JP2005028000A - 折り畳みベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 人手による作業をきわめて少なくでき、1つの電動式の伸縮アームで簡単に折り畳み及びリクライニング可能な折り畳みベッドを提供する。
【解決手段】 折り畳みベッド1は、電動式駆動機構により作動する伸縮アーム30により簡単に折り畳むことができるので、折り畳み作業を、人手を掛けることなく簡単に行うことができ、また比較的力のない者も折り畳み作業を容易に行うことができる。さらに、1つの伸縮アーム30によって折り畳みだけでなくリクライニングも行うことができるので、リクライニングフレームを回動させる機構を別体で設ける必要がない。
【選択図】 図2

Description

本発明方法は、折り畳みベッドに関し、詳細には、電動式の伸縮アームによって折り畳まれる折り畳みベッドに関する。
従来から、寝具の半分をそれぞれ下側から支持する2つのベッドフレームを備え、両ベッドフレームを逆V字状に折り畳み可能に枢着した折り畳みベッドが提案されている。例えば、特許文献1では、2つのベッドフレームを枢着する継ぎ材に設けた中間支脚部の下端と、各ベッドフレームの先端部とをバネで連結した折り畳みベッドが開示されており、この折り畳みベッドは、折り畳みの際に、何れかのベッドフレームの枢着部近傍に設けた取手部を掴んでそのベッドフレームを上方に引き上げると、バネが復元しようとする付勢力が両ベッドフレームに働き、より軽微な力でベッドを水平状態から垂直状態に折り畳むことができるものである。
特開2002−177095号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、ベッドを水平状態から垂直状態に折り畳むには、ベッドフレームに設けた取手部を掴んで上方に持ち上げなければならないので、折り畳み作業には人手が掛かり、特にあまり力のない者がベッドを折り畳むのが困難であるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、人手による作業をきわめて少なくでき、1つの電動式の伸縮アームで簡単に折り畳み及びリクライニング可能な折り畳みベッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の折り畳みベッドは、寝具の略半分ずつをその下側からそれぞれ支持する第1及び第2のベッドフレームを、逆V字状に折り畳み可能な状態に枢着したものであって、前記第1のベッドフレームの裏側には下方に延びるアームが固設され、該アームと前記第2のベッドフレームとが、電動式駆動機構により作動する伸縮自在な伸縮アームによって枢結され、前記ベッドがその設置面と平行になった水平状態から、前記伸縮アームを縮めることにより前記ベッドが逆V字状に折り畳まれることを特徴とする。
また、請求項2に記載の折り畳みベッドは、寝具の略半分ずつをその下側からそれぞれ支持する第1及び第2のベッドフレームを、逆V字状に折り畳み可能な状態に枢着したものであって、前記第1のベッドフレームには、前記両ベッドフレームの枢着部側を回動中心として回動可能で、その裏側に下方に延びるアームが固設されたリクライニングフレームが設けられ、前記アームと前記第2のベッドフレームとが、電動式駆動機構により作動する伸縮自在な伸縮アームによって枢結され、前記ベッドがその設置面と平行になった水平状態から、前記伸縮アームを縮めることにより前記ベッドが逆V字状に折り畳まれ、前記水平状態から、前記伸縮アームを伸ばすことにより前記リクライニングフレームが回動することを特徴とする。
また、請求項3に記載の折り畳みベッドでは、請求項2に記載の折り畳みベッドの構成に加えて、前記両ベッドフレームの裏側間に渡って、前記伸縮アームと平面視で重ならない位置にパイプが設けられ、当該パイプは、その一端が第2のベッドフレームの裏側に枢着され、他端が第1のベッドフレームの裏側に設けられた第1のパイプ保持具によって摺動可能に保持され、前記リクライニングフレームの裏側において、側面視で前記第1のパイプ保持具と隣接した位置には、前記水平状態時及びリクライニングフレームの回動時には前記パイプを保持しない第2のパイプ保持具が設けられ、前記ベッドを逆V字状に折り畳む際、前記両ベッドフレームの各先端部が近付くのに伴って、前記パイプの他端が前記第1のパイプ保持具と摺動しつつ第2のパイプ保持具方向へ移動し、前記パイプの他端が前記第2のパイプ保持具によって常に摺動可能に保持され、前記リクライニングフレームの回動が規制されることを特徴とする。
請求項1に係る発明の折り畳みベッドでは、第1のベッドフレームの裏側には下方に延びるアームが固設され、該アームと第2のベッドフレームとが、電動式駆動機構により作動する伸縮自在な伸縮アームによって枢結され、ベッドがその設置面と平行になった水平状態から、伸縮アームを縮めることにより前記ベッドが逆V字状に折り畳まれる。これにより、電動式駆動機構を作動させるだけでベッドを簡単かつ楽に折り畳むことができ、人手による作業をきわめて少なくすることができる。
また、請求項2に係る発明の折り畳みベッドでは、第1のベッドフレームには、両ベッドフレームの枢着部側を回動中心として回動可能で、その裏側に下方に延びるアームが固設されたリクライニングフレームが設けられ、アームと第2のベッドフレームとが、電動式駆動機構により作動する伸縮自在な伸縮アームによって枢結され、ベッドが、設置面と平行になった水平状態から、伸縮アームを縮めることにより逆V字状に折り畳まれ、水平状態から伸縮アームを伸ばすことによりリクライニングフレームが回動する。これにより、1つの伸縮アームをもってリクライニングフレームの回動とベッドの折り畳みとを行うことができ、また、電動でベッドを折り畳むことができるので、折り畳み作業を簡単かつ楽にすることができる。
また、請求項3に係る発明の折り畳みベッドでは、請求項2に記載の発明の効果に加えて、両ベッドフレームの裏側間に渡って、伸縮アームと平面視で重ならない位置にパイプが設けられ、パイプは、その一端が第2のベッドフレームの裏側に枢着され、他端が第1のベッドフレームの裏側に設けられた第1のパイプ保持具によって摺動可能に保持され、リクライニングフレームの裏側において、側面視で第1のパイプ保持具と隣接した位置には、水平状態時及びリクライニングフレームの回動時にはパイプを保持しない第2のパイプ保持具が設けられ、ベッドを逆V字状に折り畳む際、両ベッドフレームの各先端部が近付くのに伴って、パイプの他端が第1のパイプ保持具と摺動しつつ第2のパイプ保持具方向へ移動し、パイプの他端が第2のパイプ保持具によって常に摺動可能に保持され、リクライニングフレームの回動が規制される。ベッドの折り畳み時には、側面視で伸縮アームの伸縮方向と、アームと伸縮アームとの枢着点と、リクライニングフレームの回動中心とが一直線上に並んだ状態となった以後、ベッドを最終的に逆V字状に折り畳むまでの間、伸縮アームが縮む方向に力が働くことによってリクライニングフレームに起き上がろうとする力が働くが、パイプが第2のパイプ保持具に保持されることにより、リクライニングフレームの起き上がりを防止することができる。
以下、本発明を具体化した折り畳みベッドの第1の実施形態について、図を参照して説明する。尚、本実施形態では、リクライニングフレームを備え、リクライニング機能を持った折り畳みベッドを例に挙げて説明する。まず、図1及び2を参照して、折り畳みベッド1の構造について説明する。ここで、図1は折り畳みベッド1の平面図であり、図2は同側面図である。図1及び図2に示すように、折り畳みベッド1(以下、単に「ベッド1」という。)は、何れも平面視略コの字型の第1のベッドフレーム5及び第2のベッドフレーム10が互いの開口側端部を対向させた状態で継ぎ材20によって枢着され、その上に、自身長さ方向略中央部で折れ曲がり可能な寝具50が載置されて構成されている。詳しくは、第1のベッドフレーム5は、ベッド1の長さ方向に延びた一対の長さ方向成分5a,5aと、この長さ方向成分5a,5aの端部間に渡って延びる幅方向成分5bとを備えたコの字型形状であり、第2のベッドフレーム10も同様に、ベッド1の長さ方向に延びた一対の長さ方向成分10a,10aと、この長さ方向成分10a,10aの端部間に渡って延びる幅方向成分10bとを備えたコの字型形状である。
第1のベッドフレーム5の長さ方向成分及び幅方向両成分が交差する角部近傍からは、それぞれ下方に向かってベッド1を下側から支持する脚部6,6が延出している。各脚部6の先端には、フレームの長さ方向に離間して配置された2つの車輪7,7を備えたキャスター部材8が設けられている。また、第2のベッドフレーム10の長さ方向成分及び幅方向両成分が交差する角部近傍からは、それぞれ下方に向かってベッド1を下側から支持する脚部11,11が延出している。各脚部11の先端には、フレームの長さ方向に離間して配置された2つの車輪12,12を備えたキャスター部材13が設けられており、このキャスター部材8及び13を介してベッド1は設置面(図示外)上をスムーズに移動できるようになっている。尚、第1のベッドフレーム5の脚部6同士の間隔よりも、第2のベッドフレーム10の脚部11同士の間隔の方が狭くなっており、これにより、後述するベッド1の折り畳み時に、両キャスター部材を干渉させることなく、かつ両ベッドフレームを接近させて折り畳むことができるようになっている。
そして、第1のベッドフレーム5の両長さ方向成分5a,5a先端と第2のベッドフレーム10の両長さ方向成分10a,10a先端とがピンP1を介して継ぎ材20で枢着されている。また、継ぎ材20の下側には、下方に開口した略コの字型に形成された中間脚部25が設けられている。中間脚部25は、一対となった継ぎ材20間に渡って幅方向に延びる水平枠材25aとこの水平枠材25aの両端部から下方に延びた2つの鉛直枠材25bとから構成されており、上述の脚部6及び脚部11と共に、両ベッドフレームを下側から支えている。
また、第1のベッドフレーム5上方の寝具50内には、この寝具50と一体となって回動可能なリクライニングフレーム15が設けられている。リクライニングフレーム15は、寝具50内において、第1のベッドフレーム5の長さ方向成分5a,5aと平行に延びる一対の長さ方向成分15a,15aと、両長さ方向成分15a間の略中央部でこれらと平行に延びる中間成分15bと、以上各成分の端部を連結するようにベッド1の幅方向に延びる第1の幅方向成分15c及び第2の幅方向成分15dとから構成されている。長さ方向成分15a,15aは、それぞれ第1のベッドフレーム5の長さ方向成分5a,5aにその上方内側で近接し、第1、第2の幅方向成分15c,15dは、それぞれ第1のベッドフレーム5の基端側(枢着部側)及び先端側に位置しており、リクライニングフレーム15は、略日の字形状を有している。
第1のベッドフレーム5上方の寝具50内には、さらにリクライニングフレーム15に隣接して略長方形のフレーム51が設けられている。フレーム51は、両ベッドフレームの枢着部近傍でベッド1の幅方向に延びる幅方向成分51aと、当該幅方向成分51aの両端部から、第1のベッドフレーム5の長さ方向成分5a,5aの上側でそれぞれリクライニングフレーム15方向に延びる長さ方向成分51b,51bとから構成された略コの字型形状を有し、両長さ方向成分51b,51bを介して第1のベッドフレーム5に固設されている。そして、両長さ方向成分51b,51bの先端部が、リクライニングフレーム15の両長さ方向成分15a,15aの先端部の外側に隣接した状態で両部材の各先端部がピンP2によって枢着されることで、フレーム51に対してリクライニングフレーム15が回動可能となっている。
詳細には、リクライニングフレーム15は、両ベッドフレームの枢着部から第1のベッドフレーム5先端方向に向かい、第1のベッドフレーム5の長さ方向成分5aの長さの略3分の1進んだ箇所を回動中心として回動可能となっており、具体的には、第2のベッドフレーム10方向に下傾した所定角度だけ回動可能となっている。尚、本実施の形態では、寝具50とリクライニングフレーム15とを一体としているが、リクライニングフレーム上に寝具を載せて両者を別体として、寝具が起き上がるようにしてもよい。
また、リクライニングフレーム15の中間成分15bの裏側には、第2のベッドフレーム10方向に向かって延びる長尺板状のアーム16が設けられており、該アーム16の先端部16aが、側面視で、ピンP2と両ベッドフレームの枢着部間の領域に位置している。アーム16の先端部16aには、第2のベッドフレーム10の幅方向成分10bの略中央部に一端が回動可能に取り付けられた伸縮アーム30の他端30bがピンP3によって枢着されている。詳しく図示しないが、伸縮アーム30は、電動機35、出力軸、ギア及びホイール等の部品を備えた電動式駆動機構により作動するものであり、固定外筒31に対してスライドパイプ32が相対的に進退することによって伸縮するようになっている。
そして、ベッド1が水平な状態から、図3に示すように、伸縮アーム30を、その固定外筒31からスライドパイプ32を引き出すように伸ばすことにより、リクライニングフレーム15の裏側に設けられたアーム16の先端16aが左側下方に移動するように押され、それに伴ってリクライニングフレーム15及び寝具50が起き上がることになる。また、その状態から伸縮アーム30の固定外筒31にスライドパイプ32を収容するように縮めることにより、リクライニングフレーム15の裏側に設けられたアーム16の先端16aが右側上方に移動するように引き戻され、ベッド1は元の水平状態に戻ることになる。
ベッド1が水平状態となった(図2参照)後、さらに伸縮アーム30を縮めていくと、図4及び図5に示すように、第1のベッドフレーム5及び第2のベッドフレーム10は、共に逆V字形状を形成すべく、継ぎ材20により枢着された部分を中心にそれぞれ各先端部が近付くように回動していく。このとき、各ベッドフレームに取り付けられた脚部はそれぞれベッドフレームに対して回動可能となっており、常に車輪が設置面(図示外)に接した状態で折り畳みを行うことができるようになっている。さらに伸縮アーム30を縮めていくと、図6に示すように、第1のベッドフレーム5の一対の脚部6,6間に、第2のベッドフレーム10の一対の脚部11,11が挟まれた状態になるまで入り込み、側面視で両キャスター部材がラップするまで各ベッドフレームの先端部同士が近付くことになる。
以上説明したように、本実施形態の折り畳みベッド1では、電動式駆動機構により作動する伸縮アーム30により簡単に折り畳むことができるので、折り畳み作業を、人手を掛けることなく簡単に行うことができ、また比較的力のない者も折り畳み作業を容易に行うことができる。さらに、1つの伸縮アーム30によって折り畳みだけでなくリクライニングも行うことができるので、リクライニングフレームを回動させる機構を別体で設ける必要がない。
次に、第2の実施形態の折り畳みベッド100について図を参照して詳述する。上記した第1の実施形態では、伸縮アーム30を縮めてベッド1を折り畳む際、図4に示す、側面視で、伸縮アーム30の伸縮方向と、ピンP2(フレーム51とリクライニングフレーム15との枢着部)と、ピンP3(アーム16の先端部16aと伸縮アーム30との枢着部)とが一直線上に並んだ状態となった以後は、伸縮アーム30が縮もうとする力が、ピンP3を挟んでリクライニングフレーム15に伝えられ、ピンP2を中心としてリクライニングフレーム15が起き上がろうとする力として作用するため、リクライニングフレーム15が起き上がろうとする力を人手等によって押さえる必要がある。そのため、この第2の実施形態では、伸縮アーム30の伸縮に伴って上記起き上がり力を抑制できるようにした折り畳みベッドについて説明する。尚、第2の実施形態では、第1の実施形態の折り畳みベッド1と同じ部材には同符号を付けてある。
図7及び図8に示すように、第2の実施形態の折り畳みベッド100(以下、単に「ベッド100」という。)では、第1のベッドフレーム5と第2のベッドフレーム10との間に渡ってパイプ70が設けられている点で第1の実施形態の折り畳みベッド1とは構造が異なっており、それ以外の構成は第1の実施形態の折り畳みベッド1と共通している。本実施の形態では、第2のベッドフレーム10の両ベッドフレーム枢着部側に、さらにもう1つの幅方向成分10cが設けられている。幅方向成分10cは、幅方向成分10bと平行に延び、その裏側の伸縮アーム30近傍の位置には、両ベッドフレーム間に渡設されたパイプ70の一端を回動可能に保持する取り付け部材65が設けられている。パイプ70の他端は、後述するパイプ保持具によって第1のベッドフレーム5の裏側で保持されており、パイプ70は、平面視で伸縮アーム30と常に平行となるような状態で渡設されている。
パイプ70は、第1のベッドフレーム5方向に向かって延びており、側面視で、その先端70aがアーム16を越えて第1のベッドフレーム5の脚部6近傍にまで延びている。そして、パイプ70の先端70aは、第1のベッドフレーム5の長さ方向成分5a,5a間に渡って幅方向成分5b寄りの位置にさらに設けられた幅方向成分5cの裏側において、第1のパイプ保持具75によって摺動可能な状態に保持されている。この第1のパイプ保持具75は、幅方向成分5cの裏側に設けられており、図示しないが、パイプ70の径と略同じ長さだけ離間して下方に延びた2本の鉛直部と、両鉛直部の下端を半円状に連結し、パイプ70の下側周面を支持する半円支持部とから構成されたリング状となっている。そして、パイプ70は、ベッド100が水平な状態では、その両端が取り付け部材65と第1のパイプ保持具75とによって保持されて、ベッド100の設置面(図示外)と略平行な状態となっている。
また、図7及び図9に示すように、リクライニングフレーム15の裏側には、第1のパイプ保持具75と略同一形状で、該保持具75と協働してパイプ70を保持する第2のパイプ保持具76が設けられている。この第2のパイプ保持具76は、リクライニングフレーム15の長さ方向成分15a,15a間において、第2の幅方向成分15d寄りの位置にさらに設けられた第3の幅方向成分15eの裏側に設けられており、ベッド100を正面視もしくは背面視したときに、第1のパイプ保持具75と重なる位置に設けられている。この第2のパイプ保持具76は、第1のパイプ保持具75と隣接して位置し、ベッド100が水平状態のときはパイプ70とは一切干渉しないが、後述するように、伸縮アーム30が縮んだ際には、パイプ70の先端70aが第1のパイプ保持具75と摺動して、第2のパイプ保持具76にも保持されるようになっている。ただし、リクライニングフレーム15の起き上がり時には、第1のベッドフレーム5と第2のベッドフレーム10とは水平状態を保っているので、パイプ70がリクライニングフレーム15の起き上がりの邪魔になることはない。
ベッド100は、第1の実施形態の折り畳みベッド1と同様に電動式の伸縮アーム30によってリクライニング及び折り畳みが行われることになる。図9に示すように、伸縮アーム30の固定外筒31からスライドパイプ32を引き出すように伸ばすことにより、リクライニングフレーム15の裏側に設けられたアーム16の先端16aが左側下方に移動するように押され、それに伴ってリクライニングフレーム15及び寝具50が起き上がることになる。また、伸縮アーム30の固定外筒31にスライドパイプ32を収容するように縮めることにより、リクライニングフレーム15の裏側に設けられたアーム16の先端16aが右側上方に移動するように引き戻され、ベッド100は元の水平状態に戻ることになる。
また、図10に示すように、ベッド100の水平状態からさらに伸縮アーム30を縮めることにより、第1のベッドフレーム5と第2のベッドフレーム10とは共に逆V字形状を形成すべく、継ぎ材20により枢着された部分を中心にそれぞれ各先端部が近付くように回動していく。両ベッドフレームの先端部が近付くことにより、水平状態で第1のパイプ保持具75にのみ保持されていたパイプ70の先端部70aが、第1のベッドフレーム5の先端部(図中左側端部)方向に移動して、第2のパイプ保持具76にも保持されることになる。図10に示す状態(伸縮アーム30の伸縮方向と、ピンP2(フレーム51とリクライニングフレーム15との枢着部)と、ピンP3(アーム16の先端部16aと伸縮アーム30との枢着部)とが一直線上に並んだ状態)以後は、ベッド100の折り畳みに伴って、パイプ70の先端部70aが、第1のパイプ保持具75と摺動しつつ、さらに第1のベッドフレーム5の先端部方向に移動することになる。
そして、図示しないが、さらに伸縮アーム30を縮めていくことによって、パイプ70の先端部70aが、第1のベッドフレーム5の先端部方向にさらに移動して、第1のパイプ保持具75及び第2のパイプ保持具76に保持された状態で、第1のベッドフレーム5の一対のキャスター部材8,8間に、第2のベッドフレーム10の一対のキャスター部材13,13が挟まれた状態になるまで入り込み、側面視で両脚部がラップするまで各ベッドフレームの先端部同士が近付いて折り畳みが完了することになる。
以上説明したように、本実施の形態の折り畳みベッド100では、電動式駆動機構により作動する伸縮アーム30により簡単に折り畳むことができる等の第1の実施形態の折り畳みベッド1で得られた効果に加え、ベッド100の折り畳み時に、両ベッドフレーム間に渡設したパイプ70が常に第2のパイプ保持具76に保持されることにより、リクライニングフレーム15の回動が規制されるので、リクライニングフレーム15が起き上がってしまうことがない。従って、リクライニングフレーム15が起き上がろうとする力を人手等によって押さえる必要がなく、より簡単に折り畳み作業を行うことができるという効果を得ることができる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、各種の変形が可能である。例えば、本実施の形態の折り畳みベッドは、リクライニングフレームを備えリクライニング可能なものとしたが、リクライニング機能を備えず折り畳みのみ可能なベッドに対して上記したような伸縮アームを用いてもよい。この場合、第1のベッドフレームの裏側に、伸縮アームの一端が取り付けられるアームを設けることになる。また、リクライニング機能を備えた折り畳みベッドに関し、リクライニングフレームは、本実施の形態のような日の字型形状のものに限られず、高剛性化、軽量化等の目的に応じて様々な形状のものを用いることができ、またリクライニングフレームと寝具とを一体とする必要もない。
さらに、伸縮アーム両端部の取り付け位置、パイプ両端部の取り付け位置は、本実施の形態で例示した位置に限られず、折り畳みに支障がない程度であれば適宜変更が可能であり、その数も変更可能である。また、リクライニングフレームの回動を防止する機構は、本実施形態のようにパイプを用いたものに限られない。加えて、リクライニングフレームの裏側に設けたアームの形状は、本実施の形態で示したように、必ずしも第2のベッドフレーム方向に伸ばす必要はない。例えば、図11に示すように、ベッド101が水平な状態で、リクライニングフレーム15の裏側に、鉛直下方に向かって延びるようにアーム115を設けてもよい。この場合、当然ながらリクライニングフレーム15の回動可能角度は小さくなるが、アーム115の形状を簡単にすることができる。
第1実施形態の折り畳みベッド1の平面図である。 折り畳みベッド1の側面図である。 折り畳みベッド1のリクライニングフレーム15が起き上がった状態を示す側面図である。 折り畳みベッド1が折り畳まれる過程を示す側面図である。 折り畳みベッド1が折り畳まれる過程を示す側面図である。 折り畳みベッド1が完全に折り畳まれた状態を示す側面図である。 第2実施形態の折り畳みベッド100の平面図である。 折り畳みベッド100の側面図である。 折り畳みベッド100のリクライニングフレーム15が起き上がった状態を示す側面図である。 折り畳みベッド100が折り畳まれる過程を示す側面図である。 鉛直下方に延びるアーム115を備えたベッド101の側面図である。
符号の説明
1 折り畳みベッド
5 第1のベッドフレーム
10 第2のベッドフレーム
15 リクライニングフレーム
16 アーム
30 伸縮アーム
35 電動機
65 取り付け部材
70 パイプ
75 第1のパイプ保持具
76 第2のパイプ保持具
100 折り畳みベッド

Claims (3)

  1. 寝具の略半分ずつをその下側からそれぞれ支持する第1及び第2のベッドフレームを、逆V字状に折り畳み可能な状態に枢着した折り畳みベッドであって、
    前記第1のベッドフレームの裏側には下方に延びるアームが固設され、
    該アームと前記第2のベッドフレームとが、電動式駆動機構により作動する伸縮自在な伸縮アームによって枢結され、
    前記ベッドがその設置面と平行になった水平状態から、前記伸縮アームを縮めることにより前記ベッドが逆V字状に折り畳まれることを特徴とする折り畳みベッド。
  2. 寝具の略半分ずつをその下側からそれぞれ支持する第1及び第2のベッドフレームを、逆V字状に折り畳み可能な状態に枢着した折り畳みベッドであって、
    前記第1のベッドフレームには、前記両ベッドフレームの枢着部側を回動中心として回動可能で、その裏側に下方に延びるアームが固設されたリクライニングフレームが設けられ、
    前記アームと前記第2のベッドフレームとが、電動式駆動機構により作動する伸縮自在な伸縮アームによって枢結され、
    前記ベッドがその設置面と平行になった水平状態から、前記伸縮アームを縮めることにより前記ベッドが逆V字状に折り畳まれ、前記水平状態から、前記伸縮アームを伸ばすことにより前記リクライニングフレームが回動することを特徴とする折り畳みベッド。
  3. 前記両ベッドフレームの裏側間に渡って、前記伸縮アームと平面視で重ならない位置にパイプが設けられ、
    当該パイプは、その一端が第2のベッドフレームの裏側に枢着され、他端が第1のベッドフレームの裏側に設けられた第1のパイプ保持具によって摺動可能に保持され、
    前記リクライニングフレームの裏側において、側面視で前記第1のパイプ保持具と隣接した位置には、前記水平状態時及びリクライニングフレームの回動時には前記パイプを保持しない第2のパイプ保持具が設けられ、
    前記ベッドを逆V字状に折り畳む際、前記両ベッドフレームの各先端部が近付くのに伴って、前記パイプの他端が前記第1のパイプ保持具と摺動しつつ第2のパイプ保持具方向へ移動し、前記パイプの他端が前記第2のパイプ保持具によって常に摺動可能に保持され、前記リクライニングフレームの回動が規制されることを特徴とする請求項2に記載の折り畳みベッド。

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