JP2005040509A - サイドサポート部材 - Google Patents

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貴一 吉岡
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Abstract

【課題】本発明は、座席のヘッドレストのステーの間隔が種々異なる場合であっても、サイドサポート部材をヘッドレストのステーに取付けることが出来、かつ、着座者の頭部を左右方向に安定に支持することが出来るサイドサポート部材を提供することを課題とする。
【解決手段】座席2の背もたれ3上縁に取付けられているヘッドレスト4と該背もたれ3上縁との間に挟持される基台5と、該基台5の両端に取付けられ着座者の頭部を支持するサイドサポート6とからなり、該基台5は長さ調節可能とされているサイドサポート部材1を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は例えば自動車等の車両に設置される座席に取付けられるサイドサポート部材に関する。
自動車等の車両の座席の着座者は、車両が左右に曲がるときに頭部が慣性で左右に振れる。また、着座者が睡眠中も頭部が不安定になって左右に振れやすくなる。
そこで、従来、座席の着座者の頭部が左右に振れないように支持するために、該座席に取付けるサイドサポート部材が提供されている。
例えば、図8に示すように、座席(1P)の背もたれ(2P)上縁と該背もたれ(2P)に取付けられるヘッドレスト(3P)との間に挟装される装着部(4P)と、該装着部(4P)に取付けられ着座者の頭部を受けるための頭受部(5P)とからなる補助枕装置(6P)が提供されている(特許文献1参照)。
また、図9に示すように、締付装置(7P)の一端に側部ヘッドレスト(8P)を不使用位置と使用位置との間で回動可能に取付け、該締付装置(7P)の条片(9P,10P)間にヘッドレスト(3P)の左右一対のステー(11P) を挟持した側部ヘッドレスト(8P)の取付け構造(12P) が開示されている(特許文献2参照)。
特許第2952586号公報(第2−8頁、第1図) 特開平4−84905号公報(第2−4頁、第1図)
しかしながら、図8に示す従来の補助枕装置(6P)では、装着部(4P)の長さを調節することが出来ないため、ヘッドレスト(3P)のステー(11P) の間隔が種々異なる場合には、それぞれの間隔に対応した装着部(4P)を用意する必要があるという問題があった。
また、図9に示す従来の側部ヘッドレスト(8P)の取付け構造(12P) では、ヘッドレスト(3P)のステー(11P) の間隔が種々異なる場合であっても、該締付装置(7P)の条片(9P,10P)) 間でヘッドレスト(3P)のステー(11P) を挟持することが出来るものの、ステー(11P) を挟持する力が十分でない場合には、該条片(9P,10P)間でステー(11P) が摺動してしまい、着座者の頭部の左右方向の安定な支持ができないという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、座席(2) の背もたれ(3) 上縁に取付けられているヘッドレスト(4) と該背もたれ(3) 上縁との間に挟持される基台(5) と、該基台(5) の両端に取付けられ着座者の頭部を支持するサイドサポート(6) とからなり、該基台(5) は長さ調節可能とされているサイドサポート部材(1) を提供するものである。
該基台(5) は左右二分割され、一方の分割部(12)の接合端には嵌合部(14)が設けられ、他方の分割部(13)の接合端には該嵌合部(14)に摺動可能に内側嵌合する挿入部(15)が設けられ、該嵌合部(14)には複数個の係止孔(16)が横設され、該挿入部(15)には突出方向にばね付勢され突出状態で該嵌合部(14)の係止孔(16)のいずれかに係合する係合用突起(18)が内設されていることが望ましく、また、該挿入部(15)は中空であって内部に係合用突起(18)を設けた屈曲バネ(17)が内在されており、該係合用突起(18)は該屈曲バネ(17)の付勢力によって該挿入部(15)の上面係止孔(16)から突出し、該嵌合部(14)の上面に設けられている係止孔(16)のいずれかに係合することが望ましい。
また、該嵌合部(14)または該挿入部(15)のいずれかにガイドボス(19)が設けられており、該挿入部(15)または該嵌合部(14)のいずれかに該ガイドボス(19)が摺動可能に嵌合するガイド溝(20)が設けられていることが望ましい。
更に、該基台(5) の両端に取付けられているサイドサポート(6) は、少なくとも斜め上方に立ち上げた不使用位置(A)と、該不使用位置(A)から前方に倒した使用位置(B)との間で回動可能に取付けられていることが望ましく、また、該サイドサポート(6) は該使用位置(B)から更に下方に回動可能に取付けられていることが望ましい。
この場合、該基台(5) の両端からはパイプ状の軸部(38)が差出され、該軸部(38)にはサイドサポート(6) の回動支持杆(22)の根端部(23)に設けられているボス(24)が回動可能に外側嵌合され、更に該軸部(38)にはボルト杆(39)が回動支持杆(22)側より貫通され、ボルト杆(39)の頭部突出縁(40)と該回動支持杆(22)のボス(24)との間にはOリング(42)が介在され、基台(5) 側の軸部(38)から突出したボルト杆(39)の先端部分にはナット(43)が螺着締付けられ、かくして該サイドサポート(6) は該Oリング(42)の弾性によって回動支持杆(22)を介して基台(5) 側に押圧されていることが望ましい。
また、該基台(5) の両端部(30)の側面にはリブ(31)が設けられ、一方、サイドサポート(6) の回動支持杆(22)のボス(24)の周りには複数個の位置決め溝(25,26,27)が放射状に形成され、かくして該サイドサポート(6) は所定の回動位置(A,B,C,D)で該基台(5) の両端部(30)の側面のリブ(31)と該回動支持杆(22)の位置決め溝(25,26,27)の一つとが係合することによって固定され、該サイドサポート(6) を他の回動位置(A,B,C,D)に回動させるときには該Oリング(42)の弾性変形により該リブ(31)が該位置決め溝(25,26,27)間を乗り越えることが望ましい。
更に、該基台(5) の両端部(30)の側面には複数個の係止突起(35,36,37)が設けられており、一方、該サイドサポート(6) の回動支持杆(22)の両側部分には側突縁(28)が設けられており、かくして該サイドサポート(6) は所定の回動位置(A,B,C,D)で該側突縁(28)と該係止突起(35,36,37)のいずれかとが係止することによって固定され、該サイドサポート(6) を他の回動位置(A,B,C,D)に回動させるときには該Oリング(42)の弾性変形により該側突縁(28)が該係止突起(35,36,37)を乗り越えることが望ましい。
また更に、該基台(5) の前縁または後縁には該ヘッドレスト(4) のステー(7) 自体または該ステー(7) に嵌着された太さ調節用カラー(8) を嵌合するための凹陥切欠部(9) が設けられていることが望ましい。
本発明のサイドサポート部材(1) では、座席(2) のヘッドレスト(4) のステー(7) の間隔が種々異なる場合であっても、サイドサポート部材(1) の基台(5) の長さを調節することによって、サイドサポート部材(1) をヘッドレスト(4) のステー(7) に取付けることが出来、かつ、着座者の頭部を左右方向に安定に支持することが可能となる。
本発明を図1〜図6に示す一実施例によって説明する。
図1および図2に示すように、サイドサポート部材(1) は、座席(2) の背もたれ(3) 上縁に取付けられているヘッドレスト(4) と該背もたれ(3) 上縁との間に挟持される長さ調節可能な基台(5) と、該基台(5) の両端に取付けられ着座者の頭部を支持するサイドサポート(6) とからなる。
該基台(5) の後縁には該ヘッドレスト(4) のステー(7) 自体または該ステー(7) に嵌着された太さ調節用カラー(8) を嵌合するための凹陥切欠部(9) が設けられている。
該凹陥切欠部(9) は、ヘッドレスト(4) のステー(7) を導入するためのステー導入部(10)と、該ステー導入部(10)から基台(5) 端部側へ屈曲形成されるステー嵌合部(11)とからなる。
該基台(5) は左右二分割されており、一方の分割部(12)の接合端には嵌合部(14)が設けられ、他方の分割部(13)の接合端には該嵌合部(14)に摺動可能に内側嵌合する挿入部(15)が設けられており、該嵌合部(14)の上面には二個の係止孔(16)が設けられている。
図3に示すように、該挿入部(15)は中空とされており、該挿入部(15)の内部には屈曲バネ(17)が内在されている。そして、該屈曲バネ(17)には、突出方向にばね付勢され突出状態で該嵌合部(14)の係止孔(16)のいずれかに係合する係合用突起(18)が設けられている。
図4に示すように、該嵌合部(14)の内部には一対のガイドボス(19)が設けられており、該挿入部(15)の内部には該ガイドボス(19)が摺動可能に嵌合する一対のガイド溝(20)が設けられている。
図5に示すように、該基台(5) の両端に取付けられているサイドサポート(6) は、サイドサポート本体と(21)回動支持杆(22)とからなり、斜め上方に立ち上げた不使用位置(A)と、該不使用位置(A)から前方に倒した大人用使用位置(B)と、該大人用使用位置(B)から更に斜め下方に倒した子供用使用位置(C)と、該子供用使用位置(C)から更に下方に倒した幼児用使用位置(D)との間で回動可能に取付けられている。
図6に示すように、サイドサポート(6) の回動支持杆(22)の根端部(23)のボス(24)の周りには、不使用位置(A)、大人用使用位置(B)、子供用使用位置(C)に対応する三つの位置決め溝(25,26,27)が放射状に凹設されている。すなわち、該サイドサポート(6) の回動支持杆(22)の両側部分の基台(5) 側には、前後一対の側突縁(28)が設けられており、該回動支持杆(22)の根端部(23)においてボス(24)の周りには、半円状に設けられた該側突縁(28)に一体的に連設する根端突縁(29)が形成されており、該根端突縁(29)に上記三つの位置決め溝(25,26,27)が形成されている。
一方、基台(5) の両端部(30)の側面には、該位置決め溝(25,26,27)に係合するセンターリブ(31)が凸設されている。また、基台(5) の両端部(30)の側面の下側部分には、サイドサポート(6) の回動支持杆(22)の側突縁(28)が当接するガイド面(32,33) を有するガイド凸部(34)が凸設されており、更に、基台(5) の両端部(30)の側面の所定個所には、サイドサポート(6) の回動支持杆(22)の側突縁(28)が係止する係止突起(35,36,37)が凸設されている。
図7に示すように、基台(5) の両端部(30)の側面からはパイプ状の軸部(38)が差出されて設けられており、該軸部(38)はサイドサポート(6) の回動支持杆(22)の根端部(23)の基台(5) 側に凸設されているボス(24)を貫通し、該軸部(38)に該ボス(24)が回動可能に外側嵌合されている。
また、該軸部(38)の内側には回動支持杆(22)側よりボルト杆(39)が貫通されており、該ボルト杆(39)の頭部突出縁(40)と該回動支持杆(22)のボス(24)との間にはワッシャ(41)が介在され、該ワッシャ(41)とボス(24)との間にはOリング(42)が介在されており、更に、該基台(5) 内において軸部(38)から突出した該ボルト杆(39)の先端部分にはナット(43)が螺着されており、該軸部(38)の内端とナット(43)との間にもワッシャ(44)が介在されている。
そして、該ナット(43)を締付けることにより、該サイドサポート(6) は、該Oリング(42)の弾性によって回動支持杆(22)を介して基台(5) 側に押圧された状態で取付け固定されている。
上記のサイドサポート部材(1) を座席(2) に取付ける場合には、まず、該基台(5) の係止孔(16)から突出している係合用突起(18)を、屈曲バネ(17)の弾性力に抗して係止孔(16)内に押し込み、左右二分割された分割部(12,13) を相互に摺動させて(図3参照)、該基台(5) の凹陥切欠部(9) のステー導入部(10)の幅をヘッドレスト(4) のステー(7) の幅に合わせて押し拡げる。この場合、一方の分割部(12)の嵌合部(14)のガイドボス(19)が他方の分割部(13)の挿入部(15)のガイド溝(20)内をガイドされているため、左右二つの分割部(12,13) を相互に容易にかつ円滑に摺動させることが出来る(図4参照)。
次に、相互摺動自在の状態のまま、サイドサポート部材(1) の基台(5) をヘッドレスト(4) のステー(7) 側へ押し込んで、該ヘッドレスト(4) のステー(7) を該基台(5) のステー導入部(10)から凹陥切欠部(9) 内へと導入する。この場合、ヘッドレスト(4) のステー(7) は該凹陥切欠部(9) のステー導入部(10)にガイドされているため、サイドサポート部材(1) のヘッドレスト(4) への装着が非常に容易となる。
その後、該ヘッドレスト(4) のステー(7) が該凹陥切欠部(9) の最深部まで到達したら、基台(5) の分割部(12,13) を相互に摺動させて、該基台(5) の長さを短縮させる。この場合も、一方の分割部(12)の嵌合部(14)のガイドボス(19)が他方の分割部(13)の挿入部(15)のガイド溝(20)内をガイドされているため、左右二つの分割部(12,13) を相互に容易にかつ円滑に摺動させることが出来る(図4参照)。
そして、該基台(5) の長さが所定の長さに達すると、すなわち、該凹陥切欠部(9) のステー嵌合部(11)の幅がヘッドレスト(4) のステー(7) の幅に対応する位置に達すると、該挿入部(15)の係合用突起(18)は、該屈曲バネ(17)の付勢力によって該挿入部(15)の上面係止孔(16)から突出し、該嵌合部(14)の上面に設けられている係止孔(16)と係合し、サイドサポート部材(1) の装着が完了する。
なお、ヘッドレスト(4) のステー(7) の径が小さい場合には、太さ調節用カラー(8) をステー(7) に嵌着した後に、サイドサポート部材(1) の基台(5) の凹陥切欠部(9) に、該ステー(7) に嵌着された太さ調節用カラー(8) を嵌合させる(図1参照)。
上記のようにしてサイドサポート部材(1) の取付けが完了した後、サイドサポート部材(1) のサイドサポート(6) を回動させて、該サイドサポート(6) の位置を着座者に合わせて調節する(図5参照)。
サイドサポート(6) が斜め上方に立ち上げた不使用位置(A)にある場合には、サイドサポート(6) の根端部(23)の不使用位置(A)位置決め溝(25)が基台(5) のセンターリブ(31)に係合しているとともに、サイドサポート(6) の回動支持杆(22)の後側の側突縁(28)が基台(5) のガイド凸部(34)の不使用位置(A)ガイド面(32)に当接している(図6参照)。
サイドサポート(6) を大人用使用位置(B)に設定する場合には、不使用位置(A)にあるサイドサポート(6) を前方に倒して大人用使用位置(B)まで回動させる。
この場合、Oリング(42)が弾性変形することによって、基台(5) の両端部(30)とサイドサポート(6) の回動支持杆(22)との間に僅かな遊びが生じるため、基台(5) のセンターリブ(31)が不使用位置(A)位置決め溝(25)から外れ、位置決め溝(25,26) 間の根端突縁(29)を乗り越えて大人用使用位置(B)位置決め溝(26)に係合するとともに、サイドサポート(6) の回動支持杆(22)の前側の側突縁(28)が基台(5) の大人用使用位置(B)係止突起(36)に係止し、かつ、該回動支持杆(22)の後側の側突縁(28)が基台(5) の三角係止突起(35)を乗り越えて該三角係止突起(35)に係止する(図6参照)。
サイドサポート(6) を子供用使用位置(C)に設定する場合には、大人用使用位置(B)にあるサイドサポート(6) を更に斜め下方に倒して子供用使用位置(C)まで回動させる。
この場合、Oリング(42)が弾性変形することによって、基台(5) の両端部(30)とサイドサポート(6) の回動支持杆(22)との間に僅かな遊びが生じるため、基台(5) のセンターリブ(31)が大人用使用位置(B)位置決め溝(26)から外れ、位置決め溝(26,27) 間の根端突縁(29)を乗り越えて子供用使用位置(C)位置決め溝(27)に係合するとともに、サイドサポート(6) の回動支持杆(22)の前側の側突縁(28)が基台(5) の大人用使用位置(B)係止突起(36)を乗り越えて子供用使用位置(C)係止突起(37)に係止する(図6参照)。
サイドサポート(6) を幼児用使用位置(D)に設定する場合には、子供用使用位置(C)にあるサイドサポート(6) を更に下方に倒して幼児用使用位置(D)まで回動させる。
この場合、Oリング(42)が弾性変形することによって、基台(5) の両端部(30)とサイドサポート(6) の回動支持杆(22)との間に僅かな遊びが生じるため、基台(5) のセンターリブ(31)が子供用使用位置(C)位置決め溝(27)から外れて回動支持杆(22)の根端突縁(29)を乗り越えるとともに、サイドサポート(6) の回動支持杆(22)の前側の側突縁(28)が基台(5) の子供用使用位置(C)係止突起(37)を乗り越えて基台(5) のガイド凸部(34)の幼児用使用位置(D)ガイド面(33)に当接する(図6参照)。
なお、サイドサポート(6) の回動が完了すると、Oリング(42)は弾性復元するため、基台(5) の両端部(30)とサイドサポート(6) の回動支持杆(22)との間に遊びがなくなり、サイドサポート(6) は安定かつ確実に基台(5) に固定される。
上記のように、サイドサポート部材(1) の基台(5) が長さ調節可能とされているため、ヘッドレスト(4) のステー(7) の間隔が種々異なる場合であっても、サイドサポート部材(1) の基台(5) の長さを調節することによって、サイドサポート部材(1) をヘッドレスト(4) のステー(7) に取付けることが出来、かつ、着座者の頭部を左右方向に安定に支持することが可能となる。
また、上記のように、サイドサポート部材(1) のサイドサポート(6) が不使用位置(A)と使用位置(大人用使用位置(B)・子供用使用位置(C)・幼児用使用位置(D))との間で回動可能に取付けられているため、着座者に応じてサイドサポート(6) の位置を調節することが出来、かつ、回動が完了した状態では、サイドサポート(6) は安定かつ確実に基台(5) に固定されるため、サイドサポート(6) の使用中に自動車の走行中の振動等によってサイドサポート(6) の位置がずれることがない。
更に、上記のようにしてサイドサポート部材(1) の取付けを行なうことにより、座席(2) の背もたれ(3) からヘッドレスト(4) を取外すことなく、サイドサポート部材(1) の装着を行なうことが出来る。
また更に、上記のように、太さ調節用カラー(8) を使用することにより、ヘッドレスト(4) のステー(7) の径が小さい場合であっても、サイドサポート部材(1) を確実かつ安定に該ステー(7) を取付けることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態を実施例により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
本発明のサイドサポート部材(1) は、例えば自動車等の車両に設置される座席(2) に取付けられるサイドサポート部材(1) として、産業上利用することが出来る。
本発明のサイドサポート部材の説明斜視図である。 サイドサポート部材の平面図である。 基台の接合部分の説明縦断面図である。 基台の接合部分の説明側断面図である。 サイドサポート部材の説明側面図である。 サイドサポートの取付部分の説明側面図である。 サイドサポートの取付部分の説明断面図である。 従来例の説明斜視図である。 他の従来例の説明斜視図である。
符号の説明
1 サイドサポート部材
2 座席
3 背もたれ
4 ヘッドレスト
5 基台
6 サイドサポート
7 ステー
8 太さ調節用カラー
9 凹陥切欠部
12 一方の分割部
13 他方の分割部
14 嵌合部
15 挿入部
16 係止孔
17 屈曲バネ
18 係合用突起
19 ガイドボス
20 ガイド溝
22 回動支持杆
23 根端部
24 ボス
25,26,27 位置決め溝
28 側突縁
30 両端部
31 センターリブ
35,36,37 係止突起
38 軸部
39 ボルト杆
40 頭部突出縁
42 Oリング
43 ナット

Claims (10)

  1. 座席の背もたれ上縁に取付けられているヘッドレストと該背もたれ上縁との間に挟持される基台と、該基台の両端に取付けられ着座者の頭部を支持するサイドサポートとからなり、該基台は長さ調節可能とされていることを特徴とするサイドサポート部材。
  2. 該基台は左右二分割され、一方の分割部の接合端には嵌合部が設けられ、他方の分割部の接合端には該嵌合部に摺動可能に内側嵌合する挿入部が設けられ、該嵌合部には複数個の係止孔が横設され、該挿入部には突出方向にばね付勢され突出状態で該嵌合部の係止孔のいずれかに係合する係合用突起が内設されている請求項1に記載のサイドサポート部材。
  3. 該挿入部は中空であって内部に係合用突起を設けた屈曲バネが内在されており、該係合用突起は該屈曲バネの付勢力によって該挿入部の上面係止孔から突出し、該嵌合部の上面に設けられている係止孔のいずれかに係合する請求項2に記載のサイドサポート部材。
  4. 該嵌合部または該挿入部のいずれかにガイドボスが設けられており、該挿入部または該嵌合部のいずれかに該ガイドボスが摺動可能に嵌合するガイド溝が設けられている請求項1〜請求項3に記載のサイドサポート部材。
  5. 該基台の両端に取付けられているサイドサポートは、少なくとも斜め上方に立ち上げた不使用位置と、該不使用位置から前方に倒した使用位置との間で回動可能に取付けられている請求項1〜請求項4に記載のサイドサポート部材。
  6. 該サイドサポートは該使用位置から更に下方に回動可能に取付けられている請求項5に記載のサイドサポート部材。
  7. 該基台の両端からはパイプ状の軸部が差出され、該軸部にはサイドサポートの回動支持杆の根端部に設けられているボスが回動可能に外側嵌合され、更に該軸部にはボルト杆が回動支持杆側より貫通され、ボルト杆の頭部突出縁と該回動支持杆のボスとの間にはOリングが介在され、基台側の軸部から突出したボルト杆の先端部分にはナットが螺着締付けられ、かくして該サイドサポートは該Oリングの弾性によって回動支持杆を介して基台側に押圧されている請求項5または請求項6に記載のサイドサポート部材。
  8. 該基台の両端部の側面にはリブが設けられ、一方、サイドサポートの回動支持杆のボスの周りには複数個の位置決め溝が放射状に形成され、かくして該サイドサポートは所定の回動位置で該基台の両端部の側面のリブと該回動支持杆の位置決め溝の一つとが係合することによって固定され、該サイドサポートを他の回動位置に回動させるときには該Oリングの弾性変形により該リブが該位置決め溝間を乗り越える請求項7に記載のサイドサポート部材。
  9. 該基台の両端部の側面には複数個の係止突起が設けられており、一方、該サイドサポートの回動支持杆の両側部分には側突縁が設けられており、かくして該サイドサポートは所定の回動位置で該側突縁と該係止突起のいずれかとが係止することによって固定され、該サイドサポートを他の回動位置に回動させるときには該Oリングの弾性変形により該側突縁が該係止突起を乗り越える請求項7または請求項8に記載のサイドサポート部材。
  10. 該基台の前縁または後縁には該ヘッドレストのステー自体または該ステーに嵌着された太さ調節用カラーを嵌合するための凹陥切欠部が設けられている請求項1〜請求項9に記載のサイドサポート部材。
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