JP2004508265A - ガラスファイバー形成組成物 - Google Patents

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Abstract

ガラスファイバー組成物は、52〜62重量%のSiO、0〜2重量%のNaO、16〜25重量%のCaO、8〜16重量%のAl、0.05〜0.80重量%のFe、0〜2重量%のKO、1〜5重量%のMgO、0〜5重量%のB、0〜2重量%のTiO、および0〜1重量%のFを含有し、そしてさらにNIST 714参照標準に基づいて、1240℃以下のlog3形成温度、少なくとも50℃のΔT、および2.35以下のSiO/RO比を有する。

Description

【0001】
(関連特許出願の引用)
本出願は、2000年9月6日出願の米国仮特許出願第60/230474号および2000年5月23日出願のPCT出願US00/14155の優先権を主張する。
【0002】
本発明は、ガラスファイバーを作製するためのガラス組成物、およびより詳細には、低下した液相線温度および形成温度を有するガラス組成物に関する。
【0003】
最も一般的な、テキスタイルおよびガラスファイバー強化のための連続ガラスファイバーのより糸を作製するためのガラス組成物は、「E」ガラスである。どの型の組成物がEガラス組成物を構成するかに関する要件は、ASTMD578−98に含まれる。Eガラスを用いる利点は、その液相線温度が、その形成温度より十分に低いことである。すなわち、56℃(100F°)より高く、そして一般には、83〜111℃(150〜200F°)の間である。本明細書中で用いられる場合、用語「形成温度」、「TFORM」および「log3形成温度」は、ガラスの粘性が、log3、すなわち1000ポアズであるガラスの温度を意味し、そして用語「液相線温度」および「TLIQ」は、固相(結晶)および液相(溶融)が平衡状態にある温度を意味する。TFORMとTLIQとの間の差異(本明細書中、デルタTまたはΔTといわれる)は、所定の溶融組成物の一般的な結晶化能の尺度である。ガラスファイバー形成工業において、ΔTは、代表的には、ガラスファイバー形成操作の間に、および特にブッシング領域において溶融ガラスが不透明になることを防止するために、少なくとも50℃(90F°)の温度に維持される。
【0004】
ホウ素およびフッ素を含有するガラスは、これらの操作条件を満たすために開発された。より具体的には、ホウ素およびフッ素は、ガラス溶融操作の間に溶剤として作用するように、ガラスバッチ材料の中に含められた。特に、Eガラスは、10重量%までのB、および1.0までのフッ素を含有し得る(ASTM D 578−00の第4.2節を参照のこと)。しかし、これらの物質は、溶融の間に揮発し、そしてホウ素およびフッ素の放出物は、大気中に放出される。ホウ素およびフッ素は汚染物質であるとみなされるので、これらの放出物は、環境規制により厳密に制御されている。続いて、この環境規制は、溶鉱炉操作の慎重な制御および高価な汚染制御装置の使用を求めている。このことに対応して、低ホウ素および/または低フッ素のEガラスが開発された。本明細書中で用いられる場合、「低ホウ素」は、ガラス組成物が5重量%以下のホウ素であり、そしてホウ素を含有しないガラスを含むことを意味し、そして「低フッ素」は、ガラス組成物が0.30重量%以下のフッ素であり、そしてフッ素を含まないガラスを含むことを意味する。
【0005】
ガラス組成物およびガラス組成物をファイバーにする方法に関するさらなる情報については、K.Loewenstein,The Manufacturing Technology of Continuous Glass Fibers(第3版、1993)の30〜40頁、47〜60頁、115〜122頁および126〜135頁、およびF.T.Wallenberger(編者),Advanced Inorganic Fibers:Processes,Structure,Properties,Applications,(2000)の81〜102頁および129〜168頁(これらは、本明細書中に参考として援用される)を参照のこと。
【0006】
実際のガラスファイバー形成操作は高温で行われるので、その生成と関連して、高エネルギー使用とともに、関連した高エネルギー費用が存在する。さらに、高温により、ガラスを溶融する溶鉱炉で用いられる耐火性物質(refractory)ならびにファイバーを形成するため用いられるブッシングの劣化が促進される。このブッシングは、貴金属を含有し、この貴金属は、ブッシングが腐食した場合にガラスから回収することはできない。このことは、確実に連続したガラスファイバー形成操作に必要なΔTを同時に提供しつつ、エネルギー使用および費用、ならびに溶鉱炉の耐火性物質およびブッシングに対する熱負荷を低下させるように、最も低い可能な形成温度および液相線温度でガラスファイバーを生成するために有利である。ガラス組成物の形成温度および液相線温度を低下させることはまた、環境的な利益(例えば、ファイバー形成操作に必要なエネルギーを発生させるために必要な燃料量の減少および燃料気体温度の低下が挙げられるが、これらに限定されない)を生じ得る。さらに、このことは、ガラス組成物が、フッ素およびホウ素に関連した環境汚染物質を減少または排除するように、低フッ素および/または低ホウ素の組成物である場合に有利である。
【0007】
本発明は、低ホウ素含有量のガラスファイバー形成組成物を提供し、この組成物は、1240℃(2262F°)以下の形成温度、少なくとも50℃(90F°)のΔT、および2.35以下のSiO 対 RO(すなわち、CaO+MgO)の比を有する。本発明の1つの非限定的実施形態において、このガラス組成物は、59重量%以下のシリカ含有量を有する。別の非限定的実施形態において、このガラス組成物は、ホウ素を含まない。
【0008】
前述の要旨、ならびに以下の本発明の実施形態の詳細な説明は、添付の図面とともに読めば、よりよく理解される。
【0009】
テキスタイルおよびガラスファイバー強化のために適切な本発明の低ホウ素ガラスファイバーのためのベース組成物は、最終ガラス組成物の総重量に基づいて、以下の主成分を重量%で含有する。
【0010】
Figure 2004508265
【0011】
他に示されなければ、本明細書中で議論される全ての数値(例えば、物質の重量%または温度が挙げられるが、これらに限定されない)は、近似値であり、そして当業者に周知の種々の因子(例えば、測定標準、装置および技術が挙げられるが、これらに限定されない)に起因して、変化が仮定されることを理解すべきである。結果として、このような値は、用語「約」により全ての例において変更されると理解すべきである。従って、反対の指示がなければ、本明細書中以下および添付の特許請求の範囲に示される数値パラメーターは、本発明により得られることが想定される所望の特性に依存して変化し得る近似値である。少なくとも、各数値パラメーターは、報告された有効ディジットの数字を鑑み、そして通常の四捨五入の手法を適用することにより少なくとも解釈されるべきである。例えば、本出願でSiOの範囲が52〜62重量%であると述べる場合、この範囲は、約52〜約62重量%であり、そしてガラス組成物の形成温度が1249℃(2280F°)以下であるべきであると述べる場合、この温度は約1249℃である。
【0012】
本発明の広い範囲で記載された数値範囲およびパラメーターが近似値であるにもかかわらず、特定の例において記載された数値は、可能な限り正確に報告される。しかし、任意の数値は、本質的に、それらそれぞれの試験測定値において見出される標準偏差から必然的に生じる一定の誤差を含んでいる。
【0013】
さらに、本明細書中で議論される特定の物質の量または物質の組み合わせが「パーセント」または「%」によって表される場合、これは「重量%」または「wt%」を意味することが理解されるべきである。
【0014】
さらなる物質がガラス組成物に添加されて、ガラスの溶融特性を改変し得る。例えば(そして本明細書中で議論されるガラス組成物を限定しない)LiO、ZnO、MnOおよび/またはMnOは、TFORMおよび/またはTLIQを低下させるために、このガラスファイバー組成物に添加され得る。本発明の1つの非限定的実施形態において、このガラス組成物は、0〜1.5重量%のLiOおよび/または0〜1.5重量%のZnOおよび/または0〜3重量%のMnOおよび/または0〜3重量%のMnOを含有し得る。0.05重量%より少ないこれらの物質のレベルは、不定量(tramp amount)または非常に少量のいずれかとみなされるので、ガラス溶融特性に著しく影響を与えないと考えられる。結果として、別の非限定的実施形態において、0.05〜1.5重量%のLiOおよび/または0.05〜1.5重量%のZnOおよび/または0.05〜3重量%のMnOおよび/または0.05〜3重量%のMnOがガラス組成物中に含有される。本発明のなお別の非限定的実施形態において、ガラス組成物は、0.2〜1重量%のLiOおよび/または0.2〜1重量%のZnOおよび/または1重量%までのMnOおよび/または1重量%までのMnOを含有する。
【0015】
MgOは、ガラスファイバー形成組成物に代表的に含有さる別の物質である。ガラスファイバー組成物の加熱プロフィールおよび溶融プロフィール、および特に液相温度が制御され得、そして特に、MgOの量を制御することにより最適化され得ることが見出される。さらに、共融点(eutectic)(最低液相線温度)は、一般的な4要素からなるSiO−Al−CaO−MgOにおいて、約2.5重量%のMgOにおいて存在し得ることが決定された(本明細書中に参考として援用されるPCT出願番号US00/14155を参照のこと)。本発明を限定することなく、1つの実施形態において、このガラスファイバー組成物は、1〜5重量%のMgO(例えば、1〜4重量%、または1.7〜2.9重量%、または1.9〜2.65重量%のMgO)を含有し得る。
【0016】
ホウ素は、TFORMまたはTLIQを低下させるためにガラスファイバー組成物に添加され得る別の物質である。しかし、先に議論されたように、ホウ素を含めることは、粒子状放出物の生成を生じ、このことは、粒子レベルに依存して、環境中に放出される前に、溶融溶鉱炉の排気蒸気から除去されていなければならないかもしれない。ガラスファイバー組成物中のBの量は、本発明において10重量%程度の多さであり得るが、このガラス組成物は、低ホウ素含有量を有し、すなわち、5重量%以下のB含有量を有する。本発明の他の非限定的実施形態において、このガラスファイバー組成物は、4重量%以下、または3重量%以下、または2重量%以下のBを有する。ガラスファイバー形成組成物の別の非限定的実施形態において、この低ホウ素含有量ガラス組成物は、本質的にはホウ素を含有しない、すなわち、微量のBを含有するに過ぎない。なお別の非限定的実施形態において、この低ホウ素含有量ガラス組成物は、Bを全く含まない。
【0017】
ガラスファイバー組成物は、他の成分を含有し得、そして本発明は、このガラスファイバー組成物中に他の物質(例えば、各0〜2重量%のTiO、BaO、ZrOおよびSrOが挙げられるが、これらに限定されない)を含める(例えば、これらの物質の各々が、1.5重量%までまたは1重量%まで)ことを意図することが理解されるべきである。
【0018】
さらに、先に議論された環境に関する懸念のために、本発明の1つの非限定的実施形態において、このガラス組成物は、低フッ素含有量を有する。別の非限定的実施形態において、このガラス組成物は、フッ素を含まない、すなわち、微量のフッ素(本明細書中では0.05重量%までのフッ素であるとみなされる)を含有するに過ぎない。なお別の非限定的実施形態において、このガラス組成物は、フッ素をまったく含まない。他に示される場合を除いて、本明細書中で開示され、かつ議論されるガラスファイバー形成組成物は、フッ素を含まない。
【0019】
本明細書中で開示されるガラス組成物はまた、少量の他の物質(例えば、溶融補助物質(aid)または精錬補助物質)、不定物質または不純物質を含有し得ることが理解されるべきである。例えば(そして本発明を限定しない)、溶融補助物質および清澄補助物質(例えば、SO)は、ガラスの生成の間に有用であるが、ガラス中のそれらの残留量は変化し得、そしてあるとすれば、ガラス生成物の特性に対して最小の物質的効果を有し得る。さらに、上記で議論された少量の添加物が、主成分の原料中に含まれる不定物質または不純物質としてガラス組成物に入り得る。
【0020】
本発明の商業用ガラスファイバーは、当該分野で周知の従来の様式で、ファイバーの組成物を形成する特定の酸化物を供給するために用いられる原料をブレンドすることにより調製され得る。例えば、代表的には、SiOについては砂が、Alについては粘土が、CaOについては石灰または石灰岩が、そしてMgOおよびある種のCaOについては苦灰石が用いられる。先に議論されたように、このガラスは、ガラス特性を改変するために添加され得る他の添加物、ならびに少量の溶融補助物質および精錬補助物質、不定物質または不純物質を含有し得る。
【0021】
所望のガラスのために、所望の重量の各成分を提供する適切な割合で全ての成分が混合された後、このバッチは、当業者に周知のように、従来のガラスファイバー溶融溶鉱炉中で溶融され、そして得られた溶融ガラスを、従来の前炉に沿って、そして前炉の底部に沿って位置したガラスファイバー形成ブッシングへと通過させる。ガラス溶融段階の間に、このガラスバッチ材料は、代表的には、少なくとも1400℃(2550F°)の温度に加熱される。次いで、この溶融ガラスは、ブッシングの底部にある複数の孔を通して引き出されるか、または引っ張り出される。溶融ガラスの流れは、複数の繊維を一箇所に集めて、より糸を形成し、そして巻上げ機(winding machine)の回転コレット(rotatable collet)に取り付けられた形成管上により糸を巻き上げることにより、繊維を形成するように弱められる。あるいは、このファイバー形成装置は、例えば、合成テキスタイルのファイバーまたはより糸のための形成デバイスであり得る。この装置において、ファイバーは、ノズル(例えば、紡糸口金)から引き出され、ここで、ファイバーは、当業者に公知のように、プレートにおけるの孔を通して引き出される。代表的な前炉およびガラスファイバー形成配置(arrangement)は、K.Loewenstein,The Manufacturing Technology of Continuous Glass Fibers(第3版、1993)の85〜107頁および115〜135頁(本明細書中に参考として援用される)に示される。
【0022】
異なる型の低ホウ素ガラスファイバー組成物のいくつかのシリーズを作製して、低下した形成温度および所望のΔTを有するガラス組成物を同定するために、選択されたガラス成分の量と、対応する形成温度および液相線温度との間の特定の関係を調べた。試験の間、異なるシリーズの実験サンプルのためのガラス組成物を、以下の主要組成分類および下位分類に分けた:
I型−高TFORM(TFORM>1240℃)、低ホウ素含有量
I−1型 ホウ素非含有
I−2型 2.5重量%までのB
II型−低TFORM(TFORM≦1240℃)、低ホウ素含有量、2.5重量%のMgO
II−1型 ホウ素非含有
II−2型 5重量%までのB
III型−低TFORM(TFORM≦1240℃)、低ホウ素含有量、2.5重量%のMgO、リチウムおよび/または亜鉛
III−1型 ホウ素非含有、リチウム含有
III−2型 ホウ素非含有、リチウムおよび亜鉛含有
III−3型 ホウ素非含有、亜鉛含有
III−4型 5重量%までのB、リチウム含有。
I−1型ガラスは、French特許2,768,144号(本明細書中以降、’144特許)の実施例1、米国特許出願第4,542,106号および同第5,789,329号(本明細書中以降、それぞれ、’106特許および’329特許)に開示されたガラス、ならびにADVANTEX(登録商標)ガラス(Owens Coming Fiberglassから市販される)のような先行技術のガラスを含み、そしてこれらのガラスは、代表的には、約60重量%のSiO、25重量%のCaO+MgO(本明細書中以降「RO」)、および12〜14重量%のAlを含有し、かつホウ素を含まない。I−2型ガラスは、’144特許の実施例2に開示されるガラスのような先行技術のガラスを含み、これは、1.8重量%のBおよび60.82重量%のSiOを含有する。
【0023】
表A〜Fは、各シリーズのガラスファイバー組成物の例を含み、そして以下でより詳細に議論するように、それぞれ、対応する図1〜6を作成するために用いた。表Aにおいて、実施例1〜8はII−1型ガラスであり、一方、実施例9〜34はI−1型ガラスである。表Bにおいて、実施例35〜77はII−2型ガラスであり、一方、実施例78〜83はI−2型ガラスである。表Cにおいて、実施例84〜143および152〜156はIII−1型ガラスであり、一方、実施例144〜151は、類似のガラスであるが、1240℃を超えるlog3形成温度を有する。表Dにおいて、実施例157〜171はIII−2型ガラスであり、一方、実施例172〜183は、類似のガラスであるが、1240℃を超えるlog3形成温度を有する。表Eにおいて、実施例194〜197はIII−3型ガラスであり、一方、実施例184〜193は、類似のガラスであるが、1240℃を超えるlog3形成温度を有する。表Fにおいて、実施例198〜296はIII−4型ガラスであり、一方、実施例297および298は、類似のガラスであるが、1240℃を超えるlog3形成温度を有する。
【0024】
【化1】
Figure 2004508265
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サンプルは、実験室で生成した実験サンプルであった。この実験サンプルを、試薬等級の酸化物(例えば、純粋シリカまたは酸化カルシウム(calcia))から調製した。各サンプルのバッチサイズは1000gであった。個々のバッチ成分を秤量し、調合し、そしてきつく密閉したガラスジャーまたはプラスチック容器に入れた。次いで、この密閉したジャーまたは容器を、塗料撹拌機(paint shaker)に15分間入れるか、または管状のミキサーに25分間入れて、これらの成分を効率的に混合した。次いで、このバッチの一部を、白金るつぼにいれ、その容積の3/4以下になるように満たした。次いで、このるつぼを溶鉱炉に入れ、そして1427℃(2600F°)に15分間加熱した。次いで、残りのバッチを、熱いるつぼに添加し、そして1427℃(2600F°)に15〜30分間加熱した。次いで、この溶鉱炉温度を1482℃に上昇させ、そしてその温度で2時間保持した。次いで、この溶融ガラスを水中でフリットにし、そして乾燥させた。このフリットにしたサンプルを、1482℃(2700F°)で再び溶融し、そしてその温度で2時間保持した。次いで、この溶融ガラスを、水中で再びフリットにし、そして乾燥させた。形成温度(すなわち、1000ポアズの粘性でのガラス温度)を、ASTM法C965−81により測定し、そして液相線温度を、ASTM法C829−81により測定した。
【0025】
表A〜Fに示される組成物の成分の重量%は、バッチ中の各成分の重量%に基づく。このバッチ重量%は、溶融の間に揮発するガラスバッチ物質(例えば、ホウ素およびフッ素)を除いて、概して溶融サンプルの重量%とほぼ同じであると考えられる。ホウ素に関しては、実験室サンプル中のBの重量%が、バッチ組成物中のBの重量%未満の5〜15%である(組成および溶融状態に依存した正確な喪失)と考えられる。フッ素に関しては、実験室試験サンプル中のフッ素の重量%が、バッチ組成物中のフッ素の重量%未満の約50%である(組成および溶融状態に依存した正確な喪失)と考えられる。商業用グレードの物質で作製し、そして従来の操作条件で溶融したガラスファイバー組成物は、上記で議論したように同様のバッチおよび溶融重量%を有する(溶鉱炉操作温度、スループットおよび商業用バッチ物質の品質に一部依存した正確な喪失)と考えられる。表において報告したホウ素およびフッ素の量は、これらの物質の予測した喪失を考慮に入れ、そしてガラス組成物中の物質の予測した量をあらわす。
【0026】
log3形成温度の測定は、National Institute of Standard and Testing(NIST)により与えられた物理標準に対して比較されているガラスサンプルに基づいた。表A〜Fにおいて報告されたlog3形成温度は、NIST 710AまたはNIST 714(これらの両方とも、ソーダ石灰シリカガラス標準である)のいずれかに対する比較に基づいている。両方の標準は、この両方がソーダ石灰シリカ標準に基づいているので、匹敵する結果を提供すると予測される。TLIQは、NIST標準とは関連しなかった。他に示されなければ、本明細書中で報告されるlog3形成温度は、NIST 714標準に基づく。
【0027】
本発明において、目的の組成変数は、SiOの重量%およびROの重量%であり、そして目的の関係は、SiO 対 ROの比(すなわち、SiO/RO)である。目的の溶融特性は、形成温度および液相線温度である。なぜなら、本発明における1つの目的は、ガラスファイバー形成操作の間にブッシング領域において溶融ガラスを不透明にする可能性を低下させると同時に、低下した温度で組成物が加工され得るように、低下した形成温度および所望のΔTを有する低ホウ素含有量ガラス組成物を提供することであるからである。本発明を限定するのではなく、1つの非限定的実施形態において、このガラス組成物は、少なくとも50℃(90F°)のΔT(例えば、少なくとも55℃(100F°))を有する。他の非限定的実施形態において、このガラス組成物は、50〜100℃(90〜180F°)、50〜83℃(90〜150F°)、または50〜72℃(90〜130F°)のΔTを有する。
【0028】
図1〜6を参照すると、SiO/RO比の間の関係は、サンプルの形成温度および液相線温度の両方に対してプロットされる。この温度について最も適切な傾向線(trendline)は、二次回帰分析プロトコルに基づいており、そして特に、Microsoft(登録商標)Exel97 SR−2(f)を用いて作製した二次多項式曲線に基づいている。推論によって、両方の傾向線はまた、液相線温度と形成温度との間で得られたΔTの変化を示す。
【0029】
図1〜6を見ると、SiO/RO比が減少するにつれて、形成温度は概して低下するが、液相線温度の傾向はガラスの型に依存して異なることが理解され得る。さらに、SiO/RO比が減少するにつれて、ΔTもまた減少することが理解され得る。結果として、SiO/RO比は、所望のΔTを提供しつつ、ガラスファイバー形成組成物の形成温度を低下させるために用いられ得る。より具体的には、ΔTが少なくとも50℃である本発明において、50℃のΔTを有する組成物は、最小の許容可能形成温度(すなわち、形成温度と液相線温度との間の所望の範囲をなお維持する、成分の特定の組み合わせについての最も低い形成温度)を提供する材料の組み合わせおよび量を有する組成物の指標である。このことから、ΔTの範囲が狭くなるほど、ガラス形成温度が、成分の特定の組み合わせについての最小の許容可能形成温度により近くなることが推論され得る。ガラス組成物のΔTが最小の許容可能ΔTから離れるほど、最小の許容可能ΔTと同様のΔTを維持しつつ、TFORMを減少させる様式でガラス組成物を改変する機会がより増大することもまた推論され得る。この目的のために、SiO/RO比は、SiOおよび/またはROの量を変化させて、最小の所望されるΔTに可能な限り近いΔTを有するガラス組成物を作製することにより維持され得る。SiO/RO比が低くなりすぎると、ΔTは受容可能でないレベルにまで低下し得ることが理解されるべきである。必要ではないが、本発明の1つの非限定的実施形態において、SiO/ROは、2.35以下である。他の非限定的な実施形態において、SiO/ROは、2.30以下、または2.25以下、または2.20以下である。本発明のなお別の非限定的実施形態において、SiO/ROは、1.9〜2.3(例えば、2.05〜2.29)の範囲である。
【0030】
表A〜Fおよび対応する図1〜6は、どの程度のSiO 対 ROの重量%の比がこのガラスの溶融特性、特に液相線温度、形成温度およびΔTをもたらすかを示すが、さらなるガラスサンプル組成、ならびにガラス成分間のさらなる関係(例えば、SiOおよびROの量の差異(すなわち、SiOの重量%−ROの重量%)、Alの重量%、およびSiO 対 Alの比およびRO 対 Alの比)は、それらが液相線温度および形成温度およびΔTに関するので、米国仮特許出願第60/230474号(本明細書中に参考として援用される)に開示される。
【0031】
純粋シリカは、以前から最高の溶融ガラスであることが公知である。純粋シリカは、十分に規定された融点を有さないが、ガラスが室温に冷却され、そしてその粘性が、2500℃(1371F°)でのlog4(10,000)を超えるポアズから低下にするにつれて、徐々に凝固し、そしてガラスを形成する。純粋酸化カルシウム、酸化マグネシウムおよびアルミナは、これらそれぞれの融点で0.5〜2ポアズという非常に低い粘性を有することが公知である。これらの物質はガラスに凝固するのではなく、むしろそれらのはっきりと規定された融点ですぐに結晶化する。代表的な4成分からなるSiO−Al−CaO−MgOガラス組成物(60%のSiOおよび21%のCaOを含有する)において、各酸化物は、溶融特性のその平衡に対して、その独特の特性に寄与する。
【0032】
これらの物質の特性に基づくと、重量%に関して、このガラス組成物の最多の酸化物成分であるSiOが、この型の所定の組成物において減少されるにつれて、溶融粘性および得られたlog3形成温度が低下することが推論され得る。重量%に関して、このガラス組成物の2番目に多い成分であるCaOは、このような組成物において増加される場合、このガラス特性に対するRO(CaO+MgO)の効果は二倍になる。より具体的には、得られた溶融物の流動性が増加する(すなわち、その粘性が低下する)だけでなく、得られた溶融物の結晶化能もまた増加し(すなわち、その液相線温度が上昇する)、そのためにΔTを低下させる。
【0033】
結果として、必要ではないが、本発明の1つの非限定的実施形態において、このガラス組成物は、(1)最も低いlog3形成温度を生じる最も低いSiO含有量とともに、(2)加工に必要なΔT(本発明においては、少なくとも50℃である)を生じるSiO 対 RO(RO=CaO+MgO)の比を有する。
【0034】
上記に基づくと、必要ではないが、本発明の1つの非限定的実施形態において、より低いlog3形成温度を促進するために、シリカレベルが低く保たれる(すなわち、59重量%以下のSiO)。本発明の他の非限定的実施形態において、このガラス組成物は、58重量%以下のSiO、または57重量%以下のSiOを有する。
【0035】
表Gは、(i)1240℃(2264F°)以下のTFORM、(ii)50〜83℃(90〜150F°)の範囲にあるΔT、および(iii)59重量%以下のSiOを有する、表A〜Fに開示された、選択された低ホウ素ガラス組成物の特徴をまとめる。1240℃以下の形成温度は、ガラスファイバーブッシングにおける貴金属喪失を促進し得ることが見出された。本発明の他の非限定的実施形態において、形成温度は1230℃以下、または1220℃以下、または1210℃以下、または1200℃以下である。
【0036】
比較目的で、表Gはまた、選択されたI−1型およびI−2型ガラス、2つの商業用ホウ素含有Eガラス組成物、および2つの商業用ADVANTEXガラス組成物の類似の特徴を含む。これらの特定の例のいずれも、表Gに示された本発明のガラスに関する選択基準を満たさないことに注意すべきである。
【0037】
【化2】
Figure 2004508265
表Gを参照すると、選択されたホウ素非含有II−1型、III−1型、III−2型およびIII−3型のガラスは、概して、I−1型ガラスより、より少ないSiO、より低いSiO/RO比、より低い形成温度、およびより狭いΔT範囲を有する。同様に、選択されたホウ素含有II−2型およびIII−4型のガラスは、概して、サンプルのホウ素含有I−2型ガラスより、より少ないSiO、より低いSiO/RO比、より低い形成温度、およびより狭いΔT範囲を有する。さらに、選択されたII型およびIII型のガラスは、概して、2つの商業用高ホウ素含有量サンプルより、より高いSiO含有量、より低いSiO/RO比、およびより狭いΔT範囲を有する。
【0038】
表H、I、JおよびKは、本発明に従うさらなるガラス組成物を示す。
【0039】
【化3】
Figure 2004508265
Figure 2004508265
より具体的には、表Hにおける組成物は、II−2型ガラス組成物(すなわち、1.2〜1.4重量%のBを有する低ホウ素含有量ガラス)である。この組成物は、55.4〜57.75重量%の範囲の低SiO含有量、2.02〜2.20の範囲のSiO/RO比、1210〜1221℃の範囲の形成温度および54〜72℃の範囲のΔTを有する。表Iの組成物はまた、低ホウ素II−2型組成物であり、この組成物は、3重量%のBを含有する。これらの組成物は、54.12〜55.75重量%の範囲の低SiO含有量、1.96〜2.13の範囲のSiO/RO比、1193〜1201℃の範囲の形成温度および64〜82℃の範囲のΔTを有する。表Jは、約5重量%のBを有する、さらなるII−2型組成物を含む。具体的には、表Jにおける組成物は、低SiO含有量(53.00〜53.50重量%)、SiO/RO比(1.97〜2.10)、形成温度(1167〜1177℃)およびΔTの範囲(57〜69℃)である。表Kは、III−4型組成物であり、この組成物は、54.60〜57.85重量%の範囲の低SiO含有量、2.19〜2.35の範囲のSiO/RO比、1187〜1208℃の範囲の形成温度および54℃のΔTを有する。
【0040】
上記に基づくと、本発明の非限定的実施形態において、このガラスファイバー組成物は、52〜62重量%のSiO、0〜2重量%のNaO、16〜25重量%のCaO、8〜16重量%のAl、0.05〜0.08重量%のFe、0〜2重量%のKO、1〜5重量%のMgO、0〜5重量%のB、0〜2重量%のTiO、および0〜1重量%のFを含有し、ここで、このガラス組成物は、NIST 714参照標準(reference standard)に基づいて1240℃以下のlog3形成温度、少なくとも50℃のΔT、および2.35以下のSiO/RO比を有する。別の非限定的実施形態において、このガラス組成物のSiO含有量は、59重量%以下であり、ΔTは50〜83℃の範囲にあり、そしてSiO/RO比は1.9〜2.3の範囲にあり、そしてさらに、log3形成温度はNIST 714参照標準に基づいて1230℃以下である。なお別の非限定的実施形態において、このガラス組成物は、ホウ素を含まない。
【0041】
本発明の別の非限定的実施形態において、このガラスファイバー組成物は、53〜59重量%のSiO、0〜2重量%のNaO、16〜25重量%のCaO、8〜16重量%のAl、0.05〜0.80重量%のFe、0〜2重量%のKO、1〜4重量%のMgO、0〜5重量%のB、0〜2重量%のTiO、および0〜1重量%のFを含有し、ここで、このガラス組成物は、NIST 714参照標準に基づいて1240℃以下のlog3形成温度、50〜100℃の範囲にあるΔT、および1.9〜2.3の範囲にあるSiO/RO比を有する。
【0042】
表および図面を見ると、このサンプル組成物の多くは、特定の加工のために必要な最小のΔTより大きなΔTを有するが、これらの組成物はまた、一部はそれらの高シリカレベルおよび/またはSiO/RO比に起因して、本発明の組成物の形成温度より高い形成温度を有する。結果として、このような組成物は、少なくともエネルギー費用に関して、工業的に生成するためにはより高価である。このような組成物は、本明細書中で議論されたI型組成物を含む。さらに表および図面は、50℃(90F°)という最小の所望のΔTより低いΔTを含む多くのサンプル組成物を含む。これらの型の組成物は、各図面において構成されたスペクトルにわたって見出され得るが、特に低シリカおよびSiO/ROレベルで見出され得る。より狭いΔT範囲のために、ガラスファイバー形成操作の間にブッシング領域で溶融ガラスが凝固する危険性は、受容可能でないレベルまで増加する。
【0043】
本発明の明白な進歩的概念から逸脱することなく、上記の実施形態に対して変更が行われ得ることが当業者により理解される。従って、本発明は開示された特定の実施形態に限定されるのではなく、添付の特許請求の範囲により規定される本発明の趣旨および範囲内にある改変を含むことを意図することが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、それぞれ、対応する表A〜Fに示されるデータに基づいて、種々のガラスファイバー形成組成物と、SiO 対 ROの比組成物の形成温度および液相線温度との間の関係を示す曲線である。
【図2】
図2は、それぞれ、対応する表A〜Fに示されるデータに基づいて、種々のガラスファイバー形成組成物と、SiO 対 ROの比組成物の形成温度および液相線温度との間の関係を示す曲線である。
【図3】
図3は、それぞれ、対応する表A〜Fに示されるデータに基づいて、種々のガラスファイバー形成組成物と、SiO 対 ROの比組成物の形成温度および液相線温度との間の関係を示す曲線である。
【図4】
図4は、それぞれ、対応する表A〜Fに示されるデータに基づいて、種々のガラスファイバー形成組成物と、SiO 対 ROの比組成物の形成温度および液相線温度との間の関係を示す曲線である。
【図5】
図5は、それぞれ、対応する表A〜Fに示されるデータに基づいて、種々のガラスファイバー形成組成物と、SiO 対 ROの比組成物の形成温度および液相線温度との間の関係を示す曲線である。
【図6】
図6は、それぞれ、対応する表A〜Fに示されるデータに基づいて、種々のガラスファイバー形成組成物と、SiO 対 ROの比組成物の形成温度および液相線温度との間の関係を示す曲線である。

Claims (42)

  1. ガラスファイバー組成物であって、該組成物が以下:
    SiO   52〜62重量%;
    NaO   0〜2重量%;
    CaO    16〜25重量%;
    Al   8〜16重量%;
    Fe   0.05〜0.80重量%;
    O    0〜2重量%;
    MgO    1〜5重量%;
        0〜5重量%;
    TiO   0〜2重量%;および
    F      0〜1重量%、
    を含有し、
    ここで、該ガラス組成物が、NIST 714参照標準に基づいて、1240℃以下のlog3形成温度、少なくとも50℃のΔT、および2.35以下のSiO/RO比を有する、
    ガラスファイバー組成物。
  2. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO含有量が、59重量%以下であり、前記ΔTは、50〜83℃の範囲にあり、そして前記SiO/RO比は、1.9〜2.3の範囲にある、ガラスファイバー組成物。
  3. 請求項2に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO含有量が、58重量%以下である、ガラスファイバー組成物。
  4. 請求項2に記載のガラスファイバー組成物であって、前記log3形成温度が、NIST 714参照標準に基づいて、1230℃以下である、ガラスファイバー組成物。
  5. 請求項4に記載のガラスファイバー組成物であって、前記log3形成温度が、NIST 714参照標準に基づいて、1210℃以下である、ガラスファイバー組成物。
  6. 請求項2に記載のガラスファイバー組成物であって、前記B含有量が、3重量%以下である、ガラスファイバー組成物。
  7. 請求項6に記載のガラスファイバー組成物であって、前記B含有量が、2重量%以下である、ガラスファイバー組成物。
  8. 請求項2に記載のガラスファイバー組成物であって、該ガラス組成物が、ホウ素を含有しない、ガラスファイバー組成物。
  9. 請求項2に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO/RO比が、2.25以下である、ガラスファイバー組成物。
  10. 請求項9に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO/RO比が、2.20以下である、ガラスファイバー組成物。
  11. 請求項2に記載のガラスファイバー組成物であって、前記MgO含有量が1.7〜2.9重量%であり、前記B含有量が3重量%以下であり、そして前記TiO含有量が1.5重量%以下である、ガラスファイバー組成物。
  12. 請求項11に記載の組成物であって、該ガラス組成物が、ホウ素を含有しない、ガラスファイバー組成物。
  13. 請求項2に記載のガラスファイバー組成物であって、該ガラス組成物が、以下:
    LiO   0.05〜1.5重量%;
    ZnO    0.05〜1.5重量%;
    MnO    0.05〜3重量%;および
    MnO   0.05〜3重量%、
    から選択される少なくとも1つの物質をさらに含有する、
    ガラスファイバー組成物。
  14. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記MgO含有量が1〜4重量%であり、前記B含有量が4重量%以下であり、そしてTiO含有量が2重量%以下である、組成物。
  15. 請求項14に記載のガラスファイバー組成物であって、前記形成温度が、NIST 714参照標準に基づいて、1230℃以下である、ガラスファイバー組成物。
  16. 請求項14に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO/RO比が2.30以下である、ガラスファイバー組成物。
  17. 請求項14に記載のガラスファイバー組成物であって、前記ΔTが50〜83℃の範囲にある、ガラスファイバー組成物。
  18. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記形成温度が、NIST 714参照標準に基づいて、1230℃以下である、ガラスファイバー組成物。
  19. 請求項18に記載のガラスファイバー組成物であって、前記形成温度が、NIST 714参照標準に基づいて、1220℃以下である、ガラスファイバー組成物。
  20. 請求項19に記載のガラスファイバー組成物であって、前記形成温度が、NIST 714参照標準に基づいて、1210℃以下である、ガラスファイバー組成物。
  21. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO含有量が59重量%以下である、ガラスファイバー組成物。
  22. 請求項21に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO含有量が58重量%以下である、ガラスファイバー組成物。
  23. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記TiO含有量が1.5重量%以下である、ガラスファイバー組成物。
  24. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記MgO含有量が1〜4重量%である。ガラスファイバー組成物。
  25. 請求項24に記載のガラスファイバー組成物であって、前記MgO含有量が1.9〜2.65重量%である、ガラスファイバー組成物。
  26. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記B含有量が4重量%以下である、ガラスファイバー組成物。
  27. 請求項26に記載のガラスファイバー組成物であって、前記B含有量が2重量%以下である、ガラスファイバー組成物。
  28. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、該ガラス組成物が、ホウ素を含まない、ガラスファイバー組成物。
  29. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、該ガラス組成物が、フッ素を含まない、ガラスファイバー組成物。
  30. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO/RO比が2.30以下である、ガラスファイバー組成物。
  31. 請求項30に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO/RO比が2.25以下である、ガラスファイバー組成物。
  32. 請求項31に記載の、ガラスファイバー組成物であって、前記SiO/RO比が2.20以下である、ガラスファイバー組成物。
  33. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO/RO比が1.9〜2.30の範囲にある、ガラスファイバー組成物。
  34. 請求項33に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO/RO比が2.05〜2.29の範囲にある、ガラスファイバー組成物。
  35. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記ΔTが少なくとも55℃である、ガラスファイバー組成物。
  36. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物であって、前記ΔTが50〜100℃の範囲にある、ガラスファイバー組成物。
  37. 請求項36に記載のガラスファイバー組成物であって、前記ΔTが50〜83℃の範囲にある、ガラスファイバー組成物。
  38. 請求項1に記載のガラスファイバー組成物組成物であって、該ガラス組成物が、以下:
    LiO   0.05〜1.5重量%;
    ZnO    0.05〜1.5重量%;
    MnO    0.05〜3重量%;および
    MnO   0.05〜3重量%、
    から選択される少なくとも1つの物質をさらに含有する、
    ガラスファイバー組成物。
  39. ガラスファイバー組成物であって、以下:
    SiO   53〜59重量%;
    NaO   0〜2重量%;
    CaO    16〜25重量%;
    Al   8〜16重量%;
    Fe   0.05〜0.80重量%;
    O    0〜2重量%;
    MgO    1〜4重量%;
        0〜5重量%;
    TiO   0〜2重量%;および
    F      0〜1重量%、
    LiO   0〜1.5重量%;
    ZnO    0〜1.5重量%;
    MnO    0〜3重量%;および
    MnO   0〜3重量%、
    を含有し、
    ここで、該ガラス組成物が、NIST 714参照標準に基づいて、1240℃以下のlog3形成温度、50〜100℃の範囲にあるΔTを有し、そしてSiO/RO比が1.9〜2.30の範囲にある、
    ガラスファイバー組成物。
  40. 請求項39に記載のガラスファイバー組成物であって、該ガラス組成物が、50〜83℃の範囲にあるΔTを有する、ガラスファイバー組成物。
  41. 請求項39に記載のガラスファイバー組成物であって、前記SiO/RO比が2.25以下である、ガラスファイバー組成物。
  42. 請求項39に記載のガラスファイバー組成物であって、前記log3形成温度が、NIST 714参照標準に基づいて、1230℃以下である、ガラスファイバー組成物。
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