JP2004354794A - 撮像機能付き光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の複雑化及び装置の大型化を抑えつつ、撮像時の撮像領域を確認できるようにする。
【解決手段】カメラ付き双眼鏡は、左右一対の観察光学系10,10と、撮像倍率を変えるズーム機能を有する撮像光学系21と、一方の観察光学系10の光路中に配置されている透過型液晶表示パネル40と、この表示パネル40の表示内容を制御する制御部30と、を備える。制御部30は、撮像光学系21とは独自の倍率の像が示されている観察光学系10の視野15内の表示パネル40に、撮像倍率の変化に応じて変化する撮像領域枠42を表示させる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、観察光学系と、撮像倍率を変えるズーム機能を有する撮像光学系とを備えている撮像機能付き光学装置、特に、ズーム機能を用いて撮影する際に使用者の操作性を向上させるのに好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の撮像機能付き光学装置としては、例えば、以下の特許文献1に記載されているものがある。
【0003】
この装置は、ズーム機能を有する撮像光学系の他に、この撮像光学系による撮像時の撮像領域を確認するために、広視野の補助光学系を設け、撮像光学系で撮られた像と補助光学系で撮られた像とを、パネルディスプレイで構成されるビューファインダに同時に表示するものである。
【0004】
この装置は、撮像光学系で撮らえた像を電子処理するために、CCDと、画像処理回路とを備えていると共に、補助光学系で撮られた像も電子処理するために、CCDと、画像処理回路と、この画像処理回路で処理された画像を一時的に記憶しておくメモリとを備えている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−14518号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、ビューファインダ内に、撮像光学系で撮られた像の他に、補助光学系で撮られた広視野の像も表示させるために、補助光学系用として、CCD、画像処理回路、メモリ等を設ける必要があり、装置が複雑化して製造コストが嵩むと共に装置が大型化してしまう問題点がある。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点を鑑みてなされたもので、装置の複雑化及び装置の大型化、さらにこれらによる製造コストの増加を抑えつつ、撮像時の撮像領域を確認することができる撮像機能付き光学装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に係る発明の撮像機能付き光学装置は、
観察光学系と、撮像倍率を変えるズーム機能を有する撮像光学系とを備えている撮像機能付き光学装置において、
前記観察光学系は、前記ズーム機能による撮像倍率の変化に追従せず、独自の倍率の像が得られ、
前記観察光学系の視野内に、画像表示する表示手段と、前記ズーム機能による撮像倍率を検知する撮像倍率検知手段と、前記表示手段に表示させる撮像領域の大きさの変化で変わる該撮像領域の枠の位置と、前記撮像倍率との関係が記憶されている記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記関係を用いて、前記撮像倍率検知手段で検知された前記撮像倍率に応じた、前記表示手段の表示領域中の前記撮像領域の枠の位置を求め、該表示手段に対して、該表示領域中の求めた位置に前記撮像領域の枠を表示させる表示制御手段と、を備えていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項1に係る発明の撮像機能付き光学装置に替えて、前記目的を達成するための撮像機能付き光学装置は、
観察光学系と、撮像倍率を変えるズーム機能を有する撮像光学系とを備えている撮像機能付き光学装置において、
前記観察光学系は、前記ズーム機能による撮像倍率の変化に追従せず、独自の倍率の像が得られ、
前記観察光学系の視野内に画像表示する表示手段と、前記撮像光学系の前記撮像倍率の変化に応じて変化する撮像領域を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】
前記目的を達成するために請求項2に係る発明の撮像機能付き光学装置は、
請求項1に係る発明の撮像機能付き光学装置において、
前記表示手段は、前記観察光学系の光路中に配され、光学的に透明な表示パネルを有することを特徴とする。
【0011】
前記目的を達成するための請求項3に係る発明の撮像機能付き光学装置は、
請求項2に係る撮像機能付き光学装置において、
前記観察光学系として、観察者の左右両目用に、左右一対の観察光学系を有し、
前記表示パネルは、左右一対の前記観察光学系のうち、一方の観察光学系の光路中のみに配置されている、ことを特徴とする。
【0012】
前記目的を達成するために請求項4に係る発明の撮像機能付き光学装置は、
請求項1から3のいずれか一項に係る撮像機能付き光学装置において、
前記撮像領域を表示する領域表示モードと、前記撮像光学系で撮られた像を表示する像表示モードとを切り替えるモード切換手段を備え、前記表示制御手段は、前記モード切換手段により、前記領域表示モードと前記像表示モードとのうちのいずれか一方のモードが設定されると、該モードに応じた表示内容を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0013】
前記目的を達成するために請求項5に係る発明の撮像機能付き光学装置は、
請求項1から4のいずれか一項に係る撮像機能付き光学装置において、
前記撮像光学系の焦点を自動的に合わせる合焦手段を備え、
前記記憶手段には、前記観察光学系の視野内で前記合焦手段が焦点を合わせる際に用いる領域(以下、AF検出領域とする)の大きさの変化で変わる該AF検知領域の枠の前記表示領域内の位置と、前記撮像倍率との関係が記憶されており、
前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記AF検知領域に関する前記関係を用いて、前記撮像倍率検知手段で検知された前記撮像倍率に応じた、前記表示手段の表示領域中の前記AF検知領域の枠の位置を求め、該表示手段に対して、該表示領域中の求めた位置に前記AF検知領域の枠を表示させることを特徴とする。
【0014】
前記目的を達成するために請求項6に係る発明の撮像機能付き光学装置は、
請求項5に係る撮像機能付き光学装置において、
前記表示制御手段は、前記AF検出領域を示す領域像の色を、前記合焦手段により焦点が合う前と、焦点が合った後で変えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る撮像機能付き光学装置の一実施形態について、図面を用いて説明する。
【0016】
本実施形態の撮像機能付き光学装置は、カメラ付き双眼鏡で、図1〜図3に示すように、左右一対の観察光学系10,10と、撮像ユニット20と、これらを覆うケーシング19と、を備えている。観察光学系10は、対物レンズ11、フォーカスレンズ12、正立プリズム13、接眼レンズ14を有している。左右一対の観察光学系10,10のうち、一方の観察光学系10の正立プリズム13と接眼レンズ14との間には、透過型で且つドットタイプの液晶表示パネル40が配置されている。また、撮像ユニット20は、撮像光学系21を構成する対物レンズ22、ズームレンズ23及びフォーカスレンズ24と、ズームレンズ23を移動させるズームレンズ駆動部25aと、ズームレンズ23の位置を検出するズームレンズ位置検出部(撮像倍率検知手段)26aと、フォーカスレンズ24を移動させるフォーカスレンズ駆動部25bと、フォーカスレンズ24の位置を検出するフォーカスレンズ位置検出部26bと、撮像光学系21で結像された像を捕える撮像素子(CCD)27と、その他の各種回路や素子を有している。
【0017】
ケーシング19からは、ズームボタン37、モード切替/記録ボタン38、電源ボタン39が露出していると共に、観察光学系10のフォーカスレンズ12を移動させるフォーカスノブ17の一部が露出している。左右一対の観察光学系10,10のうち、一方の観察光学系10の接眼部には、視度調節機構18が設けられている。なお、モード切替/記録ボタン38は、半押しで、後述の表示モードの切り替えが行われ、全押しで、画像の記録が行われる。
【0018】
撮像ユニット20は、前述した撮像光学系21や撮像素子27や各種ボタン37,38,39等の他、図4に示すように、撮像素子27からの画像データを画像処理する画像処理部28と、画像処理部28で画像処理された画像データを圧縮すると共に圧縮された画像データを元に戻す圧縮・伸長部29と、圧縮・伸長部での圧縮処理前の画像データを一次的に記憶しておくDRAM31と、画像処理部28からの輝度信号から高周波成分を抽出する高周波成分抽出回路32と、この高周波成分抽出回路32で抽出された高周波成分を整流検波してオートフォーカスに必要な評価値を得る検波回路33と、検波回路33からの評価値から撮像ズームレンズ23の移動量を求めたり液晶表示パネル(表示手段)40での表示内容を制御等する制御部(表示制御手段)30と、液晶表示パネル40での表示に必要なデータが記憶されている記憶部(記憶手段)34と、フラッシュメモリカード36が装着されるカードスロット35と、を有している。
【0019】
矩形状の液晶表示パネル40は、観察光学系10の接眼レンズ14から覗くと、図5(a)に示すように、その外縁が最大撮像領域枠(固定)41として視野15内に矩形状に薄く見ることができるように設けられている。この最大撮像領域枠41は、図5(b)に示すように、ズーム機能によりワイド端に設定されている際の撮像領域枠42のサイズと一致する。なお、ここでは、左右一対の観察光学系10,10のうち、一方の観察光学系10のみに液晶表示パネル40を配置したが、両方の観察光学系10,10にそれぞれ液晶表示パネル40を配置してもよい。但し、両方の観察光学系10,10にそれぞれ液晶表示パネル40を配置した場合、各液晶表示パネル40,40で表示されている像にズレがなく、一つの像として見えるようにするためには、観察者が極めて正確に双眼鏡の眼幅調節等を行う必要があり、観察者の使い勝手の点からはあまり好ましくはない。言い換えると、双眼鏡の場合、本実施形態のように、一方の観察光学系10のみに液晶表示パネル40を配置した方が、観察者の使い勝手の点からは好ましい。
【0020】
次に、本実施形態のカメラ付き双眼鏡の操作、及び操作に伴う動作について説明する。
【0021】
本実施形態のカメラ付き双眼鏡で、ある目的物を観察する場合には、通常の双眼鏡と同様に、眼幅を合わせた後、双眼鏡を目的物に向け、フォーカスノブ17を操作して、目的物に焦点を合わせる。このとき、一方の観察光学系10の対物レンズ等を通過した光の一部は、観察光学系10の光路中に配置されている透過型液晶表示パネル40も通過して接眼レンズ14に至る。すなわち、本実施形態のカメラ付き双眼鏡は、通常の双眼鏡としても使用できる。
【0022】
図5(a)に示す視野41内の目的物44を撮影したい場合には、まず、電源ボタン38をオンにする。電源ボタン38がオンになると、制御部30は、図5(b)に示すように、液晶表示パネル40に撮像倍率に応じた撮像領域枠42を表示させると共に、合焦動作の際の検出対象領域枠(以下、AF検出領域枠とする)43も表示させる。電源オン直後では、ズームレンズ23がワイド端になるように設定されているため、透過型液晶表示パネル40の最大撮像領域枠49が撮像領域枠42として表示される。なお、このAF検出領域枠43は、本発明において必須のものではない。
【0023】
視野15内の目的物44を所定の倍率で撮影したい場合には、その後、ズームボタン37を押す。ズームボタン37が押されると、制御部30がこれを検知し、ズームボタン37が押されている時間分、ズームレンズ駆動部25aが駆動し、ズームレンズ23が移動して、撮影倍率が変わる。
【0024】
観察光学系10の視野内で、実際の撮像領域枠42及びAF検出領域枠43は、図5(c)に示すように、撮像倍率がテレ側に変化すると小さくなる。そこで、本実施形態では、図7に示すように、液晶表示パネル40に表示する撮像領域枠42の表示アドレス及びAF検出領域枠43の表示アドレスを撮像倍率に応じて変えるようにしている。
【0025】
具体的には、前述した図7に示す関係、つまり撮像領域枠42及びAF検出領域枠43の角のアドレスと撮像倍率との関係を予め記憶部34に記憶しておき、制御部30が、ズームレンズ位置検出部(撮像倍率検知手段)26aからの信号で現時点のレンズ位置、言い換えると撮像倍率を認識すると、記憶部34を参照して撮像倍率に応じた撮像領域枠42及びAF検出領域枠43の角の表示アドレスを求め、求めたアドレスの位置に撮像領域枠42の角及びAF検出領域枠43の角が位置するように、これら撮像領域枠42及びAF検出領域枠43を、図5(b)(c)に示すように、表示させる。
【0026】
このように、本実施形態では、広視野の観察像中に、撮像倍率に応じた撮像領域枠42を表示しているので、撮像領域を容易に認識することができる。また、本実施形態では、撮像倍率が変化しても、撮像領域枠42が表示されている広視野の観察像の大きさは変化しないため、例えば、動きの速い目的物であっても撮像倍率変化により視野外に外れることが少なく、目的物の追尾が容易になる。しかも、本実施形態では、観察光学系10中に、表示手段である透過型液晶表示パネル40を配置して、この表示パネル40に撮像領域枠42を表示させているので、観察像と撮影像とを合成するために、わざわざ、観察光学系10で撮られた像を電子処理するための素子や各種回路が不要になり、装置の複雑化及び装置の大型化を抑えることができ、結果として製造コストも抑えることができる。
【0027】
制御部30は、ズームレンズ23の移動に対して、目的物に焦点を合わせるために、評価値の微分値に基づいて、フォーカスレンズ24の移動量を求め、これをフォーカスレンズ駆動部25bに与える。評価値は、撮像素子27から画像処理部28を介して得られる輝度信号を高周波成分抽出部32が抽出し、これを検波回路33で整流検波することで得られる。制御部30は、この合焦動作に関して“山登り方式”を採用し、図6に示すように、この評価値をフォーカスレンズ位置(X)で微分し、この微分値、つまり評価値の傾きからフォーカスレンズ移動量を求め、微分値の正負からレンズ移動方向を求める。制御部30は、最終的に、評価値の微分値が0、つまり評価値が最大になるように、フォーカスレンズ24を移動させる。
【0028】
制御部30は、評価値が最大になり、目的物に焦点があったと認識すると、液晶表示パネル40に表示されているAF検出領域43の色を変える。例えば、未合焦の際は、AF検出領域43を薄緑色で表示しておき、合焦時には、AF検出領域43を緑色で表示するようにする。
【0029】
目的物に合焦した状態で、モード切替/記録ボタン39を半押しすると、液晶表示パネル40の表示モードが領域表示モードから像表示モードに切り替わり、制御部30は、図5(d)に示すように、撮像素子37が取得した像を液晶表示パネル40の最大撮像領域枠41の全体に表示する。表示モードが領域表示モードの際、観察光学系10の接眼レンズ14から見ている像は、図5(b)(c)に示すように、撮像倍率がテレ側になると、この倍率変化に応じて撮像領域枠42が小さくなり、撮像領域枠42の位置を容易に認識できるものの、撮像領域枠42内の像は小さいままで、撮像領域枠42内の像が実際にどのような像であるか詳細に分かり難い。そこで、本実施形態では、モード切替の指示があれば、像表示モードに切り替えて、撮像素子27が取得した像、つまり撮像倍率に応じた像を液晶表示パネル40の全体に表示するようにしている。なお、この像表示モードでは、撮像領域枠42を表示していないが、これは撮像倍率に応じた像の全体領域が撮像領域であることから、撮像領域表示を特に行わなくても、この撮像領域を認識できるからである。但し、像表示モードにおいても撮像領域枠42を表示してもよい。
【0030】
モード切替/記録ボタン39を全押しすると、制御部38は、撮像素子27が取得した像をフラッシュメモリカード36に記憶する。
【0031】
撮像が終了し、電源ボタン38をオフにすると、撮像領域枠42及びAF検出領域43の表示が終了する。
【0032】
なお、以上の実施形態では、電源ボタン38のオン操作で撮像領域枠42を表示し、電源ボタン38のオフ操作で撮像領域枠42の表示を終了しているが、ズームボタン37の操作開始で撮像領域を表示し、ズームボタンの操作終了後の所定時間経過後及び記録ボタン39の全押しで撮像領域枠42の表示を終了するようにしてもよい。また、以上では、撮像倍率に応じた像を観察光学系10中に配置した液晶表示パネル40に表示するようにしているが、直接、肉眼視できる液晶表示パネルをケーシング19の表面に設け、撮像倍率に応じた像に関しては、この液晶表示パネルに表示するようにしてもよい。
【0033】
また、この表示パネル40は、透過型の液晶表示パネルであるが、透過型であれば他の表示手段でもよく、例えば、透過型のEL(Electroluminescence)パネルでもよい。
【0034】
また、以上の実施形態は、撮像機能付き光学装置として、カメラ付き双眼鏡を例にしているが、ディジタルカメラやディジタルビデオカメラに本発明を適用してもよい。この場合、これらのカメラの補助ファインダとして、観察光学系を別途設け、この観察光学系の中に表示手段を配置することになる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、観察像と撮影像とを合成するために、わざわざ観察光学系で撮られた像を電子処理する必要がないので、装置の複雑化及び装置の大型化を抑えることができ、結果として製造コストも抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるカメラ付き双眼鏡の平面図である。
【図2】図1におけるII矢視図である。
【図3】本発明に係る一実施形態におけるカメラ付き双眼鏡の透過平面図である。
【図4】本発明に係る一実施形態における撮像ユニットの回路ブロック図である。
【図5】本発明に係る一実施形態における観察光学系の視野内の像変化を示す説明図である。
【図6】本発明に係る一実施形態におけるフォーカスレンズ位置と評価値との関係を示すグラフである。
【図7】本発明に係る一実施形態における撮像倍率と各領域の角の表示アドレスとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10…観察光学系 20…撮像ユニット
21…撮像光学系 23…ズームレンズ
24…フォーカスレンズ 27…撮像素子
30…制御部 40…透過型液晶表示パネル
42…撮像領域枠 43…AF検出領域枠。

Claims (6)

  1. 観察光学系と、撮像倍率を変えるズーム機能を有する撮像光学系とを備えている撮像機能付き光学装置において、
    前記観察光学系は、前記ズーム機能による撮像倍率の変化に追従せず、独自の倍率の像が得られ、
    前記観察光学系の視野内に、画像表示する表示手段と、
    前記ズーム機能による撮像倍率を検知する撮像倍率検知手段と、
    前記表示手段に表示させる撮像領域の大きさの変化で変わる該撮像領域の枠の位置と、前記撮像倍率との関係が記憶されている記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記関係を用いて、前記撮像倍率検知手段で検知された前記撮像倍率に応じた、前記表示手段の表示領域中の前記撮像領域の枠の位置を求め、該表示手段に対して、該表示領域中の求めた位置に前記撮像領域の枠を表示させる表示制御手段と、
    を備えていることを特徴とする撮像機能付き光学装置。
  2. 請求項1に記載の撮像機能付き光学装置において、
    前記表示手段は、前記観察光学系の光路中に配され、光学的に透明な表示パネルを有する、
    ことを特徴とする撮像機能付き光学装置。
  3. 請求項2に記載の撮像機能付き光学装置において、
    前記観察光学系として、観察者の左右両目用に、左右一対の観察光学系を有し、
    前記表示パネルは、左右一対の前記観察光学系のうち、一方の観察光学系の光路中のみに配置されている、
    ことを特徴とする撮像機能付き光学装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像機能付き光学装置において、
    前記撮像領域の枠を表示する領域表示モードと、前記撮像光学系で撮られた像を表示する像表示モードとを切り替えるモード切換手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記モード切換手段により、前記領域表示モードと前記像表示モードとのうちのいずれか一方のモードが設定されると、該モードに応じた表示内容を前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする撮像機能付き光学装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像機能付き光学装置において、
    前記撮像光学系の焦点を自動的に合わせる合焦手段を備え、
    前記記憶手段には、前記観察光学系の視野内で前記合焦手段が焦点を合わせる際に用いる領域(以下、AF検出領域とする)の大きさの変化で変わる該AF検知領域の枠の前記表示領域内の位置と、前記撮像倍率との関係が記憶されており、
    前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記AF検知領域に関する前記関係を用いて、前記撮像倍率検知手段で検知された前記撮像倍率に応じた、前記表示手段の表示領域中の前記AF検知領域の枠の位置を求め、該表示手段に対して、該表示領域中の求めた位置に前記AF検知領域の枠を表示させる、
    ことを特徴とする撮像機能付き光学装置。
  6. 請求項5に記載の撮像機能付き光学装置において、
    前記表示制御手段は、前記AF検出領域を示す領域像の色を、前記合焦手段により焦点が合う前と、焦点が合った後で変える、
    ことを特徴とする撮像機能付き光学装置。
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