JP2005042937A - セパレート型冷却庫 - Google Patents

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JP2005042937A JP2003199611A JP2003199611A JP2005042937A JP 2005042937 A JP2005042937 A JP 2005042937A JP 2003199611 A JP2003199611 A JP 2003199611A JP 2003199611 A JP2003199611 A JP 2003199611A JP 2005042937 A JP2005042937 A JP 2005042937A
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チン・イ
Masaaki Masuda
雅昭 増田
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/16Convertible refrigerators

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】縦横に自由度の高いレイアウトが可能なセパレート型冷却庫を提供する。
【解決手段】冷気を発生する冷却ユニット100を備えた親箱Aの上に子箱B、子箱Bの上に子箱Cを重ねて連結する。親箱Aのケーシング5の上面5a,右側面5b,左側面5cに、送りダクト10の出口となり得る開口及び戻りダクト11の入口となり得る開口が1つずつ設けられている。子箱Bは、親箱Aのケーシング5と幅、奥行き、高さの三寸法が一致する縦横型配置兼用子箱であり、ケーシング26の底面27d,右側面27b,左側面27cに、送りダクト30の入口となり得る開口及び戻りダクト31の出口となり得る開口が1つずつ設けられ、上面27a,右側面27b,左側面27cに、送りダクト30の出口となり得る開口及び戻りダクト31の入口となり得る開口が1つずつ設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却庫を必要に応じて分離できるセパレート型冷却庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のセパレート型冷却庫は、冷蔵室を本体最上方に配置し、野菜室を本体最下方に配置し、冷蔵室と野菜室との間に冷凍室を配置し、冷凍室及び野菜室の背面にあたる位置に冷却ファン、冷却器からの除霜水を処理する排水蒸発装置及び圧縮機等の冷凍サイクル部品を設け、前記冷蔵室を冷凍室から分離可能としている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
さらに、冷却ファン、冷却器からの除霜水を処理する排水蒸発装置及び圧縮機等を冷却ユニットとして設け、この冷却ユニットを本体から分離可能としているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−327779号公報 (第2−5頁、第1図)
【特許文献2】
特開平4−340079号公報 (第3−5頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この構成によると、冷気ダクトが冷蔵室の後部において縦方向に設けられているので、セパレート型の下本体に上本体を載置する縦型の配置でしか組み立てられず、レイアウトの自由度が制限されていた。
【0006】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、縦横に自由度の高いレイアウトが可能なセパレート型冷却庫を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、冷気を発生する冷却ユニット、貯蔵室、冷気の送りダクト及び戻りダクトを備えた冷却ユニット搭載冷却庫(以下、親箱と記載する場合がある)と、貯蔵室、冷気の送りダクト及び戻りダクトを備えた1つ以上の冷却ユニット非搭載冷却庫(以下、子箱と記載する場合がある)とを、送りダクト及び戻りダクト同士が連通接続するように、連結するセパレート型冷却庫において、前記冷却ユニット搭載冷却庫は、前記送りダクトの出口となり得る開口及び前記戻りダクトの入口となり得る開口が設けられた面を2面以上有していることを特徴とする。
【0008】
この構成によると、親箱の上に子箱を重ねる縦型配置のみならず、親箱に隣接して並べる横型配置も可能である。
【0009】
この場合、前記子箱のケーシングの幅、奥行き、高さの三寸法を親箱と一致させれば、子箱を縦横型配置兼用で配置できる。
【0010】
この縦横型配置兼用子箱の場合、前記送りダクトの入口となり得る開口及び前記戻りダクトの出口となり得る開口が1つずつ設けられた面を2面以上有するとともに、前記送りダクトの出口となり得る開口及び前記戻りダクトの入口となり得る開口が1つずつ設けられた面を2面以上有していることが必要である。
【0011】
そして、前記子箱のケーシングの幅及び奥行きの二寸法を一致させれば、子箱を縦型で配置でき、奥行き及び高さの二寸法を親箱と一致させれば、横型で配置できる。
【0012】
この縦型若しくは横型配置用の子箱を配列の途中に介在させる場合、子箱のケーシングは、前記送りダクトの入口となり得る開口及び前記戻りダクトの出口となり得る開口が設けられた面と、前記送りダクトの出口となり得る開口及び前記戻りダクトの入口となり得る開口が設けられた面とを一面ずつ有していることが必要であるが、配列の末端に使用する場合は、子箱のケーシングは、前記送りダクトの入口となり得る開口及び前記戻りダクトの出口となり得る開口が設けられた面のみを有していれば足りる。
【0013】
そして、子箱を携帯可能な程度の大きさ及び重さに形成して、携帯用の把つ手を設けることにより、必要に応じて子箱を冷却庫から分離することで、携帯用のクーラボックスとして使用でき、使い勝手が向上する。
【0014】
そして、親箱−子箱間、又は、子箱−子箱間の、前記送りダクトの入口となり得る開口同士及び/又は前記戻りダクトの出口となり得る開口同士を連通接続する連通接続部に、両者を近づける動作に伴い自動的に伸縮する伸縮ダクトを設けるようにする。このようにすることにより、一方の箱を近づけるだけで、他方の箱との間のダクト間の接続を、冷気漏れの生じないように、かつ、自動的に行うことが可能となる。
【0015】
そして、前記伸縮ダクトは、前記送りダクトの入口となり得る開口及び/又は前記戻りダクトの出口となり得る開口に、ダクトよりも広口の溝を形成し、その溝に、一端がダクト側に固定され、他端にマグネットを取り付けた、伸縮自在な材料からなるダクトを配置したものであることを特徴とする。
【0016】
これによれば、容易な構成で、機密性の良いダクトを形成することが可能である。
【0017】
親箱又は子箱のケーシングの面のうち、前記送りダクトの入口となり得る開口及び前記戻りダクトの出口となり得る開口を配置した面と垂直の関係にある面に、親箱−子箱、又は、子箱−子箱を接続固定しておくための固定治具と、前記固定治具を配置面から突出しない状態で収容し得る穴を設けたことを特徴とする。
【0018】
このように、形成することで冷却庫同士の固定を容易にできるとともに、非使用時には、固定治具を壁面から突出しない状態で収容させることができる。さらに、親箱−子箱間、子箱−子箱間の密着面を挟んで対向する一対の穴を設け、その一方の穴に収容された断面コの字型の固定治具を他方の穴に跨って係合することで、連結を確実にすることができる。
【0019】
本発明のセパレート型冷却庫は、送りダクトと戻りダクトを個別に備えることから、冷気の循環効率が良く、前記冷却ユニットにスターリング冷凍機を備えたスターリング冷却庫に特に有効である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るセパレート型冷却庫の一例の分解斜視図であり、前面開口を開閉する扉を省略して示している。
【0021】
セパレート型冷却庫1は、親箱Aの上に子箱B、子箱Bの上に子箱Cを重ねるように、3つの箱体を縦に結合して組み立てられるものである。以下、親箱A、子箱B,Cの詳細な構造について説明する。以下の説明で用いる方向的記載は、次の定義による。すなわち、セパレート型冷却庫1の開口側からセパレート型冷却庫1を見たとき、向かって水平右を右、水平左を左、鉛直下を下、鉛直上を上という。
【0022】
図2は親箱Aの透視斜視図であり、図3(a)はその上面図、図3(b)はその正面図、図3(c)はその右側面図である。親箱Aは、金属製の箱型のケーシング5の内部に食品を貯蔵する貯蔵室7と、貯蔵室7の後方に配置された冷却ユニットを収容するスペース9と、冷却ユニットにて生成される冷風を貯蔵室7等に循環させるための送りダクト10及び戻りダクト11が設けられている。また、貯蔵室7、スペース9、送りダクト10、戻りダクト11の各構成の間には断熱材6が配置され、各構成を断熱している。貯蔵室7には、食品を載せる棚8が上下に2段設けられている。
【0023】
スペース9は、貯蔵室7の開口(図示していないがこの開口を閉じるようにドアが形成される。)配置側を前側とした場合に、貯蔵室7の後側に配置される。そして、このスペース9には後述する着脱式の冷却ユニット100がケーシング5の後方から前方に向かって装着されるようになっている。そして、送りダクト10と戻りダクト11が、スペース9の周囲に配置されている。送りダクト10と戻りダクト11の構成については後述する。
【0024】
次に、冷却ユニット100の構成について説明する。図5は、冷却ユニットの平面図である。本実施形態では冷却ユニット100の冷凍機としてスターリング冷凍機101を用い、このスターリング冷凍機101にて発生する冷熱を取り出す低温側冷熱搬送サイクル105及び温熱を外部に高温側熱搬送サイクル104とを備えたものを用いる。スターリング冷凍機101は、内部に封入された作動媒体(例えばヘリウム)の膨張過程で吸熱して冷熱を発生する低温部103と、作動媒体の膨張過程で温熱を発生する高温部102とを有する。
【0025】
低温側冷熱搬送サイクル105は、低温部103の周囲に接触して取り付けられた低温側凝縮器112と、凝縮液側冷媒配管113及び蒸気側冷媒配管114により低温側凝縮器112と繋がれた低温側蒸発器115とから構成された循環回路である。この回路内には二酸化炭素や炭化水素等が冷媒として封入され循環回路内でサーモサイフォンを形成する。低温側蒸発器115には、熱交換面積を拡大するための複数の平板フィン116が取り付けられている。また、冷媒の蒸発と凝縮による自然循環が利用できるように、低温側蒸発器115を低温側凝縮器112より低い位置に設置している。そして、低温側蒸発器115の下方にはドレン皿117が設けられており、低温側蒸発器115の表面で結露して落下するドレン水を受けて貯留するようにしている。
【0026】
低温側蒸発器115と平板フィン116は、断熱材6で囲まれた低温室121に配置されており、スペース9に装着した際に、その前側に配置される面に設けられた矩形の開口120により送りダクト10及び戻りダクト11と連通されている。低温室121には、幅方向(以下、水平面において前後方向と垂直な方向を幅方向と称する。また、図5(b)において紙面に向かって右側を右として説明する。)の略中央に、前側から後側に向かって延設され後端が断熱材6と接触しない間仕切り122が配置される。この間仕切り122により低温室121は右室120aと左室120bとが後方で連通した状態で分離される。そして、戻りダクト11が右室120aと接続され、送りダクト10が左室120bと接続される。このようにして戻りダクト11から取り込まれた空気を、低温側蒸発器115及び平板フィン116を経由して再び送りダクト10へ送る循環経路が形成される。
【0027】
右室120aに該当する箇所の開口120と、左室120bに該当する箇所の開口120には、ファン135及び伸縮ダクト124が配置される。右室120a及び左室120bの開口は、その開口から所定の深さ分、溝109が形成されており、低温側蒸発器115及び平板フィン116が配置された箇所よりも広口状となるようにしている。これは伸縮ダクト124を配置することにより、冷気の循環流路が狭くなることを防止するためである。
【0028】
伸縮ダクト124は、蛇腹状の樹脂体の一端を溝109の低温側蒸発器115配置側の端面に固定するとともに、その他端にマグネット123を配置して形成する。冷却ユニット100を親箱内に装着する際にマグネット123と対向する箇所を鉄等の磁性体で形成しておけば、その装着時に自動的にマグネット123の吸着力を利用して伸縮ダクト124を伸縮することができるため、容易に密閉したダクトを形成することが可能である。また、伸縮ダクト124の内側には冷気を循環させるためのファン135を配置する。このファン135は、左右の何れか又は両方に配置する。そして、低温室121の底面にはドレン皿117へドレンを導くための穴136が形成される。低温側蒸発器115で発生した霜を溶かした際に発生するドレンを、底面全体から上記穴に良好導くために、穴136が最下部となるように底面は緩やかなテーパ状に形成される。
【0029】
一方、高温側熱搬送サイクル104は、水や炭化水素等の自然冷媒を用いたサーモサイフォンから成り、スターリング冷凍機101の高温部102に取り付けられた高温側蒸発器106と、高温側蒸発器106より高い位置に配置され自然冷媒を凝縮する高温側凝縮器108と、高温側蒸発器106と高温側凝縮器108とを連結して冷媒を循環させる蒸気側冷媒配管107と凝縮液側冷媒配管111ととから構成された循環回路である。この回路内には水(水溶液を含む)や炭化水素等の自然冷媒が冷媒として封入されている。このように、水(水溶液を含む)や炭化水素を冷媒として使うことによって、環境や人体への悪影響をなくすことができる。なお、冷媒の蒸発と凝縮による自然循環を円滑にするため、凝縮液側冷媒配管111を高温側蒸発器106の最下端に連結している。高温側凝縮器108には、熱交換面積を拡大するために複数の平板フィン118が取り付けられている。そして、高温側凝縮器108の後方には一対の放熱ファン119が設けられており、放熱ファン119により熱を外部に排出している。
【0030】
次に、高温側熱搬送サイクル104の動作について説明する。高温部102に発生した熱は、高温部102の周囲から高温側蒸発器106に伝達され、この高温側蒸発器106に溜まっている冷媒を蒸発させる。蒸発した冷媒蒸気は、蒸気側冷媒配管107を上昇して、より高い位置に設置された高温側凝縮器108に流入する。そして、そこで環境雰囲気と熱交換して、冷媒蒸気はほとんど液化される。
【0031】
その液体(又は、気体を混合した液体)冷媒は、凝縮液側冷媒配管111を下降し、高温側蒸発器106に戻され、再び高温部102の熱により蒸発される。このように、冷媒の蒸発・凝縮における潜熱を利用することによって、顕熱による熱交換よりはるかに大きい熱伝達量が得られるため、熱交換効率が大幅に高められる。さらに、上記のように、本発明では、高温側凝縮器108と高温側蒸発器106との上下配置における高度差と、気体と液体の比重差とによる圧力差によって、冷媒を循環させる駆動力が得られる。従って、ポンプなどの外部動力なしで冷媒を循環させることができるため、省エネが可能となる。
【0032】
冷却ユニット100のケーシング110後面であって、低温室121の下方の断熱材6のさらに下方には外気入口143が設けられ、同面の低温室121の上方の断熱材6のさらに上方には外気出口144が設けられている。外気入口143と外気出口144とは、低温室121の下方に配置された連通路146、断熱材6の右側面側を貫通して配置された連通路125、連通路125と外気出口144との間の空間147によって連通され、連通路146の下方にはドレン皿117が配置される。そして空間147には、高温側凝縮器108及び放熱ファン119が配置されており、放熱ファン119の運転により、外気入口143から流入した空気は、連通路146を通過する際にドレン皿117上のドレンを蒸発させ、連通路125を経由して放熱ファン119を通過して高温側凝縮器118に供給され、高温側凝縮器118で熱を奪って外気出口144より外部に放出される。
【0033】
図4は、ダクト部分の拡大斜視図である。右左方向をx軸、前後方向をy軸、上下方向をz軸に見立てた立体座標を仮想してダクトの構成について説明すると、送りダクト10は、スペース9下部の前方左側に開口した冷気吸入口12からy軸に平行に前方に向かって延設され、その後、z−x平面内で上と右左の三方の順路10a,10b,10cに分岐される。上側へ分岐された順路10aは、ケーシング5上方までz軸に平行(すなわち垂直)に延設され、ケーシング5上面近傍で後方に向かうように略直角に曲設される。そして、ケーシングの後面近傍で再び上方に向かうように略直角に曲設され、上面に設けられた開口13に接続される。右側へ分岐された順路10b及び左側に分岐された順路10cについても同様に、ケーシング5の側面後方の開口14(左側)、15(右側)に接続するために各順路はL字に二回屈曲した形状に形成されている。また、順路10aの上部には、貯蔵室8と連通する連通路150が配置され、この連通路150を介して冷気が貯蔵室8に供給される。なお、図1のように、親箱Aを縦型配置に使用する場合は、開口13が送りダクト10の出口となる。この場合、開口14,15は断熱栓60によって閉じられ、出口とならないが、図22のように親箱Aを横型配置に使用する場合は、開口14,15の一方若しくは双方が送りダクト10の出口となり得る。
【0034】
戻りダクト11は、スペース9下部の前方右側に開口した冷気吸入口12からy軸に平行に前方に向かって延設され、送りダクト10より後方で略直角に曲設され上方へ向かって延設される。そして上面近傍で、z−x平面内で上と右左の三方の順路11a,11b,11cに分岐される。上側へ分岐された順路11aは、分岐のさらにケーシング5上面近傍までz軸に平行(すなわち垂直)に延設された後、後方に向かうように略直角に曲設される。そして、ケーシングの後面近傍で再び上方に向かうように略直角に曲設され、上面に設けられた開口17に接続される。右側へ分岐された順路11b及び左側に分岐された順路11cについても同様に、ケーシング5の側面後方の開口14(左側)、15(右側)に接続するために各順路はL字に二回屈曲した形状に形成されている。また、スペース9下部右側の開口から上方へ向かって延設されている順路の下部に、貯蔵室8と連通する連通路151が配置され、この連通路151を介して貯蔵室8から戻りダクトに冷気が供給される。なお、図1のように、親箱Aを縦型配置に使用する場合は、開口13が送りダクト10の出口となる。この場合、開口14,15は断熱栓60によって閉じられ、出口とならないが、図22のように親箱Aを横型配置に使用する場合は、開口14,15の一方若しくは双方が送りダクト10の出口となり得る。
【0035】
したがって、親箱Aのケーシング5は、送りダクト10の出口となり得る開口及び戻りダクト11の入口となり得る開口が1つずつ設けられた面を3面(すなわち、上面5a,右側面5b,左側面5c)有することになる。
【0036】
ケーシング5の上面5a,右側面5b,左側面5cに設けられた送りダクト10の各開口13,14,15は、対応する戻りダクト11の各開口17,18,19よりも相対的に+y方向にずれた位置に存在している。すなわち、送りダクト10の各開口13,14,15は、所定のz−x平面を形成し、それよりも手前(+y側)のz−x平面内に戻りダクト11の各開口17,18,19があるという位置関係になる。
【0037】
各開口は、単に送りダクト10又は戻りダクトの断面形状と一致させてもよいが、図10の断面図のように、開口(例えば、開口13)に所定の深さで広口の溝66を設け、その溝66の内面に沿って先端にマグネット67を有する伸縮ダクト68を取り付けてもよい。この伸縮ダクト68の構造は上述した伸縮ダクト124の構造と同様であるので重複して説明しないが、こうすることにより、子箱Bなどの相手方の開口が来たときに、伸縮ダクト68先端のマグネット67が相手方のケーシングに密着するため、ダクト間を気密に連通することができる。
【0038】
図2に示すように、ケーシング5の上面5aの左右端には、一対の角穴23,23が設けられている。ケーシング5の右側面5bの上下端には、一対の角穴24,24が設けられている。ケーシング5の左側面5cの上下端には、一対の角穴25,25が設けられている。ケーシング5の底面5dの左右端には、一対の角穴2,2が設けられている。すべての角穴23,24,25,2には、断面コの字型の固定治具62(図12,13参照)が収納されている。
【0039】
図11は、親箱の角穴部分の斜視図である。親箱の各角穴(例えば、角穴24)の一端部には、短辺方向に延びる軸61が設けられていて、前記固定治具62の一端部に設けられた丸孔63に軸61が挿通されることにより、固定治具62は軸61周りに、矢印Pのように、回動できるようになっている。
【0040】
図12は、固定治具62の斜視図であり、図13はその平面図である。固定治具62は、丸孔63と同心円状に形成された半円弧部64rを一端に有する軸支片64の他端側にL字片65を形成することにより、部分的にコの字型の断面を有する形状をしている。固定治具62の全長Lや幅Wや高さHは角穴24にぴったりと収まる寸法に設定されている。また、軸支片64の一端からL字片65までの距離L1は、少なくとも角穴24の深さよりも長く設定されているので、図17に示すように、固定治具62は、軸61周り回動してL字片65を角穴24の外へ出した状態で、軸61方向にスライドさせることができるようになっている。
【0041】
ケーシング5の上面5aの対角線上には、位置決め用のダボ59(図1参照)を挿入する一対のダボ穴20,20が設けられている。同様に、ケーシング5の右側面5b及び左側面5cの対角線上にも、一対のダボ穴21,21及びダボ穴22,22が設けられている。各面上には対角線は2つ引けるが、上記対角線は隣接する面のダボ穴が近づかない方にそれぞれ選ばれている。
【0042】
ダボ穴20とダボ59の関係は、図14の断面図に示すように、円柱や角柱のダボ59とそれに見合う形状のダボ穴とすることもできるが、図15のように、途中にフランジ69を有するダボ59’と広口溝70を有するダボ穴20’としてもよい。後者の場合は、ダボ59’のすわりが良くなり位置決め精度が向上する。
【0043】
図6は子箱Bの斜視図であり、図7はその平面図である。子箱Bは、幅、奥行き、高さの三寸法が親箱Aと一致する金属製の箱型のケーシング26の内部に、貯蔵室28、送りダクト30及び戻りダクト31が配置されている。貯蔵室28、送りダクト30及び戻りダクト31のそれぞれの間には断熱材27が配置され、各構成を断熱している。貯蔵室28の送りダクト30及び戻りダクト31が配置された側と反対側には開口が配置されており、この開口に図示しないドアが配置されている。また、貯蔵室28内には、食品を載せる棚29が上下に2段設けられている。なお、子箱Bの説明においては、貯蔵室28の開口が配置されている方向が前、送りダクト30及び戻りダクト31が配置されている方向が後ろとして記載する。この前後方向は、図6のy軸の方向と一致し、このy軸と水平方向に直交する軸をx軸、垂直方向に直交する軸をz軸(上下方向と一致)として以下説明を行う。
【0044】
そして、ケーシング26内部後方には、断熱材27に囲まれた断面が長方形の送りダクト30と戻りダクト31が設けられている。送りダクト30は、ケーシング26の底面26dの開口32から上方(z方向)に向かって少し延説された後、z−x平面内において上と右左の三方の順路30a,30b,30cに分岐される。そして、そのまま上方に分岐された順路30aはケーシング26の上面26a、右方に分岐された順路30bは右側面26b、左方に分岐された順路30cは左側面26cに向かって延設され、それぞれ、上面、右面、左面に設けられた開口に連接されている。33,34,35はその開口である。そして、図1のように、子箱Bを縦型に配置する場合は、開口32が送りダクト30の入口となり、開口33は送りダクト30の出口となる。この場合、開口34,35は断熱栓60によって閉じられ、入口とも出口ともならないが、図22のように子箱Bを横型に配置する場合は、開口35が送りダクト10の入口となり、開口34が出口となり得る。また、上方に分岐された順路30aの上部において、順路30aと貯蔵室28とが連通している。この連通路152を使用して、送りダクトから冷気が送られる。
【0045】
戻りダクト31は、ケーシング26の底面26dの開口36から、上方に向かって上面近傍まで延設され、上面近傍にてz−x平面内において、上と右左の三方の順路31a,31b,31cに分岐される。そして、そのまま上方に分岐され順路31aは上面26a、右方に分岐された順路31bは右面右側面26b、左方に分岐された順路31cは左側面26cに向かって延設され、それぞれ、上面、右面、左面に設けられた開口に連接されている。37、38、39はその開口である。また、戻りダクト31のうち、開口36から上方に向かって上面近傍まで延設された経路の下部には貯蔵室28と連通する連通路153が配置され、この連通路を介して貯蔵室28から冷気が戻りダクト31に供給される。なお、戻りダクト31は送りダクト30と、その順路同士が干渉しないように、各順路31a,31b,31cへの分岐部が送りダクト30の分岐部よりも上側、右側、前側にずらされた位置に形成されている。そして、図1のように、子箱Bを縦型に配置する場合は、開口36が戻りダクト31の出口となり、開口37は戻りダクト31の入口となる。この場合、開口38,39は断熱栓60によって閉じられ、入口とも出口ともならないが、図22のように子箱Bを横型に配置する場合は、開口38が戻りダクト31の出口となり、開口39が入口となり得る。
【0046】
したがって、子箱Bのケーシング26は、送りダクト30の入口なり得る開口及び戻りダクト31の出口となり得る開口が設けられた面が3面(すなわち、右側面26b,左側面26c,底面26d)有し、送りダクト30の出口なり得る開口及び戻りダクト31の入口となり得る開口が1つずつ設けられた面を3面(すなわち、上面26a,右側面26b,左側面26c)有することになる。
【0047】
ケーシング26の上面26a,右側面26b,左側面26c、底面26dに設けられた送りダクト30の各開口33,34,35,32は、対応する戻りダクト28の各開口37,38,39,36よりも相対的に後方にずれた位置に存在している。すなわち、送りダクト30の各開口33,34,35,32は、所定のz−x平面を形成し、それよりも手前のz−x平面内に戻りダクト31の各開口37,38,39,36があるという位置関係になる。
【0048】
ケーシング26の上面26aの対角線上には、一対のダボ穴40,40が設けられている。ケーシング26の右側面26bの対角線上には、一対のダボ穴41,41が設けられている。ケーシング26の左側面26cの対角線上には、一対のダボ穴42,42が設けられている。各面上には対角線は2つ引けるが、上記対角線は隣接する面のダボ穴が近づかない方にそれぞれ選ばれている。また、ケーシング26の底面26dの対角線上には、一対のダボ穴43,43が設けられている。
【0049】
ケーシング26の上面26aの左右端には、一対の角穴44,44が設けられている。ケーシング26の右側面26bの上下端には、一対の角穴45,45が設けられている。ケーシング26の左側面26cの上下端には、一対の角穴46,46が設けられている。ケーシング26の底面26dの左右端には、一対の角穴3,3が設けられている。
【0050】
図8は子箱Cの斜視図であり、図9はその平面図である。子箱Cは、幅、奥行きの二寸法が親箱A及び子箱Bと一致する金属製の箱型のケーシング47の内部に貯蔵室49、送りダクト51及び戻りダクト52が配置されている。貯蔵室49、送りダクト51及び戻りダクト52のそれぞれの間には断熱材48が配置され各構成を断熱している。貯蔵室48の送りダクト51及び戻りダクト52が配置された側と反対側には開口が配置されており、この開口に図示しないドアが配置されている。そして、ケーシング47の上面47aには、把つ手50が設けられている。子箱Cの高さ寸法は、親箱Aや子箱Bに比べると随分小さく、軽量に設計されている。したがって、把つ手50を持って子箱Cを単独で携帯することができるようになっている。
【0051】
そして、ケーシング46内部後方には、断面が長方形の送りダクト51と戻りダクト52が平行に設けられている。ケーシング46の底面47dには親箱A又は子箱Bの上面に設けられた送りダクト、戻りダクトのそれぞれと連通できるように配置された開口53、54をそれぞれそなえており、送りダクト51はケーシング47の開口53から上面に向かって順路51aが上に延設されているが、順路51aはケーシング47の上面47aまで達することはなく、上側端部が連通路154を介して貯蔵室48と連通している。開口53は、送りダクト51の入口となり得る。
【0052】
戻りダクト52は、開口54から上面に向かって順路52aが上に延設されているが、順路52aはケーシング47の上面47aまで達することはなく、上側端部が連通路155を介して貯蔵室48と連通している。開口54は、戻りダクト54の出口となり得る。
【0053】
したがって、子箱Cのケーシング47は、送りダクト51の入口となり得る開口及び戻りダクト52の出口となり得る開口が1つずつ設けられた面(すなわち、底面47d)のみを有している。そして、ケーシング47の底面47dの対角線上には、一対のダボ穴56,56が設けられ、更には左側面46cの上下端に一対の角穴58,58が設けられている。すべての角穴58,58には、上記のコの字型の固定治具62(図12,図13参照)が収納されている。
【0054】
以上のように構成されたセパレート型冷却庫1の組立手順について説明する。図1に示すように、ダボ穴20とダボ穴43(図6参照)にダボ59を差し込むようにして、親箱A上に子箱Bを重ねる。同様に、ダボ穴40とダボ穴56(図8参照)にダボ59を差し込むようにして、子箱B上に子箱Cを重ねる。これにより、親箱A、子箱B,Cの位置決めがなされる。
【0055】
ここで、親箱Aと子箱Bとを接続を検知するセンサを配置して、そのセンサがONになった数を検出し、その検出数に応じて、スターリング冷凍機の冷凍能力を切り替えるようにしてもよい。具体的には、図23に示すように、親箱A―子箱Bの接続の場合は、親箱Aのダボ穴20にタッチスイッチ97を設けておき、子箱Bを親箱Aに装着した際にはタッチスイッチ97がONになるようにする。このタッチスイッチ97がONに成っている数を親箱Aに配置する制御装置(図示せず)にカウントさせ、その数が増加した場合には冷凍機の運転周波数を上昇させるよう変更する。このようにすることにより、各箱に対して所定の冷凍能力を供給することが可能となる。
【0056】
また、子箱にも種々の制御を施す場合(例えば、切替ダンパを取り付ける場合)などには、親箱及び子箱に両者を接続するコネクタが必要となる。そこで、図24(a)に示すように、接続する親箱Aの接続面に、オスコネクタ98をこのダボ59の高さHよりも低くなる位置に設け、接続される子箱Bの接続面の該オスコネクタ98の配置位置に対応する位置にメスコネクタ99を埋設するようにする。
【0057】
このように構成することにより、図24(b)に示すように、親箱A−小箱B間の接続動作に伴って、自動的に接続線が結線でき、結線作業を容易にすることが可能となる。なお、オスコネクタ98をダボ59の高さHよりもよりも低く配置するのは、箱同士を接続する際にオスコネクタ99が破損することを防止するためである。また、オスコネクタ98を使用しないときには、埃の進入を防止するためキャップをしておく。また、この構成を使用する場合は、タッチスイッチ97(図23参照)に変えて、この接続動作の有無を検知するようにすると、新たにスイッチを設ける必要が無く好適である。
【0058】
また、このように小箱の制御を行うように構成する場合は、その小箱の送りダクトの入口にダンパを備える構成とするとともに、予めその小箱の使用温度域を設定する構成とする。このように予めその箱の使用温度域を決定すると、断熱材の厚みをその使用温度域に応じて決定することが可能である。そのため、野菜室のようにそもそも冷凍室や冷蔵室にくらべて室内温度が高くて良いものに対しては、断熱材の厚みを薄く形成することが可能である。
【0059】
なお、親箱Aのケーシング5の右側面5aのダボ穴21のように、箱を配置する際に使用しないダボ穴には、図16に示すように、見た目をよくするためやゴミの侵入を防ぐために、キャップ66をはめ込む。
【0060】
この状態で、角穴24,44及び角穴25,45が親箱A−子箱B間の密着面を挟んで対向するので、図17に示すように、角穴24に収容された固定治具62を矢印Pのように回動して、矢印Qのようにスライドさせるとともに、矢印Qのように回動して角穴44に跨って係合する。同様に、角穴25に収容された固定治具62を角穴45に跨って係合する。これにより、親箱A−子箱B間を確実に固定する。子箱B−子箱C間についても同様にする。
【0061】
これにより、親箱A−子箱B間では、送りダクト10の開口13と送りダクト30の開口32、戻りダクト11の開口17と戻りダクト31の開口36が接続され、送りダクト10,30及び戻りダクト11,31がそれぞれ連通される。さらに、子箱B−子箱C間では、送りダクト30の開口33と送りダクト51の開口53、戻りダクト31の開口37と戻りダクト52の開口54が接続され、送りダクト30,51及び戻りダクト31,52がそれぞれ連通される。
【0062】
そして、送りダクト10の開口14,15、戻りダクト11の開口18,19には断熱栓60をする。送りダクト30の開口34,35、戻りダクト31の開口38,39にも断熱栓60をする。これにより、送りダクト側は順路10a,30a,51aが選択されたことになり、戻りダクト側は順路11a,31a,52aが選択されたことになる。すなわち、冷気は、送りダクト10,30,51の順路10a,30a,51aを通って上昇し、貯蔵室7,28,49を冷却し、戻りダクト52,31,11の順路52a,31a,10aを通って下降し、戻る。
【0063】
なお、子箱Cに替えて、図18、図19に示すような幅、奥行きの二寸法が親箱Aと一致する子箱Dを使用することも可能である。同図中、符号71はケーシング、71a,71b,71c,71dはそれぞれケーシング71の上面,右側面,左側面,底面、72は断熱材、73は貯蔵室、74は送りダクト、75は戻りダクト、76,77,78,79は開口、80,81は角穴、95,96はダボ穴、156,157は連通路である。
【0064】
この子箱Dのケーシング71は、送りダクト74の入口となり得る開口及び戻りダクト75の出口となり得る開口が1つずつ設けられた面(すなわち底面71d)と、送りダクト74の出口となり得る開口及び戻りダクト75の入口となり得る開口が1つずつ設けられた面(すなわち、上面71a)とを一面ずつ有しているため、子箱Dは親箱A−子箱B間に介在させることもできる。なお、子箱Bは、三寸法が親箱Aと一致するため、親箱Aの上だけでなく横にも配置が可能である。
【0065】
また、図20、図21に示すように、奥行きと高さの2寸法が親箱Aと一致する横型配置用子箱Eを使用することが可能である。同図中、符号82はケーシング、82a,82b,82c,82dはそれぞれケーシング82の上面,右側面,左側面,底面、83は断熱材、84は貯蔵室、85は送りダクト、86は戻りダクト、87,88,89,90は開口、91,92はダボ穴、93,94は角穴、158,159は連通路である。
【0066】
この子箱Eのケーシング82は、送りダクト85の入口となり得る開口及び戻りダクト86の出口となり得る開口が1つずつ設けられた面(すなわち左側面82c若しくは右側面82b)と、送りダクト85の出口となり得る開口及び戻りダクト86の入口となり得る開口が1つずつ設けられた面(すなわち、右側面82b若しくは左側面82c)とを一面ずつ有しているため、子箱Eは親箱A−子箱B間に介在させることもできる。
【0067】
これにより、例えば、図22のように、親箱Aの上に上記子箱Dを重ね、親箱Aの右横に上記子箱E、子箱Eの右横に子箱Bを並べるといった配置が可能となり、組み合わせで自由度の高いレイアウトを実現することができ、空間の利用効率がすこぶる良くなる。
【0068】
【発明の効果】
本発明のセパレート型冷却庫によると、冷却ユニットが搭載される親箱の送りダクトと戻りダクトとが縦横に分岐しているので、子箱の組み合わせで縦横に自由度の高いレイアウトを実現でき、空間の利用効率がすこぶる良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセパレート型冷却庫の一例の分解斜視図である。
【図2】親箱の透視斜視図である。
【図3】同上親箱の上面図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)である。
【図4】同上親箱のダクト部分の斜視図である。
【図5】冷却ユニットの上面図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)である。
【図6】縦横型配置兼用子箱の透視斜視図である。
【図7】同上縦横型配置兼用子箱の上面図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)である。
【図8】縦型配置用子箱の一例の透視斜視図である。
【図9】同上縦型配置用子箱の上面図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)である。
【図10】上記親箱のダクトの連通接続部の拡大断面図である。
【図11】上記親箱の連結部の拡大斜視図である。
【図12】固定治具の斜視図である。
【図13】同上固定治具の上面図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)である。
【図14】親箱の密着面に設けられた位置決め用のダボ穴とダボの関係の一例を示す部分拡大断面図である。
【図15】親箱の密着面に設けられた位置決め用のダボ穴とダボの関係の他の例を示す部分拡大断面図である。
【図16】親箱の非密着面に設けられた位置決め用のダボ穴とキャップの関係の一例を示す部分拡大断面図である。
【図17】親箱−子箱間の連結部の拡大斜視図である。
【図18】縦型配置用子箱の他の例の透視斜視図である。
【図19】同上縦型配置用子箱の上面図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)である。
【図20】横型配置用子箱の透視斜視図である。
【図21】同上横型配置用子箱の上面図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)である。
【図22】上記セパレート型冷却庫の他の例の分解斜視図である。
【図23】親箱の密着面に設けられた位置決め用のダボ穴にタッチセンサを設けた例を示す部分拡大断面図である。
【図24】親箱及び小箱の密着面に設けられた位置決め用のダボ穴にコネクタを設けた例を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 セパレート型冷却庫
A 親箱
B 縦横型配置兼用子箱
C 携帯用縦型配置用子箱
D 縦型配置用子箱
E 横型配置用子箱
5,26,47,71,82 ケーシング
10,30,51,74 85 送りダクト
11,31,52,75,86 戻りダクト
62 固定治具

Claims (8)

  1. 冷気を発生する冷却ユニット、貯蔵室、冷気の送りダクト及び戻りダクトを備えた冷却ユニット搭載冷却庫と、貯蔵室、冷気の送りダクト及び戻りダクトを備えた1つ以上の冷却ユニット非搭載冷却庫とを、送りダクト及び戻りダクト同士が連通接続するように連結するセパレート型冷却庫において、前記冷却ユニット搭載冷却庫のケーシングは、前記送りダクトの出口となり得る開口及び前記戻りダクトの入口となり得る開口が設けられた面を2面以上有していることを特徴とするセパレート型冷却庫。
  2. 前記冷却ユニット非搭載冷却庫は、送りダクトの入口となり得る開口及び前記戻りダクトの出口となり得る開口が設けられた面を有するとともに、送りダクトの出口となり得る開口及び戻りダクトの入口となり得る開口が設けられた面を有していることを特徴とする請求項1に記載のセパレート型冷却庫。
  3. 前記冷却ユニット非搭載冷却庫は、前記冷却ユニット搭載冷却庫のケーシングと幅、奥行き、高さの三寸法が一致することを特徴とする請求項1に記載のセパレート型冷却庫。
  4. 前記冷却ユニット非搭載冷却庫を携帯可能な大きさとしたことを特徴とする請求項1に記載のセパレート型冷却庫。
  5. 冷却ユニット搭載冷却庫−冷却ユニット非搭載冷却庫間、又は冷却ユニット非搭載冷却庫−冷却ユニット非搭載冷却庫間の、前記送りダクトの入口となり得る開口同士及び/又は前記戻りダクトの出口となり得る開口同士を連通接続する連通接続部に、両者を近づける動作に伴い自動的に伸縮する伸縮ダクトを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のセパレート型冷却庫。
  6. 前記伸縮ダクトは、前記送りダクトの入口となり得る開口及び/又は前記戻りダクトの出口となり得る開口に、ダクトよりも広口の溝を形成し、その溝に、一端がダクト側に固定され、他端にマグネットを取り付けた、伸縮自在な材料からなるダクトを配置したものであることを特徴とする請求項5に記載のセパレート型冷却庫。
  7. 冷却ユニット搭載冷却庫又は冷却ユニット非搭載冷却庫のケーシングの面のうち、前記送りダクトの入口となり得る開口及び前記戻りダクトの出口となり得る開口を配置した面と垂直の関係にある面に、冷却ユニット搭載冷却庫−冷却ユニット非搭載冷却庫、又は、前記冷却ユニット非搭載冷却庫−冷却ユニット非搭載冷却庫を接続固定しておくための固定治具と、前記固定治具を配置面から突出しない状態で収容し得る穴を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のセパレート型冷却庫。
  8. 前記冷却ユニットがスターリング冷凍機を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のセパレート型冷却庫。
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