JP2005057237A - メモリーモジュールの操作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の技術による諸問題を解決するため、P型メモリーセルからなるNANDメモリーモジュールの操作方法を提供する。
【解決手段】この発明による方法は、それぞれ基板と、第一P型ドープ領域18と、第二P型ドープ領域20と、ONO膜14と、ゲート16とを含んで2ビットのデータを保存して、マトリックス方式で配列される複数のメモリーセルを提供するステップを含む。そのうち同一列にあるメモリーセルのゲート16は同一ワードラインと接続され、同一行にある隣り合ったメモリーセルはP型ドープ領域を共用し、各行にある最初のメモリーセルの第一P型ドープ領域18は該行の第一伝送ラインと接続され、各行にある最後のメモリーセルの第二P型ドープ領域20は該行の第二伝送ラインと接続される。
【選択図】図1

Description

この発明はメモリーモジュールの操作方法に関し、特にP型メモリーセルからなるNANDメモリーモジュールの操作方法に関する。
フラッシュメモリーはその構成メモリーセルの種類によって、N型チャンネルフラッシュメモリーとP型チャンネルフラッシュメモリーと区別される。N型チャンネルフラッシュメモリーはメモリーセルをP型基板に形成し、2個のN型ドープ領域をメモリーセルのソースとドレインにするものに対して、P型チャンネルフラッシュメモリーはメモリーセルをN型ウェルに形成し、2個のP型ドープ領域をメモリーセルのソースとドレインにするものである。一般に、N型チャンネルのメモリーセルの操作速度はP型チャンネルのメモリーセルを上回るが、操作時に高電圧かつ高電力消費が要求される。それに対して、P型チャンネルのメモリーセルは低電圧かつ低電力消費などの長所がある。
フラッシュメモリーの構造によれば、NOR型フラッシュメモリー及びNAND型フラッシュメモリーと区別される。NOR型フラッシュメモリーのメモリーセルのドレインは並列接続されており、読み出し速度が高いのでプログラム変換用のコードフラッシュに適するのに対して、NAND型フラッシュメモリーにおいて隣り合った2個のメモリーセルのドレインとソースは直列接続されており、単位面積により多くのメモリーセルを集積できるため、データ呼び出し用のデータフラッシュに適する。NAND型フラッシュメモリーとNOR型フラッシュメモリーの操作方法は異なっている。一般に、N型チャンネルのメモリーセルからなるNAND型フラッシュメモリーはファウラー・ノルドハイム(FN)トンネルによって書き込むのに対して、NOR型フラッシュメモリーはチャンネルホットエレクトロン注入によって書き込む。
1992年、徐清祥氏等はInternational Conference on Solid State Devices and Materials, SSDM誌の第140頁〜第142頁に掲載しているA High Speed, Low Power P−Channel Flash EEPROM Using Silicon Rich Oxide as Tunneling Dielectricにおいて、P型チャンネルメモリーのホットエレクトロン注入はN型チャンネルメモリーの2位数以上上回って、書き込み時P型チャンネルメモリーのチャンネル電流はN型チャンネルメモリーのチャンネル電流を2位数以上下回ることを掲示している。
1995年、三菱社のT. Ohnakado氏等は同誌に掲載しているNovel Electron Injection Method Using Band−to−Band Tunneling Induced Hot Electron (BBHE) for Flash Memory with a P−Channel Cellにおいて、ゲート誘起ドレインリーク(GIDL)電流が横向きの電場によって加速されてホットエレクトロンを生じさせる技術をP型チャンネルフラッシュメモリーの書き込み操作に応用することを掲示している。
前述の通り、N型チャンネルフラッシュメモリーの操作速度はP型チャンネルフラッシュメモリーを上回るが、P型チャンネルフラッシュメモリーは低電圧と低電力消費などの長所をもってN型チャンネルフラッシュメモリーより低電力消費を要求する携帯型電子製品に適する。技術の日進月歩に従って、P型チャンネルフラッシュメモリーの操作方法も革新されつつある。しかし実際に、P型チャンネルメモリーセルからなるNAND型フラッシュメモリー及びP型チャンネルメモリーセルからなるNOR型フラッシュメモリーはいずれも現在の技術よりいい操作方法を求めている。
この発明は前述の問題を解決するために、P型メモリーセルからなるNANDメモリーモジュールの操作方法を提供することを課題とする。
この発明はメモリーモジュールにデータを操作方法を提供する。該方法は、それぞれ基板と、第一P型ドープ領域と、第二P型ドープ領域と、ONO膜と、ゲートとを含んで2ビットのデータを保存して、マトリックス方式で配列される複数のメモリーセルを提供するステップを含む。そのうち同一列にあるメモリーセルのゲートは同一ワードラインと接続され、同一行にある隣り合ったメモリーセルはP型ドープ領域を共用し、各行にある最初のメモリーセルの第一P型ドープ領域は該行の第一伝送ラインと接続され、各行にある最後のメモリーセルの第二P型ドープ領域は該行の第二伝送ラインと接続される。
前記操作方法による書き込みは、データを書き込もうとするメモリーセルが属する行の第一伝送ラインに第一伝送ライン電圧を印加し、データを書き込もうとするメモリーセルとそれが属する行の第一伝送ラインとの間にあるメモリーセルのP型チャンネルをオンにして第一伝送ライン電圧をデータを書き込もうとするメモリーセルの第一P型ドープ領域に送り、データを書き込もうとするメモリーセルとそれが属する行の第二伝送ラインとの間にある少なくとも1個のメモリーセルのP型チャンネルをオフにし、データを書き込もうとするメモリーセルと接続されるワードラインにワードライン電圧を印加して、データを書き込もうとするメモリーセルの第一P型ドープ領域と基板との接合部のホットエレクトロンをバンド間トンネルによってデータを書き込もうとするメモリーセルの窒化珪素膜に注入し、複数のメモリーセルの基板に基板電圧を印加するなどのステップを含む。
前記操作方法による読み出しは、データを読み出そうとするメモリーセルが属する行の第一伝送ラインに第一伝送ライン電圧を印加し、データを読み出そうとするメモリーセルが属する行の第二伝送ラインに、第一伝送ライン電圧を下回った第二伝送ライン電圧を印加し、データを読み出そうとするメモリーセルと接続されるワードラインに、第一伝送ライン電圧と相当な電圧を印加し、複数のメモリーセルの基板に、第一伝送ライン電圧と相当な電圧を印加し、データを読み出そうとするメモリーセルと接続されていないワードラインにワードライン電圧を印加してメモリーセルのP型チャンネルをオンにし、第二伝送ライン電圧をデータを読み出そうとするメモリーセルの第二P型ドープ領域に送り、データを読み出そうとするメモリーセルの第二P型ドープ領域と基板との間の空乏領域を拡大するなどのステップを含む。
前記操作方法による消去は、複数のメモリーセルのワードラインにワードライン電圧を印加し、複数のメモリーセルの第一伝送ラインに、ワードラインを上回った第一伝送ライン電圧を印加し、複数のメモリーセルの基板に、第一伝送ライン電圧と相当な電圧を印加するなどのステップを含む。
この発明によるP型メモリーセルからなるNANDメモリーモジュールの操作方法は高容量密度、高操作安定性、低電圧、低電力消費、一般CMOS製作工程で製作可能などの特長がある。高電圧、高電力消費、特殊の製作工程を要求する従来のN型メモリーセルからならメモリーモジュールより幅広く応用されることができる。
かかる方法の特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
図1と図2を参照する。図1はこの発明によるP型メモリーセル10の断面図であり、図2はこの発明によるメモリーモジュール30を表わす説明図である。図1によれば、P型メモリーセル10はN型ウェル12と、N型ウェル12に設けられる二酸化珪素−窒化珪素−二酸化珪素(ONO)膜14と、ONO膜14に設けられるゲート16と、ONO膜14の一側にあるN型ウェル12に設けられる第一P型ドープ領域(ドレイン)18と、ONO膜14のその他の一側にあるN型ウェル12に設けられる第二P型ドープ領域(ソース)20とを含む。この発明の好ましい実施例において、N型ウェル12はP型半導体基板に形成され、ゲート16はポリシリコン膜、ポリシリコン化金属膜または金属膜である。ONO膜14は下部二酸化珪素膜22と、窒化珪素膜24と、上部二酸化珪素膜22を含み、電子が窒化珪素膜24に注入された後は一定の箇所に限られて動けなくなる。このような特性を利用して、メモリーセル10は第一P型ドープ領域18と第二P型ドープ領域20と近い箇所に電子を注入することによって2ビットのデータを保存する。図2によれば、メモリーモジュール30には複数のP型メモリーセル10がマトリックス方式で配列され、同一列にあるメモリーセルのゲート16は同じワードライン32に接続され、同一行にある隣り合ったメモリーセルは同じP型ドープ領域を共用する。即ち同一行において、メモリーセルのソース20はその前のメモリーセルのドレイン18と同じP型ドープ領域を共用し、メモリーセルのドレイン18はその次のメモリーセルのソース20と同じP型ドープ領域を共用し、各行にある最初のメモリーセルの第一P型ドープ領域(ドレイン)18はその行の第一伝送ライン(ビットライン)34と接続され、各行にある最後のメモリーセルの第二P型ドープ領域(ソース)20はその行の第二伝送ライン(ソースライン)36と接続される。このようなマトリックス接続方式はNANDアレイと呼ばれる。隣り合った2個のメモリーセルが同じP型ドープ領域を共用するため、NANDアレイは単位面積内により多くのメモリーセルを集積できてデータを保存するに適する。
図3と図4を参照する。図3はこの発明によるP型メモリーセル10の書き込み操作を表わす説明図であり、図4はこの発明によるメモリーモジュール30の書き込み操作を表わす説明図である。この発明によれば、P型メモリーセル10の書き込み操作は、バンド間トンネル誘起ホットエレクトロン注入によって電子を書き込もうとするメモリーセル40の窒化珪素膜24に注入する。図3によれば、P型メモリーセル10の第一P型ドープ領域18に近い位置で電子を窒化珪素膜24に注入しようとしたら、P型メモリーセル10のN型ウェル12(VNW)に2Vの電圧を印加し、ゲート16(V)に6Vの電圧を印加し、第一P型ドープ領域18(V)に−4Vの電圧を印加し、第二P型ドープ領域20(V)をフロートすればよい。この場合電子は第一P型ドープ領域18の横向きの電場によってチャンネルの表面にまで排斥され、そのうち一部の電子が高いエネルギーを得て窒化珪素膜24のエネルギー障壁を乗り越えて窒化珪素膜24に注入され、よってP型メモリーセル10の左ビットデータの書き込みは完成される。P型メモリーセル10の右ビットデータを書き込む場合、第二P型ドープ領域20に−4Vの電圧を印加し、第一P型ドープ領域18をフロートし、ゲート16とN型ウェル12の電圧を維持すればよい。メモリーモジュール30の書き込み操作は単一のメモリーセル10と同じく、図4に示される通りにメモリーセル10に書き込むに必要なN型ウェル12、ゲート16、第一P型ドープ領域18と第二P型ドープ領域20電圧を、メモリーモジュールにおいてデータを書き込もうとするメモリーセル40にある対応するN型ウェル12と、ワードライン32(WL2)と、第一伝送ライン34(BL2)と第二伝送ライン36(SL2)にそれぞれ印加する。注意すべき点は、各行のメモリーセルが直列接続されるため、第一伝送ライン34の−4Vの電圧をデータを書き込もうとするメモリーセル40の第一P型ドープ領域18に送ろうとしたら、データを書き込もうとするメモリーセル40と第一伝送ライン34との間にあるメモリーセルのP型チャンネルを導通しなければならない。ゆえに、これらのメモリーセルを接続するワードライン32(WL1)には−6Vの電圧を印加し、残りのラインをフロートすればよい。NANDアレイが書き込まれる場合、データを書き込もうとするメモリーセル40と第一伝送ライン34との間にあるメモリーセルのP型チャンネルを導通しなければならないため、操作速度は遅くなる。よってこの発明において、NAND型アレイのP型メモリーセルはバンド間トンネル誘起ホットエレクトロン注入を利用することによって、メモリーセルは低電圧で書き込まれ、メモリーセル間の書き込み干渉は減少される。
図5と図6を参照する。図5はこの発明によるP型メモリーセル10の読み出し操作を表わす説明図であり、図6はこの発明によるメモリーモジュール30の読み出し操作を表わす説明図である。図5によれば、電子が第二P型ドープ領域20に近い窒化珪素膜24に限られる場合、電子は第二P型ドープ領域20を第一P型ドープ領域18の方向に吸引してチャンネルを縮める。ゆえにP型メモリーセル10の右ビットデータを読み出す場合、P型メモリーセル10の第一P型ドープ領域18(V)に−1.5Vの電圧を印加し、P型メモリーセル10のN型ウェル12(VNW)と、ゲート16(V)と、第二P型ドープ領域20(V)にそれぞれ0Vの電圧を印加して、第一P型ドープ領域18とN型ウェル12との間の空乏領域28を拡大して第一P型ドープ領域18と第二P型ドープ領域20を突き抜けて導通電流を生じさせる。こうしてメモリーセルの右ビットデータの保存値は1と読み出される。電子が第一P型ドープ領域18に近い窒化珪素膜24に限られる場合、第二P型ドープ領域20に−1.5Vの電圧を印加する導通電流が生じてメモリーセルの左ビットデータの保存値は1と読み出される。メモリーモジュール30の読み出し操作は図6の通り、データを読み出そうとするメモリーセル40を選んだ後、前述のN型ウェル12、ゲート16、第一P型ドープ領域18と第二P型ドープ領域20電圧を対応するN型ウェル12と、ワードライン32(WL2)と、第一伝送ライン34(BL2)と第二伝送ライン36(SL2)にそれぞれ印加する。注意すべき点は、図6におけるメモリーモジュール30のメモリーセル10は上下両ビットを保存することができる。メモリーセルの上ビットを読み出す場合は第二伝送ライン36−1.5Vの電圧を印加し、メモリーセルの下ビットを読み出す場合は第一伝送ライン34−1.5Vの電圧を印加し、残りはデータを読み出そうとするメモリーセル40と接続されるワードライン32(WL2)にN型ウェル12と同じ電圧を印加するほか、その他のワードライン32(WL1、WL3、WL4)には−3.3Vの電圧を印加して、メモリーセルのP型チャンネルをオンにして保存値1のデータビットが導通電流を形成するようにさせる。
図7と図8を参照する。図7はこの発明によるP型メモリーセル10の消去操作を表わす説明図であり、図8はこの発明によるメモリーモジュール30の消去操作を表わす説明図である。P型メモリーセル10の消去操作はFNトンネルによって行われる。図7によれば、P型メモリーセル10のN型ウェル12(VNW)と第二P型ドープ領域20(V)に6Vの電圧を印加し、P型メモリーセル10のゲート16(V)に−6Vの電圧を印加する。P型メモリーセル10のP型チャンネル26がオンにされることによって第一P型ドープ領域18の電圧を6Vと導通するため、第一P型ドープ領域18はフロートだけすればよい。この場合ONO膜14のクロス電圧は12Vであって、窒化珪素膜24に限られる電子を消去できる。図8によれば、メモリーモジュール30のメモリーセルに対して消去操作を実行する場合、まず第二伝送ライン36(SL1〜SL3)とN型ウェル12に6Vの電圧を印加し、続いてすべてのワードライン32(WL1〜WL4)に−6Vの電圧を印加することによってメモリーモジュール30に消去操作を行う。
図9を参照する。図9はこの発明によるメモリーセルのその他の構造を表わす説明図である。メモリーセルの各行の第一伝送ラインはその前の行の第二伝送ラインと接続され、各行の第二伝送ラインはその次の行の第一伝送ラインと接続され、即ち隣り合った二行は同じ伝送ラインを共用することによって、メモリーモジュールにあるすべてのメモリーセルを直列接続する。このような接続方法は仮想接地(virtual ground)と呼ばれ、その長所はレイアウト面積を節約できることにある。メモリーモジュールは仮想接地によって接続された後、最初の行の最初のメモリーセルの第一P型ドープ領域(ドレイン)は第一伝送ライン(ビットライン)と接続され、最後の行の最後のメモリーセルの第二P型ドープ領域(ソース)は第二伝送ライン(ソースライン)と接続される。その書き込み、読み出し及び消去操作はいずれも前述の実施例と同じであって、たったの相違点は操作電圧が第一伝送ライン(BL)と第二伝送ライン(SL)に入力することである。
図10を参照する。図10はこの発明の好ましい実施例にける電圧値の対照表である。図10における対照表は図2から図8に示される前述のP型メモリーセル及びメモリーモジュールの書き込み、読み出し及び消去操作の好ましい電圧値を表わし、図示における記号は図1と図2と一致する。ただし、図10における対照表にある電圧パラメーターは参考用にとどまり、この発明の範囲を制限するものではない。なお、図10における対照表にあるN型ウェル電圧、ゲート電圧、ソース電圧、ドレイン電圧、N型ウェル電圧、ソースライン電圧、ワードライン電圧及びビットライン電圧などの操作電圧はいずれも平行的に高められて正電圧になることが可能である。
前述の通り、NAND型メモリーモジュールは複数のP型メモリーセルを含み、各P型メモリーセルはONO膜を含んで2ビットのデータを保存することによってメモリーモジュールの保存容量を増加して密度を高める。NAND型メモリーモジュールの操作方法はバンド間トンネル誘起ホットエレクトロン注入によってメモリーモジュールのメモリーセルに対して書き込み操作を行い、突き抜け法による逆読み出し操作によってメモリーモジュールのメモリーセルに対して読み出し操作を行い、FNトンネルによってメモリーモジュールのメモリーセルに対して消去操作を行う。そのうちP型メモリーセルからなるNAND型メモリーモジュールに対してバンド間トンネル誘起ホットエレクトロン注入を利用することによって、メモリーセル間の書き込み干渉は減少される。なお、メモリーモジュールは低電圧で操作できるため、一般のCMOS製作工程によって製作できて特殊の製作工程を要らずに、一般のロジックチップに統合されることが可能である。P型メモリーセルのONO膜はCMOS製作工程にマスクを使用すれば製作できる。
以上はこの発明に好ましい実施例であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲に属するものとする。
この発明によるP型メモリーセルからなるNANDメモリーモジュールの操作方法は高容量密度、高操作安定性、低電圧、低電力消費、一般CMOS製作工程で製作可能などの特長がある。高電圧、高電力消費、特殊の製作工程を要求する従来のN型メモリーセルからならメモリーモジュールより幅広く応用されることができる。
この発明によるP型メモリーセルの断面図である。 この発明によるメモリーモジュールを表わす説明図である。 この発明によるP型メモリーセルの書き込み操作を表わす説明図である。 この発明によるメモリーモジュールの書き込み操作を表わす説明図である。 この発明によるP型メモリーセルの読み出し操作を表わす説明図である。 この発明によるメモリーモジュールの読み出し操作を表わす説明図である。 この発明によるP型メモリーセルの消去操作を表わす説明図である。 この発明によるメモリーモジュールの消去操作を表わす説明図である。 この発明の実施例2によるメモリーセルの構造を表わす説明図である。 この発明の好ましい実施例にける電圧値の対照表である。
符号の説明
10 P型メモリーセル
12 N型ウェル
14 ONO膜
16 ゲート
18 第一P型ドープ領域
20 第二P型ドープ領域
22 二酸化珪素膜
24 窒化珪素膜
26 P型チャンネル
28 空乏領域
30 メモリーモジュール
32 ワードライン
34 ビットライン
40 選ばれたメモリーセル

Claims (16)

  1. メモリーモジュールにデータを書き込む方法であって、該方法は、
    それぞれ基板と、第一P型ドープ領域と、第二P型ドープ領域と、ONO膜と、ゲートとを含んで2ビットのデータを保存して、マトリックス方式で配列される複数のメモリーセルを提供し、そのうち同一列にあるメモリーセルのゲートは同一ワードラインと接続され、同一行にある隣り合ったメモリーセルはP型ドープ領域を共用し、各行にある最初のメモリーセルの第一P型ドープ領域は該行の第一伝送ラインと接続され、各行にある最後のメモリーセルの第二P型ドープ領域は該行の第二伝送ラインと接続され、
    データを書き込もうとするメモリーセルが属する行の第一伝送ラインに第一伝送ライン電圧を印加し、
    データを書き込もうとするメモリーセルとそれが属する行の第一伝送ラインとの間にあるメモリーセルのP型チャンネルをオンにして第一伝送ライン電圧をデータを書き込もうとするメモリーセルの第一P型ドープ領域に送り、
    データを書き込もうとするメモリーセルとそれが属する行の第二伝送ラインとの間にある少なくとも1個のメモリーセルのP型チャンネルをオフにし、
    データを書き込もうとするメモリーセルと接続されるワードラインにワードライン電圧を印加して、データを書き込もうとするメモリーセルの第一P型ドープ領域と基板との接合部のホットエレクトロンをバンド間トンネルによってデータを書き込もうとするメモリーセルの窒化珪素膜に注入し、
    複数のメモリーセルの基板に基板電圧を印加するステップを含むことを特徴とするメモリーモジュールを書き込む方法。
  2. 前記第一P型ドープ領域はメモリーセルのドレインであり、第二P型ドープ領域はメモリーセルのソースであり、第一伝送ライン電圧は−4Vであり、ワードライン電圧は6Vであり、よってデータを書き込もうとするメモリーセルのドレインと基板との接合部にあるホットエレクトロンをバンド間トンネルによってデータを書き込もうとするメモリーセルの窒化珪素膜に注入して第一ビットデータを形成することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記第一P型ドープ領域はメモリーセルのソースであり、第二P型ドープ領域はメモリーセルのドレインであり、第一伝送ライン電圧は−4Vであり、ワードライン電圧は6Vであり、よってデータを書き込もうとするメモリーセルのソースと基板との接合部にあるホットエレクトロンをバンド間トンネルによってデータを書き込もうとするメモリーセルの窒化珪素膜に注入して第二ビットデータを形成することを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記マトリックスがNANDアレイであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記各行の第一伝送ラインは前の行の第二伝送ラインと接続され、各行の第二伝送ラインは次の行の第一伝送ラインと接続され、よって複数のメモリーセルを直列接続して仮想接地することを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. メモリーモジュールからデータを読み出す方法であって、該方法は、
    それぞれ基板と、第一P型ドープ領域と、第二P型ドープ領域と、ONO膜と、ゲートとを含んで2ビットのデータを保存して、マトリックス方式で配列される複数のメモリーセルを提供し、そのうち同一列にあるメモリーセルのゲートは同一ワードラインと接続され、同一行にある隣り合ったメモリーセルはP型ドープ領域を共用し、各行にある最初のメモリーセルの第一P型ドープ領域は該行の第一伝送ラインと接続され、各行にある最後のメモリーセルの第二P型ドープ領域は該行の第二伝送ラインと接続され、
    データを読み出そうとするメモリーセルが属する行の第一伝送ラインに第一伝送ライン電圧を印加し、
    データを読み出そうとするメモリーセルが属する行の第二伝送ラインに、第一伝送ライン電圧を下回った第二伝送ライン電圧を印加し、
    データを読み出そうとするメモリーセルと接続されるワードラインに、第一伝送ライン電圧と相当な電圧を印加し、
    複数のメモリーセルの基板に、第一伝送ライン電圧と相当な電圧を印加し、
    データを読み出そうとするメモリーセルと接続されていないワードラインにワードライン電圧を印加してメモリーセルのP型チャンネルをオンにし、第二伝送ライン電圧をデータを読み出そうとするメモリーセルの第二P型ドープ領域に送り、データを読み出そうとするメモリーセルの第二P型ドープ領域と基板との間の空乏領域を拡大するステップを含むことを特徴とするメモリーモジュールを読み出す方法。
  7. 前記第一P型ドープ領域はメモリーセルのドレインであり、第二P型ドープ領域はメモリーセルのソースであることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記第一P型ドープ領域はメモリーセルのソースであり、第二P型ドープ領域はメモリーセルのドレインであることを特徴とする請求項6記載の方法。
  9. 前記第一伝送ライン電圧は0Vであり、第二伝送ライン電圧は−1.5Vであり、ワードライン電圧は−3.3Vであることを特徴とする請求項6記載の方法。
  10. 前記マトリックスがNANDアレイであることを特徴とする請求項6記載の方法。
  11. 前記各行の第一伝送ラインは前の行の第二伝送ラインと接続され、各行の第二伝送ラインは次の行の第一伝送ラインと接続され、よって複数のメモリーセルを直列接続して仮想接地することを特徴とする請求項6記載の方法。
  12. メモリーモジュールからデータを消去する方法であって、該方法は、
    それぞれ基板と、第一P型ドープ領域と、第二P型ドープ領域と、ONO膜と、ゲートとを含んで2ビットのデータを保存して、マトリックス方式で配列される複数のメモリーセルを提供し、そのうち同一列にあるメモリーセルのゲートは同一ワードラインと接続され、同一行にある隣り合ったメモリーセルはP型ドープ領域を共用し、各行にある最初のメモリーセルの第一P型ドープ領域は該行の第一伝送ラインと接続され、各行にある最後のメモリーセルの第二P型ドープ領域は該行の第二伝送ラインと接続され、
    複数のメモリーセルのワードラインにワードライン電圧を印加し、
    複数のメモリーセルの第一伝送ラインに、ワードラインを上回った第一伝送ライン電圧を印加し、
    複数のメモリーセルの基板に、第一伝送ライン電圧と相当な電圧を印加するステップを含むことを特徴とするメモリーモジュールを消去する方法。
  13. 前記ワードライン電圧は−6Vであり、第一伝送ライン電圧は6Vであることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記マトリックスがNANDアレイであることを特徴とする請求項12記載の方法。
  15. 前記方法は、FNトンネルによってゲートにある電子を消去することを特徴とする請求項12記載の方法。
  16. 前記各行の第一伝送ラインは前の行の第二伝送ラインと接続され、各行の第二伝送ラインは次の行の第一伝送ラインと接続され、よって複数のメモリーセルを直列接続して仮想接地することを特徴とする請求項12記載の方法。
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