JP2004515292A - 悪臭制御の方法、組成物、及び物品 - Google Patents

悪臭制御の方法、組成物、及び物品 Download PDF

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Abstract

***又は分泌された体液、例えば尿及び/又は汗、ならびにその残渣によって生成される望ましくないアンモニア臭を制御するのに好適な、方法、組成物、及び物品を開示する。このような方法、組成物、及び物品は、二価の金属イオンと、ポリアニオン性、好ましくはアミンベースのキレート剤とから形成される、ある種のウレアーゼ阻害錯体を使用して、ウレアーゼが促進する、尿素(体液中に見られる)から悪臭のあるアンモニアへの分解を防ぐ又は最小限に抑える。

Description

【0001】
(産業上の分野/発明の分野)
本発明は、尿及び/又は汗などの分泌・***された体液が存在する結果して生成される、望ましくないアンモニア臭を制御するのに好適な、方法、組成物、及び物品に関する。本発明は、臭気制御方法を実施するために使用できる、多種多様な製品の形態にすることができる。そのような製品には、洗浄性組成物;臭気制御組成物;ペット用リター製品;処理済み動物***物ベースの肥料;ならびに、おむつ、他の失禁用具及びパッド、婦人用保護製品、体液を受ける多種多様な他の製品などの吸収性物品が含まれる。
【0002】
(発明の背景)
言うまでもなく、ヒト又は他の動物からの体液の分泌又は***が、多数の状況で望ましくない臭気の問題をまねくことが周知である。例えば、尿が、おむつや失禁パッドなどの吸収性物品中、便器(toilet)や小便器(urinal)を含む又は囲むものなどの硬質表面上、またはペット用のリターなどの吸収性材料中に***されるときには、比較的短時間で臭気の問題が生じることがある。
これらの種類の状況で、臭気が生成されるメカニズムは、かなり簡単なものである。実際のところ、新鮮な尿は匂いがしない。しかし、時間が経った尿では、尿中の尿素が、やはり尿中に汚染を介して存在することのある、又は尿が導入された環境内に存在することのあるウレアーゼ酵素によって分解されるときに、悪臭が引き起こされる。ウレアーゼ酵素によって尿素が破壊されると、アンモニア及び二酸化炭素が生成されることになる。それが、人々が尿の悪臭と結びつける、アンモニア臭の知覚である。汗などの他の尿素含有体液に関しても、同様のメカニズムによって、臭気の問題が引き起こされることがある。
【0003】
ウレアーゼ酵素活性による尿素分解を防ぐことは、単純でも簡単でもない。酵素活性の公知の阻害物質(例えばウレアーゼ阻害物質)の多くが、有毒で、又は安定しておらず、あるいは、消費者の状況で、又は悪臭制御用の工業製品にさえ、役立たせることが不十分又は有効でない。身体滲出物の管理に好適な製品は一般的であるが、それでもなお、尿や汗などの哺乳類の体液の***は分泌に関係する悪臭の問題を制御するために使用できる、さらなる製品及び方法を同定し発展させることが、継続して必要とされている。
【0004】
(発明の概要)
本発明は、分泌又は***された体液中の尿素の分解によって生成されるアンモニア臭を、防ぐ又は最小限に抑えるのに好適な製品及び方法に関する。そのような製品及び方法は、ウレアーゼ阻害物質として、ポリアニオン性、好ましくはアミンベースのキレート剤と二価の重金属イオンとから形成される、選択されたタイプの錯体を使用する。そのような錯体では、金属イオンが、4〜6の配位部位で錯化しており、他の1つの配位部位がウレアーゼとの結合に利用可能に残されている。そのようなキレート化金属錯体は、安定度定数Kが、log(10)K>12.5になるようなものでなければならない。このタイプの特に好ましい錯体は、N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミン−三酢酸の銅塩(すなわちCuHEDTA)を含む、五座配位キーラントである。
【0005】
本発明で使用するキレート化金属錯体は、尿素含有体液又はそのような流体の残渣の存在及び経時劣化によって引き起こされる臭気の生成を、防ぐ又は最小限に抑えるために、そのような流体又は残渣に接触させることになる。そのような接触は、ウレアーゼ阻害錯体を、送達剤、送達手段、又はキャリアと併せて、便器や小便器などのバスルームの備品、ならびにそのような備品に近接する床面及び壁面に塗布するための、洗浄性又は処理組成物;洗濯用製品;ペット用リター製品;肥料組成物;おむつ、失禁パッド、生理用品、マットレスパッド、汗止めバンドなどの吸収性物品;下着、靴下、シーツ及びマットレスを含むベッド用衣料品、ピローケース、枕カバーなどの非吸収性物品など、多種多様な製品に組み込むことによって達成することができる。
【0006】
(発明の詳細な説明)
本発明は、分泌又は***された体液、及び/又はそのような体液の残渣中の尿素の分解によって生成される臭気を、防ぐ又は少なくとも最小限に抑えるための、あるタイプのウレアーゼ阻害物質の使用に関する。本明細書の臭気軽減方法を実施するために使用できる、本発明の組成物又は物品を形成するには、ウレアーゼ阻害物質を、ウレアーゼ阻害活性が必要とされる部位にウレアーゼ阻害錯体を送達するのに好適な、1つ又は複数の追加要素に組み合わせる。本発明のウレアーゼ阻害物質及び他の「送達」要素について、以下で詳細に説明する。
【0007】
ウレアーゼ阻害物質
本明細書で有用なウレアーゼ阻害物質は、二価の金属イオンをポリアニオン性キレート剤と反応させることによって形成される、キレート化金属錯体である。有用な金属及びキレート剤、ならびにそれらからのキレート化金属錯体の調製、さらにはこれらの錯体に必要な特性及び特徴を、以下で述べる。
本発明で使用するウレアーゼ阻害錯体を形成するのに好適な金属イオンは、二価の重金属イオンである。そのようなイオン形態の金属には、銅(Cu2+)、亜鉛(Zn2+)、ニッケル(Ni2+)、コバルト(Co2+)、及び鉄(Fe2+)が含まれる。ここで使用するウレアーゼ阻害錯体を形成するには、二価の銅イオン、Cu2+が最も好ましい金属である。
【0008】
これらの重金属イオンをキレート剤と反応させて、ウレアーゼ阻害物質として働く金属配位錯体を形成する。キレート剤は、二価金属イオンによって4、5、又は6配位を形成する、任意のポリアニオン性部分含有有機材料にすることができる。最も好ましいのは、二価金属イオンによって5配位錯体を形成するキレート剤である。キレート化してから、錯体内に、少なくとも1つの他の配位部位が、ウレアーゼと結合するのに利用可能に残されているべきである。キレート剤が、二価金属イオンによって八面体の錯体を形成することが好ましい。
前述の選択した金属を、適正な数の配位部位及び適正な安定度定数特徴を提供するようにキレート化する、任意のポリアニオン性キレート剤を使用して、ここで使用するウレアーゼ阻害錯体を形成することができる。したがって、窒素、イオウ、又はリン原子を含むポリカルボキシレート化合物に加えて、置換又は非置換カルボキシメチルセルロース材料などのポリカルボキシレート類を、キレート剤として使用することができる。窒素含有材料、例えば、アミンベースのキレート剤が好ましい。
【0009】
ここで使用する好ましいウレアーゼ阻害錯体を形成するのに有用なアミンベースのキレート剤には、モノアミン又はポリアミン種を含めることができる。好適なモノアミンベースのキレート剤には、式:(CHCOOH)のニトリロ三酢酸(NTA)が含まれる。他の好適なモノアミンキレート剤は、式:HOOC−CHCH(COOH)−NH−CH(COOH)−CH−COOHのイミノジコハク酸(IDS)である。
好適なポリアミン類には、以下の一般式のカルボキシメチル化置換型エチレンジアミン材料が含まれ、
R(CHCOOH)N−(CH−N−(CH−COOH)
式中、Rは、重金属イオンと配位連結してキレート化しない有機部分である。したがって、例えば、Rを、−(CHCH、又は、
−(CHOH(nは0〜8の範囲をとり得る)、又は、
−(CH−O−Si−(OCH(nは3〜8の範囲をとり得る)にすることができる。
【0010】
特に好ましいジアミンベースのキレート剤は、前述の式で、R=−(CHOHのものであり、すなわち、N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミン三酢酸又は「HEDTA」である。考えられる他のキレート剤には、リジンベースのものなどのアミノ酸誘導体が含まれる。このタイプのキレートから形成されるキレート化金属錯体は、例えば、2000年1月19日公開のEP−A−972,566に開示されている。
二価の金属イオンとアミンベースのキレートから形成される錯体は、本発明の状況で臭気制御ウレアーゼ阻害物質として有効に機能するように、ある安定度特徴を備えるものでなければならない。このようなキレート化金属錯体は、一般に、その構成単純イオンと分子とが、AB⇔A+Bの関係に従う平衡状態にある。錯体の平衡又は安定度定数Kは、錯体の安定度の尺度であり、従来の様式では次式で定義され、
K=[AB]/[A][B]
ここで、[AB]、[A]、及び[B]は、反応平衡(25℃)における水溶液中のいくつかの種のモル濃度である。本発明で使用するウレアーゼ阻害錯体は、安定度定数Kが、log(10)K>12.5であるようなものである。本明細書で好ましいウレアーゼ阻害錯体は、log(10)K>15のものである。
【0011】
前述のキレート化金属錯体は、水溶液中でキレート化反応を実施することによって、従来の様式で調製することができる。したがって、金属イオン源、すなわち、所望の金属の水溶性の塩を、一般には遊離酸の形態にあるアミンベースのキレート剤と共に、水性反応混合物に加えることができる。反応物質の濃度は、反応混合物中の溶解度によって制限されることがある。ただし、通常は、1℃〜50℃の範囲の反応温度、5秒〜数分の反応時間と合わせて、0.01M〜1.0Mの範囲の濃度を採用することができる。
本明細書のウレアーゼ阻害物質として有用なすべてのキレート化金属錯体のうち、最も好ましいのは、N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミン三酢酸の銅塩、すなわちCu−HEDTAである、五座配位キーラントである。他の好ましい錯体は、イミノジコハク酸の銅塩、すなわちCu−IDS、及びニトリロ三酢酸の銅塩、例えばCu−NTAである。
【0012】
臭気制御方法
前述のウレアーゼ阻害錯体は、その方法態様では、尿素含有体液又そのような体液の残渣に接触させることになる。尿素含有体液には、尿及び汗(発汗)が含まれる。このような水性体液は、ヒトならびに家庭のペットなどの他の哺乳類によって分泌又は***されるものである。これらの流体が汚染されると、あるいはそれらが見られる環境は、一般に、ウレアーゼ酵素を産生する細菌などの微生物を含んでいる。次にはウレアーゼが、体液又はその残渣中に存在する尿素を酵素分解して、アンモニアと二酸化炭素を形成する。次いで、アンモニア形成が、臭気を引き起こし、また例えば皮膚領域中でpHを上昇させることがあり、それが次には、他のタイプの望ましくない酵素活性を促進させ、皮膚の刺激を引き起こすことがある。
本発明の方法では、ウレアーゼ結合活性及び錯体安定度の適正な均衡を有する、前述の選択されたウレアーゼ阻害錯体は、尿素含有体液又は残渣に接触させると、ウレアーゼによる尿素の分解を防ぐ又は阻害する働きをすることができる。これが次には、臭気を引き起こすアンモニア形成を防ぎ、又は最小限に抑え、周囲pHの上昇を防ぎ、又は最小限に抑えることができる。
【0013】
望ましい臭気制御及びpH制御の状況に応じて、本明細書のウレアーゼ阻害錯体を、様々な手段又は手順によって、体液又はその残渣に接触させることができる。例えば、本明細書の方法の一態様では、そのような接触は、体液又はその残渣で汚れた基質を、ウレアーゼ阻害錯体を含む組成物に接触させることによって達成される。他の態様では、そのような接触は、体液又はその残渣を、結合させたウレアーゼ阻害錯体を有する物品に接触させることによって達成される。以下で説明する本発明の組成物及び物品の態様では、阻害錯体を液又は残渣に接触させるための様々な手段及び手順について詳細に説明する。
一般に、臭気制御組成物に関しては、ウレアーゼ阻害錯体を、送達剤又はキャリアによって体液又は残渣に接触させる。その最も単純な形態では、送達剤/キャリアは、水を含むことができるが、さらに他の様々な組成物成分を含めてもよい。
一般に、製品又は用具の臭気制御物品に関しては、ウレアーゼ阻害錯体を、ウレアーゼ阻害錯体を結合させた物品又は装置の1つ又は複数の物理的要素に含めることのできる送達手段によって、体液又は残渣に接触させる。したがって、例えば、ウレアーゼ阻害物質は、所望の物品の一部を形成する基質中又は基質上に吸収され、あるいはその基質に化学結合する。
【0014】
悪臭制御組成物
本発明のウレアーゼ阻害錯体は、多種多様な目的に好適な、多種多様な臭気制御組成物で利用することができる。その最も単純な形態では、本明細書の臭気制御組成物は、単に、ここで選択されるウレアーゼ阻害錯体又はその残渣と、液体又は固体(例えば顆粒)キャリアとの組合せを含むことができる。したがって、例えば、非常に単純な組成物は、前述のウレアーゼ阻害錯体又はその前駆体構成成分の水溶液を含むことができる。次いで、このような水性組成物を使用して、尿素含有体液又は残渣で汚れた/汚れる可能性のある、あるいはそれらに接触した/接触する可能性のある、物体、領域、基質、又は環境を処理することができる。便器、小便器、ビデ、流し、間仕切り、カウンタートップなどの、バスルームの備品、備品内、備品周り、あるいは備品に近接の硬質表面の処理が、このタイプの単純な水溶液の利用例である。
【0015】
水溶液の形態の組成物は、0.1重量%〜10重量%、より好ましくは0.5重量%〜5重量%のウレアーゼ阻害錯体を含むことができる。錯体を水溶液中のその場で形成するときには、一般に、重金属イオン源は、形成する組成物の0.25重量%〜7.5重量%となる量で加えることができ、キレート剤は、形成する組成物の1重量%〜10重量%となる量で加えることができる。重金属源とポリアニオン性キレート剤とのモル比は、0.75:1〜1:0.75の範囲にすることができる。
本明細書で選択するウレアーゼ阻害錯体を含む組成物は、布地、カーペット、硬質表面など、様々な基質用の洗浄性組成物の形態で提供することもできる。そのような洗浄性組成物は、本来が水性又は非水性のものでも、乾燥(顆粒)又は液体形態でもよい。一般に、臭気制御洗浄性組成物は、必要なウレアーゼ阻害錯体に加えて、1つ又は複数の洗浄性界面活性剤及び/又は洗剤ビルダー成分を含む。
【0016】
洗浄性界面活性剤は、本明細書の洗浄性組成物の0.1重量%〜50重量%で含むことができる。そのような組成物が、0.5重量%〜5重量%の洗浄性界面活性剤を含むことが好ましい。使用する洗浄性界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、双極性、両性、又はカチオン性のものにすることができ、又は、これらのタイプの相容性の混合物を含むことができる。本明細書で有用な洗浄性界面活性剤については、1972年5月23日にノリス(Norris)に対して発行された米国特許第3,664,961号、1975年12月30日にラフリン(Laughlin)他に対して発行された米国特許第3,919,678号、1980年9月16日にコックレル(Cockrell)に対して発行された米国特許第4,222,905号、及び1980年12月16日にマーフィー(Murphy)他に対して発行された米国特許第4,239,659号に記載されている。これらの特許すべてを、参照によりここに援用する。すべての界面活性剤のうち、アニオン性及び非イオン性の界面活性剤が好ましい。
【0017】
本明細書の臭気制御洗浄性組成物で使用するのに好適な、好ましいアニオン性界面活性剤には、その分子構造中に、炭素原子約10〜約20個を有するアルキル基、ならびにスルホン酸又は硫酸エステル基を有する、有機イオウ反応生成物の水溶性の塩、好ましくはそのアルカリ金属及びアンモニウム塩が含まれる。(用語「アルキル」には、アシル基のアルキル部分も含まれる。)この群の合成界面活性剤の例は、a)アルキル硫酸ナトリウム、アルキル硫酸カリウム、及びアルキル硫酸アンモニウム、特に、獣脂又はココヤシ油のグリセリドの還元によって生成されるものなど、高級アルコール(C〜C18炭素原子)の硫酸化によって得られるもの;b)アルキルポリエトキシレート硫酸ナトリウム、アルキルポリエトキシレート硫酸カリウム、及びアルキルポリエトキシレート硫酸アンモニウム、具体的には、アルキル基が10〜22個、好ましくは12〜18個の炭素原子を含み、ポリエトキシレート鎖が1〜15個、好ましくは1〜6個のエトキシレート部分を含むもの;ならびに、c)アルキル基が、直鎖又は分子鎖構造中に、約9〜約15個の炭素原子を含む、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム及びアルキルベンゼンスルホン酸カリウム、例えば、米国特許第2,220,099号及び2,477,383号に記載のタイプのものなどである。特に有用であるのが、アルキル基中の平均炭素原子数が約11〜13個の、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(C1113LASと略される)である。
【0018】
本明細書の洗浄性組成物中で、好ましくは前述のアニオン性のものと組み合わせて使用する、非イオン性界面活性剤は、式:R(OCOHで、RがC10〜C16アルキル基、又はC〜C12アルキルフェノール基で、nが3〜約80のものである。特に好ましいのは、アルコール1モル当り約5〜約20モルのエチレンオキシドを有するC12〜C15アルコールの縮合生成物であり、例えば、アルコール1モル当り約6.5モルのエチレンオキシドで縮合したC12〜C13アルコールが挙げられる。
本明細書の悪臭制御洗浄性組成物はまた、0.1重量%〜80重量%の洗剤ビルダーを含んでもよい。好ましくは、このような組成物が、特に液体形態のときに、1重量%〜10重量%のビルダー成分を含むことができる。好ましくは、このような組成物が、顆粒形態のときに、1重量%〜50重量%のビルダー成分を含むことができる。洗剤ビルダーは、当該技術分野で周知であり、様々な有機及び無機の無リンビルダー類に加えて、例えばリン酸塩を含むことができる。
【0019】
本明細書で有用な水溶性無リン有機ビルダー類には、様々なアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウムポリアセテート類、カルボキシレート類、ポリカルボキシレート類、及びポリヒドロキシスルホネート類が含まれる。好適な無リン無機ビルダー類の例には、ケイ酸塩類、アルミノケイ酸塩類、ホウ酸塩類、及び炭酸塩類が含まれる。特に好ましいのは、ナトリウム及びカリウムの、炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩、四ホウ酸塩十水和物、ならびに、SiOとアルカリ金属オキシドの重量比が0.5〜4.0のケイ酸塩である。
布地、カーペット、及び/又は硬質表面用の処理組成物又は洗浄性組成物の形態の、前述の臭気制御組成物は、そのような組成物と接触している材料に対して存在する形態の、ウレアーゼ阻害錯体を使用することができる。具体的には、そのような組成物は、前述のキレート化金属のタイプのものであるが、接触した基質と化学結合を形成できるようにさらに化学修飾された、ウレアーゼ阻害物質を使用することができる。
【0020】
それで処理した材料に存在するウレアーゼ阻害錯体を提供する、あるタイプの組成物は、磁器などのケイ酸含有硬質表面と反応するようにウレアーゼ阻害錯体が化学修飾された組成物を含む。例えば、キレート剤HETDAは、Cl−(CH−O−Si−(OCHと反応して、R(CHCOOH)N−(CH−N−(CH−COOH)を形成することができ、ここでRは、−(CH−O−Si−(OCHである。このような材料は、例えば、洗浄性溶液、処理溶液、洗浄用拭取り用品、又はトイレで流す水に継続して導入されるものを介して磁器表面に接触するときに、そのような表面と化学結合を形成することができる。このタイプの反応性材料によって金属がキレート化すると、処理された硬質表面に存在するウレアーゼ阻害錯体が形成される。
【0021】
それを使用して処理した基質に悪臭防止特性を付与できる組成物の他の例が、通常の洗浄又は処理条件下で処理された基質と容易に反応する形態のウレアーゼ阻害錯体を含むものである。そのような組成物では、ウレアーゼ阻害錯体は、布地又はカーペット上で用いられる反応染料を形成するために従来使用される材料と反応することができる。例えば、環上に置換基として適切に選択された脱離基を有する複素環式窒素含有化合物を使用して、本明細書のウレアーゼ阻害錯体と(染料の代わりに)初めに反応させることができる。それによって、そのような反応により、洗浄又は処理作業時に、その後さらに綿又は羊毛の布地と反応する材料が形成される。このタイプの材料の例が、クエン酸置換トリアジンなどの反応染料を形成するために使用される材料、ならびに、他の、PCT国際公開特許WO99/51682〜WO99/51689(すべて1999年10月14日公開)に開示のものと同様の材料であり、これらを参照によりここに援用する。
【0022】
前述のウレアーゼ阻害物質含有組成物は、液体形態のときには、超微粒子状の液滴又は粒子の形態で、処理すべき物体、領域、基質、又は環境に接触するように提供することができる。したがって、本明細書の液体悪臭制御組成物は、必要な又は望ましい粒子状又は液滴形態で、組成物をエアゾール化又は噴霧する容器又は用具内に包装することができ、もしくはそのような容器又は用具を介して送達することができる。このような噴霧可能な形態の製品は、高い頻度で、1〜5ミクロンの範囲であるサイズの液滴を提供する。噴霧可能な組成物は、例えば硬質表面又は布地に、液滴の形態で塗布するのに好適である。
尿の悪臭を制御するために、本明細書に記載の選択されたウレアーゼ阻害物質を有効に使用できる、他の好適なタイプの組成物には、ペット用のリターが含まれる。ペット用のリター、具体的には猫用のリターは、一般に、必須成分として吸収性固体材料を含む。このような吸収性材料の好適な例には、鉱物類、通常は、カオリナイト、モンモリロナイト、ベントナイトなどの粘土類;石炭を燃焼させて得られる集塵灰(fly ash);セルロースウェブ又はポリマー繊維性ウェブのような吸収繊維性ウェブ;ペレット状吸収性材料(例えば、鋸屑又はポリウレタン発泡体)などが含まれる。粒径は、通常、0.25cm〜1.3cmの範囲である。好適な固形吸収性材料の他の例が、1975年11月25日にブリューワー(Brewer)に対して発行された米国特許第3,921,581号に開示されており、これを参照によりここに援用する。
【0023】
ペット用リター組成物は、非吸収性材料及び様々なタイプの臭気制御剤を含め、他の成分をさらに含むことができる。ペット用のリターはまた、多種多様な構成のリター・ボックスなどの用具で使用することもできる。そのような追加材料及びリター・ボックスの構成には、例えば米国特許第5,031,578号及び4,517,919号に開示のものを含めることができ、これを参照によりここに援用する。
本発明で使用するウレアーゼ阻害錯体は、従来のペット用リター組成物に、その組成物の0.1重量%〜10重量%の範囲の量で加えることができる。このようなウレアーゼ阻害錯体は、ペット用リター組成物又はそのための容器の、任意の組成物成分又は機器構成成分と結合させることができる。
【0024】
本発明の他の組成物態様では、本明細書に記載の選択されたウレアーゼ阻害錯体を用いて動物***物を処理して、組成物を低臭性肥料の形態で提供することができる。この場合、ウレアーゼ阻害錯体を動物***物上に噴霧することができ、あるいは、ウレアーゼ阻害錯体が混合物の0.1重量%〜10重量%含まれるように、動物***物と混合することができる。処理済みの動物***物をベースにする、これらのような肥料組成物では、処理していない動物***物よりも、臭気の問題が軽減される。本明細書のウレアーゼ阻害錯体での処理には、処理した肥料材料を、その窒素含有に関して安定化するというさらなる利点がある。
【0025】
悪臭制御物品
本明細書に記載の選択されたウレアーゼ阻害錯体はまた、多種多様な物品及び用具において、尿又は汗の悪臭制御剤として使用することもできる。このような物品及び用具の多数の具体的なタイプについて、以下で説明する。
恐らく、尿の悪臭制御が特に重要になり得る、最も一般的なタイプの物品は、排出される体液のための着用可能な吸収性物品である。そのような物品には、幼児用おむつ、成人用失禁用具、及び生理用品が含まれる。一般に、このタイプの吸収性物品は、流体不透過性バックシートと流体透過性トップシートとの間に配置された吸収性コアを含む。吸収性コアは、一般に、セルロース繊維、例えば木材パルプなどの親水性吸収性材料から作製され、物品の着用者による圧力及び運動の変動条件下でも吸収体液を保持する働きをする、ゲル化剤や吸収性発泡体などの材料を含むことができる。排出された体液を吸収し保持するための着用可能物品については、米国特許第4,610,678号、4,657,537号、及び4,842,593号に詳細に記載されており、これらすべてを参照によりここに援用する。
【0026】
おむつ、失禁用具、生理用品など、排出される体液のための吸収性物品の場合、本明細書に開示する選択されたウレアーゼ阻害錯体は、任意の好適な手段による任意の好適な方法で、そのような物品内又は物品上に組み込むことができる。したがって、ウレアーゼ阻害錯体は、そのような物品のトップシート、バックシート、又は吸収性コアに結合させることができ、もしくは、物品に添加する別個の追加要素に結合させることができる。ウレアーゼ阻害錯体は、水溶液又は非水性(乾燥)形態で、そのような物品に添加することができる。錯体は、吸収性物品の1つ又は多数の要素内、又は要素上に吸収させ、もしくはそれらの要素に接触させることができる。以下で詳細に説明するように、本発明で使用するウレアーゼ阻害錯体はまた、そのような物品の1つ又は複数の要素に化学的に連結又は結合させることもできる。一般に、ウレアーゼ阻害錯体は、そのような吸収性物品に、物品1グラム当り0.1mg〜100mg、より好ましくは0.2mg〜10mgの程度まで結合される。
【0027】
本明細書に開示する悪臭制御ウレアーゼ阻害錯体はまた、***又は分泌された体液又はその残渣に接触する可能性のある、多種多様な他のタイプの吸収性又は非吸収性物品に結合させることもできる。そのような物品は、着用可能又は着用不可能なものでよく、汗止めバンド、靴下、下着、ベッドシーツ、マットレスカバー、ピローケース、ハンドタオル及びバスタオル、腋下パッド、手術着又は手術用ドレープ、拭取り布、乳幼児用拭取り用品、カーペット、ブラシ、モップ、紙タオルなどの品目を含むことができる。このような物品に結合させるウレアーゼ阻害錯体の量は、物品の構成及び最終用途に応じて広範囲に変化させることができる。ただし通常は、物品が、乾燥物品の総重量の0.1%〜10%のウレアーゼ阻害錯体を含むときに、悪臭の制御が効果的と認識することができる。
【0028】
排出される体液のための悪臭制御吸収性物品と同様に、ウレアーゼ阻害錯体は、悪臭を阻害するのに有効な量及び配置でウレアーゼ阻害錯体を提供するのに好適な様式で、前述の物品に結合することができる。ある種の基質に対して存在することのできるウレアーゼ阻害錯体に関して前述したように、セルロース又は羊毛材料を含む前述の物品のいずれかに錯体を組み込む特に効果的な方法は、共有結合又はグラフト化メカニズムを介するものである。シラン結合又は複素環式窒素部分による結合に関する前述のメカニズムに加え、本明細書のウレアーゼ錯体を、他の結合反応を介して、羊毛又は綿又は紙などのセルロース性製品に直接グラフト化させることもできる。例えば、ビス−エポキシド1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテルなどのビス−エポキシ材料を通じて綿にグラフト化されたHEDTA阻害物質は、次式のグラフト化基質を提供する:
綿−O−CH−CH(OH)−CH−O−(CH−O−CH−CH(OH)−CH−N(CH−COOH)−(CH−N(CHCOOH)
このような化学的に修飾した基質は、金属イオンをキレート化すると、尿の悪臭防止衣類又は用具を作製するために使用できる材料を提供する。
【0029】
(実施例)
本発明の臭気制御方法、組成物、及び物品について、以下の実施例によって説明する。
【0030】
実施例I
本発明の好ましいキレート化金属錯体が、ウレアーゼによる尿素の酵素分解を防ぐ能力を、この反応によって生成されるアンモニアの検出に関する手順によって実証する。このような試験では、従来の紙タオルシートを、尿素溶液及びウレアーゼ溶液で処理する。このようなシートの一方を参照用シートとし、他方のシートを、N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン三酢酸でキレート化した銅の錯体をさらに含むウレアーゼ溶液で処理する。室温に30分置いた後、シートを、検出可能なアンモニアの程度に関して評価する。
試薬と、それから作製される溶液と、試験シートとを、以下のように調製し、試験を実施する。
【0031】
試薬
−尿素:(リーデル・デ・ヘーン(Riedel−de Haen)、エキストラ・ピュア(extra pure)、ref16064、Cas#57−13−6)
−トリズマ・ベース(Trizma Base):(アミンベース緩衝液;シグマ(Sigma)、試薬グレード、cat No T1503、Cas#77−86−1)
−HEDTA又はN(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン三酢酸三ナトリウム塩水和物、99%
:(アルドリッチ(Aldrich)、Cat.No.16.153−5、Cas#150−39−0
−CuCl二水和物:(99%、ACS試薬(アルドリッチ(Aldrich)、catno.30,748−3、Cas#10125−13−0)
−ウレアーゼ:(タイプIII、ジャック・ビーンズ(jack beans)製、シグマ(Sigma)refU−1500)
−脱イオン水
【0032】
溶液
−トリス緩衝液0.2M、pH7.5
−2.42gのトリズマベースを、約80mLの脱イオンHOに溶解させ、1MのHCLでpHを7.5に調整し、脱イオンHOで100mLにする。
−トリス緩衝液中の2Mの尿素
6gの尿素を、この緩衝液(0.2M、pH7.5)50mLに溶解する。
−CuCl溶液(250mM)
2.13gのCuClを、50mLの脱イオンHOに溶解する。
−HEDTA溶液(250mM)
2.15gのHEDTAを25mLの脱イオンHOに溶解する。
−Cu/HEDTA錯体溶液(125mM)
25mLのCuCl溶液(250mM)を、NaOHでpHを約7に調整して、25mLのHEDTA溶液(250mM)と混合する。
【0033】
−ウレアーゼ溶液(10mg/mL)
ウレアーゼ0.020gを計量し、3mLのトリス緩衝液(pH7.5、0.2M)を加える。この溶液は、冷蔵庫内で4℃で保管すれば、約1週間安定している。
−参照溶液
10mLの尿素2M/トリス+500mLの脱イオンHO緩衝液
−CuHEDTA試験溶液
10mLの尿素2M/トリス+500mLのCu/TED錯体溶液緩衝液(125mM)
【0034】
試験手順
白いバウンティ(BOUNTY)(商標)(登録商標)タオルシートの半分を、2つのペトリ皿のそれぞれに入れる。一方の皿に、15滴の参照溶液を均一に注いで、タオルシートの中心を均一に濡らす。他方の皿にも同じ手順を用いるが、ただしこちらでは15滴のCuHEDTA試験溶液を使用する。次いで、各皿にウレアーゼ溶液を2滴加え、皿を密閉する。
室温に30分置くと、参照用の皿で強いアンモニアの匂いが発達する。試験溶液の皿では、アンモニア臭は検出されない。
【0035】
実施例II
硬質表面を処理するための液体製品を調製し、男性用の公衆トイレで小便器周りの壁面、床面、及び他の表面上に製品を噴霧することによって試験を実施する。製品の調製、使用、試験結果は、以下の通りである。
5mモル/リットルのCuHEDTA溶液を、以下のものから調製する:
1721mgのHEDTA(三ナトリウム塩水和物、MW=344.21);
1250mgのCuSO(五水和物、MW=250);
1000mlの脱イオン水。
スプレーガンを使用して、男性用公衆トイレ内の小便器の周りの領域4mにわたって、この溶液250mlを、1日に1回、11日間噴霧する。CuHEDTAの分子量が339で、CuHEDTA溶液の濃度が5mモル/リットルと仮定すると、塗布するCuHEDTAの量は、105mg/mになる。このような処理の後、男性トイレ内の尿の悪臭は、11日の全試験期間、効果的に制御される。
【0036】
実施例III
綿の布地の布切れを、五座配位キーラント部分にグラフト化し、次いで、尿の悪臭制御利益を提供する能力に関して試験を実施する。グラフト化する綿の布切れの調製及び試験については、以下で説明する。
【0037】
1.綿布地の活性化ステップ
以下の反応に従う、ビス−エポキシド1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテルとの反応によって、綿布地をアルカリ培質中で活性化させる。
【0038】
【化1】
Figure 2004515292
【0039】
2.結合ステップ
結合させるために、以下の反応に従って、残っているエポキシド官能基をアルカリ条件下でエチレンジアミン(ED)と反応させる。
【0040】
【化2】
Figure 2004515292
【0041】
3.HEDTA五座配位キーラント剤の合成
EDグラフト化綿をブロモ酢酸と反応させて以下を産生することによって、トリ(カルボキシメチル)エチレンジアミン誘導体を得る。
【0042】
【化3】
Figure 2004515292
【0043】
次いで、このHEDTAで誘導体化した綿をCuCl溶液に浸すことによって、綿をCu2+イオンで飽和させ、その後、余分なCuClを水ですすぐ。この手順から、次式のHEDTA五座配位キーラントが得られる。
【0044】
【化4】
Figure 2004515292
【0045】
ここで、Xは、ウレアーゼとの結合に利用可能な銅イオン上の配位部位である。
【0046】
4.尿の悪臭制御模擬試験
CuHEDTAでグラフト化した綿の布切れを、尿素(2M)の溶液と、ジャック・ビーン(jack bean)ウレアーゼ溶液(実施例I参照)に含浸させる。次いで、この布切れを、40℃で15分間インキュベートする。ウレアーゼによる尿素の分解に起因するアンモニアの放出を嗅覚で評価すると、グラフト化した綿からは、アンモニアがほとんど放出されないことが示される。

Claims (27)

  1. 分泌又は***された体液中の尿素の分解によって生成されるアンモニア臭を、防ぐ又は最小限に抑えるための方法であって、尿素含有体液又はその残渣と接触させることを含むことを特徴とし、有効量のウレアーゼ阻害物質が、ポリアニオン性キレート剤と二価の金属イオンとから形成される錯体を含み、前記金属イオンが、4〜6配位部位で錯化して、他の1つの配位部位がウレアーゼとの結合に利用可能に残されており、前記錯体の安定度定数Kが、log(10)K>12.5である方法。
  2. 前記キレート剤がアミンベースのキレート剤であり、前記接触が、前記体液又は残渣で汚れた基質を、前記ウレアーゼ阻害錯体を含有する組成物に接触させることによって達成される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基質が硬質表面を備え、前記ウレアーゼ阻害錯体が液体形態の組成物を介して前記硬質表面に送達される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記液体組成物が、微細な液滴の形態で前記硬質表面上に噴霧される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記キレート剤がアミンベースのキレート剤であり、前記接触が、体液又はその残渣を、前記ウレアーゼ阻害錯体に結合させた物品に接触させることによって達成される、請求項1に記載の方法。
  6. 分泌又は***された体液中の尿素の分解によって生成されるアンモニア臭を、防ぐ又は最小限に抑えるために好適な組成物であって、
    A)ポリアニオン性キレート剤と二価の金属イオンとから形成される錯体を含み、前記金属イオンが4〜6配位部位で錯化して、他の1つの配位部位がウレアーゼとの結合に利用可能に残されており、前記錯体の安定度定数Kが、log(10)K>12.5である、有効量のウレアーゼ阻害物質と、
    B)前記ウレアーゼ阻害錯体を送達して、尿素含有体液又はその残渣に接触させるのに好適な、有効量の薬剤とを含むことを特徴とする組成物。
  7. 前記キレート剤がアミンベースのキレート剤で、前記送達剤が、液体キャリア又は固体キャリア、好ましくは顆粒状のキャリアを含む、請求項6に記載の組成物。
  8. 前記組成物が、0.1重量%〜10重量%の前記ウレアーゼ阻害錯体を含む水溶液の形態である、請求項6又は7に記載の組成物。
  9. 前記組成物が、0.1重量%〜50重量%の洗浄性界面活性剤、及び/又は0.1重量%〜80重量%の洗剤ビルダーを含む洗浄性組成物の形態である、請求項6〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記ウレアーゼ阻害錯体が、前記組成物と基質の接触時に、前記基質上に存在させるように化学的に修飾された、請求項6〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. ケイ酸含有硬質表面と前記組成物の接触時に、前記ウレアーゼ阻害錯体が前記硬質表面と化学反応する、請求項10に記載の組成物。
  12. 前記組成物と布地の接触時に、前記ウレアーゼ阻害錯体が前記布地と化学反応する、請求項10に記載の組成物。
  13. 前記ウレアーゼ阻害錯体が、複素環式窒素部分を介して布地と反応するようになされた、請求項12に記載の組成物。
  14. 固体吸収性材料と、0.1重量%〜10重量%の前記ウレアーゼ阻害錯体とを含む、ペット用リター組成物の形態である、請求項6又は7に記載の組成物。
  15. 安定化された動物***物ベースの肥料組成物の形態で、尿素含有固形動物***物と、0.1重量%〜10重量%の前記ウレアーゼ阻害錯体とを含む、請求項6又は7に記載の組成物。
  16. 分泌又は***された体液中の尿素の分解によって生成されるアンモニア臭を、防ぐ又は最小限に抑えるのに好適な物品であって、
    A)ポリアニオン性キレート剤と二価の金属イオンとから形成される錯体を含み、前記金属イオンが4〜6配位部位で錯化して、他の1つの配位部位がウレアーゼとの結合に利用可能に残されており、前記錯体の安定度定数Kが、log(10)K>12.5である、有効量のウレアーゼ阻害物質と、
    B)前記ウレアーゼ阻害錯体を送達して、尿素含有体液又はその残渣に接触させるのに好適な手段とを含むことを特徴とする物品。
  17. 前記キレート剤がアミンベースのキレート剤で、前記物品が排出された体液用の着用可能な吸収性物品の形態であって、前記着用可能な吸収性物品が、流体不透過性バックシートと流体透過性トップシートとの間に配置された吸収性コアを含む、請求項16に記載の物品。
  18. 前記ウレアーゼ阻害錯体送達手段が、前記ウレアーゼ阻害錯体を、前記吸収性コア、流体不透過性バックシート、又は流体透過性トップシートに結合させることを含み、前記物品が、物品1グラム当り0.1mg〜100mgの前記ウレアーゼ阻害錯体を含む、請求項17に記載の吸収性物品。
  19. 前記キレート剤がアミンベースのキレート剤で、前記物品が、汗止めバンド、靴下、下着、ベッドシーツ、マットレスカバー、枕カバー、ハンドタオル又はバスタオル、腋下パッド、手術着又は手術用ドレープ、拭取り布、カーペット、ブラシ、モップ、又は紙タオルの形態であり、前記ウレアーゼ阻害錯体が前記物品の0.1重量%〜10重量%含まれる、請求項16に記載の物品。
  20. 前記ウレアーゼ阻害錯体が、前記物品の1つ又は複数の要素に化学的に結合する、請求項16〜19のいずれか一項に記載の物品。
  21. 前記ウレアーゼ阻害錯体が、ビス−エポキシ化合物との反応を介して前記物品のセルロース系要素に共有結合する、請求項20に記載の物品。
  22. 前記二価の金属イオンが、銅、鉄、亜鉛、コバルト、又はニッケルから選択される、請求項1〜21のいずれか一項に記載の、方法、組成物、又は物品。
  23. 前記キレート剤が、ニトリロ三酢酸、イミノジコハク酸、及び以下の一般式の置換型エチレンジアミン材料から選択され、
    R(CHCOOH)N−(CH−N−(CH−COOH)
    式中、Rが、重金属イオンとの配位連結を形成してそれらの間でキレート化することのない有機部分である、請求項1〜22のいずれか一項に記載の、方法、組成物、又は物品。
  24. 前記ウレアーゼ阻害錯体が、N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン三酢酸銅である、請求項1〜23のいずれか一項に記載の、方法、組成物、又は物品。
  25. 分泌又は***された体液中の尿素の分解によって生成されるアンモニア臭を、防ぐ又は最小限に抑えるための方法であって、尿素含有体液又はその残渣へ接触させること含むことを特徴とし、有効量のウレアーゼ阻害物質が、N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミン−三酢酸又はイミノジコハク酸で銅をキレート化することによって形成される、五座配位キーラント錯体を含む方法。
  26. 分泌又は***された体液中の尿素の分解によって生成されるアンモニア臭を、防ぐ又は最小限に抑えるのに好適な組成物であって、
    A)N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミン−三酢酸又はイミノジコハク酸で銅をキレート化することによって形成される五座配位キーラント錯体を含む、有効量のウレアーゼ阻害物質と、
    B)前記ウレアーゼ阻害物質を送達して、尿素含有体液又はその残渣に接触させるのに好適な有効量の薬剤とを含むことを特徴とする組成物。
  27. 分泌又は***された体液中の尿素の分解によって生成されるアンモニア臭を、防ぐ又は最小限に抑えるのに好適な物品であって、
    A)N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミン−三酢酸又はイミノジコハク酸で銅をキレート化することによって形成される五座配位キーラント錯体を含む、有効量のウレアーゼ阻害物質と、
    B)前記ウレアーゼ阻害錯体を送達して、尿素含有体液又はその残渣に接触させるのに好適な手段とを含むことを特徴とする物品。
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