JP2005020922A - チャージポンプ回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】昇圧用の第1のコンデンサC1と、平滑用の第2のコンデンサC2と、第1から第4のスイッチS1〜S4と、各スイッチをオン、オフさせるクロック信号<CK1>、<CK2>を出力する発振回路3からなる従来のチャージポンプ回路に、基準電圧源5と、第1のコンデンサC1の充電電圧VC1と基準電圧源5からの基準電圧Vrを比較する比較器4と、比較器4と発振回路3の各信号から別のクロック信号<CK3>を生成する信号処理回路6を設置し、第1のコンデンサC1の充電電圧VC1が基準電圧Vrに達した時に第1のコンデンサC1の充電を停止させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャージポンプ方式のDC−DCコンバータ回路に係り、電源電圧の整数倍に限定されない任意の大きさの出力電圧を得るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ICや素子などが必要とする駆動電圧よりも外部から供給される電源電圧が低い場合、その前段に昇圧回路が設けられる。この昇圧回路としては、インダクタンスやトランスを使用する昇圧チョッパ型のレギュレータの他に、複数のコンデンサを使用するチャージポンプ回路が存在する。このうち、チャージポンプ回路については、場合によってはスイッチドキャパシタ回路などとも呼ばれ、MOS−IC用の電源供給回路等に広く利用されている。
図3には基本的なチャージポンプ回路の構成を示した。
【0003】
図3において、1は外部電源に接続される電源入力端子、2は負荷に接続される電圧出力端子、C1は昇圧用のコンデンサである。このコンデンサC1の一端と電源入力端子1との間には第1のスイッチS1が接続され、コンデンサC1の他端とグランドとの間には第2のスイッチS2が接続されている。また、コンデンサC1の一端と電圧出力端子2との間には第3のスイッチS3が接続され、コンデンサC1の他端と電源入力端子1の間には第4のスイッチS4が接続されている。電圧出力端子2とグランドの間には平滑用のコンデンサC2が接続されている。そして、この第1と第2のスイッチS1、S2には第1のクロック信号<CK1>を供給し、第3と第4のスイッチS3、S4には第2のクロック信号<CK2>を供給するための発振回路3が設けられている。
【0004】
このような構成のチャージポンプコンバータは、次のような動作により、電源電圧VDDよりも高い出力電圧VOUTを生成する。
図4のタイミングチャートに示すように、時間t1に発振回路3から出力される第1のクロック信号<CK1>がハイレベルになると、これに応じてスイッチS1とS2がオンする。すると、電源入力端子1から供給される電源電圧VDDによってコンデンサC1は充電される。この時、コンデンサC1の一端、スイッチS1およびスイッチS3の共通接続点である回路接点(a)の電位VaはコンデンサC1の充電に伴って上昇し、コンデンサC1の充電が完了する時間tsにおいて電源電圧VDDに等しくなる。
【0005】
時間t1から所定時間経過後の時間t2になると、発振回路3から出力される第1のクロック信号<CK1>はローレベル、第2のクロック信号<CK2>はハイレベルに切り替る。これらの各クロック信号に応じてスイッチS1とS2はオフ、スイッチS3とS4はオンする。この時、電位Vaは電源入力端子1の電源電圧VDDにコンデンサC1の充電電圧VC1を上乗せした値、すなわち電源電圧VDDの2倍の大きさとなり、スイッチS3を介してコンデンサC2および電圧出力端子2に供給される。その結果、コンデンサC2は電源電圧VDDよりも高い電圧に充電され、電圧出力端子2の位置に現れる出力電圧Vout は電源電圧VDDの約2倍の大きさとなる。
【0006】
なお、電圧出力端子2に負荷が接続されている場合、コンデンサC1から負荷およびコンデンサC2に向かって電流が流出するため、時間t2以後、コンデンサC1の端子間電圧VC1および電位Vaは低下する。ここで、負荷が要求する電流に対してコンデンサC1、C2の静電容量を各段に大きくすると、コンデンサC1の端子間電圧VC1の電圧低下は抑えられ、電位Vaの波形は方形波に近くなる。ちなみに、無負荷の場合には電位Vaの波形は方形波になり、出力電圧Vout は電源電圧VDDの2倍になる。
そして、時間t2から所定時間経過後の時間t3になると、発振回路3から出力される第1のクロック信号<CK1>はハイレベル、第2のクロック信号<CK2>はローレベルに切り替る。この時間t3における図3の回路の状態は実質的に時間t1と同じであり、以後、図3の回路は上記動作を繰り返すことになる。
【0007】
この図3の回路は、電源電圧の約2倍の出力電圧を得るためのチャージポンプの基本回路であるが、これを複数個複合することにより3倍以上の整数倍の出力電圧を得ることも可能になる。(厳密には出力電圧は電源電圧の整数倍にならず、それよりも僅かに低い値になる。)しかし、使用される外部電源と負荷によっては、負荷が必要とする電圧が電源電圧のほぼ整数倍になるとは限らない。そこで、チャージポンプ回路を使用して電源電圧の整数倍に限定されない任意の大きさの出力電圧を得るには、チャージポンプ回路の前段か後段にレギュレータ回路を設ける(例えば、特許文献1の図10の回路とその説明を参照。)、あるいは、チャージポンプ回路内に更に分圧用のコンデンサとスイッチを設け、昇圧ステップを細かくする(例えば、特許文献1の図1乃至図8の回路とその説明を参照。)などの対策を施す必要が有った。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−231249号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、レギュレータ回路を設けるとなると、そこで大きな電力損失が生じ、回路全体の電力変換効率が低下するという問題が有る。一方、分圧用のコンデンサを設けて昇圧ステップを細かくする対策では、効率の低下を抑えることは出来るが、任意の電圧に出力電圧を正確に合わせようとすると昇圧ステップを細かくせざるを得なくなる。すると、その分、分圧用コンデンサとスイッチが余計に必要となり、回路構成が複雑化するという問題が有った。
そこで本発明は、回路の電力変換効率の低下や回路構成の複雑化を伴わずに、電源電圧の整数倍に限定されない任意の大きさの出力電圧を得ることのできるチャージポンプ回路を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、外部から電源電圧の供給を受けるための電源入力端子と、負荷に出力電圧を供給するための電圧出力端子と、第1のコンデンサと、第1のコンデンサの一端と該電源入力端子との間に接続された第1のスイッチと、第1のコンデンサの他端とグランドとの間に接続された第2のスイッチと、第1のコンデンサの一端と電圧出力端子との間に接続された第3のスイッチと、第1のコンデンサの他端と電源入力端子との間に接続された第4のスイッチと、第1から第4のスイッチを所定のタイミングでオン、オフするための信号を出力する発振回路と、電圧出力端子とグランドとの間に接続された第2のコンデンサとを備え、第1と第2のスイッチがオン状態の時に第1のコンデンサに電源電圧を供給し、第3と第4のスイッチがオン状態の時に第2のコンデンサに電源電圧と第1のコンデンサの充電電圧を合わせた電圧を供給し、これにより電源電圧よりも高い出力電圧を生成するチャージポンプ回路において、第1のコンデンサの充電電圧を基準電圧と比較する比較器を有し、第1のコンデンサの充電電圧が基準電圧に達した時に第1と第2のスイッチをオフし、第1のコンデンサの充電を停止させるようにしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
昇圧用の第1のコンデンサと電源入力端子の間、第1のコンデンサと電圧出力端子の間、第1のコンデンサとグランドの間、の各所定位置に第1から第4のスイッチを配置し、電圧出力端子とグランドの間に平滑用の第2のコンデンサを接続し、そして第1から第4のスイッチをオン、オフする信号を出力する発振回路を設置し、チャージポンプ回路を構成する。このチャージポンプ回路に、基準電圧源と、第1のコンデンサの充電電圧と基準電圧を比較する比較器を設置し、第1のコンデンサの充電電圧が基準電圧に達した時に第1のコンデンサの充電を停止させるように構成する。
【0012】
具体的には、第1のコンデンサと入力端子間に配置された第1のスイッチ、あるいは第1のコンデンサとグランド間に配置された第2のスイッチ、あるいはその両方のスイッチを、発振回路の出力信号と比較回路の出力信号の供給を受ける信号処理回路によって駆動する。ここで信号処理回路は、比較回路の出力信号の状態に応じて、発振回路の出力信号の状態にかかわらず、第1のスイッチと第2のスイッチのいずれか一方、あるいは両方を強制的にオフできるようなものとする。
チャージポンプ回路の出力電圧は電源電圧と第1のコンデンサの充電電圧の和であり、このような構成としたチャージポンプでは充電電圧は基準電圧によって決定される。従って、この構成を持つチャージポンプ回路では、基準電圧を調整することで出力電圧を任意の大きさに設定できることになる。
【0013】
【実施例】
電源電圧の整数倍に限定されない任意の大きさの出力電圧を得ることを可能にした本発明によるチャージポンプ回路の実施例を図1に示した。
図1に示す回路は比較器4と基準電圧源5と信号処理回路6とを備えている。ここで、比較器4の非反転入力端子(+)には基準電圧源5から基準電圧Vrが供給され、比較器4の反転入力端子(−)にはコンデンサC1の高電位側となる一端から充電電圧VC1が供給されるように構成されている。また、信号処理回路6には、それぞれ比較器4の出力信号と発振回路3の第1のクロック信号<CK1>が供給され、スイッチS1とS2には信号処理回路6において生成された信号<CK3>が供給されるように構成されている。なお、電源入力端子1、電圧出力端子2、コンデンサC1、C2、スイッチS1〜S4および発振回路3の構造と相互間の接続関係については図3の従来回路と同じである。
【0014】
このような構成としたチャージポンプ回路では、図2のタイミングチャートに示すように、所定の時間t1の直前にはコンデンサC1の充電電圧VC1は少なくとも基準電圧源5が出力する基準電圧Vrより低い値となっている。時間t1に発振回路3から出力される第1のクロック信号<CK1>がハイレベルになると、信号処理回路6は第1のクロック信号<CK1>と比較器4の出力の状態に応じて第3のクロック信号<CK3>をハイレベルにする。すると、これに応じてスイッチS1とS2がオンし、コンデンサC1は電源電圧VDDによって充電される。
【0015】
コンデンサC1の充電が進行し、時間trにおいて充電電圧VC1が基準電圧Vrに達すると、比較器4の出力は反転し、これに伴って信号処理回路6から出力される第3のクロック信号<CK3>はローレベルとなる。すると、この第3のクロック信号<CK3>に応じてスイッチS1とS2がオフし、コンデンサC1の充電電圧VC1は基準電圧Vrにほぼ等しい値に保持される。ここで、回路接点(a)の電位Vaは、時間t1以降、時間trまではコンデンサC1の充電と共に上昇し、時間tr以降、ほぼ基準電圧Vrに等しい値に維持されることになる。
【0016】
時間t1から所定時間経過後の時間t2になると、発振回路3から出力される第1のクロック信号<CK1>はローレベル、第2のクロック信号<CK2>はハイレベルに切り替る。ここで、信号処理回路6は第1のクロック信号<CK1>と比較器4の出力信号の論理積に相当する第3のクロック信号<CK3>を生成しているため、第3のクロック信号<CK3>はローレベルを維持する。このため、スイッチS1とS2はオフを維持する一方、スイッチS3とS4は第2のクロック信号<CK2>の状態に応じてオンする。
【0017】
すると、電位Vaは電源入力端子1の電源電圧VDDにコンデンサC1の充電電圧VC1を上乗せした値となり、スイッチS3を介してコンデンサC2および電圧出力端子2に供給される。ここで、充電電圧VC1はほぼ基準電圧Vrに等しい値となっているため、コンデンサC2は電源電圧VDDよりも高い電圧に充電され、電圧出力端子2の位置に現れる出力電圧Vout はおよそ(電源電圧VDD+基準電圧Vr)の大きさとなる。そして、時間t2以後は、コンデンサC1から負荷およびコンデンサC2に向かって電流が流出するため、コンデンサC1の端子間電圧VC1は低下し、電位Vaも低下していくことになる。
【0018】
時間t2から所定時間経過後の時間t3になると、発振回路3から出力される第1のクロック信号<CK1>はハイレベル、第2のクロック信号<CK2>はローレベルに切り替る。この時、コンデンサC1の端子間電圧VC1は、時間t2から時間t3までの間の電流流出により基準電圧Vrより低い値となっている。この時間t3における図1の回路の状態は実質的に時間t1と同じであり、以後、図1の回路は上記動作を繰り返すことになる。
【0019】
このように図1の回路は、昇圧用のコンデンサC1の充電を、その充電電圧VC1が基準電圧Vrにほぼ等しい大きさになった時点で停止させ、出力電圧VOUT を(電源電圧VDD+基準電圧Vr)の大きさにするように動作する。ここで、基準電圧Vrは基準電圧源5において電源電圧VDDとは独立して調節することが可能であり、基準電圧Vrの設定値次第で出力電圧VOUT を任意の大きさに設定することができる。ただし、図1の回路の場合、その回路構成上、充電電圧VC1の最大値は電源電圧VDDとなるため、出力電圧VOUT の設定値は電源電圧VDDの1倍から2倍の範囲の内ということになる。もし、電源電圧VDDの2倍以上の出力電圧VOUT が必要であれば、図1の回路の前段あるいは後段に図3の回路を必要な数だけ直列に接続すれば良い。
【0020】
また、図1の回路では、図3の従来回路に比べて比較器4、基準電圧源5、信号処理回路6が必要となるが、先に紹介した特許文献1の“分圧用のコンデンサとスイッチを設けて電圧の昇圧ステップを小さくする技術”に比べれば回路構成が複雑化することがない。具体的に、電源電圧VDDの1.75倍の出力電圧VOUT が要求される場合を想定すると、本発明の技術では図1の回路はそのまま使用すれば良いのに対し、“昇圧ステップを小さくする技術”では、1.5倍の出力電圧VOUT を得るための回路と1.25倍の出力電圧VOUT を得るための回路を複合させる必要が有る。さらに切りの悪い倍数ならば、“昇圧ステップを小さくする技術”によるチャージポンプ回路では、その回路構成が一層複雑化することは想像に難くないだろう。
【0021】
本発明は図1に回路構成に限定されることはなく、例えば、図1の回路では比較器4の反転入力端子(−)はコンデンサC1の高電位側となる一端に接続しているが、コンデンサC2の高電位側となる一端に接続しても良い。ただし、この場合には、回路動作が図1の回路と異なり、スイッチS1とS2のオン動作がスイッチS3とS4のオン動作に比して間欠的になり、これにより出力電圧VOUT を安定化するような動作となる。
【0022】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によるチャージポンプ回路は、昇圧用の第1のコンデンサと、平滑用の第2のコンデンサと、第1から第4のスイッチと、各スイッチをオン、オフさせるクロック信号を出力する発振回路からなる従来のチャージポンプ回路に、基準電圧源と、第1のコンデンサの充電電圧と基準電圧を比較する比較器と、比較器と発振回路の各信号から別のクロック信号を生成する信号処理回路を設置し、第1のコンデンサの充電電圧が基準電圧に達した時に第1のコンデンサの充電を停止させるように構成したことを特徴としている。
【0023】
このような本発明によれば、基準電圧Vrの設定値次第で出力電圧VOUT を電源電圧VDDの整数倍に限定されない任意の大きさに設定することができる。
出力電圧を任意の大きさに設定するのに際して、レギュレータ回路のような電力損失を大きくする回路部分が存在しないため、回路全体の電力変換効率が低下することが無い。また、出力電圧VOUT と電源電圧VDDの比率が切りの悪い数値であった場合でも回路構成が複雑化することが無い。
従って、本発明によれば、回路の電力変換効率の低下や回路構成の複雑化を伴わずに、電源電圧の整数倍に限定されない任意の大きさの出力電圧を得ることのできるチャージポンプ回路を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチャージポンプ回路の実施例の回路図。
【図2】図1の回路内に現れる信号と電圧のタイミングチャート。
【図3】従来の基本的なチャージポンプ回路の回路図。
【図4】図2の回路内に現れる信号と電圧のタイミングチャート。
【符号の説明】
1:電源入力端子 2:電圧出力端子 3:発振回路 4:比較器5:基準電圧源 6:信号処理回路 C1:昇圧用のコンデンサ(第1のコンデンサ) C2:平滑用のコンデンサ(第2のコンデンサ) S1〜S4:スイッチ(第1から第4のスイッチ)
Claims (2)
- 外部から電源電圧の供給を受けるための電源入力端子と、負荷に出力電圧を供給するための電圧出力端子と、
第1のコンデンサと、
該第1のコンデンサの一端と該電源入力端子との間に接続された第1のスイッチと、
該第1のコンデンサの他端とグランドとの間に接続された第2のスイッチと、
該第1のコンデンサの一端と該電圧出力端子との間に接続された第3のスイッチと、
該第1のコンデンサの他端と該電源入力端子との間に接続された第4のスイッチと、
該第1から第4のスイッチを所定のタイミングでオン、オフするための信号を出力する発振回路と、
電圧出力端子とグランドとの間に接続された第2のコンデンサと
を備え、該第1と第2のスイッチがオン状態の時に該第1のコンデンサに該電源電圧を供給し、該第3と第4のスイッチがオン状態の時に該第2のコンデンサに該電源電圧と該第1のコンデンサの充電電圧を合わせた電圧を供給し、これにより該電源電圧よりも高い出力電圧を生成するチャージポンプ回路において、
該第1のコンデンサの充電電圧を基準電圧と比較する該比較器を有し、該第1のコンデンサの充電電圧が該基準電圧に達した時に該第1と第2のスイッチをオフし、該第1のコンデンサの充電を停止させる
ことを特徴とするチャージポンプ回路。 - 外部から電源電圧の供給を受けるための電源入力端子と、負荷に出力電圧を供給するための電圧出力端子と、
第1のコンデンサと、
該第1のコンデンサの一端と該電源入力端子との間に接続された第1のスイッチと、
該第1のコンデンサの他端とグランドとの間に接続された第2のスイッチと、
該第1のコンデンサの一端と該電圧出力端子との間に接続された第3のスイッチと、
該第1のコンデンサの他端と該電源入力端子との間に接続された第4のスイッチと、
該第1から第4のスイッチを所定のタイミングでオン、オフするための信号を出力する発振回路と、
電圧出力端子とグランドとの間に接続された第2のコンデンサと
を備え、該第1と第2のスイッチがオン状態の時に該第1のコンデンサに該電源電圧を供給し、該第3と第4のスイッチがオン状態の時に該第2のコンデンサに該電源電圧と該第1のコンデンサの充電電圧を合わせた電圧を供給し、これにより該電源電圧よりも高い出力電圧を生成するチャージポンプ回路において、
該第2のコンデンサの充電電圧を基準電圧と比較する該比較器を有し、該第2のコンデンサの充電電圧が該基準電圧に達した時に該第1と第2のスイッチをオフし、該第2のコンデンサの充電を停止させる
ことを特徴とするチャージポンプ回路。
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