JP2005009828A - 熱交換器 - Google Patents

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Hiroyuki Yoshida
宏行 吉田
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Abstract

【課題】高い位置精度の治具を用いることなく、位置精度良くチューブ体間を連結できる熱交換器を提供する。
【解決手段】第1及び第2チューブシート11,12を接合してチューブ体7を形成し、このチューブ体7を積層して形成された熱交換器であって、各チューブ体7の第1チューブシート11に、表面側に凸部16aを形成し、且つ、裏面側に凹部16bを形成するプレス加工の位置決め部16を設け、隣接するチューブ体7同士を互いの位置決め部16の凹部16bと凸部16aを組み付けることによって連結した。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チューブ体を積層して形成する熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の熱交換器としては、図14及び図15に示す特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
この熱交換器100は、図14に示すように、積層された複数のチューブ体101と、この隣接するチューブ体101の間に配置された複数のアウターフィン102と、両端に配置されたチューブ体101に接続された入口パイプ103及び出口パイプ104とから主に構成されている。
【0004】
各チューブ体101は、図15に詳しく示すように、2枚のチューブシート110,111を接合して形成され、その内部に冷媒流通室112が形成されている。各チューブシート110,111には連通孔110a,111aがそれぞれ形成され、この連通孔110a,111aを介して隣接するチューブ体101の冷媒流通室112間が連通されている。一方のチューブシート110の連通孔110aの周縁には加締め部113が突設されており、この加締め部113が隣接する他方のチューブシート111の連通孔111aに挿入された状態で加締められることによってチューブ体101間が連結されている。このような加締めによる連結構造は特許文献2にも開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭63−91493号公報
【0006】
【特許文献2】
実開昭64−54685号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の熱交換器100では、図15に示すように、加締め部113の外周径Aと連通孔111aの径Bの間で寸法誤差が少なからず存在するため、加締め工程時にはチューブシート110,111同士を精度良く位置決めした状態で行う必要がある。加締め時の位置決めが良くないと、図16に示すように複数のチューブ体101が傾斜したり、又は、ねじれたりした状態で連結される。このように変形した熱交換器100は車両への搭載性が悪い。従って、加締め加工時には高い位置精度を保持できる治具を用い、細心の注意を払って作業することが要求される。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、高い位置精度の治具を用いることなく、位置精度良くチューブ体間を連結できる熱交換器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、2枚のチューブシートを接合してチューブ体を形成し、このチューブ体を積層して形成された熱交換器であって、前記各チューブ体の一方の前記チューブシートに、プレス加工によって形成された位置決め部をそれぞれ設け、隣接する前記チューブ体同士を互いの前記位置決め部を組み付けることによって連結したことを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、前記位置決め部は、表面側に凸部を有し、且つ、裏面側に凹部を有し、隣接する前記チューブ体同士を互いの前記位置決め部の凹部と凸部を組み付けることによって連結したことを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項2記載の熱交換器であって、前記各チューブ体の他方の前記チューブシートには貫通孔を設け、この貫通孔に一方の前記チューブシートの凸部を挿入することによって2枚の前記チューブシート間を接合したことを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3記載の熱交換器であって、前記凸部と凹部のいずれか一方に所定長さの嵌め込み部を設け、この嵌め込み部を嵌め込むことによって組み付けたことを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1〜請求項3記載の熱交換器であって、前記位置決め部は、複数箇所に設けたことを特徴とする。
【0014】
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5記載の熱交換器であって、前記位置決め部は、冷媒流通室より外側に配置したことを特徴とする。
【0015】
請求項7の発明は、請求項1〜請求項5記載の熱交換器であって、前記位置決め部は、冷媒流通室内に配置したことを特徴とする。
【0016】
請求項8の発明は、請求項7記載の熱交換器であって、前記位置決め部は、前記冷媒流通室内の流体流れに影響が少ない位置に配置したことを特徴とする。
【0017】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、各チューブ体の一方のチューブシートは、その位置決め部と共に同一のプレス型で製作されることから、各チューブシートの互いの位置決め部は極めて高い寸法精度のものとなり、これらを組み付けることにより各チューブ体同士が連結される。従って、高い位置精度の治具を用いることなく、位置精度良くチューブ体間を連結できる。
【0018】
請求項2の発明によれば、上記の理由より、各チューブシートの互いの凸部と凹部は極めて高い寸法精度のものとなり、これらを組み付けることにより各チューブ体同士が連結される。従って、高い位置精度の治具を用いることなく、位置精度良くチューブ体間を連結できる。
【0019】
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、チューブ体の接合状態においても位置決め部を突出でき、互いの位置決め部を介してチューブ体間を連結できる。
【0020】
請求項4の発明によれば、請求項2又は請求項3の発明の効果に加え、チューブ体同士の連結強度が強固にできる。
【0021】
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、チューブ体同士を位置精度良く組み付けできる。特に、チューブ体同士のねじれ方向の位置精度を向上させることができる。
【0022】
請求項6の発明によれば、請求項1〜請求項5の発明の効果に加え、冷媒流通室の気密性を阻害することなくチューブ体間を連結できる。
【0023】
請求項7の発明によれば、請求項1〜請求項5の発明の効果に加え、チューブシートの寸法を広げることなくチューブ体間を連結できる。
【0024】
請求項8の発明によれば、請求項7の発明の効果に加え、冷媒流通室の流体流れを極力乱すことなくチューブ体間を連結できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0026】
図1〜図5は本発明の第1実施形態を示し、図1は熱交換器1の全体斜視図、図2は熱交換器1の分解斜視図、図3は2枚のチューブシート11,12の要部斜視図、図4は隣接するチューブ体7間の組み付け前の状態を示す要部断面図、図5は隣接するチューブ体7を組み付けした状態の要部断面図である。
【0027】
図1及び図2に示すように、熱交換器1は、コア部2と、このコア部2に冷媒を流入する2本の第1及び第2入口パイプ3,4と、コア部2から冷媒を流出する2本の第1及び第2出口パイプ5,6とから構成されている。
【0028】
コア部2は、積層された複数のチューブ体7、チューブ体7の間及びチューブ体7の内部に配置されたインナーフィン8,(チューブ体7内のものは図示せず)と、積層されたチューブ体7の両端に配置された下サイドプレート9及び上サイドプレート10とから構成されている。
【0029】
各チューブ体7は、図3〜図5に示すように、一方のチューブシートである第1チューブシート11と他方のチューブシートである第2チューブシート12とから構成されている。第1チューブシート11の周縁には加締め部13が設けられ、この加締め部13を加締めて第2チューブシート12の周縁をクランプ等することによって第1チューブシート11と第2チューブシート12が固定されている。
【0030】
第1チューブシート11と第2チューブシート12の内部には第1冷媒流通室14が形成され、隣接する第1冷媒流通室14間は各連通孔15を介して連通されている。第1チューブシート11の第1冷媒流通室14より外側位置で、且つ、第1冷媒流通室14側の各連通孔15の近傍には、プレス加工により形成された位置決め部16,(図示せず)がそれぞれ設けられている。つまり、第1チューブシート11の四角形状の対角線上の2箇所に位置決め部16,(図示せず)が設けられている。この位置決め部16,(図示せず)は、表面側に円筒状の凸部16aを有し、且つ、裏面側に凹部16bを有している。凸部16aの上部には下部より小さい径で、且つ、高さ寸法Cの嵌め込み部16cが設けられている。
【0031】
第2チューブシート12には貫通孔17が設けられており、この貫通孔17に凸部16aが挿入されることによって各凸部16aがチューブ体7の上方に突出されている。
【0032】
このような構成の第1チューブシート11及び第2チューブシート12はそれぞれアルミ材、ステンレス材などの平板よりそれぞれ同一のプレス型で製作される。
【0033】
隣接するチューブ体7同士は、互いの位置決め部16の凹部16bと凸部16aを組み付けることによって連結されている。具体的には、下方のチューブ体7の凸部16aが上方の位置決め部16の凹部16bに嵌め込まれることによって位置決めされ、隣接するチューブ体7の密着適所をろう付けすることによって連結されている。又、連結されたチューブ体7の間には第2冷媒流通室(図示せず)が形成され、隣接する第2冷媒流通室間は各連通孔18(図2に示す)を介して連通されている。つまり、コア部2には第1冷媒流通室14と第2冷媒流通室(図示せず)が交互に形成され、第1冷媒流通室14と第2冷媒流通室(図示せず)には上記したインナーフィン(図示せず),8が配置されている。
【0034】
上記構成において、第1入口パイプ3から流入した第1冷媒は、各第1冷媒流通室14を分流し、各第1冷媒流通室14を流れた後に合流して第1出口パイプ5から流出される。第2入口パイプ4から流入した第2冷媒は、各第2冷媒流通室(図示せず)を分流し、各第2冷媒流通室(図示せず)を流れた後に合流して第2出口パイプ6から流出される。各冷媒流通室14,(図示せず)間を流通する過程で第1冷媒と第2冷媒間で熱交換が行われる。
【0035】
以上、上記熱交換器1では、各チューブ体7の第1チューブシート11は、その位置決め部16,(図示せず)と共に同一のプレス型で製作されることから、各第1チューブシート11の互いの位置決め部16,(図示せず)、具体的には、凸部16aと凹部16bは極めて高い寸法精度のものとなり、これらを組み付けることにより各チューブ体7同士が連結される。従って、高い位置精度の治具を用いることなく、位置精度良くチューブ体7間を連結できる。
【0036】
上記第1実施形態では、各チューブ体7の第2チューブシート12には貫通孔17を設け、この貫通孔17に第1チューブシート11の凸部16aを挿入することによって第1及び第2チューブシート11,12間を接合した。従って、チューブ体7の接合状態においてもプラス加工体16を突出でき、互いのプレス加工体16を介してチューブ体7間を連結できる。
【0037】
上記第1実施形態では、凸部16aに所定長さCの嵌め込み部16cを設け、この嵌め込み部16cを凹部16bに嵌め込むことによってチューブ体7間を組み付けた。従って、チューブ体7同士の連結強度が強固にできる。
【0038】
上記第1実施形態では、位置決め部16は2箇所に設けたので、チューブ体7同士を位置精度良く組み付けできる。特に、チューブ体7同士のねじれ方向の位置精度を向上させることができる。位置決め部16は3箇所以上に設けても良い。
【0039】
上記第1実施形態では、位置決め部16は、第1冷媒流通室14及び第2冷媒流通室(図示せず)より外側に配置したので、第1及び第2冷媒流通室14,(図示せず)の気密性を阻害することなくチューブ体7間を連結できる。
【0040】
図6は第1実施形態の変形例を示し、隣接するチューブ体7間の組み付け前の状態を示す要部断面図である。
【0041】
図6に示すように、この変形例では、位置決め部16には凸部16aが形成され、下部箇所の凹部16bに所定長さDの嵌め込み部16dが形成されている。下方のチューブ体7の凸部16aが上方のチューブ体7の凹部16bの嵌め込み部16dに嵌め込まれることによって位置決めされ、隣接するチューブ体7間の密着箇所をろう付けすることによって連結されている。尚、嵌め込み部16c,16dは凸部16aと凹部16bの双方に設けても良い。
【0042】
上記変形例では、凹部16bに所定長さDの嵌め込み部16dを設け、この嵌め込み部16dを嵌め込むことによってチューブ体7間を組み付けた。従って、チューブ体7同士の連結強度が強固にできる。
【0043】
図7及び図8は本発明の第2実施形態を示し、図7は2枚のチューブシート11,12の要部斜視図、図4は2枚のチューブシート11,12の組み付け前の要部断面図である。
【0044】
図7及び図8に示すように、第2実施形態を上記第1実施形態と比較するに、位置決め部16及び貫通孔17の構成は同一であるがその配置位置が相違する。この第2実施形態は、位置決め部16は、第1チューブシート11の第1冷媒流通室14を貫通する位置で、且つ、第1冷媒流通室14側の各連通孔15の近傍に設けられている。
【0045】
他の構成は、上記第1実施形態と同一であるので、説明を省略する。
【0046】
この第2実施形態の熱交換器にあっても、各チューブ体7の第1チューブシート11は、その位置決め部16,(図示せず)と共に同一のプレス型で製作されることから、各第1チューブシート11の互いの位置決め部16,(図示せず)、具体的には、凸部16aと凹部16bは極めて高い寸法精度のものとなり、これらを組み付けることにより各チューブ体7同士が連結される。従って、高い位置精度の治具を用いることなく、位置精度良くチューブ体7間を連結できる。
【0047】
上記第2実施形態では、位置決め部16は、冷媒流通室14を貫通する位置に配置したので、第1及び第2チューブシート11,12の寸法を広げることなくチューブ体7間を連結できる。
【0048】
図9は第2実施形態の変形例を示し、2枚のチューブシート11,12の組み付け前の状態を示す要部断面図である。
【0049】
図9に示すように、この変形例では、第1チューブシート11に他の箇所よりも一段高いエンボス部20が形成され、このエンボス部20に位置決め部16が形成されている。
【0050】
他の構成は、上記第2実施形態と同一であるので、説明を省略する。
【0051】
この変形例では、隣接するチューブ体7の間がエンボス部20によって密着し、この箇所で十分なろう付け面積を確保できるため、コア部2の気密性を向上させることができる。
【0052】
図10は、位置決め部16を第1冷媒流通室14内に配置する場合の配置位置を説明する第1チューブプレート11の平面図である。図10に示すように、第1冷媒流通室14での第1冷媒の主流経路は、矢印で示すものであり、位置決め部16を流体流れに影響が少ないエリアE(仮想線ハッチング部分)に配置する。第2実施形態もこのエリアE内に配置されている。
【0053】
第2実施形態の場合も含めて、位置決め部16を第1冷媒流通室14内の流体流れに影響が少ない位置に配置することにより、第1冷媒流通室14の流体流れを極力乱すことなくチューブ体7間を連結できる。
【0054】
図11〜図13は位置決め部16及び貫通孔17の配置位置をそれぞれ示す。図11は上記第1及び第2実施形態のように第1冷媒流通室14の各連通孔15の近傍であり、計2箇所に位置決め部16及び貫通孔17を設けている。図12は第1冷媒流通室14及び第2冷媒流通室(図示せず)の各連通孔15,18の近傍であり、計4箇所に位置決め部16及び貫通孔17を設けている。図13は第1及び第2チューブシート11,12の対角線上に突出部21をそれぞれ設け、この2箇所の各突出部21に位置決め部16及び貫通孔17を設けている。図13の場合には、熱交換器のレイアウトに自由度があったり、コア部2の性能劣化が許されない条件などある場合にこのように配置するものである。
【0055】
尚、上記各実施形態及び変形例では、コア部2に第1冷媒流通室14と第2冷媒流通室(図示せず)とを交互に密閉状態で設けた熱交換器1に本発明を適用したが、従来例で示した構造の熱交換器にも同様に適用できることがもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、熱交換器の全体斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、熱交換器の分解斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、2枚のチューブシートの要部斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、隣接するチューブ体間の組み付け前の状態を示す要部断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、隣接するチューブ体を組み付けした状態の要部断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態の変形例を示し、隣接するチューブ体間の組み付け前の状態を示す要部断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示し、2枚のチューブシートの要部斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示し、2枚のチューブシートの組み付け前の要部断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態の変形例を示し、2枚のチューブシートの組み付け前の状態を示す要部断面図である。
【図10】本発明の第2実施形態における位置決め部の配置位置を示す第1チューブシートの概平面図である。
【図11】本発明の実施形態における位置決め部の第1配置位置例を示すコア部の概略斜視図である。
【図12】本発明の実施形態における位置決め部の第2配置位置例を示すコア部の概略斜視図である。
【図13】本発明の実施形態における位置決め部の第3配置位置例を示すコア部の概略斜視図である。
【図14】従来例の熱交換器の正面図である。
【図15】従来例の隣接するチューブ体の組み付け前の要部断面図である。
【図16】従来例を示し、複数のチューブ体が傾斜して組み付けられた状態を示す要部正面図である。
【符号の説明】
1 熱交換器
7 チューブ体
11 第1チューブプレート(一方のチューブプレート)
12 第2チューブプレート(他方のチューブプレート)
14 第1冷媒流通室(冷媒流通室)
16 位置決め部
16a 凸部
16b 凹部
16c 嵌め込み部
16d 嵌め込み部
17 貫通孔

Claims (8)

  1. 2枚のチューブシート(11),(12)を接合してチューブ体(7)を形成し、このチューブ体(7)を積層して形成された熱交換器(1)であって、
    前記各チューブ体(7)の一方の前記チューブシート(11)に、プレス加工によって形成された位置決め部(16)をそれぞれ設け、隣接する前記チューブ体(7)同士を互いの前記位置決め部(16)を組み付けることによって連結したことを特徴とする熱交換器(1)。
  2. 請求項1記載の熱交換器(1)であって、
    前記位置決め部(16)は、表面側に凸部(16a)を有し、且つ、裏面側に凹部(16b)を有し、隣接する前記チューブ体(7)同士を互いの前記位置決め部(16)の凹部(16b)と凸部(16a)を組み付けることによって連結したことを特徴とする熱交換器(1)。
  3. 請求項2記載の熱交換器(1)であって、
    前記各チューブ体(7)の他方の前記チューブシート(12)には貫通孔(17)を設け、この貫通孔(17)に一方の前記チューブシート(11)の凸部(16a)を挿入することによって2枚の前記チューブシート(11),(12)間を接合したことを特徴とする熱交換器(1)。
  4. 請求項2又は請求項3記載の熱交換器(1)であって、
    前記凸部(16a)と凹部(16b)のいずれか一方に所定長さの嵌め込み部(16c),(16d)を設け、この嵌め込み部(16c),(16d)を嵌め込むことによって組み付けたことを特徴とする熱交換器(1)。
  5. 請求項1〜請求項4記載の熱交換器(1)であって、
    前記位置決め部(16)は、複数箇所に設けたことを特徴とする熱交換器(1)。
  6. 請求項1〜請求項5記載の熱交換器(1)であって、
    前記位置決め部(16)は、冷媒流通室(14)より外側に配置したことを特徴とする熱交換器(1)。
  7. 請求項1〜請求項5記載の熱交換器(1)であって、
    前記位置決め部(16)は、冷媒流通室(14)内に配置したことを特徴とする熱交換器(1)。
  8. 請求項7記載の熱交換器(1)であって、
    前記位置決め部(16)は、前記冷媒流通室(14)内の流体流れに影響が少ない位置に配置したことを特徴とする熱交換器(1)。
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