JP2001265680A - 複数メディアのセッションを管理する装置および方法 - Google Patents

複数メディアのセッションを管理する装置および方法

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JP2001265680A
JP2001265680A JP2000073070A JP2000073070A JP2001265680A JP 2001265680 A JP2001265680 A JP 2001265680A JP 2000073070 A JP2000073070 A JP 2000073070A JP 2000073070 A JP2000073070 A JP 2000073070A JP 2001265680 A JP2001265680 A JP 2001265680A
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Nobuyoshi Nikata
宣嘉 貮方
Shingo Suzumori
信吾 鈴森
Yayoi Nakamura
やよい 中村
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ端末と情報提供システムの間で、複数
メディアを複合的に利用したネットワーク経由の情報処
理を実現することが課題である。 【解決手段】 セッション統合管理部75は、eメー
ル、WEB、音声等の複数のメディアを利用したセッシ
ョンの識別子を発行する。データ送受信部73−iがセ
ッション識別子を含む処理要求を任意のメディアでユー
ザから受け取ると、メディアインタフェース78−i
は、そのセッション識別子を統一的に利用可能なデータ
に変換して、統合管理部75に渡す。そして、統合管理
部75は、変換されたセッション識別子に基づいて、セ
ッション管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットの
ように、ネットワークを通じて情報を提供するシステム
において、情報処理のセッションを管理する装置および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報技術の進展に伴い、情報ネッ
トワークの利用が拡大しており、特にインターネットは
その中心的な存在として著しい進歩を見せている。ま
た、米国や日本に留まらず、世界各国において、ネット
ワークを利用したデータ通信が急速に伸びている。この
ため、近い将来、データ通信量が電話等の音声通信量を
しのぐとも言われている。
【0003】ここで、インターネットの用途を確認する
ために、サイトのアクセスランキングを参照すると、広
く利用されている各種の検索エンジンが常に上位を占め
ており、インターネット利用時の情報検索に対するニー
ズの大きさが伺える。また、電子商取引(e-commerce)
での商品購入の際にも、まず、目的とする商品の検索を
行うことが多く、情報検索は情報提供サーバの基本機能
であるといえる。
【0004】現在、インターネット上で情報検索を行う
方法としては、WWW(world wideweb)で提供されて
いる検索エンジンのサイトを介して、検索条件入力と検
索結果表示を行う方法が一般的である。検索エンジンの
他、一般企業のホームページにおける情報提供サービス
においても、同様の検索方法が採用されている。
【0005】この場合、検索、結果の表示、および結果
の絞込み等のために必要なサーバへのアクセスは、WE
B(ウェブ)という単一のメディアを使用して行われ
る。このとき、継続する情報処理における処理の開始か
ら終了までの一連の処理が、セッションとして管理され
る。ここでは、WEBという単一のメディアがセッショ
ン管理の対象となり、アクセス時にセッションIDを作
成して、セッションIDをWEBページ間で引き継ぐ等
の方法により管理される。
【0006】また、今日では、i−modeに代表され
る携帯情報端末が発売以来の爆発的な普及を見せてい
る。このタイプの携帯情報端末の特徴は、音声・WEB
・電子メール(eメール)等の複数メディアを同一端末
で扱えることである。このような携帯情報端末からサー
バにアクセスする場合、メディア毎に別々にセッション
が管理される。
【0007】図65は、複数メディアを利用する従来の
情報提供システムを示している。図65の情報提供シス
テムは、サーバ1、2、3、インターネット4、および
公衆電話網5からなる。
【0008】サーバ1は、インターネット送受信部11
によりインターネット4に接続され、メールシステム1
2を備える。メールシステム12は、メールセッション
情報管理部13およびメール制御部14を含む。
【0009】メール制御部14は、インターネット4か
らインターネット送受信部11を通して送られてくるユ
ーザの処理要求に対して、個別情報処理の通信制御を行
い、メールセッション情報管理部13は、eメールに関
するセッション開始、セッション同一性管理、セッショ
ン切断等のセッション管理を行う。セッション同一性管
理では、1つのセッションに属する複数の個別情報処理
が管理され、ユーザから要求された処理が既に開始され
ているセッションに属するか否かが判定される。
【0010】また、サーバ2は、インターネット送受信
部21によりインターネット4に接続され、WEBシス
テム22を備える。WEBシステム22は、WEBセッ
ション情報管理部23およびWEB制御部24を含む。
WEB制御部24は、ユーザの処理要求に対して、個別
情報処理の通信制御を行い、WEBセッション情報管理
部23は、WEBに関するセッション管理を行う。
【0011】また、サーバ3は、音声送受信部31によ
り公衆電話網5に接続され、音声システム32を備え
る。音声システム32は、音声セッション情報管理部3
3および音声制御部34を含む。音声制御部34は、ユ
ーザの処理要求に対して、個別情報処理の通信制御を行
い、音声セッション情報管理部33は、音声に関するセ
ッション管理を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の情報提供システムには、次のような問題があ
る。
【0013】ユーザが複数メディアを扱うことが可能な
携帯情報端末を用いて情報検索を行う場合、端末は、W
EB等の単一メディアを介して検索、絞込み、および表
示を行っている。
【0014】しかし、複数メディアを同一端末で扱える
場合には、その特徴を活かして、あらゆるメディアを組
み合わせて利用しながら検索、絞込み、および表示を行
えば、より効率的な情報検索が可能になるはずである。
例えば、音声で検索条件を入力し、検索結果をある程度
絞り込んだ後に、その結果をWEBで表示することがで
きれば、ユーザにとって効率的な絞込みが可能になる。
【0015】ところが、従来の単一メディアのセッショ
ン管理では、メディア毎に別々にセッション情報が管理
されているため、複数メディアのセッション情報を一貫
して管理することはできない。このため、複数メディア
を同一端末で扱えるという特徴を活かした情報検索サー
ビスは、今のところ存在しない。
【0016】本発明の課題は、携帯情報端末のようなユ
ーザ端末と情報提供システムの間で、複数メディアを複
合的に利用した情報検索等のネットワーク経由の情報処
理を実現するセッション管理装置およびその方法を提供
することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のセッシ
ョン管理装置の原理図である。本発明の第1の局面にお
いて、セッション管理装置は、複数の通信手段41、複
数のインタフェース手段42、および統合管理手段43
を備え、複数のメディアを利用したネットワーク経由の
情報処理のセッションを管理する。
【0018】各通信手段41は、複数のメディアのうち
対応するメディアのデータを送受信する。各インタフェ
ース手段42は、複数のメディアのうちの1つに対応
し、対応する通信手段41からセッション情報を受け取
って、受け取ったセッション情報に対応する統一セッシ
ョン情報を生成する。
【0019】統合管理手段43は、各インタフェース手
段41から統一セッション情報を受け取り、受け取った
統一セッション情報に基づいて、複数のメディアのうち
2つ以上のメディアを利用したセッションの開始、同一
性管理、および切断を含むセッション管理に関する処理
を行う。
【0020】複数のメディアには、例えば、eメール、
WEB、音声等のメディアが含まれる。通信手段41
は、いずれかのメディアを用いて、データをネットワー
ク44に送信したり、ネットワーク44からデータを受
信したりする。そして、受信したデータを、対応するメ
ディアを扱うインタフェース手段42に渡す。
【0021】受信したデータが、例えば、セッション識
別子のような識別情報を含むセッション情報であった場
合、インタフェース手段42は、必要に応じて、通信手
段41から受け取ったセッション情報を統一セッション
情報に変換する。そして、統一セッション情報を統合管
理手段43に渡す。統一セッション情報は、統合管理手
段43が識別可能なセッション情報であり、セッション
管理装置内で統一的に用いられる。
【0022】統合管理手段43は、インタフェース手段
41から受け取った統一セッション情報に基づいて、対
応するセッションのセッション管理に関する処理を行
う。セッション管理には、セッションの開始、同一性管
理、および切断が含まれ、統一セッション情報に含まれ
る識別情報に基づいて、セッション同一性管理が行われ
る。
【0023】これにより、2つ以上のメディアにまたが
る一貫したセッション管理が行われ、ユーザは、1つの
セッション内でアクセス毎に任意のメディアを用いて、
一連の継続した情報処理を行うことができる。したがっ
て、ユーザ端末と情報提供システムの間で、複数メディ
アを複合的に利用したネットワーク経由の情報処理が実
現される。
【0024】また、本発明の第2の局面において、セッ
ション管理装置は、複数の通信手段41および複数のイ
ンタフェース手段42を備え、複数のメディアを利用し
たネットワーク経由の情報処理のセッションを管理す
る。
【0025】各通信手段41は、複数のメディアのうち
対応するメディアのデータを送受信する。各インタフェ
ース手段42は、複数のメディアのうちの1つに対応
し、対応する通信手段41からセッション情報を受け取
って、受け取ったセッション情報に対応する統一セッシ
ョン情報を生成する。また、これらのインタフェース手
段42は、統一セッション情報に基づいて、複数のメデ
ィアのうち2つ以上のメディアを利用したセッションの
開始、同一性管理、および切断を含むセッション管理に
関する処理を行う。
【0026】この場合、複数のインタフェース手段42
が、セッション管理に関する処理を統一セッション情報
に基づいて分散協調して行うか、あるいは、1つのイン
タフェース手段42が代表してその処理を行う。これに
より、統合管理手段43がなくても、同様のセッション
管理を行うことが可能になる。
【0027】例えば、図1の通信手段41は、後述する
図3のデータ送受信部73−i(i=1,...,n)
に対応し、図1のインタフェース手段42は、図3のメ
ディアインタフェース78−iに対応し、統合管理手段
43は、図3のセッション情報統合管理部75に対応す
る。また、例えば、ネットワーク44は、図3のアクセ
ス網71−iに対応する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。本実施形態において
は、図65に示したメディア毎のセッション情報管理部
の代わりに、複数メディアにまたがるセッションを管理
するセッション情報統合管理部を設ける。そして、一連
の複数メディアの入出力に対して、一貫したセッション
管理を行う。
【0029】図2は、使用されるメディアがeメール、
WEB、および音声の3つに固定されたセッション管理
システムの構成図である。図2のセッション管理システ
ム51は、例えば、コンピュータを用いて構成される情
報提供サーバに対応し、インターネット4および公衆電
話網5に接続されている。
【0030】システム51は、音声送受信部52、イン
ターネット送受信部53、およびメディアシステム54
を備え、メディアシステム54は、セッション情報統合
管理部55、メール制御部56、WEB制御部57、お
よび音声制御部58を備える。
【0031】音声送受信部52は、公衆電話網5に接続
され、公衆電話網5から受信した音声をメディアシステ
ム54に渡し、メディアシステム54から受け取った音
声を公衆電話網5に送信する。また、インターネット送
受信部53は、インターネット4に接続され、インター
ネット4から受信したeメールおよびWEBデータをメ
ディアシステム54に渡し、メディアシステム54から
受け取ったeメールおよびWEBデータをインターネッ
ト4に送信する。
【0032】また、メール制御部56およびWEB制御
部57は、インターネット送受信部53に接続され、そ
れぞれ、メールセッション情報変換部59およびWEB
セッション情報変換部60を含む。音声制御部58は、
音声送受信部52に接続され、音声セッション情報変換
部61を含む。
【0033】セッション情報統合管理部55は、セッシ
ョン識別子(セッションID)を含むセッション情報に
基づいて、セッション開始、セッション同一性管理、セ
ッション切断等のセッション管理に関する一連の処理を
行う。
【0034】eメール、WEB、および音声のうちの任
意のメディアによるユーザからシステムへの任意の処理
要求に対して、システム51は、要求された処理を行
う。このとき、セッション情報統合管理部55は、セッ
ションIDを発行し、そのセッションIDを処理結果と
ともに登録する。
【0035】また、発行されたセッションIDは、ユー
ザがアクセスに使用しているメディアの制御部に渡さ
れ、その制御部内のセッション情報変換部により、対応
するメディアとして識別可能なデータに変換される。そ
して、変換されたセッションIDは、処理結果とともに
ユーザに送信される。
【0036】例えば、ユーザがeメールでシステム51
にアクセスしている場合、発行されたセッションID
は、メール制御部56に渡され、メールセッション情報
変換部59によりeメール用のテキストに変換される。
【0037】また、ユーザがWEBでシステム51にア
クセスしている場合、セッションIDは、WEB制御部
57に渡され、WEBセッション情報変換部60により
WEB用のテキストに変換される。
【0038】また、ユーザが音声でシステム51にアク
セスしている場合、セッションIDは、音声制御部58
に渡され、音声セッション情報変換部61により電話用
の音声に変換される。
【0039】ユーザは、セッションIDを受け取ると、
それ以降、継続する処理要求を任意のメディアでシステ
ム51に送信する際、受け取ったセッションIDも同時
に送信する。メディアシステム54は、ユーザから受信
した処理要求を、ユーザがアクセスに使用しているメデ
ィアの制御部に渡し、その制御部内のセッション情報変
換部は、セッションIDを、セッション情報統合管理部
55が識別可能なデータに変換する。そして、変換され
たセッションIDは、セッション情報統合管理部55に
渡される。
【0040】セッション情報統合管理部55は、受け取
ったセッションIDをキーとして、登録されている処理
結果を検索し、システム51は、検索された処理結果を
用いて要求された処理を行う。これにより、ユーザは、
アクセス毎にeメール、WEB、および音声のうちの任
意のメディアを用いて、一連の継続した情報処理を行う
ことができる。
【0041】また、セッション情報統合管理部55に登
録されるセッションIDと処理結果は、ユーザからの消
去要求や、一定期間経過等のあらかじめ決められた消去
条件に基づいて、任意に消去することができる。これに
より、セッション情報統合管理部55のリソースが有効
利用される。
【0042】図2のセッション管理システム51では、
使用されるメディアがeメール、WEB、および音声の
3つに固定されているが、これをより多くのメディアに
拡張し、特定のメディアに限定されないセッション管理
を行うことも可能である。
【0043】図3は、このような汎用的なセッション管
理システムの構成図である。図3のセッション管理シス
テム72は、例えば、情報提供サーバに対応し、特定の
メディアに限定されない複数のアクセス網71−i(i
=1,2,...,k,...,n)に接続されてい
る。
【0044】アクセス網71−iは、それぞれ、異なる
タイプのメディアによる通信を担っており、このうち、
アクセス網71−kおよび71−nは、それぞれ、公衆
電話網およびインターネットに対応する。これらのアク
セス網上のメディアとしては、上述したeメール、WE
B、および音声以外に、ファクシミリ、動画像、パーソ
ナルコンピュータ通信、ショートメール、制御信号等が
挙げられる。
【0045】このうち、動画像は、リアルタイムで提供
される映像ストリームや、録画データを含み、制御信号
は、ユーザが特殊な入力装置を用いて生成する信号や、
ユーザが特殊な出力装置を用いて知覚する信号を含む。
【0046】システム72は、複数のデータ送受信部7
3−iおよびメディアシステム74を備え、メディアシ
ステム74は、セッション情報統合管理部75と、特定
のメディアに限定されないメディア制御部76を備え
る。このうち、データ送受信部73−kおよび73−n
は、それぞれ、音声送受信部およびインターネット送受
信部に対応する。
【0047】データ送受信部73−iは、アクセス網7
1−iに接続され、アクセス網71−iから受信したデ
ータをメディアシステム74に渡し、メディアシステム
74から受け取ったデータをアクセス網71−iに送信
する。
【0048】また、メディア制御部76は、インタフェ
ース処理部77と複数のメディアインタフェース78−
iを備える。メディアインタフェース78−iは、特定
のメディアに限定されないメディア別インタフェース群
を構成し、インタフェース処理部77は、セッション情
報統合管理部75と各メディアインタフェース78−i
の間のインタフェース処理を行う。また、メディアイン
タフェース78−iは、データ送受信部73−iに接続
され、セッション情報変換部79−iを含む。
【0049】このうち、メディアインタフェース78−
kおよび78−nは、それぞれ、音声インタフェースお
よびWEBインタフェースに対応し、セッション情報変
換部79−kおよび78−nは、それぞれ、音声セッシ
ョン情報変換部およびWEBセッション情報変換部に対
応する。
【0050】セッション情報変換部79−iは、対応す
るメディアインタフェース78−iが扱うメディア別セ
ッション情報と、セッション情報統合管理部75が扱う
セッション情報との間のデータ変換を行う。
【0051】セッション情報統合管理部75は、図2の
セッション情報統合管理部55と同様に、セッションI
Dを含むセッション情報に基づいて、セッション開始、
セッション同一性管理、セッション切断等のセッション
管理に関する一連の処理を行う。
【0052】任意のメディアによるユーザからシステム
72への任意の処理要求に対して、システム72は、要
求された処理を行う。このとき、セッション情報統合管
理部75は、セッションIDを発行し、そのセッション
IDを処理結果とともに登録する。
【0053】また、発行されたセッションIDは、イン
タフェース処理部77を介して、ユーザがアクセスに使
用しているメディアのメディアインタフェース78−i
に渡され、その中のセッション情報変換部79−iによ
り、対応するメディアとして識別可能なデータに変換さ
れる。そして、変換されたセッションIDは、処理結果
とともにユーザに送信される。
【0054】例えば、ユーザが音声でシステム72にア
クセスしている場合、セッションIDは、音声インタフ
ェース78−kに渡され、音声セッション情報変換部7
9−kにより電話用の音声に変換される。
【0055】また、ユーザがWEBでシステム72にア
クセスしている場合、セッションIDは、WEBインタ
フェース78−nに渡され、WEBセッション情報変換
部79−nによりWEB用のテキストに変換される。
【0056】ユーザは、セッションIDを受け取ると、
それ以降、継続する処理要求を任意のメディアでシステ
ム72に送信する際、受け取ったセッションIDも同時
に送信する。
【0057】メディアシステム74は、ユーザから受信
した処理要求を、ユーザがアクセスに使用しているメデ
ィアのメディアインタフェース78−iに渡し、その中
のセッション情報変換部79−iは、セッションID
を、セッション情報統合管理部75が識別可能なデータ
に変換する。そして、変換されたセッションIDは、イ
ンタフェース処理部77を介して、セッション情報統合
管理部75に渡される。
【0058】セッション情報統合管理部75は、受け取
ったセッションIDをキーとして、登録されている処理
結果を検索し、システム72は、検索された処理結果を
用いて要求された処理を行う。これにより、ユーザは、
アクセス毎に任意のメディアを用いて、一連の継続した
情報処理を行うことができる。
【0059】また、セッション情報統合管理部75に登
録されるセッションIDと処理結果は、図2のシステム
と同様に、任意に消去することができ、セッション情報
統合管理部75のリソースが有効利用される。
【0060】また、セッション情報統合管理部75は、
1人のユーザについて複数のセッションを管理すること
もできる。セッション情報統合管理部75は、セッショ
ンIDの登録時に、ユーザID毎の複数のセッション確
立要求に応じて、ユーザID毎に複数のセッションID
を付与する。
【0061】より具体的には、セッションID発行のタ
イミングにおいて、ユーザからの処理要求が新規である
とき、もしくは継続でないとき(処理要求にセッション
IDが付加されていないとき)に、セッション情報統合
管理部75は、新たにセッションIDを発行することを
許可する。
【0062】そして、システム72は、各ユーザからの
アクセス時に、それらのセッションIDから指定された
ものを選択し、指定されたセッションに対応する処理を
行う。これにより、各ユーザについて複数のセッション
を管理することができる。
【0063】また、セッション情報統合管理部75は、
1つのセッションに含まれる個別情報処理の版数管理を
行うこともできる。セッション情報統合管理部75は、
個別情報処理の結果を保管するときに、処理結果毎に、
セッションIDとともに付加識別情報(版数情報または
履歴識別情報)を付与する。この付加識別情報として
は、例えば、付加番号(版数番号または履歴番号)が用
いられる。そして、ユーザは、継続する処理を行う際
に、複数の付加番号の中から必要なものを選択して、シ
ステム72にアクセスする。
【0064】より具体的には、セッション情報統合管理
部75は、セッションIDを発行し、それを処理結果と
ともに登録するとき、もしくは、ユーザの継続処理要求
に対して、登録されたセッションIDと処理結果を検索
し、継続処理の結果をそのセッションIDに対して追加
登録するときに、セッションIDとともに版数番号(履
歴番号)を保管する。そして、処理結果の利用時に、ユ
ーザにセッションIDとともに版数番号を選択させる。
【0065】これにより、ユーザは、セッション内の任
意の時点から再アクセスすることができ、継続処理の条
件を見直すことが可能となる。ところで、図3のセッシ
ョン管理システム72では、セッション情報統合管理部
75がメディア制御部76から独立して、複数メディア
のセッション管理を行っているが、メディア制御部76
内の各メディアインタフェース78−iが分散協調して
セッション管理を行うことも可能である。
【0066】図4は、このようなセッション管理システ
ムの構成図である。図4のセッション管理システム81
は、図3のセッション情報統合管理部75およびインタ
フェース処理部77を含まず、メディア制御部76内の
各メディアインタフェース78−iがセッションIDを
発行する機能を有し、他のメディアインタフェースと通
信しながら、発行されたセッションIDと処理結果を協
調管理する。
【0067】ユーザがセッションIDを送信して、ある
メディアインタフェース78−iにアクセスしたとき、
そのメディアインタフェース78−i内のセッション情
報変換部79−iは、そのセッションIDを共通のデー
タ形式に変換して、他のメディアインタフェースに転送
する。
【0068】共通のセッションIDを受け取った各メデ
ィアインタフェースは、セッション情報変換部79−i
によりセッションIDを対応するメディアに変換し、そ
れをキーとして処理結果を検索する。そして、対応する
処理結果を取得すると、それを転送元のメディアインタ
フェース78−iに返送する。これにより、メディアイ
ンタフェース間で同一のセッションが認識され、ユーザ
は任意の継続した情報処理を行うことができる。
【0069】また、メディア制御部76内のメディアイ
ンタフェース78−iが分散協調してセッション管理を
行う代わりに、いずれか1つのメディアインタフェース
が代表してセッション管理を行うことも可能である。
【0070】図5は、このようなセッション管理システ
ムの構成図である。図5のセッション管理システム82
は、図3のセッション情報統合管理部75およびインタ
フェース処理部77を含まず、メディア制御部76内の
特定のメディアインタフェース78−2がセッションI
Dを発行し、他のメディアインタフェースと通信しなが
ら、発行されたセッションIDと処理結果を管理する。
【0071】ユーザがセッションIDを送信して、ある
メディアインタフェース78−i(i≠2)にアクセス
したとき、そのメディアインタフェース78−i内のセ
ッション情報変換部79−iは、そのセッションIDを
共通のデータ形式に変換して、メディアインタフェース
78−2に転送する。
【0072】共通のセッションIDを受け取ったメディ
アインタフェース78−2は、セッション情報変換部7
9−2によりセッションIDを対応するメディアに変換
し、それをキーとして処理結果を検索する。そして、対
応する処理結果を取得すると、それを転送元のメディア
インタフェース78−iに返送する。これにより、メデ
ィアインタフェース間で同一のセッションが認識され、
ユーザは任意の継続した情報処理を行うことができる。
【0073】図2から図5までに示したセッション管理
システムによれば、一連の複数メディアの入出力に対し
て、一貫したセッション管理が行われる。これにより、
ユーザからの処理要求がある限り、そのセッション情報
を永続的に管理することができる。また、複数メディア
間における処理の切り替えをインタラクティブに行うこ
とができ、非同期、非順序の処理を任意の処理回数で行
うことができる。したがって、シーケンシャルなシステ
ムとは異なり、自由度の高い情報処理が実現される。
【0074】また、ユーザは、情報検索時に、複数メデ
ィアを自由に選択して組み合わせながら、効率の良い絞
込み検索を行うことができ、結果として、欲しい情報を
得るまでの時間を大幅に短縮することができる。さら
に、WEBに対するキー入力の代わりに音声入力を選択
したり、音声による検索結果通知の代わりにWEBによ
る通知を選択したりすることで、操作性の良い絞込み検
索を行うことができる。したがって、複数のメディアを
複合的に利用しながらネットワーク経由の情報検索を行
う際の利便性が向上する。
【0075】また、情報提供者は、情報検索のみなら
ず、複数メディアを利用した様々なサービスをユーザに
提供し、ユーザは、それらのサービスを任意のメディア
を用いて利用することが可能になる。例えば、電子商取
引のオンラインショッピング等において、商品閲覧・選
択時には、最も閲覧性の高いメディアを用い、クレジッ
ト決済時には、最もセキュリティの高いメディアを用い
ることが可能になる。
【0076】次に、図6から図12までを参照しなが
ら、図2および図3の構成に基づくセッション管理シス
テムの動作についてより詳細に説明する。図6は、図3
のセッション管理システムの詳細構成図である。図6の
セッション管理システム72は、個別情報処理部91と
マルチセッション管理データベース(マルチセッション
管理DB)92をさらに備える。
【0077】音声送受信部73−kは、公衆電話網71
−kとメディアシステム74との間のインタフェースで
あり、音声データの送受信を制御する。また、インター
ネット送受信部73−nは、インターネット71−nと
メディアシステム74との間のインタフェースであり、
インターネットデータの送受信を制御する。
【0078】他のデータ送受信部73−iは、他のアク
セス網71−iとメディアシステム74との間のインタ
フェースであり、各種メディアデータの送受信を制御す
る。これらの各種メディアには、現存するメディアの他
に、今後出現するメディアも含まれる。メディアシステ
ム74は、メディア制御部76により、任意のデータ送
受信部を介して任意のアクセス網に接続することができ
る。
【0079】メディアシステム74は、複数メディアの
セッションをマルチセッションとして統合管理するセッ
ション情報統合管理部75と、任意のメディアからのシ
ステム72の利用を可能とするメディア制御部76と、
セッション情報を管理するマルチセッション管理データ
ベース92とを含む。
【0080】メディア制御部76は、インタフェース処
理部77を含み、任意に追加・削除できるメディアイン
タフェース78−iを制御する。例えば、音声インタフ
ェース78−kをメディア制御部76に追加することに
より、システム51は、音声メディアからの利用が可能
となり、WEBインタフェース78−nを追加すること
により、WEBメディアからの利用が可能となる。
【0081】個別情報処理部91は、メディアシステム
74からの依頼に応じて、ユーザが要求した個別情報処
理を行い、処理結果をメディアシステム74に返す。個
別情報処理としては、例えば、情報検索、電子商取引に
おける商品閲覧や代金決済、ネットオークション、CR
M(customer relationship management)における顧客
オペレータと企業サーバ間の情報交換等の処理が行われ
る。
【0082】図7は、図6のシステム72によるマルチ
セッションID発行処理のフローチャートである。ユー
ザが任意のメディア(以降、アクセスメディアと記す)
によりシステム72にアクセスし、初めて個別情報処理
を行う際、セッション情報統合管理部75は、複数メデ
ィアを利用するためのマルチセッションIDを新規に発
行する(ステップS1)。そして、マルチセッション管
理データベース92に格納されたマルチセッション情報
テーブルに、発行されたマルチセッションIDとともに
必要な情報を登録する。
【0083】図8は、マルチセッション情報テーブルの
例を示している。図8のマルチセッション情報テーブル
には、マルチセッションID、ユーザID、最終アクセ
スメディア、アクセス開始日時、および最終アクセス日
時が、マルチセッション情報として登録される。新規マ
ルチセッションIDの発行時には、最終アクセス日時と
して、例えば、アクセス開始日時と同じ日時が登録され
る。
【0084】次に、個別情報処理部91は、メディアシ
ステム74からマルチセッションIDを引き継いで、要
求された処理を行う(ステップS2)。そして、個別情
報処理部91による処理が完了すると、セッション情報
統合管理部75は、マルチセッション情報テーブルの最
終アクセスメディアと最終アクセス日時を更新する(ス
テップS3)。
【0085】次に、メディア制御部76は、アクセスメ
ディアを識別し(ステップS4)、対応するメディアイ
ンタフェース78−iにマルチセッションIDを渡す。
メディアインタフェース78−iは、セッション情報変
換部79−iによりマルチセッションIDを変換し(ス
テップS5)、変換されたマルチセッションIDを、個
別情報処理の結果(回答)とともにユーザへ通知して、
処理を終了する。
【0086】図9は、図6のシステム72によるマルチ
セッションID利用処理のフローチャートである。ユー
ザがアクセスメディアによりマルチセッションIDを指
示してシステム72へアクセスし、2回目以降の個別情
報処理を行う際、メディア制御部76は、アクセスメデ
ィア用マルチセッションIDを取得する(ステップS1
1)。
【0087】次に、メディア制御部76は、アクセスメ
ディアを識別し(ステップS12)、対応するメディア
インタフェース78−iが、セッション情報変換部79
−iにより、マルチセッションIDを変換する(ステッ
プS13)。そして、変換されたマルチセッションID
は、セッション情報統合管理部75に渡される。
【0088】次に、セッション情報統合管理部75は、
受け取ったマルチセッションIDをキーとしてマルチセ
ッション情報テーブルを検索し、対応するマルチセッシ
ョン情報を取得し、最終アクセスメディアを更新する
(ステップS14)。そして、個別情報処理部91は、
メディアシステム74からマルチセッションIDを引き
継いで、要求された処理を行う(ステップS15)。
【0089】次のステップS16からS18までの処理
は、図7のステップS3からS5までの処理と同様であ
る。このように、ユーザが既存のマルチセッションID
を利用することを指示した場合、セッション情報統合管
理部75は、そのマルチセッションIDをキーとして、
マルチセッション管理データベース92のマルチセッシ
ョン情報テーブルからマルチセッション情報を取得す
る。そして、個別情報処理部91は、そのマルチセッシ
ョン情報に基づいて、そのユーザの過去の個別情報処理
の履歴を取得し、その履歴に基づいて、再度、継続処理
を行う。
【0090】ここでは、例えば、マルチセッション管理
データベース92に、図10に示すようなマルチセッシ
ョン履歴情報テーブルを設けておく。そして、継続して
行われる個別情報処理毎に、マルチセッションID、ア
クセスメディア、および履歴日時を、マルチセッション
ID毎にユニークな履歴番号(付加番号)とともに、マ
ルチセッション情報として登録しておく。これにより、
ユーザがアクセスメディアによりマルチセッションID
と履歴番号を指示してシステム72へアクセスしたと
き、過去に遡って、過去の処理結果からの継続処理を行
うことが可能になる。
【0091】図11は、図6のシステム72によるマル
チセッションID削除処理のフローチャートである。ユ
ーザが2回目以降の個別情報処理(継続処理を含む)を
行って、その処理が完了する際、メディア制御部76
は、アクセスメディア用マルチセッションIDを取得す
る(ステップS21)。
【0092】次のステップS22およびS23の処理
は、図9のステップS12およびS13の処理と同様で
ある。次に、セッション情報統合管理部75は、メディ
ア制御部76から受け取ったマルチセッションIDをキ
ーとしてマルチセッション情報テーブルおよびマルチセ
ッション履歴情報テーブルを検索する(ステップS2
4)。そして、これらのテーブルから対応するマルチセ
ッション情報を削除し、処理を終了する。
【0093】ユーザが個別情報処理(継続処理を含む)
を行った後、一定期間内に、この個別情報処理を行わな
い場合、システム72は、自動的にマルチセッション情
報を削除する。
【0094】図12は、このマルチセッションID自動
削除処理のフローチャートである。セッション情報統合
管理部75は、マルチセッション情報テーブルの最終ア
クセス日時を定期的に監視し(ステップS31)、最終
アクセス日時と現在日時の差が一定期間を越えているか
否かをチェックする(ステップS32)。
【0095】その差が一定期間を越えていなければ、ス
テップS31以降の処理を繰り返す。そして、最終アク
セス日時と現在日時の差が一定期間を越えれば、対応す
るマルチセッションIDをキーとして、マルチセッショ
ン情報テーブルおよびマルチセッション履歴情報テーブ
ルからマルチセッション情報を削除する(ステップS3
3)。
【0096】ところで、図2のセッション管理システム
51においても、図6と同様の個別情報処理部91とマ
ルチセッション管理データベース92を設けることがで
きる。この場合、現存し最も幅広く利用されているeメ
ール、WEB、および音声の3つのメディアに限定し
て、図6のセッション管理システム72と同様のセッシ
ョン管理が行われる。
【0097】次に、図13から図25までを参照しなが
ら、図6のセッション管理システム72に基づく情報検
索システムについて説明する。図13は、このような情
報検索システムの構成図である。図13の情報検索シス
テムは、セッション管理システム72および検索エンジ
ン101を含む。検索エンジン101は、システム72
の外部ではなく、その内部に設けてもよい。
【0098】システム72の個別情報処理部91は、回
答制御部111、回答保持データベース(回答保持D
B)112、ユーザ情報管理部113、ユーザ情報管理
データベース(ユーザ情報管理DB)114、情報検索
依頼部115、および検索結果獲得部116を備える。
【0099】回答制御部111は、回答登録部121、
指定メディア変換部122、および回答処理部123を
含み、情報検索結果の回答を制御する。回答登録部12
1は、履歴番号を発行し、それを検索結果等の必要な情
報とともに回答保持データベース112に登録する。ま
た、回答保持データベース112の情報の書込み、削
除、および更新を行う。
【0100】指定メディア変換部122は、検索結果を
ユーザが希望する回答メディアのフォーマットに変換す
る。回答処理部123は、新規検索/継続の判定処理
と、回答保持データベース112を参照しながらの分析
処理等を行う。この分析処理には、例えば、ユーザID
およびマルチセッションIDに基づいて検索履歴を取得
する処理が含まれる。
【0101】ユーザ情報管理部113は、ユーザ情報登
録部131およびユーザ情報処理部132を含み、情報
検索システムを利用するユーザの情報を管理する。ユー
ザ情報登録部131は、ユーザIDを発行し、それを他
の情報とともにユーザ情報管理データベース114に登
録する。また、ユーザ情報管理データベース114の情
報の書込み、削除、および更新を行う。
【0102】ユーザ情報処理部132は、メディアシス
テム74から渡されるユーザ情報を、ユーザ情報管理デ
ータベース114を参照しながら分析する。この分析処
理には、新規登録/修正登録の判定、既登録/未登録の
判定、登録を希望するメディアの判定等が含まれる。
【0103】情報検索依頼部115は、情報検索を検索
エンジン101へ依頼し、検索結果獲得部116は、検
索エンジン101から検索結果を獲得する。このような
構成によれば、情報検索およびその絞込み検索を行う
際、セッション情報統合管理部75がセッション管理を
行うことにより、複数メディアを利用した一貫性のある
検索処理が可能となる。これにより、セッション管理シ
ステム72の処理が情報検索に特化され、ユーザは任意
のメディアにより継続した情報検索を行うことができ
る。
【0104】ユーザは、情報検索を行う前に、任意のメ
ディアによりユーザ情報登録を行う。このとき、ユーザ
情報登録部113は、ユーザ情報をユーザ情報管理デー
タベース114に登録する。ユーザ情報には、ユーザが
情報検索を行うときに使用するメディアの種類が含まれ
る。
【0105】メディア制御部76は、ユーザの希望する
利用メディアのうち、確認可能なものについて接続試験
を行い、接続が確認されたもののみを利用メディアとし
て登録する。このとき、メディア制御部76内の各メデ
ィアインタフェース78−iは、ユーザに対して登録確
認のメッセージを送信する。そして、そのメッセージが
伝達可能であれば、さらに登録終了確認メッセージを作
成して送信し、ユーザ側の対応するメディアのインタフ
ェースが利用可能である旨を通知する。
【0106】このようなユーザ情報登録処理によれば、
複数メディアによる情報検索の際に、各メディアが利用
可能であることが保証され、正確なユーザ情報の登録が
可能になる。
【0107】また、ユーザ情報登録の際に、ユーザが検
索メディアとして音声の利用を希望する場合、メディア
制御部76は、音声インタフェース78−kと音声送受
信部73−kを使用して、ユーザの声紋情報を入手す
る。このとき、音声インタフェース78−kは、ユーザ
に声紋登録の案内を発信し、ユーザ情報登録部113
は、ユーザからの声紋情報をユーザ情報管理データベー
ス114に登録する。
【0108】そして、ユーザが音声によりシステム72
に情報検索を要求したとき、音声インタフェース78−
kは、声紋認証に基づいてユーザ認証を行う。これによ
り、音声メディアによるアクセスのセキュリティが確保
される。また、音声による声紋認証の後でその他のメデ
ィアによるアクセスを許可することで、複数メディアの
セッション全体のユーザ認証を行うことが可能になる。
【0109】音声インタフェース78−kは、例えば、
図14に示すように、音声セッション情報変換部79−
kの他に、音声セッション情報取得部141、音声・P
B/テキスト変換部142、および音声送受信処理部1
43を備える。
【0110】音声送受信処理部143は、音声データお
よびPB(プッシュボタン)信号の送受信を制御し、音
声・PB/テキスト変換部142は、受け取った音声デ
ータおよびPB信号を、音声セッション情報取得部14
1が認識できるように、テキストデータに変換する。音
声セッション情報取得部141は、そのテキストデータ
に含まれるマルチセッションID等のセッション情報を
取得して、音声セッション情報変換部79−kに渡す。
【0111】このような音声インタフェース78−kを
備えることで、ユーザは、音声データおよびPB信号を
用いて情報検索システムを利用することができる。図1
5および図16は、図13の情報検索システムによるユ
ーザ情報登録処理のフローチャートである。ユーザ登録
を希望するユーザがアクセスメディアによりシステム7
2へアクセスすると、メディア制御部76は、アクセス
メディアを識別し(図15のステップS41)、アクセ
スメディア用ログイン処理を行う(ステップS42)。
【0112】例えば、アクセスメディアがeメールの場
合、ユーザは、ユーザ名、登録を希望するメディア(e
メール、WEB、音声等)、登録を希望するメディアの
アドレス情報(eメールアドレス、電話番号等)、登録
の種別(新規登録、修正登録等)等の情報を、規定のフ
ォーマットに従ってeメールに記述し、システム72へ
送信する。そして、メディア制御部76は、そのeメー
ルからログインに必要な情報を抽出する。
【0113】また、WEBの場合には、メディア制御部
76は、ログインフォームをユーザ端末に表示し、ログ
イン処理を行う。また、音声の場合には、メディア制御
部76は、音声ガイダンスを通知し、ログインを案内す
る。
【0114】次に、メディア制御部76は、アクセスメ
ディアにより受信したログイン情報をシステム72内で
統一して利用できるように、受信データのメディア変換
を行う(ステップS43)。メディア変換後の受信デー
タは、統一受信ログインデータとしてユーザ情報管理部
113に渡される。
【0115】例えば、システム72内で統一して利用す
るデータ形式がテキストである場合、eメールやWEB
で送信されたテキストデータは、そのまま利用すること
ができる。そこで、メディア制御部76は、受信データ
をそのまま統一受信ログインデータとして、ユーザ情報
管理部113に渡す。
【0116】また、電話で送信された音声データは、図
14の音声・PB/テキスト変換部142により、テキ
ストデータに変換される。また、ファクシミリで送信さ
れたイメージデータは、OCR(optical character re
ader)等の文字認識装置により、テキストデータに変換
される。
【0117】次に、ユーザ情報管理部113のユーザ情
報処理部132は、統一受信ログインデータを参照し
て、新規登録か修正登録かを判定する(ステップS4
4)。修正登録であれば、ユーザID等の認証IDを取
得してユーザ認証(エラーチェック)を行い(ステップ
S45)、既登録ユーザ情報を取得する(ステップS4
6)。また、新規登録であれば、ユーザ情報登録部13
1は、ユーザIDを新規に発行する(ステップS4
7)。
【0118】次に、メディア制御部76は、アクセスメ
ディア用登録/更新準備を行う(ステップS48)。例
えば、アクセスメディアがeメールの場合には、受信し
たeメールを解析してユーザ登録に必要な情報を抽出
し、WEBの場合には、登録/更新フォームを表示し、
音声の場合には、音声ガイダンスを通知し、登録/更新
を案内する。
【0119】次に、メディア制御部76は、アクセスメ
ディアにより受信した登録/更新情報をシステム72内
で統一して利用できるように、ステップS43と同様の
メディア変換を行う(ステップS49)。メディア変換
後の受信データは、統一受信登録/更新データとしてユ
ーザ情報管理部113に渡される。
【0120】次に、ユーザ情報処理部132は、統一受
信登録/更新データを参照して、同じユーザ情報が異な
るユーザIDで登録されているか否かを判定する(ステ
ップS50)。そのようなユーザ情報が既に登録されて
いれば、発行された新ユーザIDを削除し、既登録確認
の旨のメッセージをメディア制御部76に渡す(ステッ
プS51)。メディア制御部76は、そのメッセージを
アクセスメディア用に変換し(ステップS52)、アク
セスメディアによりユーザに通知して(ステップS5
3)、処理を終了する。
【0121】同じユーザ情報が未登録であれば、ユーザ
情報登録部131は、統一受信登録/更新データをユー
ザ情報として、ユーザ情報管理データベース114に格
納されたユーザ情報テーブルと利用メディア情報テーブ
ルに登録/反映する(ステップS54)。
【0122】図17は、ユーザ情報テーブルの例を示し
ており、図18は、利用メディア情報テーブルの例を示
している。図17のユーザ情報テーブルには、ユーザI
D、ユーザ名、ユーザ名の読み、電話番号、住所、およ
びeメールアドレスが登録されている。また、図18の
利用メディア情報テーブルには、ユーザID、利用メデ
ィア、利用メディアのアドレス情報、確認発信日時、お
よび認証用情報が登録されている。
【0123】次に、メディア制御部76は、統一受信登
録/更新データを参照して、利用メディア登録確認が必
要なメディアがあるか否かを判定する(図16のステッ
プS55)。そのようなメディアがあれば、それがなく
なるまで、利用メディア毎に登録確認処理を行う。
【0124】メディア制御部76は、まず、未確認の利
用メディアがあるか否かを判定し(ステップS56)、
そのようなメディアがあれば、その利用メディアを識別
する(ステップS57)。次に、その利用メディア用の
登録確認処理を行い(ステップS58)、ステップS5
6以降の処理を繰り返す。利用メディア用の登録確認処
理については後述する。
【0125】ステップS55において、利用メディア登
録確認が必要なメディアがない場合、および、ステップ
S56において、未確認の利用メディアがなくなった場
合、メディア制御部76は、登録確認の旨のメッセージ
をアクセスメディア用に変換し(ステップS59)、ア
クセスメディアによりユーザに通知する(ステップS6
0)。
【0126】次に、メディア制御部76は、アクセスメ
ディアが双方向性を持つか(インタラクティブか)否か
を判定し(ステップS61)、双方向性を持たなけれ
ば、処理を終了する。ここで、メディアが双方向性を持
つとは、ユーザとシステムの間で、再アクセスなしで情
報のやり取りができることを意味する。
【0127】アクセスメディアが双方向性を持っていれ
ば、登録終了/登録修正確認メッセージをアクセスメデ
ィアによりユーザに通知して、ユーザからの返答を判定
する(ステップS62)。そして、ユーザが登録終了に
同意した場合は、処理を終了する。
【0128】ユーザから修正要求を受信した場合は、登
録修正メッセージをアクセスメディア用に変換して、ア
クセスメディアによりユーザに通知し(ステップS6
3)、図15のステップS48以降の処理を行う。
【0129】図19および図20は、図16のステップ
S58における利用メディア登録確認処理のフローチャ
ートである。まず、ユーザ情報管理部113のユーザ情
報処理部132は、ユーザ情報管理データベース114
の利用メディア情報テーブルから、対応する利用メディ
アの確認発信日時、アドレス等を取得して、その利用メ
ディア用の登録確認準備を行い、取得した確認発信日時
を待ち合わせる(図19のステップS71)。
【0130】次に、確認発信日時になると、メディア制
御部76は、その利用メディアのアドレスに対して、利
用メディア用登録確認を発信し(ステップS72)、登
録確認発信が正常か否かを判定する(ステップS7
3)。それが異常の場合は、その利用メディアがリトラ
イ可能か否かを判定する(ステップS74)。
【0131】リトライ不可能であれば、利用メディア情
報テーブルから、登録されている利用可能メディアの1
つを選択し、利用メディア用の登録確認エラーメッセー
ジを選択したメディア用に変換する(ステップS7
5)。そして、そのエラーメッセージを選択したメディ
アによりユーザに通知して(ステップS76)、処理を
終了する。また、リトライ可能であれば、リトライ処理
を行って(ステップS77)、ステップS72以降の処
理を繰り返す。
【0132】ステップS73において、登録確認発信が
正常の場合は、メディア制御部76は、利用メディア用
の登録情報(例えば、声紋等の認証用情報)が必要か否
かを判定する(ステップS78)。そして、登録情報が
必要でなければ、処理を終了する。また、登録情報が必
要であれば、利用メディア用登録メッセージを発信し
(ステップS79)、ユーザから認証用データを受信す
る。
【0133】次に、ユーザ情報処理部132は、受信デ
ータからユーザIDを取得してユーザ認証を行い(ステ
ップS80)、利用メディア用の登録情報の登録準備を
行う(図20のステップS81)。
【0134】次に、メディア制御部76は、ユーザから
登録情報を受信し(ステップS82)、受信データのメ
ディア変換を行う(ステップS83)。メディア変換後
の受信データは、統一受信利用メディア用登録情報デー
タとして、ユーザ情報管理部113に渡される。
【0135】次に、ユーザ情報登録部131は、統一受
信利用メディア用登録情報データをユーザ情報管理デー
タベース114の利用メディア情報テーブルに登録する
(ステップS84)。
【0136】そして、メディア制御部76は、登録した
利用メディア(現在のアクセスメディア)について、ス
テップS85からS87までの処理を行う。この処理
は、図16のステップS61からS63までの処理と同
様である。
【0137】図21および図22は、図13の情報検索
システムによる情報検索処理のフローチャートである。
情報検索を希望するユーザ登録済のユーザが、アクセス
メディアによりシステム72へアクセスすると、メディ
ア制御部76は、アクセスメディアを識別し(図21の
ステップS91)、アクセスメディア用ログイン処理を
行う(ステップS92)。
【0138】例えば、アクセスメディアがeメールの場
合、ユーザは、ユーザID、パスワード等の認証文字、
新規検索/継続(回答獲得または絞込み検索)の種別、
マルチセッションID、履歴番号、検索条件、結果取得
方法(回答メディア)等の情報を、規定のフォーマット
に従ってeメールに記述し、システム72へ送信する。
回答メディアが音声の場合は、システム72がユーザに
電話をかけて結果を通知するのか、もしくは、ユーザか
らシステム72へ電話をかけて結果を取得するのか等の
情報も、結果取得方法に含まれる。
【0139】そして、メディア制御部76は、そのeメ
ールからログインに必要な情報を抽出する。WEBや音
声の場合にも、ユーザ情報登録の場合と同様の処理によ
り、ログインに必要な情報が取得される。
【0140】次に、メディア制御部76は、取得したロ
グイン情報のメディア変換を行って、統一受信ログイン
データを生成する(ステップS93)。そして、ユーザ
情報処理部132は、統一受信ログインデータのユーザ
ID等によりユーザ認証を行う(ステップS94)。
【0141】次に、セッション情報統合管理部75は、
統一受信ログインデータを参照して、新規検索か継続か
を判定する(ステップS95)。新規検索であれば、マ
ルチセッションIDを発行し、マルチセッション管理デ
ータベース92のマルチセッション情報テーブルに必要
な情報を登録する(ステップS96)。
【0142】次に、メディア制御部76は、アクセスメ
ディア用検索準備を行う(ステップS97)。例えば、
アクセスメディアがeメールの場合には、受信したeメ
ールを解析して情報検索に必要な情報を抽出し、WEB
の場合には、情報検索フォームを表示し、音声の場合に
は、音声ガイダンスを通知し、情報検索を案内する。
【0143】次に、メディア制御部76は、受信した検
索条件のメディア変換を行って、システム72内で統一
利用できる統一受信情報検索データを生成し(ステップ
S98)、セッション情報統合管理部75は、統一受信
情報検索データを情報検索依頼部115に渡す。このと
き、情報検索依頼部115により、マルチセッションI
Dが引き継がれる。
【0144】次に、情報検索依頼部115は、統一受信
情報検索データの検索条件を検索エンジン101に渡し
て、情報検索を依頼する(ステップS99)。そして、
検索結果獲得部116は、検索エンジン101から検索
結果を受け取り、セッション情報統合管理部75に渡
す。
【0145】セッション情報統合管理部75は、マルチ
セッション情報テーブルの最終アクセスメディアおよび
最終アクセス日時を更新し、受け取った検索結果をマル
チセッションIDとともに、回答制御部111に渡す。
【0146】回答制御部111の回答登録部121は、
回答保持データベース112の回答管理テーブルおよび
回答情報テーブルに、受け取った検索結果をユーザへの
回答として登録・保持する(ステップS100)。
【0147】図23は、回答管理テーブルの例を示して
おり、図24は、回答情報テーブルの例を示している。
図23の回答管理テーブルには、マルチセッションI
D、ユーザID、履歴番号、検索条件、回答メディア、
自動回答の可否(true/false)、および回答発信日時
が登録されている。また、図24の回答情報テーブルに
は、マルチセッションID、履歴番号、回答(検索結
果)、および回答のリンク情報が登録されている。
【0148】図23の回答メディアは、ユーザにより指
定された利用メディアを表し、自動回答の可否は、シス
テム72からユーザに回答を自動通知するか否かを表
す。自動回答可の場合は、回答発信日時があらかじめ登
録される。
【0149】ステップS95において、検索処理の種別
が継続(回答獲得または絞込み検索)であれば、セッシ
ョン情報統合管理部75は、統一受信ログインデータか
らマルチセッションIDを取得し、そのマルチセッショ
ンIDをキーとして、マルチセッション情報テーブルか
らそのユーザのマルチセッション情報を取得する(ステ
ップS101)。そして、マルチセッション情報テーブ
ルの最終アクセスメディアを更新し、マルチセッション
IDを回答制御部111に渡す。
【0150】次に、回答制御部111の回答処理部12
3は、マルチセッションIDをキーとして回答保持デー
タベース112を検索し、回答情報テーブルから対応す
る回答を取得する(ステップS102)。そして、継続
処理の種別が回答獲得か絞込み検索かを判定する(ステ
ップS103)。
【0151】絞込み検索の場合は、ステップS97以降
の処理が行われる。この場合、セッション情報統合管理
部75は、回答情報テーブルから取得された回答と統一
受信情報検索データを、マルチセッションIDとともに
情報検索依頼部115に渡して、回答が示す検索結果に
基づく絞込み検索を要求する。そして、検索結果獲得部
116から絞込み検索の結果を受け取り、回答制御部1
11に渡す。
【0152】このとき、セッション情報統合処理部75
は、継続して行われる絞込み検索処理毎に、履歴番号、
マルチセッションID、アクセスメディア、および履歴
日時を、図10のマルチセッション履歴情報テーブルに
登録する。また、回答制御部111の回答登録部121
は、各回答について、図23の回答管理テーブルと図2
4の回答情報テーブルに、マルチセッションIDととも
に履歴番号を登録する。そして、メディア制御部76
は、回答およびマルチセッションIDとともに、履歴番
号をユーザに通知する。
【0153】これにより、ユーザがマルチセッションI
Dと履歴番号を指定して、システム72に情報検索を要
求したとき、過去の検索結果をもとにして絞込み検索を
行うことができる。したがって、マルチセッション内の
任意の時点から、条件見直しによる再検索が可能にな
る。
【0154】また、検索結果をマルチセッション履歴情
報テーブル、回答管理テーブル、および回答情報テーブ
ルに登録する際、マルチセッションID毎に、最新の履
歴番号とその検索結果だけを保持し、再検索の際に、必
ず最新の検索結果をもとにして絞込みを行うようにして
もよい。これにより、検索結果を常に最新版に保つこと
ができ、ユーザは、常に最新の検索結果を利用すること
ができる。
【0155】ステップS100において、検索結果が回
答保持データベース112に登録されると、次に、メデ
ィア制御部76は、現在のアクセスメディアが指定され
た回答メディアと同じか否かを判定する(図22のステ
ップS104)。
【0156】アクセスメディアが指定回答メディアと同
じ場合は、メディア制御部76は、回答とマルチセッシ
ョンIDをアクセスメディア用に変換し(ステップS1
05)、アクセスメディアによりユーザに通知する(ス
テップS106)。
【0157】次に、メディア制御部76は、アクセスメ
ディアが双方向性を持つか否かを判定し(ステップS1
07)、双方向性を持っていれば、終了/絞込み確認メ
ッセージをアクセスメディアによりユーザに通知して、
ユーザからの返答を判定する(ステップS108)。そ
して、ユーザから絞込み要求を受信した場合は、絞込み
検索メッセージをアクセスメディア用に変換して、アク
セスメディアによりユーザに通知し(ステップS10
9)、図21のステップS97以降の処理を行う。
【0158】ステップS104において、アクセスメデ
ィアが指定回答メディアと異なる場合は、回答処理部1
23は、図23の回答管理テーブルを参照して、回答時
の利用メディアを識別し(ステップS110)、その回
答メディア用の回答準備を行う(ステップS111)。
【0159】次に、回答処理部123は、回答管理テー
ブルを参照して、自動回答の可否を判定する(ステップ
S112)。自動回答可(true)の場合は、後でシステ
ム72からユーザに自動回答するものと判断し、回答メ
ディア用の回答処理を行う(ステップS113)。この
回答処理については後述する。
【0160】次に、メディア制御部76は、サービス終
了メッセージをアクセスメディア用に変換し、アクセス
メディアによりユーザに通知する(ステップS11
4)。そして、セッション情報統合管理部75は、マル
チセッションIDを保持するか否かを判定する(ステッ
プS115)。マルチセッションIDを保持する場合
は、そのまま処理を終了し、それを保持しない場合は、
マルチセッションIDを削除して(ステップS11
6)、処理を終了する。
【0161】ステップS112において、自動回答不可
(false )の場合は、回答処理部123は、後でユーザ
がシステム72に回答獲得要求を行うものと判断し、ス
テップS114以降の処理が行われる。また、ステップ
S107において、アクセスメディアが双方向性を持た
ない場合、および、ステップS108において、ユーザ
から終了要求を受信した場合も、ステップS114以降
の処理が行われる。
【0162】また、図21のステップS103におい
て、継続処理の種別が回答獲得の場合は、図22のステ
ップS104以降の処理が行われる。図25は、図22
のステップS113における回答メディア用回答処理の
フローチャートである。まず、ユーザ情報処理部132
は、図18の利用メディア情報テーブルから、回答メデ
ィアに対応する利用メディアのアドレス等を取得する
(ステップS121)。また、回答処理部123は、図
23の回答管理テーブルから回答発信日時等を取得し
て、回答メディア用の回答準備を行い、取得した回答発
信日時を待ち合わせる。
【0163】次に、回答発信日時になると、メディア制
御部76は、回答メディアのアドレスに対して、回答と
マルチセッションIDを発信し(ステップS122)、
回答発信が正常か否かを判定する(ステップS12
3)。それが異常の場合は、回答メディアがリトライ可
能か否かを判定する(ステップS124)。
【0164】リトライ不可能であれば、利用メディア情
報テーブルから、登録されている利用可能メディアの1
つを選択し、回答メディア用の回答エラーメッセージを
選択したメディア用に変換する(ステップS125)。
そして、そのエラーメッセージを選択したメディアによ
りユーザに通知して(ステップS126)、処理を終了
する。また、リトライ可能であれば、リトライ処理を行
って(ステップS127)、ステップS122以降の処
理を繰り返す。
【0165】ステップS123において、回答発信が正
常の場合は、メディア制御部76は、回答メディアにつ
いて、図22のステップS107およびS108と同様
の処理を行う(ステップS128およびS129)。そ
して、ステップS128において、回答メディアが双方
向性を持たなければ、そのまま処理を終了し、ステップ
S129において、ユーザから絞込み要求を受信した場
合は、図22のステップS109以降の処理を行う。
【0166】また、システム72は、一定期間、ユーザ
が情報検索処理を行わない場合、図12と同様のマルチ
セッションID自動削除処理により、マルチセッション
管理データベース92からマルチセッション情報を削除
する。
【0167】次に、図26から図62までを参照しなが
ら、図2のセッション管理システム51に基づく情報検
索システムについて説明する。図26は、このような情
報検索システムの構成図である。図26の情報検索シス
テムは、セッション管理システム51および検索エンジ
ン101を含み、インターネット4上に情報検索サービ
スのサイトを有する。検索エンジン101は、システム
51の外部ではなく、その内部に設けてもよい。また、
システム51は、図13と同様の構成を有する個別情報
処理部91を含む。
【0168】音声送受信部52は、公衆電話網5とメデ
ィアシステム54との間のインタフェースであり、音声
データの送受信を制御する。また、インターネット送受
信部53は、インターネット4とメディアシステム54
との間のインタフェースであり、インターネットデータ
の送受信を制御する。
【0169】メディアシステム54は、eメール、WE
B、および音声が複合したセッションをマルチセッショ
ンとして統合管理するセッション情報統合管理部55
と、各メディアからのシステム51の利用を可能とする
メール制御部56、WEB制御部57、および音声制御
部58と、マルチセッション管理データベース92とを
含む。
【0170】メール制御部56は、メールセッション情
報変換部59、メールセッション情報取得部151、お
よびメール送受信処理部152を備える。メール送受信
処理部152は、eメールの送受信を制御し、メールセ
ッション情報取得部151は、受信したeメールのデー
タからマルチセッションID等のセッション情報を取得
する。また、メールセッション情報変換部59は、得ら
れたセッション情報をセッション情報統合管理部55が
扱える形式に変換する。
【0171】また、WEB制御部57は、WEBセッシ
ョン情報変換部60、WEBセッション情報取得部15
3、およびWEB送受信処理部154を備える。WEB
送受信処理部154は、WEBデータの送受信を制御
し、WEBセッション情報取得部153は、受信したデ
ータからセッション情報を取得する。また、WEBセッ
ション情報変換部60は、得られたセッション情報をセ
ッション情報統合管理部55が扱える形式に変換する。
【0172】また、音声制御部58は、音声セッション
情報変換部61と、図14の音声セッション情報取得部
141、音声・PB/テキスト変換部142、および音
声送受信処理部143を備える。この場合、音声セッシ
ョン情報変換部61は、音声セッション情報取得部14
1が取得したセッション情報を、セッション情報統合管
理部55が扱える形式に変換する。
【0173】このような構成によれば、情報検索および
その絞込み検索を行う際、セッション情報統合管理部5
5がセッション管理を行うことにより、eメール、WE
B、および音声を利用した一貫性のある検索処理が可能
となる。これにより、セッション管理システム51の処
理が情報検索に特化され、ユーザはeメール、WEB、
および音声のうちの任意のメディアにより継続した情報
検索を行うことができる。
【0174】図27および図28は、図26の情報検索
システムにおけるeメールによるユーザ情報登録処理の
フローチャートである。ユーザ登録を希望するユーザ
は、事前に、図29に示すような規定のeメールユーザ
登録フォーマットを入手しておく。そして、そのフォー
マットに従い、登録の種別(新規登録、修正登録等)、
ユーザID(修正登録の場合)、ユーザ名、登録を希望
するメディア(eメール、WEB、音声等)、登録を希
望するメディアのアドレス情報(eメールアドレス、電
話番号等)等をeメールに記述し、記入済みフォーマッ
トのeメールをシステム51に送信する。
【0175】メール制御部56は、受信したeメールか
らユーザ情報を抽出し、ユーザ情報処理部132は、登
録の種別が新規登録か修正登録かを判断する(図27の
ステップS131)。新規登録であれば、次に、そのユ
ーザのユーザ情報が既登録か否かを判断する(ステップ
S132)。
【0176】ユーザ情報が既登録であれば、メール制御
部56は、図30に示すように、ユーザ情報が既登録の
旨を明記し、既登録のユーザ情報を添付した、既登録確
認eメールを作成・準備する(ステップS133)。そ
して、その既登録確認eメールをユーザに送信して(ス
テップS134)、処理を終了する。
【0177】ユーザ情報が未登録であれば、ユーザ情報
登録部131は、そのユーザに対してユーザIDを発行
し(ステップS135)、そのユーザIDと登録フォー
マットのユーザ情報を図17のユーザ情報テーブルと図
18の利用メディア情報テーブルに登録する(ステップ
S136)。
【0178】次に、ユーザ情報処理部132は、利用メ
ディア情報テーブルを参照し、ユーザが登録を希望する
メディアに音声が含まれているか否かと、認証用情報
(パスワード)としての声紋が登録されているか否かを
判断する(ステップS137)。希望メディアに音声が
含まれており、かつ、声紋が登録されていなければ、声
紋登録用通信予約設定処理により、音声制御部58がユ
ーザへ電話をかけ、ユーザの声紋登録を行う(ステップ
S138)。この処理については、後で詳述する。
【0179】ステップS131において、登録の種別が
修正登録であれば、ユーザ情報処理部132は、そのユ
ーザのユーザIDを取得してユーザ認証を行い(ステッ
プS139)、ステップS136以降の処理を行う。こ
の場合、ユーザ情報テーブルと利用メディア情報テーブ
ルの内容が修正登録の内容に従って書き換えられる。
【0180】次に、ユーザ情報処理部132は、ユーザ
が登録時に使用するeメールアドレスと、情報検索サー
ビスの利用時に使用するeメールアドレスが一致するか
否かを判定する(図28のステップS140)。両者が
一致すれば、メール制御部56は、図31に示すよう
に、ユーザ情報登録処理の結果メッセージと登録された
ユーザ情報を添付した登録確認eメールを作成・準備し
(ステップS141)、それをユーザに送信して(ステ
ップS142)、処理を終了する。
【0181】ステップS140において、登録時とサー
ビス利用時のeメールアドレスが異なる場合、メール制
御部56は、図32に示すように、「システム利用eメ
ールアドレスが登録されました」等の定型文を添付した
利用eメールアドレス確認eメールを作成・準備する
(ステップS143)。そして、そのeメールを利用e
メールアドレスに対して送信し(ステップS144)、
正常に送信されたか否かを判断する(ステップS14
5)。
【0182】利用eメールアドレス確認eメールが正常
に送信できれば、ステップS141以降の処理を行う。
それが正常に送信できなかった場合、WEB制御部57
は、図33に示すように、ユーザが登録した利用eメー
ルアドレスがエラーである旨を通知し、ユーザ情報の修
正を促す、利用eメールアドレスエラーメッセージを作
成・準備する(ステップS146)。
【0183】そして、そのメッセージを、ユーザ登録の
ためのサービスサイト上の対応するユーザ専用のWEB
ページ(myページ)に登録・表示することで、ユーザ
に通知し(ステップS147)、ステップS141以降
の処理を行う。
【0184】また、図27のステップS137におい
て、希望メディアに音声が含まれていない場合、あるい
は、希望メディアに音声が含まれており、かつ、声紋が
既に登録されている場合は、そのまま図28のステップ
S140以降の処理を行う。
【0185】図34および図35は、図26の情報検索
システムにおけるWEBによるユーザ情報登録処理のフ
ローチャートである。ユーザ登録を希望するユーザは、
ユーザ登録のためのサービスサイトにアクセスし、WE
B制御部57は、図36に示すように、サービス案内と
新規登録を行うか修正登録を行うかの選択肢を提供する
登録ログインフォームを表示する(図34のステップS
151)。ユーザが登録ログインフォーム上でいずれか
の選択肢を選択して、フォームをシステム51に送信す
ると、システム51はそれを受信し、WEB制御部57
は、受信データのエラーチェックを行う(ステップS1
52)。
【0186】次に、WEB制御部57は、受信した登録
ログインフォームから、登録の種別が新規登録か修正登
録かを判断する(ステップS153)。新規登録であれ
ば、WEB制御部57は、図37に示すように、図29
と同様のユーザ情報を記述するためのユーザ情報登録/
更新フォームを表示する(ステップS154)。ただ
し、このフォームでは、登録の種別は省略されている。
【0187】次に、ユーザがユーザ情報登録/更新フォ
ームに必要事項を記入し、システム51に送信すると、
システム51はそれを受信し、WEB制御部57は、受
信データのエラーチェックを行って、必要事項の記入漏
れがないことを確認する(ステップS155)。
【0188】次のステップS156からS162までの
処理は、図27のステップS132からS138までの
処理と同様である。この場合、WEB制御部57は、ス
テップS157において、図30の既登録確認eメール
の代わりに、図38に示すような登録確認WEBページ
を作成・準備し、ステップS158において、それを表
示する。また、登録の種別が新規登録であれば、ユーザ
情報登録部131は、ステップS160において、発行
されたユーザIDとユーザ情報登録/更新フォームのユ
ーザ情報をユーザ情報テーブルと利用メディア情報テー
ブルに登録する。
【0189】ステップS153において、登録の種別が
修正登録であれば、ユーザ情報処理部132は、ユーザ
認証を行い(ステップS163)、WEB制御部57
は、図39に示すように、登録されているユーザ情報を
ユーザ情報更新画面に表示する(ステップS164)。
ユーザが表示されたユーザ情報を修正し、システム51
に送信すると、システム51はそれを受信し(ステップ
S165)、ステップS160以降の処理を行う。この
場合、ユーザ情報テーブルと利用メディア情報テーブル
の内容が修正されたユーザ情報に従って書き換えられ
る。
【0190】ステップS162の声紋登録用通信予約設
定処理が終了すると、次に、WEB制御部57は、新規
登録または修正登録によりeメールが登録されたか否か
を判断する(図35のステップS167)。eメールが
登録された場合、図28のステップS143からS14
7までの処理と同様の処理が行われる(ステップS16
8〜S175)。
【0191】次に、WEB制御部57は、図38に示し
たように、ユーザ情報登録処理の結果メッセージと登録
されたユーザ情報を添付した登録確認WEBページを作
成・準備し(ステップS171)、それを表示する(ス
テップS172)。このとき、ユーザは、登録確認WE
Bページに表示された登録情報が正しいか否かを判断
し、正しければ終了指示を送信し、間違っていれば修正
指示を送信する。
【0192】次に、WEB制御部57は、ユーザからの
指示を判定し、それが修正指示であれば、図34のステ
ップS164以降の処理を繰り返し、終了指示であれ
ば、処理を終了する。ステップS167において、eメ
ールが登録されていない場合は、そのままステップS1
71以降の処理が行われる。
【0193】図40および図41は、図26の情報検索
システムにおける音声によるユーザ情報登録処理のフロ
ーチャートである。この処理においては、ユーザからシ
ステム51への要求は、音声またはPB信号等により行
われる。
【0194】ユーザ登録を希望するユーザは、システム
51に電話をかけ、音声制御部58は、サービス開始の
旨のメッセージと登録の種別を問合せるメッセージをユ
ーザに対して送出し、ログインのための音声ガイダンス
を行う(図40のステップS181)。ユーザは、音声
ガイダンスに従って、新規登録を行うか修正登録を行う
かを、音声またはPB信号等によりシステム51に入力
し、システム51は入力データを受信する(ステップS
182)。
【0195】次に、音声制御部58は、ユーザが要求し
た登録の種別が新規登録か修正登録かを判断する(ステ
ップS183)。新規登録であれば、音声ガイダンスに
より、図37と同様のユーザ情報の各事項について質問
し、ユーザは、音声ガイダンスに従って、1つずつ情報
を入力する(ステップS184)。そして、システム5
1は入力データを受信する。
【0196】次のステップS185からS190までの
処理は、図27のステップS132からS137までの
処理と同様である。この場合、音声制御部58は、ステ
ップS186において、図30の既登録確認eメールの
代わりに、既登録確認メッセージを作成・準備し、ステ
ップS187において、それを音声ガイダンスにてユー
ザに通知する。また、登録の種別が新規登録であれば、
ユーザ情報登録部131は、ステップS189におい
て、発行されたユーザIDと入力されたユーザ情報をユ
ーザ情報テーブルと利用メディア情報テーブルに登録す
る。
【0197】ステップS183において、登録の種別が
修正登録であれば、ユーザ情報処理部132は、PB信
号のパスワードや声紋パスワード等をユーザIDとして
用いて、ユーザ認証を行う(ステップS194)。
【0198】次に、音声制御部58は、音声ガイダンス
により、登録されているユーザ情報を順番に読み上げ
(ステップS195)、ユーザがどの情報を修正したい
のか(変更事項)を問合せるメッセージを出力する(ス
テップS196)。そして、ユーザが、音声ガイダンス
に従って、変更事項を選択し、更新データを入力する
と、システム51は入力データを受信し(ステップS1
97)、ステップS189以降の処理を行う。この場
合、ユーザ情報テーブルと利用メディア情報テーブルの
内容が修正登録の内容に従って書き換えられる。
【0199】ステップS190において、希望メディア
に音声が含まれており、かつ、声紋が未登録の場合は、
音声制御部58は、今から声紋登録を行う旨の音声ガイ
ダンスをユーザに対して送出し(ステップS191)、
声紋データを入力させる(ステップS192)。そし
て、声紋データを受信すると、それを符号化する。次
に、ユーザ情報登録部131は、符号化された声紋デー
タを、図18の利用メディア情報テーブルの認証用情報
として登録し(ステップS193)、図41の処理を行
う。
【0200】図41のステップS198からS201ま
での処理は、図35のステップS167からS170ま
での処理と同様である。ステップS201において、利
用eメールアドレス確認eメールが正常に送信できた場
合、音声制御部58は、ユーザ情報登録処理の結果と登
録されたユーザ情報を含むメッセージを作成・準備し
(ステップS202)、それを音声ガイダンスによりユ
ーザに通知する(ステップS203)。このとき、ユー
ザは、通知された登録情報が正しいか否かを判断し、正
しければ終了指示を送信し、間違っていれば修正指示を
送信する。
【0201】次に、音声制御部58は、ユーザからの指
示を判定し(ステップS204)、それが修正指示であ
れば、図34のステップS195以降の処理を繰り返
し、終了指示であれば、処理を終了する。
【0202】ステップS201において、利用eメール
アドレス確認eメールが正常に送信できなかった場合、
音声制御部58は、ユーザが登録した利用eメールアド
レスがエラーである旨を通知するエラーメッセージを作
成・準備する(ステップS205)。そして、そのエラ
ーメッセージを音声ガイダンスによりユーザに通知する
(ステップS206)。次のステップS207およびS
208の処理は、図28のステップS146およびS1
47の処理と同様である。その後、ステップS202以
降の処理が行われる。
【0203】ステップS198において、eメールが登
録されていない場合は、そのままステップS202以降
の処理が行われる。また、図40のステップS190に
おいて、希望メディアに音声が含まれていない場合、あ
るいは、希望メディアに音声が含まれており、かつ、声
紋が既に登録されている場合は、そのまま図41のステ
ップS198以降の処理が行われる。
【0204】図42および図43は、図27のステップ
S138および図34のステップS162における声紋
登録用通信予約設定処理のフローチャートである。この
処理では、電話により声紋登録が行われる。
【0205】まず、音声制御部58は、声紋登録用通信
準備を行い(ステップS211)、ユーザの登録電話番
号に対して声紋登録用通信発信を行って(ステップS2
12)、ユーザ端末に正常に接続されたか否かを判断す
る(ステップS213)。正常に接続されなければ、次
に、ユーザ端末の状態が“話中”または“応答なし”に
該当するか否かを判断する(ステップS214)。ユー
ザ端末がいずれかの状態であれば、リトライ処理を行う
(ステップS215)。
【0206】リトライ処理では、例えば、3分おきに5
回というように、事前にシステム側で設定しておいた間
隔と回数で、電話発信を繰り返し、最終的に接続できな
ければ、異常パターン処理を開始する(ステップS21
6)。
【0207】異常パターン処理では、WEB制御部57
は、図44に示すように、ユーザが登録した電話番号が
エラーであった旨を通知する利用電話番号エラーメッセ
ージを作成・準備する(ステップS217)。そして、
そのエラーメッセージを、ユーザ専用のWEBページ
(myページ)に登録・表示することで、ユーザに通知
する(ステップS218)。
【0208】次に、ユーザ情報処理部132は、図18
の利用メディア情報テーブルを参照し、登録を希望する
メディアにeメールが含まれているか否かを判断し(ス
テップS219)、eメールが含まれていなければ、処
理を終了する。eメールが含まれていれば、メール制御
部56は、図45に示すように、ユーザが登録した利用
電話番号がエラーである旨を通知し、ユーザ情報の修正
を促す、利用電話番号エラーメッセージeメールを作成
・準備する(ステップS220)。そして、そのeメー
ルをユーザに送信して(ステップS221)、処理を終
了する。
【0209】ステップS213およびステップS215
において、ユーザ端末に正常に接続できた場合は、音声
制御部58は、今から声紋登録を行う旨の音声ガイダン
スをユーザに対して送出する(図43のステップS22
2)。そして、ユーザにPB信号のパスワード等のユー
ザIDを入力させ、ユーザ情報処理部132は、入力さ
れたユーザIDを用いてユーザ認証を行う(ステップS
223)。
【0210】次のステップS224およびS225の処
理は、図40のステップS192およびS193の処理
と同様である。声紋が登録されると、次に、音声制御部
58は、登録された声紋データを音声に変換して登録確
認メッセージを作成・準備し(ステップS226)、音
声ガイダンスにより、そのメッセージをユーザに通知す
る(ステップS227)。このとき、ユーザは、システ
ム51から送出される音声で、ユーザ自身が入力した声
紋を確認し、修正が必要なければ終了を指示し、修正が
必要であれば修正を指示する。
【0211】次に、音声制御部58は、ユーザからの指
示を判定する(ステップS228)。それが修正指示で
あれば、声紋登録の修正を行う旨を音声ガイダンスによ
りユーザに通知し(ステップS229)、ユーザが終了
を指示するまで、ステップS224以降の処理を繰り返
す。そして、ユーザが終了を指示すると、処理を終了す
る。
【0212】図46および図47は、図26の情報検索
システムにおけるeメールによる情報検索処理のフロー
チャートである。情報検索を希望するユーザ登録済のユ
ーザは、事前に、図48に示すような規定のeメール検
索フォーマットを入手しておく。そして、そのフォーマ
ットに従って、ユーザID、パスワード等の認証文字、
新規検索/継続(回答獲得または絞込み検索)の種別、
マルチセッションID、履歴番号、検索条件(キーワー
ド等)、結果取得方法(回答メディア)等の情報を記述
し、記入済みフォーマットのeメールをシステム51に
送信する。
【0213】回答メディアが音声の場合は、システム5
1がユーザに電話をかけて結果を通知するのか、もしく
は、ユーザからシステム51へ電話をかけて結果を取得
するのか等の情報も、結果取得方法に含まれる。
【0214】次に、ユーザ情報管理部113のユーザ情
報処理部132は、ユーザから送信されたeメールに記
述されているユーザ情報が、図17のユーザ情報テーブ
ルに登録されているユーザ情報と一致するか否かを判定
して、ユーザ認証を行う(図46のステップS23
1)。そして、認証結果が正常であることを確認する。
【0215】次に、セッション情報統合管理部55は、
eメールの指示が新規検索か継続(絞込み検索)かを判
定する(ステップS232)。新規検索であれば、マル
チセッションIDを発行し、図8のマルチセッション情
報テーブルに必要な情報を登録する(ステップS23
3)。
【0216】次に、メール制御部56は、eメールを分
析して検索条件を抽出し(ステップS234)、検索条
件が正常に抽出できたか否かを判断する(ステップS2
35)。検索条件が正常に抽出できなければ、図49に
示すように、その旨を記した検索条件抽出エラー通知e
メール(情報検索エラーeメール)を作成・準備する
(ステップS236)。そして、そのeメールをユーザ
に送信して(ステップS237)、処理を終了する。
【0217】ステップS235において、検索条件が正
常に抽出できれば、メディアシステム54は、検索条件
を情報検索依頼部115に渡し、情報検索依頼部115
は、検索条件を検索エンジン101に渡して、情報検索
を依頼する(ステップS238)。そして、検索結果獲
得部116は、検索エンジン101から検索結果を受け
取り、それをメディアシステム54に渡す。
【0218】次に、セッション情報統合管理部55は、
条件一貫性処理を行い、条件検索とその結果の履歴管理
のために、マルチセッションIDに対する履歴番号を発
行する(ステップS239)。このとき、現在の検索処
理が履歴番号を使用した検索の場合には、新たにマルチ
セッションIDおよび対応する履歴番号を発行するよう
な、マルチセッションIDと履歴番号の管理方法を用い
てもよい。
【0219】次に、セッション情報統合管理部55は、
マルチセッションIDと履歴番号とを対応付けて、図1
0のマルチセッション履歴情報テーブルに保存し、回答
制御部111の回答登録部121は、マルチセッション
IDと履歴番号と検索結果とを対応付けて、図23の回
答管理テーブルおよび図24の回答情報テーブルに保存
する(ステップS240)。
【0220】次に、WEB制御部57は、ユーザ専用の
WEBページにマルチセッションIDと履歴番号と検索
結果(回答)との対応関係を登録し(ステップS24
1)、図47の処理を行う。ステップS232におい
て、eメールの指示が継続の場合は、セッション情報統
合管理部55は、eメールよりマルチセッションIDを
取得し、マルチセッションIDに対応するマルチセッシ
ョン情報テーブルに必要な情報を登録する(ステップS
242)。その後、ステップS234以降の処理が行わ
れる。
【0221】また、回答制御部111は、回答管理テー
ブルと回答情報テーブルを参照し、マルチセッションI
Dに対応する情報を保持する。この場合、ステップS2
35において、メディアシステム54は、回答制御部1
11に保持された情報と検索条件を併せて分析し、検索
条件を情報依頼部115に渡す。
【0222】ステップS241において、WEBページ
に回答が登録されると、次に、メール制御部56は、ユ
ーザから送信されたeメールから回答メディアを抽出
し、回答メディアがeメール、WEB、および音声のい
ずれであるかを判定する(図47のステップS24
3)。そして、回答メディアがWEBであれば、そのま
ま処理を終了する。
【0223】回答メディアがeメールであれば、メール
制御部56は、セッション情報統合管理部55および回
答制御部111を介して、マルチセッション情報テーブ
ル、回答管理テーブル、および回答情報テーブルに対応
付けて保存されたマルチセッションID、履歴番号、お
よび検索結果を参照する(ステップS244)。そし
て、例えば、マルチセッションIDと履歴番号の組合
せ、またはそれに対応するタグ等の識別情報と、検索結
果の件数、検索結果の一覧等を添付した回答eメールを
作成・登録する。
【0224】新規検索の場合は、例えば、図50に示す
ような回答eメールが作成され、絞込み検索結果の場合
は、例えば、図51に示すような回答eメールが作成さ
れる。次に、メール制御部56は、回答eメールをユー
ザに送信して(ステップS245)、図28のステップ
S145からS147までと同様の処理を行い(ステッ
プS246〜S248)、処理を終了する。
【0225】ステップS243において、回答メディア
が音声であれば、音声制御部58は、上述の回答eメー
ルと同様の情報を記したメッセージを作成・登録し(ス
テップS249)、回答管理テーブルを参照して自動回
答の可否を判断する(ステップS250)。
【0226】自動回答可の場合は、後でシステム51か
らユーザに自動回答するものと判断し、回答用通信予約
設定処理により回答をユーザに通知して(ステップS2
51)、処理を終了する。この回答用通信予約設定処理
については後述する。自動回答不可の場合は、後でユー
ザがシステム51に回答獲得要求を行うものと判断し、
そのまま処理を終了する。
【0227】図52および図53は、図26の情報検索
システムにおけるWEBによる情報検索処理のフローチ
ャートである。情報検索を希望するユーザ登録済のユー
ザは、情報検索サービスのサイトにアクセスし、WEB
制御部57は、図54に示すように、検索ログインフォ
ームをWEBページに表示する(図52のステップS2
61)。この検索ログインフォームには、サービス案内
とともに、ユーザID、パスワード等の認証用情報を入
力するためのボックスと、新規検索/継続(絞込み検
索)の選択肢が表示される。
【0228】ユーザが検索ログインフォームに必要事項
を記入して、フォームをシステム51に送信すると、シ
ステム51はそれを受信し、WEB制御部57は、受信
データのエラーチェックを行う(ステップS262)。
【0229】次に、ユーザ情報処理部132は、図46
のステップS231と同様のユーザ認証を行い、WEB
制御部57は、受信した検索ログインフォームから、処
理の種別が新規検索か継続かを判断する(ステップS2
64)。新規検索であれば、セッション情報統合管理部
55は、マルチセッションIDを発行し、図8のマルチ
セッション情報テーブルに必要な情報を登録する(ステ
ップS265)。
【0230】次に、WEB制御部57は、図55に示す
ように、新規情報検索フォームを表示する(ステップS
266)。ユーザが表示されたフォームに検索条件と回
答メディアを入力し、システム51に送信すると、シス
テム51はそれを受信し、WEB制御部57は、エラー
チェックを行って、検索条件が正常に入力されたことを
確認する(ステップS267)。
【0231】次のステップS268からS271までの
処理は、図46のステップS238からS241までの
処理と同様である。次に、WEB制御部57は、図56
に示すように、情報検索回答フォームをWEBページに
表示して(ステップS272)、図53の処理を行う。
この情報検索回答フォームには、ステップS271で登
録された回答が表示されるとともに、絞込み検索のため
の検索条件と回答メディアを入力するためのボックスが
表示される。
【0232】ステップS264において、処理の種別が
継続の場合は、回答制御部111の回答処理部123
は、そのユーザのユーザIDをキーとして回答管理テー
ブルおよび回答情報テーブルを参照し、必要な情報を抽
出する(ステップS273)。そして、WEB制御部5
7は、抽出された情報に基づいて、図57に示すような
マルチセッション一覧画面を表示する。このマルチセッ
ション一覧画面には、対応するユーザに対して発行され
たマルチセッションID、履歴番号、検索条件、および
検索結果の一覧が表示される。
【0233】ユーザは、表示された画面上で特定のマル
チセッションIDを選択し、必要であれば、さらに履歴
番号を選択する。そして、WEB制御部57は、選択さ
れたマルチセッションIDと履歴番号を取得する。その
後、ステップS266以降の処理が行われる。
【0234】この場合、ステップS266では、WEB
制御部57は、図58に示すように、絞込み情報検索フ
ォームを表示する。この絞込み情報検索フォームには、
取得されたマルチセッションIDと履歴番号に対応する
検索結果が表示されるとともに、絞込み検索のための検
索条件と回答メディアを入力するためのボックスが表示
される。
【0235】ステップS272において、情報検索回答
フォームがWEBページに表示されると、次に、WEB
制御部57は、情報検索フォームに入力された回答メデ
ィアを抽出し、回答メディアがeメール、WEB、およ
び音声のいずれであるかを判定する(図53のステップ
S274)。
【0236】回答メディアがWEBであれば、情報検索
回答フォームにおいて、絞込み検索を行うか否かをユー
ザに入力させる(ステップS275)。絞込み検索を行
う場合は、図52のステップS267以降の処理を繰り
返し、絞込み検索を行わない場合は、そのまま処理を終
了する。
【0237】また、回答メディアがeメールであれば、
システム51は、図47のステップS244からS24
8までの処理と同様の処理を行った後(ステップS27
6〜S280)、ステップS275の処理を行う。
【0238】また、回答メディアが音声であれば、シス
テム51は、図47のステップS249からS251ま
での処理と同様の処理を行い(ステップS281〜S2
83)、処理を終了する。
【0239】図59および図60は、図26の情報検索
システムにおける音声による情報検索処理のフローチャ
ートである。この処理においては、ユーザからシステム
51への要求は、音声またはPB信号等により行われ
る。
【0240】情報検索を希望するユーザ登録済のユーザ
は、システム51に電話をかけ、情報検索を要求する。
これを受けて、音声制御部58は、サービス開始の旨の
メッセージと、ユーザID、パスワード、声紋等の認証
用情報を要求するメッセージと、新規検索/継続(絞込
み検索)の種別を問合せるメッセージとを、ユーザに対
して送出し、ログインのための音声ガイダンスを行う
(図59のステップS291)。
【0241】ユーザは、音声ガイダンスに従って、必要
な情報を音声またはPB信号等によりシステム51に入
力し、システム51は入力データを受信する(ステップ
S292)。
【0242】次に、ユーザ情報処理部132は、図40
のステップS194と同様のユーザ認証を行い(ステッ
プS293)、音声制御部58は、受信したデータか
ら、処理の種別が新規検索か継続かを判断する(ステッ
プS294)。新規検索であれば、セッション情報統合
管理部55は、マルチセッションIDを発行し、図8の
マルチセッション情報テーブルに必要な情報を登録する
(ステップS295)。
【0243】次に、音声制御部58は、新規検索を促す
旨の音声ガイダンスを送出し、検索条件と回答メディア
をユーザに問合せる(ステップS296)。そして、ユ
ーザが検索条件と回答メディアを音声により入力する
と、音声制御部58は、入力データを受信し、検索条件
が正常に入力されたことを確認する(ステップS29
7)。次のステップS298からS301までの処理
は、図46のステップS238からS241までの処理
と同様である。
【0244】ステップS294において、処理の種別が
継続の場合は、図57に示したようなマルチセッション
一覧画面と同様の情報を音声ガイダンスで送出する(ス
テップS302)。ユーザは、音声ガイダンスに従っ
て、特定のマルチセッションIDを選択し、必要であれ
ば、さらに履歴番号を選択する。そして、音声制御部5
8は、選択されたマルチセッションIDと履歴番号を取
得する。その後、ステップS296以降の処理が行われ
る。
【0245】この場合、ステップS296では、音声制
御部58は、図57に示したような絞込み情報検索フォ
ームと同様の情報を音声ガイダンスで送出し、ユーザに
絞込み検索を促す。
【0246】ステップS301において、回答がWEB
ページに登録されると、次に、音声制御部58は、ユー
ザが指定した回答メディアがeメール、WEB、および
音声のいずれであるかを判定する(図60のステップS
303)。
【0247】回答メディアが音声であれば、システム5
1は、図47のステップS249およびS250の処理
と同様の処理を行う(ステップS304およびS30
5)。ステップS305において、自動回答不可の場合
は、そのまま処理を終了する。
【0248】自動回答可の場合は、音声制御部58は、
回答の音声ガイダンスにより、検索結果の一覧をユーザ
に通知し(ステップS306)、絞込み検索を行うか否
かをユーザに入力させる(ステップS307)。絞込み
検索を行う場合は、図59のステップS296以降の処
理を繰り返し、絞込み検索を行わない場合は、そのまま
処理を終了する。
【0249】また、回答メディアがeメールであれば、
システム51は、図47のステップS244からS24
8までの処理と同様の処理を行った後(ステップS30
8〜S312)、ステップS307の処理を行う。この
場合、ユーザは、受信した回答eメールに基づいて、絞
込み検索を行うか否かを決定する。
【0250】また、回答メディアがWEBであれば、シ
ステム51は、そのままステップS307の処理を行
う。この場合、ユーザは、WEBページに表示された回
答に基づいて、絞込み検索を行うか否かを決定する。
【0251】図61および図62は、図47のステップ
S251および図53のステップS283における回答
用通信予約設定処理のフローチャートである。この処理
では、システム51が、情報検索結果を取得を希望する
ユーザに電話をかけて、検索結果を音声により通知す
る。
【0252】まず、回答処理部123は、図23の回答
管理テーブルおよび図24の回答情報テーブルを参照し
て、回答を取得し、検索結果の一覧等を添付したメッセ
ージを作成する(ステップS321)。次に、ユーザ情
報処理部132は、図17のユーザ情報テーブルおよび
図18の利用メディア情報テーブルを参照し、登録され
た電話番号を取得する(ステップS322)。そして、
音声制御部58は、その電話番号に対して通信発信を行
う(ステップS323)。
【0253】次のステップS324からS331までの
処理は、図42のステップS213からS331までの
処理と同様である。ステップS324およびステップS
326において、ユーザ端末に正常に接続できた場合
は、音声制御部58は、音声ガイダンスにより、図43
のステップS223と同様のユーザ認証を行う(図62
のステップS332)。
【0254】次に、音声制御部58は、音声ガイダンス
により、ステップS321で作成されたメッセージをユ
ーザに通知し(ステップS333)、図60のステップ
S307と同様の判定を行う(ステップS334)。そ
して、ユーザが絞込み検索を行う場合は、図59のステ
ップS296以降の処理を行い、ユーザが絞込み検索を
行わない場合は、そのまま処理を終了する。
【0255】以上説明した実施形態においては、既存の
セッションの継続処理を行う場合、ユーザがセッション
ID/履歴番号を明示的に指定することで、システムが
セッションID/履歴番号を取得している。その代わり
に、システムがこれまでの処理結果(検索結果等)を表
す情報の一覧を選択肢としてユーザに提示し、ユーザが
選択した情報に対応するセッションID/履歴番号を自
動的に取得するようにしてもよい。
【0256】図2、3、4、5、6、13、および26
のセッション管理システムと、これらのシステムからサ
ービスを受けるユーザ端末は、例えば、図63に示すよ
うな情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成するこ
とができる。図63の情報処理装置は、CPU(中央処
理装置)161、メモリ162、入力装置163、出力
装置164、外部記憶装置165、媒体駆動装置16
6、およびネットワーク接続装置167を備え、それら
はバス168により互いに接続されている。
【0257】メモリ162は、例えば、ROM(read o
nly memory)、RAM(random access memory)等を含
み、処理に用いられるプログラムとデータを格納する。
CPU161は、メモリ162を利用してプログラムを
実行することにより、必要な処理を行う。
【0258】例えば、図2および図26のメディアシス
テム54と、図3、4、5、6、および13のメディア
システム74と、図6、13、および26の個別情報処
理部91と、図13および図26の検索エンジン101
は、プログラムにより記述されたソフトウェアコンポー
ネントとしてメモリ162に格納される。メディアシス
テム54、74、および個別情報処理部91内の各構成
要素についても、同様である。
【0259】入力装置163は、例えば、キーボード、
ポインティングデバイス、タッチパネル等であり、オペ
レータ(ユーザ、管理者等)からの指示や情報の入力に
用いられる。出力装置164は、例えば、ディスプレ
イ、プリンタ、スピーカ等であり、オペレータへの問い
合わせや処理結果の出力に用いられる。
【0260】外部記憶装置165は、例えば、磁気ディ
スク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク(magneto-
optical disk)装置、テープ装置等である。情報処理装
置は、この外部記憶装置165に、上述のプログラムと
データを保存しておき、必要に応じて、それらをメモリ
162にロードして使用する。
【0261】また、外部記憶装置165は、図6、1
3、および26のマルチセッション管理データベース9
2、回答保持データベース112、およびユーザ情報管
理データベース114としても利用される。
【0262】媒体駆動装置166は、可搬記録媒体16
9を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒
体169としては、メモリカード、フロッピー(登録商
標)ディスク、CD−ROM(compact disk read only
memory )、光ディスク、光磁気ディスク等、任意のコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。オペ
レータは、この可搬記録媒体169に上述のプログラム
とデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモ
リ162にロードして使用する。
【0263】ネットワーク接続装置167は、インター
ネット4、公衆電話網5、および各種アクセス網71−
iへの接続に用いられ、通信に伴うデータ変換を行う。
また、情報処理装置は、上述のプログラムとデータをネ
ットワーク接続装置167を介して他の装置から受け取
り、必要に応じて、それらをメモリ162にロードして
使用する。
【0264】図64は、図63の情報処理装置にプログ
ラムとデータを供給することのできるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を示している。可搬記録媒体169
や外部のデータベース170に保存されたプログラムと
データは、メモリ162にロードされる。そして、CP
U161は、そのデータを用いてそのプログラムを実行
し、必要な処理を行う。
【0265】
【発明の効果】本発明によれば、eメール、WEB、音
声等の複数メディアにまたがる一貫したセッション管理
が行われ、ユーザは、1つのセッション内でアクセス毎
に任意のメディアを用いて、一連の継続した情報処理を
行うことができる。これにより、ユーザ端末と情報提供
システムの間で、複数メディアを複合的に利用したネッ
トワーク経由の情報処理が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセッション管理装置の原理図である。
【図2】第1のセッション管理システムの構成図であ
る。
【図3】第2のセッション管理システムの構成図であ
る。
【図4】第3のセッション管理システムの構成図であ
る。
【図5】第4のセッション管理システムの構成図であ
る。
【図6】第5のセッション管理システムの構成図であ
る。
【図7】マルチセッションID発行処理のフローチャー
トである。
【図8】マルチセッション情報テーブルを示す図であ
る。
【図9】マルチセッションID利用処理のフローチャー
トである。
【図10】マルチセッション履歴情報テーブルを示す図
である。
【図11】マルチセッションID削除処理のフローチャ
ートである。
【図12】マルチセッションID自動削除処理のフロー
チャートである。
【図13】第1の情報検索システムの構成図である。
【図14】音声インタフェースを示す図である。
【図15】第1のユーザ情報登録処理のフローチャート
(その1)である。
【図16】第1のユーザ情報登録処理のフローチャート
(その2)である。
【図17】ユーザ情報テーブルを示す図である。
【図18】利用メディア情報テーブルを示す図である。
【図19】利用メディア登録確認処理のフローチャート
(その1)である。
【図20】利用メディア登録確認処理のフローチャート
(その2)である。
【図21】第1の情報検索処理のフローチャート(その
1)である。
【図22】第1の情報検索処理のフローチャート(その
2)である。
【図23】回答管理テーブルを示す図である。
【図24】回答情報テーブルを示す図である。
【図25】回答処理のフローチャートである。
【図26】第2の情報検索システムの構成図である。
【図27】第2のユーザ情報登録処理のフローチャート
(その1)である。
【図28】第2のユーザ情報登録処理のフローチャート
(その2)である。
【図29】eメールユーザ登録フォーマットを示す図で
ある。
【図30】既登録確認eメールを示す図である。
【図31】登録確認eメールを示す図である。
【図32】利用eメールアドレス確認eメールを示す図
である。
【図33】利用eメールアドレスエラーメッセージを示
す図である。
【図34】第3のユーザ情報登録処理のフローチャート
(その1)である。
【図35】第3のユーザ情報登録処理のフローチャート
(その2)である。
【図36】登録ログインフォームを示す図である。
【図37】ユーザ情報登録/更新フォームを示す図であ
る。
【図38】登録確認WEBページを示す図である。
【図39】ユーザ情報更新画面を示す図である。
【図40】第4のユーザ情報登録処理のフローチャート
(その1)である。
【図41】第4のユーザ情報登録処理のフローチャート
(その2)である。
【図42】第1の通信予約設定処理のフローチャート
(その1)である。
【図43】第1の通信予約設定処理のフローチャート
(その2)である。
【図44】利用電話番号エラーメッセージを示す図であ
る。
【図45】利用電話番号エラーメッセージeメールを示
す図である。
【図46】第2の情報検索処理のフローチャート(その
1)である。
【図47】第2の情報検索処理のフローチャート(その
2)である。
【図48】eメール検索フォーマットを示す図である。
【図49】検索条件抽出エラー通知eメールを示す図で
ある。
【図50】第1の回答eメールを示す図である。
【図51】第2の回答eメールを示す図である。
【図52】第3の情報検索処理のフローチャート(その
1)である。
【図53】第3の情報検索処理のフローチャート(その
2)である。
【図54】検索ログインフォームを示す図である。
【図55】新規情報検索フォームを示す図である。
【図56】情報検索回答フォームを示す図である。
【図57】マルチセッション一覧画面を示す図である。
【図58】絞込み情報検索フォームを示す図である。
【図59】第4の情報検索処理のフローチャート(その
1)である。
【図60】第4の情報検索処理のフローチャート(その
2)である。
【図61】第2の通信予約設定処理のフローチャート
(その1)である。
【図62】第2の通信予約設定処理のフローチャート
(その2)である。
【図63】情報処理装置の構成図である。
【図64】記録媒体を示す図である。
【図65】従来の情報提供システムを示す図である。
【符号の説明】
1、2、3 サーバ 4、71−n インターネット 5、71−k 公衆電話網 11、21、53、73−n インターネット送受信部 12 メールシステム 13 メールセッション情報管理部 14、56 メール制御部 22 WEBシステム 23 WEBセッション情報管理部 24、57 WEB制御部 31、52、73−k 音声送受信部 32 音声システム 33 音声セッション情報管理部 34、58 音声制御部 41 通信手段 42 インタフェース手段 43 統合管理手段 44 ネットワーク 51、72、81、82 セッション管理システム 54、74 メディアシステム 55、75 セッション情報統合管理部 59 メールセッション情報変換部 60、79−n WEBセッション情報変換部 61、79−k 音声セッション情報変換部 71−1、71−2 アクセス網 73−1、73−2 データ送受信部 76 メディア制御部 77 インタフェース処理部 78−1、78−2 メディアインタフェース 78−k 音声インタフェース 78−n WEBインタフェース 79−1、79−2 セッション情報変換部 91 個別情報処理部 92 マルチセッション管理データベース 101 検索エンジン 111 回答制御部 112 回答保持データベース 113 ユーザ情報管理部 114 ユーザ情報管理データベース 115 情報検索依頼部 116 検索結果獲得部 121 回答登録部 122 指定メディア変換部 123 回答処理部 131 ユーザ情報登録部 132 ユーザ情報処理部 141 音声セッション情報取得部 142 音声・PB/テキスト変換部 143 音声送受信処理部 151 メールセッション情報取得部 152 メール送受信処理部 153 WEBセッション情報取得部 154 WEB送受信処理部 161 CPU 162 メモリ 163 入力装置 164 出力装置 165 外部記憶装置 166 媒体駆動装置 167 ネットワーク接続装置 168 バス 169 可搬記録媒体 170 データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 やよい 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GB01 HB18 JA24 JA31 JB01 JB05 JB06 KA10 KA13 KC44 LA11 LB13 LB14 5K030 GA16 HA11 HB21 HC01 JT10 KA06 KA13 KA20 LB16 LD17 LD20 9A001 BB04 CC07 JJ14 JJ25 JJ26 KK56 LL09

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメディアを利用したネットワーク
    経由の情報処理のセッションを管理するセッション管理
    装置であって、 前記複数のメディアのデータをそれぞれ送受信する複数
    の通信手段と、 前記複数のメディアにそれぞれ対応し、前記複数の通信
    手段からそれぞれセッション情報を受け取って、受け取
    ったセッション情報に対応する統一セッション情報を生
    成する複数のインタフェース手段と、 前記複数のインタフェース手段の各々から統一セッショ
    ン情報を受け取り、受け取った統一セッション情報に基
    づいて、前記複数のメディアのうち2つ以上のメディア
    を利用したセッションのセッション管理に関する処理を
    行う統合管理手段とを備えることを特徴とするセッショ
    ン管理装置。
  2. 【請求項2】 前記統合管理手段は、前記2つ以上のメ
    ディアを利用したセッションの開始、同一性管理、およ
    び切断を含むセッション管理に関する処理を行うことを
    特徴とする請求項1記載のセッション管理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のインタフェース手段の各々
    は、前記受け取ったセッション情報を前記統一セッショ
    ン情報に変換するセッション情報変換手段を含むことを
    特徴とする請求項1記載のセッション管理装置。
  4. 【請求項4】 前記統一セッション情報を引き継ぎなが
    ら情報処理を行う処理手段をさらに備え、前記統合管理
    手段は、該統一セッション情報に対応する処理を該処理
    手段に指示することを特徴とする請求項1記載のセッシ
    ョン管理装置。
  5. 【請求項5】 前記統合管理手段は、ユーザからの複数
    のセッション確立要求に応じて、該ユーザのユーザ識別
    子に対して複数のセッション識別子を付与し、該複数の
    セッション識別子に対応する複数のセッションを管理
    し、該複数のセッション識別子から該ユーザが選択した
    セッション識別子を含む統一セッション情報を受け取っ
    たとき、選択されたセッション識別子に対応する処理を
    前記処理手段に指示することを特徴とする請求項4記載
    のセッション管理装置。
  6. 【請求項6】 前記統合管理手段は、前記2つ以上のメ
    ディアを利用したセッションに属する複数の個別情報処
    理の結果に対応する複数の付加識別情報を保存し、該複
    数の付加識別情報からユーザが選択した付加識別情報を
    含む統一セッション情報を受け取ったとき、選択された
    付加識別情報に対応する個別情報処理の結果に基づく処
    理を、前記処理手段に指示することを特徴とする請求項
    4記載のセッション管理装置。
  7. 【請求項7】 ユーザ情報を登録する登録手段をさらに
    備え、前記複数のインタフェース手段のうち、ユーザが
    希望する利用メディアに対応するインタフェース手段
    は、該利用メディアの接続確認を行い、該利用メディア
    の接続が確認されたとき、前記登録手段は、該利用メデ
    ィアを前記ユーザ情報として登録することを特徴とする
    請求項1記載のセッション管理装置。
  8. 【請求項8】 ユーザ情報を登録する登録手段とユーザ
    認証を行う認証手段とをさらに備え、前記複数のメディ
    アは音声メディアを含み、ユーザが該音声メディアの利
    用を希望するとき、前記複数のインタフェース手段のう
    ち、該音声メディアに対応するインタフェース手段は、
    該ユーザの声紋情報を取得し、前記登録手段は、該声紋
    情報を前記ユーザ情報として登録し、前記認証手段は、
    該ユーザからのアクセスがあったとき、登録された声紋
    情報を用いて前記ユーザ認証を行うことを特徴とする請
    求項1記載のセッション管理装置。
  9. 【請求項9】 前記統一セッション情報を引き継ぎなが
    ら情報検索に関する処理を行う処理手段をさらに備え、
    前記統合管理手段は、該統一セッション情報に対応する
    検索処理を該処理手段に指示することを特徴とする請求
    項1記載のセッション管理装置。
  10. 【請求項10】 前記処理手段は、前記2つ以上のメデ
    ィアを利用したセッションに属する複数の検索処理の結
    果に対して、対応する複数の履歴識別情報を付与する制
    御手段を含み、前記統合管理手段は、該複数の履歴識別
    情報からユーザが選択した履歴識別情報を含む統一セッ
    ション情報を受け取ったとき、選択された履歴識別情報
    に対応する検索処理の結果に基づく再検索処理を、前記
    処理手段に指示することを特徴とする請求項9記載のセ
    ッション管理装置。
  11. 【請求項11】 前記処理手段は、前記2つ以上のメデ
    ィアを利用したセッションに属する複数の検索処理の結
    果のうち、最新の検索処理の結果を保持する保持手段
    と、前記統合管理手段から前記統一セッション情報に対
    応する検索処理を指示されたとき、該最新の検索処理の
    結果に基づく再検索処理を行うための制御を行う制御手
    段とを含むことを特徴とする請求項9記載のセッション
    管理装置。
  12. 【請求項12】 ネットワーク経由の情報処理のセッシ
    ョンを管理するセッション管理装置であって、 電子メールメディアのデータを送受信するメール通信手
    段と、 ウェブメディアのデータを送受信するウェブ通信手段
    と、 音声メディアのデータを送受信する音声通信手段と、 前記メール通信手段からセッション情報を受け取り、受
    け取ったセッション情報に対応する統一セッション情報
    を生成するメール制御手段と、 前記ウェブ通信手段からセッション情報を受け取り、受
    け取ったセッション情報に対応する統一セッション情報
    を生成するウェブ制御手段と、 前記音声通信手段からセッション情報を受け取り、受け
    取ったセッション情報に対応する統一セッション情報を
    生成する音声制御手段と、 前記メール制御手段、ウェブ制御手段、および音声制御
    手段から統一セッション情報を受け取り、受け取った統
    一セッション情報に基づいて、前記電子メールメディ
    ア、ウェブメディア、および音声メディアのうち2つ以
    上のメディアを利用したセッションのセッション管理に
    関する処理を行う統合管理手段とを備えることを特徴と
    するセッション管理装置。
  13. 【請求項13】 前記統合管理手段は、前記2つ以上の
    メディアを利用したセッションの開始、同一性管理、お
    よび切断を含むセッション管理に関する処理を行うこと
    を特徴とする請求項12記載のセッション管理装置。
  14. 【請求項14】 前記統一セッション情報を引き継ぎな
    がら情報検索に関する処理を行う処理手段をさらに備
    え、前記統合管理手段は、該統一セッション情報に対応
    する検索処理を該処理手段に指示することを特徴とする
    請求項12記載のセッション管理装置。
  15. 【請求項15】 複数のメディアを利用したネットワー
    ク経由の情報処理のセッションを管理するセッション管
    理装置であって、 前記複数のメディアのデータをそれぞれ送受信する複数
    の通信手段と、 前記複数のメディアにそれぞれ対応し、前記複数の通信
    手段からそれぞれセッション情報を受け取って、受け取
    ったセッション情報に対応する統一セッション情報を生
    成し、該統一セッション情報に基づいて、該複数のメデ
    ィアのうち2つ以上のメディアを利用したセッションの
    セッション管理に関する処理を行う複数のインタフェー
    ス手段とを備えることを特徴とするセッション管理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記複数のインタフェース手段は、前
    記2つ以上のメディアを利用したセッションの開始、同
    一性管理、および切断を含むセッション管理に関する処
    理を行うことを特徴とする請求項15記載のセッション
    管理装置。
  17. 【請求項17】 前記複数のインタフェース手段は、前
    記セッション管理に関する処理を、前記統一セッション
    情報に基づいて分散協調して行うことを特徴とする請求
    項15記載のセッション管理装置。
  18. 【請求項18】 前記複数のインタフェース手段のうち
    の1つが代表して、前記セッション管理に関する処理を
    行うことを特徴とする請求項15記載のセッション管理
    装置。
  19. 【請求項19】 複数のメディアを利用したネットワー
    ク経由の情報処理のセッションを管理するセッション管
    理装置であって、 前記複数のメディアのうち2つ以上のメディアを利用し
    たセッションの識別情報を発行する発行手段と、 前記識別情報に基づいて、前記2つ以上のメディアに関
    する一貫したセッション管理を行う管理手段とを備える
    ことを特徴とするセッション管理装置。
  20. 【請求項20】 複数のメディアを利用したネットワー
    ク経由の情報処理のセッションを管理するコンピュータ
    のためのプログラムを記録した記録媒体であって、 前記プログラムは、 前記ネットワークから前記複数のメディアの各々のセッ
    ション情報を受け取り、 受け取ったセッション情報に対応する統一セッション情
    報を生成し、 前記統一セッション情報に基づいて、前記複数のメディ
    アのうち2つ以上のメディアを利用したセッションのセ
    ッション管理を行う処理を前記コンピュータに実行させ
    ることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  21. 【請求項21】 前記プログラムは、前記2つ以上のメ
    ディアを利用したセッションの開始、同一性管理、およ
    び切断を含むセッション管理を行う処理を、前記コンピ
    ュータに実行させることを特徴とする請求項20記載の
    記録媒体。
  22. 【請求項22】 複数のメディアを利用したネットワー
    ク経由の情報処理のセッションを管理するセッション管
    理方法であって、 前記ネットワークから前記複数のメディアの各々のセッ
    ション情報を受け取り、 受け取ったセッション情報に対応する統一セッション情
    報を生成し、 前記統一セッション情報に基づいて、前記複数のメディ
    アのうち2つ以上のメディアを利用したセッションのセ
    ッション管理を行うことを特徴とするセッション管理方
    法。
  23. 【請求項23】 前記セッション管理は、前記2つ以上
    のメディアを利用したセッションの開始、同一性管理、
    および切断を含むことを特徴とする請求項22記載のセ
    ッション管理方法。
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