JP2004356884A - テレビジョン受信機 - Google Patents

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Takehiko Toyoda
毅彦 豊田
Ichiro Seto
一郎 瀬戸
Takakimi Sekiguchi
孝公 関口
Shuichi Sekine
秀一 関根
Naoko Ono
直子 小野
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Abstract

【課題】視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることができるようにする。
【解決手段】放送局側の送信機100は、事前に広告情報を受信機150へ送信する。受信機150はこの広告情報を記録再生部155内の記録媒体に記録する。受信機150は、チューナ152によって広告を表示すべき期間に検出された受信品質に応じて、受信品質が良いときにはこのとき受信された広告情報を、受信品質が悪いときには前記記録媒体から再生した広告情報をモニター160に表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、テレビジョン受信機に関し、特に広告主の支払う広告料金を主要な財源としている民間放送事業者の放送システムに用いられるテレビジョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13は、従来の放送システムの番組コンテンツと広告情報の配信形態を示す図である。図13において、番組コンテンツAと番組コンテンツBとの間の時間に広告情報A1〜Anが放送される。なお、図13には示していないが、広告情報は番組コンテンツAやBの番組コンテンツ中に文字や音声で提示される場合もある。
【0003】
一般に民間放送事業者は、番組コンテンツ中や番組コンテンツ間に広告主の広告情報を挿入し、これにより得られる広告料収入を主要な財源としている。
これ故、民間放送事業者は広告主より依頼された広告情報を視聴者に対して正確に視聴させる責務がある。
民間放送事業者は、番組コンテンツA(例えばドラマの前編)と番組コンテンツB(例えばドラマの後編)との間の広告情報を視聴者に視聴させるために、番組コンテンツAの最後のシーンを番組が適度に盛り上がったところ或いは核心に迫る手前等とし、なるべく視聴者に続きが見たいという欲求を持たせる。このように広告挿入時刻を意識した番組コンテンツの制作をする。更には番組コンテンツに対する視聴者の興味を引きつけるために、効果的に広告情報を利用している場合もある。
【0004】
これらの手法を取ることにより、番組コンテンツと広告情報の一体化を図り、視聴者に広告情報の視聴も促すことができる。
結果、広告情報中に他の放送事業者の放送に視聴者を奪われるのを防ぎ、広告主に対しての責務を果たすことができる。このことは広告主からの信頼を獲得でき、広告収入の増加にもつながる。
【0005】
近年、放送システムのデジタル化に伴い、高品質化、周波数の有効利用等が可能となっている。放送システムのデジタル化のその他のメリットは、例えば総務省情報通信政策地上放送課サイト(非特許文献1参照)等に記載されている。
【0006】
地上波デジタル放送では、移動体での受信を考慮した放送が行われる。しかしながら移動体受信環境下では、移動による電波不感地帯への進入や、電波伝播環境の急激な劣化により必ずしも常時確実に受信できるとは限らない。
【0007】
それ故、移動による電波不感地帯への進入や、電波伝播環境の急激な劣化により、広告情報が受信できず視聴者に視聴してもらえなくなることは、広告情報を視聴者に視聴してもらいたい民間放送事業者(広告主)および広告情報を視聴したいという欲求のある視聴者にとって重要な問題となる。
【0008】
また、従来、広告情報のみを放送受信機に予め蓄積しておき、この蓄積しておいた広告情報の中から視聴者の嗜好にあった広告情報を再生する放送受信機が考えられている(例えば特許文献1参照)。
【0009】
しかしながら、特許文献1は、番組コンテンツを放送している民間放送事業者の意図しない時刻に挿入される可能性があり、広告主より依頼された広告情報を、視聴者に対して正確に視聴させることが困難となる。一般的に民間放送事業者は、番組コンテンツ自体、または番組コンテンツ間の広告表示時間帯に応じた広告料金を広告主から徴収している。
【0010】
よって、意図しない時刻で広告情報が挿入されてしまうと、広告主に対しての料金徴収が不明瞭になってしまう。また、上述したような、広告挿入時刻を意識した番組コンテンツの制作や、番組コンテンツに対する視聴者の興味を引きつけるための効果的な広告情報の利用も不可能となってしまう。
【0011】
さらに、特許文献1は、固定受信の安定した電波伝播環境下が前提であり、移動体受信時において、移動による電波不感地帯への進入や、電波伝播環境の急激な劣化等により、番組コンテンツに対応する広告情報が受信できなくなる場合には有効ではない。
【0012】
【特許文献1】
特開平11−135636号公報
【非特許文献1】
「地上デジタル放送のご案内 −もうすぐ全ての放送がデジタル化されます。− (情報通信政策局地上放送課)」
総務省、[平成15年5月7日検索]、インターネット
<URL:http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/digital−broad/index.html>
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来のテレビジョン受信機においては、移動による電波不感地帯への進入や、電波伝播環境の急激な劣化等により、番組コンテンツに対応する広告情報が受信できなくなる場合には、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることができなかった。
【0014】
この発明は、広告情報表示日時に予め蓄えられた番組コンテンツに対応する広告情報を表示することで、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることができる受信機を提供することを目的とする。
【0015】
また、放送受信機内に予め蓄えた広告情報から、民間放送事業者の放送と同一時刻に同一内容の広告情報を再生可能とし、広告主から番組コンテンツ放送時間帯に応じた明確な広告料金の徴収を可能とすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明においては、テレビジョン放送を受信するチューナと、このチューナによる前記テレビジョン放送の受信品質を検出する受信品質検出手段と、広告情報を記録している記録媒体から前記広告情報を再生する広告情報再生手段と、広告を視聴者へ視聴させる期間か否かを識別するための広告視聴指定時間情報が供給される入力端と、この入力端から入力された前記広告視聴指定時間情報を用いて、視聴者へ広告を視聴させる期間であるか否かを判定する広告時間判定手段と、この広告時間判定手段が視聴者へ広告を視聴させる広告期間と判定したとき、前記受信品質検出手段によって検出された受信品質が所定の品質より悪いか否かを判定する判定手段と、この判定手段による判定結果が前記所定の品質より悪いと判定したとき、この広告期間では前記広告情報再生手段が前記記録媒体から再生した広告情報を、良いと判定したとき前記チューナにより受信した広告情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン受信機を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明のテレビジョン受信機の第1の実施の形態の構成について図1および図2を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明のテレビジョン受信機に係る第1の実施の形態の構成を説明するためのブロック図である。
図1において、放送システム1は、放送局側の送信機100および自動車,携帯端末,一般家庭等に設置される受信機110から構成されている。
送信機100は、番組コンテンツ及び第1の広告供給手段101,第2の広告供給手段102,時計103,多重回路104,アンテナ105から構成されている。
受信機150は、アンテナ151,チューナ152,TS処理部153,セレクタ154,記録再生部155,制御部156,入力処理部157,MPEGデコーダ158,OSD処理部159,モニター160から構成されている。
【0018】
まず送信機100側の構成について説明する。
番組コンテンツ及び第1の広告供給手段101は、映像および音声から構成される番組コンテンツと、広告主から依頼された第1の広告情報とを多重回路104へ供給する。この番組コンテンツ及び第1の広告供給手段101が供給する番組コンテンツおよび第1の広告情報は、視聴者にリアルタイムに視聴されるものとして作成されている。
【0019】
第2の広告供給手段102は、広告主から依頼された少なくとも1種類の第2の広告情報を多重回路104へ供給する。この第2の広告情報は、予め受信機150側で第2の広告情報の表示すべき時刻前に蓄積した後で視聴されるものとして作成されており、リアルタイムに視聴者へ提示されることはない。この第2の広告情報により再生されるコンテンツは、第1の広告情報と同じであっても良く、異なっていても良い。
【0020】
図2は、第2の広告供給手段102から供給される第2の広告情報の構造を説明するための図である。
図2に示す通り、第2の広告供給手段102から供給される第2の広告情報は、広告映像音声信号201,この広告映像音声信号201による広告を視聴者にいつ(日付・時刻)提示すべきかを示す表示日時情報202,どこの放送チャンネルを視聴しているときに視聴者に提示すべきかを示す放送チャンネル情報203の3つの情報から構成されている。
【0021】
時計103は、時刻情報を多重回路104へ供給する。
多重回路104は、入力された番組コンテンツ,第1の広告情報,時刻情報の3つを多重したストリームを作成しアンテナ105を用いた放送にて視聴者側へ配信する。このストリーム作成時、多重回路104は第2の広告情報を、この第2の広告情報を表示すべき時刻前に予めデータ放送の形態にて多重される。第2の広告情報がデータ放送の形で配信される理由は、生で視聴者に見せるのではなく、一旦受信機150で蓄えた後で視聴者に視聴させるからである。民間放送事業者は、予め広告主より各番組コンテンツ放送時間帯に放送する広告情報を入手しているから広告表示日時前に送出することが可能である。
【0022】
次に受信機150側の構成について説明する。
図1において、アンテナ151により受信されたデジタル放送信号はチューナ152へ供給される。チューナ152は、視聴者による入力処理部157の操作に応じて、制御部156から入力された選局信号により所定の周波数帯の信号を選局し、得られたMPEG2トランスポートストリームをTS処理部153へ出力する。また、チューナは、受信電界強度や、受信信号の誤り率をもとに受信品質を検出し、この検出した受信品質情報を制御部156へ出力する。
【0023】
制御部156は、時計を有しており受信機150全体の動作をコントロールする。この制御部156内の時計は、放送により送られTS処理部153により分離された時刻情報により時刻が調整される。これにより内部時計は放送局側と同じ正しい時刻を維持することができる。
【0024】
このように番組コンテンツと同じ放送により送られてきた時刻情報により内部時計を調整ので、例えば、内部時計がGPS衛星電波を応用した電波時計や、福島県にある“おおたかどや山標準電波送信所”からの標準電波に時刻を合わせていた場合と比較して、広告情報を表示するタイミングの誤差をより小さくすることができる。
【0025】
TS処理部153は、チューナ152から入力されたMPEG2トランスポートストリームをデパケットすると共に番組配列情報(Service Information:以下、SIと記す)を抜き出し、この抜き出したSIを用いて視聴者に指示されたチャンネルを視聴するための番組コンテンツ,第1の広告情報,第2の広告情報,時刻情報を分離する。
【0026】
このSIにはプログラム・スペシフィック・インフォメーション(以下、PSIと記す)が含まれている。SIの詳細説明は省略するが、チャンネルの周波数、変調方式など選局に必要な情報、チャンネル名、番組名等の情報、番組が有料放送(スクランブル放送)か、ノンスクランブル放送か等を示す情報など、視聴者が番組を選択し視聴する際に必要な情報が含まれている。
【0027】
TS処理部153は、この分離した番組コンテンツ,第1の広告情報を抜き出してセレクタ154を介してMPEGデコーダ158へ供給する。
MPEGデコーダ158は、セレクタ154を介して入力された番組コンテンツ,第1の広告情報の映像・音声信号を、MPEG2デコードし、このMPEG2デコードした映像・音声信号をモニター160へ出力する。これにより視聴者はリアルタイムに放送されている番組・広告を視聴することができる。
【0028】
記録再生部155は、少なくとも前記データ放送により送られTS処理部153により分離された図2に示した第2の広告情報を、第2の広告情報の表示日時前に内部の記録媒体に記録する。この記録再生部155内部の記録媒体は、磁気ディスク,磁気テープ,半導体メモリ等、情報を記録再生可能な手段であれば何を用いても良い。
【0029】
セレクタ154は、制御部156からの制御信号に応じてTS処理部153および記録再生部155のいずれか一方からの信号を選択してMPEGデコーダ158へ出力する。
【0030】
制御部156は、記録再生部155に記録された第2の広告情報に含まれる表示日時情報202を検出する。
制御部156は、この表示日時情報202に示す表示日時になると、チューナ152から入力された受信品質情報に応じて、セレクタ154を切替える。
この切替え動作について説明する。
制御部156は、番組コンテンツ期間(図13に示した番組コンテンツを表示すべき期間)については、常にTS処理部153から供給されている番組コンテンツを選択するための制御信号をセレクタ154へ供給する。
【0031】
制御部156は、広告期間(図13に示した広告を表示すべき期間)については、受信品質情報が所定の品質よりも良いことを示すとき、TS処理部153から直接接続されて供給されている第1の広告情報を選択するための制御信号をセレクタ154へ供給する。反対に、制御部156は、受信品質情報が所定の品質よりも悪いことを示すとき、当該時刻に表示すべき第2の広告情報を再生するための制御信号を記録再生部155へ出力すると共に、記録再生部155から再生された第2の広告情報を選択するための制御信号をセレクタ154へ出力する。
【0032】
この結果、MPEGデコーダ158は番組コンテンツ期間にはリアルタイムに送られている番組コンテンツをデコードする。また、MPEGデコーダ158は広告期間には受信品質が良いときには番組コンテンツ同様にリアルタイムに送られている第1の広告情報をデコードし、受信品質が悪いときには記録再生部155から再生された第2の広告情報をデコードする。
【0033】
OSD処理部159は、MPEGデコーダ158がデコードした映像にOSD(On Screen Display)機能によりエラーメッセージ等を多重し、外部のモニター160へ出力する。OSD処理部159は、MPEGデコーダ158がデコードした音声信号はスルーするが、視聴者に警告等をするときには制御部156から入力された警告音を多重した後にモニター160へ出力する。
【0034】
モニター160は、OSD処理部159から入力された映像・音声信号を再生する。
一般的に民間放送事業者は、番組コンテンツ自体または番組コンテンツ放送時間帯に対して広告主から広告料を徴収しているので、広告情報は放送している番組コンテンツに対応したものである。
【0035】
次に、本発明のテレビジョン受信機の第1の実施形態の動作について、更に図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。
なお、送信機100の動作は上記した通り、送信機100内部の多重回路104が、番組コンテンツ,第1の広告情報,時刻情報の3つを
多重したストリームを作成しアンテナ105を用いた放送にて視聴者側へ配信するのみであるため、ここでは特にフローチャートを用いた説明は省略し、受信機150の動作についてのみ説明する。
【0036】
図3は、図1に示す放送システム1に用いられる受信機150の広告表示を行うときの動作を説明するためのフローチャートである。
なお、特に断らない限りこれら全ての制御は制御部156からの制御により行われるものである。
図3において、受信機150は電源が投入され、あるチャンネルの番組コンテンツを受信し、通常この番組をリアルタイムでモニター160に再生する(ステップ301)。番組コンテンツを視聴中は、データ放送の形態にて送信され未だ記録していない第2の広告情報があれば記録再生部155に記録する(ステップ302)。また、記録再生部155に記録されている第2の広告情報の表示日時情報は制御部156内の時計と比較され、既に表示日時が過ぎており今後は再生しない第2の広告情報については逐次削除されて記録媒体の空きスペースが作成される。よって受信装置の記録装置を小容量なものを使用できるので、受信装置のコストを削減することが可能となる。
【0037】
視聴者は番組コンテンツ視聴中に、他の放送事業者の放送するチャンネルに変更した場合(ステップ303)、チャンネルが切替えられ切替えた先のチャンネルと共に送られている第2の広告情報が記録再生部155に記録される。
【0038】
以上により、今後再生する可能性のある第2の広告情報のみが記録再生部155に記録される状態となる。なお、予め記録する必要がある全ての第2の広告情報について記録が完了した場合は、記録再生部155を動作させない制御をしても良い。このように制御することにより、消費電力を削減することができる。
【0039】
次に、視聴者が番組コンテンツの視聴を終了する場合には、処理を終了し電源が断たれ、視聴者が番組コンテンツの視聴し続ける場合には次のステップ305の処理へ移る(ステップ304)。
【0040】
次のステップ305では、放送チャンネル情報203が用いられて記録再生部155に記録されている現在視聴中のチャンネルに対する第2の広告表示情報が抽出され、この抽出された第2の広告表示情報に含まれる表示日時情報202と、制御部156内の時計とが比較される。
【0041】
まだ表示日時情報202が示す日時になっていなければステップ301へ戻り、表示日時情報202が示す日時になっていれば受信品質が確認される(ステップ306)。
【0042】
ステップ306で受信品質が所定のレベルよりも良いときには第1の広告情報をモニター160に表示する(ステップ307)。
ステップ306で受信品質が所定のレベルよりも悪いときには記録再生部155から再生した第2の広告情報をモニター160に表示する(ステップ308)。
広告期間が終了すると、ステップ301へ戻る(ステップ309)。
図4は、送信機100から送信される信号を説明するための図である。
図4において、401は所定の放送チャンネルを用いて、所定の時間帯に放送する番組コンテンツであり、番組コンテンツAとする。
403は、この番組コンテンツAに対応する広告情報群、すなわち、番組コンテンツA自体もしくは番組コンテンツAの放送時間帯に対応した広告料を支払って視聴者に提示する広告情報群であり、広告情報群A403とする。
【0043】
広告情報群A403は少なくとも1種類以上の広告からなっており、n個の広告情報を広告表示日時となったら広告情報402が、広告情報A1,A2,…,Anと順次表示される。
【0044】
送信機100は、データ放送帯域を用いて広告情報群Aを、広告情報群Aを表示すべき時間の前迄に、予め受信機150側へ配信しておく。これにより受信機150では、広告表示日時の前迄に、番組コンテンツに対応する広告情報を予め記録再生部155に記録させることが可能となる。
【0045】
なお、図4では、t1〜t2間が広告期間であるが、このt1〜t2間に番組コンテンツBに対応する広告情報Bを表示するように編成される場合もある。この場合についても放送局100側で、広告情報Bを表示すべき時間の前迄に、番組コンテンツBに対応する広告情報群Bをデータ放送帯域で配信することで、予め受信機150側の記録再生部155内の記録媒体に広告情報群Bを記録することが可能である。
【0046】
次に、広告情報群の構成を図5(a)に示す。
図5(a)は広告情報をそれぞれ、時分割で送出する場合の構成である。
図5(a)において、501はデータ放送帯域で送出される広告情報A1’であり、図4の広告情報A1に対応する。
放送局側の送信機100は、少なくとも1種類以上(図5中ではn個とした)の広告情報を番組コンテンツA視聴中に時分割で送出する。
このように番組コンテンツ放送信号に多重されるデータ放送帯域を用いて、番組情報に対応する広告情報を予め配信しておくことで、広告主より依頼された広告情報を、視聴者に対して正確に視聴させることを可能とする。
【0047】
また、送信機100から広告情報A1’から広告情報An’までを一纏まりとして、数回にわたり繰り返し送信するいわゆるカルーセル伝送としても良い。これにより視聴者が番組コンテンツAの途中から番組コンテンツAを視聴したとしても、全ての広告情報群(広告情報A1’から広告情報An’)を広告情報を予め記録再生部155内の記録媒体に記録することが可能である。
【0048】
また、広告情報群の他の構成例を図5(b)に示す。
図5(b)は広告情報を多重して同時に送出する場合の構成である。
図5(b)において、551はデータ放送帯域で送出される広告情報A1’’であり、図4の広告情報A1に対応する。
放送局側の送信機100は、少なくとも1種類以上(図5(b)中ではn個とした)の広告情報を番組コンテンツA視聴中に多重して同時に送出する。多重方法は、異なる送信コードを用いたコード多重や、異なる送信周波数を用いる周波数多重がある。
【0049】
このように番組コンテンツ放送信号に多重されるデータ放送帯域を用いて、番組情報に対応する広告情報を予め配信しておくことで、広告主より依頼された広告情報を、視聴者に対して正確に視聴させることを可能とする。
【0050】
また、送信機100から広告情報A1’’を数回にわたり繰り返し送信するようにしても良い。これにより視聴者が番組コンテンツAの途中から番組コンテンツAを視聴したとしても、全ての広告情報群(広告情報A1’から広告情報An’)を広告情報を予め記録再生部155内の記録媒体に記録することが可能である。
【0051】
上記した通り、予め記録再生部155に記録されている第2の広告情報に含まれる表示日時情報202を用いることにより、広告表示日時前に、放送手段150が受信不可能な状態となった場合においても、広告を表示すべき日時を判断することが可能である。
【0052】
また、受信品質が悪いか良いかを判断するための所定の閾値は、必ずしも固定である必要はなく、可変であっても良い。例えばチャンネル毎に可変しても良いし、受信品質の値を平均した値からどれ位悪い値としても良いし、またテレビジョン放送を視聴する時間帯によって可変しても本発明の効果を得ることができる。
【0053】
以上説明した通り、広告情報表示日時に予め蓄えられた番組コンテンツに対応する広告情報を表示することで、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることが可能となる。
【0054】
例えば、受信機150の移動による電波不感地帯への進入や、電波伝播環境の急激な劣化等により、広告情報表示日時に番組コンテンツに対応する広告情報が受信できなくなっても、広告主より依頼された広告情報を、視聴者に対して正確に視聴させることが可能となる。
【0055】
(第1の実施の形態の変形例)
上記実施の形態では第2の広告情報に含まれる表示日時情報202を用いて、この表示日時情報が示す日時に広告情報を表示するようにしたが、次のようにしても良い。
【0056】
第2の広告情報には特に表示日時情報202として、どこの時間帯で放送すべきである広告の情報なのかを示す時間帯に関する情報が記載されている。一般的に、番組コンテンツ中と広告情報中とでは、広告表示期間中はステレオ等のように音声信号等形態が異なる。よって、この変化から広告表示日時を検出する。そして音声信号等形態が広告表示期間中を示す間、受信状態が悪いとき該当するチャンネルと時間帯に属する第2の広告情報をモニター160から再生する。
【0057】
この方法によれば、広告を表示している途中に放送手段150が受信不可能となった場合においても途切れることなく広告情報を表示することが可能となる。
この変形例では、必ずしも記録再生部に第2の広告情報が記録されているとは限らないため、第2の広告情報が記録媒体に記録されているか否かを判断する必要がある。
【0058】
このときの制御部155による制御動作を図6に示す。図6は図3と比較してステップ601とステップ602が加わった点が異なっており、この異なっている動作についてのみ説明をする。
【0059】
制御部156は、ステップ306で受信品質が所定のレベルよりも良いときには第1の広告情報をモニター160に表示する(ステップ307)。
制御部156は、ステップ306で受信品質が所定のレベルよりも悪いときには記録再生部155に第2の広告情報が記録されているか否かを検出する(ステップ601)。ステップ601で記録されていた場合には、ステップ309により記録再生部155から再生した第2の広告情報をモニター160に表示させる。
【0060】
ステップ601で記録されていなかった場合には、いずれの広告情報も表示することができない。この場合、OSD処理部159のOSD機能によりエラーメッセージを映像/音声で多重することにより、視聴者に通知する(ステップ602)。
【0061】
なお、このエラーメッセージは通知文の他、受信不可能なことを伝える音声や、画像や、動画としても本発明に係わる効果は何ら変わることはない。
以上説明した通り、広告情報表示日時に予め蓄えられた番組コンテンツに対応する広告情報を表示することで、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることが可能となる。
【0062】
例えば、受信機150の移動による電波不感地帯への進入や、電波伝播環境の急激な劣化等により、広告情報表示日時に番組コンテンツに対応する広告情報が受信できなくなっても、広告主より依頼された広告情報を、視聴者に対して正確に視聴させることが可能となる。
【0063】
さらに、視聴者が表示手段に何も表示されずに、不快な思いをすることを回避することが可能となる。
(第2の実施の形態)
図7は、本発明のテレビジョン受信機に係る第2の実施の形態の構成を説明するためのブロック図である。
第1の実施の形態では、第2の広告情報はデータ放送帯域を用いて受信機150へ配信された。しかし、第2の実施の形態では第2の広告情報は、データ放送以外の方式、例えばセルラー,無線LAN等の無線通信か、電話回線,ISDN回線,LAN等からなる有線通信か、半導体メモリ(SDやフラッシュ),磁気ディスク(HDD),光ディスク(CD−ROM,DVD)等の記録媒体のいずれかで予め提供するようにしても良い。即ち、予め受信機150へ提供できる形態であればこれに限らず何であってもかまわない。
【0064】
なお、図1と同一の構成要素には同一符号を付し説明を省略する。ここでは、第2の広告送出手段701および第2の広告情報記録制御手段702についてのみ説明する。
【0065】
図7において、第2の広告送出手段701はインターネットへ送出するための伝送フォーマットに変換しインターネットを介して受信機150側へ配信する。第2の広告情報記録制御手段702は、インターネットを介して配信された第2の広告情報を受信して伝送フォーマットをから記録再生部155内の記録媒体に記録するためのフォーマットに変換した後、記録再生部155内の記録媒体に記録する。
【0066】
なお、DVD等の記録媒体を用いて予め第2の広告情報を配信しておく場合には、送信機100側では第2の広告送出手段701の代わりに記録媒体を配布することが必要となり、受信機150側では第2の広告情報記録制御手段702および記録再生部155がDVD等記録媒体の再生装置に置き換えれば良い。
【0067】
なお、記録媒体には配信する場合は、配布された記録媒体に記録されている全ての情報を記録再生部155内の記録媒体に記録しても、必要な広告情報のみ記録再生部155内の記録媒体に保持しても、どちらでも良い。
【0068】
以上説明した通り、広告情報表示日時に予め蓄えられた番組コンテンツに対応する広告情報を表示することで、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることが可能となる。
【0069】
例えば、受信機150の移動による電波不感地帯への進入や、電波伝播環境の急激な劣化等により、広告情報表示日時に番組コンテンツに対応する広告情報が受信できなくなっても、広告主より依頼された広告情報を、視聴者に対して正確に視聴させることが可能となる。
【0070】
更に、第2の広告情報を放送とは関係のない媒体を用いて配信するので、放送受信信号の品質に依存せずに予め第2の広告情報を記録手段に蓄えることができ可能となる。
【0071】
(第3の実施の形態)
これまで説明してきた実施の形態では、受信機150は、受信状態の良し悪しにより記録再生部155内の記録媒体から再生された第2の広告情報を表示するか否かを制御していた。しかし、この第3の実施の形態では受信状態の良し悪しにかかわらず常に記録再生部155内の記録媒体から再生された第2の広告情報を表示する。
【0072】
図8は、本発明のテレビジョン受信機に係る第3の実施の形態の構成を説明するためのブロック図である。図8は図1と比較してチューナが、受信電界強度や、受信信号の誤り率をもとに受信品質を検出した受信品質情報を制御部156へ出力しない点で異なる。
【0073】
このように構成された受信機150の動作を図9を用いて詳細に説明する。
図9は、図8に示す放送システム1に用いられる受信機150の広告表示を行うときの動作を説明するためのフローチャートである。
なお、図9において、図3と同じものについては同一符号を付し説明を省略する。
ステップ305にて広告表示日時になると、制御部156は記録再生部155内の記録媒体に第2の広告情報が保持されているか否かを判断する(ステップ901)。このステップ901で保持されていれば記録再生部155内の記録媒体から再生された第2の広告情報を表示し(ステップ902)、反対に保持されていなければリアルタイムに送られている第1の広告情報を再生する(ステップ903)。これを広告表示日時が終わるまで繰り返す(ステップ301)。
【0074】
この実施の形態において、第2の広告情報をリアルタイムに送信不可能な量のデータ量を用いて、例えば視聴者の好みに応じて複数種の広告の中から好みの広告を選択可能とする、通常よりもより高度な広告情報としておく。
【0075】
これにより、受信品質の良し悪しによらず記録媒体に記録された第2の広告情報を表示する。よって視聴者は、図4に示す広告期間に受信品質が悪くなったときでも記録媒体に記録された第2の広告情報を視聴することができる。更にこの第2の広告情報はより高度な広告情報であるため、視聴者にとって都合が良い。
【0076】
他、更に次のようにしても良い。
・第2の広告情報が第1の広告情報とは異なる(例えばより高度)場合には、視聴者にこの第の広告情報が記録再生部155内の記録媒体に蓄積されたことを示す映像、音声等によるメッセージをOSD処理部159による多重させ、視聴者に通知するようにしても良い。これにより視聴者は予め第2の広告情報が第1の広告情報と異なることを知ることができる。
【0077】
・第3の実施の形態と第1の実施の形態のいずれの動作をするかを視聴者が予め設定しておけるようにしても良い。これにより視聴者は予めいずれの動作をさせるか設定することができる。
【0078】
以上説明した通り、広告情報表示日時に予め蓄えられた番組コンテンツに対応する広告情報を表示することで、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることが可能となる。
【0079】
(第4の実施の形態)
この第4の実施の形態は、実際に表示された回数に応じて削除するようにしても良い。
本発明のテレビジョン受信機に係る第3の実施の形態の構成を説明するためのブロック図は、図1,7,8等と同じであるためここでは省略し、制御部156の動作が異なるのでこの点について詳細に説明する。
【0080】
図10(a)は、放送局側で送信機100から配信される第2の広告情報を示す図である。
送信機100は、広告映像音声信号201に、広告主コード1001,有効期限情報1002,再生回数制限情報1003を付して受信機150へ配信する。また、広告期間に入る前に、予め番組コンテンツの広告主コードをデータ放送等で送り、受信機150はこれを受けて当該広告主の第2の広告情報の有無を検出して在れば再生する。
【0081】
制御部156は、各広告の第2の広告情報毎に、図10(b)に示す通り実際に再生した回数をカウントした値である再生回数1010を付加して記録再生部155内の記録媒体へ記録する。
【0082】
図11は、放送システム1に用いられる受信機150の広告表示を行うときの動作を説明するためのフローチャートである。
制御部156は、図4に示す広告期間になったときに第2の広告情報が記録再生部155内の記録媒体に蓄積されていたら再生してモニター160に表示し、第2の広告情報を再生する度に再生回数1010をカウントアップしていく。
【0083】
また、制御部156は、図11に示す通り現在日時が有効期限を過ぎた場合には記録再生部155内の記録媒体から当該第2の広告情報を削除する(ステップ1101)。また、制御部156は、再生時に再生回数制限情報1003に示す再生回数に達したら、記録再生部155内の記録媒体から当該第2の広告情報を削除する(ステップ1102)。
【0084】
これら制御部156のステップ1101〜1102による削除処理はこれに限らず、例えば受信装置150の電源オン時,電源オフ時,定期的等に行うようにしても良い。また、広告期間終了後にまとめて削除を行う他、広告情報Anが1つづつ表示完了する毎に削除を行っても良い。
【0085】
これにより、所定回数表示したり、有効期限を過ぎた第2の広告情報は記録再生部155内の記録媒体から削除される。
また、放送局側と受信機150で仕様が決められている場合には、第2の広告情報を簡素化することができる。例えば再生する回数は全て1回とし、有効期限情報1002は次の広告期間の終了点とする。すると広告主は自ずと決まるため放送局側から配信する必要はない。また、再生回数もカウントする必要が無いので同じく配信する必要はない。
【0086】
更に有効期限情報1002も広告期間の終了点とすれば音声形式の違いから広告期間であると判断する場合には配信する必要はない。
以上説明した通り、広告情報表示日時に予め蓄えられた番組コンテンツに対応する広告情報を表示することで、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることが可能となる。
【0087】
更に、第2の広告情報に表示回数の制限を設けたり、有効期限を設けることができる。
(第5の実施の形態)
図12は、本発明のテレビジョン受信機に係る第5の実施の形態の構成を説明するためのブロック図である。
なお、図1と同一の構成要素には同一符号を付し説明を省略する。ここでは、画質調節手段1201について述べる。
画質調節手段1201は、第2の広告供給手段で送信される広告情報A(図4の広告情報402)が入力され、サンプリング周波数、量子化ビット数、フレームレート、圧縮方式の少なくとも1つを小さくする。これにより図12においてデータ放送帯域で送出される広告情報群Aとしては、データ量が削減されたものが配信される。例えば、番組コンテンツや第1の広告情報の放送帯域ではMPEG4の放送方式で送信されている場合、広告情報群Aとしては、MPEG4方式よりフレームレートの低い動画,テキストデータ、画像データ,画像サイズの小さい動画で配信をする。このように広告情報のデータ量が小さくすることにより、広告情報を記録媒体で配布る場合にはより多くの広告情報を記録媒体へ記録させておくことが可能であり、広告情報をデータ放送で放送よりも先に送る場合には送る周期を短く(1カルーセルに要する期間を短くということ)することが出来、より短い時間番組を視聴するだけで必要とする広告情報を取り込むことが出来る。
【0088】
なお、第2の広告情報を最初から第1の広告情報よりもデータ量を削減したものを作成しても良い。この場合には画質調節手段1201は不要となる。
以上説明した通り、広告情報表示日時に予め蓄えられた番組コンテンツに対応する広告情報を表示することで、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることが可能となる。
【0089】
更に、第2の広告情報の配信のために十分な信号帯域を確保することができなかったとしても、第2の広告情報を第1の広告情報よりも低レートとすることで配信を可能とすることができる。
【0090】
(第6の実施の形態)
本発明のテレビジョン受信機に係る第6の実施の形態の構成は、図1と同じであるため説明を省略し、制御部156の動作が異なるのでこの制御部156について詳細に説明する。
【0091】
制御部156は、記録再生部155内の記録媒体に記録されている第2の広告情報の記録状態を検出する。この検出する記録状態とは、例えば記録保持されている第2の広告情報の個数や、記録媒体に記録されているデータサイズのことである。
【0092】
そして制御部156は、視聴者による入力処理部157の操作による指示により、この検出した記録状態から「記録中か記録完了かを示す表示」,「広告情報の個数を示す表示」,「削除中を示す表示」,「全データサイズにおける記録量を示す表示」等を必要により演算により求めて作成し、OSD処理部159に多重させる。これにより視聴者は番組コンテンツに対応する第2の広告情報の状態がモニター160に表示される。
【0093】
以上説明した通り、広告情報表示日時に予め蓄えられた番組コンテンツに対応する広告情報を表示することで、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることが可能となる。
【0094】
更に、第2の広告情報の記録状態を表示手段に表示するので、視聴者は番組コンテンツに対応する第2の広告情報の状態を適切に知ることが可能となる。
上記各実施の形態ではMPEG2,MPEG4方式で放送が行われる例としたが、本発明はこれに限らない。
(補足)
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、広告情報表示日時に予め蓄えられた番組コンテンツに対応する広告情報を表示することで、視聴者へ広告主より依頼された広告情報を視聴させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン受信機に係る第1の実施の形態の構成を説明するためのブロック図。
【図2】第2の広告供給手段102から供給される第2の広告情報の構造を説明するための図。
【図3】第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図4】送信機100から送信される信号のタイミングを説明するための図。
【図5】広告情報群の構成を示す図。
【図6】第1の実施の形態の変形例の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】本発明のテレビジョン受信機に係る第2の実施の形態の構成を説明するためのブロック図。
【図8】本発明のテレビジョン受信機に係る第3の実施の形態の構成を説明するためのブロック図。
【図9】第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図10】(a)は放送局側で送信機100から配信される第2の広告情報を示す図,図10(b)は制御部156が各広告の第2の広告情報毎に実際に再生した回数をカウントした値である再生回数1010を付加して記録再生部155内の記録媒体へ記録する第2の広告情報を示す図。
【図11】第4の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図12】本発明のテレビジョン受信機に係る第5の実施の形態の構成を説明するためのブロック図。
【図13】従来の放送システムの番組コンテンツと広告情報を配信形態を示す図。
【符号の説明】
1…放送システム、100…放送局側の送信機、110…受信機、101…番組コンテンツ及び第1の広告供給手段、102,701…第2の広告供給手段、103…時計、104…多重回路、105…アンテナ、150…受信機、151…アンテナ、152…チューナ、153…TS処理部、154…セレクタ、155…記録再生部、156…制御部、157…入力処理部、158…MPEGデコーダ、159…OSD処理部、160…モニター、201…広告映像音声信号、202…表示日時情報、203…放送チャンネル情報、401…番組コンテンツA、402…広告情報、403…広告情報群A、501…広告情報A1’、551…広告情報A1’’、702…第2の広告情報記録制御手段、1001…広告主コード、1002…有効期限情報、1003…再生回数制限情報、1010…再生回数、1201…画質調節手段。

Claims (9)

  1. テレビジョン放送を受信するチューナと、
    このチューナによる前記テレビジョン放送の受信品質を検出する受信品質検出手段と、
    広告情報を記録している記録媒体から前記広告情報を再生する広告情報再生手段と、
    広告を視聴者へ視聴させる期間か否かを識別するための広告視聴指定時間情報が供給される入力端と、
    この入力端から入力された前記広告視聴指定時間情報を用いて、視聴者へ広告を視聴させる期間であるか否かを判定する広告時間判定手段と、
    この広告時間判定手段が視聴者へ広告を視聴させる広告期間と判定したとき、前記受信品質検出手段によって検出された受信品質が所定の品質より悪いか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段による判定結果が前記所定の品質より悪いと判定したとき、この広告期間では前記広告情報再生手段が前記記録媒体から再生した広告情報を、良いと判定したとき前記チューナにより受信した広告情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン受信機。
  2. 更に、前記記録媒体に記録されている広告情報は放送とは異なる通信網を介して送られており、この通信網により送られた広告情報を前記記録媒体に記録する広告情報記録手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受信機。
  3. 更に、前記記録媒体に記録されている広告情報は前記テレビジョン放送のデータ放送帯域を用いて送られており、このデータ放送帯域により送られた広告情報を前記記録媒体に記録する広告情報記録手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受信機。
  4. 前記広告視聴指定時間情報は前記テレビジョン放送のデータ放送帯域を用いて送られており、このデータ放送帯域により送られた前記広告視聴指定時間情報を前記記録媒体に記録する広告視聴指定時間情報記録手段と、
    前記記録媒体から再生した前記広告視聴指定時間情報を、前記広告視聴指定時間情報として前記入力端へ供給する手段とを備えたことを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン受信機。
  5. 前記記録媒体に記録される広告情報は、前記判定手段による判定結果が前記所定の品質より良いと判定したとき前記チューナにより受信した広告情報よりも情報量が少ない、フレームレートの低い動画,テキストデータ,画像データ,画像サイズの小さい動画のいずれかから構成されることを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン受信機。
  6. 前記視聴指定時間情報として前記放送による音声の放送方式を検出するための音声識別信号を用いており、
    前記放送により送られた当該音声識別信号を視聴指定時間情報として前記入力端へ供給する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受信機。
  7. 前記受信品質検出手段により検出された受信品質が所定の品質よりも悪くなったとき、前記広告期間以外であっても前記広告情報再生手段に前記記録媒体から広告情報を再生させると共に、この再生された広告情報を前記出力手段から出力させるよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のテレビジョン受信機。
  8. 更に、前記広告情報再生手段が所定回数再生した広告情報を削除する広告情報削除手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のテレビジョン受信機。
  9. 更に、前記出力手段からの映像信号を再生する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のテレビジョン受信機。
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