JP2005039377A

JP2005039377A - Communication terminal device

Info

Publication number: JP2005039377A
Application number: JP2003197963A
Authority: JP
Inventors: Hideki Inoishi; 秀樹猪石
Original assignee: Oki Data Corp; Oki Data Systems Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd; Oki Data Systems Co Ltd
Priority date: 2003-07-16
Filing date: 2003-07-16
Publication date: 2005-02-10
Anticipated expiration: 2023-07-16
Also published as: JP4262008B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To enable acquiring device information of a desired communication terminal device without using a remote terminal by eliminating the necessity of the remote terminal having an original protocol for acquiring the device information of the desired communication terminal device. <P>SOLUTION: A caller side communication terminal device requests desired device information by a bulletin board function of an F-code communication function. A called side communication terminal device is provided with a means of determining the device information requested by the bulletin board function, generating the requested device information by developing the information into image information, and outputting the generated information to the caller side communication terminal device. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置等の通信端末装置における装置情報の収集に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、通信端末装置、例えばファクリミリ装置などの装置情報（設定情報、登録情報、通信履歴情報、或いは各種カウンタ情報など）を収集するには、操作者が通信端末装置を操作することで直接的に装置情報を得る方法、及び遠隔地或いは近傍に別に設置した通信端末装置（以下、「リモート端末」という）の操作により取得したい通信端末装置の装置情報を得る方法が採られていた。そして、通信端末装置から直接的に装置情報を得る方法は主として操作者が通信端末装置の運用状況を知るために使用し、印刷機能を用いたレポート印刷や表示機能を用いたディスプレイ表示などにより情報を得ていた。
【０００３】
また、リモート端末から装置情報を得る方法は、主として通信端末装置のメンテナンスサービスを行うときに使用し、リモート端末側での印刷機能を用いたレポート印刷や表示機能を用いたディスプレイ表示などにより情報を得ていた。そして、リモート端末と通信端末装置との間では、予め決められた独自のプロトコルにより通信を行い、予め決められたデータフォーマットによりデータを授受することにより装置情報を取得していた。
【０００４】
図１２に上記リモート端末から通信端末装置の端末情報を取得する通信プロトコル、図１３、図１４、図１５に各データフォーマットを示す。図１２は、ＰＳＴＮ（公衆交換電話網）やＩＳＤＮ（総合デジタル通信網）などの公衆交換電話網に接続されているリモート端末と通信端末装置の間で行われるプロトコルを示している。以下に図１２〜図１５を用いて従来の通信端末装置の通信手順を説明する。
【０００５】
まず、呼出し信号によりリモート端末１３が通信端末装置１４を選択する（ステップＳ４０）。呼出し信号により通信端末装置は国際電気通信連合電気通信標準化部門（以下、「ＩＴＵ−Ｔ」という）のＩＴＵ−Ｔ勧告にある勧告Ｔ．３０に定義されたバイナリコード信号であるＤＩＳ（デジタル識別）信号或いはＮＳＦ（非標準装置）信号を返信する。これらの信号はＩＴＵ−Ｔ勧告Ｖ．２１の変調方式を用いて、３００ＢＰＳの同期モードで伝送される（ステップＳ４１）。
【０００６】
ＮＳＦ信号はオプション信号であり、特定の利用者の要求を識別するためにオプションとして用意された信号である。通信端末装置１４の製造業者は、通常、この信号を用いて独自のプロトコルを構築し通信機能を拡張する。例えば、このＮＳＦ信号を用いて、後述のように通信端末装置１４がリモート端末１３からアクセス可能であることを宣言するものとして使用する。
【０００７】
図１３は、ＮＳＦ信号のデータフォーマットであり、ＨＤＬＣ（ハイレベル・データリンク制御手順）フレーム構成となっている。Ｆ（フラグフィールド）４０ａ、４０ｇはそれぞれフレームの開始、終了を表しフレーム同期を確立するためのものであり、Ａ（アドレスフィールド）４０ｂはアドレス情報を伝送するためのものであり、Ｃ（制御フィールド）４０ｃはフレームの機能を識別するためのものであり、ＦＣＦ（ファクシミリ制御フィールド）４０ｄはバイナリ信号の機能を識別するためのものである。
【０００８】
ＦＩＦ（ファクシミリ情報フィールド）４０ｅは通信端末装置の持つ機能情報等を伝送するためのもので、勧告Ｔ．３５で定義された、国コード４１ａ、提供者コード４１ｂ、規定コード４１ｃがセットされ、能力１（４１ｄ）、能力２（４１ｅ）、そして能力Ｎ（４１ｆ）は、通信端末製造業者が自由に付加、定義することのできるエリアである。ＦＣＳ（フレームチェックシーケンス）４０ｆはＡ（４０ｂ）からＦＩＦ（４１ｆ）までの伝送誤りの有無を検出するためのものである。
【０００９】
例えば、ＦＣＦ信号（４０ｄ）にＮＳＦ信号であるという識別コードをセットし、能力１にてファクシミリ装置がリモート端末からのアクセスが可能であるかを宣言する。例えば、可能であれば０１Ｈ（「Ｈ」は１６進コードを示す）、不可能であれば００Ｈとし、１オクテット（１バイトのことをいい、通信分野では、これを「オクテット」という。）を使用してセットする。
【００１０】
ステップＳ４１のもう一つの信号、ＤＩＳ（デジタル識別）信号は通信端末装置１４の機能がＴ．３０勧告であることを表す信号である。
【００１１】
ＮＳＳ（非標準機能設定）信号は通信端末装置１４からのＮＳＦ信号に対応したリモート端末１３からのオプション信号であり、ＮＳＦ信号に含まれた情報に対応したデジタル命令信号である。通信端末の製造業者は、このＮＳＳ信号により独自のプロトコルを構築する。例えば、リモート端末１３が通信端末装置１４に対して通信端末装置１４の装置情報の内、どの種別の装置情報を送信して欲しいかをこのＮＳＳ信号にセットし通信端末装置１４に送信する（ステップＳ４２）。
【００１２】
図１４は、ＮＳＳ信号のデータフォーマットである。ＦＣＦ信号（４２ｄ）には、ＮＳＳ信号であることを示す識別コードがセットされる。ＦＩＦ信号（４２ｅ）には、勧告Ｔ．３５で定義された、国コード４３ａ、提供者コード４３ｂ、規定コード４３ｃがセットされ、命令１（４３ｄ）、命令２（４３ｅ）、そして命令Ｎ（４３ｆ）は、製造業者が自由に付加、定義することのできるエリアであり、リモート端末１３が通信端末装置１４に対して通信端末装置１４の装置情報の内、どの種別の装置情報を送信して欲しいかを命令１（４３ｄ）にて指示する。
【００１３】
例えば、設定情報であれば０１Ｈ、登録情報であれば０２Ｈ、通信履歴情報であれば０４Ｈ、各種カウンタ情報であれば０８Ｈ、装置情報の返送を要求しないのであれば００Ｈのように１オクテットを使用してセットする。その他の信号は、ＮＳＦ信号と同様である。
【００１４】
通信端末装置１４は、前記ＮＳＳ信号によりリモート端末１３から要求された装置情報を設定情報、登録情報、通信情報、各種カウンタ情報等から選択し返信する。（ステップＳ４３）
【００１５】
図１５は装置情報のデータフォーマットであり、各信号は図１３、図１４のＮＳＦ信号、ＮＳＳ信号と同様のバイナリコード信号であり、Ｖ．２１勧告に定義された変調方式の特性を用いて、３００ＢＰＳの同期モードで伝送される。
【００１６】
ＦＣＦ信号（４４ｄ）に装置情報であることを示す識別コードをセットし、ＮＳＳ信号にて装置情報として設定情報が要求された場合はＦＩＦ信号（４４ｅ）に設定１情報（４５ａ）、設定２情報（４５ｂ）、設定３情報（４５ｃ）、そして設定Ｎ情報（４５ｄ）をセットする。例えば、設定１情報に自動受信設定のＯＮ／ＯＦＦ状態がＯＮであれば０１Ｈ、ＯＦＦであれば００Ｈをセットする。
【００１７】
次に、リモート端末１３はステップＳ４３にて装置情報を受信すると、ＤＣＮ（回線切断命令）信号を通信端末装置１４に送信し、呼切断を命令する（ステップＳ４４）。
【００１８】
以上説明した通信手順を用いて操作者は、リモート端末１３により通信端末装置１４の装置情報を受信し、リモート端末１３の印刷機能を用いてレポート印刷したり、表示機能を用いてディスプレイ表示などを行って装置情報を収集していた。
【００１９】
【特許文献１】
特開平６−１０５０４７号公報
【００２０】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上説明した従来の通信端末装置において装置情報を入手するには独自のプロトコルによりデータ通信を行う通信端末装置とリモート端末が必要であり、リモート端末がない場所からは通信端末装置の装置情報の収集を行うことができず、メンテナンス対応に時間を要するという問題があった。
【００２１】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために次の構成を採用する。すなわち、装置特有の情報を格納する通信端末装置において、他の通信端末装置からｌＴＵ−Ｔ勧告Ｔ．３０で規定された通信手順により取得できる情報を格納する格納手段を設け、前記装置特有の情報を前記格納手段に格納するようにした。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態例を、図面を用いて説明する。なお図面に共通する要素には同一の符号を付す。
【００２３】
《実施の形態例》
実施形態例の通信端末装置は、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｔ．３０にて規定された通信サービスであるＦコード通信機能の掲示板サービス機能により要求された通信端末装置の装置情報をイメージデータとして生成し要求元の通信末装置に送信するようにした。
【００２４】
（構成）
図１に実施形態例の通信端末装置の構成を示す。ＣＰＵ１は中央処理装置であり、バス２を介して接続された各部を制御するとともに、後述の通信プロトコルをプログラムにて実行する。ＲＯＭ３は読取専用のメモリでありＣＰＵ１によって実行されるプログラムを予め格納するプログラム格納部である。ＲＡＭ４は書き込み可能なメモリであり、ＣＰＵ１によるプログラム実行時に発生するデータを記憶する。
【００２５】
イメージ読取部５はＣＣＤ等をセンサとしたスキャナ部であり、送信原稿のイメージを読取り、ドットイメージデータに変換するイメージ読取部である。印刷部６は感熱記録方式、電子写真方式などのプリンタから構成され、ファクシミリ通信で受信したイメージデータ等をハードコピーとして印刷出力する。また、モデム７は変復調部であり、ファクシミリ伝送制御手順によるバイナリコードやイメージデータを変復調し、相手先のファクシミリ装置間とデータを交換行う。
【００２６】
ＮＣＵ８は電話網制御部であり、モデム７と公衆交換電話網１０との接続または開放を制御する。操作パネル９は液晶表示装置（ＬＣＤ）やＣＲＴディスプレイなどの表示装置により通信端末装置の状態を表示する表示部と、ファクシミリ装置を操作するために必要なメニューキー、カーソルキー、スタートキー、ダイヤルキーなどを備えた操作部から構成される。
【００２７】
図２は、通信端末装置がメッセージ情報として送出する装置情報のうちの１つである設定情報の構成例を示している。図２の例では通信端末装置の設定情報として、リダイヤル回数設定（２０ａ）が３回、リダイヤルの間隔設定（２０ｂ）が３分、ダイヤル信号設定（２０ｃ）がトーン信号であるＤＴＭＦ信号、ダイヤル回線設定（２０ｄ）が構内回線であることを示している。そして設定情報の種別を表す文字データとして、”ＲＥＤＩＡＬＴＲＩＥＳ”、”ＲＥＤＩＡＬＩＮＴＥＲＶＡＬ”、”ＭＦ／ＤＰ”、”ＰＢＸ”がそれぞれ定義されていることを示す。以降の説明では、装置情報として上記設定情報が要求され、これらの情報を通信端末装置から送出する際の各部構成、動作を例として説明する。
【００２８】
図３はメッセージ情報の編集用メモリの構成図である。メッセージ情報の編集用メモリはメッセージテーブル２１、フォントテーブル２２からなる読取り専用のＲＯＭエリアと、設定値格納エリア２３、１行分編集バッファ２４、１ラインバッファ２５からなる書き込み可能なＲＡＭエリアから構成される。
【００２９】
図４はメッセージテーブル２１の構成を示しており、図２の各設定情報の種別を表す文字データをキャラクタコードにより格納するメモリエリアである。図４は、図２の設定情報のうち最初のリダイヤル回数の設定情報２０ａについてＡ番地よりメッセージテーブルに格納されたデータの例を示している。キャラクタコードとしてはＡＳＣＩＩコードを用いている。空エリアは初期値として予め設定されるスペース（２０Ｈ）が格納されている。同様に以降のリダイヤルの間隔設定（２０ｂ）、ダイヤル信号設定（２０ｃ）、ダイヤル回線設定（２０ｄ）の設定情報がＡＳＣＩＩコードとして格納される。
【００３０】
図５はフォントテーブル２２の構成を示しており、図５に示した例のように各フォントをラスタデータに展開し、フォント種類分、フォント数分、順次格納するメモリエリアである。図５は”０”、”１”のフォントがＢ番地から順次格納されている例を示している。
【００３１】
メッセージテーブル２１、フォントテーブル２２は各通信端末装置において予め決めて置くべき情報であるのでＲＯＭエリアに格納する構成としている。
【００３２】
図６は設定値格納エリア２３の構成を示しており、本図では前述の設定情報をＲＡＭ３のＣ番地から格納した例を示している。各種設定情報は１バイト単位で構成されており、これらの設定情報は、オペレータがメニューキーなどを操作することにより選択し設定した情報である。図６は、設定情報の最初の情報であるリダイヤル回数（２０ａ）の設定値３回の”３”をＣ番地より格納し、リダイヤルの間隔設定（２０ｂ）の設定値３分の”３”、ダイヤル信号設定（２０ｃ）がＤＴＭＦ信号であることを示す”１”、ダイヤル回線設定（２０ｄ）が構内回線であることを示す”１”を順次格納するので、Ｃ番地より０３Ｈ、０３Ｈ、０１Ｈ、０１Ｈが格納されている。
【００３３】
図７は１行分のメッセージ情報を編集し格納する１行分編集バッファ２４の構成を示している。図７に示したように１行分編集バッファ２４はＲＡＭ３のＤ番地から１０８バイトの連続したエリアであり１０８文字分の編集エリアとして使用されるエリアである。そして、編集の際にはＡＳＣＩＩコードが使用される。
【００３４】
図８は、１ラインバッファ２５の構成例を示している。図８に示めしたように、ＲＡＭ３のＥ番地から２１６バイトの連続したエリアであり、１バイトあたり８ドット分のラスタデータとして格納される。Ｅ番地はメッセージの主走査方向で左端にあたり、Ｅ番地＋２１５バイト目は右端にあたる。この１ラインバッファのデータ編集には、ビット単位で１：黒ドット、０：白ドットとし、１６ドットを使用してＡＳＣＩＩコードの１文字がラスタライズされる。
【００３５】
なお、設定値格納エリア２３、１行分編集バッファ２４、１ラインバッファ２５は、随時変化する値であるのでＲＡＭエリアに格納する構成としている。
【００３６】
（動作）
以上の構成により、実施形態例の通信端末装置は以下のように動作する。
【００３７】
実施形態例の通信端末装置は、ファクシミリ通信機能を備えるとともにＦコード通信機能を備えている。ここで、Ｆコード通信機能とは、通信機械工業会によって制定されたもので、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｔ．３０に定義されたバイナリ信号を使用して、掲示板サービス（ＳＥＰ）、親展サービス（ＳＵＢ）、中継同報サービス（ＳＵＢ）などの通信サービスを提供するものである。
【００３８】
図９はＦコード通信機能を有する通信端末装置Ａ（１１）から通信端末装置Ｂ（１２）に対して掲示板サービスを行った場合のプロトコルの一例である。先ず、呼出し信号により通信端末装置Ａ（１１）が通信端末装置Ｂ（１２）を選択する（ステップＳ１）。
【００３９】
次に、呼出し信号に応答して被呼出装置である通信端末装置Ｂ（１２）は、通信端末装置Ｂ（１２）の機能が勧告Ｔ．３０であることを表す標準信号であるＤＩＳ（デジタル識別信号）を通信端末装置Ａに返信する（ステップＳ２）。このＤＩＳ信号及びＴＣＦ信号、メッセージ情報を除く後述の各信号は勧告Ｔ．３０に定義されたバイナリコード信号であり、勧告Ｖ．２１に定義された変調方式により、３００ＢＰＳの同期モードで伝送される。ここで、掲示板サービスが可能である場合は、返信するＤＩＳ信号の選択ポーリング可／不可を表すＤＩＳ信号のビット４７を”１”（選択ポーリング可）にセットし返信する。
【００４０】
通信端末装置Ｂ（１２）から返信されたＤＩＳ信号を受信し、通信端末装置Ａ（１１）は、掲示板サービスを利用する場合は、オプション信号であるＳＥＰ（選択ポーリング）信号の前述のＦＩＦ（ファクシミリ情報フィールド）に読出ししたいメールボックス番号をセットし通信端末装置Ｂ（１２）に送信する（ステップＳ３）。ここで、メールボックス番号としては、情報の読出しを要求する利用者側である通信端末装置Ａ（１１）と情報の読出しが要求される情報提供者側である通信端末装置Ｂ（１２）との間で何番のメールボックス番号を利用して情報の授受を行うのかを予め決めて置く。
【００４１】
例えば、装置情報としてメールボックス番号１０００番を設定情報、メールボックス番号２０００番を登録情報、メールボックス番号３０００番を通信履歴情報、メールボックス番号４０００番を各種カウンタ情報と予め決めて置く。このメールボックス番号は、情報の読出しを要求する通信端末装置Ａ（１１）の操作パネルからキー入力することにより指定することができる。
【００４２】
また、同ステップＳ３において、通信端末装置Ｂ（１２）から返信されたＤＩＳ信号に対し、ＤＴＣ（デジタル送信命令）信号を通信端末装置Ｂ（１２）に送信する。そして、掲示板サービスを利用する場合、このＤＴＣ信号の選択ポーリング可／不可を表すビット４７を”１”（選択ポーリング可）にセットし送信する。
【００４３】
ステップＳ３にてＤＴＣ信号が送信されて来た場合、通信端末装置Ｂ（１２）は機能の設定を命令するＤＣＳ（デジタル命令信号）を通信端末装置Ａ（１１）に返信する（ステップＳ４）。次に、通信端末装置Ｂ（１２）はトレーニングを確かめ、その伝送速度でチャネルが使用できるかどうかを確かめるためのＴＣＦ（トレーニングチェック）信号を勧告Ｖ．２９、Ｖ．２７またはＶ．１７などの変調方式にて送出する（ステップＳ５）。
【００４４】
そしてＴＣＦ信号を受信した後、通信端末装置Ａ（１１）はメッセージ前手順がすべて終了し、メッセージ送信を開始してよいことを確認するＣＦＲ（受信準備確認）信号を通信端末装置Ｂ（１２）に送信する（ステップＳ６）。
【００４５】
ＣＦＲ信号を受信した通信端末装置Ｂ（１２）は勧告Ｔ．４に規定される符号化方式により圧縮したメッセージ情報を勧告Ｖ．２９、Ｖ．２７またはＶ．１７などの変調方式にて送出する（ステップＳ７）。
【００４６】
ここで、送信するメッセージ情報としては、通常はイメージ読取部５にて読取ったイメージデータを送出するが、ステップＳ３にて通信端末装置Ａ（１１）からＳＥＰ信号が送信されてきた場合は、ＳＥＰ信号にて指定されたメールボックス番号から読出し要求されている装置情報の種別を判定し、判定した装置情報を後述する方法によりドットイメージに展開し、勧告Ｔ．４に規定される符号化方式により圧縮データに変換して生成し送出する。
【００４７】
例えば、前述のようにメールボックス番号１０００番を設定情報、メールボックス番号２０００番を登録情報、メールボックス番号３０００番を通信履歴情報、メールボックス番号４０００番を各種カウンタ情報と予め決めておいた場合では、ＳＥＰ信号にて１０００番がメールボックス番号として設定されたときは設定情報を要求されていると判定し後述する方法により設定情報をドットイメージに展開し、勧告Ｔ．４に規定される符号化方式により圧縮データに変換して生成し送出する。
【００４８】
通信端末装置Ｂ（１２）はメッセージ情報をすべて送出した後、ファクシミリ情報の１枚の終わりを示し以降のメッセージ情報がないことを示すＥＯＰ（手順終了）信号を送出する（ステップＳ８）。
【００４９】
通信端末装置Ａ（１１）はＥＯＰ信号を受信すると、すべてのメッセージ情報受信され追加メッセージを送信しても良いことを表すＭＣＦ（メッセージ確認）信号を通信端末装置Ｂ（１２）に送出する（ステップＳ９）。
【００５０】
そして、通信端末装置Ｂ（１２）は呼切断を命令するＤＣＮ（切断命令）信号を通信端末装置Ａ（１１）に送信して回線を切断する（ステップＳ１０）。
【００５１】
図１０は、前述ステップ７にて送出される被呼出側である通信端末装置Ｂのメッセージ情報の生成手順のフローチャートであり、図１１はメッセージ情報として設定情報を本生成手順により生成し印刷した例を示している。
【００５２】
先ず、何行目の設定情報の編集を行っているのかを示すカウンタである行カウンタを”１”に初期化する（ステップＳ２０）。次に、１行分編集バッファ２４を全て２０Ｈ（スペース）で初期化する（ステップＳ２１）。
【００５３】
次に、メッセージテーブル２１から、行カウンタ値に対応した行数目に該当するメッセージを取出し、１行分編集バッファ２４にコピーする（ステップＳ２２）。メッセージテーブル２１には、図４に示したように図２の設定情報の最初の情報である”０１ＲＥＤＩＡＬＴＲＩＥＳ”が格納されているので、このメッセージテーブル２１の各情報が１行分編集バッファ２４にコピーされ図７のように格納される。
【００５４】
次に、行カウンタ値に対応する行数目の設定値を取出し、その設定値の表示文字に該当するＡＳＣＩＩコードに変換し、１行分編集バッファ２４の所定の位置にＡＳＣＩＩコードにより書き込む（ステップＳ２３）。この場合、１行目の設定情報（リダイヤル回数）の設定値は図６のＣ番地に格納された設定値０３Ｈ（”３回”）であるので、”３”のＡＳＣＩＩコード３３Ｈを所定の位置に格納する。
【００５５】
次に、フォント上の主走査何ライン目の編集を行っているのかを示すラインカウンタを”１”に初期化する（ステップＳ２４）。そして、１ラインバッファ２５を全て白ドット（００Ｈ）で初期化する（ステップＳ２５）。
【００５６】
次に、１行分編集バッファ２４に格納されている設定情報及び設定値のＡＳＣＩＩコードに対応するフォントテーブル２２からラインカウンタ値で示される主走査ライン目のドットデータを取出し、１ラインバッファ２５に順次格納する（ステップＳ２６）。この場合、図８に示したように１ラインバッファ２５に１ラインのデータが格納される。
【００５７】
次に、１ラインバッファ２５のドットデータを勧告Ｔ．４で規定された符号化方式であるＭＨやＭＲなどの符号化データに変換し、変換したデータをモデム７に書き込み、ＮＣＵ８を経由して呼出側の通信端末装置Ａ（１１）へ送出する（ステップＳ２７）。そして、１ラインの編集を終了した後、ラインカウンタをインクリメントする（ステップＳ２８）。
【００５８】
次に、ラインカウンタ値の値を判定する（ステップＳ２９）。ラインカウンタ値の値が８以下の場合は、フォントデータの取出しが終了していないので、ステップＳ２５に戻り、次の主走査ラインのドットデータの取出し処理を行う。
【００５９】
一方、ラインカウンタ値が８より大きい場合は、フォントデータの取出しが終了しているので次のステップＳ３０へ進む。
【００６０】
そして、１つの設定項目の編集が終了する毎に行カウンタをインクリメントする（ステップＳ３０）。次に、行カウンタの判定を行う（ステップＳ３１）。本例では設定情報がリダイヤル回数（２０ａ）、リダイヤルの間隔設定（２０ｂ）、ダイヤル信号設定（２０ｃ）、ダイヤル回線設定（２０ｄ）の４行であるので、行カウンタ値が４かどうかの判定を行う。行カウンタ値が４以下の場合は、設定情報全てのイメージデータへの展開が終了していないので、ステップＳ２１に戻り、次の設定情報について同様の処理を行いイメージデータに展開する。一方、設定Ｎカウンタが４より大きい場合は、設定情報全てのイメージデータへの展開が全て終了しているのでメッセージ情報の送出を終了する。
【００６１】
一方、通信端末装置装置Ｂ（１２）は、通常のメッセージ情報の受信と同様にＭＨやＭＲなどの符号化データとして受信した前記メッセージ情報をドットデータに変換し、印刷部６に送り、図１１に示したような印刷出力を得る。
【００６２】
以上、説明した手順により、操作者は通信端末装置Ａ（１１）から要求した通信端末装置Ｂ（１２）の装置情報を通常のメッセージ情報として印刷して入手することができる。
【００６３】
《その他の変形例》
以上述べた実施形態例の他、以下の変形例の実施形態としても本発明の同様の作用、効果が得られる。すなわち、
【００６４】
（１）実施形態例の通信端末装置の説明ではファクシミリ装置として説明したが、ファクシミリ機能としてＦコード通信機能の掲示板サービス機能を有するパーソナルコンピュータ等にも本発明を適用することができる。
【００６５】
（２）また、実施形態例の通信端末装置の説明では、通信端末情報を印刷機能により印刷する例を示したが、操作パネル等に設置された表示部に表示するようにしてもよい。
【００６６】
（３）さらに、実施形態例の通信端末装置の説明では、呼出側の通信端末装置へ被呼出側の通信端末装置の装置情報を返信するように説明したが、ＦＩＦ（ファクシミリ情報フィールド）のメールボックス番号に、さらにメッセージ情報を送出する送付先を包含させることにより、呼出側の通信端末装置とは別の通信端末装置に送信させ、印刷或いは表示させることもできる。
【００６７】
【発明の効果】
以上詳細に述べたように、本発明の通信端末装置によれば、装置特有の情報を格納する通信端末装置において、他の通信端末装置からｌＴＵ−Ｔ勧告Ｔ．３０で規定された通信手順により取得できる情報を格納する格納手段を設け、前記装置特有の情報を前記格納手段に格納するようにしたので、操作者は他の通信端末装置の装置情報を印刷或いは表示して簡単に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施形態例の通信端末装置の構成図である。
【図２】実施形態例の設定情報の構成例である。
【図３】実施形態例のメッセージ情報編集用メモリの構成図である。
【図４】実施形態例のメッセージテーブルの構成図である。
【図５】実施形態例のフォントテーブルの構成図である。
【図６】実施形態例の設定値格納エリアの構成図である。
【図７】実施形態例の１行分編集バッファの構成図である。
【図８】実施形態例の１ラインバッファの構成図である。
【図９】実施形態例の通信端末装置の通信手順である。
【図１０】実施形態例のメッセージ情報の生成手順のフローチャートである。
【図１１】実施形態例の印刷出力の例示図である。
【図１２】従来の通信端末装置の通信手順である。
【図１３】従来の通信端末装置のＮＳＦ信号のデータフォーマット図である。
【図１４】従来の通信端末装置のＮＳＳ信号のデータフォーマット図である。
【図１５】従来の通信端末装置の装置情報信号のデータフォーマット図である。
【符号の説明】
１ＣＰＵ
２バス
３ＲＯＭ
４ＲＡＭ
５イメージ読取部
６印刷部
７モデム
８ＮＣＵ
９操作パネル
１０公衆交換電話網
２１メッセージテーブル
２２フォントテーブル
２３設定値格納エリア
２４１行分編集バッファ
２５１ラインバッファ
Ｓ７メッセージ情報送出[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to collection of device information in a communication terminal device such as a facsimile device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to collect device information (such as setting information, registration information, communication history information, or various counter information) of a communication terminal device such as a factory device, the operator directly operates the communication terminal device. A method of obtaining device information and a method of obtaining device information of a communication terminal device desired to be obtained by operating a communication terminal device (hereinafter referred to as “remote terminal”) separately installed at a remote place or in the vicinity have been adopted. The method of obtaining device information directly from the communication terminal device is mainly used by an operator to know the operation status of the communication terminal device, and the information is obtained by report printing using the print function or display using the display function. Was getting.
[0003]
The method of obtaining device information from the remote terminal is mainly used when performing maintenance service of the communication terminal device, and the information is obtained by report printing using the printing function on the remote terminal side or display display using the display function. I was getting. Communication between the remote terminal and the communication terminal device is performed using a predetermined unique protocol, and device information is acquired by exchanging data in a predetermined data format.
[0004]
FIG. 12 shows a communication protocol for acquiring the terminal information of the communication terminal device from the remote terminal, and FIGS. 13, 14 and 15 show each data format. FIG. 12 shows a protocol performed between a remote terminal connected to a public switched telephone network such as PSTN (Public Switched Telephone Network) or ISDN (Integrated Digital Communication Network) and a communication terminal apparatus. The communication procedure of the conventional communication terminal apparatus will be described below with reference to FIGS.
[0005]
First, the remote terminal 13 selects the communication terminal device 14 by the call signal (step S40). In response to the paging signal, the communication terminal apparatus receives a recommendation T.30 in the ITU-T recommendation of the International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector (hereinafter referred to as “ITU-T”). A DIS (digital identification) signal or an NSF (non-standard device) signal, which is a binary code signal defined in 30, is returned. These signals are ITU-T recommendation V. The data is transmitted in the 300 BPS synchronous mode using the 21 modulation schemes (step S41).
[0006]
The NSF signal is an optional signal, and is an optional signal prepared to identify a specific user request. The manufacturer of the communication terminal device 14 usually uses this signal to build a unique protocol and expand the communication function. For example, this NSF signal is used to declare that the communication terminal device 14 is accessible from the remote terminal 13 as will be described later.
[0007]
FIG. 13 shows the data format of the NSF signal, which has an HDLC (High Level Data Link Control Procedure) frame configuration. F (flag field) 40a and 40g represent the start and end of a frame, respectively, for establishing frame synchronization, A (address field) 40b is for transmitting address information, and C (control field) ) 40c is for identifying the function of the frame, and FCF (facsimile control field) 40d is for identifying the function of the binary signal.
[0008]
The FIF (facsimile information field) 40e is used to transmit function information and the like possessed by the communication terminal device. 35, country code 41a, provider code 41b, and regulation code 41c are set, and capability 1 (41d), capability 2 (41e), and capability N (41f) are freely added by the communication terminal manufacturer. This is an area that can be defined. The FCS (frame check sequence) 40f is for detecting the presence or absence of a transmission error from A (40b) to FIF (41f).
[0009]
For example, an identification code indicating that it is an NSF signal is set in the FCF signal (40d), and it is declared with capability 1 whether the facsimile apparatus can be accessed from a remote terminal. For example, 01H (“H” indicates a hexadecimal code) if possible, 00H if impossible, 1 octet (refers to 1 byte, which is called “octet” in the communication field). Use and set.
[0010]
Another signal of step S41, a DIS (digital identification) signal, indicates that the function of the communication terminal device 14 is T.D. It is a signal that represents 30 recommendations.
[0011]
The NSS (non-standard function setting) signal is an option signal from the remote terminal 13 corresponding to the NSF signal from the communication terminal apparatus 14, and is a digital command signal corresponding to information included in the NSF signal. The manufacturer of the communication terminal constructs a unique protocol with this NSS signal. For example, the remote terminal 13 sets, in this NSS signal, which type of device information of the device information of the communication terminal device 14 is desired to be transmitted to the communication terminal device 14 and transmits it to the communication terminal device 14 (step). S42).
[0012]
FIG. 14 shows the data format of the NSS signal. An identification code indicating an NSS signal is set in the FCF signal (42d). The FIF signal (42e) includes a recommendation T.30. 35, country code 43a, provider code 43b, and regulation code 43c are set. Command 1 (43d), command 2 (43e), and command N (43f) are freely added and defined by the manufacturer. The remote terminal 13 indicates to the communication terminal device 14 which type of device information among the device information of the communication terminal device 14 is desired to be transmitted to the communication terminal device 14 by an instruction 1 (43d). .
[0013]
For example, 01H is used for setting information, 02H is used for registration information, 04H is used for communication history information, 08H is used for various counter information, and 1 octet is used such as 00H if no return of device information is requested. And set. Other signals are the same as the NSF signal.
[0014]
The communication terminal device 14 selects and returns the device information requested from the remote terminal 13 by the NSS signal from the setting information, registration information, communication information, various counter information, and the like. (Step S43)
[0015]
FIG. 15 shows a data format of device information. Each signal is a binary code signal similar to the NSF signal and NSS signal in FIGS. The data is transmitted in the 300 BPS synchronous mode using the characteristics of the modulation method defined in the 21 recommendation.
[0016]
If an identification code indicating device information is set in the FCF signal (44d) and setting information is requested as device information in the NSS signal, setting 1 information (45a) and setting 2 information are set in the FIF signal (44e). (45b), setting 3 information (45c), and setting N information (45d) are set. For example, 01H is set in the setting 1 information if the automatic reception setting ON / OFF state is ON, and 00H is set if it is OFF.
[0017]
Next, when the remote terminal 13 receives the device information in step S43, the remote terminal 13 transmits a DCN (line disconnection command) signal to the communication terminal device 14 to instruct call disconnection (step S44).
[0018]
Using the communication procedure described above, the operator receives the device information of the communication terminal device 14 by the remote terminal 13 and prints a report using the printing function of the remote terminal 13 or displays the display using the display function. I went to collect device information.
[0019]
[Patent Document 1]
JP-A-6-105047
[0020]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to obtain device information in the conventional communication terminal device described above, a communication terminal device and a remote terminal that perform data communication using a unique protocol are required. From a place where there is no remote terminal, device information of the communication terminal device There was a problem that it could not be collected and it took time for maintenance.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
The present invention adopts the following configuration in order to solve the above problems. That is, in a communication terminal device that stores device-specific information, an ITU-T recommendation T.264 is transmitted from another communication terminal device. Storage means for storing information that can be acquired by the communication procedure defined in 30 is provided, and information unique to the apparatus is stored in the storage means.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the element which is common in drawing.
[0023]
<< Example Embodiment >>
The communication terminal device according to the embodiment is an ITU-T recommendation T.30. The device information of the communication terminal device requested by the bulletin board service function of the F-code communication function, which is a communication service defined in 30, is generated as image data and transmitted to the requesting communication end device.
[0024]
(Constitution)
FIG. 1 shows the configuration of a communication terminal apparatus according to an embodiment. The CPU 1 is a central processing unit that controls each unit connected via the bus 2 and executes a communication protocol described later by a program. The ROM 3 is a read-only memory and is a program storage unit that stores a program executed by the CPU 1 in advance. The RAM 4 is a writable memory and stores data generated when the CPU 1 executes the program.
[0025]
The image reading unit 5 is a scanner unit using a CCD or the like as a sensor, and is an image reading unit that reads an image of a transmission original and converts it into dot image data. The printing unit 6 is composed of a thermal recording method, an electrophotographic method, or the like, and prints out image data received by facsimile communication as a hard copy. The modem 7 is a modulation / demodulation unit that modulates / demodulates binary code and image data according to a facsimile transmission control procedure, and exchanges data with the other facsimile apparatuses.
[0026]
The NCU 8 is a telephone network control unit, and controls connection or release between the modem 7 and the public switched telephone network 10. The operation panel 9 includes a display unit for displaying the state of the communication terminal device using a display device such as a liquid crystal display (LCD) or a CRT display, and menu keys, cursor keys, start keys, and dial keys necessary for operating the facsimile device. It is comprised from the operation part provided.
[0027]
FIG. 2 shows a configuration example of the setting information that is one of the device information that the communication terminal device sends as message information. In the example of FIG. 2, as the setting information of the communication terminal device, the redial count setting (20a) is 3 times, the redial interval setting (20b) is 3 minutes, and the dial signal setting (20c) is a tone signal DTMF signal, dial line The setting (20d) indicates a local line. Then, “REDIAL TRIE”, “REDIAL INTERVAL”, “MF / DP”, and “PBX” are defined as character data representing the type of setting information. In the following description, the configuration information is requested as device information, and the configuration and operation of each unit when the information is transmitted from the communication terminal device will be described as an example.
[0028]
FIG. 3 is a configuration diagram of a memory for editing message information. The message information editing memory is composed of a read-only ROM area consisting of a message table 21 and a font table 22, and a writable RAM area consisting of a setting value storage area 23, a one-line editing buffer 24, and a one-line buffer 25. The
[0029]
FIG. 4 shows the structure of the message table 21, which is a memory area for storing character data representing the type of each setting information shown in FIG. FIG. 4 shows an example of data stored in the message table from address A for the first redial count setting information 20a in the setting information of FIG. ASCII code is used as the character code. The empty area stores a space (20H) set in advance as an initial value. Similarly, setting information for subsequent redial interval setting (20b), dial signal setting (20c), and dial line setting (20d) is stored as an ASCII code.
[0030]
FIG. 5 shows the configuration of the font table 22, which is a memory area in which each font is expanded into raster data and sequentially stored for the font type and the number of fonts as in the example shown in FIG. FIG. 5 shows an example in which “0” and “1” fonts are sequentially stored from the B address.
[0031]
Since the message table 21 and the font table 22 are information to be determined in advance in each communication terminal device, they are stored in the ROM area.
[0032]
FIG. 6 shows the configuration of the setting value storage area 23, and in this figure, an example is shown in which the setting information is stored from the address C of the RAM 3. Various setting information is configured in units of 1 byte, and the setting information is information selected and set by an operator by operating a menu key or the like. FIG. 6 shows that “3”, which is the first setting information of the redial count (20a), is stored as “3” from the address C, and “3” is set to the third setting value of the redial interval setting (20b). Since “1” indicating that the dial signal setting (20c) is a DTMF signal and “1” indicating that the dial line setting (20d) is a private line are sequentially stored, the addresses C, 03H, 03H, 01H, 01H is stored.
[0033]
FIG. 7 shows the configuration of the one-line editing buffer 24 that edits and stores message information for one line. As shown in FIG. 7, the one-line editing buffer 24 is an area that is 108 bytes continuous from the address D of the RAM 3, and is used as an editing area for 108 characters. An ASCII code is used for editing.
[0034]
FIG. 8 shows a configuration example of the 1-line buffer 25. As shown in FIG. 8, it is a continuous area of 216 bytes from the E address of the RAM 3, and is stored as raster data of 8 dots per byte. The E address corresponds to the left end in the main scanning direction of the message, and the E address + 215th byte corresponds to the right end. In the data editing of this one-line buffer, one character of the ASCII code is rasterized using 16 dots, with 1 bit being a black dot and 0 being a white dot.
[0035]
Note that the set value storage area 23, the one-line editing buffer 24, and the one-line buffer 25 are values that change from time to time, so that they are stored in the RAM area.
[0036]
(Operation)
With the above configuration, the communication terminal device of the embodiment operates as follows.
[0037]
The communication terminal apparatus according to the embodiment includes a facsimile communication function and an F code communication function. Here, the F-code communication function is established by the Telecommunications Machine Manufacturers Association, 30 is used to provide communication services such as a bulletin board service (SEP), confidential service (SUB), and relay broadcast service (SUB).
[0038]
FIG. 9 shows an example of a protocol when a bulletin board service is provided from the communication terminal device A (11) having the F-code communication function to the communication terminal device B (12). First, the communication terminal device A (11) selects the communication terminal device B (12) by the calling signal (step S1).
[0039]
Next, in response to the call signal, the communication terminal apparatus B (12), which is a called apparatus, has a function of the communication terminal apparatus B (12) that is recommended by T.B. DIS (digital identification signal), which is a standard signal representing 30, is returned to the communication terminal device A (step S2). Each signal to be described later excluding the DIS signal, the TCF signal, and the message information is a recommendation T.30. 30 is a binary code signal defined in Recommendation V.30. By the modulation method defined in No. 21, it is transmitted in a 300 BPS synchronous mode. Here, when the bulletin board service is possible, the bit 47 of the DIS signal indicating whether or not the selective polling of the DIS signal to be returned is possible is set to “1” (selective polling is possible) and the reply is made.
[0040]
When the DIS signal returned from the communication terminal apparatus B (12) is received and the communication terminal apparatus A (11) uses the bulletin board service, the above-mentioned FIF (facsimile) of the SEP (selective polling) signal which is an option signal is used. The mailbox number to be read is set in the information field) and transmitted to the communication terminal device B (12) (step S3). Here, as the mailbox number, the communication terminal device A (11) on the user side requesting information reading and the communication terminal device B (12) on the information provider side requesting information reading are used. Decide in advance what number of mailboxes you will use to exchange information.
[0041]
For example, as the device information, the mailbox number 1000 is set in advance as the setting information, the mailbox number 2000 as the registration information, the mailbox number 3000 as the communication history information, and the mailbox number 4000 as various counter information. This mailbox number can be specified by key entry from the operation panel of the communication terminal device A (11) that requests reading of information.
[0042]
In step S3, a DTC (digital transmission command) signal is transmitted to the communication terminal apparatus B (12) in response to the DIS signal returned from the communication terminal apparatus B (12). When the bulletin board service is used, the bit 47 indicating whether or not selective polling of the DTC signal is possible is set to “1” (selective polling is possible) and transmitted.
[0043]
When the DTC signal is transmitted in step S3, the communication terminal apparatus B (12) returns a DCS (digital command signal) instructing the function setting to the communication terminal apparatus A (11) (step S4). Next, the communication terminal apparatus B (12) confirms the training, and a TCF (training check) signal for confirming whether or not the channel can be used at the transmission rate is provided in the recommendation V.16. 29, V.R. 27 or V.I. 17 and so forth (step S5).
[0044]
After receiving the TCF signal, the communication terminal apparatus A (11) transmits a CFR (reception preparation confirmation) signal for confirming that all the message pre-procedures have been completed and that message transmission can be started to the communication terminal apparatus B (12). (Step S6).
[0045]
The communication terminal apparatus B (12) that has received the CFR signal receives the recommendation T.30. The message information compressed by the encoding method stipulated in the 29, V.R. 27 or V.I. 17 and so forth (step S7).
[0046]
Here, as the message information to be transmitted, the image data read by the image reading unit 5 is normally sent, but when the SEP signal is transmitted from the communication terminal device A (11) in step S3, the SEP The type of the device information requested to be read is determined from the mailbox number designated by the signal, and the determined device information is developed into a dot image by a method described later. 4 is generated after being converted into compressed data by the encoding method defined in No. 4.
[0047]
For example, as described above, when the mailbox number 1000 is set as setting information, the mailbox number 2000 is registered information, the mailbox number 3000 is communication history information, and the mailbox number 4000 is various counter information. In the SEP signal, when 1000 is set as the mailbox number, it is determined that the setting information is requested, and the setting information is developed into a dot image by a method described later. 4 is generated after being converted into compressed data by the encoding method defined in No. 4.
[0048]
After transmitting all the message information, the communication terminal apparatus B (12) transmits an EOP (end of procedure) signal indicating the end of one piece of facsimile information and indicating that there is no subsequent message information (step S8).
[0049]
Upon receiving the EOP signal, communication terminal apparatus A (11) sends an MCF (message confirmation) signal indicating that all message information has been received and an additional message may be transmitted to communication terminal apparatus B (12) (step). S9).
[0050]
Then, the communication terminal device B (12) transmits a DCN (disconnection command) signal for instructing call disconnection to the communication terminal device A (11) to disconnect the line (step S10).
[0051]
FIG. 10 is a flowchart of the message information generation procedure of the communication terminal apparatus B, which is the called party, sent in step 7, and FIG. 11 shows an example in which setting information is generated and printed as message information by this generation procedure. Is shown.
[0052]
First, a line counter, which is a counter indicating which line of setting information is being edited, is initialized to “1” (step S20). Next, the entire line editing buffer 24 is initialized to 20H (space) (step S21).
[0053]
Next, a message corresponding to the number of lines corresponding to the line counter value is extracted from the message table 21 and copied to the edit buffer 24 for one line (step S22). As shown in FIG. 4, the message table 21 stores “01 REDIAL TRIES”, which is the first information of the setting information of FIG. And is stored as shown in FIG.
[0054]
Next, the setting value of the number of lines corresponding to the line counter value is taken out, converted into an ASCII code corresponding to the display character of the setting value, and written in a predetermined position in the editing buffer 24 for one line by the ASCII code (step S23). ). In this case, since the setting value of the setting information (number of redials) on the first line is the setting value 03H (“3 times”) stored at address C in FIG. 6, the ASCII code 33H of “3” is set at a predetermined position. To store.
[0055]
Next, a line counter indicating which main scanning line on the font is being edited is initialized to "1" (step S24). Then, all the one-line buffers 25 are initialized with white dots (00H) (step S25).
[0056]
Next, the dot data of the main scanning line indicated by the line counter value is extracted from the font table 22 corresponding to the setting information stored in the one-line editing buffer 24 and the ASCII code of the setting value, and stored in the one-line buffer 25. Store sequentially (step S26). In this case, one line of data is stored in the one line buffer 25 as shown in FIG.
[0057]
Next, the dot data in the one-line buffer 25 is referred to the recommendation T.30. 4 is converted into encoded data such as MH or MR, which is the encoding method defined in 4, and the converted data is written in the modem 7 and sent to the communication terminal device A (11) on the call side via the NCU 8 ( Step S27). Then, after finishing editing one line, the line counter is incremented (step S28).
[0058]
Next, the line counter value is determined (step S29). If the value of the line counter value is 8 or less, the font data extraction has not been completed. Therefore, the process returns to step S25, and the dot data extraction process for the next main scanning line is performed.
[0059]
On the other hand, if the line counter value is greater than 8, the font data has been extracted, and the process proceeds to the next step S30.
[0060]
The row counter is incremented every time editing of one setting item is completed (step S30). Next, the row counter is determined (step S31). In this example, since the setting information includes four lines of redial count (20a), redial interval setting (20b), dial signal setting (20c), and dial line setting (20d), it is determined whether or not the line counter value is 4. Do. If the row counter value is 4 or less, the development of all the setting information to the image data has not been completed, so the process returns to step S21 and the same processing is performed on the next setting information to develop the image data. On the other hand, when the setting N counter is larger than 4, since the expansion of all setting information into the image data has been completed, the transmission of the message information is ended.
[0061]
On the other hand, the communication terminal apparatus B (12) converts the message information received as encoded data such as MH and MR into dot data in the same manner as the reception of normal message information, and sends the dot data to the printing unit 6, and FIG. A printout as shown in is obtained.
[0062]
As described above, the operator can print and obtain the device information of the communication terminal device B (12) requested from the communication terminal device A (11) as normal message information.
[0063]
<< Other modifications >>
In addition to the embodiments described above, the same functions and effects of the present invention can be obtained as embodiments of the following modifications. That is,
[0064]
(1) In the description of the communication terminal apparatus according to the embodiment, the facsimile apparatus has been described. However, the present invention can also be applied to a personal computer having a bulletin board service function of an F code communication function as a facsimile function.
[0065]
(2) In the description of the communication terminal device according to the embodiment, the communication terminal information is printed by the print function. However, the communication terminal information may be displayed on a display unit installed on an operation panel or the like.
[0066]
(3) Further, in the description of the communication terminal device according to the embodiment, the device information of the called communication terminal device is returned to the calling communication terminal device, but the FIF (facsimile information field) mail is used. By including a delivery destination for sending message information in the box number, it can be transmitted to a communication terminal device other than the communication terminal device on the calling side, and printed or displayed.
[0067]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the communication terminal device of the present invention, in the communication terminal device storing the device-specific information, the lTU-T recommendation T.30 is transmitted from another communication terminal device. Since the storage means for storing the information that can be acquired by the communication procedure specified in 30 is provided and the device-specific information is stored in the storage means, the operator can print the device information of other communication terminal devices or It can be easily obtained by displaying.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a communication terminal device according to an embodiment.
FIG. 2 is a configuration example of setting information according to the embodiment.
FIG. 3 is a configuration diagram of a message information editing memory according to an embodiment.
FIG. 4 is a configuration diagram of a message table according to the embodiment.
FIG. 5 is a configuration diagram of a font table according to an exemplary embodiment.
FIG. 6 is a configuration diagram of a setting value storage area according to the embodiment.
FIG. 7 is a configuration diagram of an edit buffer for one line according to the embodiment.
FIG. 8 is a configuration diagram of a one-line buffer according to an embodiment.
FIG. 9 is a communication procedure of the communication terminal apparatus according to the embodiment.
FIG. 10 is a flowchart of a procedure for generating message information according to the embodiment.
FIG. 11 is an exemplary diagram of a print output according to an exemplary embodiment.
FIG. 12 is a communication procedure of a conventional communication terminal apparatus.
FIG. 13 is a data format diagram of an NSF signal of a conventional communication terminal device.
FIG. 14 is a data format diagram of an NSS signal of a conventional communication terminal device.
FIG. 15 is a data format diagram of a device information signal of a conventional communication terminal device.
[Explanation of symbols]
1 CPU
2 buses
3 ROM
4 RAM
5 Image reader
6 Printing department
7 Modem
8 NCU
9 Operation panel
10 Public switched telephone network
21 Message table
22 Font table
23 Setting value storage area
24 One line editing buffer
25 1 line buffer
S7 Message information transmission

Claims

装置特有の情報を格納する通信端末装置において、
他の通信端末装置からｌＴＵ−Ｔ勧告Ｔ．３０で規定された通信手順により取得できる情報を格納する格納手段を有し、
前記装置特有の情報は、前記格納手段に格納されることを特徴とする通信端末装置。In a communication terminal device that stores device-specific information,
LTU-T recommendation T.264 from other communication terminal devices. Storage means for storing information that can be acquired by the communication procedure defined in 30;
The information unique to the device is stored in the storage means.

前記格納手段は、掲示板メモリであることを特徴とする請求項１記載の通信端末装置。2. The communication terminal apparatus according to claim 1, wherein the storage means is a bulletin board memory.

前記格納手段は、メールボックスメモリであることを特徴とする請求項１記載の通信端末装置。2. The communication terminal apparatus according to claim 1, wherein the storage means is a mailbox memory.

掲示板機能を有する通信端末装置において、
他の呼出側の通信端末装置から掲示板機能により要求された装置情報を受信して判定する判定手段と、
前記判定手段の結果に基づき要求された装置情報をイメージ情報として展開して生成し前記呼出側の通信端末装置に送出するメッセージ送信手段を設けたことを特徴とする通信端末装置。In a communication terminal device having a bulletin board function,
Determination means for receiving and determining device information requested by the bulletin board function from the communication terminal device on the other call side;
A communication terminal apparatus comprising message transmission means for developing and generating requested apparatus information as image information based on the result of the determination means and sending the image information to the caller communication terminal apparatus.

前記イメージ情報の生成のための編集用メモリが、
装置情報の種別を文字データとして予め格納するメッセージテーブルと文字データをラスタデータに展開するフォントテーブルからなる読取専用メモリ部と、
各装置情報の設定値を格納する設定値格納エリアと、送出する１行分の文字情報を格納する１行分編集バッファと、ラインデータに展開したデータを格納する１ラインバッファからなる書き込み可能なメモリ部から構成されることを特徴とする請求項４記載の通信端末装置。An editing memory for generating the image information is provided.
A read-only memory unit comprising a message table for storing the type of device information in advance as character data and a font table for expanding the character data into raster data;
A writable area comprising a set value storage area for storing set values of each device information, an edit buffer for one line for storing character information for one line to be transmitted, and a one line buffer for storing data expanded into line data The communication terminal device according to claim 4, comprising a memory unit.