JP2004359321A

JP2004359321A - Packaging container

Info

Publication number: JP2004359321A
Application number: JP2003162521A
Authority: JP
Inventors: Michio Sugata; 美智男菅田; Yasuyuki Moriyama; 育幸森山
Original assignee: Nihon Tetra Pak KK
Current assignee: Nihon Tetra Pak KK
Priority date: 2003-06-06
Filing date: 2003-06-06
Publication date: 2004-12-24

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a packaging container, from which a liquid food can be spouted into a glass through a spout smoothly and the liquid food can be drunk by touching a lip on the spout part. <P>SOLUTION: The packaging container is provided with a packaging container body 30 made by forming a packaging material and a spout part having the spout with opened both ends and mounted on the top wall 37 of the packaging container body 30. The spout part is provide with a tubular part having the spout formed inward and a flange part 89 formed on the lower end of the tubular part and bonded by fusion to the top wall 37. The front end edge 96 of the flange part 89 is formed projectingly from the front end edge 94 of the top wall 37. In this case, since the front end edge 96 of the flange part 89 is formed projectingly from the front end edge 94 of the top wall 37, the spout part can be enlarged by the portion. As the result, the diameter of the spout can be enlarged. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、牛乳、清涼飲料等の液体食品を収容する包装容器においては、包装容器本体の頂壁に、液体食品を注出するための蓋（ふた）体を装着したものが提供されている。
【０００３】
図２は従来の包装容器の要部を示す斜視図である。
【０００４】
図において、５０は包装容器、５１は樹脂、例えば、ポリエチレン樹脂によって一体成形された蓋体、５５は包材を成形することによって形成された包装容器５０の本体、すなわち、包装容器本体であり、該包装容器本体５５の頂壁５９に前記蓋体５１が装着される。
【０００５】
該蓋体５１は、ほぼ「Ｕ」字状の形状を有するフレーム６０、ヒンジ５４を中心にして前記フレーム６０に対して揺動自在に支持されたプルタブ５２、及び前記ヒンジ５４を中心にしてフレーム６０に対して揺動自在に支持され、かつ、プルタブ５２の回動に連動して回動させられる開封フラップ５３を有する。また、前記頂壁５９における前記開封フラップ５３に対応する位置に図示されない破断部が形成される。
【０００６】
したがって、前記プルタブ５２を引き上げて回動させると、プルタブ５２の回動に連動して開封フラップ５３が回動させられ、開封フラップ５３によって破断部が破断されて注出口が形成される。このようにして、包装容器５０を開封することができる。
【０００７】
そして、該包装容器５０を開封した後、前記プルタブ５２を反対方向に回動させると、開封フラップ５３は、該プルタブ５２の回動に連動することなく、図示されないストッパに係止させられ、そのまま注出口内に留まる。続いて、前記プルタブ５２をフレーム６０に向けて押し下げると、プルタブ５２の両縁に形成された係止爪と、該係止爪と対応させてフレーム６０に形成された図示されないプルタブ保持片とがスナップ係止される。このようにして、プルタブ５２がフレーム６０によって保持される。
【０００８】
ところが、前記蓋体５１において、前記フレーム６０は、唇を当てて包装容器５０内の液体食品を飲用することができるような形状にされているので、フレーム６０に唇を当てることなく、液体食品を注出口を介してグラス等に注出しようとすると、開封フラップ５３及びフレーム６０の形状によっては液体食品の流れが乱され、液体食品を円滑に注出することができない。
【０００９】
また、前記プルタブ５２を引き上げて回動させ、開封フラップ５３が回動させられることによって破断部が破断されるようになっているので、プルタブ５２を大きな力で引き上げる必要がある。したがって、開封に伴って包装容器５０内の液体食品が注出口を介して飛び出してしまうことがある。
【００１０】
そこで、液体食品を円滑に注出することができ、開封に伴って包装容器５０内の液体食品が注出口を介して飛び出してしまうことがないような注出装置としてキャップ装置が提供されている。
【００１１】
図３は従来の他の包装容器において注出口部分と蓋部分とを分離させた状態を示す斜視図である。
【００１２】
図において、６１は包材を成形することによって形成された包装容器本体であり、該包装容器本体６１における所定の位置にキャップ装置６２が装着され、包装容器本体６１及びキャップ装置６２によって包装容器６３が構成される。前記キャップ装置６２は、樹脂製の注出口部分６５、及び該注出口部分６５に対して着脱自在に配設された樹脂製の蓋部分６６を備え、前記注出口部分６５の外周に雄ねじ６７が、注出口部分６５の内側に両端が開口する注出口６８が、注出口部分６５の下端にフランジ部６９がそれぞれ形成され、前記蓋部分６６の内周に、前記雄ねじ６７と対応させて図示されない雌ねじが、蓋部分６６の上端に、前記注出口６８を覆う円板状の密封部７１がそれぞれ形成される。
【００１３】
そして、前記雄ねじ６７と雌ねじとを螺（ら）合させ、注出口部分６５と蓋部分６６とを互いに組み付けることによってキャップ装置６２が形成される。したがって、包装容器本体６１の頂壁７２の前端縁７４の近傍の所定の位置に形成された図示されない開口穴と注出口６８とを連通させて、前記フランジ部６９を頂壁７２に融着することによって、キャップ装置６２を包装容器本体６１に装着することができる。なお、前記頂壁７２には、中央部に帯状のシール部分７３が形成されるので、前記キャップ装置６２は、シール部分７３と前端縁７４との間の前半面７５に装着され、そのために、前記フランジ部６９は、前記前半面７５に収まるような横長の形状にされる。
【００１４】
前記キャップ装置６２において、前記蓋部分６６を回転させることによって包装容器６３を開封することができ、その後、蓋部分６６を注出口部分６５に対して取り付けたり、注出口部分６５から取り外したりすることによって、前記注出口６８を繰り返し開閉することができる（例えば、特許文献１参照。）。
【００１５】
この場合、包装容器６３内の液体食品を注出口６８を介してグラス等に注出しようとする場合に、液体食品の流れが乱されることがないので、液体食品を円滑に注出することができる。また、包装容器６３を開封する際に破断部を破断する必要がないので、開封に伴って包装容器６３内の液体食品が注出口６８を介して飛び出してしまうことがない。
【００１６】
【特許文献１】
特開２００１−１９０２２号公報
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の包装容器６３においては、前記キャップ装置６２を前半面７５に装着する必要があるので、注出口部分６５を十分に大きくすることができず、その結果、注出口６８の径が小さくなってしまう。したがって、前記注出口部分６５に唇を当てて包装容器６３内の液体食品を飲用する際に、注出口６８の径が小さい分だけ唇をすぼめる必要があり、飲用するのが煩わしい。
【００１８】
また、フランジ部６９は、前半面７５に収まるような横長の形状にされるので、前記注出口部分６５に唇を当てて包装容器６３内の液体食品を飲用する際に、前端縁７４の包材に唇が当たり、飲用する人に違和感を与えてしまう。
【００１９】
本発明は、前記従来の包装容器の問題点を解決して、液体食品を注出口を介してグラス等に注出しようとする場合に、液体食品を円滑に注出することができ、包装容器を開封する際に液体食品が注出口を介して飛び出してしまうことがなく、注出口部分に唇を当てて液体食品を容易に飲用することができ、飲用する人に違和感を与えるのを防止することができる包装容器を提供することを目的とする。
【００２０】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の包装容器においては、包材を成形することによって形成された包装容器本体と、両端が開口する注出口を備え、前記包装容器本体の頂壁に装着された注出口部分とを有する。
【００２１】
そして、該注出口部分は、前記注出口が内方に形成された筒状部、及び該筒状部の下端に形成され、前記頂壁に融着されたフランジ部を備える。また、該フランジ部の前端縁は、頂壁の前端縁より前方に突出させて形成される。
【００２２】
本発明の他の包装容器においては、さらに、前記頂壁に帯状のシール部分が形成される。そして、前記注出口部分は、前記頂壁におけるシール部分と前端縁との間の前半面に装着される。
【００２３】
本発明の更に他の包装容器においては、さらに、前記注出口部分に対して着脱自在に蓋部分が配設される。
【００２４】
本発明の更に他の包装容器においては、さらに、前記頂壁の前端縁の近傍の所定の位置に開口穴が形成される。そして、該開口穴と前記注出口とを連通させて前記注出口部分が装着される。
【００２５】
本発明の更に他の包装容器においては、さらに、前記フランジ部の前端縁は、所定の量だけ垂下させられる。
【００２６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【００２７】
図１は本発明の実施の形態における包装容器の斜視図、図４は本発明の実施の形態における包装容器において注出口部分と蓋部分とを分離させた状態を示す斜視図、図５は本発明の実施の形態における包装容器において蓋部分を取り外した状態を示す平面図である。
【００２８】
図において、２９は包装容器、３０は包装容器本体、８２は包装容器本体３０に装着された注出装置としてのキャップ装置であり、前記包装容器本体３０は、５個以上のコーナを備えた多角形の形状、本実施の形態においては、ほぼ八角形の形状の断面を有する胴部３１、該胴部３１から上方に向けて延び、下端がほぼ八角形の形状を有し、上端がほぼ四角形の形状を有する上端部３２、及び前記胴部３１から下方に向けて延び、上端がほぼ八角形の形状を有し、下端がほぼ四角形の形状を有する下端部３３を備える。前記胴部３１は、前壁３４、図示されない後壁、二つの側壁３５（図１においてはそのうちの一つの側壁３５だけを示す。）、並びに前記前壁３４と各側壁３５との間、及び後壁と各側壁３５との間に配設された四つの胴部連結壁３６（図１においてはそのうちの一つの胴部連結壁３６だけを示す。）から成る。前記前壁３４、後壁、側壁３５及び胴部連結壁３６は、いずれも矩（く）形の形状を有する。
【００２９】
また、前記上端部３２は、頂壁３７、頂壁３７と前記前壁３４とを連結する前壁３８、頂壁３７と胴部３１の後壁とを連結する図示されない後壁、頂壁３７と各側壁３５とを連結する側壁３９（図１においてはそのうちの一つの側壁３９だけを示す。）、及び頂壁３７と各胴部連結壁３６とを連結する連結壁４０（図１においてはそのうちの一つの連結壁４０だけを示す。）から成る。そして、前記前壁３８、上端部３２の後壁及び側壁３９は、いずれも上底が下底より長い台形の形状を有し、前記連結壁４０は頂壁３７に一つの頂点を置いた三角形の形状を有する。なお、前記頂壁３７における前端縁９４（前壁３８の上底を構成する。）の近傍の所定の位置には、パンチ穴によって、液体食品を注出するための図示されない開口穴が形成される。
【００３０】
また、前記下端部３３は、底壁４１、底壁４１と前記前壁３４とを連結する前壁４２、底壁４１と前記胴部３１の後壁とを連結する図示されない後壁、底壁４１と各側壁３５とを連結する側壁４３（図１においてはそのうちの一つの側壁４３だけを示す。）、及び底壁４１と各胴部連結壁３６とを連結する連結壁４４（図１においてはそのうちの一つの連結壁４４だけを示す。）から成る。そして、前記前壁４２、下端部３３の後壁及び側壁４３は、いずれも上底が下底より短い台形の形状を有し、前記連結壁４４は底壁４１に一つの頂点を置いた三角形の形状を有する。なお、４６は頂壁３７の中央部に形成された帯状のシール部分、４７は耳部であり、該耳部４７は側壁３９に融着させられる。
【００３１】
前記包装容器本体３０は包材を成形することによって形成される。そのために、包材にあらかじめ折り目が形成され、該折り目に沿って包材を折り曲げることによって原型容器が形成される。続いて、該原型容器に所定の成形加工が施され、最終形状の包装容器本体３０が形成される。前記包材は、可撓（とう）性を有する積層体から成り、図示されない紙基材、該紙基材の表面に被覆されたポリエチレン樹脂等から成る最外層、前記紙基材の裏面に被覆されたガスバリヤ性を有する図示されないバリヤ層、及び該バリヤ層の裏面に被覆されたポリエチレン樹脂等から成る図示されない最内層を備える。
【００３２】
また、前記キャップ装置８２は、主要部が円筒形の形状を有し、頂壁３７に融着された注出口部分８５、及び該注出口部分８５に対して着脱自在に配設された有底カップ状の蓋部分８６を備え、ポリエチレン、ポリプロピレン（ＰＰ）、ポリエステル（ＰＥＴ）等の樹脂によって形成される。前記注出口部分８５は、外周に雄ねじ８７が形成され、内方に両端が開口する注出口８８が形成された筒状部９２、及び該筒状部９２の下端に形成され、頂壁３７に融着されたフランジ部８９を備える。また、前記蓋部分８６は、内周に前記雄ねじ８７と対応させて図示されない雌ねじが形成された筒状部９３、及び該筒状部９３の上端に形成され、前記注出口８８を覆う円板状の密封部９１を備える。
【００３３】
なお、必要に応じて、筒状部９３とフランジ部８９との間に、破断部を介して図示されないいたずら防止リングが形成される。
【００３４】
そして、前記雄ねじ８７と雌ねじとを螺合させ、注出口部分８５と蓋部分８６とを互いに組み付けることによってキャップ装置８２が形成される。したがって、前記開口穴と注出口８８とを連通させて、前記フランジ部８９を頂壁３７に融着することによって、キャップ装置８２を包装容器本体３０に装着することができる。
【００３５】
ところで、前記頂壁３７には、中央部にシール部分４６が形成されるので、前記キャップ装置８２は、シール部分４６と前端縁９４との間の前半面９５において、フランジ部８９の前端縁９６を前端縁９４より前方に突出させて、かつ、所定の量だけ垂下させて装着される。
【００３６】
前記キャップ装置８２において、前記蓋部分８６を回転させることによって包装容器２９を開封することができ、その後、蓋部分８６を注出口部分８５に対して取り付けたり、注出口部分８５から取り外したりすることによって、前記注出口８８を繰り返し開閉することができる。
【００３７】
この場合、包装容器２９内の液体食品を注出口８８を介して図示されないグラス等に注出しようとする場合に、液体食品の流れが乱されることがないので、液体食品を円滑に注出することができる。また、包装容器２９を開封する際に破断部を破断する必要がないので、開封に伴って包装容器２９内の液体食品が注出口８８を介して飛び出してしまうことがない。
【００３８】
そして、前記キャップ装置８２は、フランジ部８９の前端縁９６を頂壁３７の前端縁９４より前方に突出させて装着されるので、前端縁９６からシール部分４６までの距離を長くすることができ、注出口部分８５をその分大きくすることができる。その結果、注出口８８の径を大きくすることができる。
【００３９】
また、前記注出口部分８５に唇を当てて包装容器２９内の液体食品を飲用する際に、唇をすぼめる必要がなくなるので、飲用するのが容易になる。しかも、注出口８８における流量率を、従来のキャップ装置６２（図３参照）と比較して６５〔％〕程度高くすることができるので、液体食品を十分に、かつ、円滑に飲用することができる。
【００４０】
また、前記前端縁９６が前端縁９４より前方に突出させられるので、前記注出口部分８５に唇を当てて包装容器２９内の液体食品を飲用する際に、唇が包材には当たらず、前端縁９６に当たることになる。したがって、飲用する人に違和感を与えるのを防止することができる。
【００４１】
しかも、前記前端縁９６が所定の量だけ垂下させられるので、飲用する人に違和感を与えるのを一層防止することができる。
【００４２】
本実施の形態においては、頂壁３７に、あらかじめ開口穴が形成されるようになっているが、プレラミホール、ミシン目等によってあらかじめ破断部を形成し、注出口８８内に所定のプルタブを形成しておき、蓋部分８６を注出口部分８５から取り外した後、プルタブを引き上げることによって、前記破断部を破断させ、開口穴を形成することもできる。
【００４３】
また、本実施の形態においては、注出口装置として、注出口部分８５及び蓋部分８６から成るキャップ装置８２が包装容器本体３０に装着されるようになっているが、注出口装置を注出口部分だけで構成し、注出口部分だけを包装容器本体３０に装着することができる。その場合、注出口部分の筒状部の外周に雄ねじを形成する必要はない。
【００４４】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【００４５】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、包装容器においては、包材を成形することによって形成された包装容器本体と、両端が開口する注出口を備え、前記包装容器本体の頂壁に装着された注出口部分とを有する。
【００４６】
そして、該注出口部分は、前記注出口が内方に形成された筒状部、及び該筒状部の下端に形成され、前記頂壁に融着されたフランジ部を備える。また、該フランジ部の前端縁は、頂壁の前端縁より前方に突出させて形成される。
【００４７】
この場合、注出口部分に注出口が形成されるので、液体食品を注出口を介してグラス等に注出しようとする場合に、液体食品の流れが乱されることがない。したがって、液体食品を円滑に注出することができる。そして、包装容器を開封する際に破断部を破断する必要がないので、開封に伴って包装容器内の液体食品が注出口を介して飛び出してしまうことがない。
【００４８】
また、フランジ部の前端縁が、頂壁の前端縁より前方に突出させて形成されるので、注出口部分をその分大きくすることができる。その結果、注出口の径を大きくすることができる。
【００４９】
そして、前記注出口部分に唇を当てて包装容器内の液体食品を飲用する際に、唇をすぼめる必要がなくなるので、飲用するのが容易になるだけでなく、液体食品を十分に、かつ、円滑に飲用することができる。
【００５０】
また、フランジ部の前端縁が頂壁の前端縁より前方に突出させられるので、前記注出口部分に唇を当てて包装容器の液体食品を飲用する際に、唇が包材には当たらず、フランジ部の前端縁に当たることになる。したがって、飲用する人に違和感を与えるのを防止することができる。
【００５１】
本発明の他の包装容器においては、さらに、前記フランジ部の前端縁は、所定の量だけ垂下させられる。
【００５２】
この場合、前記フランジ部の前端縁が所定の量だけ垂下させられるので、飲用する人に違和感を与えるのを一層防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態における包装容器の斜視図である。
【図２】従来の包装容器の要部を示す斜視図である。
【図３】従来の他の包装容器において注出口部分と蓋部分とを分離させた状態を示す斜視図である。
【図４】本発明の実施の形態における包装容器において注出口部分と蓋部分とを分離させた状態を示す斜視図である。
【図５】本発明の実施の形態における包装容器において蓋部分を取り外した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
２９包装容器
３０包装容器本体
３７頂壁
４６シール部分
８５注出口部分
８６蓋部分
８８注出口
８９フランジ部
９２筒状部
９４、９６前端縁
９５前半面[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a packaging container.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a packaging container for storing liquid foods such as milk and soft drinks, there is provided a packaging container in which a lid (lid) for discharging the liquid food is attached to a top wall of a packaging container body.
[0003]
FIG. 2 is a perspective view showing a main part of a conventional packaging container.
[0004]
In the figure, 50 is a packaging container, 51 is a lid integrally formed of resin, for example, polyethylene resin, 55 is a main body of the packaging container 50 formed by molding a packaging material, that is, a packaging container main body, The lid 51 is attached to the top wall 59 of the packaging container body 55.
[0005]
The lid body 51 includes a frame 60 having a substantially “U” shape, a pull tab 52 swingably supported on the hinge 60 around the hinge 54, and a frame around the hinge 54. An opening flap 53 is swingably supported with respect to 60 and is rotated in conjunction with the rotation of the pull tab 52. Further, a break (not shown) is formed at a position on the top wall 59 corresponding to the opening flap 53.
[0006]
Therefore, when the pull tab 52 is pulled up and rotated, the opening flap 53 is rotated in conjunction with the rotation of the pull tab 52, and the breaking portion is broken by the opening flap 53 to form a spout. Thus, the packaging container 50 can be opened.
[0007]
When the pull tab 52 is rotated in the opposite direction after opening the packaging container 50, the opening flap 53 is locked by a stopper (not shown) without interlocking with the rotation of the pull tab 52, and Stay in the spout. Subsequently, when the pull tab 52 is pressed down toward the frame 60, a locking claw formed on both edges of the pull tab 52 and a pull tab holding piece (not shown) formed on the frame 60 corresponding to the locking claw are formed. Snap locked. In this manner, the pull tab 52 is held by the frame 60.
[0008]
However, in the lid 51, the frame 60 is shaped so that the liquid food in the packaging container 50 can be drunk by applying the lips to the lid 60. If the liquid food is to be poured into a glass or the like via the spout, the flow of the liquid food is disturbed depending on the shapes of the opening flap 53 and the frame 60, and the liquid food cannot be discharged smoothly.
[0009]
In addition, since the pull tab 52 is pulled up and rotated, and the opening flap 53 is rotated to break the break portion, it is necessary to pull up the pull tab 52 with a large force. Therefore, the liquid food in the packaging container 50 may pop out through the spout when the container is opened.
[0010]
Therefore, a cap device is provided as a pouring device that can smoothly pour the liquid food product and does not cause the liquid food product in the packaging container 50 to jump out through the spout port when the container is opened. .
[0011]
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which a spout portion and a lid portion are separated in another conventional packaging container.
[0012]
In the figure, reference numeral 61 denotes a packaging container main body formed by molding a packaging material, and a cap device 62 is mounted at a predetermined position in the packaging container main body 61. The packaging container 63 is formed by the packaging container main body 61 and the cap device 62. Is configured. The cap device 62 includes a resin spout portion 65 and a resin lid portion 66 detachably provided to the spout portion 65, and a male screw 67 is provided on an outer periphery of the spout portion 65. A spout 68 having both ends opened inside the spout portion 65, a flange portion 69 is formed at a lower end of the spout portion 65, and an inner periphery of the lid portion 66 is not shown in correspondence with the male screw 67. Disc-shaped sealing portions 71 are formed at the upper end of the lid portion 66 with female screws to cover the spout 68.
[0013]
Then, the male screw 67 and the female screw are screwed together, and the spout portion 65 and the lid portion 66 are assembled together to form the cap device 62. Therefore, the opening 69 (not shown) formed at a predetermined position near the front edge 74 of the top wall 72 of the packaging container main body 61 communicates with the spout 68 to fuse the flange 69 to the top wall 72. Thereby, the cap device 62 can be mounted on the packaging container main body 61. In addition, since the top wall 72 is formed with a band-shaped sealing portion 73 at the center, the cap device 62 is mounted on the front half surface 75 between the sealing portion 73 and the front edge 74. The flange portion 69 has a horizontally long shape that fits in the front half surface 75.
[0014]
In the cap device 62, the packaging container 63 can be opened by rotating the lid portion 66, and then the lid portion 66 is attached to or removed from the spout portion 65. Thus, the spout 68 can be repeatedly opened and closed (for example, see Patent Document 1).
[0015]
In this case, when the liquid food in the packaging container 63 is to be poured into a glass or the like via the spout 68, the flow of the liquid food is not disturbed. Can be. In addition, since there is no need to break the break portion when opening the packaging container 63, the liquid food in the packaging container 63 does not jump out through the spout 68 with the opening.
[0016]
[Patent Document 1]
JP-A-2001-19022
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional packaging container 63, since the cap device 62 needs to be mounted on the front half surface 75, the spout portion 65 cannot be made sufficiently large. As a result, the diameter of the spout 68 becomes small. It will be smaller. Therefore, when the liquid food in the packaging container 63 is to be drunk by applying the lips to the spout portion 65, it is necessary to pursue the lips by the small diameter of the spout 68, and it is troublesome to drink.
[0018]
Further, since the flange portion 69 is formed in a horizontally long shape so as to fit in the front half surface 75, when the lip is applied to the spout portion 65 to drink the liquid food in the packaging container 63, the wrapping of the front end edge 74 is performed. The lips hit the material, giving the drinker a sense of discomfort.
[0019]
The present invention solves the problem of the conventional packaging container, and when the liquid food is to be poured into a glass or the like via a spout, the liquid food can be smoothly poured out. The liquid food does not jump out through the spout when opening the lip, and the lip can be applied to the spout to easily drink the liquid food, thereby preventing the drinker from feeling uncomfortable. It is an object of the present invention to provide a packaging container which can be used.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in the packaging container of the present invention, a packaging container body formed by molding a packaging material, and a spout opening both ends are opened, and a spout portion mounted on a top wall of the packaging container body. Having.
[0021]
The spout includes a tubular portion having the spout formed inward, and a flange formed at a lower end of the tubular portion and fused to the top wall. The front edge of the flange portion is formed so as to protrude forward from the front edge of the top wall.
[0022]
In another packaging container of the present invention, a strip-shaped sealing portion is further formed on the top wall. Then, the spout portion is mounted on a front half surface between the sealing portion and the front edge of the top wall.
[0023]
In still another packaging container of the present invention, a lid portion is further provided detachably with respect to the spout portion.
[0024]
In still another packaging container of the present invention, an opening hole is formed at a predetermined position near the front edge of the top wall. Then, the opening is communicated with the spout to mount the spout.
[0025]
In still another packaging container of the present invention, the front edge of the flange portion is suspended by a predetermined amount.
[0026]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0027]
FIG. 1 is a perspective view of a packaging container according to an embodiment of the present invention, FIG. 4 is a perspective view showing a state where a spout portion and a lid portion are separated in the packaging container according to the embodiment of the present invention, and FIG. It is a top view showing the state where the lid part was removed in the packaging container in an embodiment of the invention.
[0028]
In the figure, 29 is a packaging container, 30 is a packaging container main body, 82 is a cap device as a spouting device mounted on the packaging container main body 30, and the packaging container main body 30 is a multi-unit having five or more corners. A body 31 having a rectangular shape, in this embodiment, a section having a substantially octagonal shape, extending upward from the body 31, a lower end having a substantially octagonal shape, and an upper end having a substantially square shape And a lower end portion 33 extending downward from the body portion 31 and having a substantially octagonal shape at the upper end and a substantially square shape at the lower end. The body 31 includes a front wall 34, a rear wall (not shown), two side walls 35 (only one side wall 35 is shown in FIG. 1), and between the front wall 34 and each side wall 35, and It comprises four trunk connecting walls 36 (only one of the trunk connecting walls 36 is shown in FIG. 1) disposed between the rear wall and each side wall 35. Each of the front wall 34, the rear wall, the side wall 35, and the trunk connecting wall 36 has a rectangular shape.
[0029]
The upper end 32 includes a top wall 37, a front wall 38 connecting the top wall 37 to the front wall 34, a rear wall (not shown) connecting the top wall 37 and a rear wall of the body 31. 1 (only one of the side walls 39 is shown in FIG. 1), and a connecting wall 40 (see FIG. 1) connecting the top wall 37 and each body connecting wall 36. Only one connecting wall 40 is shown.) Each of the front wall 38, the rear wall and the side wall 39 of the upper end portion 32 has a trapezoidal shape in which the upper base is longer than the lower base, and the connecting wall 40 is a triangle in which one vertex is placed on the top wall 37. It has the shape of In addition, at a predetermined position near the front edge 94 (constituting the upper bottom of the front wall 38) of the top wall 37, an opening (not shown) for discharging liquid food is formed by a punch hole. You.
[0030]
The lower end 33 includes a bottom wall 41, a front wall 42 connecting the bottom wall 41 and the front wall 34, a rear wall (not shown) connecting the bottom wall 41 and a rear wall of the body 31, and a bottom wall. 1 (only one of the side walls 43 is shown in FIG. 1), and a connecting wall 44 (see FIG. 1) connecting the bottom wall 41 and each body connecting wall 36. Shows only one of the connecting walls 44). Each of the front wall 42, the rear wall and the side wall 43 of the lower end 33 has a trapezoidal shape in which the upper base is shorter than the lower base, and the connecting wall 44 is a triangle having one apex on the bottom wall 41. It has the shape of Reference numeral 46 denotes a band-shaped sealing portion formed at the center of the top wall 37, and reference numeral 47 denotes an ear. The ear 47 is fused to the side wall 39.
[0031]
The packaging container body 30 is formed by molding a packaging material. For this purpose, a fold is formed in advance on the packaging material, and the packaging material is bent along the fold to form a prototype container. Subsequently, a predetermined molding process is performed on the prototype container to form a packaging container body 30 having a final shape. The wrapping material is made of a laminate having flexibility and has a paper base (not shown), an outermost layer made of polyethylene resin or the like coated on the surface of the paper base, and a back surface of the paper base. And a not-shown inner layer made of polyethylene resin or the like coated on the back surface of the barrier layer.
[0032]
The cap device 82 has a cylindrical shape at its main part, a spout portion 85 fused to the top wall 37, and a bottomed portion detachably provided to the spout portion 85. It has a cup-shaped lid portion 86 and is made of a resin such as polyethylene, polypropylene (PP), polyester (PET) or the like. The spout portion 85 is formed at a lower end of the cylindrical portion 92 having a male screw 87 formed on the outer periphery, a spout 88 having both ends opened inward, and a lower end of the cylindrical portion 92. It has a fused flange 89. The lid portion 86 has a cylindrical portion 93 on the inner periphery of which a female screw (not shown) is formed in correspondence with the male screw 87, and a disc formed at the upper end of the cylindrical portion 93 and covering the spout 88. It has a sealing portion 91 in the shape of a circle.
[0033]
If necessary, a tamper-evident ring (not shown) is formed between the cylindrical portion 93 and the flange portion 89 via a broken portion.
[0034]
Then, the male screw 87 and the female screw are screwed together, and the spout portion 85 and the lid portion 86 are assembled together to form the cap device 82. Therefore, the cap device 82 can be attached to the packaging container body 30 by connecting the opening hole and the spout 88 and fusing the flange portion 89 to the top wall 37.
[0035]
By the way, since the sealing portion 46 is formed at the center of the top wall 37, the cap device 82 has a front edge 96 of the flange portion 89 on the front half surface 95 between the sealing portion 46 and the front edge 94. Is mounted so as to protrude forward from the front end edge 94 and hang down by a predetermined amount.
[0036]
In the cap device 82, the packaging container 29 can be opened by rotating the lid portion 86, and then the lid portion 86 is attached to or removed from the spout portion 85. Thereby, the spout 88 can be repeatedly opened and closed.
[0037]
In this case, when the liquid food in the packaging container 29 is to be poured into a glass or the like (not shown) through the spout 88, the flow of the liquid food is not disturbed, so that the liquid food is smoothly discharged. can do. Further, since it is not necessary to break the break portion when opening the packaging container 29, the liquid food in the packaging container 29 does not jump out through the spout 88 with the opening.
[0038]
Since the cap device 82 is mounted with the front edge 96 of the flange portion 89 protruding forward from the front edge 94 of the top wall 37, the distance from the front edge 96 to the sealing portion 46 can be increased. , The spout portion 85 can be enlarged accordingly. As a result, the diameter of the spout 88 can be increased.
[0039]
In addition, when the liquid food in the packaging container 29 is to be drunk by applying the lips to the spout portion 85, it is not necessary to pursue the lips, so that it is easy to drink. In addition, since the flow rate at the spout 88 can be increased by about 65% compared to the conventional cap device 62 (see FIG. 3), the liquid food can be sufficiently and smoothly drunk. it can.
[0040]
Further, since the front edge 96 is projected forward from the front edge 94, the lips do not hit the wrapping material when the lip is applied to the spout portion 85 to drink the liquid food in the packaging container 29, It will hit the front edge 96. Therefore, it is possible to prevent the person who drinks from giving an uncomfortable feeling.
[0041]
In addition, since the front edge 96 is suspended by a predetermined amount, it is possible to further prevent the drinker from feeling uncomfortable.
[0042]
In the present embodiment, an opening hole is formed in the top wall 37 in advance, but a break portion is formed in advance by a pre-laminate hole, a perforation, or the like, and a predetermined pull tab is formed in the spout 88. In addition, after the lid portion 86 is removed from the spout portion 85, by pulling up the pull tab, the breaking portion can be broken to form an opening hole.
[0043]
In the present embodiment, a cap device 82 including a spout portion 85 and a lid portion 86 is attached to the packaging container body 30 as a spout device. , And only the spout can be attached to the packaging container body 30. In that case, it is not necessary to form an external thread on the outer periphery of the cylindrical portion of the spout.
[0044]
It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, but can be variously modified based on the gist of the present invention, and they are not excluded from the scope of the present invention.
[0045]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, a packaging container includes a packaging container body formed by molding a packaging material, and a spout opening at both ends, and a top wall of the packaging container body. And a spout portion attached to the device.
[0046]
The spout includes a tubular portion having the spout formed inward, and a flange formed at a lower end of the tubular portion and fused to the top wall. The front edge of the flange portion is formed so as to protrude forward from the front edge of the top wall.
[0047]
In this case, since the spout is formed in the spout, the flow of the liquid food is not disturbed when the liquid food is to be poured into a glass or the like via the spout. Therefore, the liquid food can be poured out smoothly. And since it is not necessary to break a break part when opening a packaging container, the liquid food in a packaging container does not jump out through a spout with opening.
[0048]
In addition, since the front edge of the flange portion is formed so as to project forward from the front edge of the top wall, the spout portion can be enlarged accordingly. As a result, the diameter of the spout can be increased.
[0049]
Then, when drinking the liquid food in the packaging container by applying the lips to the spout portion, it is not necessary to pursue the lips, so that not only is it easy to drink, but also the liquid food is sufficient, and , Can be drunk smoothly.
[0050]
Also, since the front edge of the flange portion is projected forward from the front edge of the top wall, the lip does not hit the packaging material when drinking the liquid food in the packaging container by applying the lip to the spout. It will hit the front edge of the flange. Therefore, it is possible to prevent the person who drinks from giving an uncomfortable feeling.
[0051]
In another packaging container according to the present invention, the front edge of the flange portion is further suspended by a predetermined amount.
[0052]
In this case, the front end edge of the flange portion is hung by a predetermined amount, so that it is possible to further prevent the drinking person from feeling uncomfortable.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a packaging container according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a main part of a conventional packaging container.
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which a spout portion and a lid portion are separated in another conventional packaging container.
FIG. 4 is a perspective view showing a state in which a spout portion and a lid portion are separated in the packaging container according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing a state where a lid portion is removed from the packaging container according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
29 Packaging container 30 Packaging container body 37 Top wall 46 Seal part 85 Outlet part 86 Cover part 88 Outlet 89 Flange part 92 Cylindrical part 94, 96 Front edge 95 Front half surface

Claims

（ａ）包材を成形することによって形成された包装容器本体と、
（ｂ）両端が開口する注出口を備え、前記包装容器本体の頂壁に装着された注出口部分とを有するとともに、
（ｃ）該注出口部分は、前記注出口が内方に形成された筒状部、及び該筒状部の下端に形成され、前記頂壁に融着されたフランジ部を備え、
（ｄ）該フランジ部の前端縁は、頂壁の前端縁より前方に突出させて形成されることを特徴とする包装容器。(A) a packaging container body formed by molding a packaging material;
(B) having a spout opening at both ends, and having a spout portion mounted on a top wall of the packaging container body;
(C) the spout portion includes a tubular portion having the spout formed inward, and a flange portion formed at a lower end of the tubular portion and fused to the top wall;
(D) The packaging container, wherein the front edge of the flange portion is formed so as to protrude forward from the front edge of the top wall.

（ａ）前記頂壁に帯状のシール部分が形成され、
（ｂ）前記注出口部分は、前記頂壁におけるシール部分と前端縁との間の前半面に装着される請求項１に記載の包装容器。(A) a band-shaped seal portion is formed on the top wall;
(B) The packaging container according to claim 1, wherein the spout portion is mounted on a front half surface of the top wall between a sealing portion and a front edge.

前記注出口部分に対して着脱自在に蓋部分が配設される請求項１又は２に記載の包装容器。The packaging container according to claim 1, wherein a lid portion is detachably provided to the spout portion.

（ａ）前記頂壁の前端縁の近傍の所定の位置に開口穴が形成され、
（ｂ）該開口穴と前記注出口とを連通させて前記注出口部分が装着される請求項１〜３のいずれか１項に記載の包装容器。(A) an opening hole is formed at a predetermined position near the front edge of the top wall;
(B) The packaging container according to any one of claims 1 to 3, wherein the opening is connected to the spout so that the spout is mounted.

前記フランジ部の前端縁は、所定の量だけ垂下させられる請求項１〜４のいずれか１項に記載の包装容器。The packaging container according to any one of claims 1 to 4, wherein a front edge of the flange portion is suspended by a predetermined amount.