JP2004360239A - 金庫装置、金庫装置の制御方法、金庫システム及び金庫システムの制御方法 - Google Patents

金庫装置、金庫装置の制御方法、金庫システム及び金庫システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金庫を、電子キーと金庫鍵とを用いて解錠する金庫装置において、金庫側の給電用ケーブルや電源等を無くすること。
【解決手段】金庫の金庫扉に、該金庫扉に設けられた金庫錠を露呈及び遮蔽可能に覆うカバーロック60が設けられる。電子キー70が、カバーロック60にセットされると、該カバーロック60は、電子キー70の電源部76側からの給電を受けて、電子キー70の照合動作及び金庫錠を露呈可能にする動作を行う。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、銀行等の貸金庫において、利用客だけで金庫室に入って金庫の扉を解錠及び施錠できるようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の貸金庫装置として、特許文献1に開示のものがある。
【0003】
この貸金庫装置では、貸金庫扉に、客錠が設けられると共に該客鍵を露呈可能に覆う銀行錠が設けられており、磁気カードを用いて該銀行錠を解錠するようになっている。
【0004】
すなわち、銀行錠を解錠するにあたっては、予め選択励磁によってエンコード情報を付与した磁気カードが、利用者に貸与される。そして、利用者が磁気カードを銀行錠にセットすると、磁気カードの着磁力によって、銀行錠側の係止ピンが移動して、銀行錠側の摺動部材の係止が解除され、銀行錠が解錠される。この状態で、摺動部材をスライド移動させると、貸金庫扉の客鍵が露呈する。
【0005】
また、上記貸金庫装置では、貸金庫室に入室するにあたって、顧客側が所有する貸金庫カードと引換えで、上記磁気カードが発行される。また、貸金庫使用後貸金庫室から退室するにあたっては、上記磁気カードと引換えで、貸金庫カードが返却されている。
【0006】
【特許文献1】
特公平7−65416号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような貸金庫装置では、磁気カードの着磁力によって銀行錠を解錠するようにしているため、例えば、銀行錠側に、電気的な解錠機構を設ける必要がなく、従って、解錠機構用の給電用ケーブルや電源等を銀行錠側に設置する必要がないという利点がある。
【0008】
しかしながら、磁気カードを利用する構成であるため、その磁気カードを持運んでいるときに、磁力によって、他のカードの磁気データを消去してしまう等、他の機器類に悪影響を及す恐れがある。
【0009】
また、上記貸金庫装置では、貸金庫室に入室するにあたって貸金庫カードを一旦預けこれと引換えに磁気カードを受取り、退室するにあたっては逆に磁気カードを対応する貸金庫カードに引換える構成であるため、退室に際して磁気カードの返却し忘れを防止できるものの、磁気カードと引換えに貸金庫カードを預る構成であるため、複数の貸金庫カード或は磁気カードを取扱うことは難しい。
【0010】
そこで、この発明は、金庫側において給電用ケーブルや電源等を無くせることを、第1の課題としている。また、この発明は、磁気カードを利用することなく金庫を解錠できることを、第2の課題としている。さらに、この発明は、複数の認証キーを容易に発行管理することができ、かつ、金庫設備から退出するにあたって、当該金庫設備内で使用される認証キーの返却し忘れを防止できることを第3の課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1記載の金庫装置は、金庫錠が設けられた金庫扉を有する金庫と、前記金庫扉に配設され前記金庫錠を露呈及び遮蔽可能に覆うカバーロックと、前記カバーロックにセット可能な認証キーと、を備え、前記認証キーが前記カバーロックにセットされた状態で、前記認証キー側から前記カバーロック側に給電がなされて、前記認証キーの照合動作及び前記金庫錠を露呈させるための動作が行われるものである。
【0012】
この場合、請求項2記載のように、前記認証キーは、送信手段と、認証用の識別符号を記憶可能な記憶部を有し前記カバーロックにセットされることで前記送信手段を通じて認証用の識別符号を含む信号を送信するキー側制御部と、電源部と、前記電源部から外部へ給電を行うための給電部と、を備え、前記カバーロックは、前記金庫扉に固設されたベース部材と、前記金庫錠を露呈可能な位置と前記金庫錠を遮蔽可能な位置との間で移動自在なカバー部材と、前記カバー部材を前記遮蔽位置にロックする動作及びそのロック状態を解除するアンロック動作を行う施錠機構と、信号を受信する受信手段と、固有の識別符号を記憶した記憶部を有し前記受信手段を通じて受信された信号に含まれる認証用の識別符号が自己の固有の識別符号と一致している場合に前記施錠機構にアンロック動作を行わせる金庫側制御部と、前記認証キーがセットされた状態で前記給電部からの給電を受けて前記施錠機構及び前記金庫側制御部に給電するための受電部と、を備えていてもよい。
【0013】
また、請求項3記載のように、前記送信手段は、光信号を送信可能な発光手段を含み、前記受信手段は、光信号を受信可能な受光手段を含むものであってもよい。
【0014】
また、請求項4記載の金庫装置の制御方法は、金庫錠が設けられた金庫扉を有する金庫と、前記金庫扉に配設され前記金庫錠を露呈及び遮蔽可能に覆うカバーロックと、前記カバーロックにセット可能な認証キーと、を備えた金庫装置の制御方法であって、前記認証キーを前記カバーロックにセットする工程と、前記認証キー側から前記カバーロック側への給電路を確立する工程と、前記給電路を介して給電を受けて、前記認証キーの照合を行う工程と、前記給電路を介して給電を受けて、前記カバーロック側で前記金庫錠を露呈可能にする動作を行う工程と、を含むものである。
【0015】
また、請求項5記載の金庫システムは、金庫室と、前記金庫室の入出部に設けられた入出扉と、認証用の識別符号を書換え可能に記憶する認証キーを複数有し、利用者が所持するIDカードを読込んで、その読込んだIDカードに対応する認証用の識別符号を前記各認証キーのうちの一つに書込んでその認証キーを発行すると共に、前記IDカードを返却し、さらに、前記各認証キーの発行状態を含む発行データを生成する認証キー発行制御手段と、前記金庫室内に設けられ、前記認証キーに書込まれた認証用の識別符号に基づいて開閉可能な金庫と、前記入出扉の内側に設けられ、利用者が退出するにあたってIDカードを読込むための退出カードリーダと、退出しようとする利用者に対して、所定の情報を報知する報知手段と、を備え、前記キー発行制御手段は、前記退出カードリーダを通じて読込まれたIDカードに対して発行された認証キーが返却されたか否かを、前記発行データに基づいて判別し、未返却の場合に報知手段を通じて未返却である旨を報知する一方、返却済の場合に前記入出扉をアンロック状態にするものである。
【0016】
さらに、請求項6記載の金庫システムの制御方法は、利用者が金庫室に進入するに際して、その利用者が所持するIDカードに基づいて認証キーを発行する工程と、利用者が金庫室から退出するに際して、その利用者のIDカードを読込む工程と、読込まれたIDに対して発行された認証キーが返却されたか否かを判別する工程と、前記認証キーが返却済と判断されたときに、前記金庫室の入出部の扉をアンロック状態にする工程と、前記認証キーが未返却と判断されたときに、その利用者に未返却である旨を報知する工程と、を含むものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態に係る金庫装置及び金庫システムについて説明する。なお、本実施の形態では、銀行の貸金庫設備に適用された形態について説明する。
【0018】
<金庫システムの全体構成>
まず、金庫システムの全体構成について説明する。
【0019】
図1は金庫システム全体を示す概略平面図であり、図2は金庫システム全体の電気的構成を示すブロック図である。
【0020】
この金庫システムは、金庫室10と金庫前室12と監視室14とを備える貸金庫設備に組込まれる。金庫室10内には、複数の金庫20が配設されている。金庫前室12内には、キー発行制御装置30及び退室カードリーダ50が設けられており、金庫前室12の前室入出口13aの外方に入室カードリーダ55が設けられている。また、監視室14には、本金庫システムの全体制御を行うセンターコンピュータ40が設置されている。
【0021】
この金庫システムの概略的な使用方法について説明しておく。本金庫システムの利用者に対しては、貸金庫鍵18と貸金庫カード19(IDカード)とが貸与されている。利用者が本金庫システムを利用するにあたっては、まず、貸金庫カード19を入室カードリーダ55に読込ませて、前室入出口13aの金庫入出扉13をアンロックさせた後、金庫前室12内のキー発行制御装置30前に移動する(図1の矢符a参照)。次に、利用者は、貸金庫カード19をキー発行制御装置30に読込ませると共に、所定の暗証番号を入力し、キー発行制御装置30から発行される電子キー70(認証キー)を受取ると共に、返却された貸金庫カード19を受取る。この後、利用者は、金庫室10内の所定の金庫20前に移動する(図1の矢符b参照)。そして、電子キー70及び貸金庫鍵18を用いて所定の金庫20を利用する。この後、利用者は、金庫室10を退出し、金庫前室12内のキー発行制御装置30前に移動し(図1の矢符c参照)、電子キー70を返却する。最後に、退室カードリーダ50前に移動し(図1の矢符d参照)、貸金庫カード19を退室カードリーダ50に読込ませて金庫入出扉13をアンロックさせて、金庫前室12より退出する(図1の矢符e参照)。
【0022】
金庫システムの各構成要素についてより具体的に説明する。
【0023】
利用者が所持する貸金庫鍵18は、金庫20の金庫扉を機械的な機構によって開閉するための鍵である。また、貸金庫カード19は利用客に関する客情報を記録可能なカードであり、ここでは、磁気的方法にて当該情報を記録した磁気カードを用いている。勿論、磁気カードの代りに、ICカード等を用いてもよい。また、指紋や網膜で利用客を認識する構成であってもよい。
【0024】
キー発行制御装置30は、コンピュータ本体部32と、表示入力部36と、電子キー発行ボックス38と、カードリーダ39とを備えている。
【0025】
コンピュータ本体部32は、CPU、ROM、RAM及びハードディスク等によって構成される一般的なコンピュータによって構成されており、後述するように電子キー70の発行管理等を行う発行制御部33としての機能と、電子キー70の発行状態に関する情報等を記憶した記憶部34としての機能を備えている。
【0026】
なお、このコンピュータ本体部32が持つ機能は、物理的に一つの制御手段により実現される必要はなく、複数の制御手段に分割されて実現されていてもよい。
【0027】
表示入力部36は、コンピュータ本体部32からの諸情報を表示すると共にコンピュータ本体部32に対する諸入力(例えば、暗証番号の入力)を受ける手段であり、例えば、液晶表示パネルの表示画面にタッチパネルを配設した構成によって実現されている。
【0028】
電子キー発行ボックス38は、複数の電子キー70を、周知の機械的なロック手段を用いて個別にロック及びアンロック可能に収容する。また、電子キー発行ボックス38は、各電子キー70を収容した状態で、各電子キー70との間で双方向光通信を行って上記発行制御部33からの指令に応じて各電子キー70に対して認証用の識別符号の書込み・消去等を行うと共に、各電子キー70の電源部76を充電する機能を有している。
【0029】
カードリーダ39は、利用者がそのカード挿入口に貸金庫カード19を挿入することで、その貸金庫カード19に記録された客情報を読取り、その読取ったデータをコンピュータ本体部32に送信する。
【0030】
なお、このキー発行制御装置30を複数設けてもよい。これにより、より多数の電子キー70の発行管理を行える。
【0031】
また、このキー発行制御装置30は、監視室14に設けられたセンターコンピュータ40に通信可能に接続されている。
【0032】
センターコンピュータ40は、CPUやROM、RAM、ハードディスク、キーボード、ディスプレイ装置等を含む一般的なコンピュータシステムによって構成されており、本金庫システム全体を管理するシステム制御部41としての機能と、貸金庫カード19に記憶された客情報と暗証番号と金庫20の識別符号との対応付け情報を含む顧客管理データを記憶した記憶部42としての機能を有している。
【0033】
また、退室カードリーダ50及び入室カードリーダ55は、貸金庫カード19を読取るための装置であり、読取った客情報をコンピュータ本体部32に向けて送信する。
【0034】
報知部58は、例えば、蛍光灯表示器等を用いた表示手段等により構成されており、上記発行制御部33からの指令に基づいて電子キー70が未返却である旨を表示する。報知部58としては、上述のような表示手段の他、音声等により電子キー70が未返却である旨を報知する手段であってもよい。
【0035】
扉ロック機構52は、モータ等のアクチュエータ等を含む扉ロック手段であり、上記発行制御部33からの指令に基づいて、金庫前室12の前室入出口13aに設けられた金庫入出扉13をロック或はアンロック状態にする。なお、金庫入出扉13を自動で開閉するようにしてもよい。
【0036】
金庫室10内には、複数の金庫20が配設されている。各金庫20は、電子キー70及び貸金庫鍵18を用いて解錠、施錠を行って開閉できるようになっている。これらの構成については、後に詳述する。
【0037】
このように構成された金庫システムの動作について図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。
【0038】
まず、利用者が本金庫システムを利用するにあたって、貸金庫カード19を入室カードリーダ55の読取口に挿入する。これにより、ステップS1において、入室カードリーダ55にて、貸金庫カード19の客情報が読取られる。
【0039】
ステップS2において、キー発行制御装置30は、入室カードリーダ55を通じて読取られた貸金庫カード19の客情報について、センターコンピュータ40に保存された顧客管理データに基づいて照合を行う。その結果、顧客管理データに登録された正規な貸金庫カード19でないと判別された場合(NG)には、処理を終了する。一方、顧客管理データに登録された正規な貸金庫カード19であると判断されたとき(OK)には、ステップS3に進み、扉ロック機構52により金庫入出扉13をアンロック状態にする。これにより、利用者は、金庫入出扉13を開いて金庫前室12内に入室する。
【0040】
次に、利用者は、キー発行制御装置30に設けられたカードリーダ39のカード挿入口に貸金庫カード19を挿入する。これにより、ステップS4において、貸金庫カード19の読取りが行われる。続いて、ステップS5において、利用者による暗証番号の入力を受付ける。
【0041】
そして、ステップS6において、キー発行制御装置30は、センターコンピュータ40との間で通信を行い、顧客管理データに基づいて該貸金庫カード19の照合を行うと共に、該貸金庫カード19の客情報に対応する暗証番号を特定し、上記入力された暗証番号が前記特定された暗証番号と一致しているか否かを判別して当該暗証番号の照合を行う。照合結果が不適合(NG)の場合には、処理を終了する。
【0042】
一方、照合結果が適合(OK)した場合には、ステップS7に進み、キー発行制御装置30は、センターコンピュータ40との間で通信を行い、顧客管理データに基づいて該客情報に対応する金庫20の識別符号を特定し、承認用の識別符号を複数の電子キー70のうち1つの電子キー70に登録する。
【0043】
登録が終了すると、ステップS8において、登録した電子キー70の発光部79a〜79c(後述する)を適宜発光させて、登録を行った電子キー70の発光案内表示を行う。続いて、ステップS9において、該登録した電子キー70のロックを解除し、取出し可能な状態にする。この後、ステップS10において、貸金庫カード19を排出する。これらステップS8〜S10において、利用者は電子キー70及び貸金庫カード19を受取る。
【0044】
そして、ステップS11において、キー発行制御装置30が、例えば、該電子キー70との通信成否状態等に基づいて、登録した電子キー70の取出しを認識し、客情報と電子キー70の発行の有状態とを対応づけた発行データを生成(更新を含む)し、これを記憶部34に記憶させる。
【0045】
この後、ステップS12において、利用者は、金庫室10内に入室し、上記電子キー70及び貸金庫鍵18を用いて金庫20の利用を行う。これら電子キー70及び貸金庫鍵18を用いて金庫20を利用するための構成等については、後に詳述する。
【0046】
次に、ステップS13において、電子キー発行ボックス38における電子キー70との通信状況等に基づいて、電子キー70の返却受付がなされたか否かが判断される。ここで、利用客が金庫前室12内に戻った後キー発行制御装置30に対して電子キー70の返却を行った場合には、電子キー70の返却受付がなされたと判断されることになり、ステップS14に進む。ステップS14では、電子キー70の返却受付を行い、ステップS15において、客情報と電子キー70の発行の無し状態とを対応づけた発行データを生成(更新を含む)し、これを記憶部34に記憶させる。
【0047】
続いて、ステップS16において、電子キー70をロックして取出し不能状態にし、ステップS17において、電子キー70の電源部76に対する充電を開始する。
【0048】
次に、利用客により貸金庫カード19が退室カードリーダ50の読取口に挿入されると、ステップS18において、退室カードリーダ50にて、貸金庫カード19の読取りを行う。そして、ステップS18において、キー発行制御装置30は、退室カードリーダ50を通じて読取られた貸金庫カード19の客情報について、センターコンピュータ40に保存された顧客管理データに基づいて照合を行うと共に、発行データに基づいて対応する電子キー70が返却されたか否かを確認する。その結果、貸金庫カード19に関する照合が適合し、かつ、対応する電子キー70が返却されていると判断されたときには、ステップS20に進んで、扉ロック機構52により金庫入出扉13をアンロック状態にする。これにより、利用者は、金庫入出扉13を開いて金庫前室12から外に退室する。一方、ステップS19において、貸金庫カード19の照合が不適合(NG)である場合には、金庫入出扉13をロック状態にしたまま、処理を終了する。
【0049】
一方、ステップS13において、電子キー70の返却無き場合、すなわち、利用者が電子キー70をキー発行制御装置30に返却することなく、利用客が貸金庫カード19を退室カードリーダ50の読取口に挿入したときには、ステップS14からステップS18を経ることなく、ステップS19に進む。そして、ステップS19において、対応する電子キー70が返却されていないと判断され、ステップS21に進む。ステップS21で、報知部58を通じて返却忘れを表示して、電子キー70の返却を促し、ステップS13に戻り、以下の処理を繰返す。
【0050】
このように構成された金庫システムによると、キー発行制御装置30において、利用者が所持する貸金庫カード19を一旦預ることなく、金庫室10で利用される電子キー70を発行しているため、電子キー70の利用中においてキー発行制御装置30側で貸金庫カード19を管理する必要がない。このため、複数の電子キー70を容易に発行管理することができる。このため、複数人の同時利用管理が容易である。
【0051】
また、利用者が、退出するにあたって、電子キー70が未返却の場合には、金庫入出扉13をロック状態にしたまま、報知部58を通じて未返却である旨を報知しているので、電子キー70の返却し忘れを防止することができる。
【0052】
<金庫装置>
上記電子キー70及び貸金庫鍵18を用いて金庫扉22を開閉する金庫装置の構成について説明する。
【0053】
図5は金庫装置を示す正面図であり、図6は金庫装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0054】
この金庫装置は、金庫扉22を有する金庫20と、金庫扉22に取付けられたカバーロック60と、電子キー70とを備えている。
【0055】
金庫20は、格納空間を有する金庫本体部と、その格納空間の開口部に開閉自在に取付けられた金庫扉22とを有している。金庫扉22には、機械的な機構によって該金庫扉22をロック又はアンロックする金庫錠23が組込まれている。この金庫錠23の鍵穴23hは、金庫扉22の表面側に開孔するように形成されており、上記貸金庫鍵18を鍵穴23hに差込んで所定方向に回すことで、金庫錠23がロック又はアンロックされる。
【0056】
カバーロック60は、電子キー70側からの給電を受けて、電子キー70の照合動作及び金庫錠23を露呈可能にする動作を行う。なお、ここで、金庫錠23を露呈させるとは、金庫錠23のうち解錠及び施錠のために外部からアクセスすることが必要とされる部分を露呈させることを意味しており、本実施の形態では、鍵穴23hを露呈させることを意味している。
【0057】
より具体的には、カバーロック60は、ベース部材61と、カバー部材62と、施錠機構64と、送受信部65と、金庫側制御部66と、受電部68とを備えている。
【0058】
ベース部材61は、金庫扉22の表面側に取外不能に固設されており、カバー部材62を移動自在に支持している。このベース部材61には、鍵穴23hを外部に露呈させるための穴部61hが形成されている。
【0059】
カバー部材62は、ベース部材61に対して、図5の矢符A方向に沿って往復移動自在に支持されており、上記穴部61h内の鍵穴23hを露呈可能な露呈位置(図5参照)と、該鍵穴23hを遮蔽可能な遮蔽位置との間で移動する。このカバー部材62には、電子キー70をセット可能なセット部63が設けられており、電子キー70を図5の矢符Bに示す方向にスライド挿入することで、電子キー70がセット部63にセットされる。
【0060】
施錠機構64は、カバー部材62をロック又はアンロックするための機構であり、電子キー70の電源部76からの給電を受けてソレノイド64aを駆動させることにより、上記カバー部材62側の被係合部(図示省略)とベース部材側の係合部(図示省略)とを係脱させて、カバー部材62をロック状態(移動不可能な状態)又はアンロック状態(移動可能な状態)にする。
【0061】
送受信部65は、発光ダイオード等の発光素子及びフォトダイオード等の受光素子との組合せにより構成されている。そして、電子キー70を上記セット部63にセットすることで、本送受信部65と電子キー70側の送受信部72との間で双方向光通信が可能となる。
【0062】
受電部68は、外部に露出する一対の端子により構成されている。そして、電子キー70を上記セット部63にセットすることで、この受電部68と、電子キー70側の給電部78との間で電気的な接続がなされ、電源部76から金庫側制御部66やソレノイド64aへの給電経路が確立可能な状態となる。なお、給電部78から受電部68に非接触給電が行われる構成であってもよい。
【0063】
金庫側制御部66は、CPU、ROMおよびRAM等を備える一般的なマイクロコンピュータにより構成され、その演算動作はすべて予め格納されたソフトウェアプログラムによって実行される要素である。この金庫側制御部66は、固有の識別符号を記憶したID記憶部66aを有しており、電子キー70がセット部63にセットされると、該電子キー70との間で双方向光通信を行い、送受信部65を通じて受信された信号に含まれる認証用の識別符号が自己の固有の識別符号と一致するか否かを判別し、両符号が一致している場合に、上記ソレノイド64aへの給電回路に介挿されたスイッチ部65bをオン状態にして、ソレノイド64aを駆動させてカバー部材62をアンロック状態にする。その他の場合には、スイッチ部65bをオフ状態にして、カバー部材62をロック状態にする機能を有している。
【0064】
電子キー70は、略方形板状の外観形状を有しており、送受信部72と、キー側制御部74と、電源部76と、給電部78と、発光部79a〜79cとを有している。
【0065】
送受信部72は、発光ダイオード等の発光素子及びフォトダイオード等の受光素子との組合せにより構成されている。そして、電子キー70を上記セット部63にセットすることで、本送受信部65と電子キー70側の送受信部72との間で双方向光通信が可能となる。また、電子キー70を電子キー発行ボックス38にセットした状態では、この送受信部72と、電子キー発行ボックス38内の送受信部との間で双方向光通信が行われる。
【0066】
電源部76は、充電池であり、キー側制御部74や発光部79a〜79c等の電源として機能すると共に、電子キー70がセット部63にセットされた状態では、金庫側制御部66及びソレノイド64aへの電源として機能する。なお、電源部76としては、一般的な一次電池を用いてもよく、この場合には、電子キー発行ボックス38での充電は不要となる。
【0067】
給電部78は、外部に露出する一対の端子により構成されている。そして、電子キー70を上記セット部63にセットすることで、給電部78と受電部68とが電気的に接続される。また、電子キー70を電子キー発行ボックス38にセットした状態では、給電部78は充電用の端子に電気的に接続され、電源部76への充電がなされる。
【0068】
発光部79a〜79cは、発光ダイオード等の発光素子により構成されており、キー側制御部74の制御に基づく発行態様によって、金庫20の解錠及び施錠に伴う諸状態を表示する。例えば、発光部79aの点灯により電子キー発行ボックス38において認証用識別符号が登録されたものであることを案内表示し、発光部79bの点灯により電子キー70がセット部63にセットされた旨を表示し、発光部79bの点灯及び点滅により、上記金庫側制御部66における認証が適合か不適合かを表示する。
【0069】
キー側制御部74は、CPU、ROMおよびRAM等を備える一般的なマイクロコンピュータにより構成され、その演算動作はすべて予め格納されたソフトウェアプログラムによって実行される要素である。このキー側制御部74は、認証用の識別符号を書換え可能に記憶する認証ID記憶部74aを有している。そして、電子キー70を電子キー発行ボックス38にセットした状態では、上記送受信部72を通じて電子キー発行ボックス38内の送受信部との間で双方向光通信を行い、該認証ID記憶部74aに認証用の識別符号を登録する。また、電子キー70をセット部63にセットした状態では、上記送受信部72を通じて、カバーロック60との間で双方向光通信を行って、認証用の識別符号を含む信号を送信する。
【0070】
このように構成された金庫装置の動作について図7のフローチャートを参照して説明する。
【0071】
まず、ステップS30において、利用者が発行された電子キー70をセット部63にセットする。
【0072】
これにより、ステップS31において、電子キー70の電源部76からカバーロック60側への電源供給が開始されると共に、発光部79a〜79cにより正常にセットされた旨のセット状態が表示される。
【0073】
続いて、ステップS32において、電子キー70とカバーロック60との間で光通信が行われ、電子キー70に登録された認証用の識別符号がカバーロック60に送信される。そして、ステップS33で、金庫側制御部66において、IDの照合、即ち、認証用の識別符号が自己の固有の識別符号と一致するか否かが判別される。その結果、認証が不適合である場合には、ステップS38に進んで、発光部79a〜79cにより不適合である旨を表示する。
【0074】
一方、認証結果が適合である場合には、ステップS34に進む。ステップS34では、金庫側制御部66は、スイッチ部65bをオン制御して、施錠機構64を所定時間(例えば数十秒程度)アンロック状態にすると共に、発光部79a〜79cにより認証適合状態である旨を表示する。これにより、カバー部材62は露呈位置に移動可能な状態となる。
【0075】
この後、ステップS36に示すように、利用者は、カバー部材62を露呈位置に移動させて、貸金庫鍵18を鍵穴23hに差込んで所定方向に回転させて、金庫錠23を解錠する。そして、金庫扉22を開いて、所望の物品の格納、取出し等を行う。
【0076】
金庫20に対する作業が終了すると、ステップS37に示すように、利用者は、金庫扉22を閉じた後、貸金庫鍵18を回転させて金庫錠23を施錠し、貸金庫鍵18を鍵穴23hから引抜く。そして、カバー部材62を遮蔽位置に移動させる。
【0077】
最後に、ステップS37に示すように、電子キー70をセット部63から取外して、動作を終了する。
【0078】
以上のように構成された金庫装置によると、電子キー70側からの給電を受けて、電子キー70の照合動作及び金庫錠23を露呈可能にする動作を行うため、金庫20側において給電用ケーブルや電源等を無くすることが可能となる。
【0079】
しかも、電子キー70に発光部79a〜79cによる表示機能を持たせているので、金庫20側において状態表示用の給電用ケーブルや電源等を無くすることが可能となる。
【0080】
なお、本実施の形態では、カバーロック60側で電子キー70の照合動作を行っているが、カバーロック60側から電子キー70側に向けて固有の識別符号を含む信号を送信し、カバーロック60側で照合動作を行って、その結果をカバーロック60側に送信するようにしてもよい。
【0081】
また、電子キー70からカバーロック60側に光信号を送信することで、電子キー70の照合を行っている。このため、磁気カードを用いることなく、金庫を解錠することができる。
【0082】
【発明の効果】
上記第1の課題を達成するため、この発明の請求項1記載の金庫装置によると、カバーロックは、認証キーからの給電を受けて、認証キーの照合動作及び金庫錠を露呈させるための動作を行うため、金庫側において給電用ケーブルや電源等を無くすことが可能となる。
【0083】
また、請求項2記載の発明によれば、認証キーをカバーロックにセットすることで、認証キー側の電源部からカバーロック側の施錠機構及び金庫側制御部に給電が行われ、認証用の識別符号と固有の識別符号とが一致している場合に、前記施錠機構がアンロック動作を行い、金庫錠が露呈可能な状態となる。
【0084】
さらに、上記第2の課題を達成するため、請求項3記載の発明によれば、認証キーからカバーロック側に光信号を送信することで、認証キーの照合を行っている。このため、磁気カードを用いることなく、金庫を解錠することができる。
【0085】
また、上記第1の課題を達成するため、請求項4記載の発明によれば、認証キーからの給電を受けて、認証キーの照合を行い、また、前記金庫錠を露呈可能にする動作を行うため、金庫側において給電用ケーブルや電源等を無くすることが可能となる。
【0086】
さらに、上記第3の課題を達成するため、請求項5記載の発明によれば、利用者が所持するIDカードと引換えに金庫室で利用される認証キーを発行する必要がないので、複数の認証キーを発行することができる。また、退出するにあたっては、認証キーが未返却の場合には、報知手段を通じて未返却である旨を報知しているので、認証キーの返却し忘れを防止することができる。
【0087】
また、上記第3の課題を達成するため、請求項6記載の発明によれば、利用者が所持するIDカードを一旦預ることなく、金庫室で利用される認証キーを発行するため、複数の認証キーを容易に発行管理することができる。また、退出するにあたっては、認証キーが未返却の場合には、報知手段を通じて未返却である旨を報知しているので、認証キーの返却し忘れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金庫システム全体を示す概略平面図である。
【図2】金庫システム全体の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】金庫システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】金庫システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】金庫装置を示す正面図である。
【図6】金庫装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】金庫装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 金庫室
13 金庫入出扉
13a 前室入出口
19 貸金庫カード
20 金庫
22 金庫扉
23 金庫錠
23h 鍵穴
30 キー発行制御装置
33 発行制御部
34 記憶部
38 電子キー発行ボックス
50 退室カードリーダ
52 扉ロック機構
55 入室カードリーダ
58 報知部
60 カバーロック
61 ベース部材
62 カバー部材
63 セット部
64 施錠機構
64a ソレノイド
65 送受信部
65b スイッチ部
66 金庫側制御部
66a ID記憶部
68 受電部
70 電子キー
72 送受信部
74 キー側制御部
74a 認証ID記憶部
76 電源部
78 給電部
79a〜79c 発光部

Claims (6)

  1. 金庫錠が設けられた金庫扉を有する金庫と、
    前記金庫扉に配設され前記金庫錠を露呈及び遮蔽可能に覆うカバーロックと、
    前記カバーロックにセット可能な認証キーと、
    を備え、
    前記認証キーが前記カバーロックにセットされた状態で、前記認証キー側から前記カバーロック側に給電がなされて、前記認証キーの照合動作及び前記金庫錠を露呈させるための動作が行われる、金庫装置。
  2. 請求項1記載の金庫装置であって、
    前記認証キーは、
    送信手段と、認証用の識別符号を記憶可能な記憶部を有し前記カバーロックにセットされることで前記送信手段を通じて認証用の識別符号を含む信号を送信するキー側制御部と、電源部と、前記電源部から外部へ給電を行うための給電部と、を備え、
    前記カバーロックは、
    前記金庫扉に固設されたベース部材と、前記金庫錠を露呈可能な位置と前記金庫錠を遮蔽可能な位置との間で移動自在なカバー部材と、前記カバー部材を前記遮蔽位置にロックする動作及びそのロック状態を解除するアンロック動作を行う施錠機構と、信号を受信する受信手段と、固有の識別符号を記憶した記憶部を有し前記受信手段を通じて受信された信号に含まれる認証用の識別符号が自己の固有の識別符号と一致している場合に前記施錠機構にアンロック動作を行わせる金庫側制御部と、前記認証キーがセットされた状態で前記給電部からの給電を受けて前記施錠機構及び前記金庫側制御部に給電するための受電部と、
    を備える、金庫装置。
  3. 請求項2記載の金庫装置であって、
    前記送信手段は、光信号を送信可能な発光手段を含み、前記受信手段は、光信号を受信可能な受光手段を含む、金庫装置。
  4. 金庫錠が設けられた金庫扉を有する金庫と、前記金庫扉に配設され前記金庫錠を露呈及び遮蔽可能に覆うカバーロックと、前記カバーロックにセット可能な認証キーと、を備えた金庫装置の制御方法であって、
    前記認証キーを前記カバーロックにセットする工程と、
    前記認証キー側から前記カバーロック側への給電路を確立する工程と、
    前記給電路を介して給電を受けて、前記認証キーの照合を行う工程と、
    前記給電路を介して給電を受けて、前記カバーロック側で前記金庫錠を露呈可能にする動作を行う工程と、
    を含む、金庫装置の制御方法。
  5. 金庫室と、
    前記金庫室の入出部に設けられた入出扉と、
    認証用の識別符号を書換え可能に記憶する認証キーを複数有し、利用者が所持するIDカードを読込んで、その読込んだIDカードに対応する認証用の識別符号を前記各認証キーのうちの一つに書込んでその認証キーを発行すると共に、前記IDカードを返却し、さらに、前記各認証キーの発行状態を含む発行データを生成する認証キー発行制御手段と、
    前記金庫室内に設けられ、前記認証キーに書込まれた認証用の識別符号に基づいて開閉可能な金庫と、
    前記入出扉の内側に設けられ、利用者が退出するにあたってIDカードを読込むための退出カードリーダと、
    退出しようとする利用者に対して、所定の情報を報知する報知手段と、
    を備え、
    前記キー発行制御手段は、前記退出カードリーダを通じて読込まれたIDカードに対して発行された認証キーが返却されたか否かを、前記発行データに基づいて判別し、未返却の場合に報知手段を通じて未返却である旨を報知する一方、返却済の場合に前記入出扉をアンロック状態にする、金庫システム。
  6. 利用者が金庫室に進入するに際して、その利用者が所持するIDカードに基づいて認証キーを発行する工程と、
    利用者が金庫室から退出するに際して、その利用者のIDカードを読込む工程と、
    読込まれたIDに対して発行された認証キーが返却されたか否かを判別する工程と、
    前記認証キーが返却済と判断されたときに、前記金庫室の入出部の扉をアンロック状態にする工程と、
    前記認証キーが未返却と判断されたときに、その利用者に未返却である旨を報知する工程と、
    を含む、金庫システムの制御方法。
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