JP2005055073A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属薄板の積層位置決めを確実且つ容易とするとともに、タンク部の冷媒流れの圧損を低減する熱交換器の提供を図る。
【解決手段】 金属薄板40の4つのタンク部43〜46のうち表裏反転軸Xに対して対向する一方のタンク部43、46が、その開口端43a、46a周縁から外方に突設され他方のタンク部44、45の開口端44a、45aに嵌入可能な嵌合用突起49を備えることで、積層方向に隣接するチューブ30、30同士の位置決めを可能とした構造であるため、4つのタンク部43〜46で隣接するチューブ30、30同士の位置決めが可能となり、位置決めがより確実となる。しかも、嵌合用突起49はタンク部開口端43a、46aの最大幅となる2点を結ぶ一方の半円弧で形成してあるため、従来のように嵌合用突起を開口端周縁の全周に設けた構造に比べ、タンク部開口端43a、46aにおける冷媒流れの圧損を低減できる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、熱交換通路を2列の並列に形成する一対の金属薄板によりチューブを構成し、このチューブを多数積層するとともに、一対の金属薄板の両端部にそれぞれ2個づつタンク部を形成し、このタンク部により各熱交換通路に冷媒を入出(冷媒の分配、集合)させるようにした蒸発器などの熱交換器に関するものである。
この種の熱交換器として、例えば特許文献1〜4に開示されるような蒸発器1が提案されている。この蒸発器は、一対の金属薄板を最中合わせ状に接合して冷媒が流れるチューブを、複数多段に積層することで構成されている。
このチューブ内の冷媒通路は、センターリブにより風下側の冷媒通路と風上側の冷媒通路とに仕切られている。また、一対の金属薄板の長手方向の両端部には、両冷媒通路の両端に連通するタンク部が筒状に突出形成されている。そして、これらのタンク部の先端部には、それぞれ積層方向に隣接するタンク部と連通する開口が形成されている。
このような構成の蒸発器では、風上側と風下側とに熱交換部(コア部)が列んでいるため、風上側熱交換部と風下側熱交換部との温度の重ね合わせにより、吹出温度は蒸発器の全域にわたって均一化できるようになっている。
ところで、この蒸発器では、金属薄板を例えばアルミニュウム合金などで所定形状に成形して、この多数の金属薄板を積層して所定の蒸発器形状に仮組み付けした後に、その仮組付体を治具により保持して炉内に搬送し、仮組付体の全体を炉中にて一体ろう付けするようにしている。このような製造方法においては、金属薄板を含むコア部の積層作業の自動組付化が生産性向上のために重要であり、そして、このためには、金属薄板相互の位置決めを簡単に行うことが必要がある。 そこで、従来では、金属薄板の両端部に形成されるタンク部の一方にプレス加工で開口の周縁部に所定高さを持つ筒状の嵌合用突起(いわゆるバーリング部)を形成している。なお、他方のタンク部の開口端は嵌合用突起を備えず嵌合用突起を嵌入できる大きさに設定されている。これにより金属薄板は嵌合用突起を除いて上下対称形状である。
従って、金属薄板を同一形状に成形しても、同一形状の金属薄板の向きを交互に上下逆転させて積層し、その積層時に嵌合用突起を開口端内に嵌入することにより、嵌合用突起をガイドとして金属薄板相互の位置決めを自動的に簡単に行うことができる。これにより、金属薄板を含むコア部の積層作業を自動組付することが可能となる。
特開昭61−259086号公報 特開平9−170850号公報 特開平10−238896号公報 特開2000−105091号公報
このような熱交換器においては、嵌合用突起による位置決めは、4つのタンク部の全てで行う方が、位置決めが確実であるが、4つのタンクの全てで前記従来技術のような開口端の全周に入り込む嵌合用突起を設けると、開口端の通路断面積を減少させてしまうため、冷媒流れの圧損を増大させ、熱交換器の性能を低下させてしまう。
本発明はこのような背景を鑑みて為されたもので、チューブを構成する金属薄板の積層位置決めを確実且つ容易とするとともに、タンク部の冷媒流れの圧損を低減することを目的とする。
請求項1記載の発明にあっては、内部に並列配置される2つの熱交換通路を備えるとともに各熱交換通路の長手方向両端から外方に向けて突設される筒状のタンク部を備えるチューブを設け、このチューブを複数多段に積層して隣接するチューブのタンク部同士を連通接続することで、複数多段の熱交換通路とその両端で熱交換通路の積層方向に延在し全熱交換路と連通接続されるタンクとを備えてなる熱交換部を2列配置した熱交換器において、
金属薄板を表裏反転軸に対して対称形状とすることで、同一形状の二枚の金属薄板の一方を表裏反転させた状態で他方の金属薄板と内面同士を最中合わせに接合して前記チューブを構成するようにし、
前記金属薄板の4つのタンク部のうち表裏反転軸に対して対向する一方のタンク部が、その開口端周縁から外方に突設され他方のタンク部の開口端に嵌入可能な嵌合用突起を備えることで、積層方向に隣接するチューブ同士の位置決めを可能とした熱交換器であって、
前記嵌合用突起は、タンク部開口端の最大幅となる2点を結ぶいずれか一方の弧で形成してあることを特徴するものである。
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の熱交換器において、前記タンク部開口端が真円形である構造であって、前記嵌合用突起は、タンク部開口端の最大幅となる2点を結ぶ半円で形成されていることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明にあっては、請求項1記載の熱交換器において、前記タンク部開口端が真円形以外の構造であって、前記嵌合用突起は、タンク部開口端の最大幅となる2点を連結する弧のうち、距離が短い方の弧で形成してあることを特徴するものである。
請求項4記載の発明にあっては、請求項1〜3記載の何れか1項記載の熱交換器において、前記金属薄板を、前記嵌合用突起を除いて該金属薄板の長手方向に沿う中心線を中心として対称形状とするとともに該金属薄板の短手方向に沿う中心線を中心として対称形状とし、
前記金属薄板の4つのタンク部のうち金属薄板の中心点を基準に点対称の2つのタンク部のみに、前記嵌合用突起を設けたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明にあっては、内部に並列配置される2つの熱交換通路を備えるとともに各熱交換通路の長手方向両端から外方に向けて突設される筒状のタンク部を備えるチューブを設け、このチューブを複数多段に積層して隣接するチューブのタンク部同士を連通接続することで、複数多段の熱交換通路とその両端で熱交換通路の積層方向に延在し全熱交換路と連通接続されるタンクとを備えてなる熱交換部を2列配置した蒸発器において、
金属薄板を表裏反転軸に対して対称形状とすることで、同一形状の二枚の金属薄板の一方を表裏反転させた状態で他方の金属薄板と内面同士を最中合わせに接合して前記チューブを構成するようにし、
前記金属薄板の4つのタンク部のうち表裏反転軸に対して対向する一方のタンク部が、その開口端周縁から外方に突設され他方のタンク部の開口端に嵌入可能な嵌合用突起を備えることで、積層方向に隣接するチューブ同士の位置決めを可能とした熱交換器であって、
前記金属薄板を、前記嵌合用突起を除いて該金属薄板の長手方向に沿う中心線を中心として対称形状とするとともに該記金属薄板の短手方向に沿う中心線を中心として対称形状とし、
前記いずれか一方の中心線を表裏反転軸とし、
前記表裏反転軸と直交する方向からみた前記タンク開口端の最大幅部が、表裏反転軸と直交する方向に延在する構造であって、
前記嵌合用突起を、前記表裏反転軸と直交する方向からみたタンク開口端の最大幅部を結ぶいずれか一方の弧とし、
前記嵌合用突起は金属薄板の中心点を基準に点対称の2つのタンク部のみに設けてあるとともに、2つの嵌合用突起の形状は金属薄板の中心点を基準に点対称に形成されていることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明によれば、金属薄板の4つのタンク部のうち表裏反転軸に対して対向する一方のタンク部が、その開口端周縁から外方に突設され他方のタンク部の開口端に嵌入可能な嵌合用突起を備えることで、積層方向に隣接するチューブ同士の位置決めを可能とした構造であるため、4つのタンク部で隣接するチューブ同士の位置決めが可能となり、位置決めがより確実となる。しかも、嵌合用突起はタンク部の開口端の最大幅となる2点を結ぶ何れか一方の弧で形成してあるため、従来のように嵌合用突起を開口端周縁の全周に設けた構造に比べ、タンク部の開口端における冷媒流れの圧損を低減できる。
これにより、請求項1記載の発明によれば、チューブを構成する金属薄板の積層位置決めを確実且つ容易とするとともに、タンク部の冷媒流れの圧損を低減することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、嵌合用突起を、タンク部開口端の周縁に沿って半円で形成したため、タンク部の開口端が真円形である構造においては最も嵌合用突起を小さく設定でき、最も圧損の低い構造となる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の熱交換器において、嵌合用突起を、タンク部の開口端の最大幅となる2点を連結する弧のうち、距離が短い方の弧で形成しため、タンク部が真円形以外の構造においては最も嵌合用突起を小さく設定でき、最も圧損の低い構造となる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3記載の発明の効果に加え、金属薄板を、嵌合用突起を除いて交差する2つの中心線で対称形状とし、金属薄板の4つのタンク部のうち金属薄板の中心点を基準に点対称の2つのタンク部にのみに、嵌合用突起を設けたため、金属薄板の長手方向に沿う金属薄板の中心線を表裏反転軸としても、金属博板の短手方向に沿う金属薄板の中心線を表裏反転軸としても、いずれの場合にも用いることができる。
請求項5記載の発明よれば、金属薄板を、前記嵌合用突起を除いて該金属薄板の長手方向に沿う中心線を中心として対称形状とするとともに該記金属薄板の短手方向に沿う中心線を中心として対称形状とし、前記いずれか一方の中心線を表裏反転軸とし、
前記嵌合用突起を、前記表裏反転軸と直交する方向からみた前記タンク開口端の最大幅となる2点を結ぶいずれか一方の弧とし、前記嵌合用突起が金属薄板の中心点を基準に点対称の2つのタンク部のみに設けてあるとともに、2つの嵌合用突起の形状が金属薄板の中心点を基準に点対称に形成されていることを特徴とするものである。そのため、タンクの開口端の最大幅部が表裏反転軸と直交する方向に延在する構造であっても、確実に積層方向に隣接するチューブ同士の位置決めが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
第1実施形態:図1は第1実施形態の熱交換器の風上側から見た正面図、図2は同熱交換器の上面図、図3は同熱交換器の幅方向右側面図、図4は同熱交換器の幅方向左側面図、図5は同熱交換器の幅方向左側面のサイドプレートを示す図、図6は同熱交換器の幅方向右側端面のサイドプレートを示す図、図7は同熱交換器のチューブを構成する第1の金属薄板を示す図、図8は同熱交換器のチューブを構成する第2の金属薄板を示す図、図9は一対の金属薄板を最中合わせ接合してチューブを作製する工程を示す図、図10は一対の金属薄板の仮固定(カシメ)の工程を示す概略図、図11はチューブのタンク部における積層状態を示す一部分解部を含む断面図、図12は熱交換器内の冷媒の流れを示す概略図、図13は熱交換器内の液相冷媒の分布を示す概略図、図14は第1実施形態の金属薄板のタンク部開口端の嵌合突起の位置を示す金属薄板の模式図である。
この第1実施形態の熱交換器は、例えば自動車用空調装置の冷凍サイクルに介装される蒸発器1であって、インストルメントパネルの内側に配置される空調ケース内に設置され、内部を流れる冷媒と外側を通過する空気とを熱交換させ、冷媒を蒸発気化させて空気を冷却するものである。
まず、図12をもとに概略的に全体構成を説明する。
この蒸発器1は、2つの熱交換部10、20を風上側と風下側に並列配置した蒸発器である。
風下側熱交換部10は、上部タンク11および下部タンク12およびこれら両タンク11、12間に連通接続される複数の熱交換通路からなる。一方、風上側熱交換部20は、同じく上部タンク21および下部タンク22およびこれら両タンク21、22間に連通接続される複数の熱交換通路からなる。
風下側熱交換部10は、上部タンク11が仕切部14によって上部第1タンク部11aおよび上部第2タンク部11bに区画される一方、下部タンク12が仕切部15によって下部第1タンク部12aおよび下部第2タンク部12bに区画されている。その上部タンク11の右端には蒸発器入口7が設けられ、複数多段に積層される熱交換通路群は右から左に向けて順に第1パス10a、第2パス10b、第3パス10cに区画されることとなる。これにより、蒸発器入口7から風下側熱交換部10に導入される冷媒は、上部第1タンク部11a→第1パス10a→下部第1タンク部12a→第2パス10b→上部第2タンク部11b→第3パス10c→下部第2タンク部12bという順で流れるようになっている。そして、この冷媒は、風下側熱交換部10の最下流部(下部第2タンク部12b)から、連通路9を通じて風上側熱交換部20の最上流部(下部第1タンク部22a)に導入される。つまり、風下側熱交換部10が冷媒上流側の入口側熱交換部として構成され、風上側熱交換部20が冷媒下流側の出口側熱交換部として構成されている。
一方、風上側熱交換部20は、下部タンク22が仕切部24によって下部第1タンク部22aおよび下部第2タンク部22bに区画される一方、上部タンク21が仕切部25によって上部第1タンク部21aおよび上部第2タンク部21bに区画されて、上部タンク21の右端に蒸発器出口8が設けられている。これにより、複数多段に積層される熱交換通路群は左から右に向けて順に第1パス20a、第2パス20b、第3パス20cに区画されることとなる。連通路9から風上側熱交換部20に導入される冷媒は、下部第1タンク部22a→第1パス20a→上部第1タンク部21a→第2パス20b→下部第2タンク部22b→第3パス20c→上部第2タンク部21bという順で流れるようになっている。そして、この冷媒は、風上側熱交換部(冷媒出口側の熱交換部)20の最下流部としての上部第2タンク部21bの右端に設けられた蒸発器出口8から、蒸発器1から導出される。
この蒸発器1は、両熱交換部10、20で蛇行数が同一となるように各熱交換部10、20を複数(この例では3つ)のパス(10a、10b、10c,20a、20b、20c)に分割してあり、そして、風上側と風下側とに重ね合わされるパス同士(例えば、風下側熱交換部10の第1パス10aと風上側熱交換部20の第3パス20c)は、その上流下流のタンク部の流れを含めて互いに冷媒の流通方向が上下左右方向で逆方向になっている。このような冷媒流通構造により、図13aに示す如く両熱交換部10,20に液相冷媒が流通し、両熱交換部10、20を通風方向に重ね合わせてみると、図13bに示す如く液相冷媒の流通しない部位がほとんどなくなり、温度分布ムラがなく熱交換効率に優れた蒸発器1となっている。
以下、この実施形態の蒸発器1を構成部材(チューブ30、サイドプレート34、35、配管コネクタ36等)を説明する。
この実施形態の蒸発器1は、図1〜図4に示すように一対の金属薄板40(40A)、40(40B)を最中合わせに接合して内部に冷媒を流通させるチューブ30(後に詳しく説明する)を構成し、このチューブ30をアウターフィン33を介在させつつ複数多段に積層し、チューブ積層方向最外側(蒸発器幅方向最外側)にそれぞれ強度補強するためのサイドプレート34、35を付設して、所定の形状となっている。
このサイドプレート34、35のうち、一方のサイドプレート34(図3、6参照)には、風下側熱交換部10の最上流部(上部第1タンク部11a)に連通する連通口34aおよび風上側熱交換部20の最下流部(上部第2タンク部21b)に連通する連通口34bが設けられ、これら連通口34a、34bに、蒸発器1の入口7出口8を構成する配管コネクタ36が取付られている。また、他方のサイドプレート35(図4、5参照)には、風下側熱交換部10の最下流部(下部第2タンク部12b)と風上側熱交換部20の最上流部(下部第1タンク部12a)とを連通接続する連通路9が一体形成されている。なお、図中符号35bはサイドプレート35に設けられた補強凸部であり、図中符号37はサイドプレート34と最中あわせで冷媒通路を形成するとともに配管コネクタ36との間に配置される補強プレートである。
次に、チューブ30の構成を説明する。
図9はチューブ30の積層状態を示す分解斜視図であり、図7はこのチューブ30を構成する金属薄板40A、40Bを示す図である。なお、金属薄板40Aと金属薄板40Bは同一形状であり、互いに表裏反転軸Xを中心に裏返した状態となっている。
チューブ30は内部に冷媒を流して外側を流れる空気との熱交換を行う熱交換通路31、31を形成するもので、この熱交換通路31、31は風下側熱交換部用の熱交換通路31と風上側熱交換部用の熱交換通路31とに仕切られている。また、チューブ30の長手方向両端部には、各熱交換通路31の両端部から外方に向けて筒状に突設されたタンク部32、32が形成されている。すなわち、このチューブ30を構成する各金属薄板40A、40Bは、長手方向に沿う2本の熱交換通路用凹部41、42と4つのタンク部43、44、45、46とを備えている。
この金属薄板40の外周縁には複数の突片47および切欠部48が形成されており、この突片47と切欠部48とは、表裏反転軸Xを中心に線対称位置に配置されている。すなわち、金属薄板40Aと金属薄板40Bとを内側同士を対向させると突片47と切欠部48とが対向し、次いで金属薄板40A、40Bを重ね合わされると突片47が切欠部48に入りこみ、これら突片47および切欠部48の係合により金属薄板40A、40B同士を位置決めできる。この互いに係合する突片47および切欠部48からなる位置決め部は、金属薄板40(チューブ30)の各辺40a、40b、40c、40dにそれぞれ設けられている。
そして、この実施形態では、この一対の金属薄板40A、40Bの間にインナーフィン61、61を挟んでを最中合わせにした位置決め状態で、全ての突片47はその先端側が切欠部48から突き抜けるサイズで形成されており、図10a→図10bに示す如く突片47を内側に折り曲げることで、2枚の金属薄板40A、40Bをカシメて仮固定状態のチューブ30とすることができる。
この例では、表裏反転軸Xは金属薄板40の短手方向に沿う中心線(金属薄板40を長手方向に二等分する中心線)と一致している。
蒸発器1の製造工程(図9参照)では、このような仮固定状態のチューブ30を複数多段に積層して(なお図9中でアウターフィン33は省略してある)、最終的に図1〜図4に示すような所定の蒸発器の形状に仮組し、その仮組体を治具により保持して炉中に搬送し、仮組体のロー付けするようにしている。この製造工程では隣接するチューブ30の同士の位置決めができるとチューブ30の積層作業を自動化でき、製造コストを安くできる利点がある。つまり、背中合わせの金属薄板40A、40B同士の位置決めができるとチューブ30の積層作業が自動化でき、製造コストを安くできる。そのため、この実施形態では背中合わせの金属薄板40A、40B同士の接合部位となるタンク部43、44(45、46)の一方のタンク部43(46)にはその開口端43a(46a)の周縁に位置決め手段としての嵌合用突起49が形成されており、この一方のタンク部43(46)の嵌合用突起49が他方のタンク部44(45)の開口端44a、45aと嵌入されることで、背中合わせの金属薄板40A、40B同士を位置決めできるようになっている。つまり、この実施形態の金属薄板40(40A、40B)は、突片47および切欠部48と、嵌合用突起49と、を除いて表裏反転軸Xに対して対称形状となっている。
前記嵌合用突起49、49は、図7、図9に示すように、円形のタンク部開口端43a、46aの周縁のうち半円で形成されている。そのため、従来のように嵌合用突起を開口端周縁の全周に設けた構造に比べ、タンク部開口端における冷媒流れの圧損を低減できる利点がある。特に、嵌合用突起49、49は半円であるため、タンク部開口端43a〜46aが真円形である構造においては最も嵌合用突起49、49を小さく設定でき、最も圧損の低い構造となっている。
なお、この実施形態では、図7に示す前記金属薄板40の他に、図8に示す第2の金属薄板50が用いられている。この第2の金属薄板50は、各熱交換部10、20を複数のパス10a、・・・,20a、・・・に区画するための前記仕切部14、15、24、25を一体形成した金属薄板50であり、図7に示す第1の金属薄板40の4つのタンク部43、44、45、46のうち一つのタンク部43を仕切部51として構成したものである。この第2の金属薄板50(50A、50B、50C、50D)の挿入位置によって各熱交換部10、20が複数のパスの区画位置が設定される。なお、図1、2中の符号50A、50B、50B、50Cは表裏反転状態の違いを示すもので、いずれも同一の金属薄板50を示す。
以下、この第1実施形態の効果をまとめる。
まず第1に、この第1実施形態によれば、金属薄板40の4つのタンク部43〜46のうち表裏反転軸Xに対して対向する一方のタンク部43、46が、その開口端43a、46a周縁から外方に突設され他方のタンク部44、45の開口端44a、45aに嵌入可能な嵌合用突起49を備えることで、積層方向に隣接するチューブ30、30同士の位置決めを可能とした構造であるため、4つのタンク部43〜46で隣接するチューブ30、30同士の位置決めが可能となり、位置決めがより確実となる。しかも、嵌合用突起49はタンク部開口端43a、46aの最大幅となる2点を結ぶ一方の半円弧で形成してあるため、従来のように嵌合用突起を開口端周縁の全周に設けた構造に比べ、タンク部開口端43a、46aにおける冷媒流れの圧損を低減できる。
特に、この第1実施形態にあっては、嵌合用突起49、49が半円であるため、タンク部開口端43a〜46aが真円形である構造においては最も嵌合用突起49を小さく設定でき、最も圧損の低い構造となっている。
なお、本発明にあっては、図18に示す第5実施形態の金属薄板500のように、タンク部開口端43a〜46aの形状が円形以外であっても、嵌合用突起49を少なくともタンク開口端43a、46aの最大幅となる2点を結ぶ何れか一方の弧で形成してあれば、それぞれ対応するタンク部開口端44a、45aと嵌合用突起49、49とが嵌合されるため、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。しかも、このようにタンク開口端の形状が円形以外の場合、第5実施形態の金属薄板500のようにタンク部開口端43a、46aの最大幅となる2点を連結する弧のうち距離が短い方の弧で形成してあると、より嵌合用突起49、49を弧のサイズを小さくでき、より圧損を低減できる。
また、本発明にあっては、図15に示す第2実施形態の金属薄板200や、図16に示す第3実施形態の金属薄板300などのように、表裏反転軸Xに対して対向するタンク部の一方のみ(第2、3実施形態の金属薄板200、300にあってはタンク部開口端43a、45a)に嵌合用突起49が設けられていれば、第1実施形態の金属薄板40のように、点対称位置(つまり斜向かい位置)に嵌合用突起49が設ける構造でなくても良い。
なお、第1実施形態の金属薄板40のように、金属薄板40を、嵌合用突起49を除いて2つの中心線で対称形状とし、金属薄板40の4つのタンク部43〜46のうち金属薄板40の中心点Cを基準に点対称の2つのタンク部43および46(44および45)にのみに嵌合用突起49を設けた構造であると、金属薄板40の長手方向に沿う中心線Yを表裏反転軸としても、短手方向に沿う中心線Xを表裏反転軸としても、いずれの場合にも用いることができる利点がある。
また、本発明にあっては、タンク部開口端の形状が円形または正多角形などの場合は図16に示す第3実施形態の金属薄板300などのように、最大幅の方向は限定されるものでない。また、本発明にあっては無論、図17に示す第4実施形態の金属薄板400ように表裏反転軸Yを金属薄板300の長手方向に沿う中心線Y(金属薄板を短手方向に2等分する中心線Y)としても良い。
以下、本発明の他の実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一類似の構成については同一符号を付して、構成および作用効果の説明を省略する。
第6実施形態:図19、20は本発明の第6実施形態を示す図である。
この第6実施形態の金属薄板600は、最大幅部Wが表裏反転軸Xと直交する方向に延在する構造である点で、上記第1〜第5実施形態と異なっている。
つまり、このような表裏反転軸Xからみた最大幅部Wが表裏反転軸Xと直交する方向に延在している場合にあっては、単に、嵌合用突起49を最大幅部Wとなる2点を結ぶ弧のうち短い方の弧として構成すると、表裏反転軸Xと直交する方向に金属薄板600、600同士がスライドしてしまう。
このため、この第6実施形態では、金属薄板600を、嵌合用突起49を除いて該金属薄板600の長手方向に沿う中心線Yを中心に対称形状とするとともに短手方向に沿う中心線Xを中心に対称形状とし、また、嵌合用突起49を、金属薄板600の中心点Cを基準に点対称の2つのタンク部43、46のみに設けるとともに、2つの嵌合用突起49、49の形状を中心点Cを基準に点対称に形成している。
このような構造とすることで、最大幅部Wが表裏反転軸Xと直交する方向に延在している構造であっても、図19に示すように金属薄板600、600同士がスライドしてしまうようなことなく、嵌合用突起49、49を最大幅となる2点を結ぶ弧のうち短い方の弧とすることができる。なお、このような構造は、タンク部開口端が4角形以外で、図21に示す第7実施形態の金属薄板700のように、表裏反転軸Xからみた最大幅部Wが表裏反転軸Xと直交する方向に延在する構造にあてはまる。無論、嵌合用突起49の形状が中心点Cを基準に点対称であればよいため、図21の第7実施形態では図22に示す第8実施形態の金属薄板800のように嵌合用突起49の位置を変更できる。
以上要するに、本発明によれば、金属薄板の4つのタンク部のうち表裏反転軸に対して対向する一方のタンク部が、その開口端周縁から外方に突設され他方のタンク部の開口端に嵌入可能な嵌合用突起を備えることで、積層方向に隣接するチューブ同士の位置決めを可能とした構造であるため、4つのタンク部で隣接するチューブ同士の位置決めが可能となり、位置決めがより確実となる。しかも、嵌合用突起はタンク部の開口端の最大幅となる2点を結ぶ何れか一方の弧で形成してあるため、従来のように嵌合用突起を開口端周縁の全周に設けた構造に比べ、タンク部の開口端における冷媒流れの圧損を低減できる。これにより、本発明によれば、チューブを構成する金属薄板の積層位置決めを確実且つ容易とするとともに、タンク部の冷媒流れの圧損を低減することができる。
図1は第1実施形態の蒸発器の風上側から見た正面図。 図2は同蒸発器の上面図。 図3は同蒸発器の幅方向右側面図。 図4は同蒸発器の幅方向左側面図。 図5は同蒸発器の幅方向左側面のサイドプレートを示す図。 図6は同蒸発器の幅方向右側端面のサイドプレートを示す図。 図7は同蒸発器のチューブを構成する第1の金属薄板を示す図。 図8は同蒸発器のチューブを構成する第2の金属薄板を示す図。 図9はチューブの積層状態を示す一部分解図を含む概略図。 図10は一対の金属薄板の仮固定(カシメ)の工程を示す概略図。 図11はチューブのタンク部における積層状態を示す一部分解図を含む断面図。 図12は蒸発器内の冷媒の流れを示す概略図。 図13は蒸発器内の液相冷媒の分布を示す概略図。 図14は第1実施形態の蒸発器のチューブを構成する金属薄板の嵌合用突起の位置を示す模式図。 図15は第2実施形態の金属薄板の模式図。 図16は第3実施形態の金属薄板の模式図。 図17は第4実施形態の金属薄板の模式図。 図18は第5実施形態の金属薄板の模式図。 図19は第6実施形態の金属薄板の模式図。 図20は第6実施形態の2枚の金属薄板の外面同士を重ね合わせた状態を示す模式図。 図21は第7実施形態の金属薄板の模式図。 図22は第8実施形態の金属薄板の模式図。
符号の説明
1…蒸発器(熱交換器)
10…風下側熱交換部(入口側熱交換部)
30…チューブ
31…熱交換通路
32…タンク部
40(40A、40B)…金属薄板
40a〜40d…辺
40a、40d…長辺
40b、40c…短辺
41、42…熱交換通路用凹部
43〜46…タンク部
43a〜46a…開口端
49…嵌合用突起
200…金属薄板
300…金属薄板
400…金属薄板
500…金属薄板
600…該金属薄板
600…金属薄板
700…金属薄板
800…金属薄板
C…中心点
W…最大幅部
X…表裏反転軸
Y…表裏反転軸

Claims (5)

  1. 内部に並列配置される2つの熱交換通路(31)を備えるとともに各熱交換通路(31)の長手方向両端から外方に向けて突設される筒状のタンク部(32)を備えるチューブ(30)を設け、このチューブ(30)を複数多段に積層して隣接するチューブ(30、30)のタンク部(32、32)同士を連通接続することで、複数多段の熱交換通路(31)とその両端で熱交換通路(31)の積層方向に延在し全熱交換通路(31)と連通接続されるタンク(11、12、21、22)とを備えてなる熱交換部(10、20)を2列配置した熱交換器において、
    金属薄板(40、200、300、400、500)を表裏反転軸(XまたはY)に対して対称形状とすることで、同一形状の二枚の金属薄板(40、200、300、400、500)の一方を表裏反転させた状態で他方の金属薄板(40、200、300、400、500)と内面同士を最中合わせに接合して前記チューブ(30)を構成するようにし、
    前記金属薄板(40、200、300、400、500)の4つのタンク部(43〜46)のうち表裏反転軸(XまたはY)に対して対向する一方のタンク部が、その開口端周縁から外方に突設され他方のタンク部の開口端に嵌入可能な嵌合用突起(49)を備えることで、積層方向に隣接するチューブ(30、30)同士の位置決めを可能とした熱交換器であって、
    前記嵌合用突起(49)は、タンク部開口端(43a〜46a)の最大幅となる2点を結ぶいずれか一方の弧で形成してあることを特徴する熱交換器。
  2. 請求項1記載の熱交換器において、
    前記金属薄板(40、200、300、400、500)のタンク部開口端(43a〜46a)が真円形である構造であって、
    前記嵌合用突起(49)は、タンク部開口端(43a〜46a)の最大幅となる2点を結ぶ半円で形成されていることを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項1記載の熱交換器において、
    前記金属薄板(500)のタンク部開口端(43a〜46a)が真円形以外の構造であって、
    前記嵌合用突起(49)は、タンク部開口端の最大幅となる2点を連結する弧のうち、距離が短い方の弧で形成してあることを特徴する熱交換器。
  4. 請求項1〜3記載の何れか1項記載の熱交換器において、
    前記金属薄板(40、500)を、前記嵌合用突起(49)を除いて該金属薄板(40、500)の長手方向に沿う中心線(Y)を中心として対称形状とするとともに該金属薄板(40、500)の短手方向に沿う中心線(X)を中心として対称形状とし、
    前記金属薄板(40、500)の4つのタンク部(43〜46)のうち金属薄板(40、500)の中心点(C)を基準に点対称の2つのタンク部(43、46)のみに、前記嵌合用突起(49)を設けたことを特徴とする熱交換器。
  5. 内部に並列配置される2つの熱交換通路(31)を備えるとともに各熱交換通路(31)の長手方向両端から外方に向けて突設される筒状のタンク部(32)を備えるチューブ(30)を設け、このチューブ(30)を複数多段に積層して隣接するチューブ(30、30)のタンク部(32、32)同士を連通接続することで、複数多段の熱交換通路(31)とその両端で熱交換通路(31)の積層方向に延在し全熱交換通路(31)と連通接続されるタンク(11、12、21、22)とを備えてなる熱交換部(10、20)を2列配置した熱交換器において、
    金属薄板(600、700、800)を表裏反転軸(XまたはY)に対して対称形状とすることで、同一形状の二枚の金属薄板(600、700、800)の一方を表裏反転させた状態で他方の金属薄板(600、700、800)と内面同士を最中合わせに接合して前記チューブ(30)を構成するようにし、
    前記金属薄板(600、700、800)の4つのタンク部(43〜46)のうち表裏反転軸(XまたはY)に対して対向する一方のタンク部が、その開口端周縁から外方に突設され他方のタンク部の開口端に嵌入可能な嵌合用突起(49)を備えることで、積層方向に隣接するチューブ(30、30)同士の位置決めを可能とした熱交換器であって、
    前記金属薄板(600、700、800)を、前記嵌合用突起(49)を除いて該金属薄板(600、700、800)の長手方向に沿う中心線(Y)を中心として対称形状とするとともに該記金属薄板(600、700、800)の短手方向に沿う中心線(X)を中心として対称形状とし、
    前記いずれか一方の中心線(XまたはY)を表裏反転軸とし、
    前記表裏反転軸(XまたはY)と直交する方向からみた前記タンク開口端(43〜46)の最大幅部(W)が、表裏反転軸(XまたはY)と直交する方向に延在する構造であって、
    前記嵌合用突起(49)を、前記表裏反転軸(XまたはY)と直交する方向からみたタンク開口端(43〜46)の最大幅部(W)を結ぶいずれか一方の弧とし、
    前記嵌合用突起(49)は金属薄板(600、700、800)の中心点(C)を基準に点対称の2つのタンク部(43、46または44、45)のみに設けてあるとともに、2つの嵌合用突起(49、49)の形状は金属薄板(600、700、800)の中心点(C)を基準に点対称に形成されていることを特徴とする熱交換器。
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