JP2005051667A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract


【課題】 縦長の表示画面を横長の表示画面の使用態様で使用する場合には、携帯電話機の把手板を片手で握った状態で携帯電話機の入力操作部を親指で自由に操作することができること。
【解決手段】 携帯電話機本体の後壁に回動自在に添設されかつ携帯電話機本体に対して直交状態まで回動した際に携帯電話機本体から突出する把手板と、この把手板の枢着部分が前記後壁の一端部に圧接するように軸支する支持軸と、この支持軸を介して把手板に水平状態に支持された携帯電話機本体の横状態になった表示部に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段とを備える携帯電話機。
【選択図】 図6

Description

本発明は、携帯電話機に関する。
近年、PHS,i−mode(登録商標)などの携帯用電話機が普及している。携帯用電話機の形態は、普通一般に用途との関係で掌にのることができるような大きさにする必要があることから、その形状や液晶表示部の表示画面の大きさも制約を受ける。携帯用電話機の種類は、入力操作部の上方に液晶表示部が連設するストレート型と、入力操作部と液晶表示部とが一体的に設けられた折り畳み型に大別することができる。後者の折り畳み型電話機は、前者のストレート型よりも縦長表示画面が多少大きいものの、それでも情報(文字、図形など)が小さいので、表示画面が縦長であることも相俟って、読み難い或いは見にくいと感じる人がいる。また、縦長表示画面を有する携帯用電話機に於いて、縦長表示画面を横長の状態で見たいとか、横長の状態で入力操作部を操作したいという要求もあり得る。
出願人は、日本国特許庁の電子図書館を利用して調査して見たところ、縦長の表示画面を横長の表示画面の状態にし、かつ、把手板等を把持しながら入力操作部を操作する発想の技術を発見することができなかった。
一方、特許文献1.2に記載のように、携帯電話機の背面にスタント(脚部材)を取り付け、デーブルの上面に携帯電話機を載置して縦長の表示画面をそのまま見る技術は存在している。
特開2000−224283号公報 登録実用新案第3046816号公報
本発明の第1の目的は、携帯電話機の縦長表示画面を横長表示画面としても使用することができると共に、縦長の表示画面を横長の表示画面の使用態様で使用する場合には、携帯電話機の把手板或いは把手板部材を片手で握った状態で携帯電話機の入力操作部を親指で自由に操作することができること。第2の目的は、把手板を持っても電話機本体は傾倒ないし回転しないこと。第3の目的は、携帯電話機を使用しない場合には、把手板或いは把手板部材が邪魔にならないこと。第4の目的は、電話機本体に把手板或いは把手板部材を簡単に取り付けることができることである。
本発明の携帯電話機は、下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体と、この携帯電話機本体の前記入力操作部の後壁に回動自在に添設され、かつ、携帯電話機本体に対して直交状態まで回動した際に携帯電話機本体から突出する把手板と、この把手板の枢着部分が前記後壁の一端部に圧接するように軸支する支持軸と、この支持軸を介して前記把手板に水平状態に支持された携帯電話機本体の横状態になった表示部に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段とを備えることを特徴とする。
また本発明の携帯電話機は、下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体1と、この携帯電話機本体に着脱自在に嵌合する把手板部材24と、この把手板部材24を構成する嵌合保持枠板25の後壁25aに回動自在に添設され、かつ、携帯電話機本体1に対して直交状態まで回動した際に少なくとも二本の指が当たる縁部11aが携帯電話機本体1から突出する把手板11Aと、この把手板11Aの枢着部分11cが前記後壁25aの一端部に圧接するように軸支する支持軸13Aと、この支持軸13Aを介して前記把手板11Aに水平状態に支持された携帯電話機本体1の横状態になった表示部4に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路18と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部15と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段7とを備えることを特徴とする(第2実施例)。
また本発明の携帯電話機は、下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体1と、この携帯電話機本体に着脱自在に嵌合する把手板部材24Aと、この把手板部材24Aを構成する嵌合保持枠板25Aの後壁25aに回動自在に添設され、かつ、携帯電話機本体1に対して直交状態まで回動した際に少なくとも二本の指が当たる縁部11aが携帯電話機本体1から突出する把手板11Bと、この把手板11Bを前記後壁25aの一端部に軸支する支持軸13Bと、前記嵌合保持枠板25Aを介して携帯電話機本体1を所定の位置で保持することができるように把手板部材24Aに設けた携帯電話機用保持手段27と、前記支持軸13Bを介して把手板11Bに水平状態に支持された携帯電話機本体1の横状態になった表示部4に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路18と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部15と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段7を備えることを特徴とする(第3実施例)。
また本発明の携帯電話機は、下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体1と、この携帯電話機本体の前記入力操作部3の後壁3aに収納ベース30が固設され、かつ、該収納ベース30の案内切欠窓から直接又は間接的に携帯電話機本体1と直交する方向へ進退動する把手板兼用操作片39を有する把手板部材24Bと、この把手板部材24Bに水平状態に支持された携帯電話機本体1の横状態になった表示部4に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路18と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部15と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段7を備えることを特徴とする(第4実施例)。
さらに、また本発明の携帯電話機は、下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体1と、この携帯電話機本体の前記入力操作部3の後壁3aに収納ベース30Cが固設され、かつ、該収納ベース30Cから取付け基端部の支軸を支点に携帯電話機本体1と直交する方向へ略180度回転突出する把手板11Cを有する把手板部材24Cと、この把手板部材24Cに水平状態に支持された携帯電話機本体1の横状態になった表示部4に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路18と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部15と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段7を備えることを特徴とする(第5実施例)。
(1)携帯電話機の縦長表示画面を横長表示画面としても使用することができると共に、縦長の表示画面を横長の表示画面の使用態様で使用する場合には、携帯電話機の把手板或いは把手板部材を片手で握った状態で携帯電話機の入力操作部を親指で自由に操作することができる。
(2)把手板の枢着部分が支持軸を介して電話機本体の後壁の一端部に圧接するように軸支されているので、把手板を持っても電話機本体は傾倒ないし回転しない。したがって、親指で操作釦を押し時に電話機本体が安定する。
(3)携帯電話機を使用しない場合には、把手板或いは把手板部材を元の位置へ回転、収納等をすることができるので、邪魔にならない。
(4)電話機本体に把手板或いは把手板部材を簡単に取り付けることができる。
(5)把手板に一側面に鏡、薄板状の電卓など付属物を取り付けることができる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。図1乃至7図は、本発明の第1実施例を示す各説明図である。まず図1を参照にして携帯電話機Xを説明する。携帯電話機の基本的形態は、普通一般に入力操作部の上方に液晶の表示部が連設するストレート型と、中心部の軸支部を介して入力操作部と表示部とが一体的に設けられた折り畳み型とに区分けすることができる。第1実施例の携帯電話機Xは、前者の折り畳み型に属するが、本発明は縦長の表示画面を有するのであればストレート型であっても良い。
(1)電話機本体1について説明する。電話機本体1は、軸支部2を基準にして下方に位置しかつ掌に載せることができる下部側の入力操作部3、上部側の縦長状液晶の表示部4をそれぞれ有する。入力操作部3は、図7に示すように内部に電話機の内部回路を有する。内部回路については、別欄で後述する。
入力操作部3は、ベース板部の上面に一体的に設けられている。また入力操作部3の表面の上部には、表示部4の表示画面に表れるカーソル(ポインター)の方向やメニューの選択に用いられる方向盤(ポインティング・デバイス)5が設けられている。また入力操作部3の方向盤5の下方側には、電源釦、数字釦、記号釦など複数個(例えば18個)の操作釦6が整列状態に設けられている。さらに、操作釦6の右側下部の適宜部位には、内部回路の制御部に携帯電話機本体1の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段7が設けられている。
液晶の表示部4は、本実施例では縦長である。この縦長の表示部4は、後述する把手板11を使用位置まで回動して片手で握り締めた時は、携帯電話機本体1が横になるので、当然、視覚上「横状態(ワイド画面の状態)」になる。なお、電話機本体1の細部については割愛するが、マイク8、スピーカ9、アンテナ10等を備えている。
(2)把手板11について説明する。把手板11は、携帯電話機本体1の入力操作部3の後壁3aに回動自在に添設される。この第1実施例では、図2で示すように入力操作部3よりも厚みが少ない薄板である。また、図3で示すように、入力操作部3の後壁3aから食み出ない大きさで、かつ、長板状に形成されている。また、把手板11の一方の縁部11aには、該把手板11を携帯電話機本体1に対して直交状態まで回動した際に少なくとも二本の指が当たるように携帯電話機本体1の側壁1aから突出する(図6参照)。
したがって、把手板11は、片手で把持可能な所要の長さが必要である。例えば全体の長さが8cm程度、使用の際の突出部分12の長さは5.5cm程度である。把手板11の材質は、硬質の合成樹脂板である。
ところで、少なくとも二本の指が当たる一方の縁部11aには、把持する上位の指(例えば中指、薬指など)が内側に入り込むように湾曲状に形成されている。ここで、二本の指とは、例えば薬指と小指である。もちろん、図6で示すように中指、薬指、小指の3本の指が縁部全体11aにあてがうようにしても良い。
(3)支持軸13について説明する。支持軸13は、入力操作部3の後壁3aと重なる把手板11の枢着部分11cが、入力操作部3の後壁3aの一端部に圧接するように軸支する。支持軸13の一例としてオネジが用いられている。
(4)電話機の内部回路について説明する。 図7は携帯電話機本体1の内部の回路を説明する。15は制御部(以下「CPU」という。)で、このCPU15には各種の回路や装置が電気的に接続している。
すなわち、16は情報やメインプログラムを記憶するファイル装置、17は双方向の信号の授受が可能な信号変換回路、18は表示画面に表れる情報を所定方向へ反転させる機能、情報を反転させた場合に文字数、行数等を画面表示(縦長か、それとも横長か)に対応して設定させる機能及びカーソルの方向を指定する機能をそれぞれ有する情報素子駆動回路である。さらに、液晶表示部4の上部に設けられたスピーカ9は電話回路20に接続し、一方、入力操作部3の下部に設けたマイク8は信号変換回路17に接続している。
(5)情報素子駆動回路18
情報素子駆動回路18は、支持軸13を介して把手板11に水平状態に支持された携帯電話機本体1の横状態になった液晶の表示部4に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部4に対する情報素子を駆動する。
(6)切換え入力手段7
切換え入力手段7は、制御部15に携帯電話機本体1の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための手段である。この切換え入力手段7は、複数個設けても良いが、本実施例では1個設け、切換え入力手段7を繰り返して押すことにより、表示部4の表示画面の文字情報が、図7で示すよう表示画面の縦横に対応して交互に切り替る。もちろん、切換え入力手段7は把手板11を回転した際に自動的に切り替るように構成しても良い。この場合には、スイッチ用可動接触子、この可動接触子の検出信号を受け取る回転方向検出回路を設ける必要がある。
(7)使用時
上記構成に於いて、電話機本体1の表示部4を縦長表示画面4aから横長表示画面4bにして使用したい場合には、把手板11を電話機本体1に対して略90度回動させる。そして、例えば切換え入力手段7を押す。切換え入力手段7を押すと、CPU15に情報表示用切換え信号aが流れる。CPU15は「切換え信号a」を受け取ったならば、この切換え信号aに基づく制御信号bを情報素子駆動回路18に送る。
情報素子駆動回路18は、縦長表示画面4aから横長表示画面4bになった当該ワイド画面4bに文字情報が正しく表示されるように情報素子を駆動する制御信号cを出力する。
この情報素子駆動回路18の各機能について述べると、(a)図示しない液晶表示板の走査方向を反転して文字等を縦(起こす)状態にする機能、(b)当該情報を反転させた場合に文字数、行数等を当該ワイド画面4bに対応して画面全体に表示設定させる機能、(c)方向盤5の操作に基づくカーソルの移動方向を当該ワイド画面に対応して正しく指示する切り替え機能がある。
そこで、電話機本体1を横にした状態で入力する時は、例えば図6で示すように把手板11の突出部分12の一方の縁部11aを2本又は3本の指で握り締め、また、手のひらの金星丘に相当する部分で突出部分12の他方の縁部11bを押さえると共に、人指し指で入力操作部3の後壁3aを抑えるようにしながら親指で方向盤5や操作釦6を操作する。
(8)不使用時
把手板11を使用しない時は、入力操作部3を握り締めるようにして中指、薬指等で把手板11を引くと、該把手板11は入力操作部3の後壁3aに隠れてしまう。そして、携帯電話機Xを普通一般の使用態様で使用する場合には、切換え入力手段7を押す。そうすると、画面の表示態様が、横長表示画面4bから縦長表示画面4aに切り替る。
第1実施例では、把手板11の枢着部分11cが支持軸13を介して電話機本体1の後壁1aの一端部に圧接するように軸支されているが、前記枢着部分11cは必ずしも直接後壁1aの一端部に圧接する必要はなく、他の部材(弾性体)を介して間接的に圧接しても良い。すなわち、ゴム、板バネ等の弾性体を介して把手板11の枢着部分11cを電話機本体1の後壁1aの一端部に圧接するように構成しても、第1実施例の射程距離に含まれる。
次に、この欄では本発明の他の実施例について説明する。図8乃至図10は第2実施例、図11及び図14は第3実施例、図15及び図17は第4実施例、図18及び図20は第5実施例である。なお、これらの各実施例は前記第1実施例と技術的思想が同一なので、同一の部分には同一または同様の符号を付して重複する説明を省略する。
図8乃至図10に示す第2実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、把手板部材24である。この把手板部材24は、図9で示すように断面リップミゾ形状の嵌合保持枠板25と、この嵌合保持枠板25の後壁25aに回動自在に添設され、かつ、携帯電話機本体1に対して直交状態まで回動した際に少なくとも二本の指が当たる縁部11aが携帯電話機本体1から突出する把手板11Aと、この把手板11Aの枢着部分11cが前記後壁25aの一端部に圧接するように軸支する支持軸13Aとから成る。
したがって、第1実施例の把手板11は、電話機本体1に直に軸支されているのに対し、第2実施例の把手板11Aは嵌合保持枠板25に軸支され、しかも、嵌合保持枠板25は、電話機本体1の入力操作部3に着脱自在に嵌合する。
ところで、第2実施例の支持軸13Aは、嵌合保持枠板25の後壁25aの一端部に突出形成されているが、この支持軸13Aは、把手板11Aの軸孔26及び支持軸13Aを介して該把手板11Aを嵌合保持枠板25の後壁25aに添設した後に圧接回動可能な状態に適宜カシメ固定される。
図11乃至図14に示す第3実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、把手板部材24Aである(説明の便宜上、第2実施例と同一・同様の符号も用いる)。
この把手板部材24Aは、第2実施例と同様に断面リップミゾ形状の嵌合保持枠板25Aと、この嵌合保持枠板25Aの後壁25aに回動自在に添設され、かつ、携帯電話機本体1に対して直交状態まで回動した際に少なくとも二本の指が当たる縁部11aが携帯電話機本体1から突出する把手板11Bと、この把手板11Bを前記後壁25aの一端部に軸支する支持軸13Bとから成る。
そして、この第3実施例では、第1実施例、第2実施例のように把手板11Bの枢着部分が支持軸13Bを介して嵌合保持枠板25Aの後壁25aの一端部にそれぞれ圧接するように軸支されていない反面、嵌合保持枠板25Aを介して携帯電話機本体1を所定の位置で保持することができるように把手板部材24Aに携帯電話機用保持手段27を設けている。
しかして、この保持手段27は、嵌合保持枠板25Aの後壁25aに支持軸13Bの同心円状に形成された複数個の係合孔28と、これらの係合孔28に選択的に係脱する係合小突起29aを有すると共に、弾性変位復帰機能を有する係合腕29とから成る。
ところで、第3実施例の支持軸13Bは、嵌合保持枠板25Aの後壁25aの一端部に突出形成されているが、この支持軸13Bは、把手板11Bの軸孔26及び支持軸13Bを介して該把手板11Bを嵌合保持枠板25Aの後壁25aに添設した後に回動可能な状態に適宜カシメ固定される。
図15乃至図17に示す第4実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、把手板部材24Bである。この把手板部材24Bは、携帯電話機本体1の入力操作部3の後壁3aに接着層を介して固定されている。
しかして、符号30は、入力操作部3の後壁3aに食み出さないように固定された収納ベース板である。この収納ベース板30は矩形状に形成され、一番大きい案内空洞部31と、該案内空洞部31に連設する案内切欠窓32とを有している。案内切欠窓32は携帯電話機本体1の長手方向と交差する一側壁部に形成され、かつ、上下の段差状切欠端部33.33に係止機能を付与するために案内空洞部31よりも幅を狭く形成している。
次に符号35は収納ベース板30に進退動可能に収納された収納スライダーである。この収納スライダー35は、前記案内空洞部31に差込み収納され、かつ、収納スライダー35の外端部側が前記案内切欠窓32から突出した際に前記段差状切欠端部33.33に係合する内端部側の係合部36.36と、これらの係合部36.36に連設すると共に、把手板兼用操作片39を介して外方向へ進出した時に該把手板兼用操作片39を係止する切欠端部の係止部37.37とを有している。
本実施例は、収納スライダー35は引き出し状に形成され、係合部36.36を有する内端面から係止部37.37を有する外端面まで、前述した収納ベース板30と同様に第2案内空洞部31Aと第2案内切欠窓32Aを有している。
次に把手板兼用操作片39は、収納ベース板30に進退自在に案内される断面T字状の摺動部40と、この摺動部40の先端部に一体的に取り付けられた鞘状の摘み部41とから成る。
上記構成に於いては、図16で示すように、把手板兼用操作片39を指で摘んで引き出すと、まず把手板兼用操作片39がスライドし、次に把手板兼用操作片39の係合部42が収納スライダー35の係止部としての切欠端部33.33に係合するので、該把手板兼用操作片39の駆動力により収納スライダー35が引き出される。
そこで、伸長した把手板部材24Bを、片手に持って、かつ、親指で携帯電話機本体1の入力操作部3を操作する(図6と同様に携帯電話機本体1を持って操作する)。一方、把手板部材24Bを使用しない場合には、摘み部41を押し込むと、図15で示すように、収納スライダー35は収納ベース板30の第1案内空洞部31に完全に入り込むと共に、把手板兼用操作片39も収納スライダー35の第2案内空洞部31Aに略入り込む。この時摘み部41は、収納ベース板30から多少突出している。
なお、この実施例では、把手板兼用操作片39は、収納スライダー35を介して間接的に進退動するが、収納ベース30の案内切欠窓から直接携帯電話機本体1と直交する方向へ進退動するように構成しても良い。
図18乃至図20に示す第5実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、把手板部材24Cである。この把手板部材24Cは、携帯電話機本体1の入力操作部3の後壁3aに接着層を介して固定されている。この点、前記第4実施例と同様である。
しかし、第4実施例の把手板兼用操作片39は収納ベース板から伸縮するスライド型であるのに対し、第5実施例の把手板11Cは、収納ベース板30Cに軸支され、携帯電話機本体1と直交する方向へ回転突出する回転型である点が相違する。
すなわち、収納ベース板30Cは、その中央部に一側壁30aから他側壁30bにかけて幅広の収納切欠部45を有している。本実施例では、図20で示すように、収納切欠部45の左右の切欠端面45a.45bは、把手板11Cの左右の側壁11a.11bに滑り止め用の波状面を形成したので、これに対応する波状面となっている。
また把手板11Cは、収納ベース板30Cの他側壁30b側の軸穴に係合する左右の突起支軸46.46を介して180度回転することができるように収納ベース板30Cに軸支されている。なお、把手板部材24Cの前記波状面の適宜箇所には左右1対の係合小突起47.47が形成され、一方、把手板11Cの左右の側壁11a.11bの自由端部には、前記係合小突起47.47と係脱する小係合孔48.48が形成されている。
上記構成に於いては、図18で示すように、把手板11Cの自由端部に指を掛け、適宜に仮想線の位置まで取付け基端部の支軸46.46を支点に回転させると、把手板11Cは携帯電話機本体1と直交する方向へ回転突出する。そこで、該把手板11Cを片手に持って、かつ、親指で携帯電話機本体1の入力操作部3を操作する(図6と同様に携帯電話機本体1を持って操作する)。
本発明は、主に携帯電話機を製造、販売している業界で利用される。
図1乃至図7は本発明の最良の実施例を示す各説明図。図8乃至図10は本発明の第2実施例、図11及び図14は本発明の第3実施例、図15及び図17は本発明の第4実施例、図18及び図20は本発明の第5実施例である。
把手板を略90度回転突出した状態の正面図。 把手板が回転突出しない状態の左側面図。 把手板が回転突出しない状態の背面図。 図3の4−4線概略断面図。 把手板と携帯電話機本体との関係を背面側から示す説明図。 把手板を握って携帯電話機本体を操作する説明図。 携帯電話機の回路説明図。 2実施例の背面図。 図8の9−9線概略断面図。 要部(把手板部材)の分解説明図。 第3実施例の背面図。 図11の12−12線概略断面図。 要部(把手板部材)の分解説明図。 把手板部材と携帯電話機本体との関係を示す説明図。 第4実施例の背面側から一部分を切欠して示した説明図。 要部(把手板部材)の分解説明図。 把手板部材と携帯電話機本体との関係を示す説明図。 第5実施例の背面側からの説明図。 要部の概略断面説明図。 要部(把手板部材)の説明図。
符号の説明
X…携帯電話機、1…電話機本体、2…軸支部、3…入力操作部、4…表示部、5…方向盤、6…操作釦、7…切換え入力手段、8…マイク、9…スピーカ、10…アンテナ、11.11A.11B.11C…把手板、12…突出部分、13.13A.13B…支持軸、15…制御部、16…ファイル装置、17…信号変換回路、18…情報素子駆動回路、20…電話回路、24.24A.24B.24C…把手板部材、25.25A…嵌合保持枠板、26…軸孔、27…携帯電話機用保持手段、28…係合孔、29…係合腕、30.30C…収納ベース板、31.31A…案内空洞部、32.32A…案内切欠窓、33…切欠端部、35…収納スライダー、36.42…係合部、37…係止部、39…把手板兼用操作片、40…摺動部、41…摘み部、45…収納切欠部、46…突起支軸。

Claims (6)

  1. 下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体と、この携帯電話機本体の前記入力操作部の後壁に回動自在に添設され、かつ、携帯電話機本体に対して直交状態まで回動した際に携帯電話機本体から突出する把手板と、この把手板の枢着部分が前記後壁の一端部に圧接するように軸支する支持軸と、この支持軸を介して前記把手板に水平状態に支持された携帯電話機本体の横状態になった表示部に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段とを備える携帯電話機。
  2. 請求項1に於いて、把手板の突出部分の少なくとも二本の指が当たる縁部は、把持する上位の指が内側に入り込むように湾曲状に形成されていることを特徴とする携帯電話機。
  3. 下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体1と、この携帯電話機本体に着脱自在に嵌合する把手板部材24と、この把手板部材24を構成する嵌合保持枠板25の後壁25aに回動自在に添設され、かつ、携帯電話機本体1に対して直交状態まで回動した際に少なくとも二本の指が当たる縁部11aが携帯電話機本体1から突出する把手板11Aと、この把手板11Aの枢着部分11cが前記後壁25aの一端部に圧接するように軸支する支持軸13Aと、この支持軸13Aを介して前記把手板11Aに水平状態に支持された携帯電話機本体1の横状態になった表示部4に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路18と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部15と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段7とを備える携帯電話機。
  4. 下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体1と、この携帯電話機本体に着脱自在に嵌合する把手板部材24Aと、この把手板部材24Aを構成する嵌合保持枠板25Aの後壁25aに回動自在に添設され、かつ、携帯電話機本体1に対して直交状態まで回動した際に少なくとも二本の指が当たる縁部11aが携帯電話機本体1から突出する把手板11Bと、この把手板11Bを前記後壁25aの一端部に軸支する支持軸13Bと、前記嵌合保持枠板25Aを介して携帯電話機本体1を所定の位置で保持することができるように把手板部材24Aに設けた携帯電話機用保持手段27と、前記支持軸13Bを介して把手板11Bに水平状態に支持された携帯電話機本体1の横状態になった表示部4に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路18と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部15と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段7を備える携帯電話機。
  5. 下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体1と、この携帯電話機本体の前記入力操作部3の後壁3aに収納ベース30が固設され、かつ、該収納ベース30の案内切欠窓から直接又は間接的に携帯電話機本体1と直交する方向へ進退動する把手板兼用操作片39を有する把手板部材24Bと、この把手板部材24Bに水平状態に支持された携帯電話機本体1の横状態になった表示部4に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路18と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部15と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段7を備える携帯電話機。
  6. 下部側に入力操作部、上部側に縦長表示部をそれぞれ有する携帯電話機本体1と、この携帯電話機本体の前記入力操作部3の後壁3aに収納ベース30Cが固設され、かつ、該収納ベース30Cから取付け基端部の支軸を支点に携帯電話機本体1と直交する方向へ略180度回転突出する把手板11Cを有する把手板部材24Cと、この把手板部材24Cに水平状態に支持された携帯電話機本体1の横状態になった表示部4に対応して情報の位置や表示設定が視覚上見え易く表れるように表示部に対する情報素子を駆動する情報素子駆動回路18と、該情報素子駆動回路と電気的に接続にする制御部15と、この制御部に携帯電話機本体の縦使用又は横使用の使用態様に対応して情報表示用切換え信号を入力するための切換え入力手段7を備える携帯電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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