JP2005030765A - 携帯時計 - Google Patents

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Haruki Hiranuma
春樹 平沼
Shinichi Omori
伸一 大森
Hisamitsu Yoshikawa
久光 吉川
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    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/08Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits
    • G04B37/10Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits of winding stems
    • G04B37/103Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits of winding stems by screwing the crown onto the case

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Abstract

【課題】巻真パイプ周りのメンテナンスに優れた携帯時計を提供する。
【解決手段】胴13のパイプ取付け孔17に取外し可能にねじ込まれた巻真パイプ21を備え、胴13の外部に配置された巻真パイプ21のパイプ端部23に、竜頭31の竜頭ヘッド32を被せるようにねじ込んで、この竜頭31の不用意な回転を妨げることが可能な携帯時計10を前提とする。パイプ取付け孔17と、この孔17にねじ込まれる巻真パイプ21の挿入部22との内の一方にリング受け部17aを設け、他方に軟質でかつ弾性を有する摩擦リング29を支持する。この摩擦リング29はリング受け部17aに弾性的に密接して巻真パイプ21を回り止めする。これにより、竜頭操作に伴う巻真パイプ21の不用意な回転を妨げるとともに、メンテナンスにおいて巻真パイプ21を胴13に対して着脱できるようにしたことを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、竜頭が不用意に回転されないように保持する構造を備えた携帯時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばダイバーズウォッチ等の携帯時計では、その携帯時に竜頭が不用意に回転されないように、ねじの噛合いを利用して竜頭をロックする構造(この構造を本明細書ではねじロック又はねじロック構造と称する。)が採用されている。
【0003】
ねじロック構造は、時計ムーブメントが内蔵された胴に取付けた巻真パイプの胴外に突出したパイプ端部の外周に雄ねじ部を形成し、この雄ねじ部に、前記パイプ端部に被嵌する竜頭の竜頭ヘッドの雌ねじ部を螺合する構造である。これにより、通常時には、竜頭ヘッドを巻真パイプのパイプ端部の外周にねじ込んで竜頭をねじロックできる。又、時計ムーブメントを操作する時には、雄ねじ部に対する竜頭ヘッドのねじ込みを外してから、竜頭を引き動かした状態にして、巻真パイプの内側に配置されている巻真を回転操作できる。
【0004】
このようなねじロック構造を備えた従来の携帯時計では、一般に、胴に対して巻真パイプをろう付けすることにより、巻真パイプ取付け部の防水を図っている(例えば特許文献1参照。)。
【0005】
この他に、竜頭が螺合される雄ねじ部とは別の雄ねじ部を巻真パイプに設けて、この別の雄ねじ部を胴のパイプ取付け孔にねじ込むとともに、このねじ込みに伴い胴と竜頭ヘッドとの間に防水パッキンを挟み込んで、巻真パイプ取付け部の防水を図った携帯時計も知られている。
【0006】
【特許文献1】
特開昭57−46181号公報(第1頁右欄第8行−第2頁左欄第7行、第1図−第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ねじロック構造を備える携帯時計では、落下に伴う衝撃や竜頭が繰返し回転操作されること等により、互いに螺合する竜頭の雌ねじ部と巻真パイプの雄ねじ部とが摩耗したり、削れたりして、ねじロックの機能が低下することがある。
【0008】
このような事態に至った場合、胴に巻真パイプがろう付けされている特許文献1の携帯時計では、巻真パイプの胴からの取外しを伴う竜頭回りの部品交換ができない。それにより、胴を含めた時計外装組立の交換を余儀なくされている。
【0009】
胴に巻真パイプをねじ込んだ時計では、原理的には巻真パイプを含めた竜頭周りの部品交換が可能であると考えられている。しかし、この構成では、竜頭を巻真パイプに螺合させたり、この螺合を外したりするたびに、巻真パイプには回転力が作用する。それに伴って胴に対する巻真パイプのねじ込みが緩んで、防水パッキンによる防水性が低下するおそれがある。
【0010】
この対策として、巻真パイプと胴との螺合部に接着剤を充填することが行われることがある。このように接着止めされる場合には、接着剤の量の管理が困難であるので、実際上は巻真パイプを胴から取外すことが困難となる場合が多く、竜頭回りの部品交換ができなくなる。それにより、ねじロック機能が低下した場合に、胴を含めた時計外装組立の交換を余儀なくされている。
【0011】
本発明が解決しようとする課題は、ねじロック機能が低下した場合に竜頭周りの部品交換を可能とした携帯時計を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、雌ねじ部を有するパイプ取付け孔が設けられた胴と、前記雌ねじ部に取外し可能に螺合される第1雄ねじ部が設けられた挿入部、及び第2雄ねじ部を有して前記胴の外部に配置されるパイプ端部を備え、前記挿入部が前記パイプ取付け孔にねじ込まれて前記胴に取付けられた巻真パイプと、前記第2雄ねじ部に取外し可能に螺合する雌ねじ部が形成された竜頭ヘッドを有して前記巻真パイプに取付けられた竜頭と、前記パイプ取付け孔及び前記挿入部の内の一方に支持されるとともに、他方に設けられたリング受け部に弾性的に密接して前記巻真パイプを回り止めする軟質でかつ弾性を有した摩擦リングと、を具備している。
【0013】
本発明で、胴及び巻真パイプは金属例えばステンレス鋼等の材料で好適に作ることができるが、これに制約されず合成樹脂製とすることも可能である。本発明で、摩擦リングは挿入部に支持することができ、この場合にリング受け部はパイプ取付け孔で形成できるとともに、この逆に、摩擦リングをパイプ取付け孔に支持することもでき、この場合にリング受け部は挿入部の外周面で形成できる。本発明で、摩擦リングの材料としては、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂のいずれでも使用可能である。この中でも例えばポロプロピレンなどの合成樹脂を使用することは、水分やオゾン等に対して劣化し難く、耐候性に優れる点で好ましい。本発明で、摩擦リングを、単一の材料で成形することは、成形が容易で低コスト化を図り易い点で好ましい。しかし、例えば強度や弾性力が異なる複数の材料を積層する等複合させて摩擦リングを作ることも可能である。或いは、リング受け部及び挿入部に接する部分が少なくとも軟質でかつ弾性を有した層となっていれば、補強等のために弾性変形可能なリング状の金属線等を内蔵していてもよい。
【0014】
本発明では、胴のパイプ取付け孔と、この孔にねじ込んで取付けられている巻真パイプの挿入部との間に摩擦リングを圧縮して挟んでいて、この摩擦リングが挿入部及びリング受け部に弾性的に密接して、その摩擦力で胴に対して巻真パイプが回らないように保持している。これにより、接着剤を用いて胴に巻真パイプを接着止めすることなく、竜頭操作等に伴って巻真パイプが回転されることを抑制できる。そして、摩擦リングの摩擦力に勝る力で巻真パイプを緩む方向に回転操作することにより、このパイプを胴から抜き出すことができる。これにより、時計外装全体の交換を余儀なくされることなく巻真パイプ等の部品交換が可能である。
【0015】
本発明の好ましい形態では、前記リング受け部及び前記摩擦リングが、前記胴の雌ねじ部と前記第1雄ねじ部との螺合部よりも前記胴の胴内空間に寄って配置されているので、摩擦リングがオゾンや水分に晒されることを前記螺合部で抑制可能である。
【0016】
本発明の好ましい形態では、前記摩擦リングがその内周を前記挿入部に設けた環状溝に嵌合して支持されているとともに、前記リング受け部が前記パイプ取付け孔に設けられているので、組立てに際して、挿入部に摩擦リングを保持して巻真パイプ周りを組立て可能であるとともに、組立て時に摩擦リングの使用の有無を容易に目視確認することが可能である。
【0017】
本発明の好ましい形態では、前記胴の雌ねじ部と前記第1雄ねじ部との螺合部よりも前記竜頭ヘッドに寄ってリング状の防水パッキンが設けられているので、摩擦リングがオゾンや水分に晒されることを防水パッキンで抑制可能であるとともに、必ずしも摩擦リングが防水機能を担わなくてもよくなる。
【0018】
本発明の好ましい形態では、前記摩擦リングが一端に環状の鍔を有し、前記パイプ取付け孔に、環状段部及びこの段部に連なる小径孔部からなる胴側リング挟み部を設け、前記挿入部に、前記摩擦リングの鍔以外のリング状部分を前記小径孔部との間に挟む円形周壁及びこの周壁に連なり前記鍔を前記環状段部との間に挟む他の環状段部からなるパイプ側リング挟み部を設け、前記両リング挟み部間に前記摩擦リングが挟まれているので、摩擦リングの鍔に相当する分摩擦を得るためのの接触面積が増やされるとともに、鍔回りでの防水性能も得ることも可能である。
【0019】
本発明の好ましい形態では、前記リング受け部及び前記摩擦リングが、前記胴の雌ねじ部と前記第1雄ねじ部との螺合部よりも前記竜頭ヘッドに寄って配置されて防水パッキンを兼ねているので、巻真パイプとパイプ取付け孔との間の防水をするための防水パッキンを特別に要しない。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
【0021】
図1中符号10は携帯時計としての腕時計を示しており、この腕時計10は時計外装組立11内に文字板12及び図示しない時計ムーブメント等を収容している。時計ムーブメントは、小型電池やぜんまいを動力にしたもの、又は自動巻きのもの、若しくはクォーツ発振モジュールにより文字板12上で時刻等をデジタル表示するデジタル時計対応のもの、或いはデジタル時計対応のものとそれ以外のものとを併用したもの等のいずれであってもよい。
【0022】
図2に示すように時計外装組立11は、環状をなす金属製の胴13の厚み方向一面に、カバーガラス14を液密に装着するとともに、胴13の厚み方向他面に、金属等からなる裏蓋15を液密に螺着して形成されている。カバーガラス14を通して文字板12は視認可能である。裏蓋15は取外し可能である。
【0023】
図2に示すように胴13の一部には、この胴13を径方向に貫通する断面円形の段月孔からなるパイプ取付け孔17が開けられている。パイプ取付け孔17の一端は、胴13の胴内空間11cに開口され、パイプ取付け孔17の他端は、胴外側、つまり時計外装組立11の外部に開口されている。
【0024】
パイプ取付け孔17は、リング受け部17aと、雌ねじ部17bと、パッキン収容部17cとから形成されている。リング受け部17aは、例えばパイプ取付け孔17の最小孔径部分をなしているとともに、胴13の胴内面13aに開口している。胴内面13aは胴内空間11cに臨んでいる。雌ねじ部17bは、環状の段部17dをリング受け部17aとの間に設けて胴13の胴外面13b寄りに形成されている。この雌ねじ部17bの内径は、リング受け部17aの径よりも大きい。パッキン収容部17cは、後述の竜頭ヘッド32に寄せて雌ねじ部17bに連続して形成されていて、胴13の胴外面13bに開口している。このパッキン収容部17cは雌ねじ部17bの谷径より大きい。こうしたパイプ取付け孔17の孔構造では、雌ねじ部17bがリング受け部17aとパッキン収容部17cとの間に設けられている。
【0025】
時計外装組立11の胴13には、パイプ取付け孔17に挿入される巻真パイプ21が、胴外側から出し入れ可能に取付けられている。巻真パイプ21は、金属製、例えばステンレス鋼製であって、図2及び図3(A)(B)に示すように挿入部22とパイプ端部23とを備えている。
【0026】
挿入部22の先端部寄り部分は、リング受け部17aの孔径より僅かに小径で、リング受け部17a内に挿入される部分である。この先端部寄り部分の外周には、環状溝24が設けられているとともに、リング受け部17a内への挿入を容易にするために先細状のテーパ22aが挿入部22の環状溝24よりも先端部側に形成されている。挿入部22の根元寄り、つまり、パイプ端部23寄りには、第1雄ねじ部25が設けられている。この第1雄ねじ部25は雌ねじ部17bに螺合される部分である。したがって、巻真パイプ21はその挿入部22をパイプ取付け孔17にねじ込むことにより、胴13に挿入して取付けられている。
【0027】
パイプ端部23は、挿入部22より大径であって、胴13の外部に配置される部分であり、その挿入部22寄りの端面23aは、胴外面13bに接するようになっている。この端面23aはパッキン収容部17cを閉じることができる大きさに形成されている。端面23aは、胴外面13bに接して胴13に対する巻真パイプ21のねじ込み深さ(挿入深さ)を規制する。
【0028】
パイプ端部23の外周には第2雄ねじ部26が設けられている。パイプ端部23の他端部、つまり、第2雄ねじ部26を間に置いて挿入部22とは反対側の部分は、第2雄ねじ部26より小径となっており、この部分には複数の切欠き溝27が設けられている。これらの切欠き溝27には、図示しない工具が係脱される。切欠き溝27に係合された工具を介して巻真パイプ21を回転操作することができる。この操作により、雌ねじ部17bに第1雄ねじ部25を螺合させて巻真パイプ21をパイプ取付け孔17にねじ込んだり、この逆に前記螺合を解除して巻真パイプ21をパイプ取付け孔17から抜き出すことが可能である。
【0029】
挿入部22の環状溝24には軟質でかつ弾性を有した摩擦リング29が嵌合して支持されている。支持された摩擦リング29は自らが縮径しようとする弾性力によって巻締め状態となっている。このため、摩擦リング29の内周が環状溝24に密接している。摩擦リング29の外径は、その外周がリング受け部17aに弾性的に密接されるようにリング受け部17aの孔径よりも大きい。
【0030】
摩擦リング29はその肉厚以上の幅を有して断面が矩形状をなしている。この摩擦リング29の幅は、少なくとも0.5mmあればよいが、パイプ取付け孔17の長さ及び雌ねじ部17bの長さとの兼ね合いで、許容される限り長い幅とすることが、摩擦のための面積をより大きく確保できる点で好ましい。
【0031】
この摩擦リング29は、その摩擦力で巻真パイプ21の回転を抑制する機能を発揮するものであって、ゴム材料のように体積変化を伴って弾性変形をする軟質な弾性材料で形成されている。この摩擦リング29は、水分やオゾン等に対して安定性のある耐候性の弾性材料、例えばポリプロピレン等の合成樹脂で好適に作ることができるが、天然ゴム製とすることも可能である。
【0032】
胴13のパッキン収容部17cには防水パッキン30が収容されている。この防水パッキン30は弾性可能なゴムでリング形に形成されている。
【0033】
摩擦リング29が装着された挿入部22を、既述のようにパイプ取付け孔17に胴外側からねじ込むことによって、摩擦リング29とリング受け部17aとの径差に応じて摩擦リング29が圧縮される弾性変形を伴って、この摩擦リング29がリング受け部17aと挿入部22との間に挟まれて、摩擦リング29の外周がリング受け部17aに弾性的に密接される。そして、挿入部22のねじ込みの最終段階では、パイプ端部23の端面23aが、防水パッキン30を厚み方向に押し潰して胴外面13bに接触される。
【0034】
このような胴13への巻真パイプ21のねじ込みでは、雌ねじ部17bに対する第1雄ねじ部25の噛合いがある程度進んだ後に、摩擦リング29がリング受け部17aに圧入気味に挿入されて、前記ねじ込みが更に進行する。このため前記摩擦リング29の弾性変形が雌ねじ部17bと第1雄ねじ部25との噛合い開始の支障となることがない。図2中符号Qは摩擦リング29の圧縮代(締め代)を示しており、この圧縮代Qは挿入部22、パイプ取付け孔17、及び摩擦リング29の寸法精度によって容易に管理できる。
【0035】
巻真パイプ21が胴13に取付けられた状態は図2に示されている。この取付け状態では、リング受け部17aに密接した摩擦リング29は、胴内空間11cに寄せて配置され、雌ねじ部17bとこれに螺合された第1雄ねじ部25との螺合部が、摩擦リング29よりも胴外面13bに寄せて設けられ、更に、この螺合部よりも胴外面13bに寄せて防水パッキン30が配置されている。
【0036】
このため、摩擦リング29は、胴13の外部に対して防水パッキン30と、前記螺合部とで夫々遮断されていて、摩擦リング29が水やオゾンに晒されることを二重に抑制できる。これにより、例えば、摩擦リング29が天然ゴム製であってもその劣化が有効に抑制されて、摩擦リング29の耐久性が向上されるので、所定の性能を長期間にわたり維持可能である。しかも、摩擦リング29が必ずしも防水機能を担わなくてもよいので、摩擦リング29の材料の選択肢を広げることも可能である。
【0037】
こうした利点は、防水パッキン30を省略して実施する場合でも、前記螺合部での1重の遮断によって得ることが可能である。しかし、以上のように防水パッキン30を併用する構成では、防水性能がより優れた仕様の携帯時計を得ることができる。
【0038】
胴13への巻真パイプ21の前記取付けは、既述のように挿入部22の外周に摩擦リング29を保持して実施されるので、パイプ取付け孔17への摩擦リング29の取付けと、挿入部22のねじ込みとを別々に行う手間を要することがなく、1度に行える。更に、単品の摩擦リング29を取扱う場合のように、このリング29が不用意に脱落する恐れもない。したがって、胴13への巻真パイプ21の前記取付け作業性がよい。しかも、組立て時に摩擦リング29の使用の有無を容易に目視確認できる。このため、誤って摩擦リング29を取付けないで、胴13に巻真パイプ21が取付けられることも防止可能である。また、摩擦リング29を保持する環状溝24は孔の内周に加工するよりも軸の外周に加工する方が加工し易いので、加工コストを低減できる点でも優れている。
【0039】
雌ねじ部17bの内径は摩擦リング29の外径より大きいので、巻真パイプ21の胴13へのねじ込みに伴って、摩擦リング29の外周部が雌ねじ部17bと干渉して傷付くことが抑制される。このため、摩擦リング29の弾性反発力によるリング受け部17aへの密接により、最終的な防水個所での防水性を保証し易い。
【0040】
図1及び図2中符号31で示す竜頭は、金属製であって、竜頭ヘッド32と、この中央部から軸方向に一体に延びる竜頭軸部33とを有している。竜頭ヘッド32には、竜頭軸部33の根元側部分を囲む環状の逃げ溝34が設けられている。逃げ溝34はパイプ端部23を収容する部分であリ、この逃げ溝34の内周にはねじロックのための雌ねじ部35が形成されている。雌ねじ部35は、パイプ端部23の第2雄ねじ部26に取外し可能に螺合される。
【0041】
竜頭軸部33は胴外側から巻真パイプ21に挿入されている。竜頭軸部33には胴内側から時計ムーブメントの巻真36が連結されている。図2中符号37は竜頭軸部33に収容されて巻真36を付勢するコイルばねを示している。
【0042】
図2中符号38はパイプ端部23の凹部に収容された環状のゴム製防水パッキンを示し、符号39は竜頭軸部33の根元部に嵌合された押えリングを示している。竜頭ヘッド32をパイプ端部23に被るようにねじ込むことに伴って、押えリング39が防水パッキン38を圧縮状態に弾性変形させるから、これにより、巻真パイプ21の内周と竜頭軸部33の外周との間が防水されている。
【0043】
以上の構成を備えた携帯腕時計10において、巻真36を操作するには、まず、竜頭31を緩み方向に回転させて、その雌ねじ部35を巻真パイプ21の第2雄ねじ部26から外した状態とする。次に、この状態で、竜頭31を所定の引出し状態として、その位置で回転させることにより、時計ムーブメントを操作して時刻合わせ等の調整を行うことができる。
【0044】
この調整後には、竜頭31を押し戻した状態とした上で、その竜頭ヘッド32がパイプ端部23に被るように雌ねじ部35を第2雄ねじ部26にねじ込む。これにより、竜頭ヘッド32がパイプ端部23に被った状態に竜頭31が保持され、この竜頭31が腕時計10の携帯時に不用意に回転されないようにねじロックできる。
【0045】
この巻真操作においては、第2雄ねじ部26に竜頭31の雌ねじ部35が着脱されるに伴って巻真パイプ21にはこれを回転させようとする力が作用する。しかし、巻真パイプ21の挿入部22とパイプ取付け孔17のリング受け部17aとの間に挟まれている摩擦リング29が、その弾性反発力で挿入部22及びリング受け部17aの両者に密接して、所定の摩擦力を与えている。このため、この摩擦力による抵抗で、巻真パイプ21が不用意に回転することを抑制できる。これに伴って、巻真パイプ21の不用意な回転防止のために接着材を用いて巻真パイプ21を胴13に固定する必要がない。
【0046】
このため、腕時計10をメンテナンスする場合には、その竜頭31を既知の方法で外した後に、既述のように巻真パイプ21を緩み方向に回転させることにより、この巻真パイプ21の第1雄ねじ部25と胴13の雌ねじ部17bとの噛合いを外して、巻真パイプ21をパイプ取付け孔17から取り出すことが可能である。
【0047】
したがって、巻真パイプ21の交換が必要な場合には、巻真パイプ21を単独に交換可能である。これにより、修理の依頼者にとっては、胴13等を含めた時計外装組立11の交換を余儀なくされることなく、部品交換で対応することが可能となるので、費用負担を少なくできる。
【0048】
なお、巻真パイプ21の交換を伴うか否かに拘らず、メンテナンスにおいて胴外面13bをバフ研摩等により磨いて胴13をきれいにする場合に、巻真パイプ21を取外して、このパイプ21が磨き作業の邪魔にならない状態で行うことが可能である。このため、磨き作業がし易く、かつ、胴外面13bを確実に磨くことができる。
【0049】
次に、本発明の第2〜第5の実施形態を説明する。これらの実施形態は、基本的には第1実施形態と同じであるので、同じ部分については第1実施形態と同一符号を付してその説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる部分について説明する。
【0050】
図4は本発明の第2実施形態を示している。この実施形態は、第1実施形態で使用した防水パッキンを省略した点以外は図4に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
【0051】
したがって、この第2実施形態の腕時計10でも、竜頭31の回転操作に伴い巻真パイプ21が不用意に回転することを、巻真パイプ21の挿入部22とリング受け部17aを有したパイプ取付け孔17との間に挟まれている摩擦リング29で抑制し、この回転抑制のために巻真パイプ21を胴13に接着剤で接着する必要がない。このため、本発明が解決しようとする課題を解決できる。しかも、部品点数を削減できるとともに、高い防水性を要求されない日常生活防水型の腕時計10として好適に実施できる。
【0052】
図5は本発明の第3実施形態を示している。この実施形態では、第1実施形態のリング受け部17aに代えて、パイプ取付け孔17に、胴内空間11cに寄せてリング取付け孔部17e及び環状段部17fを設けている。リング取付け孔部17eの孔径は雌ねじ部17bの内径と同じかそれより小さい。このリング取付け孔部17eには摩擦リング29の外周が支持されている。環状段部17fは、リング取付け孔部17eの胴内空間11c側に連続していて、その孔径は、リング取付け孔部17eの孔径より小さい。この環状段部17fは、摩擦リング29が胴内空間11cに押し込まれることを防止するストッパ壁として機能するように設けられている。又、挿入部22の第1雄ねじ部25より先端側部分の外周は、摩擦リング29の内周が弾性的に密接するリング受け部22dとして用いられている。
【0053】
この第3実施形態では、摩擦リング29をパイプ取付け孔17に支持するとともに、リング受け部22dが挿入部22に設けられているので、挿入部22がリング取付け孔17にねじ込まれるに伴って、摩擦リング29が圧縮状態に弾性変形されてその内周がリング受け部22dに密接される。なお、以上説明した点以外は図3に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
【0054】
したがって、第3実施形態の腕時計10でも、竜頭31の回転操作に伴い巻真パイプ21が不用意に回転することを、巻真パイプ21のリング受け部22dを有した挿入部22とパイプ取付け孔17との間に挟まれている摩擦リング29で抑制し、この回転抑制のために巻真パイプ21を胴13に接着剤で接着する必要がない。このため、本発明が解決しようとする課題を解決できる。
【0055】
図6は本発明の第4実施形態を示している。この実施形態では、第1実施形態のリング受け部17aと環状の段部17dとが直角をなして連続されていて、これらが胴側リング挟み部17gをなしている。挿入部22にはパイプ側リング挟み部22eが設けられている。このパイプ側リング挟み部22eは、リング受け部17aに対応する円形周部22bと、これに直角に連続して前記段部17dに対応する環状の段部22cとから形成されている。
【0056】
摩擦リング29にはリング状部分の一端に外向きの鍔29aを有したものが使用されている。この摩擦リング29は、両リング挟み部17g、22e間に圧縮状態に弾性変形して挟まれている。摩擦リング29は、予め胴側リング挟み部17gに沿わせて支持されていてもよく、或いはパイプ側リング挟み部22eに沿わせて挿入部22に保持してもよい。したがって、リング挟み部17g、22eの内の一方は、リング支持部として機能し、他方はリング受け部として機能するようになっている。更に、第4実施形態では第1実施形態で使用した防水パッキンを省略して部品点数が削減されている。以上説明した点以外は図6に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
【0057】
したがって、この第4実施形態の腕時計10でも、竜頭31の回転操作に伴い巻真パイプ21が不用意に回転することを、巻真パイプ21の挿入部22とパイプ取付け孔17との間に挟まれている摩擦リング29で抑制し、この回転抑制のために巻真パイプ21を胴13に接着剤で接着する必要がない。このため、本発明が解決しようとする課題を解決できる。
【0058】
しかも、巻真パイプ21のねじ込みに伴って、両リング挟み部17g、22eの段部17d、22cで、巻真パイプ21の軸方向に沿って摩擦リング29の鍔29aを挟むことができる。このため、鍔29aの分だけ挿入部22及びパイプ取付け孔17に対する摩擦リング29の接触面積が増えるので、巻真パイプ21に対する回り止め性能を向上できるとともに、鍔29a回りでも防水性能を向上することが可能である。このため、高い防水性を要求されない日常生活防水型の腕時計10として好適に実施できる。
【0059】
図7は本発明の第5実施形態を示している。この実施形態では、パイプ取付け孔17が、胴内空間11cに寄せて設けられた雌ねじ部17bと、この雌ねじ部17bの胴外面13b側に連続した環状の段部17hと、この段部17hに連続して胴外面13bに開口された環状のリング収容部17iとで形成されている。リング収容部17iは雌ねじ部17bの谷径より大きい。このリング収容部17iには防水パッキンを兼ねる摩擦リング29が収容されている。
【0060】
挿入部22の根元部外周はリング受け部22dとして作られている。挿入部22の第1雄ねじ部25はリング受け部22dより先端側部分の外周に形成されていて、この第1雄ねじ部25はリング受け部22dより小径である。パイプ取付け孔17に巻真パイプ21の挿入部22をねじ込むことにより、その最終段階でパイプ端部23の端面23aが摩擦リング29を圧縮し弾性変形させるので、この摩擦リング29の内周が挿入部22のリング受け部22dに弾性的に密接される。以上説明した点以外は図7に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
【0061】
したがって、この第5実施形態の腕時計10でも、竜頭31の回転操作に伴い巻真パイプ21が不用意に回転することを、巻真パイプ21の挿入部22とパイプ取付け孔17との間に挟まれている摩擦リング29で抑制し、この回転抑制のために巻真パイプ21を胴13に接着剤で接着する必要がないので、本発明が解決しようとする課題を解決できる。しかも、摩擦リング29で防水パッキンを兼ねているので、部品点数を削減できるとともに、高い防水性を要求されない日常生活防水型の腕時計10として好適に実施できる。
【0062】
なお、本発明は、腕時計の中でも高圧防水機能を有するダイバーズウォッチに適用可能であるとともに、これ以外に懐中時計等にも適用可能である。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、ねじロック構造により不用意に回転できないように設けられた竜頭を備える携帯時計において、胴のパイプ取付け孔とこの孔にねじ込まれた巻真パイプの挿入部との内の一方に設けたリング受け部に、他方に支持した摩擦リングを弾性的に密接させることにより、接着剤を用いて胴に巻真パイプを接着止めすることなく、竜頭操作等に伴う巻真パイプの不用意な回転を抑制したので、巻真パイプの胴に対する着脱を伴って巻真パイプ周りのメンテナンスが容易な携帯時計を提供できる。
【0064】
リング受け部及び摩擦リングが、胴の雌ねじ部とこれに螺合する巻真パイプの第1雄ねじ部との螺合部よりも胴の胴内空間に寄って配置されている発明によれば、摩擦リングの劣化が抑制されるので、摩擦リングの耐久性を向上可能な携帯時計を提供できる。
【0065】
摩擦リングがその内周を挿入部に設けた環状溝に嵌合して支持されているとともに、リング受け部がパイプ取付け孔に設けられている発明によれば、組立て易く、組立て時に摩擦リングの使用の有無を容易に目視確認することが可能な携帯時計を提供できる。
【0066】
胴の雌ねじ部とこれに螺合する巻真パイプの第1雄ねじ部との螺合部よりも竜頭ヘッドに寄ってリング状の防水パッキンが設けられている発明によれば、摩擦リングの劣化が抑制されるので、摩擦リングの耐久性を向上可能な携帯時計を提供できる。
【0067】
摩擦リングが一端に環状の鍔を有し、パイプ取付け孔に、環状段部及びこの段部に連なる小径孔部からなる胴側リング挟み部を設け、挿入部に、摩擦リングの鍔以外のリング状部分を前記小径孔部との間に挟む円形周壁及びこの周壁に連なり前記鍔を前記環状段部との間に挟む他の環状段部からなるパイプ側リング挟み部を設け、両リング挟み部間に摩擦リングが挟まれている発明によれば、巻真パイプの回り止め性能を向上可能であるとともに、摩擦リングの鍔回りでも防水性を得ることが可能な携帯時計を提供できる。
【0068】
リング受け部及び摩擦リングが、胴の雌ねじ部と第1雄ねじ部との螺合部よりも竜頭ヘッドに寄って配置されて防水パッキンを兼ねている発明によれば、巻真パイプとパイプ取付け孔との間の防水をするための専用の防水パッキンを特別に要しない携帯時計を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る携帯時計を示す正面図。
【図2】図1中F2−F2線に沿って巻真パイプ周りを示す断面図。
【図3】(A)は図1の携帯時計が備える巻真パイプとこれに支持される摩擦リングとを分離した状態で示す斜視図。
(B)は図1の携帯時計が備える巻真パイプに摩擦リングを支持した状態を示す斜視図。
【図4】本発明の第2実施形態に係る携帯時計の巻真パイプ周りを示す断面図。
【図5】本発明の第3実施形態に係る携帯時計の巻真パイプ周りを示す断面図。
【図6】本発明の第4実施形態に係る携帯時計の巻真パイプ周りを示す断面図。
【図7】本発明の第5実施形態に係る携帯時計の巻真パイプ周りを示す断面図。
【符号の説明】
10 …携帯時計
11 …時計外装組立
13 …胴
13a …胴内面
13b …胴外面
11c …胴内空間
17 …パイプ取付け孔
17a …パイプ取付け孔のリング受け部
17b …パイプ取付け孔の雌ねじ部
17c …パイプ取付け孔のパッキン収容部
17d …パイプ取付け孔の段部
17e …パイプ取付け孔のリング取付け孔部
17f …パイプ取付け孔の環状の段部
17g …胴側リング挟み部
17h …パイプ取付け孔の環状の段部
17i …パイプ取付け孔のリング収容部
21 …巻真パイプ
22 …巻真パイプの挿入部
22a …リング受け部
22b …円形周壁
22c …挿入部の段部
22d …パイプ側リング挟み部
23 …巻真パイプのパイプ端部
23a …パイプ端部の端面
24 …挿入部の環状溝
25 …第1雄ねじ部
26 …第2雄ねじ部
29 …摩擦リング
29a …摩擦リングの鍔
31 …竜頭
32 …竜頭ヘッド
35 …竜頭の雄ねじ部

Claims (6)

  1. 雌ねじ部を有するパイプ取付け孔が設けられた胴と、
    前記雌ねじ部に取外し可能に螺合される第1雄ねじ部が設けられた挿入部、及び第2雄ねじ部を有して前記胴の外部に配置されるパイプ端部を備え、前記挿入部が前記パイプ取付け孔にねじ込まれて前記胴に取付けられた巻真パイプと、
    前記第2雄ねじ部に取外し可能に螺合する雌ねじ部が形成された竜頭ヘッドを有して前記巻真パイプに取付けられた竜頭と、
    前記パイプ取付け孔及び前記挿入部の内の一方に支持されるとともに、他方に設けられたリング受け部に弾性的に密接して前記巻真パイプを回り止めする軟質でかつ弾性を有した摩擦リングと、
    を具備している携帯時計。
  2. 請求項1に記載の携帯時計において、前記リング受け部及び前記摩擦リングが、前記胴の雌ねじ部と前記第1雄ねじ部との螺合部よりも前記胴の胴内空間に寄って配置されている。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯時計において、前記摩擦リングがその内周を前記挿入部に設けた環状溝に嵌合して支持されているとともに、前記リング受け部が前記パイプ取付け孔に設けられている。
  4. 請求項1から3の内のいずれか1項に記載の携帯時計において、前記胴の雌ねじ部と前記第1雄ねじ部との螺合部よりも前記竜頭ヘッドに寄ってリング状の防水パッキンが設けられている。
  5. 請求項1又は2に記載の携帯時計において、前記摩擦リングが一端に環状の鍔を有し、前記パイプ取付け孔に、環状段部及びこの段部に連なる小径孔部からなる胴側リング挟み部を設け、前記挿入部に、前記摩擦リングの鍔以外のリング状部分を前記小径孔部との間に挟む円形周壁及びこの周壁に連なり前記鍔を前記環状段部との間に挟む他の環状段部からなるパイプ側リング挟み部を設け、前記両リング挟み部間に前記摩擦リングが挟まれている。
  6. 請求項1に記載の携帯時計において、前記リング受け部及び前記摩擦リングが、前記胴の雌ねじ部と前記第1雄ねじ部との螺合部よりも前記竜頭ヘッドに寄って配置されて防水パッキンを兼ねている。
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