JP2004356808A - 遠隔プログラムダウンロード方法及び装置 - Google Patents

遠隔プログラムダウンロード方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は保守制御でプログラムを加入者局へダウンロードする場合に無線回線のユーザ帯域圧迫を防止するとともにダウンロード所要時間の短縮が可能な遠隔プログラムダウンロード方法及び装置を提供することを目的とする。
【解決手段】無線回線の信号フレームに保守監視信号領域とユーザデータ領域とが存在する場合に、無線基地局がダウンロード対象のプログラム容量を検出し、検出した容量の大小に応じて第1の制御モード及び第2の制御モードの何れかを選択し、前記第1の制御モードを選択した場合には加入者局へのプログラムの転送に保守監視信号領域を割り当て、前記第2の制御モードを選択した場合には、ユーザデータ領域に割り当てられたトラヒックを監視し、検出されたトラヒックに応じて保守監視信号領域及びユーザデータ領域の何れかを選択し、保守監視信号領域又はユーザデータ領域を加入者局へのプログラムの転送のために割り当てる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定無線アクセス(FWA)システムなどに用いられる遠隔プログラムダウンロード方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
非特許文献1に示されているような固定無線アクセスシステムにおいては、各加入者宅に設置される複数の加入者局と基地局との間を無線回線で接続し、加入者に対して高速の無線データ通信サービスを提供することができる。
例えば、加入者宅が光ケーブルの引き込みが困難な古いマンションであるような場合であっても、固定無線アクセスシステムを用いる場合には、マンションの近傍に基地局を設置することにより、光ケーブルを用いる場合と同等の高速データ通信サービスを加入者に提供することが可能になる。
【0003】
このような固定無線アクセスシステムは、一般に図7のように構成されている。また、基地局と加入者局との間の無線回線においては、図3に示すような構成の無線フレームを用いて双方向の通信を行っている。
【0004】
図7の例では、加入者局装置201は基地局装置101を介してIP網52と接続されている。また、基地局装置101には監視制御情報転送網51を介して監視制御装置301が接続されている。監視制御装置301は、基地局装置101や加入者局装置201の保守及び監視を行うために設けられている。
基地局装置101には、ダウンロードファイル保管部102,システム制御部103,ネットワークインタフェース104,MAC処理/スケジューリング処理部105,TDD/TDMA制御部106,変復調部107及び無線信号処理部108が設けられている。
【0005】
また、加入者局装置201にはダウンロード制御部202,ダウンロードファイル保管部203,メモリ展開部204,ユーザインタフェース205,MAC処理部206,TDD/TDMA制御部207,変復調部208及び無線信号処理部209が設けられている。
このような固定無線アクセスシステムにおいて、例えばサービスの能力や品質の改善などを行おうとする場合には加入者局装置201の動作内容も変更する必要がある。一般に、加入者局装置201の動作はそれに内蔵された記憶装置に書き込まれたプログラム、すなわちファームウェアによって決定される。
【0006】
そこで、加入者局装置201の動作内容を変更するような場合には、新しいファームウェアのプログラムを監視制御装置301から加入者局装置201にダウンロードし、加入者局装置201上のファームウェアを更新するようにしている。これにより、加入者局装置201のハードウェアを取り替えることなく、サービスの能力や品質の改善などに対応できる。
【0007】
ところで、基地局装置101と加入者局装置201との間の無線回線で伝送する無線フレームには、図3に示すように、保守及び監視のために用いられる保守監視信号領域(F11C)とユーザのデータ転送のために用いられるユーザデータ転送領域(F12)とが設けられている。
【0008】
従来より、加入者局装置201が利用するプログラムを監視制御装置301からダウンロードする場合には、無線フレーム上の保守監視信号領域(F11C)とユーザデータ転送領域(F12)との何れか一方を用いてプログラムのデータを転送していた。このようなダウンロードは、ユーザの意志とは無関係に監視制御装置301側の保守制御として行われる。
【非特許文献1】
NTT R&D,Vol.51,No.11,p931,p959
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
固定無線アクセスシステムにおいては、一般に十分に大きなユーザデータ転送領域(F12)を確保するために、保守監視信号領域(F11C)ではできる限り低速の伝送レートを用いている。
【0010】
そのため、保守監視信号領域(F11C)だけを用いてプログラムをダウンロードする場合には、プログラムのデータ転送が完了するまでに長い時間を要していた。
また、ユーザデータ転送領域(F12)を用いてプログラムをダウンロードする場合には、ユーザのサービス帯域を共用するので、ユーザ帯域を圧迫し、ユーザに対するサービスが一時的に中断する可能性もある。
【0011】
ユーザデータ転送領域を用いてプログラムダウンロード中に、ユーザから無線回線の帯域割当要求があった場合には、ダウンロードの所要時間が増大することになる。ユーザに対するサービスを優先する場合には、プログラムのダウンロードを途中で中断せざるを得ない。
本発明は、保守制御によってプログラムを加入者局へダウンロードする場合に、無線回線においてユーザ帯域の圧迫を防止するとともに、ダウンロードの所要時間を短縮することが可能な遠隔プログラムダウンロード方法及び装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、無線通信機能を備える加入者局と、前記加入者局に無線通信サービスを提供する無線基地局と、前記加入者局及び無線基地局の保守及び監視を行う監視制御装置とを備える通信システムを用いて、前記加入者局が使用するプログラムの情報を前記監視制御装置から無線基地局を経由して前記加入者局にダウンロードするための遠隔プログラムダウンロード方法において、無線基地局と加入者局との間の無線回線で伝送される信号フレームに、保守及び監視に割り当てられた保守監視信号領域と、前記加入者局を利用するユーザの通信サービスに割り当てられたユーザデータ領域とが存在する場合に、無線基地局がダウンロード対象のプログラムの容量を検出し、検出した容量の大小に応じて第1の制御モード及び第2の制御モードの何れかを選択し、前記第1の制御モードを選択した場合には加入者局へのプログラムの転送に信号フレームの保守監視信号領域を割り当て、前記第2の制御モードを選択した場合には、前記信号フレーム上のユーザデータ領域に割り当てられたトラヒックを監視し、検出された前記トラヒックに応じて前記信号フレームの保守監視信号領域及びユーザデータ領域の何れかを選択し、保守監視信号領域又はユーザデータ領域を加入者局へのプログラムの転送のために割り当てることを特徴とする。
【0013】
請求項1においては、ダウンロード対象のプログラムの容量の大小を反映して制御を行うため、プログラムの大きさに応じて適切な制御を行うことができる。すなわち、小さいプログラムであれば低速の伝送レートであっても短い時間でダウンロードできるので、保守監視信号領域を用いてプログラムをダウンロードすればよい。大きいプログラムをダウンロードする場合には、低速の伝送レートの回線ではダウンロードの所要時間が長くなるので、ユーザデータ領域を利用することにより、ダウンロードの所要時間を短縮することができる。
【0014】
但し、ユーザデータ領域を利用する場合には、ユーザデータ領域に割り当てられたトラヒックを監視してユーザのサービスを圧迫しないように帯域を割り当てる。
【0015】
例えば、ユーザデータ領域に空いている帯域が存在する場合には、ユーザデータ領域の中で空いている帯域をダウンロードのために割り当てればよい。空いている帯域がユーザデータ領域に存在しない場合には、保守監視信号領域を用いてプログラムをダウンロードすればよい。
これにより、ユーザのサービスを圧迫することなく、保守制御によるプログラムのダウンロードにかかる所要時間を短縮できる。
【0016】
請求項2は、請求項1の遠隔プログラムダウンロード方法において、信号フレームの保守監視信号領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行う場合には、加入者局の監視制御のために無線基地局が加入者局に対して行うポーリングを一時的に中断して、マルチキャストにより指定された加入者局に対するプログラムの転送を実施し、信号フレームのユーザデータ領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行う場合には、ダウンロードの間も前記ポーリングを継続して実施することを特徴とする。
【0017】
無線基地局は、加入者局の監視制御のために加入者局に対してポーリングを行うが、監視制御装置から加入者局へのプログラムの転送を無線回線の保守監視信号領域を用いて行う場合には、ポーリングを一時的に中断することによりプログラムの転送所要時間を短縮できる。
また、複数の加入者局に対してマルチキャストでプログラムの転送を行うことにより、多数の加入者局に対してダウンロードを行う場合に、帯域を使用する時間を短縮できる。
【0018】
また、無線基地局から加入者局へのポーリングは保守監視信号領域を用いるので、ユーザデータ領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行う場合には、プログラムを転送する間もポーリングは継続する。
請求項3は、請求項1の遠隔プログラムダウンロード方法において、信号フレームのユーザデータ領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行っている途中で、加入者局からユーザデータ領域の帯域割当要求が発生した場合には、該当する加入者局に対するプログラムの転送を一時的に中断し、中断した加入者局についてはユーザデータ領域の使用が終了した後で、マルチキャストによるプログラムの転送を再開することを特徴とする。
【0019】
ユーザは任意のタイミングでユーザデータ領域の帯域割当を要求するため、ユーザデータ領域に空き帯域が存在する状態で、その帯域を用いて加入者局へのプログラムの転送を開始すると、転送中にユーザが新たにユーザデータ領域の帯域割当を要求する可能性がある。
請求項3では、信号フレームのユーザデータ領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行っている途中でユーザが新たにユーザデータ領域の帯域割当を要求した場合には、プログラムの転送を一時的に中断するため、ユーザが必要とする帯域を圧迫するのを避けることができる。
【0020】
プログラムの転送を中断した加入者局に対しては、ユーザデータ領域に再び空き帯域ができた時に転送を再開するので、全ての加入者局に対してプログラムを転送できる。
請求項4は、無線通信機能を備える加入者局と、前記加入者局に無線通信サービスを提供する無線基地局と、前記加入者局及び無線基地局の保守及び監視を行う監視制御装置とを備える通信システムを用いて、前記加入者局が使用するプログラムの情報を前記監視制御装置から無線基地局を経由して前記加入者局にダウンロードするための遠隔プログラムダウンロード装置において、無線基地局と加入者局との間の無線回線で伝送される信号フレームに、保守及び監視に割り当てられた保守監視信号領域と、前記加入者局を利用するユーザの通信サービスに割り当てられたユーザデータ領域とが存在する場合に、ダウンロード対象のプログラムの容量を検出し、検出した容量の大小に応じて第1の制御モード及び第2の制御モードの何れかを選択する制御モード選択手段と、前記第1の制御モードを選択した場合には加入者局へのプログラムの転送に信号フレームの保守監視信号領域を割り当てる第1の領域割り当て手段と、前記第2の制御モードを選択した場合には、前記信号フレーム上のユーザデータ領域に割り当てられたトラヒックを監視するユーザトラヒック監視手段と、ユーザトラヒック監視手段が検出したトラヒックに応じて前記信号フレームの保守監視信号領域及びユーザデータ領域の何れかを選択し、保守監視信号領域又はユーザデータ領域を加入者局へのプログラムの転送のために割り当てる第2の領域割り当て手段とを設けたことを特徴とする。
【0021】
請求項4においては、請求項1と同様に、ユーザのサービスを圧迫することなく、保守制御によるプログラムのダウンロードにかかる所要時間を短縮できる。請求項5は、請求項4の遠隔プログラムダウンロード装置において、信号フレームの保守監視信号領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行う場合に、加入者局の監視制御のために無線基地局が加入者局に対して行うポーリングを一時的に中断するポーリング中断制御手段と、ポーリングを中断した後で、マルチキャストにより指定された加入者局に対するプログラムの転送を実施するマルチキャスト転送手段とを設けたことを特徴とする。
【0022】
請求項5においては、請求項2と同様に、ポーリングを一時的に中断することによりプログラムの転送所要時間を短縮できる。また、複数の加入者局に対してマルチキャストでプログラムの転送を行うことにより、多数の加入者局に対してダウンロードを行う場合に、帯域を使用する時間を短縮できる。
請求項6は、請求項4の遠隔プログラムダウンロード装置において、信号フレームのユーザデータ領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行っている途中で、加入者局からユーザデータ領域の帯域割当要求が発生した場合には、該当する加入者局に対するプログラムの転送を一時的に中断し、中断した加入者局についてはユーザデータ領域の使用が終了した後で、マルチキャストによるプログラムの転送を再開する転送中断再開制御手段を設けたことを特徴とする。
【0023】
請求項6においては、請求項3と同様に、信号フレームのユーザデータ領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行っている途中でユーザが新たにユーザデータ領域の帯域割当を要求した場合には、プログラムの転送を一時的に中断するため、ユーザが必要とする帯域を圧迫するのを避けることができる。また、プログラムの転送を中断した加入者局に対しては、ユーザデータ領域に再び空き帯域ができた時に転送を再開するので、全ての加入者局に対してプログラムを転送できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の遠隔プログラムダウンロード方法及び装置の1つの実施の形態について、図1〜図6を参照して説明する。この形態は全ての請求項に対応する。
図1はこの形態の通信システムの構成を示すブロック図である。図2は基地局装置の動作を示すフローチャートである。図3は無線フレームの構成例を示す模式図である。図4は保守監視信号領域によるダウンロードの動作を示すシーケンス図である。図5はユーザデータ転送領域によるダウンロード(1)の動作を示すシーケンス図である。図6はユーザデータ転送領域によるダウンロード(2)の動作を示すシーケンス図である。
【0025】
この形態では、請求項4の制御モード選択手段,第1の領域割り当て手段,ユーザトラヒック監視手段及び第2の領域割り当て手段は、それぞれステップS13,S14,S16及びS18(S21)に相当する。
また、請求項5のポーリング中断制御手段及びマルチキャスト転送手段は、それぞれステップS31及びS32に対応する。請求項6の転送中断再開制御手段はステップS51〜S53に対応する。
【0026】
この形態では、図1に示す通信システムに本発明を適用する場合を想定している。すなわち、加入者局装置20は基地局装置10を介してIP網(インターネットなど)52と接続されている。また、基地局装置10には監視制御情報転送網51を介して監視制御装置30が接続されている。監視制御装置30は、基地局装置10や加入者局装置20の保守及び監視を行うために設けられている。
【0027】
なお、図1の通信システムは固定無線アクセスシステムと呼ばれている。また、図1では1つの加入者局装置20だけが示されているが、基地局装置10は複数の加入者局装置20との間で無線回線を介してそれぞれ通信する。
基地局装置10には、ダウンロードファイル保管部11,ダウンロードファイル検出部12,システム制御部13,トラヒック監視部14,ダウンロード判定部15,記憶部16,ネットワークインタフェース104,MAC処理/スケジューリング処理部105,TDD/TDMA制御部106,変復調部107及び無線信号処理部108が備わっている。
【0028】
加入者局装置20には、ダウンロード制御部21,ダウンロードファイル保管部22,メモリ展開部23,ユーザインタフェース205,MAC処理部206,TDD/TDMA制御部207,変復調部208及び無線信号処理部209が備わっている。また、監視制御装置30には遠隔ダウンロード用プログラム保管部31及び遠隔ダウンロード制御部32が備わっている。
【0029】
従来の固定無線アクセスシステムと同様に、監視制御情報転送網51又はIP網52から基地局装置10を介して加入者局装置20に情報を転送する場合には、ネットワークインタフェース104に入力された情報は、MAC処理/スケジューリング処理部105,TDD/TDMA制御部106,変復調部107及び無線信号処理部108を通り、無線信号として基地局装置10から送信される。
【0030】
また、基地局装置10から送信された無線信号は加入者局装置20で受信され、この信号は無線信号処理部209,変復調部208,TDD/TDMA制御部207,MAC処理部206及びユーザインタフェース205を介してユーザの端末(図示せず)に入力される。
一方、ユーザの端末からIP網52宛に送信する情報がユーザインタフェース205に入力されると、この情報はMAC処理部206,TDD/TDMA制御部207,変復調部208及び無線信号処理部209を通り、無線信号として送信される。
【0031】
また、各加入者局装置20から送信された無線信号はそれを収容する基地局装置10によって受信され、この信号は無線信号処理部108,変復調部107,TDD/TDMA制御部106,MAC処理/スケジューリング処理部105及びネットワークインタフェース104を通ってIP網52に転送される。
また、基地局装置10と加入者局装置20とを接続する無線回線においては、図3に示すような構成の無線フレームを用いて、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)/TDD(Time Division Duplex)で双方向の通信が実現される。
【0032】
ところで、加入者局装置20における様々な動作の内容を決定するプログラムは、加入者局装置20上の不揮発性メモリ(図示せず)にファームウェアとして保持されている。このファームウェアを更新(バージョンアップ)することにより、ハードウェアに変更を加えることなく加入者局装置20に機能を追加したり機能の改良を行うことができる。
【0033】
図1の通信システムにおいては、各加入者局装置20が利用するファームウェアを更新する場合に、新しいプログラムをオンラインで監視制御装置30から基地局装置10を介して加入者局装置20に自動的にダウンロードする。従って、加入者局装置20を利用するユーザはファームウェアの更新のために特別な操作を行う必要がない。
【0034】
加入者局装置20に対して送信すべき新しいプログラムが作成された場合、この新しいプログラムは監視制御装置30上の遠隔ダウンロード用プログラム保管部31に保持される。そして、例えば監視制御装置30のオペレータが所定の操作を行うと、遠隔ダウンロード制御部32は新しいプログラムの各加入者局装置20への転送を開始する。
【0035】
この場合、新しいプログラムはまず監視制御装置30から基地局装置10に転送され、更に基地局装置10から加入者局装置20に転送される。また、監視制御装置30から基地局装置10への転送にはFTPと呼ばれる通信プロトコルが用いられる。
基地局装置10は、監視制御装置30から転送された新しいプログラムをネットワークインタフェース104で受信し、ダウンロードファイル保管部11に蓄積する。
【0036】
ダウンロードファイル検出部12は、ダウンロードファイル保管部11に蓄積されたプログラムのファイル容量(バイト数)を検出する。システム制御部13は、ダウンロードファイル保管部11に蓄積されたプログラムの各加入者局装置20への転送に関する全体的な制御を実施する。
トラヒック監視部14は、下り無線フレームF10のユーザデータ転送領域F12の利用状況(ユーザのトラヒック)を監視する。なお、基地局装置10と加入者局装置20との間の無線回線において、前者から後者へ向かう方向が下り方向であり、後者から前者へ向かう方向が上り方向である。
【0037】
ダウンロード判定部15は、ダウンロードファイル保管部11に蓄積されたプログラムの容量に関する判定や、下り無線フレームF10のユーザデータ転送領域F12の利用状況に関する判定を実施する。
一方、加入者局装置20においては、ダウンロード制御部21が新しいプログラムの基地局装置10からのダウンロードに関する制御を実施する。基地局装置10からダウンロードされるプログラムは予め圧縮されているので、ダウンロードされたプログラムはメモリ展開部23で展開されてからダウンロードファイル保管部22に保管される。
【0038】
プログラムの転送に関する基地局装置10の動作の概略は図2に示すとおりである。
ステップS11では、加入者局装置20に転送すべき新しいプログラムを監視制御装置30からFTPのプロトコルで受け取る。監視制御装置30から受け取った新しいプログラムは、ステップS12でダウンロードファイル保管部11に蓄積される。
【0039】
ステップS13では、ダウンロードファイル保管部11に蓄積されている新しいプログラムのファイルサイズNbを予め定めた閾値Nmaxと比較する。この比較結果に応じて、新しいプログラムを加入者局装置20に転送する際の動作が自動的に選択される。
実際には、プログラムの一部分の修正(パッチ)だけであればファイルサイズNbは小さくなるので(Nb<Nmax)になるが、ファームウェア全体のバージョンアップや機能追加のためのプログラムをダウンロードする場合には、ファイルサイズNbが大きくなり、(Nb≧Nmax)になる。
【0040】
(Nb<Nmax)の場合には遅い転送速度であっても短い時間で新しいプログラムを加入者局装置20に転送できるので、ステップS14に進み、無線フレームの保守監視信号領域F11Cを用いてプログラムの加入者局装置20への転送を実施する。
(Nb≧Nmax)の場合には、遅い転送速度ではダウンロードに時間がかかるので特別な制御を実施する。この場合、ステップS15ではトラヒック監視部14の制御により、無線フレームのユーザデータ転送領域F12の利用状況を監視する。
【0041】
ユーザデータ転送領域F12とF23の中で実際にユーザが使用する無線MACフレームの数は可変である。つまり、上りと下りの無線フレームの位置は、トラヒック見合いで変動するため、F12でユーザが使用する無線MACフレームの数も1無線フレーム構成の中で可変となる。そこで、ステップS16では無線MACフレーム(F12−1,F12−2,・・・,F12−n)に関して未使用フレームの有無を調べる。
【0042】
無線MACフレーム(F12−1,F12−2,・・・,F12−n)に未使用フレームが全く存在しない場合には、ステップS18に進み、プログラムの加入者局装置20への転送のために、無線フレームの保守監視信号領域F11Cを割り当てる。
また、無線MACフレーム(F12−1,F12−2,・・・,F12−n)に未使用フレームが存在する場合には、ステップS21に進み、ユーザデータ転送領域F12上で検出された全ての未使用フレーム(空きフレーム)をプログラムの加入者局装置20への転送のために割り当てる。
【0043】
また、ステップS19又はS22でファイルサイズNbと転送済みファイルサイズNfとを比較して、プログラム全体の転送が完了するまでステップS16以降の処理を繰り返す。
従って、保守監視信号領域F11Cを用いてプログラムの転送を開始した後で、ユーザの利用状況が変化してユーザデータ転送領域F12に空きフレームが現れた場合には、この空きフレームをプログラムの転送のために割り当てる。
【0044】
一方、ユーザデータ転送領域F12を用いてプログラムの転送を開始した後でユーザから帯域割当の要求が発生した場合には、プログラムの転送よりもユーザに対するユーザデータ転送領域F12の帯域割当を優先する。その結果、空きフレームが無くなった場合には、プログラムの転送のために保守監視信号領域F11Cを割り当てる。
【0045】
従って、保守制御によるプログラムの転送によってユーザの利用可能な帯域が実際に圧迫されるのを避けることができる。
次に、図1の通信システムにおける実際の通信シーケンスについて説明する。
基地局装置10と加入者局装置20との間で、無線フレームの保守監視信号領域F11Cを用いてプログラムの転送を実施する場合には、図4に示すような通信シーケンスが実施される。
【0046】
この場合、基地局装置10は保守監視信号領域F11C,F21Aを利用した定期的なポーリングにより、加入者局装置20の動作パラメータの設定や、状態監視,制御,試験制御,履歴取得などを行う。
すなわち、基地局装置10は各々の加入者局装置20に対してそれぞれ情報取得要求を送信し、それに対して各加入者局装置20は情報取得応答を返す。この通信には保守監視信号領域F11C,F21Aが用いられる。
【0047】
このような状況において、監視制御装置30が加入者局装置20に対するプログラムのダウンロードを実施しようとする場合には、まず監視制御装置30が基地局装置10に対してバージョン情報要求(Ver情報要求)を送信する。この要求は、目的の各加入者局装置20が保持しているプログラムのバージョンを調べるための要求である。
【0048】
基地局装置10は、監視制御装置30からのバージョン情報要求を受信すると、加入者局装置20に対するダウンロードの準備を開始する。また、ステップS31で定期的なポーリングを中断する。
基地局装置10は、予め各加入者局装置20から取得したバージョン情報を含めたバージョン情報応答(Ver情報応答)を監視制御装置30に返す。
【0049】
監視制御装置30は、基地局装置10から返されたバージョン情報応答の内容に基づいて各加入者局装置20におけるプログラムのバージョンを認識し、それと送信可能な最新プログラムのバージョンとを比較してバージョンアップが必要な加入者局装置20をダウンロード対象として選択する。
そして、監視制御装置30は選択したダウンロード対象の加入者局装置20の情報をダウンロード対象加入者局設定として基地局装置10に通知する。
【0050】
この後で、監視制御装置30の遠隔ダウンロード用プログラム保管部31に保持されている最新のプログラムがFTPにより監視制御情報転送網51を介して基地局装置10まで転送される。
【0051】
基地局装置10は、監視制御装置30から最新のプログラムを受け取った後で、ダウンロード対象の各加入者局装置20に対して、ローディング開始要求を送信する。
ローディング開始要求を受信した加入者局装置20は、所定のローディング開始応答を基地局装置10に返す。
【0052】
基地局装置10は、ダウンロード対象の加入者局装置20の中でローディング開始応答があった全ての加入者局装置20について、マルチキャストのグループを構成する。そして、基地局装置10はダウンロード対象のプログラムのマルチキャスト配信を開始する(S32)。このマルチキャスト配信には保守監視信号領域F11Cが利用される。
【0053】
基地局装置10から加入者局装置20へのダウンロードが完了すると、基地局装置10はダウンロード終了の通知を監視制御装置30に送信する。また、基地局装置10と加入者局装置20との間の定期的なポーリングを再開する(S33)。
一方、無線フレームのユーザデータ転送領域F12を用いてプログラムを監視制御装置30から加入者局装置20にダウンロードする場合には、図5に示す通信シーケンスが実施される。
【0054】
ダウンロード対象のプログラムを監視制御装置30から基地局装置10が受け取るまでの手順は、図4の場合と同様である。但し、図5の場合には保守監視信号領域F11C,F21Aをプログラムの転送に用いないので、基地局装置10と加入者局装置20との間の定期的なポーリングはそのまま継続する。
基地局装置10は、監視制御装置30から最新のプログラムを受け取った後で、ダウンロード対象の各加入者局装置20に対して、ローディング開始要求を送信する。
【0055】
ローディング開始要求を受信した加入者局装置20は、所定のローディング開始応答を基地局装置10に返す。
基地局装置10は、ダウンロード対象の加入者局装置20の中でローディング開始応答があった全ての加入者局装置20について、マルチキャストのグループを構成する。そして、基地局装置10はダウンロード対象のプログラムのマルチキャスト配信を開始する(S41)。このマルチキャスト配信には、ユーザデータ転送領域F12の中の未使用の無線MACフレームが割り当てられる。
【0056】
基地局装置10から加入者局装置20へのダウンロードが完了すると、基地局装置10はダウンロード終了の通知を監視制御装置30に送信する。
また、ユーザデータ転送領域F12を用いて加入者局装置20へのプログラムのダウンロードを開始した後で、何れかの加入者局装置20から帯域割り当て要求が発生した場合には、図6に示すような通信シーケンスが実施される。
【0057】
図6の例では、加入者局装置20(#2)が帯域割り当て要求を基地局装置10に送信する場合を想定している。
この場合、基地局装置10は受け取った帯域割り当て要求に従って、ステップS51でローディング中断要求を加入者局装置20(#2)に送信する。加入者局装置20(#2)のローディング中断応答により、加入者局装置20(#2)に対するダウンロードは一時的に停止する。この制御は加入者局装置20(#2)のダウンロード制御部21によって行われる。
【0058】
この場合、基地局装置10はローディング中断になった加入者局装置20(#2)を管理し、その情報を記憶部16で保持する(S52)。
ダウンロードを中断した加入者局装置20(#2)以外の加入者局装置20については、ダウンロードが終了すると基地局装置10はダウンロード終了の通知を監視制御装置30に送信する。それと同時に、基地局装置10は記憶部16が保持している情報に基づいて、ダウンロードを中断した加入者局装置20(#2)に対してローディング再開要求を送信する(S53)。
【0059】
この場合、基地局装置10は無線MACフレーム(F12−1,F12−2,・・・,F12−n)の利用状況を監視して、空いている無線MACフレームが存在する場合にダウンロードを再開する。
ダウンロードを再開した加入者局装置20(#2)に対するダウンロードが完了すると、基地局装置10はダウンロード終了の通知を監視制御装置30に送信する。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ダウンロード対象プログラムの容量の大きさを識別して制御を行うので、容量の大きなプログラムをダウンロードする場合には、ユーザデータ転送領域を利用してダウンロードの所要時間を短縮することが可能である。また、ユーザデータ転送領域の利用状況を監視するので、ユーザデータ転送領域の中で空いている帯域だけをプログラムのダウンロードに利用できる。これにより、ユーザの帯域を圧迫することなくプログラムをダウンロードできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】基地局装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】無線フレームの構成例を示す模式図である。
【図4】保守監視信号領域によるダウンロードの動作を示すシーケンス図である。
【図5】ユーザデータ転送領域によるダウンロード(1)の動作を示すシーケンス図である。
【図6】ユーザデータ転送領域によるダウンロード(2)の動作を示すシーケンス図である。
【図7】従来例の通信システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 基地局装置
11 ダウンロードファイル保管部
12 ダウンロードファイル検出部
13 システム制御部
14 トラヒック監視部
15 ダウンロード判定部
16 記憶部
20 加入者局装置
21 ダウンロード制御部
22 ダウンロードファイル保管部
23 メモリ展開部
30 監視制御装置
31 遠隔ダウンロード用プログラム保管部
32 遠隔ダウンロード制御部
51 監視制御情報転送網
52 IP網
101 基地局装置
102 ダウンロードファイル保管部
103 システム制御部
104 ネットワークインタフェース
105 MAC処理/スケジューリング処理部
106 TDD/TDMA制御部
107 変復調部
108 無線信号処理部
201 加入者局装置
202 ダウンロード制御部
203 ダウンロードファイル保管部
204 メモリ展開部
205 ユーザインタフェース
206 MAC処理部
207 TDD/TDMA制御部
208 変復調部
209 無線信号処理部
301 監視制御装置
302 遠隔ダウンロード用プログラム保管部
303 遠隔ダウンロード制御部

Claims (6)

  1. 無線通信機能を備える加入者局と、前記加入者局に無線通信サービスを提供する無線基地局と、前記加入者局及び無線基地局の保守及び監視を行う監視制御装置とを備える通信システムを用いて、前記加入者局が使用するプログラムの情報を前記監視制御装置から無線基地局を経由して前記加入者局にダウンロードするための遠隔プログラムダウンロード方法において、
    無線基地局と加入者局との間の無線回線で伝送される信号フレームに、保守及び監視に割り当てられた保守監視信号領域と、前記加入者局を利用するユーザの通信サービスに割り当てられたユーザデータ領域とが存在する場合に、
    無線基地局がダウンロード対象のプログラムの容量を検出し、検出した容量の大小に応じて第1の制御モード及び第2の制御モードの何れかを選択し、
    前記第1の制御モードを選択した場合には加入者局へのプログラムの転送に信号フレームの保守監視信号領域を割り当て、
    前記第2の制御モードを選択した場合には、前記信号フレーム上のユーザデータ領域に割り当てられたトラヒックを監視し、検出された前記トラヒックに応じて前記信号フレームの保守監視信号領域及びユーザデータ領域の何れかを選択し、保守監視信号領域又はユーザデータ領域を加入者局へのプログラムの転送のために割り当てる
    ことを特徴とする遠隔プログラムダウンロード方法。
  2. 請求項1の遠隔プログラムダウンロード方法において、
    信号フレームの保守監視信号領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行う場合には、加入者局の監視制御のために無線基地局が加入者局に対して行うポーリングを一時的に中断して、マルチキャストにより指定された加入者局に対するプログラムの転送を実施し、
    信号フレームのユーザデータ領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行う場合には、ダウンロードの間も前記ポーリングを継続して実施する
    ことを特徴とする遠隔プログラムダウンロード方法。
  3. 請求項1の遠隔プログラムダウンロード方法において、
    信号フレームのユーザデータ領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行っている途中で、加入者局からユーザデータ領域の帯域割当要求が発生した場合には、該当する加入者局に対するプログラムの転送を一時的に中断し、中断した加入者局についてはユーザデータ領域の使用が終了した後で、マルチキャストによるプログラムの転送を再開する
    ことを特徴とする遠隔プログラムダウンロード方法。
  4. 無線通信機能を備える加入者局と、前記加入者局に無線通信サービスを提供する無線基地局と、前記加入者局及び無線基地局の保守及び監視を行う監視制御装置とを備える通信システムを用いて、前記加入者局が使用するプログラムの情報を前記監視制御装置から無線基地局を経由して前記加入者局にダウンロードするための遠隔プログラムダウンロード装置において、
    無線基地局と加入者局との間の無線回線で伝送される信号フレームに、保守及び監視に割り当てられた保守監視信号領域と、前記加入者局を利用するユーザの通信サービスに割り当てられたユーザデータ領域とが存在する場合に、
    ダウンロード対象のプログラムの容量を検出し、検出した容量の大小に応じて第1の制御モード及び第2の制御モードの何れかを選択する制御モード選択手段と、
    前記第1の制御モードを選択した場合には加入者局へのプログラムの転送に信号フレームの保守監視信号領域を割り当てる第1の領域割り当て手段と、
    前記第2の制御モードを選択した場合には、前記信号フレーム上のユーザデータ領域に割り当てられたトラヒックを監視するユーザトラヒック監視手段と、
    ユーザトラヒック監視手段が検出したトラヒックに応じて前記信号フレームの保守監視信号領域及びユーザデータ領域の何れかを選択し、保守監視信号領域又はユーザデータ領域を加入者局へのプログラムの転送のために割り当てる第2の領域割り当て手段と
    を設けたことを特徴とする遠隔プログラムダウンロード装置。
  5. 請求項4の遠隔プログラムダウンロード装置において、
    信号フレームの保守監視信号領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行う場合に、加入者局の監視制御のために無線基地局が加入者局に対して行うポーリングを一時的に中断するポーリング中断制御手段と、
    ポーリングを中断した後で、マルチキャストにより指定された加入者局に対するプログラムの転送を実施するマルチキャスト転送手段と
    を設けたことを特徴とする遠隔プログラムダウンロード装置。
  6. 請求項4の遠隔プログラムダウンロード装置において、
    信号フレームのユーザデータ領域を用いて加入者局へのプログラムの転送を行っている途中で、加入者局からユーザデータ領域の帯域割当要求が発生した場合には、該当する加入者局に対するプログラムの転送を一時的に中断し、中断した加入者局についてはユーザデータ領域の使用が終了した後で、マルチキャストによるプログラムの転送を再開する転送中断再開制御手段
    を設けたことを特徴とする遠隔プログラムダウンロード装置。
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