JP2005024410A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】BIST機能を有する半導体メモリ部(SRAM)とスキャンテスト手法を適用したロジック回路部とを混載する半導体集積回路装置において、バーンイン時にロジック部とメモリ部とに同時にストレス印加すること。
【解決手段】BIST回路15内のスキャンテスト対象のフリップフロップ24をバイパスするバイパス配線22を設け、バーインモード制御信号10を入力し、スキャンテストによりロジック部15を検査するフェーズと、メモリBISTを実施しメモリ部13にストレスを印加するフェーズと、を同時に実施することで、1つの工程でメモリ部とロジック部にバーンインストレスを印加する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自己検査機能(BIST:Built In Self Test)を有する半導体メモリ部(SRAM)と、スキャンテスト手法を適用したロジック回路部(メモリBISTを実施するための回路を含む。以下、単にロジック部という)とを混載する半導体集積回路装置(システムLSI)に関し、特に電子デバイスの初期不良加速試験(バーンイン検査)における試験効率化を図ったものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路の大規模化によって、複数の機能ブロックを1チップ内に集積するいわゆるシステムLSIの普及が著しい。特に大規模ロジック回路とDRAMやSRAMなどのメモリを混載する混載LSIが注目されている。さらにバーンインテストなどの信頼性試験の重要度も増してきている。反面、この大規模な半導体集積回路のテストの際、実際にセット機器上で動作する状態を100%実現することは難しくなってきており、消費電流テスト、バーンインテストなどにおいては、スキャンテストを利用して回路にストレスを印加していることが少なくない。
【0003】
これにより、実動作状態と等価にはならないが信頼性テスト等の際、半導体集積回路中の動作している回路の割合が実動作に近い状態にすることが可能で、信頼性加速テスト等で十分な負荷をかけずにテストを行うことを防ぐようにする方法として提案されている。
【0004】
以下、従来のバーンインテストについて説明する。従来のバーンインテストは、パッケージングされた完成品に対して行われていたため、テストを行う際、周波数の異なる信号供給源より必要な端子数分だけ外部より信号供給を行い、内部回路を動作させる方法をとっていた。
【0005】
しかしながら、回路の大規模化/複雑化に伴い、用意されている信号供給源の組み合わせだけでは、実動作を表現することは不可能になってきたため、スキャテストを利用し、スキャンテストパターンを信号供給源の組み合わせにより表現し代用するようになってきた。
【0006】
また、BIST機能を有したメモリにおいては、バーンインテスト時にメモリBISTを起動させることでメモリにストレスを与えており、ロジック部とメモリ部にて同時にストレス印加ができない場合、図6に示すように、従来においては、両方にストレスを与えるために製造工程にて、ウエハへの不純物拡散工程101の後に、プローバを用いた良・不良検査を行うプローブ検査工程102,集積回路の組立工程103、ロジック部のバーンイン工程104と、メモリ部のバーンインの工程105との2工程を実施し、その後に、完成した集積回路の検査工程106と、製品(集積回路)の出荷工程107とを行うようにしていた。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−227458号公報(第4−5頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の半導体集積回路は以上のように構成されており、BIST機能を有する半導体メモリ部(SRAM)と、スキャンテスト手法が適用されるロジック回路部とを混載する半導体集積回路装置においては、デバイス全体にバーンインストレスを印加するために、メモリ部とロジック部とのバーンイン工程を別々にしており、工程が複雑であるという問題点があった。
【0009】
また、BIST回路から出力されるパス/フェイルフラグ信号をそのまま検査結果として出力端子より出す構成になっているため、データ比較回路が故障してしまった場合、良品・不良品の誤認識をしてしまう可能性があり、BIST回路もスキャン対象のロジック回路としてスキャンテストにて検出可能となっている。そのため、BIST回路内のフリップフロップもスキャンテスト対応フリップフロップとしてスキャンチェーンに接続されており、スキャン動作時にはメモリBIST回路内のスキャンフリップフロップは、スキャン動作を実施しており、メモリBISTを起動することはできない。そのため、スキャンテストとメモリBISTとを同時に実施することができず、ロジック部とメモリ部に同時にストレスを印加することができないという問題点もあった。
【0010】
さらに、大量の半導体集積回路のバーンインテストを完成品に対して行う方法に対し、最近ではウェハレベルでバーンインを行う手法も確立されつつあり、従来の完成品に対し、必要端子数分の入力/出力を用意する方法では対応が難しくなってきている。ウェハレベルのバーンインにおいては、大量の半導体集積回路チップを同時にテストするため、各々のチップにて使用できる端子数は、完成品をバーンインする場合と比べはるかに少なくなり、この限られた端子で、ストレス印加ができる回路設計を実施しウェハレベルでのバーンインに対応することは難しい。
【0011】
この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、メモリ部のバーイン工程と、ロジック部のバーンイン工程とを、同時に行うことのできる半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0012】
また、スキャンテストとメモリBISTとを、同時に実施することのできる半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0013】
また、ウェハレベルでのバーンインに対応することのできる半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1にかかる半導体集積回路装置は、自己検査機能を有する半導体メモリ部とスキャンテスト手法が実施され、上記半導体メモリ部の自己検査を実行する検査回路を含むロジック回路部とを混載する半導体集積回路装置において、バーンインモード時に、スキャンテストを実行して上記ロジック部にストレスを与えるフェーズと、上記検査回路により上記半導体メモリ部に自己検査を実行させ該半導体メモリ部にストレスを与えるフェーズとを、それぞれを時分割に交互に繰り返すように動作するようにしたものである。
【0015】
本発明の請求項2にかかる半導体集積回路装置は、請求項1記載の半導体集積回路装置において、バーンインモード時に、スキャンテスト時にはスキャンチェーンとして上記検査回路内に接続されているスキャン対象フリップフロップをバイパスするバイパス経路を備え、スキャンテストを実行して上記ロジック部にストレスを与えるフェーズと、上記検査回路により上記半導体メモリ部に自己検査を実行させ該半導体メモリ部にストレスを与えるフェーズとを同時に動作させたものである。
【0016】
本発明の請求項3にかかる半導体集積回路装置は、請求項1または2記載の半導体集積回路装置において、スキャンテストを実施する際の入力としての擬似乱数を発生する疑似乱数発生回路を備え、バーンインモード時に、上記疑似乱数発生回路の出力を上記各スキャンチェーンの初段のスキャンフリップフロップに出力するようにしたものである。
【0017】
本発明の請求項4にかかる半導体集積回路装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体集積回路装置において、バーンインモード時に、スキャンテストで使用するクロックと、メモリ自己検査で使用するクロックとを、それぞれ外部から別々に入力するようにしたものである。
【0018】
本発明の請求項5にかかる半導体集積回路装置は、請求項4記載の半導体集積回路装置において、バーンインモード時に、スキャンテストで上記ロジック回路部へのストレス印加のために使用するクロックと、上記半導体メモリ部へのストレス印加のための自己検査において使用するクロックとを、それぞれPLL回路を介して外部から入力するようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1における半導体集積回路装置の構成、及びバーンイン実施方法を説明するための図である。この図1(a)は、BIST機能を有する半導体メモリ部(SRAM)と、スキャンテスト手法を適用したロジック回路部とを混載する半導体集積回路装置を示すものであり、SRAM13と複数のBIST回路部15とその他のロジック部14とから構成されており、外部からのクロック入力11がそれぞれに入力されており、スキャンテスト時のスキャンチェーンの入力は外部からのスキャン入力12から入力されている。
【0020】
また、バーンインモード制御信号10により、デバイスのテストモードがスキャンテストモードとメモリBISTモードのいずれかに切り替わる構成になっている。
【0021】
図1(b)に示すように、バーインモード制御信号10を発生させることによってデバイス全体にバーンインストレスを与えるために、メモリBISTを実施しメモリ部にストレスを印加するフェーズと、スキャンテストを実施しロジック部にストレスを印加するフェーズとを持ち、それぞれを交互に実行することにより、デバイス全体にバーンインストレスを印加することが可能となる。これにより、デバイス全体にストレスを印加するのに、従来のような2つの工程に分ける必要がなく、図7に示すように1つの工程(114)でメモリ部とロジック部にバーンインストレスを印加することが可能となる。
【0022】
このように本実施の形態1にかかる半導体集積回路によれば、メモリ部(SRAM13)のテストモードとロジック部14のテストモードとを時分割で切り替えるよう制御するバーインモード制御信号10を入力し、スキャンテストによりロジック部15を検査するフェーズと、メモリBISTを実施してメモリ部13にストレスを印加するフェーズとを交互に実施するようにしたことにより、1つの工程でメモリ部とロジック部にバーンインストレスを印加することができる。
【0023】
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2にかかる半導体集積回路について説明する。上記実施の形態1ではデバイス全体にバーンインストレスを印加することが可能であるが、メモリ部とロジック部へバーインストレスを同時に印加する訳ではなく、時分割で交互に印加するものであるため、バーンイン効率が悪い。
【0024】
そこで、本実施の形態2では、メモリ部とロジック部に同時にストレスを印加するものである。図2は、本実施の形態2にかかる半導体集積回路装置中のBIST機能を有するメモリ周辺の構成図を表す。
【0025】
従来でも述べたように、BIST回路15から出力されるパス/フェイルフラグ信号をそのまま検査結果として出力端子より出す構成になっているため、データ比較回路が故障してしまった場合、良品/不良品の誤認識をしてしまう可能性があるため、BIST回路15もスキャンテスト対象のロジック回路となっている。そのため、BIST回路内のスキャンフリップフロップ24はBIST回路15外のスキャンフリップフロップ23からスキャンチェーン21に接続されており、BIST回路15内のスキャンフリップフロップ24を経由してBIST回路15外のスキャンフリップフロップ25へ接続されている。
【0026】
本来スキャンテスト実行時にBIST回路15もスキャン動作をするために、スキャンテストとメモリBISTとを同時に実施することができず、デバイス全体に同時にストレスを印加できない。
【0027】
そこで、本実施の形態2では、BIST回路15内のスキャンフリップフロップ24をバーンインモード時にスキャンテストの対象外とする、バイパス配線22とセレクタ26とからなるバイパス回路を追加し、バーンインモード時にスキャンテストとメモリBISTとを同時に実施可能としている。これによりデバイス全体にバーンインストレスを効率的に印加することができ、バーンイン時間の短縮が可能になる。
【0028】
すなわち、バーインテスト時には、バーインモード制御信号10によってバイパス回路を構成するセレクタ26の出力として、バイパス配線22の出力を選択するように制御し、BIST回路15内のフリップフロップ24を除いてテストする。これによりバーインモード時にBIST回路15を構成するフリップフロップ24はスキャンテストから除外され、BISTモード制御信号20によってセレクタ27の出力としてメモリBIST用のクロック入力が選択され、SRAM13及びメモリBIST回路15へ同時に供給される。これと同時にロジック部へはスキャンテスト信号が供給される。
【0029】
このように本実施の形態2にかかる半導体集積回路によれば、バーインモード制御信号10を入力し、スキャンテストによりロジック部15を検査するフェーズと、メモリBISTを実施しメモリ部13にストレスを印加するフェーズと、を同時に実施することで、1つの工程でメモリ部とロジック部にバーンインストレスを印加することができる。
【0030】
また、BIST回路15内のスキャンテスト対象のフリップフロップ24をバイパスするバイパス回路(22,26)を設け、スキャンテスト実行時には、上記バイパス回路(22,26)を用いてBIST回路15内のフリップフロップ24を除いてスキャンテストするように構成することにより、同時に行われるバーインモード時にBIST回路15内のフリップフロップ24も同時にバーインテストを実行することが可能となり、バーイン時間の短縮を図ることができる。
【0031】
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3にかかる半導体集積回路について説明する。上記実施の形態2では、デバイス全体に同時にバーンインストレスを印加することが可能となったが、完成品としてバーンインするだけでなく、ウェハレベルでのバーンイン実施するためには、既に述べたように、少ない端子数でデバイス全体にバーンインストレス印加ができることが必要とされる。
【0032】
そこで、本実施の形態3では、図3に示すように、疑似乱数発生回路30を追加し、外部からのクロック入力11のみを疑似乱数発生回路30に入力し、疑似乱数発生回路30の出力をスキャンテスト時の最初のフリップフロップに入力するように構成する。これにより、スキャンテスト時に外部から各スキャンチェーンにデータを入力する必要がなくなり、バーンインモード制御信号10、クロック入力11のみでロジック部とメモリ部のバーンインストレスの印加が可能となり、ウェハレベルでのバーンイン実施も可能となり、図8のような、拡散工程121のあとにウェハレベルのバーインテスト工程122を行い、その後、プローブ検査工程123,組み立て工程124,完成検査工程125,出荷工程126という流れの製造フローを実施可能とすることができる。
【0033】
このように本実施の形態3にかかる半導体集積回路によれば、実施の形態1、または実施の形態2の半導体集積回路に、クロック入力11をもとに擬似乱数を発生する擬似乱数発生回路30を設け、疑似乱数発生回路30の出力をスキャンテスト時の最初のフリップフロップに入力するように構成したので、ウェハ状態での限られた少ない端子数でデバイス全体にバーンインストレスが印加することが可能となる。
【0034】
(実施の形態4)
次に本発明の実施の形態4にかかる半導体集積回路について説明する。上記実施の形態3では、少ない端子数でデバイス全体にバーンインストレスが印加可能となったが、クロック供給をスキャンテスト時とメモリBIST時にて同時に行っているため、それぞれ異なる周波数でのストレス印加ができない。特にメモリ部にて実スピードでのストレス印加の要望が高いこともあり、そこで本実施の形態4では、図4に示すように、スキャンテスト時とメモリBIST時とでそれぞれ外部から異なるクロック入力40,41を与えられるように構成した。これにより、ロジック部14とメモリ部13とが異なる周波数で同時にストレス印加が可能となる。なお、本実施の形態4では実施の形態3に対して、クロック供給端子が1本増えるだけのため、ウェハレベルでのバーンインの実施にも大きな影響はない。
【0035】
このように本実施の形態4にかかる半導体集積回路によれば、バーインモード制御信号10を入力し、スキャンテストによりロジック部15を検査するフェーズと、メモリBISTを実施しメモリ部13にストレスを印加するフェーズとを時分割もしくは同時に実施することで、1つの工程でメモリ部とロジック部にバーンインストレスを印加することができ、また、メモリBIST用のクロック入力41とロジック部をテストする際のクロック入力40とをそれぞれ個別に設け、ロジック部とメモリBISTとで別々のクロックを供給することにより、メモリ部にて実スピードでのストレス印加を実施することができる。
【0036】
(実施の形態5)
次に本発明の実施の形態5にかかる半導体集積回路について説明する。上記実施の形態4では、少ない端子数でデバイス全体にバーンインストレスが印加可能となり、さらにロジック部とメモリ部で異なる周波数でのバーンインストレスが可能となったが、近年の半導体集積回路装置中のメモリの動作スピードは高速になってきており、特に、ウェハレベルでのバーンインの場合、外部から供給可能なクロックはそれほど高速でないために、実施の形態4で示したようにスキャンテスト時とメモリBIST時にクロック供給を別にしてもメモリの実スピードでの印加が難しい場合も発生する。
【0037】
そこで本実施の形態5では、半導体集積回路装置がPLL回路を内蔵していることに着目し、PLL回路を利用するようにしたものである。
図5に示すように、外部から入力するメモリBIST用のクロック入力41をPLL回路50に入力し、PLL回路50の出力を各メモリ部(SRAM13,ロジック部14)、及びメモリBIST回路15に、同時に入力することにより、外部からの入力クロックの周波数を高くすることなく、メモリが使用される実スピードでのストレス印加が可能となる。
【0038】
このように本実施の形態5によれば、半導体集積回路に組み込まれているPLL回路50に着目し、該PLL回路50を介して外部よりメモリBIST用のクロック入力41をメモリ部(SRAM13,ロジック部14)、及びメモリBIST回路15に入力することにより、高速(実スピード)でのバーンインストレス印加を実施することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明(請求項1)にかかる半導体集積回路装置によれば、自己検査機能を有する半導体メモリ部と、スキャンテスト手法が実施され、上記半導体メモリ部の自己検査を実行する検査回路を含むロジック回路部とを混載する半導体集積回路装置において、バーンインモード時に、スキャンテストを実行して上記ロジック部にストレスを与えるフェーズと、上記検査回路により上記半導体メモリ部に自己検査を実行させ該半導体メモリ部にストレスを与えるフェーズとを、それぞれを時分割に交互に繰り返すように制御信号を入力することにより、1回のバーンインでデバイス全体にストレスを印加できるという効果がある。
【0040】
また、本発明(請求項2)にかかる半導体集積回路装置によれば、請求項1記載の半導体集積回路装置において、バーンインモード時に、スキャンテスト時にはスキャンチェーンとして上記検査回路内に接続されているスキャン対象フリップフロップをバイパスするバイパス経路を備え、スキャンテストを実行して上記ロジック部にストレスを与えるフェーズと、上記検査回路により上記半導体メモリ部に自己検査を実行させ該半導体メモリ部にストレスを与えるフェーズとを、同時に動作させるものとしたことにより、スキャンテストとメモリBISTを同時に実施することができるという効果がある。
【0041】
また、本発明(請求項3)にかかる半導体集積回路装置によれば、請求項1または2記載の半導体集積回路装置において、スキャンテストを実施する際の入力としての擬似乱数を発生する疑似乱数発生回路を備え、バーンインモード時に、上記疑似乱数発生回路の出力を上記各スキャンチェーンの初段のスキャンフリップフロップに出力するようにしたことにより、1回のバーンインでデバイス全体にストレスを印加できるとともに、外部からは少数の制御信号のみを与えることでデバイス全体にストレスを印加することができるという効果がある。
【0042】
また、本発明(請求項4)にかかる半導体集積回路装置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体集積回路装置において、バーンインモード時に、スキャンテストで使用するクロックと、メモリ自己検査で使用するクロックとをそれぞれ外部から別々に入力するようにしたことにより、1回のバーンインでデバイス全体にストレスを印加できるとともに、それぞれ半導体メモリ部とロジック部で異なる周波数でストレスを印加することができるという効果がある。
【0043】
また、本発明(請求項5)にかかる半導体集積回路装置によれば、請求項4記載の半導体集積回路装置において、バーンインモード時に、スキャンテストで上記ロジック回路部へのストレス印加のために使用するクロックと、上記半導体メモリ部へのストレス印加のための自己検査において使用するクロックとを、それぞれPLL回路を介して外部から入力するようにしたことにより、1回のバーンインでデバイス全体にストレスを印加できるとともに、外部からの入力クロックの周波数を高くすることなくデバイスが使用される実スピードでのストレス印加を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における半導体集積回路装置の構成、及びバーンインテストの実施方法を説明するための図である。
【図2】本発明の実施の形態2における半導体集積回路装置の構成図である。
【図3】本発明の実施の形態3における半導体集積回路装置の構成図である。
【図4】本発明の実施の形態4における半導体集積回路装置の構成図である。
【図5】本発明の実施の形態5における半導体集積回路装置の構成図である。
【図6】従来の半導体集積回路装置の製造フローを示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1における半導体集積回路装置の製造フローを示す図である。
【図8】本発明の実施の形態3における半導体集積回路装置の製造フローを示す図である。
【符号の説明】
10 バーンインモード制御信号
11 外部クロック入力
12 外部スキャン入力
13 SRAM
14 ロジック回路
15 メモリBIST回路
20 BISTモード制御信号
21 スキャンチェーン
22 バイパス部分
23 BIST回路外の前段のスキャンフリップフロップ
24 BIST回路内のスキャンフリップフロップ
25 BIST回路外の後段のスキャンフリップフロップ
30 疑似乱数発生回路
40 スキャンテスト用外部クロック入力
41 メモリBIST用外部クロック入力
50 半導体集積回路装置に内蔵しているPLL回路

Claims (5)

  1. 自己検査機能を有する半導体メモリ部と、スキャンテスト手法が実施され、上記半導体メモリ部の自己検査を実行する検査回路を含むロジック回路部とを混載する半導体集積回路装置において、
    バーンインモード時に、スキャンテストを実行して上記ロジック部にストレスを与えるフェーズと、上記検査回路により上記半導体メモリ部に自己検査を実行させ該半導体メモリ部にストレスを与えるフェーズとを、それぞれを時分割に交互に繰り返すように動作する、
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    バーンインモード時に、スキャンテスト時にはスキャンチェーンとして上記検査回路内に接続されているスキャン対象フリップフロップをバイパスするバイパス経路を備え、
    スキャンテストを実行して上記ロジック部にストレスを与えるフェーズと、上記検査回路により上記半導体メモリ部に自己検査を実行させ該半導体メモリ部にストレスを与えるフェーズとを、同時に動作させる、
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項1または2記載の半導体集積回路装置において、
    スキャンテストを実施する際の入力としての擬似乱数を発生する疑似乱数発生回路を備え、
    バーンインモード時に、上記疑似乱数発生回路の出力を上記各スキャンチェーンの初段のスキャンフリップフロップに出力する、
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体集積回路装置において、
    バーンインモード時に、スキャンテストで使用するクロックと、メモリ自己検査で使用するクロックとを、それぞれ外部から別々に入力する、
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項4記載の半導体集積回路装置において、
    バーンインモード時に、スキャンテストで上記ロジック回路部へのストレス印加のために使用するクロックと、上記半導体メモリ部へのストレス印加のための自己検査において使用するクロックとを、それぞれPLL回路を介して外部から入力する、
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
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