JP2004505691A - 導入針組み立て品とカテーテル導入器を接続するアダプター - Google Patents
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Abstract
アダプターは、その末端に雄ルアー部分を有する単体の導入針組み立て品が、カテーテルといったその基端に雌ルアー部分を有する装置、またはカテーテル導入器といった雌ルアー部分の内装置とともに使用されるのを可能にする。
Description
【0001】
(発明の背景)
本発明はカテーテル導入器における導入針組み立て品と取り外し可能に接続されるアダプターに関する。とりわけ、このアダプターは、標準の血管(IV)カテーテルとともに使用されるように設計された導入針組み立て品がカテーテル導入器とともに使用されることを可能とする。
【0002】
カテーテル、好ましくはIVカテーテルは、普通の食塩水、様々な薬物や患者への総合的な非経口栄養補給といった液体注入や、患者から血液を抜き取ることや患者の脈管系を様々な条件で観察するために使用される。代表的な非経口のIVカテーテルは比較的短い傾向にあり、そして、通常およそ2インチまたはそれよりも短い長さである。もっとも一般的なタイプのIVカテーテルは、針を覆う非経口のIVカテーテルである。その名前が示唆するように、針を覆うカテーテルは、尖った末端を有する導入針を覆って取付けられている。カテーテルと導入針組み立て品は、浅い角度で患者の皮膚を通って血管内に挿入される。その後、カテーテルは針に通され、血管内に完全に挿入される。ひとたび、カテーテルが血管内の適切な位置に配置されたことが確認されると、医者(clinician)は導入針を抜き取り、カテーテルをその場に残し、カテーテルに適当な装置を取りつける。そのような装置は流体搬送装置、PRN、デッドエンドキャップ(deadend cap)あるいは血圧観察検査器などを含むことが可能である。
【0003】
カテーテルにそのような装置を取付けるために、カテーテルは基端に雌のルアー部分を有するハブを含んでいる。そのような導入針組み立て品は、その末端に雄のルアー部分を含んでおり、該末端はカテーテルハブの雌のルアー部分の方へ伸びて結合する。そして、導入針組み立て品の雄のルアー部分はカテーテルハブを支持し、そして患者の体内へカテーテルを容易に挿入するための適切な方向に固定する。
【0004】
代表的な非経口のIVカテーテルに対して、カテーテル導入器は、患者の脈管系の内部にカテーテルまたは他の医療装置を適切に挿入し配置するための非経口挿入された中心カテーテル(PICC)または他の比較的長くて細い可撓性の医療装置と接続するのに典型的に使用される。代表的なカテーテル導入器は、分割可能なカニューレとハブと該ハブとともにカニューレの基端に固定された一対の羽根とを含んでいる。導入針組み立て品はカテーテル導入器を患者の体内に配置するために使用される。代表的な非経口IVカテーテルと同じように、導入針はカテーテル導入器の中に配置され、両方とも、代表的な非経口IVカテーテルの一般的な方法と同じ方法で、患者の体内に挿入される。しかしながら、医者が導入針を引き抜いた後、医者はPICCまたは他の比較的長くて細い可撓性の医療装置をカテーテル導入器の基部側開口部の中に、PICCまたは他の医療装置が患者の脈管系の中に適切に配置されるまでに、挿入する。PICCまたは他の医療装置を配置した後、医者は羽根を握り、それを引いて、カテーテル導入器を分離する。この方法において、分割可能な導入器が、PICCの基端または他の医療装置に配置されたいかなるハブを越えて、患者から取り外される。
【0005】
カテーテル導入器は他の医療装置と典型的に接続されないので、カテーテル導入器上のハブは雌ルアーのようには形成されていない。その代わり、ハブの基端は導入針がそこを通過するのに十分な大きさの開口部を有している。カテーテル導入器とともに使用される導入針組み立て品は、カテーテル導入器を導入針組み立て品における適切な方向で固定するために、カテーテル導入器のハブの外側に係合するように形成された末端部分を有している。加えて、導入針組み立て品は、導入針組み立て品に対してカテーテル導入器の回転を防止しなければならないので、ハブ上の羽根が、カテーテル導入器を患者内に適切に挿入するのを容易にするための導入針のベベルに沿って好ましくは一直線上に並べられる。
【0006】
代表的な非経口のIVカテーテルと典型的なカテーテル導入器に対するハブの形状はそれぞれ異なるので、導入針組み立て品に対する異なる形状はそれら異なる製品にとって必要とされる。代表的な非経口のIVカテーテルに使用される導入針組み立て品は、雄ルアー部分を含む末端部分を具えていなければならず、その雄ルアー部分は前記カテーテルハブの雌のルアー部分の中に挿入されて結合され、導入針とともに適切な方向でカテーテルを固定する。典型的なカテーテル導入に使用される導入針組み立て品は、ハブの中へ伸ばせないが、導入針に対して適切な方向でカテーテル導入器を固定している末端部分を有していなければならない。特に、導入針組み立て品の末端部分はカテーテル導入器を保持しなければならないので、(a)カテーテル導入器の末端は導入針の尖った末端を定めるベベルの基部の適切な距離にあり、(b)カテーテル導入器と導入針との間に回転はない。
【0007】
しかしながら、非経口のIVカテーテルとカテーテル導入器それぞれに対して異なる導入針組み立て品が必要とされることは高価である。したがって、末端に雄のルアー部分を有する単一の導入針組み立て品と、例えば非経口のIVカテーテルなどの基端に雌ルアー部分を有する装置や、カテーテル導入器などの雌ルアー部分のない装置とが使用することを可能とし、かつ装置と導入針組み立て品との間の安全性をもたらし、かつ装置を導入針に対して軸方向に適切に配置するアダプターを備えることは望ましい。
【0008】
(発明の概要)
本発明は、末端に雄ルアー部分を有する単一の導入針組み立て品が、非経口IVカテーテルといった基端に雌ルアー部分を有する装置やカテーテル導入器といった雌ルアー部分のない装置とともに使用されるのを可能とし、装置と導入針組み立て品との間の安定をもたらし、導入針に関して装置を軸方向に適切に配するようにすることを目的とする。
【0009】
本発明のアダプターは、少なくとも標準的な雄ルアーの長さとほぼ同じ軸方向の長さを有する中空の本体部分を含む。カテーテル導入器がアダプターと係合されるとき、カテーテル導入器の末端が、導入針の尖った先端を定めるベベルの基部の適切な距離で置かれている。フランジは本体部分の末端から縦方向に、前記カテーテル導入器と基端と係合するために伸びている。この末端方向に向いたフランジはカテーテル導入器に導入針に関してぐらつかないように固定されている。加えて、もし望むならば、1個またはそれ以上のフランジが縦方向に本体の味端から伸びて導入針組み立て品の末端と係合する。この軸方向に向いたフランジはアダプターの本体を導入針組み立て品に固定する。選択的に、アダプターは基部方向に向いたフランジを分割し、接着剤によって導入針組み立て品と接続されることが可能である。
【0010】
本発明のアダプターは、その中にカテーテル導入器が使用されるのを可能とする代表的に使用される導入針組み立て品に使用されてもよい。例えば、米国特許No.4,747,831号に示される針収縮機構を作動させるばねを有する導入針組み立て品とともに使用されてもよい。加えて、本発明のアダプターは他のタイプのシールド導入針組み立て品、例えば、米国特許No.4,762,516号、5,000,740号、6,004,294号などに示されているもの、またシールドのない導入針組み立て品にも使用されてもよい。
【0011】
(本発明の詳細な説明)
ここに使用されている「基部」という単語は、通常の使用の際に、装置を使用する医者に近く、装置が使用される患者との接点から遠い側の位置に関する。反対に、「末端」という単語は、通常の使用の際に、装置を使用する医者に遠く、装置が使用される患者との接点に近い側の位置に関する。
【0012】
ここに使用されている単語「上部」または「上方に」は、通常の使用の際に、装置の長手軸から半径方向でかつ患者の皮膚から離れる方の位置に関する。反対に、ここで使用されている単語「下部」または「下方に」は、通常の使用の際に、装置の長手軸から半径方向でかつ患者の皮膚に向かう方の位置に関する。
【0013】
ここに使用されている単語「内部」または「内側に」は、通常の使用の際に、装置の内側へ向かう方の位置に関する。反対に、ここに使用されている単語「外部」または「外側に」は、通常の使用の際に、装置の外側へ向かう方の位置に関する。
【0014】
本発明は、ここで述べるように、異なる実施形態においても同じ要素に対しては同じ参照番号を使用する。本発明は異なる形態の多くの実施形態によって特徴付けられる一方、図で示され、添付の請求の範囲によって決められる本発明の範囲とともに本発明の好ましい実施形態によって詳細が述べられる。
【0015】
本発明のアダプターは数字10で大部分が示されている。それはカテーテル導入器20と導入針組み立て品30とともに使用される。ここに述べられているように、導入針組み立て品30は米国特許No.4,747,831号に開示されているばね作用による針収縮機構を含んでいる。しかしながら、それは、このタイプの導入針組み立て品とともに使用される本発明のアダプターを必要としないということが理解されるであろう。末端に雄ルアー部分を有する他のいかなる導入針組み立て品は、本発明のアダプターとともに使われてもよい。
【0016】
カテーテル導入器20は分割可能なカニューレ21とカニューレ21の基部に付けられたハブ24とを含んでいる。本発明のアダプター10とともに使用されてもよいそのようなカテーテル導入器は米国特許No.6,027,480号に開示されている。
【0017】
カニューレ21に適した物質は、これに限定するわけではないが、フッ素処理されたエチレンプロピレン(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリウレタンまたはこれらに類するものといった熱可塑性樹脂を含んでいる。カニューレ21は一対の縦方向に伸びる選択的な分割線22を含んでおり、この分割線は約165段階に分けられる。選択的分割線22は、カニューレ21が引きぬかれたときに効果的かつすばやくカニューレ21を二つの片に分離する。選択的分割線22は、カニューレ21に沿って縦方向に伸びる弱い部分を生じるように刻み目を入れたカニューレ21によって形成されることも可能である。
【0018】
ハブ24に適した物質は、これに限定されるわけではないが、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレン、およびこれらに類するものといった熱可塑性重合体の樹脂を含んでいる。ハブ24はカニューレ21の基端に配置され、一対のシャフト26から半径方向に伸びる一対の羽根25とともに形成されている。それぞれの羽根25とシャフトの間にグルーブ27がある。それぞれの羽根25とそれに対応するシャフト26は、選択的分割線22それぞれの間となるカニューレ21の一部と、一つのグルーブ27の間に位置する選択的分割線22の一つとともに一列に並べられる。したがって、それぞれのグルーブ27はその中に位置する選択的分割線22を有している。この並びによって、医者は羽根25を分けて引っ張り、カニューレ21を選択的分割線22に沿った二つの部分に分ける。
【0019】
導入針組み立て品30はハンドル31の末端部分と接続する雄のルアー部分32を有するハンドル31を含んでいる。また、導入針組み立て品30は導入針33を含んでいる。ここに述べる実施形態において、導入針33が患者の体内へカテーテル導入器20を挿入するために使用された後は、導入針33はハンドル31の中へ基部方向に移動して改造される。そのような機構は、米国特許No.4,747,831号に開示されている。
【0020】
アダプター10は本体部分11を含み、該本体部分11はそこから伸びる末端方向に向いたフランジ12を有しており、加えて、アダプターは少なくとも1つまたは好ましくは2つの本体部分11から伸びる基部方向に向いたフランジ14を含んでいる。
【0021】
末端方向に向いたフランジ12は、導入針組み立て品30に対して、カテーテル導入器20を安定させ軸方向に置くように設計されている。もし望むならば、末端方向に向いたフランジ12は羽根25の間のグルーブ27に合致することができる。末端方向に向いたフランジ12は、合致する上で締まりばめで羽根25と係合するけれども、もし望むならば、フランジ12と羽根25はそれぞれ、これら二つの間での機械的係合をもたらす協働爪機構を含んでいるのが好ましい。
どちらか一方の事象において、フランジ12はカテーテル導入器20を固定し、カテーテル導入器20の望まない回転を防止する。好ましい実施形態において、末端方向に向いたフランジ12は1つだけだけれども、本発明の範囲内において、羽根25と係合する末端方向に向いたフランジは複数あってもよい。
【0022】
基部方向に向いたフランジ14はハンドル31の末端部分と係合するように設計されている。フランジ14は締まりばめでハンドル31の末端部分と係合することができる。もし望むならば、フランジ14とハンドル31の末端部分は、フランジ14とハンドル31が機械的に係合するために協働する爪機構を含むことが可能である。選択的に、本体部分11は粘着作用または基部方向に向いたフランジ14の使用を必要としない何らかの他の機構によってハンドル31に固定されることが可能である。
【0023】
本体部分11は十分に長いので、フランジ14がハンドル31と係合するとき、本体部分の末端は少なくとも雄ルアー部分32の末端と一列に並ぶ。したがって、本体部分11は少なくとも雄ルアー部分32と同程度の長さである。とりわけ、医療装置における標準の雄ルアー部分は約7.5ミリメートル程度の長さである。本体部分の末端は押すルアー部分32の末端よりわずかに末端側にあるのが好ましい。図3参照。
【0024】
この方法において、基端に雌ルアー部分を有するカテーテルとともに使用できるように設計された導入針組み立て品30は、そのような雌ルアー部分を有さないカテーテル導入器20と共に使用する場合にも適用可能である。加えて、アダプター10は導入針組み立て品30の末端に向かっての血液の流れが簡単に見えるようになっていてもよい。米国特許No.5,830,190号参照。
【0025】
したがって、アダプターによって、単一の導入針アセンブリでその末端に雄ルアー部分を有するものが非経口IVカテーテルといったその基端に雌ルアー部分を有する装置や、カテーテル導入器のように雌ルアー部分を有さない装置とともに使用するのを可能にし、装置と導入針組み立て品との間の安定をもたらし、導入針に関する装置を適切に軸方向に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
雄ルアー部分を有する導入針組み立て品と本発明のアダプターと雌ルアー部分のないカテーテル導入器の分解斜視図である。
【図2】
雄ルアー部分を有する導入針組み立て品と雌ルアー部分の内カテーテル導入器とに接続された本発明のアダプターを示す斜視図である。
【図3】
図1に示す3−3線で切断した、雄ルアー部分を有する導入針組み立て品と雌ルアー部分のないカテーテル導入器と接続された本発明のアダプターの断面図である。
(発明の背景)
本発明はカテーテル導入器における導入針組み立て品と取り外し可能に接続されるアダプターに関する。とりわけ、このアダプターは、標準の血管(IV)カテーテルとともに使用されるように設計された導入針組み立て品がカテーテル導入器とともに使用されることを可能とする。
【0002】
カテーテル、好ましくはIVカテーテルは、普通の食塩水、様々な薬物や患者への総合的な非経口栄養補給といった液体注入や、患者から血液を抜き取ることや患者の脈管系を様々な条件で観察するために使用される。代表的な非経口のIVカテーテルは比較的短い傾向にあり、そして、通常およそ2インチまたはそれよりも短い長さである。もっとも一般的なタイプのIVカテーテルは、針を覆う非経口のIVカテーテルである。その名前が示唆するように、針を覆うカテーテルは、尖った末端を有する導入針を覆って取付けられている。カテーテルと導入針組み立て品は、浅い角度で患者の皮膚を通って血管内に挿入される。その後、カテーテルは針に通され、血管内に完全に挿入される。ひとたび、カテーテルが血管内の適切な位置に配置されたことが確認されると、医者(clinician)は導入針を抜き取り、カテーテルをその場に残し、カテーテルに適当な装置を取りつける。そのような装置は流体搬送装置、PRN、デッドエンドキャップ(deadend cap)あるいは血圧観察検査器などを含むことが可能である。
【0003】
カテーテルにそのような装置を取付けるために、カテーテルは基端に雌のルアー部分を有するハブを含んでいる。そのような導入針組み立て品は、その末端に雄のルアー部分を含んでおり、該末端はカテーテルハブの雌のルアー部分の方へ伸びて結合する。そして、導入針組み立て品の雄のルアー部分はカテーテルハブを支持し、そして患者の体内へカテーテルを容易に挿入するための適切な方向に固定する。
【0004】
代表的な非経口のIVカテーテルに対して、カテーテル導入器は、患者の脈管系の内部にカテーテルまたは他の医療装置を適切に挿入し配置するための非経口挿入された中心カテーテル(PICC)または他の比較的長くて細い可撓性の医療装置と接続するのに典型的に使用される。代表的なカテーテル導入器は、分割可能なカニューレとハブと該ハブとともにカニューレの基端に固定された一対の羽根とを含んでいる。導入針組み立て品はカテーテル導入器を患者の体内に配置するために使用される。代表的な非経口IVカテーテルと同じように、導入針はカテーテル導入器の中に配置され、両方とも、代表的な非経口IVカテーテルの一般的な方法と同じ方法で、患者の体内に挿入される。しかしながら、医者が導入針を引き抜いた後、医者はPICCまたは他の比較的長くて細い可撓性の医療装置をカテーテル導入器の基部側開口部の中に、PICCまたは他の医療装置が患者の脈管系の中に適切に配置されるまでに、挿入する。PICCまたは他の医療装置を配置した後、医者は羽根を握り、それを引いて、カテーテル導入器を分離する。この方法において、分割可能な導入器が、PICCの基端または他の医療装置に配置されたいかなるハブを越えて、患者から取り外される。
【0005】
カテーテル導入器は他の医療装置と典型的に接続されないので、カテーテル導入器上のハブは雌ルアーのようには形成されていない。その代わり、ハブの基端は導入針がそこを通過するのに十分な大きさの開口部を有している。カテーテル導入器とともに使用される導入針組み立て品は、カテーテル導入器を導入針組み立て品における適切な方向で固定するために、カテーテル導入器のハブの外側に係合するように形成された末端部分を有している。加えて、導入針組み立て品は、導入針組み立て品に対してカテーテル導入器の回転を防止しなければならないので、ハブ上の羽根が、カテーテル導入器を患者内に適切に挿入するのを容易にするための導入針のベベルに沿って好ましくは一直線上に並べられる。
【0006】
代表的な非経口のIVカテーテルと典型的なカテーテル導入器に対するハブの形状はそれぞれ異なるので、導入針組み立て品に対する異なる形状はそれら異なる製品にとって必要とされる。代表的な非経口のIVカテーテルに使用される導入針組み立て品は、雄ルアー部分を含む末端部分を具えていなければならず、その雄ルアー部分は前記カテーテルハブの雌のルアー部分の中に挿入されて結合され、導入針とともに適切な方向でカテーテルを固定する。典型的なカテーテル導入に使用される導入針組み立て品は、ハブの中へ伸ばせないが、導入針に対して適切な方向でカテーテル導入器を固定している末端部分を有していなければならない。特に、導入針組み立て品の末端部分はカテーテル導入器を保持しなければならないので、(a)カテーテル導入器の末端は導入針の尖った末端を定めるベベルの基部の適切な距離にあり、(b)カテーテル導入器と導入針との間に回転はない。
【0007】
しかしながら、非経口のIVカテーテルとカテーテル導入器それぞれに対して異なる導入針組み立て品が必要とされることは高価である。したがって、末端に雄のルアー部分を有する単一の導入針組み立て品と、例えば非経口のIVカテーテルなどの基端に雌ルアー部分を有する装置や、カテーテル導入器などの雌ルアー部分のない装置とが使用することを可能とし、かつ装置と導入針組み立て品との間の安全性をもたらし、かつ装置を導入針に対して軸方向に適切に配置するアダプターを備えることは望ましい。
【0008】
(発明の概要)
本発明は、末端に雄ルアー部分を有する単一の導入針組み立て品が、非経口IVカテーテルといった基端に雌ルアー部分を有する装置やカテーテル導入器といった雌ルアー部分のない装置とともに使用されるのを可能とし、装置と導入針組み立て品との間の安定をもたらし、導入針に関して装置を軸方向に適切に配するようにすることを目的とする。
【0009】
本発明のアダプターは、少なくとも標準的な雄ルアーの長さとほぼ同じ軸方向の長さを有する中空の本体部分を含む。カテーテル導入器がアダプターと係合されるとき、カテーテル導入器の末端が、導入針の尖った先端を定めるベベルの基部の適切な距離で置かれている。フランジは本体部分の末端から縦方向に、前記カテーテル導入器と基端と係合するために伸びている。この末端方向に向いたフランジはカテーテル導入器に導入針に関してぐらつかないように固定されている。加えて、もし望むならば、1個またはそれ以上のフランジが縦方向に本体の味端から伸びて導入針組み立て品の末端と係合する。この軸方向に向いたフランジはアダプターの本体を導入針組み立て品に固定する。選択的に、アダプターは基部方向に向いたフランジを分割し、接着剤によって導入針組み立て品と接続されることが可能である。
【0010】
本発明のアダプターは、その中にカテーテル導入器が使用されるのを可能とする代表的に使用される導入針組み立て品に使用されてもよい。例えば、米国特許No.4,747,831号に示される針収縮機構を作動させるばねを有する導入針組み立て品とともに使用されてもよい。加えて、本発明のアダプターは他のタイプのシールド導入針組み立て品、例えば、米国特許No.4,762,516号、5,000,740号、6,004,294号などに示されているもの、またシールドのない導入針組み立て品にも使用されてもよい。
【0011】
(本発明の詳細な説明)
ここに使用されている「基部」という単語は、通常の使用の際に、装置を使用する医者に近く、装置が使用される患者との接点から遠い側の位置に関する。反対に、「末端」という単語は、通常の使用の際に、装置を使用する医者に遠く、装置が使用される患者との接点に近い側の位置に関する。
【0012】
ここに使用されている単語「上部」または「上方に」は、通常の使用の際に、装置の長手軸から半径方向でかつ患者の皮膚から離れる方の位置に関する。反対に、ここで使用されている単語「下部」または「下方に」は、通常の使用の際に、装置の長手軸から半径方向でかつ患者の皮膚に向かう方の位置に関する。
【0013】
ここに使用されている単語「内部」または「内側に」は、通常の使用の際に、装置の内側へ向かう方の位置に関する。反対に、ここに使用されている単語「外部」または「外側に」は、通常の使用の際に、装置の外側へ向かう方の位置に関する。
【0014】
本発明は、ここで述べるように、異なる実施形態においても同じ要素に対しては同じ参照番号を使用する。本発明は異なる形態の多くの実施形態によって特徴付けられる一方、図で示され、添付の請求の範囲によって決められる本発明の範囲とともに本発明の好ましい実施形態によって詳細が述べられる。
【0015】
本発明のアダプターは数字10で大部分が示されている。それはカテーテル導入器20と導入針組み立て品30とともに使用される。ここに述べられているように、導入針組み立て品30は米国特許No.4,747,831号に開示されているばね作用による針収縮機構を含んでいる。しかしながら、それは、このタイプの導入針組み立て品とともに使用される本発明のアダプターを必要としないということが理解されるであろう。末端に雄ルアー部分を有する他のいかなる導入針組み立て品は、本発明のアダプターとともに使われてもよい。
【0016】
カテーテル導入器20は分割可能なカニューレ21とカニューレ21の基部に付けられたハブ24とを含んでいる。本発明のアダプター10とともに使用されてもよいそのようなカテーテル導入器は米国特許No.6,027,480号に開示されている。
【0017】
カニューレ21に適した物質は、これに限定するわけではないが、フッ素処理されたエチレンプロピレン(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリウレタンまたはこれらに類するものといった熱可塑性樹脂を含んでいる。カニューレ21は一対の縦方向に伸びる選択的な分割線22を含んでおり、この分割線は約165段階に分けられる。選択的分割線22は、カニューレ21が引きぬかれたときに効果的かつすばやくカニューレ21を二つの片に分離する。選択的分割線22は、カニューレ21に沿って縦方向に伸びる弱い部分を生じるように刻み目を入れたカニューレ21によって形成されることも可能である。
【0018】
ハブ24に適した物質は、これに限定されるわけではないが、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレン、およびこれらに類するものといった熱可塑性重合体の樹脂を含んでいる。ハブ24はカニューレ21の基端に配置され、一対のシャフト26から半径方向に伸びる一対の羽根25とともに形成されている。それぞれの羽根25とシャフトの間にグルーブ27がある。それぞれの羽根25とそれに対応するシャフト26は、選択的分割線22それぞれの間となるカニューレ21の一部と、一つのグルーブ27の間に位置する選択的分割線22の一つとともに一列に並べられる。したがって、それぞれのグルーブ27はその中に位置する選択的分割線22を有している。この並びによって、医者は羽根25を分けて引っ張り、カニューレ21を選択的分割線22に沿った二つの部分に分ける。
【0019】
導入針組み立て品30はハンドル31の末端部分と接続する雄のルアー部分32を有するハンドル31を含んでいる。また、導入針組み立て品30は導入針33を含んでいる。ここに述べる実施形態において、導入針33が患者の体内へカテーテル導入器20を挿入するために使用された後は、導入針33はハンドル31の中へ基部方向に移動して改造される。そのような機構は、米国特許No.4,747,831号に開示されている。
【0020】
アダプター10は本体部分11を含み、該本体部分11はそこから伸びる末端方向に向いたフランジ12を有しており、加えて、アダプターは少なくとも1つまたは好ましくは2つの本体部分11から伸びる基部方向に向いたフランジ14を含んでいる。
【0021】
末端方向に向いたフランジ12は、導入針組み立て品30に対して、カテーテル導入器20を安定させ軸方向に置くように設計されている。もし望むならば、末端方向に向いたフランジ12は羽根25の間のグルーブ27に合致することができる。末端方向に向いたフランジ12は、合致する上で締まりばめで羽根25と係合するけれども、もし望むならば、フランジ12と羽根25はそれぞれ、これら二つの間での機械的係合をもたらす協働爪機構を含んでいるのが好ましい。
どちらか一方の事象において、フランジ12はカテーテル導入器20を固定し、カテーテル導入器20の望まない回転を防止する。好ましい実施形態において、末端方向に向いたフランジ12は1つだけだけれども、本発明の範囲内において、羽根25と係合する末端方向に向いたフランジは複数あってもよい。
【0022】
基部方向に向いたフランジ14はハンドル31の末端部分と係合するように設計されている。フランジ14は締まりばめでハンドル31の末端部分と係合することができる。もし望むならば、フランジ14とハンドル31の末端部分は、フランジ14とハンドル31が機械的に係合するために協働する爪機構を含むことが可能である。選択的に、本体部分11は粘着作用または基部方向に向いたフランジ14の使用を必要としない何らかの他の機構によってハンドル31に固定されることが可能である。
【0023】
本体部分11は十分に長いので、フランジ14がハンドル31と係合するとき、本体部分の末端は少なくとも雄ルアー部分32の末端と一列に並ぶ。したがって、本体部分11は少なくとも雄ルアー部分32と同程度の長さである。とりわけ、医療装置における標準の雄ルアー部分は約7.5ミリメートル程度の長さである。本体部分の末端は押すルアー部分32の末端よりわずかに末端側にあるのが好ましい。図3参照。
【0024】
この方法において、基端に雌ルアー部分を有するカテーテルとともに使用できるように設計された導入針組み立て品30は、そのような雌ルアー部分を有さないカテーテル導入器20と共に使用する場合にも適用可能である。加えて、アダプター10は導入針組み立て品30の末端に向かっての血液の流れが簡単に見えるようになっていてもよい。米国特許No.5,830,190号参照。
【0025】
したがって、アダプターによって、単一の導入針アセンブリでその末端に雄ルアー部分を有するものが非経口IVカテーテルといったその基端に雌ルアー部分を有する装置や、カテーテル導入器のように雌ルアー部分を有さない装置とともに使用するのを可能にし、装置と導入針組み立て品との間の安定をもたらし、導入針に関する装置を適切に軸方向に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
雄ルアー部分を有する導入針組み立て品と本発明のアダプターと雌ルアー部分のないカテーテル導入器の分解斜視図である。
【図2】
雄ルアー部分を有する導入針組み立て品と雌ルアー部分の内カテーテル導入器とに接続された本発明のアダプターを示す斜視図である。
【図3】
図1に示す3−3線で切断した、雄ルアー部分を有する導入針組み立て品と雌ルアー部分のないカテーテル導入器と接続された本発明のアダプターの断面図である。
Claims (7)
- カテーテル導入器を、末端に雄ルアー部分を有する導入針組み立て品と固定するためのアダプターであって、
末端方向に向いたフランジで前記カテーテル導入器と係合するフランジを有する本体部分を具えることを特徴とするアダプター。 - さらに前記導入針組み立て品と係合するための基部方向に向いたフランジを少なくとも一つ具えることを特徴とする請求項1に記載のアダプター。
- さらに、前記導入針組み立て品と係合するための基部方向に向いたフランジを2個具えることを特徴とする請求項2に記載のアダプター。
- 本体部分は導入針組み立て品の末端の雄ルアー部分と少なくとも同じ長さであることを特徴とする請求項1に記載のアダプター。
- 本体部分の長さは少なくとも約7.5ミリメートルであることを特徴とする請求項4に記載のアダプター。
- さらに、前記導入針組み立て品と係合する基部方向に向いたフランジを少なくとも一個具えることを特徴とする請求項4に記載のアダプター。
- さらに、前記導入針と係合する基部方向に向いたフランジを二個具えることを特徴とする請求項6に記載のアダプター。
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