JP2005049475A - プレゼンテーション支援装置、方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】両面に表示画面を備えた持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置において、説明者は視聴者に対面した状態で自画面を操作し、それを視聴者側の画面に表示して効果的なプレゼンを行えるようにする。
【解決手段】プレゼンテーション支援装置10は、表示制御部15,視聴者側のメイン表示装置19,説明者側のサブ表示装置20,画像及び/又は文字データからなるプレゼンテーション用データ14bを記憶した記憶装置14を有する。表示制御部15は、記憶装置14から取得したプレゼンテーション用データ14bをメイン表示装置19及びサブ表示装置20に表示させ、サブ表示装置20のプレゼンテーション用データ14bの切替えに連動させてメイン表示装置19のプレゼンテーション用データ14bを切替える。説明者はサブ表示装置20の画面を見ながらプレゼンを行い、視聴者はメイン表示装置19の画面を見ながら前記説明者のプレゼンを視聴する。
【選択図】 図1
【解決手段】プレゼンテーション支援装置10は、表示制御部15,視聴者側のメイン表示装置19,説明者側のサブ表示装置20,画像及び/又は文字データからなるプレゼンテーション用データ14bを記憶した記憶装置14を有する。表示制御部15は、記憶装置14から取得したプレゼンテーション用データ14bをメイン表示装置19及びサブ表示装置20に表示させ、サブ表示装置20のプレゼンテーション用データ14bの切替えに連動させてメイン表示装置19のプレゼンテーション用データ14bを切替える。説明者はサブ表示装置20の画面を見ながらプレゼンを行い、視聴者はメイン表示装置19の画面を見ながら前記説明者のプレゼンを視聴する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレゼンテーション支援装置、方法、プログラム、及び記録媒体、より詳細には、両面に表示画面を備えた持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置、該装置を用いたプレゼンテーション支援方法、これらを実行するためのプログラム、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、視聴者が数名の小規模のプレゼンテーションを行う場合、例えば、紙のボード等を利用して説明することが多い。このような場合、視聴者に対して視覚的に効果の高いプレゼンテーションを行うことが難しい。最近、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)を利用することにより、グラフィックで視覚的に効果の高いプレゼンテーションを行うことができるようになってきた。しかしながら、携帯可能なラップトップ型PCを用いてプレゼンテーションを行う場合、通常、表示画面は1つしかないため、説明者と視聴者とが寄り添った状態で1つの表示画面を見ながら対話することになり、操作ミスが発生し易く、説明等がスムーズにいかないケースが往々にしてあり、PCの機能を十分に生かせていなかた。
【0003】
上記のような問題を解決するために、2画面型ラップトップPCをセールスプレゼンテーションに用いて、セールスマンはサブ表示画面を顧客に見せ、対面した状態で顧客の反応を確かめながらセールスをスムーズに展開できるようにした画像表示装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−149113号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明によると、顧客に対面した状態でプレゼンテーションを行う際に、セールス側画面に表示させる画像等と異なる画像を顧客側画面に表示させる機能を有しているものの、顧客側画面に異なる画像を表示させた場合、セールス側画面で顧客側画面に何が表示されているかを確認する手段については開示されていない。
【0006】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、両面に表示画面を備えた持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置において、説明者は視聴者に対面した状態で自画面を操作し、それを視聴者側の画面に表示できるようにして、スムーズ且つ効果的なプレゼンテーションを行えるようにすること、を目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、略直方体の筐体部を有する持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置において、前記筐体部を構成する複数の面のうちプレゼンテーションの視聴者側に向ける面に第1の表示画面を設けると共に、該第1の表示画面を設けた面の裏側の面に第2の表示画面を設け、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に同じ又は異なる画像及び/又は文字データを表示させながらプレゼンテーションを行えるようにしたことを特徴としたものである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、画像及び/又は文字データからなるプレゼンテーション用データ及び該プレゼンテーション用データを再生するためのアプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に前記記憶したプレゼンテーション用データを表示させる際の表示制御を行う表示制御手段とを有することを特徴としたものである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、プレゼンテーション用データに対する表示操作情報を前記表示制御手段に入力するための表示操作部を前記第2の表示画面の近傍に設けたことを特徴としたものである。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1の発明において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に同じプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記表示制御手段は、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに連動させて前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを切り替えることを特徴としたものである。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記第2の表示画面はタッチパネルを有し、前記表示制御手段は、前記タッチパネルから入力された内容を前記第1の表示画面に表示させることを特徴としたものである。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1の発明において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データと、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データとを関連付けて前記記憶手段に記憶して有し、前記表示制御手段は、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに連動させて前記記憶手段から関連する前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを選択し、該選択したプレゼンテーション用データを前記第1の表示画面に表示させることを特徴としたものである。
【0013】
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データは、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データに関するコメント又は説明者の作成した原稿であることを特徴としたものである。
【0014】
請求項8の発明は、請求項6又は7の発明において、前記表示制御手段は、前記第2の表示画面上の任意の領域に、前記第1の表示画面を縮小した画面を表示できるようにしたことを特徴としたものである。
【0015】
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか1の発明において、前記表示制御手段は、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データの一覧を表示順序に並べた状態で前記第2の表示画面上の任意の領域に表示させることを特徴としたものである。
【0016】
請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれか1の発明において、プレゼンテーション用データを記録した携帯可能な記録媒体又は情報処理装置を接続するための入出力インタフェイスと、該入出力インタフェイスに接続された記録媒体又は情報処理装置に対するプレゼンテーション用データの読み込み/書き込みを制御する入出力デバイス制御手段とを有することを特徴としたものである。
【0017】
請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれか1の発明において、LAN又はWANに接続するためのLAN/WAN接続手段を有し、前記表示制御手段は、前記LAN/WAN接続手段により接続したLAN又はWANに接続されている情報処理装置からの表示操作情報に基づいて前記第1の表示画面及び/又は第2の表示画面の表示制御を行うことを特徴としたものである。
【0018】
請求項12の発明は、請求項1乃至11のいずれか1の発明において、画像及び/又は文字データからなるプレゼンテーション用データを前記プレゼンテーション支援装置が有する記憶手段に予め記憶して有し、視聴者に対してプレゼンテーションを行う際に該プレゼンテーションの対象とするプレゼンテーション用データを前記記憶手段から取得するデータ取得ステップと、該取得したプレゼンテーション用データを前記第1の表示画面及び第2の表示画面に表示させる表示ステップと、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに連動させて前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを切り替える画面切替ステップとを有し、説明者は前記第2の表示画面を見ながらプレゼンテーションを行い、視聴者は前記第1の表示画面を見ながら前記説明者のプレゼンテーションを視聴するようにしたことを特徴としたものである。
【0019】
請求項13の発明は、請求項12の発明において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に同じプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記画面切替ステップにおいて、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに応じて前記第2の表示画面及び第1の表示画面に同じプレゼンテーション用データを表示させることを特徴としたものである。
【0020】
請求項14の発明は、請求項12又は13の発明において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データと、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データとを関連付けて前記記憶手段に記憶して有し、前記画面切替ステップにおいて、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに応じて前記記憶手段から関連する前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを選択し、該選択したプレゼンテーション用データを前記第1の表示画面に表示させることを特徴としたものである。
【0021】
請求項15の発明は、請求項14の発明において、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データは、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データに関するコメント又は説明者の作成した原稿であることを特徴としたものである。
【0022】
請求項16の発明は、請求項14又は15の発明において、前記表示ステップにおいて、前記第2の表示画面上の任意の領域に、前記第1の表示画面を縮小した画面を表示できるようにしたことを特徴としたものである。
【0023】
請求項17の発明は、請求項12乃至16のいずれか1の発明において、前記表示ステップにおいて、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データの一覧を表示順序に並べた状態で前記第2の表示画面上の任意の領域に表示させることを特徴としたものである。
【0024】
請求項18の発明は、請求項1乃至11のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援装置としての機能を実行するためのプログラムである。
【0025】
請求項19の発明は、請求項12乃至17のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援方法を実行するためのプログラムである。
【0026】
請求項20の発明は、請求項18又は19に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態であるプレゼンテーション支援装置の内部構成例について説明するためのブロック図で、図中、10はプレゼンテーション支援装置で、該プレゼンテーション支援装置10は、CPU11,制御プログラム等を記憶したROM12,各種プログラムの実行領域であるRAM13,アプリケーションプログラム14a及びプレゼンテーション用データ14bを記憶した記憶装置14,表示制御部15,表示操作部16,入出力デバイス制御部17,入出力I/F18,プレゼンテーションの視聴者側に表示面を向けるメイン表示装置19,プレゼンテーションの説明者側に表示面を向けるサブ表示装置20を有している。ここで、メイン表示装置19及びサブ表示装置20としては、例えば、LCD,プラズマディスプレイなどの薄型表示装置が好適である。
【0028】
CPU11は、記憶装置14に記憶されているアプリケーションプログラム14aをRAM13に読み出して実行し、アプリケーションプログラム14aによりプレゼンテーション用データ14bを再生してメイン表示装置19及びサブ表示装置20にそれぞれ表示させる。この際、表示制御部15は、表示操作部16から入力される操作情報に基づいて、メイン表示装置19及びサブ表示装置20に対して表示制御を行う。ここで、プレゼンテーション用データ14bは、プレゼンテーションに使用する画像及び/又は文字データであって、例えば、Microsoft Powerpoint(R)などのプレゼンテーション資料作成ソフトウェアを用いて作成されたものである。また、アプリケーションプログラム14aは、プレゼンテーション用データ14bを再生するためのプログラムである。
【0029】
入出力I/F18は、プレゼンテーション用データを記録した携帯可能な記録媒体又は情報処理装置を接続するためのI/Fで、この入出力I/F18は、携帯可能な記録媒体として、例えば、CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM(RAM),DVD−R,DVD−RW等の光ディスクや、フレキシブルディスク、光磁気(MO)ディスク、各種メモリカード等を接続可能とし、また、例えば、USB,IEEE1394,SCSI等により、例えばラップトップ型PC等の情報処理装置を接続可能とする。入出力デバイス制御部17は、入出力I/F18に接続された記録媒体又は情報処理装置に対するプレゼンテーション用データの読み込み/書き込みを制御する。
【0030】
図2は、図1に示したプレゼンテーション支援装置10の外観斜視図である。図2(A)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの説明者側面から見た斜視図で、プレゼンテーション支援装置10は、表示操作部16,入出力I/F18,サブ表示装置20を有する。また、図2(B)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの視聴者側面から見た図で、プレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を有する。プレゼンテーション支援装置10の画面の大きさは、例えば、A2程度が好適であり、持ち運び可能なサイズとすることで、場所に左右されず移動先などでもプレゼンテーションを行うことができる。
【0031】
メイン表示装置19の画面,サブ表示装置20の画面に同じプレゼンテーション用データを表示させる場合、表示制御部15は、サブ表示装置20のプレゼンテーション用データ14bの切り替えに連動させてメイン表示装置19のプレゼンテーション用データ14bを切り替え表示させるように制御を行う。
【0032】
本実施形態のプレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を設けた面の裏側の面にサブ表示画面20を設けており、プレゼンテーションの説明者は、メイン表示画面19及びサブ表示画面20に同じ画像及び/又は文字データを表示させながらプレゼンテーションを行うことができる。この際、説明者は、表示させるプレゼンテーション用データ14bに対する表示操作情報を表示操作部16から入力する。この表示操作部16は、サブ表示装置20の画面の近傍に設けられており、例えば、画面の順送り,スキップ,戻し,拡大/縮小等の各種操作をサブ表示装置20の画面を見ながら行うことができる。
【0033】
また、表示操作部16に一覧表示ボタンを設ける構成としてもよい。説明者により上記一覧表示ボタンが押下された場合、表示制御部15は、メイン表示装置19に表示させるプレゼンテーション用データ14bの一覧を表示順序に並べた状態でサブ表示装置20上の任意の領域に表示させる。説明者は、必要に応じてプレゼンテーション用データ14bの一覧を参照して表示順序を確認しながらプレゼンテーションを行うことができる。
【0034】
本発明によると、視聴者側を向く表示画面及び説明者側を向く表示画面の2つの表示画面を備えた持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置において、説明者は視聴者に対面した状態で自画面を操作し、それを視聴者側の画面に表示させることができるため、スムーズ且つ効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
また、紙などのボードを使用したプレゼンテーションに比べて、格段に視覚効果の高いプレゼンテーションを行うことができる。
また、持ち運び可能な大きさのため、プレゼンテーションの実施場所を自由に設定することが可能となる。
【0035】
図3は、本発明の他の実施形態であるプレゼンテーション支援装置10の内部構成例について説明するためのブロック図で、プレゼンテーション支援装置10は、さらに、サブ表示装置20にタッチパネル20aを有している。その他の構成については図1に示したプレゼンテーション支援装置10の構成と同様であるため、ここでの説明は省略するものとする。
【0036】
本実施形態のプレゼンテーション支援装置10の場合、説明者側のサブ表示装置20にタッチパネル20aを有しているため、ペン入力用のスタイラスペン21等を用いてサブ表示装置20の画面上に直接書き込んで入力する、すなわち、手書き入力することが可能となる。表示制御部15は、タッチパネル20aから入力された内容をメイン表示装置19にも表示させるように表示制御を行う。
【0037】
図4は、図3に示したプレゼンテーション支援装置10の外観斜視図である。図4(A)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの説明者側面から見た斜視図で、プレゼンテーション支援装置10は、表示操作部16,入出力I/F18,サブ表示装置20,その画面上にタッチパネル20aを有する。また、図4(B)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの視聴者側面から見た図で、プレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を有する。説明者がスタイラスペン21を用いてサブ表示装置20のタッチパネル20aに、例えば囲み枠22を書き込むと、メイン表示装置19の同じ位置に囲み枠22が書き込まれる。尚、一旦書き込んだ囲み枠22を削除,編集することも可能である。尚、タッチパネル20aをサブ表示装置20の画面上のみでなく、メイン表示装置19の画面上に設ける構成としてもよい。
【0038】
本発明によると、プレゼンテーション支援装置にタッチパネルを備えることにより、画面上への手書き入力が可能となり、より効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
【0039】
図5は、図1に示したプレゼンテーション支援装置10の他の実施形態について示す外観斜視図である。図5(A)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの説明者側面から見た斜視図で、プレゼンテーション支援装置10は、表示操作部16,入出力I/F18,サブ表示装置20,メイン表示装置19の画面を縮小表示した縮小画面19′を有する。また、図5(B)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの視聴者側面から見た図で、プレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を有する。縮小画面19′は、メイン表示装置19に表示している表示画面を縮小したもので、サブ表示装置20の表示画面上に重ねて表示されている。本実施形態では、メイン表示装置19の画面に表示させるプレゼンテーション用データをプレゼンテーション用データ14bとし、サブ表示装置20の画面に表示させるプレゼンテーション用データをプレゼンテーション用データ14b′として、メイン表示装置19の画面及びサブ表示装置20の画面にそれぞれ異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合について説明する。
【0040】
図1及び図5に示したプレゼンテーション支援装置10において、メイン表示装置19の画面及びサブ表示装置20の画面に異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合、メイン表示装置19に表示させるプレゼンテーション用データ14bと、サブ表示装置20に表示させるプレゼンテーション用データ14b′とを関連付けて記憶装置14に記憶しておく。表示制御部15は、サブ表示装置20のプレゼンテーション用データ14b′の切り替えに連動させて記憶装置14から関連するメイン表示装置19のプレゼンテーション用データ14bを選択し、選択したプレゼンテーション用データ14bをメイン表示装置19に表示するように制御する。
【0041】
図5(A)に示すように、サブ表示装置20の画面には、メイン表示装置19に表示させるプレゼンテーション用データ14bに関するコメント又は説明者の作成した原稿などを表示させるようにしてもよい。さらに、表示制御部15は、サブ表示装置20の画面上の任意の領域に、メイン表示装置19の表示画面を縮小した縮小画面19′を表示するようにしてもよい。
【0042】
本発明によると、視聴者側を向く表示画面及び説明者側を向く表示画面それぞれに異なるプレゼンテーション用データを表示させることができるので、例えば、説明者の作成した原稿などを説明者側の画面に表示させることにより、プレゼンテーションを効果的に支援することができる。
【0043】
図6は、本発明の他の実施形態であるプレゼンテーション支援装置10の内部構成例について説明するためのブロック図で、プレゼンテーション支援装置10は、さらに、通信制御部23,LAN(Local Area Network)/WAN(Wide Area Network)接続手段24を有している。その他の構成については図3に示したプレゼンテーション支援装置10の構成と同様であるため、ここでの説明は省略するものとする。
【0044】
本実施形態のプレゼンテーション支援装置10の場合、ネットワーク30を介した通信を制御するための通信制御部23,LAN又はWANに接続するためのLAN/WAN接続手段24を有し、表示制御部15は、LAN/WAN接続手段24により接続したネットワーク30に接続されているPC等の情報処理装置からの表示操作情報に基づいてメイン表示装置19及び/又はサブ表示装置20の表示制御を行う。このように構成することにより、ネットワーク30に接続されたPC等からプレゼンテーション支援装置10の遠隔操作を行うことができる。
【0045】
図7は、図6に示したプレゼンテーション支援装置10の外観斜視図である。図7(A)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの説明者側面から見た斜視図で、プレゼンテーション支援装置10は、表示操作部16,入出力I/F18,サブ表示装置20を有する。また、図7(B)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの視聴者側面から見た図で、プレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を有する。本実施形態の場合、プレゼンテーション支援装置10は、ネットワーク30を介して情報処理装置40と接続されている。
【0046】
ネットワーク30の実施形態としては、有線、無線に限らずLAN又はWANや、MAN(Metropolitan Area Network)等により構成されているものとする。
【0047】
本発明によると、LAN又はWAN等のネットワークに接続する機能を有しているため、ネットワークに接続されたPC等の情報処理装置からプレゼンテーション支援装置の遠隔操作を行うことができる。
【0048】
図8は、本発明が適用されるプレゼンテーション支援装置10を用いたプレゼンテーション支援方法の一例を説明するためのフロー図である。本例は、プレゼンテーション支援装置10のメイン表示装置19及びサブ表示装置20の画面上に同じプレゼンテーション用データ14bを表示させる場合について説明する。まず、プレゼンテーション支援装置10は、プレゼンテーションの対象とするプレゼンテーション用データ14bを記憶装置14から取得し(ステップS1)、取得したプレゼンテーション用データ14bをメイン表示装置19及びサブ表示装置20に表示させる(ステップS2)。
【0049】
次に、プレゼンテーション支援装置10は、サブ表示装置20の画面の切り替えに連動させてメイン表示装置19の画面を切り替えてプレゼンテーションを進め(ステップS3)、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示したかどうか判断し(ステップS4)、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示していない場合(NOの場合)、上記ステップS3に戻り処理を繰り返す。また、上記ステップS4において、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示した場合(YESの場合)、そのまま終了する。
【0050】
図9は、本発明が適用されるプレゼンテーション支援装置10を用いたプレゼンテーション支援方法の他の例を説明するためのフロー図である。本例は、プレゼンテーション支援装置10のメイン表示装置19及びサブ表示装置20の画面上に異なるプレゼンテーション用データ(プレゼンテーション用データ14b及びプレゼンテーション用データ14b′)を表示させる場合について説明する。この場合、記憶装置14には、プレゼンテーション用データ14b及びプレゼンテーション用データ14b′が予め関連付けられて記憶されている。
まず、プレゼンテーション支援装置10は、プレゼンテーションの対象とする異なるプレゼンテーション用データをメイン画面、サブ画面それぞれについて記憶装置14から取得し(ステップS11)、取得したプレゼンテーション用データ14b及びプレゼンテーション用データ14b′をメイン表示装置19及びサブ表示装置20それぞれに表示させる(ステップS12)。
【0051】
次に、プレゼンテーション支援装置10は、サブ表示装置20の画面を切り替えると共に(ステップS13)、サブ表示装置20のプレゼンテーション用データ14b′に関連するメイン表示装置19のプレゼンテーション用データ14bを記憶装置14から選択し(ステップS14)、選択したプレゼンテーション用データ14bをメイン表示装置19の画面に表示させながらプレゼンテーションを進める(ステップS15)。次に、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示したかどうか判断し(ステップS16)、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示していない場合(NOの場合)、上記ステップS13に戻り処理を繰り返す。また、上記ステップS16において、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示した場合(YESの場合)、そのまま終了する。
【0052】
以上、本発明に係わるプレゼンテーション支援装置における各機能を中心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、プレゼンテーション支援装置における各ステップを実行する方法としても説明したようにプレゼンテーション支援方法としての形態もとることができる。また、この各機能を有するプレゼンテーション支援装置と同様に、コンピュータにプレゼンテーション支援装置として機能させるためのプログラムとしての形態も、また、そのプログラムを記録した記録媒体としての形態も可能である。
【0053】
本発明によるプレゼンテーション支援機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態について説明する。記録媒体としては、具体的には、CD―ROM(―R/―RW)、光磁気ディスク、DVD―ROM、FD、フラッシュメモリ、メモリカードや、メモリスティック及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各実施形態の装置としての機能をコンピュータに実行させ、プレゼンテーション支援機能を実現するためのプログラムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶装置に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に関わるプレゼンテーション支援機能を実行することができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によると、視聴者側を向く表示画面及び説明者側を向く表示画面の2つの表示画面を有しているため、説明者は視聴者に対面した状態で自画面を操作し、それを視聴者側の画面に表示することが可能となり、スムーズ且つ効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるプレゼンテーション支援装置の内部構成例について説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示したプレゼンテーション支援装置の外観斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態であるプレゼンテーション支援装置の内部構成例について説明するためのブロック図である。
【図4】図3に示したプレゼンテーション支援装置の外観斜視図である。
【図5】図1に示したプレゼンテーション支援装置10の他の実施形態について示す外観斜視図である。
【図6】本発明の他の実施形態であるプレゼンテーション支援装置の内部構成例について説明するためのブロック図である。
【図7】図6に示したプレゼンテーション支援装置の外観斜視図である。
【図8】本発明が適用されるプレゼンテーション支援装置を用いたプレゼンテーション支援方法の一例を説明するためのフロー図である。
【図9】本発明が適用されるプレゼンテーション支援装置を用いたプレゼンテーション支援方法の他の例を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
10…プレゼンテーション支援装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…記憶装置、14a…アプリケーションプログラム、14b,14b′…プレゼンテーション用データ、15…表示制御部、16…表示操作部、17…入出力デバイス制御部、18…入出力I/F、19…メイン表示装置、19′…縮小画面、20…サブ表示装置、20a…タッチパネル、21…スタイラスペン、22…囲み枠、23…通信制御部、24…LAN/WAN接続手段、30…ネットワーク、40…情報処理装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレゼンテーション支援装置、方法、プログラム、及び記録媒体、より詳細には、両面に表示画面を備えた持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置、該装置を用いたプレゼンテーション支援方法、これらを実行するためのプログラム、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、視聴者が数名の小規模のプレゼンテーションを行う場合、例えば、紙のボード等を利用して説明することが多い。このような場合、視聴者に対して視覚的に効果の高いプレゼンテーションを行うことが難しい。最近、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)を利用することにより、グラフィックで視覚的に効果の高いプレゼンテーションを行うことができるようになってきた。しかしながら、携帯可能なラップトップ型PCを用いてプレゼンテーションを行う場合、通常、表示画面は1つしかないため、説明者と視聴者とが寄り添った状態で1つの表示画面を見ながら対話することになり、操作ミスが発生し易く、説明等がスムーズにいかないケースが往々にしてあり、PCの機能を十分に生かせていなかた。
【0003】
上記のような問題を解決するために、2画面型ラップトップPCをセールスプレゼンテーションに用いて、セールスマンはサブ表示画面を顧客に見せ、対面した状態で顧客の反応を確かめながらセールスをスムーズに展開できるようにした画像表示装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−149113号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明によると、顧客に対面した状態でプレゼンテーションを行う際に、セールス側画面に表示させる画像等と異なる画像を顧客側画面に表示させる機能を有しているものの、顧客側画面に異なる画像を表示させた場合、セールス側画面で顧客側画面に何が表示されているかを確認する手段については開示されていない。
【0006】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、両面に表示画面を備えた持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置において、説明者は視聴者に対面した状態で自画面を操作し、それを視聴者側の画面に表示できるようにして、スムーズ且つ効果的なプレゼンテーションを行えるようにすること、を目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、略直方体の筐体部を有する持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置において、前記筐体部を構成する複数の面のうちプレゼンテーションの視聴者側に向ける面に第1の表示画面を設けると共に、該第1の表示画面を設けた面の裏側の面に第2の表示画面を設け、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に同じ又は異なる画像及び/又は文字データを表示させながらプレゼンテーションを行えるようにしたことを特徴としたものである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、画像及び/又は文字データからなるプレゼンテーション用データ及び該プレゼンテーション用データを再生するためのアプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に前記記憶したプレゼンテーション用データを表示させる際の表示制御を行う表示制御手段とを有することを特徴としたものである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、プレゼンテーション用データに対する表示操作情報を前記表示制御手段に入力するための表示操作部を前記第2の表示画面の近傍に設けたことを特徴としたものである。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1の発明において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に同じプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記表示制御手段は、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに連動させて前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを切り替えることを特徴としたものである。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記第2の表示画面はタッチパネルを有し、前記表示制御手段は、前記タッチパネルから入力された内容を前記第1の表示画面に表示させることを特徴としたものである。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1の発明において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データと、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データとを関連付けて前記記憶手段に記憶して有し、前記表示制御手段は、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに連動させて前記記憶手段から関連する前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを選択し、該選択したプレゼンテーション用データを前記第1の表示画面に表示させることを特徴としたものである。
【0013】
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データは、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データに関するコメント又は説明者の作成した原稿であることを特徴としたものである。
【0014】
請求項8の発明は、請求項6又は7の発明において、前記表示制御手段は、前記第2の表示画面上の任意の領域に、前記第1の表示画面を縮小した画面を表示できるようにしたことを特徴としたものである。
【0015】
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか1の発明において、前記表示制御手段は、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データの一覧を表示順序に並べた状態で前記第2の表示画面上の任意の領域に表示させることを特徴としたものである。
【0016】
請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれか1の発明において、プレゼンテーション用データを記録した携帯可能な記録媒体又は情報処理装置を接続するための入出力インタフェイスと、該入出力インタフェイスに接続された記録媒体又は情報処理装置に対するプレゼンテーション用データの読み込み/書き込みを制御する入出力デバイス制御手段とを有することを特徴としたものである。
【0017】
請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれか1の発明において、LAN又はWANに接続するためのLAN/WAN接続手段を有し、前記表示制御手段は、前記LAN/WAN接続手段により接続したLAN又はWANに接続されている情報処理装置からの表示操作情報に基づいて前記第1の表示画面及び/又は第2の表示画面の表示制御を行うことを特徴としたものである。
【0018】
請求項12の発明は、請求項1乃至11のいずれか1の発明において、画像及び/又は文字データからなるプレゼンテーション用データを前記プレゼンテーション支援装置が有する記憶手段に予め記憶して有し、視聴者に対してプレゼンテーションを行う際に該プレゼンテーションの対象とするプレゼンテーション用データを前記記憶手段から取得するデータ取得ステップと、該取得したプレゼンテーション用データを前記第1の表示画面及び第2の表示画面に表示させる表示ステップと、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに連動させて前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを切り替える画面切替ステップとを有し、説明者は前記第2の表示画面を見ながらプレゼンテーションを行い、視聴者は前記第1の表示画面を見ながら前記説明者のプレゼンテーションを視聴するようにしたことを特徴としたものである。
【0019】
請求項13の発明は、請求項12の発明において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に同じプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記画面切替ステップにおいて、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに応じて前記第2の表示画面及び第1の表示画面に同じプレゼンテーション用データを表示させることを特徴としたものである。
【0020】
請求項14の発明は、請求項12又は13の発明において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データと、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データとを関連付けて前記記憶手段に記憶して有し、前記画面切替ステップにおいて、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに応じて前記記憶手段から関連する前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを選択し、該選択したプレゼンテーション用データを前記第1の表示画面に表示させることを特徴としたものである。
【0021】
請求項15の発明は、請求項14の発明において、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データは、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データに関するコメント又は説明者の作成した原稿であることを特徴としたものである。
【0022】
請求項16の発明は、請求項14又は15の発明において、前記表示ステップにおいて、前記第2の表示画面上の任意の領域に、前記第1の表示画面を縮小した画面を表示できるようにしたことを特徴としたものである。
【0023】
請求項17の発明は、請求項12乃至16のいずれか1の発明において、前記表示ステップにおいて、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データの一覧を表示順序に並べた状態で前記第2の表示画面上の任意の領域に表示させることを特徴としたものである。
【0024】
請求項18の発明は、請求項1乃至11のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援装置としての機能を実行するためのプログラムである。
【0025】
請求項19の発明は、請求項12乃至17のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援方法を実行するためのプログラムである。
【0026】
請求項20の発明は、請求項18又は19に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態であるプレゼンテーション支援装置の内部構成例について説明するためのブロック図で、図中、10はプレゼンテーション支援装置で、該プレゼンテーション支援装置10は、CPU11,制御プログラム等を記憶したROM12,各種プログラムの実行領域であるRAM13,アプリケーションプログラム14a及びプレゼンテーション用データ14bを記憶した記憶装置14,表示制御部15,表示操作部16,入出力デバイス制御部17,入出力I/F18,プレゼンテーションの視聴者側に表示面を向けるメイン表示装置19,プレゼンテーションの説明者側に表示面を向けるサブ表示装置20を有している。ここで、メイン表示装置19及びサブ表示装置20としては、例えば、LCD,プラズマディスプレイなどの薄型表示装置が好適である。
【0028】
CPU11は、記憶装置14に記憶されているアプリケーションプログラム14aをRAM13に読み出して実行し、アプリケーションプログラム14aによりプレゼンテーション用データ14bを再生してメイン表示装置19及びサブ表示装置20にそれぞれ表示させる。この際、表示制御部15は、表示操作部16から入力される操作情報に基づいて、メイン表示装置19及びサブ表示装置20に対して表示制御を行う。ここで、プレゼンテーション用データ14bは、プレゼンテーションに使用する画像及び/又は文字データであって、例えば、Microsoft Powerpoint(R)などのプレゼンテーション資料作成ソフトウェアを用いて作成されたものである。また、アプリケーションプログラム14aは、プレゼンテーション用データ14bを再生するためのプログラムである。
【0029】
入出力I/F18は、プレゼンテーション用データを記録した携帯可能な記録媒体又は情報処理装置を接続するためのI/Fで、この入出力I/F18は、携帯可能な記録媒体として、例えば、CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM(RAM),DVD−R,DVD−RW等の光ディスクや、フレキシブルディスク、光磁気(MO)ディスク、各種メモリカード等を接続可能とし、また、例えば、USB,IEEE1394,SCSI等により、例えばラップトップ型PC等の情報処理装置を接続可能とする。入出力デバイス制御部17は、入出力I/F18に接続された記録媒体又は情報処理装置に対するプレゼンテーション用データの読み込み/書き込みを制御する。
【0030】
図2は、図1に示したプレゼンテーション支援装置10の外観斜視図である。図2(A)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの説明者側面から見た斜視図で、プレゼンテーション支援装置10は、表示操作部16,入出力I/F18,サブ表示装置20を有する。また、図2(B)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの視聴者側面から見た図で、プレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を有する。プレゼンテーション支援装置10の画面の大きさは、例えば、A2程度が好適であり、持ち運び可能なサイズとすることで、場所に左右されず移動先などでもプレゼンテーションを行うことができる。
【0031】
メイン表示装置19の画面,サブ表示装置20の画面に同じプレゼンテーション用データを表示させる場合、表示制御部15は、サブ表示装置20のプレゼンテーション用データ14bの切り替えに連動させてメイン表示装置19のプレゼンテーション用データ14bを切り替え表示させるように制御を行う。
【0032】
本実施形態のプレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を設けた面の裏側の面にサブ表示画面20を設けており、プレゼンテーションの説明者は、メイン表示画面19及びサブ表示画面20に同じ画像及び/又は文字データを表示させながらプレゼンテーションを行うことができる。この際、説明者は、表示させるプレゼンテーション用データ14bに対する表示操作情報を表示操作部16から入力する。この表示操作部16は、サブ表示装置20の画面の近傍に設けられており、例えば、画面の順送り,スキップ,戻し,拡大/縮小等の各種操作をサブ表示装置20の画面を見ながら行うことができる。
【0033】
また、表示操作部16に一覧表示ボタンを設ける構成としてもよい。説明者により上記一覧表示ボタンが押下された場合、表示制御部15は、メイン表示装置19に表示させるプレゼンテーション用データ14bの一覧を表示順序に並べた状態でサブ表示装置20上の任意の領域に表示させる。説明者は、必要に応じてプレゼンテーション用データ14bの一覧を参照して表示順序を確認しながらプレゼンテーションを行うことができる。
【0034】
本発明によると、視聴者側を向く表示画面及び説明者側を向く表示画面の2つの表示画面を備えた持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置において、説明者は視聴者に対面した状態で自画面を操作し、それを視聴者側の画面に表示させることができるため、スムーズ且つ効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
また、紙などのボードを使用したプレゼンテーションに比べて、格段に視覚効果の高いプレゼンテーションを行うことができる。
また、持ち運び可能な大きさのため、プレゼンテーションの実施場所を自由に設定することが可能となる。
【0035】
図3は、本発明の他の実施形態であるプレゼンテーション支援装置10の内部構成例について説明するためのブロック図で、プレゼンテーション支援装置10は、さらに、サブ表示装置20にタッチパネル20aを有している。その他の構成については図1に示したプレゼンテーション支援装置10の構成と同様であるため、ここでの説明は省略するものとする。
【0036】
本実施形態のプレゼンテーション支援装置10の場合、説明者側のサブ表示装置20にタッチパネル20aを有しているため、ペン入力用のスタイラスペン21等を用いてサブ表示装置20の画面上に直接書き込んで入力する、すなわち、手書き入力することが可能となる。表示制御部15は、タッチパネル20aから入力された内容をメイン表示装置19にも表示させるように表示制御を行う。
【0037】
図4は、図3に示したプレゼンテーション支援装置10の外観斜視図である。図4(A)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの説明者側面から見た斜視図で、プレゼンテーション支援装置10は、表示操作部16,入出力I/F18,サブ表示装置20,その画面上にタッチパネル20aを有する。また、図4(B)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの視聴者側面から見た図で、プレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を有する。説明者がスタイラスペン21を用いてサブ表示装置20のタッチパネル20aに、例えば囲み枠22を書き込むと、メイン表示装置19の同じ位置に囲み枠22が書き込まれる。尚、一旦書き込んだ囲み枠22を削除,編集することも可能である。尚、タッチパネル20aをサブ表示装置20の画面上のみでなく、メイン表示装置19の画面上に設ける構成としてもよい。
【0038】
本発明によると、プレゼンテーション支援装置にタッチパネルを備えることにより、画面上への手書き入力が可能となり、より効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
【0039】
図5は、図1に示したプレゼンテーション支援装置10の他の実施形態について示す外観斜視図である。図5(A)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの説明者側面から見た斜視図で、プレゼンテーション支援装置10は、表示操作部16,入出力I/F18,サブ表示装置20,メイン表示装置19の画面を縮小表示した縮小画面19′を有する。また、図5(B)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの視聴者側面から見た図で、プレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を有する。縮小画面19′は、メイン表示装置19に表示している表示画面を縮小したもので、サブ表示装置20の表示画面上に重ねて表示されている。本実施形態では、メイン表示装置19の画面に表示させるプレゼンテーション用データをプレゼンテーション用データ14bとし、サブ表示装置20の画面に表示させるプレゼンテーション用データをプレゼンテーション用データ14b′として、メイン表示装置19の画面及びサブ表示装置20の画面にそれぞれ異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合について説明する。
【0040】
図1及び図5に示したプレゼンテーション支援装置10において、メイン表示装置19の画面及びサブ表示装置20の画面に異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合、メイン表示装置19に表示させるプレゼンテーション用データ14bと、サブ表示装置20に表示させるプレゼンテーション用データ14b′とを関連付けて記憶装置14に記憶しておく。表示制御部15は、サブ表示装置20のプレゼンテーション用データ14b′の切り替えに連動させて記憶装置14から関連するメイン表示装置19のプレゼンテーション用データ14bを選択し、選択したプレゼンテーション用データ14bをメイン表示装置19に表示するように制御する。
【0041】
図5(A)に示すように、サブ表示装置20の画面には、メイン表示装置19に表示させるプレゼンテーション用データ14bに関するコメント又は説明者の作成した原稿などを表示させるようにしてもよい。さらに、表示制御部15は、サブ表示装置20の画面上の任意の領域に、メイン表示装置19の表示画面を縮小した縮小画面19′を表示するようにしてもよい。
【0042】
本発明によると、視聴者側を向く表示画面及び説明者側を向く表示画面それぞれに異なるプレゼンテーション用データを表示させることができるので、例えば、説明者の作成した原稿などを説明者側の画面に表示させることにより、プレゼンテーションを効果的に支援することができる。
【0043】
図6は、本発明の他の実施形態であるプレゼンテーション支援装置10の内部構成例について説明するためのブロック図で、プレゼンテーション支援装置10は、さらに、通信制御部23,LAN(Local Area Network)/WAN(Wide Area Network)接続手段24を有している。その他の構成については図3に示したプレゼンテーション支援装置10の構成と同様であるため、ここでの説明は省略するものとする。
【0044】
本実施形態のプレゼンテーション支援装置10の場合、ネットワーク30を介した通信を制御するための通信制御部23,LAN又はWANに接続するためのLAN/WAN接続手段24を有し、表示制御部15は、LAN/WAN接続手段24により接続したネットワーク30に接続されているPC等の情報処理装置からの表示操作情報に基づいてメイン表示装置19及び/又はサブ表示装置20の表示制御を行う。このように構成することにより、ネットワーク30に接続されたPC等からプレゼンテーション支援装置10の遠隔操作を行うことができる。
【0045】
図7は、図6に示したプレゼンテーション支援装置10の外観斜視図である。図7(A)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの説明者側面から見た斜視図で、プレゼンテーション支援装置10は、表示操作部16,入出力I/F18,サブ表示装置20を有する。また、図7(B)は、プレゼンテーション支援装置10をプレゼンテーションの視聴者側面から見た図で、プレゼンテーション支援装置10は、メイン表示装置19を有する。本実施形態の場合、プレゼンテーション支援装置10は、ネットワーク30を介して情報処理装置40と接続されている。
【0046】
ネットワーク30の実施形態としては、有線、無線に限らずLAN又はWANや、MAN(Metropolitan Area Network)等により構成されているものとする。
【0047】
本発明によると、LAN又はWAN等のネットワークに接続する機能を有しているため、ネットワークに接続されたPC等の情報処理装置からプレゼンテーション支援装置の遠隔操作を行うことができる。
【0048】
図8は、本発明が適用されるプレゼンテーション支援装置10を用いたプレゼンテーション支援方法の一例を説明するためのフロー図である。本例は、プレゼンテーション支援装置10のメイン表示装置19及びサブ表示装置20の画面上に同じプレゼンテーション用データ14bを表示させる場合について説明する。まず、プレゼンテーション支援装置10は、プレゼンテーションの対象とするプレゼンテーション用データ14bを記憶装置14から取得し(ステップS1)、取得したプレゼンテーション用データ14bをメイン表示装置19及びサブ表示装置20に表示させる(ステップS2)。
【0049】
次に、プレゼンテーション支援装置10は、サブ表示装置20の画面の切り替えに連動させてメイン表示装置19の画面を切り替えてプレゼンテーションを進め(ステップS3)、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示したかどうか判断し(ステップS4)、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示していない場合(NOの場合)、上記ステップS3に戻り処理を繰り返す。また、上記ステップS4において、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示した場合(YESの場合)、そのまま終了する。
【0050】
図9は、本発明が適用されるプレゼンテーション支援装置10を用いたプレゼンテーション支援方法の他の例を説明するためのフロー図である。本例は、プレゼンテーション支援装置10のメイン表示装置19及びサブ表示装置20の画面上に異なるプレゼンテーション用データ(プレゼンテーション用データ14b及びプレゼンテーション用データ14b′)を表示させる場合について説明する。この場合、記憶装置14には、プレゼンテーション用データ14b及びプレゼンテーション用データ14b′が予め関連付けられて記憶されている。
まず、プレゼンテーション支援装置10は、プレゼンテーションの対象とする異なるプレゼンテーション用データをメイン画面、サブ画面それぞれについて記憶装置14から取得し(ステップS11)、取得したプレゼンテーション用データ14b及びプレゼンテーション用データ14b′をメイン表示装置19及びサブ表示装置20それぞれに表示させる(ステップS12)。
【0051】
次に、プレゼンテーション支援装置10は、サブ表示装置20の画面を切り替えると共に(ステップS13)、サブ表示装置20のプレゼンテーション用データ14b′に関連するメイン表示装置19のプレゼンテーション用データ14bを記憶装置14から選択し(ステップS14)、選択したプレゼンテーション用データ14bをメイン表示装置19の画面に表示させながらプレゼンテーションを進める(ステップS15)。次に、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示したかどうか判断し(ステップS16)、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示していない場合(NOの場合)、上記ステップS13に戻り処理を繰り返す。また、上記ステップS16において、全てのプレゼンテーション用データ14bを表示した場合(YESの場合)、そのまま終了する。
【0052】
以上、本発明に係わるプレゼンテーション支援装置における各機能を中心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、プレゼンテーション支援装置における各ステップを実行する方法としても説明したようにプレゼンテーション支援方法としての形態もとることができる。また、この各機能を有するプレゼンテーション支援装置と同様に、コンピュータにプレゼンテーション支援装置として機能させるためのプログラムとしての形態も、また、そのプログラムを記録した記録媒体としての形態も可能である。
【0053】
本発明によるプレゼンテーション支援機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態について説明する。記録媒体としては、具体的には、CD―ROM(―R/―RW)、光磁気ディスク、DVD―ROM、FD、フラッシュメモリ、メモリカードや、メモリスティック及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各実施形態の装置としての機能をコンピュータに実行させ、プレゼンテーション支援機能を実現するためのプログラムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶装置に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に関わるプレゼンテーション支援機能を実行することができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によると、視聴者側を向く表示画面及び説明者側を向く表示画面の2つの表示画面を有しているため、説明者は視聴者に対面した状態で自画面を操作し、それを視聴者側の画面に表示することが可能となり、スムーズ且つ効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるプレゼンテーション支援装置の内部構成例について説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示したプレゼンテーション支援装置の外観斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態であるプレゼンテーション支援装置の内部構成例について説明するためのブロック図である。
【図4】図3に示したプレゼンテーション支援装置の外観斜視図である。
【図5】図1に示したプレゼンテーション支援装置10の他の実施形態について示す外観斜視図である。
【図6】本発明の他の実施形態であるプレゼンテーション支援装置の内部構成例について説明するためのブロック図である。
【図7】図6に示したプレゼンテーション支援装置の外観斜視図である。
【図8】本発明が適用されるプレゼンテーション支援装置を用いたプレゼンテーション支援方法の一例を説明するためのフロー図である。
【図9】本発明が適用されるプレゼンテーション支援装置を用いたプレゼンテーション支援方法の他の例を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
10…プレゼンテーション支援装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…記憶装置、14a…アプリケーションプログラム、14b,14b′…プレゼンテーション用データ、15…表示制御部、16…表示操作部、17…入出力デバイス制御部、18…入出力I/F、19…メイン表示装置、19′…縮小画面、20…サブ表示装置、20a…タッチパネル、21…スタイラスペン、22…囲み枠、23…通信制御部、24…LAN/WAN接続手段、30…ネットワーク、40…情報処理装置。
Claims (20)
- 略直方体の筐体部を有する持ち運び可能なプレゼンテーション支援装置において、前記筐体部を構成する複数の面のうちプレゼンテーションの視聴者側に向ける面に第1の表示画面を設けると共に、該第1の表示画面を設けた面の裏側の面に第2の表示画面を設け、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に同じ又は異なる画像及び/又は文字データを表示させながらプレゼンテーションを行えるようにしたことを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項1に記載のプレゼンテーション支援装置において、画像及び/又は文字データからなるプレゼンテーション用データ及び該プレゼンテーション用データを再生するためのアプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に前記記憶したプレゼンテーション用データを表示させる際の表示制御を行う表示制御手段とを有することを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項1又は2に記載のプレゼンテーション支援装置において、プレゼンテーション用データに対する表示操作情報を前記表示制御手段に入力するための表示操作部を前記第2の表示画面の近傍に設けたことを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項1乃至3のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援装置において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に同じプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記表示制御手段は、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに連動させて前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを切り替えることを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項4に記載のプレゼンテーション支援装置において、前記第2の表示画面はタッチパネルを有し、前記表示制御手段は、前記タッチパネルから入力された内容を前記第1の表示画面に表示させることを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項1乃至5のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援装置において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データと、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データとを関連付けて前記記憶手段に記憶して有し、前記表示制御手段は、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに連動させて前記記憶手段から関連する前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを選択し、該選択したプレゼンテーション用データを前記第1の表示画面に表示させることを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項6に記載のプレゼンテーション支援装置において、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データは、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データに関するコメント又は説明者の作成した原稿であることを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項6又は7に記載のプレゼンテーション支援装置において、前記表示制御手段は、前記第2の表示画面上の任意の領域に、前記第1の表示画面を縮小した画面を表示できるようにしたことを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項1乃至8のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援装置において、前記表示制御手段は、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データの一覧を表示順序に並べた状態で前記第2の表示画面上の任意の領域に表示させることを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項1乃至9のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援装置において、プレゼンテーション用データを記録した携帯可能な記録媒体又は情報処理装置を接続するための入出力インタフェイスと、該入出力インタフェイスに接続された記録媒体又は情報処理装置に対するプレゼンテーション用データの読み込み/書き込みを制御する入出力デバイス制御手段とを有することを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項1乃至10のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援装置において、LAN又はWANに接続するためのLAN/WAN接続手段を有し、前記表示制御手段は、前記LAN/WAN接続手段により接続したLAN又はWANに接続されている情報処理装置からの表示操作情報に基づいて前記第1の表示画面及び/又は第2の表示画面の表示制御を行うことを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
- 請求項1乃至11のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援装置を用いて実行されるプレゼンテーション支援方法において、画像及び/又は文字データからなるプレゼンテーション用データを前記プレゼンテーション支援装置が有する記憶手段に予め記憶して有し、視聴者に対してプレゼンテーションを行う際に該プレゼンテーションの対象とするプレゼンテーション用データを前記記憶手段から取得するデータ取得ステップと、該取得したプレゼンテーション用データを前記第1の表示画面及び第2の表示画面に表示させる表示ステップと、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに連動させて前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを切り替える画面切替ステップとを有し、説明者は前記第2の表示画面を見ながらプレゼンテーションを行い、視聴者は前記第1の表示画面を見ながら前記説明者のプレゼンテーションを視聴するようにしたことを特徴とするプレゼンテーション支援方法。
- 請求項12に記載のプレゼンテーション支援方法において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に同じプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記画面切替ステップにおいて、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに応じて前記第2の表示画面及び第1の表示画面に同じプレゼンテーション用データを表示させることを特徴とするプレゼンテーション支援方法。
- 請求項12又は13に記載のプレゼンテーション支援方法において、前記第1の表示画面及び第2の表示画面に異なるプレゼンテーション用データを表示させる場合、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データと、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データとを関連付けて前記記憶手段に記憶して有し、前記画面切替ステップにおいて、前記第2の表示画面のプレゼンテーション用データの切り替えに応じて前記記憶手段から関連する前記第1の表示画面のプレゼンテーション用データを選択し、該選択したプレゼンテーション用データを前記第1の表示画面に表示させることを特徴とするプレゼンテーション支援方法。
- 請求項14に記載のプレゼンテーション支援方法において、前記第2の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データは、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データに関するコメント又は説明者の作成した原稿であることを特徴とするプレゼンテーション支援方法。
- 請求項14又は15に記載のプレゼンテーション支援方法において、前記表示ステップにおいて、前記第2の表示画面上の任意の領域に、前記第1の表示画面を縮小した画面を表示できるようにしたことを特徴とするプレゼンテーション支援方法。
- 請求項12乃至16のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援方法において、前記表示ステップにおいて、前記第1の表示画面に表示させるプレゼンテーション用データの一覧を表示順序に並べた状態で前記第2の表示画面上の任意の領域に表示させることを特徴とするプレゼンテーション支援方法。
- 請求項1乃至11のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援装置としての機能を実行するためのプログラム。
- 請求項12乃至17のいずれか1に記載のプレゼンテーション支援方法を実行するためのプログラム。
- 請求項18又は19に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
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JP2003204199A JP2005049475A (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | プレゼンテーション支援装置、方法、プログラム、及び記録媒体 |
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JP2003204199A JP2005049475A (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | プレゼンテーション支援装置、方法、プログラム、及び記録媒体 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2013137025A1 (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-19 | SAMIER Laurent | 電子紙芝居装置 |
JP2014025975A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Sharp Corp | 表示制御装置 |
JP7176067B1 (ja) | 2021-08-17 | 2022-11-21 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 情報処理装置、及び制御方法 |
-
2003
- 2003-07-31 JP JP2003204199A patent/JP2005049475A/ja active Pending
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