JP2004345566A

JP2004345566A - Arm rest for vehicle

Info

Publication number: JP2004345566A
Application number: JP2003146767A
Authority: JP
Inventors: Masayoshi Nanbu; 正義南部
Original assignee: Kasai Kogyo Co Ltd
Current assignee: Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date: 2003-05-23
Filing date: 2003-05-23
Publication date: 2004-12-09
Anticipated expiration: 2023-05-23
Also published as: JP4197138B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an arm rest for a vehicle to be provided on a vehicle interior component, capable of giving a soft feeling of good quality in the initial period of load application, eliminating a sense of bottom abutting, and exhibiting excellent load characteristic. <P>SOLUTION: The arm rest 20 for a vehicle is structured so that a cushion pad 24 made of a soft material is interposed between an arm rest core 21 having a shape holding function and an arm rest skin 22 formed through an injection molding process from an elastomer resin on whose inside surface spacer ribs 23 are formed in consolidation, and the tips 23a of the spacer ribs 23 are abutted to the surface of the soft cushion pad 24. In the initial period of loading when an elbow is placed, a soft feeling of good quality is obtained owing to the compressive deformation effect of the cushion pad 24, and when loading is continued, the load is absorbed effectively by the deflecting deformation of the spacer ribs 23. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドアトリム、リヤサイドトリム、車両用シート等の内装部品に設けられる車両用アームレストに係り、特に、乗員が肘を載せた際のソフト感を向上させた車両用アームレストに関する。
【０００２】
【従来の技術】
通常、車両の側壁パネルに装着されるドアトリムや、車両用シート等の内装部品には、乗員が肘を載せて休めるように車両用アームレストが設けられている。例えば、図７に示すように、車両の側壁パネルに装着されるドアトリム１の表面ほぼ中央部に車両用アームレスト２が設けられている。
【０００３】
この車両用アームレスト２は、図８，図９に示すように、ドアトリム１への取付剛性を備え、アームレスト２全体を支持する支持機能を有するアームレスト芯材３の表面をアームレスト表皮４により被包して構成されている。
【０００４】
そして、アームレスト２の裏面には、ブラシ型のスペーサリブ５が立設され、アームレスト２の上面に乗員が肘を載せた際、このスペーサリブ５が撓み変形することでソフト感を現出する構成である（例えば、特許文献１参照。）。
【０００５】
また、図１０に示すように、ポリウレタンフォーム等のクッション体６をアームレスト表皮４により被包して構成され、このクッション体６の圧縮変形作用により荷重を吸収できるアームレスト２も提案されている（例えば、特許文献２参照。）。
【０００６】
【特許文献１】
実開昭６２−１２９３３５号公報（第１頁、第２頁、第１図、第４図）
【０００７】
【特許文献２】
実開平６−７４４２６号公報（第６頁、第７頁、図２）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の車両用アームレスト２の構造は、合成樹脂成形体からなるアームレスト芯材３の表面に、スペーサリブ５を一体化したアームレスト表皮４を被包する構造のものや、クッション体６の外表面にアームレスト表皮４を被包する構造のものが知られているが、例えば、前者のタイプでは、乗員がアームレスト２の上面から荷重をかけた場合、初期の荷重はアームレスト表皮２の硬度に影響され、ある程度荷重がかかったところからスペーサリブ５が撓み変形することでソフト感を現出しているが、最終的な撓み作用は得られるものの、荷重初期時にはソフト感を現出させることができない。また、アームレスト２の上面に斜め方向からの荷重を加えた場合、スペーサリブ５の先端はアームレスト芯材３の硬質面に当接しているため、スペーサリブ５が不用意に倒れ込み、荷重を有効に吸収できないという欠点も指摘されている。
【０００９】
このように、前者のアームレスト２においては、図１１のグラフ中（１）で示す曲線から明らかなように、荷重初期時からソフト感を出すことが難しいという欠点がある。また、後者のタイプ、すなわちクッション体６の表面をアームレスト表皮４で被包する構造のものでは、図１１のグラフ中（２）で示す曲線のように、初期反力が低いため、乗員に底打ち感を感じさせるという傾向にあり、このものも良好なソフト感を現出するものとはいえない。
【００１０】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ドアトリム、リヤサイドトリム、車両用シート等の内装部品に設けられる車両用アームレストであって、乗員が肘を載せる荷重初期時におけるソフト感の現出はもとより、継続する荷重に対しても良好なソフト感が得られる車両用アームレストを提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、内装部品の乗員肘掛部に設けられる車両用アームレストであって、この車両用アームレストは、所望の形状保持機能をもつアームレスト芯材と、アームレストの製品表面側に位置し、裏面にスペーサリブを一体化したアームレスト表皮と、上記アームレスト芯材とアームレスト表皮との間に介装され、スペーサリブの先端と当接するクッションパットとからなることを特徴とする。
【００１２】
ここで、内装部品としては、車両の側壁パネルに装着されるドアトリム、リヤサイドトリム、あるいは車両用シート等に適用できる。
【００１３】
また、内装部品の表面に設けられるアームレストは、アームレスト芯材と、アームレスト表皮と、両者間に介装されるクッションパットの３者から構成されている。
【００１４】
アームレスト芯材は、内装部品の芯材を兼用しても良いが、内装部品と別体のアームレスト芯材を使用しても良い。アームレスト芯材としては、アームレストの形状保持機能を備えるように、例えば、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ＡＢＳ樹脂等の汎用の合成樹脂の射出成形体から構成されている。一方、アームレスト表皮は、スペーサリブを一体成形するため、ＴＰＯ（サーモプラスチックオレフィン）、軟質ＰＶＣ（ポリ塩化ビニル）等のエラストマー樹脂の射出成形体が適している。また、クッションパットは、ポリウレタンフォーム等の軟質体が使用される。
【００１５】
更に、アームレスト表皮の裏面に一体化されるスペーサリブは、多数のピンを縦横方向又は斜め方向に適宜ピッチ間隔で配設したブラシ型のスペーサリブや、前後方向や左右方向又は斜め方向にそれぞれ平行に条設される波型プレート状のスペーサリブでも良い。
【００１６】
そして、本発明に係る車両用アームレストは、スペーサリブを一体化したアームレスト表皮とアームレスト芯材との間に軟質体からなるクッションパットが介装されているため、乗員がアームレスト上面に肘を載せた荷重初期時には、クッションパットのクッション作用が得られ、更に継続する荷重については、スペーサリブが変形することでスペーサリブ単体やクッションパット単体のものに比べ、良好なソフト感が得られる。
【００１７】
また、本発明の好ましい実施の態様は、前記スペーサリブの先端が、クッションパットの上面にスペーサリブと対応して設けられている窪み内に嵌合保持されていることを特徴とする。
【００１８】
そして、この実施の態様によれば、スペーサリブの先端がクッションパットの窪みに嵌まり込んでスペーサリブが保持されているため、例えば、アームレストの表面に斜め方向から荷重をかけても、従来ではスペーサリブの先端が横滑りして、スペーサリブが倒れ込み、良好な撓み変形が得られないという欠点があったが、この実施の態様によれば、スペーサリブがクッションパットにより保持されているため、垂直方向の荷重はもとより、斜め方向の荷重に対してもスペーサリブの機能を充分生かすことができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用アームレストの好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【００２０】
図１は本発明に係る車両用アームレストを備えた自動車用ドアトリムを示す正面図、図２は同自動車用ドアトリムの構成を示す断面図、図３は本発明に係る車両用アームレストの一実施形態の構成を示す断面図、図４は図３に示す車両用アームレストの荷重／撓み変形量の相関関係を示すグラフである。また、図５，図６は本発明に係る車両用アームレストの別実施形態の構成を示す各断面図である。
【００２１】
図１，図２において、ドアトリム１０の表面略中央部に本発明に係る車両用アームレスト２０が装着されている。まず、ドアトリム１０の概要について説明すると、ドアトリム１０は、所望の曲面形状に成形され、保形性とドアパネル（図示せず）への取付剛性を備えた樹脂芯材１１の表面に手触り感の優れた表皮１２を貼付した構成であり、このドアトリム１０の表面中央側には、室内側に膨出するアームレスト支持部１３が形成され、その下方側には備品を収容できるドアポケット１４が開設され、そのフロント側にスピーカグリル１５が別体、あるいは一体に設けられている。
【００２２】
ところで、このドアトリム１０に設けられる車両用アームレスト２０は、図３に示すように、ドアトリム１０への取付剛性並びにアームレスト２０の形状を保持する機能をもつアームレスト芯材２１と、アームレスト２０の製品表面側に位置するアームレスト表皮２２と、アームレスト表皮２２の裏面側に一体化されるブラシ型のスペーサリブ２３と、アームレスト芯材２１の上面とスペーサリブ２３の先端２３ａの間に介装されるソフト感に富むクッションパット２４とから大略構成されている。
【００２３】
更に詳しくは、アームレスト芯材２１は、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ＡＢＳ樹脂等汎用の合成樹脂を素材として、射出成形により図示する形状に成形されている。
【００２４】
また、図示はしないが、アームレスト芯材２１には、クリップ座が形成され、クリップ座に装着したクリップを介してドアトリム１０のアームレスト支持部１３に取り付けても良いが、アームレスト芯材２１にクリップ片を一体形成することも可能である。尚、所望ならば、ドアトリム１０の樹脂芯材１１をアームレスト２０の芯材として使用しても良い。
【００２５】
一方、アームレスト表皮２２は、縦横方向又は斜め方向に適宜ピッチ間隔で多数配設されるスペーサリブ２３を一体化するために、ＴＰＯ（サーモプラスチックオレフィン）、軟質ＰＶＣ（ポリ塩化ビニル）等のエラストマー樹脂の射出成形体が使用されている。
【００２６】
更に、アームレスト芯材２１とアームレスト表皮２２との間に介装されるクッションパット２４は、ポリウレタンフォームを使用しているが、この他に、ポリプロピレンフォーム、ポリエチレンフォーム等の軟質の弾性体を使用することもできる。
【００２７】
本発明に係る車両用アームレスト２０は、以上のように構成されているため、例えば、アームレスト２０の上面に乗員が肘を載せた場合、図４に示すグラフから明らかなように、荷重初期時においては、主に、クッションパット２４が圧縮変形することで初期のソフト感を現出することができるとともに、継続する荷重については、クッションパット２４の圧縮変形量は小さく、主に、スペーサリブ２３が撓み変形することで、継続荷重を吸収することとなる。
【００２８】
すなわち、図４に示すグラフのように、初期の撓み変形量は主にクッションパット２４のクッション作用によりもたらされ、引き続く継続荷重については主にスペーサリブ２３の撓み変形作用によりもたらされるため、乗員が肘を載せた荷重に対して常に有効なソフト感が得られる。
【００２９】
更に、本発明においては、スペーサリブ２３の先端２３ａは、軟質なクッションパット２４に当接しているため、例えば、アームレスト２０の上面に図３中Ｆ１で示す垂直方向の荷重以外にＦ２で示す斜め方向からの荷重が加わった場合、従来のように、硬質のアームレスト芯材２１の上面にスペーサリブ２３の先端２３ａが当接している場合には、スペーサリブ２３自体が斜め方向荷重Ｆ２に対して倒れ込み、荷重を有効に吸収できないという傾向を示していたが、本発明では、スペーサリブ２３の先端２３ａは、軟質材であるクッションパット２４に当接しているため、滑り作用によるスペーサリブ２３の倒れ込み等の不具合が生じることがなく、斜め方向荷重Ｆ２に対しても有効に吸収できる。
【００３０】
この点については、図５の変形例が有効である。すなわち、図５においては、クッションパット２４においてスペーサリブ２３の先端２３ａが嵌まり込む窪み２４ａがスペーサリブ２３と対応してクッションパット２４の上面に設けられている。
【００３１】
従って、図５に示す変形例においては、スペーサリブ２３は、クッションパット２４により確実に保持されているため、斜め方向荷重Ｆ２が加わっても、スペーサリブ２３は適正な撓み変形が常に生じ、継続荷重における良好な荷重吸収を行なえる。
【００３２】
次に、図６は、スペーサリブ２３の変形例を示すもので、図６（ａ），（ｂ）に示すように、スペーサリブ２３は、アームレスト表皮２２の裏面に前後方向、あるいは左右方向又は斜め方向に平行して延びる波型プレート状のスペーサリブ２３から構成されている。
【００３３】
そして、波型プレート状のスペーサリブ２３を適用した場合、波型プレート状のスペーサリブ２３の厚みや間隔を適宜調整することで、吸収対象となる荷重をより木目細かに制御することができる。尚、波型プレート状のスペーサリブ２３を使用した場合においても、スペーサリブ２３の先端２３ａをクッションパット２４の上面に設けた窪み２４ａで保持すれば、上述実施形態同様、斜め方向荷重Ｆ２に対して有効である。
【００３４】
以上説明した実施形態は、ドアトリム１０に設けられるアームレスト２０に本発明を適用したものであるが、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム、車両用シート等の内装部品のアームレストに応用することもできる。
【００３５】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る車両用アームレストは、スペーサリブを内面に設けたアームレスト表皮と、アームレスト芯材との間に軟質体からなるクッションパットを介装するという構成であるため、荷重初期時には、主にクッションパットの圧縮変形作用が得られ、継続荷重については、主にスペーサリブの撓み変形作用が期待できるため、荷重初期時、荷重継続時の全ての段階において良好なソフト感が得られるという効果を有する。
【００３６】
更に、本発明に係る車両用アームレストは、スペーサリブを内面に一体化したアームレスト表皮と、アームレスト芯材との間にクッションパットを介装し、スペーサリブの先端をクッションパット表面に当接させるという構成であるため、アームレスト上面に加わる垂直荷重だけでなく、斜め方向荷重に対してもスペーサリブが適正に撓み変形することから、斜め方向荷重に対しても有効に吸収でき、良好なソフト感が得られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る車両用アームレストを装備した自動車用ドアトリムを示す正面図である。
【図２】図１中ＩＩ−ＩＩ線断面図である。
【図３】本発明に係る車両用アームレストの一実施形態の構成を示す断面図である。
【図４】図３に示す車両用アームレストの荷重／撓み変形量の相関関係を示すグラフである。
【図５】本発明に係る車両用アームレストの変形例を示す断面図である。
【図６】本発明に係る車両用アームレストの更に変形例を示す断面図並びに平面図である。
【図７】従来のアームレストを装備したドアトリムを示す斜視図である。
【図８】従来のアームレストの一部破断斜視図である。
【図９】図８中ＩＸ−ＩＸ線断面図である。
【図１０】従来のアームレストを示す断面図である。
【図１１】従来のアームレストの荷重／撓み変形量の相関関係を示すグラフである。
【符号の説明】
１０ドアトリム
１３アームレスト支持部
２０車両用アームレスト
２１アームレスト芯材
２２アームレスト表皮
２３スペーサリブ
２３ａ先端
２４クッションパット
２４ａ窪み
Ｆ１垂直方向荷重
Ｆ２斜め方向荷重[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle armrest provided on interior parts such as a door trim, a rear side trim, and a vehicle seat, and more particularly to a vehicle armrest having an improved soft feeling when an occupant places his or her elbow.
[0002]
[Prior art]
Usually, vehicle armrests are provided on interior parts such as door trims and vehicle seats mounted on side wall panels of vehicles so that occupants can rest on their elbows. For example, as shown in FIG. 7, a vehicle armrest 2 is provided substantially at the center of the surface of a door trim 1 mounted on a side wall panel of a vehicle.
[0003]
As shown in FIGS. 8 and 9, the armrest 2 for a vehicle has rigidity for attachment to the door trim 1 and covers the surface of an armrest core material 3 having a support function of supporting the entire armrest 2 with an armrest skin 4. It is configured.
[0004]
A brush-type spacer rib 5 is provided upright on the back surface of the armrest 2, and when the occupant places his or her elbow on the upper surface of the armrest 2, the spacer rib 5 bends and deforms to give a soft feeling. (For example, refer to Patent Document 1).
[0005]
Further, as shown in FIG. 10, an armrest 2 in which a cushion body 6 such as a polyurethane foam is covered with an armrest skin 4 and which can absorb a load by a compressive deformation action of the cushion body 6 has been proposed (for example, FIG. 10). And Patent Document 2.).
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 62-129335 (Page 1, Page 2, FIG. 1, FIG. 4)
[0007]
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 6-74426 (Page 6, Page 7, FIG. 2)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the structure of the conventional vehicle armrest 2 includes a structure in which the armrest skin 4 in which the spacer ribs 5 are integrated on the surface of the armrest core material 3 made of the synthetic resin molded body, and a structure in which the cushion body 6 is formed. Although a structure in which the outer surface of the armrest skin 4 is covered with the outer surface is known, for example, in the former type, when an occupant applies a load from the upper surface of the armrest 2, the initial load is reduced by the hardness of the armrest skin 2. The spacer ribs 5 are flexed and deformed when a load is applied to some extent, and a soft feeling is produced. However, although a final flexing action is obtained, a soft feeling cannot be produced at the initial stage of the load. In addition, when a load is applied to the upper surface of the armrest 2 from an oblique direction, the distal end of the spacer rib 5 abuts against the hard surface of the armrest core material 3, so that the spacer rib 5 falls down carelessly and cannot effectively absorb the load. The disadvantage is pointed out.
[0009]
As described above, the former armrest 2 has a disadvantage that it is difficult to give a soft feeling from the initial stage of the load, as is clear from the curve shown by (1) in the graph of FIG. In the latter type, that is, the structure in which the surface of the cushion body 6 is covered with the armrest skin 4, the initial reaction force is low as shown by the curve (2) in the graph of FIG. There is a tendency to give a hit feeling, and this cannot be said to exhibit a good soft feeling.
[0010]
The present invention has been made in view of such circumstances, and is a vehicle armrest provided on an interior component such as a door trim, a rear side trim, and a vehicle seat, and has a soft feeling at an initial load when an occupant places an elbow. It is an object of the present invention to provide a vehicular armrest that can provide a good soft feeling even with continuous load as well as appearance.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a vehicle armrest provided on an occupant armrest of an interior part, the vehicle armrest includes an armrest core material having a desired shape maintaining function, and a product surface of the armrest. And a cushion pad interposed between the armrest core material and the armrest skin, the cushion pad being in contact with the distal end of the spacer rib.
[0012]
Here, the interior parts can be applied to door trims, rear side trims, vehicle seats, and the like that are mounted on side wall panels of vehicles.
[0013]
The armrest provided on the surface of the interior component is composed of an armrest core material, an armrest skin, and a cushion pad interposed therebetween.
[0014]
The armrest core may also serve as the core of the interior part, or may use an armrest core separate from the interior part. The armrest core is made of, for example, an injection molded article of a general-purpose synthetic resin such as a polypropylene resin, a polyethylene resin, and an ABS resin so as to have a function of retaining the shape of the armrest. On the other hand, for the armrest skin, an injection molded article of an elastomer resin such as TPO (thermoplastic olefin) or soft PVC (polyvinyl chloride) is suitable for integrally molding the spacer rib. In addition, a soft material such as polyurethane foam is used for the cushion pad.
[0015]
Further, the spacer ribs integrated with the back surface of the armrest skin include brush-type spacer ribs in which a number of pins are arranged at appropriate pitch intervals in the vertical and horizontal directions or diagonal directions, and the ribs in parallel with the front-rear direction, the left-right direction, or the diagonal direction. A corrugated plate-shaped spacer rib may be provided.
[0016]
In the armrest for a vehicle according to the present invention, the cushion pad made of a soft body is interposed between the armrest skin and the armrest core material in which the spacer rib is integrated. At the initial stage, the cushion action of the cushion pad is obtained, and with respect to the load that continues, the spacer rib is deformed, so that a better soft feeling can be obtained as compared with the case of the spacer rib alone or the cushion pad alone.
[0017]
In a preferred embodiment of the present invention, the distal end of the spacer rib is fitted and held in a recess provided on the upper surface of the cushion pad so as to correspond to the spacer rib.
[0018]
According to this embodiment, the distal end of the spacer rib is fitted into the recess of the cushion pad to hold the spacer rib. For example, even if a load is applied to the surface of the armrest from an oblique direction, conventionally, the spacer rib has There was a disadvantage that the leading end slipped and the spacer ribs fell down, and good bending deformation could not be obtained.However, according to this embodiment, since the spacer ribs are held by the cushion pads, not only the load in the vertical direction but also In addition, the function of the spacer rib can be fully utilized even in the case of a load in an oblique direction.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of a vehicle armrest according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0020]
FIG. 1 is a front view showing an automobile door trim having a vehicle armrest according to the present invention, FIG. 2 is a cross-sectional view showing the configuration of the automobile door trim, and FIG. 3 is an embodiment of a vehicle armrest according to the present invention. FIG. 4 is a cross-sectional view showing the configuration, and FIG. 4 is a graph showing the correlation between the load / deflection amount of the vehicle armrest shown in FIG. 5 and 6 are cross-sectional views showing the configuration of another embodiment of the vehicle armrest according to the present invention.
[0021]
1 and 2, a vehicle armrest 20 according to the present invention is mounted on a substantially central portion of the surface of a door trim 10. First, the outline of the door trim 10 will be described. The door trim 10 is formed into a desired curved shape, and has an excellent feel on the surface of the resin core material 11 having shape retention and rigidity for attachment to a door panel (not shown). The door trim 10 has a structure in which an armrest support portion 13 is formed at the center of the front surface of the door trim 10 and bulges toward the indoor side, and a door pocket 14 is provided below the armrest support portion 13 to accommodate equipment. A speaker grill 15 is provided separately or integrally on the front side.
[0022]
As shown in FIG. 3, the vehicle armrest 20 provided on the door trim 10 includes an armrest core 21 having a function of maintaining the rigidity of the door trim 10 and the shape of the armrest 20, and a product surface side of the armrest 20. , A brush-type spacer rib 23 integrated on the back side of the armrest skin 22, and a cushion rich in soft feeling interposed between the upper surface of the armrest core 21 and the tip 23a of the spacer rib 23. And a pad 24.
[0023]
More specifically, the armrest core 21 is made of a general-purpose synthetic resin such as a polypropylene-based resin, a polyethylene-based resin, or an ABS resin, and is formed into a shape as illustrated by injection molding.
[0024]
Although not shown, a clip seat is formed on the armrest core 21 and the armrest may be attached to the armrest support portion 13 of the door trim 10 via a clip mounted on the clip seat. Can be integrally formed. If desired, the resin core 11 of the door trim 10 may be used as the core of the armrest 20.
[0025]
On the other hand, the armrest skin 22 is made of an elastomer resin such as TPO (thermoplastic olefin) or flexible PVC (polyvinyl chloride) in order to integrate a large number of spacer ribs 23 arranged at appropriate pitch intervals in the vertical and horizontal directions or diagonal directions. Injection moldings are used.
[0026]
Further, the cushion pad 24 interposed between the armrest core material 21 and the armrest skin 22 uses a polyurethane foam, but also uses a soft elastic body such as a polypropylene foam or a polyethylene foam. You can also.
[0027]
Since the vehicle armrest 20 according to the present invention is configured as described above, for example, when the occupant places his elbow on the upper surface of the armrest 20, as is clear from the graph shown in FIG. In the case of the cushion pad 24, the initial soft feeling can be mainly exhibited by the compressive deformation of the cushion pad 24, and the amount of compressive deformation of the cushion pad 24 is small with respect to the continuous load, and the spacer ribs 23 are mainly bent. By deforming, the continuous load is absorbed.
[0028]
That is, as shown in the graph of FIG. 4, the initial amount of bending deformation is mainly caused by the cushioning action of the cushion pad 24, and the continuous load to be continued is mainly caused by the bending deformation of the spacer rib 23, so that the occupant may be disturbed. An effective soft feeling is always obtained against the load on the elbow.
[0029]
Further, in the present invention, since the distal end 23a of the spacer rib 23 is in contact with the soft cushion pad 24, for example, besides the vertical load indicated by F1 in FIG. When a load is applied from above, when the tip 23a of the spacer rib 23 is in contact with the upper surface of the hard armrest core material 21 as in the related art, the spacer rib 23 itself falls down with respect to the oblique load F2, However, according to the present invention, since the tip 23a of the spacer rib 23 is in contact with the cushion pad 24 which is a soft material, a problem such as the spacer rib 23 falling down due to the sliding action occurs. And can effectively absorb even the oblique load F2.
[0030]
In this regard, the modification of FIG. 5 is effective. That is, in FIG. 5, a recess 24 a into which the tip 23 a of the spacer rib 23 fits in the cushion pad 24 is provided on the upper surface of the cushion pad 24 so as to correspond to the spacer rib 23.
[0031]
Therefore, in the modification shown in FIG. 5, since the spacer ribs 23 are securely held by the cushion pads 24, even if the oblique load F2 is applied, the spacer ribs 23 always undergo appropriate bending deformation, and the spacer ribs 23 are continuously deformed. Good load absorption can be achieved.
[0032]
Next, FIG. 6 shows a modification of the spacer rib 23. As shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b), the spacer rib 23 is provided on the back surface of the armrest skin 22 in the front-rear direction, the left-right direction, or the oblique direction. Are formed in the shape of corrugated plate-like spacer ribs 23 extending in parallel with the ribs.
[0033]
When the corrugated plate-shaped spacer ribs 23 are applied, the load to be absorbed can be more finely controlled by appropriately adjusting the thickness and the interval of the corrugated plate-shaped spacer ribs 23. Even when the corrugated plate-shaped spacer ribs 23 are used, if the distal ends 23a of the spacer ribs 23 are held by the depressions 24a provided on the upper surface of the cushion pad 24, it is effective against the oblique load F2 as in the above-described embodiment. It is.
[0034]
In the above-described embodiment, the present invention is applied to the armrest 20 provided in the door trim 10, but can also be applied to an armrest of an interior component such as a rear side trim, a luggage side trim, and a vehicle seat.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, the vehicle armrest according to the present invention has a configuration in which the cushion pad made of a soft body is interposed between the armrest skin provided with the spacer rib on the inner surface and the armrest core material. Since the compression deformation action of the cushion pad is mainly obtained, and the continuous load can be expected to mainly be the deformation action of the spacer rib, a good soft feeling can be obtained at all stages of the initial load and the continuation of the load. Has an effect.
[0036]
Further, the vehicle armrest according to the present invention has a configuration in which a cushion pad is interposed between an armrest skin in which a spacer rib is integrated on the inner surface and an armrest core material, and a tip of the spacer rib is brought into contact with the surface of the cushion pad. As a result, the spacer ribs are appropriately bent and deformed not only for the vertical load applied to the armrest upper surface but also for the diagonal load, so that it can be effectively absorbed even for the diagonal load and a good soft feeling can be obtained. Has an effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a vehicle door trim equipped with a vehicle armrest according to the present invention.
FIG. 2 is a sectional view taken along line II-II in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating a configuration of an embodiment of a vehicle armrest according to the present invention.
FIG. 4 is a graph showing a correlation between a load and a deflection amount of the vehicle armrest shown in FIG. 3;
FIG. 5 is a sectional view showing a modified example of the vehicle armrest according to the present invention.
FIG. 6 is a sectional view and a plan view showing a further modified example of the vehicle armrest according to the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing a door trim equipped with a conventional armrest.
FIG. 8 is a partially cutaway perspective view of a conventional armrest.
9 is a sectional view taken along line IX-IX in FIG.
FIG. 10 is a sectional view showing a conventional armrest.
FIG. 11 is a graph showing a correlation between the load / bending deformation amount of a conventional armrest.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Door trim 13 Armrest support part 20 Armrest 21 for vehicles 21 Armrest core material 22 Armrest skin 23 Spacer rib 23a Tip 24 Cushion pad 24a Depression F1 Vertical load F2 Oblique load

Claims

内装部品（１０）の乗員肘掛部に設けられる車両用アームレスト（２０）であって、この車両用アームレスト（２０）は、所望の形状保持機能をもつアームレスト芯材（２１）と、アームレスト（２０）の製品表面側に位置し、裏面にスペーサリブ（２３）を一体化したアームレスト表皮（２２）と、上記アームレスト芯材（２１）とアームレスト表皮（２２）との間に介装され、スペーサリブ（２３）の先端（２３ａ）と当接するクッションパット（２４）とからなることを特徴とする車両用アームレスト。A vehicle armrest (20) provided on an occupant armrest of an interior part (10), the vehicle armrest (20) having an armrest core material (21) having a desired shape maintaining function, and an armrest (20). An armrest skin (22) having a spacer rib (23) integrated on the back surface thereof, and a spacer rib (23) interposed between the armrest core material (21) and the armrest skin (22). An armrest for a vehicle, comprising a cushion pad (24) in contact with a tip (23a) of the vehicle.

前記スペーサリブ（２３）は、アームレスト表皮（２２）の裏面に縦横方向又は斜め方向に沿う適宜ピッチ間隔で立設されるブラシ型のスペーサリブ（２３）であることを特徴とする請求項１に記載の車両用アームレスト。2. The spacer rib (23) according to claim 1, wherein the spacer rib (23) is a brush-type spacer rib (23) erected on the back surface of the armrest skin (22) at an appropriate pitch interval along the vertical and horizontal directions or an oblique direction. Armrest for vehicles.

前記スペーサリブ（２３）は、アームレスト表皮（２２）裏面に一体化される縦横方向又は斜め方向に延びる波型プレート状のスペーサリブ（２３）であることを特徴とする請求項１に記載の車両用アームレスト。The vehicle armrest according to claim 1, wherein the spacer rib (23) is a corrugated plate-shaped spacer rib (23) extending in the vertical, horizontal, or diagonal direction integrated with the back surface of the armrest skin (22). .

前記スペーサリブ（２３）の先端（２３ａ）が、クッションパット（２４）の上面にスペーサリブ（２３）と対応して設けられている窪み（２４ａ）内に嵌合保持されていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の車両用アームレスト。The tip (23a) of the spacer rib (23) is fitted and held in a recess (24a) provided on the upper surface of the cushion pad (24) in correspondence with the spacer rib (23). Item 4. The vehicle armrest according to any one of Items 1 to 3.