JP2005042888A - 車両用無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用無段変速機の油圧制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 無段変速機の動力伝達部材の耐久性や車両の燃費の悪化が好適に抑制される車両用無段変速機の油圧制御装置を提供する。
【解決手段】 ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間の過渡期間経過前は、油路Lを介してアップ側電磁弁(変速用電磁弁)88の出力圧Pr が制御圧として過渡係合圧制御弁66に供給されることにより、専ら過渡係合圧を制御するためにアップ側電磁弁88が制御される。次いで、ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過すると、切換弁(切換弁装置)68により、前進クラッチ(油圧式摩擦係合装置)C1の係合圧PC1が過渡係合圧PCTから予め設けられた元圧PC へ切り換えられるとともに、その切り換えに応答してアップ側電磁弁88が入力側油圧シリンダ(変速用油圧シリンダ)43を制御可能な状態に切り換えられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は車両用無段変速機の油圧制御装置に係り、特に、運転状態に応じて変速比を連続的に変化させる自動変速モードと、運転者のアップダウン操作に従って段階的に変化させる手動変速モードとを有する変速制御装置の改良に関するものである。
車両の走行に際してその動力伝達経路を成立させるために係合させられる油圧式摩擦係合装置と、その動力伝達経路に配設されて変速比を連続的に変化させる用無段変速機とを備えた車両において、ニュートラル状態から走行状態への切換のために前記油圧式摩擦係合装置を係合させるに際してその油圧式摩擦係合装置の過渡係合圧を信号圧に従って制御する過渡係合圧制御弁と、前記無段変速機の動力伝達部材に対する挟圧力を変化させる挟圧力制御圧を制御する挟圧力制御用電磁弁とを備えた車両用無段変速機の油圧制御装置が知られている。たとえば、特許文献1に記載された油圧制御装置がそれである。これによれば、車両発進に際して、挟圧力制御用電磁弁の出力圧を係合圧制御弁の信号圧として用いることにより、ガレージシフトなどによるシフトレバーのN→D操作時或いはニュートラル制御からの発進時において油圧式摩擦係合装置がなめらかに係合させられてその係合ショックが緩和されるとともに、その過渡係合圧を制御するための専用の電磁弁が不要となる利点がある。
特開2002−181175号公報
ところで、上記従来の車両用無段変速機の油圧制御装置では、車両発進時において挟圧力制御用電磁弁の出力圧が係合圧制御弁の信号圧として用いられるとき、無段変速機の動力伝達部材に対する挟圧力が不要に且つ過剰に大きくなるため、伝動ベルトやローラなどの動力伝達部材の耐久性が低下するとともに、油圧ポンプがその分だけ過剰に作動させられることによって車両の燃費が悪化するという不都合があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、ニュートラル状態から走行状態への切換のために油圧式摩擦係合装置を滑らかに係合させる過渡係合圧を発生させることに起因する無段変速機の動力伝達部材の耐久性や車両の燃費の悪化が好適に抑制される車両用無段変速機の油圧制御装置を提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1に係る発明の要旨とするところは、車両の走行に際してその動力伝達経路を成立させるために係合させられる油圧式摩擦係合装置と、該動力伝達経路に配設されて変速比を連続的に変化させる無段変速機とを備えた車両において、ニュートラル状態から走行状態への切換のために前記油圧式摩擦係合装置を係合させるに際して該油圧式摩擦係合装置の過渡係合圧を信号圧に従って制御する過渡係合圧制御弁と、前記無段変速機の変速比を変化させる変速用油圧シリンダに対して油圧を供給し或いは該油圧シリンダ内の作動油を排出させるために作動させられる変速用電磁弁とを備えた車両用無段変速機の油圧制御装置であって、(a) 前記変速用電磁弁の出力圧を前記制御圧として前記過渡係合圧制御弁に供給する油路と、(b) 前記ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間後に切り換えられて、前記油圧式摩擦係合装置の係合圧を前記過渡係合圧から予め設けられた元圧へ切り換えるとともに、その切り換えに応答して前記変速用電磁弁が前記変速用油圧シリンダを制御する位置に切り換えられる切換弁装置とを、含むことにある。
請求項2に係る発明の要旨とするところは、請求項1に係る発明において、前記ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過する過渡期間は、前記油圧式摩擦係合装置の過渡係合圧の立ち上がりが滑らかとする過渡係合圧を発生させるために前記変速用電磁弁を制御する過渡係合圧制御手段と、前記ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過すると前記切換弁装置を切り換える切換制御手段とを設けたことにある。
このようにすれば、ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過前は、本来的に変速比は最大値に張り着いている期間であることから、油路を介して変速用電磁弁の出力圧が制御圧として過渡係合圧制御弁に供給されることにより、専ら過渡係合圧を制御するために変速用電磁弁が制御される。次いで、ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過すると、切換弁装置により、油圧式摩擦係合装置の係合圧が前記過渡係合圧から予め設けられた元圧へ切り換えられるとともに、その切り換えに応答して変速用電磁弁が変速用油圧シリンダを制御可能な状態とされるので、無段変速機の変速比が変速用電磁弁によって制御される。これにより、ニュートラル状態から走行状態への切換のために油圧式摩擦係合装置を滑らかに係合させる過渡係合圧を発生させることに起因する無段変速機の動力伝達部材の耐久性や車両の燃費の悪化が好適に抑制される。
請求項2に係る発明によれば、ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過前は、本来的に変速比は最大値に張り着いている期間であることから、油路を介して変速用電磁弁の出力圧が制御圧として過渡係合圧制御弁に供給されることにより、過渡係合圧制御手段により専ら過渡係合圧を制御するために変速用電磁弁が制御される。次いで、ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過すると、切換制御手段によって切換弁装置が切り換えられることにより、油圧式摩擦係合装置の係合圧が前記過渡係合圧から予め設けられた元圧へ切り換えられるとともに、その切り換えに応答して変速用電磁弁の出力圧が変速用油圧シリンダを制御する位置に切り換えられるので、無段変速機の変速比が変速用電磁弁によって制御される。
ここで、好適には、上記発明において、前記ニュートラル状態から走行状態への切換点であるか否かを判定する切換点判定手段が設けられる。この切換点判定手段は、(a) シフトレバーがニュートラル(N)ポジションから走行ポジションすなわちドライブ(D)ポジションまたはリバース(R)ホジションへ操作された時点や、(b) たとえばブレーキオンなどを条件として車両用駆動装置内の油圧式摩擦係合装置を開放してそれをニュートラル状態とするニュートラル制御がブレーキオフによって解除された時点などを検出して判定する。
また、好適には、上記発明において、前記ニュートラル状態から走行状態への切換点が判定されてから所定の時間が経過した過渡期間が経過(終了)したか否かを判定する過渡期間経過判定手段が設けられる。この過渡期間経過判定手段は、上記切換点判定手段によってニュートラル状態から走行状態への切換点が判定されてから予め設定された時間が経過したか否かに基づいて、或いはNポジションにおいて空転していたタービン回転速度の低下に基づいて過渡期間の終了を判定する。
また、好適には、上記発明において、前記無段変速機は、有功径が可変な一対の可変プーリ間に巻き掛けられた伝動ベルトを介して動力を伝達する形式のベルト式無段変速機や、一対のコーン間に挟圧されたローラを介して介して動力を伝達する形式のトラクション式無段変速機である。
図1は、本発明の制御装置が適用された車両用駆動装置10の骨子図である。この車両用駆動装置10は横置き型で、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両に好適に採用されるものであり、走行用の動力源として用いられる内燃機関としてエンジン12を備えている。エンジン12の出力は、トルクコンバータ14から前後進切換装置16、ベルト式無段変速機(CVT)18、減速歯車20を介して差動歯車装置22に伝達され、左右の駆動輪24L、24Rへ分配される。
トルクコンバータ14は、エンジン12のクランク軸に連結されたポンプ翼車14p、およびタービン軸34を介して前後進切換装置16に連結されたタービン翼車14tを備えており、流体を介して動力伝達を行う流体継手である。また、それ等のポンプ翼車14pおよびタービン翼車14tの間にはロックアップクラッチ26が設けられ、それ等を一体的に連結して一体回転させることができるようになっている。上記ポンプ翼車14pには、無段変速機18を変速制御したりベルト挟圧力を発生させたり、或いは各部に潤滑油を供給したりするための油圧を発生する機械式のオイルポンプ28が設けられている。
前後進切換装置16は、ダブルピニオン型の遊星歯車装置にて構成されており、トルクコンバータ14のタービン軸34はサンギヤ16sに連結され、無段変速機18の入力軸36はキャリア16cに連結されている。そして、前進走行時には、キャリア16cとリングギヤ16rとの間に配設された前進クラッチ38が係合させられると上記遊星歯車装置が一体回転させられてタービン軸34が入力軸36に直結され、前進方向の駆動力が駆動輪24R、24Lに伝達される。後進走行時には、リングギヤ16rとハウジングとの間に配設された後進ブレーキ40が係合させられるとともに上記直結クラッチ38が解放されると、入力軸36はタービン軸34に対して逆回転させられ、後進方向の駆動力が駆動輪24R、24Lに伝達される。また、前進クラッチ38および後進ブレーキ40が共に解放されると、エンジン12と無段変速機18との間の動力伝達が遮断される。上記前進クラッチ38および後進ブレーキ40は何れも油圧式摩擦係合装置である。なお、上記前進クラッチC1、後進ブレーキB1は、何れも油圧アクチュエータによって摩擦係合させられる湿式多板式の油圧式摩擦係合装置である。
無段変速機18は、上記入力軸36に設けられたV溝幅が可変の入力側可変プーリ42と、出力軸44に設けられたV溝幅が可変の出力側可変プーリ46と、それ等の可変プーリ42および46の有功径をそれぞれ変化させる入力側油圧シリンダ43および出力側油圧シリンダ47と、にそれ等の可変プーリ42、46に巻き掛けられて動力を伝達する動力伝達部材である伝動ベルト48とを備えており、可変プーリ42、46と伝動ベルト48との間の摩擦力を介して動力伝達が行われる。可変プーリ42、46は、V溝幅を変更する油圧シリンダを備えて構成されており、入力側可変プーリ42の油圧シリンダの油圧が後述の変速制御回路30によって制御されることにより、両可変プーリ42、46のV溝幅が変化して伝動ベルト48の掛かり径(有効径)が変更され、変速比γ(=入力軸回転速度Nin/出力軸回転速度Nout )が連続的に変化させられる。出力側可変プーリ46の油圧シリンダの油圧は、伝動ベルト48の滑りが生じない範囲で伝達トルクを伝達するベルト挟圧力が得られるように、電子制御装置50からの指令に従って調圧制御される。
図2において、CVTコントローラとして機能する電子制御装置50は所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより、上記無段変速機18の変速比制御や挟圧力制御を行うもので、レバーポジションセンサ52、アクセル操作量センサ54、エンジン回転速度センサ56、車速センサとしても機能する出力軸回転速度センサ58、入力軸回転速度センサ60、タービン回転速度センサ62などから、それぞれシフトレバー64のレバーポジションPsh、アクセルペダルの操作量θACC 、エンジン回転速度Ne 、出力軸回転速度Nout (車速Vに対応)、入力軸回転速度Nin、タービン回転速度Nt などを表す信号が供給されるとともに、それらの入力信号を処理して、変速比制御のための変速制御弁装置82に含まれるアップ側電磁弁88およびダウン側電磁弁90を駆動制御するとともに、挟圧力制御のための挟圧力制御弁80を制御するリニヤソレノイド弁78を駆動制御する。なお、上記アクセル操作量θACC は運転者の出力要求量に相当する。
上記シフトレバー64は、例えば運転席の横に配設されて運転者により切換操作されるもので、例えばレバーポジションPshとして駐車用のPポジション、後進走行用のRポジション、動力伝達を遮断するNポジション、前記無段変速機18の全変速領域を使って自動変速しながら前進走行するDポジション、変速比γが小さい高速側変速領域が制限された変速領域だけで自動変速する前進走行用のLポジションを、車両の前後方向に備えている。したがって、DポジションからLポジションへ操作されると、変速比γが大きい低速側へ変速領域が段階的に移動し、入力軸回転速度Ninやエンジン回転速度Ne が増大させられるとともに、大きなエンジンブレーキ力が得られるようになる。
図3、図4、及び図5は、上記制御装置10に備えられた油圧制御回路30の要部を示す回路図であって、図3は前後進切換作動に関連する回路を示し、図4はベルト張力制御圧の調圧作動に関連する回路を示し、図5は変速比制御に関連する回路を示している。
図3において、油圧ポンプ28により発生させられたライン圧PL から調圧された一定のクラッチ元圧PC 或いはそれから過渡的に調圧された過渡係合圧PCTがマニュアルバルブ32を介し、シフトレバー64のシフトポジションに応じて前進クラッチC1或いは後進ブレーキB1へ択一的に供給されるようになっている。斯かるシフトレバー64はケーブルやリンク等を介して上記マニュアルバルブ32に連結されており、そのシフトレバー64の操作位置に従ってそのマニュアルバルブ32の弁子位置が機械的に切り換えられるようになっている。たとえば、シフトレバー64がNポジションからDポジションまたはLポジションへ操作されると、それまで開放状態であった前進クラッチC1へ当初は過渡係合圧PCTが供給されるとともに過渡期間が経過するとそれに続いてクラッチ元圧PC が供給され、シフトレバー64がNポジションからRポジションへ操作されると、それまで開放状態であった後進ブレーキB1へ当初は過渡係合圧PCTが供給されるとともに過渡期間が経過するとそれに続いてクラッチ元圧PC が供給されるようになっている。
過渡係合圧制御弁66は、クラッチ元圧PC が供給される入力ポート66piと過渡係合圧PCTを出力する出力ポート66poutとの間を開閉するスプール弁子66a と、そのスプール弁子66a を閉弁方向に付勢するスプリング66b と、スプール弁子66a に閉弁方向の付勢力を発生させるために上記過渡係合圧PCTを受け入れるフィードバック油室66c と、スプール弁子66a に開弁方向の付勢力を発生させるために前記アップ側電磁弁88からから出力される制御信号圧Pr を油路Lを介して受け入れる制御油室66d とを備え、その制御信号圧Pr に応じた大きさの過渡係合圧PCTを出力する。
切換弁68は、出力ポート68poutをクラッチ元圧PC が供給される第1入力ポート68pi1 に連通させる第1位置(図の左側位置)と出力ポート68poutを上記過渡係合圧PCTが供給される第2入力ポート68pi2 に連通させる第2位置とに択一的に位置させられるスプール弁子68a と、そのスプール弁子68a を第1位置に向かって付勢するスプリング68b と、そのスプール弁子68a に第2位置に向かう付勢力を発生させるために電磁弁70の出力圧PS を受け入れる制御油室68d とを備え、その電磁弁70の出力圧PS が供給される過渡期間内は第2位置に切り換えられて上記過渡係合圧制御弁66からの過渡係合圧PCTをマニュアルバルブ32へ出力するが、その電磁弁70の出力圧PS が供給されなくなると第1位置に切り換えられてクラッチ元圧PC をマニュアルバルブ32へ出力する。この切換弁68には、上記スプール弁子68a により第1位置において相互に連通させられるが上記第2位置において遮断される一対の開閉ポート68c1および68c2が備えられおり、切換弁68は図4のアップ側電磁弁88とこれにより制御されるアップ変速制御弁84との間を開閉する開閉弁としても機能している。
図4において、前記油圧ポンプ34により圧送された作動油はリリーフ弁型のライン圧調圧弁72によりライン圧PL に調圧され、減圧弁型のクラッチ元圧制御弁74によってそのライン圧PL からそれよりも低いクラッチ元圧PC が調圧される。クラッチ元圧制御弁74は、後進ブレーキ圧PB1を前進クラッチPC1よりも所定値高くするために、その後進ブレーキ圧PB1が供給されることに基づいてクラッチ元圧PC を所定値高く調圧する。このクラッチ元圧PC は、ソレノイド圧モジュレータ弁76および前記リニヤソレノイド弁78へ供給される。
上記ソレノイドモジュレータ弁76は、減圧弁型の調圧弁であり、クラッチ元圧PC よりも低い一定のソレノイドモジュレータ圧PM を出力する。このソレノイドモジュレータ圧PM は、前記挟圧力制御弁80と後述のアップ側電磁弁88およびダウン側電磁弁90とへ供給される。リニヤソレノイド弁78は、電子制御装置50からの指令値に対応する大きさの油圧信号PSOL を発生し、挟圧力制御弁80へ供給する。挟圧力制御弁80は、ライン圧PL が供給される入力ポート80piと出力側油圧シリンダ47に連通する出力ポート80poutとの間を開閉するスプール弁子80a と、そのスプール弁子80a を開弁方向に付勢するスプリング80b と、そのスプリング80b を収容し且つ開弁方向の推力を発生させるために上記リニヤソレノイド弁78から出力される油圧信号PSOL を受け入れる制御油室80c と、閉弁方向の推力を発生させるために挟圧力制御弁80から出力されるベルト張力制御圧PB を受け入れるフィードバック油室80d と、閉弁方向の推力を発生させるために前記ソレノイドモジュレータ圧PM を受け入れる油室80e とを備え、次式から油圧信号PSOL に基づいてベルト張力制御圧PB を出力する。次式において、Fはスプリング80b の付勢力、s1 は制御油室80c におけるスプール弁子80a の有効受圧面積、s2 はフィードバック油室80d におけるスプール弁子80a の有効受圧面積、s3 は油室80e におけるスプール弁子80a の有効受圧面積である。
B =(F+PSOL ・s1 +PM ・s3 )/s2
図5において、変速制御弁装置82は、前記ライン圧PL の作動油を専ら前記入力側油圧シリンダ43へ供給し且つその作動油流量を制御することによりアップ方向の変速速度を制御するアップ変速制御弁84と、その入力側油圧シリンダ43から排出される作動油の流量を制御することによりダウン方向の変速速度を制御するダウン変速制御弁86とから構成されている。上記アップ変速制御弁84は、ライン圧PL を導くライン油路Lと前記入力側油圧シリンダ43との間を開閉するスプール弁子84vと、そのスプール弁子84vを閉弁方向に付勢するスプリング84sと、アップ側電磁弁88から出力される制御信号圧Pr を導く制御油室84cとを備えている。また、上記ダウン変速制御弁86は、ドレン油路Dと前記入力側油圧シリンダ58との間を開閉するスプール弁子86vと、そのスプール弁子86vを閉弁方向に付勢するスプリング86sと、ダウン側電磁弁90から出力される制御圧を導く制御油室86cとを備えている。上記アップ側電磁弁88及びダウン側電磁弁90は、図2に示す電子制御装置50によってデューティ駆動されることにより連続的に変化する制御信号圧を上記制御油室84c及び制御油室86cへ供給し、無段変速機12の変速比γをアップ側及びダウン側へ連続的に変化させる。なお、上記ダウン変速制御弁86には、そのスプール弁子86vの閉位置においてライン油路Lと前記入力側油圧シリンダ58との間を僅かな流通断面積の流通路92が形成されるようになっており、上記アップ変速制御弁84及びダウン変速制御弁86が共に閉状態であるときには、変速比γを変化させないために、ライン油路Lから絞り94、差圧形成弁96、及び流通路92を通して作動油が僅かに供給されるようになっている。前記入力側油圧シリンダ43及び出力側油圧シリンダ47は、その回転軸心に対して偏った荷重が加えられること等により、それらのシール部材が摺動部分に設けられているにも拘らず作動油の僅かな漏れが存在するからである。
図6は、上記電子制御装置50の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。変速制御手段100は、エンジン12が最適燃費率曲線或いは最適作動曲線に沿って作動するように予め設定された関係たとえば車速軸とエンジン負荷軸とから成る二次元座標内の変速線図から実際の車速Vおよびエンジン負荷(スロットル開度θTH、アクセル開度θACなど)に基づいて目標入力軸回転速度NinM を決定し、入力軸回転速度センサ60により検出された実際の入力軸回転速度Ninが目標入力軸回転速度NinM と一致するように、前記アップ変速制御弁84及びダウン変速制御弁86を駆動制御することにより、変速比γを自動的に制御する。また、挟圧力変更手段102は、予め記憶された関係から伝達トルクに対応するエンジン負荷(スロットル開度θTH、アクセル開度θACなど)と変速比γとに基づいて目標挟圧力発生油圧を決定し、出力側油圧シリンダ47内の実際の油圧がその目標挟圧力発生油圧と一致するようにリニアソレノイド弁78およびそれから出力される制御圧PSOL により制御される挟圧力制御弁80を駆動制御し、滑りが発生しない範囲で実際の動力が伝達されるように、伝動ベルト48の張力すなわちその伝動ベルト48に対応する制御圧PSOL を必要かつ十分な値に制御する。
切換点判定手段104は、車両用駆動装置10のニュートラル状態から走行状態への切換点であるか否かを、たとえばシフトレバー74がニュートラル(N)ポジションから走行ポジションすなわちドライブ(D)ポジションまたはリバース(R)ホジションへ操作されたこと、或いはブレーキオンなどを条件として車両用駆動装置10内の前進クラッチC1および後進ブレーキB1を開放してそれをニュートラル状態とするニュートラル制御がブレーキオフなどによって解除されたことなどに基づいて判定する。
また、過渡期間経過判定手段106は、車両用駆動装置10のニュートラル状態から走行状態への切換点から開始される過渡期間が経過(終了)したか否かを、たとえば上記切換点判定手段104によってニュートラル状態から走行状態への切換点が判定されてからの経過時間tE が予め設定された時間αを超えたか否かに基づいて、或いはシフトレバー74のNポジションにおいて空転(つれ回り)していたタービン回転速度の低下に基づいて上記過渡期間の終了を判定する。この過渡期間は、車両用駆動装置10のニュートラル状態から走行状態への切換のための油圧式摩擦係合装置すなわち前進クラッチC1の係合に起因するショックを防止するために、前進クラッチC1の係合圧を緩やかに上昇する過渡係合圧PCTとするための期間である。
過渡係合圧制御手段108は、上記車両用駆動装置10のニュートラル状態から走行状態への切換以後から過渡期間経過判定手段106により過渡期間の終了が判定されるまでは、電磁弁70を駆動することによって切換弁68をその出力ポート68poutが過渡係合圧PCTが供給される第2入力ポート68pi2 に連通させられる第2位置に切り換えるとともに、アップ側電磁弁88を駆動することによって緩やかに上昇する過渡係合圧PCTを過渡係合圧制御弁66から出力させ、上記切換弁68およびマニアル弁32を介して前進クラッチC1へ供給する。この過渡期間においては、車両の発進状態であって本来的に最大変速比γmax に維持される期間であることから、アップ側電磁弁88とアップ変速制御弁84との間が切換弁68により遮断されてそのアップ変速制御弁84は全閉状態に維持されて作動不能とされて入力側油圧シリンダ43の閉じ込み状態とされる。このため、アップ側電磁弁88は、専ら、過渡係合圧PCTを発生させるために用いられる。
切換制御手段110は、前記過渡期間経過判定手段106によって過渡期間の終了が判定されると、前記切換弁68を、その出力ポート68poutを過渡係合圧PCTが供給される第2入力ポート68pi2 に連通させる第2位置から、その出力ポート68poutをクラッチ元圧PC が供給される第1入力ポート68pi1 に連通させる第1位置へ切り換える。これにより、前進クラッチC1の係合圧PC1をクラッチ元圧PC とすると同時に、アップ側電磁弁88とアップ変速制御弁84との間を連通させて、アップ側電磁弁88を専ら変速比制御のために作動できるようにする。
図7は、前記記電子制御装置50の制御作動の要部を説明するフローチャートである。図7において、前記切換点判定手段104に対応するステップ(以下、ステップを省略する)S1では、車両停止時においてシフトレバー74がニュートラルポジションから走行ポジションへ操作されたか否かが判断される。このS1の判断が否定される場合は、変速制御手段100に対応するS5において、エンジン12が最適燃費率曲線或いは最適作動曲線に沿って作動するように予め設定された関係から実際の車速Vおよびエンジン負荷(スロットル開度θTH、アクセル開度θACなど)に基づいて目標入力軸回転速度NinM が決定され、入力軸回転速度センサ60により検出された実際の入力軸回転速度Ninがその目標入力軸回転速度NinM と一致するように、前記アップ変速制御弁84及びダウン変速制御弁86を駆動制御することにより、変速比γが自動的に制御される。
しかし、上記S1の判断が肯定される場合は、前記過渡係合圧制御手段108に対応するS2において、電磁弁70からの信号圧PS によって切換弁68がその出力ポート68poutが過渡係合圧PCTが供給される第2入力ポート68pi2 に連通させられる第2位置に切り換えられるとともに、アップ側電磁弁88からの制御圧信号Pr により、緩やかに上昇する過渡係合圧PCTが過渡係合圧制御弁66から出力させられ、それが上記切換弁68およびマニアル弁32を介して前進クラッチC1へ供給される。次いで、前記過渡期間経過判定手段106に対応するS3において、S1の判断が肯定されてからの経過時間tE が予め設定された判定値αを超えたか否かが判断される。当初はこのS3の判断が否定されるので、上記S2の過渡係合圧制御が実行される。
以上の過渡係合圧制御が実行されるうちに上記S3の判断が肯定されると、前記切換制御手段110に対応するS4において、切換弁68が、その出力ポート68poutを過渡係合圧PCTが供給される第2入力ポート68pi2 に連通させる第2位置から、その出力ポート68poutをクラッチ元圧PC が供給される第1入力ポート68pi1 に連通させる第1位置へ切り換えられる。そして、前記変速制御手段100に対応するS5において、予め設定された関係から実際の車速Vおよびエンジン負荷(スロットル開度θTH、アクセル開度θACなど)に基づいて目標入力軸回転速度NinM が決定され、実際の入力軸回転速度Ninがその目標入力軸回転速度NinM と一致するように、前記アップ変速制御弁84及びダウン変速制御弁86を駆動制御することにより、変速比γが自動的に制御される。
上述のように、本実施例によれば、車両或いは車両用駆動装置10のニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間の過渡期間経過前は、本来的に変速比は最大値γmax に張り着いている期間であることから、油路Lを介してアップ側電磁弁(変速用電磁弁)88の出力圧Pr が制御圧として過渡係合圧制御弁66に供給されることにより、専ら過渡係合圧を制御するためにアップ側電磁弁88が制御される。次いで、ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過すると、切換弁(切換弁装置)68により、前進クラッチ(油圧式摩擦係合装置)C1の係合圧PC1が過渡係合圧PCTから予め設けられた元圧PC へ切り換えられるとともに、その切り換えに応答してアップ側電磁弁88が入力側油圧シリンダ(変速用油圧シリンダ)43を制御可能な状態に切り換えられるので、ベルト式無段変速機18の変速比γがアップ側電磁弁88によって制御される。これにより、ニュートラル状態から走行状態への切換のために前進クラッチC1を滑らかに係合させる過渡係合圧PCTを発生させることに起因するベルト式無段変速機18の伝動ベルト(動力伝達部材)48の耐久性や車両の燃費の悪化が好適に抑制される。
また、本実施例によれば、車両或いは車両用駆動装置10のニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過する過渡期間は、前進クラッチ(油圧式摩擦係合装置)C1の係合圧PC1の立ち上がりが滑らかとする過渡係合圧PCTを発生させるためにアップ側電磁弁(変速用電磁弁)88を制御する過渡係合圧制御手段108と、上記ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過すると切換弁(切換弁装置)68を切り換える切換制御手段110とが設けられるていることから、ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過前は、本来的に変速比は最大値γmax に張り着いている期間であることから、油路Lを介してアップ側電磁弁88の出力圧Pr が制御圧として過渡係合圧制御弁66に供給されることにより、過渡係合圧制御手段108により専ら過渡係合圧PCTを制御するためにアップ側電磁弁88が制御される。次いで、ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過すると、切換制御手段110によって切換弁68置が切り換えられることにより、前進クラッチ(油圧式摩擦係合装置)C1が過渡係合圧PCTから予め設けられた元圧PC へ切り換えられるとともに、その切り換えに応答してアップ側電磁弁88の出力圧Pr が入力側油圧シリンダ(変速用油圧シリンダ)43を制御する位置に切り換えられるので、ベルト式無段変速機18の変速比γがアップ側電磁弁88によって制御される。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、ベルト式無段変速機18の変速比を1つの変速用電磁弁120を用いて行う実施例の変速制御回路30の要部を示している。図8において、たとえば電磁弁70からの出力圧PS が作用させられることにより前記切換弁68と連動して切換られる第2切換弁122が設けられている。この第2切換弁122は、過渡期間内の第2位置においては図8の下側に示す切換状態のように、変速用電磁弁120とアップ変速制御弁84の油室84sおよびダウン変速制御弁86の油室86cとの間が遮断されて、入力側油圧シリンダ43の閉込み状態が形成されるので、変速用電磁弁120は専ら過渡係合圧制御弁66へその出力圧Pr を供給して係合過渡圧を制御する。しかし、過渡期間を経過した第1位置においては、変速用電磁弁120とアップ変速制御弁84の油室84sおよびダウン変速制御弁86の油室86cとの間が接続されるとともに、ソレノイドモジュレータ弁76からの一定のソレノイドモジュレータ圧PM がアップ変速制御弁84の油室84cおよびダウン変速制御弁86の油室86sへ供給されるので、変速用電磁弁120からの出力圧Pr の増減によって入力側油圧シリンダ43が制御され、ベルト式無段変速機18の変速比γが制御される。本実施例においても、前述の実施例と同様の効果が得られる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例に用いられている係合過渡圧制御弁66、切換弁68、アップ側電磁弁88などは、同じ機能を備える範囲内で種々の変形が為され得る。たとえば、係合過渡圧制御弁66、切換弁68は複数の弁から構成されてもよいし、アップ側電磁弁88はアップ変速制御弁84と合体されて構成されてもよい。
また、前述の実施例では、油圧式摩擦係合装置として前進クラッチC1が作動の説明に用いられていたが、それに替えて後進ブレーキB1が用いられてもよい。この場合には、NポジションからRポジションへシフトレバー64が操作された時点から係合過渡期間が開始される。
また、前述の実施例では、無段変速機として、有功径が可変な一対の入力側可変プーリ42および出力側可変プーリ46の間に巻き掛けられた伝動ベルト48を介して動力を伝達する形式のベルト式無段変速機18が用いられていたが、一対のコーン間に挟圧され且つそのコーンの回転軸心に対して交差する軸心まわりに回転可能に設けられたローラを介して介して動力を伝達する形式のトラクション式無段変速機などが用いられてもよいでのである。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の油圧制御装置が適用された車両用駆動装置の骨子図である。 図1の車両用駆動装置における無段変速機の制御系統を説明するブロック線図である。 図1の車両用駆動装置に設けられた油圧制御回路であって、前後進切換作動に関連する回路を示す図である。 図1の車両用駆動装置に設けられた油圧制御回路であって、ベルト張力制御圧の調圧作動に関連する回路を示す図である。 図1の車両用駆動装置に設けられた油圧制御回路であって、変速比制御に関連する回路を示す図である。 図2の電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図2の電子制御装置の制御作動の要部を説明するフローチャートである。 本発明の他の実施例の油圧制御回路であって、単一の変速用電磁弁により変速を行うための要部を示す図である。
符号の説明
18:ベルト式無段変速機(無段変速機)
43:入力側油圧シリンダ(変速用油圧シリンダ)
50:電子制御装置
66:過渡係合圧制御弁
68:切換弁(切換弁装置)
88:アップ側電磁弁(変速用電磁弁)
108:過渡係合圧制御手段
110:切換制御手段
120:変速用電磁弁
L:油路
C1:前進クラッチ(油圧式摩擦係合装置)

Claims (2)

  1. 車両の走行に際してその動力伝達経路を成立させるために係合させられる油圧式摩擦係合装置と、該動力伝達経路に配設されて変速比を連続的に変化させる無段変速機とを備えた車両において、ニュートラル状態から走行状態への切換のために前記油圧式摩擦係合装置を係合させるに際して該油圧式摩擦係合装置の過渡係合圧を信号圧に従って制御する過渡係合圧制御弁と、前記無段変速機の変速比を変化させる変速用油圧シリンダに対して油圧を供給し或いは該油圧シリンダ内の作動油を排出させるために作動させられる変速用電磁弁とを備えた車両用無段変速機の油圧制御装置であって、
    前記変速用電磁弁の出力圧を前記制御圧として前記過渡係合圧制御弁に供給する油路と、
    前記ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間後に切り換えられて、前記油圧式摩擦係合装置の係合圧を前記過渡係合圧から予め設けられた元圧へ切り換えるとともに、その切り換えに応答して前記変速用電磁弁が前記変速用油圧シリンダの係合圧を制御する位置に切り換えられる切換弁装置と
    を、含むことを特徴とする車両用無段変速機の油圧制御装置。
  2. 前記ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過するまでの過渡期間は、前記油圧式摩擦係合装置の係合圧の立ち上がりが滑らかとする過渡係合圧を発生させるように前記変速用電磁弁を制御する過渡係合圧制御手段と、
    前記ニュートラル状態から走行状態への切換点から所定時間経過すると前記切換弁装置を切り換える切換制御手段と
    を、含むものである請求項1の車両用無段変速機の油圧制御装置。
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