【技術分野】
【０００１】
本発明は、上方側と下方側が画定された所定の形状を有し、その境界付近に配置するように構成されたパズルピースに関連する。本発明はさらに、複数のパズルピースを備えたパズルゲームに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
米国特許第３，９６４，７４９号には、多角形の凹部および１８個のパズルピースを有するホルダを備えるパズルゲームが開示されており、このパズルピースはいわゆる「ペントオミノ」と称する形状を成している。ペントオミノとは、理論的に５個の同様な方形エレメントで構成されたパズルピースとして定義されるが、各々の方形エレメントの縁は、少なくとも１個の別の方形エレメントと完全に接触している。プレーヤーは、１８個全てのパズルピースを凹部内に嵌め込み、凹部の受容面は１８個のパズルピースの表面と一致する。そのため、パズル完成状態では、受容面全体はパズルピースで覆われ、それぞれのパズルピースは隙間なく配置されている。このパズルゲームの興味深い点は、数多くの方法で凹部をパズルピースで埋められることにある。多くのプレーヤーは、全ての解決法を探出すことにチャレンジすることになる。
【特許文献１】
米国特許第３，９６４，７４９号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明の目的は、パズルピースの容易な識別およびその方位づけを提供することにある。この目的は、請求項１によるパズルピースにて達成される。さらにこの目的は請求項８によるパズルピースにて達成される。
【０００４】
類似する意味では、所定の形状を有し、上下境界におけるパズルピースの配置を容易に記録できるパズルゲームを提供することを本発明の目的とする。この目的は、請求項６による１組のパズルピースにおいて達成される。さらにこの目的は、請求項１７によるパズルゲームにおいて達成される。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
この説明において、「方位づけ」の概念は、パズルピースの主面と平行する平面において、所定の形状を備えた境界に対するパズルピースの位置に関連し、該位置は通常ほぼ平坦な形状を成し、パズルピースの前主面が裏主面と一致することに注目されたい。
【０００６】
本発明によれば、パズルピースはマークを設けている。このマークによって、境界に対して複数のパズルピースの正確な配置を容易に記録することが可能になるため、パズルピースに一意のマークを設けることができ、これにより、境界に対するパズルピースの各々の位置方位をマークによって表すことが可能になる。換言すれば、マークによって特定のパズルピースと、特定のパズルピースの方位が表される。したがって、全てのプレーヤーが配置を記録するために必要なことと言えば、まっすぐな方位から境界を見て、例えば左から右、上から下へ読んだ場合に見られる所定の順序で並んだ、正方向を向いたマークを記録するだけである。
次に、図面に示す非限定的な実施形態の例を参照しながら、本発明をより詳細に説明するが、該図中で、同様の部分には同様の参照符号を付している。
【発明の効果】
【０００７】
パズルピースの識別およびその方位づけが容易になる。完成したパズルの境界に沿って、正方向を向いたマークを記録することで、解決法を記録しておくことができる。スリーブを設けることで、パズルピースが落下しないようにし、移動を可能にする。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
図１、図２には、本発明によるパズルゲームのパズルピースを受け取りおよび保持するためのホルダ２０を示す。
ここで示す例において、ホルダ２０の形状はほぼ平坦である。ホルダ２０の裏面２１はほぼ平坦であるのに対し、前面２２には矩形の外周２４を有する凹部２３が設けられている。凹部２３は、パズルピースを支持するための支持面２５を備えている。
【０００９】
ホルダ２０はプラスチックから成ることが好ましい。これをフライス削り工程によって加工して凹部２３を設ける。
ホルダ２０および凹部２３の適切な寸法は以下の通りである。
ホルダ２０の長さ ： １８０．０ｍｍ
ホルダ２０の幅 ： １２０．０ｍｍ
ホルダ２０の深さ ： ６．０ｍｍ
凹部２３の長さ ： １５０．５ｍｍ
凹部２３の幅 ： ９０．５ｍｍ
凹部２３の深さ ： ４．０ｍｍ
【００１０】
図３は、ホルダ２０と１２個の多様な形状のパズルピース３０からなる本発明によるパズルゲームの全体を示す。ここに示すパズルピース３０はいわゆるペントオミノピースと呼ばれるものであり、５個の同形の方形エレメントによって理論的に構成されたパズルピースとして画定されており、各々の方形エレメントはその縁において、別の少なくとも１個の方形エレメントと完全に接触する。全てのペントオミノピースの形状は１２個のパズルピース３０で表されるが、この場合、６個のペントオミノピースにおいて、その前面形状が裏面形状と異なるため可能性が２つとなる。
【００１１】
図３では、ホルダ２０の凹部２３を埋めた状態にある１２個のパズルピース３０を示し、この場合、パズルピース３０は、外周が長方形の完成したパズルを形成している。この外周は凹部２３の外周に対応している。完成状態のパズルでは、パズルピース３０どうしの間に隙間はなく、また、パズルピース３０が凹部２３の支持面全体を覆っている。
【００１２】
プレーヤーには、凹部２３を異なる方法で埋めることがチャレンジとなる。プレーヤーによっては、パズルピースの配置総数は９，３５６であると知りながら、その全ての構成を見つけ出そうとする者もいる。本発明は、見つかった解決法を便利な方法で記録できる。この目的のために、パズルピース３０にマーク３１を設けている。
【００１３】
提示した例証では、各パズルピース３０の両側、つまり前面および裏面には、数字から成る４個のマーク３１で構成された１組のマークが設けられている。パズルピース３０を識別するために各々のパズルピース３０には一意の数字が設けられ、他のパズルピース３０と区別される。
【００１４】
数字を用いる利点は、マーク３１のどちら側が上方側であるか、または下方側であるかを画定し易い、換言すれば、数字の正位置を画定し易いためである。殆どの数字の場合、正位置は明瞭である。例えば６６という数字の場合のように、１個の数字に正位置の可能性が２つある場合には、数字に下線を付けることでこの数字の正位置を判断することができ、この場合、下線が付けられた側を数字の下側とみなす。
【００１５】
この場合、パズルピース３０は想像上の四角形で構成され、また、凹部２３の外周２４は矩形の形状を備えているため、異なる４つの方法でパズルピース３０を、その前面および裏面について、この外周２４に対して配置することができる。可能な各々の方位を提示できるようにするべく、パズルピース３０の両主要面上に付した４個の数字が異なる方位を向いているため、パズルピース３０の外周が続く場合、続き合うパズルピース３０が相互に９０°の角度で回転している。
【００１６】
さらに、パズルピース３０を裏返した際にその形状が変化するように、パズルピース３０の複数の主要面の形状が異なっている場合には、パズルピース３０の側部毎に異なる数字の組が設けられる。
以降に示す個別のパズルピース３０の記述では、パズルピース３０にマークを付けて識別する方法についてより詳細に説明する。
【００１７】
図４〜図１５では、パズルゲームの１２個の異なるパズルピース３０を示している。以下のパズルピース３０についての記述を明瞭にする目的で、次に示す専断的な定義が適用される。すなわち、
図面に示すパズルピース３０の位置は正位置である；
図面の左手側に示すパズルピース３０の位置は、前面が上を向いた位置であり、一方、図の右手側に示すパズルピース３０の位置は、裏面が上を向いた位置である；
パズルピース３０の想像上の四角形が、頂部から底部、左から右へ数えられる；
図に示す方位において、パズルピース３０の頂部をさらに北、底部を南、左手側を西、右手側を東としても示している。この図示の方位をさらに北上とも呼ぶ。さらに、時計方向に９０°、１８０°、２７０°の角度で回転させて得た方位を、夫々西上、南上、東上とも呼ぶ。
【００１８】
図４は、大きさが等しい４個の想像上の四角形の垂直列と、該列の第２四角形の右手側と近接した１個の想像上の四角形とによって構成された第１パズルピース１を示している。第１パズルピース１の前面Ｆの形状は、第１パズルピース１の裏面Ｒの形状とは異なる。
【００１９】
パズルゲームの解決法には、第１パズルピース１を配置するための８個の相互に異なった方法がある。換言すれば、第１パズルピース１には８個の異なる外観がある。「外観」の概念は、パズルピース３０を特定の形状を持った凹部に嵌め込むことができる方法の数に関連する。パズルピース３０がペントオミノピースとして形成されているこの例では、各パズルピース３０は８個の異なる方位を備えており、この８個の内、４個は前方主要面が上を向いたものであり、４個は後方主要面が上を向いたものである。数個のパズルピース３０においては、これらの方位のうち２個、４個、または８個が同一の形状を構成しており、つまり、パズルピース３０を同一の凹部内に埋め込むことが可能な異なる方法が２個、４個、または８個あるということである。別のパズルピース３０では、各方位によって異なる外観が構成される。パズルピース３０の外観の数は、パズルピース３０が持つ回転の対称性に関連する。
【００２０】
第１パズルピース１の８個の異なる外観を識別するために、第１パズルピース１の前面Ｆおよび裏面Ｒに、異なる４個のマーク３１から成る異なる組が設けられている。
【００２１】
この場合、前面Ｆには数字１６、７５、１７、４１が付されている。第１パズルピース１の北上方位では、数字１６が正位置にある。第１パズルピース１の西上方位では、数字７５が正位置にある。これはまた「西を向いた数字７５」とも示される。同様に、数字１７は南を向き、数字４１は東を向いている。さらに、この場合、裏面Ｒに数字１５、４３、２１、７０が付され、数字１５が北を向き、数字４３が西を向き、数字２１が南を向き、数字７０が東を向いている。
【００２２】
図５は、大きさが等しい３個の想像上の四角形の水平列と、該列の第２四角形の頂側部と隣接した１個の想像上の四角形と、該列の第３四角形の底側部と隣接した１個の想像上の四角形とで構成された第２パズルピース２を示している。第２パズルピース２の前面Ｆの形状は、第２パズルピース２の裏面Ｒの形状と異なる。
【００２３】
パズルゲーム解決法には、第２パズルピース２を配置するための８個の相互に異なる方法がある。これら８個の異なる外観を識別するためには、第２パズルピース２の前面Ｆおよび裏面Ｒに、異なる４個のマーク３１から成る異なる組を設けている。
【００２４】
この場合、前面Ｆには数字４０、３２、３７、５４が付されており、数字４０は北を向き、数字３２は西を向き、数字３７は南を向き、数字５４は東を向いている。さらにこの場合、裏面Ｒにも数字４２、６７、４６、２４が付されており、数字４２は北を向き、数字６７は西を向き、数字４６は南を向き、数字２４は東を向いている。
【００２５】
図６は、大きさが等しい４個の想像上の四角形の垂直列と、該列の第４番目の四角形と隣接した１個の想像上の四角形とで構成された第３のパズルピース３を示している。第３パズルピース３の前面Ｆの形状は、第３パズルピース３の裏面Ｒの形状とは異なる。
【００２６】
パズルゲーム解決法には、第３パズルピース３を配置するための相互に異なる方法が８個ある。これら８個の異なる外観を識別するためには、第３パズルピース３の前面Ｆおよび裏面Ｒに、異なる４個のマーク３１から成る異なる組を設けている。
【００２７】
この場合、前面Ｆには数字１８、３５、５２、７７が付されており、数字１８は北を向き、数字３５は西を向き、数字５２は南を向き、数字７７は東を向いている。さらにこの場合、裏面Ｒにも数字１９、５８、６６、４４が付され、数字１９は北を向き、数字５８は西を向き、数字６６は南を向き、数字４４は東を向いている。
【００２８】
図７は、大きさが等しい３個の想像上の四角形の水平列と、該列の第１四角形の頂側部と隣接した１個の想像上の四角形と、該列の第３四角形の底側部と隣接した１個の想像上の四角形とで構成された第４パズルピース４を示している。第４パズルピース４の前面Ｆの形状は、第４パズルピース４の裏面Ｒの形状とは異なる。その一方で、北上方位における第４パズルピース４の外観は、南上方位における第４パズルピース４の外観と等しい。そのため、パズルゲーム解決法には、第４パズルピース４を配置するための相互に異なる方法が４個ある。これら４個の異なる外観を識別するために、第４パズルピース４の同様に前面Ｆおよび裏面Ｒに、相互に異なる２組のマーク３１が設けられており、前面Ｆ上の該マーク３１の組と、裏面Ｒ上のマーク３１の組もやはり相互に対して異なる。
【００２９】
この場合、前面Ｆには２個の数字３６と２個の数字４９が付されており、一方の数字３６が北に向き、他方の数字３６が南に向き、一方の数字４９が西を向き、他方の数字４９が東を向いている。さらにこの場合、裏面Ｒにも２個の数字４５と２個の数字６５が付され、一方の数字４５が北を向き、他方の数字４５が南を向き、一方の数字６５が西を向き、他方の数字６５が東を向いている。
【００３０】
図８は、大きさが等しい３個の想像上の四角形の垂直列と、大きさが等しい２個の想像上の四角形の垂直列とで構成された第５パズルピース５を示しており、この場合、２個の四角形の内の該列の第２四角形が、これら四角形の該列の内の第１四角形の左側と隣接している。第５パズルピース５の前面Ｆの形状は、第５パズルピース５の裏面Ｒの形状とは異なる。
【００３１】
パズルゲーム解決法には、第５パズルピース５を配置するための相互に異なる方法が８個ある。これら８個の異なる外観を識別するために、第５パズルピース５の前面Ｆおよび裏面Ｒに、４個の異なるマーク３１から成る異なる組を設けている。
【００３２】
この場合、前面Ｆには数字３９、５５、２３、５７が付されており、数字３９は北を向き、数字５５は西を向き、数字２３は南を向き、数字５７は東を向いている。さらにこの場合、裏面Ｒにも数字４８、７３、２８、６９が付されており、数字４８は北を向き、数字７３は西を向き、数字２８は南を向き、数字６９は東を向いている。
【００３３】
図９は、大きさが等しい３個の想像上の四角形の水平列と、該列の第２四角形の頂側部と隣接した１個の想像上の四角形と、該列の第２四角形の底側部と隣接する１個の想像上の四角形とで構成された第６パズルピース６を示す。第６パズルピース６の前面Ｆの形状は、第６パズルピース６の裏面Ｒの形状と等しい。さらに、第６パズルピース６の外観は、北上方位、西上方位、南上方位、東上方位について同一である。そのため、パズルゲーム解決法では、第６パズルピース６を配置する方法は１個しかない。したがって、第６パズルゲーム６は１個の数字３１のみによって識別される。解決法を見つける場合に、第６パズルピース６の前面ｆと裏面ｒの両方を使用する必要はないが、便宜性の目的で、第６パズルピース６の前面側ｆと裏面側ｒの両方にマーク３１を付することが好ましい。ここで示した例証では、第６パズルピース６の前面Ｆと裏面Ｒに４個の同じマーク３１の同じ組を設け、１組のマーク３１が相互に異なる方位を有する。この場合、マーク３１は数字３３を備える。
【００３４】
図１０は、大きさが等しい３個の想像上の四角形の垂直列と、該列の第１四角形の右側と隣接した１個の想像上の四角形と、隊列の第２四角形の右側と隣接した１個の想像上の四角形とで構成された第７パズルピース７を示す。第７パズルピース７の前面Ｆの形状は、第７パズルピース７の裏面Ｒの形状とは異なる。
【００３５】
パズルゲーム解決法には、第７パズルピース７を配置するための相互に異なる方法が８個ある。これら８個の異なる外観を識別するために、第７パズルピース７の前面Ｆと裏面Ｒには４個の異なる数字３１の異なる組が設けられている。
【００３６】
この場合、前面Ｆには数字５３、７２、２９、６０が付され、数字５３は北を向き、数字７２は西を向き、数字２９は南を向き、数字７２は西を向いている。さらにこの場合、裏面Ｒにも数字６３、６１、２５、６２が付されており、数字６３は北を向き、数字６１は西を向き、数字２５は南を向き数字６２は東を向いている。
【００３７】
図１１は、大きさが等しい３個の想像上の四角形の水平列と、該列の第３四角形の頂側部と隣接した１個の想像上の四角形と、該列の第３の四角形の底側部と隣接した１個の想像上の四角形とで構成された第８パズルピース８を示している。第８パズルピース８の前面Ｆの形状は、第８パズルピース８の裏面Ｒの形状と同じである。これにより、パズルゲームの解決法において、第８パズルピース８を配置するための相互に異なる方法が４個ある。これら４個の異なる外観を識別するために、第８パズルピース８の前面Ｆおよび裏面Ｒには４個の相互に異なるマーク３１が付されており、前面Ｆ上のマーク３１と裏面Ｒ上のマーク３１は同じである。
【００３８】
この場合、前面Ｆには数字３０、２６、３１、７１が付されており、数字３０は北を向き、数字２６は西を向き、数字３１は南を向き、数字７１は東を向いている。さらにこの場合、裏面Ｒにも数字３０、２６、３１、７１が付されており、数字３１は北を向き、数字７１は西を向き、数字３０は南を向き、数字２６は東を向いている。
【００３９】
第８パズルピース８の裏面Ｒが、図１１に示すその位置に対して１８０°の角度で回転された場合、裏面Ｒは全ての局面において前面Ｆと等しいことが理解されるだろう。したがって、パズルゲーム解決法において第８パズルピース８を配置する場合には、前面側ｆおよび裏面側ｒのどちらが上方に向いているかは関係ない。
【００４０】
図１２は、大きさが等しい３個の想像上の四角形の垂直列と、該列の第１四角形の左側と隣接する１個の想像上の四角形と、該列の第３四角形の左側と隣接する１個の想像上の四角形とによって構成された第９パズルピース９を示す。第９パズルピース９の前面Ｆの形状は、第９パズルピース９の裏面Ｒの形状と等しい。そのため、パズルゲーム解決法において第９パズルピース９を配置する相互に異なる方法は４個ある。これら４個の異なる外観を識別するために、第９パズルピース９の前面Ｆおよび裏面Ｒに４個の相互に異なるマーク３１が付されており、前面Ｆ上のマーク３１と裏面Ｒ上のマーク３１は同じである。
【００４１】
この場合、前面Ｆには数字６４、３４、５１、５９が付されており、数字６４は北を向き、数字３４は西を向き、数字５１は南を向き、数字５９は東を向いている。さらにこの場合、裏面Ｒにも数字６４、３４、５１、５９が付されており、数字５１は北を向き、数字５９は西を向き、数字６４は南を向き、数字３４は東を向いている。
【００４２】
第９パズルピース９の裏面Ｒを、図１２に示す位置に対して１８０°回転させた場合に、裏面Ｒは全ての局面において前面Ｆと等しくなることが理解されるだろう。従って、第９パズルピース９をパズルゲーム解決法において配置する場合には、前面側ｆと裏面側ｒのどちらが上方を向いているかは関係ない。
【００４３】
図１３は、大きさが等しい２個の想像上の四角形の２個の水平列と、頂部列の第２四角形の頂側部と隣接する１個の想像上の四角形とで構成された第１０パズルピース１０を示しており、該２個の水平列が、底部列の第２四角形の頂側部が頂部列の第１四角形の底側部と隣接している。第１０パズルピース１０の前面Ｆの形状は、第１０パズルピース１０の裏面Ｒの形状と等しい。したがって、パズルゲーム解決法において第１０パズルピース１０を配置する異なる方法が４個ある。これら４個の異なる外観を識別するために、第１０パズルピース１０の前面Ｆおよび裏面Ｒには４個の異なるマーク３１が設けられており、前面Ｆ上のマーク３１と裏面Ｒ上のマーク３１は同一である。
【００４４】
この場合、前面Ｆには数字４７、３８、５６、６８が付されており、数字４７は北を向き、数字３８は西を向き、数字５６は南を向き、数字６８は東を向いている。さらにこの場合、裏面Ｒにも数字４７、３８、５６、６８が付されており、数字３８は北を向き、数字５６は西を向き、数字６８は南を向き、数字４７は東を向いている。
【００４５】
第１０パズルピース１０の裏面Ｒを、図１３に示す位置に対して半時計方向に９０°回転させた場合、裏面Ｒが全ての局面において前面Ｆと等しくなることが理解されるだろう。したがって、パズルゲーム解決法において第１０パズルピース１０を配置する場合に、前面側ｆと裏面側ｒのどちらが上方を向いているかは関係ない。
【００４６】
図１４は、大きさが等しい３個の想像上の四角形の水平列と、大きさが等しい２個の想像上の四角形の垂直列とで構成された第１１パズルピース１１を示しており、垂直列の第２四角形は水平列の第３四角形の頂側部と隣接している。第１１パズルピース１１の前面Ｆの形状は、第１１パズルピース１１の裏面Ｒの形状と等しい。したがって、パズルゲーム解決法において第１１パズルピース１１を配置するための相互に異なる方法が４個ある。これら４個の異なる外観を識別するために、第１１パズルピース１１の前面Ｆおよび裏面Ｒには４個の相互に異なるマーク３１が付されており、前面Ｆ上のマーク３１と裏面Ｒ上のマーク３１は同一である。
【００４７】
この場合、前面Ｆには数字２７、２２、５０、７４が付されており、数字２７は北を向き、数字２２は西を向き、数字５０は南を向き、数字７４は東を向いている。さらにこの場合、裏面Ｒにも数字２７、２２、５０、７４が付されており、数字２２は北を向き、数字５０は西を向き、数字７４は南を向き、数字２７は東を向いている。
【００４８】
第１１パズルピース１１の裏面Ｒを、図１４に示す位置に対して左方向に９０°回転させた場合、裏面Ｒが全ての局面において前面Ｆと等しくなることが理解されるだろう。そのため、パズルゲーム解決法において第１１パズルピース１１を配置する場合には、前面側ｆ、裏面側ｒのどちらが上方を向いているかは関係ない。
【００４９】
図１５は、大きさが等しい５個の想像上の四角形の水平列で構成された第１２パズルピース１２を示している。第１２パズルピース１２の前面Ｆの形状は、第１２パズルピース１２の裏面Ｒの形状と等しい。そのため、パズルゲーム解決法において第１２パズルピース１２を配置する場合、前面側ｆと裏面側ｒのどちらが上方を向いているかは関係ない。さらに、北上方位を向いた第１２パズルピース１２の外観は、南上方位を向いた第１２パズルピース１２の外観と等しく、また、西上方位を向いた第１２パズルピース１２の外観は、東上方位を向いた第１２パズルピースの外観と等しい。したがって、パズルゲーム解決法において第１２パズルピース１２を配置する相互に異なる方法は２個ある。これら２個の異なる外観を識別するために、第１２パズルピース１２の前面Ｆおよび裏面Ｒに、２個の相互に異なる一対のマーク３１が設けられており、この場合、前面Ｆ上の一対のマーク３１と裏面Ｒ上の一対のマーク３１は同一である。図１５は、第１２パズルピース１２の形状とマーク３１が、前面Ｆと裏面Ｒについて同一であることを明瞭に示している。
【００５０】
この場合、前面Ｆおよび裏面Ｒには２個の数字７６と２個の数字２０が付され、一方の数字７６は北を向き、他方の数字７６は南を向き、一方の数字２０は西を向き、他方の数字２０は東を向いている。
【００５１】
図３に、ホルダ２０の凹部２３内に配置したパズルピース３０の形状の一例を示す。パズルピース３０上の様々な数字により、この形状を記録することが可能となる。この記録は、上方に向いた数字を書き留めておき、凹部２３の左から右、上から下の想像上のルートを追うことで行うことができる。図３の上方位置では凹部２３の上方位置を示していると仮定すると、パズルピース３０の形状が次に示すコードで並べられる。
１６−６４−１８−５３−４７−３３−３０−２０−４０−３９−２２−３６
【００５２】
さらに、数字を読むことができる数列の別の可能性、例えば、凹部２３の底部から頂部、左から右へ向かって数字を読む数列の可能性もある。しかし、本を読む場合と似ているために、左から右、上から下へ向かう可能性が好ましい。
【００５３】
数字をパズルピース３０の主要面上に位置付けして、パズルピース３０が数字の方位に対応する方位に配置されている場合に頂縁を構成する縁に各数字が最も接近できるようにすることが好ましい。
【００５４】
図３に示す完成したパズルを回転すると、この解決法の別のコーディングが現れることに注目されたい。凹部２３の上方側および下方側の定義により、記録する数字、また、数字を記録する数列を決定されるため、特定の解決法にどのコーディングを使用するかがこの定義によって決定される。
【００５５】
説明した例証において、凹部２３は鏡像対称である。そのため、ホルダ２０を１８０°回転させると、パズルピース３０の位置を変更する必要なく、別の解決法を容易に見つけることができ、その一方で、実際に、完成したパズルは凹部２３に対して１８０°回転される。
【００５６】
コードは、ホルダ２０の凹部２３内におけるパズルピース３０の形態を全て見つけるのに役立つだけでなく；２人またはそれ以上のプレーヤーが互いに解決法を提供し合う、または解決法を比較する場合に有用な連絡手段となる。
【００５７】
パズルピース３０の方位を確実に識別するために必要な異なるマーク３１の最少数は、以下に示す段階を実行することで決定できる。
境界に対してパズルピース３０の可能な方位の数を決定する段階。説明した例証において、この数は８個である。
【００５８】
パズルピース３０を対称的に回転できる異なる方法の数を決定する。第４パズルピース４の例では、異なる方法の数は２個であるが、これは、第４パズルピース４が、前面Ｆおよび裏面Ｒにおいて、１回回転対称性であるためである。第１２パズルピース１２の例では、異なる方法の数は４個であるが、これは、第１２パズルピース１２が、前面Ｆおよび裏面Ｒにおいて、２回回転対称性であるためである。第６パズルピース６の例では、異なる方法の数は８個であるが、これは、前面Ｆおよび裏面Ｒにおいて、第６パズルピース６が４回回転対称性であるためである。
【００５９】
可能な方位の数を、パズルピース３０を回転対称とすることが可能な異なる方法の数で割る。算出した数は、パズルピース３０の外観の数を示し、またこれは、パズルピース３０の方位を確実に識別するために必要な異なるマーク３１の最小数である。第４パズルピース４の例では算出した数字は４であり、第１２パズルピース１２の例では算出した数字は２であり、第６パズルピース６の例では算出した数字は１である。
【００６０】
例示した全てのパズルピース３０には８個のマーク３１が設けられている。各マーク３１がパズルピース上に現れる回数は、パズルピース３０を回転対称にするための異なる方法の数と等しい。
【００６１】
先行の説明で既に述べたように、９，３５６個の可能なパズルピース３０の異なる形態が存在する。プレーヤーは、凹部２３の左上角にある特定の方位を向いた特定のパズルピース３０を開始点として用いて、また、新規の開始点を選択する前に、この開始点から開始した際に見つけられる可能な解決法を全て探すことで、対称形態におけるこれら形態の全てを見つけようと試みる。以下に示す表では、可能な全ての開始点と、関連する全ての可能な解決法の数とを検討する。全ての開始点は数字として示され、この数字は、この開始点が解決法のコードの第１数を構成する数に関連している。
【表１】
【００６２】
パズルピース３０の適切な実施形態では、パズルピース３０を構成している想像上の四角形の側部の長さは１５．０ｍｍである。さらに、有利な実施形態では、パズルピース３０の厚みは、ホルダ２０の凹部２３の高さ４．０ｍｍと等しい。
【００６３】
パズルピース３０はプラスチック製であることが好ましい。パズルピース３０は、射出成形によって製造されており、この場合、射出成形工程中に、マーク３１をパズルピース３０の主要面に対して凹部として形成することができる。例えばフライス削りまたはレーザビーム技術によって、パズルピース３０の主要面に対してマーク３１を凹部として形成したパズルピース３０を提供する方法は他にもある。
【００６４】
マーク３１は、マーク３１を印刷したステッカーによっても付加することができ、この場合、ステッカーは、パズルピース３０の主要面前面を被覆するのに適していることが好ましい。パズルピース３０の裏面Ｒと同形のパズルピース３０の前面Ｆの場合には、片方の主要面のみをステッカーで被覆すれば十分である。異なるパズルピース３０のステッカーの全てを同色にすることもできるが、例えば、異なるパズルピース３０のステッカーの色を変えたり、または、パズルピース３０の前面ｆを被覆するステッカーをある色にし、パズルピース３０の裏面ｒを被覆するステッカーを別の色にすることも可能である。
【００６５】
ホルダ２０とパズルピース３０の記録および移動を容易にするために、パズルゲームに、ホルダ２０の周囲へのしっかりとした嵌着に適したスリーブ（図示せず）を設け、パズルピース３０の落下を防止することができる。このようなスリーブは厚紙、または他の適切な材料で製造することができる。
【００６６】
当業者にとっては、本発明の範囲は先行の記述で説明した例に限定されるものではなく、しかし、添付の特許請求の範囲で定義した本発明の範囲から逸脱しない限り、いくつかの修正および変更が可能であることが明白であろう。
【００６７】
先行の記述で説明したとおり、パズルピース３０上の数字は任意に選択したものであり、別の数字を使用することが可能である。
【００６８】
先行の説明では、数字を備えたマーク３１を示している。これ以外の可能性もあるが、その場合、マーク３１の方位を容易に判断できることが重要である。マーク３１を、例えば、アルファベットの小文字２個を組み合わせるか、あるいは単語を構成するものにすることで、各解決法が文章を構成するようにしてもよい。さらに、マーク３１に、動物の絵、またはその他の認識可能な絵を設けることも可能である。
【００６９】
図１６は、マークとして使用するシンボルの例を示す。各シンボルは、矢印で示す上方を向いている。
【００７０】
パズルゲームの全てのパズルピース３０に同タイプのマーク３１を設けることは本発明の重要な特徴ではない。さらに、１個のパズルピース３０に異なるタイプの複数のマーク３１を設けることも可能である。パズルゲームでは、パズルピース３０を識別する目的で、特定のパズルピース３０上のマーク３１が、形状の異なる別のパズルピース３０上に付されていないことが重要である。さらに、パズルピース３０の方位を判定する目的で、１個のパズルピースに、パズルピース３０の可能な各方位を示す、異なる方位を向いた異なるマーク３１を設けることが重要である。
【００７１】
同一の外観を持ったパズルピース３０に同一のマーク３１を設けることが好ましい。
【００７２】
対称的な形状のパズルピース３０では、マーク３１の数を減らすことができる。例えば、図９に示す第６パズルピース６にマーク３１を１個のみ設けることが可能である。この１個のマーク３１を例えば前面Ｆの中央に配置してよく、また、第６パズルピース６と同一の対称性を持ったシンボル、例えば四角形あるいは円形を設けてもよい。
【００７３】
本発明の範囲内で、パズルピースの数に、例えば１８といった１２以外の数を選択してもよく、また、パズルピースはペントオミノピースでなくてもよく、さらに、完成状態のパズルの外形形状に矩形以外の形状を選択してもよい。
【図面の簡単な説明】
【００７４】
【図１】本発明によるパズルゲームのホルダの平面図である。
【図２】図１の線Ａ-Ａで切った断面図である。
【図３】図1に示したホルダの平面図であり、本発明のパズルピースで埋められた状態を示す。
【図４】本発明による第1パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図５】本発明による第２パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図６】本発明による第３パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図７】本発明による第４パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図８】本発明による第５パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図９】本発明による第６パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図１０】本発明による第７パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図１１】本発明による第８パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図１２】本発明による第９パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図１３】本発明による第１０パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図１４】本発明による第１１パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図１５】本発明による第１２パズルピースの前面および裏面の平面図である。
【図１６】別のマークを備えた、本発明によるパズルピースの前面および裏面の平面図である。
【符号の説明】
【００７５】
１ 第１パズルピース
２ 第２パズルピース
３ 第３パズルピース
４ 第４パズルピース
５ 第５パズルピース
６ 第６パズルピース
７ 第７パズルピース
８ 第８パズルピース
９ 第９パズルピース
１０ 第１０パズルピース
１１ 第１１パズルピース
１２ 第１２パズルピース
２０ ホルダ
２１ 裏面
２２ 前面
２３ 凹部
２４ 矩形の外周
３０ パズルピース
３１ マーク
Ｆ 前面
Ｒ 裏面【Technical field】
[0001]
The present invention relates to a puzzle piece having a predetermined shape with an upper side and a lower side defined, and configured to be disposed near a boundary thereof. The present invention further relates to a puzzle game having a plurality of puzzle pieces.
[Background Art]
[0002]
U.S. Pat. No. 3,964,749 discloses a puzzle game with a polygonal recess and a holder having 18 puzzle pieces, the puzzle pieces having a so-called "pentomino" shape. I have. A pentomino is theoretically defined as a puzzle piece composed of five similar square elements, but the edge of each square element is in complete contact with at least one other square element. The player fits all 18 puzzle pieces into the recesses, and the receiving surface of the recess matches the surface of the 18 puzzle pieces. Therefore, in the completed state of the puzzle, the entire receiving surface is covered with the puzzle pieces, and the respective puzzle pieces are arranged without gaps. The interesting thing about this puzzle game is that the recess can be filled with puzzle pieces in a number of ways. Many players will be challenged to find all solutions.
[Patent Document 1]
U.S. Pat. No. 3,964,749
DISCLOSURE OF THE INVENTION
[Problems to be solved by the invention]
[0003]
It is an object of the present invention to provide easy identification of puzzle pieces and their orientation. This object is achieved with a puzzle piece according to claim 1. This object is further achieved with a puzzle piece according to claim 8.
[0004]
In a similar sense, it is an object of the present invention to provide a puzzle game having a predetermined shape and capable of easily recording the arrangement of puzzle pieces at upper and lower boundaries. This object is achieved in a set of puzzle pieces according to claim 6. Furthermore, this object is achieved in a puzzle game according to claim 17.
[Means for Solving the Problems]
[0005]
In this description, the concept of "orientation" relates to the position of the puzzle piece with respect to a boundary having a predetermined shape in a plane parallel to the main surface of the puzzle piece, which generally has a substantially flat shape. Note that the front major surface of the puzzle piece coincides with the back major surface.
[0006]
According to the invention, the puzzle piece is provided with a mark. This mark allows the puzzle pieces to be provided with a unique mark, since the exact placement of multiple puzzle pieces with respect to the boundary can be easily recorded, thereby allowing each of the puzzle pieces to be positioned relative to the boundary. The position and orientation can be represented by marks. In other words, the mark represents a specific puzzle piece and the orientation of the specific puzzle piece. Therefore, all that is required for all players to record their placement is to look at the boundaries from a straight heading, arranged in a predetermined order, for example, when reading from left to right, top to bottom, It only records marks pointing in the positive direction.
The invention will now be described in more detail with reference to non-limiting examples of embodiments shown in the drawings, in which like parts are provided with like reference numerals.
【The invention's effect】
[0007]
Puzzle pieces can be easily identified and oriented. By recording marks that point in the positive direction along the boundaries of the completed puzzle, the solution can be recorded. By providing the sleeve, the puzzle piece is prevented from falling and can be moved.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[0008]
1 and 2 show a holder 20 for receiving and holding puzzle pieces of a puzzle game according to the present invention.
In the example shown here, the shape of the holder 20 is substantially flat. The back surface 21 of the holder 20 is substantially flat, while the front surface 22 is provided with a concave portion 23 having a rectangular outer periphery 24. The recess 23 has a support surface 25 for supporting the puzzle piece.
[0009]
The holder 20 is preferably made of plastic. This is processed by a milling process to provide a recess 23.
Suitable dimensions for the holder 20 and the recess 23 are as follows.
Length of holder 20: 180.0 mm
Width of holder 20: 120.0 mm
Depth of holder 20: 6.0 mm
Length of recess 23: 150.5 mm
Width of recess 23: 90.5 mm
Depth of recess 23: 4.0 mm
[0010]
FIG. 3 shows an entire puzzle game according to the present invention comprising a holder 20 and 12 puzzle pieces 30 of various shapes. The puzzle piece 30 shown here is a so-called pentomino piece, which is defined as a puzzle piece theoretically composed of five identical square elements, each square element having another edge at its edge. Full contact with at least one square element. The shape of all the pentomino pieces is represented by twelve puzzle pieces 30. In this case, the front shape of the six pentomino pieces is different from the back shape, so there are two possibilities.
[0011]
FIG. 3 shows twelve puzzle pieces 30 in which the recesses 23 of the holder 20 are buried, in which case the puzzle pieces 30 form a completed puzzle having a rectangular outer periphery. This outer periphery corresponds to the outer periphery of the concave portion 23. In the completed puzzle, there is no gap between the puzzle pieces 30, and the puzzle pieces 30 cover the entire support surface of the recess 23.
[0012]
The challenge is for the player to fill the recess 23 in a different way. Some players know that the total number of puzzle pieces arranged is 9,356, but try to find out all of the configurations. The present invention can record the solutions found in a convenient way. For this purpose, a mark 31 is provided on the puzzle piece 30.
[0013]
In the illustrated example, on each side of each puzzle piece 30, that is, on the front surface and the back surface, a set of marks composed of four marks 31 made of numbers is provided. Each puzzle piece 30 is provided with a unique number to identify the puzzle piece 30 and is distinguished from other puzzle pieces 30.
[0014]
The advantage of using a number is that it is easy to define which side of the mark 31 is the upper side or the lower side, in other words, it is easy to define the correct position of the number. For most numbers, the correct position is clear. For example, if one number has two possible positions, such as the number 66, the number can be underlined to determine its correct position, The underlined side is considered to be below the number.
[0015]
In this case, the puzzle piece 30 is formed in an imaginary square, and the outer periphery 24 of the concave portion 23 has a rectangular shape. 24. In order to be able to present each possible orientation, the four numbers on both major surfaces of the puzzle piece 30 are oriented in different orientations, so if the outer periphery of the puzzle piece 30 continues, the puzzle pieces that follow 30 rotate at an angle of 90 ° to each other.
[0016]
Further, when the shape of the plurality of main surfaces of the puzzle piece 30 is different so that the shape of the puzzle piece 30 changes when the puzzle piece 30 is turned over, a different set of numbers is provided for each side of the puzzle piece 30. Can be
In the following description of the individual puzzle pieces 30, a method of marking and identifying the puzzle pieces 30 will be described in more detail.
[0017]
4 to 15 show twelve different puzzle pieces 30 of the puzzle game. For the purpose of clarifying the description of the puzzle piece 30 below, the following exclusive definition is applied. That is,
The position of the puzzle piece 30 shown in the drawing is the correct position;
The position of the puzzle piece 30 shown on the left hand side of the drawing is the position with the front facing up, while the position of the puzzle piece 30 shown on the right hand side of the drawing is the position with the back facing up;
The imaginary square of puzzle piece 30 is counted from top to bottom, left to right;
In the orientation shown in the figure, the top of the puzzle piece 30 is also shown as further north, the bottom as south, the left hand side as west, and the right hand side as east. This illustrated orientation is also referred to as northward. Further, azimuths obtained by rotating clockwise at angles of 90 °, 180 °, and 270 ° are also referred to as westward, southward, and eastward, respectively.
[0018]
FIG. 4 shows a first puzzle piece 1 constituted by four imaginary square vertical rows of equal size and one imaginary square close to the right-hand side of the second square of the row. Is shown. The shape of the front face F of the first puzzle piece 1 is different from the shape of the back face R of the first puzzle piece 1.
[0019]
There are eight different ways to arrange the first puzzle piece 1 in the puzzle game solution. In other words, the first puzzle piece 1 has eight different appearances. The concept of "appearance" relates to the number of ways in which the puzzle piece 30 can be fitted into a recess having a particular shape. In this example, where the puzzle pieces 30 are formed as pento-omino pieces, each puzzle piece 30 has eight different orientations, four of which have a front major surface facing up. And four have the rear major surface facing up. In several puzzle pieces 30, two, four, or eight of these orientations have the same shape, that is, different puzzle pieces 30 can be embedded in the same recess. That is, there are two, four, or eight methods. In another puzzle piece 30, a different appearance is formed depending on each direction. The number of appearances of the puzzle piece 30 is related to the rotational symmetry of the puzzle piece 30.
[0020]
In order to identify eight different appearances of the first puzzle piece 1, different sets of four different marks 31 are provided on the front face F and the rear face R of the first puzzle piece 1.
[0021]
In this case, numbers 16, 75, 17, 41 are attached to the front face F. In the northward direction of the first puzzle piece 1, the numeral 16 is at the correct position. In the westward orientation of the first puzzle piece 1, the numeral 75 is at the correct position. This is also indicated as "the number 75 facing west". Similarly, the number 17 points south and the number 41 points east. Further, in this case, numerals 15, 43, 21, and 70 are attached to the back surface R, numeral 15 faces north, numeral 43 faces west, numeral 21 faces south, and numeral 70 faces east.
[0022]
FIG. 5 shows three imaginary square horizontal rows of equal size, one imaginary square adjacent to the top side of the second square of the row, and the bottom of the third square of the row. 2 shows a second puzzle piece 2 composed of a side and one imaginary square adjacent to it. The shape of the front face F of the second puzzle piece 2 is different from the shape of the back face R of the second puzzle piece 2.
[0023]
There are eight different ways of arranging the second puzzle piece 2 in the puzzle game solution. In order to identify these eight different appearances, different sets of four different marks 31 are provided on the front face F and the rear face R of the second puzzle piece 2.
[0024]
In this case, the front face F is numbered 40, 32, 37, 54, the number 40 faces north, the number 32 faces west, the number 37 faces south, and the number 54 faces east. . Further, in this case, numbers 42, 67, 46, and 24 are also attached to the back surface R, where the number 42 faces north, the number 67 faces west, the number 46 faces south, and the number 24 faces east. I have.
[0025]
FIG. 6 shows a third puzzle piece 3 consisting of four imaginary square vertical columns of equal size, and a fourth imaginary square adjacent to the fourth square of the column. Is shown. The shape of the front face F of the third puzzle piece 3 is different from the shape of the back face R of the third puzzle piece 3.
[0026]
In the puzzle game solution, there are eight different methods for arranging the third puzzle piece 3. In order to distinguish these eight different appearances, different sets of four different marks 31 are provided on the front face F and the rear face R of the third puzzle piece 3.
[0027]
In this case, the front face F is numbered 18, 35, 52, 77, with the number 18 pointing north, the number 35 pointing west, the number 52 pointing south, and the number 77 pointing east. . Further, in this case, numerals 19, 58, 66, and 44 are also attached to the back surface R, where numeral 19 faces north, numeral 58 faces west, numeral 66 faces south, and numeral 44 faces east.
[0028]
FIG. 7 shows three imaginary square horizontal rows of equal size, one imaginary square adjacent to the top side of the first square of the row, and the bottom of the third square of the row. 4 shows a fourth puzzle piece 4 composed of a side and one imaginary square adjacent to it. The shape of the front face F of the fourth puzzle piece 4 is different from the shape of the back face R of the fourth puzzle piece 4. On the other hand, the appearance of the fourth puzzle piece 4 in the northward direction is equal to the appearance of the fourth puzzle piece 4 in the southward direction. Therefore, there are four different puzzle game solutions for arranging the fourth puzzle piece 4. In order to identify these four different appearances, two sets of marks 31 different from each other are provided on the front face F and the back face R of the fourth puzzle piece 4 as well, and the set of the marks 31 on the front face F is provided. And the set of marks 31 on the back surface R are also different from each other.
[0029]
In this case, two numbers 36 and two numbers 49 are attached to the front face F, one number 36 faces north, the other number 36 faces south, and one number 49 faces west. , The other number 49 points east. Further, in this case, two numbers 45 and two numbers 65 are also attached to the back surface R, one number 45 faces north, the other number 45 faces south, one number 65 faces west, The other number 65 points east.
[0030]
FIG. 8 shows a fifth puzzle piece 5 composed of three imaginary square vertical columns of equal size and two imaginary square vertical columns of equal size. In that case, the second square of the row of the two squares is adjacent to the left side of the first square of the row of the squares. The shape of the front face F of the fifth puzzle piece 5 is different from the shape of the back face R of the fifth puzzle piece 5.
[0031]
In the puzzle game solution, there are eight different methods for arranging the fifth puzzle piece 5. In order to identify these eight different appearances, different sets of four different marks 31 are provided on the front face F and the rear face R of the fifth puzzle piece 5.
[0032]
In this case, the front face F is numbered 39, 55, 23, 57, with the number 39 pointing north, the number 55 pointing west, the number 23 pointing south, and the number 57 pointing east. . Further, in this case, numerals 48, 73, 28, and 69 are also attached to the back surface R, where numeral 48 faces north, numeral 73 faces west, numeral 28 faces south, and numeral 69 faces east. I have.
[0033]
FIG. 9 shows a horizontal row of three imaginary squares of equal size, one imaginary square adjacent to the top of the second square of the row, and the bottom of the second square of the row. 6 shows a sixth puzzle piece 6 composed of a side and an adjacent imaginary square. The shape of the front face F of the sixth puzzle piece 6 is equal to the shape of the back face R of the sixth puzzle piece 6. Further, the appearance of the sixth puzzle piece 6 is the same for the northward, westward, southward, and eastward directions. Therefore, in the puzzle game solution, there is only one method of arranging the sixth puzzle piece 6. Therefore, the sixth puzzle game 6 is identified by only one number 31. When finding a solution, it is not necessary to use both the front side f and the back side r of the sixth puzzle piece 6, but for convenience, both the front side f and the back side r of the sixth puzzle piece 6 are used. Preferably, a mark 31 is provided. In the illustrated example, the same set of four identical marks 31 is provided on the front face F and the rear face R of the sixth puzzle piece 6, and one set of marks 31 has mutually different orientations. In this case, the mark 31 has a number 33.
[0034]
FIG. 10 shows a vertical column of three imaginary squares of equal size, one imaginary square adjacent to the right of the first square of the column, and adjacent to the right of the second square of the platoon. 7 shows a seventh puzzle piece 7 composed of one imaginary square. The shape of the front face F of the seventh puzzle piece 7 is different from the shape of the back face R of the seventh puzzle piece 7.
[0035]
There are eight different puzzle game solutions for disposing the seventh puzzle piece 7. In order to identify these eight different appearances, four different sets of four different numbers 31 are provided on the front face F and the back face R of the seventh puzzle piece 7.
[0036]
In this case, the front face F is numbered 53, 72, 29, 60, with the number 53 pointing north, the number 72 pointing west, the number 29 pointing south, and the number 72 pointing west. Further, in this case, numbers 63, 61, 25, and 62 are also attached to the back surface R, where the number 63 faces north, the number 61 faces west, the number 25 faces south, and the number 62 faces east. .
[0037]
FIG. 11 shows three imaginary square horizontal rows of equal size, one imaginary square adjacent to the top side of the third square of the row, and the third square of the row. An eighth puzzle piece 8 is shown, consisting of a bottom side and one imaginary square adjacent to it. The shape of the front face F of the eighth puzzle piece 8 is the same as the shape of the back face R of the eighth puzzle piece 8. As a result, there are four different methods for arranging the eighth puzzle piece 8 in the solution of the puzzle game. In order to identify these four different appearances, the front face F and the back face R of the eighth puzzle piece 8 are provided with four mutually different marks 31, the mark 31 on the front face F and the mark 31 on the back face R. The mark 31 is the same.
[0038]
In this case, the front face F is marked with the numbers 30, 26, 31, 71, the number 30 pointing north, the number 26 pointing west, the number 31 pointing south, and the number 71 pointing east. . Further, in this case, numerals 30, 26, 31, and 71 are also attached to the back surface R, numeral 31 faces north, numeral 71 faces west, numeral 30 faces south, and numeral 26 faces east. I have.
[0039]
If the back surface R of the eighth puzzle piece 8 is rotated at an angle of 180 ° with respect to its position shown in FIG. 11, it will be understood that the back surface R is equal to the front surface F in all aspects. Therefore, when arranging the eighth puzzle piece 8 in the puzzle game solving method, it does not matter which of the front side f and the back side r faces upward.
[0040]
FIG. 12 shows a vertical column of three imaginary squares of equal size, one imaginary square adjacent to the left of the first square of the column, and adjacent to the left of the third square of the column. 9 shows a ninth puzzle piece 9 constituted by a single imaginary square. The shape of the front face F of the ninth puzzle piece 9 is equal to the shape of the back face R of the ninth puzzle piece 9. Therefore, there are four different methods of arranging the ninth puzzle piece 9 in the puzzle game solution. In order to identify these four different appearances, four mutually different marks 31 are provided on the front face F and the back face R of the ninth puzzle piece 9, and the mark 31 on the front face F and the mark on the back face R are provided. 31 is the same.
[0041]
In this case, the front face F is numbered 64, 34, 51, 59, with the number 64 pointing north, the number 34 pointing west, the number 51 pointing south, and the number 59 pointing east. . Further, in this case, numerals 64, 34, 51, 59 are also attached to the back surface R, numeral 51 faces north, numeral 59 faces west, numeral 64 faces south, and numeral 34 faces east. I have.
[0042]
It will be understood that when the back surface R of the ninth puzzle piece 9 is rotated by 180 ° with respect to the position shown in FIG. 12, the back surface R is equal to the front surface F in all aspects. Therefore, when the ninth puzzle piece 9 is arranged in the puzzle game solving method, it does not matter which of the front side f and the rear side r faces upward.
[0043]
FIG. 13 shows a tenth imaginary rectangle composed of two horizontal rows of two imaginary squares of equal size, and one imaginary square adjacent to the top side of the second square of the top row. Shown is a puzzle piece 10 in which the two horizontal rows are such that the top side of the second square in the bottom row is adjacent to the bottom side of the first square in the top row. The shape of the front face F of the tenth puzzle piece 10 is equal to the shape of the back face R of the tenth puzzle piece 10. Therefore, there are four different ways to arrange the tenth puzzle piece 10 in a puzzle game solution. In order to distinguish these four different appearances, four different marks 31 are provided on the front face F and the back face R of the tenth puzzle piece 10, and the mark 31 on the front face F and the mark 31 on the back face R are provided. Are the same.
[0044]
In this case, the front face F is numbered 47, 38, 56, 68, with the number 47 pointing north, the number 38 pointing west, the number 56 pointing south, and the number 68 pointing east. . Further, in this case, numerals 47, 38, 56 and 68 are also attached to the back surface R, numeral 38 points to the north, numeral 56 points to the west, numeral 68 points to the south, and numeral 47 points to the east. I have.
[0045]
It will be understood that if the back surface R of the tenth puzzle piece 10 is rotated 90 ° counterclockwise with respect to the position shown in FIG. 13, the back surface R will be equal to the front surface F in all phases. Therefore, when arranging the tenth puzzle piece 10 in the puzzle game solution, it does not matter which of the front side f and the back side r faces upward.
[0046]
FIG. 14 shows an eleventh puzzle piece 11 composed of three imaginary square horizontal rows of equal size and two imaginary square vertical rows of equal size. The second square of the row is adjacent to the top side of the third square of the horizontal row. The shape of the front face F of the eleventh puzzle piece 11 is equal to the shape of the back face R of the eleventh puzzle piece 11. Therefore, there are four different ways to arrange the eleventh puzzle piece 11 in the puzzle game solution. In order to distinguish these four different appearances, four different marks 31 are provided on the front face F and the back face R of the eleventh puzzle piece 11, and the mark 31 on the front face F and the mark 31 on the back face R are provided. The marks 31 are the same.
[0047]
In this case, the front face F is numbered 27, 22, 50, 74, with the number 27 pointing north, the number 22 pointing west, the number 50 pointing south, and the number 74 pointing east. . Further, in this case, numerals 27, 22, 50, and 74 are also attached to the back surface R, where numeral 22 faces north, numeral 50 faces west, numeral 74 faces south, and numeral 27 faces east. I have.
[0048]
It will be understood that when the back surface R of the eleventh puzzle piece 11 is rotated by 90 ° to the left with respect to the position shown in FIG. 14, the back surface R is equal to the front surface F in all phases. Therefore, when arranging the eleventh puzzle piece 11 in the puzzle game solution, it does not matter which of the front side f and the back side r is facing upward.
[0049]
FIG. 15 shows a twelfth puzzle piece 12 composed of five imaginary square horizontal rows of equal size. The shape of the front face F of the twelfth puzzle piece 12 is equal to the shape of the back face R of the twelfth puzzle piece 12. Therefore, when the twelfth puzzle piece 12 is arranged in the puzzle game solution, it does not matter which of the front side f and the back side r is facing upward. Furthermore, the appearance of the twelfth puzzle piece 12 facing northward is equal to the appearance of the twelfth puzzle piece 12 facing southward, and the appearance of the twelfth puzzle piece 12 facing westward is seen eastward. Equivalent to the appearance of the twelfth puzzle piece that faces. Therefore, there are two different ways of arranging the twelfth puzzle piece 12 in the puzzle game solution. In order to distinguish these two different appearances, a pair of mutually different marks 31 are provided on the front face F and the rear face R of the twelfth puzzle piece 12, and in this case, a pair of marks 31 on the front face F are provided. The mark 31 and the pair of marks 31 on the back surface R are the same. FIG. 15 clearly shows that the shape of the twelfth puzzle piece 12 and the mark 31 are the same for the front face F and the back face R.
[0050]
In this case, two numbers 76 and two numbers 20 are attached to the front face F and the rear face R, one number 76 faces north, the other number 76 faces south, and one number 20 faces west. Orientation, the other number 20 is facing east.
[0051]
FIG. 3 shows an example of the shape of the puzzle piece 30 arranged in the concave portion 23 of the holder 20. The various numbers on the puzzle piece 30 make it possible to record this shape. This recording can be performed by writing down the numbers facing upward and following an imaginary route from left to right and from top to bottom of the concave portion 23. Assuming that the upper position in FIG. 3 indicates the upper position of the concave portion 23, the shapes of the puzzle pieces 30 are arranged by the following codes.
16-64-18-53-47-33-30-20-20-40-39-22-36
[0052]
Furthermore, there is another possibility of a sequence in which the numbers can be read, for example a sequence in which the numbers are read from the bottom to the top of the recess 23, from left to right. However, because it is similar to reading a book, the possibility of going left to right and top to bottom is preferred.
[0053]
The numbers may be positioned on the major surface of the puzzle piece 30 so that each number is closest to the edge that forms the top edge when the puzzle piece 30 is positioned in an orientation corresponding to the orientation of the number. preferable.
[0054]
Note that rotating the completed puzzle shown in FIG. 3 reveals another coding of this solution. Since the definitions of the upper and lower sides of the recess 23 determine the digits to be recorded and the sequence of digits to be recorded, this definition determines which coding to use for a particular solution.
[0055]
In the illustrated example, the recess 23 is mirror image symmetric. Thus, by rotating the holder 20 by 180 °, another solution can be easily found without having to change the position of the puzzle piece 30, while in fact the completed puzzle is Rotated 180 °.
[0056]
The code not only helps to find all forms of the puzzle piece 30 in the recess 23 of the holder 20; it is also useful when two or more players offer solutions to each other or compare solutions. Communication means.
[0057]
The minimum number of different marks 31 needed to reliably identify the orientation of puzzle piece 30 can be determined by performing the following steps.
Determining the number of possible orientations of puzzle piece 30 relative to the boundary. In the illustrated example, this number is eight.
[0058]
Determine the number of different ways in which puzzle piece 30 can be rotated symmetrically. In the example of the fourth puzzle piece 4, the number of different methods is two, because the fourth puzzle piece 4 is rotationally symmetric once on the front face F and the back face R. In the example of the twelfth puzzle piece 12, the number of different methods is four, because the twelfth puzzle piece 12 is twice rotationally symmetric on the front face F and the back face R. In the example of the sixth puzzle piece 6, the number of different methods is eight, because the sixth puzzle piece 6 has four-fold rotational symmetry on the front surface F and the back surface R.
[0059]
The number of possible orientations is divided by the number of different ways in which puzzle piece 30 can be made rotationally symmetric. The calculated number indicates the number of appearances of the puzzle piece 30 and is the minimum number of different marks 31 required to reliably identify the orientation of the puzzle piece 30. In the example of the fourth puzzle piece 4, the calculated number is 4, in the example of the twelfth puzzle piece 12, the calculated number is 2, and in the example of the sixth puzzle piece 6, the calculated number is 1.
[0060]
All of the illustrated puzzle pieces 30 are provided with eight marks 31. The number of times each mark 31 appears on the puzzle piece is equal to the number of different ways to make the puzzle piece 30 rotationally symmetric.
[0061]
As already mentioned in the preceding description, there are 9,356 different puzzle piece 30 different configurations. The player uses a particular puzzle piece 30 oriented at a particular orientation in the upper left corner of the recess 23 as a starting point and is found when starting from this starting point before selecting a new starting point. Attempts to find all of these forms in a symmetric form by searching for all possible solutions. The table below considers all possible starting points and the number of all possible solutions involved. All starting points are shown as numbers, which are related to the numbers whose starting points constitute the first number of the solution code.
[Table 1]
[0062]
In a suitable embodiment of the puzzle piece 30, the length of the imaginary square that forms the puzzle piece 30 is 15.0 mm. Furthermore, in an advantageous embodiment, the thickness of the puzzle piece 30 is equal to the height of the recess 23 of the holder 20 4.0 mm.
[0063]
The puzzle piece 30 is preferably made of plastic. The puzzle piece 30 is manufactured by injection molding, in which case the mark 31 can be formed as a recess with respect to the main surface of the puzzle piece 30 during the injection molding process. There are other ways to provide the puzzle piece 30 in which the mark 31 is formed as a recess on the main surface of the puzzle piece 30, for example by milling or laser beam technology.
[0064]
The mark 31 can also be applied by a sticker on which the mark 31 is printed, in which case the sticker is preferably suitable for covering the front of the major surface of the puzzle piece 30. In the case of the front face F of the puzzle piece 30 having the same shape as the back face R of the puzzle piece 30, it is sufficient to cover only one main face with the sticker. All of the stickers of the different puzzle pieces 30 can be made the same color. It is also possible to use a different color for the sticker covering the back surface 30 of the thirty.
[0065]
In order to facilitate the recording and movement of the holder 20 and the puzzle piece 30, the puzzle game is provided with a sleeve (not shown) suitable for firmly fitting around the holder 20 to prevent the puzzle piece 30 from falling. Can be prevented. Such a sleeve can be made of cardboard or other suitable material.
[0066]
For a person skilled in the art, the scope of the invention is not limited to the examples described in the preceding description, but without departing from the scope of the invention as defined in the appended claims, some modifications and changes may be made. It will be clear that changes are possible.
[0067]
As explained in the preceding description, the numbers on the puzzle piece 30 are arbitrarily selected and other numbers can be used.
[0068]
In the preceding description, the mark 31 having a numeral is shown. There are other possibilities, but in that case, it is important that the orientation of the mark 31 can be easily determined. Each solution may constitute a sentence by combining the mark 31 with two lowercase letters of the alphabet or constituting a word, for example. Further, the mark 31 can be provided with a picture of an animal or other recognizable picture.
[0069]
FIG. 16 shows an example of a symbol used as a mark. Each symbol points upward as indicated by the arrow.
[0070]
Providing the same type of mark 31 on all puzzle pieces 30 of the puzzle game is not an important feature of the present invention. Further, it is possible to provide a plurality of marks 31 of different types on one puzzle piece 30. In the puzzle game, it is important that the mark 31 on a specific puzzle piece 30 is not placed on another puzzle piece 30 having a different shape in order to identify the puzzle piece 30. Furthermore, for the purpose of determining the orientation of the puzzle piece 30, it is important that one puzzle piece be provided with different marks 31 pointing in different directions, indicating each possible orientation of the puzzle piece 30.
[0071]
It is preferable to provide the same marks 31 on puzzle pieces 30 having the same appearance.
[0072]
In the symmetrically shaped puzzle piece 30, the number of marks 31 can be reduced. For example, it is possible to provide only one mark 31 on the sixth puzzle piece 6 shown in FIG. This one mark 31 may be arranged, for example, at the center of the front face F, or a symbol having the same symmetry as the sixth puzzle piece 6, for example, a square or a circle may be provided.
[0073]
Within the scope of the present invention, the number of puzzle pieces may be selected from a number other than 12 such as 18, for example, and the puzzle pieces may not be pento-omino pieces. May be selected other than a rectangle.
[Brief description of the drawings]
[0074]
FIG. 1 is a plan view of a holder of a puzzle game according to the present invention.
FIG. 2 is a sectional view taken along line AA in FIG. 1;
FIG. 3 is a plan view of the holder shown in FIG. 1, showing a state where the holder is filled with the puzzle piece of the present invention.
FIG. 4 is a plan view of a front surface and a back surface of a first puzzle piece according to the present invention.
FIG. 5 is a plan view of a front surface and a back surface of a second puzzle piece according to the present invention.
FIG. 6 is a plan view of a front surface and a back surface of a third puzzle piece according to the present invention.
FIG. 7 is a plan view of a front surface and a back surface of a fourth puzzle piece according to the present invention.
FIG. 8 is a plan view of a front surface and a back surface of a fifth puzzle piece according to the present invention.
FIG. 9 is a plan view of a front surface and a back surface of a sixth puzzle piece according to the present invention.
FIG. 10 is a plan view of a front surface and a back surface of a seventh puzzle piece according to the present invention.
FIG. 11 is a plan view of a front surface and a back surface of an eighth puzzle piece according to the present invention.
FIG. 12 is a plan view of a front surface and a back surface of a ninth puzzle piece according to the present invention.
FIG. 13 is a plan view of a front surface and a back surface of a tenth puzzle piece according to the present invention.
FIG. 14 is a plan view of a front surface and a back surface of an eleventh puzzle piece according to the present invention.
FIG. 15 is a plan view of a front surface and a back surface of a twelfth puzzle piece according to the present invention.
FIG. 16 is a plan view of the front and back of a puzzle piece according to the invention, with different marks.
[Explanation of symbols]
[0075]
1 First puzzle piece
2 The second puzzle piece
3 Third puzzle piece
4 Fourth puzzle piece
5 Fifth puzzle piece
6 sixth puzzle piece
7 7th puzzle piece
8 8th puzzle piece
9 9th puzzle piece
10 10th puzzle piece
11 Eleventh puzzle piece
12 12th puzzle piece
20 holder
21 Back
22 Front
23 recess
24 Rectangular outer perimeter
30 puzzle pieces
31 mark
F front
R back
