JP2005059583A - ネイルアート用スタンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 スタンプすることにより、繰り返して、かつ、容易に爪の表面に模様を描くことができるネイルアート用スタンプを提供する。
【解決手段】 柄の先端に、多孔質弾性体からなる浸透印を設け、その浸透印がネイルインクを吸収保持することができるようにし、浸透印の印面に模様形状のネイルインク染み出し部を設け、必要に応じ、柄の先端と浸透印との間に保持具を介して浸透印が設けられた繰り返しスタンプ可能なネイルアート用スタンプとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、爪の表面に模様を繰り返して、容易にスタンプできるネイルアート用スタンプに関する。
近年、種々の色のマニキュアを用いて筆やペンで爪の表面に、模様を描くネイルアートが広く行われるようになっている。
筆やペンで爪の表面にきれいな模様を描くには、ある程度熟練が必要であり、また、長時間かかるという問題点があった。
これを解決するために、上面に指を載せて位置決めするための凹部を有するスタンプ台と、前記凹部にて位置決めされた指の爪面に対してスタンプ部を圧接させることにより爪面にネイルアート画を転写するスタンプ本体と、前記スタンプ台に位置決めされて前記スタンプ本体の押し下げ動作を案内し前記スタンプ部を爪面に対する適正位置に導くガイド枠とを備えているネイルアート用スタンプ装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−51829号公報
しかし、上記従来技術は、1回ずつスタンプ部の表面にインキやマニキュア等の塗布剤を付着させて、爪面に圧接して、模様を転写する必要があるため、転写の都度スタンプ部の表面に塗布剤を付着させる作業が必要であるという問題点があった。
本発明は、繰り返して、かつ、容易に爪の表面に模様を描くことができるネイルアート用スタンプを提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、ことにより、上記課題を解決できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、柄の先端に、多孔質弾性体からなる浸透印が設けられており、その浸透印がネイルインクを吸収保持することができ、浸透印の印面に模様形状のネイルインク染み出し部を有することを特徴とする、繰り返しスタンプ可能なネイルアート用スタンプを提供するものである。
また、本発明は、上記ネイルアート用スタンプにおいて、模様形状のネイルインク染み出し部が、模様形状の凸状の突起部であるネイルアート用スタンプを提供するものである。
また、本発明は、上記ネイルアート用スタンプにおいて、柄の先端と浸透印との間に保持具を介して、浸透印が設けられているネイルアート用スタンプを提供するものである。
また、本発明は、上記ネイルアート用スタンプにおいて、保持具の胴部が柄の太さよりも細いネイルアート用スタンプを提供するものである。
また、本発明は、上記ネイルアート用スタンプにおいて、浸透印が緩衝材を介して柄の先端に設けられているネイルアート用スタンプを提供するものである。
また、本発明は、上記ネイルアート用スタンプにおいて、緩衝材がスポンジ状弾性体であり、浸透印が接着剤層を介して緩衝材に取り付けられているネイルアート用スタンプを提供するものである。
また、本発明は、上記ネイルアート用スタンプにおいて、保持具の内部に錘が内蔵されているネイルアート用スタンプを提供するものである。
また、本発明は、上記ネイルアート用スタンプにおいて、浸透印にネイルインクが吸収保持されているネイルアート用スタンプを提供するものである。
本発明のネイルアート用スタンプは、繰り返して、かつ、容易に爪の表面に模様を描くことができる。
本発明のネイルアート用スタンプを図面に基づいて説明する。
図1には、本発明のネイルアート用スタンプの一態様の斜視図が示され、図2には、本発明のネイルアート用スタンプの一態様において、柄、保持具及びキャップを引き離した状態の断面図が示され、図3には、図2のネイルアート用スタンプの柄を矢印の方向に移動させて保持具に連結し、キャップは引き離したままの状態の断面図が示されている。
また、図4及び図5には、それぞれその上部に本発明のネイルアート用スタンプの一態様の概略断面図が示され、その下部にその浸透印の平面図が示されている。なお、浸透印の平面図に記載されている矢印は、その矢印の断面を示したものが上部の概略断面図であることを意味する。
浸透印3は、多孔質弾性体で構成されている。多孔質弾性体は、ネイルインクを吸収保持することができる。また、浸透印3は、その印面に模様形状のネイルインク染み出し部を有する。これにより、浸透印3を爪の表面に押し当てたとき、印面に設けられた模様形状のネイルインク染み出し部からネイルインクが染み出すことができる。この機能を発揮するためには、多孔質弾性体における各孔は、連通していることが必要である。各孔の口径は、特に制限ないが、孔の平均口径は、1〜100μmが好ましく、6〜50μmがより好ましく、12〜30μmがより好ましく、15〜25μmが特に好ましい。多孔質弾性体としては、連続発泡多孔質弾性体が最適である。
また、浸透印3の多孔質弾性体は、爪の表面に模様を繰り返しスタンプできるだけのネイルインクを吸収保持できる容量であることが必要であり、その容量としては、好ましくは30回以上繰り返しスタンプすることができる容量であり、特に好ましくは50回以上繰り返しスタンプすることできる容量である。また、その容量の上限は、200回以下繰り返しスタンプすることができる容量が好ましく、150回以下繰り返しスタンプすることができる容量がより好ましく、120回以下繰り返しスタンプすることができる容量が特に好ましい。容量が大き過ぎると、ネイルインクの長期保存性が劣る場合に、問題が生じる。
また、浸透印3の多孔質弾性体の厚みは、0.1〜10mmが好ましく、0.3〜5mmがより好ましく、0.5〜2.5mmが特に好ましい。
浸透印3の多孔質弾性体は、天然ゴム、合成ゴム及び熱可塑性エラストマーの1種又は2種以上の混合物から製造されるが、天然ゴムと合成ゴム又は熱可塑性エラストマーの混合物が好ましい。合成ゴムとしては、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、エチレン−酢酸ビニルゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム、ポリウレタンゴムなどが挙げられる。熱可塑性エラストマーとしては、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、塩素化ポリエチレン系系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。これらのうち、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーが好ましく、ポリエチレン系熱可塑性エラストマーが特に好ましい。
多孔質弾性体は、上記ゴム若しくは熱可塑性エラストマー又はその前駆体に発泡剤を混入して発泡させることにより、得ることができる。また、独立気泡を有する発泡体にニードルパンチなどを用いて気泡を破壊して連続気泡を得る方法や、特公昭47−39212号公報に記載されているゴム及び/又はエラストマーをポリオレフィン系熱可塑性エラストマーに亜硫酸カルシウムや硫酸カルシウムを溶解する無機酸で処理する方法、特公昭57−42651号公報に記載されているように、非イオン界面活性剤または多価アルコール、有機溶媒に不溶性で水又は酸性水溶液に可溶性の粉末状物質のポリオレフィン熱可塑性エラストマーと混練し、これを成形した後得られる成形物を水洗する方法、実願昭53−143033号明細書に記載されている炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムなどの酸に溶ける酸可溶性の微粒子をポリオレフィン系樹脂に均一に充填し、押出し機で円筒状に成形した後に、塩酸や硝酸で充填した微粒子を溶解することで、空隙率60〜70%の連続多孔質体を得る方法などが挙げられる。
浸透印3の印面のネイルインク染み出し部からネイルインクが染み出し、爪の表面に付着し、模様を形成できる。したがって、浸透印3の印面のネイルインク染み出し部は、模様形状になっている。
模様は、種々の形状にすることができ、文字、記号、線、マーク又はそれらの1種又は2種以上の組み合わせなどがあげられる。模様の具体例としては、例えば、ハートマーク、星印、人の顔、唇、目、頭、手、指、足など、花、葉、木、草などの植物、犬、猫、ウサギ、鳥などの動物、像、建物、塔などの建造物など種々の模様が挙げられる。模様の大きさは、その最大長さが1〜10mmの範囲が好ましく、1〜5mmの範囲が特に好ましい。
浸透印3の印面は、平面であってもよいが、凸状の突起部2が設けられていることが好ましい。凸状の突起部2の先端部は平面になっていることが好ましい。その凸状の突起部2の先端の平面部は、模様形状にすればよい。
凸状の突起部2の厚みは、0.01〜2mmが好ましく、0.02〜0.5mmがより好ましい。凸状の突起部2の厚みが大き過ぎると、爪が曲面であり、かつ滑り易いため、爪にスタンプした際に模様がずれるので好ましくない。
浸透印3からネイルインクが染み出す場所は、その凸状の突起部2の先端の平面部のみであることが好ましい。すなわち、凸状の突起部2が設けられていない浸透印3の印面は、ネイルインクが染み出さないように多孔質弾性体の孔を塞ぐことが好ましい。また、凸状の突起部2の側面部も、ネイルインクが染み出さないように多孔質弾性体の孔を塞ぐことが好ましい。
また、浸透印3の印面に、凸状の突起部2が設けられていない場合模様形状の、ネイルインク染み出し部以外の浸透印3の印面は、ネイルインクが染み出さないように多孔質弾性体の孔を塞ぐことが好ましい。これにより、模様部分のみからネイルインクが染み出し、鮮明な模様を爪に形成することができる。
多孔質弾性体の孔を塞ぐ方法としては、多孔質でない被膜で覆う方法、サーマルヘッドによる製版加工、フラッシュ閃光による製版加工、熱転写方法などにより多孔質弾性体の表面を融着させて孔を塞ぐ方法などが挙げられる。
フラッシュ閃光による製版加工は、多孔質弾性体の表面に赤外線等の光を照射して、模様形状に対して鏡像体であってネガティブとなるように発熱材を発熱させて、多孔質弾性体の表層を溶融することにより、非ネイルインク染み出し部とネイルインク染み出し部を形成するものである。
フラッシュ閃光による製版加工の具体例としては、例えば、カーボンブラックなどの黒色色素が予め配合された又は表面に黒色色素を含有する層が予め積層された多孔質弾性体の表面に光を照射して黒色色素を発熱させて多孔質弾性体の表面を溶融することにより連続気泡が閉塞された多孔質弾性体から成る浸透印を製造するものが挙げられる。なお、黒色色素に代わり、光源から照射される光により発熱する他の発熱材を使用することができる。他の発熱材としては、フタロシアニン系顔料などが挙げられる(例えば、特開平9−314972号公報参照)。また、黒色色素を含有する層を形成するには、黒色色素、樹脂成分及び必要に応じて希釈剤を含有する組成物を多孔質弾性体の表面に塗布し、必要に応じて乾燥して形成することができる。樹脂成分としては、通常の接着剤に用いられる樹脂成分などが挙げられる。樹脂成分は、光照射後には接着性を有しないものが好ましい。
浸透印3は、柄1の先端に直接取り付けてもよいが、浸透印3の保持具5に保持させて、その保持具5を柄1の先端に取り付けてもよい。保持具5を装備すると、柄1と浸透印3を簡単に取り付けることができる。保持具5は、柄の取り付け部7と、浸透印の取り付け部6を有する。なお、保持具5は、柄1と一体成形したものであってもよい。一体成形している場合は、保持具5は柄の取り付け部7は有していない。
柄1は、持ち易いような形状であることが好ましく、例えば、円筒、四角筒、五角筒、六角筒、八角筒などの多角筒、円柱、四角柱、五角柱、六角柱、八角柱などの多角柱などが挙げられる。
柄1の横断面の長さ、すなわち太さは、最大長さが5〜30mmの範囲が好ましく、6〜15mmの範囲が特に好ましい。
柄1の材質は、種々の材質にすることができるが、硬質の材料が好ましく、例えば、熱可塑性プラスチック、熱硬化性プラスチックなどのプラスチック、鉄、アルミニウム、アルミニウム合金などの金属などが挙げられる。熱可塑性プラスチックとしては、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、(メタ)アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂などが挙げられる。また、柄1は、着色されていてもよいし、透明であってもよい。保持具5の材質としては、柄1の材質と同様なものが挙げられる。また、キャップ13の材質としては、柄1の材質と同様なものが挙げられる。
保持具5の柄1への取り付けは、保持具5の外径と筒状の柄1の内径とをほぼ同じにして両者を勘合して密着固定して取り付けてもよいし、図4のように、ネジ切り15を設けて取り付けてもよいし、あるいは、保持具5及び/又は柄1の表面を摩擦力の強い材質にすることにより両者を勘合して密着固定して取り付けてもよい。前者の場合、保持具5の外周又は柄1の内周には、両者を勘合させる際の空気抜きをするための溝を設けることが好ましい。溝の幅は、0.5〜2mmが好ましく、0.8〜1.5mmが特に好ましい。溝の深さは、0.01〜1mmが好ましく、0.05〜0.5mmが特に好ましい。
保持具5を取り付けている場合は、図1に示すように、柄1は矢印の方向に動かして、保持具5に勘合させることが好ましい。その際、保持具5の外周には、柄1の挿入方向に沿って凹状の溝11を設け、空気抜きができるようにして、柄1を保持具5に勘合し易くすることが好ましい。また、保持具5の外周に凹状の輪帯状溝12を設けて、空気抜きができるようにして、柄1を保持具5に勘合し易くすることが好ましい。なお、凹状の輪帯状溝12は、柄1の先端部の内周に設けてもよい。
保持具5は、胴部8を有することが好ましい。保持具5の胴部8は、例えば、円筒、四角筒、五角筒、六角筒、八角筒などの多角筒、円柱、四角柱、五角柱、六角柱、八角柱などの多角柱などが挙げられ、柄1と同様な形状であることが好ましい。
保持具5の胴部8は、柄1よりも細くすることが好ましい。保持具5の胴部8が太いと、柄1の上部方向から目視して爪にスタンプする際に模様を施す位置を明確に認識できないことがある。保持具5の胴部8を細くすることにより、柄1の上部方向から目視して爪にスタンプする際に模様を施す位置を明確に認識し易い利点がある。特に、柄1の太さが10mm以上の場合は、保持具5の胴部8を細くすることが好ましい。細くする程度は、柄1の太さよりも5〜50%細くすることが好ましく、10〜40%細くすることが特に好ましい。なお、柄1が細い場合は、保持具5の胴部8は、柄1と同じ太さであってもよい。
保持具5の胴部8の横断面の長さ、すなわち太さは、最大長さが5〜30mmが好ましく、6〜15mmが特に好ましい。
保持具5の胴部8の長さは、5〜50mmが好ましく、10〜35mmが特に好ましい。
また、ネイルアート用スタンプの全長の半分から先端までの重さを他の半分よりは重くした方が好ましい。特に、ネイルアート用スタンプの全長の半分から先端までの間の内部には、錘を入れることが好ましい。ネイルアート用スタンプが保持具5を有する場合は、保持具5の胴部8の内部に、錘14を入れることが好ましい。錘14を入れると、ネイルアート用スタンプの振れを押さえ、爪にスタンプした際に模様の位置ずれを防ぐことができる。錘14の重さは、通常1〜20gが好ましく、2〜10gがより好ましく、3〜7gが特に好ましい。錘14の材質としては、鉄、ステンレス鋼、銅、ニッケルなどの金属が好ましい。
保持具5の浸透印の取り付け部6の形状は、平面であってもよいし、凹状の窪みであってもよい。保持具5の浸透印の取り付け部6に、浸透印を取り付けるには、接着剤により固定することが好ましい。接着剤としては、種々の接着剤が使用でき、後述の接着剤と同様なものが使用できる。
なお、浸透印3と保持具5は、図4のように緩衝材4を介して取り付けることが好ましい。この場合、保持具5の浸透印3の取り付け部の形状は、凹状の窪みが好ましく、緩衝材4の全部又は一部、より好ましくは一部が凹状の窪みの中に収納されていることが好ましい。凹状の窪みの断面形状は、緩衝材4の断面形状と同一なものが好ましい。凹状の窪みの底面は平面が好ましい。凹状の窪みの深さは、1〜10mmが好ましく、1〜6mmがより好ましく、1〜4mmが特に好ましい。
浸透印3と保持具5又は緩衝材4の取り付けや、緩衝材4と保持具5との取り付けは、接着剤により固定することにより行うことが好ましい。緩衝材4としては、弾性体が好ましい。弾性体としては、発泡状弾性体が好ましく、スポンジ状弾性体が特に好ましい。発泡状弾性体や、スポンジ状弾性体は、連続多孔構造を有する多孔質体が好ましい。弾性体を構成する成分としては、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ポリウレタンゴム、アクリルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブチルゴム、熱可塑性エラストマーなどが好ましく挙げられる。
緩衝材4の断面の平面形状は、浸透印3の形状と同様な形状にすることが好ましい。したがって、緩衝材4の平面形状の大きさも浸透印3の形状と同様な大きさにすることが好ましい。
緩衝材4の厚みは、1〜20mmが好ましく、5〜15mmがより好ましく、7〜13mmが特に好ましい。
緩衝材4は、力を加えると、押し潰されて縮むものが好ましい。押し潰されて縮む緩衝材4は、ネイルアート用スタンプで爪にスタンプする際に曲面である爪の表面にネイルアート用スタンプの模様を確実に付与できる。そして、ネイルアート用スタンプを爪から離すと、押し潰されて縮んでいた緩衝材4は元の形状に戻る。
緩衝材4の押し潰されて縮む程度は、実際にネイルアート用スタンプで爪にスタンプする際に、力を加えない状態の厚さに対して20〜90%が好ましく、30〜70%が特に好ましい。また、一辺の長さが1cmの立方体の緩衝材の試験片を作成し、その試験片に500gの荷重を掛けた場合の縮む長さは、1〜7mmが好ましく、1.5〜5mmがより好ましく、1.5〜4mmが特に好ましい。
緩衝材4に浸透印3を接着させるには、接着剤層を介して接着させてもよいし、熱融着などにより接着させてもよい。緩衝材4に浸透印3を接着剤層を介して接着させると、浸透印3に染み込ませたネイルインクを緩衝材4に染み込ませるのを防ぐことができる。接着剤層に使用する接着剤としては、種々の接着剤を使用することができ、例えば、アクリル樹脂系接着剤、ポリオレフィン樹脂系接着剤、ポリウレタン系接着剤、メラミン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、フェノール樹脂系接着剤、酢酸ビニル樹脂系接着剤、ポリビニルアルコール系接着剤などが挙げられる。接着剤層の厚みは、特に制限ないが、1〜200μmが好ましく、1〜100μmがより好ましく、3〜50μmが特に好ましい。
緩衝材4には、ネイルインクを染み込ませないか、又は殆ど染み込ませないことが好ましい。すなわち、浸透印3を構成する多孔質弾性体にのみネイルインクを染み込ませることが好ましい。緩衝材4にネイルインクが染み込むと、爪にネイルアート用スタンプをする際に、緩衝材4に染み込んだネイルインクが染み出て爪に付着し、汚れが付着することがあるので、好ましくない。
緩衝材4の長さは、通常1〜30mmが好ましく、3〜22mmが特に好ましい。
浸透印3付きの緩衝材4は、保持具5を介しないで柄1のみに取り付ける場合は柄1の先端から、又は柄1に保持具5を取り付けている場合は保持具5の先端から、突き出すように取り付けることが好ましく、突き出す長さは、通常1〜20mmが好ましく、3〜15mmが特に好ましい。
柄1の頂部から浸透印3の先端までの長さは、3〜30cmが好ましく、5〜20cmが特に好ましい。
浸透印、又は浸透印と緩衝材には、キャップをして、ネイルインクの蒸発を防ぐことが好ましい。
キャップ13は、柄1に保持具5を取り付けている場合は、保持具5に勘合させることが好ましい。例えば、図3に示すように、キャップ13を矢印の方向に移動させて保持具5に勘合させる。その際、保持具5の外周には、凸状の外輪帯10を設けて、キャップ13の内周と密着させて、気密性を高めることが好ましい。凸状の外輪帯10の幅は、0.2〜3mmが好ましく、0.5〜2mmが特に好ましい。凸状の外輪帯10の高さは、0.01〜1mmが好ましく、0.05〜0.5mmが特に好ましい。凸状の外輪帯10の数は、1個以上が好ましく、2個以上がより好ましく、3個以上が特に好ましい。凸状の外輪帯10の数の上限は、特に制限なく、保持具5の大きさに応じて適宜選定すればよいが、6個以下が好ましく、5個以下がより好ましく、4個以下が特に好ましい。各凸状の外輪帯10の間隔は、0.5〜5mmが好ましく、0.8〜3mmが特に好ましい。
なお、保持具5の外周には、凸状の外輪帯10の代わりに、ネジ切りを施し、さらに、キャップ13の内面にネジ切りを施し、キャップ13を保持具5に取り付けてもよい。また、図3に示すように、保持具5の外周の凸状の外輪帯10と共に、ネジ切り15を施すと、一層キャップ13の気密性を高めることができる。
また、ネイルインクの蒸発を防ぐために、キャップ13の内面に薄い膜16を積層し、キャップ13の気密性を高めることが好ましい。
薄い膜16の材質としては、浸透印3や緩衝材4の材質と同様なゴム、エラストマーなどが挙げられ、さらに、柄1の材質と同様な樹脂を挙げることができ、特にゴム、エラストマーなどの軟らかいものが好ましく挙げられる。
薄い膜16の厚みは、10μm〜2mmが好ましい。
また、保持具5には、キャップ13の勘合止めを設けることが好ましい。これにより、浸透印3の印面をキャップ13の内面から保護することができる。キャップ13の勘合止めは、キャップ13の先端面と密接する形状が好ましい。具体的には、保持具5の外周に凸状のフランジ9を設けることが好ましい。この凸状のフランジ9は、柄1と勘合した際の柄の勘合止めとしても機能するものが好ましい。
保持具5は、溝11、溝12、凸状の外輪帯10、及び凸状のフランジ9を一体成形で形成したものが好ましい。
浸透印3は、図5に示すように、ネイルインクタンク17に接合することができる。この場合、浸透印3中のネイルインクが使用された場合、ネイルインクタンク17から順次ネイルインクが染み込むようにすることができる。ネイルインクタンク17は、柄1の内部に収納される構造にすることが好ましい。また、ネイルインクタンクの頂部は、タンク蓋18で取り外し可能に、封じることが好ましい。ネイルインクタンク17を保持具5に連結することにより、簡単に柄1に取り付けることができるので好ましい。ネイルインクタンク17の容量は、好ましくは100回以上繰り返しスタンプすることができる容量であり、特に好ましくは200回以上繰り返しスタンプすることできる容量である。具体的には、0.05〜1mlが好ましく、0.1〜0.3mlが特に好ましい。
また、図6に示すように、ネイルインクタンク17の代わりに、又はネイルインクタンク17と共に、ネイルインク吸蔵体19を柄1の内部に収納される構造にすることがより好ましい。
ネイルインク吸蔵体19のネイルインクの保持力を、浸透印3のネイルインク保持力よりも弱くすることが好ましい。
ネイルインク吸蔵体19は、ネイルインクを吸収、貯蔵できる構造であれば特に制限ないが、連続多孔構造を有する多孔質体が好ましい。
ネイルインク吸蔵体19の材質としては、例えば、スポンジ状弾性体、多孔質セラミック、多孔質プラスチック、多孔質燒結体等が挙げられる。浸透印3と同じ材質のネイルインク吸蔵体19にすると、両者を容易に熱接着して貼り合わせることができるので、好ましい。
なお、ネイルインク吸蔵体19の上部には、浸透印3が柄1の内部に落ち込まないように支える働きのある硬質押え具20を収納することが好ましい。
硬質押え具20の材質は、例えば硬質プラスチック、硬質発泡プラスチック(硬質発泡ポリスチレンなど)などが挙げられる。
柄1の頂部又は側部に、ネイルインクの色や模様を表示することにより、模様間違いや、色間違いを起こさないようにすることが好ましい。
なお、保持具5を装備すると、柄1と浸透印3を簡単に取り替えることができる。この場合、柄1を透明又は半透明な材質にすると、保持具5を柄1の外側から容易に見ることができ、保持具5又はネイルインクタンク17の表面に浸透印3に吸収保持されているネイルインクの色を表示しておくと、柄1を取りつけた後も、柄1を手で持ったまま、柄1の外側からネイルインクの色を確認できるので好ましい。
本発明のネイルアート用スタンプの浸透印3に吸収、保持することができるネイルインクは、樹脂、顔料及び/又は染料の着色剤、並びに溶剤を含有する。
溶剤としては、種々の溶剤が使用できる。溶剤の具体例としては、水、一価アルコール、多価アルコール、多価アルコールの脂肪酸エステル等の脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテル、ポリアルキレングリコール、ポリアルキレングリコールアルキルエーテル、炭化水素溶剤、ケトンなどが好ましく挙げられる。
一価アルコールとしては、エタノール、プロパノール、ブタノールなどの脂肪族一価アルコール、ベンジルアルコールなどの芳香族一価アルコールなどが挙げられる。
多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールなどのアルキレングリコール、グリセリンなどが挙げられる。
多価アルコールの脂肪酸エステルとしては、炭素数2〜10の多価アルコールのモノ、ジ、トリ又はテトラ脂肪酸エステルが挙げられる。ここに、使用される脂肪酸エステルとしては、炭素数1〜10の脂肪酸エステルが挙げられる。多価アルコールの脂肪酸エステルの具体例としては、例えば、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレートなどが挙げられる。
多価アルコールのアルキルエーテルとしては、炭素数2〜10の多価アルコールのモノ又はジアルキルエーテルが挙げられる。多価アルコールのアルキルエーテルにおけるアルキル基としては、炭素数1〜10のアルキル基が好ましく、炭素数1〜6のアルキル基が特に好ましい。多価アルコールのアルキルエーテルの具体例としては、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテルなどが挙げられる。
ポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコールなどが挙げられる。ポリアルキレングリコールにおけるオキシアルキレン基の繰り返し数は、溶剤としての機能を発揮する範囲であれば特に制限ないが、1〜10の範囲が好ましく、1〜6の範囲がより好ましく、1〜4の範囲が特に好ましい。
ポリアルキレングリコールアルキルエーテルとしては、ポリアルキレングリコールモノアルキルエーテル、ポリアルキレングリコールジアルキルエーテルの何れでもよい。ポリアルキレングリコールアルキルエーテルにおいて、ポリアルキレングリコールとしては、上記ポリアルキレングリコールなどが挙げられる。また、ポリアルキレングリコールアルキルエーテルにおけるアルキル基としては、炭素数1〜10のアルキル基が好ましく、炭素数1〜6のアルキル基が特に好ましい。なお、アルキル基は、水酸基などの置換基を有してもよい。
ポリアルキレングリコールアルキルエーテルの具体例としては、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノプロピルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノプロピルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノエチルエーテル、テトラエチレングリコールモノプロピルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、などが挙げられる。
炭化水素溶剤としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタンなどの脂肪族炭化水素溶剤、シクロヘキサンなどの脂環式炭化水素溶剤、トルエンなどの芳香族炭化水素溶剤などが挙げられる。
ケトンとしては、アセトン、メチルエチルケトンなどが挙げられる。
溶剤としては、上記各種溶剤の1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。ネイルアート用スタンプを爪にスタンプして、室温で30秒間以内、好ましくは20秒間以内、より好ましくは10秒間以内、特に好ましくは5秒間以内にネイルインクが乾燥するように、溶剤を選ぶことが好ましい。ここで、乾燥とは、ネイルインクに指で触っても指にネイルインクが付着しない状態をいう。
溶剤の好適なものとしては、多価アルコール、多価アルコールのアルキルエーテル、ポリアルキレングリコール、ポリアルキレングリコールアルキルエーテルなどが好ましく挙げられる。溶剤に、水を含まないようにすると、早期に乾燥し易い。
溶剤の含有量は、ネイルインクの全体量の40〜90質量%が好ましく、50〜80質量%が特に好ましい。
また、溶剤としては、水及びアルコールを含有するものも好ましい。水とアルコールの含有量の比は、1:15〜10:1の範囲が好ましく、1:12〜1:1がより好ましく、1:10〜1:5が特に好ましい。水及びアルコールの合計含有量は、ネイルインク全体量の1〜60質量%が好ましく、30〜60質量%がより好ましく、40〜60質量%が特に好ましい。
また、水及びアルコール以外の他の溶剤の含有量としては、ネイルインク全体量の5〜40質量%が好ましく、10〜40質量%がより好ましい。
樹脂としては、種々の樹脂が使用でき、例えば、石油樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂、塩素化ポリブロピレン樹脂、フェノール樹脂、油変性アルキッド樹脂、マレイン酸樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、ケトン樹脂、ニトロセルロース樹脂、尿素樹脂、塩化ゴム、環化ゴム、エステルガム、硬化ロジンなどが挙げられるが、アクリル系重合体樹脂が好ましく、アクリル系共重合体樹脂が特に好ましい。
アクリル系共重合体樹脂としては、(a)炭素数1〜20のアルキルアルコールのメタクリル酸又はアクリル酸のエステルを必須成分とし、必要に応じて(b)重合性二重結合を有するヒドロキシル基含有単量体、(c)重合性二重結合を有するカルボキシル基含有単量体、(d)スチレン、及び/又は(e)その他単量体を共重合させて得られるものが好ましい。
必須成分として用いられる(a)成分の炭素数1〜20のアルキルアルコールのメタクリル酸又はアクリル酸のエステル(以下「アクリル系エステル」という。)は、全単量体の質量に基づき10〜90質量%の割合で使用することが好ましく、特に好ましい使用量は30〜80質量%の範囲である。
(a)成分のアクリル系エステルを形成する炭素数1〜20のアルキルアルコールは、直鎖状、分岐鎖状、環状のアルキル基を有するアルコールのいずれであってもよい。
(a)成分のアクリル系エステルの例としては、例えば、メタクリル酸メチル、アクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸−n−プロピル、アクリル酸−n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、アクリル酸イソプロピル、メタクリル酸−n−ブチル、アクリル酸−n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸−t−ブチル、アクリル酸−t−ブチル、メタクリル酸ペンチル、アクリル酸ペンチル、メタクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸アダマンチル、アクリル酸アダマンチル、メタクリル酸ドデシル、アクリル酸ドデシル、メタクリル酸イソボルニル、アクリル酸イソボルニルなどが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
次に、(b)成分の重合性二重結合を有するヒドロキシル基含有単量体は、全単量体の質量に基づき10〜50質量%の割合で使用することが好ましく、特に好ましい使用量は10〜40質量%で範囲である。
(b)成分の重合性二重結合を有するヒドロキシル基含有単量体の例としては、例えば、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシブチルメタクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、1,4−ブタンジオールモノメタクリレート、1,4−ブタンジオールモノアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレートのε−カプロラクトン付加物、ヒドロキシエチルアクリレートのε−カプロラクトン付加物、ヒドロキシエチルメタクリレートのエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシド付加物、ヒドロキシエチルアクリレートのエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシド付加物、バーサチック酸グリシジルエステルとアクリル酸の付加物、バーサチック酸グリシジルエステルとメタクリル酸の付加物などが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、(c)成分の重合性二重結合を有するカルボキシル基含有単量体は、必須単量体成分ではなく、全単量体の質量に基づき0〜10質量%の割合で使用することが好ましい。
(c)成分の重合性二重結合を有するカルボキシル基含有単量体の例としては、例えば、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、メサコン酸、マレイン酸、フマル酸などが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらに、(d)成分のスチレンは、全単量体の質量に基づき、20質量%以下の割合で用いることが好ましく、特に好ましい使用量は1〜18質量%の範囲である。
次に、(e)成分のその他の単量体は必須成分ではなく、適宜選び用いられる。その他の単量体を使用する場合には、全単量体の質量に基づき、10質量%以下の割合で用いることが好ましい。
アクリル系共重合体の具体例としては、例えば、アクリル系エステル共重合体、アクリル系エステル/アクリルアミド共重合体、アクリル系エステル/ヒドロキシエチルメタクリレート/スチレン共重合体などが挙げられる。なお、アクリル系エステルは、1種又は2種以上を共重合してもよい。
樹脂の含有量としては、ネイルインク全体量の5〜40質量%が好ましく、10〜40質量%がより好ましい。
着色剤としては、顔料、染料のいずれでもよく、両者の混合物でもよい。
顔料としては、種々の無機着色顔料、有機着色顔料が挙げられる。無機着色顔料としては、カーボンブラック、弁柄、モリブデートオレンジ、チタンホワイト、群青、紺青、コバルトブルー、チタン黄、グラファイト、亜鉛華等、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、アルミナホワイト、シリカ、微粉末ケイ酸、黄酸化鉄、アルミニウム、ブロンズ、パール顔料などが挙げられる。有機着色顔料としては、モノアゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、縮合アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、ピランスロン系顔料、ジブロムアンザンスロン系顔料、チオインジゴ系顔料、ペリレン系顔料、ベンズイミダゾロン系顔料、ぺリノン系顔料、金属錯塩アゾメチン系顔料、イソインドリノン系顔料、アントラキノン系顔料、アントラピリミジン系顔料、フラバントロン系顔料、キノフタロン系顔料、金属錯塩アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、銅フタロシアニン系顔料、インダントロン系顔料、ジオキサジン系顔料、ピロール系顔料、昼光蛍光顔料などが挙げられる。
具体的には、モノアゾイエローレーキ、ジスアゾイエロー、縮合アゾイエロー、フラバントロンイエロー、ファストイエロー、ハンザイエロー、アントラピリミジンイエロー、イソインドリノンイエロー、ベンズイミダゾロンイエロー、キノフタロンイエロー、ニトロアニリンオレンジ、ピラゾロンオレンジ、ナフトールオレンジ、バルカンオレンジ、ピラントロンオレンジ、ベンズイミダゾロンオレンジ、イソインドリノンオレンジ、ナフトールカーミン、ファストスカーレット、パラレッド、ナフトールレッド、パーマネントレッド、ピラゾロンレッド、バリウムレッド、カルシウムレッド、バリウムリソールレッド、カルシウムリソールレッド、ボンレッド、リソールレッド、レーキレッド、ブリリアントカーミン、レーキボルドー、キナクリドンマゼンタ、キナクリドンレッド、ベンゾイミダゾロンレッド、縮合アゾレッド、ウォッチングレッド、ジオキサンバイオレット、ナフトールバイオレット、ベンズイミダゾロンボルドー、チオインジゴレッドバイオレット、ビクトリアブルー、フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、レフレックスブルー、ジアニシジンブルー、インダントロンブルー、ブリリアントグリーン、フタロシアニングリーン、ナフトールグリーン、グリーンゴールド、ナフトールブラウン、縮合アゾブラウン、ベンズイミダゾロンブラウン、イソインドリンブラウン、アニリンブラック、ペリレンブラックなどが挙げられる。
顔料は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
染料としては、直接染料、酸性染料、塩基性染料、油溶性染料、建染染料、媒染染料、硫化染料、ナフトール染料、分散染料、反応性染料などが挙げられる。具体例としては、アマランス、エリスロシン、ニューコクシン、フロキシン、ローズベンガル、アシッドレッド、タートラジン、サンセットイエロー、ファストグリーン、ブリリアントブルー、インジゴカルミン、リソールルビン、ローダミン、ローダミンアセテート、ローダミンステアレート、テトラブロムフルオレセイン、スダン、へリンドンピンク、ファストアシッドマゲンタ、エオシン、フロキシン、ローズベンガル、ジブロムフルオレセイン、ジヨードフルオレセイン、エリスロシン、フルオレセイン、ウラニン、キノリンイエロー、アリザリンシアニングリーン、キニザリングリーン、ピラニンコンク、ライトグリーン、インジゴ、パテントブルー、カルバンスレンブルー、アルファズレン、レゾルシンブラウン、アズリンパープル、ビオラミン、薬用スカーレット、ポンソー、オイルレッド、ポーライエロー、メダニルイエロー、ナフトールイエロー、ナフトールグリーン、ギネアグリーン、アリズロールパープル、ナフトールブラックなどが挙げられる。
染料は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
着色剤の含有量は、ネイルインク全体量の1〜30質量%が好ましく、1〜20質量%がより好ましく、2〜18質量%が特に好ましい。
また、ネイルインクには、必要に応じて界面活性剤、酸化防止剤、香料、可塑剤、沈殿防止剤、填料、改質剤などを適宜配合することができる。
可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジドデシルフタレートなどのフタル酸エステル類などの芳香族酸エステル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジ−n−ブチルなどのアジピン酸ジエステル、セバシン酸ジブチルなどのセバシン酸エステルなどの脂肪族二塩基酸エステル、トリクレジルホスフェート、トリフェニルホスフェートなどのトリ芳香族炭化水素ホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、デシルジフェニルホスフェート、ドデシルジフェニルホスフェートなどのアルキルジフェニルホスフェートなどのリン酸エステルなどが挙げられる。
浸透印3にネイルインクを染み込ませるには、浸透印3の印面のネイルインク染み出し部の表面に、ネイルインクを滴下して、ネイルインクを染み込ませる方法が挙げられる。
次に、本発明を実施例により具体的に説明する。ただし、本発明は、これらの例によって、何ら限定されるものではない。
(実施例1)
ネイルインクとして、アクリル酸メチル70質量%、アクリル酸エチルヘキシル30質量%を共重合して得られるアクリル酸エステル共重合体からなる樹脂20質量部、赤色油溶性染料のローダミンBステアレート15質量部、エチレングリコールモノブチルエーテル15質量部、プロピレングリコールモノエチルエーテル15質量部、ベンジルアルコール10質量部、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル23質量部及びオクチルジフェニルホスフェート2質量部を含有する赤色ネイルインクを使用した。
図1及び図2のネイルアート用スタンプと同様なネイルアート用スタンプを作成し、円筒状の柄1と保持具5を勘合して使用した。このとき、円筒状の柄1(外径11mm、内径9mm、長さ40mm)は、パールホワイト色のプラスチック(ポリスチレン樹脂)で形成し、同様に、保持具5は、パールホワイト色のプラスチック(ポリスチレン樹脂)で一体成形で形成した。保持具5には、長手方向の溝11(溝の幅:1mm、深さ0.5mm、長さ7mm)及び外周の環状の溝12(溝の幅:1mm、深さ0.5mm)が設けられている柄の取り付け部7(円筒形状、外径9mm、内径7mm、長さ7mm)と、凸状のフランジ9(外径11mm、厚み1mm)と、胴部8(円筒形状、外径9mm、内径7mm、長さ17mm)と、凸状の外輪帯10(幅1mm、高さ0.2mm)を2つ外周に設けている浸透印の取り付け部6(凹状の窪みの外径9mm、内径6.5mm、深さ3mm)を有している。
浸透印3は、ポリエチレン系熱可塑性エラストマーから製造された平均口径20μmの連続多孔質弾性体(厚み:1.5mm、断面形状:円、円直径:6.5mm)で構成され、フラッシュ閃光による製版加工により、凸状の突起部2(厚み100μm、平面形状:ハート形、ハート形の最大長さ:4mm)の側面部及び凸状の突起部2が設けられていない浸透印3の印面は孔の穴が溶融されて孔を塞いでおり、凸状の突起部2の表面のみからネイルインクが染み出すことができた。また、浸透印3は、緩衝材4として、連続気泡ポリウレタンゴムスポンジ弾性体(直径6.5mm、厚さ6mm)を介して保持具5にアクリル系接着剤で固着させた。連続気泡ポリウレタンゴムスポンジ弾性体は、一辺の長さが1cmの立方体の緩衝材4の試験片を作成し、その試験片に500gの荷重を掛けた場合の縮む長さは、2mmであった。また、浸透印と緩衝材4は、アクリル系接着剤層(厚み50μm)を介して密着させた。このアクリル系接着剤層により、浸透印3に染み込ませたネイルインクが緩衝材4に染み込むことを防ぐことができた。
また、円筒状のキャップ13(外径11mm、内径9mm)は、パールホワイト色のポリスチレン樹脂で成形されたものであり、キャップ13で保持具に蓋をする場合は、キャップ13を凸状のフランジ9まで勘合させることができる。
このネイルアート用スタンプの浸透印の凸状の突起部の表面に上記ネイルインクを滴下し、スタンプ100回分のネイルインクを吸収、保持した。その後、爪の表面に模様を繰り返しスタンプした。100回繰り返しスタンプしても、鮮明な模様をスタンプできた。なお、緩衝材4の押し潰されて縮む程度は、実際にネイルアート用スタンプで爪にスタンプする際に、力を加えない状態の厚さに対して約40%であった。なお、スタンプした際の緩衝材4は、縮む程度が約45%であった。また、スタンプして爪に付着したネイルインクは、5秒間以内で乾燥した。
また、図3のように、キャップ先端の内面にネジ切り15を施し、キャップ13の内部にシリコーンゴムの薄い膜16(最大厚み1mm)を積層し、保持具5の内部にステンレス鋼から成る錘14(質量5g)を入れて、上記と同様に、ネイルアート用スタンプを作成した。このネイルアート用スタンプを上記と同様にして、爪の表面に模様を繰り返しスタンプした。100回繰り返しスタンプしても、目的とする位置にずれることなく、鮮明な模様をスタンプできた。なお、このネイルアート用スタンプは、キャップの気密性が極めて高く、キャップをした状態で6ヶ月室温に放置後も、爪の表面に模様を繰り返しスタンプできた。
(実施例2)
実施例1のネイルアート用スタンプにおいて、柄、保持具及びキャップの材質をアルミニウム金属にし、柄の寸法を外径9mm、内径8.5mm、長さ9cmにし、保持具の寸法を外径8.5mm、内径8mm、胴部長さ4cmにし、キャップの寸法を外径9mm、内径8.5mm、長さ5cmにし、さらに、浸透印の印面を平面にし、ネイルインク染み出し部の模様形状を人の顔にし、凸状の突起部を設けなかった以外は、実施例1と同様にして、ネイルアート用スタンプを作成した。なお、人の顔の模様形状のネイルインク染み出し部は、浸透印の印面にアクリル系接着剤(カーボンブラック、アクリル樹脂成分、及び希釈剤を含有している)を塗布し、光(赤外線)を照射して、形成した。
このネイルアート用スタンプの浸透印の印面に上記ネイルインクを滴下し、スタンプ100回分のネイルインクを吸収、保持した。その後、爪の表面に模様を繰り返しスタンプした。100回繰り返しスタンプしても、鮮明な模様をスタンプできた。なお、スタンプした際の緩衝材4は、縮む程度が約45%であった。また、スタンプして爪に付着したネイルインクは、5秒間以内で乾燥した。
また、図3のように、キャップにネジ切り15を施し、キャップの内部にシリコーンゴムの薄い膜16(最大厚み1mm)を積層し、保持具5の内部にステンレス鋼から成る錘14(質量5g)を入れて、上記と同様に、ネイルアート用スタンプを作成した。このネイルアート用スタンプを上記と同様にして、爪の表面に模様を繰り返しスタンプした。100回繰り返しスタンプしても、目的とする位置にずれることなく、鮮明な模様をスタンプできた。なお、このネイルアート用スタンプは、キャップの気密性が極めて高く、キャップをした状態で6ヶ月室温に放置後も、爪の表面に模様を繰り返しスタンプできた。
(実施例3)
ネイルインクとして、アクリル酸メチル70質量%、アクリル酸エチルヘキシル10質量%、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル10質量%及びスチレン10質量%を共重合して得られるアクリル酸エステル共重合体からなる樹脂25質量部、チタンホワイト10質量部、ジエチレングリコールジエチルエーテル10質量部、トリプロピレングリコール5質量部、水とエタノールを質量比1:10の割合で含む含水エタノール50質量部を含有する白色ネイルインクを使用した。
図4のネイルアート用スタンプと同様なネイルアート用スタンプを作成し、使用した。このとき、円筒状の柄1は、透明なプラスチック(ポリスチレン樹脂)で形成した。浸透印3は、天然ゴム20質量%とポリオレフィン系熱可塑性エラストマー80質量%の混合物から製造された平均口径30μmの連続多孔質弾性体で構成され、凸状の突起部2の側面部及び凸状の突起部2が設けられていない浸透印3の印面は、前記弾性体と同じ材質の多孔質でない被膜で覆われていた。
このネイルアート用スタンプに上記ネイルインクを吸収、保持した後、爪の表面に模様を繰り返しスタンプした。50回繰り返しスタンプしても、鮮明な模様をスタンプできた。
(実施例4)
図5のネイルアート用スタンプと同様なネイルアート用スタンプを作成し、使用した。このとき、円筒状の柄1は、透明な材質で形成した。浸透印3は、天然ゴム20質量%とポリウレタンゴム80質量%の混合物から製造された平均口径30μmの連続多孔質弾性体で構成され、凸状の突起部2の側面部及び凸状の突起部2が設けられていない浸透印3の印面は、前記弾性体と同じ材質の多孔質でない被膜で覆われていた。
このネイルアート用スタンプに実施例1と同様なネイルインクを吸収、保持した後、爪の表面に模様を繰り返しスタンプした。円筒状のネイルインクタンク17(容量0.3ml)に十分なネイルインクが収納されているので、200回繰り返しスタンプしても、鮮明な模様をスタンプできた。
(実施例5)
図6のネイルアート用スタンプと同様なネイルアート用スタンプを作成し、使用した。このとき、円筒状の柄1は、透明な材質で形成した。浸透印3は、天然ゴム20質量%とポリウレタンゴム80質量%の混合物から製造された平均口径30μmの連続多孔質弾性体で構成され、凸状の突起部2の側面部及び凸状の突起部2が設けられていない浸透印3の印面は、前記弾性体と同じ材質の多孔質でない被膜で覆われていた。
柄1の内部には、浸透印3の弾性体と比べて少し硬い連続多孔構造を有するスポンジ8が浸透印3に接して設けられ、さらに、そのスポンジ8の上には硬いプラスチック製(硬質発泡ポリスチレン)の硬質押え具20が設けられている。なお、連続多孔構造を有するスポンジ19の孔の平均口径は60μmであり、ネイルインクを吸収、貯蔵することができる。また、硬質押え具20は、浸透印3が柄1の内部に落ち込まないように、支える働きがある。
このネイルアート用スタンプに実施例1と同様なネイルインクを吸収、保持した後、爪の表面に模様を繰り返しスタンプした。
柄1の内部に収納された連続多孔構造を有するスポンジ19に十分なネイルインクが吸収、貯蔵されているので、200回繰り返しスタンプしても、鮮明な模様をスタンプできた。
(実施例6)
実施例3において、連続多孔構造を有するスポンジ19の代わりに、硬質押え具20を浸透印3に接するように収納し、円筒状の柄1の内部は、全て硬質押え具20にし、柄1をグレーに着色した硬質プラスチックで形成した以外は、実施例3と同様にしてネールアート用スタンプを作成し、使用した。
このネイルアート用スタンプに実施例1と同様なネイルインクを吸収、保持した後、爪の表面に模様を繰り返しスタンプした。
浸透印3が厚く、浸透印3に十分なネイルインクが吸収、貯蔵されているので、100回繰り返しスタンプしても、鮮明な模様をスタンプできた。
本発明のネイルアート用スタンプは、爪の表面に種々の模様を繰り返してスタンプするために利用できる。
本発明のネイルアート用スタンプの一例の斜視図である。 本発明のネイルアート用スタンプの一例において、柄、保持具及びキャップを引き離した状態の断面図である。 本発明のネイルアート用スタンプの一例において、柄及び保持具を連結し、さらにキャップを引き離した状態の断面図である。 本発明のネイルアート用スタンプの一例の概略断面図及びその浸透印の平面図である。 本発明のネイルアート用スタンプの一例の概略断面図及びその浸透印の平面図である。 本発明のネイルアート用スタンプの一例の概略断面図である。
符号の説明
1 柄
2 凸状の突起部
3 浸透印
4 緩衝材
5 保持具
6 浸透印の取り付け部
7 柄の取り付け部
8 胴部
9 凸状のフランジ
10 凸状の外輪帯
11 溝
12 溝
13 キャップ
14 錘
15 ネジ切り
16 薄い膜
17 ネイルインクタンク
18 タンク蓋
19 連続多孔構造を有するスポンジ(ネイルインク吸蔵体)
20 硬質押え具

Claims (8)

  1. 柄の先端に、多孔質弾性体からなる浸透印が設けられており、その浸透印がネイルインクを吸収保持することができ、浸透印の印面に模様形状のネイルインク染み出し部を有することを特徴とする、繰り返しスタンプ可能なネイルアート用スタンプ。
  2. 模様形状のネイルインク染み出し部が、模様形状の凸状の突起部である請求項1に記載のネイルアート用スタンプ。
  3. 柄の先端と浸透印との間に保持具を介して、浸透印が設けられている請求項1又は2に記載のネイルアート用スタンプ。
  4. 保持具の胴部が柄の太さよりも細い請求項1〜3のいずれかに記載のネイルアート用スタンプ。
  5. 浸透印が緩衝材を介して柄の先端に設けられている請求項1〜4のいずれかに記載のネイルアート用スタンプ。
  6. 緩衝材がスポンジ状弾性体であり、浸透印が接着剤層を介して緩衝材に取り付けられている請求項1〜5のいずれかに記載のネイルアート用スタンプ。
  7. 保持具の内部に錘が内蔵されている請求項1〜6のいずれかに記載のネイルアート用スタンプ。
  8. 浸透印にネイルインクが吸収保持されている請求項1〜7のいずれかに記載のネイルアート用スタンプ。
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