JP2004521588A - スイッチモード電力コンバータで使用される絶縁駆動回路 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、一般に、スイッチモード電力コンバータに関するものであり、より具体的には、絶縁機能を備え同期整流機能を用いたトポロジで高い性能を持つイネーブル機能を備えた単純な駆動回路を提供する。
【背景技術】
【0002】
スイッチモード電力コンバータは、インダクタ、トランス、またはキャパシタ、または何らかの組み合わせをエネルギー貯蔵要素として使用し、入力源から出力負荷へ離散パルスで伝達する回路である。回路の負荷限界内に定電圧を維持するため他の回路を追加する。入力電圧に関して出力電圧をステップアップ(ブースト)、ステップダウン(バック)、または反転するように基本回路を構成することができる。トランスを使用することで、出力電圧を入力電圧から電気的に絶縁することができる。
【0003】
スイッチモード・コンバータは過去15年の間にごくわずかしか変わっておらず、ほとんどショットキー・ダイオードを使用して出力を整流している。しかし、業界ではDC/DC電源設計者に対して、デジタル回路に必要な電圧をさらに引き下げ、周波数を高めるという新しい課題を突きつけている。整流にショットキー・ダイオードを使用したコンバータでは出力電圧に関して大きな順電圧降下が発生するため、その効率は一般に比較的低い。効率が低ければ、熱の散逸が大きくなるため、ヒート・シンクを使用してこれを除去する必要があるが、スペースを取る。このショットキー・ダイオードをMOSFETトランジスタで実際に実現されている「同期整流器」で置き換えることにより、コンバータの効率が劇的に向上した。
【0004】
同期整流器は、新しいものではないが、以前には主にオン抵抗が高いせいで高価すぎ受け入れられることはなかった。しかし、コストが下がり、性能が向上するにつれ、同期整流器はたちまち、特に低電圧コンバータ用の有望なコンポーネントとなった。
【0005】
さまざまなコンバータ・トポロジで自己駆動同期整流器を使用することは非常に魅力的かつポピュラーであるが、それは駆動信号の間に絶縁を追加する必要がないからである。簡素化という利点がある。しかし、同期整流器と一次側スイッチの間に短絡が生じるだけでなく、同期整流に使用されるMOSFETの寄生アンチパラレル・ダイオードの逆回復電流も生じるという欠点がある。これらの貫通電流を最小限に抑えるために、通常、インダクタンス(または可飽和インダクタ)が同期整流器と直列に入れられる。これは、スイッチング周波数が例えば100kHz〜200kHzと低い場合の解決方法であるが、スイッチング周波数が高くなると(200kHz以上)ふさわしくない。特にスイッチング周波数が300〜400kHzだと、これは最適な解決方法とはいえない。これは、同期整流器と直列に入れられているインダクタンスが大きいと、二次電流のdi/dtが低速になることにより電源トランスの二次側の実効デューティ・サイクルが低下するためである。その結果、電源トランスに大きな電圧ヘッドルームが必要になるが、これは実効巻数比が小さくなり、付随して効率が低下することを意味する。自己駆動同期整流が高いスイッチング周波数に適していないもう1つの理由は、同期整流器(MOSFET)のボディ・ダイオード内の逆回復電流の発生と、一次側スイッチ(通常はMOSFET)内のターンオン電流の増大による潜在的損失である。
【0006】
以前の改良では、メイン・スイッチの駆動信号(一次側)と同期整流器(二次側)との駆動信号間のタイミングが適切に制御されている同期整流器に直接駆動を使用している。したがって、この解決方法では、スイッチング周波数が高い場合であっても同期整流器の動作を非常に効率的なものとすることができる。直接駆動同期整流器の他の利点として、さらに、駆動電圧(ゲート−ソース間)が一定であり、入力電圧に関係せず、このため広い入力電圧範囲にわたって効率を高められるという点が挙げられる。
【0007】
上記の従来技術の一実施例は、米国特許第5907481号に記載されている。ただし、本特許出願の発明では、一次側スイッチ用のドライバの信号のみを規定しており、駆動波形を遅延する追加ロジック(R−C−Dネットワークとロジック・ゲート)を使用している。‘481装置では、ロジック信号用の絶縁駆動トランスを一次側スイッチの動作の制御にしか使用していない。一次側スイッチへの電力供給に駆動トランスを使用せず、むしろ別の回路を使用して電力を供給し、遅延を生じさせる。
【0008】
短絡(ショートを引き起こす同時導通)を避けるため一次側スイッチの駆動信号と二次側スイッチ(同期整流器)の駆動信号の間に遅延を設定する必要がある。電力コンバータが低いスイッチング周波数(例えば、100kHz)で動作している場合、スイッチング期間に関する短絡が発生する期間の割合が小さい(通常、約40ns/10μs)ためスイッチの短絡は許容できる。また、低い周波数で動作する設計のトランスであれば、漏れインダクタンスが大きくなり、短絡電流が減少する。スイッチング周波数が高い場合(100kHz超)、短絡比はさらに許容できないものとなる(500kHzスイッチング周波数に対して約40ns/2μs)。また、スイッチング周波数が高い場合、効率を高めるためには、トランス内の漏れインダクタンスだけでなく電力段全体の漏れインダクタンスも最小限に抑えなければならない。したがって、短絡時間による電流が無視できないくらいの大きさになり、コンバータ全体の効率が低下し、電力コンポーネントの発熱が著しく増大する可能性がある。
【特許文献1】米国特許第5907481号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、前記のような背景技術が持っている欠点を克服して、絶縁状態を備え同期整流機能を用いたトポロジで高い性能を持つイネーブル機能を備えた単純な電力コンバータ用駆動回路を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態によれば、1つの駆動トランスを使用して、駆動波形に適切な遅延を与えるだけでなく、フルブリッジ・トポロジ内の一次側スイッチ、特に高電圧側スイッチを駆動するための電力を供給する。駆動トランスの漏れインダクタンスを使用して、ターンオフに著しい遅延がない間にメイン・スイッチ(一次側)のターンオンを遅延させる。駆動トランスの巻線の数が最小限に抑えられ、これはスイッチ導通制御回路が基準とする箇所に応じて3乃至4である。ハーフブリッジ・コンバータでは、制御回路(例えば、パルス幅変調(PWM)タイプ)はコンバータの出力を基準としており、(1)制御信号および同期整流器を駆動するのに適切な波形の供給、(2)底部一次側スイッチの駆動、(3)1つの上部一次側スイッチの駆動用に3つの巻線がある。制御回路がコンバータの出力を基準とする場合、(1)制御信号、(2)同期整流器を駆動するのに適切な波形の供給、(3)底部一次側スイッチの駆動、および(4)上部一次側スイッチの駆動用に4つの巻線がある。本発明の他の目的は、一次側または二次側のいずれかに配置することが可能なコントローラを介して一次側(入力)または二次側(出力)のいずれかで感知された状態によりモジュールをイネーブル/ディセーブルする手段を提供することである。
【0011】
本発明の他の目的、利点、および特徴は、以下の詳細な説明を付属の図面とともに読むとより明確に理解できるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
そこで図1を参照すると、ハーフブリッジ・コンバータを使用する本発明の一実施形態が示されている。一次側スイッチQ1、Q2(一次制御可能電源スイッチともいう)、同期整流器S1およびS2、キャパシタC1、C2、およびC0、電源絶縁トランスT2およびインダクタL0は、ハーフブリッジDC−DCコンバータを形成する。本発明はさらに、AC−DC、DC−ACなどの他のトポロジで実現することも可能である。入力電圧VINは、キャパシタC1とC2により分割される。トランスT2の一次巻線Npの一方の側がキャパシタC1およびC2の共通接続部に接続され、もう一方の側がスイッチQ1およびQ2の共通点に接続される。2つの二次巻線NS1およびNS2は同じであるのが好ましく、直列に接続されている。これらの巻線NS1およびNS2の共通点は、出力インダクタL0の一端に接続され、インダクタL0の他端がコンバータの出力間に接続されているキャパシタC0に接続される。巻線NS1の第2の端は、同期整流器(スイッチ)S1に接続され、巻線NS2の第2の端は、同期整流器(スイッチ)S2に接続されている。スイッチQ1がオンのときに同期整流器S1がオンに、S2がオフになるようにトランスT2の巻線の極性は選択されている。それと対照的に、スイッチQ2がオンのときには、同期整流器S1はオフで、S2はオンである。Q1とQ2が両方ともオフであれば、S1とS2は両方ともオンである。一次スイッチQ1およびQ2については両方とも、MOSFETを例として取りあげているが、IGBT(絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ)として実現することも可能である。この特定の実施形態は、二次巻線を分割しているハード・スイッチングのハーフブリッジ・コンバータとして説明されている。本発明はさらに、出力側にカレント・ダブラを採用している単一の二次巻線を備えるハーフブリッジ・コンバータなど(ただしこれに限定されない)のハーフブリッジ・コンバータの派生品にも適用可能である。
【0013】
通常誤差増幅器である、ブロック100で出力電圧VOUTと基準電圧VRとを比較する。ブロック100の出力が絶縁回路(通常は、オプトカプラまたは絶縁トランス)101に供給され、誤差信号VEがブロック102に供給される。コントローラおよび駆動ブロック102は、フィードバックおよびコントローラ(例えば、PWMタイプ)、位相外れ出力OUTAおよびOUTBを発生する2つのドライバ段、およびON/OFFロジックを備えるスイッチ導通制御回路を備える。このブロックには、コンバータでは非常によく使われている保護機能を追加することができるが、本発明の説明の目的には関係ないため、省かれている。ドライバ出力OUTAおよびOUTBは、スイッチQ1およびQ2だけでなく駆動トランスT1をも駆動することができる。図1では、コントローラ102およびドライバOUTAとOUTBはVINを基準としており、したがってコンバータの入力を基準とすることに留意されたい。
【0014】
駆動トランスT1には4つの巻線N1、N2、N3、およびN4がある。巻線N4はOUTAおよびOUTBを介してコントローラ102から駆動され、巻線N4と直列に接続されているキャパシタC3はDCブロッキング・キャパシタである。巻線N1は、トランジスタQ1のソースの一端に接続され、第2の端が直列ダイオードD1を介してQ1のゲートに接続されている。トランジスタ(制御スイッチとも呼ばれている)Q3は、pチャネルMOSFETとして図に示されているが、Q1のゲートとソースの間に接続されており、そのゲートはダイオードD1のアノードに接続されている。抵抗器R1を使用して、巻線N1間の電圧が0になったときのトランジスタQ1の雑音排除性を高める。同様に、巻線N2はトランジスタQ2のソースの一端に接続され、第2の端が直列ダイオードD2を介してトランジスタQ2のゲートに接続されている。トランジスタQ4は、pチャネルMOSFETとしても図に示されているが、Q2のゲートとソースの間に接続され、そのゲートはダイオードD2のアノードに接続されている。抵抗器R2を使用して、巻線N2間の電圧が0になったときのQ2の雑音排除性を高める。
【0015】
巻線N3が同期整流器S1およびS2用の駆動回路に接続されている。巻線N3の両端はそれぞれの抵抗器R21およびR22を介して、二次側グラウンドおよび2つの入力ロジックORゲートU1およびU3に接続されている。ロジック・ゲートU1およびU3のそれぞれの入力に対し、グラウンドから入力へ、入力から電源電圧VCCSへ、保護ダイオードが入っていると仮定している。これらのダイオードが入っていないロジック・ゲートを使用する場合、回路を正しく動作させるために外部ダイオード追加する必要がある(図1の場合のように、外部ダイオードD3〜D10)。電源電圧VCCSは、通常、電源トランスT2の巻線から、または適切な絶縁がなされている一次側からの独立のバイアス回路から出力される。駆動トランスT1は、本明細書で説明しているように、巻線N3およびダイオードD5、D6、D8、およびD10を介して必要な電源電圧VCCSを供給することもできる。ロジック・ゲートU1の第2の入力は、抵抗器R23を通して、同期整流器S1のドレインに接続されているが、ロジック・ゲートU3の第2の入力は、抵抗器R24を通して、同期整流器S2のドレインに接続されている。本明細書で詳述しているように、これら2つの入力から同期整流器S1とS2の両方のBreak−Before−Makeターンオンが得られる。ロジック・ゲートU1とU3の入力の電圧は、それぞれ、ダイオードD4およびD7でVCCSにクランプされている。ロジック・ゲートU1の出力は、反転ドライバU2の入力に接続されており、同期整流器S1が駆動されるが、ロジック・ゲートU3の出力は反転ドライバU4の入力に接続されており、同期整流器S2が駆動される。
【0016】
インダクタンスL1およびL2は、それぞれ駆動トランスT1の巻線N1およびN2と関連する漏れインダクタンスである。これら2つのインダクタンスは、スイッチQ1およびQ2のターンオンを遅らせるために慎重に設計され通常よりも大きく取られている。トランスの巻線がプリント回路基板(PCB)、特に多層PCB上に形成されている場合に、比較的単純である。さらに、製造における反復性と制御も優れている。これらのインダクタンスも標準値は、約100nH以上である。これらは、スイッチQ1およびQ2の入力容量と対応する巻線の漏れインダクタンス(L1およびL2)によって生じる発振期間の1/4が二次側同期整流スイッチS1およびS2のターンオフ時間よりも長くなるように設計される。
【0017】
駆動トランスの巻線N3の漏れインダクタンスL3はクリティカルではないが、それは、巻線N3への負荷はハイインピーダンス負荷であり、ロジック・ゲートU1とU3の入力容量を考慮するからである(5pF〜10pFが標準)。したがって、インダクタンスL3は、巻線N3間の電圧波形の立ち上がりおよび立ち下がりに大きな影響を与えず、そのため、同期整流器S1およびS2をオフにする際の遅延がさらに加わることはない。
【0018】
回路の動作を理解しやすいように目立つ波形が図2に示されている。これらの波形において、
td1− 同期整流器S2のターンオフからスイッチQ1のターンオフまでの時間。これは、駆動トランスT1の漏れインダクタンスL1と一次側スイッチQ1の入力容量によって決定される。
td2− スイッチQ1のターンオフから同期整流器S2のターンオンまでの時間遅延。S2間の電圧(VS2)がロジック・ゲートU3のしきい値以下のときに同期整流器S2の駆動電圧(VGS2)が印加される。抵抗器R24とロジック・ゲートU3の入力容量により、遅延の微調整を行うことができる。この時間の間、S2の出力容量が出力インダクタ電流とともに放電される。
td3− 同期整流器S1のターンオフからスイッチQ2のターンオンまでの時間。これは、駆動トランスT1の漏れインダクタンスL2と一次側スイッチQ2の入力容量によって決定される。通常は、実際にはtd1≒td3である。
td4− スイッチQ2のターンオフから同期整流器S1のターンオンまでの時間。S1間の電圧(VS1)が0付近の値(ロジック・ゲートU1のしきい値)に達したときに同期整流器S1の駆動電圧(VGS1)が印加される。抵抗器R23とU1の入力容量により、遅延の微調整を行うことができる。この時間の間、同期整流器S1の出力容量が出力インダクタ電流により放電される。通常は、実際にはtd2≒td4である。
【0019】
t=0のときに、OUTAは高レベルになり、OUTBは低レベルである。T1の巻線の電圧は正である。T1の各巻線の一端の隣にある点が基準として使用され、巻線の他の側に関して正となることに注意されたい。巻線N3間の電圧は正なので、U4の出力は高レベルになり、一次スイッチS2は最小限の遅延でターンオフになる。ロジック・ゲートU1の入力に接続されている巻線N3の端は、内部ダイオードによりダイオードの順電圧降下に等しい負の電圧にクランプされることに留意されたい。反転ドライバU2の出力は低レベルであり、同期整流器S1はまだオンである。それと同時に、巻線N1に正の電圧がかかっており、ダイオードD1は順方向バイアスがかかり、巻線N1の漏れインダクタンスL1により共振する形でトランジスタQ1の入力容量の充電が開始する。t=td1で、ゲート電圧VG1は正であり、トランジスタQ1は完全にオンである。巻線N2の間の正の電圧によりトランジスタQ2がオフに保持されることに留意されたい。反転ドライバQ4のボディ・ダイオードにより、時間DTS/2でQ2のゲートの負の電圧が0付近までクランプされ、一方D2は逆バイアスがかかる。ゲート駆動損失を低減するために、オフ時間にQ2の負の電圧をクランプすることが望ましい。td1の後からDTs/2の完了までの時間にトランスT2のすべての巻線に正の電圧が印加される。同期整流器S2間の電圧もまた正であり、S2はオフである。出力インダクタ電流は、巻線NS1と同期整流器S1を通じて供給される。
【0020】
t=DTs/2のときに、OUTAは低レベル(OUTBはまだ低)であり、巻線N4は短絡し、T1の他の3つの巻線間の電圧は0に近い。トランジスタQ3はターンオンになり、ダイオードD1は逆バイアスがかかり、トランジスタQ1の入力容量がQ3のON抵抗を介して急速に放電され、ゲート電圧VG1が急激に0まで低下し、Q1がターンオフする。出力インダクタL0を通る電流が同期整流器S1とS2のボディ・ダイオードに分割され、その結果、トランスT2の巻線が短絡してしまっている。同期整流器S2間の電圧がロジック・ゲートU3の論理0しきい値まで降下するとすぐに、U3の出力が低レベルになり(巻線N3に接続されている入力が0なので)、ドライバU4を介して同期整流器S2がターンオンになる(時間間隔td2)。スイッチング期間の半分の残り(TS/2)で同期整流器S1とS2は両方ともオンになっており、トランスT1とT2の巻線間の電圧は0である(時間間隔tx)。
【0021】
t=Ts/2では、OUTBは高レベルになるが、OUTAは低レベルに保持され、T1の巻線の電圧は負になる。巻線N3間の電圧は負なので、抵抗器R21間の電圧は正であり、ロジック・ゲートU1の出力は高レベルになり、ドライバU2の出力は低レベルになり、同期整流器S1が最小の遅延時間でターンオフになる。U3の入力に接続されている巻線N3の端は、内部ダイオードによりダイオードの順電圧降下に等しい負の電圧にクランプされることに留意されたい。ロジック・ゲートU3の入力は両方とも低論理レベルにあるため、U3の出力は低レベルであり、ドライバU4の出力は高レベルであり、同期整流器S2はいぜんとしてオンである。それと同時に、巻線N2に負の電圧がかかっており(点のない端は点の付いている端よりも正である)、ダイオードD2は順方向バイアスがかかり、巻線N2の漏れインダクタンスL2により共振する形でトランジスタQ2の入力容量の充電が開始する。t=Ts/2+td3で、電圧VG2は高レベルであり、トランジスタQ2は完全にオンである。巻線N1の間の負の電圧によりトランジスタQ1がオフに保持されることに留意されたい。Q3のボディ・ダイオードにより、Q1のゲート間の負の電圧が0付近までクランプされ、一方ダイオードD1は逆バイアスがかかる。ゲート駆動損失を低減するために、オフ時間にQ1のゲートにかかっている負の電圧をクランプすることが望ましい。トランスT2のすべての巻線に正の電圧が印加される。同期整流器S1間の電圧も正である。時間Ts/2+DTs/2に、出力インダクタ電流は、巻線NS2と同期整流器S2を通じて入力から供給される。
【0022】
t=Ts/2+DTs/2で、OUTBは低レベル(OUTAはまだ低)であり、巻線N4は短絡し、T1の他の3つの巻線間の電圧は0に近い。トランジスタQ4はターンオンになり、ダイオードD2は逆バイアスがかかり、一次スイッチQ2の入力容量がQ4のON抵抗を介して急速に放電され、電圧VG2が急激に0まで低下し、トランジスタQ1がターンオフする。出力インダクタL0を通る電流が同期整流器S2とS1のボディ・ダイオードに分割され、その結果、トランスT2の巻線が短絡することになる。S1間の電圧がU1の論理0しきい値まで降下するとすぐに、U1の出力が低レベルになり(抵抗器R21に接続されている入力が0なので)、ドライバU2を介して同期整流器S1がターンオンになる。Q2がターンオフしてからS1がターンオンするまで時間間隔はtd4で表される。スイッチング期間の半分の残りで同期整流器S1とS2はオンになっており、トランスT1とT2の巻線間の電圧は0である(時間間隔ty)。時間間隔tyの終わりに、図1のコンバータの動作が繰り返される。
【0023】
巻線N1の漏れインダクタンスL1の電流の有限立ち上がり時間による一次側スイッチQ1のターンオン遅延を説明するために、漏れインダクタンスL1(L1(1)およびL1(2))の2つの異なる値についてトランジスタQ1のターンオン波形が図3に詳細に示されている。一次側スイッチQ2も同じように考慮する。L1(2)で示されている漏れインダクタンスL1の低い値により、トランジスタQ1の入力容量を充電するピーク電流が高くなり、その結果、Q1のターンオンが高速になり、S2のターンオフとQ1のターンオンの間の遅延が短くなる。図3の(C)部分の電圧レベルVONは、Q1が完全にオンになるVG1の電圧レベルを表し、td1(td1(1)またはtd1(2)に分割される)はいわゆる「不感時間」であり、同期整流器S2と一次側スイッチQ1が両方ともオフである間の時間を表す。この不感時間は、同期整流器S2および一次側スイッチQ1(およびS1およびQ2)の短絡を避けるために必要である。長すぎる不感時間は、この時間にS2(同等のものとして、S1)のボディ・ダイオードに出力インダクタ電流の半分が流れ、コンバータの効率が低下するため、望ましくない。不感時間が短すぎる場合、つまりS2がターンオフする前にQ1がオンになると、短絡が生じ、効率が低下する。したがって、効率を最高にするためには不感時間を適切に制御しておくことが重要である。漏れインダクタンスと製造における反復性を適切に設計することで、効率が最高になるように不感時間が最適化される。
【0024】
トランジスタQ1のターンオフ波形(Q2にも同じことが適用される)が図4に詳しく示されている。OUTAが低レベルになるとダイオードD1は逆バイアスがかかるため、Q1の入力容量の放電電流がトランジスタQ3を流れ、第1近似では、Q3の抵抗とターンオン特性でのみ制限されるが、巻線N1の漏れインダクタンスL1の影響を受けない。このようにして、Q1(だけでなくQ2)のターンオフが非常に高速になり、適切に制御されることになる。スイッチQ3の抵抗を変化させることで、一次側スイッチQ1のターンオフ性能を好ましい値に調整することができる。
【0025】
一次側スイッチQ1およびQ2のターンオンは漏れインダクタンスL1およびL2によりそれぞれ遅延される(低速になる)が、スイッチQ3およびQ4および低い抵抗によりターンオフは非常に高速なものとなる。スイッチQ3およびQ4を物理的にスイッチQ1およびQ2に近づけることにより、スイッチQ1およびQ2をオフにする速度が最大になる。スイッチQ1およびQ2のターンオフ性能は漏れインダクタンスL1およびL2の影響を受けず、ターンオンおよびターンオフの遷移を独立に制御することができる。また、EMI(電磁干渉)を目的としているのであれば、スイッチQ1およびQ2のターンオンを遅くすることが望ましい。
【0026】
それとは別に、制御回路および駆動回路がコンバータの二次側(コンバータの出力を基準となる)でオンになっている場合、巻線N3およびN4を1つにまとめて、図5に示されているように、図1の実施形態から1つの巻線をなくすことができる。この場合、OUTAおよびOUTB出力は、それぞれロジック・ゲートU3およびU1の一方の入力に直結している。抵抗器R3およびR4は、スイッチQ3およびQ4のゲートと直列に接続されており、Q3とQ4の入力容量と対応する巻線N1とN2の漏れインダクタンスとの間に生じる望ましくない発振を減衰させる。抵抗器R5およびR6は、それぞれQ1およびQ2のゲート上で、漏れインダクタンスL1とQ1の入力容量、および漏れインダクタンスL2とQ2の入力容量との間の共振により生じる発振を減衰させる。抵抗器R3〜R6は、回路の説明を簡単にするため図1に示されていないが、回路の実用的な実現のために存在するであろう。図2に示されている目立つ波形は、それでも、図5の回路については適用可能であることに留意されたい。また、簡単のためブロック103(コントローラ、駆動および保護回路、さらに定電圧回路を含む)のみが図5に示されている。その具体的実現は本発明にとっては重要でない。図5の実施形態の著しい違いは、説明しているように出力ドライバ段OUTAおよびOUTB、ロジック・ゲートU1およびU3、およびドライバU2およびU4の構成である。動作原理は、図1の実施形態の原理に対応している。コントローラ103およびU1〜U4の電源電圧は、コンバータの出力を基準としており、駆動回路の動作に関連していないさまざまな方法で出力できる。図6、7、および8には、ドライバU2およびU4の可能な実現に関する部分的回路実施形態が示されている。図6では、ドライバ段U2(U4)が非反転であるため、ロジック・ゲートU1(U3)はORゲートではなくNORゲートである。ドライバU2およびU4は両方とも同じである。図7および8では、ドライバ段U2(U4)が反転であり、ロジック・ゲートU1(U3)は図1および5のようにORゲートである。図8では、ドライバ段U2(U4)により、同期整流器S1(S2)をロジック・ゲートU1(U3)の電源電圧よりも高い電圧で駆動することができる。同様に、ドライバU4は同期整流器S2と同じようにして機能する。図6、7、および8のとは異なるドライバU2およびU4の実用的な実現も可能である。
【0027】
トランジスタQ3およびQ4(図1および5の)はpチャネルMOSFETとして示されているとしても、nチャネルMOSFETを使用するだけでなくバイポーラ・トランジスタも使用できる。nチャネルMOSFETは、駆動が比較的簡単で、ボディ・ダイオードが集積化されるためバイポーラ・トランジスタよりも実用的であるが、Q3およびQ4がバイポーラ・トランジスタであればボディ・ダイオードが外部コンポーネントとして必要になるであろう。図1および5のnチャネルMOSFETをQ3およびQ4として使用する実施形態が図9に示されている。p−n−pバイポーラ・トランジスタをQ3とQ4に使用する場合には、図10に示されているように、2つの追加ダイオードD11およびD12が必要になる。ダイオードD11およびD12を使用すると、それぞれQ3とQ4のコレクタ・エミッタ接合により巻線N1とN2の短絡を防止できる。図10の回路を使用する場合、トランジスタQ1およびQ2のゲートにかかる正の電圧は、元の図1の回路内の電圧よりもダイオード1つ分の電圧降下(通常は、約0.5V)についてのものとなることに留意されたい。
【0028】
図1のように制御回路がコンバータの一次側にあれば、例えば、出力過電圧または不足電圧条件が発生した場合に、二次側で感知した状態からコンバータをディセーブルする手段があるのが望ましい。同様に、図5のように、フィードバックおよび制御回路がコンバータの出力を基準にしている場合、例えば、入力過電圧または不足電圧条件が発生した場合、またはコンバータをオフにするために、一次側で感知した状態からコンバータをディセーブルする手段があるのが望ましい。以前に採用されていた解決方法の1つではオプトカプラを使用するが、以下のようないくつかの欠点がある。
− 85℃を超える温度では動作できず(100℃に制限されているものもある)、したがって、半導体デバイスと磁気デバイスを冷却する手段としても使用されるPCBの温度に対する制限が厳しい。
− 高速(デジタル)でない限り、オプトカプラは、特にコントローラが一次側にあり、コンバータが高いスイッチング周波数で動作するときに出力過電圧条件が発生する場合に、制御回路を高速にディセーブルすることはできない。
− オプトカプラは、小さいロー・プロファイル・パッケージのものが市販されていない。したがって、最も高さのあるコンポーネントとなり、コンバータのロー・プロファイル設計に制限が生じる。
【0029】
他の従来技術の解決方法では、この機能にのみ使用される独立したパルス・トランスを用意していた。この代替手段の主な欠点は以下のとおりである。
− 追加コンポーネントはすべての安全要件を満たす必要がある。
− PCBに余分なスペースが必要であり、PCBのサイズ縮小の足かせとなる。
− このトランスに他の用途がなければ、実用的な解決方法とはいえない。
【0030】
本明細書で開示している他の解決法では、図11A、11B、および12に示されているように、以下で詳述するが、一次側で感知された条件から二次側の制御回路をディセーブルする手段を備える。主な考え方は、駆動トランス(図11Aおよび11B)の巻線の1つ、好ましくはフロートになっていない巻線(N2)を短絡し、巻線N2の短絡により巻線N3に過剰な電流が流れたことを検出し、制御回路およびドライバOUTAとOUTBをディセーブルし、コンバータをターンオフするというものである。他の解決方法では、駆動トランスの別の巻線を使用して、その巻線を短絡させる(図12)。当業者であれば理解できるように、異なる回路実現が可能である。
【0031】
最初に、図11Aおよび11Bに示されているような一次側の保護ロジックが、フォルト状態を感知し、アクティブ(論理高レベル)であるディセーブル信号を発生する。例としてnチャネルMOSFETであるものとして示されているトランジスタQ10(図11A)およびダイオードD30は、電圧双方向スイッチを形成するが、これは電流が一方向にしか流れないことを意味する。ダイオードD30は、巻線N2の電圧が正(巻線の点のある端は反対側の端よりも正)のときにトランジスタQ10のボディ・ダイオードの導通を阻止し、したがってコンバータの通常動作時に巻線N2の短絡を阻止するのに必要である。ディセーブル信号DSPがアクティブになるのに応答して、トランジスタQ10はオンになり、ダイオードD30は巻線N2が負のときに順方向バイアスがかかる。そこで巻線N2が短絡すると、一次側スイッチQ1がターンオフし、巻線N3を通る電流が増大して、コンバータの出力を基準とする電源電圧VCCSとドライバDRIVER_AおよびDRIVER_Bの間に接続されている抵抗器R11間の電圧降下が生じる。DRIVER_AとDRIVER_Bの可能な実現が、pチャネルおよびnチャネルのMOSFETの相補ペアとして明示的に図11Aおよび11Bに示されている。抵抗器R11間の電圧は、通常動作時に抵抗器R11間の電圧降下がU5をトリップしないようにしきい値が設定されているコンパレータU5により感知される。しかし、巻線N2が短絡すると、コンパレータU5がアクティブになり、コントローラ104により出力OUTAおよびOUTBが低レベルに設定され、コンバータがディセーブルされる。トランジスタQ10はスイッチQ4と並列に接続することができ、その場合、一次側スイッチQ2のゲートがディセーブル信号がアクティブになったことへの応答として短絡されることに留意されたい。その結果、巻線N2がQ10とダイオードD2を介して短絡し、同様に、巻線N2を通る電流が増大する。この実施形態では、ダイオードD3(図1の実施形態で採用されている)は不要である。この解決方法の設計上の特徴として、トランジスタQ10の容量がQ2のターンオン性能に影響を及ぼすという点が挙げられる。Q1およびQ2の類似のターンオン特性を得るには、漏れインダクタンスL2がL1よりも小さくなければならず、その結果、駆動トランスの設計が複雑になる。巻線N2の短絡はトランジスタQ1のオン時間にのみ回路に影響を及ぼすので、図11Aのディセーブル回路にはスイッチ期間の固有の遅延があることに留意されたい。ほとんどのアプリケーションでは、これは問題にならないであろう。図11Aの実施形態に対する他の解決方法が図11Bに示されている。2つのスイッチQ5およびQ6を追加して、信号DSPがアクティブになると必ず巻線N2を短絡するようにする。トランジスタQ4をp−n−pトランジスタQ7で置き換え、抵抗器R5をベース間でQ7のコレクタに追加する。巻線N2の電圧が負の場合、ダイオードD2およびQ6のボディ・ダイオードは順方向バイアスがかかり、トランジスタQ2はオンになり、ゲート電圧はQ6のボディ・ダイオード間の電圧降下により小さくなる(通常約0.8V)。この実施形態の特徴として、スイッチング期間の半分の最大遅延があり、抵抗器R11間により強い信号を発生させることができ、これにより、U5のしきい値が高くなり、雑音排除性が向上する。弱点は、一次側スイッチQ2のゲート電圧が低いという点である。Q6間にショットキー・ダイオード(図に示されていない)を追加することにより、その余分のコンポーネントで、追加電圧降下を約0.8Vから約0.4Vに減らすことも可能である。
【0032】
他の実施形態では、図12に示されているように、巻線N4が駆動トランスT1に追加され、したがって以下の2つの目的に使用される。
(1)巻線N4を2個のトランジスタQ5およびQ6で短絡させることにより二次側制御回路をディセーブルする手段を提供する。
(2)起動後一次側制御回路に安定化されたバイアス電圧を供給する。
【0033】
図12は、いくつか追加がある図11Bと非常によく似た回路である。トランジスタQ5およびQ6を巻線N2間ではなく巻線N4間に追加することで、コンバータの一次側にフォルト状態が検出されると即座にDSP信号が高レベルの場合に巻線を短絡させて二次側のコントローラを停止する。この構成では、コントローラはさらに二次側にもあり、一次側と二次側の制御回路の間の通信のみが駆動トランスT5を経由する。したがって、高電圧絶縁機能を持つ付加コンポーネントの必要はない(例えば、オプトカプラまたはパルス・トランス)。
【0034】
そこで他の実施形態および図11Bの他の解決方法として、抵抗器R11(図12)が、DRIVER_AとDRIVER_Bのリターン・バス内に配置される。巻線N4がトランジスタQ5およびQ6により短絡すると、過剰な電流が抵抗器R11を流れ、コンパレータU5によりコントローラを停止する信号DSが発生し、コンバータ全体がオフになる。巻線N4の短絡は両方のトランジスタQ1およびQ2のオン時間に回路に影響を及ぼすので、図12のディセーブル回路にはスイッチ期間の1/2の固有の遅延があることに留意されたい。
【0035】
巻線N4の巻線N3とのカップリングは最良であるが、巻線N2とN1はPCBの上と下に層で配置されるのが好ましい。これは、N3とN1とN2の間に十分な漏れを実現し、またN4が短絡したときにN1およびN2をN3から減結合するため、好ましい構造である。
【0036】
コンバータの入力側に制御回路を使用した本発明の他の実施形態が図13Aに示されており、出力側から巻線N3の短絡によりディセーブルを行う。保護ロジック200(図13B、コンバータの出力を基準とする)は、コンバータをディセーブルする必要がある場合(例えば、出力上の過電圧、不足電圧、またはその他の不規則な動作状態)に必ず信号DSSを発生する。アクティブ信号DSSで、トランジスタQ5およびQ6がオンになり(図13B)、これにより駆動トランスT6の巻線N3が短絡する。巻線N4内の電流は、図1のコントローラ102の内部部品としてではなく、図13Aで別々のコンポーネントとして示されている、ドライバ60および61のリターン・パス内で接続されている抵抗器R12により間接的に測定される。ドライバ60および61はそれでも、コントローラ105の内部部品とすることもでき、その場合、感知抵抗器R12で、コントローラの全電流を測定し、この抵抗器をグラウンドへのパス内に配置するか、+VIN位置に置くことができることに留意されたい。抵抗器R12間の電圧は、通常動作時に抵抗器R12間の電圧降下がU6をトリップしないようにしきい値が設定されているコンパレータU6により感知される。ただし、巻線N3が短絡した場合、コンパレータU6がトリップされ、次に、コントローラ105、ドライバ60および61、その結果コンバータをディセーブルする信号DSBを発生する。
【0037】
前記の実施形態は本発明の態様を教示することを目的とする例であり、付属の請求項でのみ範囲が定められ、本発明の範囲から逸脱するとみなされていないすべてのバリエーションを包含する。修正および改良は当業者であれば十分行えることであり、また修正および改良は請求項およびその同等の項目の範囲内に含まれることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】制御および駆動回路がコンバータの入力側を基準とするハーフブリッジ・コンバータを使用する本発明の一実施形態の回路図である。
【図2】図1の回路内の複数の場所で測定した、本発明の一実施形態の目立った波形の図である。
【図3】1つの巻線の漏れインダクタンスが小さい、図1の回路のターンオン波形の図である。
【図4】図1の実施形態のターンオフ波形の図である。
【図5】フィードバックおよび制御回路が二次(出力)側を基準とする本発明の他の回路実施形態の図である。
【図6】本発明の実施形態の同期整流器用のドライバを実現することが可能な部分回路図である。
【図7】本発明の実施形態の同期整流器用のドライバの可能な実施形態の他の回路図である。
【図8】本発明の実施形態の同期整流器用のドライバを実現することが可能な他の部分回路図である。
【図9】nチャネルMOSFETを使用する一次側スイッチのドライバを実現することが可能な部分回路図である。
【図10】バイポーラ・トランジスタを使用する一次側スイッチのドライバを実現することが可能な他の部分回路図である。
【図11A】一次側から二次側の制御回路をディセーブルする操作を行いやすくする本発明の他の回路実施形態の図である。
【図11B】一次側から二次側の制御回路をディセーブルする操作を行いやすくする本発明の他の回路実施形態の図である。
【図12】追加巻線を介して一次側から二次側の制御回路をディセーブルする操作を行いやすくする本発明の他の回路実施形態の図である。
【図13A】ディセーブル機能を備え、制御回路がコンバータの入力側に配置されている本発明の他の回路実施形態の図である。
【図13B】出力側で感知された状態から図13Aのコンバータをディセーブルする手段を示す図である。
Claims (33)
- 入力源からの入力電圧を負荷に供給する出力電圧に変換するスイッチモード電力コンバータであって、
一次巻線と、分割された第1と第2の二次巻線を持つ電源絶縁トランスと、
前記電源トランスの前記一次巻線に接続され、それぞれ入力電圧を交互に前記電源絶縁トランスの前記一次巻線に供給し前記一次巻線内に実質的に対称的な電流を発生させる2つの制御端子を備える少なくとも第1および第2の一次側制御可能電源スイッチを備えた一次側コンバータ回路と、
前記一次側コンバータ回路から完全に絶縁され、第1および第2の同期整流器を備え、前記同期整流器は個別にスイッチング可能であり、それぞれ前記第1および第2の二次巻線の各1つと負荷の間に接続されている全波二次側コンバータ回路と、
前記第1および第2の一次側制御可能電源スイッチの導通を制御する少なくとも第1および第2の一次側スイッチ制御回路と、
前記それぞれの第1および第2の同期整流器の導通を制御する同期整流器制御回路と、
前記一次側制御可能電源スイッチと前記第1および第2の同期比整流器の導通を制御するため2つの出力の実質的に対称的な波形が約180度変位しているスイッチ導通制御回路と、
前記一次側制御可能電源スイッチと前記第1および第2の同期整流器の導通間に必要な遅延を設定し、さらに前記一次側制御可能電源スイッチおよび前記第1および第2の同期整流器を制御するための電力を供給するために使用され、前記一次側スイッチ制御回路と前記同期整流器制御回路との絶縁を行う駆動トランスであって、
前記スイッチ導通制御回路に接続された第1の駆動トランス巻線と、
前記第1の一次側スイッチ制御回路に接続され、前記第1の一次側制御可能電源スイッチの導通を制御する第2の駆動トランス巻線を備える駆動トランスとを備える電力コンバータ。 - さらに、
前記第2の一次側スイッチ制御回路に接続され、前記第2の一次側制御可能電源スイッチの導通を制御する第3の駆動トランス巻線と、
前記同期整流器制御回路に接続されている第4の駆動トランス巻線とを備える請求項1に記載の電力コンバータ。 - 前記スイッチ導通制御回路が前記入力電圧の一端にも接続されている請求項1に記載の電力コンバータ。
- 前記第2および前記第3の駆動トランス巻線がさらに前記駆動トランス巻線と関連する漏れインダクタンスを持ち、前記一次側制御可能電源スイッチのターンオン時に最適な遅延が得られるように前記漏れインダクタンスが慎重に選択され、設計されている請求項2に記載の電力コンバータ。
- 前記それぞれの一次側スイッチ制御回路がさらに、
前記一次側制御可能電源スイッチの制御端子間に接続され、ほとんど等しい導通時間の場合に前記一次側制御可能電源スイッチの短絡を防止できる十分な速さで前記一次側制御可能電源スイッチを効果的に制御しターンオフを行うように構成されている少なくとも1つの制御可能スイッチと、
前記一次側制御可能電源スイッチの制御およびターンオンを行い、前記制御可能スイッチの制御およびターンオンを行うように構成されているダイオードとを備える請求項1に記載の電力コンバータ。 - 前記少なくとも1つの制御可能スイッチを物理的に前記第1および第2の一次側制御可能電源スイッチの近くに配置して、前記一次側制御可能電源スイッチのターンオフ機能を高める請求項5に記載の電力コンバータ。
- 前記それぞれの同期整流器制御回路がさらに、
前記第4のトランス巻線の漏れインダクタンスが前記同期整流器のターンオフの遅延に悪影響を及ぼさないような比較的小さな入力容量を持つ前記それぞれの同期整流器の導通を制御する少なくとも1つの2入力ロジック回路であって、その第1の入力が前記同期整流器制御回路に接続されている前記駆動トランス巻線の一端に接続され、その第2の入力が対応する同期整流器に接続され、前記同期整流器間の電圧が所定の値まで降下する前に前記同期整流器のターンオンの発生を防止する2入力ロジック回路と、
前記同期整流器の最適なターンオンを行い、最小の遅延で前記同期整流器の最適なターンオフを行う前記それぞれの同期整流器に接続されているドライバ回路とを備える請求項2に記載の電力コンバータ。 - 前記2入力ロジック回路が前記2つの入力のそれぞれに保護ダイオードを備え、前記2入力ロジック回路のそれぞれの前記入力間に印加される電源電圧よりも高い負または正の電圧を供給する請求項7に記載の電力コンバータ。
- 前記2入力ロジック回路はさらに前記2つの入力のそれぞれに入れた直列抵抗器を備え、電源電圧よりも高い負または正の電圧が前記2入力ロジック回路のそれぞれの前記入力間に印加される場合には必ず前記保護ダイオード内の電流を制限するようにする請求項8に記載の電力コンバータ。
- 前記スイッチ導通制御回路が前記電源絶縁トランスの前記出力を基準とし、それにより、前記同期整流器制御回路に接続されている前記第4の駆動トランス巻線と2つの出力が約180度変位している前記スイッチ導通制御回路に接続されている前記第1の駆動トランス巻線を組み合わせて、前記駆動トランス内の1つの巻線をなくすことができる請求項2に記載の電力コンバータ。
- 前記スイッチ導通制御回路が前記同期整流器制御回路に接続されている請求項10に記載の電力コンバータ。
- さらに出力側で感知された状態から入力側、また出力側で電力コンバータをディセーブルする手段を備える請求項3に記載の電力コンバータ。
- さらに出力側で感知された状態から入力側で電力コンバータをイネーブルする手段を備える請求項3に記載の電力コンバータ。
- さらに前記スイッチモード電力コンバータの入力側で感知された状態への応答として前記スイッチモード電力コンバータの出力側からスイッチモード電力コンバータをディセーブルする手段を備える請求項11に記載の電力コンバータ。
- 入力源からの入力電圧を負荷に供給する出力電圧に変換するスイッチモード電力コンバータであって、
一次巻線と二次巻線を持つ電源絶縁トランスと、
前記電源トランスの前記一次巻線に接続され、それぞれ入力電圧を交互に前記電源絶縁トランスの前記一次巻線に供給し前記一次巻線内に実質的に対称的な電流を発生させる2つの制御端子を備える少なくとも第1および第2の一次側制御可能電源スイッチを備えた一次側コンバータ回路と、
前記一次側コンバータ回路から完全に絶縁され、第1および第2の同期整流器を備え、前記同期整流器は個別にスイッチング可能であり、それぞれ前記第2の二次巻線の各端と負荷の間に接続されている全波二次側コンバータ回路と、
前記第1および第2の一次側制御可能電源スイッチの導通を制御する少なくとも第1および第2の一次側スイッチ制御回路と、
前記それぞれの第1および第2の同期整流器の導通を制御する同期整流器制御回路と、
前記一次側制御可能電源スイッチと前記第1および第2の同期比整流器の導通を制御するため2つの出力の実質的に対称的な波形が約180度変位しているスイッチ導通制御回路と、
前記一次側制御可能電源スイッチと前記第1および第2の同期整流器の導通間に必要な遅延を設定し、さらに前記一次側制御可能電源スイッチおよび前記第1および第2の同期整流器を制御するための電力を供給するために使用され、前記一次側スイッチ制御回路と前記同期整流器制御回路との絶縁を行う駆動トランスであって、
前記スイッチ導通制御回路に接続された第1の駆動トランス巻線と、
前記第1の一次側スイッチ制御回路に接続され、前記第1の一次側制御可能電源スイッチの導通を制御する第2の駆動トランス巻線を備える駆動トランスとを備える電力コンバータ。 - さらに、
前記第2の一次側スイッチ制御回路に接続され、前記第2の一次側制御可能電源スイッチの導通を制御する第3の駆動トランス巻線と、
前記同期整流器制御回路に接続されている第4の駆動トランス巻線とを備える請求項15に記載の電力コンバータ。 - 前記スイッチ導通制御回路が前記入力電圧の一端にも接続されている請求項15に記載の電力コンバータ。
- 前記第2および前記第3の駆動トランス巻線がさらに前記駆動トランス巻線と関連する漏れインダクタンスを持ち、前記一次側制御可能電源スイッチのターンオン時に最適な遅延が得られるように前記漏れインダクタンスが慎重に選択され、設計されている請求項16に記載の電力コンバータ。
- 前記それぞれの一次側スイッチ制御回路がさらに、
前記一次側制御可能電源スイッチの制御端子間に接続され、ほとんど等しい導通時間の場合に前記一次側制御可能電源スイッチの短絡を防止できる十分な速さで前記一次側制御可能電源スイッチを効果的に制御しターンオフを行うように構成されている少なくとも1つの制御可能スイッチと、
前記一次側制御可能電源スイッチの制御およびターンオンを行い、前記制御可能スイッチの制御およびターンオンを行うように構成されているダイオードとを備える請求項15に記載の電力コンバータ。 - 前記少なくとも1つの制御可能スイッチを物理的に前記第1および第2の一次側制御可能電源スイッチの近くに配置して、前記一次側制御可能電源スイッチのターンオフ機能を高める請求項19に記載の電力コンバータ。
- 前記それぞれの同期整流器制御回路がさらに、
前記第4のトランス巻線の漏れインダクタンスが前記同期整流器のターンオフの遅延に悪影響を及ぼさないような比較的小さな入力容量を持つ前記それぞれの同期整流器の導通を制御する少なくとも1つの2入力ロジック回路であって、その第1の入力が前記同期整流器制御回路に接続されている前記駆動トランス巻線の一端に接続され、その第2の入力が対応する同期整流器に接続され、前記同期整流器間の電圧が所定の値まで降下する前に前記同期整流器のターンオンの発生を防止する2入力ロジック回路と、
前記同期整流器の最適なターンオンを行い、最小の遅延で前記同期整流器の最適なターンオフを行う前記それぞれの同期整流器に接続されているドライバ回路とを備える請求項16に記載の電力コンバータ。 - 前記2入力ロジック回路が前記2つの入力のそれぞれに保護ダイオードを備え、前記2入力ロジック回路のそれぞれの前記入力間に印加される電源電圧よりも高い負または正の電圧を供給する請求項21に記載の電力コンバータ。
- 前記2入力ロジック回路はさらに前記2つの入力のそれぞれに入れた直列抵抗器を備え、電源電圧よりも高い負または正の電圧が前記2入力ロジック回路のそれぞれの前記入力間に印加される場合には必ず前記保護ダイオード内の電流を制限するようにする請求項22に記載の電力コンバータ。
- 前記スイッチ導通制御回路が前記電源絶縁トランスの前記出力を基準とし、それにより、前記同期整流器制御回路に接続されている前記第4の駆動トランス巻線と2つの出力が約180度変位している前記スイッチ導通制御回路に接続されている前記第1の駆動トランス巻線を組み合わせて、前記駆動トランス内の1つの巻線をなくすことができる請求項16に記載の電力コンバータ。
- 前記スイッチ導通制御回路が前記同期整流器制御回路に接続されている請求項24に記載の電力コンバータ。
- さらに出力側で感知された状態から入力側、また出力側で電力コンバータをディセーブルする手段を備える請求項17に記載の電力コンバータ。
- さらに出力側で感知された状態から入力側で電力コンバータをイネーブルする手段を備える請求項17に記載の電力コンバータ。
- さらに前記スイッチモード電力コンバータの入力側で感知された状態への応答として前記スイッチモード電力コンバータの出力側からスイッチモード電力コンバータをディセーブルする手段を備える請求項25に記載の電力コンバータ。
- 一次巻線を持つ電源絶縁トランス、駆動トランス、一次側制御可能電源スイッチ、同期整流器、および制御可能スイッチを備える回路を使用して入力電源からの入力電圧を負荷に供給する出力電圧に変換する方法であって、
電源絶縁トランスを使用して電力を一方の形式から他方の形式に変換する工程と、
出力電圧から入力電力を絶縁する工程と、
一次側制御可能電源スイッチの導通を交互に切り換えて入力電圧を前記電源絶縁トランスの前記一次巻線に交互に供給し入力から出力にエネルギーを伝達する工程と、
同期整流器の導通を交互に切り換えてDC出力電圧を整流し供給する工程と、
電力を前記一次側制御可能電源スイッチと前記同期整流器に供給する工程と、
前記一次側制御可能スイッチのオン、オフを繰り返し行う工程と、
前記駆動トランスの巻線と関連する漏れインダクタンスおよび一次側制御可能電源スイッチの入力容量を使用して前記一次側制御可能電源スイッチのターンオンを遅延させる工程と、
前記同期整流器間で感知された電圧が所定の値に降下するまで前記同期整流器のターンオンを遅延させる工程と、
前記制御可能スイッチのスイッチング遅延が関連する駆動トランス巻線の漏れインダクタンスの影響を受けないように前記一次側制御可能電源スイッチのターンオフの遅延を最小にし、それにより駆動トランス巻線に接続されている前記一次側制御可能電源スイッチのターンオフを高速にする工程と、
スイッチング遅延が前記同期整流器制御回路に接続されている関連する駆動トランス巻線の漏れインダクタンスの影響を受けないように前記同期整流器のターンオフの遅延を最小にする工程とを含む方法。 - さらにスイッチ導通制御回路を使用して前記駆動トランスおよび関連回路に電力を供給し制御する工程を含む請求項29に記載の方法。
- さらに駆動トランスおよび電力コンバータの入力を基準としているスイッチ導通制御回路を備えるスイッチモード電力コンバータを電力コンバータの出力で感知された状態からディセーブルする方法であって、
電力コンバータの出力で電力コンバータをディセーブルする必要がある状態を感知する工程と、
電力コンバータの出力側を基準とする回路に接続されている駆動トランス巻線を短絡する工程と、
電力コンバータの入力側に接続されている前記スイッチ導通制御回路に接続されている駆動トランス巻線間の過剰電流を検出する工程と、
スイッチ導通制御回路をディセーブルする信号を送信し、コンバータをディセーブルする工程とを含む方法。 - 駆動トランスおよび電力コンバータの出力を基準としているスイッチ導通制御回路を備えるスイッチモード電力コンバータを電力コンバータの入力で感知された状態からディセーブルする方法であって、
電力コンバータの入力で電力コンバータをディセーブル必要がある状態を感知する工程と、
電力コンバータの入力側を基準とする回路に接続されている駆動トランス巻線を短絡する工程と、
電力コンバータの出力側に接続されているスイッチ導通制御回路に接続されている駆動トランス巻線間の過剰電流を検出する工程と、
スイッチ導通制御回路をディセーブルする信号を送信し、コンバータをディセーブルする工程とを含む方法。 - スイッチモード電力コンバータ内のスイッチ制御回路に電力を供給するために使用され、複数の一次側制御可能スイッチに接続されその導通を制御する少なくとも1つの一次側スイッチ制御回路に電力を供給する少なくとも1つの駆動トランス巻線を備え、前記少なくとも1つのトランス巻線の関連する漏れインダクタンスが前記一次側スイッチのターンオンの遅延が最適なものとなるように慎重に選択され設計されている、駆動トランスおよび関連回路。
Applications Claiming Priority (3)
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