JP2004342563A - モジュラプラグ - Google Patents

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】他のモジュラプラグと互換性を確保することができ、しかも近端クロストークの低減を図ることができるモジュラプラグを得ること。
【解決手段】モジュラプラグハウジング53のモジュラジャックに挿入する側には、圧接電極端子部54が配置されている。圧接電極端子部54を構成する圧接電極端子56〜56は、先端部に位置する第1、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56、56と、これよりも背後でかつ図で1段と低い位置に配置された第3、第6の圧接電極端子56、56とで構成されている。また、モジュラプラグハウジング53は適宜、導電性材料あるいは電波吸収材料で構成され、ストローク防止シールドとしての効果を持たせている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はモジュラプラグに係り、特に高周波成分のストローク特性を改善することのできるモジュラプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
モジュラプラグは、電話器、パーソナルコンピュータ、モデム、ファクシミリ装置等の各種情報機器を接続するモジュラケーブルの両端に取り付けられたプラグである。コンピュータ等の情報機器を通信のために接続するモジュラケーブルには、従来から撚り合せた素線からなる対線が用いられており、その両端には接続の利便性と機器同士の標準化の要請から所定のモジュラプラグが取り付けられるのが通常である。
【0003】
図23および図24は、従来用いられたモジュラプラグの一例を2方向から見たものである。図23では対線11の一端に接続したモジュラプラグ12を圧接電極13側を上にした状態で示したものであり、図24ではこのモジュラプラグ12を爪部14を上にした状態で示している。
【0004】
図25は、このような対線に対するモジュラプラグの取り付け方法を説明するためのものである。対線11の撚り合せたそれぞれの対線16の撚りを解いて一列に並べた先端部17を、矢印18で示すようにモジュラプラグのハウジング19に挿入する。そして、図示しない電極端子部でこの先端部17を圧接固定する。このようにして図23および図24に示したモジュラプラグ12が製作される。このように単純な構造と組み立て方法の採用によって、モジュラプラグは非常に安価に製造することができ、このようなモジュラプラグとこれを差し込む側のデバイスとしてのモジュラジャックが広く普及している。
【0005】
ところで、データ通信ネットワーク機器では、従来から通信されるデータのビットレートの上昇の要請がある一方で、信号帯域が増加した場合の近端クロストークの増大の問題が顕著となっている。ここで近端クロストークとは、情報機器の直近のコネクタの部分で、送信器の出力が受信器に混入してしまう漏話のことをいう。近端クロストークは、モジュラコネクタ内部の、隣接して配置された異なる配線や電極間における静電結合に起因するものであり、信号の品質が劣化することになる。
【0006】
たとえば、図25に示したように対線11の撚り合せたそれぞれの対線16は、モジュラプラグのハウジング19内に挿入される先端部17で対線16の撚りが解かれて各線が並列状態となる。この箇所で近端ストロークが生じる。
【0007】
特に米国規格協会(ANSI:American National Standards Institute)のTIA/EIA(The US Telecommunications Industries Association and Electronics Industries Association:全米通信工業協会/電子工業協会)−568あるいはISO/IEC(International Organization for Standadization)−11801で標準化されている結線は、電気的な外乱に弱く、ストロークの影響を受けやすい。
【0008】
図26は、モジュラプラグに対する従来の結線の一例を示したものである。この図では4組の対線16〜16がモジュラプラグ側の電極端子部13の第1〜第8の端子21〜21と接続されている。第1組の対線16や第4組の対線16はそのまま対応する第1、第2の端子21、21あるいは第7、第8の端子21、21と接続されている。この図26に示したモジュラプラグでは第1組の対線16と第2組の対線16の間、および第3組の対線16と第4組の対線16の間の距離を、第2組の対線16と第3組の対線16の間の距離よりも長くすることで、撚りが解かれた各線の並列状態におけるストロークの影響を軽減させている。
【0009】
しかしながら、このモジュラプラグの結線では、第2組の対線16が第3、第6の端子21、21と接続されているため、第6の端子21と接続された線が第3組の対線16と交叉している。これにより、電気的な外乱に弱く、ストロークの影響を受けやすくなる。そこで、このような場合にも対処できるように、モジュラプラグにおける線材の間隔を広げてクロストークの影響を低減する提案が行われている(たとえば特許文献1)
【0010】
図27はこの提案によるモジュラプラグにおける線材を受け取るために設けられた負荷棒の断面構造を表わしたものである。負荷棒の使用は、プラグ内の内部導体キャパシタンスの管理に役立つものである。負荷棒31を使用することによってこの図で下側に位置する線材32、32、32、32、32、32と上側に位置する線材32、32が距離Dだけこの図で上下方向に引き離されている。これにより、このような上下の線材の分離によって混線によるクロストークの影響を低減することができる。
【特許文献1】
特表2002−510854号公報(第0110〜第0114段落、図32、図33)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来では図26あるいは図27に示すように線材の間隔を、線材の配列された面方向に、あるいはこの面と垂直の上下方向に広げることで電気的な結合を弱くする提案が行われている。しかしながら、これらの提案でも依然として対線の撚りを解いて一列に並べた部分は存在している。したがって、データのビットレートが今後ますます上昇していくと、近端クロストークの問題が深刻化することは確実である。
【0012】
しかしながら、モジュラプラグは広く普及しているので、モジュラジャックとの関係でも、その互換性を十分確保する必要がある。すなわち、独自の形状や構造のモジュラプラグを開発して使用することは近端クロストークを解決する上では容易であるが、他のモジュラプラグと互換性を確保できる構造あるいは形状でなければモジュラジャックまで交換を行う必要が生じて実用的ではない。
【0013】
そこで本発明の目的は、既存のモジュラジャックとの接続を確保することができ、しかも近端クロストークの低減を図ることができるモジュラプラグを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、(イ)モジュラジャックの開口部に先端部分から挿入して装着するためのモジュラハウジングと、(ロ)このモジュラハウジングの先端部に配置され、モジュラハウジングの挿入方向と直交する方向に2段構成とされ、一方の段のそれぞれの端子位置が他方の段のそれぞれの端子位置と挿入方向に所定長以上ずれて配置され、モジュラジャック側のそれぞれ対応する電極とモジュラハウジングの装着時に電気的に接触する複数の電極端子とをモジュラプラグに具備させる。
【0015】
すなわち請求項1記載の発明では、モジュラジャック側のそれぞれ対応する電極とモジュラハウジングの装着時に電気的に接触する複数の電極端子が2段構成とされている場合に、これらの段の電極端子をモジュラジャックへの挿入方向に所定長以上ずらして配置した。これにより、異なった段同士の撚りを解いた平行線の部分の長さを実質的に減少させて近端クロストークの低減を図ることができる。
【0016】
請求項2記載の発明では、(イ)モジュラジャックの開口部に先端部分から挿入して装着するためのモジュラハウジングと、(ロ)モジュラジャックの開口部に挿入する側の端部に配置され、モジュラジャック側のそれぞれ対応する電極とモジュラハウジングの装着時に電気的に接触する複数の電極端子と、これら複数の電極端子に一端をそれぞれ対応させて接続する線を収容する収容部と、この収容部に収容される線をシールドするシールド部材とを備え、モジュラハウジングの開口部に嵌合されるプラグ用補助具とをモジュラプラグに具備させる。
【0017】
すなわち請求項2記載の発明では、モジュラプラグを構成するモジュラハウジングに嵌合させることで組み込むプラグ用補助具の一部をシールド構造として収容部に収容される線同士を静電的にシールドしてクロストークの減少を図っている。
【0018】
請求項3記載の発明では、請求項2記載のモジュラプラグで、プラグ用補助具には、複数の電極端子がモジュラハウジングの挿入方向と直交する方向に2段構成となり、かつ一方の段のそれぞれの端子位置が他方の段のそれぞれの端子位置と挿入方向に所定長以上ずれて配置されていることを特徴としている。
【0019】
すなわち請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明で請求項1記載の発明と同様に電極端子が2段構成とされている場合に、これらの段の電極端子をモジュラジャックへの挿入方向に所定長以上ずれて配置することにした。これにより、異なった段同士の撚りを解いた平行線の部分の長さを実質的に減少させて近端クロストークの低減を図ることができる。
【0020】
請求項4記載の発明では、請求項1または請求項3記のモジュラプラグで、複数の電極端子に接続する線は複数組の対線であり、このうちの少なくとも1組の対線が残りの対線とは異なる段の電極端子に接続されることを特徴としている。
【0021】
すなわち請求項4記載の発明では、モジュラプラグに使用するケーブルが複数組の対線で構成される場合を一例として示している。本発明のモジュラプラグにこのような対線を使用しなくてもよいことは当然である。
【0022】
請求項5記載の発明では、請求項2記載のモジュラプラグで、プラグ用補助具は、電極端子のそれぞれに一端を接続する複数の対線とこれらを対線ごとに仕分ける十字介材とを収容したモジュラケーブルの十字介材の所定箇所を引っ掛けて保持する保持手段を更に具備することを特徴としている。
【0023】
すなわち請求項5記載の発明では、モジュラケーブルが十字介材で対線ごとに仕分けて収容しているような場合には、このモジュラケーブルの端部とモジュラプラグが離脱しないようにプラグ用補助具に十字介材の所定箇所を引っ掛けて保持する保持手段を備えるようにしている。
【0024】
請求項6記載の発明では、請求項4または請求項5記載のモジュラプラグで、対線は撚り対線で構成されていることを特徴としている。
【0025】
すなわち請求項6記載の発明では、アース(グラウンド)を基準として一対の信号を伝送するような撚り対線を使用する場合を例として挙げている。このような場合、撚りを解いた平行線同士でクロストークの影響が生じやすいので、請求項4で引用する請求項1または請求項3記載のモジュラプラグの適用の価値が生じる。
【0026】
【発明の実施の形態】
【0027】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0028】
図1は本発明の一実施例におけるモジュラケーブルに取り付けられたモジュラプラグを表わしたものである。モジュラケーブル51の一端にはモジュラプラグ52が取り付けられている。モジュラプラグ52のモジュラプラグハウジング53の先端部には圧接電極端子部54が露出している。モジュラプラグハウジング53の圧接電極端子部54と反対側には、爪部55が取り付けられている。このような本実施例のモジュラプラグ52の外形は圧接電極端子部54を構成する圧接電極端子56〜56の一部が先端部から後退している点を除けば、従来のモジュラプラグと同一である。すなわち、従来のモジュラジャックを使用している情報機器に対しても本実施例のモジュラプラグをそのまま使用することができる。
【0029】
具体的には、図の右から3番目と6番目の第3、第6の圧接電極端子56、56がそれ以外の第1、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56、56よりも、図で手前側に位置する先端部からわずかに後退して配置されている。この図1では黒色で示した部分がそれぞれ圧接電極端子を構成している。
【0030】
図2および図3は、図1に示したモジュラプラグを示したものである。このうち図2は図1における第1の圧接電極端子56の箇所でモジュラケーブル51の長手方向にモジュラプラグ52を切断した状態を表わしている。これに対して図3は図1における第3の圧接電極端子56の箇所でモジュラケーブル51の長手方向にモジュラプラグ52を切断した状態を表わしている。なお、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56の箇所で切断した場合には切断箇所が図2と同一の断面形状となり、第6の圧接電極端子56の箇所で切断した場合には図3と同一の断面形状となるので、これらの図示は省略する。
【0031】
図2における第1の圧接電極端子56の箇所で切断した場合、モジュラプラグハウジング53内に取り付けられたモジュラケーブル51の線材の非撚平行部分58は、比較的長くなっており、その先端部分に第1の圧接電極端子56が圧接されている。一方、図3における第3の圧接電極端子56の箇所で切断した場合には、モジュラプラグハウジング53内に取り付けられたモジュラケーブル51の線材の非撚平行部分58は、非撚平行部分58と比べると長さdだけ短くなっており、その先端部分に第3の圧接電極端子56が圧接されている。
【0032】
これら図2および図3を比較すると、モジュラジャックに対する挿入方向59における第1の圧接電極端子56の配置されている位置(図2)と第3の圧接電極端子56の配置されている位置(図3)は重複していない。これらの位置が部分的に重複する場合があってもよいが、本発明の場合、モジュラジャックに対する挿入方向59における重複する長さは極力短くなることが好ましい。
【0033】
また、本実施例の場合、図2に示したモジュラケーブル51の線材の非撚平行部分58と図3に示した非撚平行部分58は、挿入方向59と直交する方向60においても位置的に重複しないようになっている。方向60についてもこれら非撚平行部分58、58の位置が部分的に重複する場合があってもよいが、本発明の場合、方向60における重複する長さは極力短くなることが好ましい。
【0034】
このように第3および第6の圧接電極端子56、56のグループと、それ以外の第1、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56、56のグループとで挿入方向59の位置を異ならせ、また第3および第6の非撚平行部分58、58のグループと、それ以外の第1、第2、第4、第5、第7および第8の非撚平行部分58、58、58、58、58、58のグループとで挿入方向59と直交する方向60の位置を異ならせたので、ペア配線同士の電気的な結合が弱められ、クロストークの低減が可能になる。
【0035】
図4は、挿入先のモジュラジャック側から本実施例のモジュラプラグの正面を見たものである。第3および第6の非撚平行部分58、58は、第1、第2、第4、第5、第7および第8の非撚平行部分58、58、58、58、58、58よりも各圧接電極端子56〜56に寄った側に配置されている。
【0036】
ところで、図3に示すように第3および第6の圧接電極端子56、56は、破線で示す第1、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56、56のグループよりもモジュラプラグ52の挿入側の端部から奥まった位置に電極部分が配置されている。本実施例のモジュラプラグ52では、この奥まった位置でも図示しないモジュラジャック側の電極と装着時に確実に接触状態を保つ必要がある。このため、本実施例のモジュラプラグ52は、他のモジュラプラグとの互換性を保ちつつ、その挿入側の端部の形状を工夫している。
【0037】
図5は、モジュラジャックとの接続状態を図3と同一の箇所で切断して示したものである。第3の圧接電極端子56に対応する箇所には、挿入方向59の先端部に向けて第3の溝61が切られている。図3および図5に示す第3の溝61は、図2に示す第1の窪み62(図示しない第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56に対応する窪み62、62、62、62、62についても同様。)よりも挿入方向59と反対方向に長く刻まれている。したがって、モジュラプラグ52を図示しないモジュラジャックの開口部に挿入するとき、モジュラジャック側の第3の電極65との接触を確実に行うことができる。
【0038】
図5では第3の溝61を示したが、第6の圧接電極端子56に対応する箇所についても同様に図示しない第6の溝61が切られている。したがって、第6の圧接電極端子56も同様にモジュラジャックに挿入するとき、モジュラジャック側の第6の電極65との接触を確実に行うことができる。
【0039】
このように本実施例では第3および第6の圧接電極端子56、56が奥まった位置に配置されている。第3および第6の圧接電極端子56、56とモジュラプラグハウジング53の先端との間には、第3および第6の溝61、61が空間部分として存在している。本実施例ではこの空間部分にシールドを配置し、ストロークを防止している。
【0040】
図6および図7は、ストローク防止用のシールドの配置状態を説明するためのものである。このうち図6は図4と対応するもので、挿入先のモジュラジャック側から本実施例のモジュラプラグ52の正面を見たものである。また、図7は図6に示したモジュラプラグ52をA−A方向に切断した場合のその端面の状態を表わしたものである。これらの図で図4あるいは図5と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
【0041】
これらの図に示すように第3および第6の圧接電極端子56、56および第3および第6の非撚平行部分58、58の図で上側と、第3および第6の圧接電極端子56、56よりもモジュラプラグ52の先端側で、かつ図5に示した切断面とわずかに外れた箇所には、L字状に曲がった第3および第6のスリット67、67が形成されている。そしてこれら第3および第6のスリット67、67には第3および第6のストローク防止シールド68、68が配置されている。ここで第3および第6のストローク防止シールド68、68は、金属板あるいは金属箔等の導電性材料が使用される。この他の板状あるいは薄膜状の電波吸収材料を使用してもよい。形成した第3および第6のスリット67、67の樹脂表面に金属メッキあるいは金属の蒸着を行うことも可能である。
【0042】
なお、樹脂にストローク防止シールドを施す場合、電極部分のように金属あるいは電線が露出している箇所では樹脂表面に金属メッキあるいは金属の蒸着を行う場合、これとの間に何らかの絶縁対策を行う必要がある。これ以外の箇所では、線自体が絶縁性の材料で被覆されているので、樹脂表面に金属メッキあるいは金属の蒸着が行われても信号線の短絡等の問題は発生しない。
【0043】
<本発明の第1の変形例>
図8および図9は、本発明の第1の変形例としてストローク防止シールドの他の例を示したものである。この第1の変形例で図8は図6と、また図9は図7とそれぞれ対応している。そこで図8あるいは図9で図6あるいは図7と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。なお、図9は図8に示したモジュラプラグ52AをB−B方向に切断した場合のその端面の状態を表わしたものである。
【0044】
第1の変形例のモジュラプラグ52Aでは、第3および第6の圧接電極端子56、56にそれぞれ対応させて2つずつの円筒状の第3および第6の穴71、72、71、72を設け、これらに円柱状の第3および第6の導体73、74、73、74を嵌入させている。第3および第6の導体73、74、73、74は、金属あるいはその他の電波吸収材料であってもよい。また、円柱状の導体あるいは電波吸収材料の代わりに、スリーブ状の導体あるいは電波吸収材料であってもよいし、第3および第6の穴71、72、71、72の内面に金属メッキあるいは金属の蒸着を行うことも可能である。また、断面が円形の第3および第6の穴71、72、71、72の代わりに、断面が楕円形あるいは板状の穴あるいはスリットを形成して、これらに対応する導体あるいは電波吸収材料を装着あるいは形成するものであってもよい。
【0045】
第1の変形例のモジュラプラグ52Aでは、図6および図7に示される実施例のモジュラプラグ52と比べてシールドで覆う断面領域が少なくなるが、このような部分的なシールドでもクロストークの減少を図ることができる。また、図6および図7に示される実施例のモジュラプラグ52と比べて断面領域が少なくなる分だけ、構造上の強度を維持しやすい。
【0046】
<本発明の第2の変形例>
【0047】
図10および図11は、本発明の第2の変形例としてのモジュラプラグに組み込む線材整列補助具を示したものである。この線材整列補助具81は、たとえば図1で示したモジュラプラグ52の内部を貫通する空洞を設けておき、これに組み込むようにしたものである。図10における線材整列補助具81の手前側は、図1のモジュラプラグ52の手前側と一致する。図11はこれを逆側に配置すると共にモジュラプラグ52の表裏を反転させたものであり、図1に示したモジュラケーブル51を取り付ける側が手前に示されている。
【0048】
線材整列補助具自体は従来からモジュラプラグの製造時の部品の一部として使用されている。この第2の変形例で使用される線材整列補助具81の使用されるモジュラプラグ(図示せず)は、先の実施例のモジュラプラグ52と同様に圧接電極端子部54(図1)の第3、第6の圧接電極端子56、56がそれ以外の第1、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56、56よりもモジュラプラグの先端から後退した位置に配置されるようになっている。これに応じて、たとえば図10で示すように第1、第2、第4、第5、第7および第8の非撚平行部分58、58、58、58、58、58をそれぞれ挿入する筒状の孔85、85、85、85、85、85と、第3および第6の非撚平行部分58、58をそれぞれ挿入する筒状の孔85、85とが上下2段に分かれて形成されている。また、図11の手前部分に示されているようにこれら上下2段に分かれた筒状の孔(85、85、85、85、85、85)、(85、85)の延長部分には、補助具本体82の一部として両者を仕切る水平方向仕切板部83が存在している。
【0049】
この第2の変形例のモジュラプラグに使用される線材整列補助具81の補助具本体82は、樹脂を一体成型あるいは構成部品を接着したものであるが、この樹脂には電気伝導度を比較的大きくするための材料を混入あるいは封入している。たとえば水平方向仕切板部83の部分に金属薄板を封入したり、金属粉やグラファイト粉等の導電体あるいは電波吸収体を水平方向仕切板部83の部分あるいは全体に混入あるいは封入している。金属メッキや導電体あるいは電波吸収体の蒸着であってもよい。
【0050】
図12は図11に示した状態の線材整列補助具にモジュラケーブルを取り付ける様子を示したものである。この第2の変形例では、モジュラケーブル51の撚り合せた第1〜第4の対線84〜84のうちの第3の対線84の撚りを解いた2本の線8433、8436は筒状の孔85、85の対応するものに挿入される。残りの第1、第2および第4の対線84、84、84の撚りを解いた各線は、水平方向仕切板部83によって仕切られた図で下側の該当する筒状の孔85、85、85、85、85、85(図11参照)に挿入される。このように第2の変形例では線材整列補助具81がシールド構造となっているので、これを使用したモジュラプラグがクロストークの低減効果を奏することになる。
【0051】
<本発明の第3の変形例>
【0052】
図13は、本発明の第3の変形例としてモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の他の例を示したものである。この線材整列補助具81Aでは、第2の変形例と同様の水平方向仕切板部83の図で上側の空間を3等分するように第1および第2の垂直方向仕切板88、88を配置している。この結果、第2の変形例の図12で示したような第1、第2、第4の対線84、84、84をそれぞれ別々の空間に仕切って収容することができる。第1および第2の垂直方向仕切板88、88は水平方向仕切板部83と一体成型されていてもよいし、補助具本体82Aの全体が一体成型されていてもよい。
【0053】
この第3の変形例では、水平方向仕切板部83および第1および第2の垂直方向仕切板88、88あるいは線材整列補助具81A全体に適宜、導電体あるいは電波吸収体を混入あるいは封入することによって、これを使用したモジュラプラグについてクロストークの低減効果を持たせることができる。
【0054】
<本発明の第4の変形例>
【0055】
図14は、本発明の第4の変形例としてモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の更に他の例を示したものである。この例では補助具本体82Bの一部の水平方向仕切板部83は存在するが、この長手方向の両端部は開放されており、第3の実施例で存在した壁状の仕切りが存在しない。この第4の変形例の線材整列補助具81Bでも、水平方向仕切板部83に適宜、導電体あるいは電波吸収体を混入あるいは封入することによって、これを使用したモジュラプラグについてクロストークの低減効果を持たせることができる。
【0056】
<本発明の第5の変形例>
【0057】
図15は、本発明の第5の変形例としてモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の他の例を示したものである。この線材整列補助具81Cでは、補助具本体82Cが図12に示した第1〜第4の対線84〜84の撚りを解いた各線をそれぞれの対に対応して挿入する孔89〜89の入口側を一端面90に備えている。これらの孔89〜89は、たとえば第2の変形例の図12で示した第1〜第4の対線84〜84の配置形状に沿った形で形成されており、第3の孔89は、第1、第2および第4の孔89、89、89の図で上側に位置している点も実施例および各変形例と同様である。
【0058】
したがって、補助具本体82Cを形成する樹脂に導電体あるいは電波吸収体を混入あるいは封入しておくことで、この線材整列補助具81Cを使用したモジュラプラグについてクロストークの低減効果を持たせることができる。
【0059】
<本発明の第6の変形例>
【0060】
図16は、本発明の第6の変形例としてモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の更に他の例を示したものである。この第6の変形例の線材整列補助具81Dでは、図14に示した第4の変形例の線材整列補助具81Bにおけるそれぞれの筒状の孔85〜85の代わりに、水平方向仕切板部83から遠ざかる方向の断面が半円部分をくり抜いて、それぞれ溝92〜92(ただし、第1、第2、第4、第5および第7の溝92、92、92、92、92、は図示されておらず、第8の溝92は一部のみ図示されている。)としたものである。各溝92〜92の内部にはそれぞれ差し込んだ第1〜第4の対線84〜84(図12参照)が外部に飛び出るのを防止するために溝内部方向に向いた突起93〜93(ただし、第1、第2、第4、第5、第7および第8の突起93、93、93、93、93、93は図示されていない。)が設けられている。
【0061】
図17は、この第6の変形例における線材整列補助具を組み込んだモジュラプラグを表わしたものである。図17は図3に対応するもので、このモジュラプラグ52Dは図16における第3の溝92の長手方向に沿って第3の圧接電極端子56の箇所で切断したものである。第6の溝92の長手方向に沿って第6の圧接電極端子56の箇所で切断した場合も同一の断面となる。線材整列補助具81Dによって案内された第3の対線84の撚りを解いた線8433(図12参照)が第3の圧接電極端子56に圧接固定されている。
【0062】
<本発明の第7の変形例>
【0063】
図18は、本発明の第7の変形例としてモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の他の例を示したものである。第7の変形例でも、実施例の図2および図3で説明した第3、第6の圧接電極端子56、56がそれ以外の第1、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56、56よりも、モジュラプラグ先端部からわずかに後退して配置されている。そこで、これに対応させて補助具本体82Eの図で手前の先端側が2段構造となっている。
【0064】
図19は、この第7の変形例における線材整列補助具を組み込んだモジュラプラグを表わしたものである。図19は図3に対応するもので、このモジュラプラグ52Eは図18における第3の筒状の孔85の中心軸に沿って第3の圧接電極端子56の箇所で切断したものである。第6の筒状の孔85の中心軸に沿って第6の圧接電極端子56の箇所で切断した場合も同一の断面となる。線材整列補助具81Eによって案内された第3の対線84の撚りを解いた線8433(図12参照)が第3の圧接電極端子56に圧接固定されている。
【0065】
第3の圧接電極端子56の図で上部は、図18で筒状の孔85、85、85、85、85、85の開けられた補助具本体82Eの突出した先端部が覆っている。したがって、補助具本体82E自体がすでに説明した導電体あるいは電波吸収体を混入あるいは封入した樹脂で構成されていれば、第3の圧接電極端子56およびこれに圧接固定された線8433と、この図には示していない第1、第2、第4の対線84、84、84あるいはこれらに対応する第1、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56、56の間でのクロストークの低減効果を持たせることができる。
【0066】
<本発明の第8の変形例>
【0067】
図20は、本発明の第8の変形例としてモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の更に他の例を示したものである。第8の変形例の線材整列補助具81Fは図14に示した第4の変形例の補助具本体82Bの水平方向仕切板部83にフック状の一対の突起部94、94を、図で手前の後端側に突出させた構造となっている。
【0068】
図21は、第8の変形例の線材整列補助具とモジュラケーブルの接続の様子を表わしたものである。モジュラケーブル51内には、断面が十字形をした十字介材95が配置されており、これによって仕切られた4つの空間に第1〜第4の対線84〜84(図では第2および第4の対線84、84のみが図示されている。)が1対ずつ収容されている。線材整列補助具81Fのフック状の一対の突起部94、94は、十字介材95の中心部を両側から挟み込む状態でモジュラケーブル51内に挿入される。一対の突起部94、94は鉤型あるいはフックの間隙が狭窄する構造となっている。したがって、第8の変形例のモジュラプラグ81Fの組み立てを行う際には、対の突起部94、94が十字介材95の中心部を両側から挟み込んだ状態で、モジュラケーブル51から引き出した第1〜第4の対線84〜84を補助具本体82の筒状の孔85〜85に挿入すればよい。これにより補助具本体82Fとモジュラケーブル51の連結が確実に行われる。
【0069】
<本発明の第9の変形例>
【0070】
図22は、以上説明した実施例および第1〜第8の変形例に対する変形可能性を説明するためのものである。先の実施例および各変形例では、図1に示したように圧接電極端子56〜56のうちの第1、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56、56が第3、第6の圧接電極端子56、56よりもモジュラプラグ52の先端側に位置することにした。
【0071】
これとは逆に、図22に示すモジュラプラグ52Gのように圧接電極端子部54Gを構成する第3、第6の圧接電極端子56、56が第1、第2、第4、第5、第7および第8の圧接電極端子56、56、56、56、56、56よりもモジュラプラグ52Gの先端側に位置するようになっていてもよい。
【0072】
更にこれらの実施例および変形例では8個の端子のうちの2個と6個の端子が段違いにかつプラグ先端側からの距離を異にして配置されたが、2つのグループの端子の数がこれら以外であってもよいことは当然である。また、モジュラプラグに配置される端子の総数については、8個以外のものが本発明に含まれることも当然である。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1または請求項3記載の発明によれば、モジュラジャック側のそれぞれ対応する電極とモジュラハウジングの装着時に電気的に接触する複数の電極端子が2段構成とされている場合に、これらの段の電極端子をモジュラジャックへの挿入方向に所定長以上ずらして配置した。これにより、モジュラジャックに対する互換性を確保しながら、モジュラプラグ側における異なった段同士の撚りを解いた平行線の部分の長さを実質的に減少させて近端クロストークの低減を図ることができる。
【0074】
また請求項2記載の発明によれば、モジュラプラグを構成するモジュラハウジングに嵌合させることで組み込むプラグ用補助具の一部をシールド構造として収容部に収容される線同士を静電的にシールドしてクロストークの減少を図ることができる。しかもプラグ用補助具を使用するので、モジュラプラグの組み立てが簡単となる。
【0075】
更に請求項5記載の発明によれば、プラグ用補助具に、電極端子のそれぞれに一端を接続する複数の対線とこれらを対線ごとに仕分ける十字介材とを収容したモジュラケーブルの十字介材の所定箇所を引っ掛けて保持する保持手段が備えられているので、モジュラケーブルとモジュラプラグの接続が安定する。しかもプラグ用補助具に保持手段を備えさせたので、モジュラプラグの組み立て段階で十字介材が存在するモジュラケーブル用にのみこのプラグ用補助具を使用すればよく、それ以外のモジュラプラグの製造との製造の切り替えが容易である。また、モジュラハウジングの部分の部品の共通化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるモジュラケーブルに取り付けられたモジュラプラグを表わした斜視図である。
【図2】図1に示した第1の圧接電極端子の箇所でモジュラケーブルの長手方向にモジュラプラグを切断した端面図である。
【図3】図1に示した第3の圧接電極端子の箇所でモジュラケーブルの長手方向にモジュラプラグを切断した端面図である。
【図4】挿入先のモジュラジャック側から本実施例のモジュラプラグを見た正面図である。
【図5】本実施例でモジュラジャックとの接続状態を図3と同一の箇所で切断して示した端面図である。
【図6】挿入先のモジュラジャック側から本実施例のモジュラプラグを見た正面図である。
【図7】本実施例で第3のスリットを面方向に切断したモジュラプラグの端面図である。
【図8】本発明の第1の変形例でストローク防止シールドの他の例を示したモジュラプラグの正面図である。
【図9】第1の変形例で第3の導体を軸方向に切断したモジュラプラグの端面図である。
【図10】本発明の第2の変形例としてのモジュラプラグに組み込む線材整列補助具を示した斜視図である。
【図11】第2の変形例のモジュラプラグに組み込む線材整列補助具を図10とは異なる方向から示した斜視図である。
【図12】図11に示した状態の線材整列補助具にモジュラケーブルを取り付ける様子を示した斜視図である。
【図13】本発明の第3の変形例におけるモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の斜視図である。
【図14】本発明の第4の変形例におけるモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の斜視図である。
【図15】本発明の第5の変形例におけるモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の斜視図である。
【図16】本発明の第6の変形例におけるモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の斜視図である。
【図17】第6の変形例における線材整列補助具を組み込んだモジュラプラグを切断した端面図である。
【図18】本発明の第7の変形例におけるモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の斜視図である。
【図19】第7の変形例における線材整列補助具を組み込んだモジュラプラグを切断した端面図である。
【図20】本発明の第8の変形例としてモジュラプラグに組み込む線材整列補助具の斜視図である。
【図21】第8の変形例の線材整列補助具とモジュラケーブルの接続の様子を表わした要部斜視図である。
【図22】本発明の第9の変形例としてのモジュラプラグを示した斜視図である。
【図23】従来用いられたモジュラプラグの斜視図である。
【図24】モジュラプラグを図23と上下逆転して示した斜視図である。
【図25】従来における対線に対するモジュラプラグの取り付け方法を示した斜視図である。
【図26】モジュラプラグに対する従来の結線の一例を示した説明図である。
【図27】従来の提案によるモジュラプラグにおける負荷棒の断面構造を表わした断面図である。
【符号の説明】
51 モジュラケーブル
52、52G モジュラプラグ
53 モジュラプラグハウジング
56 圧接電極端子
58 線材の非撚平行部分
65 (モジュラジャック側の)電極
71、72 穴
73、74 導体
81 線材整列補助具
84 対線
85、89 孔
92 溝
94 突起部
95 十字介材

Claims (6)

  1. モジュラジャックの開口部に先端部分から挿入して装着するためのモジュラハウジングと、
    このモジュラハウジングの先端部に配置され、前記モジュラハウジングの挿入方向と直交する方向に2段構成とされ、一方の段のそれぞれの端子位置が他方の段のそれぞれの端子位置と前記挿入方向に所定長以上ずれて配置され、前記モジュラジャック側のそれぞれ対応する電極と前記モジュラハウジングの装着時に電気的に接触する複数の電極端子
    とを具備することを特徴とするモジュラプラグ。
  2. モジュラジャックの開口部に先端部分から挿入して装着するためのモジュラハウジングと、
    モジュラジャックの開口部に挿入する側の端部に配置され、前記モジュラジャック側のそれぞれ対応する電極と前記モジュラハウジングの装着時に電気的に接触する複数の電極端子と、これら複数の電極端子に一端をそれぞれ対応させて接続する線を収容する収容部と、この収容部に収容される前記線をシールドするシールド部材とを備え、前記モジュラハウジングの開口部に嵌合されるプラグ用補助具
    とを具備することを特徴とするモジュラプラグ。
  3. 前記プラグ用補助具には、前記複数の電極端子がモジュラハウジングの挿入方向と直交する方向に2段構成となり、かつ一方の段のそれぞれの端子位置が他方の段のそれぞれの端子位置と前記挿入方向に所定長以上ずれて配置されていることを特徴とする請求項2記載のモジュラプラグ。
  4. 前記複数の電極端子に接続する線は複数組の対線であり、このうちの少なくとも1組の対線が残りの対線とは異なる段の電極端子に接続されることを特徴とする請求項1または請求項3記載のモジュラプラグ。
  5. 前記プラグ用補助具は、電極端子のそれぞれに一端を接続する複数の対線とこれらを対線ごとに仕分ける十字介材とを収容したモジュラケーブルの前記十字介材の所定箇所を引っ掛けて保持する保持手段を更に具備することを特徴とする請求項2記載のモジュラプラグ。
  6. 前記対線は撚り対線で構成されていることを特徴とする請求項4または請求項5記載のモジュラプラグ。
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