JP2005044647A - 加熱調理機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 調理器の底部形状および誘導加熱コイルの出力状態に関係なく調理容器の底部の温度を確実に検出し精度の高い温度制御が可能な加熱調理機器を提供すること。
【解決手段】 被加熱調理機器具の温度を検出する第1の温度検出部4と、加熱部3に対して略対称形状に配置された第2の温度検出部5と、前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部にて検出される検出温度情報に基づき前記加熱部を制御する制御部6を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】 被加熱調理機器具の温度を検出する第1の温度検出部4と、加熱部3に対して略対称形状に配置された第2の温度検出部5と、前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部にて検出される検出温度情報に基づき前記加熱部を制御する制御部6を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、温度検出部に特徴を有する加熱調理機器に関するものである。
従来、温度制御機能付き加熱調理機器は既に知られている(例えば、特許文献1参照)。これは、精度の高い温度制御を行うために被加熱調理機器のほぼ中央部の位置に2つの温度検知素子を配置したものである。
特開平4−2092号公報
しかしこのような構成のものでは、2つの温度検知素子を配置しているものの、被加熱調理物のほぼ中央部に位置するため、例えば、被加熱調理機器の底形状が、中央部が内側に突出温度検知素子から離れる方向に突出したものでは、温度検出が不可能になるものであった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、調理器の底部形状および誘導加熱コイルの出力状態に関係なく調理容器の底部の温度を確実に検出し精度の高い温度制御が可能な加熱調理機器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理機器は、電気絶縁物からなるプレート下に設けられた加熱部と、前記加熱部により熱せられた前記電気絶縁物からなるプレート上に置かれた被加熱調理機器の温度を検出する第1の温度検出部と第2の温度検出部と、前記加熱部の出力を制御する制御部とを備え、前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部は、前記加熱部の情報に配し、かつ、配置が加熱部の中心軸に対して略対称な位置に配し、前記第1と前記第2の温度検出部により検出される検出温度情報に基づき前記加熱部を制御する加熱調理機器としたものである。これにより、所定の間隔で配置された第1の温度検出部と、第2の温度検出部との検出温度情報に基づき加熱部を制御することができ、被加熱調理物の底形状に関係なく、被加熱調理物の温度を確実に検出し精度の高い温度制御が可能となるものである。
以上のように、本発明の加熱調理機器によれば、加熱部に対し略対称形状で配置された2つの温度検出部により検出される検出温度の情報に基づき加熱部を制御するため被加熱調理機器の底形状に関係なく、被加熱調理物の温度を確実に検出し精度の高い温度制御が可能となるものである。
請求項1に記載の発明は、特に、電気絶縁物からなるプレート下に設けられた加熱部と、前記加熱部により熱せられた前記電気絶縁物からなるプレート上に置かれた被加熱調理機器の温度を検出する第1の温度検出部と第2の温度検出部と、前記加熱部の出力を制御する制御部とを備え、前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部は、前記加熱部の情報に配し、かつ、配置が加熱部の中心軸に対して略対称な位置に配し、前記第1と前記第2の温度検出部により検出される検出温度情報に基づき前記加熱部を制御する加熱調理機器であり、前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部の配置が加熱部の形状に対して略対称形状であり、前記第1と前記第2の温度検出部により検出される検出温度情報に基づき前記加熱部を制御できる。そして第1と第2の温度検知部で温度検知し過昇防止抑制するため、精度の高い温度制御ができる。
請求項2に記載の発明は、特に、制御部は、加熱部による加熱を行い、第1の温度検出部にて検出される温度情報を優先的に認識し、前記第1の温度検出部の温度上昇が所定値以上にならなければ、第2の温度検出部にて検出する温度情報に基づき加熱部を制御することでより精度の高い温度制御ができる。
請求項3記載の発明は、制御部は、加熱部による加熱を行い、第1の温度検出部にて検出される温度情報を優先的に認識し、前記第1の温度検出部の温度上昇が所定値以上にならなければ、第2の温度検出部にて検出される温度情報にのみ基づき加熱部を制御することで接触の悪い第1の温度検出部に左右されず更に精度の高い制御ができる。
請求項4記載の発明は、特に、第1の温度検出部と第2の温度検出部は、電気絶縁物からなるプレート下に設けた請求であることにより温度検出部がプレートでカバーされ精度の高い温度制御が可能となるものである。
請求項5記載の発明は、請求項1の構成に加えて第1の温度検出部と第2温度検出部は、電気絶縁物からなるプレート下に密着させて設けた請求項1〜4のいずれかに記載の加熱調理機器とすることにより温度検出部がプレートでカバーされるとともに確実に温度検出し精度の高い温度制御が可能となるものである。
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図に示すように加熱調理機器は、鍋などの被加熱調理物1を載置するガラスプレートなどの電気絶縁物からなるプレート2とこのプレート2の下に位置して設けられた誘導加熱コイルからなる加熱部3と、この加熱部3により加熱された被加熱調理機器1の温度を検出する第1の温度検出部4と、第1の温度検出部4から加熱部3に対し略対称形状で配置された第2の温度検出部5と、前記第1と第2の温度検出部4、5にて検出される検出温度情報に基づき加熱部3を制御する制御部6を備えたものである。
図に示すように加熱調理機器は、鍋などの被加熱調理物1を載置するガラスプレートなどの電気絶縁物からなるプレート2とこのプレート2の下に位置して設けられた誘導加熱コイルからなる加熱部3と、この加熱部3により加熱された被加熱調理機器1の温度を検出する第1の温度検出部4と、第1の温度検出部4から加熱部3に対し略対称形状で配置された第2の温度検出部5と、前記第1と第2の温度検出部4、5にて検出される検出温度情報に基づき加熱部3を制御する制御部6を備えたものである。
上記構成の加熱調理機器は加熱部3の高周波電流により発生する誘導磁界で被加熱調理物1が発熱し、その内部の調理物が調理されるものである。ここで制御部6は第1の温度検出部4にて検出される温度情報を優先的に認識して加熱部3の温度制御を行い、前記第1の温度検出部4にて加熱部3に加熱入力を継続し、温度上昇があらかじめ定められた初期値以下であれば、第2の温度検出部5にて検出する温度情報に基づき加熱部3を制御すようになっているものである。
このように、所定の間隔で配置された第1の温度検出部4と第2の温度検出部5との検出温度情報に基づき加熱部3を制御するため、被加熱調理物1の底形状が平坦でなくてとも底形状に関係なく被加熱調理物1の温度を確実に検出し精度の高い温度制御が可能となるものである。
なお制御部6は、第1の温度検出部4にて検出される温度情報を優先的に認識し加熱部3の温度制御を行い、前記第1の温度検出部4にて加熱部3に加熱入力を継続し温度上昇が所定値以下であれば前記第1の温度検出部4からの温度情報を無視し、第2の温度検出部5にて検出される温度情報にのみ基づき加熱部3を制御するようにすることもでき、より精度の高い温度制御ができる。
また、図に示すように、温度検出部4、5は加熱部3の中央に対し略対称形状に配置し、被加熱調理物1の底形状に関係なく、被加熱調理物1の温度をさら確実に検出し精度の高い温度制御が可能となるものである。
また、第1の温度検出部4と第2の温度検出部5は、電気絶縁物からなるプレート下2に設けることにより温度検出部4、5の検出を阻害することがなく、精度の高い温度制御が可能となる。
また、第1の温度検出部と4第2温度検出部5は、電気絶縁物からなるプレート2下に密着させて設けることにより、確実に温度検出し、精度の高い温度制御が可能となるものである。
さらに、第2の温度検出部をより広範囲の温度情報が得られるようにすることにより、さらに精度の高い温度制御が可能となる。
1 被加熱調理物
2 プレート
3 加熱部
4 第1の温度検出部
5 第2の温度検出部
6 制御部
2 プレート
3 加熱部
4 第1の温度検出部
5 第2の温度検出部
6 制御部
Claims (6)
- 電気絶縁物からなるプレート下に設けられた加熱部と、前記加熱部により熱せられた前記電気絶縁物からなるプレート上に置かれた被加熱調理機器の温度を検出する第1の温度検出部と第2の温度検出部と、前記加熱部の出力を制御する制御部とを備え、前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部は、前記加熱部の情報に配し、かつ、配置が加熱部の中心軸に対して略対称な位置に配し、前記第1と前記第2の温度検出部により検出される検出温度情報に基づき前記加熱部を制御する加熱調理機器。
- 制御部は、加熱部による加熱を行い、第1の温度検出部にて検出される温度情報を優先的に認識し、前記第1の温度検出部の温度上昇が所定値以上にならなければ、第2の温度検出部にて検出する温度情報に基づき加熱部を制御する請求項1に記載の加熱調理機器。
- 制御部は、加熱部による加熱を行い、第1の温度検出部にて検出される温度情報を優先的に認識し、前記第1の温度検出部の温度上昇が所定値以上にならなければ、第2の温度検出部にて検出される温度情報にのみ基づき加熱部を制御する請求項1に記載の加熱調理機器。
- 第1の温度検出部と第2の温度検出部は、電気絶縁物からなるプレート下に設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理機器。
- 第1の温度検出部と第2温度検出部は、電気絶縁物からなるプレート下に密着させて設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理機器。
- 第2の温度検出部は、第1の温度検出部に比較しより広範囲の温度を検出できる形状とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003278072A JP2005044647A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 加熱調理機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003278072A JP2005044647A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 加熱調理機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005044647A true JP2005044647A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34264592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003278072A Pending JP2005044647A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 加熱調理機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005044647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009048885A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Panasonic Corp | 誘導加熱調理器 |
-
2003
- 2003-07-23 JP JP2003278072A patent/JP2005044647A/ja active Pending
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JP2009048885A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Panasonic Corp | 誘導加熱調理器 |
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