JP2004362452A - コンテンツ連動型コメント表示方法、コメント表示システム、サーバ装置、コメント表示装置及びコメント表示プログラム - Google Patents

コンテンツ連動型コメント表示方法、コメント表示システム、サーバ装置、コメント表示装置及びコメント表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、再生中のコンテンツに対して入力されているコメントの中から再生中の区間の時間間隔に応じて表示されるコメント量を調整するコメント表示方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のコンテンツ連動型コメント表示方法は、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索し、検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択し、選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時、例えば、映像の再生時に、再生中のコンテンツに対して入力されているコメントを表示するコメント表示方法に関する。また、本発明は、このコメント表示方法を実施するコメント表示システム、コメント表示システムで使用されるサーバ装置、及び、コメント表示装置と、このコメント表示方法をコンピュータに実現させるためのコメント表示プログラム及びコメント表示プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な映像配信サイトでは、映像再生ソフトを用いて映像を視聴し、映像に関するコミュニケーションは掲示板機能やチャット機能を用いて行われる。掲示板機能は、特定のサーバ上で運営される情報交換システムであり、いつでも情報が書き込めることが特徴である。また、チャット機能は、ネットワークの通信機能を用いたソフトウェアであり、複数の人がリアルタイムに情報交換できることが特徴である。また、専用ソフトウェアを用いて、映像の任意の場所にブックマークを張り、その場所にコメントを書き込むことにより、映像を介したコミュニケーションを行う手段も知られている。リンク情報とコメント情報はソフトウェアの通信機能を用いることで複数の人に公開することができるため、映像を視聴しながら複数の人とコメント情報を介したコミュニケーションを図ることができる。
【0003】
上記の映像配信サイトのように、映像視聴手段と映像コミュニケーション手段が分かれている場合、映像に対するコメントが、映像のどの部分について話しているのかわからないという問題が生じる。ある場面を閲覧しているときに、その場面に関連したコメントを探すことが難しく、従って効率的にコミュニケーションを図ることが難しい。
【0004】
また、掲示板や上記の専用ソフトウェアでは、コメントを入力し表示する部分が1つにまとまっているため、雑多なコメントが一様にユーザへ提示されてしまい、自分の興味あるコメントを探すことが難しい。また、コメントに対してさらに書き込まれたコメントを探すことが難しく、コミュニケーションが円滑に行えないという問題が生じる。
【0005】
これに対して、本願出願人は、映像コンテンツの特定の場面を指定する時間情報であるタイムコード、並びに、特定の場面を指定する付加情報であるコメントを、ユーザが入力するシステムを提案している(例えば、特許文献1を参照)。このシステムによれば、ユーザは、映像コンテンツ内の時間情報、例えば、先頭からの経過時間であるタイムコードと、例えば、視聴者が映像コンテンツの特定の場面に関して他の視聴者へ伝達したいメッセージであるコメントを書き込むことができる。また、コミュニケーション空間を部分映像毎に形成し、映像再生時には、再生中の部分映像に対応したコミュニケーション空間を提示することにより、映像視聴とコミュニケーション空間の連動表示を実現する技術も提案されている(例えば、非特許文献1を参照)。この技術によれば、コメントは、映像再生と連動して表示されるため、ユーザは、映像視聴中に、視聴しているシーンのコメントを閲覧することが可能である。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−076704号公報
【0007】
【非特許文献1】
山田一穂、宮川和、森本正志、児島治彦、「映像の構造情報を活用した視聴者間コミュニケーション方法の提案」、情報処理学会研究報告、社団法人情報処理学会、2002−GN−43、p.37−42
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術によるコメント入力及びコメント表示システムの場合、多数のコメントが同じ映像シーンに対して書き込まれるに従って、この映像シーンを再生している短時間に大量のコメントが表示される。したがって、視聴者は短時間に大量のコメントを読解する負荷を強いられ、コメント量が更に増加すると、視聴者はコメントを解読し尽くせなくなり、そのためにストレスを感じる、という問題が生じる。
【0009】
本発明は、上記の従来技術におけるコメント入力及びコメント表示システムの問題点に鑑みて、映像コンテンツや音楽コンテンツなどの時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、再生中のコンテンツに対して入力されているコメントの中から再生中の区間の時間間隔に応じて表示されるコメント量を調整するコメント表示方法の提供を目的とする。
【0010】
また、従来技術によるコメント入力及びコメント表示システムでは、入力されたコメントは、時間幅のある区間に関連付けられているので、視聴者が表示されたコメントを読解する順序と、コメントが指し示す対象(例えば、映像中のある物体、或いは、音楽中のあるメロディー)がコンテンツ中に実際に出現する順序とが一致しないことがあり、視聴者は、表示されたコメントと、再生中のコンテンツの内容との対応付けができない場合がある。
【0011】
このため、本発明は、コメントを読解する順序と、コメントが指し示す対象がコンテンツ中に出現する順序が一致するようにコメントを表示するコメント表示方法の提供を目的とする。
【0012】
更に、本発明は、このコメント表示方法を実施するコメント表示システム、コメント表示システムで使用されるサーバ装置、及び、コメント表示装置と、このコメント表示方法をコンピュータに実現させるためのコメント表示プログラム及びコメント表示プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のコメント表示方法は、表示されるコメントの量をコンテンツの再生区間の時間長さに応じた量に調整する。また、本発明のコメント表示方法は、コンテンツの再生区間の時間長さに応じた量に調整されたコメントの表示順序をコメントの対象がコンテンツに出現する順序と一致するように並べ替える。
【0014】
本発明では、コンテンツは、時系列の区間に分割できる素材であることを前提としている。時系列の区間に分割できるコンテンツには、例えば、映像コンテンツや音楽コンテンツのようなコンテンツが含まれる。これらのコンテンツは、例えば、コンテンツの全体が5個の場面に分割できる場合、各場面を1区間とする5個の時系列の区間により表現することができる。また、このようなコンテンツは、所定の速度で再生した場合、例えば、再生時の先頭からの経過時間(例えば、タイムコード)によってコンテンツの特定の時点を指定することが可能である。また、このタイムコードを利用することによって、コンテンツのある特定の時点がコンテンツのどの区間に属するかを知ることが可能である。さらに、コンテンツの再生時に入力されたコメントは、コンテンツのどの時点に対するコメントであるかがコメント入力時のコンテンツのタイムコードによって分かるので、コメントは、コンテンツのどの区間に対応したコメントであるかが特定できる。
【0015】
次に、ユーザがある時間間隔に読解可能なコメント量は、個人差があるにしてもある範囲内で予想若しくは推定することが可能である。よって、コンテンツのある区間が指定された場合、その区間の時間間隔にユーザが読解可能なコメント量を予想することができる。したがって、コンテンツのある区間に対して入力されたコメントの中から、読解可能なコメント量の範囲内でユーザにとって適切な基準でコメントを選択することにより、ユーザは、読解できないほどの量のコメントに煩わされることなく、快適にコンテンツを視聴できるようになる。
【0016】
更に、読解可能なコメント量の範囲内でユーザに表示されるコメントを、コメントの対象がコンテンツに出現する順序に沿って並べ替えることにより、ユーザは、コンテンツの視聴とコメントの読解をよりスムーズに行えるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の局面は、時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコンテンツ連動型のコメント表示方法である。図1は本発明によるコメント表示方法の原理説明図である。
【0018】
請求項1に記載されたコメント表示方法は、
再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報を準備する手順(ステップ1)と、
コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する手順(ステップ2)と、
再生中のコンテンツの構造情報を参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する手順(ステップ3)と、
コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する手順(ステップ4)と、
検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順(ステップ5)と、
選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する手順(ステップ7)と、
を有する。ステップ1では、コンテンツの区間を表すデータベースが準備され、ステップ2では、再生箇所が時間的に特定され、ステップ3では、再生区間の時間間隔が取得され、ステップ4では、再生区間に対するコメントが検索され、ステップ5では、再生区間の時間間隔の範囲内で表示可能な量のコメントがフィルタリングされ、ステップ7で選択されたコメントが区間の再生中に表示される。
【0019】
請求項2に係る発明は、選択されたコメントをタイムコード順に並べ替えた後に表示するコメント表示方法である。図2は、請求項2に記載されたコメント表示方法の原理説明図である。請求項2に係る発明によれば、コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順(ステップ5)の後で、かつ、選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する手順(ステップ7)の前に、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手順が設けられる。
【0020】
図3は、本発明によるコメントを選択する手順の詳細な説明図である。コメントを選択する手順(ステップ5)は、再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定し(ステップ51)、次に、検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、所定の順にコメントを選択する(ステップ52)。
【0021】
ユーザが読解可能なコメント量は、例えば、コメントの文字数、或いは、コメントの数によって指定できる。コメントの文字数で指定する場合、読解可能なコメント量は、例えば、区間の時間間隔×単位時間当たりの読解可能許容文字数、定数、ユーザが指定した文字数、ユーザの年齢などの個人属性を考慮した値などによって推定される。
【0022】
また、コメントを選択する所定の順(即ち、フィルタリング基準)の一例は、コメントの書き込み時間の新しい順である。コメントの書き込み時間の新しい順にコメントを選択するため、請求項3に係る発明によれば、コメントデータベースに格納されているコメントにはコメント書き込み時間が関連付けられている。コメント書き込み時間は、例えば、コメントの入力時の年月日時分秒である。そして、検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順は、コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順と、検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、コメント書き込み時間の新しい順にコメントを選択する手順と、を含む。
【0023】
コメントを選択する所定の順の別の例は、コメントの書き込み時間の古い順である。そのため、請求項4に係る発明によれば、コメントデータベースに格納されているコメントにはコメント書き込み時間が関連付けられる。検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順は、コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順と、検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、コメント書き込み時間の古い順にコメントを選択する手順と、を含む。
【0024】
コメントを選択する所定の順の更に別の例は、評価ポイントの高い順である。評価ポイントは、あるユーザが入力したコメントに対して、このコメントを参照したユーザが付与した評価ポイント(又は、その合計、平均など)であり、同じコンテンツに関してコミュニケーションを行うユーザのコミュニティ内において、重要視されているコメントには高い評価ポイントが与えられる。このような評価ポイントの高いコメントは、コメント表示をしようとしているユーザにとっても関心のあるコメントである可能性が高い。このため、請求項5に係る発明によれば、コメントデータベースに格納されているコメントには、コメントを参照したユーザによって付与された評価ポイントが関連付けられる。検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順は、コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順と、検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、評価ポイントの高い順にコメントを選択する手順と、を含む、
以上のコメントを選択する所定の順は、コミュニティ全体に共通した順序である。これに対し、コンテンツを再生し、コメントを読解するユーザに特有の順にコメントを選択することも可能である。そのようなフィルタリング基準の一例は、特定のユーザに対して表示するコメントとして、この特定のユーザに類似したユーザが入力したコメントを優先的に選択する類似度に基づくコンテンツ選択法である。
【0025】
ユーザの関心の類似度は、例えば、部分コンテンツを再生しようとするユーザAとコメントを入力したユーザBが共にコメントを入力している区間の個数によって表すことが可能である。そのため、本発明の一実施例では、部分コンテンツを再生しようとするユーザをユーザAとし、コメントを入力したユーザを他のユーザBとして、以下の手順で情報を取得し、情報を評価し、区間を選択する。
【0026】
上記情報取得手順(ステップ1)では、
(I)ユーザAがコメントを書き込んだ区間のリストを取得し、
(II)次に、(I)で取得したリスト中の各区間について、当該区間にコメントを書き込んでいる他のコメント入力ユーザの情報を取得し、
(III)次に、他のユーザB毎に、(II)で取得された他のコメント入力ユーザの情報の出現回数(個数)、即ち、ユーザAがコメントを書き込んだ区間に他のユーザBが書き込んだコメントの個数を集計し、
(IV)他のユーザ毎に集計された値をまとめて、この値、又は、この値から導かれる値をユーザAと他のユーザBとの類似度を取得する。例えば、ユーザAが入力したコメントの個数をaとし、他のユーザBに関して集計された値をbとすると、ユーザA自身の類似度を1で表すならば、他のユーザBの類似度は、b/aとして導くことができる。この場合、類似度は0以上の値であり、値が大きいほど、高い類似性を表す。
【0027】
上記情報評価手順(ステップ2)では、
(V)各区間毎に、当該区間の評価として、当該区間に書き込まれているコメントを入力したユーザの類似度を合計することにより当該区間の評価を得る。尚、コメントを入力したユーザA自身の類似度を合計してもよい。
【0028】
或いは、ユーザの関心の類似度は、例えば、ユーザによって入力されたコメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応しているかを表すタイムコードの接近性によって表すことが可能である。即ち、ユーザは、視聴しているコンテンツの再生中の場面に関心があるとき、屡々、その時点でコメントを入力する。したがって、コメントを入力した時点、即ち、タイムコードが一致、若しくは、近接しているユーザ同士は、共通の場面に関心を抱いているので類似性が高い、と判断できる。このような類似度に基づく区間選択を実現するため、コメントデータベースに格納されているコメントには、コメントを入力したユーザの識別情報が関連付けられている。尚、ここで、類似度は、類似している度合いが高いほど、類似度の値が小さくなるように定義されているが、類似の度合いの表し方は、この例に限定されるものではない。
【0029】
このような類似度に基づくコメント選択を実現するため、請求項6に係る発明によれば、コメントデータベースに格納されているコメントには、コメントを入力したユーザの識別情報が関連付けられている。図4は、本発明による類似度順に基づくコメント表示方法の説明図である。このコメント表示方法は、
再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報を準備する手順(ステップ1)と、
コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する手順(ステップ2)と、
再生中のコンテンツの構造情報を参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する手順(ステップ3)と、
コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する手順(ステップ4)と、
検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順(ステップ5)と、
選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する手順(ステップ7)と、
を有し、
コンテンツを再生する(ステップ2)前に、コンテンツを再生しようとするユーザがコメントを入力した区間と他の各ユーザがコメントを入力した区間に基づいて、コンテンツを再生しようとするユーザと他の各ユーザとの間で関心の類似度を計算する手順(ステップ1a)が設けられ、
検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順(ステップ5)は、
コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順(ステップ51)と、
検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、類似度の高いユーザが入力した順にコメントを選択する手順(ステップ52b)と、を含む。
【0030】
更に、図4に点線で示されているように、このコメント表示方法は、選択されたコメントをタイムコード順に並べ替えた後に表示してもよい。そのため、コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順(ステップ5)の後で、かつ、選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する手順(ステップ7)の前に、検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順の後に、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手順が設けられる。
【0031】
尚、ここで、類似度は、類似している度合いが高いほど、類似度の値が小さくなるように定義されているが、類似の度合いの表し方は、この例に限定されるものではない。
【0032】
ここまでは、コメントの相互間の関連性については特に説明していない。しかし、コメントには相互に関連したコメントが含まれる。例えば、コメントは、特定の話題毎にスレッドというコメントの集合の形に分類することが可能である。スレッドは、一つのルートコメントと、そのルートコメントから派生したレスポンスコメントとにより構成される。このようなスレッド形式のコメントを表示する際には、スレッド単位でコメントの表示を制御することが可能である。図5は、本発明によるスレッド単位のコメント表示方法の説明図である。請求項7に係る発明によれば、コメントデータベースは、ルートコメントとルートコメントに関連したレスポンスコメントとにより構成されたスレッド形式のコメントを更に格納する。そして、スレッド単位のコメント表示方法は、
再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報を準備する手順(ステップ1)と、
コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する手順(ステップ2)と、
再生中のコンテンツの構造情報を参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する手順(ステップ3)と、
コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する手順(ステップ4)と、
検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順(ステップ5)と、
選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する手順(ステップ7)と、
を有し、
検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順(ステップ5)は、
コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順(ステップ51)と、
検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、所定の順序にスレッド単位でコメントを選択する手順(ステップ52c)と、
を含む。
【0033】
更に、図5に点線で示されているように、請求項8に係る発明によれば、選択されたコメントをタイムコード順に並べ替えた後に表示することができる。そのため、コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、所定の順序にスレッド単位でコメントを選択する手順の後に、選択されたスレッド単位のコメントをスレッドのルートコメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手順(ステップ6a)が更に設けられる。
【0034】
スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序として、幾つかのフィルタリング基準を適用することが可能である。請求項9に係る発明によれば、スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、ルートコメントが書き込まれた時間の新しい順である。また、請求項10に係る発明によれば、スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、ルートコメントが書き込まれた時間の古い順である。更に、請求項11に係る発明によれば、スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、最新のレスポンスコマンドが書き込まれた時間の新しい順であり、請求項11に係る発明によれば、スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、書き込まれたレスポンスコマンドの数の多い順である。
【0035】
更に、本発明のコメント表示方法において、コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量は、ユーザの要求に応じて推定される。ユーザの要求は、例えば、定数、計算式、計算式のパラメータなどによって与えることが可能である。
【0036】
次に、本発明の第2の局面は、時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコンテンツ連動型のコメント表示方法を実施するシステムである。図6は本発明によるコメント表示システムの構成図である。
【0037】
請求項14に係る発明は、時系列の区間に分割できるコンテンツを再生するクライアント装置200と、ネットワーク300を介してクライアント装置200に接続され、コンテンツに関連付けられたコメントを格納するコメントデータベース8を含み、クライアント装置200へ表示されるべきコメントを送信するサーバ装置100と、を有する、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコメント表示システムである。
【0038】
クライアント装置200は、コンテンツを再生する手段21と、再生中のコンテンツの再生区間に関する情報を取得し、サーバ装置100へ送信する手段22と、サーバ装置100から再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントを受信し、コンテンツの再生時にコメントを表示する手段72と、を含む。
【0039】
サーバ装置100のコメントデータベース8は、コンテンツの区間に対応したコメントを格納する。サーバ装置100は、コンテンツの区間の時間情報を格納する構造情報データベース9と、クライアント装置200から再生中のコンテンツの再生区間に関する情報を受信する再生区間情報受信手段31と、コメントデータベース8から再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントを検索するコメント検索手段4と、構造情報データベース9に格納された時間情報に基づいて、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得し、検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段5と、選択されたコメントをクライアント装置200へ送信するコメント送信手段71と、を更に含む。
【0040】
更に、図6に点線で示されているように、本発明のコメント表示システムは、選択されたコメントをタイムコード順に並べ替えることができる。そのため、請求項15に係る発明によれば、コメントデータベース8に格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられる。また、サーバ装置100は、コメント選択手段5とコメント送信手段6の間に接続され、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段6を更に有する。
【0041】
本発明の第3の局面は、時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコンテンツ連動型のコメント表示方法を実施するシステムで使用されるサーバ装置100である。サーバ装置100は図6に示されている。請求項16に係る発明によれば、サーバ装置100は、時系列の区間に分割できるコンテンツを再生するクライアント装置200にネットワーク300を介して接続され、再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントをクライアント装置200へ送信する。サーバ装置100は、コンテンツの区間に対応したコメントを格納するコメントデータベース8と、コンテンツの区間の時間情報を格納する構造情報データベース9と、クライアント装置200から再生中のコンテンツの再生区間に関する情報を受信する再生区間情報受信手段31と、コメントデータベース8から再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントを検索するコメント検索手段4と、構造情報データベースに格納された時間情報に基づいて、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得し、コメント検索手段4によって検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段5と、選択されたコメントをクライアント装置へ送信するコメント送信手段71と、を有する。
【0042】
請求項17に係る発明によれば、サーバ装置100は、選択されたコメントをタイムコード順に並べ替えるため、コメントデータベース8に格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、コメント選択手段5とコメント送信手段71の間に接続され、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段6を更に有する。
【0043】
本発明の第4の局面は、上記本発明のコメント表示方法を実施するコメント表示装置である。コメント表示装置は、上述のコメント表示システムにおけるクライアント装置として実現することが可能であり、或いは、スタンドアローン型装置として実現することも可能である。図7は、本発明によるコメント表示装置の構成図である。
【0044】
請求項18に係る発明は、時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコメント表示装置である。コメント表示装置は、再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース9、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベース8を準備する手段1を含む。この構造情報とコメントを準備する手段1は、コンテンツの構造情報やコメントが、例えば、DVDのような可搬型の記憶媒体にコンテンツと共に格納されている場合、或いは、サーバ装置に格納されている場合に、構造情報とコメントを取得して、構造情報データベース9及びコメントデータベース8としてメモリに格納する。コメント表示装置は、コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する手段2を更に有する。コンテンツは、例えば、ストリーミングデータ、ダウンロードデータ、或いは、DVDのような媒体などから取得され、手段2によって再生される。
【0045】
コメント表示装置は、再生中のコンテンツの構造情報データベース9を参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する手段3と、コメントデータベース8から、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する手段4と、検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段5と、選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示するコメント表示手段7と、を更に有する。
【0046】
選択されたコメントは、表示する前に、上述のようにタイムコード順に並べ替えてもよい。そのため、請求項19に記載されたコメント表示装置は、コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、図7に点線で示されるように、コメント選択手段5とコメント表示手段7の間に接続され、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替えるコメント並べ替え手段6を更に有する。
【0047】
検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段5は、コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段51と、検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、所定の順(例えば、書き込み時間の新しい順、書き込み時間の古い順、又は、評価ポイントの高い順)にコメントを選択する手段52aと、を含む。
【0048】
請求項20に係る発明は、コメントデータベース8に格納されているコメントにはコメント書き込み時間が関連付けられ、検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段5は、コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段51と、検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、コメント書き込み時間の新しい順にコメントを選択する手段52aと、を含む。
【0049】
請求項21に係る発明は、コメントデータベースに格納されているコメントにはコメント書き込み時間が関連付けられ、検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段5は、コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段51と、検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、コメント書き込み時間の古い順にコメントを選択する手段52aと、を含む。
【0050】
また、請求項22に係る発明は、コメントデータベースに格納されているコメントには、コメントを参照したユーザによって付与された評価ポイントが関連付けられ、検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段5は、
コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段51と、検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、評価ポイントの高い順にコメントを選択する手段52aと、を含む。
【0051】
更に、請求項23に記載されたコメント表示装置は、類似度に基づいてコメントを選択し、選択したコメントを表示するように構成することが可能である。図9は、このような類似度に基づくコメント表示装置の構成図である。このコメント表示装置は、時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコメント表示装置であって、
再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース9、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベース8を準備する手段1と、
コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する手段2と、
再生中のコンテンツの構造情報データベース9を参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する手段3と、
コメントデータベース8から、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する手段4と、
検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段5と、
選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示するコメント表示手段7と、
を有する。このコメント表示装置は、
コメントデータベース8に格納されているコメントには、コメントを入力したユーザの識別情報が関連付けられ、
コンテンツを再生する前に、コンテンツを再生しようとするユーザがコメントを入力した区間と他の各ユーザがコメントを入力した区間に基づいて、コンテンツを再生しようとするユーザと他の各ユーザとの間で関心の類似度を計算する手段1aを更に有し、
検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段5は、
コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段51と、
検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、類似度の高いユーザが入力した順にコメントを選択する手段52bと、
を含む。
【0052】
更に、このコメント表示装置は、選択されたコメントをタイムコード順に並べ替えるため、コメントデータベース8に格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、コメント選択手段5とコメント表示手段7の間に接続され、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段6を更に有する。
【0053】
本発明によるコメント表示装置は、スレッド形式のコメントにも適応させることができる。図10は、本発明によるスレッド単位のコメント表示装置の構成図である。請求項24に係る発明は、時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコメント表示装置であって、
再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース9、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベース8を準備する手段1と、
コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する手段2と、
再生中のコンテンツの構造情報データベース9を参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する手段3と、
コメントデータベース8から、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する手段4と、
検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段5と、
選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示するコメント表示手段7と、
を有する。このコメント表示装置において、コメントデータベース8は、ルートコメントとルートコメントに関連したレスポンスコメントとにより構成されたスレッド形式のコメントを更に格納し、
検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段5は、
コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段51と、
検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、所定の順序にスレッド単位でコメントを選択する手段52cと、
を含む。
【0054】
請求項25に係る発明によれば、スレッド単位のコメント表示装置において、選択されたコメントをタイムコード順に並べ替えるため、コメントデータベース8に格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、図10に点線で示されているように、コメント選択手段5とコメント表示手段7の間に接続され、選択されたスレッド単位のコメントをスレッドのルートコメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段6aが更に設けられている。
【0055】
また、スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、請求項26に係る発明によれば、ルートコメントが書き込まれた時間の新しい順であり、請求項27に係る発明によれば、ルートコメントが書き込まれた時間の古い順であり、請求項28に係る発明によれば、最新のレスポンスコマンドが書き込まれた時間の新しい順であり、請求項29に係る発明によれば、書き込まれたレスポンスコマンドの数の多い順である。
【0056】
更に、請求項30に係る発明によれば、コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量は、ユーザの要求に応じて推定される。
【0057】
尚、請求項18〜30に記載された各コメント表示装置は、それぞれ、請求項1〜13に記載された各コメント表示方法に対応している。
【0058】
本発明の第5の局面は、特に、自立型に適したコメント表示装置である。図11には、本発明による自立型のコメント表示装置の構成図が示されている。
【0059】
請求項31に係る発明は、このような時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコメント表示装置である。自立型のコメント表示装置は、
コンテンツが格納されているコンテンツ記憶媒体10へアクセスし、再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース9、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベース8を取得するコンテンツデータ取得手段11と、
コンテンツ記憶媒体10に格納されているコンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する再生時間情報取得手段2と、
再生中のコンテンツの構造情報データベース9を参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する再生区間時間間隔取得手段3と、
コメントデータベース8から、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索するコメント検索手段4と、
検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段5と、
選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示するコメント表示手段7と、
を有する。
【0060】
自立型のコメント表示装置は、選択されたコメントをタイムコード順に並べ替えることも可能である。そのため、請求項32に係る発明によれば、コメントデータベース8に格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、コメント選択手段5とコメント表示手段7の間に接続され、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段6が更に設けられている。
【0061】
本発明の第6の局面は、上述の本発明の第3の局面によるサーバ装置の機能を実現するためのサーバ装置プログラムである。
【0062】
請求項33に係る発明は、
時系列の区間に分割できるコンテンツの区間に対応したコメントを格納するコメントデータベースにアクセスする機能と、
コンテンツの区間の時間情報を格納する構造情報データベースにアクセスする機能と、
ネットワークを介して接続されたクライアント装置から当該クライアント装置が再生中のコンテンツの再生区間に関する情報を受信する機能と、
コメントデータベースから再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントを検索する機能と、
構造情報データベースに格納された時間情報に基づいて、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得し、検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する機能と、
選択されたコメントをクライアント装置へ送信する機能と、
をコンピュータに実現させるためのコメント表示プログラムである。
【0063】
請求項34に係る発明は、
コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える機能を更にコンピュータに実現させる、
コメント表示プログラムである。
【0064】
本発明の第7の局面は、上述の本発明の第4の局面によるコメント表示装置の機能を実現させるためのプログラムである。
【0065】
請求項35に係る発明は、
時系列の区間に分割できるコンテンツを再生する際に、再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースを準備する機能と、
コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する機能と、
再生中のコンテンツの構造情報データベースを参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する機能と、
コメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する機能と、
検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する機能と、
選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する機能と、
をコンピュータに実現させるためのコメント表示プログラムである。
【0066】
請求項36に係る発明は、
コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える機能を更にコンピュータに実現させる、
コメント表示プログラムである。
【0067】
本発明の第8の局面は、上述の本発明の第5の局面による自立型のコメント表示装置の機能を実現させるためのプログラムである。
【0068】
請求項37に係る発明は、
時系列の区間に分割できるコンテンツを再生する際に、コンテンツが格納されている記憶媒体へアクセスし、再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースを取得する機能と、
コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する機能と、
再生中のコンテンツの構造情報データベースを参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する機能と、
コメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する機能と、
検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する機能と、
選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する機能と、
をコンピュータに実現させるためのコメント表示プログラムである。
【0069】
請求項38に係る発明は、
コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える機能を更にコンピュータに実現させる、
コメント表示プログラムである。
【0070】
本発明の第9の局面は、上述の本発明の第6、7及び8の局面によるコメント表示プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
【0071】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の種々の実施例を詳細に説明する。全ての図面を通じて、同じ参照番号が付されている要素は、同一若しくは類似した要素を表している。
【0072】
本発明の実施例の説明では、時系列の区間に分割可能なコンテンツとして主に映像コンテンツを対象とする。映像コンテンツは、典型的に、映像情報と音情報を含むコンテンツであるが、少なくとも画像情報を含むあらゆるコンテンツを映像コンテンツと呼ぶ。本発明のコンテンツは、時系列に分割できるコンテンツであればよく、本発明は、映像コンテンツ以外に、音楽コンテンツにも適用される。
【0073】
また、本発明のコメントは、少なくとも文字情報を含むが、文字情報だけに限定されることはなく、ウェブ上のコンテンツを指し示すURLや感情を表現する画像など、コミュニケーションを図る上で利用される情報を含む。
【0074】
図12は、本発明の第1実施例による映像連動型コメント表示システムの構成図である。本実施例では、ユーザが映像コンテンツの映像を再生し、映像を視聴する1台以上のクライアント装置200と、コメント入力・表示サービスを提供するサーバ装置100は、ネットワークを介して接続されている。クライアント装置200は、映像を再生する映像再生制御部21を具備している。映像再生制御部21で再生される映像コンテンツは、様々な形態でクライアント装置200へ提供される。例えば、映像再生制御部21は、サーバ装置100のようなコンテンツ配給サーバからストリーミング形式で配信される映像コンテンツ、コンテンツ配給サーバからダウンロードされ、クライアント装置200の記憶部に格納された映像コンテンツ、或いは、クライアント装置200に装着されているDVDプレーヤ(図示しない)のような装置を介してDVDのような記憶媒体から読み出した映像を再生することができる。尚、映像コンテンツは、より詳細には、映像情報と、映像情報の構造を表す構造情報と、を含む。構造情報は、例えば、映像の時系列の各区間の区間識別情報と、区間の開始時間と、区間の終了時間と、により構成される。図13は、このような映像コンテンツの構造情報の一例の説明図である。
【0075】
クライアント装置200は、映像再生制御部21による映像の再生時に、映像コンテンツ内での現在再生中の箇所の時間情報、例えば、先頭からの経過時間を取得する映像時間取得部23を備えている。更に、映像時間取得部23は、再生中の映像コンテンツの構造情報を参照して、現在の時間情報が映像コンテンツの時系列の区間の中のどの区間に対応するか、即ち、現在再生中の区間を判定する。この現在再生中の区間は、区間識別情報(=シーンID)によって指定される。映像コンテンツの構造情報は、区間の開始時間と終了時間を含んでいるので、現在の時間情報がどの区間に属するかを容易に判定することができる。映像時間取得部23で取得された時間情報は後述のコメント入力部210へ供給され、区間識別情報は後述のコメント表示部73へ供給される。
【0076】
コメント入力部210は、ユーザが映像コンテンツの再生中に、映像中のある対象についてコメントを書き込むために使用される。例えば、ユーザは、コメント入力部210を使用して、映像の視聴中に、コメントを入力するために映像の再生を一旦停止し、コメントを作成し、作成したコメントをサーバ装置100へ送信する。図14は、本発明の第1実施例による映像連動型コメント表示システムのクライアント装置200の表示装置画面230の一例の説明図である。ユーザが視聴中の映像は、映像表示部231に表示される。ユーザがコメント入力ボタン232を押下すると、映像コンテンツの再生が一時停止する。コメント入力フィールド233及びコメント送信ボタン234は、コメント入力ボタン232の押下に応答して、表示装置画面230に表示されるが、何時でもコメント情報を入力できるように常時表示装置画面230に表示しても構わない。コメント入力部210は、コメント入力ボタン232の押下時に、映像コンテンツの現在の時間情報を映像時間取得部23から取得する。そして、ユーザがコメント入力フィールド233にコメントを入力し、コメント送信ボタン234を押下すると、再生中の映像コンテンツ識別情報と、入力されたコメント情報と、現在の時間情報と、ユーザ識別情報と、をサーバ装置100へ送信する。サーバ装置100に送信されたコメント情報は、サーバ装置100のコメント情報データベース8に格納される。サーバ装置100におけるコメント情報の処理については後述する。
【0077】
クライアント装置200は、コメント表示部73を更に具備する。コメント表示部73は、映像コンテンツの再生時に、再生中の区間の更新毎に、映像時間取得部23から再生中の映像コンテンツの現在の区間識別情報を取得し、コメント要求のため現在の区間識別情報をサーバ装置100へ送信する。サーバ装置100は、後述のように現在の再生中の区間に対応したコメントを選択し、クライアント装置200へ送信する。クライアント装置200のコメント表示部73は、サーバ装置100から受信したコメントを表示装置画面230に表示させる。より詳細には、コメントは、コメント表示フィールド235に表示され、コメント表示フィールド235にはスクロールバー236が付随する。尚、クライアント装置200のフィルタ基準指定部74は、ユーザが表示するコメントを選択するための基準を指定するために使用される。
【0078】
クライアント装置200のコメント評価入力部220は、ユーザがコメント表示フィールド235に表示されているコメントを読んだとき、そのコメントに対する評価を付けるために使用される。例えば、ユーザは、コメント表示フィールド235に表示されたコメントを選択し(例えば、マウスボタンによってクリックし)、コメント評価入力フィールドに評価値(例えば、−2,−1,0,+1,+2のような5段階の値)を入力し、コメント評価送信ボタンを押下すると、再生中の映像コンテンツ識別情報と、該当するコメントのコメント識別情報と、評価値とがサーバ装置100へ送信される。サーバ装置100では、付加された評価値をコメント情報データベース8に格納されている対応した映像コンテンツのコメント情報に反映させる。
【0079】
次に、本発明の第1実施例による映像連動型コメント表示システムに使用されるサーバ装置100について説明する。
【0080】
サーバ装置100は、クライアント装置200のコメント入力部210及びコメント評価入力部220にネットワークを介して接続されたコメント情報蓄積部110を具備する。コメント情報蓄積部110は、コメント入力部210から、再生中の映像コンテンツ識別情報と、ユーザが入力したコメント情報と、現在の時間情報と、ユーザ識別情報とを受信する。次に、コメント情報蓄積部110は、上述の構造情報を映像コンテンツ毎に格納している映像区間情報データベース9を参照して、現在再生中の映像区間を表す映像区間識別情報を取得する。図15は、映像区間情報データベース9の構造の一例の説明図である。
【0081】
続いて、コメント情報蓄積部110は、コンテンツ識別情報と、映像区間識別情報と、時間情報(即ち、映像タイムコード)と、ユーザ識別情報と、現在時刻(即ち、コメント入力時間)と共にコメント情報をコメント情報データベース8に登録する。登録されたコメント情報には、コメント識別情報が付けられる。図16は、コメント情報データベース8の構造の一例の説明図である。コメント情報データベース8は、映像コンテンツ毎に、各コメント情報の「コメント文字列」、「映像区間識別情報」、「コメント入力時間」、「コメント入力ユーザ識別情報」、「映像タイムコード」及び「評価数」を格納する。評価数は、あるコメントに対して、例えば、他のユーザから入力されたコメント評価値の合計であり、評価数が大きいほど、コミュニティ内でそのコメントに対する関心が高い、と考えられる。コメント情報蓄積部110は、クライアント装置220のコメント評価入力部220から、映像コンテンツ識別情報と、コメント識別情報と、そのコメントに対する評価値とを受信し、コメント情報データベース8内の該当するコメントの評価数を更新する。
【0082】
コメント検索部4は、クライアント装置200のコメント表示部73から、映像コンテンツ識別情報及び映像区間識別情報を受信すると、時間間隔取得部3に対して、当該映像区間識別情報で指定された映像区間の時間間隔を映像区間情報データベース9から取得してコメントフィルタ部5へ送るように指令すると共に、コメント情報データベース8から、指定されたコンテンツの指定された映像区間に対して登録されているコメントの組を検索する。コメント検索部4は、獲得したコメントの組をコメントフィルタ部5へ渡す。一方、時間間隔取得部3は、映像区間の終了時間と開始時間の差として計算できる時間間隔をコメントフィルタ部5へ渡す。
【0083】
コメント検索部4で検索されるコメントの量は、コメント情報データベース8に蓄積されるコメント情報の量の増加と共に増加する。そのため、映像再生と連動してコメントが次々に表示されるシステムにおいて、これらのコメントをそのまま全て表示させると、映像の一区間を再生している短い時間に大量のコメントが表示される可能性があり、これにより、ユーザ(映像コンテンツの視聴者)は、大量のコメントを読解する負荷を強いられ、更にコメントの量が増加すると、コメントを読解し尽くすことができなくなり、ストレスを感じることになってしまう。そこで、本発明の第1実施例による映像連動型コメント表示システムは、ユーザが読解できない程のコメントが表示されないように、表示されるコメントの量を制限するため、コメントを選択するコメントフィルタ部5が設けられている。
【0084】
コメントフィルタ部5は、コメント検索部4から渡されたコメントの組の中から、時間間隔取得部3から渡された時間間隔内にユーザが読解可能な量のコメントを選択する。ユーザが読解可能なコメントの量は、上述のように、例えば、コメントの文字数、或いは、コメントの数によって指定できる。コメントの文字数で指定する場合、読解可能なコメント量は、例えば、区間の時間間隔×単位時間当たりの読解可能許容文字数、定数、ユーザが指定した文字数、ユーザの年齢などの個人属性を考慮した値などによって推定される。
【0085】
また、コメントフィルタ部5は、種々の基準に基づいて、コメントを選択することができる。フィルタリング基準には、例えば、コメントの書き込み時間の新しい順、コメントの書き込み時間の古い順、コメントの評価されたポイントが高い順、或いは、類似ユーザ順などが含まれる。このフィルタリング基準は、クライアント装置200のフィルタ基準指定部74によって指定することも可能である。
【0086】
コメントの書き込み時間の新しい順又は古い順にコメントを選択するには、コメント情報に付加されているコメント入力時間を参照して、時間の新しい順又は古い順にコメントを選択すればよい。
【0087】
コメントは評価ポイントの高い順に選択してもよい。評価ポイントは、あるユーザが入力したコメントに対して、このコメントを参照したユーザが付与した評価値(又は、その合計、平均などを表す評価数)であり、同じコンテンツに関してコミュニケーションを行うユーザのコミュニティ内において、重要視されているコメントには高い評価ポイントが与えられる。このような評価ポイントの高いコメントは、コメント表示をしようとしているユーザにとっても関心のあるコメントである可能性が高い。このため、コメントフィルタ部5は、コメント情報に付与されている評価数を参照して、評価数の高い順にコメントを選択する。
【0088】
更に、コメントはユーザ同士の類似度の高い順に選択してもよい。ユーザ同士の類似度は、例えば、ユーザに関する情報、即ち、キーワードの集まりであるユーザ・プロファイルをユーザ間で比較して似た関心をもつユーザを抽出する「プロファイルを用いたユーザフィルタリング」を利用することによって取得できる(参考文献:亀井剛次 他 「ネットコミュニティの形成を支援するシステム”Community Organizer”における情報提示手法の検討」)。この技術では、ユーザが関心をもつ映像コンテンツの分野をキーワードによって表現し、そのキーワードの集合であるユーザ・プロファイルをユーザ間で比較することにより、映像コンテンツに関して似た関心をもつ人を提示することができる。さらに、映像コンテンツに対するユーザ評価を収集し、その評価の集合を利用して、映像コンテンツ間の類似度、ユーザ間の類似度を計算することによって、似た関心を持つ人を提示する「映像コンテンツ単位のユーザマッチングシステム」を利用することも可能である(参考文献:日本ソフトウェア科学会第14回大会論文集 舘村純一 「批評空間の視覚化に基づく情報媒介システムの構築」)。
【0089】
同じ映像コンテンツに対して、あるユーザと別のユーザが同じ場面でコメントを入力している場合、これらのユーザ同士は類似した関心を持っていると考えられるので、ユーザ同士が類似していると判定される。そこで、ユーザ同士の関心の類似度の規準として、両方のユーザが共にコメントを書き込んだ場面(映像のシーン)の数を利用することができる。より具体的には、ユーザAとユーザBの関心の類似度は、次の手順に従って取得できる。
【0090】
(1)ユーザAのユーザIDをキーとして、コメント情報データベースを検索し、ユーザAがコメントを書き込んだ映像コンテンツの識別情報と映像区間の識別情報の組のリストAを取得する。
【0091】
(2)次に、ユーザBについても同様に、ユーザBのユーザIDをキーとして、コメント情報データベースを検索し、ユーザBがコメントを書き込んだ映像コンテンツの識別情報と映像区間の識別情報の組のリストBを取得する。
【0092】
(3)(1)で取得したリストAと(2)で取得したリストBを比較し、両方に共通して含まれている映像コンテンツの識別情報と映像区間の識別情報の組の個数を集計する。
【0093】
(4)このようにして集計された値、若しくは、この値から導かれる値を、ユーザAとユーザBの類似度とする。
【0094】
このユーザ同士の関心の類似度を用いることにより、あるユーザAに関して、他のユーザとの類似度を、以下の手順に従って計算することができる。
【0095】
(I)ユーザAのユーザIDをキーとして、コメント情報データベースを検索し、ユーザAがコメントを書き込んだ映像コンテンツの識別情報と映像区間の識別情報の組のリストAを取得する。
【0096】
(II)次に、(I)で取得したリスト中の映像コンテンツの識別情報と映像区間の識別情報の各組について、当該映像区間にコメントを書き込んでいる他のコメント入力ユーザの識別情報を取得する。
【0097】
(III)次に、他のユーザ毎に、(II)で取得された他のコメント入力ユーザの識別情報の出現回数(個数)、即ち、ユーザAがコメントを書き込んだ映像区間に他のユーザが書き込んだコメントの個数を集計する。
【0098】
(IV)他のユーザ毎に集計された値をまとめて、ユーザAと他のユーザとの類似度とする。
【0099】
サーバ装置100の類似度計算部1aは、上記の(I)から(IV)の手順に従って、コメント表示要求を発行したユーザと他のユーザとの類似度を取得する。
【0100】
コメントフィルタ部5は、コメント毎にそのコメントを入力したユーザの類似度を関連付けることにより、ユーザの類似度に基づいてコメントに優先順位を付けることができる。
【0101】
或いは、ユーザ同士の類似度は、他の例として、ユーザがコメントを入力したときの映像タイムコードの差によって評価してもよい。同じ映像コンテンツに対して、あるユーザと別のユーザが同じ場面でコメントを入力している場合、これらのユーザ同士は類似した関心を持っていると考えられるので、ユーザ同士が類似していると判定される。したがって、例えば、ユーザAとユーザBが入力したコメントの映像タイムコードを比較して、映像タイムコードの差が所定の閾値未満に収まる映像タイムコードの組が多数存在するユーザ同士は、類似ユーザである、と判定することができる。
【0102】
この場合、サーバ装置100の類似度計算部1aは、コメント情報データベース8から映像タイムコード群を取り出し、コメント表示要求を発行したユーザが入力したコメントに付随する映像タイムコードとの差の絶対値(すなわち、類似度)が、所定の閾値未満であるタイムコードを抽出し、抽出されたタイムコードに対応するユーザ識別情報及び抽出されたタイムコードの個数を類似ユーザ情報として取得する。ユーザ同士の類似度の高い順とは、例えば、このように取得されたタイムコードの個数の多いユーザ順である。本例における類似度は、類似している度合いが高いほど、類似度の値が小さくなるように定義されているが、類似の度合いの表し方は、この例に限定されるものではない。
【0103】
例えば、関心情報として、タイムコードの他に、映像コンテンツの特定の場面へ指定する付加情報である評価数値を利用することができる。評価数値とは、視聴者が映像コンテンツの特定の場面を気に入っている度合いや、その映像コンテンツの特定の場面についてコミュニケーションをしたい要求度合いなどの指標を意味する。このような評価数値は、クライアント装置で収集され、サーバ装置へ供給され、映像コンテンツID、ユーザID、及び、タイムコードと共にユーザ情報データベースに格納される。
【0104】
また、この評価数値は、類似度計算部1aがユーザ情報DBからユーザID及びタイムコードと共に取り出し、コメント検索部4が検索結果として取得したコメントに優先順位を付けるため、類似度の代わりに、或いは、類似度と組み合わせて使用することができる。たとえば、評価数値が気に入っている度合いを表すとき、評価数値の高いコメントを優先することができる。
【0105】
他の例では、関心情報として、タイムコードの他に、映像コンテンツの特定の場面を指定する付加情報であるコメントを利用する。コメントは、例えば、視聴者が映像コンテンツの特定の場面に関して他の視聴者へ伝達したいメッセージを含む。例えば、コメント同士で一致する単語の数を類似ユーザ情報の優先度とすることができる。
【0106】
このようなユーザ類似順は、コメントを読解するユーザに特有の順である。ユーザ同士の類似度の判定についてのより詳細な情報は、例えば、特開2003−076704号公報に記載されている。
【0107】
コメントフィルタ部5は、通常、所定のコメント量に達するまでコメントを選択するが、選択されたコメントに特に順序付けを行っていない。そこで、上述のコメント書き込みの新しい順、コメント書き込みの古い順、コメントの評価ポイントの高い順、或いは、類似度の高い順にコメントを選択した場合、選択されたコメントは、一般に、この選択された順に並べられる。しかし、このような順にコメントが並べられ、表示されると、コメントが指し示す対象が映像中に出現する順序と、コメントが表示され、コメントを読解する順序とが一致しない(前後する)状況が起こり得る。そのため、本発明の第1実施例による映像連動型コメント表示システムは、コメントを読解する順序と、コメントが指し示す対象物が映像中に出現する順序とを一致させるため、コメントが表示される順序を並べ替えるコメント並べ替え部6が設けられている。
【0108】
コメント並べ替え部6は、コメントフィルタ部5において選択されたコメントを、そのコメントに付与されている映像タイムコードの順に並べ替える。これにより、ユーザの映像視聴とコメント読解がよりスムーズに行える効果が生じる。
【0109】
次に、コメントフィルタリング処理の詳細を説明する。図17は、本発明の第1実施例による映像連動型コメント表示システムのコメントフィルタリング処理のフローチャートである。
【0110】
ステップ100:コメントフィルタ部5は、コメントを取得したい映像区間の識別情報を得る。また、コメントフィルタ部5は、出力バッファを初期化する。
【0111】
ステップ101:コメントフィルタ部5は、上記映像区間に対応するコメントの中で未だ取り出していないコメントが存在するかどうかを判定する。
【0112】
ステップ102:コメントフィルタ部5は、取り出すべきコメントが未だ存在する場合、指定されたフィルタリング基準の順にコメントを一つずつ取り出す。
【0113】
ステップ103:コメントフィルタ部5は、取り出したコメントの量、即ち、コメントの文字数を計る。
【0114】
ステップ104:コメントフィルタ部5は、取り出されたコメントを出力バッファに加える。
【0115】
ステップ105:コメントフィルタ部5は、出力バッファのバッファ長が所定の上限を超えたかどうかを判定する。バッファ長が所定の上限を超えていない場合には、ステップ101へ戻る。
【0116】
ステップ106:ステップ101において映像区間に対応するコメントがこれ以上存在しない場合、又は、ステップ105において出力バッファのバッファ長(即ち、取り出されたコメントの文字数の合計)が所定の上限を超えた場合、コメントフィルタ部5は、取り出されたコメントの並べ替えを行うかどうかを判定する。並べ替えを行わない場合にはステップ108へ進む。
【0117】
ステップ107:ステップ106においてコメントの並べ替えを行うとして判定された場合、コメント並べ替え部6は、所定のフィルタリング基準に従って取り出された出力バッファ内のコメントを、コメントに付与された映像タイムコードの順に並べ替え、ステップ108へ進む。
【0118】
ステップ108:出力バッファ内のコメントをコメント表示部73へ出力する。
【0119】
尚、クライアント装置200の映像時間取得部23からコメント表示部73へは、映像区間情報ではなく、時間情報だけが供給され、コメント表示部73は、サーバ装置100のコメント検索部4へ映像区間情報の代わりに時間情報を送信するように構成してもよい。この場合、コメント検索部4は、映像区間情報データベース9を参照して、クライアント装置200側で映像区間の切り換わりが発生したかどうかを判定し、映像区間の切り換わりが発生している場合に限り、コメント検索を実行する。
【0120】
本発明の第1実施例の説明中、コメントは、特に、分類されていなかったが、インターネット等のネットワーク上のコミュニケーションの場では、コメントがスレッドの形に構造化されている場合がある。本発明は、このようなスレッド形式のコメントにも適用可能である。本発明の第2実施例による映像連動型コメント表示システムは、このようなスレッド単位でコメントを表示できるシステムである。スレッド形式のコメントは、話題を新規に提供する場合に書き込まれるコメントであるルートコメントと、ルートコメント又は他のコメントを受けて、それに対する意見・感想などとして書き込まれるレスポンスコメント(レスコメント)とに分類される。一つのスレッド単位は、一つのルートコメントと、そのルートコメントから派生したレスポンスコメントとにより構成される。
【0121】
このようなスレッド形式のコメント入力を許容するため、本発明の第2実施例による映像連動型コメントシステムでは、コメント入力の際に、ルートコメントであるか、又は、他のコメントに対するレスポンスコメントであるかが判定される。そして、各コメントは、図16に記載されているような映像コンテンツ識別情報とコメント識別情報の代わりに、映像コンテンツ識別情報、スレッド識別情報及びコメント識別情報によって識別される。ルートコメントが入力されると、新しいスレッド識別情報が生成され、ルートコメントには、例えば、コメント識別情報として、コメント番号1が付与される。図18は、本発明の第2実施例で使用されるコメント情報データベースの構造の一例の説明図である。尚、レスポンスコメントの付いていないルートコメントもスレッド単位のコメントとして取り扱うことが可能である。逆に、スレッド形式のコメントを構成するルートコメントとレスポンスコメントを個別の独立したコメントとして取り扱うことも可能である。
【0122】
スレッド単位でコメントを選択する場合には、フィルタリング基準として、例えば、ルートコメントが書き込まれた時間が新しい順、ルートコメントが書き込まれた時間が古い順、最新のレスポンスコメントが書き込まれた時間が新しい順、或いは、書き込まれたレスポンスコメントの個数が多い順などが採用される。
【0123】
本発明は、ネットワークを利用しない自立型のコメント表示装置にも適用可能である。図19は、本発明の第3実施例による映像連動型コメント表示装置400の構成図である。コメント表示装置400は、例えば、DVDプレーヤを用いてDVDなどの記憶媒体から映像コンテンツを読み出し、映像再生制御部21で映像コンテンツの再生制御を行う。DVDのような記憶媒体には、映像情報、映像区間情報の他に、予め作成されたコンテンツ情報が記憶されている。映像再生制御部21が映像コンテンツから抽出した構造情報は映像区間情報データベース9に格納され、コメント情報はコメント情報データベース8に格納される。同時に再生する映像コンテンツが1種類に限定されている場合には、映像区間情報データベース9とコメント情報データベース8のコンテンツ識別情報フィールドは省略してもよい。
【0124】
映像時間取得部22、時間間隔取得部3、コメント検索部4、コメントフィルタ部5、コメント並べ替え部6、フィルタ基準指定部74及びコメント表示部7の構成並びに機能は、本発明の第1実施例による映像連動型コメント表示システムに関して図12から図17を参照して既に説明したので、それ以上の説明は加えない。
【0125】
更に、本発明は、映像コンテンツ以外のコンテンツ、例えば、音楽コンテンツにも適用可能であり、本発明の第1実施例、第2実施例、及び、第3実施例は、音楽コンテンツにも拡張可能であり、音楽連動型コメント表示システム並びに音楽連動型コメント表示装置を実現できる。その場合、映像区間は、例えば、音楽区間のように変更され、図14を参照して説明した表示装置画面は、映像表示部231が省かれる。
【0126】
上記の本発明の実施例によるコメント表示システム及び装置の主な機能は、ソフトウェア(プログラム)で構築することが可能であり、コンピュータのCPUによってこのプログラムを実行することにより本発明の実施例によるコメント表示システム及び装置を実現することができる。構築されたプログラムは、ディスク装置等に記録しておき必要に応じてコンピュータにインストールされ、フロッピー(登録商標)ディスク、メモリカード、CD−ROM等の可搬記録媒体に格納して必要に応じてコンピュータにインストールされ、或いは、通信回線等を介してコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUによって実行される。
【0127】
以上、本発明の代表的な実施例を説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【0128】
【発明の効果】
本発明によれば、時系列に分割可能なコンテンツ、例えば、映像コンテンツや音楽コンテンツのユーザ同士が、そのコンテンツの区間に関する情報、例えば、映像シーンに関する情報交換を行う際に、ユーザへ表示されるコメントの量、例えば、コメントの文字数が、再生中のコンテンツの区間の時間間隔に応じて表示調整されるので、ユーザに過度な負担を与えることなく、ユーザが快適にコンテンツを視聴できる空間を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコメント表示方法の原理説明図である。
【図2】本発明によるコメント表示方法の説明図である。
【図3】本発明によるコメント表示方法のコメント選択手順の説明図である。
【図4】本発明による類似度順に基づくコメント表示方法の説明図である。
【図5】本発明によるスレッド単位のコメント表示方法の説明図である。
【図6】本発明によるコメント表示システムの構成図である。
【図7】本発明によるコメント表示装置の構成図である。
【図8】本発明によるコメント表示装置のコメント選択手段の構成図である。
【図9】本発明による類似度に基づくコメント表示装置の構成図である。
【図10】本発明によるスレッド単位のコメント表示装置の構成図である。
【図11】本発明による自立型のコメント表示装置の構成図である。
【図12】本発明の第1実施例による映像連動型コメント表示システムの構成図である。
【図13】映像コンテンツの構造情報の一例の説明図である。
【図14】クライアント装置の表示装置画面の一例の説明図である。
【図15】映像区間情報データベースの構造の一例の説明図である。
【図16】コメント情報データベースの構造の一例の説明図である。
【図17】本発明の第1実施例によるコメントフィルタリング処理のフローチャートである。
【図18】本発明の第2実施例で使用されるコメント情報データベースの一例の説明図である。
【図19】本発明の第3実施例による映像連動型コメント表示装置の構成図である。
【符号の説明】
1 構造情報とコメントデータベースの準備手段
2 コンテンツ再生と時間情報取得手段
3 再生区間の時間間隔の取得手段
4 コメント検索手段
5 コメント選択手段
6 コメント並べ替え手段
8 コメントデータベース
9 構造情報データベース
21 コンテンツ再生手段
22 再生区間情報取得・送信手段
31 再生区間情報受信手段
71 コメント送信手段
72 コメント受信・表示手段
100 サーバ装置
200 クライアント装置
300 ネットワーク

Claims (39)

  1. 時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコメント表示方法であって、
    再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報を準備する手順と、
    コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する手順と、
    再生中のコンテンツの構造情報を参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する手順と、
    コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する手順と、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順と、
    選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する手順と、
    を有する、コンテンツ連動型のコメント表示方法。
  2. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順の後に、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手順を更に有する、
    請求項1記載のコメント表示方法。
  3. コメントデータベースに格納されているコメントにはコメント書き込み時間が関連付けられ、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、コメント書き込み時間の新しい順にコメントを選択する手順と、
    を含む、
    請求項1又は2記載のコメント表示方法。
  4. コメントデータベースに格納されているコメントにはコメント書き込み時間が関連付けられ、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、コメント書き込み時間の古い順にコメントを選択する手順と、
    を含む、
    請求項1又は2記載のコメント表示方法。
  5. コメントデータベースに格納されているコメントには、コメントを参照したユーザによって付与された評価ポイントが関連付けられ、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、評価ポイントの高い順にコメントを選択する手順と、
    を含む、
    請求項1又は2記載のコメント表示方法。
  6. コメントデータベースに格納されているコメントには、コメントを入力したユーザの識別情報が関連付けられ、
    コンテンツを再生する前に、コンテンツを再生しようとするユーザがコメントを入力した区間と他の各ユーザがコメントを入力した区間に基づいて、コンテンツを再生しようとするユーザと他の各ユーザとの間で関心の類似度を計算する手順が設けられ、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、類似度の高いユーザが入力した順にコメントを選択する手順と、
    を含む、
    請求項1又は2記載のコメント表示方法。
  7. コメントデータベースは、ルートコメントとルートコメントに関連したレスポンスコメントとにより構成されたスレッド形式のコメントを更に格納し、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手順は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手順と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、所定の順序にスレッド単位でコメントを選択する手順と、
    を含む、
    請求項1記載のコメント表示方法。
  8. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、所定の順序にスレッド単位でコメントを選択する手順の後に、選択されたスレッド単位のコメントをスレッドのルートコメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手順を更に有する、
    請求項7記載のコメント表示方法。
  9. スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、ルートコメントが書き込まれた時間の新しい順である、請求項7又は8記載のコメント表示方法。
  10. スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、ルートコメントが書き込まれた時間の古い順である、請求項7又は8記載のコメント表示方法。
  11. スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、最新のレスポンスコマンドが書き込まれた時間の新しい順である、請求項7又は8記載のコメント表示方法。
  12. スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、書き込まれたレスポンスコマンドの数の多い順である、請求項7又は8記載のコメント表示方法。
  13. コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量は、ユーザの要求に応じて推定される、請求項3乃至12のうち何れか一項記載のコメント表示方法。
  14. 時系列の区間に分割できるコンテンツを再生するクライアント装置と、
    ネットワークを介してクライアント装置に接続され、コンテンツに関連付けられたコメントを格納するコメントデータベースを含み、クライアント装置へ表示されるべきコメントを送信するサーバ装置と、
    を有し、
    コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコメント表示システムであって、
    クライアント装置は、
    コンテンツを再生する手段と、
    再生中のコンテンツの再生区間に関する情報を取得し、サーバ装置へ送信する手段と、
    サーバ装置から再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントを受信し、コンテンツの再生時にコメントを表示する手段と、
    を含み、
    コメントデータベースは、コンテンツの区間に対応したコメントを格納し、
    サーバ装置は、
    コンテンツの区間の時間情報を格納する構造情報データベースと、
    クライアント装置から再生中のコンテンツの再生区間に関する情報を受信する手段と、
    コメントデータベースから再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントを検索するコメント検索手段と、
    構造情報データベースに格納された時間情報に基づいて、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得し、検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段と、
    選択されたコメントをクライアント装置へ送信するコメント送信手段と、
    を更に含む、
    コンテンツ連動型のコメント表示システム。
  15. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    コメント選択手段とコメント送信手段の間に接続され、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段を更に有する、請求項14記載のコメント表示システム。
  16. 時系列の区間に分割できるコンテンツを再生するクライアント装置にネットワークを介して接続され、再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントをクライアント装置へ送信するサーバ装置であって、
    コンテンツの区間に対応したコメントを格納するコメントデータベースと、
    コンテンツの区間の時間情報を格納する構造情報データベースと、
    クライアント装置から再生中のコンテンツの再生区間に関する情報を受信する手段と、
    コメントデータベースから再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントを検索するコメント検索手段と、
    構造情報データベースに格納された時間情報に基づいて、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得し、コメント検索手段によって検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段と、
    選択されたコメントをクライアント装置へ送信するコメント送信手段と、
    を有するサーバ装置。
  17. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    コメント選択手段とコメント送信手段の間に接続され、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段を更に有する、請求項16記載のサーバ装置。
  18. 時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコメント表示装置であって、
    再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースを準備する手段と、
    コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する手段と、
    再生中のコンテンツの構造情報データベースを参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する手段と、
    コメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する手段と、
    検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段と、
    選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示するコメント表示手段と、を有する、コンテンツ連動型のコメント表示装置。
  19. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    コメント選択手段とコメント表示手段の間に接続され、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段を更に有する、請求項18記載のコメント表示装置。
  20. コメントデータベースに格納されているコメントにはコメント書き込み時間が関連付けられ、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、コメント書き込み時間の新しい順にコメントを選択する手段と、
    を含む、
    請求項18又は19記載のコメント表示装置。
  21. コメントデータベースに格納されているコメントにはコメント書き込み時間が関連付けられ、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、コメント書き込み時間の古い順にコメントを選択する手段と、
    を含む、
    請求項18又は19記載のコメント表示装置。
  22. コメントデータベースに格納されているコメントには、コメントを参照したユーザによって付与された評価ポイントが関連付けられ、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、評価ポイントの高い順にコメントを選択する手段と、
    を含む、
    請求項18又は19記載のコメント表示装置。
  23. コメントデータベースに格納されているコメントには、コメントを入力したユーザの識別情報が関連付けられ、
    コンテンツを再生する前に、コンテンツを再生しようとするユーザがコメントを入力した区間と他の各ユーザがコメントを入力した区間に基づいて、コンテンツを再生しようとするユーザと他の各ユーザとの間で関心の類似度を計算する手段を更に有し、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、類似度の高いユーザが入力した順にコメントを選択する手段と、
    を含む、
    請求項18又は19記載のコメント表示装置。
  24. コメントデータベースは、ルートコメントとルートコメントに関連したレスポンスコメントとにより構成されたスレッド形式のコメントを更に格納し、
    検索されたコメントから再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する手段は、
    コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量を推定する手段と、
    検索されたコメントから、推定されたコメント量に達するまで、所定の順序にスレッド単位でコメントを選択する手段と、
    を含む、
    請求項18記載のコメント表示装置。
  25. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    コメント選択手段とコメント表示手段の間に接続され、選択されたスレッド単位のコメントをスレッドのルートコメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段を更に有する、
    請求項24記載のコメント表示装置。
  26. スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、ルートコメントが書き込まれた時間の新しい順である、請求項24又は25記載のコメント表示装置。
  27. スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、ルートコメントが書き込まれた時間の古い順である、請求項24又は25記載のコメント表示装置。
  28. スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、最新のレスポンスコマンドが書き込まれた時間の新しい順である、請求項24又は25記載のコメント表示装置。
  29. スレッド単位でコメントを選択するための所定の順序は、書き込まれたレスポンスコマンドの数の多い順である、請求項24又は25記載のコメント表示装置。
  30. コメントを読むユーザが再生区間の時間間隔に読解可能なコメント量は、ユーザの要求に応じて推定される、請求項20乃至29のうち何れか一項記載のコメント表示装置。
  31. 時系列の区間に分割できるコンテンツの再生時に、コンテンツに関連付けられたコメントを表示するコメント表示装置であって、
    コンテンツが格納されているコンテンツ記憶媒体へアクセスし、再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースを取得するコンテンツデータ取得手段と、
    コンテンツ記憶媒体に格納されているコンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する再生時間情報取得手段と、
    再生中のコンテンツの構造情報データベースを参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する再生区間時間間隔取得手段と、
    コメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索するコメント検索手段と、
    検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択するコメント選択手段と、
    選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示するコメント表示手段と、を有するコンテンツ連動型のコメント表示装置。
  32. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    コメント選択手段とコメント表示手段の間に接続され、選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える手段を更に有する、請求項31記載のコメント表示装置。
  33. 時系列の区間に分割できるコンテンツの区間に対応したコメントを格納するコメントデータベースにアクセスする機能と、
    コンテンツの区間の時間情報を格納する構造情報データベースにアクセスする機能と、
    ネットワークを介して接続されたクライアント装置から当該クライアント装置が再生中のコンテンツの再生区間に関する情報を受信する機能と、
    コメントデータベースから再生中のコンテンツの再生区間に対応したコメントを検索する機能と、
    構造情報データベースに格納された時間情報に基づいて、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得し、検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する機能と、
    選択されたコメントをクライアント装置へ送信する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコメント表示プログラム。
  34. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える機能を更にコンピュータに実現させる、
    請求項33記載のコメント表示プログラム。
  35. 時系列の区間に分割できるコンテンツを再生する際に、再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースを準備する機能と、
    コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する機能と、
    再生中のコンテンツの構造情報データベースを参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する機能と、
    コメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する機能と、
    検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する機能と、
    選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコメント表示プログラム。
  36. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える機能を更にコンピュータに実現させる、
    請求項35記載のコメント表示プログラム。
  37. 時系列の区間に分割できるコンテンツを再生する際に、コンテンツが格納されている記憶媒体へアクセスし、再生するコンテンツに固有の時間情報と時系列の区間との対応関係を表す構造情報データベース、及び、コンテンツの区間毎に割り当てられたコメントを格納するコメントデータベースを取得する機能と、
    コンテンツを再生し、再生中のコンテンツの再生区間に対応した時間情報を取得する機能と、
    再生中のコンテンツの構造情報データベースを参照して、再生中のコンテンツの時間情報から、再生中のコンテンツの再生区間の時間間隔を取得する機能と、
    コメントデータベースから、再生中のコンテンツの再生区間に割り当てられたコメントを検索する機能と、
    検索されたコメントから再生区間の時間間隔に表示可能な量のコメントを選択する機能と、
    選択されたコメントを対応した区間の再生中に表示する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコメント表示プログラム。
  38. コメントデータベースに格納されているコメントには、当該コメントがコンテンツに固有の時間情報のどの時点に対応したコメントであるかを指定するタイムコードが関連付けられ、
    選択されたコメントを当該コメントに関連付けられたタイムコード順に並べ替える機能を更にコンピュータに実現させる、
    請求項37記載のコメント表示プログラム。
  39. 請求項33乃至38のうち何れか一項記載のコメント表示プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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