JP2005033801A - 部分的な書類画像へのネットワークアクセスを行なう方法、製造品及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一実施例では、本方法は、JPMファイルの複数部分についての複数の要求を受信し、その複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信する。
【選択図】 図2
Description
図1(A)〜(D)は、一般的なJPEG2000システムにより実行される動作を示す。図1(A)を参照するに、オリジナル画像(原画)が、タイル101のような規則的なタイルに分割される。これらのタイルは独立して圧縮される。従って、左上のタイルからの符号化データは、その画像の左上部分を再構築するのに充分である。同様に、その領域を分割する全てのタイルからのデータを取得すること、及びそれらをデコードすることによって、任意の領域が再構築されることが可能である。
JPIPはJPEG2000インタラクティブプロトコルを表し、国際規格ISO/IEC15444−9になる。最終ドラフト段階に近づきつつあるJPEG委員会は、この書類についての作業を行なっている。現在の書類は、“15444−9(JPIP)ECDStudyText0.1”ISO/IEC JTC1 SC29/WG1 N2396である。
JPIPは、要求を行なうクライアントによって使用されることの可能ないくつかのパラメータを規定する。これらの要求は、クライアントが関心を持つサブ画像を示す。また、要求は、ユーザが関心を寄せるメタデータについての情報及びサーバにより与えられる応答種別を制御するための情報を提供してもよい。この開示目的に関するこれらのパラメータの内最も重要なものは、フレームサイズ、領域オフセット及び領域サイズである。
JPIP応答は、3つの主要な形式をとることができ、それらは:完全画像ファイル、JPIストリームとも呼ばれるタイル−部分ストリーム、又はJPPストリームとも呼ばれる区域ストリームである。完全画像ファイルリターン形式は、本質的には、その要求に基づいて生成されたカスタムファイルを返すようなものである。2つのストリーム種別は、一連の小さな「メッセージ」より成る複合的なレスポンスである。各メッセージは、そのタイプ、そのタイプ内のインデックス、そのタイプ及びインデックスに関する「データビン(data−bin)」へのメッセージのオフセット、及びメッセージ長を識別するヘッダを有する。「データビン」は、クライアントがサーバ上のリソースに関して今までに要求した全情報を表すものと考えられる。単独の要求に応じて、サーバは幾つかの異なるデータビンの一部を配信してもよい。メッセージは典型的には完全なデータビンを含まず;その代わりに、クライアントに未だ送られていないデータビンの次の一部分を含む。小さなメッセージサイズは、画像の様々な部分に関するデータがインターリーブされることを許容し、クライアントにより指定された領域は、品質面で均一的にすることができる。同様に、画像データはメタデータと供にインターリーブされてもよい。各メッセージの長さを与えることは、そのストリームが任意のメッセージの末端で手際よく(エレガントに)終了することを可能にする。これは、サーバが1つの要求への応答を停止すること及び同じ通信チャネルでの新たな要求に応答開始することを可能にする。
JPMは書類画像用の格納部(ストレージ)を与える。JPEG2000により圧縮された画像を包含するために一般的に使用される他のファイルフォーマットを上回るJPMの主な利点の1つは、多数のページを処理する能力である。つまり、JPM規格に対するイントロダクションは、百科事典全部を格納するためのJPMの利用を説明している。他のファイルを包含する能力に起因して、百科事典のページを格納する多くのファイルが存在するが、必要なファイル全てを通じて進行するユーザエージェントにより、ページ1から終わりまで「ブラウズ」することができる。
JPMファイルフォーマットは、多くの異なるボックスタイプを使用することを許容する。いくつかの具体的なボックスが以下に詳細に説明される。
データリファレンスボックスは、現在のファイルを充分にデコードするのに必要な外部ファイル全てを列挙する。データリファレンスボックスは、JPMファイルの完全利用を可能にすること及び短い2バイトコードを外部データセグメントに与える方法を提供することの双方に必要な他のファイル全てのリストを与える。JPMファイル以外のデータを利用するJPMファイル内の他のデータは、データリファレンスid番号のみを含み、その番号は外部リファレンスのリスト中での番号である。データリファレンスボックスのみが、他のファイルに至る実際の「経路」又は「URL」(おそらくは非常に長く且つ確実に異なる長さである)を有する。この特徴は、1つのボックスのみを更新することで、あるファイルから別のファイルへ外部リファレンスを変更することを簡単にする。
連続的なコードストリームボックスは、完全なコードストリームを含む。コードストリームは、マスク又は画像オブジェクトを作成するために、通常のJPMデコーダを用いることによってデコードされる。コードストリームボックス自体は、そのコードストリームの目的を示さず;むしろ、他のボックスが連続的なコードストリームボックスに対するリファレンスを含んでもよい。従って、同じコードストリームが、おそらくは様々なページにおける多数のオブジェクトに使用可能である。
フラグメントテーブルボックスは、レイアウトオブジェクトに対するコードストリームをアドレス指定する別の手段である。連続的なコードストリームはコードストリーム全体を整然と含む必要があるが、フラグメントテーブルボックスは、フラグメント(断片)と呼ばれる小さなセグメントとしてコードストリームが別の場所に格納されることを許容する。フラグメントテーブルボックスは、コードストリームのフラグメントのリストを含む。各フラグメントは連続的でなければならないが、通常的には離散的なフラグメントを連結することによって、完全なコードストリームが得られる。フラグメントは、同一ファイル内にフラグメントテーブルボックスとして、又はデータリファレンスボックスに列挙された外部ファイル内に或いは双方に格納されることが可能である。同一ファイル内のフラグメントは、通常的にはメディアデータボックス内にある。
ページ収集ボックスは、ページ収集ボックスは、ページ及び他のページ収集ボックスのリストであるページテーブルボックスを含む。他のページ収集情報を含めることにより、非常に長い「書類」が表現可能である。例えば、最高レベルのページ収集は、「書籍」を表現するページ収集の各々、章を表現する次のレベルのページ収集の各々及びその章でページを列挙するページ収集ボックスを備える「ライブラリ」を表現する。ページ収集及びページテーブルボックスには何らの画像データも含まれておらず;それらはページボックスへのポインタを単に含む。
ページボックスは、ページヘッダボックス及びページについてのレイアウトオブジェクトボックスを含む他のボックス群を有する。ページヘッダボックスは、ページ:幅、高さ、向き及び色に関する情報を包含する。
レイアウトオブジェクトボックスは、レイアウトオブジェクトヘッダボックス、オブジェクトボックス及び選択的に付加的なボックスを含む。レイアウトオブジェクトヘッダボックスは、(画像データの)識別子、高さ、幅、水平及び垂直のオフセット並びにスタイル等のようなレイアウトオブジェクトに関する情報を有するフィールドを含む。
オブジェクトボックスは、オブジェクトヘッダボックス及び選択的に付加的なボックスを含む。オブジェクトヘッダボックスは、そのオブジェクト(マスク又は画像)に関する情報を有するフィールドを含む。フィールドは:(画像データの)タイプ、コードストリームインジケータ、水平及び垂直のオフセット、連続的なコードストリームボックス又はフラグメントテーブルボックスのオフセット及びデータリファレンス番号であり、これらはそのファイル以外に格納されているデータリファレンスボックスにより他のファイルにアクセスすることを可能にする。この開示に最も重要な要素は、コードストリームボックスのオフセット及び長さであり、なぜなら、これらの要素は画像を表すためのアクセスに必要である。
共用データ入力ボックスは、ファイル内で反復的に使用されるボックスを含むように設計される。ボックスは、id値及び共用されるデータより成る。JPMファイル中の様々な場所で何度もボックスを含める代わりに、共用データリファレンスボックスを使用し、共用データ入力ボックス内のデータを使用することができる。これは、コンテンツがボックスである規格により期待される。しかしながら、共用データ入力ボックス内のデータは何でもよい、なぜなら、それは共用データリファレンスボックスが使用されない限り読み取られないからである。
共用データリファレンスボックスは、単に、全てのボックスが含んでいる長さとタイプのフィールド及びidフィールドから成る。idフィールドは、共用データ入力ボックスを識別するために使用され、共用データリファレンスボックスのロケーションにおける共用データリファレンスボックスの代わりに使用されるべきである。例えば、同じレイアウトオブジェクトがファイルの複数ページに使用され、レイアウトオブジェクトヘッダボックスが共用データ入力ボックス内に一旦格納されるならば、レイアウトオブジェクトヘッダボックスの完全なコピーを通常的には含む各ページボックス内の各レイアウトボックスでは、共用データリファレンスボックスが代わりに使用可能である。共用データリファレンスボックスが使用する共用データ入力ボックスは、共用データリファレンスボックスと同じファイル内であって同一のidを有する任意の共用データリファレンスボックスの前に表われる必要がある。
図2は、圧縮された画像を通信するためのクライアントサーバシステムを示す。図2を参照するに、サーバ202は一般的には画像全体を有し、或いは少なくとも画像の一部へ(画像を有する場所へ)のアクセスを与える。これらの画像はJPMファイルとしてメモリ232に格納される。サーバ202は、ある種のネットワーク又は他の通信チャネルを介して、クライアント201のような少なくとも1つのクライアントに接続される。一実施例では、クライアント201は、ユーザ250のような人的なユーザにより制御される「プログラム」である。別の実施例では、クライアント201は自動化システムより成る。
JPMファイルの一部を配信するために多数の技法が使用可能である。その配信は、クライアントからの要求に応答してなされ、且つJPMファイルの一部にサーバがアクセスすることで、及びその部分をクライアントに送ることで実行される。以下、部分的な書類を要求する例示的な要求シンタックス、サーバにおけるJPMファイルの組織例及びサーバからの応答についての例示的な応答タイプを説明する。
JPMフォーマットに格納された圧縮された書類の一部をクライアントが要求するためのいくつかの可能な技法が存在する。これらのいくつかが以下に説明されるが、部分的な書類を返す技法は、要求を作成するシンタックスには依存しない。書類の一部を要求する1つの手法が存在することが単に想定される。一実施例では、要求シンタックスで指定される可能性のある項目は:希望ページ、ページ上の希望する領域、返送データの希望する解像度、返送されるデータを受信するための希望する方法であり、もしかすると既に受信したデータでもある。
JPM規格は、「JPMファイルのURLを構築するためのガイドライン」と呼ばれる付録を含んでいる。この付録は、JPMファイルのサブエレメントを識別するための一群の例を与える。完全な例示群は、JPM規格付録Eに与えられる:
「コル」は、ページ収集(ページコレクション)を表す。
パート6に記述されたシンタックスを、いっそう有用にするために、一実施例では、シンタックス(構文)が1以上の多くの方法で拡張される。この付加的なシンタックスを用いて、クライアントは、所望のコンテンツを、より多くの方法で指定することができる。サーバはこの付加的なシンタックスを認識し、要求された書類データをクライアントに与えるように、そのようなシンタックスに応答することができる。
“fsiz=480,640&rsiz=240,320&roff=240,0”
を指定することができる。
foo.jpm?page=1−5
foo.jpm?page=1&type=meta&index=1−5
のような要求が有益である。後者の要求は、ページ1についてメタデータボックス1−5内のデータをサーバが提供するように告げる。
JPEG2000パート9は、一部のJPEG2000コードストリーム及びメタデータを返すように規定された30を上回る「名称=値」(name=value)パラメータによる拡張的なシンタックスを指定する。例えば、JPIPは「サブターゲット」と呼ばれるパラメータを与え、このパラメータは、JPIPサーバが、特定の領域に関する要求をファイルの一部のみに適用することを可能にする。JPMに関し、これは、JPMファイル内部からJPEG2000コードストリームの一部を要求するために使用されることが可能である。例えば、ページボックス及び関連するオブジェクトボックスを受信したクライアントは、オブジェクトボックスからのオフセットフィールドを使用して、オブジェクトボックスのオフセットフィールドにより指定されたJPEG2000コードストリームの一部分のみ(例えば、左上隅)を要求できる。例えば、
“foo.jpm?subtarget=133224−&fsiz=1024,1024&rsiz=512,512&roff=0,0”
のようなURLは、ファイルfoo.jpmのバイトオフセット133224から始まるコードストリームの左上隅が、1024×1024サンプルのオブジェクトの画像全体を形成するのに充分な解像度で配信されることを要求する。
書類画像についてJPIPシンタックスを更に有用にするために、それを拡張することができる。
当然に、多くの可能な要求シンタックスが存在する。JPEG2000パート6及びJPEG2000パート9に示されるいくつかのシンタックスの組合せが使用されてもよい。また、画像の一部にアクセスするためにXMLシンタックスが使用されてもよい。これは、JPIPシンタックスを基礎とするが、正式なXMLとして編成される。これは、部分的な書類アクセスを提供するための一般的方法になる可能性のある「ウェブサービス」に有益であろう。
JPMファイルを用いて複合的な書類を格納する多くの方法があり、その方法は、厳密に同じ完全な書類がデコードされることを許容する。これらの相違は、ファイル中の情報の順序、同様な目的を達成できる別のボックスタイプの利用性、外部ファイルの利用性及び異なるレイアウトオブジェクトへの画素の割り当て等と関係がある。これらの差異の各々は、特定のデコーダの全体的なデコード速度、一部の書類を発見する容易性、全体的なファイルサイズ及び他の要因に影響を与える可能性がある。ファイル割当のいくつかの特定の選択肢はクライアントサーバ動作に有益である。
マスク又は画像オブジェクトを形成するためにデコードされるコードストリームは、連続的なコードストリームボックス内の若しくはメディアデータボックス内の又は共用データ入力ボックス内のJPMファイル内に格納可能である。また、コードストリームはJPMファイル以外のファイルに格納されてもよい。JPMファイルは、コードストリームが別ファイル内に、そのファイル中のあるオフセットにあることを示すので、コードストリームは様々な方法でラップされることが可能である。コードストリームはJP2ファイルに存在可能であり、コードストリームはヘッダデータを全く有しないが他のコードストリームのコレクションと共にファイル内に存在可能であり、或いはコードストリームは外部ファイルのコンテンツだけでもよい。JPMファイル中のコードストリームを格納する1つの利点は、それらが、コピーのような一般的なファイルシステム動作によってファイルから分離されないことである。また、単独のファイルとして格納される場合に、単独の要求により全書類を取得することが可能である。コードストリームを外部に格納することのいくつかの利点は、例えば、1度だけ格納されることを要する会社のロゴ又はレターヘッドのようなコードストリームが複数の書類の間で共用できることである。
コードストリームを格納する際にサーバが作成することの可能な他の選択肢は、連続的なコードストリームボックスにファイルを格納すること、又はフラグメントテーブルボックスによりコードストリームを示すことである。連続的なコードストリームボックスの利用は、そのコードストリームが全部一緒であるので、最も簡易な手法である。これはサーバにとって好都合であろう、なぜなら、サーバは、コードストリームにアクセスするためにそのファイル中の(又は他のファイルでさえも)多くの別々の場所を見渡す必要がないからである。しかしながら、フラグメントテーブルボックスを利用することは、コードストリームが外部に格納されることを許容し、JPMファイル内に格納される場合にはコードストリームが分割されることを許容する。コードストリームは、共に共通にアクセスされる複数の部分に分割されることが可能である。分割に更にいくつかの特有の意義を与えることが可能であり、例えば、第1フラグメントは低解像度であり、第2フラグメントは中程度の解像度であり、第3フラグメントは高解像度である。
フラグメントテーブルボックスを用いてアドレス指定されるコードストリームは、任意のファイルにおける任意のオフセットのものであり得る。それらが正規のJPMファイルにあるならば、それらはメディアデータボックス、フリーボックス、共用データ入力ボックス及び連続的なコードストリームボックスに格納可能である。コードストリームは、ラベルボックス、XMLボックス、UUIDボックス又は更なる補助的なページボックス(但し、これはあるJPMデコーダに問題を生じさせるので、推奨されない)のような他のボックスタイプ内に更に隠されることも可能である。最も一般的なストレージは、おそらくはメディアデータボックスであり、特定のコードストリームが1以上のメディアデータボックスに表われることが可能である。フリーボックスにコードストリームを格納することは、そのコードストリームが画像のデコードに本質的でなければ有益であろう。有用な情報を含むフリーボックスを認識しないエディタは、それを破棄する。メディアデータボックスではなく、共用データ入力ボックスにコードストリームを格納することは、何らかの意味がそのインデックスに与えられている場合にのみ有用であろう。
[一括全画像返送]
一実施例では、クライアントは、完全な圧縮画像を受信することで部分的な画像要求への応答を受信し、その圧縮画像は、要求に対する回答として、圧縮解除され表示されることが可能である。
図7は図6と同様に描かれた3つの別個のファイルを示し、3つの要求に応じてクライアントが受信したものである。第1の要求に応じてクライアントが受信した第1のファイルは、図7の左側に示される完全に自立型のJPMファイルである。より多くのデータについて更なる(第2の)要求を行なった後に、クライアントは、図7中央に示される第2のJPMファイルを受信する。このファイルは、第1のファイル内のいくつかのボックスの繰り返しを含む。この場合に、JPEG2000シグネチャボックス、ファイルタイプボックス、複合的画像ヘッダボックス及びページ収集ボックスが反復される。しかしながら、新たなファイルにおけるページボックスは、2つだけではなく、3つのオブジェクトに対するポインタを含む。ページボックスによりアドレス指定される第1のコードストリームは、サーバが以前にクライアントに送信したJPMファイル内に格納される。他のファイルへのオフセットは、ファイルのトップレベルの何処かにあるデータリファレンスボックスを要し、これは図7の中央下側に示される。
図7のようにJPMファイルにコードストリームを含めるのではなく、コードストリームは外部ファイルに保持されてもよい。サーバ上のファイルは、JPMファイル外部のコードストリームと共に格納されてもよい。これらのコードストリームを示すJPMファイルを返送することは、それらをJPMファイルと組合わせることよりも容易である。
複数の部分応答において外部コードストリームをJPMファイルと共に返送する代わりに、一実施例では、サーバ上の必要なコードストリームに対する外部リファレンスと共にJPMファイルのみを、サーバが返送する。そして、クライアントは各コードストリームについて直接的に分離要求を発行する。個々のコードストリームに関する要求は、JBIG及びJBIG2コードストリーム用のバイトレンジ要求、並びにJPEG2000コードストリーム用のJPEG2000パート9で指定されるようなJPIP要求とすることができる。この多重要求構造は、受信したデータに関するクライアントによる非常に細粒どの制御を可能にする。これは、明らかに、単独の自立型のJPMファイルを単に取得するよりもクライアントにとっては複雑になり、複数の往復又は送受信(ラウンドトリップ)を必要とし、これはデータの受信を遅らせるかもしれない。
返送されるJPMファイルのポインタを調整するのではなく、一実施例では、サーバが、識別され返送される部分と共にJPMファイルの一部を返送する。図10に、部分的に送信される1つのJPMファイルの例が示される。図10を参照するに、図10の左側に見られるように、サーバ上に完全なファイルがある。要求に基づいて、サーバは、ファイルの一部を選択し、クライアントにそれらを送信し、クライアントは送信された部分を識別(確認)する。これらの部分は図10の第2列に示されている。それらの部分の確認は、部分的なコンテンツ及び要求されたボックスのバイト範囲を示すHTTP応答により行なうことができる。このようにして返送されたファイルを利用するために、クライアントは、ファイルのどの部分が受信され、何が依然として欠けているかを追跡する。一実施例では、図10の右列に示されるように、クライアントは、「フリーボックス」(Free boxes)でファイル中のギャップを埋めることでこれを行なう。付加的なデータが受信されると、フリーボックスのサイズが調整される又はフリーボックスが完全に削除される。要求に必要な全てのボックス及びコードストリーム部分をサーバが返送する限り、標準的なJPMデコーダはそのファイル上で動作することができ、要求された領域をデコードする。理想的には、デコーダは、そのファイルが「穴又はホール」(hole)を有することに気付くべきであり、なぜなら、要求された領域外のボックスは送信されず且つ存在しないデータを指し示すポインタがファイル中に存在するからである。クライアントは、最終的には、サーバから利用可能なファイル全体を蓄積することができる。
JPPストリーム及びJPTストリームの中でファイルフォーマットボックスを返送する手法として、JPIP規格はメタデータビンを規定している。メタデータビンを利用するために、サーバは、図10に使用されるもの及び図11の左側に繰り返されるものと同じファイルを使用してもよい。要求がなされると、ファイルフォーマットボックスは、メタデータビンの一部として返送される。ファイルのトップレベルに表われる全てのボックスは、メタデータビン番号0内にあるか、又はメタデータビン0内のボックスの代わりにプレースホルダが存在する。「プレースホルダーボックス」は、サーバにより作成され、オリジナルのJPMファイルには存在しないかもしれない。メタデータビン0にてプレースホルダで置換されるボックスは、他のメタデータビンに表われる。
102 サブバンド
201 クライアント
202 サーバ
210 要求
211 応答
221 キャッシュ
222 デコーダ
231 クライアントキャッシュモデル
232 メモリ
250 ユーザ
401 書類
411−413 レイアウトオブジェクト
421 要求
422 応答
431 ディスプレイ
Claims (82)
- JPMファイルの複数部分に関する複数の要求を受信するステップ;及び
前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信するステップ;
を有し、各部分がJPMファイル形式にのっとったファイルである
ことを特徴とする方法。 - 前記複数部分が、1以上の望まれるページ、ページ中の1以上の望まれる領域、返送されるデータに望まれる解像度、返送されるデータを受信するのに望まれる技法、及び既に受信したJPMファイル中のデータの指標より成る群から選択される
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記要求が、ページに関する空間的部分、ページに関する低い解像度、ページの範囲及びラベル付けされていないボックスより成る群から選択される
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 少なくとも1つの要求がJPMファイルのボックスタイプを指定し、前記JPMファイルの少なくとも一部が、前記少なくとも1つの要求で指定された各ボックスタイプの1以上に格納された情報を含む
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記少なくとも1つの要求が、更に、ボックスタイプに関連するサブボックスを指定し、前記応答が前記ボックスタイプの前記サブボックスに関連するデータを含む
ことを特徴とする請求項4記載の方法。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、あるオフセットから始まるJPMファイル中のボックスを指定する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記応答が、前記ボックスのコンテンツの全てを返送する
ことを特徴とする請求項6記載の方法。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、JPMファイル中のページがディスプレイに表示されるところのページサイズを指定し、前記ページ内で要求された画像部分を指定する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記複数の要求の少なくとも1つにおける少なくとも1つのパラメータが、範囲を指定する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、オフセットにより示されるコードストリームの部分を取得するために、オブジェクトボックスからのオフセットを含む
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、取得するコードストリームの部分を識別するためのフレームサイズ、領域オフセット及び領域サイズを指定する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、ページ要求パラメータを含む
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 外部ファイルストレージを用いて、サーバ上のJPMファイルを格納するステップ
を更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 共用データ入力ボックス内の複数のコードストリームと共に、サーバ上のJPMファイルを格納するステップ
を更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記複数の要求の少なくとも1つに関連するJPMファイル内のボックスを収集するステップ;
少なくとも1つの要求に関連する前記ボックスと共に、前記ファイル中の新たな場所に対するボックスのリファレンスを調整し、新たなJPMファイルを作成するステップ;及び
前記新たなJPMファイルを送信するステップ;
を更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 新たなJPMファイルを作成するステップが、外部ファイルに対するポインタを除去するステップを有する
ことを特徴とする請求項15記載の方法。 - 新たなJPMファイルを作成するステップが、ページ数及びページ上のオブジェクト数を調整するステップを有する
ことを特徴とする請求項15記載の方法。 - ページ数及びページ上のオブジェクト数を調整するステップが、前記複数の要求の少なくとも1つを満たすのに必要なページ及びオブジェクトのみに調整するステップを有する
ことを特徴とする請求項17記載の方法。 - 前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信するステップが、少なくとも1つの外部に格納されたファイルに対する少なくとも1つのリファレンスと共に、別のJPMファイルを送信するステップを有する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記少なくとも1つの外部に格納されたファイルが、少なくとも1つの外部に格納されたコードストリームを有する
ことを特徴とする請求項19記載の方法。 - 以前に送信されたJPMファイルのデータに対するリファレンスと共に別のJPMファイルを送信するステップ
を更に有することを特徴とする請求項19記載の方法。 - 外的に参照されるファイルによりJPMファイルをグループ化し、前記複数の要求の少なくとも1つに応じて該グループを送信するステップ
を更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記グループがMIMEファイルである
ことを特徴とする請求項22記載の方法。 - 前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信するステップが、ページ又はレイアウトオブジェクトを除去せずに、サーバ上のファイルを指し示すための、1以上の要求の一部ではないオブジェクト用の変更されたリファレンスと共に前記JPMファイルを送信するステップを有する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 以前に送信されたJPMファイル内で1以上のコードストリームを拡張するコードストリームデータを含む別のJPMファイルを送信するステップ
を更に有することを特徴とする請求項24記載の方法。 - 実行可能な命令を格納する1以上の記録可能な媒体を有する製造品であって、該命令は、システムにより実行される場合に、前記システムに:
JPMファイルの複数部分に関する複数の要求を受信するステップ;及び
前記複数の要求に応答して、JPMファイルを部分的に送信するステップ;
を有する方法を実行させ、各部分がJPMファイル形式にのっとったファイルである
ことを特徴とする製造品。 - 前記複数部分が、1以上の望まれるページ、ページ中の1以上の望まれる領域、返送されるデータに望まれる解像度、返送されるデータを受信するのに望まれる技法、及び既に受信したJPMファイル中のデータの指標より成る群から選択される
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記要求が、ページに関する空間的部分、ページに関する低い解像度、ページの範囲及びラベル付けされていないボックスより成る群から選択される
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 少なくとも1つの要求がJPMファイルのボックスタイプを指定し、前記JPMファイルの少なくとも一部が、前記少なくとも1つの要求で指定された各ボックスタイプの1以上に格納された情報を含む
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記少なくとも1つの要求が、更に、ボックスタイプに関連するサブボックスを指定し、前記応答が前記ボックスタイプの前記サブボックスに関連するデータを含む
ことを特徴とする請求項29記載の製造品。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、あるオフセットから始まるJPMファイル中のボックスを指定する
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記応答が、前記ボックスのコンテンツの全てを返送する
ことを特徴とする請求項31記載の製造品。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、JPMファイル中のページがディスプレイに表示されるところのページサイズを指定し、前記ページ内で要求された画像部分を指定する
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記複数の要求の少なくとも1つにおける少なくとも1つのパラメータが、範囲を指定する
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、オフセットにより示されるコードストリームの部分を取得するために、オブジェクトボックスからのオフセットを含む
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、取得するコードストリームの部分を識別するためのフレームサイズ、領域オフセット及び領域サイズを指定する
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、ページ要求パラメータを含む
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 外部ファイルストレージを用いて、サーバ上のJPMファイルを格納するステップ
を前記方法が更に有することを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 共用データ入力ボックス内の複数のコードストリームと共に、サーバ上のJPMファイルを格納するステップ
を前記方法が更に有することを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記複数の要求の少なくとも1つに関連するJPMファイル内のボックスを収集するステップ;
少なくとも1つの要求に関連する前記ボックスと共に、前記ファイル中の新たな場所に対するボックスのリファレンスを調整し、新たなJPMファイルを作成するステップ;及び
前記新たなJPMファイルを送信するステップ;
を前記方法が更に有することを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 新たなJPMファイルを作成するステップが、外部ファイルに対するポインタを除去するステップを有する
ことを特徴とする請求項40記載の製造品。 - 新たなJPMファイルを作成するステップが、ページ数及びページ上のオブジェクト数を調整するステップを有する
ことを特徴とする請求項40記載の製造品。 - ページ数及びページ上のオブジェクト数を調整するステップが、前記複数の要求の少なくとも1つを満たすのに必要なページ及びオブジェクトのみに調整するステップを有する
ことを特徴とする請求項42記載の製造品。 - 前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信するステップが、少なくとも1つの外部に格納されたファイルに対する少なくとも1つのリファレンスと共に、別のJPMファイルを送信するステップを有する
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記少なくとも1つの外部に格納されたファイルが、少なくとも1つの外部に格納されたコードストリームを有する
ことを特徴とする請求項44記載の製造品。 - 以前に送信されたJPMファイルのデータに対するリファレンスと共に別のJPMファイルを送信するステップ
を前記方法が更に有することを特徴とする請求項44記載の製造品。 - 外的に参照されるファイルによりJPMファイルをグループ化し、前記複数の要求の少なくとも1つに応じて該グループを送信するステップ
を前記方法が更に有することを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 前記グループがMIMEファイルである
ことを特徴とする請求項47記載の製造品。 - 前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信するステップが、ページ又はレイアウトオブジェクトを除去せずに、サーバ上のファイルを指し示すための、1以上の要求の一部ではないオブジェクト用の変更されたリファレンスと共に前記JPMファイルを送信するステップを有する
ことを特徴とする請求項26記載の製造品。 - 以前に送信されたJPMファイル内で1以上のコードストリームを拡張するコードストリームデータを含む別のJPMファイルを送信するステップ
を前記方法が更に有することを特徴とする請求項49記載の製造品。 - JPMファイルの複数部分に関する複数の要求を受信する入力;及び
前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信するサーバコア;
を有し、各部分がJPMファイル形式にのっとったファイルである
ことを特徴とする装置。 - 前記複数部分が、1以上の望まれるページ、ページ中の1以上の望まれる領域、返送されるデータに望まれる解像度、返送されるデータを受信するのに望まれる技法、及び既に受信したJPMファイル中のデータの指標より成る群から選択される
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記要求が、ページに関する空間的部分、ページに関する低い解像度、ページの範囲及びラベル付けされていないボックスより成る群から選択される
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 少なくとも1つの要求がJPMファイルのボックスタイプを指定し、前記JPMファイルの少なくとも一部が、前記少なくとも1つの要求で指定された各ボックスタイプの1以上に格納された情報を含む
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記少なくとも1つの要求が、更に、ボックスタイプに関連するサブボックスを指定し、前記応答が前記ボックスタイプの前記サブボックスに関連するデータを含む
ことを特徴とする請求項54記載の装置。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、あるオフセットから始まるJPMファイル中のボックスを指定する
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記応答が、前記ボックスのコンテンツの全てを返送する
ことを特徴とする請求項56記載の装置。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、JPMファイル中のページがディスプレイに表示されるところのページサイズを指定し、前記ページ内で要求された画像部分を指定する
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記複数の要求の少なくとも1つにおける少なくとも1つのパラメータが、範囲を指定する
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、オフセットにより示されるコードストリームの部分を取得するために、オブジェクトボックスからのオフセットを含む
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、取得するコードストリームの部分を識別するためのフレームサイズ、領域オフセット及び領域サイズを指定する
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記複数の要求の少なくとも1つが、ページ要求パラメータを含む
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記サーバコアが、外部ファイルストレージを用いて、サーバ上のJPMファイルを格納する
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記サーバコアが、共用データ入力ボックス内の複数のコードストリームと共に、JPMファイルを格納する
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記サーバコアが、少なくとも1つの外部に格納されたファイルに対する少なくとも1つのリファレンスと共に、別のJPMファイルを送信することで、前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信する
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 前記少なくとも1つの外部に格納されたファイルが、少なくとも1つの外部に格納されたコードストリームを有する
ことを特徴とする請求項65記載の装置。 - 以前に送信されたJPMファイルのデータに対するリファレンスと共に別のJPMファイルを送信する
ことを特徴とする請求項65記載の装置。 - 前記サーバコアが、ページ又はレイアウトオブジェクトを除去せずに、サーバ上のファイルを指し示すための、1以上の要求の一部ではないオブジェクト用の変更されたリファレンスと共に前記JPMファイルを送信することで、前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信する
ことを特徴とする請求項51記載の装置。 - 以前に送信されたJPMファイル内で1以上のコードストリームを拡張するコードストリームデータを含む別のJPMファイルが送信される
ことを特徴とする請求項68記載の装置。 - 複数の要求の少なくとも1つに関連するJPMファイル内のボックスを収集するステップ;
前記少なくとも1つの要求に関連するボックスと共に、ファイル内の新たな場所に対するボックスのリファレンスを調整し、新たなJPMファイルを作成するステップ;
前記新たなJPMファイルを送信するステップ;
を有することを特徴とする方法。 - 新たなJPMファイルを作成するステップが、外部ファイルに対するポインタを除去するステップを有する
ことを特徴とする請求項70記載の方法。 - 新たなJPMファイルを作成するステップが、ページ数及びページ上のオブジェクト数を調整するステップを有する
ことを特徴とする請求項70記載の方法。 - ページ数及びページ上のオブジェクト数を調整するステップが、前記複数の要求の少なくとも1つを満たすのに必要なページ及びオブジェクトのみに調整するステップを有する
ことを特徴とする請求項72記載の方法。 - 実行可能な命令を格納する1以上の記録可能な媒体を有する製造品であって、該命令は、システムにより実行される場合に、前記システムに:
複数の要求の少なくとも1つに関連するJPMファイル内のボックスを収集するステップ;
前記少なくとも1つの要求に関連するボックスと共に、ファイル内の新たな場所に対するボックスのリファレンスを調整し、新たなJPMファイルを作成するステップ;
前記新たなJPMファイルを送信するステップ
を有する方法を実行させることを特徴とする製造品。 - 複数の要求の少なくとも1つに関連するJPMファイル内のボックスを収集する手段;
前記少なくとも1つの要求に関連するボックスと共に、ファイル内の新たな場所に対するボックスのリファレンスを調整し、新たなJPMファイルを作成する手段;
前記新たなJPMファイルを送信する手段;
を有することを特徴とする装置。 - JPMファイルの複数部分についての複数の要求を受信するステップ;
前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信するステップ;及び
送信される部分の指標と共に前記JPMファイルの部分を送信するステップ;
を有することを特徴とする方法。 - 送信される部分の指標と共に前記JPMファイルの部分を送信するステップが、返送されるボックスの部分的内容及びバイト範囲を示すHTTP応答を使用するステップを有する
ことを特徴とする請求項76記載の方法。 - 受信したJPMファイル内のギャップをフリーボックスで埋めるステップ
を更に有することを特徴とする請求項76記載の方法。 - 受信したJPMファイル内の1以上のギャップを埋める新たなデータが到来するように、前記フリーボックスのサイズを調整するステップ
を更に有することを特徴とする請求項78記載の方法。 - 実行可能な命令を格納する1以上の記録可能な媒体を有する製造品であって、該命令は、システムにより実行される場合に、前記システムに:
JPMファイルの複数部分についての複数の要求を受信するステップ;
前記複数の要求に応答してJPMファイルを部分的に送信するステップ;及び
送信される部分の指標と共に前記JPMファイルの部分を送信するステップ;
を有する方法を実行させることを特徴とする製造品。 - 複数の要求を生成するステップ;及び
前記複数の要求に対する応答の一部として、JPMファイルを部分的に受信するステップ;
を有し、少なくとも1つの部分が、JPMファイルの以前に受信された部分として、受信されたJPMファイルの部分を指し示す
ことを特徴とする方法。 - 実行可能な命令を格納する1以上の記録可能な媒体を有する製造品であって、該命令は、システムにより実行される場合に、前記システムに:
複数の要求を生成するステップ;及び
前記複数の要求に対する応答の一部として、JPMファイルを部分的に受信するステップ;
を有する方法を実行させ、少なくとも1つの部分が、JPMファイルの以前に受信された部分として、受信されたJPMファイルの部分を指し示すことを特徴とする製造品。
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