JP2004507349A - サイクロンを具えた破砕・乾燥装置 - Google Patents

サイクロンを具えた破砕・乾燥装置 Download PDF

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Abstract

【解決手段】下側の円錐台部の広端に開口する上側筒状部を有したサイクロンであって、一次空気取入れ口は、取入れ空気がサイクロンの円周に対して実質的に接線状である、ようになっており、筒状部の近傍または頂部には排出出口があり、排出出口には制御弁が併設されていて出口を部分的または完全に閉鎖できる。二次空気取入れ口には円錐台部の狭端と気流安定化ユニットとが併設されており、気流安定化ユニットはサイクロンの長軸に実質的に沿って空気流を取り込み、さらに円錐台部から処理済みの産物を引き出す手段が設けられている。

Description

【0001】
【技術分野】
この発明はサイクロンを組み入れた破砕・乾燥装置及び該装置の動作方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
産物の分離、破砕または乾燥サイクロンを使用することは知られている。またサイクロンの応用については多くの文献がある。例えばアメリカ特許第5236132号(Rowley)やアメリカ特許第4390131号(Pickrel)にはサイクロンを組み込んだ破砕機や乾燥機が開示されており、アメリカ特許第4743364号やアメリカ特許第6206202号にはサイクロンを組み込んだ分類装置や分離装置が開示されている。
【0003】
しかし従来の装置は一般にサイクロン内での処理の精密な制御を欠いており、その故に処理される産物の範囲が限定され、算出される産物の品質も限定されている。しかも全部ではないにしても従来の破砕・乾燥サイクロンはバッチ処理で作用している。
【0004】
【発明の目的】
この発明の目的はサイクロンを組み込んでおりしかも多量の産物を連続的に破砕および/または乾燥でき、しかも産出される産物の粒度・湿度を精密に制御できる装置を提供することにある。
【0005】
【発明の開示】
この発明の提供するサイクロンは上部の筒状部を有しており、これが下側の円錐台部の広端に開口しており、上側と下側の長軸が一線状に整列しているものである。サイクロンへの一次空気取入れ口は導入された空気がサイクロンの円周に対して実質的に接線方向をなすように配置されている。筒状部の頂部またはその近傍には排出口が配置されており、排出口には制御弁が設けられていて、排出口を部分的または完全に閉鎖することができる。円錐台部の狭端には二次空気取入れ口が併設されていて、かつ気流安定化ユニットを有しており、これがサイクロンの長軸に実質的に沿って空気を導く。処理済み産物を引き出す手段が設けられている。
【0006】
気流安定化ユニットは好ましくは円錐台部の狭端に対して出入り可能であって、その外壁は円錐台形であり、その中央孔を通って使用時に空気が供給される。気流安定化ユニットは円錐台部外壁の狭端がサイクロンの狭端に挿入可能なように構成されている。
【0007】
処理済み産物を引き出す手段は円錐台部の狭端において円錐台部の壁と気流安定化ユニットとの間に形成された環状の隙間であってもよい。しかし処理済み産物を引き出す手段の他の形態としてはサイクロンの円錐台部の壁に形成された1個以上の取出し口であってもよい。
【0008】
好ましくはサイクロンにはさらに筒状のコアが上部の筒状部内に設けられていて、その長軸は上部の筒状部の長軸と平行または一致している。
【0009】
この発明はまた少なくとも1個のサイクロンを組み込んだ破砕・乾燥装置を提供するものであって、該装置はサイクロン中で処理されて一次か二次空気取入れ口に供給される空気中に送り込まれる産物取入れ口を有している。空気供給手段は一次および二次空気取入れ口に連結されている。空気供給手段へ供給されまたはから供給される空気を加熱するべく加熱手段が設けられている。サイクロンから排出された空気の一部または全部を排出口を通って供給手段に還流する手段が設けられている。
【0010】
好ましくは還流手段は1個以上のモニターを組み込んであり、サイクロンから排出される空気の湿度と温度と測定する。また弁がモニターの読みに応じて供給手段に向けられる排出空気の割合を調整する。
【0011】
【発明の最善の態様】
図1、2において、サイクロン2は上側の筒状部3を有しており、その下側の端部3aは円錐台部4の上側端部に開口している。この円錐台部4は筒状部および一番下側のより小さな端部と同軸上に配置されている。サイクロン2の長軸は実質的に垂直である。
【0012】
筒状部3の頂部には筒状コア5が設けられており、その長軸は筒状部3の長軸と同軸状になっている。コア5の上端は筒状部3の頂部から突出しており、この頂部の他の部分は閉鎖されている。コア5の下端には長さ調整可能なフレアー6が形成されている。コア5の筒状部3への突出距離は公知の手段(図示しないが例えばネジ式アジャスターや空圧式ラムなど)により調節することができる。
【0013】
サイクロンの動作時にはコア5は比較的熱くて乾燥した排出ガスを比較的冷えていて湿った取入れ空気および流入産物から分離する。加えて筒状コア5は熱交換器としても機能する。つまり筒状コア5は排出ガスにより加熱されて伝導、対流および放射により比較的冷えた取入れ空気に引き渡される。この効果は特に比較的取入れ空気の速度が低い場合に顕著となる。
【0014】
筒状コア5が筒状部3に下がるほど筒状部3の頂部とフレアー6との間の領域内の空気および流入された材料の容積が大となる。これにより滞留時間が増えて、特に取入れダクト10を通っての取入れ空気が低速であるおよび/または非常に微細な材料が処理される場合には、この時間が処理の完全さを確認することに使える。上記の保留効果はフレアー6の外径を大きくすることにより増大することができる。
【0015】
円錐弁7は筒状コア5の頂部に設けられており、矢印Aの方向に上下して筒状コア5の頂部を部分的または完全に閉鎖することができる。コア5の頂部が閉鎖されるほど、サイクロン内での背圧は大となり、特に後記するように内部渦流の圧力が大きくなる。
【0016】
筒状コア5の頂部は排出ダクト8中に開口しており、図3に示すように他端は大気中に排気されるおよび/またはブロアー9に連結されている。ブロアー9の出口は空気取入れダクト10に連結されており、このダクトは筒状部3の頂部近傍の側壁に開口している。
【0017】
産物取入れユニット11の引出し側は空気取入れダクト10に開口している。このユニット11は適宜公知の型式(例えば固形物用の回転弁または液状物用の射出ノズルなど)でよく、サイクロン中で処理される産物の供給源(供給ホッパーなど)に連通している(図示せず)。ユニット11が開いているときには処理される産物は弁を通って空気取入れダクト10を通る空気に乗り、サイクロン2の上側に吹き流される。
【0018】
ダクト10からサイクロンに来る空気と流入産物とは筒状部3の円周にほぼ接線方向に取り込まれるが、サイクロン中で産物が最大の滞留時間を有するためには、筒状部3の頂部に対してなるべく近いのが望ましい。一旦サイクロン中に入ると、空気と流入産物とはまず矢印Cで示すようにサイクロンの内壁を回る螺旋経路に沿って流れ、サイクロンの周りを螺旋状に流れて円錐台部4の狭端に向かう。
【0019】
これによりサイクロンの壁の近傍で比較的高圧の第1の渦流が形成される。円錐台部4の狭端近傍において逆の渦流が第2の渦流を形成し(矢印Dで示す)、これがほぼサイクロンの長軸に沿ってサイクロンの下端に近い点からサイクロンの頂部にまで延在する。
【0020】
サイクロン中での空気流のパターンはサイクロンの幅を横断して(つまり実質的に水平面内で)の比較的安定な速度と圧力とのパターンを呈する。空気の速度は空気の圧力と逆に変化する。いかなる点においても実際の空気の速度と圧力とは空気の取入れ速度・圧力およびサイクロンの直径により左右される。しかし一旦サイクロンが動作状態になり空気流が安定すると、サイクロンの壁のすぐ近傍で低速・高圧領域の両立パターンが生じる。
【0021】
ついで高速でそれに対応して低圧である第1の渦流の領域が生じ、さらに第1と第2の過流の推移領域では空気の速度が徐々に低下して、2個の過流の境面ではゼロに達する。ついで空気の速度は第2の過流の芯に向けて増加し(方向逆転)、圧力は速度と逆に変化する。
【0022】
流入産物はサイクロンの周りに円滑には動かない。産物の粒子が互いにまたサイクロンの壁に衝突する。これにより産物が細分・破砕される効果が生じ、産物が非細胞状である場合には主たる破砕効果となる。しかし産物が細胞状である場合(例えば果物、野菜、穀物、粘土)には、主たる細分/破砕効果は上記の高低圧領域間での産物の運動である。細胞状粒子が高圧領域から低圧領域へと動き、粒子外側の材料は圧力差の下に割れるのである。
【0023】
さらに粒子が低圧領域に動く際に、粒子中に含まれている水分は急速に蒸発し、この蒸発は粒子を「爆発」させるに充分急速である。粒子が破砕されると、より多くの粒子表面が露出され、さらなる蒸発を促進させる。
【0024】
産物の最終的な粒度はサイクロンへの空気の取入れ速度、サイクロン中での産物の滞留時間および産物それ自身の性質により左右される。脆い産物がより急速に衝撃下で破砕されることは勿論である。
【0025】
産物は空気流中で揉まれることにより乾燥され、上記のように表面湿気と産物中の湿気がともに蒸発される。乾燥速度は空気温度・湿度および産物の破砕速度により左右される。乾燥空気が産物のより大なる表面に接触できるので、小さな粒子に急速に破砕される産物はより急速に乾燥される。
【0026】
高温空気は低温空気より効果的に乾燥するが、ほとんどの有機産物については、産物の温度をなるべく低く(好ましくは50℃を超えない)保つのが望ましい。取入れ空気温度は典型的には70〜85℃の範囲だが、蒸発冷却に加えてサイクロン中での滞留時間が非常に短い(典型的には比較的乾燥した産物についての0.1秒〜非常に湿気のある産物についての約3または4秒)と産物への加熱が最少に保たれる。産物の排出温度は典型的には約35℃である。図1中に*で示す地点および以下の地点で温度センサーが温度を測定する。(a)ブロアー9の入口、(b)ダクト10内、(c)排出ダクト8の始点、(d)ダクト8の中間部、(e)サイクロンの基部、(f)サイクロンの中央、(g)コア5のフレアー6。
【0027】
筒状コア5が熱交換器として用いられるので、排出空気の温度は一般に取入れ温度より高い。この差が取入れ空気を加熱するのに用いられて、動作効率が高いものとなる。排出空気の加熱は、産物から蒸発した水分蒸気が活性勾配によりサイクロンからの高圧の領域に動かされるから、として説明できよう。効果的にはそのような蒸気は過剰冷却されるものと考えられ、核の部分があると(例えば排出空気中の微細な粒子により供される)、蒸気は濃縮して、その熱を放出して周囲の空気を加熱する。このメカニズムはコア5中で典型的に起きるもののようである。
【0028】
従来のサイクロンの構成にあっては、第1と第2の渦流の位置および第1の渦流からの空気の流れが反転して第2の渦流を形成するサイクロン中のレベルはサイクロンの動作期間中に実質的に変化する。空気の流れのパターンは安定してなく、渦流はその平均位置においてすりこぎ運動をしている。しかしサイクロンが信頼性をもって着実に動作するには、渦流はなるべく安定することが重要である。なぜならば渦流の位置が空気の流れによってサイクロンの壁上に粒子が落着されるレベルおよび落着する粒子の寸法を決めるからである。
【0029】
さらに第2の渦流がサイクロンの壁にあまりに近く動くと、そこに落着した処理済みの産物を巻き込んで排出システムの方に引き出してしまうのである。これは処理済みの産物を無駄にし排出ガスも汚染する。
【0030】
空気の二次流れをサイクロンの下端に導入することにより渦流を安定化できることが分かった。これには気流安定化ユニット13(図2に拡大表示されている)を用いて、空気の二次流れをサイクロンの長軸に沿ってサイクロンの下端に取り入れる。この二次空気流は取入れダクト10を通って取り入れられる一次空気流と同じ速度・圧力であってもよく、異なる速度・圧力であってもよい。
【0031】
気流安定化ユニット13は部分的に円錐台状の外壁14と中央孔15とを有している。この孔15の長軸はサイクロン2の長軸と一線をなしている。図2中点線で示す構造にあっては、孔15は末広がり状としてベンチュリー効果を生じるようになっている。外壁14と孔15とは矢印Eで示すようにサイクロンの端部に対して一緒にまたは個別に出し入れできる。外壁14と気流安定化ユニット13とサイクロンの下端との間には環状隙間Xが形成されている。この隙間Xの寸法は気流安定化ユニット13とサイクロンに対して動かすことにより変化させることができる。
【0032】
気流安定化ユニット13の目的は渦流、特に第2の渦流を安定させることにあり、これにより渦流のサイクロン内における位置が実質的に変化しないようになっている。これは、第2の渦流が処理中の産物をサイクロン中を上に確実にすくい上げるが、サイクロンの下部にすでに落着された適切に処理済みの産物は乱さないこと、を意味している。
【0033】
サイクロン中の空気流の自然のパターンは図1に示すようにサイクロンの最下部の開口下端付近に不感帯30を生じる傾向がある。サイクロンが効率よく動作するためには、不感帯30に落着した産物(これは当然隙間Xを通ってサイクロンの下部から流れ出る)が目的とする粒度、密度および乾燥度になる必要がある。さらにサイクロンの高い壁面上に落着した低密度の大きな粒子が空気流中に再び乗ってさらに処理される必要がある。
【0034】
気流安定化ユニット13がないと、隙間Xを通ってサイクロンから離脱する産物が粒度において非常に混合されてしまう。何故なら第2の渦流の処理が粒子を過剰処理して、さらなる処理を必要とする産物のうち不感帯内で再び捕捉されて上昇しないものが出てくることになる。
【0035】
気流安定化ユニット13を使用することにより、渦流の安定化をより確実にするだけでなく、第2の渦流の位置を調節可能とできる。孔15がサイクロンの基部に入るほど第2の渦流の下端が上がってきて、不感帯30がより大きくなる。不感帯内の粒子は隙間Xの外に出ることもあるので、処理済み産物の粒度は孔をサイクロンの基部内に入れるほど増加することになる。反対に孔15が図1に示す位置に引き出されるほど、不感帯30は小さくなり、隙間Xを通る粒子の粒度は小さくなる。
【0036】
処理動作中に気流安定化ユニットはサイクロンの基部に対して移動することができるが、一般には動作の始期において特定の粒度の回復のために設定される。
【0037】
気流安定化ユニット13の外壁14をさらにサイクロン中に入れると、隙間Xの寸法が減り、サイクロンからの産物の流れが遅くなる。外壁14を引き出すとサイクロンからの産物の流れの速度が増加する。サイクロンの自然脈動の故に動作中に産物は環状隙間Xから噴出状または群状で離れる傾向がある。隙間Xの寸法は必要とされる粒度に応じて調節される。
【0038】
一般に隙間Xを通っていくらかの空気流はサイクロンの基部に入って行くが、これにより不感帯30から産物を再流入させる。しかしこの空気流は実質的に低いので、この再流入効果は実際には顕著なものではない。
【0039】
装置が最高の効率で動作して種々の産物が最適の条件下で処理されるためには、次のような流れ諸変数が正確に制御される必要がある。
【0040】
(1)取入れダクト10を通ってサイクロンの頂部に導入される空気の速度。
【0041】
(2)取入れダクト10を通ってサイクロンの頂部に導入される空気の体積。項目(1)および(2)はブロアー9の速度を制御することにより制御される。
【0042】
(3)サイクロン中での空気圧力。これにはブロアー9の速度を制御することに組み合わせて円錐弁7の調整が必要である。この弁はサイクロン中での背圧と気流安定化ユニット13によりサイクロン中に導入される空気の圧力を調節するものである。
【0043】
(4)空気取入れダクト10を通って導入される空気の湿度。
【0044】
(5)気流安定化ユニット13を通って導入される空気の湿度。項目(4)と(5)とは、ダクトと8を通って排出される排出空気の湿度をモニターして取入れダクト10を通って供給されて気流安定化ユニット13に向かう排出空気/大気の混合を調節して所望の湿度を得ることにより、一緒にまたは個別に制御できる。
【0045】
(6)乾燥が起きる温度、つまりサイクロン内での温度。この制御には、ダクト10を通って気流安定化ユニット13に向かう空気の温度を調節し、サイクロンに必要に応じた断熱材を設ける。
【0046】
(7)最終産物の水分含有率と粒度。この制御には、ユニット11を通って処理される産物の入力速度の変化、ダクト10および気流安定化ユニット13に供給される空気の圧力と速度と温度と湿度の調節、コア5のフレアー6の筒状部3の下端3aに対するレベルの調節などを組み合わせて行う。
【0047】
一般に与えられた動作状態については、処理後の産物の粒度と水分含有率との間には一定の関係がある。しかし、粒度を変化させることなく高い水分含有率が望まれる場合には、弁7を閉じて排出される空気の量を減少させればよい。
【0048】
いかなる産物についても最適の結果を達成すべく上記のファクターを個別に制御できるかを図3に示す。制御可能なファクターの制御は手動によってもよいしコンピューターなどを利用してもよい。
【0049】
図3において、ダクト8を通ってサイクロン2を離脱する排出空気の湿度はミキサー弁21を制御するモニター20により測定される。このミキサー弁21は排出空気を、ブロアー9の入口に至るライン22またはフィルターおよび/または塵埃制御器24さらには必要なら熱交換器25に至るライン23に、指向させるものである。
【0050】
第2のフィルターおよび/または塵埃制御器(図示せず)を弁21とブロアー9との間に接続してもよいが、必ずしも必要ではない。サイクロン中の空気の所望の湿度に応じて、弁21がブロアー9に指向される排出空気または制御器24および熱交換器25を経て大気中に排出される排出空気の比率を調節する。
【0051】
熱交換器25からの熱はヒーター26、27のいずれかまたは双方に供給でき、これらのヒーターはブロアー9から取入れダクト10に供給される空気およびブロアー9からユニット13に供給される空気のそれぞれを加熱するのに使用できる。サイクロン2内のセンサー(図示せず)がサイクロンの動作域中の圧力と湿度とを記録する。
【0052】
ブロアー9は取入れダクト10および気流安定化ユニット13への別個の出口を有しており、必要なら供給される空気を異なる温度と速度にできる。しかし多くの産物については、空気は同じ速度と圧力でダクト10と気流安定化ユニット13とに供給される。この場合ブロアーは単一のヒーターに接続され、該ヒーターがダクト10と気流安定化ユニット13とに供給する。これに代えて、ブロアー9に供給される大気をヒーター31で予備加熱してもよい。
【0053】
装置の一般的な動作順序は次の通りである。円錐弁7と気流安定化ユニット13との設定が処理される産物に合わせて調節され、その産物について前に行われた処理から得たデータに基づいてサイクロンの入口について適正な温度が選択される。
【0054】
まずブロアー9が始動されて空気を取入れダクト10および気流安定化ユニット13に送る。必要ならヒーター26、27を用いて一方または双方の空気を加熱する。サイクロン内の温度モニターがサイクロンが所望の動作温度に達したことを示したら、処理される産物がユニット11を通って取入れ空気流中に供給される。まず始めに遅い供給速度が使われる。隙間Xを通って産物がサイクロンからの離脱を始めたら、供給速度は徐々にその産物についての通常の処理速度に増加される。
【0055】
処理中の産物は空気流により取入れダクト10を通ってサイクロン中に取り込まれ、上記のようにサイクロンの内側に沿って実質的に渦巻き状に移動する。完全に処理された産物は隙間Xを通ってサイクロンから離脱する。
【0056】
図中には単一のサイクロンを通っての単一の通過のみを示してあるが、単一のサイクロンに複数の通過があってもよい。これには処理済の産物を回収点28から供給点29に戻すだけでよい。これに変えて2以上のサイクロン(仕様が同じまたは異なる)を直列および/または並列に用いてもよい。
【0057】
上記の装置には種々変更を加えることができる。(1)取入れダクト10はサイクロンの壁を下がった点に入れてもよい。取入れ口をより低くするほど産物のサイクロン中における滞留時間が短くなる。
【0058】
(2)排出ダクト8の入口とコア5とはサイクロンの長軸からずれていてもよい。ダクト8とコア5の長軸はサイクロンの長軸に対して平行であるが水平方向にずれていてもよい。
【0059】
(3)処理される産物は、取入れダクト10を通って入る空気流よりも、気流安定化ユニット13を通って入る空気流に流入させてサイクロンに供給することもできる。この方法だと、取入れダクト10を通って空気が導入されるが、ユニット11を通る空気流中には供給されず、ブロアー9と気流安定化ユニット13間の空気ライン上に配置された同等の装置(図示せず)を通る。この方法は産物の実験量を処理するのに特に適している。
【0060】
(4)サイクロンの底部は気流安定化ユニット13とは別に閉鎖してもよい。この場合サイクロンを離脱する処理済みの産物が隙間Xを通るよりも、サイクロンの底部近傍の円錐台部4の壁中に形成された1以上の出口(図示せず)を通ってサイクロンから引き出される。
【0061】
(5)円錐台部4の壁には一連の産物引出しポートを垂直方向に離して設けてもよく、これにより粒子は異なる粒度を選んでサイクロンから除くことができる。
【0062】
サイクロンその他の装置の寸法と比率とは広く変化させることができ、これにより処理される産物のタイプや体積に適合できる。水50〜400kg/時間の蒸発速度で食品(大鋸屑を含む)などの有機材料の処理に用いるサイクロンの典型的な寸法は次の通りである。
【0063】
筒状部3の高さが1.5m。円錐台部4の高さが1.75m。筒状部3の直径が1.1m。円錐台部4の下端の直径が80mm。サイクロンの全体積が2m。筒状部3の円錐台部4に対する体積比が2.5:1。円錐台部4の基部の挟角が28〜40°、好ましくは34°。環状隙間Xの幅が5〜15mm。孔15の直径が50mm。筒状コア5の直径が460mm。筒状コア5の直径が筒状部3の直径の25〜90%。
【0064】
上記直径のサイクロンの動作条件は処理される産物に応じて変化するが、典型的には次の通りである。
【0065】
ダクト10と気流安定化ユニット13を通る取入れ空気の速度が35〜120m/sec。ある種の産物またはサイクロンの内部を清掃するにはより高い速度を使える。しかしほとんどの産物についての好ましい速度は65〜85m/secである。取入れ空気の圧力は大気圧〜1.8barである。取入れ空気の温度が大気温度〜80℃。
【0066】
上記の装置は幅広い種類の産物の処理に適しており、該産物としては:貝肉、貝殻、魚屑、魚および海草などの海産物;小麦、とうもろこし、大麦、醸造済み穀粒、アルコール蒸留廃液、グルテンおよび小麦粉などの穀物類;野菜、ハーブ;果物、ナッツ;大鋸屑、新聞印刷用紙、藁、樹皮、石炭、コンクリート、長石、ガラス、粘土、石、などの廃棄物および非生物的材料;枝角、ベルベット、骨、骨髄、軟骨、タマゴなどの動物性産物:タマゴ白身、グルテンなどの液体または半液体などがある。
【0067】
特定の産物についての処理条件の実験例
【0068】
【実験例1】
予備漂白スエード。初期水分含有率が89%。粉体の最終水分含有率が8%。サイクロン内への供給速度が62kg/hour。処理済産物(粉体)のサイクロンからの回集が9.5kg/hour。ダクト10と気流安定化ユニット13とに供給される空気の温度が13〜75℃。ダクト10と気流安定化ユニット13とに供給される空気の速度が13〜95m/sec。ダクト10と気流安定化ユニット13とに供給される空気体積が2.360m/sec。
【0069】
【実験例2】
海草(Macrocystis sp.)。初期水分含有率が86%。最終水分含有率が8.2%。サイクロンへの供給速度が5.83kg/min。サイクロンからの回集処理済み産物が0.816kg/min。水分蒸発が5.01kg/min。ダクト10と気流安定化ユニット13とに供給される空気の温度が85℃。ダクト10と気流安定化ユニット13とに供給される空気の速度が85m/sec。ダクト10に供給される空気体積が2.36m/sec。
【0070】
【実験例3】
大鋸屑。初期水分含有率が55%。最終水分含有率が16%。サイクロンへの供給速度が7.3kg/min。サイクロンからの処理済み産物の回集が3.79kg/min。水分蒸発が3.5kg/min。ダクト10と気流安定化ユニット13とに供給される空気の温度が70℃。ダクト10と気流安定化ユニット13への供給空気速度が95m/sec。ダクト10への供給空気体積が2.36m/sec。
【図面の簡単な説明】
【図1】
この発明の装置の省略側面図である。
【図2】
図1の装置の下側の拡大図である。
【図3】
この発明の方法の好ましき実施例の流れ図である。
【符号の説明】
2:  サイクロン
3:  筒状部
4:  円錐台部
5:  筒状コア
6:  フレアー
7:  円錐弁
8:  排出ダクト
9:  ブロアー
10: 取入れダクト
11: 産物取入れユニット
13: 気流安定化ユニット
25: 熱交換器
30: 不感帯
X:  環状隙間

Claims (15)

  1. 上側筒状部が同軸上に配置された下側円錐台部の広端に開口しており、取入れ空気がサイクロンの円周に対して実質的に接線状になるようにサイクロンへの一次空気取入れ口が設けられており、筒状部の上端または隣接して排出口が設けられており、排出口に併設された制御弁が該排出口を部分的または完全に閉鎖可能であり、円錐台部の狭端には併設された二次空気取入れ口が実質的にサイクロンの長軸に沿って空気流を導く気流安定化ユニットを具えており、サイクロンからの処理済み産物引出し手段が設けられていることを特徴とするサイクロン。
  2. 気流安定化ユニットが円錐台部の狭端から出入り可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のサイクロン。
  3. 気流安定化ユニットが円錐台状の外壁と使用中に空気が供給される中央孔とを有しており、円錐台状外壁の狭端がサイクロンの円錐台部の狭端に挿入可能なように気流安定化ユニットが構成配置されていることを特徴とする請求項2に記載のサイクロン。
  4. 気流安定化ユニットの円錐台状外壁とは独立に、中央孔が円錐台部の狭端に対して出入り可能に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のサイクロン。
  5. サイクロンからの処理済み産物の引出し手段が円錐台部の狭端において円錐台部の壁と気流安定化ユニットとの間に環状隙間を有していることを特徴とする請求項2〜4のいずれかひとつに記載のサイクロン。
  6. サイクロンからの処理済み産物の引出し手段がサイクロンの円錐台部の壁に形成された1個以上の取出し口を有していることを特徴とする請求項1に記載のサイクロン。
  7. さらに筒状のコアがサイクロンの上側筒状部内に設けられており、該コアの長軸が上側筒状部の長軸に対して平行または一致していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかひとつに記載のサイクロン。
  8. 筒状コアが排出口を囲繞していることを特徴とする請求項7に記載のサイクロン。
  9. 筒状コアの直径が筒状部の直径の25〜90%の範囲にあることを特徴とする請求項7または8に記載のサイクロン。
  10. サイクロンの筒状部の円錐台部に対する体積比が2.5:1であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかひとつに記載のサイクロン。
  11. 請求項1〜10に記載のサイクロンを少なくとも1個具えた破砕・乾燥装置であって、サイクロン中で処理される産物を一次また二次空気取入れ口に供給される空気中に供給する産物取入れユニットが設けられており、一次および二次空気取入れ口には空気供給手段が連結されており、空気供給手段に供給されまたはから供給される空気の加熱手段が設けられており、サイクロンから排出口を通って空気供給手段に排出される空気の全てまたは一部の還流手段が設けられていることを特徴とする破砕・乾燥装置。
  12. 循環手段が少なくとも1個のモニターを有しており、このモニターがサイクロンから排出される空気の湿度と温度とを測定し、このモニターの測定結果に応じて弁が空気供給手段に指向される排出空気の比を調整することを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. さらに集塵手段が設けられていて、大気中に解放される前に排出空気がこれを通過することを特徴とする請求項11または12に記載の装置。
  14. 少なくとも2個のサイクロンが設けられており、第1のサイクロンからの産物を収集して他のサイクロンに順次通過させる手段が設けられていることを特徴とする請求項11〜13のいずれかひとつに記載の装置。
  15. 請求項12の破砕・乾燥装置の動作方法であって、空気供給手段から空気取入れ口と気流安定化ユニットとに空気を供給し、産物取入れユニットを介して処理される産物を一次空気取入れ口に供給された空気に供給し、サイクロン中に実質的に安定な二次渦流を生じるべく気流安定化ユニットの供給される空気を調整し、排出口を通る排出空気の温度と湿度とをモニターして、モニター結果に応じて排出空気の全てまたは一部を空気供給手段の取入れ口に還流することを特徴とする破砕/乾燥装置の動作方法。
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