JP2004354693A

JP2004354693A - Optical connector

Info

Publication number: JP2004354693A
Application number: JP2003152314A
Authority: JP
Inventors: Masaya Nakagawa; 雅也中川
Original assignee: Suncall Corp
Current assignee: Suncall Corp
Priority date: 2003-05-29
Filing date: 2003-05-29
Publication date: 2004-12-16

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an adaptor type or a receptacle type optical connector which has enhanced versatility and economical efficiency by enabling two kinds of plugs to be alternatively attached to the plug attaching hole of the connector body. <P>SOLUTION: The body 2 of the adaptor type optical connector 1 is constituted by symmetrically combining a pair of body divisions 3, 4, wherein each of the body divisions 3, 4 is formed with a plug attaching hole 5 to which an MU plug and an LC plug of different double core model types can be alternatively attached, inside these body divisions 3, 4, a pair of ferrule inserting sections 6 are formed, whose inter-axial pitch is formed equally to the pitch between the optical fibers of an existing LC plug, and the MU plug is made narrower in the lateral width to form the inter-optical fiber pitch equally to that of the LC plug. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は光コネクタに関し、特に型式の異なる２種類のプラグを択一的に接続可能にした光コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、光通信回路部品としての光コネクタとしては、１対のプラグを接続するアダプタ型光コネクタと、光デバイスに１つのプラグを接続するレセプタクル型光コネクタとがある。アダプタ型光コネクタでは、１対のプラグ装着穴に１対のプラグを装着し、フェルールの端面同士を当接させることで光ファイバを光学的に接続する。レセプタクル型光コネクタでは、１つのプラグ装着穴にプラグを装着し、フェルールの端面を光デバイス側のフェルールの端面に当接させることで光ファイバを光学的に接続する。
【０００３】
ここで、１本の光ファイバを接続する１芯型の光コネクタの他に、双方向光通信等に広く適用されてているように、２本の光ファイバを対にして接続する２芯型の光コネクタも広く実用に供されている。特許文献１，２には、一般的な２芯のレセプタクル型光コネクタが記載されている。
１芯型の光コネクタと同様に、２芯型の光コネクタにおいても、同種の光ファイバに適用されるＭＵ型、ＬＣ型、ＳＣ型など複数種類の光コネクタが実用に供されている。これらの型式が異なる２芯型光コネクタでは、２本の光ファイバの端部を保持するプラグの構造、サイズ、形状、光ファイバ間ピッチ等が異なるため、夫々専用のプラグとコネクタ本体とが採用されている。
【０００４】
例えば、ＭＵ型光コネクタでは光ファイバ間ピッチが４．５ｍｍ又は７．５ｍｍであり、ＬＣ型光コネクタでは光ファイバ間ピッチが６．２５ｍｍであるため、ＭＵ型プラグをＬＣ型光コネクタのプラグ装着穴に装着できず、ＬＣ型プラグをＭＵ型光コネクタのプラグ装着穴に装着することはできなかった。
そこで、例えば、ＭＵ型プラグとＬＣ型プラグとを光学的に接続するためには、ＭＵ型光コネクタと、両端にＭＵ型プラグとＬＣ型プラグを備えたジャンパーと、ＬＣ型光コネクタとを用いて、ＭＵ型プラグをＭＵ型光コネクタに接続し、このＭＵ型光コネクタにジャンパーの一端のＭＵ型プラグを接続すると共にジャンパーの他端のＬＣ型プラグをＬＣ型光コネクタに接続し、このＬＣ型光コネクタに相手側のＬＣ型プラグを接続しなければならなかった。
【０００５】
【特許文献１】特開平５−２１５９４３号公報（図１〜図４）
【特許文献２】特開２０００−３１５９２１号公報（図１，図２）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の光コネクタでは、光コネクタの型式別に、コネクタ本体のプラグ装着穴の構造・サイズ・形状、プラグの構造・サイズ・形状が１とおりに設定されており、プラグ装着穴に１種類のプラグしか装着することができず、光コネクタの汎用性が低かったため、異種のプラグを接続するような場合に必要な光学部品（光コネクタ、プラグ、ジャンパー等）の数が多くなり、設備経済的に不利であり、接続に多くの労力を要し、光学的な接続個所が多くなる分だけ光学的な接続損失も多くなる等の問題があった。
【０００７】
本発明の目的は、コネクタ本体のプラグ装着穴に２種類のプラグを択一的に装着可能にして汎用性と経済性を高めたアダプタ型又はレセプタクル型の光コネクタを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の光コネクタは、２本の光ファイバの端部を保持する２芯型プラグを装着する為のアダプタ型又はレセプタクル型のコネクタ本体を備えた光コネクタにおいて、前記コネクタ本体は、同種の光ファイバに適用される相互に型式の異なる２芯型の第１，第２プラグの両方を択一的に装着可能に構成された特定プラグ装着穴と、前記特定プラグ装着穴に装着された第１プラグ又は第２プラグの１対のフェルール先端部が装着される両プラグに共通の１対のフェルール装着部と、前記特定プラグ装着穴に装着される第１プラグに係合する複数の第１係合部と、前記特定プラグ装着穴に装着される第２プラグに係合する複数の第２係合部とを備えたことを特徴とするものである。
【０００９】
この光コネクタにおいて、コネクタ本体に第１プラグを装着する際に、第１プラグをコネクタ本体の特定プラグ装着穴に装着すると、コネクタ本体の複数の第１係合部が第１プラグに係合し、第１プラグの１対のフェルールの先端部が１対のフェルール挿入部に挿入される。コネクタ本体に第２プラグを装着する際には、第２プラグをコネクタ本体の特定プラグ装着穴に装着すると、コネクタ本体の複数の第２係合部が第２プラグに係合し、第２プラグの１対のフェルールの先端部が１対のフェルール挿入部に挿入される。
【００１０】
尚、前記コネクタ本体がアダプタ型のコネクタ本体である場合には、２芯型のプラグと２芯型のプラグとを接続可能であり、コネクタ本体がレセプタクル型のコネクタ本体である場合には、１つの２芯型のプラグを光学デバイスに接続可能である。
【００１１】
請求項２の光コネクタは、請求項１の発明において、前記コネクタ本体が、前記特定プラグ装着穴を対向状に１対形成してなるアダプタ型のコネクタ本体であることを特徴とするものである。この場合、両方の特定プラグ装着穴に、夫々、２芯型の第１プラグと第２プラグを択一的に装着可能である。そのため、第１プラグ同士の接続、第１プラグと第２プラグの接続、第２プラグ同士の接続の３とおりの接続が可能となる。
【００１２】
請求項３の光コネクタは、請求項１の発明において、前記コネクタ本体が、１つの前記特定プラグ装着穴を有するレセプタクル型のコネクタ本体であることを特徴とするものである。この場合、特定プラグ装着穴に第１プラグを装着したり、第２プラグを装着したりすることができる。
【００１３】
請求項４の光コネクタは、請求項１〜３の何れかの発明において、前記第２プラグが２芯のＬＣ型プラグであり、前記第１プラグが第２プラグの光ファイバ間ピッチと同じ光ファイバ間ピッチを有する２芯のＭＵ型プラグであることを特徴とするものである。第１プラグの光ファイバ間ピッチと、第２プラグの光ファイバ間ピッチとが等しく形成されているので、第１，第２プラグの１対のフェルールの先端部が共通の１対のフェルール挿入部に挿入可能である。
【００１４】
請求項５の光コネクタは、請求項４の発明において、前記ＭＵ型プラグの左右の両側部に、１対の第１係合部に係合する１対の係合凹部を形成し、第１係合部は係合凹部に係合解除可能に係合する係合爪からなることを特徴とするものである。ＭＵ型プラグの左右の両側部に１対の係合凹部を形成するため、ＭＵ型プラグの左右幅の中央部には係合凹部を形成する必要がないから、ＭＵ型プラグの左右幅を小さくすることができる。また、ＭＵ型プラグをプラグ装着穴から離脱させる際には、ＭＵ型プラグを離脱側へ引くと係合爪が弾性変形して係合凹部から外れる。
【００１５】
請求項６の光コネクタは、請求項４の発明において、前記ＬＣ型プラグの１対のレバー部に、２対の第２係合部に係合する２対の係合突起を形成し、第２係合部は係合突起が係合する係合段部であってＬＣ型プラグの上壁部に形成された係合段部からなることを特徴とするものである。ＬＣ型プラグをプラグ装着穴に装着する際には、レバー部の弾性変形を介して係合突起が係合段部に係合する。また、ＬＣ型プラグをプラグ装着穴から離脱させる際には、レバー部を操作することで係合突起を係合段部から外し、ＬＣ型プラグを外すことができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態は、アダプタ型の光コネクタに本発明を適用した場合の一例である。尚、図１の上方と前方を上方と前方として説明する。図１〜図４に示すように、この光コネクタ１は、２本の光ファイバの端部を保持する２芯型プラグを装着するためのアダプタ型のコネクタ本体２を備えたものである。光コネクタ１のコネクタ本体２は、プラグ装着穴５を夫々形成した合成樹脂製の１対の対称な本体分割体３，４を結合した構造のものである。
【００１７】
これら本体分割体３，４が前後に背中合わせ状に結合されてコネクタ本体２となり、１対のプラグ装着穴５が前後に直列状に対称に位置し、各プラグ装着穴５は、同種の光ファイバに適用される相互に型式の異なる２芯型のＭＵ型プラグ２０と２芯型のＬＣ型プラグ４０の両方を択一的に装着可能な特定プラグ装着穴（以下、単に「プラグ装着穴」という）に構成されている。尚、ＭＵ型プラグ２０が第１プラグに相当し、ＬＣ型プラグ４０が第２プラグに相当する。
【００１８】
コネクタ本体２と本体分割体３，４について詳細に説明する。尚、本体分割体４は、本体分割体３と同じ構造であるので同一符号を付して説明を省略する。図１〜図４に示すように、本体分割体３には、プラグ装着穴５と、プラグ装着穴５に装着されたＭＵ型プラグ２０のフェルール２１又はＬＣ型プラグ４０のフェルール４１の先端部を相手側のプラグ装着穴５の方へ導く共通の１対のフェルール挿入部６と、プラグ装着穴５に装着されたＭＵ型プラグ２０の左右両側部の１対の係合凹部２２に係合する１対の第１係合部８と、プラグ装着穴５に装着されたＬＣ型プラグ４０の上面側のレバー部４２の２対の係合突起４４に係合する２対の第２係合部１０（図１２参照）等が形成されている。
【００１９】
プラグ装着穴５は、２芯型のＭＵ型プラグ２０と２芯型のＬＣ型プラグ４０の両方に共通に兼用されるプラグ装着穴であり、底壁１２と左右の側壁１３と上壁１４等で形成されている。プラグ装着穴５の後端側（相手側の本体分割体４側）に仕切壁１５が形成され、この仕切壁１５に、１対のプラグ挿入部６を形成する１対の筒部６ａが前方へ突出するように形成されている。本体分割体３，４から１対の筒部６ａが前後に同心状に突出するため、前後からファイバ挿入部６に挿入された１対のフェルール２１，４１の先端面同士が当接して、２本の光ファイバが先端面同士が光学的に接続されることになる。尚、１対の筒部６ａの軸心間距離が、ＬＣ型プラグ４０の光ファイバ間ピッチ（６．２５ｍｍ）と等しく設定されている。
【００２０】
本体分割体３，４の仕切壁１５同士が面接触状に溶着又は接着され、この状態で本体分割体３，４の１対のフェルール挿入部６，６は連続し同心状になっている（図３、図１０参照）。尚、本体分割体３，４の仕切壁１５同士は複数の凸部を複数の穴に嵌合する構造を併用して固着してもよい。本体分割体３，４には、仕切り壁１５の結合の為とコネクタ本体２を外部の装着のコネクタ取り付け用パネル等に位置決めして固定する為のフランジ１６が形成されている。
【００２１】
次に、ＭＵ型プラグ２０とＬＣ型プラグ４０について説明する。
図５〜図６、図１０に示すように、ＭＵ型プラグ２０は、２本の角筒ケース部２４を並べて連結した構造のケース部材２３と、ケース部材２３に内嵌された２つの保持部材２５と、２つの保持部材２５に夫々収容保持された２つのフェルール２１と、これらフェルール２１を弾性付勢するコイルスプリング（図示略）等を有する。ケース部材２３の左右両側壁に開口部が夫々形成され、これら開口部から外部へ露出する保持部材２５の部分に係合凹部２２が夫々形成されている。
また、ＭＵ型プラグ２０の左右両側部には、そのプラグ２０をコネクタ本体２に装着した状態で、本体分割体３の前端に当接する当接部２４ａが形成されている（図１０参照）。
【００２２】
２本の光ファイバケーブル２６がブーツ２７を介して１対の角筒ケース部２４内へ夫々導入され、光ファイバの先端部の被覆を除去した状態の光ファイバがフェルール２１内へ導入されて光ファイバの先端部がフェルール２１の先端部の孔に挿入して保持され、フェルール２１の先端に光ファイバの先端が露出し、フェルール２１の先端面と光ファイバの先端面とが同一面となっている。ＭＵ型プラグ２０のフェルール２１の軸芯間ピッチ、つまり、１対の光ファイバの光ファイバ間ピッチが、ＬＣ型プラグ４０の光ファイバ間ピッチ（６．２５ｍｍ）と等しく設定されている。これを達成するために、従来品のように各角筒ケース部２４の左右両側部に係合凹部２２を形成する代わりに、１対の角筒ケース部２４の相対向する側部（ＭＵ型プラグ２０の左右幅方向中央部の側部）の係合凹部２２を省略して、１対の角筒ケース部２４の間の間隔を従来品よりも小さくし、光ファイバ間ピッチが６．２５ｍｍに設定されている。
【００２３】
図７〜図９、図１１、図１２に示すように、ＬＣ型プラグ４０は、１対の角筒ケース部４６を並べて連結した構造のケース部材４５と、２つの角筒ケース部４６に夫々収容保持された１対のフェルール４１と、これらフェルール４１を夫々弾性付勢するコイルスプリング（図示略）等を有する。各角筒ケース部４６の上面側には、その先端部から基端側へ斜め上側へ延びるレバー部４２と、角筒ケース部４６の基端部から先端側へ斜め上側へ延びる操作レバー部４３とが形成され、２つの操作レバー部４３は左右方向に連続させて一体に形成されている。レバー部４２と操作レバー部４３は上下方向に弾性を有し、レバー部４２には左右両側へ突出する１対の係合突起４４が形成されている。
【００２４】
ＭＵ型プラグ２０の場合と同様に、このＬＣ型プラグ４０においても、２本の光ファイバケーブル４７がブーツ４８を介して１対の角筒ケース部４６内へ夫々導入され、光ファイバの先端部の被覆を除去した状態の光ファイバがフェルール４１内へ導入されて光ファイバの先端部がフェルール４１の先端部の孔に挿入して保持され、フェルール４１の先端に光ファイバの先端が露出し、フェルール４１の先端面と光ファイバの先端面とが同一面となっている。このＬＣ型プラグ４０における光ファイバ間ピッチは、従来品と同様に６．２５ｍｍに設定されている。
【００２５】
図３、図１０に示すように、本体分割体３の左右の側壁部１３には、プラグ装着穴５に装着されるＭＵ型プラグ２０に係合する１対の第１係合部８が形成されている。この１対の第１係合部８は、本体分割体３のプラグ装着穴５に装着されたＭＵ型プラグ２０の左右１対の係合凹部２２に左右両側から係合解除可能に係合する左右１対の係合爪８ａからなる。
この係合爪８ａは、側壁１３に沿って設けられた前後方向向きの弾性片９の後端部に形成され、弾性片９の前端部が側壁１３に一体形成されている。プラグ装着穴５にプラグ２０，４０が装着されていない状態で、各係合爪８ａは弾性片９よりも軸心側へ突出している。
【００２６】
プラグ装着穴５にＭＵ型プラグ２０を着脱する際、ＭＵ型プラグ２０の側面部に係合爪８ａが当接し、その側面部によって係合爪８ａが弾性片９の弾性変形を介して軸心側と反対側へ押動される。プラグ装着穴５にＭＵ型プラグ２０が完全に装着されると、ＭＵ型プラグ２０の１対のフェルール２１の先端部が１対のフェルール挿入部６に挿入されて相手側のプラグ挿入部６にやや突出状に臨み、相手側の１対のフェルール２１又は４１の先端に当接可能となり、１対の係合爪８ａがＭＵ型プラグ２０の１対の係合凹部２２に係合してＭＵ型プラグ２０が保持される。
【００２７】
図１、図１２に示すように、コネクタ本体２の本体分割体３の上壁部には、プラグ装着穴５に装着されたＬＣ型プラグ４０に係合する２対（４つ）の第２係合部１０が、４つの矩形穴１１を介して形成されている。
この２対の第２係合部１０は、プラグ装着穴５に装着されるＬＣ型プラグ４０のレバー部４２の２対の係合突起４４に係合解除可能に係合する２対の係合段部１０ａからなる。プラグ装着穴５の上部には、ＬＣ型プラグ４０の１対のレバー部４２を導入するための左右１対のレバー導入溝１７と、２対の係合突起４４を導入可能な２対のスライダー溝部１７ａが形成され、各スライダー溝１７ａの後端部に１対の係合段部１０ａが形成されている。
【００２８】
プラグ装着穴５にＬＣ型プラグ４０を挿入していくと、１対のレバー部４２が下方へ弾性変形しつつ１対のレバー導入溝１７に導入され、２対の係合突起４４が２対のスライダー溝１７ａに導入され、ＬＣ型プラグ４０がプラグ装着穴５に完全に装着されると、ＬＣ型プラグ４０の１対のフェルール４１の先端部が１対のフェルール挿入部６を挿通して相手側のプラグ挿入部６にやや突出し、この状態で、レバー部４２が復帰して４つの係合突起４４が４つの係合段部１０ａに係合してＬＣ型プラグ４０の装着状態が保持される。
【００２９】
プラグ装着穴５にＬＣ型プラグ４０が装着された状態で、操作レバー部４３を下方へ押動操作すると、１対のレバー部４２が下方へ押動されて、４つの係合突起４４と４つの係合段部１０ａとの係合が解除され、ＬＣ型プラグ４０を引き抜くことができる。尚、プラグ装着穴５にＬＣ型プラグ４０が装着された状態では、１対の係合爪８ａはＬＣ型プラグ４０の左右の側面部に当接して、弾性片９が弾性変形状態を維持する。
【００３０】
１対のプラグ装着穴５の一方にだけ、ＭＵ型プラグ２０又はＬＣ型プラグ４０が装着された状態では、フェルール２１又は４１の先端は、フェルール挿入部６から相手側のプラグ挿入部６へやや突出した状態になる。各プラグ２０，４０において、フェルール２１，４１はコネクタ本体２に対して軸心方向へ小ストロークだけ移動自在で、コイルスプリングにより先端側へ付勢されている。それ故、１対のプラグ装着穴５の両方にプラグ２０，４０が装着されると、片側の１対のフェルール２１又は４１と相手側の１対のフェルール２１又は４１の先端面同士が当接して２本の光ファイバが光学的に接続される。このように、１対の光ファイバを接続可能であるので、この光コネクタ１は、双方向通信用の光ファイバの接続に好適なものである。
【００３１】
上記光コネクタ１の作用・効果について説明する。
この光コネクタ１によれば、１対のプラグ装着穴５が直列状に設けられ、これら両方のプラグ装着穴５が、同種の光ファイバに適用される相互に型式の異なる２芯型のＭＵ型プラグ２０と２芯型のＬＣ型プラグ４０の両方を択一的に装着可能な特定プラグ装着穴に構成されている。
【００３２】
コネクタ本体２のプラグ装着穴５にＭＵ型プラグ２０を装着すると、このＭＵ型プラグ２０の１対の係合凹部２２に１対の第１係合部８が係合して、ＭＵ型プラグ２０が保持される。光コネクタ２のプラグ装着穴５にＬＣ型プラグ４０を装着すると、このＬＣ型プラグ４０の４つの係合突起４４に４つの第２係合部１０が係合して、ＬＣ型プラグ４０が固定される。
【００３３】
この光コネクタ１では、コネクタ本体２に形成された２つのプラグ装着穴５は、共にＭＵ型プラグ２０とＬＣ型プラグ４０に共通のプラグ装着穴であり、各プラグ装着穴５に設けた１対のフェルール挿入部６も、ＭＵ型プラグ２０の１対のフェルール２１の先端部を導入可能であると共に、ＬＣ型プラグ４０の１対のフェルール４１の先端部を導入可能になっている。
【００３４】
そのため、この光コネクタ１により、ＭＵ型プラグ２０−ＭＵ型プラグ４０、ＬＣ型プラグ４０−ＬＣ型プラグ４０、ＭＵ型プラグ２０−ＬＣ型プラグ４０、の３通りの接続が可能になり、接続の方向性も考慮すると、ＬＣ型プラグ４０−ＭＵ型プラグ２０を含めた４通りの接続が可能になり、汎用性に優れる。特に、ＭＵ型プラグ２０とＬＣ型プラグ４０を接続するような場合に、ジャンパーや余分の光コネクタを用いることなく、この光コネクタ１により簡単に接続可能であるので、光ファイバの接続構造を非常に簡単化することでき、設備経済的に有利であり、光学的な接続個所が少なくなるため光学的な接続損失も少なくなる。
【００３５】
１対の第１係合部８は、プラグ装着穴５に装着されるＭＵ型プラグ２０に左右両側から係合解除可能に係合する１対の係合爪８ａからなるので、これら係合爪８ａをＭＵ型プラグ２０に両側から確実に係合させて、ＭＵ型プラグ２０を確実に固定することができる。４つの第２係合部１０は、プラグ装着穴５に装着されるＬＣ型プラグ４０の２つのレバー部４２の４つの係合突起４４に係合解除可能に係合する４つの係合段部１０ａからなるので、これら係合段部１０ａをＬＣ型プラグ４０の係合突起４４に確実に係合させて、ＬＣ型プラグ４０を確実に保持することができる。
【００３６】
次に、前記実施形態を部分的に変更する変更形態について説明する。
１］前記の光コネクタ１では、コネクタ本体２に同構造の１対の特定プラグ装着穴５を形成した例について説明したが、一方のプラグ装着穴５が、ＭＵ型プラグ２０とＬＣ型プラグ４０の両方を択一的に装着可能な特定プラグ装着穴に構成され、他方のプラグ装着穴５が、ＭＵ型プラグ２０のみ装着可能な構造に構成してもよい。この場合、ＭＵ型プラグ２０−ＭＵ型プラグ２０、ＭＵ型プラグ２０−ＬＣ型プラグ４０、の２パターンの接続が可能になる。尚、前記他方のプラグ装着穴５を、ＭＵ型プラグ２０の代わりに、ＬＣ型プラグ４０のみを装着可能な構造にしてもよい。
【００３７】
２］前記の光コネクタ１では、第１プラグがＭＵ型プラグ２０であり、第２プラグがＬＣ型プラグ４０である場合を例として説明したが、第１プラグがＬＣ型プラグ４０又はＭＵ型プラグ２０であり、第２プラグがＳＣ型プラグであるような光コネクタとすることも可能である。
【００３８】
３］前記の実施形態は、アダプタ型のコネクタ本体２を備えた光コネクタ１を例にして説明したが、本発明の光コネクタは、レセプタクル型のコネクタ本体を備えた光コネクタにも同様に適用可能である。
例えば、図１３に示す光コネクタ１Ａはレセプタクル型のコネクタ本体２Ａを備えた光コネクタであり、この光コネクタ１Ａのコネクタ本体２Ａは、受光機能や発光機能のある光学デバイスＯＤに付随する状態に設けられている。尚、コネクタ本体２Ａの構造は、前記本体分割体３の構造とほぼ同様であるので説明を省略する。図は、コネクタ本体２Ａの１つのプラグ装着穴にＭＵ型プラグ２０を装着した状態を示しているが、前記光コネクタ１の場合と同様に、コネクタ本体２Ａのプラグ装着穴には、ＭＵ型プラグ２０とＬＣ型プラグ４０の両方を択一的に装着可能である。
【００３９】
４］その他、前記図１〜図１２に示す実施形態は、一例を示すものに過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施可能である。また、図１３の変更実施形態も、一例を示すものに過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施可能である。
【００４０】
【発明の効果】請求項１の光コネクタによれば、アダプタ型又はレセプタクル型のコネクタ本体に、特定プラグ装着穴と、１対のフェルール装着部と、複数の第１係合部と、複数の第２係合部とを設けたので、同種の光ファイバに適用される異なる２芯型の第１，第２プラグをコネクタ本体に択一的に装着することができ、汎用性と経済性に優れる光コネクタが得られる。その結果、異なる型式のプラグを接続する場合に必要な光学部品（光コネクタ、プラグ、ジャンパー等）の数を減らし、接続の労力を軽減し、設備経済性を高め、光学的な接続損失を減らすことができる。
【００４１】
請求項２の光コネクタによれば、コネクタ本体が、特定プラグ装着穴を対向状に１対形成してなるアダプタ型のコネクタ本体であるので、両方の特定プラグ装着穴に、夫々、２芯型の第１プラグと第２プラグを択一的に装着可能である。そのため、第１プラグ同士の接続、第１プラグと第２プラグの接続、第２プラグ同士の接続の３とおりの接続が可能となり、一層汎用性に優れる光コネクタが得られる。
【００４２】
請求項３の光コネクタによれば、前記コネクタ本体が、１つの特定プラグ装着穴を有するレセプタクル型のコネクタ本体であるので、特定プラグ装着穴に第１プラグを装着したり、第２プラグを装着したりすることができる。
請求項４の光コネクタによれば、第１プラグの光ファイバ間ピッチと、第２プラグの光ファイバ間ピッチとが等しく形成されているので、第１，第２プラグの１対のフェルールの先端部が共通の１対のフェルール挿入部に挿入可能である。
【００４３】
請求項５の光コネクタによれば、ＭＵ型プラグの左右の両側部に、１対の第１係合部に係合する１対の係合凹部を形成し、第１係合部は係合凹部に係合解除可能に係合する係合爪からなるので、ＭＵ型プラグの左右幅の中央部に係合凹部を形成する必要がないから、ＭＵ型プラグの左右幅を小さくし、ＭＵ型プラグの光ファイバ間ピッチを、ＬＣ型プラグの光ファイバ間ピッチに一致させることが可能となり、ＭＵ型プラグとＬＣ型プラグを択一的に装着可能な光コネクタとすることができる。
【００４４】
請求項６の光コネクタによれば、ＬＣ型プラグの１対のレバー部に、２対の第２係合部に係合する２対の係合突起を形成し、第２係合部は係合突起が係合する係合段部であってＬＣ型プラグの上壁部に形成された係合段部からなるので、ＬＣ型プラグをコネクタ本体から外す際に、レバー部を操作することで、係合突起を係合段部から外し、ＬＣ型プラグを簡単に外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係る光コネクタのコネクタ本体の斜視図である。
【図２】コネクタ本体の正面図である。
【図３】コネクタ本体の横断平面図である。
【図４】コネクタ本体の縦断面図である。
【図５】ＭＵ型プラグの斜視図である。
【図６】ＭＵ型プラグの正面図である。
【図７】ＬＣ型プラグの斜視図である。
【図８】ＬＣ型プラグの側面図である。
【図９】ＬＣ型プラグの正面図である。
【図１０】光コネクタ（ＭＵ型プラグを装着状態）の横断平面図である。
【図１１】光コネクタ（ＬＣ型プラグ装着状態）の縦断側面図である。
【図１２】光コネクタ（ＬＣ型プラグ装着状態）の縦断側面図である。
【図１３】変更実施形態に係る光コネクタの斜視図である。
【符号の説明】
１，１Ａ光コネクタ
２，２Ａコネクタ本体
３，４本体分割体
５プラグ装着穴
６フェルール挿入部
８第１係合部
８ａ係合爪
９弾性片
１０係合段部
２０ＭＵ型プラグ（第１プラグ）
２１フェルール
２２係合凹部
４０ＬＣ型プラグ（第２プラグ）
４１フェルール
４２レバー部
４３操作レバー部
４４係合突起[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an optical connector, and more particularly, to an optical connector in which two types of plugs of different types can be selectively connected.
[0002]
2. Description of the Related Art Conventionally, optical connectors as optical communication circuit components include an adapter type optical connector for connecting a pair of plugs and a receptacle type optical connector for connecting one plug to an optical device. In the adapter-type optical connector, a pair of plugs are mounted in a pair of plug mounting holes, and the optical fibers are optically connected by abutting the end faces of the ferrule. In a receptacle-type optical connector, a plug is mounted in one plug mounting hole, and an optical fiber is optically connected by bringing an end surface of a ferrule into contact with an end surface of a ferrule on an optical device side.
[0003]
Here, in addition to a single-core optical connector for connecting one optical fiber, a two-core type connector for connecting two optical fibers in pairs as widely applied to bidirectional optical communication and the like. Optical connectors are widely used in practice. Patent Documents 1 and 2 disclose a general two-core receptacle type optical connector.
As with the single-core optical connector, in the two-core optical connector, a plurality of types of optical connectors, such as MU type, LC type, and SC type, which are applied to the same type of optical fiber, have been put to practical use. The two-core optical connectors of these different types have different structures, sizes, shapes, pitches between the optical fibers, etc., of the plugs that hold the ends of the two optical fibers, so a dedicated plug and a connector body are used respectively. Have been.
[0004]
For example, since the pitch between optical fibers is 4.5 mm or 7.5 mm in the MU type optical connector and the pitch between optical fibers is 6.25 mm in the LC type optical connector, the MU type plug is attached to the LC type optical connector. It could not be mounted in the hole, and the LC plug could not be mounted in the plug mounting hole of the MU optical connector.
Therefore, for example, in order to optically connect the MU-type plug and the LC-type plug, a MU-type optical connector, a jumper having MU-type plugs and LC-type plugs at both ends, and an LC-type optical connector are used. The MU-type plug is connected to the MU-type optical connector, the MU-type optical connector is connected to the MU-type plug at one end of the jumper, and the LC-type plug at the other end of the jumper is connected to the LC-type optical connector. A mating LC type plug had to be connected to the type optical connector.
[0005]
[Patent Document 1] JP-A-5-215943 (FIGS. 1 to 4)
[Patent Document 2] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-315921 (FIGS. 1 and 2)
[0006]
As described above, in the conventional optical connector, the structure, size, and shape of the plug mounting hole in the connector body and the structure, size, and shape of the plug are different for each type of the optical connector. It is set, and only one kind of plug can be mounted in the plug mounting hole, and the versatility of the optical connector was low, so the optical components (optical connector, plug, The number of jumpers, etc.) increases, which is disadvantageous in terms of equipment economy, requires much labor for connection, and increases the optical connection loss as the number of optical connection points increases. .
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an adapter type or receptacle type optical connector in which two types of plugs can be selectively mounted in plug mounting holes of a connector main body, thereby improving versatility and economy.
[0008]
According to a first aspect of the present invention, there is provided an optical connector having an adapter-type or receptacle-type connector body for mounting a two-core plug for holding ends of two optical fibers. In the connector body, a specific plug mounting hole configured to be capable of selectively mounting both of two types of first and second plugs of different types applied to the same type of optical fiber, and A pair of ferrule mounting portions common to both plugs to which a pair of ferrule tips of the first plug or the second plug mounted in the specific plug mounting hole are mounted, and a first ferrule mounting portion mounted in the specific plug mounting hole. It is characterized by comprising a plurality of first engaging portions engaging with the plug and a plurality of second engaging portions engaging with the second plug mounted in the specific plug mounting hole.
[0009]
In this optical connector, when attaching the first plug to the connector main body, when the first plug is attached to the specific plug attaching hole of the connector main body, the plurality of first engaging portions of the connector main body engage with the first plug. The tip of the pair of ferrules of the first plug is inserted into the pair of ferrule insertion portions. When attaching the second plug to the connector body, when the second plug is attached to a specific plug attachment hole of the connector body, the plurality of second engagement portions of the connector body engage with the second plug, and the second plug Of the pair of ferrules is inserted into the pair of ferrule insertion portions.
[0010]
When the connector main body is an adapter type connector main body, a two-core type plug can be connected to a two-core type plug. When the connector main body is a receptacle type connector main body, 1 is connected. Two two-core plugs can be connected to the optical device.
[0011]
An optical connector according to a second aspect of the present invention is the optical connector according to the first aspect, wherein the connector main body is an adapter-type connector main body in which the specific plug mounting hole is formed in a pair. . In this case, the two-core first plug and the second plug can be selectively mounted in both the specific plug mounting holes, respectively. Therefore, three kinds of connections, that is, the connection between the first plugs, the connection between the first plug and the second plug, and the connection between the second plugs are possible.
[0012]
An optical connector according to a third aspect of the present invention is the optical connector according to the first aspect, wherein the connector main body is a receptacle-type connector main body having one specific plug mounting hole. In this case, the first plug or the second plug can be mounted in the specific plug mounting hole.
[0013]
An optical connector according to a fourth aspect of the present invention is the optical connector according to any one of the first to third aspects, wherein the second plug is a two-core LC-type plug, and the first plug has the same optical pitch as an optical fiber pitch of the second plug. It is a two-core MU type plug having a fiber pitch. Since the pitch between the optical fibers of the first plug and the pitch between the optical fibers of the second plug are formed to be equal, a pair of ferrule insertion portions in which the tip ends of the pair of ferrules of the first and second plugs are common. Can be inserted into
[0014]
According to a fifth aspect of the present invention, in the optical connector according to the fourth aspect, a pair of engagement recesses that engage with a pair of first engagement portions are formed on both left and right sides of the MU-type plug. The engaging portion is formed of an engaging claw that removably engages the engaging recess. Since a pair of engaging recesses are formed on both left and right sides of the MU plug, there is no need to form an engaging recess at the center of the left and right width of the MU plug. can do. When the MU-type plug is detached from the plug mounting hole, when the MU-type plug is pulled to the detaching side, the engaging claw is elastically deformed and comes off from the engaging concave portion.
[0015]
According to a sixth aspect of the present invention, in the optical connector according to the fourth aspect, two pairs of engaging projections that engage with two pairs of second engaging portions are formed on the pair of lever portions of the LC-type plug. The second engaging portion is an engaging step to which the engaging protrusion engages, and comprises an engaging step formed on the upper wall of the LC-type plug. When the LC-type plug is mounted in the plug mounting hole, the engagement protrusion engages with the engagement step through elastic deformation of the lever portion. Also, when the LC plug is detached from the plug mounting hole, the engagement projection is removed from the engagement step by operating the lever, and the LC plug can be removed.
[0016]
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. The present embodiment is an example in which the present invention is applied to an adapter-type optical connector. Note that the upper part and the front part of FIG. As shown in FIGS. 1 to 4, the optical connector 1 includes an adapter-type connector main body 2 for mounting a two-core plug that holds ends of two optical fibers. The connector main body 2 of the optical connector 1 has a structure in which a pair of symmetrical main body divided bodies 3 and 4 made of synthetic resin and having plug mounting holes 5 formed therein are connected.
[0017]
These main body divided bodies 3 and 4 are connected back to back in a back-to-back manner to form a connector body 2, and a pair of plug mounting holes 5 are symmetrically positioned in front and back in series, and each plug mounting hole 5 is made of the same type of optical fiber. A specific plug mounting hole (hereinafter, simply referred to as a “plug mounting hole”) that can selectively mount both the two-core MU plug 20 and the two-core LC plug 40 of mutually different types. ). Note that the MU-type plug 20 corresponds to a first plug, and the LC-type plug 40 corresponds to a second plug.
[0018]
The connector main body 2 and the main body divided bodies 3 and 4 will be described in detail. Since the main body divided body 4 has the same structure as the main body divided body 3, the same reference numerals are given and the description is omitted. As shown in FIGS. 1 to 4, the main body divided body 3 includes a plug mounting hole 5 and a ferrule 21 of the MU type plug 20 or a ferrule 41 of the LC type plug 40 mounted in the plug mounting hole 5. It engages with a pair of common ferrule insertion portions 6 leading to the plug mounting hole 5 on the other side, and a pair of engagement recesses 22 on both left and right sides of the MU plug 20 mounted in the plug mounting hole 5. A pair of first engagement portions 8 and two pairs of second engagement portions that engage with two pairs of engagement protrusions 44 of the lever portion 42 on the upper surface side of the LC plug 40 mounted in the plug mounting hole 5. 10 (see FIG. 12) and the like.
[0019]
The plug mounting hole 5 is a plug mounting hole commonly used for both the two-core MU plug 20 and the two-core LC plug 40, and includes a bottom wall 12, left and right side walls 13, an upper wall 14, and the like. It is formed with. A partition wall 15 is formed on the rear end side of the plug mounting hole 5 (on the other side of the main body divided body 4), and a pair of cylindrical portions 6 a forming a pair of plug insertion portions 6 are formed on the partition wall 15. It is formed so as to protrude. Since the pair of cylindrical portions 6a project concentrically forward and backward from the main body divided bodies 3 and 4, the tip surfaces of the pair of ferrules 21 and 41 inserted into the fiber insertion portion 6 from front and rear come into contact with each other, and The end faces of the optical fibers are optically connected to each other. The distance between the axes of the pair of cylindrical portions 6a is set equal to the pitch between the optical fibers of the LC plug 40 (6.25 mm).
[0020]
The partition walls 15 of the main body divided bodies 3 and 4 are welded or adhered to each other in a face contact manner, and in this state, the pair of ferrule insertion portions 6 and 6 of the main body divided bodies 3 and 4 are continuous and concentric. 3 and 10). The partition walls 15 of the main body divided bodies 3 and 4 may be fixed to each other by using a structure in which a plurality of projections are fitted into a plurality of holes. The main body divided bodies 3 and 4 are formed with a flange 16 for coupling the partition wall 15 and positioning and fixing the connector main body 2 to an externally mounted connector mounting panel or the like.
[0021]
Next, the MU type plug 20 and the LC type plug 40 will be described.
As shown in FIGS. 5 to 6 and 10, the MU-type plug 20 includes a case member 23 having a structure in which two rectangular cylindrical case portions 24 are arranged and connected, and two holding members fitted inside the case member 23. 25, two ferrules 21 respectively housed and held by the two holding members 25, and a coil spring (not shown) for elastically biasing the ferrules 21 and the like. Openings are respectively formed on the left and right side walls of the case member 23, and engagement recesses 22 are respectively formed on portions of the holding member 25 exposed to the outside from these openings.
Further, on both left and right sides of the MU-type plug 20, contact portions 24 a that contact the front end of the main body divided body 3 with the plug 20 attached to the connector main body 2 are formed (see FIG. 10).
[0022]
The two optical fiber cables 26 are respectively introduced into the pair of square tube case parts 24 via the boots 27, and the optical fiber in a state in which the coating of the tip of the optical fiber is removed is introduced into the ferrule 21 and the optical fiber is removed. The tip of the fiber is inserted into and held in the hole at the tip of the ferrule 21, the tip of the optical fiber is exposed at the tip of the ferrule 21, and the tip of the ferrule 21 and the tip of the optical fiber are flush. I have. The pitch between the axes of the ferrules 21 of the MU type plug 20, that is, the pitch between the optical fibers of a pair of optical fibers is set equal to the pitch between the optical fibers (6.25 mm) of the LC type plug 40. In order to achieve this, instead of forming the engaging recesses 22 on the left and right sides of each square tube case portion 24 as in the conventional product, opposed side portions (MU type) of the pair of square tube case portions 24 are used. The engaging recess 22 at the center of the plug 20 in the left-right width direction is omitted, the interval between the pair of square tube case portions 24 is made smaller than that of the conventional product, and the pitch between the optical fibers is 6.25 mm. Is set to
[0023]
As shown in FIG. 7 to FIG. 9, FIG. 11, and FIG. 12, the LC plug 40 includes a case member 45 having a structure in which a pair of square tube case portions 46 are arranged and connected, and two square tube case portions 46. It has a pair of ferrules 41 held and held, and coil springs (not shown) for elastically urging the ferrules 41, respectively. A lever portion 42 extending diagonally upward from the distal end to the proximal end and an operating lever portion 43 extending diagonally upward from the proximal end to the distal end of the rectangular cylinder case 46 are provided on the upper surface side of each rectangular cylinder case 46. Are formed, and the two operation lever portions 43 are integrally formed continuously in the left-right direction. The lever portion 42 and the operation lever portion 43 have elasticity in the vertical direction, and the lever portion 42 is formed with a pair of engagement protrusions 44 protruding to both left and right sides.
[0024]
As in the case of the MU-type plug 20, also in the LC-type plug 40, two optical fiber cables 47 are respectively introduced into a pair of rectangular tube case parts 46 via boots 48, and the tip end of the optical fiber. The optical fiber with the coating removed is introduced into the ferrule 41, the tip of the optical fiber is inserted and held in the hole at the tip of the ferrule 41, and the tip of the optical fiber is exposed at the tip of the ferrule 41, The tip surface of the ferrule 41 and the tip surface of the optical fiber are the same. The pitch between the optical fibers in the LC plug 40 is set to 6.25 mm as in the conventional product.
[0025]
As shown in FIGS. 3 and 10, a pair of first engaging portions 8 that engage with MU-type plugs 20 mounted in the plug mounting holes 5 are formed on the left and right side walls 13 of the main body divided body 3. Have been. The pair of first engagement portions 8 are releasably engaged with a pair of left and right engagement recesses 22 of the MU type plug 20 mounted on the plug mounting hole 5 of the main body divided body 3 from both left and right sides. It consists of a pair of right and left engaging claws 8a.
The engaging claw 8 a is formed at the rear end of the elastic piece 9 provided along the side wall 13 in the front-rear direction, and the front end of the elastic piece 9 is formed integrally with the side wall 13. In a state where the plugs 20 and 40 are not mounted in the plug mounting holes 5, the respective engagement claws 8 a protrude more toward the axis than the elastic pieces 9.
[0026]
When the MU-type plug 20 is attached to and detached from the plug mounting hole 5, the engaging claw 8 a comes into contact with the side surface of the MU-type plug 20, and the engaging claw 8 a is moved by the side surface of the elastic piece 9 through elastic deformation of the elastic piece 9. Pushed to the opposite side. When the MU-type plug 20 is completely mounted in the plug mounting hole 5, the tips of the pair of ferrules 21 of the MU-type plug 20 are inserted into the pair of ferrule insertion portions 6 and are inserted into the mating plug insertion portions 6. The MU-type plug 20 has a slightly projecting shape, and can be brought into contact with the tip of a pair of ferrules 21 or 41 on the other side. The mold plug 20 is held.
[0027]
As shown in FIG. 1 and FIG. 12, two pairs (four) of the second pairs (four) of which engage with the LC-type plugs 40 mounted in the plug mounting holes 5 are provided on the upper wall portion of the main body divided body 3 of the connector main body 2. The engaging portion 10 is formed through four rectangular holes 11.
The two pairs of second engagement portions 10 are two pairs of engagements that releasably engage with two pairs of engagement protrusions 44 of the lever portion 42 of the LC type plug 40 mounted in the plug mounting hole 5. It consists of a step 10a. Above the plug mounting hole 5, a pair of left and right lever introduction grooves 17 for introducing a pair of lever portions 42 of the LC type plug 40 and two pairs of sliders capable of introducing two pairs of engagement projections 44 are provided. A groove 17a is formed, and a pair of engagement steps 10a is formed at the rear end of each slider groove 17a.
[0028]
When the LC-type plug 40 is inserted into the plug mounting hole 5, the pair of lever portions 42 is elastically deformed downward and is introduced into the pair of lever introduction grooves 17, and the two pairs of engagement projections 44 are formed. When the LC-type plug 40 is completely mounted in the plug mounting hole 5, the tip of the pair of ferrules 41 of the LC-type plug 40 is inserted through the pair of ferrule insertion portions 6. In this state, the lever 42 returns and the four engagement projections 44 engage with the four engagement steps 10a, and the mounted state of the LC plug 40 is maintained. Is done.
[0029]
When the operation lever portion 43 is pushed downward while the LC type plug 40 is attached to the plug attachment hole 5, the pair of lever portions 42 is pushed downward, and the four engagement projections 44 and 4 The engagement with the two engagement steps 10a is released, and the LC plug 40 can be pulled out. In the state where the LC type plug 40 is mounted in the plug mounting hole 5, the pair of engaging claws 8a abut on the left and right side portions of the LC type plug 40, and the elastic piece 9 maintains the elastically deformed state. .
[0030]
In a state where the MU-type plug 20 or the LC-type plug 40 is mounted in only one of the pair of plug mounting holes 5, the tip of the ferrule 21 or 41 is slightly moved from the ferrule insertion portion 6 to the mating plug insertion portion 6. It will be in a protruding state. In each of the plugs 20, 40, the ferrules 21, 41 are movable by a small stroke in the axial direction with respect to the connector main body 2, and are urged toward the distal end by a coil spring. Therefore, when the plugs 20 and 40 are mounted in both of the pair of plug mounting holes 5, the tip surfaces of the pair of ferrules 21 or 41 on one side and the pair of ferrules 21 or 41 on the other side come into contact with each other. The two optical fibers are optically connected. As described above, since a pair of optical fibers can be connected, the optical connector 1 is suitable for connecting an optical fiber for bidirectional communication.
[0031]
The operation and effect of the optical connector 1 will be described.
According to this optical connector 1, a pair of plug mounting holes 5 are provided in series, and these two plug mounting holes 5 are used for two-core MU type of different types applied to the same kind of optical fiber. A specific plug mounting hole in which both the plug 20 and the two-core LC plug 40 can be selectively mounted.
[0032]
When the MU-type plug 20 is mounted in the plug mounting hole 5 of the connector body 2, the MU-type plug 20 is engaged with the pair of first engagement portions 8 in the pair of engagement recesses 22 of the MU-type plug 20. Is held. When the LC type plug 40 is mounted in the plug mounting hole 5 of the optical connector 2, the four second engaging portions 10 engage with the four engaging projections 44 of the LC type plug 40, and the LC type plug 40 is fixed. Is done.
[0033]
In the optical connector 1, the two plug mounting holes 5 formed in the connector main body 2 are both plug mounting holes common to the MU-type plug 20 and the LC-type plug 40. The ferrule insertion portion 6 can introduce the tip of a pair of ferrules 21 of the MU-type plug 20 and also can introduce the tip of a pair of ferrules 41 of the LC-type plug 40.
[0034]
Therefore, the optical connector 1 enables three types of connection, that is, the MU type plug 20-MU type plug 40, the LC type plug 40-LC type plug 40, and the MU type plug 20-LC type plug 40. In consideration of the directionality, four types of connections including the LC-type plug 40-MU-type plug 20 are possible, and the versatility is excellent. In particular, when the MU type plug 20 and the LC type plug 40 are connected, the connection can be easily made by the optical connector 1 without using a jumper or an extra optical connector. The optical connection loss is reduced because the number of optical connection points is reduced.
[0035]
The pair of first engaging portions 8 are composed of a pair of engaging claws 8a that releasably engage the MU-type plug 20 mounted in the plug mounting hole 5 from both left and right sides. 8a can be securely engaged with the MU-type plug 20 from both sides, and the MU-type plug 20 can be securely fixed. The four second engagement portions 10 are four engagement step portions that are releasably engaged with the four engagement protrusions 44 of the two lever portions 42 of the LC type plug 40 mounted in the plug mounting hole 5. Since the engaging step portions 10a are formed, the engaging step portions 10a can be reliably engaged with the engaging protrusions 44 of the LC type plug 40, and the LC type plug 40 can be reliably held.
[0036]
Next, a description will be given of a modification in which the embodiment is partially modified.
1] In the optical connector 1, an example has been described in which a pair of specific plug mounting holes 5 having the same structure are formed in the connector main body 2. However, one of the plug mounting holes 5 has the MU-type plug 20 and the LC-type plug 40. May be configured as a specific plug mounting hole that can be selectively mounted, and the other plug mounting hole 5 may be configured so that only the MU type plug 20 can be mounted. In this case, connection of two patterns of the MU type plug 20-MU type plug 20, and the MU type plug 20-LC type plug 40 becomes possible. Note that the other plug mounting hole 5 may have a structure in which only the LC plug 40 can be mounted instead of the MU plug 20.
[0037]
2] In the optical connector 1, the case where the first plug is the MU-type plug 20 and the second plug is the LC-type plug 40 has been described as an example, but the first plug is the LC-type plug 40 or the MU-type plug. 20 and an optical connector in which the second plug is an SC type plug is also possible.
[0038]
3] In the above embodiment, the optical connector 1 having the adapter-type connector main body 2 has been described as an example. However, the optical connector of the present invention is similarly applied to an optical connector having a receptacle-type connector main body. It is possible.
For example, an optical connector 1A shown in FIG. 13 is an optical connector having a receptacle-type connector main body 2A. The connector main body 2A of the optical connector 1A is provided in a state attached to an optical device OD having a light receiving function and a light emitting function. Has been. The structure of the connector main body 2A is substantially the same as the structure of the main body divided body 3, so that the description is omitted. The figure shows a state in which the MU-type plug 20 is mounted in one plug mounting hole of the connector main body 2A. As in the case of the optical connector 1, the MU-type plug is mounted in the plug mounting hole of the connector main body 2A. 20 and the LC-type plug 40 can be selectively mounted.
[0039]
4] In addition, the embodiments shown in FIGS. 1 to 12 are merely examples, and can be implemented with various modifications without departing from the spirit of the present invention. Further, the modified embodiment in FIG. 13 is merely an example, and various modifications can be added without departing from the spirit of the present invention.
[0040]
According to the optical connector of the first aspect, a specific plug mounting hole, a pair of ferrule mounting portions, a plurality of first engagement portions, and a plurality of Since the second engagement portion is provided, different two-core first and second plugs applied to the same kind of optical fiber can be selectively mounted on the connector main body. An excellent optical connector can be obtained. As a result, the number of optical components (optical connectors, plugs, jumpers, etc.) required to connect different types of plugs is reduced, reducing the connection labor, increasing equipment economics, and reducing optical connection losses. be able to.
[0041]
According to the optical connector of the second aspect, the connector body is an adapter-type connector body in which a pair of specific plug mounting holes are formed in opposition to each other. The first plug and the second plug can be selectively mounted. Therefore, three types of connection, that is, the connection between the first plugs, the connection between the first plug and the second plug, and the connection between the second plugs are possible, and an optical connector with more excellent versatility is obtained.
[0042]
According to the optical connector of the third aspect, since the connector main body is a receptacle-type connector main body having one specific plug mounting hole, a first plug or a second plug is mounted in the specific plug mounting hole. Or you can.
According to the optical connector of the fourth aspect, since the pitch between the optical fibers of the first plug and the pitch between the optical fibers of the second plug are formed to be equal, the tip of the pair of ferrules of the first and second plugs is formed. The parts can be inserted into a pair of common ferrule insertion parts.
[0043]
According to the optical connector of the fifth aspect, a pair of engagement recesses that engage with the pair of first engagement portions is formed on both left and right side portions of the MU-type plug, and the first engagement portion is engaged. Since the engaging claw is configured to engage with the recess so as to be disengageable, there is no need to form an engaging recess at the center of the left and right width of the MU-type plug. The pitch between the optical fibers of the plugs can be made to match the pitch between the optical fibers of the LC type plugs, and an optical connector can be installed in which the MU type plug and the LC type plug can be selectively mounted.
[0044]
According to the optical connector of the sixth aspect, two pairs of engagement protrusions that engage with the two pairs of second engagement portions are formed on the pair of lever portions of the LC type plug, and the second engagement portion is engaged. Since the mating projection is formed by the engaging step formed on the upper wall of the LC type plug, the lever is operated by removing the LC type plug from the connector body. In this case, the engaging projection can be removed from the engaging step, and the LC plug can be easily removed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a connector main body of an optical connector according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the connector main body.
FIG. 3 is a cross-sectional plan view of the connector main body.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of the connector main body.
FIG. 5 is a perspective view of an MU-type plug.
FIG. 6 is a front view of the MU type plug.
FIG. 7 is a perspective view of an LC-type plug.
FIG. 8 is a side view of the LC type plug.
FIG. 9 is a front view of the LC-type plug.
FIG. 10 is a cross-sectional plan view of the optical connector (with an MU-type plug attached).
FIG. 11 is a vertical sectional side view of the optical connector (when an LC type plug is mounted).
FIG. 12 is a vertical side view of the optical connector (in a state where an LC type plug is mounted).
FIG. 13 is a perspective view of an optical connector according to a modified embodiment.
[Explanation of symbols]
1,1A optical connector
2,2A connector body
3,4 body split
5 Plug mounting hole
6 Ferrule insertion part
8 First engaging part
8a Engaging claw
9 Elastic pieces
10 Engagement step
20 MU type plug (first plug)
21 Ferrule
22 Engagement recess
40 LC type plug (second plug)
41 Ferrule
42 lever part
43 Operation lever
44 Engagement protrusion

Claims

２本の光ファイバの端部を保持する２芯型プラグを装着する為のアダプタ型又はレセプタクル型のコネクタ本体を備えた光コネクタにおいて、前記コネクタ本体は、
同種の光ファイバに適用される相互に型式の異なる２芯型の第１，第２プラグを択一的に装着可能に構成された特定プラグ装着穴と、
前記特定プラグ装着穴に装着された第１プラグ又は第２プラグの１対のフェルール先端部が装着される両プラグに共通の１対のフェルール挿入部と、
前記特定プラグ装着穴に装着される第１プラグに係合する複数の第１係合部と、前記特定プラグ装着穴に装着される第２プラグに係合する複数の第２係合部と、を備えたことを特徴とする光コネクタ。An optical connector including an adapter-type or receptacle-type connector body for mounting a two-core plug that holds ends of two optical fibers, wherein the connector body includes:
A specific plug mounting hole configured to be capable of selectively mounting two core type first and second plugs of different types applied to the same kind of optical fiber,
A pair of ferrule insertion portions common to both plugs to which a pair of ferrule tips of the first plug or the second plug mounted in the specific plug mounting hole are mounted;
A plurality of first engaging portions that engage with a first plug mounted in the specific plug mounting hole; a plurality of second engaging portions that engage with a second plug mounted in the specific plug mounting hole; An optical connector comprising:

前記コネクタ本体が、前記特定プラグ装着穴を対向状に１対形成してなるアダプタ型のコネクタ本体であることを特徴とする請求項１に記載の光コネクタ。The optical connector according to claim 1, wherein the connector main body is an adapter-type connector main body in which the specific plug mounting hole is formed in a pair in an opposing manner.

前記コネクタ本体が、１つの前記特定プラグ装着穴を有するレセプタクル型のコネクタ本体であることを特徴とする請求項１に記載の光コネクタ。The optical connector according to claim 1, wherein the connector main body is a receptacle-type connector main body having one specific plug mounting hole.

前記第２プラグが２芯型のＬＣ型プラグであり、前記第１プラグが第２プラグの光ファイバ間ピッチと同じ光ファイバ間ピッチを有する２芯型のＭＵ型プラグであることを特徴とする請求項１〜３の何れかに記載の光コネクタ。The second plug is a two-core LC plug, and the first plug is a two-core MU plug having the same optical fiber pitch as that of the second plug. The optical connector according to claim 1.

前記ＭＵ型プラグの左右の両側部に、１対の第１係合部に係合する１対の係合凹部を形成し、第１係合部は係合凹部に係合解除可能に係合する係合爪からなることを特徴とする請求項４に記載の光コネクタ。A pair of engagement recesses that engage with the pair of first engagement portions are formed on both left and right side portions of the MU-type plug, and the first engagement portions are releasably engaged with the engagement recesses. The optical connector according to claim 4, wherein the optical connector comprises an engaging claw.

前記ＬＣ型プラグの１対のレバー部に、２対の第２係合部に係合する２対の係合突起を形成し、第２係合部は係合突起が係合する係合段部であってＬＣ型プラグの上壁部に形成された係合段部からなることを特徴とする請求項４に記載の光コネクタ。The pair of levers of the LC-type plug are formed with two pairs of engagement projections that engage with two pairs of second engagement parts, and the second engagement part is formed with an engagement step with which the engagement projections engage. The optical connector according to claim 4, wherein the optical connector comprises an engaging step formed on an upper wall of the LC type plug.