JP2005023843A - 自動起動タイマ回路の異常診断装置 - Google Patents

自動起動タイマ回路の異常診断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自動起動タイマ回路において、自動起動の実行に関わる異常が発生しているか否かを判断することのできる自動起動タイマ回路の異常診断装置を提供する。
【解決手段】ソークタイマ回路10による自動起動はTimerカウントの設定値への到達に基づき行われ、自動起動が行われたときにはフラグFが「1(自動起動あり)」に設定される。ソークタイマ回路10のタイマ部11以外での異常が発生すると、Timerカウントが設定値に達する前に自動起動が行われたり、Timerカウントが設定値に達しても自動起動が行われなかったりする場合がある。これらの場合、イグニッションスイッチ2がオンからオフに切り換えられたとき、TimerカウントとフラグFとの間に不整合が生じるため、このことに基づきソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が発生している旨判断することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動起動タイマ回路の異常診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車等の車両では、エンジンや変速機、ブレーキ等の各種搭載機器が電子制御装置により制御されており、これら各種搭載機器や電子制御装置の異常診断(ダイアグノーシス)を行うことで、車両を運行する上での信頼性を高めている。そうした異常検出の中には、エンジン停止開始から十分な時間が経過して、車両状態が安定した状況下で行うことで、検出精度の向上が可能なものもある。例えば、燃料タンク内の圧力変化に基づいて穴あきの有無を検出する異常検出に際しては、燃料タンク内の燃料液面の波打ち等に起因する微妙な圧力変化もその検出精度に影響を与えるため、エンジン停止後の安定した状況下で行った方が高い検出精度を確保できる。
【0003】
ただし、車両では通常、イグニッションスイッチをオフ操作してエンジンを停止した後は、各種搭載機器や電子制御装置等への通電が遮断され、それら機器類も停止してしまうため、エンジン停止後の異常検出の実施はできなくなっている。こうしたエンジン停止後の異常検出を実現するには、次のような自動起動タイマ回路を車両に設置することにより、エンジン停止後に上記機器類を一時的に起動することが考えられる。
【0004】
即ち、同回路として、イグニッションスイッチを介さずに必要な機器類への電力供給が可能で、且つ同スイッチのオフ操作による通電の遮断が開始されてからの経過時間を計測するタイマ部を備えるものを設置する。そして、同回路のタイマ部によって計測される経過時間が所定時間に達したら、必要な機器類への給電を開始して上記機器類を一時的に自動起動させ、それら機器類に異常検出を行わせるようにする。
【0005】
この場合、異常検出の実行中を除けば、エンジン停止中、自動起動タイマ回路への給電を維持するだけで異常検出の実行が可能であり、且つ上記の目的のみに自動起動タイマ回路の機能を限定すれば、その作動に要する電力消費は極少なくて済む。従って、上記のような自動起動タイマ回路を車両に搭載すれば、エンジン停止中の電力消費の増大を抑えながらも、エンジン停止後の異常検出の実行が可能となる。
【0006】
しかし、このような自動起動タイマ回路においては、タイマ部の時間計測機能に何らかの異常が生じ、同タイマ部によって計測される経過時間に狂いが生じることがある。このため、特許文献1に示されるように、所定時間毎に電子制御装置への通電(起動)を行って同装置に含まれるマイクロコンピュータの内蔵タイマを作動させ、その内蔵タイマによる時間計測との比較に基づき、自動起動タイマ回路のタイマ部により計測される経過時間を修正することが考えられている。このように経過時間を修正すれば、同経過時間の狂いに伴いエンジン停止後の適切な時期に異常検出が実行されなくなるのを抑制することができる。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−329874公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
自動起動タイマ回路においてタイマ部の時間計測機能に異常が生じたとしても、上述した経過時間の修正を行うことによって、当該異常に伴い不具合が生じるのを極力回避することはできる。ただし、自動起動タイマ回路においては、タイマ部の時間計測機能以外であって自動起動の実行に関わる部分の異常、例えば自動起動の制御を司る部分の異常や同回路内の信号線の断線といった異常が生じることも当然あり得る。このような異常が生じると、タイマ部によって計測される経過時間が所定時間に達する前に上記機器類が自動起動したり、所定時間に達しても上記機器類を自動起動させることができなかったりして、上記機器類の自動起動に支障を来すおそれがある。
【0009】
こうした自動起動の実行に関わる異常が自動起動タイマ回路で生じているか否かを判断するには、上記機器類の自動起動がタイマ部によって計測された経過時間の上記所定時間到達時点で行われているか否かを判断する必要がある。しかしながら、自動起動タイマ回路によって上記機器類が自動起動されたとき、それがタイマ部によって計測された経過時間の上記所定時間到達時点で行われているのかどうかは、確認する術がないのが実情である。このため、自動起動タイマ回路において自動起動の実行に関わる異常が生じているか否かを判断することはできず、当該異常に起因して上記機器類の自動起動に支障を来していたとしても、それについての対策を講じることは困難であった。
【0010】
なお、こうした不具合は、自動起動タイマ回路を自動車等の車両に適用した場合に限らず、車両以外のシステムに適用した場合においても、概ね共通したものとなっている。
【0011】
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、自動起動タイマ回路において自動起動の実行に関わる異常が発生しているか否かを判断することのできる自動起動タイマ回路の異常診断装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、起動スイッチの操作により起動・停止される機器の停止開始からの経過時間を計測するタイマ部を備え、前記経過時間が予め定めれた所定時間に達したときに前記機器を一時的に自動起動させる自動起動タイマ回路の異常診断装置において、前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動したとき、その旨の履歴を記憶するとともに前記機器の停止中にも同履歴を保持可能な記憶手段と、前記起動スイッチの操作によって前記機器が起動したとき、前記タイマ部によって計測された経過時間と前記記憶手段によって記憶された履歴との不整合に基づき、自動起動の実行に関わる異常が前記自動起動タイマ回路で生じている旨判断する判断手段とを備えた。
【0013】
自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている場合、タイマ部によって計測される経過時間が予め定められた所定時間に達する前に当該回路によって機器が自動起動したり、達しても自動起動しなかったりすることがある。そして、これらの状況のもとでは、起動スイッチの操作によって機器が起動したとき、タイマ部によって計測された経過時間と記憶手段によって記憶された履歴との間に不整合が生じる。従って、この不整合に基づき、自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断することができる。
【0014】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記判断手段は、前記起動スイッチの操作によって前記機器が起動したとき、前記タイマ部によって計測された経過時間が前記予め定められた所定時間よりも短ければ、前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動した旨の履歴が前記記憶手段に記憶されていることに基づき、前記自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断するものとした。
【0015】
タイマ部によって計測される経過時間が予め定められた所定時間に達する前に、起動スイッチの操作により機器が起動したときには、その起動が自動起動タイマ回路による機器の自動起動の前に行われたことになり、本来は自動起動タイマ回路によって機器が自動起動した旨の履歴は記憶手段には記憶されていないはずである。しかし、自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が発生している場合、タイマ部によって計測される経過時間が上記所定時間に達する前に、自動起動タイマ回路によって機器が自動起動することがある。従って、起動スイッチの操作によって機器が起動したとき、タイマ部によって計測された経過時間が上記所定時間よりも短いのに、自動起動タイマ回路によって機器が自動起動した旨の履歴が記憶されているという不整合があれば、それに基づき当該回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断することができる。
【0016】
請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記判断手段は、前記起動スイッチの操作による前記機器の起動時、前記タイマ部によって計測された経過時間が前記予め定められた所定時間よりも短く、且つ前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動した旨の履歴が前記記憶手段に記憶されていないときには、前記自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨の判断を行わないものとした。
【0017】
起動スイッチの操作によって機器が起動したとき、タイマ部によって計測された経過時間が上記所定時間よりも短い場合、自動起動タイマ回路によって機器が自動起動した旨の履歴が記憶されていないならば、上記経過時間と上記履歴とが整合のとれた状態ということになる。このことに基づき、自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨の判断を行わないようにしているため、同判断が誤ってなされるのを抑制することができる。
【0018】
請求項4記載の発明では、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記判断手段は、前記起動スイッチの操作によって前記機器が起動したとき、前記タイマ部によって計測された経過時間が前記予め定められた所定時間よりも長ければ、前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動した旨の履歴が前記記憶手段に記憶されていないことに基づき、前記自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断するものとした。
【0019】
タイマ部によって計測される経過時間が上記所定時間に達した後に、起動スイッチの操作により機器が起動したときには、その起動が自動起動タイマ回路による機器の自動起動の後に行われたことになり、本来は自動起動タイマ回路によって機器が自動起動した旨の履歴が記憶手段に記憶されているはずである。しかし、自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が発生している場合、タイマ部によって計測される経過時間が上記所定時間に達しても、自動起動タイマ回路による機器の自動起動が行われないことがある。従って、起動スイッチの操作によって機器が起動したとき、タイマ部によって計測された経過時間が上記所定時間よりも長いのに、自動起動タイマ回路によって機器が自動起動した旨の履歴が記憶されていないという不整合があれば、それに基づき当該回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断することができる。
【0020】
請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明において、前記判断手段は、前記起動スイッチの操作による前記機器の起動時、前記タイマ部によって計測された経過時間が前記予め定められた所定時間よりも長く、且つ前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動した旨の履歴が前記記憶手段に記憶されているとき、前記自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨の判断を行わないものした。
【0021】
起動スイッチの操作によって機器が起動したとき、タイマ部によって計測された経過時間が上記所定時間よりも長い場合、自動起動タイマ回路によって機器が自動起動した旨の履歴が記憶されているならば、上記経過時間と上記履歴とが整合のとれた状態ということになる。このことに基づき、自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨の判断を行わないようにしているため、同判断が誤ってなされるのを抑制することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を自動車等の車両に搭載される電子制御装置(ECU)に適用した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0023】
図1に示されるように、電子制御装置(ECU)1には、イグニッションスイッチ2、メインリレー3、バッテリ4、及び各種車載機器類5が接続されている。また、イグニッションスイッチ2とメインリレー3のリレースイッチ3aとは、それぞれバッテリ4に接続されており、それら各スイッチ2,3aのいずれか一方がオンになると、電子制御装置1や上記機器類5への給電が行われるようになる。
【0024】
なお、上記車載機器類5としては、例えば、自動車のエンジンに対して燃料を供給する燃料噴射弁やエンジン運転状態を検出する各種センサ等に加え、自動車の異常診断を行う際に作動される機器や、この異常診断により上記車両の異常が認められた場合に同車両の乗員に対してその異常を知らせる警告ランプ等がある。
【0025】
電子制御装置1は、リレー制御回路7、電源回路8、マイクロコンピュータ9、及びソークタイマ回路10を備えている。
ここで、リレー制御回路7は、メインリレー3の駆動に用いられるものであって、同リレー3のリレーコイル3bに接続されている。そして、リレー制御回路7を通じたリレーコイル3bへの信号出力に基づき、メインリレー3のリレースイッチ3aがオン状態になり、バッテリ4による電子制御装置1及び車載機器類5への給電が行われる。電源回路8は、このように電子制御装置1への給電が行われたとき、同装置1の各種内部機器に対し給電を行うためのものである。
【0026】
マイクロコンピュータ9は、CPU、ROM、RAM、入出力回路、及びバックアップRAM等を備えるものであって、イグニッションスイッチ2のオン操作に基づく電子制御装置1への給電に基づき起動し、エンジンの燃料噴射量制御や点火時期制御等の基本的な制御を実行する。また、マイクロコンピュータ9は、エンジン停止から予め定められた所定時間が経過したとき、自動車の異常診断のうちのいくつか、例えば自動車の燃料タンクの穴あきに関する異常診断等も実行する。
【0027】
ところで、エンジン停止後には、イグニッションスイッチ2がオフ状態とされ、電子制御装置1を含めて上記異常診断を行う際に作動される機器類への給電が停止される。このため、エンジン停止から予め定められた所定時間が経過したときに当該異常診断を実行する際には、電子制御装置1(マイクロコンピュータ9等)や上記機器類への給電を行い、それらの自動起動を行う必要がある。電子制御装置1のソークタイマ回路10は、エンジン停止からの上記所定時間の経過に基づいて、電子制御装置1や上記機器類を自動起動する自動起動制御を実行するためのものである。
【0028】
次に、このソークタイマ回路10について詳しく説明する。
ソークタイマ回路10は、CPU、ROM、RAM、及び入出力回路等を備えて構成され、イグニッションスイッチ2のオン・オフに関係なく常時バッテリ4によって給電されている。このソークタイマ回路10には、水晶等の発振子11aを備えてエンジン停止(マイクロコンピュータ9等の停止)からの上記発振子11aによる発振数のカウントに基づく時間計測機能を有したタイマ部11、及びマイクロコンピュータ9とシリアル通信を行うための通信インターフェース12等が設けられている。また、ソークタイマ回路10は、リレー制御回路7を介してメインリレー3のリレースイッチ3aに接続されている。
【0029】
以下、上記自動起動制御の実行手順について、自動起動制御ルーチンを示す図2のフローチャートを参照して説明する。この自動起動制御ルーチンは、ソークタイマ回路10を通じて、同タイマ部11における発振子11aの発振数のカウントに基づく所定期間毎の時間割込みにて実行される。
【0030】
自動起動制御ルーチンにおいては、ステップS101の処理でイグニッションスイッチ2がオフであるか否かが判断され、続くステップS102の処理では前回のステップS101でイグニッションスイッチ2がオフである旨判断されていたか否かが判断される。このステップS102で否定判定であれば、イグニッションスイッチ2がオンからオフに切り換えられた直後である旨判断され、タイマ部11が自身のTimerカウントをリセットする(S104)。このTimerカウントは、イグニッションスイッチ2のオフ(エンジン停止)からの経過時間を表すものである。
【0031】
ここで、タイマ部11が自身のTimerカウントをリセットすると同時に、ソークタイマ回路10は、マイクロコンピュータ9に対してイグニッションスイッチ2がオフされた旨の信号を出力する。そして、この信号がマイクロコンピュータ9に入力されると、マイクロコンピュータ9は、ソークタイマ回路10に対して所定の自動起動設定時間を出力するとともに、現在実行している各種処理を終了する終了モードに入る。なお、上記所定の自動起動設定時間は、エンジン停止後において車両状態が十分に安定する時間(例えば5時間)に設定される。
【0032】
その後、ソークタイマ回路10は、上記所定の自動起動設定時間を記憶するとともに、リレー制御回路7を介してのメインリレー3のリレーコイル3bに対する信号の出力を停止する。このリレーコイル3bに対する信号の出力が停止されると、メインリレー3のリレースイッチ3aがオフされ、バッテリ4からの当該リレースイッチ3aを介した電子制御装置1や上記機器類への給電が停止される。なお、同装置1のマイクロコンピュータ9は、イグニッションスイッチ2のオフ操作後の僅かな期間においても所定の処理を実行しており、この所定の処理を終了してから完全に停止した状態になる。
【0033】
上記ステップS104が行われると、次回のステップS102では肯定判定となり、イグニッションスイッチ2のオフ状態が継続されている旨判断され、タイマ部11によるTimerカウントのインクリメント処理(S103)が繰り返し行われる。そして、Timerカウントが上記所定の自動起動設定時間(本実施形態では5時間)に対応した値に達すると(S105:YES)、ソークタイマ回路10からリレー制御回路7を介してメインリレー3のリレーコイル3bに対し信号出力が行われる(S106)。こうしてソークタイマ回路10からリレーコイル3bに対し信号出力が行われると、メインリレー3のリレースイッチ3aがオン状態になり、電子制御装置1及び上記機器類がバッテリ4からの給電によって自動起動される。
【0034】
自動起動された電子制御装置1のマイクロコンピュータ9は、ソークタイマ回路10による自動起動が行われた旨の履歴を記憶すべく、フラグFとして「1(自動起動あり)」を自身のバックアップRAMの所定領域に記憶する。なお、このフラグFはエンジン運転中に「0(自動起動なし)」にリセットされる。更に、自動起動後のマイクロコンピュータ9は、上記機器類を用いて燃料タンクの穴あきに関する異常診断など自動車の異常診断のみを実行する。そして、当該異常診断の終了後にはマイクロコンピュータ9からソークタイマ回路10に自動起動を終了する旨の信号が出力され、同信号に基づきソークタイマ回路10からリレー制御回路7を介してのメインリレー3のリレーコイル3bに対する信号の出力が停止される。その結果、メインリレーのリレースイッチ3aがオフされ、バッテリ4からの当該リレースイッチ3aを介した電子制御装置1や上記機器類への給電が停止される。こうして自動起動制御が終了することとなる。
【0035】
次に、上記自動起動制御の実行に伴うフラグFの設定態様について、図3のタイムチャートを参照して説明する。なお、図3(a)〜(e)は、エンジンの停止開始から始動開始に至るまでのイグニッションスイッチ2の操作態様、エンジン及び電子制御装置1の駆動態様、Timerカウントの推移、並びに、フラグFの設定態様を示している。
【0036】
同図に示されるように、タイミングt1でのイグニッションスイッチ2のオフからオンへの切り換えが行われると、エンジン及び電子制御装置1が停止されるとともに、Timerカウントがリセットされて「0」になる。このTimerカウントは、イグニッションスイッチ2のオフ後の時間経過に伴い徐々に大きくなり、いずれは自動起動設定時間(本実施形態では5時間)に対応する値(以下、設定値という)に達する。そして、Timerカウントが設定値に対応する値に達すると(タイミングt2)、電子制御装置1等がバッテリ4からの給電によって自動起動する。この自動起動中に自動車の異常診断が行われ、その後に同装置1等への給電が停止されて自動起動が終了させられる。
【0037】
上記のように自動起動が行われたときには、マイクロコンピュータ9のバックアップRAMの所定領域にフラグFとして「1(自動起動あり)」が記憶される。このフラグFが「1」であるときには、エンジン停止中に自動起動が行われた旨の履歴がバックアップRAMに記憶されていることになる。そして、自動起動が終了した後、イグニッションスイッチ2がオフからオンに切り換えられると(タイミングt3)、電子制御装置1が起動させられ、その後にエンジンが始動開始される。
【0038】
イグニッションスイッチ2がオフからオンに切り換えられたとき、フラグFが「1(自動起動あり)」であるか、或いは「0(自動起動なし)」であるかについては、上記切り換えがTimerカウントの設定値到達前に行われたか、或いは設定値到達後に行われたかによって変わってくる。即ち、Timerカウントの設定値到達前にイグニッションスイッチ2のオフからオンへの切り換えが行われた場合、異常診断のための上記自動起動制御が行われる前であることから上記切り換え時点ではフラグFが「0(自動起動なし)」となる。また、Timerカウントの設定値到達後にイグニッションスイッチ2のオフからオンへの切り換えが行われた場合、異常診断のための上記自動起動制御が行われた後であることから上記切り換え時点ではフラグFが「1(自動起動あり)」となる。
【0039】
従って、エンジン停止後に自動起動制御が正常に行われる場合、イグニッションスイッチ2のオフからオンへの切り換え時点でのTimerカウントとフラグFとの間には、以下の[1]、[2]に示される関係が存在することになる。
【0040】
[1]Timerカウントが設定値以下ならばフラグFが「0(自動起動なし)になる。
[2]Timerカウントが設定値よりも大ならばフラグFが「1(自動起動あり)」になる。
【0041】
本実施形態では、上記[1]、[2]の関係に着目し、イグニッションスイッチ2がオフからオンに切り換えられたとき、それらの関係が得られていない場合は、ソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断する。即ち、ソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が生じている場合、エンジン停止からの経過時間が自動起動設定時間に達する前に電子制御装置1や上記機器類の自動起動が行われたり、上記経過時間が自動起動時間に達しても上記自動起動が行われなかったりする。これらの場合、イグニッションスイッチ2のオフからオンへの切り換え時点でのtimerカウントとフラグFとに不整合が生じ、上記[1]、[2]の関係が得られなくなるため、このことからソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断することができる。
【0042】
ここで、エンジン停止中において、ソークタイマ回路10での異常発生により、エンジン停止からの経過時間が自動起動設定時間に達する前に自動起動が行われた場合について、図4のタイムチャートを参照して説明する。なお、図4(a)〜(e)は、エンジンの停止開始から始動開始に至るまでのイグニッションスイッチ2の操作態様、エンジン及び電子制御装置1の駆動態様、Timerカウントの推移、並びに、フラグFの設定態様を示している。
【0043】
タイミングt1でのイグニッションスイッチ2のオフからオンへの切り換え後、Timerカウントが設定値に達する時点(t2)よりも前に、ソークタイマ回路10での異常発生に起因して電子制御装置1や上記機器類の自動起動が行われると(t4)、フラグFが「1(自動起動あり)」に設定される。なお、こうしたソークタイマ回路10の異常、即ち自動起動の実行に関わる異常としては、同回路10において自動起動の制御を司る部分の異常があげられる。
【0044】
上記のようなソークタイマ回路10での自動起動の実行に関わる異常発生の有無については、Timerカウントが設定値に達する時点(t2)よりも前にイグニッションスイッチ2がオン操作されたとき(例えばタイミングt5)に判断することが可能になる。このようにイグニッションスイッチ2がオン操作された場合、本来はフラグFが「0(自動起動なし)」ではないはずであるが、ソークタイマ回路10での上記異常によって既に自動起動が行われているとフラグFが「1(自動起動あり)」になる。従って、この場合はTimerカウントが設定値以下であるのにフラグFが「1」であるという、TimerカウントとフラグFとの間の不整合が生じ、上記[1]に示される関係が得られなくなる。そして、このことからソークタイマ回路10に自動起動に関わる異常が生じている旨判断することができる。
【0045】
続いて、エンジン停止中において、ソークタイマ回路10での異常発生により、エンジン停止からの経過時間が自動起動設定時間に達しても自動起動が行われない場合について、図5のタイムチャートを参照して詳しく説明する。なお、図5(a)〜(e)は、エンジンの停止開始から始動開始に至るまでのイグニッションスイッチ2の操作態様、エンジン及び電子制御装置1の駆動態様、Timerカウントの推移、並びに、フラグFの設定態様を示している。
【0046】
タイミングt1でのイグニッションスイッチ2のオフからオンへの切り換え後、Timerカウントが設定値に達しても(t2)、ソークタイマ回路10での異常発生に起因して電子制御装置1や上記機器類の自動起動が行われないと、フラグFが「0(自動起動なし)」のままとなる。なお、こうしたソークタイマ回路10の異常、即ち自動起動の実行に関わる異常としては、同回路10における信号線の断線といった異常があげられる。
【0047】
上記のようなソークタイマ回路10のタイマ部11以外での異常発生の有無については、Timerカウントが設定値に達する時点(t2)よりも後にイグニッションスイッチ2がオン操作されたとき(例えばタイミングt6)に判断することが可能になる。このようにイグニッションスイッチ2がオン操作された場合、本来はフラグFが「1(自動起動あり)」となるはずであるが、ソークタイマ回路10での上記異常に起因して自動起動が行われないとフラグFが「0(自動起動なし)」のままになる。従って、この場合はTimerカウントが設定値よりも大であるのにフラグFが「0」であるという、TimerカウントとフラグFとの間の不整合が生じ、上記[2]に示される関係が得られなくなる。そして、このことからソークタイマ回路10に自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断することができる。
【0048】
次に、ソークタイマ回路10での自動起動の実行に関わる異常の有無を判断する手順について、始動時異常判断ルーチンを示す図6のフローチャートを参照して説明する。同ルーチンは、イグニッションスイッチ2のオン操作に基づくマイクロコンピュータ9の起動時の初期処理の一環として、同マイクロコンピュータ9の作動開始直後に実行される。
【0049】
始動時異常判断ルーチンにおいては、まず上記異常発生の有無の判断を開始するタイミングであるか否か、即ちイグニッションスイッチ2がオフ状態からオン状態に切り換えられたか否かが判断される(S201)。ここで、肯定判定であれば、タイマ部11における現時点でのTimerカウントが設定値ではないこと(S202:YES)を条件に、上記異常発生の有無を判断するためのステップS203以降の処理に進む。
【0050】
ステップ203では上記Timerカウントが設定値未満であるか否かが判断され、ここで肯定判定であればフラグFが「1(自動起動あり)」であること(S204:YES)を条件に、ソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が発生している旨判断される(S206)。また、ステップS203で否定判定がなされると、フラグFが「0(自動起動あり)」であること(S205:YES)を条件に、ソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が発生している旨判断される(S206)。
【0051】
ステップS206での異常判定がなされた後には、その判定結果がマイクロコンピュータ9にて記憶されるとともに、自動車の警告ランプが点灯されて乗員に対しソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が発生していることが知らされる。
【0052】
一方、ステップS204でフラグFが「1(自動起動あり)」でない旨判断された場合、またステップS205でフラグFが「0(自動起動あり)」でない旨判断された場合には、ソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が発生している旨の判断がなされることはない。
【0053】
以上詳述した本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)ソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常の発生に起因して、Timerカウントが設定値に達する前に自動起動が行われたり、Timerカウントが設定値に達しても自動起動が行われなかったりする場合がある。これらの場合、イグニッションスイッチ2がオンからオフに切り換えられたとき、TimerカウントとフラグFとの間に不整合が生じ、上記[1]又は[2]の関係が得られなくなる。従って、このことに基づきソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が発生している旨判断することができ、その異常発生時に適切な対策を講じることができる。
【0054】
(2)また、イグニッションスイッチ2がオンからオフに切り換えられたとき、TimerカウントとフラグFとの間の整合がとれており、上記[1]又は[2]の関係が得られている場合には、ソークタイマ回路10で自動起動の実行に関わる異常が発生している旨の判断が行われることはない。このため、当該異常が発生している旨の判断が誤って行われるのを抑制することができる。
【0055】
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・本発明が適用されるエンジン停止後の異常診断として燃料タンクの穴あきに関する異常診断を例示したが、エンジン停止を前提とする他の異常診断を行う場合に本発明を適用してもよい。この場合、行われる異常診断に応じて自動起動設定時間を、上記実施形態で例示した5時間という値から適宜変更してもよい。
【0056】
・自動起動が行われる機器として、自動車における電子制御装置1や異常診断に用いられる各種機器類を例示したが、これら以外を対象として自動起動を行ってもよい。
【0057】
・自動車等の車両以外のシステムに本発明を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電子制御装置の電気的構成を示すブロック図。
【図2】自動起動制御の実行手順を示すフローチャート。
【図3】(a)〜(e)は、エンジンの停止開始から始動開始に至るまでのイグニッションスイッチ2の操作態様、エンジン及び電子制御装置1の駆動態様、Timerカウントの推移、並びに、フラグFの設定態様を示すタイムチャート。
【図4】(a)〜(e)は、エンジンの停止開始から始動開始に至るまでのイグニッションスイッチ2の操作態様、エンジン及び電子制御装置1の駆動態様、Timerカウントの推移、並びに、フラグFの設定態様を示すタイムチャート。
【図5】(a)〜(e)は、エンジンの停止開始から始動開始に至るまでのイグニッションスイッチ2の操作態様、エンジン及び電子制御装置1の駆動態様、Timerカウントの推移、並びに、フラグFの設定態様を示すタイムチャート。
【図6】ソークタイマ回路での自動起動の実行に関わる異常発生の有無を判断するための異常判断手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…電子制御装置、2…イグニッションスイッチ(起動スイッチ)、3…メインリレー、3a…リレースイッチ、3b…リレーコイル、4…バッテリ、5…車載機器類、7…リレー制御回路、8…電源回路、9…マイクロコンピュータ(判断手段、記憶手段)、10…ソークタイマ回路(自動起動タイマ回路)、11…タイマ部、11a…発振子、12…通信インターフェース。

Claims (5)

  1. 起動スイッチの操作により起動・停止される機器の停止開始からの経過時間を計測するタイマ部を備え、前記経過時間が予め定めれた所定時間に達したときに前記機器を一時的に自動起動させる自動起動タイマ回路の異常診断装置において、
    前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動したとき、その旨の履歴を記憶するとともに前記機器の停止中にも同履歴を保持可能な記憶手段と、
    前記起動スイッチの操作によって前記機器が起動したとき、前記タイマ部によって計測された経過時間と前記記憶手段によって記憶された履歴との不整合に基づき、自動起動の実行に関わる異常が前記自動起動タイマ回路で生じている旨判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする自動起動タイマ回路の異常診断装置。
  2. 前記判断手段は、前記起動スイッチの操作によって前記機器が起動したとき、前記タイマ部によって計測された経過時間が前記予め定められた所定時間よりも短ければ、前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動した旨の履歴が前記記憶手段に記憶されていることに基づき、前記自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断する
    請求項1記載の自動起動タイマ回路の異常診断装置。
  3. 前記判断手段は、前記起動スイッチの操作による前記機器の起動時、前記タイマ部によって計測された経過時間が前記予め定められた所定時間よりも短く、且つ前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動した旨の履歴が前記記憶手段に記憶されていないときには、前記自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨の判断を行わない
    請求項2記載の自動起動タイマ回路の異常診断装置。
  4. 前記判断手段は、前記起動スイッチの操作によって前記機器が起動したとき、前記タイマ部によって計測された経過時間が前記予め定められた所定時間よりも長ければ、前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動した旨の履歴が前記記憶手段に記憶されていないことに基づき、前記自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨判断する
    請求項1〜3のいずれかに記載の自動起動タイマ回路の異常診断装置。
  5. 前記判断手段は、前記起動スイッチの操作による前記機器の起動時、前記タイマ部によって計測された経過時間が前記予め定められた所定時間よりも長く、且つ前記自動起動タイマ回路によって前記機器が自動起動した旨の履歴が前記記憶手段に記憶されているとき、前記自動起動タイマ回路で自動起動の実行に関わる異常が生じている旨の判断を行わない
    請求項4記載の自動起動タイマ回路の異常診断装置。
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