JP2004357923A - 容器兼用注射器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダとフィンガーグリップを合成樹脂で一体構造にし、かつ簡単にストッパー抜け止め手段を装着できるようにし、製造コストを廉価にする。
【解決手段】容器兼用注射器1は、合成樹脂製のシリンダ2に一体成形されたフィンガーグリップ4の後端部に、シリンダ2の内径より大径の装着穴4bが設けられ、シリンダ2の内径より小径でプランジャーロッド6の軸部より大径の挿通穴7cを有する合成樹脂製のストッパー抜け止め部材7が、その環状部材7aを装着穴4bに装着され、ストッパー抜け止め部材7とフィンガーグリップ4との間に、環状部材7aが装着穴4bに装着後にそれから離脱するのを防止する係止手段8が設けられている。係止手段8はストッパー抜け止め部材7の後端に設けた突起部4eとこれに嵌合する係止溝7fとで構成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬剤を予め充填、保管しておき使用時に包装から取り出して直ぐに使用する容器兼用注射器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
薬剤を充填されて提供される容器兼用注射器は、通常の使用方法ではプランジャーロッドを押し込んで薬剤封止用のストッパーを移動させることにより、注射器内の薬剤を筒先から注射針等を通して投与したり、輸液回路等に混注したりすることが主であり、プランジャーロッドを引き戻すことは少ない。
しかしながら、注射器内に別の医薬品を吸引して2種以上の医薬品を混合して注射する混注の場合や血管内に注射する時のフラッシュバック(注射針が正しく血管内に入っているかを確認するために、一度プランジャーロッドを引き戻すことにより、血液を注射器内に吸引する行為)や、コネクターを介して輸液回路に薬剤を混注する場合等にプランジャーロッドを引き戻す操作を行う。特に、輸液回路に医薬品を注入する時等は、薬剤を回路まで到達させるために、プランジャーロッドを何回も押し引きして分岐回路の途中にある薬剤を送り込む等の操作をすることがある。このような操作を行うと、注射器のシリンダからプランジャーロッドと一緒にストッパーが抜けてしまうことがある。このため、容器兼用注射器には、そのシリンダの後端部に前記ストッパーが誤ってシリンダから抜け出ないようにストッパー抜け止め手段が設けられている。
【0003】
従来の容器兼用注射器として、シリンダの後端に外径の小さな円形状のフランジを一体に設け、該フランジに、それとは別に製造された充分な大きさの指掛部を有するフィンガーグリップを装着し、該フィンガーグリップの後端側のプレートに設けた前記シリンダの内径より僅かに小径に形成した穴の内周縁部を環状のストッパー抜け止め手段としたもの(例えば、特許文献1参照)や、シリンダの後端部に、シリンダとは別に製造された円筒部の後端部に充分な大きさの指掛部を結合してなるフィンガーグリップを、前記円筒部を介して装着し、前記指掛部の中心に設けた前記シリンダの内径より小径に形成した穴の内周縁部を環状のストッパー抜け止め手段としもの(例えば、特許文献2参照)が知られている。
【0004】
【特許文献1】
特許第2814983号公報
【特許文献2】
特開2000−334043号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記容器兼用注射器は、いずれも、シリンダとは別に製造されたストッパー抜け止め手段を有するフィンガーグリップを組立工程でシリンダに装着するものであるので、フィンガーグリップの指掛部の位置とシリンダの外周部に表示された目盛やマーク等との位置を整合させた組立作業を要する等のために、製作が複雑となってコスト高になる問題がある。そこで、シリンダとフィンガーグリップとを合成樹脂によって一体成形し、その際、フィンガーグリップ側のシリンダ内に中心部に向けて突出した環状突縁を形成して、これをストッパー抜け止め手段とすることも考えられるが、軟質の合成樹脂であればアンダーカット(無理抜き)構造により前記環状突縁を成形することも可能であるが、環状ポリオレフィンのような硬質の合成樹脂の場合には、前記アンダーカット構造により環状突縁を一体成形することは技術的に難しく、製造コストが大幅に増大する問題がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、シリンダとフィンガーグリップを合成樹脂で一体構造にし、かつ簡単にストッパー抜け止め手段を装着することができ、製造コストが廉価で済む容器兼用注射器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る容器兼用注射器は、後端にフィンガーグリップを一体に整形した合成樹脂製のシリンダと、該シリンダの先端に設けた筒先と、前記シリンダ内に往復動可能に挿入され、シリンダ内に充填した薬剤を封止するストッパーと、前記シリンダの後端からシリンダ内に挿入されて前記ストッパーを往復動させるプランジャーロッドとを備えた容器兼用注射器であって、前記フィンガーグリップの後端部に前記シリンダの内径より大径の装着穴が設けられ、前記シリンダの内径より小径で前記プランジャーロッドの軸部より大径の挿通穴を有する合成樹脂製の環状のストッパー抜け止め部材が前記装着穴に装着され、該ストッパー抜け止め部材と前記フィンガーグリップとの間に、ストッパー抜け止め部材が前記装着穴への装着後にそれから離脱するのを防止する係止手段が設けられていることを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に係る容器兼用注射器は、請求項1に記載の容器兼用注射器において、前記係止手段が、前記フィンガーグリップの後端に一体に設けられ、前記シリンダの直径方向の両外側に突出させた一対の突起部と、前記ストッパー抜け止め部材の後端部の外周に一体に設けられたフランジに形成され、前記突起部に係合する一対の係止溝とからなることを特徴としている。
【0009】
また、請求項3に係る容器兼用注射器は、請求項1に記載の容器兼用注射器において、前記装着穴は、前記フィンガーグリップの後端面側が緩やかに広くなるテーパ穴に形成され、前記ストッパー抜け止め部材の外周部が該テーパ穴に整合するテーパ軸に形成されると共に、前記係止手段が、前記テーパ軸の軸方向に沿いかつ周方向に所定間隔をあけてテーパ軸の外周に設けられた複数の突条からなることを特徴とする。
【0010】
また、請求項4に係る容器兼用注射器は、後端にフィンガーグリップを一体に成形した合成樹脂製のシリンダと、該シリンダの先端に設けた筒先と、前記シリンダ内に往復動可能に挿入され、シリンダ内に充填した薬剤を封止するストッパーと、前記シリンダの後端からシリンダ内に挿入されて前記ストッパーを往復動させるプランジャーロッドとを備えた容器兼用注射器であって、前記フィンガーグリップの後端部に、前記シリンダの内径部より両外側に位置してシリンダの軸に直交する方向に向けられ、溝の開口部側を互いに向き合わせた一対の装着溝が設けられ、前記シリンダの内径より小径で前記プランジャーロッドの軸部より大径の挿通穴を有する板状のストッパー抜け止め部材が、前記挿通穴の中心を前記シリンダの軸心に略一致させて両端部を介して前記装着溝に装着され、前記ストッパー抜け止め部材には、前記装着溝の両側端部において前記フィンガーグリップに係合してストッパー抜け止め部材が装着溝から離脱するのを防止する係止部が設けられていることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る容器兼用注射器について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る容器兼用注射器1を示す。
この容器兼用注射器1は、円筒状のシリンダ2と、該シリンダ2の先端に設けたルアーロック部3aを有する筒先3と、前記シリンダ2の後端に設けたフィンガーグリップ4と、前記シリンダ2内にその軸方向に移動可能に挿入され、シリンダ内に充填した薬液(薬剤)を封止するストッパー5と、前記シリンダ2内にその後端側から挿入されて先端部を前記ストッパー5に連結され、該ストッパ5をシリンダ2の軸方向に往復動させるプランジャーロッド6と、前記フィンガーグリップ4の後端部に装着されたストッパー抜け止め部材7とを備えている。
【0012】
前記シリンダ2と筒先3とフィンガーグリップ4は、環状ポリオレフィン、ポリカーボネイト等の硬質の合成樹脂で一体成形によって製作されている場合が有効であるが、特に材質を特定するものではない。
前記フィンガーグリップ4は、図2で示す後面視で輪郭が円弧状辺を有する矩形板状に形成され、その長辺方向(図2で上下方向)の両側部分が指掛部4a,4aとされ、中心部には前記シリンダ2の穴部2aの直径(シリンダ2の内径)より大径の装着穴4bが設けられている。また、前記フィンガーグリップ4の後端4cには、前記装着穴4bの直径方向の外側に位置して、前記長辺方向に直角な短辺方向に平行な一対の段部4d,4dが設けられ、該段部4d,4dには、そのシリンダ2の軸方向における端部であって段部4d,4dの前記短辺方向の略中央の位置に、前記指掛部4a,4aの方向(シリンダ2の直径方向の両外側)に突き出した後面視でシリンダ2の軸心を中心とする円弧状の一対の突起部4e,4eが一体に設けられている。
【0013】
また、前記ストッパー抜け止め部材7は、前記フィンガーグリップ4の装着穴4bに外周部を嵌合、装着された環状部材7aと、該環状部材7aの後端外周部に一体に結合された平板状のフランジ部材7bとを備え、ポリエチレン、ポリプロピレン等の比較的に柔軟性、弾力性がある合成樹脂で一体成形によって構成されている。そして、前記環状部材7aの中心には、その内端側(図1で左端側)に、前記シリンダ2の内径より小径で前記プランジャーロッド6の軸部の外径より大径の最小内径を有し、該最小内径部から外端側(図1で右端側)に向けて内径を拡大したテーパ状の挿通穴7cが設けられている。なお、前記挿通穴7は平行状の穴であってもよい。
【0014】
前記フランジ部材7bは、前記フィンガーグリップ4よりやや小さく、それと略相似形に形成され、長辺方向をフィンガーグリップ4の長辺方向と一致された状態で、前面7dがフィンガーグリップ4の段部4dの後端面4fに当接されている。前記フランジ部材7bには、その長辺方向の両側(図2で上下の両側)に、前記フィンガーグリップの段部4d,4dに近接してそれに沿った切欠面7g、7gを有し、前記フィンガーグリップ4の後端4c側(図1で左方側)へ突き出した突出部7e,7eが設けられている。該突出部7e,7eには、前記フィンガーグリップ4の円弧状の突起部4e,4eが嵌合する一対の円弧状の係止溝7f,7fが形成されている。
前記フィンガーグリップ4の突起部4e,4eと前記ストッパー抜け止め部材7の係止溝7f,7fとは、ストッパー抜け止め部材7と前記フィンガーグリップ4との間にあって、ストッパ抜け止め部材7の環状部材7aが前記フィンガーグリップ4の装着穴4bに装着された後にそれから離脱するのを防止する係止手段8を構成している。
【0015】
前記容器兼用注射器1においては、その使用に際に、前記プランジャーロッド6をシリンダ2の軸方向に押し引き動作をすることにより注射、またはその他の所要の操作を行う。そのとき、前記ストッパー抜け止め部材7の環状部材7aが前記フィンガーグリップ4の装着穴4bに嵌合され、かつフランジ部材7bの係止溝7fをフィンガーグリップ4の突起部4eが嵌合されることにより、前記ストッパー抜け止め部材7が前記フィンガーグリップ4に装着されているので、誤って前記プランジャーロッド6を後方へ異常に引き戻し過ぎた場合には、前記ストッパー5は、その後端部が前記ストッパー抜け止め部材7の前端面に当接されるため、前記シリンダ2から抜け出てしまうことはない。
【0016】
前記実施の形態の容器兼用注射器1によれば、前記環状部材7aを装着穴4bに嵌合してフィンガーグリップ4に装着した前記ストッパー抜け止め部材7を、前記フィンガーグリップ4とストッパー抜け止め部材7に設けた突起部4e,4eと係止溝7f,7fとからなる係止手段8によってフィンガーグリップ4にしっかりと保持させることができ、不用意に前記ストッパー5がシリンダ2から抜け出るのを確実に防止することができる。そして、前記ストッパー抜け止め部材7は、軟質の合成樹脂で形成されているので、フィンガーグリップ4に装着する際には、その弾力変形によって前記突起部4e,4eに対する係止溝7f,7fの嵌合が容易に行え、嵌合後に不用意に外れることがない。
【0017】
なお、前記ストッパー抜け止め部材7は、その環状部材7aの装着穴4bに対する嵌合部ではストッパー5の抜ける方向の大きな引き戻し力を支えることができないので、前記突起部4e,4eと係止溝7f,7fとの嵌合部が前記引き戻し力を支えることとなるが、その大きさに応じて突起部4e,4eと係止溝7f,7fとの嵌合部の面積を変えることにより、前記嵌合部における所要の係止強度を保つことができる。前記嵌合部の面積を大きくする場合、前記突起部4e,4eと係止溝7f,7fとを嵌合させる際、大きな力を要することになるが、前記ストッパー抜け止め部材7が合成樹脂であることから、適度に加温することにより柔軟性を与えて容易に嵌合させることができる。このため、硬質の合成樹脂製のシリンダ2にストッパー抜け止め部材7を組み立てる際に、該シリンダ2に大きな力が掛からず、欠けやひび割れ等を起こさずに組立を安全に行うことができ、組立後は、前記ストッパー抜け止め部材7は常温での樹脂特性がそのまま発揮されて使用時に抜け止め機能を十分に果たすことができる。
【0018】
また、前記シリンダ2の穴部2aには、その中心部に向けて突出した環状突縁を形成して、これをストッパー抜け止め部材とするものではないので、硬質の合成樹脂によってシリンダ2とフィンガーグリップ4とを一体成形によって構成する場合であっても、金型がアンダーカット(無理抜き)構造とならずに済み、成形を容易に行うことができる。しかも、前記シリンダ2とフィンガーグリップ4とが合成樹脂で一体成形により構成されているので、従来のように、組立工程において、シリンダ2にこれと別に製造されたフィンガーグリップを、その指掛け部の位置とシリンダ2の外周部に設けたマーク等の位置とを合わせながら組み付けるといった操作が不要であり、製作が容易となって製作コストを低廉にすることができる。
【0019】
次に、図3、図4は第2の実施の形態に係る容器兼用注射器1Aを示す。
この容器兼用注射器1Aは、前記フィンガーグリップ4の中心に、該フィンガーグリップ4の後端4c側が緩やかに広くなるテーパ穴に形成された装着穴9が設けられ、該装着穴9に、外周部が装着穴9のテーパ穴に整合するテーパ軸10aに形成された環状部材からなるストッパー抜け止め部材10が嵌合して装着され、該ストッパー抜け止め部材10のテーパ軸10aの外周にその軸方向(図3で左右方向)に沿いかつ周方向に所定間隔をあけて一体に設けた複数のリブ(突条)10bが、第1の実施の形態に係る容器兼用注射器1の係止手段8に代わる係止手段8Aとして構成されたものである。前記ストッパー抜け止め部材10は、その中心に、前記シリンダ2の内径より小径で前記プランジャーロッド6の軸部の外径より大径に形成された平行状の挿通穴10cが設けられ、第1の実施の形態に係る容器兼用注射器1のストッパー抜け止め部材7と同様な柔軟性、弾力性を有する合成樹脂で成形されている。
その他の構成は第1の実施の形態に係る容器兼用注射器1と同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してそれらの説明は省略する。
【0020】
第2の実施の形態に係る容器兼用注射器1Aにおいては、フィンガーグリップ4の装着穴9とストッパー抜け止め部材10の外周部とが、互いに整合するテーパ穴とテーパ軸10aとなっているので、前記装着穴9へストッパー抜け止め部材10を押し込むことによって容易に嵌合させることができると共に、その嵌合の際、前記ストッパー抜け止め部材10のリブ10bが装着穴9の内面によって押し潰されるように弾性変形しながら装着穴9内に圧入され、圧入後変形したリブ10bの復元力にもとづいて装着穴9との間に生じる摩擦力が作用するので、ストッパー抜け止め部材10が装着穴9から簡単に抜け出ないように保持される。
また、前記ストッパー抜け止め部材10は、前記ストッパー抜け止め部材7の場合と同様に、適度な加温により僅かな押し込み力で前記装着穴9へ嵌合させ、使用時の抜け強度を得るようにすることができる。
そして、第2の実施の形態に係る容器兼用注射器1Aによれば、第1の実施の形態に係る容器兼用注射器1と同様の作用、効果を奏するほかに、構造が極めて簡単となって製作が一層容易であり、ストッパー抜け止め部材10のフィンガーグリップ4への組み付けも極めて簡単に行うことができる。
なお、前記ストッパー抜け止め部材10の外周部はテーパ軸10aとするのが好ましいが、これに限らず、平行軸としてもよい。
【0021】
また、図5、図6は第3の実施の形態に係る容器兼用注射器1Bを示す。
この容器兼用注射器1Bは、前記フィンガーグリップ4の各指掛部4a,4aの後端4cに、前記シリンダ2の穴部2a(内径部)より両外側に位置して張出部11,11を一体に設け、該張出部11,11にシリンダ2の軸に略直交する方向(指掛部4a,4aの短辺方向)に向けられ、溝の開口部側を互いに向き合わせた一対の断面が四角形の装着溝11a,11aが平行に設けられ、前記シリンダ2の穴部2aの直径(シリンダ2の内径)より小径で前記プランジャーロッド6の軸部の外径より大径の挿通穴12aを有する板状のストッパー抜け止め部材12が、前記挿通穴12aの中心を前記シリンダ2の軸心に略一致させて、両端部12b,12b(図6で上下端部)を前記装着溝11a,11aに嵌合させてフィンガーグリップ4に装着された構成とされている。
【0022】
そして、前記ストッパー抜け止め部材12は、第1の実施の形態に係る容器兼用注射器1のストッパー抜け止め部材7と同様な柔軟性、弾力性を有する軟質の合成樹脂で成形されており、前記両端部12b,12bの両側(図6で左右側)に、前記装着溝11a,11aの方向に直角に突出する係合面12c,12dをそれぞれ有する一対の突起12e,12fが設けられ、各係合面12c,12dが前記装着溝11a,11aの両側端部(図6で左右側端部)において前記張出部11,11に当接されている。一方(図6で左方)の突起12e,12eは突出高さをやや大きくされ、他方(図6で右方)の突起12f,12fは突出高さを突起12eより小さくされ、その外側(図6で右側)が凸となる円弧状面に形成されている。
前記ストッパー抜け止め部材12は、軟質の合成樹脂に限らず、環状ポレオレフィン、ポリカーボネイト等の硬質の合成樹脂、若干の弾性を有する金属等を使用することもできる。
【0023】
さらに、前記ストッパー抜け止め部材12は、前記他方の突起12f,12fが設けられている側の部分に、前記挿通穴12aの中心を中心とする円弧状面と前記両端部12,12bに沿った直線状面とで囲まれた凹部12g,12gを設けることにより、前記他方の突起12f,12fが前記両端部12b,12bの方向へ変位可能とする可撓性付与部12h,12hが形成されている。
前記ストッパー抜け止め部材12の突起12e,12fは、前記張出部11,11を介して前記フィンガーグリップ4に係合して、前記装着溝11a,11aからストッパー抜け止め部材12が離脱するのを防止する係止手段13,13を構成している。
その他の構成は第1の実施の形態に係る容器兼用注射器1と同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してそれらの説明は省略する。
【0024】
この実施の形態の容器兼用注射器1Bにおいては、前記フィンガーグリップ4の後端部に設けた装着溝11a,11aに、前記ストッパー抜け止め部材12をシリンダ2の軸に直角な方向から、前記他方の突起12f,12fを先にして押し込むと、該突起12f,12fの各円弧状面が装着溝11a,11aの底部に接触し、前記可撓性付与部12h,12hが前記突起12f,12fの両突端部の相互間距離を狭めるように弾性変形するので、前記ストッパー抜け止め部材12を容易に装着溝11a,11aに挿入させることができ、挿入後は、前記突起12f,12fが、前記可撓性付与部12h,12hの復元力で常態に戻って、その係合面12d,12dを前記張出部11,11の他端(図6で右端)に当接させ、張出部11,11の一端(図6で左端)に係合面12cを当接させた一方の突起12e,12eと協同して、前記ストッパー抜け止め部材12が装着溝11a,11aから抜け出ないようにしっかりと保持する。
第3の実施の形態に係る容器兼用注射器1Bによれば、第1の実施の形態に係る容器兼用注射器1と同様の作用、効果を奏するほかに、前記ストッパー5がシリンダ2から抜け出ようとする大きな力を受け止めることができて、前記ストッパー抜け止め部材12がフィンガーグリップ4から不用意に外れてしまうのを一層確実に防止することができる。
【0025】
また、図7、図8は第4の実施の形態に係る容器兼用注射器1Cを示す。
この実施の形態に係る容器兼用注射器1Cは、前記第3の実施の形態に係る容器兼用注射器1Bにおけるフィンガーグリップ4の張出部11,11を前記指掛部4a,4aの両端部まで延長した張出部14,14とし、前記四角形断面の装着溝11a,11aに代わる鳩尾状断面の装着溝14a,14aを前記張出部14,14に設け、前記装着溝14a,14aをそれらの溝の対向間距離が一方側(図8で左側)から他方側(図8で右側)へ向けて徐々に狭くなるように傾斜して形成すると共に、前記ストッパー抜け止め部材12に代わるストッパー抜け止め部材12Aの両端部15,15を、前記装着溝14a,14aの鳩尾状断面と前記傾斜に整合する形状に形成したものである。
【0026】
前記ストッパー抜け止め部材12Aは、その両端部15,15間の距離が前記一方の突起12e側が大きく、他方の突起12f側が小さくなるように傾斜され、前記装着溝14a,14aに装着された状態では、後端面が前記張出部14,14の後面14b,14bと面一になるように構成されている。前記ストッパー抜け止め部材12Aの突起12e,12fは、前記張出部14,14を介して前記フィンガーグリップ4に係合して、前記装着溝14a,14a(フィンガーグリップ4)からストッパー抜け止め部材12Aが離脱するのを防止する係止手段13A,13Aを構成している。
その他の構成は第3の実施の形態に係る容器兼用注射器1Bと同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してそれらの説明は省略する。
【0027】
この実施の形態に係る容器兼用注射器1Cによれば、第3の実施の形態に係る容器兼用注射器1Bと同様の作用、効果を奏するほかに、前記ストッパー抜け止め部材12Aの両端部15,15と前記装着溝14a,14aが傾斜しているので、ストッパー抜け止め部材12Aを前記他方の突起12f,12fを先にして前記装着溝14a,14aに押し込む際に、前記突起12f,12fの両突端が前記装着溝14a,14aの溝底に接触して押し込みの抵抗となる区間が短くなり、ストッパー抜け止め部材12Aの装着溝14a,14a(フィンガーグリップ4)への装着を一層容易に行うことができる。また、フィンガーグリップ4にストッパー抜け止め部材12Aを装着した後は、該フィンガーグリップ4の後端面が平坦状になって取り扱いがし易くなる。
なお、前記第1〜第4の実施の形態に係る容器兼用注射器1〜1Cにおいては、前記筒先3をルアーロック部3aを有しないルアーチップ型のものとしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の優れた効果を奏する。
請求項1に係る容器兼用注射器によれば、合成樹脂製のシリンダに一体に成形したフィンガーグリップの後端部に前記シリンダの内径より大径の装着穴が設けられ、前記シリンダの内径より小径でプランジャーロッドの軸部より大径の挿通穴を有する合成樹脂製の環状のストッパ抜け止め部材が前記装着穴に装着され、該ストッパ抜け止め部材と前記フィンガーグリップとの間に、ストッパ抜け止め部材が前記装着穴への装着後にそれから離脱するのを防止する係止手段が設けられた構成とされているので、硬質の合成樹脂製のシリンダとフィンガーグリップが一体成形された容器兼用注射器に対しても、前記フィンガーグリップにストッパ抜け止め部材を容易に装着、保持させて、ストッパ抜け止め機能を確実に付与することができる。
【0029】
また、シリンダ内に環状突縁を設けてストッパ抜け止め機能を付与する必要がないので、金型がアンダーカット(無理抜き)構造とならずに済み、前記シリンダとフィンガーグリップの合成樹脂による成形を容易に行うことができる。しかも、シリンダとフィンガーグリップとが合成樹脂で一体成形により構成されているので、従来のように、組立工程において、シリンダにこれと別に製造されたフィンガーグリップを、その指掛け部の位置とシリンダの外周部に設けたマーク等の位置とを合わせながら組み付けるといった操作が不要であり、製作が容易となって製作コストを低廉にすることができる。
【0030】
請求項2に係る容器兼用注射器によれば、係止手段が、フィンガーグリップの後端に一体に設けられ、シリンダの直径方向の両外側に突出させた一対の突起部と、ストッパー抜け止め部材の後端部の外周に一体に設けられたフランジに形成され、前記突起部に係合する一対の係止溝とからなる構成とされているので、前記ストッパーがシリンダから抜け出ようとする力を前記突起部と係止溝との係合によってしっかりと保持することができて、ストッパー抜け止め部材が前記フィンガーグリップから不用意に外れてしまうのを確実に防止することができる。
【0031】
請求項3に係る容器兼用注射器によれば、装着穴がフィンガーグリップの後端面側が緩やかに広くなるテーパ穴に形成され、ストッパー抜け止め部材の外周部が前記テーパ穴に整合するテーパ軸に形成されると共に、係止手段が、前記テーパ軸の軸方向に沿いかつ周方向に所定間隔をあけてテーパ軸の外周に設けられた複数の突条からなる構成とされているので、構造が極めて簡単となって製作が一層容易であり、ストッパー抜け止め部材のフィンガーグリップへの組み付けも簡極めて単に行うことができる。
【0032】
請求項4に係る容器兼用注射器によれば、合成樹脂製のシリンダに一体に成形したフィンガーグリップの後端部に、前記シリンダの内径部より両外側に位置してシリンダの軸に直交する方向に向けられ、溝の開口部側を互いに向き合わせた一対の装着溝が設けられ、前記シリンダの内径より小径でプランジャーロッドの軸部より大径の挿通穴を有する板状のストッパー抜け止め部材が、前記挿通穴の中心を前記シリンダの軸心に略一致させて両端部を介して前記装着溝に嵌合して前記フィンガーグリップに装着され、前記ストッパ抜け止め部材には、前記装着溝の両側端部において前記フィンガーグリップに係合してストッパ抜け止め部材が装着溝から離脱するのを防止する係止部が設けられた構成とされているので、請求項1に係る容器兼用注射器と同様な効果を奏するほかに、前記ストッパーがシリンダから抜け出ようとする大きな力を受け止めることができて、前記ストッパー抜け止め部材がフィンガーグリップから不用意に外れてしまうのを一層確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る容器兼用注射器を一部断面で示した側面図である。
【図2】同じく拡大後面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る容器兼用注射器を一部断面で示した側面図である。
【図4】同じく後面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る容器兼用注射器を一部断面で示した側面図である。
【図6】同じく後面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る容器兼用注射器を一部断面で示した側面図である。
【図8】同じく後面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 容器兼用注射器
2 シリンダ
3 筒先
4 フィンガーグリップ
4b,9 装着穴
4e 突起部
5 ストッパー
6 プランジャーロッド
7,7A,12,12A ストッパー抜け止め部材
7c,10c,12a 挿通穴
7e 突出部
7f 係止溝
8,8A,13,13A 係止手段
10 リブ(突条)
11a,14a 装着溝
12b,15 両端部
12e,12f 突起

Claims (4)

  1. 後端にフィンガーグリップを一体に成形した合成樹脂製のシリンダと、該シリンダの先端に設けた筒先と、前記シリンダ内に往復動可能に挿入され、シリンダ内に充填した薬剤を封止するストッパーと、前記シリンダの後端からシリンダ内に挿入されて前記ストッパーを往復動させるプランジャーロッドとを備えた容器兼用注射器であって、
    前記フィンガーグリップの後端部に前記シリンダの内径より大径の装着穴が設けられ、前記シリンダの内径より小径で前記プランジャーロッドの軸部より大径の挿通穴を有する合成樹脂製の環状のストッパー抜け止め部材が前記装着穴に装着され、該ストッパー抜け止め部材と前記フィンガーグリップとの間に、ストッパー抜け止め部材が前記装着穴への装着後にそれから離脱するのを防止する係止手段が設けられていることを特徴とする容器兼用注射器。
  2. 前記係止手段が、前記フィンガーグリップの後端に一体に設けられ、前記シリンダの直径方向の両外側に突出させた一対の突起部と、前記ストッパー抜け止め部材の後端部の外周に一体に設けられたフランジに形成され、前記突起部に係合する一対の係止溝とからなることを特徴とする請求項1に記載の容器兼用注射器。
  3. 前記装着穴は、前記フィンガーグリップの後端面側が緩やかに広くなるテーパ穴に形成され、前記ストッパー抜け止め部材の外周部が該テーパ穴に整合するテーパ軸に形成されると共に、前記係止手段が、前記テーパ軸の軸方向に沿いかつ周方向に所定間隔をあけてテーパ軸の外周に設けられた複数の突条からなることを特徴とする請求項1に記載の容器兼用注射器。
  4. 後端にフィンガーグリップを一体に成形した合成樹脂製のシリンダと、該シリンダの先端に設けた筒先と、前記シリンダ内に往復動可能に挿入され、シリンダ内に充填した薬剤を封止するストッパーと、前記シリンダの後端からシリンダ内に挿入されて前記ストッパーを往復動させるプランジャーロッドとを備えた容器兼用注射器であって、
    前記フィンガーグリップの後端部に、前記シリンダの内径部より両外側に位置してシリンダの軸に直交する方向に向けられ、溝の開口部側を互いに向き合わせた一対の装着溝が設けられ、前記シリンダの内径より小径で前記プランジャーロッドの軸部より大径の挿通穴を有する板状のストッパー抜け止め部材が、前記挿通穴の中心を前記シリンダの軸心に略一致させて両端部を介して前記装着溝に装着され、前記ストッパー抜け止め部材には、前記装着溝の両側端部において前記フィンガーグリップに係合してストッパー抜け止め部材が装着溝から離脱するのを防止する係止部が設けられていることを特徴とする容器兼用注射器。
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JP2018519929A (ja) * 2015-07-08 2018-07-26 ゲルベGuerbet シリンジおよびシリンジを組み立てる方法

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