JP2005051748A - 地域別情報受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルデータ放送を受信処理装置で受信し、ユーザーが予め設定した任意の日時、地域の天気予報その他の地域別情報を取得することができる地域別情報受信システムに関する。
【解決手段】 この発明では、受信処理装置に設けられたメモリに、入力手段を用いて、天気予報その他の地域別情報を取得するデータ放送ないしチャンネルの指定と、該データ放送からデータを取得する1または複数の日時および地域とを指定して条件設定ファイルとして格納しておき、前記受信処理装置では、デジタルデータ放送を受信して、前記条件設定ファイルに基づいて、指定されたデータ放送から指定された日時および地域での前記地域別情報を外部表示することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、衛星および地上送信局からのデジタルデータ放送信号を受信処理装置で受信し、ユーザーが予め設定した地域での異なる日時の天気予報その他の地域別情報を任意に取得し表示することができる地域別情報受信システムである。
衛星デジタル放送(ISDB−S)は、全国一律の放送となり、データ放送もBMLで記述され、データカルーセルで伝送されている。
例えば、アメダスのような気象情報システムではメッシュ分け(例えば20Kmメッシュ)で地域割りされた気象情報が提供されている。
そこで、天気予報は付加データ放送として放送されており、上記地域割りに対応した気象情報と、地域割りに対応させた郵便番号とでバイナリーテーブルを構成し放送している。
受信処理装置では、予め、ユーザーによりリモコンなどの入力手段を用いて、メモリ(NVRAM)に居住地の郵便番号を記録(登録)しておく。
そして、前記受信処理装置では、カルーセル伝送されたデータから前記登録された郵便番号に対応する気象情報を取り出して、ユーザーの居住地の天気予報を画面上に外部表示させている。
しかし、衛星デジタル放送の受信処理装置は、屋内に固定的に設置されているので、ユーザーが外出した際には利用することができないし、居住地以外の任意の地域の天気予報を見るには、その地域の郵便番号を前記メモリに登録し直す必要があり、手間のかかる作業が必要であった。
一方、地上デジタル放送(ISDB−T)が開始され、固定受信用の受信処理装置と共に、携帯受信機能を備えた携帯端末を利用することができるようになる。
この場合にもユーザーが予めメモリに設定した居住地などの地域情報に基づいた地域別情報が表示されるので、ユーザーが別の地域に移動した場合にも、予め設定した居住地の地域別情報しか取得することができない。
この点は、移動体デジタル放送においても同様の問題があった。
また、別の方法として、コンピュータネットワークを利用した携帯端末(iモード(登録商標)やPDAなど)では、ユーザーの入力した位置情報を基に地域別情報を得ることができるが、ネットワークや公衆電話回線の利用による費用がかかるし、また位置情報をその都度正しく入力する必要があり手間がかかるという問題点があった。
そこで、特開2003−143642号の提供情報受信装置では、ユーザーと共に移動して放送用衛星などからのデータ放送を受信しディスプレイに表示する提供情報受信装置として、GPS装置を用いて、自己の位置情報を取得し、その軌跡から進行方向のエリアを予測して、そのエリア内にあるデータ放送の情報を選択して先読み蓄積する構成も知られている。
特開2003−143642号 図2参照
この発明では、ユーザーはデジタルデータ放送を受信するだけで地域別情報を入手できるようにして、インターフェース経由の情報の取得と異なりモバイル時の通信費がほとんど生じることなく、必要とする地域別情報を受信することができるシステムを提供することにある。
また、放送局などのサービス提供事業者にとっては、ユーザーのスケジュール管理サーバーや地域別情報配信サーバーなどを設置することなく、これらと同様のサービスを提供することができる地域別情報受信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1の発明では、
指定されたデジタルデータ放送から受信処理装置で地域別情報を取得する地域別情報受信システムにおいて、
受信処理装置に接続されたメモリと、デジタルデータ放送から地域別情報を取得する受信部と、日時データと該日時データに対応する地域データとが入力手段により入力されて前記メモリに格納される条件設定ファイルと、該条件設定ファイルに基づいて、前記受信部で受信したデジタルデータ放送から指定された日時および地域での前記地域別情報を取得する処理部と、該処理部が取得した前記地域別情報を外部表示する外部表示装置とを備えたことを特徴とする。
上記概略構成を図1のブロック図に実線で示す。
また、作用を示すフローチャートを図2に実線で示す。即ち、日時データと地域データとが入力手段により入力され(ステップS1)、条件設定ファイルが作成され(ステップS4)てメモリに格納される(ステップS9)。ステップS10で受信部にデジタルデータ放送が受信されていなければ受信を行い(ステップS11)、受信されている場合にはそのまま受信された放送から前記条件設定ファイルで設定された日時、地域での地域別情報が処理部により取得(ステップS12)されて外部表示装置を介して外部表示される(ステップS13)。
また、請求項2の発明では、
前記条件設定ファイルが、直接に日時と地域のデータを入力し、または少なくとも一部の日時と地域のデータを自動的に経路を生成する経路設定手段によって入力すると共に、地域別情報を取得するデータ放送ないしチャンネルを指定するデータが入力されてメモリに格納されていることを特徴とする。
上記構成を図1のブロック図および図2のフローチャートに点線で示す。
即ち、ステップS2で経路設定手段の使用の有無が判断され、使用する場合は、ステップS3で経路データが生成されてステップS4の条件設定ファイルが作成され、または条件設定ファイルに追加される。
また、請求項3の発明では、
前記受信処理装置が移動可能となっており、該受信処理装置と接続されたGPS装置を設け、
該GPS装置で得られた位置情報を基に、条件設定ファイルで指定した地域データに対応する日時データを修正し、修正された日時データを基に指定された地域の地域別情報を取得しうるようになっていることを特徴とする。
上記構成を図1のブロック図および図2のフローチャートに一点鎖線で示す。
即ち、ステップS5でGPS装置を使用する場合は、ステップS6で位置データが取得される。そして、ステップS7で条件設定ファイル内の地域データに対応する日時データの修正が必要か否か判定し、必要な場合は条件設定ファイルの修正を行う(ステップS8)。
上記ステップS7で日時データの修正を要しない場合は、そのまま前記ステップS9に進む。
更に、請求項4の発明では、
前記条件設定ファイルをメモリに格納した受信処理装置から前記条件設定ファイルを別の受信処理装置のメモリに転送するデータ転送手段を設け、
前記条件設定ファイルを転送された受信処理装置により、指定されたデータ放送から指定された日時および地域での前記地域別情報を外部表示してなることを特徴とする。
上記構成を図1のブロック図に二点鎖線で示す。
なお、この発明で指定する1または複数の日時とは、日だけの指定でもよいが、時間の場合は同じ日の異なる時間、異なる日の同じ時間、または異なる日の異なる時間などを含む。
また、複数の地域とは、上記指定する日時毎に対応した地域をいい、全て同じ地域、全て異なる地域、または複数の同じ地域と異なる地域を組合せた地域などを広く含むものである。
また、この発明で移動体は、自動車、船舶、飛行機などの輸送手段の他、人であってもよく、要するに受信処理装置を移動することができるものであればよい。
この発明の地域別情報受信システムでは、ユーザーは、受信処理装置にデータ放送、日時、地域からなる条件設定ファイルを記録しておくことにより、デジタルデータの放送波から前記予め指定した任意の日時で、指定した任意の地域別情報を得ることができるので、居住地に囚われずに、地域別情報を視聴することができる。
特に、ユーザーが、複数の地域間を移動する場合には、条件設定ファイルに日時と地域を指定しておけるので、それぞれの日時と地域に対応した地域別情報を予め受信処理装置を用いて外部表示させることができる。
これらは、条件設定ファイルをメモリに格納するという簡単な構成で実現できユーザーは所望の地域別情報を簡単かつ廉価に取得することができる。
また、放送局などのサービス提供事業者にとっても、特別のサーバーなどを設置する必要なく、ユーザーが必要とする地域別情報を全国放送として提供することができる。
そして、限られた地域別の情報であっても、日時および地域の異なる組合せで指定することができるので、組合せパターンは日時および地域の指定が多くなるほど限りなく使用できることになる。
以下に、この発明を地上波デジタル放送を用いた地域別情報受信システムに適用した好適実施例について図面を参照しながら説明する。
図3は、実施例1の地域別情報受信システムを示す概略説明図である。
また、符号1は地上デジタルデータ放送(ISDB−T)を行う放送局、2はユーザーのプラットフォームとなる地上デジタルチューナーなどの受信処理装置(STB)である。
この受信処理装置2は、前記図1に示したように、受信部2Aと、メモリ3と、データを演算処理する処理部2Bとからなっている。
図示例では、ディスプレイDと一体に接続された固定受信用の受信処理装置2を示したが、後述の携帯用受信処理機能付き携帯端末であってもよい。
データ放送の地域別情報としては、一例として天気予報情報を用いる場合について説明する。
放送局1は、前述のようにアメダスなどの気象情報システムから地方予報区内をメッシュ分け(例えば20kmメッシュ)した地点番号と、各地点番号ごとの気象情報とが提供されるので、この地点番号と、各地点番号ごとの気象情報と、前記地点番号に対応するユーザーの地域情報とを関連づけたバイナリーテーブルをコンテンツとして構成し、他のデータと共にカルーセル伝送により放送し、これを受信部2Aで受信する。
ここで提供される気象情報の種類は地域毎の気象情報であればよく、その気象情報の種類や内容は特に限定されない。
前記ユーザーの地域情報が、例えば郵便番号である場合は、前記地点番号を基準にこの地点番号に含まれる郵便番号のグループを予め設定しておき、前記地点番号に対応する気象情報と関連づける。
あるいは、郵便番号を基準にこの郵便番号が含まれる地点番号と、該地点番号に対応する気象情報とを関連づけてコンテンツを作成する。
これにより、ユーザーの受信処理装置2のメモリ3に、ユーザーの地域情報として郵便番号が登録されていれば、受信処理装置2の処理部(コントローラ)2Bは、この郵便番号をキーワードにして、地上デジタルデータの放送波から当該郵便番号に対応する地点番号の気象情報を抽出して、ディスプレイDに外部表示することができる。
また、受信処理装置2のメモリ3にユーザーの地域情報として地域コードが登録される場合には、前記郵便番号に代えて地域コードをキーワードとして、地上デジタルデータの放送波から当該地域コードに対応する地点番号の気象情報を抽出して、ディスプレイDに外部表示することができる。
上記ユーザーの地域情報は、受信処理装置2の内蔵されたNVRAMの事業者(放送局)共通メモリの部分(図示せず)に視聴者居住地域設定として郵便番号または地域コードをリモコン等の入力手段を用いて記録(登録)され、受信処理装置2の処理部2Bでこれを読み出すように構成されている。
また、受信処理装置2のメモリ3としての前記NVRAMには、各事業者(放送局など)専用メモリの部分も備えている。
そこで、この実施例では、各事業者(放送局など)に割り当てられた専用メモリの部分に、前記天気予報などの地域別情報を取得するチャンネルやデータ放送(ESデータやモジュール)を指定し、1または複数の日時と地域とを指定してリモコン4などで入力し、これらデータを上記メモリに条件設定ファイルf(一例としてBTBファイルなど)として格納する。
ここで、前記条件設定ファイルfで指定する日時は、前述のように日にちが異なる場合に限らず、同じ日で時間だけが異なる場合であってもよい。
また、地域情報は、前記郵便番号や地域コードなど、要するに地域を特定することができればよいが、例えば地名を直接入力し、それを地域コードに変換してもよい。あるいは地名をそのままキーワードとして検索できるようなシステムとしておいてもよい。
そして、前記処理部2Bでは、上記条件設定ファイルfを呼び出して、受信部2Aで受信した放送波から指定されたチャンネルのデータ放送における指定された日時と、これに対応する指定された地域での天気予報などの地域別情報を取得し、これをディスプレイ上に表示させることができる。
上記実施例では、メモリ3として、受信処理装置2に常設のNVRAMの事業者専用に割り当てられたメモリ部分を使用したが、事業者共通メモリに上記条件設定ファイルfを格納しておき、これに基づいて地域別情報を取得する構成としてもよい。
更に、この発明ではメモリ3は上記NVRAMに限定されるものではなく、例えば受信処理装置2に内蔵または外付けされたハードディスクや、着脱可能なメモリーカードなどの可搬型メモリを用いてもよく、制御手段はこれに格納された条件設定ファイルfを呼び出してデータ放送の地域別情報を取得するように設定すればよい。
このように受信処理装置2のメモリ3に、前記条件設定ファイルfを格納しておくことにより、受信部2Aが地上デジタルデータ放送を受信すると、制御部2Bが前記条件設定ファイルfを呼び出し、この条件設定ファイルfで指定されたチャンネルのデータ放送で指定日時における指定地域での気象情報を、前記カルーセル伝送されたデータから抽出し、ディスプレイD上に外部表示する。
これにより、固定受信用の受信処理装置2の場合、ユーザーはこれを用いて居住地にいながら、任意の地域の天気予報などの地域別情報を取得することができる。
また、図示しないが、前記受信処理装置2に替えて後述の携帯受信用の受信処理機能付き携帯端末を用いてもよい。
その場合、ユーザーがこの携帯端末を持って地域間を移動する際には、それぞれの地域の地域別情報を、その地域への移動に合わせて取得することができる。
図4は、ユーザーが複数の受信処理装置を用いた実施例2の地域別情報受信システムを示す概略説明図である。
また、符号1は地上デジタルデータ放送を行う放送局、2は地上デジタルチューナーなどの第1の受信処理装置(STB)であって、図示例の場合は固定受信用の受信処理装置、6は第1の受信処理装置2とは別の第2の受信処理装置であって、図示例の場合は携帯受信用の受信処理機能付き携帯端末5である。
上記携帯端末5としては、例えば地上デジタルデータ放送の携帯受信機能を備えた携帯テレビ受像機、携帯型パーソナルコンピュータ(ノートパソコン、PDAなど)、携帯電話、カーナビゲーション装置など、携帯ないしウエアラブルな端末をいう。
この実施例で複数の受信処理装置として、プラットフォームとなる固定受信用の受信処理装置2と携帯受信用の受信処理装置6となる携帯端末5との組合せを例示したが、この発明では上記組合せに限らず、すべてが固定受信用の受信処理装置である場合、または全てが携帯受信用の受信処理装置(携帯端末)である場合でもよい。
また、受信処理装置の数は2台に限らず、3台以上用いてもよい。
そして、前記実施例1と同様にユーザーがリモコン4などの入力手段を用いて、前記天気予報その他の地域別情報を取得するデータ放送ないしチャンネルの指定と、該データ放送からデータを取得する1または複数の日時および地域とを入力して、第1の受信処理装置2のメモリ3に条件設定ファイルfとして格納する。
この実施例では、複数の受信処理装置2、6を用いることができるので、特にユーザーが地理的に移動(異なる地域間を移動)する場合に、それぞれの地域に対応した地域別情報を取得することができる。
ここで条件設定ファイルfで指定する日時は、日にちが異ならない場合も含み、同じ日で時間だけが異なる場合であってもよい。
また、日時は、実際に地域を通過する日時に限らず、幅を持たせて、例えば目的地への到着前日から、あるいは到着数時間前からその地域別情報を取得しうるように設定しておけば、予め到着地の状態を把握しておくことができて好ましい。
また、通過後における地域別情報を取得しうるようにしてもよい。
次ぎに、上記条件設定ファイルfは、第1の受信処理装置2のメモリ3から、第2の受信処理装置6のメモリ7に、データ転送手段10を用いて転送される(図1の二点鎖線部分を参照)。
このデータ転送手段10としては公知の方法を用いることができる。
例えば(1)メモリーカードなどの可搬型メディアに記録した条件設定ファイルfを前記第2の受信処理装置6のメモリ7に読み込ませる方法、(2)第1の受信処理装置2から第2の受信処理装置6にメール機能を用い条件設定ファイルを前記携帯端末のメモリに読み込ませる方法、(3)赤外線によるデータ転送やBluetooth(登録商標)を用いたデータ転送などの無線信号を用いたデータ転送による方法、(4)第1の受信処理装置2と第2の受信処理装置6との間にデータ転送ケーブルを接続して条件設定ファイルfを転送する方法などがある。
このようにして、第2の受信処理装置6のメモリ7に、前記条件設定ファイルfを転送しておくことにより、上記第2の受信処理装置6が地上デジタルデータ放送を受信した際には、特別の設定をすることなく、前記条件設定ファイルfで設定された日時における所定地域での天気予報などの地域別情報を地上デジタルデータ放送から容易に取得することができる。
即ち、ユーザーが地域Aから異なる地域Bや地域Cに移動し、これに伴って携帯端末5が移動しても、第2の受信処理装置6で地域Bや地域Cにおける天気予報などの地域別情報を地上デジタルデータ放送から取得することができる。
図5は、実施例2の地域別情報受信システムにおいて、データ転送手段の一例として、ユーザーが条件設定ファイルfを格納した可搬性メモリ15を持ち運び、所望の受信処理装置2または6に装着して、同一の条件設定ファイルfをどこでも使用できるようにした実施例3の概略説明図、図6はそのブロック図である。
この実施例3では、第1の受信処理装置2および第2の受信処理装置6のいずれもメモリカードなどの可搬型メモリ15を着脱可能に装着しうる構成となっている。
第1の受信処理装置2では、リモコン4などの入力手段の指示により、制御手段がメモリ3に格納されている条件設定ファイルfを可搬型メモリ15にコピーする。あるいは可搬型メモリ15を直接にメモリ3として用いる場合は、そのまま可搬型メモリ15を使用する。
そして、条件設定ファイルfが記録された可搬型メモリ15は、第1の受信処理装置2から取り外されて、第2の受信処理装置6に装着される。
第2の受信処理装置6では、上記設定ファイルfを自己のメモリ7にコピーする。あるいは可搬型メモリ15を自己のメモリ7として取り扱う構成でもよい。
このようにして、ユーザーは、可搬型メモリ15を持ち歩くだけで、条件設定ファイルfを、任意の第2の受信処理装置6で使用することができる。
従って、第2の受信処理装置6は、図示のように携帯端末5に設けられた携帯受信用の受信処理装置に限らず、任意の固定受信用の受信処理装置であってもよい。
その他の構成は前記実施例に準じるので、その説明を省略する。
これにより、可搬型メモリ15に記録されたチャンネルないしデータ放送と、日時と、地域とが記録されたデータからなる条件設定ファイルfは、可搬型メモリ15としてユーザーに持ち運ばれ、あるいは携帯端末6に装着して持ち運ばれる。
そして、別体の第2の受信処理装置6に上記可搬型メモリ15を装着することにより、この第2の受信処理装置6の制御手段によって、地上デジタルデータ放送から条件設定ファイルfに基づいた日時aで地域A、日時bで地域B、日時cで地域Cにおける天気予報などの地域別情報が取得されるので、ユーザーの地域間の移動に際して、移動する地域ごとの前記地域別情報を、移動予定日時に合わせてディスプレイDに表示することができる。
また、上記実施例でも、ユーザーが固定受信用の受信処理装置と携帯受信用の受信処理装置を有する携帯端末の双方を有する場合を例に説明したが、携帯受信用の受信処理装置を有する携帯端末だけで地上デジタルデータ放送を受信しうる場合には、携帯受信機能のメモリに直接に前記条件設定ファイルのデータを入力して使用することができる。
また前記実施例1から3では、地域別情報として、気象情報(天気予報)を例に説明したが、この発明では、地域別に異なる情報が放送される地上デジタルデータ放送であれば広く適用することができる。
例えば、地域別情報は、電車や飛行機など交通機関の運行状況や、道路渋滞情報、その他の地域特有に提供される催事その他の各種情報であってもよい。
また、この発明で条件設定ファイルfの日時と地域の入力方法としては、リモコンなどの入力手段4を用いて、個別に全ての日時と地域をマニュアルで入力する方法に限らず、例えば、移動ルートの検索プログラムを利用して一定のアルゴリズムで自動的に中間点の通過日時と通過地域を入力する方法を用いても良い。
例えば、カーナビや、パソコンの公知のルート検索プログラムや路線検索プログラム(例えば「駅すぱあと」(登録商標)や「乗換案内」(商標))などで公知の経路設定手段を受信処理装置に実装しておき、ユーザーは少なくとも出発地点(および必要に応じて出発時間)と到着地点(および必要に応じて到達時間)の2箇所を入力するだけで、自動的にルート・主要な通過地点を検索して出力するアルゴリズムを実装したプログラムを用いて、通過点の日時と地域を決定し(複数のルートが示された場合は、そのうちの1つを選択し)、入力された出発と到着の日時と地点(地域)の他に中間点の通過日時や通過地点(地域)のデータを自動的に入力して条件設定ファイルfを作成するようにしてもよい(図1、図2の点線部分を参照)。
この場合、第1の受信処理装置2と同等の前記経路設定手段を第2の受信処理装置6にも実装するか、第1の受信処理装置2と第2の受信処理装置6に対し、同等の経路設定機能を有する設定アプリケーションを、データ放送等を使って配信するなどによって実現してもよい。
図6は、実施例1の発展形であって、受信処理装置2が、カーナビゲーション装置20に内蔵または接続されている場合について説明する。
この場合、実施例1と同様に、カーナビゲーション装置20に内蔵または接続された受信処理装置2に、これから移動する予定の複数の地域を到着予定時間順に並べてメモリに条件設定ファイルfとして格納する。
この複数の地域情報は、カーナビゲーション装置20に設けられた公知のルート検索機能やVICS機能(経路設定手段の一例として示す)により、目的地を入力することで得られる主要な通過点および目的地のそれぞれの到着予定日時と地域データを、変換テーブルを用いるなどして受信処理装置2の条件設定ファイルfに入力できるようになっている。
これにより、前記日時と地域データに対応する天気予報などの地域情報が地上デジタルデータ放送から取得され、受信処理装置2が接続されたカーナビゲーション装置20のモニター上に、通過点の地域と目的地となる地域のそれぞれの到着予定時間における地域情報を表示させることができる。この画面表示の1例を図7に示す。
なお、中継点や目的地の到着予定時間は、カーナビゲーション装置20のGPS機能21を用いて修正することができるので、前記条件設定ファイルfに格納された所定の地域に対応する日時のデータもこれに連動して随時変更させ、これに伴い地域別情報を変更しうるようにすることが好ましい(図1、図2の一点鎖線の部分を参照)。
GPS機能21は、上記実施例に限らず、受信処理装置2に内蔵するもの、独立したGPS装置を接続するもの、あるいは携帯電話等に設けられたGPS機能を利用するものなどであってもよい。
また、実施例では、地域データは、行政区画に対応するものに限らず高速道路のインターチェンジを指定するものであってもよい。
上記実施例では、受信処理装置2にカーナビゲーション装置20のルート検索機能やGPS機能21などから得られたデータを取り込めるようにした場合を説明したが、逆に受信処理装置2が取得したデータをカーナビゲーション装置20が取り込んで画像処理し、カーナビゲーション用の画像と組み合わせてモニター上に外部表示するようにしてもよい。
このように、この発明で、条件設定ファイルfを構成する日時と地域のデータは、マニュアルまたは一定のアルゴリズムを用いて自動的に決定し、あるいはマニュアル部分とアルゴリズム部分とを組み合わせて入力するようにしてもよい。
また、地上デジタルデータ放送から取得される地域別情報は1種類に限定されるものではなく、複数の異なる種類、例えば天気予報と渋滞情報、あるいは地域の催し物情報などを検索条件ファイルfを用いて同時に外部表示しうるようにしてもよい。
前記各実施例では、日時と地域データを基準に、指定された日時および地域での地域別情報を取得しているが、日時を短期とせずに、換言すると日時を条件とせずに、指定された地域のみを条件として地域別情報を取得する構成としてもよい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
この地域別情報受信システムは、一人のユーザーが用いる場合に限らず、例えば集団で旅行するなど団体移動する場合に、移動者全員に同一の条件設定データを読み込ませることで、全員が日時と地域の特定された地域別情報を取得することができ予定表として利用することもできる(図8参照)。
また、打合せ場所など地域が異なる場合の天気予報(地域別情報)付きスケジュール帳としても利用することもできる(図9参照)。
この発明の概略構成を示すブロック図である。 同フローチャートである。 実施例1の地域別情報受信システムの概略を示す説明図である。 実施例2の地域別情報受信システムの概略を示す説明図である。 実施例3の地域別情報受信システムの概略を示す説明図である。 実施例4の地域別情報受信システムの概略を示す説明図である。 実施例4の出力画面の一例を示す図である。 旅行日程対応型の出力画面の一例を示す図である。 スケジュール帳対応型の出力画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 放送局
2 受信処理装置または第1の受信処理装置
2A 受信部
2B 処理部
3 メモリ
4 リモコン
5 携帯端末
6 第2の受信処理装置
7 メモリ
10 データ転送手段
15 可搬型メモリ
20 カーナビゲーション装置
21 GPS機能
f 条件設定ファイル
D ディスプレイ

Claims (4)

  1. 指定されたデジタルデータ放送から受信処理装置で地域別情報を取得する地域別情報受信システムにおいて、
    受信処理装置に接続されたメモリと、デジタルデータ放送から地域別情報を取得する受信部と、日時データと該日時データに対応する地域データとが入力手段により入力されて前記メモリに格納される条件設定ファイルと、該条件設定ファイルに基づいて、前記受信部で受信したデジタルデータ放送から指定された日時および地域での前記地域別情報を取得する処理部と、該処理部が取得した前記地域別情報を外部表示する外部表示装置とを備えたことを特徴とする地域別情報受信システム。
  2. 条件設定ファイルが、直接に日時と地域のデータを入力し、または少なくとも一部の日時と地域のデータを自動的に経路を生成する経路設定手段によって入力すると共に、地域別情報を取得するデータ放送ないしチャンネルを指定するデータが入力されてメモリに格納されていることを特徴とする請求項1に記載の地域別情報受信システム。
  3. 受信処理装置が移動可能となっており、該受信処理装置と接続されたGPS装置を設け、
    該GPS装置で得られた位置情報を基に、条件設定ファイルで指定した地域データに対応する日時データを修正し、修正された日時データを基に指定された地域の地域別情報を取得しうるようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の地域別情報受信システム。
  4. 条件設定ファイルをメモリに格納した受信処理装置から前記条件設定ファイルを別の受信処理装置のメモリに転送するデータ転送手段を設け、
    前記条件設定ファイルを転送された受信処理装置により、指定されたデータ放送から指定された日時および地域での前記地域別情報を外部表示してなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された地域別情報受信システム。
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