JP2004357584A - 不快臭がマスキングされた組成物 - Google Patents

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伸一 村上
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佳子 下杉
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Abstract

【課題】コラーゲン臭などの天然由来素材の不快臭をマスキングした組成物、この組成物の食品、医薬、化粧品、生体材料および衛生用品としての用途、ならびにマスキング剤を提供する。
【解決手段】不快臭を放出する天然由来素材と、不快臭のマスキング成分として桑葉とを含むことを特徴とする組成物。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コラーゲンなどの天然由来素材の不快臭がマスキングされた組成物、この組成物の食品、医薬、化粧品、衛生用品および生体材料としての用途、ならびにマスキング剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、タンパク質、ペプチド、多糖およびそれらの加水分解産物などの天然由来素材は、食品としてだけでなく、医薬品、化粧品、生体材料として幅広く利用されてきている。
例えば、コラーゲンは動物の皮膚を形成する主要タンパク質であるが、高い保湿性を有し、皮膚に滑らかな感触を与えることから、化粧品の原料として利用されてきた。また、コラーゲンは優れた生体適合性を有することから、医薬品、医療用具および生体材料にも利用されてきた。さらに、近年は食品素材としても注目を浴びてきている。
【0003】
しかしながら、天然由来素材は不快臭、例えばコラーゲン臭、豆臭、納豆臭、粉臭、食肉臭などを有しているため、それを使用した食品、医薬品、医薬材料、化粧品、人工臓器または生体材料などの飲食、服用または取り扱いなどが困難であった。
例えば、食品または医薬品などに不快臭を放出する天然由来素材を使用した場合、飲食や服用が困難であり、また人によってはそれを受けつけないこともあり、使用者も限られてきた。また、化粧品や衛生用品などに不快臭を有する天然由来素材が使用された場合、使用者などに不快感を与えたり、製品イメージを損なったりするおそれがある。人工臓器などの生体材料などに不快臭を有する天然由来素材が使用された場合、それを取り扱う医療従事者が、その不快臭のため、取り扱いに困難を感じ、その結果作業効率を悪化させたり、またそれを装着もしくは移植される患者などに不快感を与えたりするおそれもある。
【0004】
このため、コラーゲン臭などの天然由来素材が放出する不快臭をマスキングするための種々の工夫が検討されてきた。
例えば、特許文献1には、天然由来素材の不快臭をスクラロースによりマスキングした天然由来素材含有食品およびコラーゲン含有可食性製品が記載され、特許文献2にはコラーゲン臭をスクラロースによりマスキングした可食性製品が記載されている。
【0005】
【特許文献1】
国際公開第00/24273号パンフレット
【特許文献2】
特開2000−152757号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、コラーゲン臭などの天然由来素材の不快臭をマスキングした組成物、この組成物の食品、医薬、化粧品、生体材料および衛生用品としての用途、ならびにマスキング剤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、桑葉を配合することにより、天然由来素材の不快臭が著しくマスキングされることを見出し、本発明を完成させた。
【0008】
すなわち、本発明は、不快臭を放出する天然由来素材と、不快臭のマスキング成分として桑葉とを含むことを特徴とする組成物に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の不快臭を放出する天然由来素材として、例えば蛋白素材、多糖素材、カキ肉エキスおよび酵母エキスなどが挙げられる。
【0010】
上記の蛋白素材としては、タンパク質、糖タンパク質、リポタンパク質、ペプチドならびにこれらを加水分解などの分解および/または変性させたものなどが挙げられる。例えば、大豆蛋白、豆乳蛋白、乳清蛋白、小麦蛋白、卵蛋白、大豆ペプチド、乳清ペプチド、小麦ペプチド、卵白ペプチド、オート麦ペプチドおよび血漿ペプチドなどが挙げられる。具体的には、コラーゲン、アルブミン、ケラチン、エラスチン、フィブロイン、カゼイン、カゼインの塩、カゼイン分解ペプチドなどのカゼイン加水分解物およびゼラチンなどが挙げられる。
【0011】
上記の多糖素材として、例えばヒアルロン酸およびコンドロイチン硫酸などのムコ多糖などが挙げられる。ムコ多糖素材として、例えばサメ軟骨ムコ多糖が挙げられる。
【0012】
なお、本発明に使用される天然由来素材は、上記に示したものに限定されない。また、本発明の組成物は、上記の天然由来素材を1つ以上含んでいてもよい。
【0013】
上記のコラーゲンとして、水溶性コラーゲン、および線維性コラーゲンなどの水不溶性コラーゲンなどが挙げられる。より詳細にいうと、本発明では、ローマ数字で番号付けされている、I型からXXV型までの25種類のコラーゲンを使用することができる。
また、変性コラーゲン、例えばコラーゲンを熱水処理、酸処理またはタンパク質分解酵素などでペプチド結合の一部を加水分解したような変性コラーゲン、例えばゼラチンなども挙げられる。
さらに、上記のコラーゲンとして発酵コラーゲンが挙げられる。この発酵コラーゲンは、例えば酸処理ゼラチンをパイナップル果汁で分解し、さらに発酵させて得ることができる。
本発明の組成物は、上記コラーゲンを1つ以上含んでいてもよい。
【0014】
本発明で使用される桑葉は、クワ科(Moraceae)の植物、例えばマグワ(Morus alba L.)またはその同属若しくは近縁の植物、例えば、ヤマグワ(Morus bombycis Koidzumi)、シマグワ(Morus australis Poir)、ロソウ(Morus latifolia Poir)、モウコグワ(Morus mongolica Schneid)、クロミグワ(Morus nigara L.)、アカミグワ(Morus rubra L.)、オガサワラグワ(Morus boninensis
Koidzumi)などの葉のことをいう。
【0015】
本発明の桑葉として、桑葉の細片、粉末(桑葉末)およびこれらの懸濁液:ならびに桑葉抽出液、桑葉濃縮抽出液および桑葉エキス末などの抽出物を、単独で使用することもできるし、2種類以上を併用することもできる。本発明の組成物に、これら桑葉を、単独で添加してもよく、2種類以上を添加してもよい。
【0016】
上記の桑葉末は、桑葉を慣用の方法、例えば粉砕機にて粉砕し、粗粉末として得るか、あるいはさらに、該粗粉末を粉砕し、微粉末として得ることもできる。
【0017】
上記桑葉の抽出物は、慣用の方法に従って得ることができる。例えば、桑葉の全葉、細片または粉末あるいはこれらの混合物に、抽出用溶媒を加え懸濁して、桑葉懸濁液を得る。該懸濁液を、場合により攪拌しながら、一定の温度で一定時間加熱および/または超音波処理により抽出を行ってから、ろ過(例えば、150メッシュのフィルターを使用する)または遠心分離して、桑葉抽出液を得ることができる。場合により、このろ過または遠心分離操作で残った残渣に、抽出用溶媒を加え、上記の抽出操作を再び繰り返して、桑葉抽出液を得てもよい。この繰り返しの回数は特に制限されないが、抽出効率と抽出工程の簡便化の点から、1回の繰り返しが好ましい。次に、該抽出液を、場合により減圧濃縮(例えば、60〜80℃、固形分19〜20%になるまで)して、桑葉濃縮抽出液を得ることもできる。さらに、該抽出液または該濃縮抽出液から、慣用の方法に従い、例えばスプレードライして篩過(例えば60メッシュの篩)することにより桑葉エキス末を得ることができる。
【0018】
上記の抽出用溶媒は、生薬類の抽出に慣用される溶媒であれば、特に限定されないが、例えば、水および有機溶媒が挙げられる。該有機溶媒として、メタノール、エタノールおよびイソプロピルアルコールなどのアルコール、エーテルならびにアセトンなどが挙げられる。好ましい抽出用溶媒は、水またはエタノールである。上記の抽出用溶媒は、単独で使用することもできるし、2種類以上の混合溶媒として使用することもできる。また、抽出用溶媒による抽出回数を2回以上設けた場合、抽出工程ごとに、それぞれ異なる抽出用溶媒を使用することもできる。
【0019】
上記の抽出時の加熱温度は特に限定されないが、通常、室温〜80℃の温度、好ましくは80℃である。また、上記の抽出は、必要に応じて還流下で行ってもよい。抽出時間も特に限定されないが、抽出効率および抽出工程の簡便化から、好ましくは数時間、より好ましくは3時間である。
【0020】
さらに、安全面の点から、桑葉の細片、粉末(桑葉末)およびこれらの懸濁液:ならびに桑葉抽出液、桑葉濃縮抽出液および桑葉エキス末などの調製において、さらに殺菌工程(例えば80℃、1時間)を設けることが好ましい。
【0021】
本発明における、桑葉の添加量は、天然由来素材の機能・効果を損なわない限り特に限定されないが、好適に天然由来素材の不快臭をマスキングするために、天然由来素材1重量部に対し、桑葉は、原生薬換算量で0.1〜10重量部、特に0.3〜6重量部、とりわけ0.5〜2重量部添加することが望ましい。ここで、原生薬換算量とは、桑葉の全葉、細片および粉末においては、その重量部;これらの懸濁液においては、該懸濁液中に懸濁されている桑葉の全葉、細片および粉末の重量部;桑葉抽出液、桑葉濃縮抽出液および桑葉エキス末においては、これらの1重量部を得るのに必要とされる、桑葉の全葉、細片および粉末の重量部をいう。例えば、桑葉末10重量部から桑葉エキス末2重量部が得られた場合の、該桑葉エキス末の原生薬換算量は5重量部である。なお、上記重量部は、乾燥重量を表す。
【0022】
本発明の組成物またはマスキング剤は、桑葉以外に、本発明の効果を損なわない限り、甘味料、香料、防腐剤、安定化剤などの他の成分を含んでいてもよい。
【0023】
例えば、本発明は、還元麦芽糖を添加してもよい。還元麦芽糖の添加量は、天然由来素材の機能・効果を損なわない限り特に限定されないが、好適に天然由来素材の不快臭をマスキングするために、天然由来素材1重量部に対し、還元麦芽糖は、0.01〜1重量部、特に0.03〜0.6重量部、とりわけ0.05〜0.2重量部添加することが望ましい。
【0024】
本発明において、不快臭とは、人が不快に感じる臭みをいい、上記の天然由来素材が放出する不快臭としては、例えば、コラーゲン臭、大豆臭、豆乳臭、納豆臭、乳臭、粉臭、食肉臭などが挙げられる。
本発明において、マスキングとは、このような不快臭が嗅覚から遮蔽されることをいい、不快臭を他のより強い香りで覆い隠したり、あるいは不快臭自体を消去もしくは低減させたり、またはよい香りに変化させたりすることをいう。
【0025】
本発明に係る組成物は、食品として、特に健康食品、機能性食品、健康補助食品、特定保健用食品として使用することができる。これら食品は、例えばお茶、ジュースといった飲料水;ゼリー、あめ、チョコレート、チューインガムなどの形態であってもよい。また、本発明に係る食品は、栄養補助食品(サプリメント)として、液剤、粉剤、粒剤、カプセル剤、錠剤の形で製造されてもよい。
【0026】
また、本発明に係る組成物は、医薬として使用することができる。これら医薬品は、例えば錠剤、コーティング錠、糖衣錠、硬若しくは軟ゼラチンカプセル剤、液剤、乳濁剤又は懸濁剤の形態で経口的に投与することができるが、例えば坐剤の形態で直腸的に;例えば軟膏、クリーム剤、ゲル剤又は液剤の形態で局部的又は経皮的に;例えば注射用液剤として非経口的に投与することもできる。
【0027】
医薬として、本発明に係る組成物の投与量は、特に制限されないが、天然由来素材の種類、疾患の種類、投与経路、剤型、患者の年齢、体重および症状に応じて適宜選択することができる。例えば、天然由来素材がコラーゲンである本発明の組成物を経口投与する場合には、成人1日当たりコラーゲン量として1〜6gの投与が望ましい。また、投与期間は、年齢、症状に応じて任意に定めることができる。
【0028】
また、本発明に係る組成物は、食品や医薬品の製剤原料として、例えば硬および軟カプセル剤皮などのカプセル剤皮;皮膚薬などに使われる可塑性基礎剤;錠剤、トローチ剤および坐剤などの基礎剤;コーティング剤用のコーティング液;ならびに薬物徐放用担体の材料などとして使用することもできる。
【0029】
また、本発明に係る組成物は、化粧品として、例えば、口紅、アイシャドウ、ローション、乳液、ファンデーションとして使用することもできる。
【0030】
また、本発明に係る組成物は、衛生用品として、例えば、せっけん、シャンプー、リンス、歯磨き粉、洗口液、口腔清涼剤、整髪料、育毛剤、スキンクリーム、スキンローションとして使用することもできる。
【0031】
また、本発明に係る組成物は、生体材料として、例えば、人工角膜、人工関節、人工軟骨、人工血管および人工皮膚などの人工臓器、止血材、縫合糸として使用することもできる。
【0032】
本発明に係るマスキング剤は、上記で示した、食品、医薬、製剤材料、化粧品、衛生用品および生体材料などをマスキングするために用いることができるが、これらの用途に限定されるわけではない。
【0033】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を示すが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
【0034】
調製例1
枝付で1m程度に刈り取った桑葉を、枯葉や異物を除去した後、水洗し、泥や汚れを落とした。次に、該桑葉を重曹−食塩(1:1)各0.025%水溶液に浸漬した。次に、該桑葉に95〜120℃の蒸気を5分間吹き付け、続いて、80℃の熱風で、水分が5%以下になるまで乾燥し、枝を取り除いた。次に、該桑葉を、蒸気(約180℃、数秒間)により殺菌してから、粉砕機に投入して粗粉砕し、得られた粗粉末を、再び粉砕機に投入して微粉砕して桑葉末(75メッシュパス95%以上)を得た。
【0035】
調製例2
枝付で1m程度に刈り取った桑葉を、枯葉や異物を除去した後、水洗し、泥や汚れを落とした。次に、80℃の熱風で、水分が5%以下になるまで乾燥し、枝を取り除いた。該桑葉の1kgに精製水15Lを加え、約80℃、3時間加熱した。次に、上清を取り出し、残渣に精製水15Lを加えて上記と同様に加熱し上清を得た。これらの得られた上清を一緒にし、ろ過(150メッシュ)、減圧濃縮(60〜80℃、固形分19〜20%になるまで)、殺菌(80℃、1時間)、スプレードライ、篩過(60メッシュ)し、桑葉エキス末を得た。
【0036】
実施例1
表1に示したとおりに各成分を配合し、次いで、α化デンプンを0.9重量%添加してから、吹上造粒にて顆粒化を行い調製した。なお、水溶性コラーゲンはニッピ社製のペプタイドFEPを、桑葉末は調整例1で得たものをそれぞれ使用した。
【0037】
比較例1および比較例2
表1に示したとおりに各成分を配合した以外は、実施例1と同様に調製した。なお、表1中の配合(%)は重量%を表す。
【0038】
【表1】
Figure 2004357584
【0039】
コラーゲン水溶液の官能試験
上記で調製した実施例1、比較例1または比較例2を、それぞれ3gずつ取って50mlの水に溶解させ、3種類のコラーゲン水溶液を調製した。
次いで、これらのコラーゲン水溶液を成人健常者の被験者8名(男性4名、女性4名)に飲用させ、その臭いの強さを表2に示す基準で評価させた。健常者に、一つのコラーゲン水溶液を飲用させた後、すぐに他方のコラーゲン水溶液を飲用させるようにして、各人に上記3種類のコラーゲン水溶液を飲用させた。結果を表2に示した。
【0040】
【表2】
Figure 2004357584
【0041】
結果
表2に示した結果から、桑葉がコラーゲンの不快臭をマスキングすることが認められた。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、コラーゲン臭などの天然由来素材の不快臭をマスキングした組成物、およびこの組成物の食品、医薬、製剤材料、化粧品、衛生用品および生体材料としての用途を提供することができる。
すなわち、
(1)本発明によれば、天然由来素材の不快臭がマスキングされるので、飲食、服用および取り扱いなどに優れた組成物を得ることができる。
すなわち、本発明によれば、飲食や服用が容易な食品または医薬品などを提供することができる。
また、本発明によれば、使用者などに不快感を与えず、また製品イメージを損なうことのない化粧品や衛生用品を提供することもできる。
さらに、本発明によれば、医療従事者にとって取り扱いが容易で、作業効率にも優れた、患者などの使用者に不快感を与えたりしない人工臓器などの生体材料を提供することもできる。
(2)桑葉は天然由来の素材であるので、本発明によれば、安全性に優れ、長期に使用しても有害作用などの心配のない組成物を得ることもできる。
(3)本発明によれば、不快臭のため、使用者、使用量または用途などに制限のあった天然由来素材を、さまざまな使用者を対象に、より多くの量で、より広い用途で使用することができる組成物を得ることもできる。

Claims (12)

  1. 不快臭を放出する天然由来素材と、不快臭のマスキング成分として桑葉とを含むことを特徴とする組成物。
  2. 桑葉が、桑葉末、桑葉抽出液および桑葉エキス末からなる群より選択される、請求項1記載の組成物。
  3. 不快臭を放出する天然由来素材1重量部に対して、桑葉が原生薬換算量で0.1〜10重量部になるように添加された、請求項1または2記載の組成物。
  4. 不快臭を放出する天然由来素材が蛋白素材である、請求項1〜3のいずれか一項記載の組成物。
  5. 蛋白素材がコラーゲンまたはゼラチンである、請求項4記載の組成物。
  6. 食品である、請求項1〜5のいずれか一項記載の組成物。
  7. 医薬である、請求項1〜5のいずれか一項記載の組成物。
  8. 製剤原料である、請求項1〜5のいずれか一項記載の組成物。
  9. 化粧品である、請求項1〜5のいずれか一項記載の組成物。
  10. 衛生用品である、請求項1〜5のいずれか一項記載の組成物。
  11. 生体材料である、請求項1〜5のいずれか一項記載の組成物。
  12. 桑葉をマスキング成分として含む、天然由来素材の不快臭のマスキング剤。
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