ステップSE15)。いずれかの処理を実行した後は、ステップSE1に移行して、図18に示した簡単メニュー画面を表示する。
ステップSE5において、OKスイッチがオンでない場合には、詳細スイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSE16)。このスイッチがオンされたときは、詳細メニュー表示処理を実行する(ステップSE17)。そして、メインルーチンに戻る。詳細スイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSE18)。このスイッチがオンでない場合には、ステップSE3に移行して、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別する。クリアスイッチがオンされたときは、メインルーチンに戻る。
図7および図8は、図6の簡単メニュー表示処理におけるステップSE15の簡単機能処理のフローチャートである。まず、簡単機能のリストを表示して(ステップSF1)、選択アイコンを表示する(ステップSF2)。図10は、簡単機能のリスト画面を示す図である。この図に示すように、マナー設定、キー操作音、発番号通知、時計設定、電卓、プロフィール、およびIN ENGLISHのリストが表示され、表示色を変更した選択アイコンが表示される。例えば、マナー設定に選択アイコンが表示される。そして、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSF3)、オンされたときは選択アイコン位置を移動する(ステップSF4)。次に、OKスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSF5)。
このスイッチがオンされたときは、以下のように、選択アイコンの位置に応じた処理を実行する。選択アイコンがマナー設定にあるか否かを判別し(ステップSF6)、この位置にある場合には、マナー設定処理を実行する(ステップSF7)。この位置にない場合には、選択アイコンがキー操作音にあるか否かを判別し(ステップSF8)、この位置にある場合には、キー操作音処理を実行する(ステップSF9)。この位置にない場合には、選択アイコンが発番号通知にあるか否かを判別し(ステップSF10)、この位置にある場合には、発番号処理を実行する(ステップSF11)。
この位置にない場合には、図8のフローチャートにおいて、選択アイコンが時計設定にあるか否かを判別し(ステップSF12)、この位置にある場合には、時計設定処理を実行する(ステップSF13)。この位置にない場合には、選択アイコンが電卓にあるか否かを判別し(ステップSF14)、この位置にある場合には、電卓処理を実行する(ステップSF15)。この位置にない場合には、選択アイコンがプロフィールにあるか否かを判別し(ステップSF16)、この位置にある場合には、プロフィール処理を実行する(ステップSF17)。この位置にない場合には、選択アイコンがIN ENGLISHにあるか否かを判別し(ステップSF18)、この位置にある場合には、IN ENGLISH処理を実行する(ステップSF19)。いずれかの処理を実行した後は、図7のステップSF1に移行して、リスト表示を行う。
一方、ステップSF5において、OKスイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSF20)、このスイッチがオンされたときは、図6の簡単メニュー表示処理におけるステップSE1に移行する。クリアスイッチがオンされない場合には、ステップSF3に移行して、カーソルスイッチがオンされたか判別する。
図11および図12は、図4のメインルーチンにおけるステップSA25の詳細メニュー表示処理のフローチャートである。図11において、まず、詳細アイコンを表示し(ステップSG1)、選択アイコンを表示する(ステップSG2)。図15は、詳細アイコンの画面を示す図である。この図に示すように、機能/設定、マイ機能、メール、データフォルダ、ezplus、履歴、カメラ、簡単HP、カレンダ、お好み1〜3の詳細アイコンが表示され、表示色を変更した選択アイコンが表示される。例えば、最初は機能/設定アイコンに選択アイコンが表示される。
次に、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSG3)、オンされたときは選択アイコン位置を移動する(ステップSG4)。次に、OKスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSG5)。このスイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSG6)、クリアスイッチがオンされたときは、メインルーチンに戻る。クリアスイッチがオンでない場合には、簡単スイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSG7)、このスイッチがオンされたときは、図6に示した簡単メニュー表示処理を実行する。簡単スイッチがオンでない場合、すなわち、OKスイッチ、クリアスイッチ、および簡単スイッチのいずれもオンでない場合には、ステップSG3に移行してカーソルスイッチがオンされたか判別する。
ステップSG5において、OKスイッチがオンされたときは、そのときの選択アイコンの位置に応じた処理を実行する。選択アイコンが機能/設定にあるか否かを判別し(ステップSG9)、この位置にある場合には、機能/設定処理を実行する(ステップSG10)。この位置にない場合には、選択アイコンがマイ機能にあるか否かを判別し(ステップSG11)、この位置にある場合には、マイ機能処理を実行する(ステップSG12)。この位置にない場合には、選択アイコンがメールにあるか否かを判別し(ステップSG13)、この位置にある場合には、メール処理を実行する(ステップSG14)。
この位置にない場合には、選択アイコンがデータフォルダにあるか否かを判別し(ステップSG15)、この位置にある場合には、データフォルダ処理を実行する(ステップSG16)。この位置にない場合には、選択アイコンがezplusにあるか否かを判別し(ステップSG17)、この位置にある場合には、ezplus処理を実行する(ステップSG18)。この位置にない場合には、選択アイコンが履歴にあるか否かを判別し(ステップSG19)、この位置にある場合には、履歴処理を実行する(ステップSG20)。この位置にない場合には、選択アイコンがカメラにあるか否かを判別し(ステップSG21)、この位置にある場合には、カメラ処理を実行する(ステップSG22)。この位置にない場合には、選択アイコンが簡単HPにあるか否かを判別し(ステップSG23)、この位置にある場合には、簡単HP処理を実行する(ステップSG24)。
この位置にない場合には、図12のフローチャートにおいて、選択アイコンがカレンダにあるか否かを判別し(ステップSG25)、この位置にある場合には、カレンダ処理を実行する(ステップSG26)。この位置にない場合には、選択アイコンがお好み1にあるか否かを判別し(ステップSG27)、この位置にある場合には、お好み1処理を実行する(ステップSG28)。この位置にない場合には、選択アイコンがお好み2にあるか否かを判別し(ステップSG29)、この位置にある場合には、お好み2処理を実行する(ステップSG30)。この位置にない場合には、選択アイコンがお好み3にあるか否かを判別し(ステップSG31)、この位置にある場合には、お好み3処理を実行する(ステップSG32)。いずれかの処理を実行した後は、図11のステップSG1に移行して、再び詳細アイコンを表示する。
図13および図14は、図11の詳細メニュー表示処理におけるステップSG10の機能/設定処理のフローチャートである。図13において、まず、リストを表示し(ステップSH1)、選択アイコンを表示する(ステップSH2)。図16は、機能/設定処理のリスト画面を示す図である。この図では、時間/料金のリストに選択アイコンが表示されている。次に、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSH3)、このスイッチがオンされたときは、選択アイコン位置を移動する(ステップSH4)。そして、OKスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSH5)。このスイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSH6)。このスイッチがオンでない場合には、ステップSH3に移行してカーソルスイッチのオンを判別するが、このスイッチがオンされたときは、図11の詳細メニュー表示処理に戻る。
ステップSH3において、OKスイッチがオンされたときは、そのときの選択アイコン位置に応じた処理を実行する。選択アイコンが時間/料金にあるか否かを判別し(ステップSH7)、この位置にある場合には時間/料金処理を実行する(ステップSH8)。この位置にない場合には、選択アイコンが音/バイブにあるか否かを判別し(ステップSH9)、この位置にある場合には音/バイブ処理を実行する(ステップSH10)。この位置にない場合には、選択アイコンが画面/照明にあるか否かを判別し(ステップSH11)、この位置にある場合には画面/照明処理を実行する(ステップSH12)。
この位置にない場合には、選択アイコンがセキュリティにあるか否かを判別し(ステップSH13)、この位置にある場合にはセキュリティ処理を実行する(ステップSH14)。この位置にない場合には、選択アイコンが通話/文字にあるか否かを判別し(ステップSH15)、この位置にある場合には通話/文字処理を実行する(ステップSH16)。この位置にない場合には、選択アイコンが伝言/マナーにあるか否かを判別し(ステップSH17)、この位置にある場合には伝言/マナー処理を実行する(ステップSH18)。この位置にない場合には、選択アイコンが時計/スケジュールにあるか否かを判別し(ステップSH19)、この位置にある場合には時計/スケジュール処理を実行する(ステップSH20)。
この位置にない場合には、図14のフローチャートにおいて、選択アイコンが留守番/転送にあるか否かを判別し(ステップSH21)、この位置にある場合には留守番/転送処理を実行する(ステップSH22)。この位置にない場合には、選択アイコンが特別/その他にあるか否かを判別し(ステップSH23)、この位置にある場合には特別/その他処理を実行する(ステップSH24)。この位置にない場合には、選択アイコンがプロフィールにあるか否かを判別し(ステップSH25)、この位置にある場合にはプロフィール処理を実行する(ステップSH26)。この位置にない場合には、選択アイコンがガイドにあるか否かを判別し(ステップSH27)、この位置にある場合にはガイド処理を実行する(ステップSH28)。上記いずれかの処理を実行した後は、図13のステップSH1に移行して、再びリスト表示を行う。
図17は、図11の詳細メニュー表示処理におけるステップSG16のデータフォルダ処理のフローチャートである。まず、データフォルダのリストを表示し(ステップSJ1)、選択アイコンを表示する(ステップSJ2)。データフォルダのリストとしては、アドレス帳およびその他のリストがある。次に、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSJ3)、このスイッチがオンされたときは、選択アイコン位置を移動する(ステップSJ4)。そして、OKスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSJ5)、このスイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSJ6)、このスイッチがオンされたときは、図11の詳細メニュー表示処理に戻る。このスイッチがオンでない場合には、ステップSJ3に移行してカーソルスイッチがオンされたか判別する。ステップSJ5において、OKスイッチがオンされたときは、そのときの選択アイコンの位置に応じた処理を実行する。選択アイコンがアドレス帳にあるか否かを判別し(ステップSJ7)、この位置にある場合にはアドレス帳処理を実行する(ステップSJ8)。この位置にない場合には、選択アイコンがその他のリストにあるか否かを判別し(ステップSJ9)、その他のリストにある場合にはその他の処理を実行する(ステップSJ10)。アドレス帳処理又はその他の処理を実行した後は、ステップSJ1に移行して、再びリストを表示する。
図18は、図11の詳細メニュー表示処理におけるステップSG20の履歴処理のフローチャートである。まず、履歴情報のリストを表示し(ステップSK1)、選択アイコンを表示する(ステップSK2)。履歴情報のリストとしては、発信履歴および着信履歴のリストがある。次に、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSK3)、このスイッチがオンされたときは、選択アイコン位置を移動する(ステップSK4)。そして、OKスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSK5)、このスイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSK6)。このスイッチがオンされたときは、図11の詳細メニュー表示処理に戻る。このスイッチがオンでない場合には、ステップSK3に移行してカーソルスイッチがオンされたか判別する。ステップSK5において、OKスイッチがオンされたときは、そのときの選択アイコンの位置に応じた処理を実行する。選択アイコンが発信履歴にあるか又は着信履歴にあるかを判別し(ステップSK7)、発信履歴の位置にある場合には発信履歴処理を実行し(ステップSK8)、着信履歴の位置にある場合には、着信履歴処理を実行する(ステップSK9)。いずれかの履歴処理を実行した後は、ステップSK1に移行して、再びリストを表示する。
図19は、図11の詳細メニュー表示処理におけるステップSG14のメール処理のフローチャートである。まず、メールのリストを表示し(ステップSL1)、選択アイコンを表示する(ステップSL2)。次に、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSL3)、このスイッチがオンされたときは、選択アイコン位置を移動する(ステップSL4)。そして、OKスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSL5)、このスイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSL6)。このスイッチがオンされたときは、図11の詳細メニュー表示処理に戻る。このスイッチがオンでない場合には、ステップSL3に移行してカーソルスイッチがオンされたか判別する。ステップSL5において、OKスイッチがオンされたときは、そのときの選択アイコンの位置に応じた処理を実行する。選択アイコンがEメールにあるか又はCメールにあるかを判別し(ステップSL7)、Eメールにある場合にはEメール処理を実行し(ステップSL8)、Cメールにある場合にはCメール処理を実行する(ステップSL9)。いずれかのメール処理を実行した後は、ステップSL1に移行して、再びリストを表示する。
図20は、図19のメール処理におけるステップSL8のEメール処理のフローチャートである。まず、Eメールのリストを表示し(ステップSM1)、選択アイコンを表示する(ステップSM2)。次に、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSM3)、このスイッチがオンされたときは、選択アイコン位置を移動する(ステップSM4)。そして、OKスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSM5)、このスイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSM6)。このスイッチがオンされたときは、図19のメール処理に戻る。このスイッチがオンでない場合には、ステップSM3に移行してカーソルスイッチのオンを判別する。ステップSM5において、OKスイッチがオンされたときは、そのときの選択アイコンの位置に応じた処理を実行する。
選択アイコンが新規作成にあるか否かを判別し(ステップSM7)、この位置にある場合には新規作成処理を実行する(ステップSM8)。この位置にない場合には、選択アイコンが受信BOXにあるか否かを判別し(ステップSM9)、この位置にある場合には受信BOX処理を実行する(ステップSM10)。この位置にない場合には、選択アイコンが送信BOXにあるか否かを判別し(ステップSM11)、この位置にある場合には送信BOX処理を実行する(ステップSM12)。この位置にない場合には、その他のリストにあるか否かを判別し(ステップSM13)、この位置にある場合には、その他の処理を実行する(ステップSM14)。いずれかの処理を実行した後は、ステップSM1に移行して、再びリストを表示する。
図21は、図20のEメール処理におけるステップSM8の新規作成処理のフローチャートである。まず、新規入力画面を表示する(ステップSN1)。すなわち、メールの宛先のアドレス、件名、添付ファイル、および本文の一定のパターンからなる画面を表示する。次に、タイマ131を起動して入力時間のカウントを開始し(ステップSN2)、入力データ数をストアするレジスタを0にクリアする(ステップSN3)。そして、データ入力があったか否かを判別する(ステップSN4)。データ入力があったときは、レジスタの入力データ数をインクリメントし(ステップSN5)、入力データを表示する(ステップSN6)。次に、入力データ数が規定数に達したか否かを判別し(ステップSN7)、規定数に達したときは、入力データ数を入力時間で除算した値をレジスタSPEEDにストアする(ステップSN8)。そして、SPEEDの値が所定値より大きいか又は所定値以下であるかを判別する(ステップSN9)。SPEEDの値が所定値より大きい場合には、MODEFを0にリセットし(ステップSN10)、SPEEDの値が所定値以下である場合には、MODEFを1にセットする(ステップSN11)。MODEFをセット又はリセットした後は、入力時間のカウントを停止する(ステップSN12)。
入力時間のカウントを停止した後、又は、ステップSN7において入力データ数が規定数に達していない場合、若しくは、ステップSN4においてデータ入力がない場合には、送信スイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSN13)。このスイッチがオンでない場合には、クリアスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSN14)、このスイッチがオンされたときは、図20のEメール処理に戻る。このスイッチがオンでない場合には、ステップSN4に移行してデータ入力を待つ。ステップSN13において、送信スイッチがオンされたときは、作成されたEメールの送信処理を行って(ステップSN15)、その送信データを送信BOXにストアする(ステップSN16)。そして、図20のEメール処理に戻る。
以上のように、この第1の実施形態によれば、制御部13は、キー入力部5の操作の熟練度を分析して、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から、分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する。したがって、操作に熟練したユーザおよび操作に不慣れなユーザのいずれに対しても負担をかけることなく、合理的で柔軟な操作メニューを表示できる。
この場合において、制御部13は、表示部4に表示されたアンケートに対するキー入力部5における操作の熟練度の分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して表示部4に表示する。したがって、誰でもすぐに回答できるアンケートの形式でキー操作を受けるので、キー操作の所要時間によって個々のユーザによる操作の熟練度を客観的に分析することができる。
あるいは、この場合において、制御部13は、電子メールの新規作成の際にキー入力部5における操作の熟練度の分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して表示部4に表示する。したがって、一定のパターンからなる新規作成画面でキー操作を受けるので、キー操作の所要時間によって個々のユーザによる操作の熟練度を客観的に分析することができる。
次に、本発明の第2の実施形態の動作について、制御部13の動作フローチャートを参照して説明する。この第2の実施形態においては、ユーザのキー操作の熟練度の分析を、外部のサーバーによって行うものである。そのために、表示部4に表示したアンケート画面に対して入力されたユーザの回答をサーバーに送信する。
図22は、図1の携帯電話1とサーバーとの通信処理のフローチャートである。携帯電話はアンケート処理に入ると、アンケート入力画面を表示する(ステップSC1)。アンケート画面には、スイッチ操作によって誰でもすぐに答えられるような内容を表示したり、ユーザ自身の職業、年齢、性別などを入力するアンケート項目を表示する。すなわち、口頭や紙のアンケートであれば、すぐに答えられるような内容を表示する。次に、必要事項の入力があったか否かを判別し(ステップSC2)、入力があったときはその入力データを表示する(ステップSC3)。そして、入力操作が終了したか否かを判別する(ステップSC4)。入力操作が終了しない場合には、ステップSC2に移行して、必要事項の入力を待つ。ステップSC4において入力操作が終了したときは、その入力データをサーバーに自動送信する(ステップSC5)。そして、送信が終了したか否かを判別し(ステップSC6)、送信が終了したときは、サーバーから着信があったか否かを判別する(ステップSC7)。
一方、サーバーは、携帯電話からアンケート受信があったか否かを判別し(ステップSD1)、アンケート受信があったときは、受信データを所定のメモリにストアして(ステップSD2)、分析処理を実行する(ステップSD3)。例えば、実施形態1の場合と同様に、スイッチ操作のスピードや誤操作の回数などに基づいて、ユーザのスイッチ操作の熟練度を分析する。次に、分析結果を携帯電話に送信する(ステップSD4)。そして、送信が終了したか否かを判別し(ステップSD5)、送信が終了したときは、ステップSD1に移行して、他の携帯電話からのアンケート受信を待つ。
携帯電話は、ステップSC7においてサーバーから着信があると、送信された分析結果を受信し(ステップSC8)、その分析結果によってユーザがビギナーであるか又はスイッチ操作の熟練者であるか否かを判別する(ステップSC9)。ユーザがビギナーであると判別したときは、モードフラグMODEFを1にセットし(ステップSC10)、ユーザが熟練者であると判別したときは、MODEFを0にリセットする(ステップSC11)。MODEFをセット又はリセットした後は、メインルーチンに戻る。
図11および図12におけるステップSG12のマイ機能処理、ステップSG18のezplus処理、ステップSG22のカメラ処理、ステップSG24の簡単HP処理、ステップSG26のカレンダ処理、ステップSG28、SG30、SG32のお好み1処理ないしお好み3処理、並びに、図13および図14におけるステップSH8の時間/料金処理、ステップSH10の音/バイブ処理、ステップSH12の画面/照明処理、ステップSH14のセキュリティ処理、ステップSH16の通話/文字処理、ステップSH18の伝言/マナー処理、ステップSH20の時計/スケジュール処理、ステップSH22の留守番/転送処理、ステップSH24の特別/その他処理、ステップSH26のプロフィール処理、ステップSH28のガイド処理についても、基本的な動作は、図17、図18、図19におけるデータフォルダ処理、履歴処理、メール処理の場合と同じである。すなわち、カーソルスイッチで所望の処理アイコンを選択して、OKスイッチで決定して実行する。したがって、これらの処理のフローチャートについては省略する。
以上のように、この第2の実施形態によれば、制御部13は、アンケート入力画面を表示部4に表示して、操作に応じてコマンドおよびデータを入力するキー入力部5からアンケートに対する回答が入力されたときは、無線送受信部11を介して接続した外部装置であるサーバーに対して、キー入力部5における操作に関する情報を送信し、サーバーから操作に関する情報に基づく操作の熟練度の分析結果を受信し、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から、分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する。したがって、第1の実施形態と同様に、操作に熟練したユーザおよび操作に不慣れなユーザのいずれに対しても負担をかけることなく、合理的で柔軟な操作メニューを表示できる。
この場合において、制御部13は、表示部4に表示されたアンケートに対するキー入力部5における操作の熟練度の分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して表示部4に表示する。したがって、誰でもすぐに回答できるアンケートの形式でキー操作を受けるので、キー操作の所要時間によって個々のユーザによる操作の熟練度を分析することができる。
あるいは、この場合において、制御部13は、電子メールの新規作成の際にキー入力部5における操作に関する情報をサーバーに送信して、サーバーから受信した熟練度の分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して表示部4に表示するように構成してもよい。この場合には、一定のパターンからなる新規作成画面でキー操作を受けるので、キー操作の所要時間によって個々のユーザによる操作の熟練度を客観的に分析することができる。
なお、上記実施形態においては、システムROM15にあらかじめ記憶されている通信情報処理のプログラムを制御部13が実行する装置の発明について説明したが、着脱自在のメモリカード7から読み込まれた通信情報処理のプログラム、又は、無線送受信部11によってネットワークを介して外部のサーバーなどからダウンロードされた信情報処理のプログラムを書き込み可能な不揮発性メモリなどで構成されたシステムROMにインストールし、その通信情報処理のプログラムを制御部13が実行するような構成も可能である。この場合には、プログラムの発明を実現する。
すなわち、第1のプログラムは、入力手段の操作に応じてコマンドおよびデータを入力する第1のステップと、入力手段における操作の熟練度を分析する第2のステップと、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から第2のステップによる分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する第3のステップとを実行する。
この場合において、第2のステップは、電子メールの新規作成の際に入力手段における操作の熟練度を分析し、第3のステップは、その分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して表示手段に表示する。
また、第2のプログラムは、入力手段の操作に応じてコマンドおよびデータを入力する第1のステップと、所定の通信手段を介して接続した外部装置に対して入力手段における操作に関する情報を送信するとともに、外部装置から操作に関する情報に基づく操作の熟練度の分析結果を受信する第2のステップと、操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する第3のステップとを実行する。
上記第1のプログラム又は第2のプログラムの場合において、第3のステップは、所定の表示手段に表示されたアンケートに対する入力手段における操作の熟練度の分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して表示手段に表示する。
本発明の各実施例における携帯電話の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態における制御部によるメインルーチンのフローチャート。 図2に続くメインルーチンのフローチャート。 図3に続くメインルーチンのフローチャート。 図4におけるアンケート処理のフローチャート。 図4における簡単メニュー表示処理のフローチャート。 図6における簡単機能処理のフローチャート。 図7に続く簡単機能処理のフローチャート。 表示部に表示された簡単メニュー画面を示す図。 表示部に表示された簡単機能のリスト画面を示す図。 図6における詳細メニュー表示処理のフローチャート。 図11に続く詳細メニュー表示処理のフローチャート。 図11における機能/設定処理のフローチャート。 図13に続く機能/設定処理のフローチャート。 表示部に表示された詳細メニュー画面を示す図。 表示部に表示された機能/設定のリスト画面を示す図。 図11におけるデータフォルダ処理のフローチャート。 図11における履歴処理のフローチャート。 図11におけるメール処理のフローチャート。 図19におけるEメール処理のフローチャート。 図20における新規作成処理のフローチャート。 本発明の第2の実施形態における携帯電話とサーバーとの通信処理のフローチャート。
符号の説明
1 携帯電話
2 アンテナ
3 音声発生用スピーカ
4 表示部
5 キー入力部
6 マイク
7 メモリカード
8 背面表示部
9 着信通知用スピーカ
10 バイブレータ
11 無線送受信部
12 無線信号処理部
13 制御部
14 加入者情報記憶部
15 システムROM
16 メモリ
17 音声信号処理部
18 着信報知用ドライバ
19 表示用ドライバ
20 メモリカード用ドライバ
51 オフフックスイッチ
52 オンフックスイッチ
81 着信報知用LED
131 タイマ

Claims (8)

  1. 操作に応じてコマンドおよびデータを入力する入力手段と、
    前記入力手段における操作の熟練度を分析する分析手段と、
    操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から前記分析手段による分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する選択手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記分析手段は、電子メールの新規作成の際に前記入力手段における操作の熟練度を分析し、前記選択手段は、その分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 操作に応じてコマンドおよびデータを入力する入力手段と、
    所定の通信手段を介して接続した外部装置に対して前記入力手段における操作に関する情報を送信するとともに、前記外部装置から前記操作に関する情報に基づく操作の熟練度の分析結果を受信する送受信手段と、
    操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から前記分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する選択手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  4. 前記選択手段は、所定の表示手段に表示されたアンケートに対する前記入力手段における操作の熟練度の分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1又は3記載の通信端末装置。
  5. 入力手段の操作に応じてコマンドおよびデータを入力する第1のステップと、
    前記入力手段における操作の熟練度を分析する第2のステップと、
    操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から前記第2のステップによる分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する第3のステップと、
    を実行することを特徴とする通信情報処理のプログラム。
  6. 前記第2のステップは、電子メールの新規作成の際に前記入力手段における操作の熟練度を分析し、前記第3のステップは、その分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項5記載の通信情報処理のプログラム。
  7. 入力手段の操作に応じてコマンドおよびデータを入力する第1のステップと、
    所定の通信手段を介して接続した外部装置に対して前記入力手段における操作に関する情報を送信するとともに、前記外部装置から前記操作に関する情報に基づく操作の熟練度の分析結果を受信する第2のステップと、
    操作の難易度が異なる複数種類の操作メニューの中から前記分析結果に応じた種類の操作メニューを選択する第3のステップと、
    を実行することを特徴とする通信情報処理のプログラム。
  8. 前記第3のステップは、所定の表示手段に表示されたアンケートに対する前記入力手段における操作の熟練度の分析結果によって、熟練度が低い場合には簡単な操作メニューを選択し、熟練度が高い場合には詳細な操作メニューを選択して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項5又は7記載の通信情報処理のプログラム。
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