JP2004354157A - 光計測装置及び光計測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイナミックレンジの狭い受光素子であっても、物体を透過又は反射した光を精度良く測定することができる安価な光計測装置を提供する。
【解決手段】物質量測定装置100は、検体設置部1に設置された検体に光を照射する光源2と、検体に照射される光の強度を変化させる光可変部3と、検体を透過又は反射した光を受光するエリアセンサ6と、光可変部3による光の強度の状態と、エリアセンサ6で受光した光の光量に応じた測定結果を出力するコンピュータ7とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体に光を照射し、その物体を透過又は反射した光を計測する光計測装置及び光計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光計測を用いて物質量を測定する装置では、水平に置かれた被測定物に光源から光を照射し、その反射光を受光素子で電気信号に変換し、これを対数に変換して光学濃度値を求め、この光学濃度値から物質量を求めている。
【0003】
また、臨床検査用の光計測装置では、被測定物として、透明支持体上に一層の試薬を塗布したスライドを使用し、それに血液等の液検体を滴着して、試薬層との反応による光学濃度の変化を測定して光学濃度値を得る。そして光学濃度値を臨床値に変換して、目的とする分析を行っている。
【0004】
臨床検査等では、血液に含まれる複数の成分についての光学濃度を測定する必要がある。このため、光計測装置では、異なる試薬を塗布した複数のスライドに同一人物の血液を滴着し、全てのスライドについて上記測定を行っている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平05−018895号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、物質の物質量はその光学濃度に比例する。一方、受光素子で受光される光量は、その常用対数が光学濃度に比例するため、光学濃度に反比例する。つまり、検査対象となる成分によって複数のスライドの各々からの反射光量が異なるため、上記従来の光測定装置では、全てのスライドからの反射光量を精度良く受光できるだけの広いダイナミックレンジを持つ受光素子が必要であった。広いダイナミックレンジを持つ受光素子は高価であるため、従来の光計測装置では、その製造コストの増大が避けられなかった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであり、ダイナミックレンジの狭い受光素子であっても、物体を透過又は反射した光を精度良く測定することができる安価な光計測装置及び光計測方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の光計測装置は、物体に光を照射する照射手段と、前記物体に照射される光の強度を変化させる光可変手段と、前記物体を透過又は反射した光を受光する受光素子と、前記光可変手段の状態と、前記受光素子で受光した光の光量に応じた測定結果を出力する出力手段とを備える。
【0009】
この構成により、物体に照射する光の強度を変化させることで、受光素子で受光する光の光量を調節することができるため、受光素子のダイナミックレンジが狭い場合でも、物体を透過又は反射した光を精度良く測定することができる。又、ダイナミックレンジの狭い安価な受光素子を使用することができるため、装置の製造コストの削減が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態を説明するための物質量測定装置の概略構成を示す図である。
物質量測定装置100は、測定対象となる検体を設置する検体設置部1と、検体に光を照射するハロゲンランプ等の発光素子を用いた光源2と、光源2から照射される光の強度を変化させる光可変部3と、光源2から照射される光の波長を変化させる波長可変部4と、光源2から照射される光を平行化及び集光するレンズ5a及び5bと、検体からの反射光を集光するレンズ5cと、レンズ5cで集光された反射光を受光する受光素子としてのエリアセンサ6と、各部を制御すると共に光可変部3の状態とエリアセンサ6で受光した光の光量とに応じた測定結果を求めてディスプレイ等に出力するコンピュータ7とを備える。尚、ここでは、コンピュータ7が各部を制御する構成としているが、各部を統括制御するコンピュータを別に用意しておいても良い。
【0011】
検体設置部1には、透明支持体上に一層の試薬を塗布したスライドが設置され、測定時には、このスライドに血液等の検体が滴着される。
【0012】
光可変部3は、穴の開いたステンレス等の金属メッシュの板材及びNDフィルタ等の減光フィルタを、光源2と検体との間に機械的に出し入れすることで、光源2から検体に照射される光の強度を変化させるものである。初期設定では、この減光フィルタが、光源2と検体との間に挿入された状態となっている。尚、以下では、金属メッシュをステンレスメッシュとする。又、穴の開いたステンレスメッシュの板材及びNDフィルタ等の減光フィルタを、手動で出し入れできるようにしても良い。
【0013】
波長可変部4は、複数種類の干渉フィルタのいずれかを、光源2と検体との間に機械的に出し入れすることで、光源2から検体に照射される光の波長を変化させるものである。尚、本実施形態では、波長可変部4を光可変部3と検体設置部1との間に設置しているが、光源2と光可変部3との間に設置しても良い。又、複数種類の干渉フィルタを手動で出し入れできるようにしても良い。
【0014】
エリアセンサ6は、CCD等の固体撮像素子であり、検体設置部1に設置されたスライド上の試薬と血液等の検体とが反応した際に光源2から照射される光によって反射する光を受光し、受光した光を電気信号に変換してコンピュータ7に出力するものである。エリアセンサ6は、スライドから反射する光を面単位で受光可能である。このため、本実施形態では、スライドを複数のエリアに分割し、各々のエリアに異なる種類の試薬を塗布しておき、これら複数種類の試薬と血液との反応による反射光を、エリアセンサ6により同時に受光することも可能である。
【0015】
コンピュータ7は、エリアセンサ6から出力された受光量に応じた電気信号を、予め内蔵するメモリ等に記憶している検量線のデータに基づいて光学濃度値に変換し、その光学濃度値から検体に含まれる各種成分の含有量等を求め、ディスプレイ等に出力するものである。上記のように、複数種類の試薬が塗布されたスライドを用いる場合、コンピュータ7は、エリアセンサ6から出力された受光量に応じた電気信号を、スライドの複数エリア毎に抽出し、検体に含まれる成分の含有量を複数エリア毎に求める。又、コンピュータ7は、エリアセンサ6で受光した検体からの反射光量や検体と反応させる試薬の種類に応じて、光可変部3と波長可変部4を制御し、光源2からの光の光量を変化させたり、その波長を変化させたりする。
【0016】
以上のような構成の物質量測定装置100では、検体からの反射光量が、エリアセンサ6のダイナミックレンジ内に入らない程少ない場合に、光可変部3が、光源2と検体との間からステンレスメッシュの板材又はNDフィルタを取り外し、光源2から照射される光の強度を強くする。これにより、検体からの反射光量が多くなり、その反射光量がエリアセンサ6のダイナミックレンジ内に入るようになる。このため、エリアセンサ6のダイナミックレンジが狭くても、反射光を精度良く受光することができ、検体に含まれる成分の含有量の測定精度が向上する。
【0017】
又、例えばA、B、C、Dという4種類の試薬が塗布されたスライドを用いる場合、物質量測定装置100では、A〜Dの試薬が塗布された各エリアからの反射光量を求め、その反射光量のいずれかがエリアセンサ6のダイナミックレンジ内に入らない場合、光可変部3が、ステンレスメッシュの板材又はNDフィルタの挿入及び取り出しを一定時間おきに行う。又、各エリアから反射する光の波長はそれぞれ異なるため、波長可変部4がその波長に合わせて複数の干渉フィルタを切替える。
【0018】
例えば、AとBが塗布されたエリアからの反射光量がエリアセンサ6のダイナミックレンジ内に入らない程少なく、CとDが塗布されたエリアからの反射光量がエリアセンサ6のダイナミックレンジ内に入り、A〜Dの試薬が血液と反応した際に発光する光の波長がそれぞれ異なる場合について説明する。
【0019】
この場合、物質量測定装置100では、光源2がスライドに光を照射し、スライドの各エリアからの反射光をエリアセンサ6で受光し、各エリアからの反射光量がエリアセンサ6のダイナミックレンジ内に入っているかどうかをコンピュータ7により判定する。ここではAとBが塗布されたエリアからの反射光量がエリアセンサ6のダイナミックレンジ内に入らない程少ないため、光源2から一定時間光が照射された後、コンピュータ7は光可変部3を制御し、光源2と検体との間からNDフィルタを取り外させる。この状態で一定時間光を照射した後、コンピュータ7は光可変部3を制御し、光源2と検体との間にNDフィルタを挿入させる。この動作を繰り返すことで、複数種類の測定成分を1つのスライドで精度良く測定することができる。
【0020】
コンピュータ7は、光可変部3の制御を行う一方で、A〜Dの試薬の種類に応じて波長可変部4を制御し、4種類の干渉フィルタを順番に切替えさせる。波長可変部4は、光可変部3がNDフィルタを取り外している間に、試薬Aに対応する干渉フィルタと試薬Bに対応する干渉フィルタとを交互に切替え、光可変部3がNDフィルタを挿入している間に、試薬Cに対応する干渉フィルタと試薬Dに対応する干渉フィルタとを交互に切替えるように動作する。これにより、検体に含まれる複数種類の成分から発光される光の波長がそれぞれ異なる場合でも、検体に含まれる複数種類の測定成分の含有量を1つのスライドで測定することができる。
【0021】
物質量測定装置100は、光源2からの光の強度を変えることで、ダイナミックレンジの狭いCCDであっても高精度な測定が可能となっているが、光の強度を変えずに、コンピュータ7の制御によってCCDにおける露光時間(反射光の受光時間)を変化させることでも、上記と同様に高精度な測定が可能である。
【0022】
尚、本実施形態では、光源2から検体に光を照射し、その反射光から検体に含まれる成分の含有量を求めているが、検体を透過した透過光から検体に含まれる成分の含有量を求めても良い。
【0023】
又、本実施形態では、検体からの反射光をCCD等のエリアセンサを用いて受光しているが、エリアセンサに限らず、ラインセンサを用いても構わない。
【0024】
又、本実施形態で使用するCCDとしては、フォトダイオード等の受光部が半導体基板上に縦横に所定間隔で配置され、隣接する各受光部列に含まれる受光部が、互いに、受光部列内での受光部同士のピッチの約1/2列方向にずれて配置された、いわゆるハニカム型のCCDを用いることが望ましい。
【0025】
又、物質量測定装置100は、血液等の生化学検査用の検体に限らず、環境物質検査用の検体や食品検査用の検体でも、その検体に含まれる成分の濃度を精度良く測定することが可能である。
【0026】
上記の説明では、物質量測定装置100が、検体からの反射光量に応じてリアルタイムに光の強度を変化させているが、検体に含まれる測定成分に応じて予め設定されたシーケンスで、その測定成分の含有量の測定を行うようにしても良い。この場合の動作を以下に説明する。
【0027】
物質量測定装置100は、検体設置部1に検体が設置され、測定項目がセットされると、その測定項目に応じたパターンで測定を開始する。まず、コンピュータ7が、測定に利用する光の強度を複数種類の強度の中から選択し、選択した強度の光を検体に照射させる。エリアセンサ6が、検体から反射した反射光を受光すると、コンピュータ7は、エリアセンサ6で受光された反射光の光量と上記選択した光の強度とに応じた測定結果を出力する。この一連の動作により、検体に含まれる測定成分の測定を精度良く行うことが可能である。
【0028】
光の強度を変えずにCCDの露光時間を変化させる場合、物質量測定装置100は、検体設置部1に検体が設置され、測定項目がセットされると、その測定項目に応じたパターンで測定を開始する。まず、コンピュータ7が、検体に光を照射させる。そして、エリアセンサ6が、複数種類の露光時間の中からコンピュータ7によって選択された露光時間で、検体から反射した反射光を受光する。最後に、コンピュータ7は、エリアセンサ6で受光された反射光の光量と該選択した露光時間とに応じた測定結果を出力する。この一連の動作により、検体に含まれる測定成分の測定を精度良く行うことが可能である。
【0029】
(実施例)
以下、物質量測定装置100の実施例を説明する。
まず、コンピュータ7の内蔵メモリに記憶される検量線のデータを作成する方法について説明する。この検量線のデータは、物質量測定装置100において、スライドの代わりに、反射光学濃度値が既知の標準濃度板を複数種類用いて作成する。
【0030】
物質量測定装置100を構成する各部は以下のものを使用した。
エリアセンサ6:CCD(SONY株式会社製の8ビット白黒カメラモジュールXC−7500)
光源2:林時計工業株式会社製のルミナーエースLA−150UX
干渉フィルタ:625nmに単色化するフィルタ
減光フィルタ:HOYA株式会社製のガラスフィルタND−25及びステンレスメッシュの板に穴を開けた自家製フィルタ
コンピュータ7:株式会社ニレコ製の画像処理装置LUZEX−SE
【0031】
標準濃度板は、富士機器工業株式会社製の標準濃度板(セラミック仕様)を使用した。この標準濃度板は、反射光学濃度が0〜0.05のA00、反射光学濃度が0.5のA05、反射光学濃度が1.0のA10、反射光学濃度が1.5のA15、反射光学濃度が2.0のA20、反射光学濃度が3.0のA30の6種類を使用した。
【0032】
以下では、8ビット白黒CCDで精度良く測定をすることができる受光量の領域(受光量50〜200の範囲)を検量線の範囲と定め、次のような流れで検量線を作成した。
(1)標準濃度板A00を用いて、標準濃度板A00からの反射光量が200前後になるようにステンレスメッシュの板を挿入して光源2からの光量を調整し、上記6種類の標準濃度板を用いて反射光量と反射光学濃度との関係を求める。このとき、光源2からの光量は、標準濃度板上において96μW/cmであった。
(2)次にステンレスメッシュの板を取り外し、上記6種類の標準濃度板を用いて反射光量と反射光学濃度との関係を求める。このとき、光源2からの光量は、標準濃度板上において492μW/cmであった。
(3)上記(1)と(2)で求めた反射光量と反射光学濃度との関係をグラフ化し、検量線を作成する。
【0033】
図2は、上記の手順で作成した検量線を示す図である。
同図に示すように、検量線は、光量が多い場合と少ない場合とで2つ作成される。コンピュータ7は、ステンレスメッシュの板が挿入された状態で、スライド上の検体からの反射光量が50未満になるまでの領域X(検体の反射光学濃度が0〜0.9)では検量線aを使用し、ステンレスメッシュの板が取り外された状態で、スライド上の検体からの反射光量が50未満になるまでの領域Y(検体の反射光学濃度が0.9〜1.8)では検量線bを使用することで、反射光学濃度が0〜1.8までの検体に含まれる測定成分についての含有量の測定を高精度に行うことができる。
【0034】
続いて、標準濃度板A05、A10、A15の3つについて、その反射光学濃度の標準偏差を10回の測定を行って求めた結果を以下の表1に示す。ここでは、減光フィルタとしてステンレスメッシュの板とNDフィルタの両方を用いて測定を行った。
【0035】
【表1】
Figure 2004354157
【0036】
表1に示すように、減光フィルタが挿入された状態で標準濃度板の反射光学濃度の標準偏差を求めると、A05については、その反射光量がCCDのダイナミックレンジ内に入るため、標準偏差が10/1万以下となり、精度良く測定できていることが分かる。しかしながら、A10とA15については、その反射光量がCCDのダイナミックレンジ内に入らないため、精度が良くない。そこで、減光フィルタを取り外して光量を多くすることで、精度が向上していることが分かる。
【0037】
このように、標準濃度板A05、A10、A15のいずれの場合でも、反射光学濃度の標準偏差10/1万以下を達成し、精度良く測定できた。又、NDフィルタとステンレスメッシュの板のどちらを用いても、その効果に変わりはなかった。したがって、NDフィルタよりも安価で経時変化も少ないステンレスメッシュを用いることで、物質量測定装置100をより安価に製造することができる。
【0038】
次に、複数の干渉フィルタを用いて作成した検量線のデータをコンピュータ7のメモリに記憶した状態で、臨床検査における定量化の実験を行った。この実験では、富士写真フイルム株式会社製の富士ドライケム マウントスライド GLU−P(測定波長:505nm、測定成分:グルコース)とTBIL−P(測定波長:540nm、測定成分:総ビリルビン)に用いる乾式臨床検査試薬の試験片を各々2mm×4mm程度にカットし、それを5mm×5mmの透明樹脂製のセルに装填し、試験片の上部から、測定成分の含有量が既知の管理血清(ここではLとHの2種類)を4μL滴下し、室温において、血清中の測定成分を試薬と反応させて発色させた。
【0039】
このとき、測定成分からの反射光学濃度を校正するために、白黒印画紙を段階的にベタ露光して現像した校正用物体を1.5mm×2mm程度にカットして4枚(レベル1〜レベル4)並べ、これを上記2つの試験片と同一視野(CCDの撮像可能範囲)に置き、干渉フィルタで単色化した光を用いてCCDにより撮像を行った。この場合、コンピュータ7は、この校正用物体からの反射光を他の検体からの反射光と共に受光し、その光量に基づいて、他の検体に含まれる成分の光学濃度を補正する動作を行う。尚、本実験では、スライド上に照射する光の光量と波長を以下の表2に示した順序で逐次変化させ、校正用物体の反射光学濃度を表3に示したものとした。
【0040】
【表2】
Figure 2004354157
【0041】
【表3】
Figure 2004354157
【0042】
減光フィルタを挿入した状態で、505nmと540nmの波長の光を用いたときにCCDで受光される反射光量が50〜200の測定成分については、図2に示した検量線aを用いてその反射光量から反射光学濃度を求め、反射光量が50未満の測定成分については、減光フィルタを取り外した状態でCCDで受光される反射光量から、図2に示した検量線bを用いて反射光学濃度を求めた。このようにして求めたグルコース及び総ビリルビンが発色したときの反射光学濃度と、予めコンピュータ7に記憶されている、反射光学濃度と測定成分の含有量とを対応付けた検量線のデータとから、グルコース及び総ビリルビンの血清中の濃度を算出した。この算出結果を以下の表4に示す。
【0043】
【表4】
Figure 2004354157
【0044】
表4に示すように、実測値と管理血清標準値とがほぼ一致しているため、ダイナミックレンジの狭いCCDであっても、血清中の測定成分の含有量の測定を精度良く行うことができることが証明された。又、2つの測定成分を同時に測定しているため、従来のように、GLU−PとTBIL−Pの2つのスライドを別々に分けて測定を行う場合に比べ、効率良く測定することができる。本実施例では2つの測定成分しか測定していないが、CCDの撮像範囲内に試験片を2つ以上置くことができれば、2つ以上の測定成分についての濃度の測定も同時に行うことが可能である。
【0045】
次に、CCDで撮像した標準濃度板について、反射光学濃度を求める際に使用する領域(測定領域)を変えて反射光学濃度を求め、その領域毎に10回測定を行い、それぞれにおける反射光学濃度の標準偏差を求めた。ここでは、光源2からの光を625nmに単色化し、標準濃度板A05を測定対象として実験を行った。又、レンズ5cを含むCCDのレンズ系は、倍率が1倍のものと0.33倍のものとの両方を用いて実験した。実験結果を以下の表5、表6、及び図3に示す。
【0046】
【表5】
Figure 2004354157
【0047】
【表6】
Figure 2004354157
【0048】
表5、表6、及び図3に示したように、反射光学濃度を求める標準濃度板上の領域の面積が約1000ピクセル以上になると、反射光学濃度の標準偏差が10/1万以下になり、測定精度が向上することが分かった。上記のように、CCDの撮像範囲内に4つの校正用物体と2つの試験片を置いて測定を行う場合は、4つの校正用物体と2つの試験片の各々における1000ピクセル以上の領域で受光した反射光量を基に反射光学濃度を求めることで、より精度良く測定を行うことができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、ダイナミックレンジの狭い受光素子であっても、物体を透過又は反射した光を精度良く測定することができる安価な光計測装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための物質量測定装置の概略構成を示す図
【図2】本発明の実施形態を説明するための物質量測定装置で作成した検量線を示す図
【図3】CCDで撮像した標準濃度板について、反射光学濃度を求める際に使用する領域(測光領域)を変えて反射光学濃度を求めたときの実験結果を示す図
【符号の説明】
100 物質量測定装置
1 検体設置部
2 光源
3 光可変部
4 波長可変部
5a、5b、5c レンズ
6 エリアセンサ
7 コンピュータ

Claims (17)

  1. 物体に光を照射する照射手段と、
    前記物体に照射される光の強度を変化させる光可変手段と、
    前記物体を透過又は反射した光を受光する受光素子と、
    前記光可変手段の状態と、前記受光素子で受光した光の光量に応じた測定結果を出力する出力手段とを備える光計測装置。
  2. 物体に光を照射する照射手段と、
    前記物体を透過又は反射した光を受光する受光素子と、
    前記受光素子の露光時間を変化させる手段と、
    前記露光時間と、前記受光素子で受光した光の光量に応じた測定結果を出力する出力手段とを備える光計測装置。
  3. 請求項1又は2記載の光計測装置であって、
    前記出力手段は、前記受光素子が受光した前記物体の複数の領域からの光の光量に対応して、複数の測定結果を出力するものである光計測装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の光計測装置であって、
    前記照射手段からの光の波長を変化させる波長可変手段を備える光計測装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか記載の光計測装置であって、
    前記出力手段は、前記物質の光学濃度を測定結果として出力するものである光計測装置。
  6. 請求項5記載の光計測装置であって、
    前記照射手段は、光学濃度が既知の校正用物体に、前記物体と同時に前記光を同時に照射するものであり、
    前記受光素子は、前記校正用物体を透過又は反射した光を合わせて受光するものであり、
    前記出力手段は、前記校正用物体からの光の光量に基づいて、前記物質の光学濃度を補正するものである光計測装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか記載の光計測装置であって、
    前記受光素子がエリアセンサである光計測装置。
  8. 請求項7記載の光計測装置であって、
    前記エリアセンサが固体撮像素子である光計測装置。
  9. 請求項8記載の光計測装置であって、
    前記固体撮像素子は、受光部が縦横に所定間隔で配置され、隣接する各受光部列に含まれる前記受光部は、互いに、前記受光部列内での受光部同士のピッチの約1/2、列方向にずれて配置されるものである光計測装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか記載の光計測装置であって、
    前記光可変手段は、前記照射手段からの光を、穴のあいた板材によって減光することで前記光の強度を変化させるものである光計測装置。
  11. 請求項10記載の光計測装置であって、
    前記板材が金属メッシュである光計測装置。
  12. 請求項1〜9のいずれか記載の光計測装置であって、
    前記光可変手段は、前記照射手段からの光を、NDフィルタによって減光することで前記光の強度を変化させるものである光計測装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか記載の光計測装置であって、
    前記物体が、生化学検査用の検体である光計測装置。
  14. 請求項1〜12のいずれか記載の光計測装置であって、
    前記物体が、環境物質検査用の検体である光計測装置。
  15. 請求項1〜12のいずれか記載の光計測装置であって、
    前記物体が、食品検査用の検体である光計測装置。
  16. 複数種類の強度から選択した強度の光を物体に照射するステップと、
    前記物体を透過又は反射した光を受光するステップと、
    受光した光の光量と選択した光の強度とに応じた測定結果を出力するステップとを備える光計測方法。
  17. 物体に光を照射するステップと、
    前記物体を透過又は反射した光を、複数種類の受光時間から選択した受光時間で受光するステップと、
    受光した光の光量と選択した受光時間とに応じた測定結果を出力するステップとを備える光計測方法。
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