JP2005039689A - 超音波センサ - Google Patents
超音波センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005039689A JP2005039689A JP2003276516A JP2003276516A JP2005039689A JP 2005039689 A JP2005039689 A JP 2005039689A JP 2003276516 A JP2003276516 A JP 2003276516A JP 2003276516 A JP2003276516 A JP 2003276516A JP 2005039689 A JP2005039689 A JP 2005039689A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic sensor
- cylindrical case
- bonded
- bottomed cylindrical
- piezoelectric element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
【課題】有底筒状ケースの底面内部に圧電素子を貼り合わせて振動体を構成し、送信、受信する指向特性が有底筒状ケース底面中心を垂直に通る軸に対し非対称となる超音波センサを提供する。
【解決手段】圧電素子２を貼り合わせる有底筒状ケースの底面４内部において、有底筒状ケースの底面４の厚みが異なるような段差を多段、あるいは斜めスリットを設け、厚みの最大となる面に圧電素子２を貼り合わせる構成にしたことを特徴とする。
【選択図】 図１
【解決手段】圧電素子２を貼り合わせる有底筒状ケースの底面４内部において、有底筒状ケースの底面４の厚みが異なるような段差を多段、あるいは斜めスリットを設け、厚みの最大となる面に圧電素子２を貼り合わせる構成にしたことを特徴とする。
【選択図】 図１
Description
本発明は、超音波周波数帯の送信、受信を行う防滴構造の超音波センサに関する。
従来の防滴構造の超音波センサについて、図２に基づき説明する。
同図において、有底筒状ケースの底面５の内部に圧電素子２を接着剤３で貼り合わせ振動体を構成している。この場合、圧電素子２が接着される有底筒状ケースの底面５は、段差が一段だけ設けられている。
特開２０００−１５２３８７
同図において、有底筒状ケースの底面５の内部に圧電素子２を接着剤３で貼り合わせ振動体を構成している。この場合、圧電素子２が接着される有底筒状ケースの底面５は、段差が一段だけ設けられている。
従来の防滴構造の超音波センサは、有底筒状ケースの底面の面積、厚さ、その部分に貼り合わせる圧電素子により、送信出力、受信感度が最大となる周波数が決定され、この決定された周波数と有底筒状ケースの底面の面積により、送信、受信する指向特性が決定されていた。この指向特性は、底面中心より底面中心を通り底面に垂直な軸を中心とする円錐状の特性を持っている。一般的に周波数が同一の場合、振動体を構成する底面の面積が大きくなると、狭指向特性を示し、振動体を構成する底面の面積が同一の場合、振動体の周波数が高くなると狭指向性を示す。よって空中伝搬が良い２０〜５０kHz帯の防滴型超音波センサにおいて、小型で狭指向特性を有する防滴型超音波センサを製作するには難があった。この対策として、図２に示すように有底筒状ケースの底面に段差が一段だけ設けられていたが、図４に示すように底面中心に垂直な軸に対し４度程度しか傾かず、この防滴型超音波センサを自動車のバックセンサ等の物体検知に使用する場合、路面の反射をひろい、正確な制御ができないという問題点があった。
有底筒状ケースの底面において、圧電素子を貼り合わせる底面に二段階以上の段差もしくは斜めスリットを設け、厚みの最大となる面に圧電素子を貼り合わせ、送信、受信の指向特性を任意の方向に傾ける。
本発明の実施の形態に関わる超音波センサでは、有底筒状ケースの底面に二段階以上の段差もしくは斜めスリットを設け、圧電素子を貼り合わせることで、送信、受信する指向特性を底面ケース中心を垂直に通る軸に対し傾けることが可能になる。よって、自動車のバックセンサとして使用した場合、図５に示すように、地面の反射を受けず、正確な物体検出制御が可能となる。
自動車のバックセンサ等の物体検知に使用する場合に、路面の反射をひろわずに、正確な制御するという目的をセンサの外部形状を変える事無く実現した。
図１に示すように、有底筒状ケースの肉厚の最大となる底面に圧電素子２を接着剤３で貼り合わせる。
有底筒状ケースの底面４の厚みの段差ｄ１は０．１〜０．５mmの範囲で設定し、ケース肉厚の最大となる面に圧電素子を貼り合わせ、振動体を構成する。
従来品は、図４に示す通り、底面中心に垂直な軸に対し４度だけ傾くが、本発明では図３に示すごとく底面中心に垂直な軸に対しθだけ傾く。θは８度以上が可能となる。
有底筒状ケースの底面４の厚みの段差ｄ１は０．１〜０．５mmの範囲で設定し、ケース肉厚の最大となる面に圧電素子を貼り合わせ、振動体を構成する。
従来品は、図４に示す通り、底面中心に垂直な軸に対し４度だけ傾くが、本発明では図３に示すごとく底面中心に垂直な軸に対しθだけ傾く。θは８度以上が可能となる。
実施例１と同様、図７に示すごとく、有底筒状ケースの肉厚の最大となる底面の一方に圧電素子２を接着剤３で貼り合わせる。
有底筒状ケースの斜めスリットの厚みd2は０．１〜０．５mmの範囲で設定し、ケース肉厚の最大となる面に圧電素子を貼り合わせ、振動体を構成する。
従来品は、図４に示す通り、底面中心に垂直な軸に対し４度だけ傾くが、本発明では図3に示すごとく底面中心に垂直な軸に対しθだけ傾く。θは8度以上が可能となる。
有底筒状ケースの斜めスリットの厚みd2は０．１〜０．５mmの範囲で設定し、ケース肉厚の最大となる面に圧電素子を貼り合わせ、振動体を構成する。
従来品は、図４に示す通り、底面中心に垂直な軸に対し４度だけ傾くが、本発明では図3に示すごとく底面中心に垂直な軸に対しθだけ傾く。θは8度以上が可能となる。
自動車のバックセンサ等の物体検知に使用する場合に、路面の反射をひろうことなく、正確な制御することができる。
１ 有底筒状ケース
２ 圧電素子
３ 接着剤
４ 有底筒状ケースの段差を有する底面
５ 有底筒状ケースの側壁部
６ 従来の有底筒状ケースの底面
７ 有底筒状ケースの斜めスリットを有する底面
Claims (2)
- 有底筒状ケースの底面の内部に圧電素子を貼り合わせる振動体を構成し、この振動体のケース外側面にて超音波の送信、受信を行う超音波センサにおいて、有底筒状ケースの圧電素子を貼り合わせる底面に段差を二段以上設け、送信、受信する指向特性を、底面中心を垂直に通る軸に対し非対称とする超音波センサ。
- 有底筒状ケースの底面の内部に圧電素子を貼り合わせる振動体を構成し、この振動体のケース外側面にて超音波の送信、受信を行う超音波センサにおいて、有底筒状ケースの圧電素子を貼り合わせる底面に斜めスリットを設け、送信、受信する指向特性を、底面中心を垂直に通る軸に対し非対称とする超音波センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003276516A JP2005039689A (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | 超音波センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003276516A JP2005039689A (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | 超音波センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005039689A true JP2005039689A (ja) | 2005-02-10 |
Family
ID=34212814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003276516A Pending JP2005039689A (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | 超音波センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005039689A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100808370B1 (ko) | 2005-12-23 | 2008-02-27 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 비대칭 지향각을 갖는 초음파센서 |
| WO2010064712A1 (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-10 | 株式会社村田製作所 | 超音波送受波器 |
| JP2010230366A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Denso Corp | 障害物検出装置 |
| JP2012060358A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Nippon Ceramic Co Ltd | 空中用超音波送受波器 |
| WO2016171003A1 (ja) * | 2015-04-20 | 2016-10-27 | 株式会社村田製作所 | 超音波センサ |
| CN110208779A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-09-06 | 成都英萨传感技术研究有限公司 | 一种超声波传感器壳体、传感器及倒车雷达*** |
| DE102022119465A1 (de) | 2022-08-03 | 2024-02-08 | Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh | Gehäuse für ultraschallwandler mit unterschiedlich geneigten bodenflächen |
-
2003
- 2003-07-18 JP JP2003276516A patent/JP2005039689A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100808370B1 (ko) | 2005-12-23 | 2008-02-27 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 비대칭 지향각을 갖는 초음파센서 |
| WO2010064712A1 (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-10 | 株式会社村田製作所 | 超音波送受波器 |
| US8264124B2 (en) | 2008-12-04 | 2012-09-11 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ultrasonic transducer |
| JP2010230366A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Denso Corp | 障害物検出装置 |
| JP2012060358A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Nippon Ceramic Co Ltd | 空中用超音波送受波器 |
| WO2016171003A1 (ja) * | 2015-04-20 | 2016-10-27 | 株式会社村田製作所 | 超音波センサ |
| JPWO2016171003A1 (ja) * | 2015-04-20 | 2018-02-01 | 株式会社村田製作所 | 超音波センサ |
| CN110208779A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-09-06 | 成都英萨传感技术研究有限公司 | 一种超声波传感器壳体、传感器及倒车雷达*** |
| DE102022119465A1 (de) | 2022-08-03 | 2024-02-08 | Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh | Gehäuse für ultraschallwandler mit unterschiedlich geneigten bodenflächen |
| WO2024028086A1 (de) | 2022-08-03 | 2024-02-08 | Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh | Gehäuse für ultraschallwandler mit unterschiedlich geneigten bodenflächen |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9383443B2 (en) | Ultrasonic sensor and device and method for measuring a distance between a vehicle and an obstacle | |
| US7009326B1 (en) | Ultrasonic vibration apparatus use as a sensor having a piezoelectric element mounted in a cylindrical casing and grooves filled with flexible filler | |
| JP2009058362A (ja) | 超音波送信方法及び超音波送信装置 | |
| JP2007038757A (ja) | 障害物検知装置 | |
| US20070204697A1 (en) | Ultrasonic sensor having vibrator mounted on substrate | |
| JP2007282058A (ja) | 超音波センサ | |
| JP2005039689A (ja) | 超音波センサ | |
| JP5328990B2 (ja) | 空中超音波センサ | |
| JP2001013239A (ja) | 超音波振動子 | |
| JP4860797B2 (ja) | 超音波センサ及び障害物検出装置 | |
| CN105324186A (zh) | 电声转换器 | |
| JP5111977B2 (ja) | 超音波送受波器 | |
| JP4213797B2 (ja) | 超音波送受波器 | |
| JP2006340258A (ja) | 超音波送受波器 | |
| WO2011067835A1 (ja) | 空中超音波センサ | |
| JP2009065380A (ja) | 超音波センサ | |
| JP2004040614A (ja) | 超音波センサ | |
| WO2017141402A1 (ja) | 超音波送受信装置、壁部材、および、壁部材への超音波センサの取付方法 | |
| JP2009141451A (ja) | 超音波送受波器 | |
| JP2009121936A (ja) | 超音波センサ | |
| JP3367446B2 (ja) | 防滴型超音波振動子 | |
| JP4415945B2 (ja) | ホーン | |
| JP2003163995A (ja) | 空中超音波マイク及びこれを備えた超音波検知器 | |
| KR200296806Y1 (ko) | 초음파 센서의 접합구조 | |
| JP2006003124A (ja) | 超音波センサ装置 |