JP2005021091A - Sulky tea leaves plucker - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗用型茶葉摘採機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、茶畝を跨ぎながら走行する間に茶葉を摘採する自走式茶葉摘採機には、作業者が操縦しながら摘採作業を行うように構成された乗用型茶葉摘採機がある。そして、特許文献1に記載されている乗用型茶葉摘採機1にあっては、図11に示されるように、作業者は、機体から前方側に向かって張り出し支持されたステップ2に乗った状態で操作部3を操作することによってクローラ走行装置4を操作して、茶畝を跨ぎながら走行する間に摘採装置5によって摘採作業を行うように構成されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−275451号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の乗用型茶葉摘採機1によれば、図12に示されるように、機体は、茶畝を跨ぎながら走行するため門型フレーム6が採用されていて腰高となっているうえに、クローラ走行装置4に動力を供給するためのエンジン7、オイルポンプ8や油圧タンク9等の重量物が門型フレーム6の上部に配置されている。このため、例えば、ステップ2に作業者が乗りながら急傾斜地を昇降するような場合や急発進、急停止した際に、重心位置の高い機体と相俟って、機体のバランスが崩れかけてしまうという虞があった。そして、機体のバランスが崩れかけると、作業者は操縦に細心の注意を払って機体を立て直す必要があり、余計な負担が作業者にかかってしまうという問題があった。
【0005】
このような問題を解決するために、ステップ2とは反対側の機体端部にバランスウェイトを搭載して機体のバランスを保持することが考えられる。しかしながら、このような方法によると、バランスウェイトを搭載するスペースを機体に確保する必要があり、そのため、機体の大型化やバランスウェイトの搭載による重量の増加を招いてしまうという問題が発生してしまう。
【0006】
そこで、この発明は、上記した従来の乗用型茶葉摘採機の有している問題点を解決するためになされたものであって、機体バランスの優れた取り回しの良い小型軽量の乗用型茶葉摘採機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、上記目的を達成するために、作業者が操作して茶畝を跨ぎながら走行する間に茶葉を摘採する乗用型茶葉摘採機において、
左右一対のクローラ走行装置を連結する2つの門型フレームを機体前部に、且つ前後に離間した状態で配設し、前記前側の門型フレームと後側の門型フレームとの間に前記クローラ走行装置に動力を供給する動力供給装置を機体一側方側に搭載し、前記後側の門型フレームに、茶畝から茶葉を摘採し回収する摘採装置を昇降可能に装着すると共に、前記動力供給装置及び前記摘採装置を操作する操作装置を機体他側方側に配設し、前記操作装置に対応して作業者が乗車するステップを機体後部の他側方側のクローラ走行装置に配設したことを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、動力供給装置とステップとは、それぞれ後側の門型フレームを挟んで機体の前後上下左右に対角した位置に配置される。これにより、クローラ走行装置に配設されたステップに作業者が乗車すると動力供給装置との重量バランスが保たれるようになるので、機体の操縦安定性が向上すると共に機体、特に機体全長が短縮化されて小形軽量化される。また、車体本体からステップが張り出すことはなく、しかも作業者が直ちに乗車して機体操作できるので、使い勝手が良く、しかも取り回しの良い乗用型茶葉摘採機が構成される。
【0009】
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、前記操作装置は、作業者が機体操作を行いながら掴まるための把持部材を備えていることを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、操作装置には、作業者が機体操作を行いながら掴まることのできる把持部材が備えられている。これにより、上記第1の発明の作用効果に加えて、ステップに乗車した作業者は、把持部材に掴まることによって前向きに立ったままの姿勢で安定して機体操作が行えるようになり、従って、機体の操縦安定性がさらに向上する。
【0011】
第3の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、前記乗用型茶葉摘採機は、前記動力供給装置とは異なる第2の動力供給装置によって前記摘採装置を駆動することを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、乗用型茶葉摘採機は、動力供給装置とは異なる第2の動力供給装置によって摘採装置を駆動するように構成される。これにより、上記第1の発明の作用効果に加えて、乗用型茶葉摘採機は、クローラ走行装置に動力を供給する動力供給装置によって、摘採装置に備えられる刈刃や送風機などを駆動しなくてもよいので、クローラ走行装置への動力供給系や動力制御系が大幅に簡素化、軽量化されると共に、動力供給装置に馬力の低い小型のものを採用することによりコストダウンが図られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の最も好適と思われる実施形態について、図1〜5を参照しながら詳細に説明を行う。図1は、本実施形態に係る乗用型茶葉摘採機の正面図、図2は、図1の背面図、図3は、同例の配置構成を説明するための概略平面図、図4は、図1の側面図、図5は、本実施形態の一変形例を説明するための概略側面図である。
【0014】
まず、本乗用型茶葉摘採機10の構造について説明する。図1〜4に示されるように、本乗用型茶葉摘採機10は、作業者の操縦によって茶畝を跨ぎながら走行する間に茶葉を摘採する乗用型茶葉摘採機に適用されるものであって、乗用型茶葉摘採機(機体)の基本骨格をなす車体本体20と、この車体本体20を走行可能に支える一対のクローラ走行装置30,30と、クローラ走行装置30,30に動力を供給する動力供給装置40と、茶畝から茶葉を摘採し回収する摘採装置50と、クローラ走行装置30,30を駆動制御すると共に摘採装置50を操作する操作装置70と、操作装置70に対応した位置に設けられた作業者が乗るステップ80とを備えて構成されている。
【0015】
車体本体20は、例えば、幅約1800mmの茶畝を跨いで走行するために正面視門型に形成されているものであって、高さの異なった前側門型フレーム(以下、前側フレームという)21及び後側門型フレーム22(以下、後側フレームという)が前後に離間した状態で配置されている。そして、これら前側フレーム21及び後側フレーム22の左右上端部間が、前後方向に延びる一対の連結フレーム23,23によって連結固定されると共に、前側フレーム21の左右下端部が、図5に示されるように、各クローラ走行装置30,30の内部に配設された前後方向に延びる補強フレーム24(但し、図5にあっては機体右側の補強フレームのみが図示されている)の前端部に連結固定され、さらに、後側フレーム22の左右下端部が、補強フレーム24の中間部(好ましくは、補強フレーム24の中央よりも前端部側に寄せて)に連結固定されることによって一体化している。
【0016】
クローラ走行装置30,30は、例えば、全長(長手方向)が約1300mm前後となるように構成されているものであって、クローラ走行装置30,30内の各補強フレーム24には、図5に示されるように、その前端側から後端側に向かって、油圧式の走行モータ31が組み込まれた駆動輪32、複数の転輪33、従動輪34がそれぞれ回動自在に取りつけられていると共に、駆動輪32及び従動輪34の間には、例えば、畝間に応じた幅約150mmのゴムクローラ35が捲装されている。そして、走行モータ31には、駆動輪32、すなわちクローラ走行装置30を前後進駆動制御及び1速2速変速制御するためのオイル(油圧)が供給及びドレンされる複数の管路36が接続されている。
なお、図5に示されているクローラ走行装置30と図1〜4に示されているクローラ走行装置30とは、ほぼ同一構造とされている。
【0017】
また、後側フレーム22の左右脚部22A,22Aには、油圧式の刈取昇降シリンダ25(図2に図示)の伸縮動作によって脚部22A,22Aに沿って昇降可能な左右一対の昇降部材26,26が取り付けられている。そして、図4に示されるように、これらの昇降部材26,26に取り付けられた後方に延びる左右一対のアーム部材27,28(但し、図4にあっては機体右側の各アーム部材のみが図示されている)を介して摘採装置50が機体後部において片持ち支持されている。なお、この昇降部材26,26、すなわち摘採装置50の下降位置決めは、ハンドレバー29aを回動することによって予めチェーンの繰り出し長を設定するチェーン式の位置決めストッパー29によって行われる。この位置決めストッパー29は操作装置70近傍に配設されている。
【0018】
摘採装置50は、図1に示されるように、その正面視が摘採を目的として作られた樹形に合わせて弧状(或いは水平)、且つほぼ左右対称となるように形成されている。この摘採装置50の下方側には、茶畝から茶葉を摘採するための刈刃(バリカン刃)51が機体幅方向に往復駆動可能に取り付けられている。この刈刃51は、第2の動力供給装置として摘採装置50の上面右端部に装着された刈刃駆動及び送風用エンジン52(図2に図示)によりベルト53(図3に図示)を介して駆動されるものであり、クローラ走行装置30に動力を供給する動力供給装置40から動力を供給されるように構成されてはいない。
【0019】
さらに、この刈刃駆動及び送風用エンジン52の下部には、風(気流)を発生させる送風機54が一体的に取り付けられている。この送風機54には、機体幅方向に延びる送風ダクト55に風を送り込むためのファンケース56が一体的に連設されていると共に、送風ダクト55及びファンケース56の下面側には、刈刃前面に向けて風を送り込むための複数の枝管57が設けられている。このため、刈刃駆動及び送風用エンジン52の駆動に伴って送風機54から発生した風は、ファンケース56及び送風ダクト55の枝管57から刈刃51の前面に向かって満遍なく吹き付けられる。
【0020】
さらに、この刈刃駆動及び送風用エンジン52が取り付けられた摘採装置50の反対側、すなわち摘採装置50の上面左端部には、送風ダクト55に風を送り込む送風機54が取り付けられた送風用エンジン58が装着されている。この送風機54にも、送風ダクト55に連通したファンケース56が一体的に連設されていると共に、このファンケース56の下面側にも、刈刃前面に向けて風を送り込むための複数の枝管57が設けられている。このため、この送風用エンジン58の駆動に伴って送風機54から発生した風は、上述した刈刃駆動及び送風用エンジン52と同様に、送風ダクト55及びファンケース56の枝管57から刈刃51の前面に向かって満遍なく吹き付けられる。
そして、機体中心からほぼ等しく左右に離れた摘採装置50の上面側には、これらエンジン52,58に燃料を供給する燃料タンク59,59が配設されている。なお、燃料タンク59を2体設ける必要はなく、1体の燃料タンク59からエンジン52,58に燃料を供給するように構成してもよい。
【0021】
この摘採装置50の後方には、図2に示されるように、図示しない収容袋の開口端側を係止させる棒状の支持部材60が機体幅方向に延びるように取り付けられていると共に、刈刃51によって摘採されたのち枝管57から吹き出される風によって送り込まれた茶葉を収容する収容袋を載置する荷台61が配置されている。この荷台61は、図3に示されるように、機体幅方向に延びたはしごフレーム構造、且つ機体中心において上方に湾曲したアーチ構造を有したアルミ押し出し成形品とされており、軽量化が図られているうえに、荷台61上に作業者や茶葉で満杯になった収容袋を載置することが可能な充分な強度を有している。
【0022】
このように、摘採装置50は、クローラ走行装置30,30に動力を供給する動力供給装置40から動力が供給されるのではなく、刈刃51や送風機54を駆動する2基のエンジン52,58を左右対称的に装着している。これにより、摘採装置50の重量バランスが良好となるうえに刈刃51や送風機54を駆動するための駆動系が機械式とされて簡素化されることによって、軽量化及びコストダウンが図られている。なお、摘採装置50は、2基のエンジン搭載形態に限られたものではなく、重量バランスを考慮したうえで1基のエンジン搭載形態とすることもできる。
【0023】
そして、前側フレーム21と後側フレーム22との上部対向面間、つまり機体幅方向に延びた横フレーム21B,22B部間には、図1に示されるように、クローラ走行装置30,30に動力を供給する動力供給装置40としてのエンジン41が車体一側方側(車体左側)にオフセットされた状態で配置されている。すなわち、このエンジン41は、機体前部の上方左側に配置されているものであって、その機体中央側の側面に一体的に組み付けられたオイルポンプ42を駆動し、オイルポンプ42から吐出されるオイルを操作装置70を介してクローラ走行装置30,30や刈取昇降シリンダ25等に圧送するように構成されている。そして、このエンジン41のオイルポンプ42から吐出されるオイルは、摘採装置50の刈刃51や送風機54等の動力供給源として用いられるように構成されてはいない。このため、オイルポンプ42から吐出されるオイルによって摘採装置50の刈刃51や送風機54等を駆動しなくてもよいので、動力供給装置40における油圧配管系及び油圧制御系が大幅に簡素化、軽量化されてコストダウンが図られる。
【0024】
ところで、このエンジン41は、後側フレーム22の上部に取り付けられたバッテリー43から電源供給を受けると共に、エンジン上部に取り付けられた燃料タンク44から燃料が供給されることによって駆動される。なお、エンジン上部には、燃料タンク44に並列して排気管45が取り付けられている。
【0025】
さらに、これら横フレーム部21B,22B間における機体中央には、図1に示されるように、オイルポンプ42にオイルを供給する油圧タンク46が配置されている。この油圧タンク46とオイルポンプ42とは、配管(オイルパイプ)47を介して接続されており、オイルポンプの42作動に伴って油圧タンク46内のオイルがオイルポンプ42に吸い出されるようになっている。
【0026】
また、後側フレーム22の横フレーム部22Aの機体右側には、図1〜4に示されるように、クローラ走行装置30,30を駆動制御すると共に摘採装置50を各種操作する操作装置70と、作業者が掴まる把持部材としての平面視U字形のガイドバー71とが互いに後ろ向きに取り付けられており、機体の後部右側に乗車した作業者が前向きに立ったままの姿勢で安定して機体操作を行うことが可能とされている。
【0027】
この操作装置70には、図2に示されるように、エンジンを始動させるためのイグニションキースイッチ72、クローラ走行装置30,30の走行速度を切り替えるための1速2速切り替えスイッチ73(或いは、切り替えレバー)、左右のクローラ走行装置30,30に対応した一対の前後進切り替えレバー74、クローラ走行装置30,30を直ちに停止させるための非常停止スイッチ75、刈刃51(摘採装置)を上昇下降させるための昇降用スイッチ76、スロットル操作に連動して刈刃駆動のON,OFF制御を行う刈刃用エンジンスロットルレバー77等が備えられている。
【0028】
操作装置70の内部には、前後進切り替えレバー74の動作に応じて、オイルポンプ42から圧送されたオイルを左右のクローラ走行装置30,30の走行モータ31,31に供給する走行切り替えバルブ74a(図3,5に図示)が配設されていると共に、非常停止スイッチ75の押圧により、左右のクローラ走行装置30,30の走行モータ31,31に供給するオイルを直ちにドレンして、左右のクローラ走行装置30,30を緊急停止させる非常停止用アンロードブロック(図示略)が配設されている。この非常停止用アンロードブロックによってドレンされたオイルは、オイルフィルター78(図1に図示)を介して油圧タンク46にリターンされる。
【0029】
また、操作装置70の近傍には、昇降スイッチ76の押圧動作に応じて、オイルポンプ42から圧送されたオイルを刈取昇降シリンダ25に供給する昇降電磁ブロック79(図1に図示)と、刈取昇降シリンダ25に供給するオイル流量を一定量に調整する流量調整バルブ(図示略)とが配設されている。そして、昇降電磁ブロック79から排出されるオイルは油圧タンク46にリターンされると共に、このオイルのリターン通路には、1速2速切り替えスイッチ73の押圧動作に応じて、クローラ走行装置30,30の走行モータ31,31の走行圧力を切り替える1速2速切り替えブロック(図示略)が配設されている。
【0030】
このように構成された操作装置70に対応して、機体後部の下方右側、すなわち、機体右側のクローラ走行装置30の後部上面には、図2〜4に示されるように、後側フレーム22を挟んで、機体前部の上方左側に配置されたエンジン41と前後左右上下に対角をなすように、作業者が乗るためのほぼ水平なステップ80が設けられている。
【0031】
このステップ80は、操作装置70を操作する作業者の足場であり、作業者の姿勢を安定させる足場面積が確保されている。また、昇降する摘採装置50とステップ80に乗った作業者の足とが干渉しないように、ステップ80の前側から左側方にかけて適宜高さの防護板81が一体的に設けられている。これにより、このステップ80に作業者が乗り込むと、作業者の足元が確実に保護されると共に、機体前部の上方左側に配置されたエンジン51との重量バランスを保つことができて、機体の操縦安定性が向上すると共に機体、特に全長が短縮化される。
また、車体本体20からステップ80が張り出されることはなく、しかも作業者が直ちに乗車して機体操作できるので、使い勝手が良く、しかも取り回しの良い小型軽量の乗用型茶葉摘採機が構成される。
【0032】
ところで、作業者が乗るステップ80は、図2〜4に示されたように、クローラ走行装置30の後部上面に一体的に形成される形態のものに限られたものではなく、図5に示されるように、クローラ走行装置30の後部上方に支持部材82によって支持された状態で配設されるように構成してもよい。これにより、作業者の身長差に応じた最適な操作ポジションが得られる。
【0033】
また、図5に示されるように、ステップ80に乗った作業者がもたれかかる背もたれ83を固定、或いは上下方向に可動式に設けるようにしてもよい。さらに、この背もたれ83の構成に代えて、図6に示されるように、ステップ80に乗った作業者の腰当てとなる腰当て部材84を機体外側、つまり摘採作業時の畝間側に着脱可能に設けるようにしてもよい。さらにまた、ステップ80に乗った作業者がガイドバー71を握ったままの状態で操作装置70を操作できるようにガイドバー71の形状及び操作装置70の取り付け高さ位置を変更してもよい。
すなわち、図6に示されるように、ガイドバー71をほぼ側面視L字形に折り曲げ変形すると共に、このガイドバー71の上端部に応じて操作装置70を近接配置する。これらにより、作業者の操作性や快適性が向上して、作業者の疲労が軽減され、摘採作業の能率が向上する。
【0034】
次に、上述のように構成された乗用型茶葉摘採機10を用いて行われる茶葉摘採作業について説明する。
【0035】
まず、茶園に乗り入れるのに先立って、茶畝で下降させる摘採装置50、すなわち刈刃51の位置決めを位置決めストッパー29により予め設定しておくと共に、荷台61上に載置した収容袋の開口端部を支持部材60に係止させておく。
【0036】
それから、作業者がステップ80に乗り込んで乗用型茶葉摘採機10に乗車し、イグニションキースイッチ72にキーを差し込んだのち捻ることによってエンジン41を始動させる。エンジン41が始動したら1速2速切り替えスイッチ73を所望の位置にセレクトしたのち、前後進切り替えレバー74を操作して茶園に乗り入れて茶畝を跨ぐように機体を移動させる。このとき、茶園に乗り入れる際に急傾斜地を昇降したり、急発進、急停車しても、作業者はガイドバー71に掴まることができるので姿勢が崩れることはなく、しかも、作業者とエンジン41とが機体の前後上下左右に対角上に位置するように配置されていることにより機体バランスは良好に保たれる。これにより、急傾斜地を昇降したり、急発進、急停車しても機体バランスが崩れることが抑制されるので、作業者は操縦に細心の注意を払って機体を立て直す必要はなくなり、余計な負担が作業者にかかることが防止される。
【0037】
そして、茶畝を跨ぐように機体を操作したら、昇降スイッチ76を押圧操作して刈刃昇降シリンダ25を動作させることによって、刈刃51を所望の摘採位置、すなわち、刈り取り高さ位置まで下降させる。それから、刈刃駆動及び送風用エンジン52と送風用エンジン58とを始動して送風機54,54を稼動させる。そして、刈刃用エンジンスロットルレバー77を開いて刈刃51を往復駆動させてから、前後進用切り替えレバー74を操作してクローラ走行装置30,30を茶畝に沿って走行させながら茶葉の摘採作業を行う。
【0038】
そして、作業者の操縦によって茶畝を跨ぎながら走行する間に刈刃51によって摘採された茶葉は、摘採装置50に設けられた送風ダクト55及びファンケース56から延びた枝管57の先端から吹き出される風によって後方に送られたのち、荷台61上に載置された収容袋に収容される。収容袋が茶葉で満杯になると、収容袋交換のために摘採作業は一時中断される。この収容袋の交換作業は、通常、枕地に引き返して行われる。
【0039】
ところで、本乗用型茶葉摘採機10は、次に説明する手順で積載移動手段としてのトラックに積み降ろしされる。
【0040】
上述したように、機体は、その横幅が約1800mmの茶畝を跨ぐように形成され、全長が約1300mm前後に形成されている。そのため、荷台内側寸法に余裕のあるトラックに積載する場合には、サイドゲート(ばた板)を開いた荷台に、左右のクローラ走行装置30,30の位置に合わせた一対のオートブリッジ(みち板、好ましくはアルミ合金製のアルミブリッジ)をセットして機体の積み降ろし作業が行われる。
【0041】
これに対し、荷台内側寸法に余裕のないトラック、例えば、縦横が約1800mm*約1300mmの軽トラック等に積載する場合には、積載しようとする荷台のサイドゲート及びリヤゲートを下げても、機体片側のクローラ走行装置30の幅分だけ、荷台後部からはみ出してしまうことになる。
【0042】
そこで、図7,8に示されるように、軽トラック85の荷台後部のリヤゲート86をほぼ水平に開いたままの状態で保ち、且つリヤゲート86上に乗り上げた乗用型茶葉摘採機10の片側のクローラ走行装置30を下方側から支承することが可能な一対のステー87,87を軽トラック85の左右後部に取り付けるようにする(但し、図7,8にあっては、車体左側のステー87のみが図示されている)。
【0043】
このステー87には、軽トラック85の車体後部に配設された垂直なフランジ88に下方側から挟み込む側面視U字形の嵌合部87Aと、ほぼ水平に開かれたリヤゲート86を下方側から支えると共にオートブリッジ引掛用のフランジ部87B1が一体的に折り曲げ形成された支持部87Bと、嵌合部87Aと支持部87Bとの端部間を連結してステー87を補強する斜交い状の連結部87Cとを備えて構成されている。
【0044】
さらに、嵌合部87Aには、ステー87をフランジ88に強固に固着させるためのノブ(締め付けボルト)89が複数設けられている。なお、これらのノブ89は、フランジ88を貫通し嵌合部87Aの背面側に設けられた図示しないウェルディングナットに嵌合するように構成してもよい。
【0045】
これにより、図9,10に示されるように、軽トラック85の車体後部に取り付けられたステー87,87のうち、一方(図9中にあっては、車体右側)のステー87のオートブリッジ引掛用のフランジ部87B1に一方のオートブリッジ90をセットし、他方のオートブリッジ(図示略)を荷台と開いたサイドゲートとの間にセットすることによって、本乗用型茶葉摘採機10は、軽トラック85の荷台幅からはみ出すことなく、荷台側方から荷台に向けて真っ直ぐに乗り入れて積載される。従って、本乗用型茶葉摘採機10の移動積載手段として軽トラック85が活用できることになり、ユーザの使い勝手が向上する。
なお、このステー87は、軽トラックのみに適用されるものではなく、移動積載手段としての全てのトラックに適用される。
【0046】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の乗用型茶葉摘採機10によれば、エンジン41とステップ80とは、それぞれ後側フレーム22を挟んで機体の前後上下左右に対角した位置に配置される。これにより、片側のクローラ走行装置30に配設されたステップ80に作業者が乗車するとエンジン41との重量バランスが保たれるようになるので、機体の操縦安定性を向上させることができると共に機体、特に機体全長を短縮化して小形軽量化することができる。また、車体本体20からステップ80が張り出されることはなく、しかも作業者が直ちに乗車して機体操作できるので、使い勝手が良く、しかも取り回しの良い乗用型茶葉摘採機を構成することができる。
【0047】
また、本乗用型茶葉摘採機10の操作装置70には、作業者が機体操作を行いながら掴まることのできるガイドバー71が備えられている。これにより、ステップ80に乗車した作業者は、ガイドバー71に掴まることによって前向きに立ったままの姿勢で安定して機体操作が行えるようになり、従って、機体の操縦安定性をさらに向上させることができる。
【0048】
また、本乗用型茶葉摘採機10は、オイルポンプ42が組み込まれたエンジン41とは異なる刈刃駆動及び送風用エンジン52と送風用エンジン58とによって摘採装置50を駆動するように構成されている。これにより、本乗用型茶葉摘採機10は、クローラ走行装置30,30に動力を供給するエンジン41によって、摘採装置50に備えられる刈刃51や送風機54等を駆動しなくてもよいので、クローラ走行装置30,30への油圧供給系や油圧制御系を大幅に簡素化、軽量化することができると共に、エンジン41に馬力の低い小型エンジンを採用することができてコストダウンを図ることができる。
【0049】
これらの結果、機体バランスの優れた取り回しの良い小型軽量の乗用型茶葉摘採機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る乗用型茶葉摘採機の正面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】同例の配置構成を説明するための概略平面図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】本実施形態における第1の変形例を説明するための概略側面図である。
【図6】本実施形態における第2の変形例を説明するための概略側面図である。
【図7】本乗用型茶葉摘採機をトラックに積み込む際に用いるステーを説明するための側面図である。
【図8】図7の背面図である。
【図9】本乗用型茶葉摘採機をトラックに積み込んだ際の背面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】従来の乗用型茶葉摘採機を説明するための側面図である。
【図12】図11の正面図である。
【符号の説明】
10 乗用型茶葉摘採機
20 車体本体
22 後側門型フレーム
30,30 クローラ走行装置
40 動力供給装置
41 エンジン
42 オイルポンプ
50 摘採装置
51 刈刃
52 刈刃駆動及び送風用エンジン
54,54 送風機
58 送風用エンジン
70 操作装置
71 ガイドバー
80 ステップ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a riding tea leaf plucking machine.
[0002]
[Prior art]
Generally, a self-propelled tea leaf plucking machine that plucks tea leaves while traveling over a teacup includes a riding type tea leaf plucking machine configured to perform plucking work while an operator operates. And in the riding-type tea
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-275451 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, according to the conventional riding type tea
[0005]
In order to solve such a problem, it can be considered that a balance weight is mounted on the end of the airframe opposite to step 2 to maintain the balance of the airframe. However, according to such a method, it is necessary to secure a space for mounting the balance weight in the airframe, which causes a problem of increasing the size of the airframe and increasing the weight due to the mounting of the balance weight. .
[0006]
Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described problems of the conventional riding type tea leaf plucking machine, and is a compact and lightweight riding type tea leaf plucking machine that has excellent balance of the body and is easy to handle. Is to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the first aspect of the present invention is a riding type tea leaf plucking machine that plucks tea leaves while the operator operates and straddles teacups.
Two portal frames that connect the pair of left and right crawler traveling devices are arranged in the front part of the machine body and separated in the front-rear direction, and the crawler is disposed between the front portal frame and the rear portal frame. A power supply device that supplies power to the traveling device is mounted on one side of the fuselage, and a plucking device that picks up and collects tea leaves from the teacup is attached to the rear portal frame so as to be movable up and down. An operation device for operating the feeding device and the plucking device is disposed on the other side of the machine body, and a step for an operator to board corresponding to the operation device is disposed on the crawler traveling device on the other side of the rear part of the machine body. It is characterized by that.
[0008]
According to this configuration, the power supply device and the step are arranged at diagonal positions on the front, rear, upper, lower, left and right sides of the airframe, with the rear portal frame interposed therebetween. As a result, when an operator gets on the step disposed on the crawler travel device, the weight balance with the power supply device is maintained, so that the handling stability of the aircraft is improved and the overall length of the aircraft, particularly the aircraft is shortened. To reduce the size and weight. In addition, there is no step overhanging from the vehicle body, and the operator can get on and operate the machine immediately, so that a ride-type tea leaf plucking machine that is easy to use and easy to handle is configured.
[0009]
The second invention is characterized in that, in addition to the configuration of the first invention, the operating device includes a gripping member for an operator to grip while operating the machine.
[0010]
According to this configuration, the operating device includes the grip member that can be gripped by the operator while performing the body operation. As a result, in addition to the operational effects of the first aspect of the invention, an operator who has boarded the step can stably operate the aircraft in a posture while standing forward by gripping the gripping member. The handling stability of the aircraft is further improved.
[0011]
According to a third aspect of the invention, in addition to the configuration of the first aspect, the riding tea leaf plucking machine drives the plucking device by a second power supply device different from the power supply device. .
[0012]
According to this configuration, the riding tea leaf plucking machine is configured to drive the plucking device by the second power supply device that is different from the power supply device. Thereby, in addition to the effect of said 1st invention, a riding-type tea leaf plucking machine does not drive the cutting blade, the air blower, etc. with which the plucking device is equipped by the power supply device which supplies power to the crawler traveling device. Therefore, the power supply system and power control system for the crawler traveling device are greatly simplified and reduced in weight, and the cost can be reduced by adopting a small power supply device with low horsepower.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment that is considered to be most suitable for the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 1 is a front view of a riding tea leaf plucking machine according to the present embodiment, FIG. 2 is a rear view of FIG. 1, FIG. 3 is a schematic plan view for explaining the arrangement configuration of the example, and FIG. A side view of FIG. 1 and FIG. 5 are schematic side views for explaining a modification of the present embodiment.
[0014]
First, the structure of the passenger-type tea
[0015]
The
[0016]
The crawler traveling
5 and the
[0017]
Further, the left and
[0018]
As shown in FIG. 1, the plucking
[0019]
Further, a
[0020]
Further, on the opposite side of the
[0021]
As shown in FIG. 2, a rod-like support member 60 that locks the opening end side of the accommodation bag (not shown) is attached to the rear of the
[0022]
In this way, the plucking
[0023]
As shown in FIG. 1, the
[0024]
The
[0025]
Further, as shown in FIG. 1, a
[0026]
Further, on the right side of the machine body of the
[0027]
As shown in FIG. 2, the
[0028]
Inside the operating
[0029]
Further, in the vicinity of the operating
[0030]
Corresponding to the
[0031]
This
In addition, the
[0032]
By the way, the
[0033]
Further, as shown in FIG. 5, a
That is, as shown in FIG. 6, the
[0034]
Next, a tea leaf plucking operation performed using the riding type tea
[0035]
First, prior to entering the tea plantation, the plucking
[0036]
Then, the operator gets into
[0037]
When the machine body is operated so as to straddle the teacup, the cutting blade 51 is lowered to a desired plucking position, that is, a cutting height position by operating the cutting
[0038]
Then, the tea leaves picked by the cutting blade 51 while traveling across the teacup by the operator's maneuvering are blown out from the
[0039]
By the way, this riding-type tea
[0040]
As described above, the machine body is formed so as to straddle a teacup having a lateral width of about 1800 mm, and the total length is formed around 1300 mm. For this reason, when loading on a truck with sufficient room inner dimensions, a pair of auto-bridges (groove plates) matched to the positions of the left and right
[0041]
On the other hand, when loading on a truck that does not have sufficient dimensions on the inside of the loading platform, for example, a light truck with a length and width of about 1800 mm * about 1300 mm, even if the side gate and rear gate of the loading platform to be lowered are lowered, As a result, the width of the
[0042]
Therefore, as shown in FIGS. 7 and 8, the crawler on one side of the riding type tea
[0043]
The
[0044]
Further, the
[0045]
As a result, as shown in FIGS. 9 and 10, one of the
The
[0046]
【The invention's effect】
As described above, according to the riding tea
[0047]
Further, the operating
[0048]
Further, the riding type tea
[0049]
As a result, it is possible to provide a small and lightweight riding-type tea leaf plucking machine with excellent balance of the body and good handling.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a riding tea leaf plucking machine according to an embodiment of the present invention.
2 is a rear view of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a schematic plan view for explaining an arrangement configuration of the example.
4 is a side view of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a schematic side view for explaining a first modified example in the present embodiment.
FIG. 6 is a schematic side view for explaining a second modification of the present embodiment.
FIG. 7 is a side view for explaining a stay used when the riding type tea leaf plucking machine is loaded on a truck.
FIG. 8 is a rear view of FIG. 7;
FIG. 9 is a rear view when the riding type tea leaf plucking machine is loaded on a truck.
10 is a side view of FIG. 9. FIG.
FIG. 11 is a side view for explaining a conventional riding tea leaf plucking machine.
12 is a front view of FIG. 11. FIG.
[Explanation of symbols]
10 Ride type tea leaf picking machine
20 body
22 Rear portal frame
30, 30 Crawler traveling device
40 Power supply device
41 engine
42 Oil pump
50 plucking device
51 Cutting blade
52 Cutting blade drive and blower engine
54,54 Blower
58 Blower engine
70 Operating device
71 Guide bar
80 steps
Claims (3)
左右一対のクローラ走行装置を連結する2つの門型フレームを機体前部に、且つ前後に離間した状態で配設し、前記前側の門型フレームと後側の門型フレームとの間に前記クローラ走行装置に動力を供給する動力供給装置を機体一側方側に搭載し、前記後側の門型フレームに、茶畝から茶葉を摘採し回収する摘採装置を昇降可能に装着すると共に、前記動力供給装置及び前記摘採装置を操作する操作装置を機体他側方側に配設し、前記操作装置に対応して作業者が乗車するステップを機体後部の他側方側のクローラ走行装置に配設したことを特徴とする乗用型茶葉摘採機。In the riding type tea leaf plucking machine that plucks tea leaves while the operator operates and runs across the teacup,
Two portal frames that connect the pair of left and right crawler traveling devices are disposed in the front part of the machine body and separated from each other in the front-rear direction, and the crawler is disposed between the front portal frame and the rear portal frame. A power supply device that supplies power to the traveling device is mounted on one side of the fuselage, and a plucking device that picks up and collects tea leaves from the teacup is attached to the rear portal frame so as to be movable up and down. An operation device for operating the feeding device and the plucking device is disposed on the other side of the machine body, and a step for an operator to board corresponding to the operation device is disposed on the crawler traveling device on the other side of the rear part of the machine body A riding-type tea leaf plucking machine characterized by that.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003191069A JP2005021091A (en) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | Sulky tea leaves plucker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003191069A JP2005021091A (en) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | Sulky tea leaves plucker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005021091A true JP2005021091A (en) | 2005-01-27 |
Family
ID=34188786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003191069A Pending JP2005021091A (en) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | Sulky tea leaves plucker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005021091A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012223185A (en) * | 2011-04-04 | 2012-11-15 | Hiroya Masuda | Two-stage tea leaf picking machine |
CN103754110A (en) * | 2014-01-02 | 2014-04-30 | 安徽农业大学 | Riding-type tea plucking machine |
JP2017147958A (en) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | ヤンマー株式会社 | Work vehicle |
-
2003
- 2003-07-03 JP JP2003191069A patent/JP2005021091A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012223185A (en) * | 2011-04-04 | 2012-11-15 | Hiroya Masuda | Two-stage tea leaf picking machine |
CN103754110A (en) * | 2014-01-02 | 2014-04-30 | 安徽农业大学 | Riding-type tea plucking machine |
JP2017147958A (en) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | ヤンマー株式会社 | Work vehicle |
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