JP2005059527A - インクジェット記録用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 染料インク及び顔料インクによる記録適性に共に優れ、高精細の画像を鮮明に印字でき、印字保存性(特に印字耐光性)に優れ、かつ高い表面強度を有するインクジェット記録用シートを提供する。
【解決手段】 支持体上に、顔料、接着剤、インク定着剤及び耐光性助剤を含有する塗工層を設けたインクジェット記録用シートにおいて、上記耐光性助剤が、ベンゾフェノン系紫外線吸収モノマー及びベンゾトリアゾール系紫外線吸収モノマーから選ばれる少なくとも一種の紫外線吸収モノマーと、アクリル系モノマーを必須成分として重合して得られる共重合体であり、上記インク定着剤が、ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体であるインクジェット記録用シート。
【選択図】 なし


Description

本発明は、染料インク及び顔料インクによる記録適性に優れ、高精細の画像を鮮明に印字でき、印字保存性(特に印字耐光性)に優れ、かつ高い表面強度を有するインクジェット記録用シートに関するものである。
水性インクを微細なノズルからインクジェット記録体に向かって噴出し、インクジェット記録体表面上に画像を形成させるインクジェット記録方式は、記録時の騒音が少ないこと、フルカラー画像の形成が容易であること、高速記録が可能であること、及び、他の印刷装置より記録コストが安価であることなどの理由により、端末プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、あるいは帳票印刷等で広く利用されている。
これらのインクジェット記録方式でプリントアウトされたものは、大型のポスター、ディスプレイ、チラシ等の意匠性を持つメディアとして近年急速にその需要が高まっている。これらのプリンターには一般的に水性のインクが使用されている。この水性インクは染料インクと顔料インクに分類され、鮮明性の点から主に染料インクが使用されている。しかしながら、近年は屋外展示用の大判のポスターなどにも使用されるようになってきたため、染料インクでは十分な印字耐光性が得られないという欠点も指摘されていた。
一方、顔料インクは印字耐光性に優れるという特徴を持つかわりに、染料インクの染料の大きさと比べて顔料インクの顔料粒子は非常に大きいために、従来の染料インク用のインクジェット記録用シートでは、鮮明な印字画像を得られない、という問題があった。
染料インク、顔料インクのいずれで印字しても、優れたインクジェット記録適性が得られるインクジェット記録用シートを目的として、塗工液中に水溶性金属塩を含有させる方法(特開2002−274022号公報)、塗工層を2層以上設ける方法(特開2000−94831号公報、特開2000−168228公報、特開2002−347330号公報、特開平10−278411号公報等)、塗工層表面を特定の粗さに制御する方法(
特開2000−158804号公報)、塗工層中に特定の粒径を有する顔料を含有させる方法(特開2001−270238号公報)、塗工層の細孔半径、細孔容積、pHを規定する方法(特開2001−246841号公報)等が提案されている。
また、発色性に優れ、印字保存性(特に耐光性)にも優れたインクジェット記録用シートとして、塗工層中にカチオン性定着剤、水溶性金属塩、紫外線吸収剤の内、少なくとも1種を含有させる方法(特開2000−318307号公報、特開2000−37951号公報、特開2000−108500号公報、特開2000−141874号公報、特開平11−254811号公報、特開2000−309160号公報、特開2000−309161号公報、特開2003−72233号公報、特開平8−174990号公報、特開平9−254529号公報参照等)が多く提案されている。これら以外に、塗工層表面のpHを規定する方法(特開2002−219865号公報)、インク透過時間を制御する方法(特開平7−89222号公報)が提案されている。しかし、これらの特許公報中、水溶性金属塩や紫外線吸収剤の添加するものについては、それによる塗膜強度低下の問題があることからも、染料インク及び顔料インクによる記録適性に優れ、高い表面強度を有することに加えて、発色性と印字耐光性を両立させることができる特性を備えているものとはいえないものであるし、その他の特許公報も、上記各特性を合わせ備えることができる手段を開示するものではない。
他に、長期間保存後も良好な印字特性を保持でき、かつプリンターの解像度を損なわずに高解像度、高インク吸収性を有する新規なインクジェット記録シート用の紫外線吸収剤である、ベンゾフェノン系紫外線吸収モノマー及びベンゾトリアゾール系紫外線吸収モノマーから選ばれる少なくとも一種の紫外線吸収モノマーと、共重合可能なビニルモノマーを必須成分として重合して得られる共重合体を使用する方法、が提案されている(特許文献1)。しかし、インク定着剤を使用することについての記載はない。そして、このような紫外線吸収剤を使用するだけでは、良好な発色性と、満足な印字保存性を合わせ備えるインクジェット記録シートは望めない。
また、良好なインクジェット記録特性を有するとともに、従来にない優れた耐光性と、記録画像が剥がれにくい優れた表面強度を有するインクジェット記録用媒体を提供する目的で、基材の少なくとも片面にインク受容層を設け、このインク受容層のバインダー樹脂には、少なくともアクリル酸アルキルエステル、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、酸化防止性モノマー及び/又は紫外線吸収性モノマーの3成分をモノマー成分とした共重合体を主成分として含有するものを使用することも提案されている(特許文献2)。そして、特許文献2にはインク定着剤が使用できることも記載されている。しかし、具体的に記載されているインク定着剤は本発明で使用するものとは異なるものであり、記載されているインク定着剤を併用しても、特に顔料インクの発色性が劣るし、また、本発明が目的とする十分な印字耐光性も得られない。
特開2002−212237号公報 特開2000−127614号公報
本発明は、上記の問題を解決し、染料インクのみならず、顔料インクによる記録適性にも優れ、高精細の画像を良好な再現性で記録でき、印字保存性(特に印字耐光性)に優れ、かつ高い表面強度を有するインクジェット記録用シートを提供することを目的とする。
本発明は、以下の各発明を包含する。
(1)支持体上に、顔料、接着剤、インク定着剤及び耐光性助剤を含有する塗工層を設けたインクジェット記録用シートにおいて、上記耐光性助剤が、ベンゾフェノン系紫外線吸収モノマー及びベンゾトリアゾール系紫外線吸収モノマーから選ばれる少なくとも一種の紫外線吸収モノマーと、アクリルモノマーを必須成分として重合して得られる共重合体であり、上記インク定着剤が、ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体であるインクジェット記録用シート。
(2)耐光性助剤が、紫外線吸収モノマー30〜70質量%とアクリルモノマー70〜30質量%を必須成分として重合して得られる共重合体である(1)項記載のインクジェット記録用シート。
(3)インク定着剤としてジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体と共に、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド、アクリルアミド−ジアリルアミン共重合体及びジメチルアミン−エピクロロヒドリン共重合体から選ばれる少なくとも1種のインク定着剤を含有する(1)項又は(2)項に記載のインクジェット記録用シート。
(4)接着剤が、ポリビニルアルコール及びアクリル系樹脂を併用した接着剤である(1)項〜(3)項のいずれか1項に記載のインクジェット記録用シート。
本発明によれば、染料インクによる記録適性に優れるのみならず、顔料インクによる記録適性にも優れ、いずれのインクによっても高精細の画像を良好な再現性で記録でき、印字保存性(特に印字耐光性)に優れ、かつ高い表面強度を有するインクジェット記録用シートが提供される。
本発明のインクジェット記録用シートは、支持体と、該支持体上に形成されている、顔料、接着剤、インク定着剤及び耐光性助剤を含有する塗工層とを有している。
(支持体):本発明のインクジェット記録用シートの支持体としては、通常のインクジェット記録用シートに使用できる支持体であれば特に限定されるものではなく、上質紙、アート紙、コート紙、キャスト塗被紙、箔紙、クラフト紙、バライタ紙、含浸紙、蒸着紙などの紙類、樹脂フィルム、不織布等、あるいは樹脂フィルムをコート紙や上質紙等と接着剤を介して貼合せたもの、又は紙に樹脂をラミネートしたもの等の樹脂被覆紙が使用される。中でも、樹脂フィルムあるいは樹脂被覆紙を使用するとインクジェット記録用シートの耐水性が優れるので好ましい。
樹脂フィルムとしては、熱可塑性樹脂であるポリエステル樹脂、オレフィン樹脂、ナイロン、セロハン等が例示できる。ポリエステル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート及びポリシクロヘキセンテレフタレート等が、またオレフィン樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体からなるもの、又はこれらを主成分とするものを例示できる。また、これらの熱可塑性樹脂を1種又は2種以上適宜選択して使用でき、他の熱可塑性樹脂としてポリスチレン、アクリル酸エステル共重合体等を混合して使用することもできる。
これらの熱可塑性樹脂を縦方向及び/又は横方向に延伸して成形したフィルムも使用できる。その他、この熱可塑性樹脂中に無機質微細粉末を混合してフィルムを形成し、これを例えば1軸延伸処理又は2軸延伸処理して紙状の層としてもよい。本発明のインクジェット記録用シートの支持体としては、このようなフィルムを複数層積層して得られた多層フィルムを支持体として使用し、例えば、基材層と両面又は片面に紙状の層を設けた2〜3層フィルム、又は更にその少なくとも片面の紙状の層上に表面層を形成した3〜5層フィルム等を使用してもよい。このように熱可塑性樹脂を紙状の層としたものは一般に合成紙として知られている。
また、樹脂をラミネートした紙としては、熱可塑性樹脂を押出しラミネートした紙が例示でき、熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂やポリエステル樹脂が例示できる。熱可塑性樹脂中には、二酸化チタンなどの顔料をはじめ、染料や紫外線吸収剤などを適宜配合することができる。
(顔料):本発明のインクジェット記録用シートの塗工層に使用する顔料としては、例えば、シリカ、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、擬ベーマイト、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウムなどの無機顔料、アクリルあるいはメタアクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、スチレン−ブタジエン系樹脂、ポリスチレン−アクリル系樹脂、ポリスチレン−イソプレン系樹脂、メチルメタアクリレート−ブチルメタアクリレート系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、シリコーン系樹脂、尿素樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ジアリルフタレート系樹脂などの少なくとも1種以上の樹脂からなる真球状あるいは不定型の無孔質あるいは多孔質ビーズ等の有機顔料であり、各種顔料は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
前記顔料の中では、特に発色性、インク吸収性から、シリカ、アルミナ、擬ベーマイト、軽質炭酸カルシウム、ゼオライトが好ましく選択され、中でもシリカ、アルミナ、擬ベーマイトが好ましく、シリカが最も好ましい。
顔料として使用できるシリカの製造方法は、特に限定されず、電弧法、乾式法、湿式法(沈殿法、ゲル法)などいずれの方法を用いて製造されているものであってもよい。中でも、湿式法シリカは、顔料インク、染料インク共に適しているので好ましい。
湿式シリカの2次粒子の平均粒子径は、2〜12μmが好ましく、4〜10μmがより好ましい。平均粒子径が2μm未満であると、染料インクの吸収性、及び顔料インクの定着性が劣る。また、光がより透過されやすくなるため染料インクの耐光性が劣る、塗膜強度が低下する、といった悪影響が出る。平均2次粒子径が12μmを越えると、染料インク、顔料インクともに、画像の鮮明性の低下や、表面の粗さが目立ち印字ムラが生じやすい、といった問題が生じる。なお、本発明でいうところのシリカの平均粒子径とは、コールターカウンター法によるもので、シリカを、蒸留水中にて30秒間超音波分散したものを試料として測定される体積平均粒子径を表すものである。
(接着剤):塗工層に含有する接着剤としては、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類、澱粉や酸化澱粉等の各種澱粉類、ポリビニルアルコール及びその誘導体、カルボキシメチルセルロースやメチルセルロース等のセルロース誘導体、スチレン−ブタジエン樹脂、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体の共役ジエン系樹脂、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等の重合体又は共重合体であるアクリル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のビニル系樹脂等、一般にインクジェット記録用として用いられている従来公知の接着剤が挙げられる。これらは、単独で使用してもよく、併用しても構わない。
これらの接着剤の中では、ポリビニルアルコール(ポリビニルアルコールの誘導体を含む)の使用が好ましい。ポリビニルアルコールは、顔料との接着性が良好である。また、シラノール変性ポリビニルアルコールや、カチオン化ポリビニルアルコールなどの各種変性物も適宜使用できる。また、接着剤の中でも、アクリル系樹脂を使用することが好ましい。塗工層に配合する耐光性助剤がアクリル樹脂であるため、アクリル系樹脂を用いることにより、塗料の相溶性、安定性が向上し、また、理由は定かでないが、染料インク、顔料インクともに印字発色性が向上する。塗工層は、ポリビニルアルコール(ポリビニルアルコールの誘導体を含む)とアクリル系樹脂を併用して用いることがより好ましい。ポリビニルアルコールとアクリル系樹脂は10:1〜1:2の範囲で併用することが好ましく、5:1〜1:1の範囲で併用することがより好ましい。
接着剤の配合量は、塗工層の全顔料に対し、10〜70質量%、より好ましくは20〜60質量%の範囲で調節される。ここで接着剤の量が少ないと、塗工層の強度が弱くなり表面が傷つきやすくなったり、粉落ちが発生する場合もある。逆に接着剤の量が多いと、インク吸収性が低下し、所望のインクジェット記録適性が得られなくなる場合もある。
(耐光性助剤):本発明で使用される耐光性助剤は、ベンゾフェノン系紫外線吸収モノマー、及びベンゾトリアゾール系紫外線吸収モノマーから選ばれる少なくとも1種の紫外線吸収モノマーと、前記紫外線吸収モノマーと共重合可能なアクリルモノマーを必須成分として重合して得られる共重合体である。
前記耐光性助剤として使用されるベンゾフェノン系紫外線吸収モノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシ−4−アクリロイルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メタクリロイルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−アクリロイルオキシ)エトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−メタクリロイルオキシ)エトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−2−アクリロイルオキシ)エトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン等が挙げられる。
前記耐光性助剤として使用されるベンゾトリアゾール系紫外線吸収モノマーとしては、例えば、2−[2’−ヒドロキシ−5’−(メタクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−5’−(アクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−(メタクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’−メチル−5’−(アクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−5’−(メタクリロイルオキシプロピル)フェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−5’−(メタクリロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−5’−(アクリロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−(メタクリロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’−メチル−5’−(アクリロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−5’−(アクリロイルオキシブチル)フェニル]−5−メチルベンゾトリアゾール、[2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−(アクリロイルオキシエトキシカルボニルエチル)フェニル]ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
紫外線吸収モノマーの共重合量は、モノマー成分全量に対して、20〜80質量%、好ましくは30〜70質量%である。20質量%未満では、印字耐光性能を十分に発揮させるためには、塗工層中に上記耐光性助剤を多く含有する必要があり、その結果、画像の鮮明性及びインク吸収性が低下してしまう。80質量%を超えると、アクリルモノマー成分が相対的に減少するため、塗膜強度が低下してしまう。
前記耐光性助剤として使用されるアクリルモノマーとして、アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アクリルエステル、アクリル酸、メタクリル酸等が挙げられる。
アクリルモノマーの共重合量は、モノマー成分全量に対して、20〜80質量%、好ましくは30〜70質量%である。20質量%未満では、塗膜強度が低下してしまう。80質量%を超えると、紫外線吸収モノマー成分が相対的に減少するため、印字耐光性能を十分に発揮させるためには、塗工層中に前記耐光性助剤を多く含有する必要があり、その結果、画像の鮮明性及びインク吸収性が低下してしまう。
前記耐光性助剤は、溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法など従来から公知の重合方法で製造することができる。中でも、高分子紫外線吸収剤の粒子径を均一に調製することができ、画像の鮮明性が得られることから、乳化重合法で得られる共重合体のエマルジョンが好ましい。乳化重合法で得られるエマルジョンは、そのポリマー平均粒子径は10nm〜1000nmの範囲が好ましい。平均粒子径が10nm未満の場合はインク吸収性が低下し、1000nmを超える場合は画像の鮮明性が低下するため、かかる範囲にすることにより、粒子間間隙が細密になり、画像の鮮明性、インク吸収性が向上する。また、共重合体の平均分子量は、特に制限されないが、10,000〜1,000,000が好ましい。
このようにして得られた前記耐光性助剤は、紫外線吸収モノマーとアクリルモノマーが化学的に結合されているため、従来多用されてきた紫外線吸収剤とバインダーを併用するタイプと異なり、塗工層中での紫外線吸収剤の移行が生起し難い。その結果、長期的かつ安定的に、高い印字耐光性能を得ることが出来る。
耐光性助剤の配合量は、顔料100質量部に対し、0.5〜50質量部、より好ましくは1〜30質量部の範囲で調節される。ここで耐光性助剤の量が少ないと、画像の発色性の低下や、印字保存性の低下が起こり、逆に耐光性助剤の量が多いと、インク吸収性の低下、印字ムラ、画像の鮮明性の低下が起こるようになる。
(インク定着剤):本発明で使用するインク定着剤は、ジシアンジアミド−ポリエチレンアミン共重合体を含有する。ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体を用いると、理由は定かでないが、特に顔料インクの発色性が格段に向上する。しかし、他のインク定着剤では、顔料インクの発色性の効果が顕著に得られない。
ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体以外に、ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体の作用効果を害さない範囲で、公知のインク定着剤を併用することができる。公知のインク定着剤としては、1)ポリエチレンポリアミンやポリプロピレンポリアミンなどのポリアルキレンポリアミン類、又はその誘導体、2)第2級アミン基や第3級アミン基、第4級アンモニウム基を有するアクリル樹脂、3)ポリビニルアミン、ポリビニルアミジン、5員環アミジン類、4)ジシアンジアミド−ホルマリン重縮合物に代表されるジシアン系カチオン樹脂、5)ジシアンジアミド−ジエチレントリアミン重縮合物に代表されるポリアミン系カチオン樹脂、6)ジメチルアミン−エポクロルヒドリン付加重合物、7)ジアリルジメチルアンモニウムクロライド−SO2共重合体、8)ジアリルアミン−SO2共重合体、9)ジメチルジアリルアンモニウムクロライド重合物、10)アリルアミン塩の重合物、11)ジアルキルアミノエチル(メタ)アクリレート4級塩重合物、12)アクリルアミド−ジアリルアミン塩共重合体、13)ポリ塩化アルミニウム、ポリ酢酸アルミニウム、ポリ乳酸アルミニウムなどのアルミニウム塩等の一般市販されるものが挙げられる。
より好ましくは、ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体と共に、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド、アクリルアミド−ジアリルアミン共重合体、ジメチルアミン−エピクロロヒドリン共重合体のうち、少なくとも1種のインク定着剤を用いると良い。これらのうち少なくとも1種のインク定着剤を併用して用いると、染料インク、顔料インクの発色性が更に向上する傾向が見られ、染料インクの印字保存性(印字耐水性、印字耐熱湿性、印字耐光性)の向上効果も認められる。
インク定着剤の配合量は、顔料100質量部に対し、5〜60質量部、より好ましくは20〜50質量部の範囲で調節される。ここでインク定着剤の量が少ないと、画像の発色性の低下や、印字保存性の低下が起こり、逆にインク定着剤の量が多いと、インク吸収性の低下、印字ムラ、画像の鮮明性の低下が起こるようになる。
(塗工層):顔料、接着剤、インク定着剤、耐光性助剤以外に、一般の塗被紙製造において使用される分散剤、増粘剤、消泡剤、湿潤剤、着色剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤等の各種助剤が適宜添加される。
塗工層の塗工量は、特に限定するものではないが、2〜30g/m2程度、好ましくは5〜20g/m2に調節する。塗工量が少ないと、インク吸収性、画像の鮮明性及び印字保存性が低下し、塗工量が多いと、塗膜強度や画像の鮮明性が低下する。なお、塗工層は、複数層積層してもよく、その場合、塗工層組成が異なっていても構わない。
(塗工):塗工層を得るための塗工装置としては、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ロールコーター、バーコーター、グラビアコーター、ロッドブレードコーター、リップコーター、カーテンコーター、スライドビードコーター及びダイコーター等の各種公知の塗工装置が挙げられる。塗工後に、マシンカレンダー、TGカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等のカレンダーを用いて仕上げても良い。
以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。また、例中の部及び%は特に断らない限り、水を除いた固形分であり、それぞれ質量部及び質量%を示す。
<耐光性助剤A>:紫外線吸収モノマーとして、2−(2−ヒドロキシ−5−テトラオクチルペンチル)−2H−ベンゾトリアゾール50g、アクリルモノマーとして、メタクリル酸メチル25g、アクリル酸25g、乳化剤として、スルホン変性PVA(日本合成化学社製、商品名:ゴーセランL−3266)1gを、水200gに分散した後、70℃で30分間乳化し、乳濁液301gを得た。この乳濁液100gと、重合触媒として、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)(東京化成工業社製)0.5gを水30gに溶解した水溶液とを混合した後、乳濁液の残りを90分間かけて、この混合液中に滴下し、70℃で重合を行った。滴下終了後、更に70℃で90分間加熱し、耐光性助剤Aを得た。
<耐光性助剤B>:耐光性助剤A中の紫外線吸収モノマーとして、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノンを使用した以外は、耐光性助剤Aと同様に、耐光性助剤Bを得た。
<耐光性助剤C>:耐光性助剤A中の紫外線吸収モノマーを使用せず、アクリルモノマーとして、メタクリル酸メチル50g、アクリル酸50gを使用した以外は、耐光性助剤Aと同様に、耐光性助剤Cを得た。
<耐光性助剤D>:2−(2−ヒドロキシ−5−テトラオクチルペンチル)−2H−ベンゾトリアゾール50g、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ2gを水100gに溶解し、ホモジナイザーで乳化分散し、耐光性助剤Dを得た。
実施例1
〔塗工液A〕:顔料として湿式シリカ(トクヤマ社製、商品名:ファインシールX−60)100部、接着剤としてシリル変性PVA(クラレ社製、商品名:R−1130)20部及びアクリル系樹脂(ロームアンドハース社製、商品名:プライマルP−376)20部、インク定着剤としてジシアンジアミド−ポリエチレンアミン共重合体(日華化学社製、商品名:ネオフィックスIJ−117)20部、耐光性助剤A10部を分散し、塗工液Aを得た。
〔インクジェット記録用シートの作製〕:坪量170g/m2の上質紙に、塗工液Aを塗工量が10g/m2となるように塗工、乾燥し、インクジェット記録用シートを作製した。
実施例2
実施例1の塗工液A中の耐光性助剤Aを、耐光性助剤Bに変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
実施例3
実施例1の塗工液A中のインク定着剤を、ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体(日華化学社製、商品名:ネオフィックスIJ−117)15部及びアクリルアミド−ジアリルアミン共重合体(住友化学社製、商品名:SR1001)15部に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
実施例4
実施例1の塗工液A中のインク定着剤を、ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体(日華化学社製、商品名:ネオフィックスIJ−117)15部及びジアリルジメチルアンモニウムクロライド(センカ社製、商品名:ユニセンスCP103)15部に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
実施例5
実施例1の塗工液A中のインク定着剤を、ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体(日華化学社製、商品名:ネオフィックスIJ−117)15部及びジメチルアミン−エピクロロヒドリン共重合体(昭和高分子社製、商品名:ポリフィックス700)15部に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
比較例1
実施例1の塗工液A中の耐光性助剤Aを無添加とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
比較例2
実施例1の塗工液A中の耐光性助剤Aを、耐光性助剤Cに変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
比較例3
実施例1の塗工液A中の耐光性助剤Aを、耐光性助剤Dに変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
比較例4
実施例1の塗工液A中のインク定着剤を無添加とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
比較例5
実施例1の塗工液A中のインク定着剤を、アクリルアミド−ジアリルアミン共重合体(住友化学社製、商品名:SR1001)に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
比較例6
実施例1の塗工液A中のインク定着剤を、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド(センカ社製、商品名:ユニセンスCP103)に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
比較例7
実施例1の塗工液A中のインク定着剤を、ジメチルアミン−エピクロロヒドリン共重合体(昭和高分子社製、商品名:ポリフィックス700)に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録用シートを作製した。
〔評価方法〕:実施例1〜5及び比較例1〜7で得られたインクジェット記録用シートの画像鮮明性、印字耐光性、及び塗膜強度は、以下に示す方法で評価した。印字は、市販の染料インクジェットプリンター(EPSON社製、商標:PM−950C、印字モード:PMマット紙きれいモード)及び市販の顔料インクジェットプリンター(EPSON社製、商標:PM−4000PX、印字モード:MCマット紙きれいモード)で行った。
(画像鮮明性):ISO−400の画像(「高精細カラーディジタル標準画像データISO/JIS−SCID」、p13、画像名称:果物かご)をPM−950C(染料インク)及びPM−4000PX(顔料インク)両機で印字し、画像の均一性(背景部)をそれぞれ目視で観察し、評価した。
A:元画像を忠実に再現し、鮮明な画像が得られ、優れている。
B:鮮明さにやや劣るものの、実用上問題なく、優れている。
C:鮮明さに欠け、実用上劣っている。
D:鮮明さが劣る。
E:鮮明さが非常に劣る。
(印字耐光性):ISO−400の画像(「高精細カラーディジタル標準画像データISO/JIS−SCID」、p13、画像名称:果物かご)をPM−950C(染料インク)で印字し、キセノンフェードメーター(スガ試験機社製、光源:キセノンランプ[10万lux])で65℃50%環境下で36時間、72時間照射後、照射後の画像を目視で観察し、評価した。
A:殆ど退色せず、照射前の画像と同レベル。
B:やや退色が見られるが、色バランスが良好で、実用上問題ないレベル。
C:退色が見られ、実用上問題となるレベル。
D:激しく退色している。
(塗膜強度):塗工層の表面にセロハンテープ〔ニチバン社製、セロテープ(登録商標)、型番4051P−18〕を貼り付け、セロハンテープ上に1kgの重りを5秒間置いた後、重りを取り、セロハンテープを剥し、その様子を観察し、評価した。
A:セロハンテープに付着物がやや見られるが、塗工層表面に変化は見られない。
B:セロハンテープに付着物が見られ、塗工層表面が剥れがやや目立つ。
C:セロハンテープに付着物が多く見られ、塗工層表面が剥れが目立つ。
Figure 2005059527
表1から明らかなように、本発明の構成により得られたインクジェット記録用シートは、染料インクのみでなく、顔料インクによる記録適性にも優れ、高精細の画像を鮮明に印字でき、印字保存性(特に印字耐光性)に優れ、かつ高い表面強度を有するインクジェット記録用シートである。加えて、インク定着剤と耐光性助剤を特定することにより、印字耐ガス性、印字耐水性、印字耐熱性にも優れており、極めて実用性の高いものである。
本発明のインクジェット記録用シートは、染料インク、顔料インク共に優れた記録適性を有する記録シートとして有用である。また、裏面に粘着剤層と剥離シートとを積層した所謂粘着加工、裏面に磁気記録層を形成する所謂磁気加工、カード基材に積層する所謂カード加工等、公知の加工を施すことも可能である。また、紙もしくはフィルムの両面に本発明のインクジェット記録用シートを積層し、両面をインクジェット記録可能にすることも可能である。本発明のインクジェット記録用シートの裏面に、宛先などを記述可能にした葉書も可能である。また、エンボスロール等で塗工層面に型付け処理、凹凸処理をすることも可能である。また、例えば、ポスター、チラシ、看板、化粧合板用化粧紙、床材、自動車の内装材等にも有効である。

Claims (4)

  1. 支持体上に、顔料、接着剤、インク定着剤及び耐光性助剤を含有する塗工層を設けたインクジェット記録用シートにおいて、上記耐光性助剤が、ベンゾフェノン系紫外線吸収モノマー及びベンゾトリアゾール系紫外線吸収モノマーから選ばれる少なくとも一種の紫外線吸収モノマーと、アクリル系モノマーを必須成分として重合して得られる共重合体であり、上記インク定着剤が、ジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合物であるインクジェット記録用シート。
  2. 耐光性助剤が、紫外線吸収モノマー30〜70質量%とアクリル系モノマー70〜30質量%を必須成分として重合して得られた共重合体である請求項1記載のインクジェット記録用シート。
  3. インク定着剤としてジシアンジアミド−ポリエチレンポリアミン共重合体と共に、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド、アクリルアミド−ジアリルアミン共重合体及びジメチルアミン−エピクロロヒドリン共重合物から選ばれる少なくとも1種のインク定着剤を含有する請求項1又は2に記載のインクジェット記録用シート。
  4. 接着剤が、ポリビニルアルコール及びアクリル系樹脂を併用した接着剤である請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017177712A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 キヤノン株式会社 記録媒体及びその製造方法

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