JP2004536174A - 接着剤を印刷するための改良された方法、接着剤物品及び印刷装置 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、特定の転写工具及び/又は特定の接着剤を使用して、吸収性物品又は剥離紙などの物品上に特定の接着剤を印刷する方法に関し、本発明はまた、その特定の接着剤を含む物品及び特定の印刷工具(ロール)に関する。
【背景技術】
【0002】
生理用ナプキン、パンティライナー、月経用具、失禁用挿入物、及び大人又は乳幼児用のおむつなどの吸収性物品は、一般に、それらの使用期間中に使用者の衣類に取り付けるために、例えば感圧ホットメルト接着剤などの接着剤を衣類に面する表面上に備える。これらの接着剤は、通常は使用の前には剥離紙で覆われている。したがって、接着剤は、使用中に物品が移動しないように、衣類によく付着する必要がある。
【0003】
より一般的には、吸収性物品は、吸収性物品の一部又は全部を最終的に作り上げる構成要素を結合するために、接着剤領域を備える。具体的には、トップシート、コア、又はバックシートを形成する多層構造は、構造接着剤と呼ばれる接着剤で結合されることが多い。
【0004】
これらの製品は、通常は高速機械で製造される。現状の機械は、吸収性物品の表面上に連続的又は間欠的に接着剤を添加する、スプレーガン又はスロット塗布機などの設備を含む。この添加は、非常に高速の生産を確実とするために、非常に速い方法で行われる必要があり、それが可能である。これらのタイプの工法は、塗布する接着剤の形状に対して極めて柔軟性に乏しく不正確であり、基本的に接着剤を連続的に提供できるだけである。あるいは、コーティング又はスプレーのオン/オフシステムは、システム応答の遅延という欠点のみならず、質量流を加速及び減速することに伴う問題を一般に有する。
【0005】
代替としては、印刷ロールを使用するより正確な印刷法が開発され、その例がPCT国際公開特許WO96/38113及びEP745433−Aに記載されており、これらの文献は、接着剤槽を貫いて回転しコーティングロールの上を通過する吸収性物品の表面に接触する印刷ロールの使用を記述する。そのロールは、特有の模様の窪み部を含有することができ、過剰の接着剤を掻き取る掻き取りブレードと接触し、その結果、その窪み部の大部分は接着剤が充填されたまま残り、もって、窪み部の模様を吸収性物品に転写させることができる。
【0006】
代替方法として、PCT国際公開特許WO00/07533は、ロールの右側又は左側に配置されたスプレー工具又はスロット塗布機(slot cater)で接着剤槽を置き換えることを示唆しており、このスプレー具又はスロット塗布機は、窪み部を有するグラビア印刷ロール上へある量の接着剤を連続的に塗布し、その結果、窪み部がある程度だけ満たされて、次にこれがロール上の吸収性物品に対して押し付けられる。いかなる過剰な接着剤をも掻き取る掻き取りブレードも設けられる。
【0007】
グラビア印刷などのロールで接着剤を印刷するというこれらの代替方法においてさえも、例えば接着剤がロールからほぼ完全に転写されて正に必要な量の接着剤が正確に塗布されるように、又は、例えば、全ての窪み部の容積が同一であって各窪み部が等しい量の接着剤を含有する場合など、印刷ロール上に存在する全ての窪み部が正に必要な量の接着剤を含有しこれがほぼ全部転写されるように、べとついて糸を引く接着剤を正確に塗布するのは難しいことが判明した。従来技術の印刷法の別の主要な問題としては、使用された技法が物品上への塗布の間に頻繁に接着剤の糸引きを起すということがあり、その結果生じる糸は、物品上で汚れの状態であり、通常は接着剤の不均一な模様となる。このことは、経済的に成り立つ生産方法で通常必要とされるような、例えば20m/分を超える、又は更に100m/分を超える、又は更に200m/分を超える高速度でそのプロセスが実施される時に、特に当てはまる。
【0008】
更に、これらの既知の方法には、スプレーするために接着剤が通常は非常に高温度に加熱されなければならない、且つ接着剤及びロールの温度(又はこれらの間の温度差)の制御が難しいというようなことがある。また、スロット塗布機は、接着剤を非常に微細に塗布することができるが、塗布された接着剤が表面積を最小化しようとして凝集する傾向がある。したがって、実際は不均一な塗布が得られる。その上、スロット塗布機で塗布された接着剤は、接着剤が凝集する時及び/又は非常に熱く粘性がより高い時には特に、塗布の後で回転しているロールから飛び散る傾向がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
それ故に、接着剤又は他の粘着性物質を物品に塗布し、これによって既知の印刷技法の上記のような問題点に対処する改善された(連続)高速工法を提供し、このようにして接着剤などの粘着性物質を物品上に通常は型押しデザインで塗布する更により正確で効率的な方法を提供することが依然必要とされている。
【0010】
発明人らは、これが特定の転写工具、好ましくは特定の表面機構及び/又は特定の性質を有する接着剤を備える印刷ロールを使用して達成されることを見出した。より詳細には、発明人らは、その接着剤は、物品が使用者の衣類に付着するか又は2つの物品若しくは物品の2つの部品が共に付着するのを確実にするために十分に粘着性であるが、それでも転写可能であり、特に転写(印刷)工程の間に糸引きを起さず、転写工具から物品上へほぼ完全に転写されるというある種の特性を有すべきであることを見出した。接着剤が転写可能であるか又は印刷可能であることの要求と衣類に十分に付着可能でもあることの要求の間に矛盾の可能性があることは従来技術で認識されていたが、この矛盾する問題への更なる理解も解決策もこれまでのところ何ら見出されておらず、従来技術が記す吸収性物品(の生産)に使用される印刷ロール及び接着剤は、現在使用される印刷ロール及び接着剤の特性を有さない。
【0011】
したがって、本発明の方法により、粘着性物質の物品上へのはるかに正確で効率的な塗布が提供される。更に、特有の表面を有する転写工具及び/又は特定の接着剤を使用する本発明の方法は、糸引きによる汚染のレベルを著しく減少させ、又は糸引きを全く生じさせず、すなわち、本明細書で使用する転写工具及び/又は接着剤の性質により、糸引きを(殆ど)避けることができる。これにより、接着剤を正に要求したように、例えば完全に均一に塗布した層として、又は例えば転写工具上の窪み模様に正確に相当する非常に特有の模様で、確実に塗布する助けにもなる。したがって、この方法で得られる物品は、従来技術の吸収性物品と比較して、接着剤などの粘着性物質のはるかにより均一に塗布された層又は(ドット)模様を有する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
第一の実施の形態においては、本発明は、転写工具の表面から、典型的には少なくとも0.1N/cmの剥離強さを有する粘着性物質を、物品、一連の物品、又は物品ウェブの上に転写する方法であって、それにより物質と工具の表面の接触角が作業温度で60度を超える、好ましくは80度を超えるものである方法に関する。
【0013】
更なる実施形態では、本発明は、転写工具の表面から、典型的には少なくとも0.1N/cmの剥離強さを有する粘着性物質を、物品、一連の物品、又は物品ウェブの上に、糸引きを減少させて転写する方法を提供し、その活性物質は、
a)作業温度で2500mPa.s未満、通常は作業温度で1500mPa.s未満又は更に1000mPa.s未満の粘度ηと、
b)60℃未満の温度範囲において、好ましくは40℃未満の温度範囲において若しくは更に30℃未満の温度範囲において、又は更に20℃未満の温度範囲において若しくは更に10℃未満の温度範囲において、10Paから10,000Paへ増加する弾性率G’とを有することを特徴とする。
【0014】
粘着性物質は、典型的には、
c)20℃で100,000Pa未満、好ましくは50,000Pa未満又は更に20,000Pa未満の弾性率G’と、
d)20℃で0.5を超える、好ましくは1.0を超える損失正接tanδ(G’’/G’)と、
e)20℃で35mJ/m2未満、好ましくは25mJ/m2未満の表面エネルギーσとを有するようなものである。
【0015】
好ましくは、本方法は、接触角が上記のようなものであり、また粘着性物質も上記の特性を有するようなものである。
【0016】
その物品は、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用パッド、大人用おむつ、乳幼児用おむつ、プラスター、又は包帯の構成要素若しくは部品であるのが好ましい。好ましいのは、物品が本明細書で説明するように少なくともバックシートを備え、活性物質(典型的には接着剤)が使用者の衣類に面することになる物品のバックシート上に存在する(又は本明細書の方法で塗布される)ことである。また好ましいのは、その物品が吸収性物品のバックシートに通常は取り付けられる吸収性物品の剥離片であり、活性物質がこの剥離片に塗布されることである。
【0017】
本発明はまた、好ましくは生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用パッド、大人用おむつ、乳幼児用おむつ、プラスター、又は包帯であり、粘着性物質を含む吸収性物品に関し、粘着性物質は、以下で記述するような顔料をも好ましくは含み、上記a)及びb)で定義した特性、並びに好ましくはc)、d)、及びe)で定義した特性を有する。
【0018】
本発明はまた、上で定義した粘着性物質と本明細書で指定される接触角を有するコーティングをその表面上に有し、その表面が好ましくはポリフッ化重合体のコーティングを有するグラビア印刷ロールに関する。好ましいコーティングは以下で詳細に説明する。
【0019】
好ましい物質は、吸収性物品の異なる部分を相互に接着するのに使用するもののような接着剤、又は吸収性物品を取り外し可能に取り付ける、例えば吸収性物品を着用者の衣類に付着させる接着剤である。
【0020】
好ましくは、転写工具は印刷ロールであり、好ましくは窪み部がある表面を有する印刷工具である。本明細書で好ましいのは、そのような印刷ロールを使用するグラビア印刷法である。
【0021】
本方法は、好ましくは高速工法であり、好ましくは物質(接着剤)を連続的に印刷ロール上に塗布し、引き続いて連続的に物品ウェブ上に塗布する連続的な方法である。本方法は、好ましくは少なくとも20m/分、より好ましくは少なくとも100m/分、又は更に少なくとも150m/分の速度を有する。
【0022】
本方法は、その物質がドット上で多量に塗布され、すなわち、物質を有する領域(ドット)はこれを多量に含むが、これらの領域(ドット)の間にはいかなる物質をも含まない他の領域が存在してもよく、したがって、表面積当りの総量がドット上の量よりもはるかに低くてもよいようなものであるのが好ましい。好ましくは、ドット上の量は、覆われた領域の表面積当りで測定して、少なくとも10g/m2、好ましくは少なくとも20g/m2又は更に少なくとも40g/m2である程に高い。
【0023】
好ましくは、本方法はグラビア印刷法の一部である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
(粘着性活性物質)
本明細書の物質は粘着性であり、これはその物質がある最小剥離値を有することを通常は意味する。
【0025】
その物質は、少なくとも0.1N/cm、又は更に0.2N/cmを超える、又は更に0.4N/cmを超える剥離強さを有する。これは、以下の試験において説明するように、表面上に20g/cm2の平均坪量で塗布した時の活性物質の剥離強さである。もちろん、その物質は、本明細書の物品上に異なる量で塗布することができる。
【0026】
剥離強さは、次のようにして決定することができる。
【0027】
表面の1つの上に平均坪量が20g/cm2であるような量で活性物質を有する物品又は物品の一部(試料及び活性物質は室温)を、活性物質を有する表面を上向きに支持体から離して剛性の支持体の上に置く。試料は、しっかりと皺がないように把持具で支持体に固定する。次に、活性物質を有する表面の上に、ローエフラー(Loeffler)から入手可能なウィーブスタイル(Weave Style)No.429Wとして知られる木綿片(100%)を、木綿試料の一端が活性物質を有する試料の端部から約25mm延びるように置く。次に、組合せ体の全体を覆って26〜27g/cm2の重さがかかり、組合せ体が確実に穏やかで均一な方法で押されるように、このように形成した試料/木綿の組合せ体の上に重しを30秒間置く。
【0028】
次に、ツビック(Zwick)引張り試験機(ツビック社(Zwick GmbH)から入手可能)を使用して、試料から木綿を取り除くのに必要な剥離強さを測定する。この点に関して、支持体及び木綿で覆われた試料は引張り試験機の下側クランプ内に置かれ、木綿の末端部(上記の自由な25mmに反対の端部)は引張り試験機の上側クランプ内に置かれる。ツビック(Zwick)引張り試験機を、40インチ/分(1メートル/分)の速度に設定する。クランプは、通常250mmの間隔とする。
【0029】
次に、圧縮重しを除去してから1分以内に引張り試験機をスタートさせ、これにより、試料と共に180度の角度で移動する上側クランプの変位に伴う(木綿を剥離するのに)必要とされる力を測定する。剥離強さは、5インチ(13cm)通過する間のピーク力群の平均として計算される。測定の最初の1.0インチ(2.5mm)及び最後の1.5インチ(4cm)は、加速及び減速の影響を避けるために、剥離強さ計算の考慮に入れない。
【0030】
上記の試験を、例えば54×126mmの支持板及び2.1kgの重しを使用して、標準オールウェイズ(Always)パンティライナーの形状及び大きさの試料に対して実施する。この方法は、異なる試料の大きさに対して、当業者によって、容易に調節することができる。
【0031】
通常は、その物質は粘性でもあり、物質の比粘度ηは、作業温度で2500mPa.s未満、又は更に1500mPa.s未満である。好ましいのは、作業温度での粘度が、1000mPa.s未満、より好ましくは800mPa.s未満、又は更に700mPa.s未満である。その物質は、通常100mPa.sを超える、好ましくは200mPa.sを超える比粘度η(作業温度)を有する。本明細書で使用する作業温度とは、転写工具表面又は工具全体の温度である。
【0032】
粘度は、ASTM D3236−88の方法を使用して測定することができる。
【0033】
その物質はまた、60℃未満の温度範囲において、好ましくは40℃未満の温度範囲において、又は更に30℃未満の温度範囲において、又は更に20℃未満の温度範囲において、又は更に10℃未満の温度範囲において、10Paから10,000Paへ増加する弾性率G’を有する。かかる推移は、その物質が溶融状態から固体状態に通過する時に通常生じる。
【0034】
弾性率G’は、ASTM D4440−95の方法により、1Hzで振動する平板を使用して測定する。
【0035】
その物質はまた、20℃で100,000Pa未満、好ましくは50,000Pa未満又は更に20,000Pa未満の弾性率G’を有するのが好ましい。
【0036】
これは、ASTM D4440−95の方法により、1Hzで振動する平板を使用して決定することができる。
【0037】
その物質はまた、20℃で0.5を超える、又は更に1.0を超える、又は好ましくは1.5を超える損失正接tanδ(G’’/G’)を有するのが好ましく、これは、ASTM D4440−95の方法により、1Hzで振動する平板を使用して取得可能なG’G’’の数値から計算することができる。
【0038】
その物質はまた、20℃で35mJ/m2未満、好ましくは25mJ/m2未満の表面エネルギーσを有するのが好ましい。
【0039】
これは、固体状態の活性物質の層に対する液体の接触角を決定して測定することができる。これは、通常は幾つかの試験液体での付着液滴法により測定することができ、表面エネルギーは、次に、そのような接触角から(幾つかの試験液体からのデータを統合させて)オーウェンズ−ウェント−ラベル−カエルベ(Owens-Wendt-Rabel-Kaelbe)法により計算される。例えば、異なる極性の液体として、エチレングリコール、チオジグリコール、パラシモール、及びジヨードメタンが使用される。
【0040】
各液体に対する活性物質の層の上の接触角は、本明細書に記載する方法を使用して計算され、その層は、空気を遮断した乾燥窒素下の液体温度制御室(TFC100)内で固定される。活性物質のそのような均一の層は、溶融状態の活性物質の層をガラススライド上に塗布して溶融物中に閉じ込められた空気泡がないことを確実にする準備により得られる。
【0041】
本発明の好ましい実施形態では、粘着性物質は、接着剤、通常はホットメルト接着剤を含み、これは作業温度では粘性であるが室温(20℃)では固体である。
【0042】
好ましくは、本方法は、吸収性物品への接着剤の塗布であり、したがって、その接着剤は吸収性物品の異なる層を相互に接着する接着剤であるのが好ましく、又はその接着剤は取り除き可能に接着する接着剤である。例えば、その接着剤は、吸収性物品の締結具を相互に接着するが後にその締結具を開放することができる働きをし、又は、吸収性物品を着用者の下着に接着する働きをする。後者の場合には、接着剤は、吸収性物品上に、通常はそのバックシート上に、又は保護する剥離紙上に、本明細書の方法で塗布することができ、剥離紙は、吸収性物品を衣類上に接着する前に使用者により取り除かれる(剥離紙は、製造中に連結される時に接着剤を吸収性物品上に転写する)。好ましい吸収性物品及び接着剤の使用法については、本明細書中で以下により詳細に記述する。
【0043】
通常は、本明細書中の要求事項を実現可能なある種のホットメルト接着剤を使用することができる。そのような好ましいホットメルト接着剤は、通常、粘着付与樹脂、及び鉱油類若しくはワックス類、又は種々のそのような物質の混合物と組み合わせた、熱可塑性ベース材料を含む。典型的なホットメルト接着剤は、約80℃、多くの場合更に約100℃である最低溶融温度を有する。
【0044】
上記a)からe)の要求事項を実現可能な本明細書で好ましい接着剤として、サバーレ(Savare’)から入手可能なホットメルトLAX307NE、サバーレから入手可能なホットメルトLAX3013NE、フラー(Fuller)から入手可能なルナタック(Lunatack)BD160、ナショナルスターチ(national Starch)から入手可能なナショナル134593Aがある。特に、上記a)からe)に定義した特性を有する、ルナタック(Lunatack)BD160に類似の接着剤が好ましく、もちろんルナタックBD160自体も好ましい。
【0045】
好ましいのは、その物質が顔料を含み、したがって、転写方法又は印刷方法により、着色された物質をその上に有する物品が生じることである。例えば、本方法は、着色顔料を含む物質の転写による着色模様の吸収性物品上への転写を伴ってもよく、その物質は通常、物質の0.1〜10重量%、より好ましくは0.3〜5重量%の顔料を含む。好ましいのは、その物質が少なくとも上記の1つの接着剤と顔料の組合せであることである。
【0046】
吸収性物品などの物品上に本明細書の方法を使用して有用に転写される他の活性物質としては、粘着特性を含む上記特性を有することを条件として、ローション、疎水性化剤、抗菌剤、界面活性剤、金型が挙げられる。
【0047】
(転写工具)
本明細書で使用する転写工具は、通常は他の供給源から、その表面上に粘着性物質を受け取り、これをその表面上から物品、一連の物品、又は物品ウエブの上に転写する工具である。
【0048】
したがって、転写工具は、その物質の受け取りが可能であって、その物質の転写が可能な表面を有するいかなる工具であってもよい。好ましいのは、転写工具が輪になった表面を有し、したがって、その工具が、回転ベルト、又は好ましくは、印刷ロール、すなわちグラビア印刷ロールなどの、表面上に窪み部を有するロールの形態であることである。そのロールが円筒状である必要はないが、好ましくは円筒状であることを理解すべきである。
【0049】
ロールの使用により、工具から物品への物質の連続的な転写、したがって、より速いか又はより正確な連続工法が可能になる。
【0050】
好ましくは、その工具は、本明細書で定義する接触角の要求を実現する物質のコーティングを含む表面を有し、例えば、その物質と転写工具表面の接触角は60度を超え、好ましくは70度を超え、更に75度を超え、更に80度を超える。これは、次のような付着液滴法を使用して決定することができる。
【0051】
液体状態(例えば、溶融した)活性物質の液滴を、液滴生成に使用する電子的にソフトウエア制御した注入器で、表面の試料の上に滴下する。表面試料及び注入器を、電気制御した温度制御室(データフィジクス(Dataphysics)からのTC350)の中に固定する。
【0052】
次に、液滴を一方向からの散乱光に曝し、他方から、ビデオ対応の接触測角器(データフィジクス(Dataphysics)からのOCA20)のCCDカメラで観察する。次の工程により接触角を測定する。
【0053】
CCDカメラにより、表面上の液滴のデジタル画像を記録する。ベース線の位置及び液滴輪郭の位置を、隣接画像点(隣接領域)に対する1つの画像点の明るさの差を計算することにより決定する。液滴輪郭及びベース線は、その時、明るさ間の最大差、すなわち最大コントラストの位置に起因する。次に、液滴輪郭線を、ヤング−ラプラス(Young-Laplace)法により測定した液滴外形線に一致させる。(ヤング−ラプラス法では、液滴外形に正確に沿って曲線を合致させる。液滴形状は、表面張力と重力の間の平衡により決定される。ヤング−ラプラス法では、パラメータにより先に決定した液滴外形線に解を適合させて、対応する式を数値解法する。)次に、接触角を、表面との接触点における液滴形状への正接と表面との間の角度として測定する。
【0054】
この測定は、例えば、付着液滴法により(静的)接触角を決定する、データフィジクス(Dataphysics)からのビデオ対応の接触測角器OCA20で実施することができる。
【0055】
好ましいコーティングは、ポリフッ化重合体を含む。好ましいコーティングは、デュポン(DuPont)から入手可能なテフロン(登録商標)に類似の特性、又はナノソール社(Nanosol GMbH)から入手可能なNF(3)に類似の特性を有する。好ましいコーティングは、テフロン(登録商標)及び/又はNF(3)を含む。
【0056】
工具が、粘着性物質を受け入れる働きをする窪み部をその表面上に備える時、前記コーティングは、窪み部の間の表面上にのみ存在してもよいが、より好ましいのは(及びより有利なのは)、コーティングが窪み部の表面又は工具の全表面上に存在することである。
【0057】
本明細書で好ましい方法では、その工具は印刷ロールであり、好ましい実施の形態では、印刷ロールは50mm〜3000mm、又は更に100mm〜800mmの直径を有することができる。
【0058】
好ましいのは、工具又は、好ましくは印刷ロールが温度制御装置を備え、好ましくは、少なくとも工具表面の温度が工具に塗布される物質の温度程度になるようにロールが加熱され、又はより好ましくは、初めに工具に塗布される時の物質温度よりも少なくとも5℃、又は更に少なくとも10℃、又は更に少なくとも20℃高い工具表面温度程度になるようにロールが加熱されることである。
【0059】
好ましいのは、工具又は、好ましくは印刷ロールがその表面に窪み部を有して、窪み部が10mm未満、好ましくは0.1mmから、又は更に0.4mmから、又は更に0.7mmから、5mmまで、又は更に3mmまで、又は更に2mmまで、又は更に1mmまでのピッチ(一個の窪み部の中心から最も近い次の窪み部の中心までの最短距離)を有することである。好ましいのは、窪み部の幅又は直径が0.1mm〜1.8mmであることである。好ましいのはまた、窪み部が10〜500ミクロンの深さを有することである。
【0060】
窪み部周囲の好ましい形状は、円形、正方形、又はひし形である。窪み部の壁は真っ直ぐにして窪み部の底が壁と角度を有するようにすることができ、又は壁を曲線にして窪み部を円形、正方形、ひし形のドームとすることができる。窪み部の好ましいパターンは、物質がドット模様で、又は例えば製品説明、製品名、商標名、使用注意などの形態で転写するようなものである。
【0061】
更に、窪み部が一方向に連続であり、多数の曲線又は直線が、10mm未満、好ましくは0.1mmから、又は更に0.4mmから、又は更に0.7mmから、5mmまで、又は更に3mmまで、又は更に2mmまで、又は更に1mmまでのピッチ(1個の窪み部の中心線から最も近い次の窪み部の中心線までの最短距離)を有することができる。好ましいのは、窪み部の幅が0.1mm〜1.8mmであることである。好ましいのはまた、窪み部が10〜500ミクロンの深さを有することである。
【0062】
(転写方法)
本発明の方法は、転写工具の表面から、粘着性物質を、物品、一連の物品、又は物品ウェブ上に転写することを伴う(異なる記述がない限り、本明細書では共に単数又は複数の物品と呼ぶ)。
【0063】
本明細書で好ましい方法は、第一の構成要素物質及び第二の構成要素物質を含む(使い捨て)吸収性物品を提供する方法の一部であり、以下で説明するような接着剤である物質によってこれらが相互に接合される。その構成要素は、使い捨て吸収性物品の状況で通常利用されるいかなる物質であってもよい。本明細書で好ましい別の方法は、前記物質を含む(使い捨て)吸収性物品を提供する方法の一部であり、その物質は、着用者の下着に取り外し可能に連結されるバックシート上の接着剤、又は物品を取り外し可能に締結するのに使用される締結具上の接着剤である。
【0064】
本方法は、その物質と転写工具表面との接触角が60度を超える、好ましくは70度を超える、又は更に75度を超える、又は更に80度を超えるようなものである。これは、上記の付着液滴法を使用して決定することができる。
【0065】
好ましくは、本方法は、物質を連続的に転写するのに好適であり、したがって、その物品は、連続的な一連の物品、又は物品ウェブであるのが好ましい。本明細書において一連の物品とは、別個の分離した物品であることを意味し、一方、本明細書で物品ウェブとは、物品が連結しているが後の段階で別個の物品に分離されることを意味する。したがって、好ましくは、その物質は、連続的に、及び好ましくは連続的な速度で、転写工具(好ましくはロール)上に塗布され、次に、連続的に、及び好ましくは連続的な速度で物品上に塗布される。
【0066】
本方法は、特に連続的な時には、好ましくは少なくとも20m/分、より好ましくは少なくとも100m/分、又は更に少なくとも150m/分の速度、すなわち、その物質を有する物品を1分当り少なくとも20m、又は少なくとも100m、又は少なくとも150m生産するような速度を有する。
【0067】
本方法は、その物質がドット上では量が多く、好ましくは少なくとも10g/m2、好ましくは少なくとも20g/m2、又は更に少なくとも40g/m2塗布されるようなものであるのが好ましい。したがって、その物質がこのように意図的に覆われない領域を有する模様で塗布される場合、面積当りのこのドット上の量は、覆われない領域を除いてある数の覆われた領域だけに対する物質の量を測定して、この数の覆われた領域に対する平均量を計算することにより(及び任意選択的にg/m2に変換して)得られる。したがって、例えば表面の50%が物質のドットで覆われて50%が覆われない場合(したがって、意図的に塗布される模様はこれらのドットである)、ドット及び覆われていない部分を有する全表面積当りの平均重量は、面積当りのドット上の重量の半分である。物質が物品の全表面積を覆うように塗布される場合、全表面積当りの平均重量は、ドット上の面積に等しい。
【0068】
本明細書で使用する作業温度は、少なくとも転写工具表面の温度、又は更に工具全体の温度である。作業温度は、活性物質が本明細書で定義する粘度を有するようなものである。したがって、例えばその物質が室温で固体である場合、工具の温度は、物質が溶融して本明細書で定義する粘度を有するようなものである。
【0069】
好ましい作業温度は、例えば80℃〜250℃、又はより好ましくは110℃〜175℃、好ましくは130℃〜170℃とすることができる。
【0070】
好ましくは、その物質は、工具温度Ttよりも、好ましくは少なくとも5℃、又は更に少なくとも10℃低い温度Tmで工具に塗布され、温度差は好ましくは100℃、又は更に50℃若しくは更に30℃までである。
【0071】
好ましくは、本方法は、いずれかの好適なアプリケーターで転写工具の表面上にその物質を塗布することを伴い、例えば、スプレーシステム、スロット塗布機、押出機を使用し、又は更に任意選択的に物質の槽に表面を接触させる。しかし、好ましいのは、物質を表面上に分配する押出機のようなアプリケーターを使用して物質を表面上に塗布することであり、アプリケーターは、典型的には重力が物質の付着を助けるように配置、例えばアプリケーターを表面のほぼ上に配置される。これにより、好ましいのは、物質がビードの形態で、好ましくは連続的なビードの形態で塗布されることである。好ましいのは、ビードのピッチが20mm未満、又は更に15mm未満若しくは更に10mm未満、好ましくは5mm未満、好ましくは100ミクロンを超える、又は更に500ミクロンを超えることである。好ましくは、本方法は連続的であり、塗布機がそのようなビードを連続的に塗布し、これによって表面上にエンドレスのビードが形成される。塗布機アプリケーターは、複数のアプリケーター、好ましくは押出機を有するユニットであるのが好ましく、又は塗布機は、複数の開口部を有する金型を通して活性物質を押し出すユニットである。塗布機は、典型的には、重力が物質の付着を助けるように、例えば、アプリケーターが、ロールの表面のほぼ上になるように配置される。好ましいのは、塗布機が3つ以上、典型的には少なくとも4、又は更に少なくとも5、又は更に少なくとも8、又は更に少なくとも12のビードを表面上に塗布することである。的確な量は、特に、表面の幅及び塗布中の活性物質の粘度、並びに特に塗布機ブレードによる物質の伸張性によって決まる。
【0072】
塗布機のアプリケーターの個々の開口部は、いかなる形状にもすることができるが、好ましくは開口部は、円形、正方形、ひし形、長方形、又は三角形であり、最も好ましくは円形である。
【0073】
塗布機により塗布される活性物質の温度を確実に一定にするために、塗布機は、温度制御装置を有する発熱体により加熱されるのが好ましい。好ましいのは、活性物質が例えば70℃〜200℃の間、又は更に80℃〜190℃若しくは更に170℃までの間、又は更に100℃若しくは更に110℃〜160℃の温度で塗布されることである。的確な温度は、典型的には、本方法又は本発明の装置で塗布される活性物質の温度依存性の粘度プロファイル及び/又は弾性プロファイルによって決まる。
【0074】
好ましいのは、他の普通の押出し法のように圧力が塗布機にかけられ、その結果、活性物質がこの圧力に助けられて塗布機を出ることである。好ましいのは、例えば、塗布機が塗布するべき活性物質を収容したユニットを有し、ユニットが特定の圧力下にあって、個々の開口部を通して、例えば開口部を有する金型を通して、又は個々のアプリケーター管を通して活性物質を押し出すことである。圧力はまた、その表面の表面積当りに必要な量を塗布する助けをし、したがって表面の速度が変化する場合には、圧力を調整する必要がある。
【0075】
塗布機は、1つの位置に固定され、一定で連続的な量の活性物質を第一の表面に塗布するのが好ましいが、別の方法として、あるプロセス用途では、例えば表面の窪み模様に合わせて活性物質を間欠的に供給してコーティングする場合では、相反運動する塗布機が有用なことがある。
【0076】
次に、本明細書で上記の、その表面上に物質を有する転写工具が、物品と接触する。これは、物品を工具に向かって移動させるか、又はその逆若しくは両方によって実施することができる。
【0077】
好ましいのは、物品が別の(第二の)工具上に、好ましくは、物品が回転して(回転する)転写工具に接触するように、回転するロール上に支持されることである。この第二の工具は、回転可能な輪になった表面を有するのが好ましく、物品が回転して転写工具に接触するように回転するのが好ましい。好ましくは、第二の工具は回転するベルトであり、より好ましくは円筒状ロールのようなロールである。
【0078】
第二の工具は、ショア硬さ値が25〜90、好ましくは25〜60、又は更に50までの表面を有するのが好ましい。これは、ASTM D−2240、2000版の方法で測定されるショアA値である。好ましいのは、第二の工具がゴムのような弾力性の材料で作られた表面を有することである。
【0079】
好ましいのは、第二の工具が温度制御装置を有する冷却体により冷却されることである。好ましいのは、第二の工具が冷却されて、少なくともその表面が、転写工具(の表面)よりも少なくとも20℃低い、又は更に少なくとも50℃低い、又は更に少なくとも80℃低い、又は更に少なくとも100℃低い温度を有することである。好ましいのは、第二の工具の表面が0℃〜30℃の間、又は更に0℃〜15℃にさえ冷却されていることである。
【0080】
本方法は、減少した糸引き並びに改善された精度及び能率で粘着性物質を転写できるようなものであるので、非常に速やかに実施することができる。これにより、活性物質をその上に塗布される物品が、その物質(又は転写工具)の温度よりも低い融点を有する時でさえも、活性物質が、物品の溶融又は変形を引き起こすことなく、依然そのような高温に加熱できるという利点がある。したがって、本明細書で好ましい方法は、作業温度又は活性物質の温度が物品の溶融温度よりも高いようなものである。温度差は、例えば、少なくとも10℃、又は更に少なくとも20℃、又は更に少なくとも30℃とすることができ、80℃まで高く、より一般的には60℃まで、又は45℃までとすることができる。
【0081】
好ましいのは、物品ウェブが伸縮性であり、転写工具が本明細書の上記で定義したような作業温度を有する時、ウェブとロールの出口角度が30度〜70度の間、好ましくは32度〜45度の間となるように、物品ウェブが第二の工具の周りを回転することである。
【0082】
第二の工具及びその上の物品により転写工具にかけられる力は、好ましくは少なくとも700N/m、好ましくは少なくとも1500N/m、又は更に2000N/m以上である。この力は、物品の単位幅当りにかけられる力である。これは、第二の表面にかけられる圧力を決定することにより、例えば、第二の表面に取り付けられてその圧力を制御するために使用される空気ピストンによりかけられる圧力を測定し、この圧力及びこの圧力がかかるピストンの表面積からピストンによりかけられる力を計算することにより、計算することができる。次に、単位幅当りの力は、物品の幅で力を除算することにより計算される。
【0083】
第二の工具は、いかなる寸法にもすることができ、通常は、転写工具の寸法、及び第二の工具により支持されて回転する物品の寸法によって決まる。
【0084】
第二の工具を真空にして、真空又は減圧を第二の工具を通して物品にかけ、これにより、第一の表面の回転及び接触の間に物品が更に確実に第二の工具に固定されるようにしてもよい。
【0085】
好ましいのは、この方法が塗布機ブレードも使用し、塗布機ブレードが、活性物質を転写工具上へ伸張させ、及び窪み部が存在する時に、任意選択的に活性物質をその中へ押し込むことである。塗布機ブレードは、好ましくは5度〜40度、又は更に15度〜30度の工具表面との接線角度を有する。したがって、ロールのような曲線表面の転写工具の場合、この角度は、コーティングブレードと接線の間の角度であり、接線は、コーティングブレードと接触する点で表面をかすめる線であり、曲線表面の半径上で垂直である。表面が平らな場合は、接線は表面と同じである。第一の工具が移動している場合(コーティングブレードは通常移動しない)、この角度は、工具がそれから移動している側の、例えば移動方向と反対側のコーティングブレードと接線の間の角度である。
【0086】
塗布機ブレードは、それに加えて通常は転写工具の表面で一定の圧力を有する。塗布機ブレードは、好ましくは少なくとも600N/m、好ましくは少なくとも700N/m、又は更に1000N/mの一定の圧力、すなわち力/表面長さをかけるのが好ましい。好ましいのは、コーティングブレードがこの力/長さを制御できるユニットに、好ましくはピボット又はばねで連結されることである。
【0087】
ブレードの長さは様々にすることができるが、より正確な一定の力/長さを第一の表面上に確実にかけるために、ブレードは比較的短く、好ましくは1〜20cm、又は更に5〜15cmに保つのが有益である。
【0088】
好ましいのは、その物質がロールよりも上で、ロールの最高点付近で塗布されることである。第一の表面がロールである時、ブレードは、ロールの回転方向から見えるロールの最下点を通過した位置に配置されるのが好ましい。望ましい位置は以下で説明する。
【0089】
本発明の方法で得ることができる物品、物品ウェブ、又は一連の物品は、均一な等しい層に塗布されたか、又は模様の覆われた領域(例えば、ドット)が表面積当りほぼ同一量の活性物質を有するような模様に塗布された活性物質を有する。
【0090】
これは、例えば、塗布された活性物質の高さの変動係数(CoV)、及び/又は塗布された活性物質の面積のCoVにより反映することができる。CoVは、活性物質が塗布された特定の領域の活性物質の量の標準偏差を平均値で割ったもの、又はいわゆる低(reduced)標準偏差として定義される。
【0091】
例えば、物品が均一なドットの模様を含む時、均一特質は、特定の数のドットを有する特定の領域に対する、ドットの高さのCoV及びドットの面積のCoVにより定義される(したがって、CoVはドット面積測定値及びドット高さ測定値に対して計算されている)。
【0092】
本発明において、30ドットを有する物品の表面積に対するドット高さCoV(%)は、通常は6%未満、又は更に5.5%未満、又は更に5%未満、又は更に4.4%未満であり、ドット当り面積に対するCoV(5)は、通常は10%未満、又は更に8%未満、又は更に7%未満、又は更に6%未満である。
【0093】
CoVは、GFMからのマイクロキャド(Mikro CAD)トポグラファーで測定した単一のドットの面積及び高さから決定した。単一のドットの面積及び高さは、BioRad MRC 600レーザー走査共焦点顕微鏡法(laser scanning confocal microscopy)などの標準的な装置を使用して決定することもできる。
【0094】
活性物質が(模様ではなく)均一に塗布されている場合、高さ数値の上記CoVは、1cm2の表面積に対して適用する。
【0095】
(吸収性物品)
本発明の吸収性物品は、上記した特定の物質、好ましくは上記接着剤を含む。好ましいのは、以下において更に詳細に説明するように、例えば吸収性物品のバックシート又は吸収性物品の剥離片などの吸収性物品の構成要素だけが、本明細書の方法に使用されることである。
【0096】
吸収性物品は、使い捨て吸収性物品又はその構成要素であるのが好ましい。本明細書の吸収性物品の構成要素は、典型的には、通常は液体透過性の繊維状又はフィルム状構造の基材で形成され、トップシートと呼ばれることが多い着用者に面する表面と、好ましくは液体不透過性の基材で形成されて、バックシートと呼ばれ、好ましくは湿気透過性でもあり、したがって通気性である衣類に面する表面と、着用者に面する表面と衣類に面する表面の間に配置され、通常吸収性コアと呼ばれる吸収性構造のうち1つ又は複数を含む。異なる機構はまた、本明細書において構成要素とも呼ばれる。
【0097】
吸収性物品はまた、当技術分野で普通のいかなる構成要素又は機構、特に、サイドラップ要素、サイドフラップ構成要素、又はウィング、並びにいかなる種類の伸長性又は弾性機構も含むことができる。吸収性物品の生産においては、幾つかの接着剤連結が通常は形成され、これらは本発明による方法と共に適用することができる。例えば、典型的な生理用ナプキン又はパンティライナーは、バックシートの衣類に面する表面上にパンティに固定する接着剤領域を含み、接着剤は、物品の使用の前には通常は剥離紙、包み紙などで覆われ、使用する前に衣類に付着させるために取り除かれる。
【0098】
液体を吸収する吸収性物品を、生理用ナプキン又はパンティライナーを参照して以下で説明する。しかしながら、接着剤を含む大人用若しくは乳児用おむつ、又は失禁用製品などの製品も、本発明の方法で同様に利益を受けることができる。
【0099】
吸収性物品の前記構成要素のそれぞれは、着用者に面する表面及び衣類に面する表面を有する少なくとも一層を含む。通常は、衣類に面する表面は、隣接する構成要素又は層の着用者に面する表面と共通の界面を形成する。その構成要素又は層は、この共通界面全体で共に結合される。このように、トップシートは吸収性コアに結合され、コアはバックシートに結合される。更に、前記トップシート、バックシート、及びコア構成要素のそれぞれは、2つ以上の層を含んでもよく、これらの層も同様に結合することができる。しかも、トップシートは、吸収性物品の周辺部で、及び存在する場合はウィングで、直接的又は間接的にバックシートに結合することができる。更に、特に生理用ナプキン、パンティライナー、及び失禁用製品用途の場合には、バックシートの衣類に面する表面は、パンティ固定用接着剤を提供するために、吸収性物品を製品の使用者の衣類に結合する表面を備える。同様に、製品がウィング付きの製品である場合、ウィングを下着の衣類に面する表面に固定するために、ウィングも接着剤を備える。これらの表面は、通常は保護カバーを備え、使用前に取り除かれる。
【0100】
したがって、本発明の吸収性物品は、典型的には、トップシート、コア、又はバックシート構成要素の着用者に面する表面又は衣類に面する表面の少なくとも1つが、好ましくは本発明の方法によって塗布された、本明細書で定義する活性物質を含むようなものである。好ましくは、これは接着剤である。好ましくは、少なくともバックシートの衣類に面する表面には、本発明による接着剤領域が付けられる。より好ましくは、少なくともバックシートの衣類に面する表面及び少なくとも1つの他の表面は、本発明の接着剤領域の適用により互いに結合され、最も好ましくは、物品の構成要素の共通界面の全ては、本発明の方法による接着剤の塗布により共に結合される。
【0101】
本発明の吸収性物品を、バックシートの衣類に面する表面に対するパンティ固定用接着剤の塗布を参考にしてここで説明する。しかしながら本明細書で上述のように、本発明は、吸収性物品構成要素の他のいかなる表面の間の共通界面の接着にも同様に適用可能である。典型的には、バックシートの衣類に面する表面の少なくとも一部が、本明細書で上記のように通常は感圧接着剤で覆われて、パンティ固定用接着剤を形成する。吸収性物品の使用前には、パンティ固定用接着剤は、シリコンコートされた剥離紙、プラスチックフィルム、又は他の容易に取り外し可能なカバーなどの保護カバー手段により、汚れ及び望まない他の表面への接着から通常保護される。保護カバー手段は、単一の片として、又は例えば個々の接着剤領域を覆う複数の片により設けることができる。保護カバー手段はまた、物品を個々に包装する又は廃棄機能を提供するなどの他の機能を果たすこともできる。市販されているどの剥離紙又はフィルムも使用することができる。好適な例として、アクロシル社(Akrosil Corporation)から入手可能なBL 30MG−A SILOX EI/O、BL 30 MG−A SILOX 4 P/O、及び独国のグロナウ(Gronau)からコードX−5432で入手可能なM&Wフィルムが挙げられる。
【0102】
保護サイドフラップ又はウィングが存在する場合には、それらもまた、さらなる固定のために、任意選択の締結具をその上に備えることができる。締結具は、保護サイドフラップが下着の股部表面の縁部の周りに巻き付けられた後、下着の衣類に面する表面に接着することにより、保護サイドフラップが適正な位置にとどまるのを助ける。したがって、ウィング内に塗布された接着剤領域は、いわゆるパンティ固定用接着剤としてバックシート上に塗布された接着剤領域から通常は独立している。サイドフラップの締結具もまた、本発明による接着剤領域と共に、及び/又は本発明の方法を使用して付けることができ、通常はやはり保護カバー手段で覆われている。
【0103】
トップシートは、撓み性があり、感触が柔らかく、且つ着用者の皮膚に刺激性でないのが好ましい。トップシートはまた、弾性特質を有することができ、これによってトップシートの部分又はその延長部全体にわたって、一方向又は二方向に伸長することができる。更に、トップシートは、通常は流体透過性であり、流体(例えば、経血及び/又は尿)がその厚さを容易に通過することができる。好適なトップシートは、織布材料又は不織布材料;孔あき成形熱可塑性フィルム、孔あきプラスチックフィルム、及びハイドロフォーミングされた熱可塑性フィルム等の高分子材料;並びに熱可塑性スクリム等の広い範囲の材料で製造することができる。好適な織布材料及び不織布材料は、天然繊維(例えば、木材繊維又は木綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、又はポリエチレン繊維などの高分子繊維)、又は天然繊維と合成繊維の組合せ、若しくは二構成成分/多構成成分繊維からなることができる。本明細書の吸収性物品に使用する好ましいトップシートは、嵩高不織布トップシート及び孔あき成形フィルムのトップシートから選択する。孔あき成形フィルムがトップシート用に特に好ましいのは、身体***物に対して透過性であるが非吸収性であり、流体が逆流して着用者の皮膚を再び濡らす傾向が少ないためである。したがって、身体と接触している成形フィルムの表面は乾いた状態に保たれ、これによって身体の汚れが低減され、着用者により快適な感触を与える。適切な成形フィルムは、米国特許第3,929,135号、同第4,324,246号、同第4,342,314号、同第4,463,045号、及び同第5,006,394号に記載されている。特に好ましい微小孔あき成形フィルムトップシートが、米国特許第4,609,518号及び同第4,629,643号に開示されている。本発明の好ましいトップシートは、1つ以上の上記特許に記載される成形フィルムを含み、オハイオ州シンシナチのプロクターアンドギャンブル社(The Procter & Gamble Company)によって生理用ナプキン用に「DRI−WEAVE」として市販されている。成形フィルムトップシートの本体表面が親水性でない場合よりも液体がトップシート中をより速く移動するのを助けるように、成形フィルムトップシート本体表面を親水性にすることができる。好ましい一実施の形態では、PCT国際公開特許WO93/09741に記載されているように、界面活性剤を成形フィルムトップシートの高分子材料に組み込む。これは、本明細書で定義するような粘着性物質とすることができ、したがってやはり、本発明の方法により有利に塗布することができる。
【0104】
あるいは、トップシートの本体表面は、前述の米国特許第4,950,254号に記載されているような界面活性剤で処理することによって親水性にすることができる。これもまた本明細書で定義されるような粘着性物質とすることができ、したがってやはり、本発明の方法により有利に塗布することができる。
【0105】
吸収性物品は、通常は吸収性コアを有し、これは、当技術分野で既知の吸収性コア又はコアシステムのいずれからでも選択することができる。本明細書で使用する吸収性コアという用語は、その主機能が液体を吸収、貯蔵、及び分配することである、いかなる材料又は複数の材料の層をも指す。吸収性コアは次の構成要素、すなわち(a)好ましくは任意選択的な二次流体分配層を伴う任意選択的な一次流体分配層、(b)流体貯蔵層、(c)貯蔵層の下に配置された任意選択的な繊維質(「ダスティング」)層、及び(d)その他の任意選択的構成要素を含むことができる。
【0106】
これらは、例えば本明細書で定義される粘着性接着剤により相互に接着することができ、これは本発明の方法を使用して実施することができる。
【0107】
流体貯蔵層は、いかなる普通の吸収材料又はこれらの組合せをも含むことができる。流体貯蔵層は、「ヒドロゲル」、「超吸収体」、「ヒドロコロイド」材料と通常呼ばれる吸収性ゲル材料を、好適な担体と組み合わせて含むのが好ましい。吸収性ゲル材料は、大量の水性体液を吸収でき、更にそのような吸収した流体を適度の圧力で保持することができる。吸収性ゲル材料は、好適な担体中に均一又は不均一に分散することができる。好適な担体は、それなりに吸収性であるという条件で、単独で使用することもできる。
【0108】
本発明で使用するのに好適な吸収性ゲル材料は、大部分の場合、実質的に非水溶性で、僅かに架橋し、部分的に中和した高分子ゲル材料を含む。この材料は水に接触するとヒドロゲルを形成する。かかる高分子材料は、当該技術分野で周知の重合可能な不飽和の酸含有モノマーから調製することができる。
【0109】
好適な担体として、吸収性構造で従来利用されている材料、例えば、天然繊維、加工繊維、又は合成繊維、特に綿毛及び/又はティッシュの形態の加工又は非加工のセルロース繊維などが挙げられる。好適な担体は、吸収性ゲル材料と共に使用することができるが、単独又は組み合わせて使用することもできる。生理用ナプキン及びパンティライナーとして使用する場合、最も好ましいのはティッシュ又はティッシュラミネートである。
【0110】
吸収性構造は、ティッシュをそれ自体の上に折り曲げて形成した二層ティッシュラミネートを含むことができる。これらの層は、例えば、本明細書で定義される接着剤で本発明の方法を使用して、又は機械的連結により、又は水素結合により、互いに結合することができる。吸収性ゲル材料又はその他の任意の材料を層の間に含むことができる。
【0111】
剛化セルロース繊維のような変性セルロース繊維も使用することができる。また合成繊維も使用することができ、これには、酢酸セルロース、ポリフッ化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリル(オーロンなど)、ポリ酢酸ビニル、不溶性ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド(ナイロンなど)、ポリエステル、二成分繊維、三成分繊維、及びこれらの混合物などから作られるものが挙げられる。繊維の表面が親水性であるか、又は親水性になるように処理されていることが好ましい。また貯蔵層は、液体保持性を高めるために、パーライト、珪藻土、バーミキュライトなどのような充填材を含むこともできる。
【0112】
バックシートは、主として、吸収された物質及び/又は吸収性構造内に保持された物質が、下着パンツ、ズボン、パジャマ、及び下着などの吸収性製品に接触する物品を濡らすのを防ぐ。バックシートは、好ましくは液体(例えば、経血及び/又は尿)不透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造されるが、その他の可撓性の液体不透過性材料を使用することもできる。本明細書で使用する「可撓性」という用語は、柔軟で、人体の一般的な形状及び輪郭に容易に順応する材料を指す。また、バックシートは、弾性特質を有することができ、一方向又は二方向に伸張可能である。バックシートは、通常は吸収構造全体にわたって広がり、好ましいサイドフラップ、サイドラッピング要素、又はウィングに延びて、これらの一部又は全体を形成することができる。バックシートは、織布材料若しくは不織布材料、ポリエチレン若しくはポリプロピレンの熱可塑性フィルム等の高分子フィルム、又はフィルムコーティングされた不織布材料等の複合材料を含むことができる。
【0113】
好ましくは、バックシートは、厚さが約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)のポリエチレンフィルムである。代表的なポリエチレンフィルムが、オハイオ州シンシナチのクロペイ社(Clopay Corporation)によりP18−0401の名称で製造され、インディアナ州テレホート(Terre Haute, Indiana)のエチル社(Ethyl Corporation)のビスクイーン部門(Visqueen Division)によりXP−39385の名称で製造されている。バックシートは、好ましくはエンボス加工され、及び/又は艶消し仕上げされて、もっと衣類のような外観を提供する。
【0114】
更に、バックシートは、蒸気が吸収性構造から逃げることができる、すなわち通気性であるが、それでも滲出物(extrudates)がバックシートを通過するのを防ぐようなものであるのが好ましい。また、幾つかの層、例えばフィルムと不織布の構造を含む通気性のバックシートを使用することもできる。したがって、かかるバックシートは、少なくとも1つのガス透過性の層を含む。好適なガス透過性の層には、二次元平面状ミクロ及びマクロ孔質フィルム、巨視的に伸張したフィルム、成形孔あきフィルム、及びモノリシックフィルムが挙げられる。前記層の孔は、任意の形状にすることができるが、好ましくは球形又は長円形であり、種々の寸法にすることができる。これらの孔は、層の表面全体に均一に分配されていることが好ましいが、表面のある領域だけに孔を有する層も考慮されている。好適な材料として、例えば、いわゆる通気性衣料用途で当業界において周知のゴアテックス(Gortex:登録商標)又はシンパテックス(Sympatex:登録商標)タイプの材料がある。その他の好適な材料としては、米国ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング社(Minnesota Mining and Manufacturing Company)のXMP−1001、及びエクソン・ケミカル社(Exxon Chemical Company)から供給されるエグザイア(Exxaire)XBF−101Wが挙げられる。
【0115】
本明細書で使用する「二次元平面状層」という用語は、1mm未満、好ましくは0.5mm未満の厚みを有する層を意味し、その孔は層の長さに沿って平均的で均一な直径を有し、層の平面より外に突き出ていない。本発明においてバックシートとして使用する有孔材料は、欧州特許第293,482号及びその特許中の参照文献に記載されているような、当該技術分野において既知のいかなる方法を使用しても製造することができる。更に、この方法で製造される開口部の寸法は、バックシート層の平面を横切って力をかけて(すなわち、層を伸ばして)増加することができる。好適な孔あき成形フィルムは、層の衣類に面する表面の水平面を超えてコアの方向に延びこれにより突出部を形成する、分離した孔を有するフィルムを含む。これらの突出部は、その終端部にオリフィスを有する。好ましくは前記突出部は、米国特許第3,929,135号に記載されているのと同様の漏斗形状である。
【0116】
本発明に特に好ましいバックシートは、少なくとも2つの層を含み、これらは、微小多孔性フィルム及び孔あき成形フィルムなどの上記から選択される少なくとも1つの層、並びにこれも上記リストされるバックシートから選択することができる、又は繊維性織布若しくは不織布であってもよい追加の層を含む。最も好ましい通気性バックシート構成要素は、微小多孔性フィルム及び孔あき成形フィルム又は孔あき成形フィルム及び疎水性の織布材料若しくは不織布材料を含む。
【0117】
(本発明の方法の好ましい加工工程)
次に、本発明による加工を、図面を参照して説明する。図1には、好ましい印刷設備の概略断面図を示す。
【0118】
塗布機100が列をなす複数のアプリケーターユニットを有し、そのうち1つだけが見える(図1中の110)。塗布機100は、テフロン(登録商標)又はNF(3)コーティングを被覆された第一のロール200の表面上にアプリケーターユニット110を通して活性物質、ここでは接着剤220を塗布し、その結果、接着剤220の複数の連続ビードが、第一のロール200の表面のグラビア窪み部210を含む第一のロール200の表面上に存在する。
【0119】
第一のロール200の回転方向が示され、並びに塗布機100、塗布機ブレード300、及び第二のロール400の位置が、第一のロール200の断面である円の角度で示されている。
【0120】
塗布機100は、図1において、第一のロール200の頂部に位置し、したがって0度である。塗布機100は、回転方向で第二のロール400よりも前の位置という条件で、いずれの位置にあってもよい。好ましいのは、塗布機100が45度〜315度の間、好ましくは10度〜350度、又はしたがって0度に位置することである。
【0121】
接着剤220のビードを有する第一のロール200は、塗布機ブレード300に向かって回転する。塗布機ブレード300を、図2により詳細に示す。
【0122】
塗布機ブレード300は、図2に示すように、接点320における塗布機ブレード頂部320と第一のロール200の接線310の角度330が、4度〜45度の間、好ましくは15度〜30度の間になるように、第一のロール200に接触する。コーティングブレード300の第一のロール200上への圧力は、ブラケット370を介してブレード300に連結するピボット360に連結された空気ピストン350の使用により一定に保たれる。塗布機ブレード300は、接着剤ビード(220;図2には示さないが、図1を参照)を広げ、更にグラビア窪み部(210;図2には示さないが、図1を参照)の中へこれを押し込む。
【0123】
再び図1に戻り、塗布機ブレード300は、通常は第一のロール200の最下点を過ぎて、すなわち第一のロール200の円の回転方向で180度を過ぎて配置される。好ましいのは、塗布機ブレードが180度〜270度の間、又は更に180度〜225度、又は更に190度〜210度の間に配置されることである。
【0124】
接着剤220が今や広げられて窪み部210の中へ押し込まれた第一のロール200は更に回転して、次に第二のロール400に接触する。第二のロール400は、第二のロール400の周りを部分的に回転する物品ウェブ500を支持する。図1に見られるように、物品ウェブ500は、第二のロール400の下から走行して、第二のロール400の周りを回転し、第二のロールの上へ出る。
【0125】
第二のロール400を図3に更に詳細に示す。そこでは、物品ウェブ500が第一のロール200に接触する様子が示され、これにより接着剤220が物品ウェブ(500;図3には示さないが、図1を参照)の上に転写される。
【0126】
ウェブ500の出口角度420の位置が重要である。この出口角度420は、第二のロール400の中心を通る水平軸線410と、ウェブ500が出る時の線、又はこの線が直線でない場合はこの線への接線との間の角度である。出口角度420は上記のようになっているのが好ましい。
【0127】
物品ウェブ500及び第二のロール400の圧力は、好ましくは、例えば第二のロール400に連結するブラケット440に連結される空気ピストン430の使用により一定に保たれる。
【0128】
第二のロール400は、本明細書の上で定義したような特定のショア硬さを有するのが好ましく、そこにはゴムのような弾力性材料のコーティング450を有することができる。
【0129】
図1に戻り、第二のロール400は、回転方向で塗布機100の後、及び塗布機ブレード300が存在する時には塗布機ブレード300の後の、どこにでも配置することができる。第二のロール400は、通常は225度〜0度の間、又は更に225度〜315度、又は更に250度〜300度の間、又は図1に示すように約270度に配置される。
【0130】
接着剤220が第二のロール400上の物品ウェブ500の上に転写された後、第一のロール200は更に回転して塗布機100の位置に再度到達し、その結果加工を再び開始することができる。これは通常連続的な方法で実施される。
【0131】
(本発明の方法の好ましい加工工程)
次に、本発明による加工を、図面を参照して説明する。図1には、好ましい印刷設備の概略断面図を示す。
【0132】
塗布機100が列をなす複数のアプリケーターユニットを有し、そのうち1つだけが見える(図1中の110)。塗布機100は、転写工具200の表面上にアプリケーターユニット110を通して活性物質、ここでは接着剤220を塗布し、その結果、接着剤220の複数の連続ビードが、転写工具200の表面のグラビア窪み部210を含む転写工具200の表面上に存在する。
【0133】
接着剤は、例えばルナタック(Lunatack)BD160である。この転写工具表面は、NF(3)又はテフロン(登録商標)のコーティングを有する(したがって、窪み部及び窪み部間の両方の表面)。
【0134】
転写工具200の回転方向が示され、並びに塗布機100、塗布機ブレード300、及び第二のロール400の位置が、転写工具200の断面である円の角度で示されている。
【0135】
塗布機100は、図1において、転写工具200の頂部に位置し、したがって0度である。塗布機100は、回転方向で第二のロール400よりも前の位置という条件で、いずれの位置にあってもよい。好ましいのは、塗布機100が45度〜315度の間、好ましくは10度〜350度、又はしたがって0度に位置することである。
【0136】
接着剤220のビードを有する転写工具200は、塗布機ブレード300に向かって回転する。塗布機ブレード300を、図2により詳細に示す。
【0137】
塗布機ブレード300は、図2に示すように、接点320における塗布機ブレード頂部320と転写工具200の接線310の角度330が、4度〜45度の間、好ましくは15度〜30度の間になるように、転写工具200に接触する。コーティングブレード300の転写工具200上への圧力は、ブラケット370を介してブレード300に連結されるピボット360に連結された空気ピストン350の使用により一定に保たれる。塗布機ブレード300は、接着剤ビード(220;図2には示さないが、図1を参照)を広げ、更にグラビア窪み部(210;図2には示さないが、図1を参照)の中へこれを押し込む。
【0138】
再び図1に戻り、塗布機ブレード300は、通常は第一のロール200の最下点を過ぎて、すなわち転写工具200の円の回転方向で180度を過ぎて配置される。好ましいのは、塗布機ブレードが180度〜270度の間、又は更に180度〜225度、又は更に190度〜210度の間に配置されることである。
【0139】
接着剤220が今や広げられて窪み部210の中へ押し込まれた転写工具200は更に回転して、次に第二のロール400に接触する。第二のロール400は、第二のロール400の周りを部分的に回転する物品ウェブ500を支持する。図1に見られるように、物品ウェブ500は、第二のロール400の下から走行して、第二のロール400の周りを回転し、第二のロールの上へ出る。
【0140】
第二のロール400を図3に更に詳細に示す。そこでは、物品ウェブ500が転写工具200に接触する様子が示され、これにより接着剤220が物品ウェブ(500;図3には示さないが、図1を参照)の上に転写される。
【0141】
ウェブ500の出口角度420の位置が重要である。この出口角度420は、第二のロール400の中心を通る水平軸線410と、ウェブ500が出る時の線又はこの線が直線でない場合この線への接線との間の角度である。出口角度420は上記のようになっているのが好ましい。
【0142】
物品ウェブ500及び第二のロール400の圧力は、好ましくは、例えば第二のロール400に連結するブラケット440に連結された空気ピストン430の使用により一定に保たれる。
【0143】
第二のロール400は、本明細書の上で定義したような特定のショア硬さを有するのが好ましく、そこにはゴムのような弾力性材料のコーティング450を有することができる。
【0144】
図1に戻り、第二のロール400は、回転方向で塗布機100の後、及び塗布機ブレード300が存在する時には塗布機ブレード300の後の、どこにでも配置することができる。第二のロール400は、通常は225度〜0度の間、又は更に225度〜315度、又は更に250度〜300度の間、又は図1に示すように約270度に配置される。
【0145】
接着剤220が第二のロール400上の物品ウェブ500の上に転写された後、転写工具200は更に回転して塗布機100の位置に再度到達し、その結果加工を再び開始することができる。これは通常連続的な方法で実施される。
【図面の簡単な説明】
【0146】
【図1】本発明の印刷方法で使用される本発明の印刷設備の概略断面図である。
【図2】本明細書で使用される転写工具/塗布機ブレードの装置の概略断面拡大詳細図を示す。
【図3】本明細書で使用される転写工具/第二の工具の装置の概略断面拡大詳細図を示す。
Claims (19)
- 転写工具の表面から、少なくとも0.1N/cmの剥離強さを有する粘着性物質を、物品、一連の物品、又は物品ウェブの上に糸引きを減少させて転写する方法であって、それにより該物質と該工具の表面の接触角が作業温度で60度を超える、好ましくは80度を超えるものである方法。
- 転写工具の表面から、少なくとも0.1N/cmの剥離強さを有する粘着性物質を、物品、一連の物品、又は物品ウェブの上に糸引きを減少させて転写する方法であって、該活性物質が、
a)作業温度で2500mPa.s未満の粘度ηと、
b)60℃未満の温度範囲内において、好ましくは40℃未満の温度範囲内において又は更に30℃未満の範囲内において、10Paから10,000Paへ増加する損失弾性率G’と
を有することを特徴とする方法。 - 該粘着性物質が、
a)20℃で100,000Pa未満、好ましくは50,000Pa未満又は更に20,000Pa未満の弾性率G’と、
b)20℃で0.5を超える、好ましくは1.0を超える損失正接tanδ(G’’/G’)と、
c)20℃で35mJ/m2未満、好ましくは25mJ/m2未満の表面エネルギーσと
を有する、請求項2に記載の方法。 - 該活性物質が請求項2又は3に記載される物質である、請求項に1記載の方法。
- 該転写工具がコーティングを含む表面を有し、前記表面が作業温度で60度を超える、又は好ましくは作業温度で80度を超える該活性物質との接触角を有し、好ましくは、該コーティングがポリフッ化重合体を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 該転写工具が印刷ロールであって、該粘着性物質が前記ロール上に塗布され、該方法が好ましくは該物質を前記ロール上に連続的に塗布して物品ウェブ上に連続的に塗布する連続的な方法であり、該方法が好ましくは少なくとも20m/分、より好ましくは少なくとも100m/分、又は更に少なくとも150m/分の速度を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 該物質を、少なくとも10g/m2、好ましくは少なくとも20g/m2又は更に少なくとも40g/m2のドット上の量で塗布する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 該方法がグラビア印刷法であり、該第一のロールが該活性物質を受け入れる窪み部を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 該ロールから該物品、一連の物品、又は物品ウェブの上への該物質の転写が、該物品、一連の物品、又は物品ウェブを第二のロール上に置き、これを該粘着性物質を有する該ロールと少なくとも700N/mの力/長さで接触させることにより実施される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 該物品ウェブが伸張可能であり、出口角度が30度〜70度の間、好ましくは32度〜45度の間となるように該第二のロールの周りを回転する、請求項9に記載の方法。
- 該物質が接着剤を含み、好ましくは顔料をも含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
- 該物品が、吸収性物品又はその剥離片であり、好ましくは生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用パッド、大人用おむつ、乳幼児用おむつ、プラスター、若しくは包帯、又はそれらの剥離片である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 該転写工具、好ましくは該ロールの温度が、110℃〜175℃、好ましくは130℃〜170℃である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 該転写工具の温度が、該物品、一連の物品、又は物品ウェブの融点温度よりも高い、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 少なくとも0.1N/cmの剥離強さと、
a)作業温度で少なくとも2500mPa.s未満、又は更に作業温度で1500mPa.s未満若しくは更に1000mPa.s未満の粘度ηと、
b)60℃未満の温度範囲において、好ましくは40℃未満の温度範囲において又は更に30℃未満の温度範囲において、10Paから10,000Paへ増加する損失弾性率G’と
を有する粘着性物質を含む、吸収性物品、好ましくは生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用パッド、大人用おむつ、乳幼児用おむつ、プラスター若しくは包帯、又はそれらの構成要素。 - 該粘着性物質が、
c)20℃で100,000Pa未満、好ましくは50,000Pa未満又は更に20,000Pa未満の弾性率G’と、
d)20℃で0.5を超える、好ましくは1.0を超える損失正接tanδ(G’’/G’)と、
e)20℃で35mJ/m2未満、好ましくは25mJ/m2未満の表面エネルギーσと
を有する、請求項15に記載の吸収性物品。 - 少なくとも0.1N/cmの剥離強さと、20℃で25mJ/m2未満の表面エネルギーσとを有する粘着性物質を含む、好ましくは生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用パッド、大人用おむつ、乳幼児用おむつ、プラスター若しくは包帯、又はそれらの構成要素である吸収性物品。
- 該粘着性物質が接着剤及び好ましくは顔料を含む、請求項15又は16に記載の吸収性物品。
- ポリフッ化重合体を含む表面コーティングを有するグラビア印刷ロール。
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