JP2004523264A - 外科用のパッケージ組立体 - Google Patents
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Abstract
パッケージ組立体(10)であって、少なくとも1つのアプリケータノズル先端(16)と、このノズル先端(16)に取り付けできるように構成されたオプションの流体含有バイアル(18)を保持する。バイアル(18)に流体ディスペンス端部を設けることで、ノズル先端を用いて使用することもできるし、ノズル先端を用いないでも使用することができる。バイアル(18)とノズル先端(16)とを組み合わせて用いると、例えば医療用接着剤を創傷部位にディスペンスすることができる。図1は、ノズル先端(16)及びバイアル(18)を保持しているパッケージ組立体(10)を示す。
Description
【発明の内容の開示】
【0001】
関連出願に対するクロスリファレンス
本出願は、2000年12月11日出願の米国仮特許出願第60/254,682号に関連した§111(a)出願である。
【技術分野】
【0002】
本発明は接着剤のパッケージング及びディスペンス装置に関し、特に、外科用及び他の医療用に特に適した接着剤のパッケージング及びディスペンス装置に関する。
【背景技術】
【0003】
医療用/外科用接着剤は当分野で周知である。このような医療用接着剤の例として、局所皮膚接着剤であるDERMABOND(商標)及びシアノアクリレート接着剤であるHISTOCRYL(商標)等が挙げられる。一般に、医療用接着剤は、バイアル製品からアプリケータノズル先端を介して患者の創傷部位或いは外科部位にディスペンス即ち供給される。医療接着剤の多くは、液体シアノアクリレート調合系であり、これらの液体接着剤の多くは円筒状バイアル内にパッケージングされている。これらのバイアル製品の中には、医療用接着剤を創傷部位に供給するために有孔キャップを備えているものもある。他の接着剤バイアル製品は、創傷部位の局所に医療用接着剤を案内するためのアプリケータノズル先端を備えている。
【0004】
外科手術では、外科医が、医療用接着剤を必要とする患者の組織(創傷)の正確な形状が分からないことがよくある。従って、外科医は、1回の患者患部の外科手術中に様々な医療用接着剤を揃えるように要求するのが一般的である。これらの医療用接着剤の内或る接着剤は、接着剤バイアル製品により創傷部位に対して広く塗布するのに適している。他の医療用接着剤バイアル製品は、患者の特定の創傷部位にピンポイントでディスペンスするための特別なアプリケータノズル先端を備えている。このような一般的な外科条件では、手術現場には複数の接着剤バイアル製品があるが、このようなバイアル製品は、利用できる無菌外科現場領域を制限する。更に、接着剤バイアル製品は通常は円柱状であるため、無菌外科現場で転がり易く、非無菌領域(即ち、床)で汚染して(外科医が使用できない)しまう場合がある。別法では、前記した外科現場条件を改善するために、1つの接着剤製品(バイアル)有孔アプリケータを、様々なアプリケータノズル先端の個別パッケージと共に無菌領域に置くことができる。この解決法は妥当に思えるが、この方法を多数の接着剤バイアル製品に用いると、アプリケータノズル先端の第2のパッケージが必要となり、無菌領域が乱雑になってしまう。更に、アプリケータノズル先端は小さいため、医師が無菌領域でこれらのノズル先端を紛失する虞がある。
【0005】
従って、患者の創傷部位に医療用接着剤を広く塗布することができる1つの接着剤バイアル製品を有し、かつ/またはより正確に医療接着剤を供給するために使用前にアプリケータノズル先端を取り付けることができる接着剤バイアル製品を有する、外科用のパッケージング組立体が要望されている。更に、外科医が、接着剤バイアル製品が転がって無菌領域から出てしまうという心配をする必要のない、無菌領域に配置できる接着剤バイアル製品が要望されている。更に、普通のバイアル製品に取り付けられる標準的なアプリケータノズル先端とは異なったタイプのアプリケータノズル先端を備えることができるように、接着剤バイアル製品を容易に変更するための方法が要望されている。
【0006】
関連技術の説明
Leungによる米国特許出願第5,928,611号に、重合開始剤及び/または架橋結合開始剤を含む含浸アプリケータノズル先端が開示されている。このアプリケータノズル先端は、内部に重合開始剤及び/または架橋結合剤を保持する容器製品から取り外すことができる。アプリケータノズル先端は、容器製品内の未使用の接着剤の重合及び/または架橋結合を防止するために、使用する前に容器に取り付け、使用後に容器から取り外すことができるようになっている。初めに使用したアプリケータノズル先端を廃棄して、次の使用のために新しいアプリケータノズル先端を容器に取り付けても良い。別法では、初めに使用したノズル先端を再び容器に取り付けて再使用しても良い。
【0007】
従って、本発明の目的は、パッケージング組立体から最終組立製品を取り出す前に、その製品構成部品の最終的な組み立てが容易にできるパッケージング組立体を提供することである。
【0008】
本発明の別の目的は、接着剤を広く塗布する際に利用でき、また接着剤をより正確に供給するために使用する直前に変更することができる1つの接着剤バイアル製品を含むパッケージング組立体を提供することである。
【0009】
本発明の更に別の目的は、接着剤バイアル製品の尖った有孔キャップに取り付けるための第2のアプリケータノズル先端を提供することである。
【0010】
本発明の更に別の目的は、転がって無菌領域から出てしまう心配のない無菌領域に載置することができる接着剤バイアル製品を提供することである。
【0011】
本発明の目的はまた、取外し可能で交換可能なアプリケータノズル先端を使用することで接着剤バイアル製品を容易に変更することができるパッケージング組立体を提供することである。
【0012】
本発明の更なる目的は、接着剤バイアル製品のアプリケータ有孔キャップに第2のアプリケータノズル先端を誘導し、位置合わせし、かつ/または取り付けるために用いることができるパッケージング組立体を提供することである。
【0013】
本発明の目的はまた、アプリケータ先端ノズルの構造的強度及び剛性を高めると共にパッケージング組立体からノズル先端を取り外すのを容易にする複数の補強リブを備えたアプリケータ先端ノズルを提供することである。
【0014】
本発明の更に別の目的は、ノズル先端とそのノズル先端に取り付けられた接着剤バイアルとの間のシールを維持するための一連の内部リングを含むアプリケータノズル先端を提供することである。
【0015】
本発明の更なる別の目的は、アプリケータノズル先端と外科用接着剤バイアル製品の有孔キャップとの位置合わせを容易にする内部チャンバを含むアプリケータノズル先端を提供することである。
【0016】
本発明の要約
本発明は、上記した従来技術の欠点を解消し、前記した目的を達成するために、新しいパッケージ組立体を提供する。このパッケージ組立体は、ノズル先端を前記パッケージ組立体から取り外さなくても、流体を含むバイアルに前記アプリケータノズル先端を容易に取り付けることができるような位置に前記ノズル先端を保持するように構成されている。或る例示的な実施形態では、パッケージ組立体は、パッケージ組立体から取り外す前に、ノズル先端及びバイアルを互いに取り付けできるようにノズル先端及びバイアルの両方を保持する。ノズル先端及びバイアルが取り付けられると、この組合せ体は、医療用接着剤を含み、かつ有孔ディスペンス端部を備えたバイアル構成部品と、バイアルの有孔ディスペンス端部に取り外し可能に取り付けできる初めは空であるノズル先端構成部品を含み得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
添付の図面を用いた以下の様々な典型的な実施形態の詳細な説明から本発明の更なる目的、特徴、及び効果が明らかになるであろう。
【0018】
第1の例示的な実施形態10
図1、図3a、図3b及び図4a〜図4dを参照すると、本発明の第1の実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体/キット10が例示されている。この外科用接着剤パッケージ組立体10は、熱成形ブリスターパッケージ外側トレイ12、熱成形ブリスターパッケージ内側トレイ14、アプリケータノズル先端16、及び接着剤バイアル製品18を含む。バイアル製品18は、外科手術中に患者に用いるためのDERMABOND(商標)局所皮膚接着剤やHISTOCRYL(商標)シアノアクリレート接着剤等の外科用/医療用接着剤を含む。内側トレイ14により、そこから取り出す前に製品構成部品16及び製品構成部品18の最終的な組み立てを容易に行うことができる。更に、パッケージ組立体10は、治療部位に接着剤を広く塗布するために用いることができる1つの接着剤製品、或いは接着剤をより正確に供給するために使用直前に変更することができるノズル先端及び接着剤製品を含む。
【0019】
外側トレイ12は、外周リム20、内側トレイ14を受容するための内周レッジ22、及び内部区画24を含む(図1を参照)。内側トレイ14は、先端部28、基端部30、及び側縁32,34を有する平坦な壁面26を含む。平坦な壁面26は更に、図1に示されているように中央に位置する内部キャビティ36を含む。内部キャビティ36は、ノズルキャビティ部分38内にアプリケータノズル先端16を保持し、これとは別にバイアルキャビティ部分40内に接着剤バイアル製品18を保持できるような大きさ及び形状を有する。内側トレイ14の内部キャビティ36は、外側トレイ12の内部区画24内に受容される。内部キャビティ36はまた、所定の位置にバイアル製品18を保持するように構成された複数の保持タブ42を含む(図1を参照)。ノズル先端16及びバイアル製品18は、内部キャビティ36の近接するノズル部分38及びバイアル部分40内で長手方向の軸に沿って整合している。保持タブ42により、ノズル先端16及びバイアル製品18が、内部キャビティ36のノズル部分38及びバイアル部分40の長さに沿って移動可能に保持することができる。ノズル先端16及びバイアル製品18は、パッケージ組立体10の通常の取り扱いでは動かないが、利用者が(長手方向に或いは取り出すために)動かすことができない程強固には保持されていない。平坦な壁面26の先端部28は、外側トレイ12の内周レッジ22から内側トレイ14を持ち上げるためのリフトタブ44を含む。平坦な壁面26の側縁32及び側縁34はそれぞれ、フィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48を含み、それぞれのフィンガーグリップは、平坦な壁面26の先端部28に近接しており、互いに向き合うように配置されている。フィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48は、操作者が一方の手で内側トレイを掴み、他方の手で接着剤バイアル製品18をアプリケータノズル先端16内に挿入することができるように、操作者の指によって保持できる大きさ及び形状を有する。
【0020】
ここで図3a、図3b及び図4a〜図4dを参照すると、アプリケータノズル先端16は、円柱状の外側壁部52及び対応する斜面/傾斜した壁部54において等間隔に配置された複数の長手方向のリブ50を含む。ノズル先端16はまた、バイアル製品18内に含まれている接着剤を排出するための先端開口58を備えた円錐部分(先端部)56を含む。リブ50は、ノズル先端16の構造において2つの利点を有する。1つの利点は、図3bに示されているように、ノズル先端16を内部キャビティ36のノズル部分38内の所定の位置に保持するための追加の摩擦力を与える。第2の利点は、リブ50がノズル先端16の堅さ即ち剛性を高めることである。この追加の剛性が、バイアル製品18に取り付ける際、及び/または医療行為で組織/外科用接着剤を供給するために使用される際にノズルの不所望の変形を防止する効果がある。ノズル先端16をバイアル製品18に固定するのを更に容易にするべく、ノズル先端16は、ノズル先端16の基端部分64に近接した内側/内部壁面62に一連の内周リング60を含む(図4c及び図4dを参照)。内側の壁面62は更に、バイアル製品18をノズル先端16の基端部分64内に挿入する時に、このバイアル製品18を案内するのに役立つ面取りされた内側壁面66を含む。リング60は、ノズル先端16の内側壁面62と一体的に成形しても良いし、独立したリング(例えば、後に追加されるOリング)であっても良い。ノズル先端16をバイアル製品18に取り付けるのに加えて、リング60は、ノズル先端16に構造的な強度を付与する役割も果たす。基端部分64の内側の形状(面取りされた壁面66)は、バイアル製品18がノズル先端16の所定の位置にスナップ嵌めされ、これによりノズル先端16がバイアル製品18から外れるのを防止するようにデザインされている。使用直前にノズル先端16をバイアル製品18に取り付ける更なる利点は、保管中にノズル先端に応力がかかっていないため、材料の緩和による漏れの心配が無く、ノズル材料が確実に適合するということである。
【0021】
再び図1、図4b及び図4dを参照すると、接着剤バイアル製品18は、円筒状の容器の形態であって、有孔キャップ72を有する先端部70、容器の外壁74、内部キャビティ領域76(医療用接着剤を含むアンプルの形態)、及び基端部78を含む。有孔キャップ72により、接着剤が排出される。上記したように、外科創傷部位に微量の接着剤を供給する必要がある場合は、ノズル先端16をバイアル製品18の有孔キャップ72に取り付ける。接着剤を広く塗布するのが望ましい場合、バイアル製品からノズル先端16を取り外して、有孔キャップ72から直接接着剤を患者の創傷部位に塗布することもできる。
【0022】
パッケージ組立体10のトレイ12及びトレイ14は、医療用パッケージング或いは外科用パッケージングに対して好適なあらゆる材料から形成することができる。パッケージ組立体10のトレイ12及びトレイ14は、透明、半透明、不透明、或いはそれらの組み合わせたものを用いることができる。更に、パッケージ組立体10のトレイ12及びトレイ14は、利用者の使用及び/または接着剤材料の識別を容易にするためにグラフィック及び/または表示を含み得る。更に、パッケージ組立体10のトレイ12及びトレイ14は、熱成形或いは射出成形された一或いは複数の構成部分から形成することができる。射出成形の場合、鋳型部品のデザインの周知の制限を受け入れると、全体のデザインは図1及び図2に示されているものとはやや異なったデザインとなる。アプリケータノズル先端16及び接着剤バイアル製品18は、製品の無菌性を確保するために好適な障壁(例えばTYVEK(商標)材料から形成されるパッケージの蓋等)によってパッケージ組立体10の内側トレイ14及び外側トレイ12内に封入される。パッケージの蓋(図示せず)はこのような障壁の一例であって、外側トレイ12と組み合わせて2次パッケージと呼ぶことができる。パッケージの蓋は、外側トレイ12の外周リム20にヒートシールすることができる。この蓋に、利用者の使用及び/または接着材料の識別を容易にするためのグラフィック及び/または表示を設けることができる。
【0023】
外科用接着剤パッケージ組立体10のデザイン及び操作から、無菌現場即ち無菌領域が望ましい場合の使用に適している。図1を参照してパッケージング組立体10の操作を後述する。まず、利用者即ち操作者は、内側トレイ14を露出して自由にするべくパッケージの蓋(図示せず)を外側トレイ12の外周リム20から取り外す。これは、操作者が無菌操作領域付近にいる時に行う。次に操作者が、無菌領域内で内側トレイ14を取り出して外科用トレイ(図示せず)に移す。このステップの間、アプリケータノズル先端16及び接着剤バイアル製品18は、図1に示されているように内側トレイ14内の初めの位置に実質的に保持されたままである。内側トレイ14は円筒状でも丸い形状でもないため、無菌領域上に載置されても転がらない。次に操作者は、バイアル製品18を内側トレイ14のバイアルキャビティ部分40から取り出し、一方のノズル先端16はノズルキャビティ部分38内にそのまま残しておくことができる。次に操作者は、バイアル製品18(ノズル先端16が付いていない)を用いて有孔キャップ72から患者の創傷部位に接着剤を広く塗布することができる。より正確な微量の接着剤を手術創に塗る必要がある場合は、図4b及び図4dに示されているようにノズル先端16をバイアル製品18の有孔キャップ72に接続することができる。
【0024】
アプリケータノズル先端16をバイアル製品18の有孔キャップ72に取り付けるためには、操作者は、内側トレイ14のフィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48内に指(図示せず)を置いていから、バイアル製品18の有孔キャップ72を前に移動させて、内側トレイ14のノズルキャビティ部分38内のノズル先端16に接続する。ノズルキャビティ部分38の先端部28は、ノズル先端16を支持し、更にノズル先端の開口58の先端側のノズルキャビティ部分38内に小さな凹部38rを設けることによって開口58を保護するような形状に形成されている。ノズルキャビティ部分38は、図3a及び図4dに示されているように操作者がバイアル製品18の有孔キャップ72をノズル先端16の基端部分64内に挿入することができるように、ノズルの外面(即ち、表面52,54及び56)に沿ってアプリケータノズル先端16を支持する。更に、図4dに示されているように面取りされた内側の壁面66により、バイアル製品18の有孔キャップ72をアプリケータノズル先端16の基端部分64内に挿入する際、操作者の有孔キャップ72の案内が容易になる。
【0025】
第2の例示的な実施形態100
本発明の第2の例示的な実施形態100が図2に例示されている。図1及び図3a〜図4dを参照して説明した要素に対応する図2に例示されている要素には、対応する参照符号に100を加えた参照符号を付した。第2の実施形態100は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同様の方式で形成され操作される。
【0026】
図2を参照すると、内側トレイ114の平坦な面126が、第1の実施形態10に用いられたリフトタブ44と、フィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48を備えていない。第2の実施形態100のその他の全ての構成部品は、第1の実施形態10の構成部品と同一である。
【0027】
第3の例示的な実施形態200
本発明の第3の例示的な実施形態200が図5a及び図5bに例示されている。図1、図3a〜図4dを参照して説明した要素に対応する図5a及び図5bに示されている要素には、対応する参照符号に200を加えた参照符号を付した。第3の実施形態200は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同じ方式で形成され操作される。
【0028】
図5a及び図5bは、接着剤バイアル製品218に取り外し可能に接続することができる代替のアプリケータノズル先端216を示す図である。この実施形態200では、ノズル先端216及びバイアル製品218が従来の方式でパッケージすることができる(図示せず)。具体的には、ノズル先端216が、柔軟なコネクタ組立体280によりバイアル製品218に分離可能に接続されている。このコネクタ組立体280は、第1の端部、中央の切断ノッチ285、及び第2の端部286を備えた柔軟なヒンジ部材282を含む。柔軟なコネクタ組立体280はまた、ヒンジ部材282の第1の端部284に一体的に設けられたノズルコネクタリング288を含み、ノズル先端216の基端部264に取り付けられる。柔軟なコネクタ組立体280は更に、ヒンジ部材282の第2の端部286に一体的に設けられたバイアルコネクタリング290を含み、バイアル製品218の先端部272に取り付けられる。このバイアルコネクタリング290は、ヒンジ部材282の第2の端部286に対して直径方向反対側に位置する切断ノッチ292を含む。
【0029】
コネクタ組立体280を用いる場合は、操作者は取り付けられたノズルコネクタリング288及びノズル先端216を用いて、図5bに示されているようにノズル先端216をバイアル製品218の有孔キャップ272に接続することができる。或いは逆に、キャップ272に対してバイアル製品218を回動させて接続することもできる。コネクタ組立体280が、ノズル先端216及びバイアル製品218のそれぞれに移動可能に取り付けられているため、無菌領域においてコネクタ組立体280がバイアル製品218の転がりを防止するように作用する。操作者がアプリケータノズル先端216を用いない場合は、繋がっているノズルコネクタリング288及びノズル先端216は、切断ノッチ285でコネクタ組立体280を切断して分離し、コネクタ組立体280から完全に分離することができる。別法では、切断ノッチ292でコネクタリング290を切断して、コネクタ組立体280全体を接着剤バイアル218の先端部分270から分離することができる。コネクタ組立体280が中央の切断ノッチ285で分離される別の代替の構造では、バイアル製品218に繋がっているコネクタ組立体280の残りの部分が、無菌領域においてバイアル製品218が転がるのを防止する。図5bはまた、別の代替の構造を示す。この構造では、ノズルコネクタリング288及びノズル先端216は、ノズル先端216がバイアル製品218と整合して組み立てが迅速にできパッケージがコンパクトになるように選択された所定の形状を有する。
【0030】
第4の例示的な実施形態300
本発明の第4の例示的な実施形態300が図6a及び図6bに例示されている。図1及び図3a〜図4dを参照して説明した要素に対応する図6a及び図6bに例示されている要素には、対応する参照符号に300を加えた参照符号を付した。第4の実施形態300は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同様の方式で形成され操作される。
【0031】
実施形態300と実施形態10との大きな違いは、外側トレイ312及び内側トレイ314の大きさ、デザイン、及び構造が、外側トレイ12及び内側トレイ14と異なっている点である。具体的には、外側トレイ312は、部分的な内周レッジ322、段になった内部区画324a,324b及び324c、並びに内側トレイ314の先端部328を受容するための先端トレイレスト323を含む。内側トレイ314は、キャビティではなく開口336を含む。この開口336は、内側トレイ314から製品バイアル318を取り出す時、或いは製品バイアル318をアプリケータノズル先端316内に挿入する時にバイアル製品318へのアクセスが容易になるように、内側トレイ314の基端部330に近接して設けられている。更に内側トレイ314は、第1の実施形態10のフィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48とは形状が異なる改善されたフィンガーレスト/グリップ346及び348を含む。加えて、内側トレイ314は、その側面及び底面に大きな平坦領域327を含むため、手による組立て操作が容易且つ快適になっている。実施形態300の残りの構成部品は、第1の実施形態10の対応する部分と実質的に同一である。
【0032】
第5の例示的な実施形態400
本発明の第5の例示的な実施形態400が図7a及び図7bに例示されている。図1及び図3a〜図4dを用いて説明した要素に対応する図7a及び図7bに例示されている要素には、対応する参照符号に400を加えた参照符号を付した。第5の実施形態400は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同じ方式で形成され及び操作される。
【0033】
実施形態400と実施形態10との大きな違いは、外側トレイ412及び内側トレイ414の大きさ、形状、及び構造が外側トレイ12及び内側トレイ14と異なっている点である。更に、この外科用パッケージ組立体400は、アプリケータノズル先端416のパッケージングのみに用いられ、接着剤バイアル製品を受容するようには成形されていない。アプリケータノズル先端416は、内側トレイ414内の成形凹状キャビティ438(ノズル先端416の外形に正確に一致する)内に配置されている。更に、外側トレイ412は、成形凹状区画424(内側トレイ414の成形凹状キャビティ438に大きさ及び形状が類似)、及び外周リム420の基端部421に位置する支持部分425を含む。支持部分425は、外側トレイ412を水平に維持するように脚として機能する。
【0034】
アプリケータノズル先端416を無菌領域に移す方法は上記した方法と同様である。従って、内側トレイ414は、利用者が外側トレイ412を保持してフリップし、無菌領域に移す。
【0035】
図7a及び図7bには、内側トレイ414内に1つのノズル先端416のみが示されている。改良された実施形態では、複数のアプリケータノズル先端を、内側トレイ414の複数の凹んだキャビティ内に配置することができる。アプリケータノズル先端416をバイアル製品(図示せず)の有孔キャップに取り付けるためには、操作者が単純に製品バイアルをノズル先端416の基端部分464内に向けて前進させればよい。バイアル製品をノズル先端416に取り付けたら、操作者は、この組立体を内側トレイ414の凹状キャビティ438から取り出して使用することができる。
【0036】
第6の例示的な実施形態500
本発明の第6の例示的な実施形態500が図8a及び図8bに例示されている。図1及び図3a〜図4dを用いて説明した要素に対応する図8a及び図8bに例示されている要素は、対応する参照符号に500を加えた参照符号を付した。第6の実施形態500は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同様の方式で形成され操作される。
【0037】
図8a及び図8bを参照すると、外科用接着剤パッケージング組立体500は、基端部503及び先端部504を有する3つのローブから成るハウジング502を含む。この3ローブハウジング502は、3つの長手方向のカンチレバー部分505を含む。これらの部分505は、3ローブハウジング502の長手方向の軸に沿ってアプリケータノズル先端516及び接着材バイアル製品518を弾性的に受容して整合させる働きをする。3つのカンチレバー部分505(3つの平坦な表面)により、無菌領域の面に配置された時に3ローブハウジング502が転がるのを防止するようにデザインされた不規則な外形506が形成されている。転がるのを防止する他の形状のデザインも本発明の範囲内であることに留意されたい。
【0038】
3ローブハウジング502の先端部504は、アプリケータノズル先端516を受容するためのノズルキャビティ部分538を含む。ノズルキャビティ部分538の大きさ及び形状は、ノズル先端516を取り外し可能に受容できるように選択される。ノズルキャビティ部分538はまた、複数の***したタブ539を含み得る。複数の***したタブ539を含む場合、ノズル先端516を所定の位置に保持するための所望の保持力がノズルキャビティ部分538に付与される。これについて、ノズル先端516は偶然に外れないような十分な力で所定の位置に保持されるが、以降に説明する取り付け工程の後、図8aに示されているようなアプリケータノズル先端516と製品バイアル518との組立体を取り外しできない程強固には保持されない。上記した取り付け工程に従って、アプリケータノズル先端516が、接着剤バイアル製品518の挿入の前に、3ローブハウジング502のノズルキャビティ部分538内に挿入される。3ローブハウジング502の基端部503は、接着剤バイアル製品518を受容するためのバイアル区画部分540を含む。バイアル区画部分540の大きさ及び形状は、操作者が使用する前にバイアル製品518を所定の位置に取り外し可能に受容できるように選択される。
【0039】
パッケージング組立体500の3ローブハウジング502は、従来の成形装置及び工程を用いて様々な好適なポリマーから成形することができる。2次パッケージ組立体を例えばTYVEK(商標)から成るパウチ等にして、アプリケータノズル先端516及び接着剤バイアル製品518を、この2次パッケージ組立体内に別々の部品として設けることができる。他の実施形態と同様に、あらゆる2次パッケージング(例えばTYVEK(商標)パウチ)の内側の構成部品516及び構成部品518を滅菌して、無菌領域内で用いられる時に汚染の問題が起こらないようにする。使用する場合、医療操作者は、2次パッケージング組立体(図示せず)を開けて、ノズル先端516及びバイアル製品518の構成部品を無菌操作領域内のMayoスタンド(図示せず)に移す。無菌領域に移したら、別の医療操作者がバイアル製品518の先端部570の有孔キャップ572にアプリケータノズル先端516を取り付けて或いは取り付けないで、接着剤バイアル製品518を取り出して使用することができる。ノズル先端516を接着剤バイアル製品518の先端部570に取り付けるためには、医療操作者は、バイアル製品518をノズル先端516内に確実に接続されるまでノズル先端516の基端部分564に対して押す。次にバイアル製品518をそこに確実に接続されたアプリケータノズル先端516と共に取り外して使用することができる。
【0040】
第7の例示的な実施形態600
本発明の第7の例示的な実施形態600が図9a〜図9cに例示されている。図1及び図3a〜図4dを用いて説明した要素に対応する図9a〜図9cに例示されている要素には、対応する参照符号に600を加えた参照符号を付した。第7の実施形態600は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同じ方式で形成され操作される。
【0041】
図9a〜図9cを参照すると、多くの点で実施形態500に類似したこの実施形態は、外科用接着剤パッケージング組立体600からアプリケータノズル先端616と接着剤バイアル製品618との組立体を取り外すし易いように構成された全体的な構造を含む。具体的には、外科用接着剤パッケージング組立体600は、基端部603及び先端部604を有する組立体ハウジング602を含む。ハウジング602には、無菌領域の平坦な面に配置された時に転がらないように構成された外壁606が設けられている。
【0042】
ハウジング602の先端部604は、アプリケータノズル先端616を受容するためのノズルキャビティ部分638を含む。このノズルキャビティ部分638の大きさ及び形状は、ノズル先端616を取り外し可能に受容できるように選択される。ノズルキャビティ部分638はまた、複数の***したタブ639を含み得る。複数の***したタブ639を含む場合、ノズル先端616を所定の位置に保持するための所望の保持力がノズルキャビティ部分638に付与される。具体的には、ノズル先端616が偶然に外れないような十分な力で所定の位置に保持されるが、後述する取り付け工程の後、図9a〜図9cに示されているようなアプリケータノズル先端616とバイアル製品618との組立体を取り外しできない程強固には保持されない。上記した取り付け工程に従って、アプリケータノズル先端616が、接着剤バイアル製品618の挿入の前に、ハウジング602のノズルキャビティ部分638内に挿入される。
【0043】
ハウジング602の基端部603は、接着剤バイアル製品618を受容するためのカンチレバーバイアル保持部材607を含む。バイアル保持部材607の幅は、ノズル先端616の直径及びバイアル製品618の直径よりも小さくなるように選択され、操作者が意図的に外そうとしない限りノズル先端616及びバイアル製品618が外れないようになっている。バイアル保持部材607は、そこに保持されているバイアル製品618及び/またはノズル先端616の保持を緩めるために用いられるウィング部材608を含む。操作者がウィング部材608に圧力を加えると、ノズル先端616を備えている或いは備えていないバイアル製品618の取り外しが容易になる。
【0044】
ノズルキャビティ部分638及びバイアル保持部材607はまた、図9aに示されているようにハウジング602の長手方向の軸に沿ってノズル先端616及びバイアル製品618が整合するように受容する。バイアル保持部材607は、図9bに示されているようにハウジング602の後部壁609に一体的かつ同軸的に取り付けられている。無菌領域に配置するため、かつ/またはノズル先端616をバイアル製品618の孔の開いたキャップ672に取り付けるための本実施形態600の一般的な操作方法は、図8a及び図8bの実施形態500と殆ど同一である。
【0045】
第8の例示的な実施形態700
本発明の第8の例示的な実施形態700が図10a〜図10dに例示されている。図1及び図3a〜図4dを参照して説明した要素に対応する図10a〜図10dに例示されている要素には、対応する参照符号に700を加えた参照符号を付した。第8の実施形態は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同様の方式で形成され操作される。
【0046】
図10a〜図10dを参照すると、多くの点で実施形態400に類似し、実施形態500及び実施形態600の或る特徴を含む本実施形態700が例示されている。本実施形態700は、特に接着剤バイアル製品718無しでアプリケータノズル先端716を保持するのに適している。他の実施形態と同様に、このパッケージング組立体700は滅菌され、同様に2次パッケージ組立体(即ち、追加のノズル先端及び/または接着剤等を含むバイアル製品を有する)内にパッケージングされるようになっている。
【0047】
パッケージング組立体700は、上端部703(基端側)及び下端部704(先端側)を有する先細の立方体形のハウジング702も含む。ハウジング702は、組立体ハウジング702が無菌領域の平坦な面に配置された時に転がらないように選択された外周形状706を有する。ハウジング702は更に、アプリケータノズル先端716がノズルキャビティ部分738の長手方向の軸に沿って整合するように、図10b及び図10cに示されているようなハウジング702の下端部(先端側)704に向かって延びた中央に位置するノズルキャビティ部分738を含む。ノズルキャビティ部分738の大きさ及び形状は、アプリケータノズル先端716を取り外し可能に受容できるように選択される。ノズルキャビティ部分738は更に、アプリケータノズル先端716を所定の位置に保持するための所望の保持力を付与するように構成された垂直方向に延びた複数の***タブ739を含む。具体的には、ノズル先端716が偶然に外れないような十分な力で所定の位置に保持されるが、後述する取り付け工程の後、図10cに示されているようなアプリケータノズル先端716とバイアル製品718との組立体を取り外すことができない程強固には保持されない。パッケージング組立体700を使用する際に、ハウジング702は、凹状の側面706cの何れか1つを下にして平坦な面に配置することもできるし、ハウジング組立体702の下端部704を下にして平坦な面に対して垂直に配置することもできることを理解されたい。
【0048】
上記したように、パッケージング組立体700は、1つのアプリケータノズル先端716を所定の位置に保持するためだけに設計されている。上記した取り付け手順に従って、必要な時にパッケージング組立体700(ノズル先端716が既に装着されている)を2次パッケージング組立体から取り出す。接着剤バイアル製品718は、別のパッケージング組立体から用意してある。次に操作者が、バイアル製品718の先端部770を保持し、バイアル製品718の先端部770の有孔キャップ772を、図10a及び図10dに示されているようにノズル先端716がバイアル製品718に接続されるまでハウジング702の上端部(基端側)703内に挿入する。バイアル製品718がノズル先端716に確実に取り付けられたら、バイアル製品718とノズル先端716との組立体をパッケージング組立体700から取り出して使用することができる。
【0049】
ここに開示した実施形態は単に例示目的であって当業者であれば本発明の概念及び範囲から逸脱することなくで様々な改良及び改変が可能であることを理解されたい。このような全ての改良及び改変は添付の請求の範囲によって規定される本発明の範囲内であると理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の第1の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の組立分解斜視図である。
【図2】本発明の第2の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の組立分解斜視図である。
【図3a】図1及び図2に例示されているパッケージ組立体に用いられるアプリケータノズル先端の前方からの斜視図である。
【図3b】接着剤パッケージ内のキャビティ内に配置されているノズル先端を示す、図3aの線3b‐3bに沿った断面を矢印の方向から見た図3aのアプリケータノズル先端の断面図である。
【図4a】図3aのアプリケータノズル先端の先端方向からの端面図である。
【図4b】図1及び図2のバイアル製品に取り付けられたアプリケータノズル先端の側面図である。
【図4c】図4aの線4c‐4cに沿った断面を矢印の方向から見た図4aのアプリケータノズル先端の断面図である。
【図4d】図4aの線4c‐4cに沿った断面を矢印の方向から見た図4aのアプリケータノズル先端及びバイアル製品の断面図である。
【図5a】本発明の第3の例示的な実施形態に従って形成された代替の取り外し可能なアプリケータノズル先端及びそれに接続されているバイアル製品の斜視図である。
【図5b】アプリケータノズル先端がバイアル製品の先端部に取り付けられる直前の状態であることを除くと図5aに類似した斜視図である。
【図6a】本発明の第4の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の上からの斜視図である。
【図6b】図6aの外科用接着剤パッケージの組立分解斜視図である。
【図7a】1つのノズル先端のみが受容されている本発明の第5の例示的な実施形態に従って形成されたパッケージ組立体の平面図である。
【図7b】図7aの線7b‐7bに沿った断面を矢印の方向から見た図7aのパッケージ組立体及びノズル先端の断面図である。
【図8a】本発明の第6の実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の平面図である。
【図8b】3ローブ構造を示す図8aの外科用接着剤パッケージ組立体の後方からの斜視図である。
【図9a】本発明の第7の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の前方からの斜視図である。
【図9b】図9aの外科用接着剤パッケージ組立体の後方からの斜視図である。
【図9c】図9bの外科用接着剤パッケージ組立体の後方からの組立分解斜視図である。
【図10a】本発明の第8の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の上方からの組立分解斜視図である。
【図10b】アプリケータノズルが予備装着された図10aのパッケージ組立体の平面図である。
【図10c】図10bの線10c‐10cに沿った断面を矢印の方向から見たノズル先端を含まない図10bのパッケージ組立体の断面図である。
【図10d】操作方法を例示する図10aのパッケージ組立体の上方からの斜視図である。
【0001】
関連出願に対するクロスリファレンス
本出願は、2000年12月11日出願の米国仮特許出願第60/254,682号に関連した§111(a)出願である。
【技術分野】
【0002】
本発明は接着剤のパッケージング及びディスペンス装置に関し、特に、外科用及び他の医療用に特に適した接着剤のパッケージング及びディスペンス装置に関する。
【背景技術】
【0003】
医療用/外科用接着剤は当分野で周知である。このような医療用接着剤の例として、局所皮膚接着剤であるDERMABOND(商標)及びシアノアクリレート接着剤であるHISTOCRYL(商標)等が挙げられる。一般に、医療用接着剤は、バイアル製品からアプリケータノズル先端を介して患者の創傷部位或いは外科部位にディスペンス即ち供給される。医療接着剤の多くは、液体シアノアクリレート調合系であり、これらの液体接着剤の多くは円筒状バイアル内にパッケージングされている。これらのバイアル製品の中には、医療用接着剤を創傷部位に供給するために有孔キャップを備えているものもある。他の接着剤バイアル製品は、創傷部位の局所に医療用接着剤を案内するためのアプリケータノズル先端を備えている。
【0004】
外科手術では、外科医が、医療用接着剤を必要とする患者の組織(創傷)の正確な形状が分からないことがよくある。従って、外科医は、1回の患者患部の外科手術中に様々な医療用接着剤を揃えるように要求するのが一般的である。これらの医療用接着剤の内或る接着剤は、接着剤バイアル製品により創傷部位に対して広く塗布するのに適している。他の医療用接着剤バイアル製品は、患者の特定の創傷部位にピンポイントでディスペンスするための特別なアプリケータノズル先端を備えている。このような一般的な外科条件では、手術現場には複数の接着剤バイアル製品があるが、このようなバイアル製品は、利用できる無菌外科現場領域を制限する。更に、接着剤バイアル製品は通常は円柱状であるため、無菌外科現場で転がり易く、非無菌領域(即ち、床)で汚染して(外科医が使用できない)しまう場合がある。別法では、前記した外科現場条件を改善するために、1つの接着剤製品(バイアル)有孔アプリケータを、様々なアプリケータノズル先端の個別パッケージと共に無菌領域に置くことができる。この解決法は妥当に思えるが、この方法を多数の接着剤バイアル製品に用いると、アプリケータノズル先端の第2のパッケージが必要となり、無菌領域が乱雑になってしまう。更に、アプリケータノズル先端は小さいため、医師が無菌領域でこれらのノズル先端を紛失する虞がある。
【0005】
従って、患者の創傷部位に医療用接着剤を広く塗布することができる1つの接着剤バイアル製品を有し、かつ/またはより正確に医療接着剤を供給するために使用前にアプリケータノズル先端を取り付けることができる接着剤バイアル製品を有する、外科用のパッケージング組立体が要望されている。更に、外科医が、接着剤バイアル製品が転がって無菌領域から出てしまうという心配をする必要のない、無菌領域に配置できる接着剤バイアル製品が要望されている。更に、普通のバイアル製品に取り付けられる標準的なアプリケータノズル先端とは異なったタイプのアプリケータノズル先端を備えることができるように、接着剤バイアル製品を容易に変更するための方法が要望されている。
【0006】
関連技術の説明
Leungによる米国特許出願第5,928,611号に、重合開始剤及び/または架橋結合開始剤を含む含浸アプリケータノズル先端が開示されている。このアプリケータノズル先端は、内部に重合開始剤及び/または架橋結合剤を保持する容器製品から取り外すことができる。アプリケータノズル先端は、容器製品内の未使用の接着剤の重合及び/または架橋結合を防止するために、使用する前に容器に取り付け、使用後に容器から取り外すことができるようになっている。初めに使用したアプリケータノズル先端を廃棄して、次の使用のために新しいアプリケータノズル先端を容器に取り付けても良い。別法では、初めに使用したノズル先端を再び容器に取り付けて再使用しても良い。
【0007】
従って、本発明の目的は、パッケージング組立体から最終組立製品を取り出す前に、その製品構成部品の最終的な組み立てが容易にできるパッケージング組立体を提供することである。
【0008】
本発明の別の目的は、接着剤を広く塗布する際に利用でき、また接着剤をより正確に供給するために使用する直前に変更することができる1つの接着剤バイアル製品を含むパッケージング組立体を提供することである。
【0009】
本発明の更に別の目的は、接着剤バイアル製品の尖った有孔キャップに取り付けるための第2のアプリケータノズル先端を提供することである。
【0010】
本発明の更に別の目的は、転がって無菌領域から出てしまう心配のない無菌領域に載置することができる接着剤バイアル製品を提供することである。
【0011】
本発明の目的はまた、取外し可能で交換可能なアプリケータノズル先端を使用することで接着剤バイアル製品を容易に変更することができるパッケージング組立体を提供することである。
【0012】
本発明の更なる目的は、接着剤バイアル製品のアプリケータ有孔キャップに第2のアプリケータノズル先端を誘導し、位置合わせし、かつ/または取り付けるために用いることができるパッケージング組立体を提供することである。
【0013】
本発明の目的はまた、アプリケータ先端ノズルの構造的強度及び剛性を高めると共にパッケージング組立体からノズル先端を取り外すのを容易にする複数の補強リブを備えたアプリケータ先端ノズルを提供することである。
【0014】
本発明の更に別の目的は、ノズル先端とそのノズル先端に取り付けられた接着剤バイアルとの間のシールを維持するための一連の内部リングを含むアプリケータノズル先端を提供することである。
【0015】
本発明の更なる別の目的は、アプリケータノズル先端と外科用接着剤バイアル製品の有孔キャップとの位置合わせを容易にする内部チャンバを含むアプリケータノズル先端を提供することである。
【0016】
本発明の要約
本発明は、上記した従来技術の欠点を解消し、前記した目的を達成するために、新しいパッケージ組立体を提供する。このパッケージ組立体は、ノズル先端を前記パッケージ組立体から取り外さなくても、流体を含むバイアルに前記アプリケータノズル先端を容易に取り付けることができるような位置に前記ノズル先端を保持するように構成されている。或る例示的な実施形態では、パッケージ組立体は、パッケージ組立体から取り外す前に、ノズル先端及びバイアルを互いに取り付けできるようにノズル先端及びバイアルの両方を保持する。ノズル先端及びバイアルが取り付けられると、この組合せ体は、医療用接着剤を含み、かつ有孔ディスペンス端部を備えたバイアル構成部品と、バイアルの有孔ディスペンス端部に取り外し可能に取り付けできる初めは空であるノズル先端構成部品を含み得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
添付の図面を用いた以下の様々な典型的な実施形態の詳細な説明から本発明の更なる目的、特徴、及び効果が明らかになるであろう。
【0018】
第1の例示的な実施形態10
図1、図3a、図3b及び図4a〜図4dを参照すると、本発明の第1の実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体/キット10が例示されている。この外科用接着剤パッケージ組立体10は、熱成形ブリスターパッケージ外側トレイ12、熱成形ブリスターパッケージ内側トレイ14、アプリケータノズル先端16、及び接着剤バイアル製品18を含む。バイアル製品18は、外科手術中に患者に用いるためのDERMABOND(商標)局所皮膚接着剤やHISTOCRYL(商標)シアノアクリレート接着剤等の外科用/医療用接着剤を含む。内側トレイ14により、そこから取り出す前に製品構成部品16及び製品構成部品18の最終的な組み立てを容易に行うことができる。更に、パッケージ組立体10は、治療部位に接着剤を広く塗布するために用いることができる1つの接着剤製品、或いは接着剤をより正確に供給するために使用直前に変更することができるノズル先端及び接着剤製品を含む。
【0019】
外側トレイ12は、外周リム20、内側トレイ14を受容するための内周レッジ22、及び内部区画24を含む(図1を参照)。内側トレイ14は、先端部28、基端部30、及び側縁32,34を有する平坦な壁面26を含む。平坦な壁面26は更に、図1に示されているように中央に位置する内部キャビティ36を含む。内部キャビティ36は、ノズルキャビティ部分38内にアプリケータノズル先端16を保持し、これとは別にバイアルキャビティ部分40内に接着剤バイアル製品18を保持できるような大きさ及び形状を有する。内側トレイ14の内部キャビティ36は、外側トレイ12の内部区画24内に受容される。内部キャビティ36はまた、所定の位置にバイアル製品18を保持するように構成された複数の保持タブ42を含む(図1を参照)。ノズル先端16及びバイアル製品18は、内部キャビティ36の近接するノズル部分38及びバイアル部分40内で長手方向の軸に沿って整合している。保持タブ42により、ノズル先端16及びバイアル製品18が、内部キャビティ36のノズル部分38及びバイアル部分40の長さに沿って移動可能に保持することができる。ノズル先端16及びバイアル製品18は、パッケージ組立体10の通常の取り扱いでは動かないが、利用者が(長手方向に或いは取り出すために)動かすことができない程強固には保持されていない。平坦な壁面26の先端部28は、外側トレイ12の内周レッジ22から内側トレイ14を持ち上げるためのリフトタブ44を含む。平坦な壁面26の側縁32及び側縁34はそれぞれ、フィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48を含み、それぞれのフィンガーグリップは、平坦な壁面26の先端部28に近接しており、互いに向き合うように配置されている。フィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48は、操作者が一方の手で内側トレイを掴み、他方の手で接着剤バイアル製品18をアプリケータノズル先端16内に挿入することができるように、操作者の指によって保持できる大きさ及び形状を有する。
【0020】
ここで図3a、図3b及び図4a〜図4dを参照すると、アプリケータノズル先端16は、円柱状の外側壁部52及び対応する斜面/傾斜した壁部54において等間隔に配置された複数の長手方向のリブ50を含む。ノズル先端16はまた、バイアル製品18内に含まれている接着剤を排出するための先端開口58を備えた円錐部分(先端部)56を含む。リブ50は、ノズル先端16の構造において2つの利点を有する。1つの利点は、図3bに示されているように、ノズル先端16を内部キャビティ36のノズル部分38内の所定の位置に保持するための追加の摩擦力を与える。第2の利点は、リブ50がノズル先端16の堅さ即ち剛性を高めることである。この追加の剛性が、バイアル製品18に取り付ける際、及び/または医療行為で組織/外科用接着剤を供給するために使用される際にノズルの不所望の変形を防止する効果がある。ノズル先端16をバイアル製品18に固定するのを更に容易にするべく、ノズル先端16は、ノズル先端16の基端部分64に近接した内側/内部壁面62に一連の内周リング60を含む(図4c及び図4dを参照)。内側の壁面62は更に、バイアル製品18をノズル先端16の基端部分64内に挿入する時に、このバイアル製品18を案内するのに役立つ面取りされた内側壁面66を含む。リング60は、ノズル先端16の内側壁面62と一体的に成形しても良いし、独立したリング(例えば、後に追加されるOリング)であっても良い。ノズル先端16をバイアル製品18に取り付けるのに加えて、リング60は、ノズル先端16に構造的な強度を付与する役割も果たす。基端部分64の内側の形状(面取りされた壁面66)は、バイアル製品18がノズル先端16の所定の位置にスナップ嵌めされ、これによりノズル先端16がバイアル製品18から外れるのを防止するようにデザインされている。使用直前にノズル先端16をバイアル製品18に取り付ける更なる利点は、保管中にノズル先端に応力がかかっていないため、材料の緩和による漏れの心配が無く、ノズル材料が確実に適合するということである。
【0021】
再び図1、図4b及び図4dを参照すると、接着剤バイアル製品18は、円筒状の容器の形態であって、有孔キャップ72を有する先端部70、容器の外壁74、内部キャビティ領域76(医療用接着剤を含むアンプルの形態)、及び基端部78を含む。有孔キャップ72により、接着剤が排出される。上記したように、外科創傷部位に微量の接着剤を供給する必要がある場合は、ノズル先端16をバイアル製品18の有孔キャップ72に取り付ける。接着剤を広く塗布するのが望ましい場合、バイアル製品からノズル先端16を取り外して、有孔キャップ72から直接接着剤を患者の創傷部位に塗布することもできる。
【0022】
パッケージ組立体10のトレイ12及びトレイ14は、医療用パッケージング或いは外科用パッケージングに対して好適なあらゆる材料から形成することができる。パッケージ組立体10のトレイ12及びトレイ14は、透明、半透明、不透明、或いはそれらの組み合わせたものを用いることができる。更に、パッケージ組立体10のトレイ12及びトレイ14は、利用者の使用及び/または接着剤材料の識別を容易にするためにグラフィック及び/または表示を含み得る。更に、パッケージ組立体10のトレイ12及びトレイ14は、熱成形或いは射出成形された一或いは複数の構成部分から形成することができる。射出成形の場合、鋳型部品のデザインの周知の制限を受け入れると、全体のデザインは図1及び図2に示されているものとはやや異なったデザインとなる。アプリケータノズル先端16及び接着剤バイアル製品18は、製品の無菌性を確保するために好適な障壁(例えばTYVEK(商標)材料から形成されるパッケージの蓋等)によってパッケージ組立体10の内側トレイ14及び外側トレイ12内に封入される。パッケージの蓋(図示せず)はこのような障壁の一例であって、外側トレイ12と組み合わせて2次パッケージと呼ぶことができる。パッケージの蓋は、外側トレイ12の外周リム20にヒートシールすることができる。この蓋に、利用者の使用及び/または接着材料の識別を容易にするためのグラフィック及び/または表示を設けることができる。
【0023】
外科用接着剤パッケージ組立体10のデザイン及び操作から、無菌現場即ち無菌領域が望ましい場合の使用に適している。図1を参照してパッケージング組立体10の操作を後述する。まず、利用者即ち操作者は、内側トレイ14を露出して自由にするべくパッケージの蓋(図示せず)を外側トレイ12の外周リム20から取り外す。これは、操作者が無菌操作領域付近にいる時に行う。次に操作者が、無菌領域内で内側トレイ14を取り出して外科用トレイ(図示せず)に移す。このステップの間、アプリケータノズル先端16及び接着剤バイアル製品18は、図1に示されているように内側トレイ14内の初めの位置に実質的に保持されたままである。内側トレイ14は円筒状でも丸い形状でもないため、無菌領域上に載置されても転がらない。次に操作者は、バイアル製品18を内側トレイ14のバイアルキャビティ部分40から取り出し、一方のノズル先端16はノズルキャビティ部分38内にそのまま残しておくことができる。次に操作者は、バイアル製品18(ノズル先端16が付いていない)を用いて有孔キャップ72から患者の創傷部位に接着剤を広く塗布することができる。より正確な微量の接着剤を手術創に塗る必要がある場合は、図4b及び図4dに示されているようにノズル先端16をバイアル製品18の有孔キャップ72に接続することができる。
【0024】
アプリケータノズル先端16をバイアル製品18の有孔キャップ72に取り付けるためには、操作者は、内側トレイ14のフィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48内に指(図示せず)を置いていから、バイアル製品18の有孔キャップ72を前に移動させて、内側トレイ14のノズルキャビティ部分38内のノズル先端16に接続する。ノズルキャビティ部分38の先端部28は、ノズル先端16を支持し、更にノズル先端の開口58の先端側のノズルキャビティ部分38内に小さな凹部38rを設けることによって開口58を保護するような形状に形成されている。ノズルキャビティ部分38は、図3a及び図4dに示されているように操作者がバイアル製品18の有孔キャップ72をノズル先端16の基端部分64内に挿入することができるように、ノズルの外面(即ち、表面52,54及び56)に沿ってアプリケータノズル先端16を支持する。更に、図4dに示されているように面取りされた内側の壁面66により、バイアル製品18の有孔キャップ72をアプリケータノズル先端16の基端部分64内に挿入する際、操作者の有孔キャップ72の案内が容易になる。
【0025】
第2の例示的な実施形態100
本発明の第2の例示的な実施形態100が図2に例示されている。図1及び図3a〜図4dを参照して説明した要素に対応する図2に例示されている要素には、対応する参照符号に100を加えた参照符号を付した。第2の実施形態100は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同様の方式で形成され操作される。
【0026】
図2を参照すると、内側トレイ114の平坦な面126が、第1の実施形態10に用いられたリフトタブ44と、フィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48を備えていない。第2の実施形態100のその他の全ての構成部品は、第1の実施形態10の構成部品と同一である。
【0027】
第3の例示的な実施形態200
本発明の第3の例示的な実施形態200が図5a及び図5bに例示されている。図1、図3a〜図4dを参照して説明した要素に対応する図5a及び図5bに示されている要素には、対応する参照符号に200を加えた参照符号を付した。第3の実施形態200は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同じ方式で形成され操作される。
【0028】
図5a及び図5bは、接着剤バイアル製品218に取り外し可能に接続することができる代替のアプリケータノズル先端216を示す図である。この実施形態200では、ノズル先端216及びバイアル製品218が従来の方式でパッケージすることができる(図示せず)。具体的には、ノズル先端216が、柔軟なコネクタ組立体280によりバイアル製品218に分離可能に接続されている。このコネクタ組立体280は、第1の端部、中央の切断ノッチ285、及び第2の端部286を備えた柔軟なヒンジ部材282を含む。柔軟なコネクタ組立体280はまた、ヒンジ部材282の第1の端部284に一体的に設けられたノズルコネクタリング288を含み、ノズル先端216の基端部264に取り付けられる。柔軟なコネクタ組立体280は更に、ヒンジ部材282の第2の端部286に一体的に設けられたバイアルコネクタリング290を含み、バイアル製品218の先端部272に取り付けられる。このバイアルコネクタリング290は、ヒンジ部材282の第2の端部286に対して直径方向反対側に位置する切断ノッチ292を含む。
【0029】
コネクタ組立体280を用いる場合は、操作者は取り付けられたノズルコネクタリング288及びノズル先端216を用いて、図5bに示されているようにノズル先端216をバイアル製品218の有孔キャップ272に接続することができる。或いは逆に、キャップ272に対してバイアル製品218を回動させて接続することもできる。コネクタ組立体280が、ノズル先端216及びバイアル製品218のそれぞれに移動可能に取り付けられているため、無菌領域においてコネクタ組立体280がバイアル製品218の転がりを防止するように作用する。操作者がアプリケータノズル先端216を用いない場合は、繋がっているノズルコネクタリング288及びノズル先端216は、切断ノッチ285でコネクタ組立体280を切断して分離し、コネクタ組立体280から完全に分離することができる。別法では、切断ノッチ292でコネクタリング290を切断して、コネクタ組立体280全体を接着剤バイアル218の先端部分270から分離することができる。コネクタ組立体280が中央の切断ノッチ285で分離される別の代替の構造では、バイアル製品218に繋がっているコネクタ組立体280の残りの部分が、無菌領域においてバイアル製品218が転がるのを防止する。図5bはまた、別の代替の構造を示す。この構造では、ノズルコネクタリング288及びノズル先端216は、ノズル先端216がバイアル製品218と整合して組み立てが迅速にできパッケージがコンパクトになるように選択された所定の形状を有する。
【0030】
第4の例示的な実施形態300
本発明の第4の例示的な実施形態300が図6a及び図6bに例示されている。図1及び図3a〜図4dを参照して説明した要素に対応する図6a及び図6bに例示されている要素には、対応する参照符号に300を加えた参照符号を付した。第4の実施形態300は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同様の方式で形成され操作される。
【0031】
実施形態300と実施形態10との大きな違いは、外側トレイ312及び内側トレイ314の大きさ、デザイン、及び構造が、外側トレイ12及び内側トレイ14と異なっている点である。具体的には、外側トレイ312は、部分的な内周レッジ322、段になった内部区画324a,324b及び324c、並びに内側トレイ314の先端部328を受容するための先端トレイレスト323を含む。内側トレイ314は、キャビティではなく開口336を含む。この開口336は、内側トレイ314から製品バイアル318を取り出す時、或いは製品バイアル318をアプリケータノズル先端316内に挿入する時にバイアル製品318へのアクセスが容易になるように、内側トレイ314の基端部330に近接して設けられている。更に内側トレイ314は、第1の実施形態10のフィンガーグリップ46及びフィンガーグリップ48とは形状が異なる改善されたフィンガーレスト/グリップ346及び348を含む。加えて、内側トレイ314は、その側面及び底面に大きな平坦領域327を含むため、手による組立て操作が容易且つ快適になっている。実施形態300の残りの構成部品は、第1の実施形態10の対応する部分と実質的に同一である。
【0032】
第5の例示的な実施形態400
本発明の第5の例示的な実施形態400が図7a及び図7bに例示されている。図1及び図3a〜図4dを用いて説明した要素に対応する図7a及び図7bに例示されている要素には、対応する参照符号に400を加えた参照符号を付した。第5の実施形態400は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同じ方式で形成され及び操作される。
【0033】
実施形態400と実施形態10との大きな違いは、外側トレイ412及び内側トレイ414の大きさ、形状、及び構造が外側トレイ12及び内側トレイ14と異なっている点である。更に、この外科用パッケージ組立体400は、アプリケータノズル先端416のパッケージングのみに用いられ、接着剤バイアル製品を受容するようには成形されていない。アプリケータノズル先端416は、内側トレイ414内の成形凹状キャビティ438(ノズル先端416の外形に正確に一致する)内に配置されている。更に、外側トレイ412は、成形凹状区画424(内側トレイ414の成形凹状キャビティ438に大きさ及び形状が類似)、及び外周リム420の基端部421に位置する支持部分425を含む。支持部分425は、外側トレイ412を水平に維持するように脚として機能する。
【0034】
アプリケータノズル先端416を無菌領域に移す方法は上記した方法と同様である。従って、内側トレイ414は、利用者が外側トレイ412を保持してフリップし、無菌領域に移す。
【0035】
図7a及び図7bには、内側トレイ414内に1つのノズル先端416のみが示されている。改良された実施形態では、複数のアプリケータノズル先端を、内側トレイ414の複数の凹んだキャビティ内に配置することができる。アプリケータノズル先端416をバイアル製品(図示せず)の有孔キャップに取り付けるためには、操作者が単純に製品バイアルをノズル先端416の基端部分464内に向けて前進させればよい。バイアル製品をノズル先端416に取り付けたら、操作者は、この組立体を内側トレイ414の凹状キャビティ438から取り出して使用することができる。
【0036】
第6の例示的な実施形態500
本発明の第6の例示的な実施形態500が図8a及び図8bに例示されている。図1及び図3a〜図4dを用いて説明した要素に対応する図8a及び図8bに例示されている要素は、対応する参照符号に500を加えた参照符号を付した。第6の実施形態500は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同様の方式で形成され操作される。
【0037】
図8a及び図8bを参照すると、外科用接着剤パッケージング組立体500は、基端部503及び先端部504を有する3つのローブから成るハウジング502を含む。この3ローブハウジング502は、3つの長手方向のカンチレバー部分505を含む。これらの部分505は、3ローブハウジング502の長手方向の軸に沿ってアプリケータノズル先端516及び接着材バイアル製品518を弾性的に受容して整合させる働きをする。3つのカンチレバー部分505(3つの平坦な表面)により、無菌領域の面に配置された時に3ローブハウジング502が転がるのを防止するようにデザインされた不規則な外形506が形成されている。転がるのを防止する他の形状のデザインも本発明の範囲内であることに留意されたい。
【0038】
3ローブハウジング502の先端部504は、アプリケータノズル先端516を受容するためのノズルキャビティ部分538を含む。ノズルキャビティ部分538の大きさ及び形状は、ノズル先端516を取り外し可能に受容できるように選択される。ノズルキャビティ部分538はまた、複数の***したタブ539を含み得る。複数の***したタブ539を含む場合、ノズル先端516を所定の位置に保持するための所望の保持力がノズルキャビティ部分538に付与される。これについて、ノズル先端516は偶然に外れないような十分な力で所定の位置に保持されるが、以降に説明する取り付け工程の後、図8aに示されているようなアプリケータノズル先端516と製品バイアル518との組立体を取り外しできない程強固には保持されない。上記した取り付け工程に従って、アプリケータノズル先端516が、接着剤バイアル製品518の挿入の前に、3ローブハウジング502のノズルキャビティ部分538内に挿入される。3ローブハウジング502の基端部503は、接着剤バイアル製品518を受容するためのバイアル区画部分540を含む。バイアル区画部分540の大きさ及び形状は、操作者が使用する前にバイアル製品518を所定の位置に取り外し可能に受容できるように選択される。
【0039】
パッケージング組立体500の3ローブハウジング502は、従来の成形装置及び工程を用いて様々な好適なポリマーから成形することができる。2次パッケージ組立体を例えばTYVEK(商標)から成るパウチ等にして、アプリケータノズル先端516及び接着剤バイアル製品518を、この2次パッケージ組立体内に別々の部品として設けることができる。他の実施形態と同様に、あらゆる2次パッケージング(例えばTYVEK(商標)パウチ)の内側の構成部品516及び構成部品518を滅菌して、無菌領域内で用いられる時に汚染の問題が起こらないようにする。使用する場合、医療操作者は、2次パッケージング組立体(図示せず)を開けて、ノズル先端516及びバイアル製品518の構成部品を無菌操作領域内のMayoスタンド(図示せず)に移す。無菌領域に移したら、別の医療操作者がバイアル製品518の先端部570の有孔キャップ572にアプリケータノズル先端516を取り付けて或いは取り付けないで、接着剤バイアル製品518を取り出して使用することができる。ノズル先端516を接着剤バイアル製品518の先端部570に取り付けるためには、医療操作者は、バイアル製品518をノズル先端516内に確実に接続されるまでノズル先端516の基端部分564に対して押す。次にバイアル製品518をそこに確実に接続されたアプリケータノズル先端516と共に取り外して使用することができる。
【0040】
第7の例示的な実施形態600
本発明の第7の例示的な実施形態600が図9a〜図9cに例示されている。図1及び図3a〜図4dを用いて説明した要素に対応する図9a〜図9cに例示されている要素には、対応する参照符号に600を加えた参照符号を付した。第7の実施形態600は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同じ方式で形成され操作される。
【0041】
図9a〜図9cを参照すると、多くの点で実施形態500に類似したこの実施形態は、外科用接着剤パッケージング組立体600からアプリケータノズル先端616と接着剤バイアル製品618との組立体を取り外すし易いように構成された全体的な構造を含む。具体的には、外科用接着剤パッケージング組立体600は、基端部603及び先端部604を有する組立体ハウジング602を含む。ハウジング602には、無菌領域の平坦な面に配置された時に転がらないように構成された外壁606が設けられている。
【0042】
ハウジング602の先端部604は、アプリケータノズル先端616を受容するためのノズルキャビティ部分638を含む。このノズルキャビティ部分638の大きさ及び形状は、ノズル先端616を取り外し可能に受容できるように選択される。ノズルキャビティ部分638はまた、複数の***したタブ639を含み得る。複数の***したタブ639を含む場合、ノズル先端616を所定の位置に保持するための所望の保持力がノズルキャビティ部分638に付与される。具体的には、ノズル先端616が偶然に外れないような十分な力で所定の位置に保持されるが、後述する取り付け工程の後、図9a〜図9cに示されているようなアプリケータノズル先端616とバイアル製品618との組立体を取り外しできない程強固には保持されない。上記した取り付け工程に従って、アプリケータノズル先端616が、接着剤バイアル製品618の挿入の前に、ハウジング602のノズルキャビティ部分638内に挿入される。
【0043】
ハウジング602の基端部603は、接着剤バイアル製品618を受容するためのカンチレバーバイアル保持部材607を含む。バイアル保持部材607の幅は、ノズル先端616の直径及びバイアル製品618の直径よりも小さくなるように選択され、操作者が意図的に外そうとしない限りノズル先端616及びバイアル製品618が外れないようになっている。バイアル保持部材607は、そこに保持されているバイアル製品618及び/またはノズル先端616の保持を緩めるために用いられるウィング部材608を含む。操作者がウィング部材608に圧力を加えると、ノズル先端616を備えている或いは備えていないバイアル製品618の取り外しが容易になる。
【0044】
ノズルキャビティ部分638及びバイアル保持部材607はまた、図9aに示されているようにハウジング602の長手方向の軸に沿ってノズル先端616及びバイアル製品618が整合するように受容する。バイアル保持部材607は、図9bに示されているようにハウジング602の後部壁609に一体的かつ同軸的に取り付けられている。無菌領域に配置するため、かつ/またはノズル先端616をバイアル製品618の孔の開いたキャップ672に取り付けるための本実施形態600の一般的な操作方法は、図8a及び図8bの実施形態500と殆ど同一である。
【0045】
第8の例示的な実施形態700
本発明の第8の例示的な実施形態700が図10a〜図10dに例示されている。図1及び図3a〜図4dを参照して説明した要素に対応する図10a〜図10dに例示されている要素には、対応する参照符号に700を加えた参照符号を付した。第8の実施形態は、特別な記載がない限り第1の実施形態10と同様の方式で形成され操作される。
【0046】
図10a〜図10dを参照すると、多くの点で実施形態400に類似し、実施形態500及び実施形態600の或る特徴を含む本実施形態700が例示されている。本実施形態700は、特に接着剤バイアル製品718無しでアプリケータノズル先端716を保持するのに適している。他の実施形態と同様に、このパッケージング組立体700は滅菌され、同様に2次パッケージ組立体(即ち、追加のノズル先端及び/または接着剤等を含むバイアル製品を有する)内にパッケージングされるようになっている。
【0047】
パッケージング組立体700は、上端部703(基端側)及び下端部704(先端側)を有する先細の立方体形のハウジング702も含む。ハウジング702は、組立体ハウジング702が無菌領域の平坦な面に配置された時に転がらないように選択された外周形状706を有する。ハウジング702は更に、アプリケータノズル先端716がノズルキャビティ部分738の長手方向の軸に沿って整合するように、図10b及び図10cに示されているようなハウジング702の下端部(先端側)704に向かって延びた中央に位置するノズルキャビティ部分738を含む。ノズルキャビティ部分738の大きさ及び形状は、アプリケータノズル先端716を取り外し可能に受容できるように選択される。ノズルキャビティ部分738は更に、アプリケータノズル先端716を所定の位置に保持するための所望の保持力を付与するように構成された垂直方向に延びた複数の***タブ739を含む。具体的には、ノズル先端716が偶然に外れないような十分な力で所定の位置に保持されるが、後述する取り付け工程の後、図10cに示されているようなアプリケータノズル先端716とバイアル製品718との組立体を取り外すことができない程強固には保持されない。パッケージング組立体700を使用する際に、ハウジング702は、凹状の側面706cの何れか1つを下にして平坦な面に配置することもできるし、ハウジング組立体702の下端部704を下にして平坦な面に対して垂直に配置することもできることを理解されたい。
【0048】
上記したように、パッケージング組立体700は、1つのアプリケータノズル先端716を所定の位置に保持するためだけに設計されている。上記した取り付け手順に従って、必要な時にパッケージング組立体700(ノズル先端716が既に装着されている)を2次パッケージング組立体から取り出す。接着剤バイアル製品718は、別のパッケージング組立体から用意してある。次に操作者が、バイアル製品718の先端部770を保持し、バイアル製品718の先端部770の有孔キャップ772を、図10a及び図10dに示されているようにノズル先端716がバイアル製品718に接続されるまでハウジング702の上端部(基端側)703内に挿入する。バイアル製品718がノズル先端716に確実に取り付けられたら、バイアル製品718とノズル先端716との組立体をパッケージング組立体700から取り出して使用することができる。
【0049】
ここに開示した実施形態は単に例示目的であって当業者であれば本発明の概念及び範囲から逸脱することなくで様々な改良及び改変が可能であることを理解されたい。このような全ての改良及び改変は添付の請求の範囲によって規定される本発明の範囲内であると理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の第1の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の組立分解斜視図である。
【図2】本発明の第2の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の組立分解斜視図である。
【図3a】図1及び図2に例示されているパッケージ組立体に用いられるアプリケータノズル先端の前方からの斜視図である。
【図3b】接着剤パッケージ内のキャビティ内に配置されているノズル先端を示す、図3aの線3b‐3bに沿った断面を矢印の方向から見た図3aのアプリケータノズル先端の断面図である。
【図4a】図3aのアプリケータノズル先端の先端方向からの端面図である。
【図4b】図1及び図2のバイアル製品に取り付けられたアプリケータノズル先端の側面図である。
【図4c】図4aの線4c‐4cに沿った断面を矢印の方向から見た図4aのアプリケータノズル先端の断面図である。
【図4d】図4aの線4c‐4cに沿った断面を矢印の方向から見た図4aのアプリケータノズル先端及びバイアル製品の断面図である。
【図5a】本発明の第3の例示的な実施形態に従って形成された代替の取り外し可能なアプリケータノズル先端及びそれに接続されているバイアル製品の斜視図である。
【図5b】アプリケータノズル先端がバイアル製品の先端部に取り付けられる直前の状態であることを除くと図5aに類似した斜視図である。
【図6a】本発明の第4の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の上からの斜視図である。
【図6b】図6aの外科用接着剤パッケージの組立分解斜視図である。
【図7a】1つのノズル先端のみが受容されている本発明の第5の例示的な実施形態に従って形成されたパッケージ組立体の平面図である。
【図7b】図7aの線7b‐7bに沿った断面を矢印の方向から見た図7aのパッケージ組立体及びノズル先端の断面図である。
【図8a】本発明の第6の実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の平面図である。
【図8b】3ローブ構造を示す図8aの外科用接着剤パッケージ組立体の後方からの斜視図である。
【図9a】本発明の第7の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の前方からの斜視図である。
【図9b】図9aの外科用接着剤パッケージ組立体の後方からの斜視図である。
【図9c】図9bの外科用接着剤パッケージ組立体の後方からの組立分解斜視図である。
【図10a】本発明の第8の例示的な実施形態に従って形成された外科用接着剤パッケージ組立体の上方からの組立分解斜視図である。
【図10b】アプリケータノズルが予備装着された図10aのパッケージ組立体の平面図である。
【図10c】図10bの線10c‐10cに沿った断面を矢印の方向から見たノズル先端を含まない図10bのパッケージ組立体の断面図である。
【図10d】操作方法を例示する図10aのパッケージ組立体の上方からの斜視図である。
Claims (23)
- パッケージであって、第1の製品構成部品を取り外し可能に受容するための第1の保持手段と第2の製品構成部品を取り外し可能に受容するための第2の保持手段とを含み、前記パッケージから前記両製品構成部品の何れも取り外すことなく、前記第2の製品構成部品を前記第1の製品構成部品に取り付け可能であることを特徴とするパッケージ。
- 前記第1の製品構成部品が前記第1の保持手段によって保持されていて、前記第2の製品構成部品が前記第2の保持手段によって保持されていても、前記第1の製品構成部品及び前記第2の製品構成部品が互いに対して移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記第1の保持手段が前記パッケージに対して実質的に一定の位置で前記第1の製品構成部品を保持し、前記第2の保持手段が前記パッケージに対して、前記第2の製品構成部品が前記第1の製品構成部品から外れた第1の位置と、前記第2の製品構成部品が前記第1の製品構成部品に取り付けられた第2の位置との間で移動可能に前記第2の製品構成部品を保持するため、前記第1の製品構成部品及び前記第2の製品構成部品をユニットとして前記パッケージから取り外すことができることを特徴とする請求項2に記載のパッケージ。
- 前記第2の保持手段が前記第1の位置から前記第2の位置にスライド可能に前記第2の製品構成部品を保持することを特徴とする請求項3に記載のパッケージ。
- 前記パッケージが前記第1の保持手段及び前記第2の保持手段を受容するトレイを含み、前記トレイが回転を防止する外形を有することを特徴とする請求項4に記載のパッケージ。
- 前記トレイが別のトレイ内に取り外し可能に受容されていることを特徴とする請求項5に記載のパッケージ。
- 前記トレイが、使用者が前記トレイを掴むことができる手段を備え、前記トレイを前記別のトレイから手動で取り外すことができることを特徴とする請求項6に記載のパッケージ。
- 前記トレイが、前記第2の製品構成部品が前記第1の位置から前記第2の位置にスライドする時に利用者が前記トレイを保持できる手段を有することを特徴とする請求項6に記載のパッケージ。
- 前記パッケージが、前記第1の保持手段及び第2の保持手段を備えたハウジングを含み、前記ハウジングを回転しないようにするための外形を有することを特徴とする請求項4に記載のパッケージ。
- 前記第1の保持手段が、前記第1の製品構成部品の全てが前記ハウジング内に受容されるように前記第1の製品構成部品を保持し、前記第2の保持手段が、前記第2の製品構成部品の一部のみが前記ハウジング内に受容されるように前記第2の製品構成部品を保持することを特徴とする請求項9に記載のパッケージ。
- 前記第1の製品構成部品及び前記第2の製品構成部品が互いに対して回動可能となるように、前記第1の保持手段が前記第1の製品構成部品を保持し、前記第2の保持手段が前記第2の製品構成部品を保持することを特徴とする請求項2に記載のパッケージ。
- 前記第1の製品構成部品及び前記第2の製品構成部品がそれぞれ、前記両構成部品が互いに外れた第1の位置と、前記両構成部品が互いに取り付けられた第2の位置との間で回動可能であることを特徴とする請求項11に記載のパッケージ。
- 前記第1の製品構成部品がアプリケータノズル先端であって、前記第2の製品構成部品が医療用接着材を含むバイアルであることを特徴とする請求項2に記載のパッケージ。
- 前記バイアルを前記ノズル先端とは別々に前記パッケージから取り外すことができるように前記第2の保持手段が前記バイアルを保持しているため、前記ノズル先端を用いて或いは用いないで前記バイアルから前記医療用接着剤を供給することができることを特徴とする請求項13に記載のパッケージ。
- アプリケータノズル先端のための改良されたパッケージであって、前記パッケージから前記ノズル先端を取り外さなくても前記ノズル先端を流体含有バイアルに取り付けることができる位置に前記ノズル先端を保持するための保持手段を含むことを特徴とする改良パッケージ。
- 前記保持手段が、或る傾斜角で前記ノズル先端を保持することを特徴とする請求項15に記載の改良パッケージ。
- 更に、前記保持手段を受容するトレイを含むことを特徴とする請求項16に記載の改良パッケージ。
- 前記トレイが、別のトレイ内に取り外し可能に受容されていることを特徴とする請求項17に記載の改良パッケージ。
- 前記保持手段が、実質的に直立位置に前記ノズル先端を保持することを特徴とする請求項15に記載の改良パッケージ。
- バイアルとアプリケータノズル先端との組合せ体であって、前記バイアルが、その内部に医療用接着剤を含み、かつ有孔ディスペンス端部を備え、前記アプリケータノズル先端が初めは空であって、前記バイアルの前記有孔ディスペンス端部に取り外し可能に取り付けできることを特徴とする組合せ体。
- 前記ノズル先端が、前記ノズル先端と前記バイアルの前記有孔ディスペンス端部との間をシールするためのシール手段を含むことを特徴とする請求項20に記載の組合せ体。
- 前記バイアルが、前記医療用接着剤を含む脆いアンプルを含むことを特徴とする請求項20に記載の組合せ体。
- 前記ノズル先端が、前記ノズル先端を補強及び強化するための外部リブを備えていることを特徴とする請求項20に記載の組合せ体。
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