JP2005038776A - 導光板およびその製造方法、面発光装置、ならびに液晶表示装置 - Google Patents

導光板およびその製造方法、面発光装置、ならびに液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 光学機器の薄型化を実現することが可能な導光板を提供する。
【解決手段】 透光性の導光板本体1の一側面1Sに複数のフリップチップLED素子2が設けられた導光板10を構成する。このフリップチップLED素子2の厚さは従来の樹脂パッケージ型LED素子の厚さよりも小さいため、このフリップチップLED素子2の厚さに基づいて決定される導光板本体1の厚さは、樹脂パッケージ型LED素子の厚さに基づいて決定される従来の導光板の厚さよりも小さくなる。したがって、フリップチップLED素子2の薄型構造に基づいて導光板10が薄型化されるため、この導光板10を搭載した光学機器(例えば液晶表示装置)の薄型化を実現することが可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、面発光する導光板およびその製造方法、その導光板を備えた面発光装置、ならびにその面発光装置を備えた液晶表示装置に関する。
近年、多様な表示機構を有する表示装置が知られており、中でも薄型化が可能な液晶表示装置が普及し始めている。この液晶表示装置は、液晶の駆動機構を利用して映像を表示するものであり、例えば、バックライト用光源として面発光装置を備えている。
図23は、従来の液晶表示装置100の斜視構成を表している。この液晶表示装置100は、図23に示したように、映像を表示する液晶表示パネル200と、この液晶表示パネル200に対向配置され、その液晶表示パネル200に向けて面発光する面発光装置300とを備えている。この面発光装置300は、主に、面発光用の導光板310および光源320と、これらの導光板310および光源320を挟んで液晶表示パネル200と反対側に配設された反射シート330と、導光板310および光源320と液晶表示パネル200との間に配設されたプリズムシート340および光拡散シート350とを備えており、すなわち液晶表示パネル200から遠い側から順に反射シート330、導光板310および光源320、プリズムシート340および光拡散シート350がこの順に積層された構成を有している。
光源320は、例えば、L字型の配線基板321の一面に複数の樹脂パッケージ型発光ダイオード(Light Emitting Diode)素子(以下、単に「LED素子」という。)322が配列実装された構成を有しており、一連の樹脂パッケージ型LED素子322が導光板310の一側面310Sに対向するように配置されている。導光板310のうち、反射シート330と対向する側の面には、例えば、光の反射効率を向上させるための反射パターン(図示せず)が設けられている。なお、配線基板321の一端部には、樹脂パッケージ型LED素子322に給電するための給電端子323が設けられている。
この液晶表示装置100では、光源320の各樹脂パッケージ型LED素子322から発生した光が一側面310Sから導かれることにより導光板310が面発光すると、その面発光時の光が液晶表示パネル200へ導かれるため、液晶表示パネル200において液晶の駆動機構に伴う光の透過または非透過現象を利用して映像が再現される。
図24および図25は図23に示した樹脂パッケージ型LED素子322の構成を拡大して表しており、図24は斜視構成を示し、図25は図24に示した主要部のXY面に沿った断面構成を示している。この樹脂パッケージ型LED素子322は、主に、リフレクタ機能を兼ねるモールド樹脂301により覆われ、両側に部分的に露出したアノード電極302およびカソード電極303と、このアノード電極302と電気的に接続されたベアチップLED素子304と、モールド樹脂301内に埋設された透光性封止樹脂305とを含んで構成されており、矢印Y1の方向へ光を出射するものである。このベアチップLED素子304のp型電極層(図示せず)はワイヤ306Aを介してアノード電極302にワイヤボンディングされており、n型電極層(図示せず)はワイヤ306Bを介してカソード電極303にワイヤボンディングされている。なお、図25では図示しないが、例えば、ベアチップLED素子304または透光性封止樹脂305には、発光波長変換用の蛍光体、顔料または染料などが設けられる場合もある。
図26は、図25に示した樹脂パッケージ型LED素子322を構成するベアチップLED素子304およびその周辺構造の断面構成を拡大して表している。また、図27および図28は、ベアチップLED素子304の実装手順を説明するためのものであり、図26に対応した断面構成を示している。ベアチップLED素子304は、図26に示したように、給電用の配線基板324上にマウントされている。このベアチップLED素子304は、主に、透光性基板3041と、発光化合物層3042と、この発光化合物層2042上に部分的に設けられた補助電極層3043とがこの順に積層された構成を有している。この補助電極層3043は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)などの透光性または半透光性材料により構成されている。このベアチップLED素子304のうち、補助電極層3043上にp型電極層3044Aが設けられており、発光化合物層3042の露出面上にn型電極層3044Bが設けられている。このp型電極層3044Aは、配線基板324上に設けられた給電用の接続端子325Aとワイヤ306Aを介して接続された上で、さらに接続端子325Aを介してアノード電極302(図25参照)に接続されており、n型電極層3044Bは、接続端子325Aと共に配線基板324上に設けられた接続端子325Bとワイヤ306Bを介して接続された上で、さらに接続端子325Bを介してカソード電極303(図25参照)に接続されている。なお、図25では、配線基板324および接続端子325A,325Bの図示を省略している。
このベアチップLED素子304を配線基板324に実装する際には、まず、図27に示したように、配線基板324上の接続端子325A,325B間の領域に、その配線基板324に対して透光性基板3041が対向するようにベアチップLED素子304を位置合わせする。続いて、図28に示したように、ベアチップLED素子304を配線基板324にダイボンディングすることによりマウントする。最後に、図26に示したように、ワイヤ306Aを使用してp型電極層3044Aを接続端子325Aにワイヤボンディングすると共に、ワイヤ306Bを使用してn型電極層3044Bを接続端子325Bにワイヤボンディングすることにより、ベアチップLED素子304の実装が完了する。
図25に示した樹脂パッケージ型LED素子322は、例えば、図29に示したように、上記したベアチップLED素子304に代えて、フリップチップLED素子307を含んで構成される場合もある。このフリップチップLED素子307は、アノード電極302およびカソード電極303に面する側に電極層、すなわちp型電極層3071Aおよびn型電極層3071Bを有しており、ワイヤボンディングを要するベアチップLED素子304とは異なり、p型電極層3071Aおよびn型電極層3071Bがそれぞれアノード電極302およびカソード電極303に直接接合された構成を有している。なお、図29に示した樹脂パッケージ型LED素子322に関する上記以外の構成は、図25に示した場合と同様である。
図30は、図29に示した樹脂パッケージ型LED素子322のうちのフリップチップLED素子307およびその周辺構造の断面構成を拡大して表している。このフリップチップLED素子307は、図30に示したように、上記したp型電極層3071Aおよびn型電極層3071Bと、発光化合物層3072と、透光性基板3073とがこの順に積層された構成を有している。このフリップチップLED素子307は、最下層として設けられたp型電極層3071Aおよびn型電極層3071Bを通じて給電されることにより、矢印Y1の方向へ光を出射する。
なお、液晶表示装置に関しては、既に多様な構成が知られている。具体的には、例えば、光源装置から発生した光が導光板へ入射する際の光の放射角を制御するために、光源装置または導光板に光放射角制御用の光学手段が設けられた液晶表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−162913号公報
ところで、最近では、液晶表示装置を搭載した新たな光学機器、具体的にはデジタルスチルカメラやカメラ機能を備えた携帯電話機などが登場し、この種の光学機器の普及が急速に広まっている。この種の光学機器の開発分野では、使用時の取り扱いやすさを考慮して小型化、具体的には薄型化が進められており、これに伴って液晶表示装置の薄型化が要望されている。しかしながら、従来は、液晶表示装置の薄型化が要望されているにもかかわらず、樹脂パッケージ型LED素子を使用する上では既に物理的なサイズダウンが限界であるため、自ずと光学機器の薄型化にも限界が生じていた。このことから、光学機器の薄型化が急速に進行している今日の市場動向を考慮すれば、その光学機器の薄型化を実現することが可能な液晶表示装置の薄型化技術の確立は急務である。この場合には、さらに、液晶表示装置の量産性を確保するために、その液晶表示装置を容易かつ安定に製造することが可能な製造技術の確立も重要である。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、光学機器の薄型化を実現することが可能な導光板およびその導光板を備えた面発光装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記した導光板を容易かつ安定に製造することが可能な導光板の製造方法を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、薄型化を実現することが可能な液晶表示装置を提供することにある。
本発明に係る導光板は、光を導いて面発光させるための導光板本体を備え、この導光板本体の一側面に光を発生させる光源が設けられているものである。
また、本発明に係る導光板の製造方法は、透光性樹脂を使用して導光板本体を形成する第1の工程と、この導光板本体の一側面に光源を形成する第2の工程とを含み、導光板本体の一側面に光源が設けられた導光板を製造するようにしたものである。
また、本発明に係る面発光装置は、光を発生させる光源とこの光源から発生した光を導いて面発光させるための導光板本体とを有する導光板を備え、光源が導光板本体の一側面に設けられているものである。
また、本発明に係る液晶表示装置は、光を発生させる光源とこの光源から発生した光を導いて面発光させるための導光板本体とを有する導光板を含んで構成された面発光装置を備え、光源が導光板本体の一側面に設けられているものである。
本発明に係る導光板では、導光板本体の一側面に光源が設けられているため、その導光板本体の厚さが光源の厚さに基づいて決定される。これにより、例えば、従来の光源よりも薄型の光源を使用して導光板本体を構成すれば、その薄型の光源の厚さに基づいて決定される導光板本体の厚さは従来の光源の厚さに基づいて決定される導光板の厚さよりも小さくなる。
また、本発明に係る導光板の製造方法では、導光板を製造するために、既存の成形技術および接合技術のみを使用し、新規かつ煩雑な加工技術を使用しない。
また、本発明に係る面発光装置では、本発明の導光板を備えるため、その導光板の薄型化に基づいて面発光装置全体が薄型化される。
また、本発明に係る液晶表示装置では、本発明の面発光装置を備えるため、その面発光装置の薄型化に基づいて液晶表示装置全体が薄型化される。
本発明に係る導光板によれば、例えば、薄型の光源を使用することにより、その薄型の光源に基づいて導光板本体が薄型化されるため、導光板全体が薄型化される。したがって、この導光板を搭載した光学機器の薄型化を実現することができる。
また、本発明に係る導光板の製造方法によれば、既存の成形技術および接合技術のみを使用して導光板を再現性よく形成することが可能なため、その導光板を容易かつ安定に製造することができる。
また、本発明に係る面発光装置によれば、導光板の薄型化に基づいて装置全体が薄型化される。したがって、この面発光装置を搭載した光学機器の薄型化を実現することができる。
また、本発明に係る液晶表示装置によれば、面発光装置の薄型化に基づいて装置全体が薄型化されるため、薄型化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1〜図3を参照して、本発明の一実施の形態に係る導光板の構成について説明する。図1〜図3は導光板10の構成を表しており、図1は斜視構成、図2は平面構成、図3は側面構成をそれぞれ示している。
この導光板10は、例えば液晶表示装置などの光学機器に搭載されるものであり、図1〜図3に示したように、光を導いて面発光させるための導光板本体1を備え、この導光板本体1の一側面1Sに、光を発生させる光源としての複数のフリップチップLED素子2が設けられた構成を有している。なお、図1〜図3では、複数のフリップチップLED素子2として、例えば、3つのフリップチップLED素子2A,2B,2Cが設けられている場合を示している。
導光板本体1は、図1〜図3に示したように、実質的に導光板10の主要部を構成するものであり、例えば、透光性の樹脂材料により構成されている。この導光板本体1の一側面1Sには、例えば、フリップチップLED素子2A〜2Cを埋め込むための3つの窪み1Kが所定の間隔ごとに設けられている。なお、窪み1Kの設置個数は必ずしも3つに限らず、フリップチップLED素子2の設置個数に応じて自由に変更可能である。
フリップチップLED素子2(2A〜2C)は、面発光用の光の発生源であり、フリップチップボンディングを使用して配線基板(図1〜図3では図示せず。後述する図9参照。)に実装可能な特徴的な構成を有するLED素子である。このフリップチップLED素子2A〜2Cは、図1〜図3に示したように、導光板本体1に面する側と反対側(すなわち配線基板に面する側)にp型電極層21Aおよびn型電極層21Bを有しており、導光板本体1の一側面1Sに設けられた窪み1Kにp型電極層21Aおよびn型電極層21Bが露出するように埋設されている。このフリップチップLED素子2の詳細な構成については後述する。なお、フリップチップLED素子2の設置個数は必ずしも3個に限らず、自由に変更可能である。
次に、図1〜図4を参照して、フリップチップLED素子2の詳細な構成について説明する。図4はフリップチップLED素子2の断面構成を拡大して表しており、図1〜図3に示したXY面に沿った断面を示している。
フリップチップLED素子2は、例えば、図4に示したように、上記したp型電極層21Aおよびn型電極層21Bと、例えば量子井戸構造を有する窒化物半導体を含んで構成された発光化合物層22と、例えばサファイアや炭化珪素(SiC)などにより構成された透光性基板23とがこの順に積層された積層構造を含んで構成されており、矢印Y2の方向へ光を出射させるものである。すなわち、フリップチップLED素子2では、発光化合物層22の下面にp型電極層21Aおよびn型電極層21Bが設けられている。
次に、図1〜図4を参照して、導光板10の面発光機構について説明する。この導光板10では、図1〜図3に示したように、図示しない配線基板からp型電極層21Aおよびn型電極層21Bを通じて一連のフリップチップLED素子2A〜2Cに給電されると、図4に示したように、各フリップチップLED素子2A〜2Cの発光化合物層22から発生した光が矢印Y2の方向へ出射されて導光板本体1へ導かれる。これにより、導光板本体1が面発光する。
次に、図1〜図6を参照して、導光板10の製造方法について説明する。図5および図6は導光板10の製造工程を説明するためのものであり、いずれも図1に対応した斜視構成を示している。
導光板10を製造する際には、まず、例えば、図5に示したように、金型などの成形道具を使用して透光性樹脂を成形することにより、一側面1Sに所定の間隔ごとに3つの窪み1Kが設けられた導光板本体1を形成する。
続いて、図6に示したように、図4に示したフリップチップLED素子2(2A〜2C)を使用し、導光板本体1に設けられた窪み1Kにp型電極層21Aおよびn型電極21B層が露出するように各フリップチップLED素子2A〜2Cを挿入装着することにより、一連のフリップチップLED素子2A〜2Cを窪み1Kに埋設する。この際には、例えば、具体的には図示しないが、窪み1KへのフリップチップLED素子2A〜2Cの挿入装着性を安定化するために、透光性接着剤や液状の透光性樹脂(例えば熱硬化樹脂、常温硬化樹脂または紫外線硬化樹脂)をあらかじめフリップチップLED素子2A〜2Cまたは窪み1Kの内部に塗布しておき、それらのフリップチップLED素子2A〜2Cを窪み1Kへ挿入装着したのちに透光性接着剤や透光性樹脂を乾燥または硬化させることにより接合するようにしてもよい。これにより、図1〜図3に示したように、導光板本体1の一側面1SにフリップチップLED素子2A〜2Cが設けられた導光板10が完成する。
なお、上記した導光板10は、例えば、一連のフリップチップLED素子2A〜2Cに給電可能とするために、以下の手順を経て、給電用の配線基板に接合される。図7〜図9は導光板10の接合工程を説明するためのものであり、いずれも図2に示した平面構成に対応する断面構成を示している。
導光板10を接合する際には、図7に示したように、上記した製造工程を経て導光板10を製造したのち、例えば、まず、図8に示したように、各フリップチップLED素子2A〜2Cのp型電極層21Aおよびn型電極21B層に導電性接着剤40を塗布し、導光板10を給電用の配線基板50と対向させる。この導電接着剤40としては、例えば、銀ペーストを使用するのが好ましい。この配線基板50は、導光板10と対向する側の一面50Sに、一連のフリップチップLED素子2A〜2Cに一括して給電するための配線パターン(図示せず)が設けられたものである。こののち、導光板10の一側面1Sを配線基板50の一面50Sに押圧することにより、図9に示したように、導電性接着剤40を介して各フリップチップLED素子2A〜2Cのp型電極層21Aおよびn型電極層21Bを配線基板50に接合させる。これにより、配線基板50から一連のフリップチップLED素子2A〜2Cに給電可能となり、導光板10の接合が完了する。
本実施の形態に係る導光板10では、導光板本体1の一側面1Sに複数のフリップチップLED素子2が設けられた構成を有するようにしたので、上記「背景技術」の項において説明した従来の導光板310(図23参照)と比較して、以下の理由により、この導光板10を搭載した光学機器の薄型化を実現することができる。
図10および図11は図23に示した従来の導光板310の問題点を説明するためのものであり、図10は導光板310および樹脂パッケージ型LED素子322の側面構成を拡大して示し、図11は図10に示した場合において導光板310を薄型化した場合の側面構成を拡大して示している。また、図12は図1〜図3に示した導光板10の利点を説明するためのものであり、図10および図11に対応する側面構成を示している。
従来の導光板310では、図10に示したように、樹脂パッケージ型LED素子322の光出射面322Eから出射された光Lを一側面310Sから導光板310へ導くために、その導光板310の厚さ(すなわち一側面310Sの高さ)T1は樹脂パッケージ型LED素子322の厚さ(すなわち光出射面322Eの高さ)H1に基づいて設計されており、具体的には、厚さT1は厚さH1と等しくなるように設計されている(T1=H1)。この場合には、厚さT1を厚さH1に等しくすることにより、光出射面322Eから出射された光Lの大部分が一側面310Sへ導かれるため、樹脂パッケージ型LED素子322から導光板310へ導かれる光Lの誘導ロスが減少し、すなわち光Lの誘導効率が向上する。しかしながら、従来の導光板310では、この導光板310を搭載した光学機器全体の薄型化を図ることを目的として、図11に示したように、導光板310の厚さT1を薄くし、すなわち厚さT1が樹脂パッケージ型LED素子322の厚さH1よりも小さくなるようにすると(T1<H1)、樹脂パッケージ型LED素子322の光出射面322Eから出射された光Lのうち、一側面310Sを通じて導光板310へ導かれない光Lの割合が大きくなり、すなわち導光板310へ導かれる光Lの誘導効率が減少するため、光学機器の薄型化を図る上で輝度(面発光強度)が低下してしまう。
これに対して、本実施の形態の導光板10では、図12に示したように、一側面1Sに設けられたフリップチップLED素子2の厚さH2に基づいて導光板本体1の厚さT2が決定されるため、その導光板本体1の厚さT2は、図10および図11に示した導光板310の厚さT1よりも小さくなる(T2<T1)。なぜなら、従来の導光板310の厚さT2を決定することとなる樹脂パッケージ型LED素子322は、図25および図29に示したように、実質的な発光源であるベアチップLED素子304やフリップチップLED素子307に加えて、モールド樹脂301や透光性封止樹脂305などの他の周辺部品を含む煩雑な構成を有しているのに対して、本実施の形態の導光板本体1の厚さT1を決定することとなるフリップチップLED素子2は、それ単独で構成され、上記したモールド樹脂301や透光性封止樹脂305などの他の周辺部品を含まない簡略な構成を有しており、このフリップチップLED素子2の厚さH2は樹脂パッケージ型LED素子322の厚さH1よりも小さくなるため(H2<H1)、その厚さH2に基づいて規定される導光板本体1の厚さT2もまた同様に、厚さH1に基づいて決定される導光板310の厚さT1よりも小さくなるからである(T2<T1)。しかも、当然ながら、フリップチップLED素子2から出射された光Lの大部分が導光板本体1へ導かれ、すなわち導光板本体1へ導かれる光Lの誘導効率が確保されるため、薄型化を図る上で輝度も確保される。したがって、本実施の形態の導光板10では、輝度を確保しつつ、従来の導光板310よりも薄型化を図ることが可能になるため、結果として導光板10を搭載した光学機器の薄型化を実現することができるのである。さらに、本実施の形態では、上記したモールド樹脂301や透光性封止樹脂305などの他の周辺部品を含まず、さらにモールド樹脂301や透光性封止樹脂305の取付工程も省けるため、導光板10のコストダウンを図ることもできる。
特に、本実施の形態では、上記したように、導光板10の光発生源としてフリップチップLED素子2を使用するようにしたので、例えば、従来の電気的接続用のワイヤ306A,306Bを含むベアチップLED素子304(図26参照)を使用していた場合とは異なり、以下のの利点を得ることができる。
すなわち、従来のベアチップLED素子304では、図26に示したように、配線基板324に実装された状態においてワイヤ306A,306Bが剥き出しになるため、これらのワイヤ306A,306Bが意図せずに切断されるおそれがある。このワイヤ306A,306Bの切断原因としては、例えば、(1)ベアチップLED素子304の実装時に配線基板324が湾曲したために伸びすぎたり、(2)実装後に他の構成部品を形成する際に、その形成処理の影響を受けたり、(3)実装後に光源320(図23参照)を搬送した際に、その搬送時の揺れや振動等の影響を受けることなどが挙げられる。ワイヤ306A,306Bが切断すると、ベアチップLED素子304が通電し得なくなるため、光源320が不良化してしまう。これに対して、本実施の形態のフリップチップLED素子2では、ワイヤ306A,306Bを根本的に含んでいないため、上記したワイヤ306A,306Bの切断に起因する不良発生が防止される。したがって、本実施の形態では、導光板10の製造効率を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る導光板10の製造方法では、透光性樹脂を使用して一側面1Sに複数の窪み1Kが設けられた導光板本体1を形成したのち、この導光板本体1の窪み1KにフリップチップLED素子2を埋設することにより導光板10を製造するようにしたので、新規かつ煩雑な加工技術を必要とせず、既存の成形技術および接合技術のみを使用して導光板10を再現性よく形成することが可能になる。したがって、導光板10を容易かつ安定に製造することができる。
なお、本実施の形態では、例えば、図4に示したように、光発生源としてフリップチップLED素子2を使用した上で、このフリップチップLED素子2から発生する光の色を青、赤、紫または緑などの単色に限らずに例えば白色や他の色に変換することが可能である。具体的には、例えば、発光波長を変換して所望の発光色を再現するための発光波長変換剤24を使用することにより、図13に示したように、発光波長変換剤24を透光性基板23上に層状に設けるようにしてもよいし、あるいは図14に示したように、透光性基板23上に設けた透光性樹脂層25中に発光波長変換剤24を分散させるようにしてもよい。この発光波長変換剤24としては、例えば、発光波長を制御可能な特性を有する蛍光体、顔料または染料などが挙げられる。いずれの場合においても、発光波長変換剤24を利用して所望の発光色を再現することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図15は本実施の形態に係る導光板60の構成を表しており、図1に対応する斜視構成を示している。なお、図15では、上記第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の要素に同一の符号を付している。この導光板60は、導光板本体1およびフリップチップLED素子2(2A〜2C)と共に、このフリップチップLED素子2に接続された給電用の配線パターン3を新たに備えている点を除き、上記第1の実施の形態において説明した導光板10と同様の構成を有している。
配線パターン3は、フリップチップLED素子2に給電するためのものであり、例えば、銀ペーストなどの導電性材料により構成されている。この配線パターン3は、例えば、一連のフリップチップLED素子2A〜2Cを直列に接続させるための複数のパターン群の集合体として構成されており、具体的には、フリップチップLED素子2Aのp型電極層21Aに接続された給電端子パターン31と、フリップチップLED素子2Aのn型電極層21BとフリップチップLED素子2Bのp型電極層21Aとの間を接続させる接続パターン32と、フリップチップLED素子2Bのn型電極層21BとフリップチップLED素子2Cのp型電極層21Aとの間を接続させる接続パターン33と、フリップチップLED素子2Cのn型電極層21Bに接続された接続パターン34と、この接続パターン34と一体化され、給電端子パターン31と並列するように配置された給電端子パターン35とを含んで構成されている。これらのフリップチップLED素子2(2A〜2C)と配線パターン3(31〜35)との間の電気的な接続関係を模式的に表すと、図16に示した通りとなる。なお、図16では、フリップチップLED素子2(2A〜2C)および配線パターン3(31〜35)と共に、その配線パターン3を介してフリップチップLED素子2に給電するための外部電源70を示している。
この導光板60では、図16に示した外部電源70から配線パターン3に給電され、すなわち図15に示した給電端子パターン31,35および接続パターン32〜34に給電されると、p型電極層21Aおよびn型電極層21Bを通じて各フリップチップLED素子2A〜2Cに電流が流れる。これにより、各フリップチップLED素子2A〜2Cから発生した光が導光板本体1へ導かれるため、その導光板本体1が面発光する。
次に、図15〜図18を参照して、導光板60の製造方法について説明する。図17および図18は導光板60の製造工程を説明するためのものであり、いずれも図15に示したA−A線に沿った断面構成を示している。
導光板60を製造する際には、図15および図16に示したように、まず、上記第1の実施の形態において図5および図6を参照して説明した手順を経て導光板本体1の窪み1KにフリップチップLED素子2A〜2Cを埋設したのち、複数のパターン群(給電端子パターン31,35、接続パターン32〜34)の集合体として配線パターン3を導光板本体1の一側面1Sにパターン印刷し、その配線パターン3を使用して一連のフリップチップLED素子2A〜2Cを直列に接続させることにより、外部電源70から各フリップチップLED素子2A〜2Cに給電可能にする。
この配線パターン3の形成工程を詳細に説明すれば、例えば、配線パターン3のうちの給電端子パターン31,35を形成する際には、図17に示したように、導光板本体1の窪み1Kにフリップチップ素子2Aを埋設したのち、図18に示したように、フリップチップLED素子2Aのp型電極層21Aに接続されるように給電端子パターン31をパターン印刷すると共に、n型電極21Bに接続されるように給電パターン35をパターン印刷する。これにより、導光板60が完成する。
本実施の形態に係る導光板60では、導光板本体1およびフリップチップLED素子2と共に配線パターン3を備えるようにしたので、上記第1の実施の形態と同様の作用により、その配線パターン3を新たに備えた場合においても、この導光板60を搭載した光学機器の薄型化を実現することができる。
特に、本実施の形態では、給電用の配線パターン3を備えており、この配線パターン3を使用してフリップチップLED素子2に直接給電することが可能なため、配線パターン3を備えていない上記第1の実施の形態の場合とは異なり、給電用の配線基板50(図9参照)が不要になる。したがって、導光板60の給電態様を簡略化してよりコストダウンを図ることができると共に、配線パターン3を使用して導光板60に容易に給電することができる。
また、本実施の形態に係る導光板60の製造方法では、配線パターン3を形成するためにパターン印刷技術を使用するようにしたので、パターン印刷技術以外の成膜技術などを使用する場合と比較して、その配線パターン3の形成効率が向上する。しかも、この場合には、上記したように配線基板50が不要となり、その配線基板50にフリップチップLED素子2を接合する工程も不要となるため、煩雑かつ手間のかかる製造工程が減少する。したがって、本実施の形態では、導光板60の量産性を向上させることができる。
なお、本実施の形態に係る導光板60では、図15に示したように、フリップチップLED素子2に配線パターン3を接続した上で、例えば、図19に示したように、さらに、配線パターン3に外部給電用のスプリング端子71を設けるようにしてもよい。このスプリング端子71は、例えば、クランク型の1組の端子71A,71Bを含んで構成されており、これらの端子71A,71Bはそれぞれ給電端子パターン31,35に接続されている。この場合には、スプリング端子71を利用して導光板10に容易に給電することができる。
また、本実施の形態では、図15に示したように、給電端子パターン31,35および接続パターン32〜34の集合体として配線パターン3を構成したが、必ずしもこれに限られるものではなく、配線パターン3の構成は自由に変更可能である。具体的には、例えば、図20に示したように、一連のフリップチップLED素子2A〜2Cを並列に接続させるためのパターン群の集合体として配線パターン3を構成するようにしてもよい。この配線パターン3は、例えば、各フリップチップLED素子2A〜2Cのp型電極層21Aに接続された給電端子パターン36と、各フリップチップLED素子2A〜2Cのn型電極層21Bに接続された給電端子パターン37との集合体として構成されている。これらのフリップチップLED素子2(2A〜2C)と配線パターン3(36,37)との間の電気的な接続関係を模式的に表すと、図21に示した通りとなる。この場合においても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。この場合には、例えば、具体的には図示はしないが、配線パターン3を構成する各パターン間の短絡防止の観点から絶縁処理が必要な場合には、各パターン間に絶縁塗料を塗布したり、あるいは粘着層を有する絶縁シート材を配するなどして、絶縁材料を介して各パターン間を電気的に分離するようにしてもよい。図20に示した導光板60に関する上記以外の構成は、図15に示した場合と同様である。もちろん、上記した絶縁材料を介する各パターン間の電気的分離は、図20に示した場合に限らず、図15に示した場合にも適用可能である。
なお、本実施の形態に係る導光板60に関する上記以外の構成、面発光機構、作用、効果および変形例、ならびに導光板60の製造方法に関する上記以外の手順、作用および効果は、上記第1の実施の形態と同様である。
以上をもって、本発明の実施の形態に係る導光板およびその製造方法についての説明を終了する。
次に、図22を参照して、本発明の導光板の適用例として、その導光板を備えた液晶表示光装置の構成について説明する。図22は、液晶表示装置の斜視構成を表している。
この液晶表示装置は、例えば、図22に示したように、主に、液晶の駆動機構を利用して所定の方向(映像表示方向G)へ映像を表示する液晶表示パネル80と、映像表示方向Gと反対側において液晶表示パネル80に対向配置されたバックライト光源としての面発光装置90とを備えている。
液晶表示パネル80は、主に、透明電極等の配線類が設けられた2枚のガラス基板の間に液晶が封入された構成を有している。
面発光装置90は、上記第1の実施の形態において説明した導光板10(導光板本体1,フリップチップLED素子2)と共に、この導光板10において面発光した光を液晶表示パネル80へ向けて導くための光誘導部材として、光反射用の反射シート91、集光用のプリズムシート92および光拡散用の光拡散シート93を含んで構成されており、液晶表示パネル80に対して遠い側から順に、反射シート91、導光板10、プリズムシート92および光拡散シート93がこの順に積層された構成を有している。この導光板10を構成する導光板本体1のうちの反射シート91に対向する側の面には、例えば、光の反射効率を向上させるための反射パターン(図示せず)が設けられる場合がある。なお、図22では、光誘導部材として反射シート91、プリズムシート92および光拡散シート93の組み合わせを例示したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、光誘導部材の組み合わせは液晶表示装置の光学特性(例えば輝度等)に応じて自由に変更可能である。より具体的に言えば、例えば、光誘導部材は、上記した反射シート91、プリズムシート92および光拡散シート93のうちのいくつかを省いたものであってもよい。
この液晶表示装置では、導光板10のフリップチップLED素子2から発生した光が導かれることにより導光板本体1が面発光すると、その面発光時の光が反射シート91を経由せずにプリズムシート92および光拡散シート93を透過し、あるいは反射シート91において反射したのちにプリズムシート92および光拡散シート93を透過することにより液晶表示パネル80へ導かれる。これにより、液晶の駆動機構に伴う光の透過または非透過現象を利用して、液晶表示パネル80から映像表示方向Gへ向けて映像が表示される。
この液晶表示装置では、本発明の導光板10を備えるようにしたので、上記第1の実施の形態において説明した導光板10が薄型化される利点に基づき、面発光装置90全体が薄型化される。したがって、この面発光装置90を搭載した光学機器の薄型化が実現されるため、液晶表示装置全体の薄型化を実現することができる。
なお、図22に示した液晶表示装置では、上記第1の実施の形態において説明した導光板10を備えるようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、その導光板10に代えて、上記第2の実施の形態において説明した導光板60を備えるようにしてもよい。この場合においても、導光板10を備えた場合と同様の効果を得ることができる。
この液晶表示装置を構成する導光板10,60に関する上記以外の構成、面発光機構、作用、効果および変形例、ならびに製造方法に関する上記以外の手順、作用および効果は、上記各実施の形態と同様である。
以上、いくつかの実施の形態と共に適用例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記各実施の形態および適用例に限定されるものではなく、同様の効果を得ることが可能な限りにおいて自由に変形可能である。具体的には、例えば、上記各実施の形態および適用例では、本発明を液晶表示装置に適用する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、液晶表示装置以外の他の光学機器にも適用することが可能である。この「他の光学機器」としては、例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants )、デジタルスチルカメラまたはカメラ付きビデオレコーダなどの携帯用電子機器の操作スイッチキーや、ロゴや、自動車用計器類などが挙げられ、これらの各種光学機器のバックライト照明として本発明を応用可能である。
本発明に係る導光板およびその製造方法、ならびにその導光板を備えた面発光装置は、例えば液晶表示装置などの光学機器に適用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る導光板の斜視構成を表す斜視図である。 図1に示した導光板の平面構成を表す平面図である。 図1に示した導光板の側面構成を表す側面図である。 フリップチップLED素子の断面構成を拡大して表す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る導光板の製造工程のうちの一工程を説明するための斜視図である。 図5に続く工程を説明するための斜視図である。 フリップチップLED素子の接合工程をのうちの一工程を説明するための平面図である。 図7に続く工程を説明するための平面図である。 図8に続く工程を説明するための平面図である。 従来の導光板に関する問題点を説明するための側面図である。 図10に続いて従来の導光板の問題点を説明するための側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る導光板に関する利点を説明するための側面図である。 フリップチップLED素子の構成に関する変形例を説明するための断面図である。 フリップチップLED素子の構成に関する他の変形例を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る導光板の斜視構成を表す斜視図である。 図15に示した導光板に関するフリップチップLED素子と配線パターンとの電気的な接続関係を表す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る導光板の製造工程のうちの一工程を説明するための断面図である。 図17に続く工程を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る導光板の構成に関する変形例を説明するための斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る導光板の構成に関する他の変形例を説明するための斜視図である。 図20に示した導光板に関するフリップチップLED素子と配線パターンとの電気的な接続関係を表す図である。 液晶表示装置の斜視構成を表す斜視図である。 従来の液晶表示装置の斜視構成を表す斜視図である。 従来の樹脂パッケージ型LED素子の斜視構成を表す斜視図である。 図24に示した樹脂パッケージ型LED素子の断面構成を表す断面図である。 図25に示した樹脂パッケージ型LED素子のうちのベアチップLED素子およびその周辺構造の断面構成を拡大して表す断面図である。 図26に示したベアチップLED素子の実装手順を説明するための断面図である。 図27に続く手順を説明するための断面図である。 従来の他の樹脂パッケージ型LED素子の断面構成を表す断面図である。 図29に示した樹脂パッケージ型LED素子のうちのフリップチップLED素子の断面構成を拡大して表す断面図である。
符号の説明
1…導光板本体、1K…窪み、1S…一側面、2(2A〜2C)…フリップチップLED素子、3…配線パターン、10,60…導光板、21A…p型電極層、21B…n型電極層、22…発光化合物層、23…透光性基板、24…発光波長変換剤、25…透光性樹脂層、31,35〜37…給電端子パターン、32〜34…接続パターン、40…導電性接着剤、50…配線基板、50S…一面、70…外部電源、71…スプリング端子、71A,71B…端子、80…液晶表示パネル、90…面発光装置、91…反射シート、92…プリズムシート、93…光拡散シート、G…映像表示方向、L…光。












Claims (13)

  1. 光を導いて面発光させるための導光板本体を備え、
    この導光板本体の一側面に、光を発生させる光源が設けられている
    ことを特徴とする導光板。
  2. 前記光源として、発光層の下面に電極層が設けられたフリップチップ構造を有する発光ダイオード素子を搭載し、
    その光源は、前記電極層を露出するように前記導光板本体に埋設されている
    ことを特徴とする請求項1記載の導光板。
  3. 前記発光層に、その発光層から発生する光の波長を変換するための発光波長変換剤が設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の導光板。
  4. 前記導光板本体の一側面に、前記光源に給電するための配線パターンが設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の導光板。
  5. 前記配線パターンは、銀ペーストにより構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の導光板。
  6. 前記配線パターンは、給電用の給電端子パターンを含んで構成されており、
    この給電端子パターンに、外部から給電可能にするためのスプリング端子が設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の導光板。
  7. 透光性樹脂を使用して、導光板本体を形成する第1の工程と、
    この導光板本体の一側面に、光源を形成する第2の工程と、を含み、
    前記導光板本体の一側面に前記光源が設けられた導光板を製造する
    ことを特徴とする導光板の製造方法。
  8. 前記第2の工程において、前記光源として、発光層の下面に電極層が設けられたフリップチップ構造を有する発光ダイオード素子を使用し、
    その光源を、前記電極層が露出するように前記導光板本体に埋設する
    ことを特徴とする請求項7記載の導光板の製造方法。
  9. 前記発光層に、その発光層から発生する光の波長を変換するための発光波長変換剤を設ける
    ことを特徴とする請求項8記載の導光板の製造方法。
  10. さらに、前記導光板本体の一側面に、前記光源に給電するための配線パターンを形成する第3の工程を含む
    ことを特徴とする請求項7記載の導光板の製造方法。
  11. 前記第3の工程において、銀ペーストをパターン印刷することにより前記配線パターンを形成する
    ことを特徴とする請求項10記載の導光板の製造方法。
  12. 光を発生させる光源とこの光源から発生した光を導いて面発光させるための導光板本体とを有する導光板を備え、
    前記光源が前記導光板本体の一側面に設けられている
    ことを特徴とする面発光装置。
  13. 光を発生させる光源とこの光源から発生した光を導いて面発光させるための導光板本体とを有する導光板を含んで構成された面発光装置を備え、
    前記光源が前記導光板本体の一側面に設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置。










































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