JP2005037031A - 熱交換器の接合構造 - Google Patents

熱交換器の接合構造 Download PDF

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外治 田中
Atsushi Okubo
厚 大久保
Akira Komuro
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Abstract

【課題】 接合部のロー付け性の向上、コアユニットの厚み方向の製造誤差の吸収が可能な熱交換器の接合構造を提供する。
【解決手段】
本発明は、一対の伝熱プレート36から成るコアユニットを多段に接合するための熱交換器31の接合構造であって、伝熱プレート36の内面にロウ材38がクラッドされ、コアユニット32に他のコアユニット32と連通する連通孔40が設けられ、連通孔40の周縁部に伝熱プレート36のロウ材38クラッド面が外側を向くように折り返された接合部41が形成され、接合部41は、ロウ材38クラッド面を介して線接触可能なように外方に湾曲し、コアユニット32の厚み方向に対して弾性を有していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換部のコアユニットを多段に接合するための熱交換器の接合構造に関する。
従来、熱交換器には、熱交換部を多段に接合することにより構成したものがある。この種の熱交換器としては、例えば、過給機付きエンジン(図示せず)に供給する空気を冷却するために設置されるインタークーラ1がある。図3はこのインタークーラ1の接合構造を示しており、インタークーラ1は細長扁平形状を成すコアユニット2を多段(図3では説明の簡略化のため2段)に接合して構成されたコア3と、各コアユニット2の間に介装されたスペーサ4と、コア3の両側面(図3では上下面)を覆うように設けられた一対のエンドプレート5,6とを備えている。
コアユニット2は、内部に中空部7が形成されるように、一対の伝熱プレート8を重ね合わせることにより形成される。図4に示すように、伝熱プレート8には、内面にロウ材9がクラッドされ、外面に耐食性を考慮して犠牲材10がクラッドされている。また、スペーサ4の両側面にはロウ材11がクラッドされている。さらに、コアユニット2には、端部に連通孔12が開口され、連通孔12より中央寄りの外面に複数の突部13が形成されている。そして、一方(図3では上側)のエンドプレート5には連通孔12に対応する位置に空気流入口14及び空気流出口(図示せず)が設けられている。
したがって、コアユニット2及びエンドプレート5,6を積層し、連通孔12の周端部外面の犠牲材10とスペーサ4のロウ材11とをロウ付け接合すると、端部には各連通孔12及び空気流入口11又は前記空気流出口を介して連通部15が形成され、さらに、連通部15及び中空部7により空気流通路16が形成される。また、各コアユニット2の間、及びコアユニット2とエンドプレート5,6との間には突部13同士が接合されることにより冷却水流通路17が形成される。これにより、空気流入口14からコア3内に流入した空気は、連通部15及び空気流通路16を流通し、冷却水流通路17を流通する冷却水と熱交換を行い、冷却される。
また、他のこの種の熱交換器の接合構造としては、例えば、図5に示すような車両空調用蒸発器21がある。この車両空調用蒸発器21の場合、伝熱プレート22の内面にロウ材がクラッドされており、連通孔23の周縁部に形成された折り返し部24において、ロウ材クラッド面が外側を向くようになっている。したがって、折り返し部24のロウ材クラッド面同士を面接触させ、ロウ付けすることができ、これにより、各コアユニット25が多段に接合されるようになっている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−205785号公報(段落番号0066,0067、図8)
ところが、上記した従来例のうち、前者の場合には、伝熱プレート8の外面の犠牲材10とスペーサ4のロウ材11とをロウ付けし、コアユニット2同士を接合する構造となっているため、ロウ付け性の向上が図り難く、ピンホール等による漏れが生じる虞があった。また、スペーサ4が必要な分、部品点数が増え、さらに、スペーサ4は1.4〜2.0mm程度の板厚を有し、熱容量が大きく、温度が上昇し難いため、熱交換効率の向上が図り難いといった問題もあった。
また、後者の従来例では、折り返し部24同士を面接触させる構造となっているため、コアユニット25の厚さ方向の製造誤差を吸収することができず、接合面に隙間が生じ易く、ロー切れが起こる虞があった。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、各コアユニットの接合部のロー付け性の向上、熱交換効率の向上、部品点数の軽減、コアユニットの厚み方向の製造誤差を吸収し、製品の信頼性の向上が可能な熱交換器の接合構造を提供するものである。
本発明は、一対の伝熱プレートから成るコアユニットを多段に接合するための熱交換器の接合構造であって、前記伝熱プレートの内面にロウ材がクラッドされ、前記コアユニットに他のコアユニットと連通する連通孔が設けられ、該連通孔の周縁部に前記伝熱プレートのロウ材クラッド面が外側を向くように折り返された接合部が形成され、該接合部は、前記ロウ材クラッド面を介して線接触可能なように外方に湾曲し、前記コアユニットの厚み方向に対して弾性を有していることを特徴とする。
本発明によれば、前記コアユニット同士が線接触し、前記接合部は前記コアユニットの厚み方向に対して弾性を有するように構成されているため、前記コアユニットの厚み方向の製造誤差を吸収することができ、接合部の接触圧力を適正範囲に保持することができる。したがって、接合箇所からの漏れを確実に防止でき、製品の信頼性を向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。図1及び図2は、本発明に係る熱交換器の接合構造の一実施の形態として、水冷式のインタークーラ31における接合構造を簡略化して示している。
このインタークーラ31は、細長扁平形状を成すコアユニット32を多段(図1では説明の簡略化のため2段)に接合して構成されたコア33と、コア33の両側面(図1では上下面)を覆うように設けられた一対のエンドプレート34,35とから概略構成されている。
コアユニット32は皿状に成形された一対の伝熱プレート36を対向するように重ね合わせることにより形成されている。そして、コアユニット32の内部には中空部37が形成されており、中空部37には、図1に示されていないが、伝熱性能を高めるためフィンが装填されている。図2に示すように、伝熱プレート36には、内面にロウ材38がクラッドされ、外面には犠牲材39がクラッドされている。また、コアユニット32には、端部に連通孔40が開口され、連通孔40の周縁部はロウ材38クラッド面が外側を向くように折り返され、接合部41が形成されている。接合部41は、外方に湾曲形成され、コアユニット32の厚み方向(図1の上下方向)に対して弾性を有しており、接合部41同士がロウ材38クラッド面を介して線接触可能となっている。また、コアユニット32の外面には連通孔40より中央寄りに複数の突部42が形成されている。さらに、一方(図1では上側)のエンドプレート34には連通孔40に対応する位置に空気流入口43及び空気流出口(図示せず)が設けられている。
このような構成において、図1の下方から順に、下側エンドプレート35、各コアユニット32、上側エンドプレート35を積層し、接合部41のロウ材38クラッド面同士をロウ付け接合すると、各連通孔40及び空気流入口43又は前記空気流出口を介してそれぞれ連通部44が形成され、さらに、連通部44及び中空部37により空気流通路45が形成される。また、各コアユニット32の間、及びコアユニット32とエンドプレート34,35との間には突部42同士が接合されることにより冷却水流通路46が形成される。
この場合、接合部41同士が線接触し、接合部41はコアユニット32の厚み方向に対して弾性を有しているため、コアユニット32の厚み方向の製造誤差を吸収することができ、接合部41同士及び突部42同士の接触圧力を適正範囲に保持することができる。また、各コアユニット32の接合はロウ材38クラッド面を介して行われるため、ロウ付け性を向上させることができる。したがって、接合箇所からの漏れを確実に防止でき、製品の信頼性を向上させることができる。また、接合部41は伝熱プレート36を折り曲げることにより形成されているため、製造作業が簡素化され、部品点数の増加を抑制することができ、さらに、伝熱性能を高めることができ、熱交換効率の向上も図ることができる。
なお、接合部41の形状は上記した形状に限定されるものではなく、ロウ材38クラッド面を介して線接触可能なように外方に湾曲し、コアユニット32の厚み方向に対して弾性を有するように形成されていれば、図3に示すような形状等、他の形状であってもよい。
また、上記実施の形態においては、インタークーラ31について説明したが、これは単なる例示であり、本発明は、オイルクーラ等、他の熱交換器にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る熱交換器の接合構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器の接合部の拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器の接合部の別の例を示す拡大断面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す拡大断面図である。 他の従来例を示す断面図である。
符号の説明
31 インタークーラ
32 コアユニット
36 伝熱プレート
38 ロウ材
41 接合部

Claims (1)

  1. 一対の伝熱プレートから成るコアユニットを多段に接合するための熱交換器の接合構造であって、
    前記伝熱プレートの内面にロウ材がクラッドされ、前記コアユニットに他のコアユニットと連通する連通孔が設けられ、該連通孔の周縁部に前記伝熱プレートのロウ材クラッド面が外側を向くように折り返された接合部が形成され、該接合部は、前記ロウ材クラッド面を介して線接触可能なように外方に湾曲し、前記コアユニットの厚み方向に対して弾性を有していることを特徴とする熱交換器の接合構造。
JP2003274012A 2003-07-14 2003-07-14 熱交換器の接合構造 Pending JP2005037031A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292307A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 T Rad Co Ltd 多板式熱交換器
ITVI20090204A1 (it) * 2009-07-30 2011-01-31 Aldo Polidoro Scambiatore di calore da utilizzare, in particolare, con un bruciatore di gas combustibile

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