JP2004518219A - ポータル構造におけるセッション管理に関する機構及び方法 - Google Patents

ポータル構造におけるセッション管理に関する機構及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ポータルコア(1)及び複数のサービス/アプリケーション(26)を有し、サービス/アプリケーション(26)へのアクセスをエンドユーザ局(5)に提供するポータル構造に関する。ポータルコアはプレゼンテーション機構と、セッション関連情報、例えばセッションIDを生成するポータルセッション管理手段(13)と、セッション管理情報を記憶するポータル記憶手段(51)を有する。サービス/アプリケーション(26)の少なくともいくつかは外部セッションIDとともに外部に存在する。セッション統一手段(50)はポータルセッションIDと外部セッションIDとのマッピングを行うために設けられる。ポータルコア(1)と外部サービス/アプリケーション(26)との通信には、外部IDが用いられ、一方でエンドユーザ局(5)とポータルコア(1)との通信にはポータルセッションIDのみが用いられる。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明はエンドユーザ局にサービス/アプリケーションへのアクセスを提供する、セッション管理及びポータル構造、特に、インターネットポータルに関する。本発明はまた、セッション管理に用いられるポータル構造における機構に関する。本発明は更に、ポータル構造におけるセッション管理方法であって、エンドユーザが前記ポータル構造を介してサービス/アプリケーションにアクセスするためのセッション管理方法に関する。
【0002】
本発明は特に、ポータル、サービス又はアプリケーションといった異なるエンティティが異なるセッション管理手段によって管理される際のセッション管理の取り扱いに関する。
【0003】
(技術状況)
ポータルと言われる場合、それは一般にはインターネットポータルを意味する。インターネットポータルはエンドユーザと相互作用し、通常、エンドユーザのアクティビティの追跡及び制御維持を可能とし、また認証ステータス、起動されたアクション及びその結果の順番及びリスト等のユーザ固有情報を記憶するためのセッション管理を提供する。今日、ポータルは、他のソフトウェアシステムの機能や、他のポータルの機能すらも統合可能としなければならないことがしばしばある。しかし、そのような、サービス/アプリケーション又は他のポータルといった他のシステムは、独自のセッション管理を持つことがある。これは、ある意味では、異なるセッション管理手段によって提供されるような他のセッション管理を、統合又は結合する必要があることを意味する。
【0004】
さらに、サービス又はアプリケーションの実際の位置や、プロバイダが誰かとは無関係に、エンドユーザがサービスにアクセス可能な方法をパーソナライズ又はカスタマイズすることに対する要求も増加している。さらに、モバイルインターネットサービスへのアクセス要求もその重要性を増している。すなわち、エンドユーザは高速かつ複雑でない方法で、どんなエンドユーザ局からも、すなわち移動端末からもサービスへアクセス可能であることを望むであろう。それは、例えば、ユーザフレンドリで、素早く簡単な方法により、固定エンドユーザ端末からだけでなく移動端末からも、電子メールの送受信、ショートメッセージ、ウェブベースの情報へのアクセスを行うことに関連するであろう。これはモバイルインターネットと呼ばれる。
【0005】
しかしながら、移動端末はパーソナルコンピュータ(PC)と比較して入出力能力が限られているため、移動端末を用いたブラウジングは、PCを用いたブラウジングよりも難しい。従って、これは、満足のいくパーソナライゼーションを移動ユーザに提供することがより困難であること、またセッション管理だけでなくサービスの管理もより複雑になることを意味する。いずれにせよ、常にアプリケーション及びサービスにアクセス可能であるよう、エンドユーザの立場にたった要求が強まっている。ポータルは、特にエンドユーザの好みに合うようにあつらえられるべきサービス及びアプリケーションのコンテンツへの戸口のようなものである。
【0006】
ポータルコンテンツの例は情報サービスである(インターネット技術に関連し、インターネット技術を通じてユーザが購読している全ての情報や、サービスプロバイダ又はオペレータがユーザに配信すべきであると考える情報を自動的に配信するプッシュコンテンツを含む)。情報サービスの例には天気予報又は天気情報一般、ショッピングモールといった商用サービス、又は任意の種類の情報、ストリーミングオーディオ/ビデオといったマルチメディアサービス、ゲーム、インスタントメッセージ及びニュースグループ、ウェブメール(web−based mail)、チャットルームを通じた特定のコミニュティへのアクセスがある。
【0007】
さらに、アプリケーション及びメニューをPCに呈示するための魅力的なグラフィカルユーザインタフェースを提供可能であること、また、特にポータルがモバイルである場合、WAP利用可能な装置のための同様のグラフィカルユーザインタフェースを提供可能であることが望ましい。さらに、パーソナルポータルの構成及びコンテンツのパーソナライズに対し、またパーソナルプリファレンスの設定によって個々のサービス及びアプリケーションの動作及び挙動(interaction and behavior)の制御を可能とするために、多くの労力が払われる。しかしながら、エンドユーザが用いる端末の種類を問わすに満足のいくアクセス実現性を提供するのは困難である。特に、異なるシステムを統合する必要がある場合、セッション管理と言う点に関し、すなわち、異なるシステム(ポータル、サービス/アプリケーション、他のポータル等)が独自のセッション管理を有する場合、状況は非常に複雑なものになるであろう。
【0008】
これまで、多くのアプリケーションは基本的に第2世代(2G)電気通信環境に特化して設計され、モノリシックなブロックとして、又は個々のアプリケーションに対する特定のサービス品質(QoS)要求を取り扱うための独自サービス網によって実現されてきた。その結果、そのようなアプリケーションは孤立したアプリケーションとしては満足に機能するが、同じような方法で開発された他のアプリケーションと統合することは困難である。インターネット(インターネットプロトコル)環境用に開発されたアプリケーションは、異なるアプリケーションの広範囲に渡る統合をサポートする、確立されオープンなデファクトスタンダードに大方基づかねばならない。2G環境において用いられてきたそのような規格の多くは、実時間での処理が重要でないアプリケーションに対するものであった。しかし、第3世代(3G)ネットワーク(3GPP)の導入を通じ、将来のアプリケーションはリアルタイム及び非リアルタイムトラフィックのみならず、高低ビットレートが混合した、音声通信及びデータ通信サービスの混合物を含むであろう。今日のサービスネットワークはそのような混合物を取り扱うようには設計されておらず、また既存のIPベースのアプリケーションは無線ネットワークに関する特定の特性に対して設計されていない。
【0009】
このように、エンドユーザからサービスに対する満足のゆくアクセスを提供するには、多くの複雑な要因が存在し、特にセッション管理が、異なるシステム/エンティティ用の異なるセッションマネジャにより取り扱われる際は顕著である。
【0010】
均質なポータル環境のセッション管理は、明確に規定することが可能であり、例えばサーブレットセッションAPI(Aplication Programming Interface)仕様又はセッションEJB(Enterprise Java Beans)仕様に基づいて実施することができる。これらの仕様はセッション管理のための基本的な動作、すなわちセッションの生成/破棄(create/destruct)及び、構築されたセッションにおける鍵値ペアの取得、設定及び消去のための動作を規定する。
【0011】
インターネットポータルには通常、エンドユーザが起動したアクションの追跡を可能にするセッション管理システムが設けられている。そのようなアクションには、例えばエンドユーザ入力システム、エンドユーザの認証、エンドユーザによるポータルサービスへのアクセス等が含まれる。エンドユーザがポータル内部でナビゲートしている限り、すなわち、そのポータル内のサービス/アプリケーション(ここでは、主にそのポータル内でセッション管理が処理されるサービス/アプリケーションを意味する)へのアクセスが要求されている限り、どのポータルサービスも主セッションマネジャ、すなわちポータルセッション管理手段に対し、そのエンドユーザのセッションに保存された情報の読み出しを要求可能であるため、セッション管理は容易に処理できる。
【0012】
しかし、エンドユーザが外部システム又はポータルに統合されたサービス又はアプリケーション、又は外部サービス/アプリケーション(ここでは、外部セッション管理又は独自のセッション管理を有するサービス/アプリケーションを意味する)へのアクセスを要求した場合、状況は異なり、非常に複雑な状況になりうる。深刻な問題は、エンドユーザがあるポータル構造を介してアクセスを希望するサービス又はアプリケーション(又は他のポータル)が、独自のセッション管理を有する場合、その外部セッション管理がポータルセッション管理と非互換でありうることである。
【0013】
これは、アプリケーションサービスプロバイダがポータルオーナにサービスを提供する際には良くあることである。様々な理由により、外部セッション管理がエンドユーザに見えることは望ましくない。さらに、外部セッション管理をも考慮して生成されたセッションは非常に長くなりがちである。すなわち、エンドユーザとの通信に用いられるセッションID(session identity)は、ポータルセッションIDだけでなく、それに加えて外部セッションIDをも含まなければならない。このように非常に長いセッションIDはポータルが提供するクライアントでは処理できない。これは、エンドユーザ局が、単純かつそのような大量のデータを処理できないであろう、WAP端末のような移動端末である場合に特に深刻である。識別目的のみにそういった量のデータを処理可能なエンドユーザ局についても、リソース及び時間の無駄が生じる。
【0014】
(発明の概要)
従って、アクセスされるシステム/サービス/アプリケーションのセッション管理が、他の、異なるセッション管理システムによって処理される場合であっても、簡単かつ効率的な方法でセッション管理を処理可能なポータル構造が必要である。特に、ポータル構造が独自のセッション管理手段を有し、エンドユーザがアクセスを要求した、サービス、アプリケーション及び他のポータルと言った他のシステムがその特有の(ここでは外部と表記される)、又は独自のセッション管理手段を有する場合、簡単かつ効率的なセッション管理が必要である。特にポータル及び外的にセッションが管理される(外部)システムとの間のセッション管理のシームレスな統一が必要である。さらに、第3者のセッション管理手段によってセッション管理される、サービス/アプリケーション又はポータルと言った他のシステム又は外部セッション管理手段に存在するセッション管理を、ポータルセッション管理と結合及び統合可能なポータル構造が必要とされている。
【0015】
また、ポータル(内部)セッション管理及び、第3者又は外部セッション管理システムの様々なセッション管理方法を、統一セッション管理に統一可能な機構(arrengement)が必要とされている。特に、内部サービス/アプリケーションのみならず、外部セッション管理手段(第3者セッション管理手段)、すなわちポータルセッション管理手段とは異なるセッション管理手段によってセッション管理が処理されるサービス/アプリケーションをもエンドユーザに提供することの可能なポータル構造が必要とされている。従って、エンドユーザは、サービス/アプリケーション(コンテンツ)がポータル構造そのものの内部に位置するか否か、又はアプリケーション/サービス及びそのコンテンツがポータルの外部にあるか、すなわち外部プロバイダによって提供される及び/又は外部セッション管理手段によってセッションが管理されるか否かとは無関係に、サービス等へのアクセスを提供されるはずである。
【0016】
特に、アクセスされたサービス/アプリケーション等がセッション管理が内的になされるか外的になされるかに関わらず、(固定エンドユーザ局に加えて)モバイルエンドユーザ局からのアクセスを可能にするポータル構造が必要とされている。また、エンドユーザとの通信に使用しなければならないパラメータの数が、従来のポータル構造と比較して、またアクセスされたサービス/アプリケーションがポータル内部にあるか否か及び、それらが個別にあるいは外的にセッション管理されるか否かとは無関係に削減されるようなポータル構造が必要とされている。特に、インターネットに接続された任意のPC、WAP端末又は任意のモバイルアクセスネットワークを用いる他のいかなる移動端末からもアクセスが可能なように、インターネット及びWAPベースのサービスを統合すると同時に、異なるセッション管理方法を統合可能なポータル構造が必要とされている。
【0017】
また、上述の目的の1つかそれより多くを満足できる、ポータル構造におけるセッション管理処理及び統合のための機構が必要とされている。さらに、サービス/アプリケーションがポータルセッション管理手段又は外部セッション管理手段のいずれによってセッション管理されるかとは無関係に、ポータル構造内のセッション管理を処理するための方法及びエンドユーザにサービス/アプリケーションへのアクセスを提供する方法であって、上述の目的の1つかそれより多くを満足できる方法が必要とされている。
【0018】
ポータルにおいて汎用マークアップ言語を用いることにより、アプリケーション及びサービスのコンテンツをユーザ局又はユーザ端末とは独立して記憶することが可能であり、アプリケーション又はサービスのコンテンツを呈示する前に、そのコンテンツをエンドユーザ端末が理解可能な形式、すなわちマークアップ言語に変換することが可能である。そのような汎用マークアップ言語の一例は、XML(Extended Markup Language)である。XMLベースのポータルにおけるナビゲーションのための標準としてXLink仕様が用いられ、この仕様においてはリソース間のリンクを生成及び記述するために、要素がXML文書中に挿入されることを可能としている。XLinkは基本的な単方向リンク及び、より複雑なリンク構成の両方を生成するためのフレームワークを提供する。さらに、XLinkは、XML文書が、2つより多いリソース間のリンク関係をアサートすること、リンクにメタデータを関連付けること及び、リンクされたリソースから離れた場所にあるリンクを表現することを許可する。XMLは2000年6月6日付けのW3C勧告、「拡張可能なマークアップ言語(Extensible Markup Language)(XML)1.0(第2版)」に記載されており、当該勧告は本明細書に引用して援用する。
【0019】
以下、本明細書において使用するいくつかの概念について説明又は定義する。ポータルは、一般に、インターネットドメインにおける非物理的なエンティティであり、個人又は組織が所有する「電子出版スペース(electronic publishing space)」として説明することができる。そして、情報又はサービスに対する直接アクセス又は、認証されたエンドユーザに対して情報又はサービスを提供するインターネット又はプライベートイントラネットドメイン内の他のエンティティへのリンクを提供する。ポータルの最も単純な形態は通常のホームページ(regular home page)やリンクのリストである。これに対し、より高度な形態では、出版物の消費者のみならず、編集者自身及び編集者からポータル上での出版権を許可されている者に対し、そのポータルがどのように用いられるかの異なる見知に関するインタラクティブサービスを提供することが可能である。
【0020】
無線エンドユーザは、「サービス」ポータルを通じてアクセスを得る。そのような「サービス」ポータルは、PC用の伝統的な、固定されたインターネットポータルとは異なり、またエンドユーザは、パーソナライズされたサービスが、少なくともオプションとして、自分の移動端末に対して配信され、また表示されることを要求する。以下の説明において、「サービス」ポータルという言葉は用いないが、本明細書においてポータル(ポータル構造)とは伝統的なポータル又は「サービス」ポータルのいずれかを意味する。
【0021】
アプリケーションは1つ又はいくつかの協働ソフトウェアエンティティであり、機能的な焦点はエンドユーザのためのユーザインタラクション及び有用性である。アプリケーションプラットフォームは、構成成分の機能性及び品質によって特徴付けされるある種のアプリケーションを実施するために用いられるソフトウェア及びハードウェアエンティティの定義済み組み合わせ(defined combination)である。
【0022】
一般論として、ポータルインフラストラクチャとは、特定のポータルの主催(host)、形成(produce)又は生成に必要とされるソフトウェア及びハードウェアエンティティを意味する。具体的には、ポータルインフラストラクチャはポータルコア、IPインフラストラクチャ及びサービスイネーブラを含む。
【0023】
サービスイネーブラとも呼ばれるサービスイネーブル手段は、API(Aplication Programming Interface)を介してアクセスされるサポート機能であり、抽象化レベルの引き上げ及びアプリケーション開発者のタスクを単純化する。ポータルコアはポータルインフラストラクチャのコアであり、すなわちポータルコアは、内部のコンテンツ及びアプリケーションが、制御及び統一された方法によってエンドユーザによって開示又はアクセスされることの可能なポータルフレームワークを開発するために必要とされる、ポータル構造の中心部である。サービスネットワークは一般にはIPベースのネットワークを意味し、ノードホスティングアプリケーションサーバ、サービス機能サーバ(service capabiiity server)、アプリケーションサポートサーバ、IPインフラストラクチャサーバ等を含む。アプリケーションサポートサーバはサービスネットワークリソース又はコアネットワーク以外の他の外部リソースをインタフェースし、一方サービス機能サーバはコアネットワーク内のリソース及び機能をインタフェースする。
【0024】
本願において、ポータル構造はポータルコア、複数のサービス及びアプリケーション及びそのコンテンツ、及びサービスイネーブル手段(サービスイネーブラ)を意味することが意図されている。通常は、さらに接続性及びデータベアラも含まれる。しかし、本発明の機能に重要なのはポータルコアの構成要素である。解決されるべき問題は、特にアクセスされたサービス/アプリケーションがポータル構造自身のセッション管理手段とは別の手段によってセッション管理されている場合に存在する。
【0025】
従って、本発明は、エンドユーザ局にサービス/アプリケーションへのアクセスを提供し、ポータルコア(及びサービスイネーブル手段、エンドユーザアクセスを提供するための接続性手段)を有するポータル構造を提供する。ポータルコアはプレゼンテーション機構、セッション関連情報、例えばセッションIDを生成、処理するポータルセッション管理手段、及びセッション関連情報を格納する記憶手段を有する。ポータルコアはさらに、これ以上は説明されない加入者管理手段を含む。サービス/アプリケーションの少なくともいくつかは、外部サービス/アプリケーションを含む。外部サービス/アプリケーションは、外部アプリケーション/サービスセッション関連情報、例えば外部セッションIDを生成、処理する外部セッション管理手段によってセッション管理される。
【0026】
ポータルセッション管理手段は、ポータルセッションIDと、外部サービス/アプリケーションセッションID情報とをマッピング又は変換するセッション統一機構を有する。ポータルコア及び外部サービス/アプリケーションとの通信には、外部サービス/アプリケーション外部(独自)セッションIDが用いられる。一方、エンドユーザ局とポータルコアとの通信には、ポータルセッションIDのみが用いられる。特にサービス/アプリケーションは汎用マークアップ言語、とりわけXML言語を生成する。
【0027】
好適な実装において、あるセッションにおいてアクティブな全ての外部サービス/アプリケーションに対する外部セッションID情報は、少なくとも個々のセッションの期間に渡って、もしくは所定期間ポータル記憶手段に記憶される。期間は例えば、所与の期間セッション内に動き(activity)が無ければ、もはや情報を記憶しておく必要がないといったように定めることができる。
【0028】
特定の実装において、ポータル構造はモバイルである。ここでは、固定式のエンドユーザ局のみならず、例えばWAP端末といった移動エンドユーザ局からのアクセスもサポートするということを意味する。ポータル構造は、汎用マークアップ言語形式のサービス/アプリケーションデータを、エンドユーザ局が用いる、又は理解可能な異なるマークアップ言語に翻訳するレンダリング手段を含む。汎用マークアップ言語、特にXMLが用いられるとすると、サービス/アプリケーションのデータは、URL(Uniform Resource Locator)を用いた文書型定義(Document Type Definition:DTD)言語によって定義される。
【0029】
DTDは(ここでは)、その特定のDTDに属するものとして見ることのできる全ての文書において許される、全ての要素及びその属性を記述するXML文書である。ある実装において、自身の、あるいは外部のセッション管理手段を有する外部システム(サービス/アプリケーション)は、他のポータルを構成する。ある特定の実装において、基本セッション管理動作を定義するため、ポータルセッション管理はサーブレットセッションAPI又はセッションEJB仕様に従って動作する。これは、これら仕様が外的にセッション管理されるシステムからセッションを得るために使用可能であることを意味する。本明細書において、このシステムはバックエンドシステムとも呼ばれ、従って、少なくとも外的にセッション管理されているという意味において、外部のサービス/アプリケーションであってもよい。他のポータルが自身の、外部(独自)セッション管理手段を有していても良い。
【0030】
本発明によれば、ポータルセッション管理手段は、エンドユーザのポータルへの入場、エンドユーザ認証、エンドユーザのサービス/アプリケーションへのアクセス等、特にエンドユーザが起こしたアクションに関する情報を、ポータル記憶手段に記憶する。
【0031】
本発明によれば、エンドユーザがポータルからサービス/アプリケーションを要求すると、ポータルセッション管理手段によって、ポータルセッションIDとともにセッションが生成される。要求は、要求されたサービス/アプリケーションへ転送され、このサービス/アプリケーションが内部サービス/アプリケーションであれば、ポータルセッションIDを用いる。一方、サービス/アプリケーションが外的にセッション管理されている場合には、そのエンドユーザに対して外部セッションIDが生成され、そのIDがポータルとサービス/アプリケーションとの間の通信で用いられる。外的にセッション管理されるサービス/アプリケーションについて、外部セッション管理手段は、要求を行ったエンドユーザに対して生成された外部セッションID情報を、所定の期間、例えばそのセッションを通じて、もしくはそのセッションが所与の期間「インアクティブ」となるまで記憶する。
【0032】
そのポータルから次の呼び出し要求が受信されると、すなわち、同一のサービス/アプリケーションに対し、同一のセッション内で同一のエンドユーザから次の呼び出しが受信されると、そのサービス/アプリケーション内のセッションを見つけるため、生成された外部セッションIDが用いられる。アプリケーションデータが生成され、アプリケーション情報データが外部セッションIDを用いてポータルへ送信される。外部セッションIDは、ポータルセッション統一手段により、ポータルセッションIDに変換/マッピングされる。
【0033】
一実施形態において、ポータルセッション内に名前空間(namespace)が生成され、アクセスされた外部サービス/アプリケーションセッションの各々について、情報データが名前空間内に記憶される。特に有利な実施形態において、外部サービス/アプリケーション又は外部セッション管理手段は、外部(独自)セッションを、エンドユーザがその外部サービス/アプリケーションへのアクセスをポータルを介して要求するためのサービス/アプリケーション(独自)外部セッションIDをとともに生成する。さらに、ポータルコアへ送信する、少なくとも1つの独自又は外部セッションIDを含むメタ情報タグを生成する。特に、メタ情報タグの全データは、要求したユーザについての対応するポータルセッション内に記憶される。
【0034】
ある特定の実施形態において、汎用マークアップ言語、例えばXMLの形式による、サービス/アプリケーションデータへのメタリンクの導入を通じ、サービス/アプリケーションコンテンツがどこにあるか、すなわち内部か外部か、とは無関係に、エンドユーザに連続的なナビゲーションが提供される。このメタリンクには、ポータルセッションIDがパラメータとして付加される。この目的のため、ポータルコアは、サービス/アプリケーションデータに含まれるそのようなメタリンクを処理するための(第1の)変換手段を有する。ポータルコアはさらに、汎用マークアップ言語形式のデータを、要求元エンドユーザ局(モバイル又は固定)が理解するマークアップ言語へ変換する(第2の)変換手段を有するレンダリング手段を含む。
【0035】
上述した連続的なナビゲーションは、本発明において説明記述されるような統一セッション管理と、利点とともに結合されうる特定の有利な実装に関連する。サービス/アプリケーションによる、サービス/アプリケーションデータへのメタリンクの導入による連続的ナビゲーションの提供は、本願出願人による、本願と同日出願された同時係属のスウェーデン出願、「アプリケーション/サービスのアクセスに関する機構及び方法」に記載されている。当該同時係属出願の内容は本明細書に引用して援用する。
【0036】
このように、大部分の有利な実施形態において、ポータル構造はモバイルであり、例えばGSM(Global System for Mobile Commnication)、WCDMA(広帯域符号分割多元接続:Wideband Code Division Multiple Access)、GPRS(GSM汎用パケット無線サービス:GSM General Packet Radio Service)、ブルートゥース(短距離無線技術)、WAP(無線アプリケーションプロトコル:Wireless Application Protocol)等の移動通信ネットワークを通じて移動エンドユーザ局によるアクセスをサポートする。好適には、ポータル構造は、WAP端末等の移動端末のみならず、PC等のブロードバンド端末や、より一般的な固定端末によるアクセスをもアクセスする。
【0037】
換言すれば、ポータル構造は、ポータル構造との通信に異なるアクセス形式又は異なるマークアップ言語を用いる固定及び移動エンドユーザ局によるアクセスをサポートする。
【0038】
ある特定の実施形態によれば、サービス又はアプリケーションは、外部セッションID情報を含むメタ情報タグに加え、1つまたはそれより多い他のメタ情報タグをオプションで備えても良い。
【0039】
本発明はこれに限定されないが、もし汎用マークアップ言語が用いられる場合、汎用マークアップ言語はXMLであろう。XMLデータ及びおそらくメタリンクは、文書型定義言語(DTD:Document Type Definition language)によって定義される。XMLデータ中のメタリンクタグは、メタリンク形式、参照及び、サービス/アプリケーション位置情報を含むアドレッシング属性(URL)を有する。(レンダリング手段の)変換手段は、変形(transformation)(XSL)を実行することにより、XMLデータを変換する。すなわち、XMLデータは出力形式、すなわちアクセス元ユーザ局に適したマークアップ言語(例えば、固定エンドユーザ局にはHTML(HyperText Markup Language)、移動ユーザ局にはWML(Wirelsss Markup Language))を生成するため、変形スタイルシートとともに処理される(XSL変形)。XSLは、1999年11月10日付けのW3C勧告である、「XSL変形(XSLT)(XSL Transformations (XSLT))」バージョン1.0及び、2000年12月12日付のW3C暫定ドラフトである同バージョン1.1に記載されており、これらを本明細書に引用して援用する。
【0040】
特に、同一セッション中における、同一エンドユーザによる同一サービス/アプリケーションのその後のアクセスにおいては、外部セッションIDによって示される外部セッションが見つけられるよう、外部(独自)セッションIDを含む、記憶されたメタ情報が、ポータルセッション管理手段からセッション統一手段によって外部サービス/アプリケーション(外部セッション管理手段)へ転送される。
【0041】
本発明はさらに、プレゼンテーション機構を有するポータルコア、セッション関連情報、例えばセッションIDを生成、処理するポータルセッション管理手段及び、セッション関連情報を記憶する記憶手段を有する、ポータル構造内の機構をも開示する。この機構は更に、ポータルセッション及び、外部サービス/アプリケーションを管理する外部セッション管理手段によって生成された外部セッションの管理を統一するセッション統一機構を有する。このポータルと、アクセス元エンドユーザ局との通信には、ポータルセッションID(のみ)が用いられ、ポータルと外部サービス/アプリケーションとの通信には、外部セッションID情報が用いられる。
【0042】
統一手段は、ポータルセッションIDと外部セッションIDとをマッピングする手段を有する。外部サービス/アプリケーションID情報は、個々のポータルセッションにおいて、規定の時間、例えばセッションの間中、ポータル記憶手段に記憶しておくと好都合である。この機構は、特に、汎用マークアップ言語形式のサービス/アプリケーションデータを、要求元エンドユーザ局の形式に依存する他のマークアップ言語形式に変換し、サービス/アプリケーションデータを、サービス/アプリケーションへのアクセスを要求したエンドユーザ局へ出力ならしめるレンダリング手段を有する。特に、そのような汎用マークアップ言語はXMLである。
【0043】
好ましい実施形態において、外部セッションID情報は外部サービス/アプリケーションデータに導入されるメタ情報タグ内に与えられ、より詳細にはポータルセッションにおいて、メタ情報データが、ポータルセッション情報を記憶するポータル記憶手段に記憶される。特にポータルセッションIDは、パラメータとして外部アプリケーション/サービスデータに付加される。
【0044】
その後、継続中のセッション中、ポータルに、あるエンドユーザによって同一の外部サービス/アプリケーションについて要求があると、その要求を外部サービス/アプリケーションに転送する際、すなわち、ポータルから外部セッションIDにマッピング/変換した後に、セッション統一手段によってメタ情報が要求中に含ませられる。
【0045】
本発明はさらに、外的にセッション管理される外部サービス/アプリケーションがアクセスされた際の、ポータル構造におけるセッション管理方法も開示する。ポータル構造は、プレゼンテーション機構を有するポータルコア、セッション関連情報を生成、処理するポータルセッション管理手段及び、セッション関連情報を記憶する記憶手段を有する、この方法は、ポータルセッションが既に存在していなければ、エンドユーザがサービス/アプリケーションへのアクセスを要求した際にポータルセッションをポータルセッションIDとともに生成し、要求された外部サービス/アプリケーションへ要求を転送し、外部セッション管理手段により、外部サービス内に、又は外部サービスに対し、外部サービス/アプリケーションセッションを生成し、その要求を行ったエンドユーザに対して既にセッションが存在していなければ、外部セッション管理手段によって、外部サービス/アプリケーションセッションIDを生成し、
サービス/アプリケーションにおいて、
サービス/アプリケーションデータを生成し、
外部セッションIDに関する情報をサービス/アプリケーションデータに導入し、
外部セッションIDを含んだサービス/アプリケーションデータをポータルに返し、
ポータルにおいて、
外部セッションIDをポータルセッションIDにマッピングし、
外部セッションIDをポータル記憶手段内のポータルセッションへ記憶し、
サービス/アプリケーションデータを、ポータルセッションIDのみを用いて要求したエンドユーザに送信する、
方法である。
【0046】
この方法は更に、エンドユーザによる外部サービス/アプリケーションへのその後の要求に際し、ポータル記憶手段内でそのポータルセッションを探索し、ポータルセッション関連情報が外部セッションIDを含んでいるかどうかをしらべ、もし含んでいれば、外部セッションIDを含んだ要求を、要求された外部サービス/アプリケーションへ転送し、外部セッションIDを用いて、サービス/アプリケーション又は外部セッション管理手段で外部独自サービス/アプリケーションを探索し、サービス/アプリケーションデータを生成し、外部セッションIDをサービス/アプリケーションデータに付加し、サービス/アプリケーションデータを外部セッションIDとともにポータルセッション管理手段等に送信するステップを含む。好ましい実施形態において、外部サービス/アプリケーションは汎用マークアップ言語、例えばXMLを生成する。好ましくは外部セッションIDを付加するステップが、少なくとも外部セッションIDを含むメタ情報タグを生成し、外部サービス/アプリケーションデータへ導入するステップを含む。
【0047】
本発明はさらに、ポータルセッション管理を外的にセッション管理されるシステムの外部セッション管理と統合する方法を開示する。この方法は、ポータルセッションIDと外部セッションIDとをマッピングし、生成されたポータルセッションにおけるポータル記憶手段に、外部セッションIDに関する情報を記憶し、ポータルセッションIDをエンドユーザ局との通信において使用し、外部セッションIDに関する情報を外的にセッション管理されるシステムとの通信に使用する各ステップを有する。
【0048】
以下、添付図面を参照して、本発明をそれに限定されない態様において更に説明する。
(発明の詳細な説明)
図1及び図2を参照して、典型的なポータル構造を極めて詳細に説明する。このようなポータル構造は、図3〜7を参照して説明する本発明のコンセプトの実施に利用することができる。ただし、本発明が図1及び図2に説明されるようなポータル上で実施すべきであるものとは決して限定されず、本明細書の本セクションは主に、1つのポータル構造の典型的な基本的コンセプト及びその機能の一部を説明するものとして含まれていることは明らかであろう。
【0049】
従って、図1は、本発明に係るポータル構造10の一例を示す図である。ポータル構造10は、プレゼンテーション機能、加入(subscription)及びセッション管理機能を処理するポータルコア1と、例えば個人通信サービス、個人情報サービス及びモバイルEコマースサービスを含む複数のサービス及びアプリケーション2を有する。簡単に言えば、どの種類のサービスが提供されるかは重要でなく、本発明のコンセプトはどのような種類のサービス、コンテンツ及びアプリケーションに対しても適用可能である。本発明のコンセプトのより詳細な説明(図3〜7)において、エンドユーザがサービス又はアプリケーションへのアクセスを要求する際、任意のサービス又はアプリケーション(又はコンテンツ)は、たとえその一部が実際にはポータル構造の外部に位置し、外部サービスプロバイダによって提供される場合であっても、概念的にはポータル構造に含まれるものを意味し、またそのようなものとして見ることができる。しかしながら、本明細書において、任意のサービス又はアプリケーション(又はコンテンツ)は、それらが外的にセッション管理される場合、すなわちそれらがポータルセッション管理手段によってセッション管理されない場合には「外部」と表記される。
【0050】
ポータルコアポータル構造1は、サービスイネーブラとも呼ばれる複数のサービスイネーブリング手段31−37、38A−38Dを含むレイヤ3をさらに含む。サービスイネーブラは、とりわけゲートウエイ及びIPインフラストラクチャといった、認証及び基本サービスに関与する。本図において、サービスイネーブラのいくつかの例は、統一メッセージング(unified messaging)31、IPインフラストラクチャ32、AAA−サーバ33、通知サポート34、課金サポート35及び動作及び維持サポート36といったものとして与えられる。サービスイネーブラの他の例は、モバイルポジショニングシステム37、WAPゲートウエイ38A、SMS−Cゲートウエイ38B、マルチメディアプロキシ38C、モバイルEペイ(mobile E−pay)38D等である。これらサービスイネーブラの一部はおおよそ必須であり、それ以外はオプションである。
【0051】
ここでポータル構造は、接続性(connectivity)又は、移動基地局及び、BTS(無線基地局装置:Base Transceiver Station)、BSC(基地局コントローラ:Base Station Controller)、MSC(移動通信交換局:Mobile Swithing Center)ノード等といった交換ノードを含む(移動)ベアラレイヤを含むものとして見ることもできる。どのノードであるかは、どの移動ネットワークアクセスが例えばGSM上で提供されるかに依存する。GPRS又はUMTSに対応するノード、例えばGGSN(ゲートウエイGPRSサポートノード)はこのレイヤに含まれる。どちらのネットワークであっても、ネットワークはWAP(無線アプリケーションプロトコル)端末といった移動端末のアクセス用ポータルのためのデータベアラである。図1において、WAP電話機5を含むエンドユーザ局のアクセスがサポートされている。
このようなポータル構造の一例は、エリクソンWISE(登録商標)ポータルである。
【0052】
内部アプリケーション又はサービスは、例えばモバイルサービス、統一メッセージング又はメールサービスとしてのとしての個人通信、個人情報サービスのような様々なカテゴリのモバイルインターネットアプリケーションにアプリケーション特定の値を付加するために、サービスイネーブラ及び接続性レイヤを利用するアプリケーションとして見ることができる。情報はサーチを通じてユーザによって検索されうるが、プッシュ技術によってエンドユーザに供給されても良い。これはエンドユーザがカスタマイズ可能である。
【0053】
好適には、移動ネットワークを介した、WAP電話機5といった移動エンドユーザ局によるアクセスを、ポータルがサポートするものとされる。従って、関連する移動ネットワークのノード又は構成要素は移動ネットワーク接続性及びデータベアラレイヤ内に提供される必要がある。図1において、ISPネットワーク(インターネットサービスプロバイダネットワーク)と表記される構成要素が開示される。これは任意の構成要素であり、含まれていてもいなくても良い。
【0054】
サービスイネーブラ3を含むレイヤにおいて、ある形式のサービスイネーブラは必須であり、それ以外は必須でない。サービスイネーブラの一部は、モバイルインターネット機能を提供するための重要な構成要素として見られる。サービスイネーブラの一部は、インターネットと移動ネットワークとのインタフェース構成要素の一部として見られる。1つの構成要素はここでIPインフラストラクチャ32と表記されている。オプションのサービスイネーブラは、通知サポート34を含む。これは、アプリケーションがフィルタリングされた通知をSMS(ショートメッセージサービス)チャネル(WAP技術及び3G(3GPP)技術をサポートする他のチャネルを含むように適合されても良い)を用いてエンドユーザに送信することを可能にする、一般にはオプションの構成要素である。
【0055】
課金サポートイネーブラ35は、課金イベントを柔軟に選択可能とするために提供されうる。別のサービスイネーブラ36は動作及びメンテナンスサポートに関連し、一般に必至の構成要素である。サービスイネーブラWAPゲートウエイ38Aは、無線の世界とインターネットの世界の間のアクセスポイントを形成する、オプションサービスイネーブラWAPゲートウェイ/プロキシである。これは、GSM回線交換データ又はWAPオーバSMS(SMSオーバMAP(モバイルアプリケーションプロトコル))を用い、WAPゲートウェイ/プロキシにアクセスするモバイルクライアントをサポートする。クライアントは、所望のWAPアプリケーションが存在するウェブサーバに接続するため、移動端末内のWAP利用可能なブラウザを用いる。
【0056】
別のサービスイネーブラ(モバイルポジショニングシステム)37は、要求したアプリケーションにユーザの位置を送信することを可能にするオプション構成要素である。他のサービスイネーブラは、マルチメディアデータのGPRS又はUMTS上での伝送を担うマルチメディアプロキシ38Cである。しかし、これはオプションサービスイネーブリング手段である。SMS−C(中央)ゲートウェイ38Bもまたオプション構成要素であり、移動局及びサーバ間のショートメッセージを送信、受信、記憶又は転送を担う。
【0057】
アプリケーションとの通信には独自(proprietary)プロトコルが使用される。モバイルEペイ38DはモバイルEコマース用の基本機能を提供する構成要素であり、オプション構成要素である。AAAサーバ33は認証(authenticaiton)、承認(authorization)及び会計(accounting)に関するサービスイネーブリング構成要素である。この3つの機能は他の方法によって提供されうるが、これらはまた、例えばトラフィックベースの課金又は期間課金を可能にする機能性サーバに統合されうる。そのような構成要素は、それが異なる構成要素に分割されていても、複数の機能に共通な1つの構成要素で形成されていても必須であり、有利な実装においてセッション管理機能に用いられる。
【0058】
しかし、図1がサービスイネーブリングレイヤ3に提供されうるサービスイネーブリング手段の例を単に示しているに過ぎないことは明らかであろう。図示されたサービスイネーブラの一部は排除され得るし、残りは依然として含まれ得るなどである。
【0059】
ポータルコア、又はポータルコアレイヤは、上述したように、プレゼンテーション、加入及びセッション管理、及び複数の内部(及び外部)アプリケーションサーバを含むサービスティア(service tire)を取り扱う。コア1は、複数のプロトコルを用いて複数の装置上でモバイルポータルプレゼンテーションを可能にするプレゼンテーション機構11を有する。プレゼンテーション機構11は、例えばXML駆動型であってよい(又は、より一般的には汎用マークアップ言語により駆動される)。1つの実施形態において、プレゼンテーション機構11はJava(登録商標)及びXML駆動型の、複数マークアップ言語処理可能なプレゼンテーションモジュールである。
【0060】
プレゼンテーション機構11はレンダリング手段(レンダリングエンジン)を有し、1つの実施形態においてレンダリング手段は、ポータル構造にアクセスした際にポータル内のサービスによって呈示される情報が、エンドユーザの用いるエンドユーザ局(又はブラウザ)の形式とは無関係に、標準化された方法で表示されることを確保するため、XML/XSLT技術を用いる。汎用マークアップ言語、例えばXML/XSLT、の利用を通じて、エンドユーザに呈示されるコンテンツの”ルックアンドフィール”がカスタマイズされうる。XSLは拡張可能なスタイルシート言語(Extensible Style Sheet Language)の略称である。その内容を本明細書に引用して援用する、本出願人が本出願と同時に出願したスウェーデン特許出願、「ポータル構造におけるプレゼンテーションカスタマイズ方法及び機構(An arrangement and a method for presentation customization in a portal structure)」は、ここで説明するようなポータル構造におけるユーザカスタマイズに関連し、特に”ルックアンドフィール”のカスタマイズに関するものである。
【0061】
特にポータルコア1内部、及びプレゼンテーション機構11を、図2を参照して更に詳細に説明する。
ポータルコア1はさらに加入マネジャを含む。一実施形態において、加入マネジャ構成要素情報はLDAP(ライトウエイトディレクトリアクセスプロトコル:Lightweight Directory Access Protocol)ディレクトリに記憶され、加入マネジャと呼ばれるサービスによって管理される。加入マネジャは加入者データベース中の加入者情報を生成、維持及び削除するためのオペレータ用機能を含む。加入マネジャはまた、システムのエンドユーザがシステム内のサービスに加入することを可能にする。
【0062】
特定の実施形態において、カスタマーケアセンタの負荷を最小化することによってコストを最小化するため、自己登録(self−registration)及びセルフサービスの考え方がサポートされる。利用可能なサービスに関する情報は、上述したディレクトリにおいても保持され、加入マネジャによって管理されても良い。ディレクトリに新たなサービスが入力されると、それは直ちにエンドユーザが加入可能になる。新しいサービスを規定のエンドユーザ群にのみ利用可能とすることを可能にするため、ディレクトリ中でエンドユーザをグループ化することができる。加入マネジャ12は、自らが用いるアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を通じ、既存のカスタマーケアシステムと接続されても良い。
【0063】
セッションマネジャ13はアプリケーション及びサービスが利用可能な汎用機構である。セッションマネジャ13は、ポータルへの全ビジタを追跡し、またビジタのプロファイル情報を提供するため、サブシステムへのインタフェースを有する。エンドユーザがシステム/アプリケーションに入場すると、セッションIDエンティティが割り当てられ、このIDエンティティは、エンドユーザがそのサービスからログアウトするまで、又はエンドユーザが規定の時間アイドル状態になるまで、その特定のエンドユーザ用に記憶される。共同アプリケーション(participating application)が開始すると、まず、ある特定のユーザに対するアクティブセッションIDが存在するかチェックし、もしあれば、セッションが壊れた場所から復帰することが可能であろう。本発明に係るセッション管理機能は図3A〜図7を参照して以下に説明する。
【0064】
最後に、ここでのポータルコアポータル構造1は2つの”内部”アプリケーションサーバ14A、14B及び、1つ又はそれより多い外部アプリケーション14Cを有する。外部アプリケーションサーバ14Cは既存のサービスが稼働する外部アプリケーションサーバへのリンクを有している。一実施形態において、サービスティアは3つのサービスクラスを有する。その第1はポータルコア環境を用いて実装されるポータルコア仕様に従って構築される。第2のサービスクラスは、例えばポータルコアプレゼンテーションを通じて自身を呈示するように適合されている非ポータルコア環境で稼働する外部電子メールシステムのような、ポータルコア環境において必ずしも実装する必要が無いサービスに関連する。第3のサービスクラスはポータルコアサービス開発(development)又はプレゼンテーションアーキテクチャに準拠しない外部サービスに関連する。これは図2を参照してさらに説明する。
【0065】
以下の説明において、ポータルコア、及び特にプレゼンテーションレイヤに含まれるプレゼンテーション機構を、まず図2を参照してより完全に説明する。
1つの好ましい実施形態におけるサービスティアは、3つのサービスクラスを有する。ポータルコアサービスサービスクラス(pcoreサービス)は、ポータルコアの仕様に準拠し、ポータルコア特性を利用するために用いられる。一実施形態において、このサービスはJ2EE IBM WEBSphere環境(ロジック、アルゴリズム等を含む、プログラマチックサービスの開発に用いられるアプリケーションサーバ)を用いて実施される。このようなサービスは一般に、フロントエンドにJSP(Java Server Pages)、ミドルレイヤにJavaサーブレット及びエンタプライズJavaビーンズ(EJB)を、バックエンドに様々なエントリを配置する3つ又は4つのティアアーキテクチャを有する。第2のサービスクラスは、例えば、ポータルコアプレゼンテーションを通じて自身を呈示するように適合されている非ポータルコア環境で稼働する外部電子メールシステムのように、pcoreプレゼンテーションサービスを用いるが、ポータルコアJ2EE環境には必ずしも実装する必要のない統合ポータルコアサービス(統合pcoreサービス)である。第3のサービスクラスは、pcore外部サービスであり、ポータルコアサービス開発にも、プレゼンテーションアーキテクチャにも準拠しないが、このクラスに含まれるサービスは例えばポータルコアへトリガされうる。
【0066】
一実施形態において、サービスレイヤ内部には利用可能な2つの形式のサービスオプションが存在する。1つは、ブロードビジョン(Broadvision)(CORBA)によって提供される、最適化ルールに基づく、パーソナライズされた、商取引及び小売りに結びついたサービスであって、コンテンツ、プロファイル及びビジネスルール上で動作するマッチングエンジンによるコンテンツ配信に最適化されたサービスを生成するためのサービスから構成されうる。もう一つのサービス形式は例えばアルゴリズム、ロジック等を必要とする、最適化されたコンテンツ配信システムには容易に組み込めないサービスに関連する。これらがpcoreサービスクラスのサービスでなければ、IBM WEBSphere J2EE環境用に産業化することが可能であろうし、またそれらが統合サービスクラスのサービスであり、外部サービスサーバ上で稼働している場合、それらはポータルコアプレゼンテーションに適合される。
【0067】
サービスは、プレゼンテーションレイヤのレンダリング機能上の要素を含み、サービスレイヤ機能に関連する仕様(specifications)、即ちスキーム及びロジックを必要とする。ポータルコアプレゼンテーションアーキテクチャは、上述したように、好ましい一実施形態において、特定の要素内のサービスを生成及び利用する機構について、或いはサービスを定義するために、J2EEアーキテクチャを使用しうる。しかし、本発明はJ2EE及びブロードビジョンを用いるポータル構造に限定されず、それらは単なる例示である。
【0068】
プレゼンテーションレイヤは概念的に、ポータルコア自身の内部に存在するレンダリングレイヤ及び、ポータルコアプレゼンテーションアーキテクチャを通じてそのコンテンツを呈示したい任意のサービスから利用可能なサービスレイヤの2つのティアに分割される。好ましい一実施形態において、レンダリングレイヤはXML/XSLT技術を用いる。それによって、エンドユーザ局と無関係に、すなわち、エンドユーザがポータルにアクセスする際に用いるエンドユーザ局の種類と無関係に、ポータル内でサービスが呈示する情報が規格化された方法で表示可能であることを確保する。XML/XSLTの利用を通じ、プレゼンテーション空間内部で、統一された”ルックアンドフィール”を有するコンテンツが呈示されることを確実にすることが可能である。
【0069】
XMLが汎用マークアップ言語として利用される場合、サービスはpcoreDTDからの構成情報を用いてフォーマットされたXML文書形式で出力を生成する。そして、サービスからのXML出力はプレゼンテーション機構のプレゼンテーションエンジンに供給される。プレゼンテーションエンジンは、サービスに供給されたXML文書のpcoreDTDに付随するpcoreSS及びpcoreグリッド情報を用い、所望のインタフェースを生成する。pcoreDTDからXMLを生成しないサービスは、プレゼンテーションサービスを通じて自らを呈示することも特に可能である。
【0070】
先に述べたように、ポータル構造は、WAP電話機等の端末及び、PC等のブロードバンド端末の異なった端末、又はそれらが用いるブラウザを取り扱うことが可能である。ポータルコアポータル構造プラットフォーム及び内部ロジックは特にはプレゼンテーションレイヤ機能と完全に独立しており、全ての異なる形式のクライアントはもとより、音声及び言語(voice and speech)合成器についてのサポートを非常に容易に実施することが可能である。例えばXML/XSLを用いることで、例えば新しい形式のWAPディスプレイサイズのためのサポート実施は非常に容易である。また、レンダリングプロセスを、様々なWEB端末、既存の又は将来のハンドヘルド端末、音声ブラウジング及びインタラクティブTVへ適合させることもまた可能である。
【0071】
特定の一実施形態において、WEBインタフェースはブリックとも表記される四角形の要素から構成される。ブリックはサービス、画像又はアプリケーションのコンテナであり、エンドユーザ局の画面上に表示される。このようなブリック又はコンテナを用いることで、ポータルをカスタマイズすることが可能になる。このように、ブリックはポータル構造内部で使用されるべく作成されるアプリケーションであり、そのアプリケーションへのリンクを有する。アプリケーションはブリックをレンダリングしたい際は、ポータルへ表示情報を提供しなければならない。好適には、ブリックは複数の形式で現れることが可能である。ブリック又はコンテナの配列は、所謂ブリックインタフェースを呈示する。簡単なナビゲーションを可能にするため、一実施形態においてはWAPインタフェースも同様に実施されて良い。WEBインタフェースにおいて、ユーザは利用可能なブリックのリストを呈示される。各ブリックはユーザが構築するWEBサイトに含ませることのできるアプリケーション、サービス又は背景画像を含んでいる。ブリックはまた、外部の企業又はプロバイダから予め設定されたサービスであってもよい。ブリックグリッド(Brick−grid)はカスタマイズされたポータルの、画像のない表現(non−visual representation)である。端末に応じ、ブリックグリッドは使用中のその端末に最適な方法で表示される。ブリックが例えばタグとともに表示されたり、タグによってまとめられるような方法のみならず、グリッドは多くの方法で設計されうる。ブリックグリッドは汎用形式で記憶され、端末/エンドユーザ局に依存しない。
【0072】
好ましくは、エンドユーザはポータル内の全機能へのアクセスをユーザに与える1回のログインにより、ポータルに対して自らの認証を行う。接続された、或いは外部のコンテンツもしくはサービスプロバイダに対する任意の認証は、プラットフォームセキュリティシステムによって処理される。好適にはポータル内の各アプリケーション又はサービスがエンドユーザのニーズにフィットするようにパーソナライズ可能であり、各アプリケーションが異なる端末に対してパーソナライズ可能である。これはエンドユーザが、例えばWAP電話機のような、大量のデータを表示するための能力に限りがある他のエンドユーザ局へ送信されるデータの量を制限したい場合特に都合がよい。1つのアプリケーションを複数回選択し、異なるインスタンスの各々に固有のパーソナライズを与えることが可能である。
【0073】
本発明の概念を実施可能なポータル構造の一例について説明してきた。しかし、もちろん本発明はそのようなポータルにおいて実施すべきものに限定されず、ポータルをアクセスするエンティティを、サービス/アプリケーションへのアクセスとともにエンドユーザに提供可能なポータル構造が与えられるという仮定に基づいている。各エンドユーザに対し、セッションがポータルによって生成され、各セッションはエンドユーザに特有なデータを含む。サービス/アプリケーションは外部であっても内部であっても良い。この点に関し、内部アプリケーション又はサービスはポータルのセッション管理を用いるアプリケーション又はサービスとして定義され、一方外部アプリケーション又はサービスは、外部セッション管理を用いるアプリケーション又はサービス(セッション管理そのものを提供しても良いし、第三者によってセッション管理されても良いことを意味する)として定義される。
【0074】
以下、本発明の概念を図3A〜6を参照して詳細に説明する。
図3A、3Bはある実施形態を示し、ここでは、ポータル構造が固定エンドユーザ局のみならずモバイルエンドユーザ局によるアクセスもサポートすることが仮定されている。好適な一実施形態において、異なる形式のエンドユーザ局について、たとえその形式がポータル構造に未知であっても、ポータル構造そのものへのアクセスが可能とされている。これは、本願出願人による、本願と同日出願されたスウェーデン出願、「ポータルにアクセスするエンドユーザ局に関する機構及び方法」に記載されているように実行可能である。当該出願を引用し、その内容を本明細書に援用する。
【0075】
図3Aは、外部アプリケーション26へのアクセスを取得するため、ポータル構造のポータルコア1にアクセスするエンドユーザ局5(ここではWAP端末)を模式的に示している。ポータルコアにおいては、本発明の機能に関連する手段すなわち、レンダリング手段15を有するプレゼンテーション機構11、要求ブローカ16、ポータルセッション管理手段13、セッション統一手段50及びポータルセッション記憶手段51のみが図示されている。
【0076】
エンドユーザ局5が外部アプリケーション26へのアクセスを希望する場合、セッション統一部50へ要求(I)が供給される。実際にはそれが接続の最初のトランザクションであり(すなわち、外部アプリケーション26に関し、エンドユーザ5に対して利用可能なセッションが存在しない)、セッションがポータルセッションマネジャ13によって生成され、ポータルセッションマネジャ13は要求(II)をセッション統一部50から受信する。セッションはユーザに特有のデータを含み、それはポータル記憶手段51に記憶される。ポータルセッション識別子、又は簡単にポータルセッションIDが生成される。セッション統一部50はまた、要求(III)を要求ブローカ16へ送り、要求ブローカはこの要求を外部アプリケーション26へ渡す(IV)。
【0077】
外部アプリケーションは要求元ユーザに他の(外部)セッションが無いことを検知し、データ(例えばXML)を生成し、外部セッションIDとともに外部セッションを生成し、外部セッションIDを(XML)データへのメタ情報タグとして導入する。続いて、(XML)データはメタ情報タグを含む、ポータル要求ブローカ16への返答として送信される(V)。メタ情報タグを有するデータはレンダリング手段15へ渡され(VI)、レンダリング手段15はメタ情報タグを検出してそれをセッション統一部50へ渡す。セッション統一部50は、メタ情報タグをポータルセッションIDに変換し、レンダリング手段15に戻す(VII)。レンダリング処理において、ポータルセッションIDは応答データに書き込まれ、応答データは要求ブローカ16に渡されて(IX)エンドユーザ局5へ送信される。
【0078】
図3Bにおいては、既にセッションが存在し、同一セッション内でエンドユーザ局5が再度アプリケーション26へアクセスを試行した(I)ものと仮定されている。セッション統一部50はポータルセッションマネジャ13(ポータル記憶手段)からユーザポータルセッションを検索する(II)。セッション統一部50はアクセスされようとしているサービス/アプリケーション用のサービス/アプリケーションデータ、例えば外部(バックエンド)セッションIDを取り出す(III)。外部セッションIDは要求ブローカ16へ渡され(IV)、要求ブローカ16は外部アプリケーション26を呼び出す(V)。アプリケーションは、メタ情報タグ中に外部セッションIDを含んだデータ(例えばXML)を生成し、ポータルへ送信する(VI)。要求ブローカはデータをレンダリングのためにレンダリング手段15へ転送する(VII)。レンダリング手段15は、セッション統一部50と通信し、セッション統一部50は外部セッションIDをポータルセッションIDにマッピングして、ポータルセッションIDをレンダリング手段15へ返送する(VIII)。そして、レンダリング手段はポータルセッションIDをエンドユーザ局5に宛てられる応答へポータルセッションIDを書き込む(IV)。要求ブローカを開始、応答はエンドユーザ局5へ送信される(X)。
【0079】
内部アプリケーションのアクセスについては、ポータル及び内部アプリケーション間の通信及び、エンドユーザ局及びポータルコア間の通信の両方にポータルセッションIDが用いられる。
【0080】
アプリケーションが汎用マークアップ言語、例えばXMLを生成する場合には、XMLデータもまたレンダリング手段15において変換及びレンダリングされ、エンドユーザ局が理解可能なマークアップ言語、例えばエンドユーザがPCならHTML、WAP端末ならWMLによってエンドユーザ局5に出力される。
【0081】
これは、エンドユーザ局及びポータル間の通信については、かつて割り当てされたポータルセッションIDのみが用いられ、一方でポータル及び外部アプリケーション間ではかつて生成された外部アプリケーションセッションIDのみが用いられるということを意味する。
【0082】
本発明の概念を実施するポータル構造において、セッション統一部からなるセッション管理統一フレームワークが設けられる。セッション統一部は一般的な一対多のセッションマッピング機構、すなわち、独自のセッション管理を有する外部システム(アプリケーション、サービス、ポータル)が複数存在する場合、セッション統一部は複数のポータルセッションを複数の外部システムの複数のセッションへ、またその逆の変換を行うことが可能である。
【0083】
図4のフローチャートを参照して、大まかに手順を説明する。従って、100において、アプリケーションへの要求(Cと表記)がエンドユーザUからポータルに受信されたものとする。101で、ポータルは、エンドユーザUについて、アプリケーションCに関する利用可能なセッションが記憶手段に存在するかどうかをチェックする。もしなければ、102において、ポータルセッションIDが割り当てられたポータルセッションが生成される。103では、アプリケーションが外的にセッション管理されているかが調べられる。もしそうでなければ、104で、アプリケーションはアプリケーションC及びエンドユーザUとの通信にポータルセッションIDを用い、この場合セッションを統一する必要はない。
【0084】
しかし、アプリケーションCが外的にセッション管理されている場合には、106において要求はアプリケーションCへ転送される(もちろん、アプリケーションが内的にセッション管理されている、すなわちポータルセッション管理を用いる場合にも、要求はアプリケーション等へ転送される。しかし、これは本発明の概念とは関連しないため、ここでこれ以上の説明は行わない)。107では、アプリケーションC(又はより一般的には外部システム)において、エンドユーザUに対して利用可能なセッションが存在するかが調べられる。もし無ければ、108で、外部セッションID(外部(アプリケーション)IDともいう)とともに外部アプリケーション独自セッションが生成される。外部セッションIDの情報を具えるアプリケーションデータが生成される。109で、アプリケーションデータ及び外部セッションIDに関する情報を含む応答がポータルへ送信される。
【0085】
応答がポータル内部で受信されると、110において、アプリケーションCについてのエンドユーザUに対して生成されたポータルセッション内に、外部セッションID情報が記憶され、そのポータルセッションはポータルセッション記憶手段に記憶される。引き続き、その後のエンドユーザ及びポータル間の通信に対し、このポータルセッションIDが用いられる。111で、外部セッションIDの情報はアプリケーションCとの通信に含ませられる。
【0086】
上述のステップ101において、記憶手段内に利用可能なセッションが存在することが確かめられた場合、105で、外部アプリケーションについて、外部セッションIDに関する情報が特に検出される。そして、エンドユーザ及びポータル間の通信にはポータルセッションIDが用いられ、一方111で説明したように、ポータル及びアプリケーション間の通信には外部セッションIDが用いられる。しかし、105において、ポータル記憶手段に記憶されるポータルセッション中に外部セッションIDに関する情報が記憶されていなければ、そのアプリケーションは内部にあることが示され、アプリケーションCとの通信及び、エンドユーザUとの通信の両方にポータルセッションIDが用いられる。
【0087】
上述のステップ103は、アプリケーションが外部アプリケーションかどうかに関する検出を独立して行わなければならない印象を与えるかもしれない。しかし、これは既存のセッションについてはポータルセッションが、ポータル記憶手段から、セッション統一手段によってポータルセッション管理手段を介してフェッチされた際に生得的に検出されうる。新しいセッションについては、応答がアプリケーションから受信され、その応答が外部セッションIDを有するメタ情報タグを含むものとして、特にレンダリング手段によって検出可能である。
【0088】
図5はある特定の実施形態について、200で、エンドユーザU1からの要求が、外部アプリケーションAに関連するポータルで、最初に、すなわちセッションのない状態で受信された際の手順を、幾分詳細に説明するフローチャートである。201で、ポータルセッション管理手段は、アプリケーションAに関し、U1についてセッションが存在しないことを検出する。そして、202で、ポータルはエンドユーザU1に対し、アプリケーションAとのセッションをポータルセッションIDとともに生成する。続いて203で要求がアプリケーションAへ転送される。204で、アプリケーションAはU1に対するセッションが存在しないことを検出する。そして、205で、アプリケーションAはU1に対して独自外部セッションを生成するとともに、少なくとも外部セッションIDを有する、すなわち生成されたセッションの識別子を有するメタ情報タグを生成する。206で、アプリケーションはさらに、アプリケーションデータを(本実施形態ではXMLによって)生成し、メタ情報タグを有するアプリケーションデータをポータルコアへ送信する。従って、XMLデータ中には、アプリケーションセッションIDを含むメタ情報タグが存在する。これは例えば
<metainfo name=”application_session_id” value=”4711” />
というようなものである。
【0089】
207で、ポータルセッション統一手段は、外部セッションIDをU1に対するポータルセッションIDにマッピングする。208において、ポータルセッション管理手段は、メタ情報データを、特に、好ましい実施形態においては、セッションIDに関するメタ情報だけが含まれるのではなく、他のデータも含まれている場合には、全てのメタ情報データを、ポータルセッションへ記憶する。一実施形態において、アプリケーションデータはさらに他のサービス/アプリケーションを参照するメタリンクを含み、このメタリンクは同時係属の特許出願、「アプリケーション/サービスのアクセスに関する機構及び方法」に更に詳細に記載されるように、変換手段によって処理、変換され、ポータルのセッションIDがパラメータとして付加される。
【0090】
209で、ポータルコアのレンダリング手段はアプリケーションデータをレンダリング、すなわちエンドユーザ局に適切な形式へ変換し、ポータルセッションIDのみを用いてエンドユーザU1へ送信する。
【0091】
図6は、エンドユーザU1が同一セッション中に再度アプリケーションAへのアクセスを試みた際の手順を説明するフローチャートである。従って、ここでは210において、U1からアプリケーションAについての次の要求がポータルで受信されたものと仮定されている。これは例えばエンドユーザU1が彼のブラウザにおいて、ポータルセッションIDへのパラメータを有する、アプリケーションAへのリンクをクリックしたことを意味する。211で、セッション統一部を介し、ポータルセッション管理手段は、ポータルセッションIDを用いてU1に対するポータルセッションを調べる。212で、アプリケーションAに関する、U1についてのポータルセッション中に含まれるメタ情報の存在が検出される。213で、ポータル要求ブローカはアプリケーションにコンタクトし、メタ情報をパラメータとして含ませ、要求をアプリケーションAに転送する。メタ情報は外部セッションIDを含み、従って外部セッションIDはアプリケーションに送信される。すなわち、アプリケーションAとの通信に用いられる。214で、アプリケーションAは、メタ情報に含まされた自分の外部セッションIDを用い、エンドユーザU1に対する外部セッションを調べる。215で、アプリケーションは、アプリケーション(XML)データを生成し、メタ情報タグをXMLデータへ含ませ、XMLデータをメタ情報タグとともにポータルへ送信する。そして、処理は図5のステップ207、208等と同様に進行する(216)。
【0092】
一実施形態によれば、外部アプリケーション、又はより一般的には外部システム(バックエンドシステムとも表記される)は、セッション統一手段(セッション統一部)を機能させるために以下の操作を規定する。
1. BackendSession bs = backend, createSession ()
2. Bs. updateSession ()
3. Stream s = backend. serializeSession (BackenSession bs)
【0093】
セッション統一部は、以下の操作を実装する。
1. PortalSession ps = Portal. getSession ()
2. BackendSession bs =
Ps. getBackendSession (backendService)
3. ps. callBackendService (backendService), bs)
4. ps. storeBackendSession (backendSersvice, bs)
【0094】
従って、この実装によれば、セッション統一手順は、以下のように機能する。1.統一部はそのサービス/アプリケーション用の要求/コールに関連するポータルセッションを呼び出すため、ps. getSession ()をコールする。
2.統一部はbs = ps. getBackendSession (backendService)をコールする
3.統一部はps. callBackendService (backendService, bs)をコールする
4.そのユーザに対するバックエンドセッションが存在しない(bs = 0)ならば、バックエンドがbs = backend, createSession ()をコールし、このセッションをポータルへの応答とともに送信する。さもなければ、バックエンドはbs. updateSession ()をコールし、これをポータルへの応答とともに送信する。バックエンドセッションの送信はbackend. serializeSession (bs)のコールによって完結する。
5.ポータルは、ps. storeBackendSession (backendService, bs)をコールして、バックエンドセッションを記憶する。
【0095】
図7は、上述のセッション統一手順のステップを説明する相互動作図である。
P. getSession ()は、例えばサーブレットセッションAPI(Servlet Session API)に従う任意のセッション管理システムによって実施可能である。
P. getBackendSession (backendService)は、backendServiceのアクセス毎にポータルセッション内部に名前空間を生成し、名前空間内にbackendService関連データを記憶することによって実施可能である。
帯域要求を削減するため、B. serialiseSession ()はバックエンドシステムから単に識別子のみを送信することによって実施可能である。
【0096】
本発明によれば、セッション統一の提供を通じ、異なるセッション管理システムを1つの統一されたセッション管理へシームレスに統合することが可能になるという利点がある。ポータル構造について、これはポータル及び外部アプリケーションサービスプロバイダとの間の統合時間を大幅に削減しうる。特に、移動局によるアクセスもサポートするモバイルポータルに対し、このようなセッション管理の統一は、非常に長いバックエンドセッションデータから短い統一されたセッションへの変換を通じて、無線エンドユーザ局へ送信しなくてはならないデータの量を削減するための強力な手段を提供する。さもなければ、ポータルセッションIDと外部セッションIDの両方をエンドユーザ局との通信に含ませる必要がある場合に転送しなければならなかった大量のデータに帰因して、WAP端末といった移動エンドユーザ局による、外的にセッション管理されるシステムへのアクセスは、可能ですらないかもしれない。なぜなら、そのような量のデータはエンドユーザ局が受理できないおそれがあるからである。エンドユーザ局が識別目的のためだけにそのような量のデータを処理可能であったとしても、それは資源及び時間の浪費である。
【0097】
本発明が具体的に説明した実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の範囲内で、多くの方法によって変化させうることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の一実施形態に係るポータル構造の概要を模式的に示す図である。
【図2】
プレゼンテーション機構(レイヤ)の、レンダリング機能レイヤ及びサービス機能レイヤへの概念的な分割を示す図である。
【図3A】
エンドユーザが外部アプリケーションへのアクセスを最初に要求するためのポータルのブロック図である。
【図3B】
エンドユーザが同一セッション中に同一アプリケーションへ再度アクセスした際の、図3Aと同様の図である。
【図4】
本発明の概念の一般的な実装を模式的に説明するフローチャートである。
【図5】
セッションが存在しない状態で、エンドユーザがポータルにアクセスし、外部サービス/アプリケーションへのアクセス要求を行った際の処理の流れを説明するフローチャートである。
【図6】
エンドユーザが同一セッション中に同一アプリケーションへその後アクセスする際の手順を説明するフローチャートである。
【図7】
セッション統合手順における、セッションマッピングインタラクションを示す図である。

Claims (27)

  1. ポータルコア(サービスイネーブル手段、エンドユーザアクセスを提供するための接続性手段)及び複数のサービス/アプリケーションとを有し、エンドユーザ局にサービス/アプリケーションへのアクセスを提供するポータル構造であって、
    前記ポータルコアが、
    プレゼンテーション機構と、
    セッション関連情報、例えばセッションIDを生成するポータルセッション管理手段と、
    セッション関連情報を格納する記憶手段を有し、
    前記サービス/アプリケーションの少なくともいくつかが外部サービス/アプリケーションを有するか、外部システムにより提供され、外部セッションIDを生成する外部セッション管理手段を用いるポータル構造において、
    ポータルセッションIDと外部セッションIDとをマッピングするセッション統一手段を有し、
    前記ポータルコア及び外部サービス/アプリケーション間の通信においては、前記外部サービス/アプリケーション外部IDがセッションIDとして用いられ、一方、エンドユーザ局及び前記ポータルコア間の通信においては、前記ポータルセッションIDのみが用いられることを特徴とするポータル構造。
  2. 前記サービス/アプリケーションが汎用マークアップ言語を生成することを特徴とする請求項1記載のポータル構造。
  3. 前記汎用マークアップ言語がXMLであることを特徴とする請求項2記載のポータル構造。
  4. あるセッションにおいてアクティブな全ての外部サービス/アプリケーションに対する、外部サービス/アプリケーション独自外部セッションID情報が、定められた時間、例えば個々のセッションの間中、前記ポータル記憶手段内の対応するポータルセッションに記憶されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のポータル構造。
  5. 前記プレゼンテーション機構が、
    前記汎用マークアップ言語によるサービス/アプリケーションデータを、エンドユーザ局が用いる別のマークアップ言語に変換するレンダリング手段を有することを特徴とする請求項2記載のポータル構造。
  6. 前記ポータル構造がモバイルである、すなわち、固定エンドユーザ局に加えて移動エンドユーザ局、例えばWAP端末からのアクセスをサポートすることを特徴とする請求項5記載のポータル構造。
  7. 前記汎用マークアップ言語でサービス/アプリケーションを表すデータが、URL属性を用いる文書型定義(DTD)言語によって定義されることを特徴とする請求項2記載のポータル構造。
  8. 外部独自セッション管理手段を有する外部システムが、他のポータルを構成することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のポータル構造。
  9. 前記ポータルセッション管理手段が、基本セッション管理操作を規定するサーブレットセッションAPI又はセッションEJBの仕様にして違って動作することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のポータル構造。
  10. 前記ポータルセッション管理手段は、エンドユーザの前記ポータルへの入場、エンドユーザの認証、エンドユーザのサービス/アプリケーションへのアクセス等といった、エンドユーザが起動したアクションに関する情報を、前記ポータル記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のポータル構造。
  11. サービス/アプリケーションへのエンドユーザ要求に応答して、前記ポータルセッション管理手段はセッションIDとともにポータルセッションを生成し、前記要求が前記サービス/アプリケーションへ転送されると、前記サービス/アプリケーションが内部サービス/アプリケーションであれば前記サービス/アプリケーションは前記ポータルセッションID情報用い、一方前記サービス/アプリケーションが外部セッション管理手段によって管理されている場合、前記サービス/アプリケーションは外部(独自)セッションIDを供給されることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のポータル構造。
  12. 外部セッション管理手段によって管理されるサービス/アプリケーションについて、前記外部セッション管理手段は、要求元エンドユーザに対して生成された外部セッションID情報を、定められた時間、例えば前記セッションの間中記憶し、前記セッション中に前記ポータルから次の呼び出し要求を受信すると、サービスアプリケーションデータが生成され、前記サービス/アプリケーションデータ及び前記外部セッションIDを有する応答が前記ポータルコアへ返送され、前記サービス/アプリケーションデータを前記ポータルセッションIDのみを用いて前記エンドユーザへ転送可能なように、前記外部セッションIDは、前記統一手段によって前記ポータルセッションIDへ変換/マッピングされることを特徴とする請求項11記載のポータル構造。
  13. アクセスされたサービス/アプリケーションのそれぞれに対する前記ポータルセッション内部に名前空間が生成され、少なくとも外部セッションIDを含む前記外部セッション情報が前記名前空間に記憶されることを特徴とする請求項12記載のポータル構造。
  14. 外部サービス/アプリケーションが、エンドユーザの、前記ポータルを介した外部サービス/アプリケーションへのアクセス要求について、外部サービス/アプリケーション外部(独自)IDとともに外部独自セッションを生成し、少なくとも前記外部(独自)セッションIDを含むメタ情報タグを前記ポータルコアへ返送されるべき前記汎用マークアップ言語による前記サービス/アプリケーションデータに導入することを特徴とする請求項2、請求項11又は請求項12に記載のポータル構造。
  15. 前記メタ情報タグの全データが、前記要求元エンドユーザに対応するポータルセッションに記憶されることを特徴とする請求項14記載のポータル構造。
  16. 前記ポータルコアが、
    前記ポータルセッションIDがパラメータとして付加された、前記汎用マークアップ言語による前記サービス/アプリケーションデータに含まれうるメタリンクを処理するための第1の変換手段と、
    前記汎用マークアップ言語による前記データを前記要求元エンドユーザ局が理解可能なマークアップ言語へ変換する第2の変換手段を有するレンダリング手段を有することを特徴とする請求項15記載のポータル構造。
  17. 前記外部サービス/アプリケーションが前記外部セッションを前記外部セッションIDによって示されるものとして見いだすことができるよう、同一セッション中における、同一エンドユーザによる同一サービス/アプリケーションへのアクセスに対しては、前記外部セッションIDを含む前記記憶されたメタ情報が前記ポータルセッション統一手段から前記外部サービス/アプリケーションへ転送されることを特徴とする請求項16記載のポータル構造。
  18. プレゼンテーション機構を有するポータルコア、セッション関連情報、少なくともセッションIDを生成するポータルセッション管理手段及び、ポータルセッション関連情報を記憶する記憶手段を有する、ポータル構造内の機構であって、
    ポータルセッション及び、外部サービス/アプリケーションを管理する外部セッション管理手段によって生成された外部セッションの管理を統一するセッション統一手段を有し、
    前記ポータルと、アクセス元エンドユーザ局との通信には、ポータルセッションIDのみが用いられ、前記ポータルコアと外部サービス/アプリケーションとの通信には、外部セッションID情報が用いられるとともに、前記統一手段はポータルセッションIDと外部サービス/アプリケーションの外部セッションIDとをマッピング/変換するために用いられることを特徴とする機構。
  19. 前記外部サービス/アプリケーション独自の、外部セッションID情報は、それがマッピングされた前記ポータルセッションに、定められた時間、例えばセッションの間中記憶されることを特徴とする請求項18記載の機構。
  20. サービス/アプリケーションへのアクセスを要求したエンドユーザ局へ出力されるサービス/アプリケーションデータが、前記エンドユーザ局で理解可能なマークアップ言語になるよう、前記プレゼンテーション機構が、汎用マークアップ言語によるサービス/アプリケーションデータを、要求元エンドユーザ局の形式に依存する他のマークアップ言語に変換するレンダリング手段を有することを特徴とする請求項18記載の機構。
  21. 前記汎用マークアップ言語がXMLであることを特徴とする請求項20記載の機構
  22. 外部サービス/アプリケーションデータに導入されるメタ情報タグ内に外部セッションID情報が与えられ、前記メタ情報データは、ポータルセッション情報を記憶するポータル記憶手段内の、前記対応するポータルセッション内に記憶され、また前記ポータルセッションIDは、前記エンドユーザ局との通信において、前記外部セッションIDを置き換えるパラメータとして外部アプリケーション/サービスデータに付加されることを特徴とする。請求項18乃至請求項21のいずれか1項に記載の機構。
  23. あるセッション中、あるエンドユーザにより、前記ポータルへ、同一の外部サービス/アプリケーションへの次の要求があると、当該要求が前記ポータルコアから前記外部サービス/アプリケーションへ転送される際に、前記要求中に前記メタ情報が含ませられることを特徴とする請求項22記載の機構。
  24. プレゼンテーション機構を有するポータルコア、セッション関連情報を処理するポータルセッション管理手段及び、セッション関連情報を記憶する記憶手段を有するポータル構造におけるセッション管理方法であって、
    ポータルセッションが既に存在していなければ、エンドユーザがサービス/アプリケーションへのアクセスを要求した際にポータルセッションをポータルセッションIDとともに生成し、
    前記要求されたサービス/アプリケーションが外的にセッション管理されている場合には、前記要求された外部サービス/アプリケーションへ前記要求を転送し、
    既にセッションが存在していない限り、前記要求をしたエンドユーザに対し、外部サービス/アプリケーション独自セッションIDを外部セッション管理手段において生成し、
    前記サービス/アプリケーションにおいて、サービス/アプリケーションデータを生成し、
    前記外部セッションIDに関する情報を前記サービス/アプリケーションデータに導入し、
    前記外部セッションIDを含んだ前記サービス/アプリケーションデータを前記ポータルに返送し、
    前記外部セッションIDを前記ポータルセッションIDにマッピングし、
    前記外部セッションIDを前記対応するポータルセッション手段に記憶し、
    前記サービス/アプリケーションデータを、前記ポータルセッションIDのみを用いて前記要求をしたエンドユーザに送信する、
    ステップを有することを特徴とする方法。
  25. 前記ポータルにおいて、
    前記セッション中における、エンドユーザによる外部サービス/アプリケーションへのその後の要求に際し、前記記憶手段内で前記ポータルセッションを探索し、
    前記ポータルセッション関連情報が外部セッションIDを含んでいるかどうかをしらべ、もし含んでいれば、
    前記外部セッションIDを含んだ前記要求を、前記要求された外部サービス/アプリケーションへ転送し、
    前記外部セッション管理手段又は前記外部サービス/アプリケーションにおいて、
    前記外部サービス/アプリケーションセッションを探索し、
    サービス/アプリケーションデータを生成し、
    前記外部セッションIDを前記サービス/アプリケーションデータに付加し、
    前記サービス/アプリケーションデータを前記外部セッションIDとともに前記ポータルセッション管理手段に返送し、
    前記ポータルにおいて、
    前記外部セッションIDを、前記対応するポータルセッションIDに置き換え、
    前記サービス/アプリケーションデータを前記エンドユーザ局へ、前記ポータルセッションIDのみを用いて送信する、
    ステップをさらに有することを特徴とする請求項24記載の方法。
  26. 前記外部サービス/アプリケーションが、汎用マークアップ言語、例えばXMLを生成することを特徴とする請求項24又は請求項25記載の方法。
  27. 前記外部セッションIDを付加するステップが、
    少なくとも外部セッションIDを含むメタ情報タグを生成し、前記サービス/アプリケーションデータへ導入するステップを含むことを特徴とする請求項26記載の方法。
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