JP2005018934A - ディスクチェンジャーの動力切換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクを載置する複数枚のサブトレイを備え、再生されるディスクを載置したサブトレイを選択してトラバースユニットを該サブトレイの位置まで垂直に移動させるトラバースユニットの移動と、サブトレイをディスク待機位置とディスク再生位置との間で水平移動させるサブトレイ搬送と、ディスク再生位置にあるサブトレイのディスクをクランプして再生するディスク再生とを単一モータにて行なうことが出来るようにした動力切換装置の提供。
【解決手段】トラバースユニット側にはモータ8の動力で回転するギア18を取付け、トラバースフレーム側には上端部に欠歯部分49を形成したギアメイン19を設けて互いに噛み合わせ、トラバースユニット5と共にギア18が上昇することでギアメイン19の欠歯部分49に位置することで動力伝達が遮断されるように構成している。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はCDやDVD等の光ディスク記録媒体を複数枚収納し、選択された1枚の記録媒体を自動的に記録又は再生を行なうディスクチェンジャー装置であり、該記録媒体を載置したサブトレイの搬送と光ピックアップの駆動を単一モータにて行なうようにしたディスクチェンジャーの駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディスクチェンジャー装置とは、CD等の光ディスク記録媒体を複数枚収納することが出来、収納されている複数枚の光ディスク記録媒体の1枚を選択して記録及び再生を行なうことが出来、この種のディスクチェンジャー装置は広く使用され、その形態も色々ある。ところが、ディスクチェンジャー装置は複数のディスクを収容し、これを選択して記録・再生が行われる為に、又選択されたディスクを交換しなくてはならない為に、数多くの動作が必要となり、必然的にモータの個数が多くなる。一方、該モータの個数を限定した構造とするならば、各動作を選択して行なう為に動力の切り換え機構が必要に成る。
【0003】
例えば、特開2002−243015号に係る「回転伝達切換機構」は、キャリッジ(サブトレイ)のイジェクト動作(ディスク交換位置へ搬送する動作)とプレイ動作(ディスク再生位置へ搬送する動作)を単一モータで行い、駆動経路の切換にプランジャを用いて構成したものであり、「回転ギアを回転軸方向へ移動させるレバーを備えたプランジャと、選択された場合にイジェクト動作あるいはプレイ動作が可能となるように重ねて設置されたキャリッジと、イジェクト動作及びプレイ動作の駆動手段と、イジェクト動作とプレイ動作の何れか選択された側に動作伝達を切り換える動作切換手段と、イジェクト動作又はプレイ動作を行なう動作伝達手段を備え、第1のギア及び第2のギアの何れか一方を動作切換系統に接続し、もう一方を動作伝達系統に接続する。そして、回転ギアの回転位置を切換第1のギア或いは第2のギアの何れかに噛み合うように係脱させる。」
【0004】
しかし、上記プランジャを使用することで切り換える度に騒音が発生し、プランジャの部品コストが高くなり、消費電力は増加し、発熱及び火災の要因となる。又電気配線及び回路基板が増加し、装置は必然的に大型化し、該プランジャから発生する磁界の他の部品への影響が懸念される。
【0005】
特開2000−222803号に係る「光ディスク装置」は、モータ使用個数を削減した上で、構造の簡素化、耐衝撃性及び耐振動性、並びに生産性の向上を図ることを目的としている。そこで、装置ベースと別体の上下回転可能なトラバースベースにターンテーブル、その駆動用の第1モータ、光ピックアップ、及びその駆動機構が設けられ、ディスクローディング機構を駆動するローディング駆動機構と、該ローディング駆動機構と光ピックアップ駆動機構に駆動力を与える正逆回転可能な第2モータの駆動力の伝達経路を両駆動機構間で切り換える動力伝達経路切換機構とが設けられており、第2モータを一方向へ連続回転させることによって光ピックアップ移動動作とターンテーブル昇降動作とディスク移動動作とがこの順序で略連続して行なわれ、逆方向へ連続回転させることによりこれら各動作が上記とは逆方向へ逆の順序で略連続して行なわれる。
【0006】
上記第2モータは光ピックアップ移動動作とターンテーブル昇降動とディスク移動動作とを行なうことが出来るように構成している。すなわち、ディスクローディング機構を駆動するローディング駆動機構と、該ローディング駆動機構と光ピックアップ駆動機構に駆動力を与える第2モータの駆動力の伝達経路を両駆動機構間で切り換える動力伝達経路切換機構を備えている。しかし、この動力伝達経路切換機構は外周に歯部を形成したカムギアを備えたもので、その構造が複雑化し、動作の安定性が損なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のディスクチェンジャーの駆動装置には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、1個のモータを使用して動力の切り換えを行い、しかもプランジャを使用しないことで静かな切り換え操作が行ない得て、簡単な構造で製作コストが安く、安定した切換動作が行ない得るディスクチェンジャーにおける動力切換装置を提供する。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本発明のディスクチェンジャーの動力切換装置は、単一モータによって、待機位置にあるサブトレイの再生位置への搬送、トラバースユニットが装着されているトラバースフレームの垂直移動(上下動)、及び光ピックアップの駆動動作を行うように構成している。ディスク待機位置にあるディスクを再生する為に、ディスクの位置(ディスク再生位置)までトラバースフレームを垂直に移動させ、そして、サブトレイをディスク再生位置へ搬送し、ディスクをターンテーブルに装着した状態で光ピックアップを移動させる。
【0009】
ところで、光ピックアップが移動する時には、トラバースフレームは所定の高さに停止し、サブトレイはディスク再生位置で動くことなく停止していなくてはならない。従って、モータの動力がトラバースフレーム及びサブトレイに伝達されないように切離される。ここで、本発明ではトラバースユニット側に設けているギアとトラバースフレーム側に設けているギアメインを互いに噛み合わせ、ディスクをターンテーブルに装着する際のトラバースユニットの上昇と共にギアメインから切離される機構と成っている。
【0010】
ギアメインの具体的な形態は問わないが、例えば欠歯部分をギアメインに形成し、ギアがトラバースユニットの上昇と共に上がることでギアメインの欠歯部分に位置して動力を遮断することが出来る。トラバースユニットのスライド移動手段は色々あって限定するものではない。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
【実施例】
図1はディスクチェンジャーの一部外観図を示し、メイントレイが引き出されている場合を示している。同図の1は本体フレーム、2はメイントレイ、3はサブトレイを各々示し、3枚のサブトレイ3a,3b,3cはメイントレイ2に積み重ねられて収容されている。そして、サブトレイ3a,3b,3cには大小2種類のディスクが載置出来るように、同心を成した外周縁4a,4bが段差をもって形成されている。
【0012】
そして、各サブトレイ3a,3b,3cにディスクを載置する場合、又ディスクを取外す場合には、上側に位置するサブトレイはロックされて本体フレーム1に止まり、下側に位置するサブトレイと共にメイントレイ2がディスク交換位置へ搬送される。このように、サブトレイ3a,3b,3cはメイントレイ2に収容されて、該メイントレイ2と共に本体フレーム1からの出し入れが行なわれる。
【0013】
同図はメイントレイ2が突出してディスク交換位置(ディスク取出し位置)とディスク待機位置の間に位置し、該メイントレイ2には2枚のサブトレイ3b,3cが収容され、中段に位置するサブトレイ3bにディスクを載置することが出来る。そして、ディスク交換位置からメイントレイ2が後退して本体フレーム1に収容され、ディスク待機位置へ搬送される。
【0014】
下段サブトレイ3cに載置されているディスクを交換する際には、上段サブトレイ3aと中段サブトレイ3bは本体フレーム1にロックされ、又上段サブトレイ3aに載置されているディスク交換を行なう場合には、中段サブトレイ3b又は下段サブトレイ3cの何れかがロックされてメイントレイ2によってディスク交換位置へ搬送されない。
【0015】
図2はディスクチェンジャーの内部構造図を示している。同図はメイントレイ2が本体フレーム1から引き出された状態であり、ディスクの位置に応じて3つの領域に区分することが出来る。すなわち、同図の手前側からディスク交換位置、ディスク待機位置、及びディスク再生位置に区分され、サブトレイ3a,3b,3cに各ディスクをセットした状態でメイントレイ2が後退して本体フレーム1に収容されるならば、ディスク待機位置となる。
【0016】
ディスク待機位置にある各ディスクは、サブトレイと共に後方のディスク再生位置へ搬送されて、トラバースユニット5のターンテーブル6に装着される。そして、ディスクの記録・再生が行なわれる。その為に、ターンテーブル6を備えているトラバースユニット5を搬送されるサブトレイの位置に合うように垂直方向に移動し、選択して後退した所定のサブトレイのディスクを装着することが出来る。
【0017】
ところで、本発明のディスクチェンジャー装置は、備えた2個のモータでこれらの駆動を行なうことが出来る。すなわち、第1モータ7と第2モータ8を有している。同図に示す第1モータ7は、ベルト9を介してプーリー10を回転し、該プーリー10の動力はギア11に伝わり、さらにギアカム12を回し、ギアカム12はギア13と噛み合っている。そして、ギア13はメイントレイ2の側縁に設けているラック14と噛み合っている。従って、第1モータ7が回転駆動するならば、メイントレイ2はスライドして本体ケース1内へ搬送される。
【0018】
図3は第2モータ8の駆動経路を表わしている。第2モータ8はギア15を回転し、ギア15にはギア16が噛み合い、ギア16はギア17と噛み合い、ギア17はギア18と噛み合い、ギア18はギアメイン19と噛み合っている。そして、ギアメイン19はギア20と噛み合い、ギア20はギアクラッチ21と噛み合っている。さらに、ギアクラッチ21はギアカム22に噛み合っている。
【0019】
ここで、ギアクラッチ21はレバークラッチ23の先端に軸支されていて、該レバークラッチ23が前記第1モータ7にて回転駆動されるギアカム12によって揺動することで上下動し、同図に示すギアクラッチ21はダウン位置にあって、ギアカム22と噛み合っている。そこで、該ギアカム22が回転することで、レバースライダー24が軸25を中心として左右に揺動することが出来る。
【0020】
レバースライダー24に設けているピン26はギアカム22のカム溝27に嵌っていて、ギアカム22が回転することでカム溝27に沿ってピン26が移動し、その結果、レバースライダー24は左右に揺動することが出来る。レバースライダー24の左右端にはスライダー28a,28bが連結している為に、レバースライダー24の左右揺動によってスライダー28a,28bはスライドすることが出来、その結果トラバースユニット5を装着しているトラバースフレーム53は上下動する。
【0021】
図4はレバークラッチ23の先端に軸支されているギアクラッチ21がトップに位置している場合の駆動経路を示している。ギアクラッチ21はギア29と噛み合い、ギア29はギア30と噛み合っている。さらにギア30はギア31と噛み合い、ギア31はサブトレイラック32に噛み合っている。従って、ギア31が第2モータ8にて回転するならば、待機位置にあるサブトレイ3は奥へ後退・搬送されて再生位置へ移動する。
【0022】
図5はレバークラッチの切り換え動作を示している。(a)はギアクラッチ21がギアカム22と噛み合っている場合で、トラバースフレーム53を上下動させることが出来る。又(b)はギアクラッチ21がギア29と噛み合っている場合であり、サブトレイ3の再生位置への搬送が行なわれる。
【0023】
図6はレバースライダー24の揺動状態を示しているが、該レバースライダー24が左右に揺動することで、左右端に連結しているスライダー28a,28bは本体フレーム1に形成しているガイドに沿ってスライド移動する。そして該スライダー28a,28bにはカム溝33,33・・が階段状に形成され、トラバースフレーム53の両側に突出したピン(図示なし)は該カム溝33,33・・に遊嵌している。従って、スライダー28a,28bがスライドするならば、トラバースフレーム53は上下動することが出来る(図3参照)。
【0024】
そして、該トラバースフレーム53の上下動に合わせて、サブトレイ3を再生位置へ搬送するサブトレイラック32が上下動することが出来る。図7はサブトレイラック32によるサブトレイ3の搬送機構を示している具体例であり、該サブトレイラック32は前記図4に示しているギア31と噛み合っている。そして、サブトレイラック32の先端には牽引部34を垂直に起立すると共に、牽引部先端にはツメ35を形成している。
【0025】
一方のサブトレイ3のコーナーには嵌入穴36が貫通して設けられ、しかも該嵌入穴36の開口37には係止片38を設けている。そこで、上記サブトレイラック32が上昇して牽引部34が嵌入穴36に嵌り、そして先端に形成しているツメ35が係止片38に係止する。この状態でギア31が回転してサブトレイラック32がスライドするならば、牽引部34に引かれてサブトレイ3は再生位置へ搬送される。そこで、最も上側に位置するサブトレイ3aを搬送する場合、サブトレイラック32はトラバースフレーム53と共に上昇し、牽引部34は下側に位置するサブトレイ3b,3cの嵌入穴36,36を挿通してサブトレイ3aに達する。
【0026】
この状態でギア31が回転してサブトレイラック32がスライドするならば、ツメ35に係止した上段のサブトレイ3aだけが搬送される。下側に位置するサブトレイ3b,3cは嵌入穴36,36に形成している開口37,37を牽引部34が通過して、搬送されることなく静止している。一方、ディスク交換の為にメイントレイと共にディスク交換位置へ搬出される場合にも、ツメ35が係止している所定のサブトレイは待機位置にそのまま停止している。
【0027】
このように、第2モータ8はギアクラッチ21を切り換えることで、トラバースフレーム53の上下動、及びサブトレイ3a,3b,3cの再生位置への搬送を行うことが出来る。そして、第2モータ8はサブトレイ3a,3b,3cに載って再生位置へ搬送されたディスクの再生を行なうに際して、光ピックアップ39の駆動を行なうことが出来る。
【0028】
そこで、トラバースユニット5にはラック40を設け、該ラック40に噛み合うギアを第2モータ8にて駆動するが、ラック40を駆動する際には上記トラバースユニット5の上下動、及びサブトレイ3a,3b,3cの再生位置への搬送を行なわないように、ギアメイン19が切離されるように切換装置を構成している。
【0029】
図8は本発明に係る動力切換装置を示す実施例である。同図は前記図4に示している動力伝達経路に相当するものであるが、ギア31は第2モータ8によって回転し、ギア31の回転によりサブトレイラック32がスライドしてサブトレイ3a,3b,3cが搬送される。
【0030】
図9は所定のサブトレイ3が搬送された状態であり、サブトレイラック32に起立しているピン41がラックローディング42に形成している導入溝43に嵌入してラックローディング42を左側へスライドさせる。この導入溝43は傾斜部を有して概略直角に屈曲した形状を成し、入口から入ったピン41は傾斜部に達することでラックローディング42を左方向へ移動する。
【0031】
ラックローディング42の右側にはラック44が設けられ、ギアメイン19上端に備わっている補助ギア45が該ラックと噛み合うことが出来、該ラックローディング42をさらに左側へ移動する。図9(b)はA部拡大図を示しており、補助ギア45には外方向へ大きく突出した大歯46が設けられ、該大歯46がラック44の端に設けている係止歯47に係止し、反時計方向に回転することで補助ギア45がラック44と噛み合うことが出来る。この時、サブトレイラック32とギア31との噛み合いが解除される。
【0032】
このように、ラックローディング42が左側へ移動することで、ディスク待機側を低くして傾斜しているトラバースユニット5の先端側が上昇し、再生位置へ搬送されたディスクがターンテーブル6に装着される。図10はラックローディング42を単独で示した具体例である。このラックローディング42にはガイド溝48が設けられ、トラバースユニット5の先端に設けているボスは該ガイド溝48に遊嵌する。従って、ラックローディング42が左側へ移動するならば、トラバースユニット5の先端側が持上げられる。
【0033】
図11はギア18からギアメイン19が切離された場合である。上記ラックローディング42が左側へ移動してトラバースユニット5の先端側が持上げられるならば、該トラバースユニット5に取付けられているギア18も同時に上昇する。ギアメイン19はギア18と噛み合って回転駆動するが、補助ギア45の回転にてラック44が左側へ送られ、同時にトラバースユニット5と共にギア18は上昇してギアメイン19に設けている欠歯部分49に位置する(同図b参照)。
【0034】
ギアメイン19の高さ寸法は大きくて、上端部に欠歯部分49が形成されている。そこで上昇したギア18が該欠歯部分49に達することでギア18の回転はギアメイン19へ伝達されることはなく、動力は切離される。そして、図10に示すように、ラックローディング42には傾斜面51を形成した押出し部50が突出して設けられ、該ラックローディング42が左側へ移動するならば、トラバースユニット5に備わっているラック40の先端に当って、該ラック40を押出し、ラック先端はギア52と噛み合う。
【0035】
そしてギア52が回転することで、ラック40が送られてディスクの再生が行なわれる。以上述べたように、本発明に係る動力切換装置はトラバースユニット側に設けているギアを上昇させることで、ギアメインと分離することが出来るようにしたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0036】
【発明の効果】
本発明のディスクチェンジャーは単一のモータを使用して、トラバースユニットの昇降動、サブトレイの再生位置への搬送、光ピックアップの駆動動作を行なうことが出来る。そして、ディスクの再生を行う為に光ピックアップを駆動する場合、ギアを切離すことでサブトレイの搬送及びトラバースフレームの昇降動への動力の伝達を遮断することが出来る。
【0037】
該ギアの切離しはトラバースユニットの先端側を持上げることで行なわれるターンテーブルへのディスク装着動作と同時に行なわれ、従来のようなプランジャを使用しない為に静かな動力の切換がなされる。従って、部品点数の削減による安価な装置の供給が可能となり、又、動力の切り換えに伴う騒音を防止し、消費電力を削減し、発熱や火災を防止することが出来る。さらには、電気配線や回路基板を削減でき、製品は小型化及び薄型化され、磁界の影響によるトラブルが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクチェンジャーの外観図の一部。
【図2】ディスクチェンジャーの内部構造図。
【図3】第2モータによるトラバースユニットの昇降動機構。
【図4】第2モータによるサブトレイの搬送機構。
【図5】レバークラッチの切り換え動作。
【図6】トラバースユニットを昇降動させるレバースライダー機構。
【図7】サブトレイの搬送機構。
【図8】光ピックアップを駆動する際の切換動作。
【図9】光ピックアップを駆動する際の切換動作。
【図10】ラックローディングの具体例。
【図11】光ピックアップを駆動する際の切換動作。
【符号の説明】
1 本体フレーム
2 メイントレイ
3 サブトレイ
4 外周縁
5 トラバースユニット
6 ターンテーブル
7 第1モータ
8 第2モータ
18 ギア
19 ギアメイン
42 ラックローディング
44 ラック
45 補助ギア
46 大歯
47 係合歯

Claims (3)

  1. ディスクを載置する複数枚のサブトレイを備え、再生されるディスクを載置したサブトレイを選択してトラバースユニットを該サブトレイの位置まで垂直に移動させるトラバースユニットの移動と、サブトレイをディスク待機位置とディスク再生位置との間で水平移動させるサブトレイ搬送と、ディスク再生位置にあるサブトレイのディスクをクランプして再生するディスク再生とを単一モータにて行なうことが出来るようにした動力切換装置において、トラバースユニット側に取付けられるギアとトラバースフレーム側にあるギアメインとが互いに噛み合っていて、トラバースユニットと共にギアが上昇することでギアメインと切離されるようにしたディスクチェンジャーの動力切換装置。
  2. ディスクを載置する複数枚のサブトレイを備え、再生されるディスクを載置したサブトレイを選択してトラバースユニットを該サブトレイの位置まで垂直に移動させるトラバースユニットの移動と、サブトレイをディスク待機位置とディスク再生位置との間で水平移動させるサブトレイ搬送と、ディスク再生位置にあるサブトレイのディスクをクランプして再生するディスク再生とを単一モータにて行なうことが出来るようにした動力切換装置において、トラバースユニット側にはギアを取付け、トラバースフレーム側には上端部に欠歯部分を形成したギアメインを設けて互いに噛み合わせ、トラバースユニットと共にギアが上昇することでギアメインの欠歯部分に位置することで動力伝達が遮断されるようにしたディスクチェンジャーの動力切換装置。
  3. ディスクを載置する複数枚のサブトレイを備え、再生されるディスクを載置したサブトレイを選択してトラバースユニットを該サブトレイの位置まで垂直に移動させるトラバースユニットの移動と、サブトレイをディスク待機位置とディスク再生位置との間で水平移動させるサブトレイ搬送と、ディスク再生位置にあるサブトレイのディスクをクランプして再生するディスク再生とを単一モータにて行なうことが出来るようにした動力切換装置において、トラバースユニット側にはギアを取付け、トラバースフレーム側には上端部に欠歯部分を形成したギアメインを設けて互いに噛み合わせ、トラバースユニットと共にギアが上昇することでギアメインの欠歯部分に位置することで動力伝達が遮断されるようにし、上記トラバースユニットの昇降手段としてサブトレイの前後移動に対して左右方向へ動くラックローディングを設け、該ラックローディングにはトラバースユニット先端のボスが遊嵌するガイド溝を設け、そしてラックローディングの一方側にはサブトレイラックに起立したピンがディスク再生側へ搬送される際に侵入する導入溝を形成し、他方側にはギアメインの上端に設けた小さな補助ギアが噛み合うラックを設け、該補助ギアには一枚の大歯を形成すると共に、ラック側には係止歯を設けることで常に同じタイミングで動力が伝わるようにしたことを特徴とするディスクチェンジャーの動力切換装置。
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